JP2013047888A - 積層体および該積層体を有するタッチパネル - Google Patents
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Abstract
【解決手段】基材と、粘着剤層と、導電層とがこの順に積層された積層体であって、前記粘着剤層は、特定の(メタ)アクリル系ポリマー(A)と、架橋剤(B)とを含むことを特徴とする積層体。
【選択図】図2
Description
(A)酸性基を実質的に有しない重量平均分子量が5万以上40万未満である(メタ)アクリル系ポリマーと、
(B)架橋剤とを含み、
前記(メタ)アクリル系ポリマー(A)が、アルキル基の炭素数が8以上の(メタ)アクリル酸アルキルエステル(a-1)5〜60重量%と、水酸基を有するモノマー(a-2)0.5〜10重量%と、窒素含有モノマー(a-3)0.1〜5重量%と、 (メタ)アクリル酸アルコキシアルキルエステル及び/又はアルコキシポリアルキレングリコールモノ(メタ)アクリレート(a-4)20〜94.4重量%とを含むモノマー(全モノマーを100重量%とする)を共重合して得られることを特徴としている。
また、前記(メタ)アクリル酸アルキルエステル(a-1)におけるアルキル基の炭素数は12〜18であることが好ましい。
本発明のタッチパネルは、表面支持体と、粘着剤層と、導電層とがこの順に積層された積層体を含むタッチパネルユニットと、該タッチパネルユニット上に積層されたディスプレイとからなるタッチパネルにおいて、前記積層体が本発明の積層体であることを特徴としている。
また、前記タッチパネルにおいて、前記表面支持体の前記粘着剤層と対面する面の縁部に額縁印刷がなされていると、本発明の効果が好ましく奏される。前記額縁印刷の厚さは、通常10〜50μmの範囲内にある。
前記導電層は、好ましくは金属酸化物としてITOおよび/またはATOを用いた回路パターンであり、該回路パターンに前記粘着剤層が直接接触しており、またその場合、当該回路パターンの厚さは通常10〜100nmの範囲内にある。
従って、本発明の積層体およびそれを使用したタッチパネルにおいては、ITOなどの金属あるいは金属酸化物からなる透明導電膜に対する腐食がおこりにくく透明導電膜の電気的特性の変動が少ないと共に、白化、発泡も発生しにくい。
〔基材〕
前記基材は、一般にタッチパネルの最表面を構成する表面支持体などとして機能するものであり、そのような表面支持体としての機能、すなわち、一定の強度、透明性を有していれば特に制限されない。
本発明における基材は、単層構成の層であってもよく、複数の層が積層されて各層の特性をまとめた複層構成の層であってもよい。
本発明の積層体における粘着剤層は、上述の通り特定の(メタ)アクリル系ポリマー(A)と架橋剤(B)とを含み、必要に応じてその他の成分を含んでもよい。以下、各成分について説明する。
前記(メタ)アクリル系ポリマー(A)は、特定の(メタ)アクリル酸アルキルエステル(a-1)と、水酸基を有するモノマー(a-2)と、窒素含有モノマー(a-3)と、(メタ)アクリル酸アルコキシアルキルエステルおよびアルコキシポリアルキレングリコールモノ(メタ)アクリレートからなる群から選択される少なくとも1種(a-4)とを共重合させて得られる共重合体である。以下、各構成モノマーについて説明する。
本発明の積層体を構成する粘着剤層に使用される(メタ)アクリル系ポリマー(A)には、(メタ)アクリル酸アルキルエステル(a-1)が共重合されている。
この効果を十分に発揮させる観点からは、(メタ)アクリル酸アルキルエステルのアルキル基の主鎖部分の炭素数が8以上であることが好ましく、8〜20であることがより好ましく、10〜20がさらに好ましい。主鎖部分とは、たとえば前記アルキル基が2−エチルヘキシル基などのように分岐を有する基である場合に、最も炭素数の多い鎖をいう。2−エチルヘキシル基では、主鎖部分の炭素数は6である。なお、前記アルキル基の分岐がない直鎖である場合には、当該アルキル基の総炭素数が主鎖部分の炭素数に該当する。主鎖部分の炭素数が10以上である(メタ)アクリル酸アルキルエステルは、側鎖結晶性(メタ)アクリルモノマーともいい、可撓性が良好であるために濡れ性に優れ、結果として本発明の積層体における粘着剤層は段差追従性に特に優れたものとなる。
本発明の積層体を構成する粘着剤層における(メタ)アクリル系ポリマー(A)においては、アルキル基の炭素数が8以上の(メタ)アクリル酸アルキルエステル(a-1)は、(メタ)アクリル系ポリマー(A)の重合に用いられる全モノマーに対して、5〜60重量%である。
なお、(メタ)アクリル系ポリマー(A)において、モノマーの仕込み割合が、共重合割合に等しい。
本発明の積層体を構成する粘着剤層に使用される(メタ)アクリル系ポリマー(A)には、水酸基を有するモノマー(a-2)が共重合されている。
また、水酸基を有するモノマーとしては、水酸基を有する(メタ)アクリル酸エステルが好ましい。そのような化合物の例としては、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、3-ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、4-ヒドロシキブチル(メタ)アクリレート、6-ヒドロキシヘキシル(メタ)アクリレートおよび8-ヒドロキシオクチル(メタ)アクリレートを挙げることができる。
本発明で使用する(メタ)アクリル系ポリマー(A)において、水酸基を有するモノマー(a-2)は、(メタ)アクリル系ポリマー(A)の重合に用いられる全モノマーに対して、0.5〜10重量%、好ましくは2〜8重量%である。
