JP2013050346A - 油入電気機器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】容器2の表面2aにおいて、容器2から外部に漏れ出た油のしずくを受け流すように、容器2の周方向および高さ方向の少なくともいずれか一方向に配置される油検知部10を、容器2の周方向において、互いの内端部が近接するように、かつ、内側に向かうにしたがって下降傾斜するように配置される一対の第1油検知部10A,10Aと、両端部が第1油検知部10A,10Aの内端部間よりも外側に延出されるようにして、第1油検知部10A,10Aの内側部間の下方に配置される第2油検知部と10Bで構成し、前記各油検知部10A,10Bが油のしずくを吸収して変色するのを外部から視認する。
【選択図】図2
Description
(変形例1)
まず、変形例1について説明する。この変形例1は、油検知部として、油を吸収して変色する油検知剤が使用されている。そして、図6(a)に示すように、低圧側ブッシング5が配置された容器2の表面2a、具体的には、低圧側ブッシング5の下側の面において、低圧側ブッシング5の中心を通る上下方向の中心線Pを基準にして、該中心線Pから外側に向かうにしたがって下降傾斜(例えば、15〜30度)にするように、かつ、漏れ出る絶縁油を吸収できる幅寸法(例えば、3〜5cm)で、直線状(15〜20cmの長さ)に油検知剤が塗布されて、一対の第1油検知部10A,10Aが形成されている。そして、各第1油検知部10A,10Aの下方において、外側から前記中心線Pに向かうにしたがって下降傾斜するように、直線状に油検知剤が塗布されて、一対の第2油検知部10B,10Bが形成されている。
つぎに変形例2について説明する。この変形例2は、油検知部として、油を吸収して変色する油検知剤が使用されている。そして、図6(b)に示すように、一対の第1油検知部10D,10Dと、第2油検知部10Eと、一対の第3油検知部10F,10Fと、第4油検知部10Gとを備えている。第1油検知部10D,10Dは、1/4円弧状で、互いの内端部が下向きになるように油検知剤が塗布され、外端部が外向きになるように油検知剤が塗布されている。第2油検知部10Eは、第1油検知部10D,10Dの下方に配置され、1/2円弧状に油検知剤が塗布され、第1油検知部10D,10Dの内端部間の下方に配置されている。また、第2油検知部10Eは、その直径が、各第1油検知部10D,10Dの内端部間の距離よりも小さくなっている。また、第2油検知部10Eは、外周部の両端部が、各第1油検知部10D,10Dの内端部よりも内側に位置している。第3油検知部10F,10Fは、第2油検知部10Eの下方に配置され、1/4円弧状部100Fと、該円弧状部100Fの外端部から外方に向かって延出される直線状の延出部101Fとを備えるように油検知剤が塗布されている。第4油検知部10Gは、第3油検知部10F,10Fの下方に配置され、第2油検知部10Eと同様、1/2円弧状に油検知剤が塗布され、外周部の両端部が、各第3油検知部10F,10Fの内端部よりも内側に位置している。この理由としては、低圧側ブッシング5から漏れ出た油のしずくが、容器2の下端部まで流下する時間が長くなるように、かつ、油検知剤に吸収されやすくなるようにするためである。
つぎに変形例3について説明する。この変形例3は、油検知部として、油を吸収して変色する油検知剤が使用されている。そして、図6(c)に示すように、油検知部10は、容器2の周方向に沿って線を描くように形成されている。具体的に説明すると、第1油検知部10Hは、両端部が跳ね上がるように、中央部が緩やかに隆起するように、連続した曲線を描くように、油検知剤が塗布されている。この際、下側の第2および第3油検知部10I,10Jほど、全体が外方に向かって引き延ばされている。具体的に説明すると、第1油検知部10Hの両端部よりも、第2油検知部10Iの両端部が外側に位置し、第2油検知部10Iの両端部よりも、第3油検知部10Jの両端部が外側に位置している。
つぎに変形例4について説明する。この変形例4は、油検知部として、油を吸収して変色する油検知剤が使用されている。そして、図6(d)に示すように、変形例3と同様に、油検知部10は、容器2の周方向に沿って線を描くように形成されている。具体的に説明すると、第1油検知部10Kは、斜め下方に下降傾斜する緩やかな円弧状になるように、油検知剤が塗布されている。第2油検知部10Lは、第1油検知部10Kの勾配よりもやや急勾配になるように、油検知剤が塗布されている。また、第2油検知部10Lは、第1油検知部10Kの長さよりもやや大きくなるように、油検知剤が塗布されている。そして、第2油検知部10Lの一端部は、第1油検知部10Kの一端部よりもやや外側に位置し、第2油検知部10Lの他端部は、第1油検知部10Kの他端部よりも外側に位置している。第3油検知部10Mは、第1油検知部10Kの同じ勾配になるように、油検知剤が塗布されている。また、第3油検知部10Mの両端部は、第2油検知部10Lの両端部からやや外側に位置している。
