JP2013025154A - アダプター及びカメラシステム - Google Patents

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達秀 竹林
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Abstract

【課題】小型のアダプターを提供する。
【解決手段】アダプターは、絞り駆動部材の変位により絞りの開口率が変化する交換レンズと、カメラボディとを接続するアダプターである。アダプターは、交換レンズの光軸AXを中心とする周に沿って光軸AXの周囲の一部に配置され、絞り駆動部材の少なくとも一部と接触した状態で光軸AXを中心とする周方向に移動可能な可動部材310と、可動部材310を周方向に移動する駆動装置320と、を有する。
【選択図】図5

Description

本発明は、アダプター及びカメラシステムに関する。
カメラシステムは、カメラボディ、及びカメラボディに取り付けられる交換レンズを有する。カメラボディは、交換レンズの光軸を中心とする周方向においてカメラボディに対する相対位置を規制するピンを有する。カメラシステムは、交換レンズの絞りを変化させることで露光量及び被写界深度を調整して、画像を撮像する(例えば、特許文献1及び特許文献2参照)。
交換レンズは、絞りの開口率を変化させる絞り駆動部材を有する。交換レンズは、絞り駆動部材の変位により絞りの開口率が変化する。カメラボディは、例えば、絞り駆動部材に接続される環状の可動部材と、可動部材を交換レンズの光軸を中心とする周方向に回動可能に支持する支持部材と、可動部材を回動する駆動装置とを有する。可動部材は、カメラボディに交換レンズが取り付けられた状態で、交換レンズの光軸を囲んで配置され、絞り駆動部材と接続される。駆動装置は、絞り駆動部材に接続された可動部材を、支持部材によって規定される回動方向に回動する。このように、カメラボディは、絞り駆動部材を変位させることによって、絞りの開口率を変化させる。
特開平4−116631号公報 特開平4−121720号公報
ところで、交換レンズは、アダプターを介してカメラボディに取り付けられることがある。アダプターは、上記のような環状の可動部材が設けられる場合に、例えば可動部材を回動させる機構が大型になることによって、アダプターの装置サイズが大型になる可能性がある。
本発明は、上記の事情に鑑み成されたものであって、小型のアダプター及びカメラシステムを提供することを目的とする。
本発明の第1の態様のアダプターは、絞り駆動部材の変位により絞りの開口率が変化する交換レンズと、カメラボディとを接続するアダプターであって、前記交換レンズの光軸を中心とする周に沿って前記光軸の周囲の一部に配置され、前記絞り駆動部材の少なくとも一部と接触した状態で前記光軸を中心とする周方向に移動可能な可動部材と、前記可動部材を前記周方向に移動する駆動装置と、を有する。
本発明の第2の態様のカメラシステムは、第1の態様のアダプターと、前記アダプターに接続されるカメラボディと、絞り及び絞り駆動部材を有する、前記絞り駆動部材の変位により前記絞りの開口率が変化し、前記絞り駆動部材が前記アダプターの可動部材と接触する交換レンズと、を有する。
本発明によれば、小型のアダプター及びカメラシステムを提供することができる。
本実施形態のカメラシステムを示す斜視図である。 本実施形態のカメラシステムの機能構成を示す図である。 本実施形態のアダプターを示す斜視図である。 本実施形態のアダプターを示す平面図である。 本実施形態の第2マウント、可動部材、及び駆動装置を示す平面図である。 本実施形態の可動部材及び駆動装置を示す斜視図である。 本実施形態の駆動装置を示す斜視図である。 本実施形態の可動部材及び駆動装置を示す平面図である。 本実施形態の支持ローラー及び可動部材を示す断面図である。 本実施形態の可動部材、駆動装置、及び押え板を示す平面図である。 本実施形態のアダプターの変形例を示す平面図である。
本実施形態について説明する。図1は、本実施形態のカメラシステムを示す斜視図である。
