JP2013027178A - 接続ユニット及び接続構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】接続ユニット600Aは、複数の接続対象の各々が挿入される複数の差込口601〜603を有する。接続対象は、低温絶縁型超電導ケーブル100、冷媒輸送管200、及び常電導ケーブル300から選択される複数である。接続対象の各々を各差込口に差し込んだ場合、超電導ケーブル100や常電導ケーブル300の導体と接続される導電ブロック610、導電ブロック610を絶縁して収納し、超電導ケーブルの断熱管16などとつながれると共に冷媒20の流路を内部に有する冷媒容器630、差込口601〜603を形成し、冷媒容器630の外側を覆う断熱容器640を備える。
【選択図】図1
Description
(A)冷媒の流路を構成する断熱管P1と、断熱管P1内で冷媒により冷却される超電導導体層と、断熱管P1内で冷媒により冷却される低温絶縁層とを有する低温絶縁型超電導ケーブル
(B)断熱管P2を有し、送電機能を有しない冷媒輸送管
(C)常電導導体と常温絶縁層とを有する常電導送電機器と、この常電導送電機器の端部に接続される断熱管P3とを備える常電導長尺体
この場合、接続ユニットのある差込口に差し込まれる第一の接続対象と、別の差込口に差し込まれる第二の接続対象とを備える。そして、第一の接続対象と第二の接続対象の双方を低温絶縁型超電導ケーブルとする構成や、一方の接続対象を低温絶縁型超電導ケーブルとし、他方の接続対象を常電導ケーブルとする構成が挙げられる。
この場合、接続ユニットのある差込口に差し込まれる第一の接続対象と、前記接続ユニットの別の差込口に差し込まれる第二の接続対象と、前記接続ユニットのさらに別の差込口に差し込まれる第三の接続対象とを備える。より具体的には、以下の接続対象の組合せがある。
第一の接続対象:低温絶縁型超電導ケーブル
第二の接続対象:冷媒輸送管
第三の接続対象:常電導長尺体
第一の接続対象と第二の接続対象:低温絶縁型超電導ケーブル
第三の接続対象:常電導長尺体
第一の接続対象:低温絶縁型超電導ケーブル
第二の接続対象と第三の接続対象:常電導長尺体
この場合、各差込口に差し込まれる接続対象は第一の接続対象〜第四の接続対象までの4つ以上となる。その場合の接続対象一例としては、次の組合せが好適に利用できる。
第一の接続対象:低温絶縁型超電導ケーブル
第二の接続対象:前記超電導ケーブルに冷媒を供給する冷媒輸送管
第三の接続対象:前記超電導ケーブルから冷媒を排出する冷媒輸送管
第四の接続対象:常電導長尺体
[接続ユニットの概要]
図1〜図3に基づいて、3つの差込口を備えるY型の接続ユニットを例として本発明の実施の形態を説明する。この接続ユニット600Aは、図1に示すように、第一差込口601、第二差込口602、第三差込口603の計3つの差込口を備え、各差込口601、602、603には、低温絶縁型の超電導ケーブル100、冷媒輸送管200、常電導長尺体が接続される。本例では、常電導長尺体を常電導ケーブル300とアタッチメント350で構成している。また、この接続ユニット600Aは、導電ブロック610、冷媒容器630、断熱容器640、防食層650を備える。このユニット600Aの説明に先立って、各接続対象を説明する。
まず、低温絶縁型超電導ケーブル100の基本構造を図14に基づいて説明する。低温絶縁型超電導ケーブル(以下、単に超電導ケーブルとする)100は、内側から順に、フォーマ11、超電導導体層12(内側導体)、低温絶縁層13、超電導導体層14(外側導体)、保護層15を備えるコア10を、断熱管16内に収納した構成である。ここでは、互いに撚り合わせた3心のコア10を一つの断熱管16内に収納した3心一括型の超電導ケーブル100を示すが、コア10の心数は特に限定されず、単心でも構わない。図1では単心の超電導ケーブル100を示している。以下、各部の構成をより詳しく説明する。
