JP2013042296A - 画像処理装置、画像処理方法及びそのプログラム、並びに複合機 - Google Patents

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Abstract

【課題】斜めから原稿を撮影した場合であっても適切な像域分離結果を得、該像域分離結果を使って高画質な画像を得るようにする。
【解決手段】MFP30は、カメラ装置10によって撮影された、互いに撮影方向が180°異なる撮影画像1及び撮影画像2を取得する。そして、撮影画像1及び撮影画像2をそれぞれ台形補正して第1の画像及び第2の画像を生成し、該第1の画像と第2の画像の高解像力領域を切り出し合成して第3の画像を生成する。該第3の画像に対して像域分離処理を行って像域分離結果データを取得し、第1の画像または第2の画像のいずれかに対し、像域分離結果データに基づいて画像処理を行う。
【選択図】図2

Description

本発明は、カメラ装置によって撮影された原稿の撮影画像に対して画像処理を行う画像処理装置、画像処理方法及びそのプログラム、並びに複合機に関する。
昨今、クラウドサービスと連携して使用する複合機(MFP)のニーズが一段と高まってきている。このようなMFPでは、従来のフラッドベッドやシートスルースキャナによって読み取られた原稿(ドキュメント)の読取画像に対する画像処理だけではなく、カメラ付き情報端末などによって撮影された原稿の撮影画像に対する画像処理を行うことも要求される。
従来、フラッドベッドやシートスルースキャナによって読み取られた原稿の読取画像に対して像域分離処理を行い、それぞれの像域(文字、写真等)に最適な画像処理を行うことで、高画質な画像を得ることが知られている。しかしながら、これをカメラ付き情報端末などのカメラ装置によって撮影された原稿の撮影画像に適用した場合、次のような問題がある。
照明による照り返しや撮影者自身の影の映り込み等を避けるために、撮影者は原稿を斜め方向から撮影することがある。このように、原稿を斜め方向から撮影して得られた撮影画像に対して像域分離処理を行った場合、撮影奥側と手前側で解像力が違う為に適切な像域分離結果を得ることができず、高画質な画像が得られない問題がある。
例えば、特許文献1には、カメラ装置で撮影された画像に対して像域分離処理を行い、像域分離結果に従って、それぞれの像域に最適な画像処理を行うことが記載されているが、原稿を斜め方向から撮影した場合に、適切な像域分離結果を得ることができず、高画質な画像が得られない(画質が低下する)という問題は解決されない。
本発明の課題は、カメラ装置によって原稿を斜め方向から撮影した場合であっても適切な像域分離結果を得ることができるようにして、高画質な画像が得ることにある。
本発明では、画像処理装置は、カメラ装置によって撮影された、互いに撮影方向が180°異なる撮影画像1及び撮影画像2を取得する手段、撮影画像1及び撮影画像2をそれぞれ台形補正して第1の画像及び第2の画像を生成する手段、第1の画像と第2の画像の特定領域を切り出し合成して第3の画像を生成する手段、第3の画像に対して像域分離処理を行って像域分離結果データを取得する手段、第1の画像または第2の画像のいずれかに対し、像域分離結果データに基づいて画像処理を行う手段を有することを主要な特徴としている。
本発明よれば、像域分離処理の対象となる画像には、原稿の撮影方向が180°異なる2つの画像を合成した画像を用いるので、原稿を斜めから撮影した場合であっても適切な像域分離結果を得ることができ、この像域分離結果を使用することで、高画質な画像を得ることができる。
本発明の一実施形態のシステム構成図である。 図1の複合機の一実施形態の全体的構成図である。 原稿をカメラ装置で撮影する状態を示す図である。 原稿をカメラ装置で撮影して取得される撮影画像の一例を示す図である。 本発明の一実施形態の全体的処理フローチャートを示す図である。 原稿サイズ、画素数を説明するための図である。 本発明の一実施形態の具体的処理イメージを示す図である。 図2の画像処理部(1)の構成例を示す図である。 図2の画像処理部(2)の構成例を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の一実施の形態を詳細に説明する。なお、実施の形態では複合機(MFP)を画像処理装置とするが、複合機に限定されるものでないことは云うまでもない。