本発明の積層体を構成する粘着剤層に使用される(メタ)アクリル系ポリマー(A)には、窒素含有モノマー(a-3)が共重合されている。
また、アミド基含有モノマーの例としては、(メタ)アクリルアミド、N−メチル(メタ)アクリルアミド、N−エチル(メタ)アクリルアミド、N−プロピル(メタ)アクリルアミド、N−ヘキシル(メタ)アクリルアミド等を挙げることができ、
また、窒素系複素環含有モノマーの例としては、ビニルピロリドン、アクリロイルモルホリン、ビニルカプロラクタム等を挙げることができ、
また、シアノ基含有モノマーの例としては、シアノ(メタ)アクリレート等を挙げることができる。
このような窒素含有モノマー(a-3)は、(メタ)アクリル系ポリマー(A)において、(メタ)アクリル系ポリマー(A)の重合に用いられる全モノマーに対して、0.1〜5重量%、好ましくは0.1〜4重量%の範囲である。窒素含有モノマー(a-3)の量が上記範囲にあると、本発明の積層体における粘着剤層の凝集力を向上させ、さらに、架橋剤(B)による架橋を促進することができる。
本発明の積層体を構成する粘着剤層に使用される(メタ)アクリル系ポリマー(A)には、(メタ)アクリル酸アルコキシアルキルエステルおよびアルコキシポリアルキレングリコールモノ(メタ)アクリレートからなる群から選択される少なくとも1種(a-4)が共重合されている。
(メタ)アクリル系ポリマー(A)には、以上説明したアルキル基の炭素数が8以上の(メタ)アクリル酸アルキルエステル(a-1)、水酸基を有するモノマー(a-2)、窒素含有モノマー(a-3)、(メタ)アクリル酸アルコキシアルキルエステル及び/又はアルコキシポリアルキレングリコールモノ(メタ)アクリレート(a-4)の他に、このポリマー(A)の特性を損なわない範囲内でその他のモノマーが共重合されていてもよい。
((A)(メタ)アクリル系ポリマー)
本発明で使用する(メタ)アクリル系ポリマー(A)は、以上説明したモノマーを上記割合で共重合することにより得られるが、酸性基を実質的に有していない。ここで酸性基を実質的に有していないとは、共重合に際して作為的に酸性基を有するモノマーを配合しないことを意味し、得られるポリマーの酸価で表すと通常は0.5mgKOH/g以下である。
従来使用されていた粘着剤では重量平均分子量が40万〜160万程度の高分子量のアクリル系ポリマーが使用されていたが、本発明では上述のように(メタ)アクリル系ポリマーとして従来と比較して重量平均分子量の低い(メタ)アクリル系ポリマー(A) を用いることにより、粘着剤層が軟質になり形態追従性が良くなり、さらにこの粘着剤層を被着体に貼着する際に気泡を巻き込みにくくなる。なお、重量平均分子量が5万未満の(メタ)アクリル系ポリマー(A)を用いても充分な凝集力が得られない。また重量平均分子量が40万以上の場合には、段差追従性および粘着剤層の厚膜塗工性が不十分なものとなる。
上記の(メタ)アクリル系ポリマー(A)は、公知の方法により製造することができるが、溶液重合により製造することが好ましい。溶液重合においては、重合溶媒として、例えば酢酸エチル、メチルエチルケトン、トルエン、アセトンなどを使用することができる。
本発明の積層体における粘着剤層は、さらに架橋剤(B)を含有している。架橋剤(B)の例としては、イソシアネート系架橋剤、金属キレート系架橋剤などが挙げられるが、高温環境下での耐久性の観点から、イソシアネート系架橋剤が好ましい。
前記架橋剤(B)を配合することにより、本発明の積層体における粘着剤層の凝集力が向上し、貼り付け時に僅かに気泡を巻き込んでも、この気泡の膨張を抑えることができ、優れた耐熱発泡性が発揮される。
本発明の積層体における粘着剤層には、本発明の積層体における粘着剤層の効果を損なわない範囲で、さらに酸化防止剤、金属腐食防止剤、光安定剤、粘着賦与剤、可塑剤、帯電防止剤、架橋促進剤、リワーク剤などを配合することもできる。
これらのその他の成分の配合量は、本発明の効果を損なわない範囲で適宜調整される。
本発明の積層体における導電層は、金属あるいは金属酸化物からなる単層の構造であってもよいし、当該層に更に電極板等が積層した複層構造であってもよい。複層構造の場合には、本発明の積層体における粘着剤層は、電極板と接する。
導電層は好ましくは、静電容量方式のタッチパネルにおいて主流の、金属あるいは金属酸化物からなる単層構造である。
本発明の積層体は、以上説明した基材と、粘着剤層と、導電層とがこの順に積層されてなる。
(1)基材上に粘着剤層を形成する粘着剤組成物を塗布して粘着剤層を形成し、さらにその粘着剤層上に導電層を形成する方法
(2)導電層上に粘着剤層を形成する粘着剤組成物を塗布して粘着剤層を形成し、さらにその粘着剤層上に基材を積層する方法
(3)予め剥離ライナー上に粘着剤層を形成しておき、これ(粘着剤層)を基材上に転写し、剥離ライナーを剥離し、さらに転写された粘着剤層を、粘着剤層が導電層に接するようにして、基材とともに導電層に貼着する方法
(4)予め剥離ライナー上に粘着剤層を形成しておき、これ(粘着剤層)を導電層上に転写し、剥離ライナーを剥離し、さらに転写された粘着剤層を、粘着剤層が基材に接するようにして、導電層とともに基材に貼着する方法が挙げられる。
23℃で7日間熟成後の粘着剤層サンプル約0.1gをサンプル瓶に採取し、酢酸エチル30ccを加えて4時間振盪した後、このサンプル瓶の内容物を200メッシュのステンレス製金網で濾過し、金網上の残留物を100℃で2時間乾燥して乾燥重量を測定し、次式により求める。
