JP2013030856A - 無線基地局及び無線通信方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】データチャネルのデコード負荷と比較してSRSの検出のための負荷を増加させず、より重要なデータチャネルのデコード処理への影響を低減でき、かつ、リアルタイムなチャネル品質を推定できる無線基地局及び無線通信方法を提供する。
【解決手段】無線基地局1は、1以上の前記通信装置からの前記既知信号の全てについて前記推定処理に要する処理量と、前記復号処理に要する処理量との合計が所定の閾値以上である場合、前記復号処理に要する処理量を低減せずに、1以上の前記通信装置からの前記既知信号の一部についてのみ前記推定処理を行うことを特徴とする。
【選択図】図3

Description

本発明は、無線基地局及び無線通信方法に関する。
LTEにおいては、各ユーザの通信装置(UE:User Equipment)のスケジューリングを効果的に行うために、通信装置毎にシステムにおける周波数帯域全体に渡って、上りリンク(Up Link)のチャネル品質を推定する。具体的には各通信装置が既知信号であるSRS(Sounding Rererence Signal)を無線基地局に送信し、無線基地局は、SRSを検出し、通信装置毎に上りリンクのチャネル品質を推定している(例えば非特許文献1)。特に、過去にデータチャネル(PUSCH:Physical Uplink Shared Channel)として割り当てられたことの無い周波数帯域や、過去にデータチャネルに割り当てられたことはあるが、割り当ててから長時間が経過しチャネル品質が変動している可能性の大きい周波数帯域については、SRS検出によりチャネル品質を推定する重要度が高い。
なおSRSの検出には、逆特性の乗算、IDFT(Inverse Discrete Fourier Transform)処理、ユーザの取り出し、DFT(Discrete Fourier Transform)処理、チャネル等化処理、SINR(Signal to Interface Noise Ratio)演算処理が必要である(例えば非特許文献2)。
服部武、諸橋知雄、藤岡雅宣著、「3G Evolutionのすべて LTEモバイルブロード方式技術」、丸善、2009年、p.438 Motoya Iwasaki、"LTEの実現とさらなる飛躍に向けて"、NEC、[online]、[2011年5月19日検索]、インターネット< http://www.mcrg.ee.titech.ac.jp/OH2009Lectures/OH09_lecture_Iwasaki.pdf>
従来の無線基地局のSRSの検出によるチャネル品質推定処理に係る動作を図6に示す。図6に示すように、従来の無線基地局は、まず、無線基地局に接続する、1以上の通信装置からSRSを受信する(ステップS101)。続いて従来の無線基地局は、SRSを送信した全通信装置のSRSの検出処理を行い、チャネル品質推定処理をする(ステップS102)。
ここで、SRSを送信できる通信装置の数は、10MHz帯域の場合において、最大192である。しかしながら、無線基地局が、192の通信装置が送信した全てのSRSの検出を行った場合には、データチャネルのデコード負荷と比較してSRSの検出のための負荷が多大となり、データチャネルのデコード処理が遅延する等の悪影響がある。
一方で、無線基地局が計算できる程度の数の通信装置にのみSRSを送信できるように無線基地局が通信装置に割り当てる方法もあるが、この場合、全ての通信装置のチャネル品質を推定することが困難であり、特に各通信装置についてリアルタイムなチャネル品質を推定することが困難になる。
従って、上記のような問題点に鑑みてなされた本発明の目的は、データチャネルのデコード負荷と比較してSRSの検出のための負荷を増加させず、より重要なデータチャネルのデコード処理への影響を低減でき、かつ、リアルタイムなチャネル品質を推定できる無線基地局及び無線通信方法を提供することにある。
上記課題を解決するために本発明に係る無線基地局は、
1以上の通信装置から受信した既知信号により、当該通信装置との間の無線通信品質を推定する推定処理と、前記通信装置から受信したデータチャネルの復号処理とを行う制御部を備え、
前記制御部は、
1以上の前記通信装置からの前記既知信号の全てについて前記推定処理に要する処理量と、前記復号処理に要する処理量との合計が所定の閾値以上である場合、前記復号処理に要する処理量を低減せずに、1以上の前記通信装置からの前記既知信号の一部についてのみ前記推定処理を行うことを特徴とする。
