JP2013026888A - 立体視画像表示方法および装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】立体視画像の表示中に立体視画像の移動、回転および拡縮を行う際の観察者の不快感、疲労感を低減する。
【解決手段】右目用放射線画像および左目用放射線画像の一方を第1のモニタ50に表示し、他方を第2のモニタ51に表示して立体視画像を表示する放射線画像表示装置において、放射線画像の移動、回転および拡縮のいずれかの画像処理の開始に応じて、前記第2のモニタ51を非表示にして立体視画像表示から二次元画像表示に切り換え、その後、前記画像処理の終了に応じて、前記第2のモニタ51を表示して2次元画像表示から立体視画像表示に切り換える。
【選択図】図4
【解決手段】右目用放射線画像および左目用放射線画像の一方を第1のモニタ50に表示し、他方を第2のモニタ51に表示して立体視画像を表示する放射線画像表示装置において、放射線画像の移動、回転および拡縮のいずれかの画像処理の開始に応じて、前記第2のモニタ51を非表示にして立体視画像表示から二次元画像表示に切り換え、その後、前記画像処理の終了に応じて、前記第2のモニタ51を表示して2次元画像表示から立体視画像表示に切り換える。
【選択図】図4
Description
本発明は、右目用画像および左目用画像の2枚の画像を用いて立体視画像を表示する立体視画像表示装置、特に、表示されている画像に対して、移動、回転、拡大、縮小などの操作が可能な立体視画像表示装置に関するものである。
従来、右目用画像および左目用画像の2枚の画像を組み合わせて表示することにより、視差を利用して立体視できることが知られている。このような立体視できる画像(以下、立体視画像またはステレオ画像という)は、同一の被写体を異なる位置から撮影して取得された互いに視差のある複数の画像に基づいて生成される。
そして、このような立体視画像の生成は、デジタルカメラやテレビなどの分野だけでなく、放射線画像撮影の分野においても利用されている。すなわち、被験者に対して互いに異なる方向から放射線を照射し、その被験者を透過した放射線を放射線画像検出器によりそれぞれ検出して互いに視差のある複数の放射線画像を取得し、これらの放射線画像に基づいて立体視画像を生成することが行われている。そして、このように立体視画像を生成することによって奥行感のある放射線画像を観察することができ、より診断に適した放射線画像を観察することができる。
立体視画像の表示装置としては、例えば、特許文献1において、2つのモニタを上下方向に隣接させ、一方のモニタに右目用画像、他方のモニタに左目用画像をそれぞれ表示し、両画像を光学系によって結合させて乳房を立体視表示する立体視画像表示装置が提案されている。
ここで、より正確な診断のために、観察者は立体視画像を観察しながら、立体視画像をモニタ内で移動させたり、回転させたり、拡大や縮小させたりする場合がある。特許文献1記載の立体視画像表示装置は、これらの観察者の指示を受け付けると、受け付けた指示に応じて右目用画像と左目用画像に移動や回転などの画像処理を施し、立体視画像の移動、回転表示、拡縮表示を行うようになっている。
しかしながら、特許文献1のような2つのモニタを用いた立体視画像表示装置では、両方のモニタに表示される画像の画像処理を同時に開始することができないため、立体視しながら両方の画像を同時に移動させたり回転させたりしたい場合でも、一方のモニタに表示される画像の画像処理が、他方のモニタに表示される画像の画像処理を追従する形で行われるので、右目用画像と左目用画像の画像処理のタイミングがずれてしまい、立体視画像が正常に表示されず、例えば、画像の移動中は、両方のモニタの画像が二重に重なった画像として見えたりして、観察者に疲労感や不快感を与えることがある。
本発明は、上記の事情に鑑み、観察者が立体視画像の表示中に、立体視画像の移動、回転および拡縮をする際の観察者の疲労感や不快感を低減させることができる立体視画像表示方法および装置を提供することを目的とする。
本発明の立体視画像表示装置は、互いに異なる方向から撮影された右目用画像および左目用画像の一方を第1のモニタに表示し、他方を第2のモニタに表示して立体視画像を表示する表示部と、第1および第2のモニタの表示を制御する表示制御部と、両画像の移動、回転および拡縮のいずれかの画像処理の開始および終了の指示を検知する検知部と、検知部で検知した指示に基づいて両画像の画像処理を行う処理部とを備え、表示制御部を、表示部が立体視画像の表示中に検知部が画像処理の開始の指示を検知したとき所定の期間前記第2のモニタを非表示にし、所定期間経過後に第2のモニタを表示するものとし、この所定期間を、少なくとも検知部が画像処理の開始の指示を検知してから上記画像処理の終了の指示を検知するまでの期間を含むものとしたことを特徴とするものである。
ここで、画像処理の開始の指示とは、観察者によって立体視画像の移動、回転および拡縮のいずれかの画像処理をマウス等の入力手段で開始指示することである。
ここで、画像処理の終了の指示とは、上述で観察者によって入力された上記いずれかの画像処理をマウス等の入力手段で終了指示することである。