フォーマ11は、内側導体を保形すると共に、異常電流の分流路として機能する。フォーマ11は、複数の素線を撚り合わせた撚り線構造のものや、金属パイプやスパイラル帯を用いた中空構造のものがある。前者の場合、素線には絶縁被覆を有する銅線などの被覆金属線が好適に利用できる。後者の場合、ステンレス管やアルミニウム(合金)管などが好適に利用でき、その内部を冷媒の流路とできる。アルミニウム(合金)管の場合、可撓性に優れるため、ストレート管の利用も期待される。図1では撚り線構造のフォーマ11を示している。フォーマ11は、異常電流の分流路として利用されることがあるが、その異常電流が小さい場合は絶縁材料をフォーマ11に適用する場合がある。本例では、被覆金属線を撚り合わせた中実体とした。なお、フォーマ11と超電導導体層12の間にクッション層(図示せず)を設けても良い。
超電導導体層(内側導体)12としては、例えば、酸化物超電導体を備えるテープ状線材が好適に利用できる。テープ状線材は、例えば、Bi2223系超電導テープ線(Ag−MnやAgなどの安定化金属中に酸化物超電導体からなるフィラメントが配されたシース線)、RE123系薄膜線材(RE:希土類元素、例えばY、Ho、Nd、Sm、Gdなど。金属基板に酸化物超電導相が成膜された積層線材)が挙げられる。内側導体12は、上記テープ状線材を螺旋状に巻回して形成した単層構造、または多層構造のものが挙げられる。本実施形態では、多層構造の超電導導体層12とした。
低温絶縁層13は、冷媒に浸漬されて、内側導体12での使用電圧に対して要求される絶縁を確保するための層である。この低温絶縁層13には、常電導ケーブルで実績があり電気絶縁強度に優れる材料、例えば絶縁紙とプラスチック層との複合テープや、クラフト紙が好適に利用できる。複合テープとしては、PPLP(住友電気工業株式会社の登録商標)を利用できる。
超電導導体層(外側導体)14は、交流ケーブルの場合は内側導体12への通電に伴って生じる磁界を相殺するための超電導シールド層である。直流ケーブルの場合、単極送電では、内側導体12と外側導体14とで電流の往路と帰路を構成する往路導体層又は帰路導体層として超電導導体層(外側導体)14を利用する。双極送電では、例えば2条の超電導ケーブルを用い、各超電導ケーブルの各内側導体12を往路導体層及び帰路導体層とし、超電導導体層(外側導体)14を各中性線とする。この外側導体14も内側導体12と同様の超電導線材により構成される。外側導体14は、必須ではなく、必要に応じて設ければ良い。図14では外側導体14を示しているが、図1では外側導体がない超電導ケーブル100を示している。但し、外側導体14がない場合でも、通常、常電導の遮蔽層(電界シールド)は設けられている。この遮蔽層は、例えば編組線などで構成され、接地電位をとることで充電電流を断熱管16に流さないためのものである。この遮蔽層は、外側導体のない超電導ケーブルを示す各図において省略している。
保護層15は、外側導体14の外周を覆い、外側導体14を保護すると共に、断熱管16との絶縁を確保する。この保護層15は、クラフト紙などを巻回することで形成できる。図1では保護層は省略している。
断熱管16は、コア10を内部に収納する内管16aと、内管16aを内部に収納する外管16bとを備える二重管構造である。内管16aは、その内部に、内側導体12を超電導状態に維持するための冷媒20(代表的には、液体窒素や液体ヘリウム、ヘリウムガスなど)が充填され、冷媒流路として機能する。この内管16aと、内管16aの外周に設けられる外管16bとで断熱管16を構成することで、外部からの侵入熱などにより冷媒20の温度が上昇することを抑制する。内管16aと外管16bとの間は真空引きされ、それによって真空断熱層が形成されている。その他、内管16aと外管16bとの間にスーパーインシュレーションといった断熱材や、内管16aと外管16bとを離隔させるスペーサを配置すると、断熱管16の断熱性を高められる。
必要に応じて、外側導体14の内側(低温絶縁層13との間)や外側導体14の外側に分流導体(図示略)を設けることができる。分流導体は、異常時電流が生じたときに、その異常時電流を分担する常電導導体である。分流導体の材質には、高導電率の金属材料、例えば銅や銅合金が好適に利用できる。
冷媒輸送管200は、超電導ケーブル100に冷媒20を供給する、又は超電導ケーブル100から排出される冷媒20を輸送する。この輸送管200には、上述した超電導ケーブル100における断熱管16と同様の輸送管用断熱管210と、その断熱管210を覆う防食層220とを有する構成が利用できる。