本発明のタッチパネルは、表面支持体と、粘着剤層と、導電層とがこの順に積層された積層体を含むタッチパネルユニットと、ディスプレイとからなるタッチパネルであって、前記積層体が、本発明の積層体であることを特徴としている。すなわち、本発明の積層体における基材は、本発明のタッチパネルにおける表面支持体として機能する。
図1に抵抗膜方式タッチパネルユニット10-1の例を示す。図1に示されるように、抵抗膜方式のタッチパネルユニット10-1は、貼り合わせ剤30によって間隙34が形成されるように上部積層体11-1と下部積層体13-1とが離間して結合してなり、間隙34内には有効にスペースを確保するためにスペーサー32が配置されている。
また、下部積層体13-1には、同様に間隙34に面して金属あるいは金属酸化物からなる透明導電膜27-2が形成されており、この透明導電膜27-2は、ITO(インジウムティンオキサイド)、ATO(アンチモンティンオキサイド)、酸化錫などの透明性を有する導電材料で形成されており、通常は図1に示すようにポリエチレンテレフタレート(PET)あるいはガラスからなる下部電極支持体25-2の表面に形成されている。
なお、上記透明導電膜27-1および27-2は、回路パターンとして形成されており、表面支持体21-1の上から指などで圧力を加えることにより、圧力が加わった部分の間隙34が消滅して透明導電膜27-1および27-2が接触して通電し、加圧部分を検知するように形成されている。
他方、静電容量方式のタッチパネルユニット10-2は、図2に示すように、一般にはガラス、ポリカーボネートなどの透明性の高い部材からなる中央支持体60を挟んで上部積層体15-1と下部積層体15-2とが対向配置された構造を有していることが多い。
上記静電容量方式のタッチパネルユニット10-2において、上部表面支持体51-1の厚さは通常は25〜2000μm、上部透明導電膜57-1の厚さは通常は10〜100nmであり、両者を接着する粘着剤層53-1の厚さは上述のように10〜1000μmである。また下部積層体15-2において、下部透明導電膜57-2の厚さは通常は10〜100nmであり、最深部の表面支持体51-2の厚さは通常は25〜2000μmであり、両者を接着する粘着剤層53-2の厚さは上述のように10〜1000μmである。また、上記上部積層体15-1と下部積層体15-2との間にある中央支持体60の厚さは、通常は25〜2000μmの範囲内にある。
上記のようなタッチパネルユニットには、例えば図2にAで示す上部表面支持体51-1の縁部の、表面支持体51-1の粘着剤層53-1と接触する面に額縁印刷が施される。この額縁印刷部分を図3に拡大して示す。図3において額縁印刷部分は付番62で示されている。この額縁印刷部分62の厚さ(t0)は通常10〜50μmであり、その断面はほぼ矩形に形成されている。粘着剤層53-1は、上述したように予め剥離ライナー上に形成された粘着剤層を導電層上に転写し、剥離ライナーを剥離して露出した粘着剤層の面に基材(表面支持体51-1)を貼着することなどにより形成されるので、粘着剤層が硬質で形態追従性に乏しいと、図4(イ)に示すように額縁印刷部分62の端部であって表面支持体51-1との間に、粘着剤層53-1が表面支持体51-1および額縁印刷部分62の縁部のいずれにも接触していない空隙64が形成されてしまう。この部分は本来は図4(ロ)に示すように、空隙64を形成せずに表面支持体51-1および額縁印刷部分62の縁部に粘着剤層53-1が密着しなければならない。
以下に示す方法により、測定および評価を行った。
<重量平均分子量>
ゲルパーミエーションクロマトグラフィ(GPC)を用いて、標準ポリスチレン換算による重量平均分子量(Mw)および数平均分子量(Mn)を求めた。
測定条件
装置:HLC-8120(東ソー(株)製)
カラム:G7000HXL(東ソー(株)製)
GMHXL(東ソー(株)製)
G2500HXL(東ソー(株)製)
サンプル濃度:1.5mg/ml(テトラヒドロフランで希釈)
移動相溶媒:テトラヒドロフラン
流速:1.0ml/min
カラム温度:40℃
イソプロピルアルコールで拭いたポリカーボネート板に50mm×60mmにカットした粘着シートを貼り付け、50℃×5atmで20分間オートクレーブ処理を行った。次いで、1時間室温で静置した後、85℃、85%RH環境下に500時間置き、23℃、65%RHで1時間静置下後、ヘイズメーターHM-150(村上色彩研究所(株)製)を用いてJIS K 7361に準拠してヘイズを測定し、粘着剤層の白化を評価した。
イソプロピルアルコールで拭いたポリカーボネート板に、50mm×60mmにカットした粘着シートを貼り付け、50℃×5atmで20分間オートクレーブ処理を行った。次いで、1時間室温で静置した後、85℃、85%RH環境下に500時間置き、23℃、65%RHで1時間静置した後、粘着剤層の発泡の有無を目視で確認した。評価の基準は以下の通りである
(評価) (内容)
○ :目視では粘着剤層に気泡は確認できない。
× :大きな気泡が確認できる。また、粘着剤層が基材または被着体から浮いている。
10mm×100mmにカットしたITO蒸着PETフィルムに、粘着シートを10mm×60mmにカットして貼り付け、50℃×5atmで20分間オートクレーブ処理を行った。次いで、1時間室温で静置した後、60℃、90%RH環境下に500時間置き、23℃、65%RHで1時間静置した後、ITO蒸着フィルムの抵抗値を測定し、あらかじめ測定しておいた試験前の抵抗値と比較し、抵抗値の変化率を求めた。なお、抵抗値の測定には、テスター(三和電気計器(株)製、;デジタルマルチメーター PC510)を用いた。