図1は、本発明の一実施形態のシステム構成を示す図である。カメラ装置10は、インターネットなどのネットワーク20を介して、画像処理装置としての複合機(MFP)30に接続されている。図1では、一つのカメラ装置10のみしか示されていないが、一般には多数のカメラ装置がネットワーク20を介してMFP30と接続される。また、MFP30には、パソコン(PC)などのホストコンピュータが接続され、更には電話回線を介してファクシミリ装置(FAX)なども接続されているが、図1では省略してある。
カメラ装置10は、例えばカメラ付き情報端末である。該カメラ装置10は、原稿を撮影し、その画像データ(撮像画像)をネットワーク20を通してMFP30に送信する。MFP30は、カメラ装置10から送られてくる画像データに対して所定の画像処理を行い、蓄積あるいは用紙に印刷して出力する。また、MFP30は、通常のフラッドベッドやシートスルースキャナによって読み取られた原稿の書画データに対する画像処理や、ホストコンピュータから送られてくる書画データに対する画像処理を行い、同様に蓄積あるいは用紙に印刷して出力する。さらに、MFP30はFAX送受信機能を備えている。
図2に、MFP30のハードウエア構成例のブロック図を示す。MFP30は、CPU101、主メモリ102、ハードディスク(HDD)103、操作部104、読取部105、記録部106、画像処理部(1)107、画像処理部(2)108、ネットワークインタフェース(NW−IF)109、ホストコンピュータインタフェース(PC−IF)110、ファクシミリインタフェース(FAX−IF)111、及びこれら各部を接続するバス115などで構成される。
CPU101は、ハードディスク240に格納されているプログラムを主メモリ102に呼び出して実行することで、該MFPの各部の動作を制御すると共に種々の処理を行う。後述するように、このCPU101が、カメラ装置に10によって撮影された原稿の画像データ(撮影画像)に対する必要な処理を行う。主メモリ102はRAMなどであり、CPU101で実行されるプログラムを一時的に記憶すると共に、CPU101での処理に必要なデータやテーブル類、処理途中のデータ(画像データ、その他)などを一時的に記憶する。ハードディスク103は、各種プログラムやデータ、テーブル類などを保持している。このハードディスク103が保持するプログラムの一つに、CPU101がカメラ装置10によって撮影された原稿の画像データに対して、必要な処理を実行するためのプログラムがある。なお、ハードディスク103は、処理結果の画像データなども保持する。
操作部105は、操作パネルであり、利用者がCPU101に対して種々の動作や処理を指示すると共に、データ等を入力する際に用いられる。読取部105は、フラッドベッドやシートスルースキャナなどの総称であり、原稿を読み取る際に用いられる。記録部106はレーザプリンタやその他のプリンタであり、処理結果の画像データなどを用紙に印刷する際に用いられる。
画像処理部(1)107は読取部105用の画像処理モジュールであり、読取部105で読み取られた原稿の画像データ(読取画像)に対して、像域分離処理や色変換処理、その他、必要な画像処理を行う。画像処理部(2)108は、記録部106用の画像処理モジュールであり、記録部106で用紙に印刷する画像データに対して、色変換処理や階調変換処理、その他、必要な画像処理を行う。
一実施形態では、画像処理部(1)107及び画像処理部108は、カメラ装置10で撮影された原稿の画像データ(撮影画像)に対して、必要な画像処理を行う場合にも兼用される。これについては後述する。
ネットワークインタフェース(NW−IF)109は、MFP30とネットワーク20とのインタフェースであり、MFP30は該NW−IF109を通してネットワーク20経由でカメラ装置10と接続される。ホストコンピュータインタフェース(PC−IF)110は、MFP30とホストコンピュータとのインタフェースであり、MFP30は該PC−IF110を通してパソコンなどのホストコンピュータと接続される。ファクシミリインタフェース(FAX−IF)111は、MFP30とファクシミリ装置とのインタフェースであり、MFP30は該FAX−IF111を通して電話回線経由でファクシミリ装置と接続される。