ここで、第2のモニタを非表示にするとは、第2のモニタ上に画像の表示をしないことを意味し、その方法は特に限定されない。例えば、表示制御部が第2のモニタの輝度をゼロにする表示制御をしてもよいし、あるいは、表示制御部が第2のモニタに画像信号を出力しない表示制御をしてもよい。
また、上記本発明の立体視画像表示装置においては、前記検知部を、さらに画像処理の終了を検知するものとし、前記所定期間を、検知部が画像処理の開始の指示を検知してから上記画像処理の終了を検知するまでの期間とすることができる。
ここで、画像処理の終了とは、観察者によって入力された上記画像処理の終了の指示を受けて、画像処理部が両画像の画像処理を完了することである。
また、上記本発明の立体視画像表示装置においては、画像処理部を、一方の放射線画像の画像処理を行う第1処理部と、他方の放射線画像の画像処理を行う第2処理部とを有し、第1処理部が、画像処理の開始の指示の検知に応じて画像処理を開始し、第2処理部が、検知部が上記画像処理の開始の指示を検知してから上記画像処理の終了の指示を検知するまでの間、上記画像処理を停止し、上記画像処理の終了の指示を検知した後に上記画像処理を開始するものとすることができる。
また、第1処理部および第2処理部は、検知部が画像処理の開始の指示を検知した後に上記画像処理を開始するものとすることができる。
また、第2処理部は、第1処理部に追従して画像処理を行うものとすることができる。
あるいは、第1処理部が第2処理部に追従して画像処理を行うものとすることもできる。
また、表示制御部は、さらに第1および第2のモニタに立体視可能なカーソルを表示させるものとすることができる。
本発明の立体視画像表示方法は、互いに異なる方向から撮影された右目用放射線画像および左目用放射線画像の一方を第1のモニタに表示し、他方を第2のモニタに表示して立体視画像を表示する立体視画像表示方法において、両画像の移動、回転および拡縮のいずれかの画像処理の開始に応じて、第2のモニタを非表示にして立体視画像表示から二次元画像表示に切り換え、その後、上記画像処理の終了に応じて、第2のモニタを表示して二次元画像表示から立体視画像表示に切り換えることを特徴とするものである。
本発明の立体視画像表示方法および装置によれば、右目用画像および左目用画像の一方を第1のモニタに表示し、他方を第2のモニタに表示して立体視画像を表示するとともに、両立体視画像の移動、回転および拡縮のいずれかの画像処理の開始の指示を受け付けてから終了の指示を受け付けるまでの間、第2のモニタを非表示にして立体視画像表示から二次元画像表示に切り換え、その後、第2のモニタを表示して二次元画像表示から立体視画像表示に切り換えるようにしたので、画像処理の開始の指示を受け付けてから終了の指示を受け付けるまでの間は、画像処理のタイミングがずれた立体視画像が表示されることがなくなり、観察者の疲労感や不快感を低減することができる。
ただし、上述の両画像の画像処理は、観察者が画像処理の終了の指示をした後しばらくしてから終了するので、画像処理の開始の指示を受け付けてから終了の指示を受け付けるまでの間のみ立体視画像から二次元画像に切り換えるのでは、両画像の画像処理が終了していない段階で立体視画像表示に戻ってしまい、その結果、両画像の画像処理の終了直前に画像処理のタイミングのずれた立体視画像が表示され、観察者に疲労感や不快感を与えてしまう虞がある。
そこで、上記本発明の立体視画像表示方法および装置において、さらに上述のいずれかの画像処理の開始の指示を受け付けてから画像処理が終了するまでの間、第2のモニタを非表示にして立体視画像表示から二次元画像表示に切り換え、その画像処理が終了した後に、第2のモニタを表示して二次元画像表示から立体視画像表示に切り換えるようにした場合には、両画像の画像処理が終了した後に二次元表示から立体視表示に戻り、画像処理のタイミングがずれた立体視画像が表示されないので、観察者の疲労感や不快感を低減することができる。
また、第1のモニタに表示された画像に対しては画像処理の開始の指示の検知に応じて上記画像処理を開始し、第2のモニタにおいて非表示となっている画像に対しては検知部が上記画像処理の開始の指示を検知してから上記画像処理の終了の指示を検知するまでの間、上記画像処理を停止し、上記画像処理の終了の指示を検知した後に初めて上記画像処理を開始するようにした場合には、非表示中の画像に不要な画像処理を施すことがなくなり、また2つの画像に対して併行して画像処理行うことがなくなるので、画像処理に要するコンピュータの負担を最小限に抑えることができる。
また一方で、第1のモニタに表示された画像と第2のモニタにおいて非表示となっている画像に対して、画像処理の開始の指示を検知した後に上記画像処理を開始するようにした場合には、画像の非表示中も両画像に対して併行して画像処理が行われているので、画像が再表示されて二次元画像から立体視表示に戻るまでの時間が短くなる。
以下、図面を参照して本発明を実施するための形態について説明する。
[第1の実施の形態]
最初に、第1の実施の形態における、立体視画像表示装置の一実施形態を用いた乳房画像撮影表示システムについて説明する。