粘着シートの片面の剥離処理されたPETフィルムを剥がし、25μmPETフィルムを貼り合わせ、50mm×50mmに裁断して試験片を作成した。
◎ :目視では貼りつけ段差部分に気泡は確認できない。
○ :目視で貼りつけ段差部分に僅かに気泡が確認できる。
△ :目視で貼り付け段差部分に気泡が確認できる。さらに、24時間放置後には、気泡がはっきりと確認できる。
× :貼りつけ段差部分に大きな気泡が確認できる。また、粘着剤層が基材または被着体から浮いている。
厚み38μmのポリエチレンテレフタレート(PET)フィルムに、乾燥後の厚みが200μmになるように塗工し、80℃で2分間乾燥した後、塗膜表面を目視で確認した。
○:塗膜表面が滑らかで気泡や荒れがない
×:塗膜表面に気泡や荒れが見られる
〔製造例1〕
攪拌機、環流冷却器、温度計および窒素導入管を備えた反応装置に、2−エチルヘキシルアクリレート(2-EHA)20重量部、メトキシエチルアクリレート(MEA)60重量部、n−ブチルアクリレート(BA)11重量部、アクリルアミド(AM)2重量部、2-ヒドロキシエチルアクリレート(2-HEA)7重量部、酢酸エチル(EtAc)100重量部およびメチルエチルケトン(MEK)20重量部を仕込み、窒素ガスを導入しながら70℃に昇温した。
反応終了後、酢酸エチル(EtAc)にて反応液を希釈し、固形分濃度30%に調整し、重量平均分子量30万のアクリル系ポリマー1を得た。
〔製造例2〕
攪拌機、環流冷却器、温度計および窒素導入管を備えた反応装置に、ラウリルアクリレート(LA)10重量部、メトキシエチルアクリレート(MEA)60重量部、n−ブチルアクリレート(BA)21重量部、アクリルアミド(AM)2重量部、2-ヒドロキシエチルアクリレート(2-HEA)7重量部、酢酸エチル(EtAc)100重量部およびメチルエチルケトン(MEK)20重量部を仕込み、窒素ガスを導入しながら70℃に昇温した。
反応終了後、酢酸エチル(EtAc)にて反応液を希釈し、固形分濃度30%に調整し、重量平均分子量30万のアクリル系ポリマー2を得た。
〔製造例3〕
攪拌機、環流冷却器、温度計および窒素導入管を備えた反応装置に、ラウリルアクリレート(LA)20重量部、メトキシエチルアクリレート(MEA)60重量部、n−ブチルアクリレート(BA)11重量部、アクリルアミド(AM)2重量部、2-ヒドロキシエチルアクリレート(2-HEA)7重量部、酢酸エチル(EtAc)100重量部およびメチルエチルケトン(MEK)20重量部を仕込み、窒素ガスを導入しながら70℃に昇温した。
反応終了後、酢酸エチル(EtAc)にて反応液を希釈し、固形分濃度30%に調整し、重量平均分子量30万のアクリル系ポリマー3を得た。
〔製造例4〕
攪拌機、環流冷却器、温度計および窒素導入管を備えた反応装置に、ラウリルアクリレート(LA)55重量部、メトキシエチルアクリレート(MEA)36重量部、アクリルアミド(AM)2重量部、2-ヒドロキシエチルアクリレート(2-HEA)7重量部、酢酸エチル(EtAc)100重量部およびメチルエチルケトン(MEK)20重量部を仕込み、窒素ガスを導入しながら70℃に昇温した。
反応終了後、酢酸エチル(EtAc)にて反応液を希釈し、固形分濃度30%に調整し、重量平均分子量30万のアクリル系ポリマー4を得た。
〔製造例5〕
攪拌機、環流冷却器、温度計および窒素導入管を備えた反応装置に、ラウリルメタアクリレート(LMA)20重量部、メトキシエチルアクリレート(MEA)60重量部、n−ブチルアクリレート(BA)11重量部、アクリルアミド(AM)2重量部、2-ヒドロキシエチルアクリレート(2-HEA)7重量部、酢酸エチル(EtAc)100重量部およびメチルエチルケトン(MEK)20重量部を仕込み、窒素ガスを導入しながら70℃に昇温した。
反応終了後、酢酸エチル(EtAc)にて反応液を希釈し、固形分濃度30%に調整し、重量平均分子量30万のアクリル系ポリマー5を得た。
〔製造例6〕
攪拌機、環流冷却器、温度計および窒素導入管を備えた反応装置に、ステアリルアクリレート(SA)20重量部、メトキシエチルアクリレート(MEA)60重量部、n−ブチルアクリレート(BA)11重量部、アクリルアミド(AM)2重量部、2-ヒドロキシエチルアクリレート(2-HEA)7重量部、酢酸エチル(EtAc)100重量部およびメチルエチルケトン(MEK)20重量部を仕込み、窒素ガスを導入しながら70℃に昇温した。
反応終了後、酢酸エチル(EtAc)にて反応液を希釈し、固形分濃度30%に調整し、重量平均分子量30万のアクリル系ポリマー6を得た。
〔製造例7〕
攪拌機、環流冷却器、温度計および窒素導入管を備えた反応装置に、ラウリルアクリレート(LA)20重量部、メトキシエチルアクリレート(MEA)60重量部、n−ブチルアクリレート(BA)12.9重量部、アクリルアミド(AM)0.1重量部、2-ヒドロキシエチルアクリレート(2-HEA)7重量部、酢酸エチル(EtAc)100重量部およびメチルエチルケトン(MEK)20重量部を仕込み、窒素ガスを導入しながら70℃に昇温した。
反応終了後、酢酸エチル(EtAc)にて反応液を希釈し、固形分濃度30%に調整し、重量平均分子量30万のアクリル系ポリマー7を得た。
〔製造例8〕
攪拌機、環流冷却器、温度計および窒素導入管を備えた反応装置に、ラウリルアクリレート(LA)20重量部、メトキシエチルアクリレート(MEA)60重量部、n−ブチルアクリレート(BA)8重量部、アクリルアミド(AM)4.5重量部、2-ヒドロキシエチルアクリレート(2-HEA)7重量部、酢酸エチル(EtAc)100重量部およびメチルエチルケトン(MEK)20重量部を仕込み、窒素ガスを導入しながら70℃に昇温した。