MFP30がコピー機能として使用される場合、読取部105が原稿を読み取り、この読取られた画像データに対して、画像処理部(1)107がライン間補正処理、像域分離処理、γ変換処理、フィルタ処理、色変換処理などを行い、更に必要なら変倍処理を行い、処理結果の画像データを主メモリ102やハードディスク103に格納する。画像処理部(2)108は、主メモリ102やハードディスク103から画像処理部(1)107で処理された画像データを読み出し、その画像データに対して、記録部106の画像表現特性にあった色変換処理、階調変換処理などを行い、再び主メモリ102やハードディスク103に格納する。記録部106は、主メモリ102やハードディスク103から画像処理部(2)108で処理された画像データを読み出し、用紙に印刷して出力する。
また、MFP30がホストコンピュータのプリンタ機能として使用される場合、PC−IF110がホストコンピュータから画像データを受信して主メモリ102やハードディスク103に格納する。画像処理部(2)108は、主メモリ102やハードディスク103から画像データを読み出し、記録部106の画像表現特性にあった色変換処理、階調変換処理などを行い、再び主メモリ102やハードディスク103に格納する。記録部106は、主メモリ102やハードディスク103から画像データを読み出し、用紙に印刷して出力する。
また、MFP30がファクシミリ送信機能として使用される場合、読取部105が原稿を読み取り、この読み取られた画像データに対して、画像処理部(1)107が必要な処理を行い、処理結果の画像データを主メモリ102やハードディスク103に格納する。FAX−IF111は、主メモリ102やハードディスク103から該画像データを読み出し、電話回線を介して相手ファクシミリ装置へ送信する。MFP30がファクシミリ受信機能として使用される場合、FAX−IF111は、電話回線を介して相手ファクシミリ装置から画像データを受信し、主メモリ102やハードディスク103に格納する。画像処理部(2)108は、主メモリ102やハードディスク103から該画像データを読み出し、必要な処理を行って再び主メモリ102やハードディスク103に格納する。記録部106は、主メモリ102やハードディスク103から該画像データを読み出し、用紙に記録して出力する。
MFP30の上記したコピー機能、ホストコンピュータのプリンタ機能、ファクシミリ送受信機能等は、従来と同様であるので、これ以上の詳しい説明は省略する。
以下、MFP30が画像処理装置として、カメラ付情報端末などのカメラ装置10で撮影された原稿の画像データ(撮影画像)に対して画像処理を行う場合について詳しく説明する。
初めに、原稿をカメラ装置で撮影する状態と取得される画像について説明する。
図3は、カメラ装置10で原稿を斜め方向から撮影している状態を示したもので、12は原稿、14は原稿12を載置している台である。図3(a)はカメラ装置10によって原稿12を撮影している状態を側面から見た場合を示し、図3(b)は上方から見た場合を示している。
本来、原稿12をカメラ装置10で撮影する場合、原稿12に対して直上の位置から撮影する方が、原稿12の形状を保ったまま撮影できる。しかしながら、照明による照り返しや撮影者自身の影の映り込みなどが生じる場合、それを避けるために、図3に示すように、撮影者は原稿12に対して斜め方向から撮影することがある。
図4(a)は、原稿12を斜め方向から撮影して取得された画像(撮影画像1とする)を示したものである。図4(a)に示すように、原稿12を斜め方向から撮影した場合、その画像(撮影画像1)は、原稿奥側の幅が手前側より短くなり、台形の状態になる。つまり、撮影者の位置から見て奥側になるほど原稿の幅に対しての画素数が少なくなり、解像力が低下することになる。すなわち、原稿手前側の文字の解像力は高いが、奥側の文字の解像力が低下することになる。
先に述べたように、従来からフラッドベッドやシートスルースキャナによって読み取られた原稿の画像に対して像域分離処理を行い、それぞれの像域に最適な画像処理を行うことで、高画質な画像を得ることが知られている。このため、図2に示すMFP30においても、画像処理部(1)107は像域分離処理機能を備えている。
しかしながら、カメラ装置10で原稿12を斜め方向から撮影して取得された画像(撮影画像)に対して像域分離処理を行った場合、図4(a)のように、撮影奥側と手前側で解像力が違う為に適切な像域分離結果を得ることができず、高画質な画像が得られない。