最初に、第1の実施の形態における、立体視画像表示装置の一実施形態を用いた乳房画像撮影表示システムについて説明する。
図1は、第1の実施の形態の乳房画像撮影表示システム全体の概略構成を示す図で、乳房画像撮影装置の概略を側面図で示す。
本実施形態の乳房画像撮影表示システムは、図1に示すように、乳房画像撮影装置1と、乳房画像撮影装置1に接続されたコンピュータ2と、コンピュータ2に接続された表示部3および入力部4とを備えている。
乳房画像撮影装置1は、図1に示すように、基台21と、基台21に対し上下方向(Z方向)に移動可能であり、かつ回転可能な水平回転軸12と、回転軸12により基台21と連結されたアーム部13を備えている。なお、図2に、図1の右方向から見たアーム部13の正面図を示す。
アーム部13はアルファベットの角ばったCの形をしており、下と上に水平に延びたアーム13a,13bを備え、下のアーム13aの一端には撮影台14が、上のアーム13bの他端には撮影台14の上方に対向するように放射線源ユニット16が取り付けられている。アーム部13の上下方向の移動は、基台21に組み込まれたアームコントローラ31により制御される。
撮影台14の内部には、フラットパネルディテクタ等の放射線画像検出器15と、放射線画像検出器15からの電荷信号の読み出しなどを制御する検出器コントローラ33が備えられている。
また、撮影台14の内部には、放射線画像検出器15から読み出された電荷信号を電圧信号に変換するチャージアンプや、チャージアンプから出力された電圧信号をサンプリングする相関2重サンプリング回路や、電圧信号をデジタル信号に変換するAD変換部などが設けられた回路基板なども設置されている。
放射線画像検出器15は、放射線画像の記録と読出しを繰り返して行うことができるものであり、放射線の照射を直接受けて電荷を発生する、いわゆる直接型の放射線画像検出器を用いてもよいし、放射線を一旦可視光に変換してその可視光を電荷信号に変換する、いわゆる間接型の放射線画像検出器を用いるようにしてもよい。また、放射線画像信号の読出方式としては、TFT(thin film transistor)スイッチをオン・オフされることによって放射線画像信号が読み出される、いわゆるTFT読出方式のものや、読取光を照射することによって放射線画像信号が読み出される、いわゆる光読出方式のものを用いることが望ましいが、これに限らずその他のものを用いるようにしてもよい。
放射線源ユニット16の中には放射線源17と、放射線源コントローラ32が収納されている。放射線源コントローラ32は、放射線源17から放射線を照射するタイミングと、放射線源17における放射線発生条件(管電流、時間、管電圧等)を制御するものである。
また、アーム部13の中央部には、撮影台14の上方に配置されて乳房を押さえつけて圧迫する圧迫板18と、その圧迫板18を支持する支持部20と、支持部20を上下方向に移動させる移動機構19と、圧迫板コントローラ34が設けられている。圧迫板18の位置、圧迫圧は、圧迫板コントローラ34により制御される。
コンピュータ2は、中央処理装置(CPU)および半導体メモリやハードディスクやSSD等のストレージデバイスなどを備えており、これらのハードウェアによって、図3に示すような制御部40、放射線画像記憶部41、検知部42、画像処理部43、および放射線画像表示制御部44が構成されている。
制御部40は、各種の前記コントローラ31〜34に対して所定の制御信号を出力し、システム全体の制御を行うものである。具体的な制御方法については後で詳述する。
放射線画像記憶部41は、互いに異なる2つの撮影方向からの撮影によって放射線画像検出器15により検出された2枚の放射線画像信号を予め記憶するものである。
検知部42は、入力部4において受け付けられたステレオ画像の移動、回転、拡縮の開始の指示および終了の指示を検知するものである。
画像処理部43は、検知部42において検知された立体視画像の移動、回転、拡縮の開始の指示に応じて放射線画像記憶部41に記憶された2枚の放射線画像信号に対して画像処理を施すものである。具体的には、画像処理部43は、モニタ50(図4)に表示される放射線画像信号に画像処理を施す第1処理部43a、モニタ51(図4)に表示される放射線画像信号に画像処理を施す第2処理部43bで構成される。また、本実施形態では、第2処理部43bは第1処理部43aの画像処理に追従して画像処理するものである。
表示制御部44は、放射線画像記憶部41から読み出された放射線画像信号に対して所定の信号処理を施した後、表示部3に被検者の乳房のステレオ画像を表示させるものである。
また、表示制御部44は、検知部42においてステレオ画像の移動、回転、拡縮の画像処理の開始の指示が検知された場合には、上述の画像処理の終了の指示が検知されるまでの間、第2のモニタを非表示にするものである。なお、具体的な表示制御方法については後で詳述する。
入力部4は、たとえば、キーボードやマウスなどのポインティングデバイスから構成されるものであり、撮影条件や撮影開始指示、立体視画像の移動、回転、拡縮の画像処理の開始および終了の指示などの入力を受け付けるものである。