また本発明に係る無線基地局は、
前記制御部が、1以上の前記通信装置から受信した前記既知信号の全てについて前記推定処理を行うのに必要な計算リソース及び前記復号処理に必要な計算リソースに基づき、1以上の前記通信装置から受信した前記既知信号の全てについて、前記復号処理に要する処理量を低減せずに、前記推定処理を行うことが可能か否か判定することを特徴とする。
また本発明に係る無線基地局は、
前記既知信号を送信する1以上の前記通信装置毎に優先度を設定し、前記優先度が所定値以上の前記通信装置が送信した前記既知信号について前記推定処理を行うことを特徴とする。
また本発明に係る無線基地局は、
前記制御部が、前記優先度を、前記通信装置が送信した前記既知信号の検出頻度に基づき定めることを特徴とする。
また本発明に係る無線基地局は、
前記制御部が、前記優先度を、前記通信装置のチャネル品質の変動値に基づき定めることを特徴とする。
また本発明に係る無線基地局は、
前記制御部が、前記優先度を、前記通信装置が送信した前記既知信号の信号レベルに基づき定めることを特徴とする。
また本発明に係る無線通信方法は、
通信装置から受信した既知信号により、当該通信装置との間の無線通信品質を推定する推定処理を行う制御ステップを含み、
前記制御ステップは、
1以上の前記通信装置からの前記既知信号の全てについて前記推定処理を行うことができないと判定した場合、1以上の前記通信装置からの前記既知信号の一部についてのみ前記推定処理を行うことを特徴とする。
本発明における無線基地局及び無線通信方法によれば、データチャネルのデコード負荷と比較してSRSの検出のための負荷を増加させず、より重要なデータチャネルのデコード処理への影響を低減でき、かつ、リアルタイムなチャネル品質を推定できる。
実施の形態1の無線基地局のブロック図である。 実施の形態1の無線基地局の記憶部に格納される情報である。 実施の形態1の無線基地局の動作を示すフローチャートである。 実施の形態2の無線基地局のブロック図である。 実施の形態2の無線基地局の動作を示すフローチャートである。 従来技術における無線基地局の動作を表すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1に係る無線基地局のブロック図である。本発明の一実施形態に係る無線基地局1は、受信部11と、制御部12と、記憶部13とを備える。
受信部11は、無線基地局1に接続する、1以上の通信装置からSRSを受信する。なおSRSとは、通信装置との間のチャネル品質(無線通信品質)を推定するための既知信号である。受信部11は、SRSを、無線通信に利用可能な全周波数帯域で受信する。
制御部12は、無線基地局1における処理の処理負荷を検出する。具体的には、制御部12は、通信装置から受信したデータチャネルの復号処理及び上り制御チャネル(PUCCH:Physical Uplink Control Channel)の復号処理を行う。また、制御部12は、無線基地局1のCPUにおいて実行中の処理の処理負荷の合計値を検出する。無線基地局1における処理とは、データチャネルの復号処理、上り制御チャネルの復号処理等である。さらに制御部12は、検出した処理負荷の合計値に基づき、SRS検出に用いることができる、SRS検出用の計算リソースを算出する。当該計算リソースは、無線基地局1が処理可能な最大処理量から、前記処理負荷の合計値を差し引くことにより算出する。
また制御部12は、1以上の通信装置から受信したSRSと、SRS検出用の計算リソースとを比較する。そして、制御部12は、SRS検出用の計算リソースが十分であるか否か、すなわち、該SRS検出用の計算リソースにより受信したSRSの全てを検出することが可能か否かを判定する。SRS検出用の計算リソースが十分でない場合とは、1以上の前記通信装置から受信した全てのSRSの検出に基づく推定処理に要する処理量と、データチャネルの復号処理に要する処理量との合計が、所定の閾値以上である場合を意味する。
つまり制御部12は、1以上の前記通信装置から受信したSRSの全てについてSRS検出処理を行うのに必要な計算リソース、及びデータチャネルの復号処理に必要な計算リソースに基づき、受信したSRSの全ての検出処理をし、チャネル推定の処理をすることが可能か否かを判定する。SRS検出用の計算リソースが十分である場合には、制御部12は、受信したSRSの検出処理を行い、チャネル品質の推定処理を行う。一方SRS検出用の計算リソースが十分でない場合には、制御部12は、データチャネルの復号処理に要する処理量は低減せずにSRS検出にかかる処理量を低減し、一部の通信装置についてのみSRSの検出処理をする。具体的には制御部12は、受信したSRSの検出にかかる各通信装置の優先度を設定し、優先度に基づきSRSの検出処理を行い、チャネル品質の推定処理を行う。