そこで、本実施形態では、図3において、原稿12の向きを180°回転して、カメラ装置10で該原稿12を同様に斜め方向から撮影した画像を取得する。図4(b)は、この時の画像(撮影画像2とする)を示したものである。そして、撮影画像1と撮影画像2との高解像力領域をそれぞれ切り出して合成して像域分離用画像を生成する。この像域分離用画像に対して像域分離処理を行うことで、カメラ装置10によって原稿12を斜め方向から撮影した場合であっても、適切な像域分離結果を得ることができ、該像域分離結果を用いて所定の画像処理を行うことで高画質な画像を得ることができる。
図5は、MFP30が画像処理装置として、カメラ装置10で撮影された原稿の画像データ(撮影画像)に対して必要な処理を行う一実施形態の全体的処理フローチャートを示したものである。
いま、図3に示したように使用者がカメラ装置10によって原稿12を斜め方向から撮影し、その撮影画像を、ネットワーク20を通してMFP30に送信して、プリントサービス等を要求したとする。MFP30内のNW−IF109は、カメラ装置10からの撮影画像を受信し(ステップ1001)、主メモリ102またはハードディスク103(以下、主メモリ102等と称す)に格納する(ステップ1002)。この主メモリ102等に格納とされた撮影画像を撮影画像1とする(図4(a)参照)。
MFP30内のCPU(以下、単にCPUと称す)101は、主メモリ102等に格納された撮影画像1が文書画像(書画)であるか判断する(ステップ1003)。これには、操作部105から使用者が書画であることを指示して、それを確認する方法や、撮影画像1の特徴から自動的に判断する方法などがあるが、いずれの方法でもよい。撮影画像1が書画でない場合、すなわち、自然画像の場合には、該撮影画像1についてそのまま自然画像に適した画像処理パラメータで、像域分離結果によらない通常の画像処理を行う(ステップ1022)。
主メモリ102等の撮像処理10が書画である場合、CPU101は、原稿のサイズを取得する(ステップ1004)。具体的には、使用者が操作部105から入力した原稿サイズを取得する。ここで、原稿のサイズは、横がL(mm)、縦がH(mm)とする(図6(a)参照)。次に、CPU101は、撮影画像1内の原稿領域の座標位置(4隅の座標)を取得する(ステップ1005)。例えば、操作部105に撮影画像1のプレビュー画面を表示し、使用者が指示した座標位置を取得する。なお、画像のエッジ抽出処理で自動的に取得することでもよい。CPU101は、取得した原稿の座標情報から上辺の画素数Pt,下辺のPbを算出しておく(図6(b)参照)。
次に、CPU101は、撮像画像1に対して台形補正処理(台形補間)を行って矩形画像を生成し(ステップ1006)、この矩形画像から原稿領域を切り抜く(ステップ1007)。CPU101は、この切り抜いた原稿領域の画像を主メモリ102等に保持する(ステップ1008)。この画像を第1の画像とする。
次に、CPU101は、第1の画像の画質モードを判断する(ステップ1009)。すなわち、第1の画像が、文字と写真などの混在画像か否か判断する。画質モードの判断には、画像の特徴量を抽出して自動的に判定する方法や、操作部105から使用者が画質モードを指定して、それを確認する方法などがあるが、どのような方法でもよい。第1の画像が文字と写真などの混在画像でない場合は、像域分離処理を行う必要はないので、第1の画像について、文字または写真などの最適な画像処理パラメータで通常の画像処理を行う(ステップ1022)。
第1の画像が文字と写真などの混在画像である場合、CPU101は、撮影画像1に対して、原稿を180°異なる方向から撮影した2枚目の撮影画像を取得する必要があるか判断する(ステップ1010)。これは、撮影画像1の原稿形状から判断する。判断条件としては、例えば、次のような方法を適用する。
第1の方法は、撮像画像1の原稿領域の上辺と下辺の比を比較するものである。具体的には、先のステップ1005で取得した撮像画像1の原稿領域の上辺の画素数Ptと画素数Pbの画素数(図6(b)参照)の比Pt/Pbを、あらかじめ定めた閾値Pthと比較する。そして、Pt/Pb≧Pthならば、第1の画像の原稿奥部分と原稿手前部分とで解像力に大きな差はないとして、2枚目の撮影画像を取得する必要がないと判断する。この場合には、後述するように、第1の画像に対して像域分離処理を行う。一方、Pt/Pb<Pthならば、第1の画像の原稿奥部分において十分な像域分離性能が得られないとして、別途像域分離用画像を生成するために、2枚目の撮影画像を取得する必要があると判断する。