反応終了後、酢酸エチル(EtAc)にて反応液を希釈し、固形分濃度30%に調整し、重量平均分子量30万のアクリル系ポリマー8を得た。
〔製造例9〕
攪拌機、環流冷却器、温度計および窒素導入管を備えた反応装置に、ラウリルアクリレート(LA)20重量部、メトキシエチルアクリレート(MEA)60重量部、n−ブチルアクリレート(BA)11重量部、ジメチルアミノエチルアクリレート(DMAEA)2重量部、2-ヒドロキシエチルアクリレート(2-HEA)7重量部、酢酸エチル(EtAc)100重量部およびメチルエチルケトン(MEK)20重量部を仕込み、窒素ガスを導入しながら70℃に昇温した。
反応終了後、酢酸エチル(EtAc)にて反応液を希釈し、固形分濃度30%に調整し、重量平均分子量30万のアクリル系ポリマー9を得た。
〔製造例10〕
攪拌機、環流冷却器、温度計および窒素導入管を備えた反応装置に、ラウリルアクリレート(LA)20重量部、メトキシエチルアクリレート(MEA)60重量部、n−ブチルアクリレート(BA)11重量部、n−ビニルピロリドン(n-VP)2重量部、2-ヒドロキシエチルアクリレート(2-HEA)7重量部、酢酸エチル(EtAc)100重量部およびメチルエチルケトン(MEK)20重量部を仕込み、窒素ガスを導入しながら70℃に昇温した。
反応終了後、酢酸エチル(EtAc)にて反応液を希釈し、固形分濃度30%に調整し、重量平均分子量30万のアクリル系ポリマー10を得た。
〔製造例11〕
攪拌機、環流冷却器、温度計および窒素導入管を備えた反応装置に、ラウリルアクリレート(LA)20重量部、メトキシエチルアクリレート(MEA)60重量部、n−ブチルアクリレート(BA)11重量部、アクロイルモルホリン(ACMO)2重量部、2-ヒドロキシエチルアクリレート(2-HEA)7重量部、酢酸エチル(EtAc)100重量部およびメチルエチルケトン(MEK)20重量部を仕込み、窒素ガスを導入しながら70℃に昇温した。
反応終了後、酢酸エチル(EtAc)にて反応液を希釈し、固形分濃度30%に調整し、重量平均分子量30万のアクリル系ポリマー11を得た。
〔製造例12〕
攪拌機、環流冷却器、温度計および窒素導入管を備えた反応装置に、ラウリルアクリレート(LA)20重量部、メトキシエチルアクリレート(MEA)60重量部、n−ブチルアクリレート(BA)17.5重量部、アクリルアミド(AM)2重量部、2-ヒドロキシエチルアクリレート(2-HEA)0.5重量部、酢酸エチル(EtAc)100重量部およびメチルエチルケトン(MEK)20重量部を仕込み、窒素ガスを導入しながら70℃に昇温した。
反応終了後、酢酸エチル(EtAc)にて反応液を希釈し、固形分濃度30%に調整し、重量平均分子量30万のアクリル系ポリマー12を得た。
〔製造例13〕
攪拌機、環流冷却器、温度計および窒素導入管を備えた反応装置に、ラウリルアクリレート(LA)20重量部、メトキシエチルアクリレート(MEA)60重量部、n−ブチルアクリレート(BA)8重量部、アクリルアミド(AM)2重量部、2-ヒドロキシエチルアクリレート(2-HEA)10重量部、酢酸エチル(EtAc)100重量部およびメチルエチルケトン(MEK)20重量部を仕込み、窒素ガスを導入しながら70℃に昇温した。
反応終了後、酢酸エチル(EtAc)にて反応液を希釈し、固形分濃度30%に調整し、重量平均分子量30万のアクリル系ポリマー13を得た。
〔製造例14〕
攪拌機、環流冷却器、温度計および窒素導入管を備えた反応装置に、ラウリルアクリレート(LA)20重量部、メトキシエチルアクリレート(MEA)60重量部、n−ブチルアクリレート(BA)11重量部、アクリルアミド(AM)2重量部、2-ヒドロキシエチルアクリレート(2-HEA)7重量部、酢酸エチル(EtAc)110重量部およびメチルエチルケトン(MEK)10重量部を仕込み、窒素ガスを導入しながら70℃に昇温した。
反応終了後、酢酸エチル(EtAc)にて反応液を希釈し、固形分濃度30%に調整し、重量平均分子量40万のアクリル系ポリマー14を得た。
〔製造例15〕
攪拌機、環流冷却器、温度計および窒素導入管を備えた反応装置に、ラウリルアクリレート(LA)20重量部、メトキシエチルアクリレート(MEA)60重量部、n−ブチルアクリレート(BA)11重量部、アクリルアミド(AM)2重量部、2-ヒドロキシエチルアクリレート(2-HEA)7重量部およびメチルエチルケトン(MEK)120重量部を仕込み、窒素ガスを導入しながら70℃に昇温した。
反応終了後、酢酸エチル(EtAc)にて反応液を希釈し、固形分濃度30%に調整し、重量平均分子量10万のアクリル系ポリマー15を得た。
〔製造例16〕
攪拌機、環流冷却器、温度計および窒素導入管を備えた反応装置に、ラウリルアクリレート(LA)20重量部、メトキシエチルアクリレート(MEA)60重量部、n−ブチルアクリレート(BA)16重量部、アクリルアミド(AM)2重量部、2-ヒドロキシエチルアクリレート(2-HEA)2重量部、酢酸エチル(EtAc)100重量部およびメチルエチルケトン(MEK)20重量部を仕込み、窒素ガスを導入しながら70℃に昇温した。
反応終了後、酢酸エチル(EtAc)にて反応液を希釈し、固形分濃度30%に調整し、重量平均分子量30万のアクリル系ポリマー16を得た。
〔製造例17〕
攪拌機、環流冷却器、温度計および窒素導入管を備えた反応装置に、ラウリルアクリレート(LA)20重量部、メトキシエチルアクリレート(MEA)60重量部、n−ブチルアクリレート(BA)13重量部、アクリルアミド(AM)2重量部、2-ヒドロキシエチルアクリレート(2-HEA)5重量部、酢酸エチル(EtAc)100重量部およびメチルエチルケトン(MEK)20重量部を仕込み、窒素ガスを導入しながら70℃に昇温した。