常電導ケーブル300は、公知のCVケーブルが好適に利用できる。一般に、これらのケーブルは、中心から順に、常電導の導体310、内部半導電層、常温の絶縁層320、外部半導電層、遮蔽層、遮水層、防食層などを備えている。図1では導体310と絶縁層320以外は省略している。この常電導ケーブル300を接続ユニット600Aに接続するには、後述するアタッチメント350を介して接続する。
アタッチメント350は、常電導ケーブル300の端部と接続ユニット600Aとの間に介在されて、極低温とされる導電ブロック610と常電導ケーブル300の常温の導体310とを接続する。このアタッチメント350は、導電ブロック610の接続凹部612に嵌め込まれる接続凸部351と、接続凸部351に連続する引出導体353とを備え、さらに引出導体353の外側を順次覆う接続用絶縁部355と接続用断熱管357とを備える。
{導電ブロック}
導電ブロック610は、複数の接続対象を電気的に接続するための導電部材である。
この導電ブロック610は冷媒容器630に収納されている。この冷媒容器630は、冷媒の温度で劣化せず、気密構造に適した材料が好適に利用できる。本例では、ステンレスで冷媒容器630を構成している。そして、冷媒容器630、接続対象が各接続凹部612に至る差込経路を確保するため、各差込口601、602、603を形成している。
冷媒容器630は、導電ブロック610の外面と絶縁されるように配置されている。この冷媒容器630内、即ち、冷媒容器630と導電ブロック610との間の空間は、超電導ケーブル100の冷却に用いる冷媒20の循環経路となる場合がある。
導電ブロック610と冷媒容器630との間の空間には、介在絶縁部620が配置されている。この介在絶縁部620は、多孔質又は中実の固体絶縁材料が利用でき、導電ブロック610と冷媒容器630との絶縁を確保すると共に、前記空間内に冷媒20の流通を許容する構成が好ましい。具体的には、前記空間内の複数箇所に設けられて、冷媒容器630内に導電ブロック610を支持する複数の絶縁スペーサであっても良いし、絶縁材料からなる多孔質部材としても良い。前者は絶縁スペーサ同士の間が冷媒20の流路となり、後者は多孔質部材の孔内が冷媒20の流路となる。その他、前記空間内に配置される管状体であってもよい。その場合、管状体の内部が冷媒20の流路がとされる。一方、介在絶縁部620を冷媒の流通を許容しない中実の固体絶縁材料(例えばエポキシ)で構成しても良い。その場合、導電ブロック610内に冷媒20の流路を構成すればよい。
さらに冷媒容器630の外側は、断熱容器640に囲まれている。この断熱容器640は、冷媒容器630の外周に断熱空間を形成し、冷媒容器630内の冷媒に対する熱侵入を抑制する。本例では、図1の楕円で囲んだ箇所を図2に拡大して示すように、冷媒容器630の外側に重なるように断熱容器640を配置し、その断熱容器640内の閉鎖空間を真空引きして断熱空間を形成している。その他、断熱容器640の内側面が冷媒容器630を兼ねた構造としても良い。この断熱空間内には、輻射による熱侵入を抑制するため、スーパーインシュレーションなどの断熱材(図示略)を配置しても良い。勿論、この断熱容器640も、接続対象が差し込まれる箇所は開口されている。
冷媒容器640の外側は、防食層650により覆われている。この防食層650は外部環境から保護できる程度の薄いもので良い。冷媒容器640自体は、接地電位となっているためである。
{組立手順}
まず、各接続対象の端末処理を行う。例えば、低温絶縁型超電導ケーブル100の場合、露出したフォーマ11を接続凸部110に圧縮などで接続し、内側導体12と接続凸部110とを電気的に接続する。断熱管16、及び冷媒輸送管200の断熱管210は、例えば所定の位置で切断して密閉処理をした後に真空処理がなされる。常電導ケーブル300には、次のようにアタッチメント350を接続する。まず、引出導体353の端部を常電導ケーブル300の端部の導体310と圧縮接続などの公知の方法で接続する。次に、その接続箇所に補強絶縁層を形成する。さらに、接続用断熱管357から補強絶縁層を介して常電導ケーブル300に跨る範囲に絶縁外被359を形成すればよい。このアタッチメント350の接続用断熱管357は、長さが予め規定されており、接続ユニット600Aへの接続作業を行う現地にて真空引きの必要がない。接続凸部110、接続凸部351の外周にはマルチバンドが嵌め込まれている。接続凸部110(接続凸部351)と接続凹部612との電気的接続手段は、マルチバンドに限定されない。