図1に示すカメラシステム1は、カメラボディ100、交換レンズ200、及びアダプター300を含む。アダプター300は、カメラボディ100に取り付けられている。交換レンズ200は、アダプター300に対してカメラボディ100とは反対側おいて、アダプター300に取り付けられている。
本実施形態のカメラボディ100は、第1マウント11を含む。第1マウント11は、第1マウント11と寸法が合うマウントを有する交換レンズ等を取り付けることができる。本実施形態の交換レンズ200のマウントは、第1マウント11と寸法が異なる。そのため、交換レンズ200は、カメラボディ100に直接的に取り付けることができない。交換レンズ200は、アダプター300を介して間接的に第1マウント11に取り付けることができる。すなわち、アダプター300は、カメラボディ100に直接的に取り付けられるよう第1マウント11と寸法が合うマウントを有している。さらにアダプター300は、カメラボディ100が取り付けられる反対側に、交換レンズ200を直接的に取り付けられるよう第2マウント362を有している。
本実施形態のカメラボディ100は、第1マウント11が配置されている正面12に対して側方を向く側面のうち上部に位置する頂面13と、正面12とは反対側を向く背面14とを有する。本実施形態のカメラボディ100は、頂面13に閃光装置等のアクセサリーを取り付けることができる。
本実施形態において、図1等に示すXYZ直交座標系を設定し、各部の位置関係等を説明することがある。このXYZ直交座標系において、Y軸方向は、交換レンズ200の光軸AXとほぼ平行な方向、X軸方向及びZ軸方向は、それぞれY軸方向と直交し、かつ互いに直交する方向である。正面12及び背面14は、それぞれ、Y軸方向とほぼ直交している。頂面13は、Z軸方向とほぼ直交している。
図2は、本実施形態のカメラシステムの機能構成を示す図である。図2に示すように、カメラシステム1において、交換レンズ200へ入射した光は、交換レンズ200及びアダプター300を通って、カメラボディ100の撮像素子110へ入射する。カメラシステム1は、交換レンズ200によってカメラボディ100の撮像素子110に形成された像を、カメラボディ100によって撮像することができる。
本実施形態の交換レンズ200は、複数のレンズ201、絞りユニット202(開口絞り)、絞り駆動部材203、レンズ制御部204、第1端子部205、及び鏡筒206(図1参照)を有する。複数のレンズ201は、交換レンズ200へ入射した光を屈折させて、カメラボディ100の撮像素子110の受光面に結像させる。絞りユニット202は、複数のレンズ201を通って撮像素子110へ入射する光の光量を開口率に応じて変化させる。絞り駆動部材203は、例えば、絞りユニット202と連動する絞りレバーである。絞りユニット202の開口率は、絞り駆動部材203の変位によって変化する。カメラシステム1は、絞りユニット202の開口率を制御することによって、撮像素子110に対する露光量と被写界深度を制御することができる。鏡筒206は、複数のレンズ201、絞りユニット202、及びレンズ制御部204を収容して保護する。第1端子部205は、鏡筒206に取り付けられている。第1端子部205は、レンズ制御部204に接続されている。第1端子部205は、交換レンズ200がアダプター300に取り付けられた状態(以下、交換レンズ200の着状態という)において、アダプター300の第2端子部330に接続される。本実施形態のレンズ制御部204は、光軸AXとほぼ平行な方向における複数のレンズ201の位置を制御し、複数のレンズ201の焦点位置を制御するフォーカシング制御、及びズーム倍率を制御するズーム制御等を行う。
本実施形態のアダプター300は、可動部材310、駆動装置320、第2端子部330、第3端子部340、及びアダプター制御部350を含む。可動部材310は、駆動装置320によって駆動されることによって、交換レンズ200の絞り駆動部材203を変位させる。第2端子部330及び第3端子部340は、それぞれ、アダプター制御部350に接続されている。第2端子部330は、交換レンズ200の着状態において、交換レンズ200の第1端子部205に接続される。第3端子部340は、アダプター300がカメラボディ100に取り付けられた状態(以下、アダプター300の着状態という)において、カメラボディ100の第4端子部120に接続される。アダプター300については、後に詳しく説明する。