反応終了後、酢酸エチル(EtAc)にて反応液を希釈し、固形分濃度30%に調整し、重量平均分子量30万のアクリル系ポリマー17を得た。
〔製造例18〕
攪拌機、環流冷却器、温度計および窒素導入管を備えた反応装置に、メトキシエチルアクリレート(MEA)60重量部、n−ブチルアクリレート(BA)31重量部、アクリルアミド(AM)2重量部、2-ヒドロキシエチルアクリレート(2-HEA)7重量部、酢酸エチル(EtAc)100重量部およびメチルエチルケトン(MEK)20重量部を仕込み、窒素ガスを導入しながら70℃に昇温した。
反応終了後、酢酸エチル(EtAc)にて反応液を希釈し、固形分濃度30%に調整し、重量平均分子量30万のアクリル系ポリマー18を得た。
〔製造例19〕
攪拌機、環流冷却器、温度計および窒素導入管を備えた反応装置に、ラウリルアクリレート(LA)2重量部、メトキシエチルアクリレート(MEA)60重量部、n−ブチルアクリレート(BA)29重量部、アクリルアミド(AM)2重量部、2-ヒドロキシエチルアクリレート(2-HEA)7重量部、酢酸エチル(EtAc)100重量部およびメチルエチルケトン(MEK)20重量部を仕込み、窒素ガスを導入しながら70℃に昇温した。
反応終了後、酢酸エチル(EtAc)にて反応液を希釈し、固形分濃度30%に調整し、重量平均分子量30万のアクリル系ポリマー19を得た。
〔製造例20〕
攪拌機、環流冷却器、温度計および窒素導入管を備えた反応装置に、ラウリルアクリレート(LA)70重量部、メトキシエチルアクリレート(MEA)21重量部、アクリルアミド(AM)2重量部、2-ヒドロキシエチルアクリレート(2-HEA)7重量部、酢酸エチル(EtAc)100重量部およびメチルエチルケトン(MEK)20重量部を仕込み、窒素ガスを導入しながら70℃に昇温した。
反応終了後、酢酸エチル(EtAc)にて反応液を希釈し、固形分濃度30%に調整し、重量平均分子量30万のアクリル系ポリマー20を得た。
〔製造例21〕
攪拌機、環流冷却器、温度計および窒素導入管を備えた反応装置に、ラウリルアクリレート(LA)20重量部、メトキシエチルアクリレート(MEA)10重量部、n−ブチルアクリレート(BA)61重量部、アクリルアミド(AM)2重量部、2-ヒドロキシエチルアクリレート(2-HEA)7重量部、酢酸エチル(EtAc)100重量部およびメチルエチルケトン(MEK)20重量部を仕込み、窒素ガスを導入しながら70℃に昇温した。
反応終了後、酢酸エチル(EtAc)にて反応液を希釈し、固形分濃度30%に調整し、重量平均分子量30万のアクリル系ポリマー21を得た。
〔製造例22〕
攪拌機、環流冷却器、温度計および窒素導入管を備えた反応装置に、ラウリルアクリレート(LA)20重量部、メトキシエチルアクリレート(MEA)60重量部、n−ブチルアクリレート(BA)10重量部、アクリルアミド(AM)2重量部、2-ヒドロキシエチルアクリレート(2-HEA)7重量部、アクリル酸(AA)1重量部、酢酸エチル(EtAc)100重量部およびメチルエチルケトン(MEK)20重量部を仕込み、窒素ガスを導入しながら70℃に昇温した。
反応終了後、酢酸エチル(EtAc)にて反応液を希釈し、固形分濃度30%に調整し、重量平均分子量30万のアクリル系ポリマー22を得た。
〔製造例23〕
攪拌機、環流冷却器、温度計および窒素導入管を備えた反応装置に、ラウリルアクリレート(LA)20重量部、メトキシエチルアクリレート(MEA)60重量部、n−ブチルアクリレート(BA)11重量部、アクリルアミド(AM)2重量部、2-ヒドロキシエチルアクリレート(2-HEA)7重量部および酢酸エチル(EtAc)120重量部を仕込み、窒素ガスを導入しながら70℃に昇温した。
反応終了後、酢酸エチル(EtAc)にて反応液を希釈し、固形分濃度30%に調整し、重量平均分子量50万のアクリル系ポリマー23を得た。
〔製造例24〕
攪拌機、環流冷却器、温度計および窒素導入管を備えた反応装置に、ラウリルアクリレート(LA)20重量部、メトキシエチルアクリレート(MEA)60重量部、n−ブチルアクリレート(BA)11重量部、アクリルアミド(AM)2重量部、2-ヒドロキシエチルアクリレート(2-HEA)7重量部およびメチルエチルケトン(MEK)180重量部を仕込み、窒素ガスを導入しながら70℃に昇温した。
反応終了後、酢酸エチル(EtAc)にて反応液を希釈し、固形分濃度30%に調整し、重量平均分子量3万のアクリル系ポリマー24を得た。
〔製造例25〕
攪拌機、環流冷却器、温度計および窒素導入管を備えた反応装置に、ラウリルアクリレート(LA)20重量部、メトキシエチルアクリレート(MEA)60重量部、n−ブチルアクリレート(BA)13重量部、2-ヒドロキシエチルアクリレート(2-HEA)7重量部、酢酸エチル(EtAc)100重量部およびメチルエチルケトン(MEK)20重量部を仕込み、窒素ガスを導入しながら70℃に昇温した。
反応終了後、酢酸エチル(EtAc)にて反応液を希釈し、固形分濃度30%に調整し、重量平均分子量30万のアクリル系ポリマー25を得た。
〔製造例26〕
攪拌機、環流冷却器、温度計および窒素導入管を備えた反応装置に、ラウリルアクリレート(LA)20重量部、メトキシエチルアクリレート(MEA)60重量部、n−ブチルアクリレート(BA)6重量部、アクリルアミド(AM)7重量部、2-ヒドロキシエチルアクリレート(2-HEA)7重量部、酢酸エチル(EtAc)100重量部およびメチルエチルケトン(MEK)20重量部を仕込み、窒素ガスを導入しながら70℃に昇温した。