このような接続ユニット600Aは、図3に示す超電導ケーブル線路の端部に好適に利用できる。この線路では、一端側(図の右側)の接続ユニット600Aから低温絶縁型の超電導ケーブル100が引き出され、後述するいくつかの中間接続ユニット600Dm、600Eを介して伸延されている。また、線路の他端側では、冷媒輸送管200が接続ユニット600Aから引き出されて、さらに中間接続部200Aを介して伸延され、さらに常電導ケーブル300も引き出されている。そして、冷媒輸送管200は、一端側に設置された冷媒の冷却・循環機構700に接続されている。
上記の接続ユニット600Aによれば、次の効果を奏することができる。
次に、実施形態1の接続ユニットを用いて、一対の低温絶縁型超電導ケーブルを接続する実施形態2を図4に基づいて説明する。本例は、接続対象の2つが上記超電導ケーブル100であること、並びに残る差込口には栓400が差し込まれている点が異なる。そのため、以下の説明は主に相違点について行い、このことは後述する他の実施形態においても同様とする。
次に、接続ユニットを用いて、低温絶縁型超電導ケーブルと常電導ケーブルとを接続すると共に、超電導ケーブル内で冷媒を往復して流通させる実施形態3を図5に基づいて説明する。
次に、2つの差込口を有する接続ユニットを用いて、一対の低温絶縁型超電導ケーブルを接続する接続構造を図6に基づいて説明する。
次に、外側導体を有する単心の低温絶縁型超電導ケーブル同士の接続構造を図7、図8に基づいて説明する。
次に、外側導体を有する3心一括構造の低温絶縁型超電導ケーブル同士の接続構造を図9に基づいて説明する。
さらに、多条の常電導ケーブルと1条の低温絶縁型超電導ケーブルとの接続構造を図10に基づいて説明する。
次に、導電ブロックに冷媒流路を形成した実施形態8を図11に基づいて説明する。この接続構造では、3つ口の接続ユニットを用い、各差込口には、超電導ケーブル100、冷媒輸送管200、常電導ケーブル300がそれぞれ接続される。超電導ケーブル100の断熱管16内を流れる冷媒20は、導電ブロック610に形成された冷媒流路を通って、冷媒輸送管200へと流通し、超電導ケーブル100と常電導ケーブル300とを送電路とする。
次に、4つ口の接続ユニットを用い、超電導ケーブルと常電導ケーブルとを電気的に接続すると共に、超電導ケーブルのフォーマ内の冷媒流路を一方の冷媒輸送管に接続し、同ケーブルの断熱管とコアとの間の冷媒流路を他方の冷媒輸送管に接続する実施形態9を図12に基づいて説明する。
次に、一対の三相一括型の超電導ケーブル同士を、接続ユニットを介して接続する場合において、外側導体(シールド層)は接続ユニット内で互いに電気的に縁切りし、各シールド層を接続ユニットの外部で接地する実施形態10を図13に基づいて説明する。本例は、図9の実施形態6と類似した構成であり、以下の説明は主に両者の相違点について行う。
10 コア
11 フォーマ 12 超電導導体層(内側導体) 13 低温絶縁層
14 超電導導体層(外側導体) 15 保護層
16 断熱管
16a 内管 16b 外管
17 防食層 18 ケーブル側断熱部
20 冷媒
110 接続凸部 120 鋼芯管 130 冷媒孔
200、200o、200i 冷媒輸送管
200A 中間接続部
210 輸送管用断熱管 220 輸送管用防食層
250 冷媒用接続端部 255 冷媒通路
300、300α、300β、300γ 常電導ケーブル
310 導体 320 絶縁層
350 アタッチメント
351 接続凸部 353 引出導体 355 接続用絶縁部
357 接続用断熱管 359 絶縁外被
400 栓
410 絶縁部 420 断熱部
500 外側導体接続部(シールド接続部)