第2の方法は、撮像画像1の原稿領域の上辺と下辺の画素密度を比較するものである。先の第1の方法は、解像力で撮影できるカメラ装置を前提とした場合であり、カメラ装置によっては元々十分な解像力が得られない場合がある。そこで、第2の方法では、第1の画像に対して十分な解像力が得られる画像であるかを、撮像画像1の原稿領域の上辺と下辺の画素密度を算出して比較する。具体的には、先のステップ1004で取得した原稿の横幅のサイズL(mm)(図6(a)参照)と、ステップ1005で取得した撮像画像1の原稿領域の上辺と下辺の画素数Pt,Pbから(図6(b)参照)、上辺の画素密度Dt(dpi)=25.4*L(mm)と下辺の画素密度Db(dpi)=25.4*Pb/L(mm)を算出して、予め定めた閾値Dthと比較する。そして、Dt<DthかつDb>Dthならば、別途像域分離用画像を生成するために、2枚目の撮影画像を取得する必要があると判断する。一方、Dt<DthかつDb<Dthならば、第1の画像は元々精度よく像域分離処理を行えない解像力であるとして、2枚目の撮影画像は不要(取得しても意味がない)と判断する。また、Dt>DthかつDb>Dthならば、第1の画像は十分な解像力であるので、第1の画像に対して像域分離処理を行なった結果だけを使うので、2枚目の撮影画像は不要と判断する。
なお、上述の第1の方法と第2の方法とは、必要に応じて使い分けるか、あるいは両方を組み合わせて使用してもよい。両方を使用する場合には、例えば、まず、第1の方法を適用し、ここで別途像域分離用画像生成のために2枚目の撮影画像を取得する必要があると判断されたならば、次に、第2の方法を用いて、最終的に2枚目の撮影画像を取得すべきか判断する。
CPU101は、別途像域分離用画像を生成するために、2枚目の撮影画像を取得する必要があると判断したならば、原稿の向きを180°回転して撮影した画像をMFP30に転送するように使用者に指示する(ステップ1011)。具体的には、指示メッセージをMFP30の操作部104に表示したり、あるいは、NW−IF109を通してカメラ装置10に送信したりして行う。
使用者は、原稿12の向きを180°回転して、カメラ装置10によって該原稿12を先に撮影したと同様に斜め方向から撮影し、その撮影画像を、ネットワーク20を通してMFP30に送信する。MFP30内のNW−IF109は、カメラ装置10からの撮影画像を受信し(ステップ1012)、主メモリ102等に格納する(ステップ1013)。この主メモリ102等に格納された2枚目の撮影画像を撮影画像2とする(図4(b)参照)。
CPU101は、主メモリ102等に格納された撮影画像2に対して台形補正処理を行って矩形画像を生成し(ステップ1014)、この矩形画像から原稿領域を切り抜く(ステップ1015)。これは撮影画像1の時と同じである。CPU101は、この切り抜いた原稿領域の画像を主メモリ102等に保持する(ステップ1016)。この画像を第2の画像とする。
次に、CPU101は、主メモリ102等に保持された第1の画像と第2の画像の特定領域を切り出して1つの画像に合成する(ステップ1017)。具体的には、第1の画像と第2の画像からそれぞれ高解像力領域を切り出して合成して、1つの画像を生成する。CPU101は、この生成した画像を主メモリ102等に保持する(ステップ1018)。この画像を第3の画像とする。
次に、CPU101は、主メモリ102等に保持された第3の画像を像域分離用画像として、該第3の画像に対して像域分離処理を行い(ステップ1019)、その像域分離結果データを主メモリ102等に保持する(ステップ1020)。そして、CPU101は、主メモリ102等に保持されている第1の画像または第2の画像に対して、像域分離処理結果データに基づいて、それぞれの像域(文字や写真等)に最適な画像処理を実施する(ステップ1021)。ここで、第3の画像は、第1の画像と第2の画像の高解像力部分を合成した画像であり、該第3の画像を用いて像域分離処理を行うことで、原稿を斜めから撮影した場合であっても適切な像域分離結果データを得ることができる。したがって、この像域分離結果データに基づいて画像処理を行うことで、高画質な画像が得られる。
