JP2013031483A - カートリッジ式注射器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】シリンジとピストン部材を備えるカートリッジと、カートリッジを装填する装填具20と、装填具を通してピストンを押し込み可能なプランジャ30とを備えるカートリッジ式注射器である。ピストンの後端部と、プランジャの先端部とをそれぞれ、互いに着脱可能な嵌合形状に形作るとともに、プランジャ30に設けられた先端側凸部36及び後端側凸部37の相互間でスリーブ40を回転可能に保持するとともに、スリーブ40をプランジャ30とともに装填具20に進退可能に収納し、後端側凸部37がスリーブ後端40bに当該スリーブ40を押し込み可能に接触する一方、スリーブ40と装填具20との間に、スリーブ40の押し込みに対して復元力を与える弾性部材50を設ける。
【選択図】図7
Description
ピストン部材の後端部と、プランジャの先端部とをそれぞれ、互いに着脱可能な嵌合形状に形作るとともに、
プランジャの外周に軸線方向に間隔を置いて先端側凸部及び後端側凸部を形成し、当該凸部の相互間でスリーブ部材を回転可能に保持するとともに、
当該スリーブ部材をプランジャとともに装填具に進退可能に収納し、
プランジャの後端側凸部がスリーブ部材に当該スリーブ部材を押し込み可能に接触する一方、
当該スリーブ部材と装填具との間に、スリーブ部材の押し込みに対して復元力を与える弾性部材を設け、
当該スリーブ部材に、軸線方向に延在するとともにプランジャとの相対回転により当該プランジャの後端側凸部が合さることで、当該プランジャのみの押し込みを可能とするキー溝を形成する一方、
プランジャの外周に、装填具との相対回転によりスリーブ部材のキー溝に沿って押し込んだとき、装填具に接触する第2の後端側凸部を形成するとともに、
装填具に、軸線方向に延在するとともに装填具との相対回転により第2の後端側凸部が合さることで、当該プランジャの押し込みを可能とするキー溝を形成したことを特徴とするものである。
2 シリンジ
10 ピストン部材
13 ピストン後端部
15 ニードルパーツ
16 ニードル
17 ニードルホルダ
20 装填具
25 スリット孔
25e スリット孔端面
26 第1の溝部(キー溝)
27 第2の溝部
30 プランジャ
30a プランジャ先端
30b プランジャ後端
31 板状部材
36 先端側凸部
37 第1の後端側凸部
37 第2の後端側凸部
37 第3の後端側凸部
40 スリーブ部材
41 縦リブ
42 突起部(弾性片)
43 キー溝
44 階段溝(キー溝)
44a 第1の縦溝(吸引時縦溝)
44b 横溝
44c 第2の縦溝(エア抜き時縦溝)
44d 横溝(キー溝)
44e 第3の縦溝(注射時縦溝)
50 弾性部材
Claims (10)
- シリンジとピストン部材を備えるカートリッジと、当該カートリッジを装填する装填具と、当該装填具を通してピストン部材を押し込み可能なプランジャとを備えるカートリッジ式注射器であって、
ピストン部材の後端部と、プランジャの先端部とをそれぞれ、互いに着脱可能な嵌合形状に形作るとともに、
プランジャの外周に軸線方向に間隔を置いて先端側凸部及び後端側凸部を形成し、当該凸部の相互間でスリーブ部材を回転可能に保持するとともに、
当該スリーブ部材をプランジャとともに装填具に進退可能に収納し、
プランジャの後端側凸部がスリーブ部材に当該スリーブ部材を押し込み可能に接触する一方、
当該スリーブ部材と装填具との間に、スリーブ部材の押し込みに対して復元力を与える弾性部材を設け、
当該スリーブ部材に、軸線方向に延在するとともにプランジャとの相対回転により当該プランジャの後端側凸部が合さることで、当該プランジャのみの押し込みを可能とするキー溝を形成する一方、
プランジャの外周に、装填具との相対回転によりスリーブ部材のキー溝に沿って押し込んだとき、装填具に接触する第2の後端側凸部を形成するとともに、
装填具に、軸線方向に延在するとともに装填具との相対回転により第2の後端側凸部が合さることで、当該プランジャの押し込みを可能とするキー溝を形成したことを特徴とするカートリッジ式注射器。 - 請求項1において、スリーブ部材の外周面に、装填具に形成された縦溝に沿ってスリーブ部材を進退させるとともに、装填具に対する相対回転を阻止するリブを設けたことを特徴とするカートリッジ式注射器。
- 請求項1又は2において、スリーブ部材の外周面に、装填具に形成されたスリット孔に内側から合さって、当該スリット孔に沿ってスリーブ部材を進退させるとともに、装填具に対する相対回転を阻止する突起部を形成したことを特徴とするカートリッジ式注射器。
- 請求項1乃至3のいずれか1項において、プランジャの外周に突起部を形成し、この突起部を案内する階段溝をスリーブ部材に形成したことを特徴とするカートリッジ式注射器。
- 請求項4において、前記階段溝に、プランジャに形成した突起部を周方向に係止するとともに、当該係止を所定以上の力によって解除可能な狭隘部を設けたことを特徴とするカートリッジ式注射器。
- 請求項1乃至5のいずれか1項において、プランジャの外周に、中空空間を形成する梁部を一体に形成し、この梁部をスリーブ部材の内周面に接触させることで、プランジャとスリーブ部材との間での相対回転に対して摺動抵抗を付与したことを特徴とするカートリッジ式注射器。
- 請求項6において、スリーブ部材の内周面に、前記梁部がプランジャとの相対回転時に乗り上げ可能に嵌合する位置決め凹部を形成したことを特徴とするカートリッジ式注射器。
- 請求項7において、前記位置決め凹部を軸線方向に延在させたことを特徴とするカートリッジ式注射器。
- 請求項1乃至8のいずれか1項において、プランジャに設けた先端側凸部を弾性片として構成したことを特徴とするカートリッジ式注射器。
- 請求項3において、スリーブ部材に設けた突起部を弾性片として構成したことを特徴とするカートリッジ式注射器。
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JP2011167835A JP5634957B2 (ja) | 2011-07-29 | 2011-07-29 | カートリッジ式注射器 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016537080A (ja) * | 2013-11-13 | 2016-12-01 | ジェネンテック, インコーポレイテッド | 補助装置付き手動注射装置と方法 |
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-
2011
- 2011-07-29 JP JP2011167835A patent/JP5634957B2/ja active Active
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---|---|
JP5634957B2 (ja) | 2014-12-03 |
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