本実施形態のカメラボディ100は、図1に示すように、レリーズ釦15、第1着脱スイッチ16、及び筐体17(軍艦部)を有する。また、カメラボディ100は、図2に示すように、撮像素子110、第4端子部120、及びカメラ制御部130を有する。
本実施形態のレリーズ釦15は、頂面13に配置されている。カメラボディ100は、レリーズ釦15が操作(半押し又は全押し)されたことを検出して、撮像処理等の各種処理を行う。
本実施形態の第1着脱スイッチ16は、正面12に配置されている。第1マウント11に取り付けられたアダプター300は、第1着脱スイッチ16が操作されることによって、第1マウント11から取り外すことができる。第1着脱スイッチ16は、第1マウント11に配置されたピンと連動する。このピンは、アダプター300の着状態において、光軸AXを中心とする周方向におけるカメラボディ100とアダプター300との相対位置を規制する。すなわち、このピンは、アダプター300の着状態において、アダプター300がカメラボディ100に対して、光軸AXを中心とする周方向に回転しないように相対位置を規制する。
本実施形態の筐体17は、撮像素子110及びカメラ制御部130を収容して保護する。第4端子部120は、筐体17に設けられている。第4端子部120は、アダプター300の着状態において、アダプター300の第3端子部340と接続される。本実施形態のカメラボディ100は、カメラボディ100内の各部に電力を供給する電池を有する。
本実施形態の撮像素子110は、二次元的に配列された複数の画素を含む。撮像素子110の各画素は、CCD(Charge Coupled device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)センサー等の受光素子を含む。撮像素子110の受光素子は、交換レンズ200から各画素へ入射した光の光量に応じた電荷を発生する。撮像素子110は、各画素に入射した光により受光素子に発生した電荷を信号に変換する。撮像素子110は、交換レンズ200を介して撮像素子110の受光面に形成された被写体の像を示す画像信号を生成する。
本実施形態のカメラ制御部130は、レリーズ釦15が操作(半押し又は全押し)されたことを示す操作を検出する。カメラ制御部130は、検出した操作に基づいて、撮像素子110を制御し、撮像処理を実行する。また、カメラ制御部130は、撮像処理を行う上で必要とされる処理を、アダプター300及び、アダプター300を介して交換レンズ200に実行させる。
本実施形態において、カメラ制御部130は、アダプター制御部350を制御する制御信号と、撮像に必要とされる情報を示す信号とを、第4端子部120及び第3端子部340を介して、アダプター制御部350に出力する。アダプター制御部350は、レンズ制御部204を制御する制御信号と、撮像に必要とされる情報を示す信号とを、第2端子部330及び第1端子部205を介してレンズ制御部294に出力する。レンズ制御部204は、撮像に必要とされる情報を示す信号を、第1端子部205及び第2端子部330を介してアダプター制御部350に出力する。本実施形態のカメラボディ100は、カメラシステム1の各部に電力を供給する電池を有する。カメラボディ100は、第4端子部120及び第3端子部340を介してアダプター300内の各部に電力を供給する。さらに、アダプター300は、カメラボディ100から供給された電力を第2端子部330及び第1端子部205を介して、交換レンズ200内の各部に供給する。第1端子部205、第2端子部330、第3端子部340、第4端子部120は、それぞれ、信号が入出力される信号端子と、電力が供給される電源端子と、電源端子と対になる接地端子と、を有する。
次に、アダプター300について詳しく説明する。図3は、本実施形態のアダプターを示す斜視図である。図4は、本実施形態のアダプターを示す平面図である。
本実施形態のアダプター300は、第1収容部材360、第2収容部材361、第2マウント362、ピン363、及び第2着脱スイッチ364を有する。