表示部3は、コンピュータ2の放射線画像表示制御部44から出力された表示制御信号に基づいて乳房のステレオ画像を表示するものである。
具体的には、本実施形態の表示部3は、図4に示すように、右目用放射線画像GRと、左目用放射線画像GLとを表示することにより、これらの乳房画像をステレオ表示するものである。表示部3は、図4に示すように、モニタ50とモニタ50の上方に配置された前方に傾斜したモニタ51とを組み合せて構成されており、このモニタ50とモニタ51の間にハーフミラー52が配置されている。
モニタ50はその表示画面に右目用放射線画像GRを表示し、モニタ51はその表示画面に左目用放射線画像GLをそれぞれ表示するものである。そして、モニタ50により表示された右目用放射線画像GRは、図中一部破線、一部実線で示すようにハーフミラー52を透過し、モニタ51により表示された左目用放射線画像GLは、図中実線で示すようにハーフミラー52で反射する。ハーフミラー52は、観察の際に右目用放射線画像GRと左目用放射線画像GLとが重なって見えるような角度で配置されている。
そして、表示部3は、モニタ50、モニタ51の表示光を互いに直交する偏光とすることが可能に構成されている。観察者は、右目用放射線画像GRが右目のみに入射するように偏向する右目用偏光レンズと左目用放射線画像GLが左目のみに入射するように偏光する左目用偏光レンズを有する偏光メガネを装着することにより、これらの画像を左右の目でそれぞれ各別に観察することができ、乳房画像を立体視することができる。
次に、第1の実施の形態の乳房画像撮影表示システムの作用について、図5に示すフローチャートを参照しながら説明する。
まず、図1に示すように撮影台14の上に患者の乳房Mが設置され、圧迫板18により乳房Mが所定の圧力によって圧迫される(S10)。
そして、入力部4において撮影開始の指示があると乳房Mのステレオ画像を構成する2枚の放射線画像のうちの1枚目の放射線画像の撮影が行われる(S12)。
具体的には、まず、制御部40が、予め設定されたステレオ画像の撮影のための撮影角度θを読み出し、その読み出した撮影角度θの情報をアームコントローラ31に出力する。なお、本実施形態においては、このときの撮影角度θの情報としてθ=0°とθ=4°が予め記憶されているものとするが、これに限らず、撮影者によって入力部4において任意の撮影角度を設定可能である。
そして、アームコントローラ31において、制御部40から出力された撮影角度θ=0°とθ=4°の情報が受け付けられ、アームコントローラ31は、まず、θ=0°の情報に基づいて、図2に実線で示すようにアーム部13が撮影台14に対して垂直な方向となるように制御信号を出力する。
そして、アーム部13が撮影台14に対して垂直な方向となった状態において、制御部40は、放射線源コントローラ32および検出器コントローラ33に対して放射線の照射と放射線画像信号の読出しを行うよう制御信号を出力する。この制御信号に応じて、放射線源17から放射線が射出され、乳房を0°方向から撮影した放射線画像が放射線画像検出器15によって検出され、検出器コントローラ33によって放射線画像信号が読み出され、その放射線画像信号に対して所定の信号処理が施された後、コンピュータ2の放射線画像記憶部41に記憶される。
続いて、制御部40は、ステレオ画像を構成する2枚の放射線画像のうちの2枚目の放射線画像の撮影を行う(S14)。
具体的には、アームコントローラ31は、図2に示すように、アーム部13を撮影台14に垂直な方向に対して+θ°回転するよう制御信号を出力する。すなわち、本実施形態においては、図2に二点鎖線で示すようにアーム部13を撮影台14に垂直な方向に対して(図2において時計回り方向に)4°回転するよう制御信号を出力する。
そして、アーム部13が4°回転した状態において、制御部40は、放射線源コントローラ32および検出器コントローラ33に対して放射線の照射と放射線画像信号の読出しを行うよう制御信号を出力する。そして、この制御信号に応じて、放射線源17から放射線が射出され、乳房を4°方向から撮影した放射線画像が放射線画像検出器15によって検出され、検出器コントローラ33によって放射線画像信号が読み出され、所定の信号処理が施された後、コンピュータ2の放射線画像記憶部41に記憶される。
そして、上述したようにして放射線画像記憶部41に記憶された2枚の放射線画像信号は、放射線画像表示制御部44によって読み出され、放射線画像表示制御部44においてこれらの放射線画像信号に対して所定の処理が施された後、表示部3に出力される。そして、表示部3において、モニタ50に右目用放射線画像GRが、モニタ51に左目用放射線画像GLがそれぞれ表示されて乳房のステレオ画像が表示される(S16)。
次に、上述したようにして乳房のステレオ画像が表示された後、観察者がステレオ画像を移動、回転、あるいは拡縮して観察したいと思った場合には、観察者によって入力部4を用いて移動、回転、あるいは拡縮のいずれかの画像処理の開始の指示が入力される(S18)。そして、検知部42が上述のいずれかの画像処理の開始の指示を検知すると、表示制御部44は、モニタ51を非表示にする(S20)。すなわち、図6aに示すように、図中実線で示された右目用放射線画像GRのみ表示を維持し、図中破線で示された左目用放射線画像GLを非表示にしてステレオ表示から二次元表示へ切り換える(S22)。なお、本実施形態では、移動の開始の指示が入力されたものとしている。