一方、先のステップ1010で2枚目の撮影画像(撮影画像2)が不要と判断された場合には、ステップ1011〜1018の処理を行う必要はない。この場合、CPU101は、第1の画像に対して像域分離処理を行い(ステップ1019)、その像域分離結果データを主メモリ102等に保持する(ステップ1020)。そして、第1の画像等に対して、像域分離処理結果データに基づいて、それぞれの像域に最適な画像処理を実施する(ステップ1021)。
図7は、本実施形態の具体的な処理イメージを示した図である。図7において、F1は図5のステップ1002で主メモリ102等に保持された撮影画像1を示し、F2はステップ1013で主メモリ102等に保持された撮影画像2を示している。撮影画像2(F2)は、撮影画像1(F1)の撮影の時の原稿の向きが180°回転した状態で主メモリ102等に保持される。
撮影画像1(F1)に対して、台形補正と原稿領域の切抜きを行うことで、第1の画像(F3)が得られる(図5のステップ1006〜1008)。同様に、撮影画像2(F2)に対して、台形補正と原稿領域の切抜きを行うことで、第2の画像(F4)が得られる(図5のステップ1014〜1016)。
第1の画像(F3)は、撮影者から見て手前側、つまり、画像F3の下側は高解像力で撮影されているが、上にいくほど解像力が低下している。この第1の画像(F3)に対して像域分離処理を行っても、適切な分離結果を得ることができない。すなわち、像域分離は解像力が低下ると誤分離が発生する。
一方、第2の画像(F4)も、撮影者から見て手前側、つまり、画像F4の下側は高解像力で撮影されていて、上に行くほど解像力が低下している。
そこで、第1の画像(F3)と第2の画像(F4)の高解像力領域の部分を合成して、別途、像域分離用画像を生成する(図5のステップ1017,1018)。詳しくは、第1の画像(F3)の下半分(原稿の下方部分)F5と第2の画像(F4)の同じく下半分(原稿の上方部分)F6を切り出し、F6を180°回転して、これらF5とF6を合成して第3の画像(F7)を生成する。
この第3の画像(F7)を像域分離用画像として像域分離処理を行い、像域分離結果データを得る(図5のステップ1019,1020)。F8は像域分離処理で抽出された網点写真領域を示し、F9は文字領域を示している。
そして、第1の画像(F3)あるいは第2の画像に対して、像域分離結果データを基に各像域に最適な画像処理を実施する(図5のステップ1021)。図7では、像域分離結果を適用する画像は第1の画像(F3)を使用するとしている。すなわち、第1の画像(F3)に対して、像域分離結果F8,F9を使って、各像域(網点写真領域、文字領域)の画質が最適になるようにフィルタ処理やγ処理のパラメータを切り替えて処理を行う。F10は最終画像のイメージを示したものである。
次に、図2の画像処理部(1)107及び画像処理部(2)108について説明する。先に述べたように、画像処理部(1)107は読取部105のための画像処理モジュールであり、画像処理部(2)108は記録部106のための画像処理部モジュールである。なお、画像処理部(2)108は、必ずしも処理結果の画像データを紙に出力する場合だけでなく、モニタなどの表示装置に出力する場合に使用することでもよい。
図8は画像処理部(1)107の一実施形態のブロック図を示したものである。本画像処理部(1)107は、ライン間補正処理部210、像域分離処理部220、変倍処理部230、γ変換処理部240、フィルタ処理部250、色変換処理部260からなる。
通常、本画像処理部(1)107のライン間補正処理部210は、読取部105で読み取られた画像データを主メモリ102等から読み出し、該画像データに対して、読取部105におけるカラーCCD等の各RGBの取り付け位置の差によって生じるRGBデータ間のラインずれを補正する。例えば、Bのラインを基準とした場合、RとB、GとBの間のラインずれ量を補正する。像域分離処理部220は、ライン間補正処理部210でRGB間のラインずれ補正された画像データを入力して、該画像データの特徴から絵柄部、文字部、網点部などの像域分離情報を生成する。後段のγ変換処理部240やフィルタ処理部250では、この像域分離情報を使って、画像データに対して、それぞれの像域に適した画像処理パラメータを設定して後述の処理を行う。