反応終了後、酢酸エチル(EtAc)にて反応液を希釈し、固形分濃度30%に調整し、重量平均分子量30万のアクリル系ポリマー26を得た。
〔製造例27〕
攪拌機、環流冷却器、温度計および窒素導入管を備えた反応装置に、ラウリルアクリレート(LA)20重量部、メトキシエチルアクリレート(MEA)60重量部、n−ブチルアクリレート(BA)18重量部、アクリルアミド(AM)2重量部、酢酸エチル(EtAc)100重量部およびメチルエチルケトン(MEK)20重量部を仕込み、窒素ガスを導入しながら70℃に昇温した。
反応終了後、酢酸エチル(EtAc)にて反応液を希釈し、固形分濃度30%に調整し、重量平均分子量30万のアクリル系ポリマー27を得た。
〔製造例28〕
攪拌機、環流冷却器、温度計および窒素導入管を備えた反応装置に、ラウリルアクリレート(LA)20重量部、メトキシエチルアクリレート(MEA)60重量部、n−ブチルアクリレート(BA)7重量部、アクリルアミド(AM)2重量部、2-ヒドロキシエチルアクリレート(2-HEA)11重量部、酢酸エチル(EtAc)100重量部およびメチルエチルケトン(MEK)20重量部を仕込み、窒素ガスを導入しながら70℃に昇温した。
反応終了後、酢酸エチル(EtAc)にて反応液を希釈し、固形分濃度30%に調整し、重量平均分子量30万のアクリル系ポリマー28を得た。
[実施例1]
製造例1で得たアクリル系ポリマー1 100重量部に対して、架橋剤としてトリメチロールプロパンアダクト型のキシリレンジイソシアネートであるタケネートD−110N(三井化学社製)0.4重量部を混合し、粘着剤組成物を得た。
[実施例2]
アクリル系ポリマー1 100重量部の代わりに製造例2で得たアクリル系ポリマー2 100重量部を用いた以外は、実施例1と同様にして粘着シートを得た。
[実施例3]
アクリル系ポリマー1 100重量部の代わりに製造例3で得たアクリル系ポリマー3 100重量部を用いた以外は、実施例1と同様にして粘着シートを得た。
[実施例4]
アクリル系ポリマー1 100重量部の代わりに製造例4で得たアクリル系ポリマー4 100重量部を用いた以外は、実施例1と同様にして粘着シートを得た。
[実施例5]
アクリル系ポリマー1 100重量部の代わりに製造例5で得たアクリル系ポリマー5 100重量部を用いた以外は、実施例1と同様にして粘着シートを得た。
[実施例6]
アクリル系ポリマー1 100重量部の代わりに製造例6で得たアクリル系ポリマー6 100重量部を用いた以外は、実施例1と同様にして粘着シートを得た。
[実施例7]
アクリル系ポリマー1 100重量部の代わりに製造例7で得たアクリル系ポリマー7 100重量部を用いた以外は、実施例1と同様にして粘着シートを得た。
[実施例8]
アクリル系ポリマー1 100重量部の代わりに製造例8で得たアクリル系ポリマー8 100重量部を用いた以外は、実施例1と同様にして粘着シートを得た。
[実施例9]
アクリル系ポリマー1 100重量部の代わりに製造例9で得たアクリル系ポリマー9 100重量部を用いた以外は、実施例1と同様にして粘着シートを得た。
[実施例10]
アクリル系ポリマー1 100重量部の代わりに製造例10で得たアクリル系ポリマー10 100重量部を用いた以外は、実施例1と同様にして粘着シートを得た。
[実施例11]
アクリル系ポリマー1 100重量部の代わりに製造例11で得たアクリル系ポリマー11 100重量部を用いた以外は、実施例1と同様にして粘着シートを得た。
[実施例12]
アクリル系ポリマー1 100重量部の代わりに製造例12で得たアクリル系ポリマー12 100重量部を用いた以外は、実施例1と同様にして粘着シートを得た。
[実施例13]
アクリル系ポリマー1 100重量部の代わりに製造例13で得たアクリル系ポリマー13 100重量部を用いた以外は、実施例1と同様にして粘着シートを得た。
[実施例14]
アクリル系ポリマー1 100重量部の代わりに製造例14で得たアクリル系ポリマー14 100重量部を用いた以外は、実施例1と同様にして粘着シートを得た。
[実施例15]
アクリル系ポリマー1 100重量部の代わりに製造例15で得たアクリル系ポリマー15 100重量部を用いた以外は、実施例1と同様にして粘着シートを得た。
[実施例16]
アクリル系ポリマー1 100重量部の代わりに製造例16で得たアクリル系ポリマー16 100重量部を用いた以外は、実施例1と同様にして粘着シートを得た。
[実施例17]
アクリル系ポリマー1 100重量部の代わりに製造例17で得たアクリル系ポリマー17 100重量部を用いた以外は、実施例1と同様にして粘着シートを得た。
[比較例1]
アクリル系ポリマー1 100重量部の代わりに製造例18で得たアクリル系ポリマー18 100重量部を用いた以外は、実施例1と同様にして粘着シートを得た。
[比較例2]
アクリル系ポリマー1 100重量部の代わりに製造例19で得たアクリル系ポリマー19 100重量部を用いた以外は、実施例1と同様にして粘着シートを得た。
[比較例3]
アクリル系ポリマー1 100重量部の代わりに製造例20で得たアクリル系ポリマー20 100重量部を用いた以外は、実施例1と同様にして粘着シートを得た。
[比較例4]
アクリル系ポリマー1 100重量部の代わりに製造例21で得たアクリル系ポリマー21 100重量部を用いた以外は、実施例1と同様にして粘着シートを得た。
[比較例5]