そして、検知された画像処理の開始の指示に応じて、画像処理部43は、放射線画像記憶部41に記憶されたモニタ50に表示されている放射線画像の放射線画像信号に対して画像処理を開始する(S24)。具体的には、第1処理部43aが右目用放射線画像GRに画像処理を施し、図6bに示すように、図中実線で示された右目用放射線画像GRの移動を開始する。一方、非表示の放射線画像の放射線信号、すなわち、左目用放射線画像GLに対しては、図6bの破線で示すように画像処理を施さない。
その後、観察者がモニタ50に表示される乳房の二次元画像を観察しながら、上述の画像処理を終了したいと思った場合には、観察者によって入力部4を用いて画像処理の終了の指示が入力される(S26)。そして、検知部42が画像処理の終了の指示を検知すると、表示制御部44は、モニタ51を再表示させる(S28)。すなわち、図6cに実線で示されるように、左目用放射線画像GLを再表示して、乳房画像を二次元表示からステレオ表示へ切り換える(S30)。そして、検知された画像処理の終了の指示に応じて、第1処理部43aは、放射線画像記憶部41に記憶された右目用放射線画像GRの放射線画像信号に対して画像処理を終了する(S32)。そして、モニタ51に再表示された左目用放射線画像GLの放射線信号に対して、右目用放射線画像GRの放射線信号に施された画像処理と同じ画像処理が施される(S34)。具体的には、第2処理部43bが、第1処理部43aが右目用放射線画像GRに施した画像処理を読み出し、その読み出された画像処理を左目用画像GLに対して施し、図6dに示されるように、左目用放射線画像GLを移動させる。
上述したように、観察者が画像処理の開始の指示をしてから終了の指示をするまでの間、ステレオ画像から二次元画像に切り換えるようにしたので、その間は、画像処理がずれた2つの放射線画像による立体視画像が表示されなくなり、観察者に与える疲労感、不快感を低減することができる。
また、モニタ51を非表示にしている間、左目用放射線画像の画像処理を行わないようにしたので、画像処理を最小限に抑えることができる。
ここで、上述のように、画像処理の終了の指示がなされた後であって、右目用放射線画像GRと左目用放射線画像GLに対する画像処理が終了する前にモニタ51を再表示させた場合には、画像処理の開始の指示をしてから終了の指示をするまでの間、左目用放射線画像GLは表示されないので、右目用放射線画像GRに画像処理を施している間は2つの放射線画像の画像処理がずれた状態で立体視表示されることはないが、画像処理の終了の指示がなされた後から左目用放射線画像GLに対する画像処理が終了するまでの間、すなわち図6cから6dまでの間は、2つの放射線画像の画像処理がずれた状態で立体視表示されることになり、観察者に疲労感、不快感を与える虞がある。
[第2の実施の形態]
そこで、第2の実施の形態として、2つの放射線画像の画像処理が完全に終了した後に初めてモニタ51を再表示させるようにしたものを説明する。
そこで、第2の実施の形態として、2つの放射線画像の画像処理が完全に終了した後に初めてモニタ51を再表示させるようにしたものを説明する。
本実施形態の乳房画像撮影システムは、第1の実施の形態の乳房画像撮影表示システムと同様の構成であるが、検知部42は、さらに2つの放射線画像の画像処理の終了を検知するものとする。
具体的な本実施形態の乳房画像撮影表示システムの作用について、図7に示すフローチャートを参照しながら説明する。なお、本実施形態においても、第1の実施形態と同様の移動の指示が入力されたものとする。また、乳房Mの設置(S30)からモニタ50の画像処理の開始(S44)までのステップは図5に示すフローチャートのS10〜S24と同様であるため、説明を省略する。
観察者による画像処理の開始の指示(S38)に応じて、モニタ50の画像処理が開始された(S44、図8b)後、観察者がモニタ50に表示される乳房の二次元画像を観察しながら、上述の画像処理を終了したいと思った場合には、観察者によって入力部4を用いて画像処理の終了の指示が入力される(S46)。すなわち、観察者が右目用放射線画像GRを観察しながら、右目用放射線画像GRの移動を終了したいと思った場合には、観察者によって入力部4を用いて移動の終了の指示が入力される。