制御部12は、各種基準により優先度を計算する。SRSの検出にかかる優先度は、通信装置毎に、過去のSRSの検出頻度、チャネル品質の標準偏差、又はSRSの信号強度(RSSI:Received Signal Strength Indication)を基準として定められる。制御部12は、この3つの基準のうち、いずれかひとつを優先度の計算の基準とする。なお、後述するように制御部12は、この3つの基準の一部または全部を組み合わせて優先度を計算してもよい。
SRSの検出頻度にかかる基準は、過去に各通信装置が送信したSRSを検出した頻度の高低に応じて優先度を定める基準である。具体的には記憶部13に格納されたSRSの検出頻度が、第1の閾値未満の場合には、過去にSRSを検出してから時間が経過しており、当該周波数帯の上りリンクのチャネル品質が変動している可能性が高いため、制御部12は当該場合には優先度を1と設定する。一方で記憶部13に格納されたSRSの検出頻度が、第1の閾値以上の場合には、過去にSRSを検出してから時間が経過しておらず、当該周波数帯の上りリンクのチャネル品質が変動している可能性が低いため、制御部12は当該場合には優先度を0と設定する。
また、チャネル品質の標準偏差にかかる基準は、過去に無線基地局1が推定したチャネル品質の標準偏差の大小に応じて優先度を定める基準である。具体的には記憶部13に格納された各通信装置のチャネル品質の標準偏差が第2の閾値以上の場合には、当該周波数帯の上りリンクのチャネル品質が変動している可能性が高いため、制御部12は当該場合には優先度を1と設定する。一方で、記憶部13に格納された各通信装置のチャネル品質の標準偏差が第2の閾値未満の場合には、当該周波数帯の上りリンクのチャネル品質が変動している可能性が低いため、制御部12は当該場合には優先度を0と設定する。
また、SRSの信号強度にかかる基準は、受信したSRSの受信強度の強弱に応じて優先度を定める基準である。すなわちSRSの信号強度が弱い場合にはチャネル品質の推定処理が満足に行えないため、制御部12は、このような場合の優先度を下げる。具体的には、各通信装置から受信したSRSの信号強度が第3の閾値以上の場合には、当該SRSの検出は可能であるため、制御部12は、当該場合には優先度を1と設定する。一方で、ステップS1で受信した各通信装置のSRSの信号強度が第3の閾値未満の場合には、当該SRSの検出は不可能であるため、制御部12は当該場合には優先度を0と設定する。
記憶部13は、優先度を計算するための情報を格納する。図2は、記憶部13に格納された情報を示している。記憶部13には、通信装置毎に、過去のSRSの検出頻度と、過去のSRS検出に基づくチャネル品質の標準偏差が格納される。
例えば、“通信装置A”については、SRSの検出頻度が“Fa”、チャネル品質の標準偏差が“Da”である。“通信装置B”及び“通信装置C”についても同様の情報が格納される。優先度の計算においては、このように過去の頻度情報や標準偏差等の統計データを用いる。
次に、本発明に係る無線基地局1について、図3に示すフローチャートによりその動作を説明する。
はじめに、無線基地局1の受信部11は、無線基地局1に接続する、1以上の通信装置からSRSを受信する(ステップS1)。
次に、制御部12は、無線基地局1における処理の処理負荷を検出する(ステップS2)。さらに制御部12は、検出した処理負荷に基づき、SRS検出に用いることができる、SRS検出用の計算リソースを算出する。当該計算リソースは、無線基地局1が処理可能な最大の処理量から、前記処理負荷の合計値を差し引くことにより算出する。
続いて、制御部12は、ステップS1で受信したSRSと、ステップS2で算出したSRS検出用の計算リソースとを比較し、該SRS検出用の計算リソースが受信したSRSを全て検出するのに十分であるかを判定する(ステップS3)。すなわち、制御部12は、該SRS検出用の計算リソースにより受信したSRSの全てを検出することが可能か否かを判定する。つまり制御部12は、1以上の前記通信装置から受信したSRSの全てについてSRS検出処理を行うのに必要な計算リソース、及びデータチャネルの復号処理に必要な計算リソースに基づき、受信したSRSの全ての検出処理をし、チャネル推定の処理をすることが可能か否かを判定する。
ステップS3の判定の結果、SRS検出用の計算リソースが十分である場合には、制御部12は、ステップS1で受信した全てのSRSの検出処理を行う(ステップS4)。すなわち、制御部12は、全通信装置のSRSを検出し、チャネル品質の推定処理を行い、処理が完了する。