アクリル系ポリマー1 100重量部の代わりに製造例22で得たアクリル系ポリマー22 100重量部を用いた以外は、実施例1と同様にして粘着シートを得た。
[比較例6]
アクリル系ポリマー1 100重量部の代わりに製造例23で得たアクリル系ポリマー23 100重量部を用いた以外は、実施例1と同様にして粘着シートを得た。
[比較例7]
アクリル系ポリマー1 100重量部の代わりに製造例24で得たアクリル系ポリマー24 100重量部を用いた以外は、実施例1と同様にして粘着シートを得た。
[比較例8]
アクリル系ポリマー1 100重量部の代わりに製造例25で得たアクリル系ポリマー25 100重量部を用いた以外は、実施例1と同様にして粘着シートを得た。
[比較例9]
アクリル系ポリマー1 100重量部の代わりに製造例26で得たアクリル系ポリマー26 100重量部を用いた以外は、実施例1と同様にして粘着シートを得た。
[比較例10]
アクリル系ポリマー1 100重量部の代わりに製造例27で得たアクリル系ポリマー27 100重量部を用いた以外は、実施例1と同様にして粘着シートを得た。
[比較例11]
アクリル系ポリマー1 100重量部の代わりに製造例28で得たアクリル系ポリマー28 100重量部を用いた以外は、実施例1と同様にして粘着シートを得た。
2EHA・・・2−エチルヘキシルアクリレート
LA・・・ラウリルアクリレート
LMA・・・ラウリルメタアクリレート
SA・・・ステアリルアクリレート
BA・・・ブチルアクリレート
MEA・・・メトキシエチルアクリレート
2−HEA・・・2−ヒドロキシエチルアクリレート
AA・・・アクリル酸
DMAEA・・・ジメチルアミノエチルメタクリレート
AM・・・アクリルアミド
n−VP・・・n−ビニルピロリドン
ACMO・・・アクロイルモルホリン
D−110N・・・キシリレンジイソシアネートのトリメチロールプロパン付加体(三井化学社製)
表中、Mwの単位は万である。重合に用いられる全モノマーを100重量部とする。
10-2・・・静電容量方式のタッチパネルユニット
11-1・・・上部積層体
13-1・・・下部積層体
15-1・・・上部積層体
15-2・・・下部積層体
21-1・・・表面支持体
21-2・・・深部の表面支持体
23-1・・・粘着剤層
23-2・・・粘着剤層
25-1・・・上部電極支持体
25-2・・・下部電極支持体
27-1・・・透明導電膜
27-2・・・透明導電膜
30・・・貼り合わせ剤
32・・・スペーサー
34・・・間隙
51-1・・・表面支持体
51-2・・・表面支持体
53-1・・・粘着剤層
53-2・・・粘着剤層
57-1・・・透明導電膜
57-2・・・透明導電膜
60・・・中央支持体
62・・・額縁印刷部分
64・・・空隙
66・・・気泡
68・・・泡
Claims (12)
- 基材と、粘着剤層と、導電層とがこの順に積層された積層体であって、
前記粘着剤層は、
(A)酸性基を実質的に有しない重量平均分子量が5万以上40万未満である(メタ)アクリル系ポリマーと、
(B)架橋剤とを含み、
前記(メタ)アクリル系ポリマー(A)が、アルキル基の炭素数が8以上の(メタ)アクリル酸アルキルエステル(a-1)5〜60重量%と、水酸基を有するモノマー(a-2)0.5〜10重量%と、窒素含有モノマー(a-3)0.1〜5重量%と、 (メタ)アクリル酸アルコキシアルキルエステルおよびアルコキシポリアルキレングリコールモノ(メタ)アクリレートからなる群から選択される少なくとも1種(a-4)20〜94.4重量%とを含むモノマー(全モノマーを100重量%とする)を共重合して得られることを特徴とする積層体。 - 前記(メタ)アクリル酸アルキルエステル(a-1)において、アルキル基の主鎖部分の炭素数が8以上であることを特徴とする請求項第1項に記載の積層体。
- 前記(メタ)アクリル酸アルキルエステル(a-1)におけるアルキル基の炭素数が12〜18であることを特徴とする請求項第1項または第2項に記載の積層体。
- 前記導電層が、金属あるいは金属酸化物からなる透明導電膜であることを特徴とする請求項第1項〜第3項のいずれか一項に記載の積層体。
- 前記粘着剤層の厚みが10〜1000μmであることを特徴とする請求項第1項〜第4項のいずれか一項に記載の積層体。
- 表面支持体と、粘着剤層と、導電層とがこの順に積層された積層体を含むタッチパネルユニットと、該タッチパネルユニット上に積層されたディスプレイとからなるタッチパネルにおいて、
前記積層体が、請求項第1項〜第5項のいずれか一項に記載の積層体であることを特徴とするタッチパネル。 - 静電容量方式のタッチパネルであることを特徴とする請求項第6項に記載のタッチパネル。
- 前記積層体において、前記表面支持体の前記粘着剤層と対面する面の縁部に額縁印刷がなされていることを特徴とする請求項第6項または第7項に記載のタッチパネル。
- 前記額縁印刷の厚さが、10〜50μmの範囲内にあることを特徴とする請求項第8項に記載のタッチパネル。
- 前記導電層が、金属酸化物としてITOおよび/またはATOを用いた回路パターンであり、該回路パターンに前記粘着剤層が直接接触していることを特徴とする請求項第6項〜第9項のいずれか一項に記載のタッチパネル。
- 前記表面支持体の厚さが25〜2000μmの範囲内にあることを特徴とする請求項第6項〜第10項のいずれかに記載のタッチパネル。
- 前記導電層である回路パターンの厚さが10〜100nmの範囲内にあることを特徴とする請求項第10項又は第11項に記載のタッチパネル。
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