そして、検知部42が画像処理の終了の指示を検知すると、図8cに実線で示されるように、第1処理部43aは、放射線画像記憶部41に記憶された右目用放射線画像GRの放射線画像信号に対して移動の画像処理を終了する(S48)。その後、モニタ51で非表示となっている左目用放射線画像GLの放射線信号に対して、右目用放射線画像GRの放射線信号に施された画像処理と同じ画像処理が施される(S50)。具体的には、第2処理部43bが、第1処理部43aが右目用放射線画像GRに施した画像処理を読み出し、その読み出された画像処理を左目用画像GLに対して施し、図8dの破線で示されるように、左目用放射線画像GLを移動させる。そして、図8eの破線で示されるように、左目用放射線画像GLの移動の画像処理が終了すると、検知部42が右目用画像GRおよび左目用画像GLの画像処理の終了を検知し、検知された両画像の画像処理の終了に応じて、表示制御部44は、モニタ51を再表示させる(S52)。すなわち、図8fの実線で示されるように、左目用放射線画像GLを再表示して、乳房画像を二次元表示からステレオ表示へ切り換える(S54)。
この様に、2つの放射線画像の画像処理が終了した後、モニタ51を表示させるようにしたので、2つの放射線画像の画像処理がずれた立体視画像が表示されず、観察者は疲労感、不快感なく立体視画像の移動、回転、拡縮の画像処理を行うことができる。
なお、上記実施形態においては、モニタ51が非表示の間、画像制御部43は左目用放射線画像の画像処理を施さないが、モニタ51が非表示の間も、左目用放射線画像の画像処理を右目用放射線画像の画像処理に追従して行うようにしてもよい。以下に、モニタ51が非表示の間も左目用放射線画像の画像処理を右目用放射線画像の画像処理に追従して行う場合の実施形態について説明する。
[第3の実施の形態]
本実施形態の乳房画像撮影システムは、第1の実施の形態の乳房画像撮影表示システムと同様の構成であるが、モニタ51の画像処理を行う第2処理部43bは、モニタ50の画像処理を行う第1処理部43aに追従して画像処理を行うものとする。なお、図5に示す乳房Mの設置(S10)からステレオ画像表示(S16)までのステップは上記実施形態と同様に行われるものとする。
本実施形態の乳房画像撮影システムは、第1の実施の形態の乳房画像撮影表示システムと同様の構成であるが、モニタ51の画像処理を行う第2処理部43bは、モニタ50の画像処理を行う第1処理部43aに追従して画像処理を行うものとする。なお、図5に示す乳房Mの設置(S10)からステレオ画像表示(S16)までのステップは上記実施形態と同様に行われるものとする。
観察者によって入力部4を用いて移動、回転、あるいは拡縮のいずれかの画像処理の開始の指示が入力されると、検知部42が上述のいずれかの画像処理の開始の指示を検知する。そして、上述の画像処理の開始の指示が検知されると、表示制御部44は、モニタ51を非表示にする。すなわち、図9aに示すように図中実線で示された右目用放射線画像GRのみ表示を維持し、図中破線で示された左目用放射線画像GLを非表示にしてステレオ表示から二次元表示へ切り換える。なお、本実施形態においても、移動の開始の指示が入力されたものとする。
そして、検知された画像処理の開始の指示に応じて、画像処理部43は、放射線画像記憶部41に記憶されたモニタ50に表示されている放射線画像の放射線画像信号に対して画像処理を開始する。具体的には、第1処理部43aが右目用放射線画像GRに画像処理を施し、図9bに示すように、図中実線で示された右目用放射線画像GRの移動を開始する。そして、第1処理部43aが画像処理を開始すると、第2処理部43bは第1処理部43aの画像処理に追従して画像処理を開始する。すなわち、図9cの破線で示すように非表示の左目用放射線画像GLの移動を開始する。具体的には、第2処理部43bが、第1処理部43aが右目用放射線画像GRに施した画像処理を読み出し、その読み出された画像処理を左目用画像GLに対して施す。
その後、観察者がモニタ50に表示される乳房の二次元画像を観察しながら、上述の画像処理を終了したいと思った場合には、観察者によって入力部4を用いて画像処理の終了の指示が入力される。そして、検知部42が画像処理の終了の指示を検知すると、表示制御部44は、モニタ51を再表示させる。すなわち、図9dに実線で示されるように、左目用放射線画像GLを再表示して、乳房画像を二次元表示からステレオ表示へ切り換える。そして、検知された画像処理の終了の指示に応じて、第1処理部43aは右目用放射線画像GRに対して画像処理を終了し、その後、第1処理部43aの画像処理の終了に応じて、第2処理部43bも左目用放射線画像GLに対する画像処理を終了する。
すなわち、左目用放射線画像GLは、再表示後、図9eに実線で示される右目用放射線画像GRの位置に対応する位置まで移動するようにΔt1の距離だけ移動して画像処理が終了する。
この様に、観察者が画像処理の開始の指示をしてから終了の指示をするまでの間、ステレオ画像から二次元画像に切り換えるようにしたので、その間は、画像処理がずれた2つの放射線画像による立体視画像が表示されなくなり、観察者に与える疲労感、不快感を低減することができる。
また、モニタ51が非表示の間も、モニタ50に表示されてる右目用放射線画像GRの画像処理に追従して非表示の左目用画像GLに画像処理を施すようにしたので、モニタ51を再表示して二次元表示からステレオ表示に戻るまでの時間が短くなる。
ここで、上記第3の実施の形態は、上記第1の実施の形態と同様に、画像処理の終了の指示がなされた後から左目用放射線画像GLに対する画像処理が終了するまでの間、すなわち図9dから9eまでの間は、2つの放射線画像の画像処理がずれた状態で立体視表示されることになり、観察者に疲労感、不快感を与える虞がある。