510、500i 接続凸部 520 連結用導体
600A〜600J 接続ユニット
600Dm、600E 中間接続ユニット
601、602、603、604 差込口
610 導電ブロック
610i 内側導体用ブロック 610o 外側導体用ブロック
612 接続凹部 614 連通孔 615 縁切りブロック
620 介在絶縁部 630 冷媒容器 640 断熱容器 650 防食層
635 仕切り板
700 冷却・循環装置
Claims (18)
- 複数の接続対象の各々が挿入される複数の差込口を有する接続ユニットであって、
(A)冷媒の流路を構成する断熱管P1と、断熱管P1内で冷媒により冷却される超電導導体層と、断熱管P1内で冷媒により冷却される低温絶縁層とを有する低温絶縁型超電導ケーブル、
(B)断熱管P2を有し、送電機能を有しない冷媒輸送管、
(C)常電導導体と常温絶縁層とを有する常電導送電機器と、この常電導送電機器の端部に接続される断熱管P3とを備える常電導長尺体、
から選択される複数の接続対象の各々を各差込口に差し込んだ場合、
前記超電導導体層又は常電導導体と電気的に接続される導電ブロックと、
この導電ブロックから絶縁されて同ブロックを収納する容器で、前記差込口につながる開口を有し、前記断熱管P1〜P3のいずれかとつながれると共に前記冷媒の流路を内部に有する冷媒容器と、
前記差込口を形成し、前記冷媒容器の外側を覆う断熱容器とを備える接続ユニット。 - 前記導電ブロックは、
超電導導体層又は常電導導体と電気的につながる接続凸部が差し込まれる接続凹部と、
その接続凹部の内側から導電ブロックと冷媒容器との間の空間に連通する連通孔とを備えることを特徴とする請求項1に記載の接続ユニット。 - 前記導電ブロックの外面と冷媒容器との間に、冷媒の流通を許容する介在絶縁部を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の接続ユニット。
- 前記冷媒容器内の冷媒の流路は、前記導電ブロックと冷媒容器との間の空間に形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の接続ユニット。
- 前記冷媒容器内の冷媒の流路は、前記導電ブロックの内部に形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の接続ユニット。
- 請求項1〜5のいずれか1項に記載の接続ユニットと、
この接続ユニットのある差込口に差し込まれる第一の接続対象と、
前記接続ユニットの別の差込口に差し込まれる第二の接続対象とを備え、
前記第一の接続対象と前記第二の接続対象が前記低温絶縁型超電導ケーブルであることを特徴とする接続構造。 - 請求項1〜5のいずれか1項に記載の接続ユニットと、
この接続ユニットのある差込口に差し込まれる第一の接続対象と、
前記接続ユニットの別の差込口に差し込まれる第二の接続対象とを備え、
前記第一の接続対象が前記低温絶縁型超電導ケーブルで、前記第二の接続対象が前記常電導長尺体であることを特徴とする接続構造。 - 請求項1〜5のいずれか1項に記載の接続ユニットと、
この接続ユニットのある差込口に差し込まれる第一の接続対象と、
前記接続ユニットの別の差込口に差し込まれる第二の接続対象と、
前記接続ユニットのさらに別の差込口に差し込まれる第三の接続対象とを備え、
前記第一の接続対象が前記低温絶縁型超電導ケーブルで、
前記第二の接続対象が前記冷媒輸送管で、
前記第三の接続対象が前記常電導長尺体であることを特徴とする接続構造。 - 請求項1〜5のいずれか1項に記載の接続ユニットと、
この接続ユニットのある差込口に差し込まれる第一の接続対象と、
前記接続ユニットの別の差込口に差し込まれる第二の接続対象と、
前記接続ユニットのさらに別の差込口に差し込まれる第三の接続対象とを備え、
前記第一の接続対象と第二の接続対象が前記低温絶縁型超電導ケーブルで、
前記第三の接続対象が前記常電導長尺体であることを特徴とする接続構造。 - 請求項1〜5のいずれか1項に記載の接続ユニットと、
この接続ユニットのある差込口に差し込まれる第一の接続対象と、
前記接続ユニットの別の差込口に差し込まれる第二の接続対象と、