変倍処理部230は、画像データに対し、操作部104などで指定された変倍率に従って所望の解像度に変換する。γ変換処理部240は、主に濃度調整を目的とした変換処理を行うもので、一般にルックアップテーブル変換と呼ぶ方式が用いられる。色変換処理部260は、画像データに対し、主メモリ102等に蓄積するための共通の色空間への変換処理を行う。また、自動カラー判定が選択されているときには、RGBデータからK(モノクロ)データを生成する。このモノクロデータを単純2値化し、例え8ビットのデータに8画素のデータとしてパッキングする。主メモリ102等には、RGBKの4チャンネルの画像データを書き込む。また、通常のカラーデータの読み取りでは、色空間変換したRGBの3チャンネル画像データを書き込む。
この画像処理部(1)107の像域分離処理部220を利用して図5のステップ1019の像域分離処理を行う場合、CPU101は、画像処理部(1)107の像域分離処理部220のみ有効にして、それ以外はすべて何も行わないように無効に設定する。そして、CPU101は、主メモリ102等から第3の画像データを読み出して画像処理部(1)107に送る。画像処理部(1)107の像域分離処理部220は、この第3の画像データに対して像域分離処理を行い、像域分離結果データを主メモリ102等に格納する。
また、画像処理部(1)107を利用して図5のステップ1021の画像処理を行う場合には、CPU101は、画像処理部(1)107のライン間補正処理部210と像域分離処理部220を無効にし、それ以外はすべて有効に設定する。そして、CPU101は、主メモリ102等から第1の画像データあるいは第2の画像データ(ここでは第1の画像データとする)と像域分離結果データとを読み出して画像処理部(1)107に送る。画像処理部(1)107の変倍処理部230、γ変換処理部240、フィルタ処理部250、色変換処理部260は、順次、第1の画像データに対して、像域分離処理結果データを使って所定の処理を行い、処理結果の画像データを主メモリ102等に格納する。
なお、同様に画像処理部(1)107を利用して、図5のステップ1022の像域分離結果によらない画像処理を行うことも可能である。
図9は画像処理部(2)108の一実施形態のブロック図を示したものである。本画像処理部(2)108は、色変換処理部310と階調変換処理部320からなる。
色変換処理部310は、主メモリ102等に格納された画像データ(RGBデータ)を入力データとして、出力デバイスの色空間、例えばCMYK色空間に変換するための処理を行う。カラー出力の場合には、RGB各成分に対してCMYK色空間等に変換する処理を行い、モノクロ出力の場合には、RGBデータからモノクロデータを生成する。
階調変換処理部320は、色変換処理部310で色空間変換された画像データを所定の階調に変換する。例えば、CMYKデータについて次のように階調変換処理する。
まず、記録部105が1ビット、2階調まで出力可能な場合の固定しきい値2値化による階調変換について説明する。2値画像を所望する場合、階調変換処理部320では、例えば、8ビット、256階調のCMYKデータを、CMYK各成分それぞれ、2階調の2値画像データに変換し、出力画像データとして後段に送る。ここでは、説明を簡単にするため、固定しきい値処理の一例を挙げると、2値化しきい値が128の場合、入力画像の画素データに対して、下記の条件によって2値化を行う。
0 ≦ 画素データ < 128が真ならば 0
128 ≦ 画素データ ≦ 255 が真ならば 1
次に、記録部105が2ビット、4階調まで出力可能な場合の固定しきい値4値化による階調変換について説明する。4値画像を所望する場合、階調変換処理部320では、例えば、8ビット、256階調のCMYKデータを、CMYK各成分それぞれ4階調の4値画像データに変換し、出力画像データとして後段に送る。
ここでは、説明を簡単にするため、固定しきい値処理の一例を挙げると、入力画像の画素データに対して、下記の条件によって4値化を行う。
0 ≦ 画素データ < 64が真ならば 0
64 ≦ 画素データ < 128が真ならば 1
128 ≦ 画素データ < 192が真ならば 2
192 ≦ 画素データ ≦ 255が真ならば 3
なお、階調変換処理部320では、上述した単純2値化のほかに、ここでは説明しないが、写真原稿などに適した階調性に優れた誤差拡散処理やディザ処理などの階調変換処理を行なう場合がある。