ステップS3の判定の結果、SRS検出用の計算リソースが十分でない場合には、制御部12は、データチャネルの復号処理に要する処理量は低減せずにSRS検出にかかる処理量を低減し、一部の通信装置についてのみSRSの検出処理をする。具体的にはこの場合、制御部12は、ステップS1で受信したSRSの検出にかかる各通信装置の優先度を計算する(ステップS5)。各通信装置の優先度は、通信装置毎に、過去のSRSの検出頻度、SRSにより検出されたチャネル品質の標準偏差、又はSRSの信号強度を基準として定められる。制御部12は、この3つの基準のうち、いずれかひとつを優先度の計算の基準とする。
制御部12が、SRSの検出頻度にかかる基準を用いる場合、制御部12は、記憶部13に格納されたSRSの検出頻度が、第1の閾値未満の場合には、当該場合には優先度を1と設定する。一方で記憶部13に格納されたSRSの検出頻度が、第1の閾値以上の場合には、制御部12は、優先度を0と設定する。
制御部12が、チャネル品質の標準偏差にかかる基準を用いる場合、制御部12は、記憶部13に格納された各通信装置のチャネル品質の標準偏差が第2の閾値以上の場合には、当該場合には優先度を1と設定する。一方で、記憶部13に格納された各通信装置のチャネル品質の標準偏差が第2の閾値未満の場合には、制御部12は、当該場合には優先度を0と設定する。
制御部12が、SRSの信号強度にかかる基準を用いる場合、制御部12は、ステップS1で受信した各通信装置のSRSの信号強度が第3の閾値以上の場合には、当該場合には優先度を1と設定する。一方で、ステップS1で受信した各通信装置のSRSの信号強度が第3の閾値未満の場合には、制御部12は、当該場合には優先度を0と設定する。
続いて制御部12は、ステップS5で計算した優先度が所定値以上の通信装置にかかるSRSのみ検出処理を行い(ステップS6)、当該通信装置にかかるチャネル品質の推定処理を行う。ここで優先度にかかる所定値は、例えば1とする。そして処理が終了する。
このように実施形態1に係る無線基地局1によれば、制御部12がSRS検出用の計算リソースが十分であるかを判定し、該計算リソースが十分でない場合には、優先度が所定値以上の通信装置にかかるSRSのみを検出するため、データチャネルのデコード負荷と比較してSRSの検出のための負荷を増加させず、より重要なデータチャネルのデコード処理への影響を低減でき、かつ、リアルタイムなチャネル品質を推定できる。また、SRSの検出のための負荷を増加させないため、基地局1をより低コストであるデバイスにより実現することができる。
なお、ステップS5における優先度の計算において、制御部12がいずれかひとつの基準のみを用いる場合を説明したが、これに限られず、いずれか2つ以上の組合せを基準としてもよい。例えば3つすべての組合せを基準とする場合、上述の優先度は、各基準における優先度の値の合計値とする。このとき優先度は、0から3の値をとることになる。そしてこの場合、前述の所定値は例えば2とする。なお、この所定値は、優先度が所定値以上の通信装置にかかるSRSを検出するときに必要な計算リソースが、上述のSRS検出用の計算リソースを上回らないように設定される。
なお、ステップS5において、チャネル品質の標準偏差にかかる基準を用いる場合を説明したが、これに限られず、チャネル品質の変動値を表す統計値であれば他の統計値を基準とすることもでき、例えばチャネル品質の分散値を用いることもできる。
なお、ステップS6において、制御部12は、優先度が所定値以上の通信装置にかかるSRSの検出のみをし、優先度が所定値未満の通信装置にかかるSRSの検出はしないものとして説明したが、これに限られない。すなわち、優先度が所定値未満の通信装置については、制御部12は、SRS検出にかかるIDFTのポイント数を減少させて、計算処理負荷を下げた簡易的な検出アルゴリズムにより、SRSの検出を行うようにしてもよい。
(実施の形態2)
以下に、本発明の実施の形態2について説明をする。図4は本発明の実施の形態2の無線基地局2の構成を示すブロック図である。実施の形態1と同一の構成については同一の符号を付し、説明は省略する。実施の形態2に係る無線基地局2は、実施の形態1にかかる構成と比較して、記憶部13を備えない点が相違する。また実施の形態2に係る無線基地局2は、制御部22が、SRS検出をする周波数帯域を、SRS検出用の計算リソースに基づき制限する点が相違する。
次に、実施の形態2に係る無線基地局2について、図5に示すフローチャートによりその動作を説明する。実施の形態1と同一の動作については同一の符号を付す。