前記接続ユニットのさらに別の差込口に差し込まれる第三の接続対象とを備え、
前記第一の接続対象が前記低温絶縁型超電導ケーブルで、
前記第二の接続対象と第三の接続対象が前記常電導長尺体であることを特徴とする接続構造。 - 前記常電導長尺体は、前記常電導送電機器と前記導電ブロックとの間に介在されるアタッチメントとを備え、
このアタッチメントは、
前記導電ブロックに電気的に接続される接続凸部と、
この接続凸部と常電導送電機器と間を電気的に接続する引出導体と、
この引出導体の外側を覆う接続用絶縁部とを備え、
前記常電導送電機器の端部に接続される断熱管P3は、この接続用絶縁部の外側に形成されていることを特徴とする請求項6〜10のいずれか1項に記載の接続構造。 - 前記常電導送電機器が、CVケーブルであることを特徴とする請求項6〜11のいずれか1項に記載の接続構造。
- 前記超電導導体層は、
前記低温絶縁層の内側に設けられる内側導体と、
前記低温絶縁層の外側に設けられる外側導体とを有し、
前記導電ブロックは、
前記内側導体に接続される内側導体用ブロックと、
前記外側導体に接続される外側導体用ブロックとを有し、
前記導電ブロックの外面と冷媒容器との間、及び前記内側導体用ブロックと外側導体用ブロックとの間に、冷媒の流通を許容する介在絶縁部を備えることを特徴とする請求項6〜12のいずれか1項に記載の接続構造。 - 前記低温絶縁型超電導ケーブルは、前記断熱管P1内に複数のコアを備え、
各コアは、前記低温絶縁層と、前記内側導体と、前記外側導体とを有し、
前記内側導体用ブロックは複数設けられて、個々の内側導体用ブロックに各コアごとの内側導体が接続され、
前記外側導体用ブロックには、各コアの外側導体が一括して接続され、
前記介在絶縁部が前記各内側導体用ブロック同士の間にも介在されていることを特徴とする請求項13に記載の接続構造。 - 前記超電導導体層は、
前記低温絶縁層の内側に設けられる内側導体と、
前記低温絶縁層の外側に設けられる外側導体とを有し、
前記導電ブロックは、前記内側導体に接続される内側導体用ブロックであり、
さらに前記外側導体から接続ユニットの外部に引き出されて接地される接地線を備えることを特徴とする請求項13又は14に記載の接続構造。 - 前記外側導体の端部に形成される接続凸部と、
この接続凸部が差し込まれる縁切りブロックとを備え、
前記接続凸部及び縁切りブロックの少なくとも一方が絶縁材料からなることを特徴とする請求項15に記載の接続構造。 - さらに別の差込口に差し込まれる栓を備え、
この栓は、導電ブロックに取り付けられる絶縁部と、この絶縁部と差込口の間を断熱する断熱部とを備えることを特徴とする請求項6〜16のいずれか1項に記載の接続構造。 - 請求項1〜5のいずれか1項に記載の接続ユニットと、
この接続ユニットのある差込口に差し込まれる第一の接続対象と、
前記接続ユニットの別の差込口に差し込まれる第二の接続対象と、
前記接続ユニットのさらに別の差込口に差し込まれる第三の接続対象と、
前記接続ユニットのさらに別の差込口に差し込まれる第四の接続対象とを備え、
前記第一の接続対象が前記低温絶縁型超電導ケーブルで、
前記第二の接続対象が前記低温絶縁型超電導ケーブルに冷媒を供給する冷媒輸送管で、
前記第三の接続対象が前記低温絶縁型超電導ケーブルから冷媒を排出する冷媒輸送管で、
前記第四の接続対象が前記常電導長尺体であり、
前記低温絶縁型超電導ケーブルは、断熱管P1との間に往路又は復路の一方の冷媒流路を構成するコアと、コアの内部で往路又は復路の他方の冷媒流路を構成するフォーマと、前記超電導導体層と電気的につながって前記導電ブロックの接続凹部に差し込まれる接続凸部とを備え、
前記冷媒輸送管の一方は、導電ブロックの接続凹部に差し込まれる冷媒用接続部を備え、
この冷媒用接続部を備える一方の冷媒輸送管と前記フォーマとは、接続凸部内、導電ブロック内、冷媒用接続部内を通る冷媒の流路でつながれ、
前記断熱管とコアとの間の冷媒流路と他方の冷媒輸送管とは、冷媒容器と導電ブロックとの間の冷媒の流路を介してつながれることを特徴とする接続構造。
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