図5のステップ1021やステップ1022などで処理された画像データを記録部106で紙に出力する場合、画像処理部(2)108を利用して所望の色空間変換処理や階調変換処理を行うことが可能である。
10 カメラ装置
20 ネットワーク
30 複合機(画像処理装置)
101 CPU
102 主メモリ
103 ハードディスク(HDD)
104 操作部
105 読取部
106 記録部
107 画像処理部(1)
108 画像処理部(2)
特開2009−38580号公報

Claims (11)

  1. カメラ装置によって撮影された原稿の画像(以下、撮影画像)を処理する画像処理装置であって、
    前記カメラ装置によって撮影された、互いに撮影方向が180°異なる撮影画像1及び撮影画像2を取得する手段と、
    前記撮影画像1及び前記撮影画像2をそれぞれ台形補正して第1の画像及び第2の画像を生成する手段と、
    前記第1の画像と前記第2の画像の特定領域を切り出し合成して第3の画像を生成する手段と、
    前記第3の画像に対して像域分離処理を行って像域分離結果データを取得する手段と、
    前記第1の画像または第2の画像のいずれかに対し、前記像域分離結果データに基づいて画像処理を行う手段と、
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記第3の画像を生成する手段は、前記第1の画像と前記第2の画像の高解像力領域を切り出して合成することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記撮影画像1及び撮影画像2を取得する手段は、前記カメラ装置によって撮影された撮影画像1を取得し、該撮影画像1の原稿形状から、撮影方向が該撮影画像1と180°異なる撮影画像2を取得すべきか判断し、取得すべきと判断した場合に、前記カメラ装置によって撮影された前記撮影画像2を取得することを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理装置。
  4. 前記撮影画像2を取得すべきかの判断は、前記撮影画像1の原稿領域の上辺と下辺の比を比較して行うことを特徴とする請求項3記載の画像処理装置。
  5. 前記撮影画像2を取得すべきかの判断は、前記撮影画像1の原稿領域の上辺と下辺の画像密度を比較して行うことを特徴とする請求項3記載の画像処理装置。
  6. 前記撮影画像2を取得すべきかの判断は、原稿の種類に基づいて行うことを特徴とする請求項3記載の画像処理装置。
  7. 前記撮影画像2を取得しない場合には、前記第2の画像の生成処理、及び、前記第3の画像の生成処理を無効とし、
    前記第1の画像に対して像域分離処理を行って像域分離結果データを取得して、前記第1の画像に対し、前記像域分離結果データに基づいて画像処理を行うようにする、
    ことを特徴とする請求項3乃至5のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  8. 前記撮影画像2を取得しない場合には、前記第2の画像の生成処理、前記第3の画像の生成処理、及び、前記像域分離処理を無効とし、
    前記第1の画像に対し、所定の画像処理を行うようにすることを特徴とする請求項6に記載の画像処理装置。
  9. カメラ装置によって撮影された原稿の画像(以下、撮影画像)を処理する画像処理方法であって、
    前記カメラ装置によって撮影された、互いに撮影方向が180°異なる撮影画像1及び撮影画像2を取得するステップと、
    前記撮影画像1及び前記撮影画像2をそれぞれ台形補正して第1の画像及び第2の画像を生成するステップと、
    前記第1の画像と前記第2の画像の特定領域を切り出し合成して第3の画像を生成するステップと、
    前記第3の画像に対して像域分離処理を行って像域分離結果データを取得するステップと、
    前記第1の画像または第2の画像のいずれかに対し、前記像域分離結果データに基づいて画像処理を行うステップと、
    を有することを特徴とする画像処理方法。
  10. 請求項8記載の画像処理方法の各ステップをコンピュータに実行させるためのプログラム。
  11. 請求項1乃至8のいずれか1項に記載の画像処理装置の処理手段を備えていることを特徴とする複合機。
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