[第4の実施の形態]
そこで、第4の実施の形態として、モニタ51が非表示の間も左目用放射線画像の画像処理を右目用放射線画像の画像処理に追従して行い、且つ2つの放射線画像の画像処理が完全に終了した後に初めてモニタ51を再表示させるようにしたものを説明する。なお、乳房画像撮影表示システムは上記第3の実施の形態と同様の構成であり、図5に示す乳房Mの設置(S10)からステレオ画像表示(S16)までのステップは上記実施形態と同様に行われるものとする。
そこで、第4の実施の形態として、モニタ51が非表示の間も左目用放射線画像の画像処理を右目用放射線画像の画像処理に追従して行い、且つ2つの放射線画像の画像処理が完全に終了した後に初めてモニタ51を再表示させるようにしたものを説明する。なお、乳房画像撮影表示システムは上記第3の実施の形態と同様の構成であり、図5に示す乳房Mの設置(S10)からステレオ画像表示(S16)までのステップは上記実施形態と同様に行われるものとする。
観察者によって入力部4を用いて移動、回転、あるいは拡縮のいずれかの画像処理の開始の指示が入力されると、検知部42が上述のいずれかの画像処理の開始の指示を検知する。そして、上述の画像処理の開始の指示が検知されると、表示制御部44は、モニタ51を非表示にする。すなわち、図10aに示すように図中実線で示された右目用放射線画像GRのみ表示を維持し、図中破線で示された左目用放射線画像GLを非表示にしてステレオ表示から二次元表示へ切り換える。なお、本実施形態においても、移動の開始の指示が入力されたものとする。
そして、検知された画像処理の開始の指示に応じて、画像処理部43は、放射線画像記憶部41に記憶されたモニタ50に表示されている放射線画像の放射線画像信号に対して画像処理を開始する。具体的には、第1処理部43aが右目用放射線画像GRに画像処理を施し、図10bに示すように、図中実線で示された右目用放射線画像GRの移動を開始する。そして、第1処理部43aが画像処理を開始すると、第2処理部43bは第1処理部43aの画像処理に追従して画像処理を開始する。すなわち、図10cの破線で示すように非表示の左目用放射線画像GLの移動を開始する。具体的には、第2処理部43bが、第1処理部43aが右目用放射線画像GRに施した画像処理を読み出し、その読み出された画像処理を左目用画像GLに対して施す。
その後、観察者がモニタ50に表示される乳房の二次元画像を観察しながら、上述の画像処理を終了したいと思った場合には、観察者によって入力部4を用いて画像処理の終了の指示が入力される。そして、検知された画像処理の終了の指示に応じて、図10dに実線で示すように第1処理部43aは右目用放射線画像GRに対して画像処理を終了する。その後、図10eに破線で示すように第1処理部43aの画像処理の終了に応じて、第2処理部43bも左目用放射線画像GLに対する画像処理を終了する。すなわち、左目用放射線画像GLは、非表示を維持したまま、図10eに実線で示される右目用放射線画像GRの位置に対応する位置まで移動するようにΔt2の距離だけ移動して画像処理が終了する。そして、検知部42が両放射線画像の画像処理の終了を検知すると、表示制御部44は、モニタ51を再表示させる。すなわち、図10fに示されるように実線で示されるように、左目用放射線画像GLを再表示して、乳房画像を二次元表示からステレオ表示へ切り換える。
このように、2つの放射線画像の画像処理が終了した後、モニタ51を表示させるようにしたので、2つの放射線画像の画像処理がずれた立体視画像が表示されず、観察者は疲労感、不快感なく立体視画像の移動、回転、拡縮の画像処理を行うことができる。
また、モニタ51が非表示の間も、モニタ50に表示されてる右目用放射線画像GRの画像処理に追従して非表示の左目用画像GLに画像処理を施すようにしたので、モニタ51を再表示して二次元表示からステレオ表示に戻るまでの時間が短くなる。
また、上記実施形態の乳房画像表示システムにおいては、立体視可能なカーソルを表示させ、そのカーソルを操作することでステレオ画像の移動、回転、拡縮を入力するようにしてもよい。たとえば、入力部4がマウスのようなポインティングデバイスを備えている場合には、そのマウスによってカーソルを操作し、乳房画像をドラッグすることで画像処理の開始の指示および終了の指示を行えるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、非表示になるモニタの画像処理が、表示が維持されるモニタの画像処理に追従する形態となっているが、これに限定されず、表示が維持されるモニタの画像処理が非表示になるモニタの画像処理に追従する形態でもよい。
また上記実施形態では、上下に隣接したモニタのうち、下方に配置され観察者の正面に位置するモニタが表示を維持する形態となっているが、これに限定されず、上方に配置され観察者に対して前方に傾斜して位置するモニタが表示を維持する形態でもよい。