はじめのステップS1〜ステップS3までは実施の形態1と同一の動作である。ステップS3においては、制御部22は、実施の形態1と同様に、ステップS1で受信したSRSと、ステップS2で算出したSRS検出用の計算リソースとを比較し、該SRS検出用の計算リソースが、受信したSRSを全て検出するのに十分であるかを判定する。そしてステップS4において、SRS検出用の計算リソースが十分である場合、制御部22は、全通信装置のSRSの検出をし、チャネル品質の推定処理を行い、処理を終了する。
ステップS3の判定の結果、SRS検出用の計算リソースが十分でない場合には、制御部22は、SRSを検出する周波数帯域を、SRS検出用の計算リソースに基づき制限する(ステップS15)。すなわち、ステップS4において制御部22は、通信装置毎に受信した全ての周波数帯域にかかるSRSの検出処理を行うが、ステップS15において制御部22は、当該検出処理を行う周波数帯域を、SRS検出用の計算リソースで検出可能な一部の周波数帯域幅のみに制限し、受信したSRSの一部についてのみ検出を行う。
そして制御部22は、全通信装置のSRSの検出を、ステップS15で制限した一部の周波数帯域についてのみ行い(ステップS16)、当該一部の周波数帯域のみのチャネル品質の推定処理を行う。そして処理が終了する。
このように、実施形態2にかかる無線基地局2によれば、制御部22が、SRSを検出する帯域を、SRS検出用の計算リソースに基づき制限し、該制限したSRSのみを検出するため、データチャネルのデコード負荷と比較してSRSの検出のための負荷を増加させず、より重要なデータチャネルのデコード処理への影響を低減でき、かつ、リアルタイムなチャネル品質を推定できる。
本発明を諸図面や実施例に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形や修正を行うことが容易であることに注意されたい。従って、これらの変形や修正は本発明の範囲に含まれることに留意されたい。例えば、各部材、各手段、各ステップ等に含まれる機能等は論理的に矛盾しないように再配置可能であり、複数の手段やステップ等を1つに組み合わせたり、或いは分割したりすることが可能である。
1、2 無線基地局
11 受信部
12、22 制御部
13 記憶部

Claims (7)

  1. 1以上の通信装置から受信した既知信号により、当該通信装置との間の無線通信品質を推定する推定処理と、前記通信装置から受信したデータチャネルの復号処理とを行う制御部を備え、
    前記制御部は、
    1以上の前記通信装置からの前記既知信号の全てについて前記推定処理に要する処理量と、前記復号処理に要する処理量との合計が所定の閾値以上である場合、前記復号処理に要する処理量を低減せずに、1以上の前記通信装置からの前記既知信号の一部についてのみ前記推定処理を行うことを特徴とする無線基地局。
  2. 前記制御部は、1以上の前記通信装置から受信した前記既知信号の全てについて前記推定処理を行うのに必要な計算リソース及び前記復号処理に必要な計算リソースに基づき、1以上の前記通信装置から受信した前記既知信号の全てについて、前記復号処理に要する処理量を低減せずに、前記推定処理を行うことが可能か否か判定することを特徴とする請求項1に記載の無線基地局。
  3. 前記制御部は、前記既知信号を送信する1以上の前記通信装置毎に優先度を設定し、前記優先度が所定値以上の前記通信装置が送信した前記既知信号について前記推定処理を行うことを特徴とする請求項1に記載の無線基地局。
  4. 前記制御部は、前記優先度を、前記通信装置が送信した前記既知信号の検出頻度に基づき定めることを特徴とする請求項3に記載の無線基地局。
  5. 前記制御部は、前記優先度を、前記通信装置のチャネル品質の変動値に基づき定めることを特徴とする請求項3に記載の無線基地局。
  6. 前記制御部は、前記優先度を、前記通信装置が送信した前記既知信号の信号レベルに基づき定めることを特徴とする請求項3に記載の無線基地局。
  7. 通信装置から受信した既知信号により、当該通信装置との間の無線通信品質を推定する推定処理を行う制御ステップを含み、
    前記制御ステップは、
    1以上の前記通信装置からの前記既知信号の全てについて前記推定処理を行うことができないと判定した場合、1以上の前記通信装置からの前記既知信号の一部についてのみ前記推定処理を行うことを特徴とする無線通信方法。
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