つぎに変形例5について説明する。この変形例5は、油検知部10として、油検知剤が塗布されたテープが使用されている。そして、図7に示すように、直径5〜8cmの円形状に切断加工されたテープT1と、縦寸法3〜5cm、横寸法20〜25cmの矩形状に切断加工されたテープT2とが周方向および高さ方向に交互に貼着されている。具体的に説明すると、低圧側ブッシング5が配置されている容器2の表面2aの両側に、一対の円形状のテープT1,T1が貼着されている。また、各テープの間、すなわち、低圧側ブッシング5の中心を通る上下方向の中心線Pに位置するように、容器2の周方向に沿って矩形状のテープT2が貼着されている。そして、上述した一対の円形状のテープT1と、矩形状のテープT2とで、第1油検知部10Pが形成されている。この第1油検知部10Pの下方に、一対の矩形状のテープT2,T2と、円形状のテープT1とで形成される第2油検知部10Qが配置されている。そして、第2油検知部10Qの下方に、第1油検知部10Pおよび第2油検知部10Qと同様に構成された、第3および第4油検知部10R,10Sが形成されている。
Claims (8)
- 絶縁油が収容される容器を備え、該容器の表面において、容器から外部に漏れ出た油のしずくを受け流すように、容器の周方向および高さ方向の少なくともいずれか一方向に、前記油のしずくを受け流しつつ吸収して変色する油検知部が前記表面に配置されることを特徴とする油入電気機器。
- 前記油検知部は、前記容器の周方向において、互いの内端部が近接するように配置される一対の第1油検知部と、両端部が第1油検知部の内端部間よりも外側に延出されるようにして、第1油検知部の内端部間の下方に配置される第2油検知部とで、少なくとも構成されることを特徴とする請求項1に記載の油入電気機器。
- 前記各第1油検知部は、内側または外側に向かうにしたがって下降傾斜する傾斜部を有することを特徴とする請求項2に記載の油入電気機器。
- 前記第2油検知部は、前記各第1油検知部とは逆勾配の傾斜部を有することを特徴とする請求項3に記載の油入電気機器。
- 前記容器の表面において、周方向に配置される最上部の油検知部は、周方向に沿って線が描かれるように形成されることを特徴とする請求項1に記載の油入電気機器。
- 前記最上部の油検知部の下方に配置される油検知部は、前記線の太さおよび長さの少なくともいずれか一方が、下側に配置される油検知部ほど大きくなるように形成されることを特徴とする請求項5に記載の油入電気機器。
- 前記容器は、低圧側ブッシングおよび高圧側ブッシングが配置される柱上変圧器の容器であり、前記各油検知部は、低圧側ブッシングおよび高圧側ブッシングが配置される側の容器の表面に設けられることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の油入電気機器。
- 前記容器は、低圧側ブッシングおよび高圧側ブッシング並びに放熱フィンが配置される柱上変圧器の容器であり、前記各油検知部は、低圧側ブッシングおよび高圧側ブッシングが配置される側の容器の表面、放熱フィンの各フィン部間の面、各フィン部の隣り合う放熱面に対して適宜設けられることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の油入電気機器。
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JP2015182045A (ja) * | 2014-03-25 | 2015-10-22 | 株式会社神鋼環境ソリューション | 柱上トランス処理方法 |
Citations (2)
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JPH029412U (ja) * | 1988-07-04 | 1990-01-22 | ||
JP2006216715A (ja) * | 2005-02-02 | 2006-08-17 | Tokyo Electric Power Co Inc:The | 柱上変圧器の漏油滴下防止装置 |
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