また、上記実施形態では、モニタは上下に隣接する形態となっているが、これに限定されず、左右に隣接し、その中央に立設されたハーフミラーを介して立体視画像を観察できる形態としてもよい。
なお、上記実施形態においては、本発明の立体視画像表示装置を乳房画像撮影表示システムに適用するようにしたが、被写体は乳房に限定されるものではなく、乳房以外の胸部撮影用などのいわゆる一般撮影用の放射線画像撮影装置に適用するようにしてもよい。
1 乳房画像撮影装置
2 コンピュータ
3 モニタ
4 入力部
15 放射線検出器
16 放射線源ユニット
17 放射線源
18 圧迫板
41 放射線画像記憶部
42 検知部
43 画像処理部
44 放射線画像表示制御部
2 コンピュータ
3 モニタ
4 入力部
15 放射線検出器
16 放射線源ユニット
17 放射線源
18 圧迫板
41 放射線画像記憶部
42 検知部
43 画像処理部
44 放射線画像表示制御部
Claims (8)
- 互いに異なる方向から撮影された右目用画像および左目用画像の一方を第1のモニタに表示し、他方を第2のモニタに表示して立体視画像を表示する表示部と、
前記第1および第2のモニタの表示を制御する表示制御部と、
前記両画像の移動、回転および拡縮のいずれかの画像処理の開始および終了の指示を検知する検知部と、
前記検知部で検知した前記指示に基づいて前記両画像の前記画像処理を行う画像処理部とを備え、
前記表示制御部は、前記表示部が立体視画像の表示中に前記検知部が前記画像処理の開始の指示を検知したとき、所定の期間前記第2のモニタを非表示にし、前記所定期間経過後に前記第2のモニタを表示するものであり、
前記所定期間は、少なくとも前記検知部が前記画像処理の開始の指示を検知してから前記画像処理の終了の指示を検知するまでの期間を含むことを特徴とする立体視画像表示装置。 - 前記検知部は、さらに前記画像処理の終了を検知するものであり、
前記所定期間は、前記検知部が前記画像処理の開始の指示を検知してから前記画像処理の終了を検知するまでの期間であることを特徴とする請求項1記載の立体視画像表示装置。 - 前記画像処理部は、前記一方の画像の前記画像処理を行う第1処理部と、前記他方の画像の前記画像処理を行う第2処理部とを有し、
前記第1処理部は、前記画像処理の開始の指示の検知に応じて前記画像処理を開始し、
前記第2処理部は、前記検知部が前記画像処理の開始の指示を検知してから前記画像処理の終了の指示を検知するまでの間、前記画像処理を停止し、前記画像処理の終了の指示を検知した後に前記画像処理を開始するものであることを特徴とする請求項1または2記載の立体視画像表示装置。 - 前記第1処理部および前記第2処理部は、前記検知部が前記画像処理の開始の指示を検知した後に前記画像処理を開始するものであることを特徴とする請求項1または2記載の立体視画像表示装置。
- 前記第2処理部は、前記第1処理部に追従して前記画像処理を行うものであることを特徴とする請求項3記載の立体視画像表示装置。
- 前記第1処理部は、前記第2処理部に追従して前記画像処理を行うものであることを特徴とする請求項3記載の立体視画像表示装置。
- 前記表示制御部は、さらに前記第1および前記第2のモニタに立体視可能なカーソルを表示させるものであることを特徴とする請求項1〜6いずれか1項記載の立体視画像表示装置。
- 互いに異なる方向から撮影された右目用画像および左目用画像の一方を第1のモニタに表示し、他方を第2のモニタに表示して立体視画像を表示する画像表示方法において、
前記両画像の移動、回転および拡縮のいずれかの画像処理の開始に応じて、前記第2のモニタを非表示にして立体視画像表示から二次元画像表示に切り換え、
その後、前記画像処理の終了に応じて、前記第2のモニタを表示して二次元画像表示から立体視画像表示に切り換えることを特徴とする立体視画像表示方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011160858A JP2013026888A (ja) | 2011-07-22 | 2011-07-22 | 立体視画像表示方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
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JP2013026888A true JP2013026888A (ja) | 2013-02-04 |
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JP2011160858A Withdrawn JP2013026888A (ja) | 2011-07-22 | 2011-07-22 | 立体視画像表示方法および装置 |
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-
2011
- 2011-07-22 JP JP2011160858A patent/JP2013026888A/ja not_active Withdrawn
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