本実施形態の第2収容部材361は、図2に示した駆動装置320の少なくとも一部を収容している。本実施形態の第2収容部材361は、概ね箱状である。第2収容部材361は、交換レンズ200の着状態において、交換レンズ200の光軸AXと交差する方向(−Z方向)を向く面(以下、底面365という)を有する。底面365は、アダプター300を三脚等に固定可能なネジ穴等を有する。第2収容部材361は、底面365とは反対側(+Z方向)を向く面で、第1収容部材360と接合されている。底面365を含む底部366は、第1収容部材360と接合される面を含む天井部367に対して、アダプター300の外部に向って突出している。底部366は、交換レンズ200の着状態において、天井部367よりも交換レンズ200に向って突出して配置される。
本実施形態の第1収容部材360は、可動部材310及び第2端子部330と第3端子部340とアダプター制御部350とを収容している。第1収容部材360は、第2収容部材361の底面365が三脚、机等に支持されている状態で、第2収容部材361に支持される。
本実施形態の第1収容部材360は、円筒状である。第1収容部材360の軸方向は、交換レンズ200の着状態において、交換レンズ200の光軸AXとほぼ平行になる。第1収容部材360は、第1開口部368及び第2開口部369を有する。第1開口部368は、アダプター300の着状態においてカメラボディ100を向く方向(−Y方向)に配置される。第2開口部369は、交換レンズ200の着状態において交換レンズ200を向く方向(+Y方向)に配置される。交換レンズ200からアダプター300に入射した光は、第2開口部369を通った後に第1開口部368を通って、カメラボディ100へ入射する。
本実施形態の第2マウント362は、第1収容部材360に取り付けられている。第2マウント362は、アダプター300の着状態において、カメラボディ100とは反対側(+Y方向)を向く面に配置される。本実施形態の第2マウント362は環状である。第2マウント362は、交換レンズ200と接触するマウント面370を有する。第2マウント面370は、少なくとも一部が平面である。第2マウント362は、交換レンズ200の着状態において、交換レンズ200の光軸AXが第2マウント362の中心を通るように配置される。
本実施形態の第2端子部330は、第2開口部369の内周の近傍に配置されている。第2端子部330の一部は、第2開口部369の内周の内側へ張り出している。第2端子部330は、第2収容部材361との間に第2開口部369を挟むように、配置されている。本実施形態において、光軸AXを中心とする周方向の位置(回転位置)について、第2端子部330の位置を基準(0°)とした角度で示すことがある。この角度は、光軸方向の一側から見て(+Y方向から−Y方向を見て)時計回りを正とし、反時計回りを負とする。
本実施形態のピン363及び第2着脱スイッチ364は、光軸AXを中心とする周方向において、第2端子部330からほぼ90°の回転位置に配置されている。ピン363は、マウント面370の法線方向(Y軸方向)に進退可能である。ピン363は、例えば、マウント面370から突出する第1位置と、マウント面370から突出しない第2位置との間で進退可能である。ピン363は、第2着脱スイッチ364が操作されることによって進退する。
本実施形態のピン363は、交換レンズ200の着状態において第1位置に配置されている場合に、交換レンズ200に設けられた凹部(図示しない)に挿通される。ピン363は、交換レンズ200に設けられた凹部に挿入されている状態において、交換レンズ200の光軸を中心とする周方向におけるアダプター300に対する交換レンズ200の相対位置を規制する。すなわち、ピン363は、交換レンズ200の光軸を中心とする周方向において交換レンズ200がアダプター300に対して回転しないようにする。ピン363は、交換レンズ200の着状態において第2位置に配置されている場合に、交換レンズ200に設けられた凹部に挿入されない。したがって、交換レンズ200は、第2着脱スイッチ364の操作によりピン363が第2位置に配置されている場合に、第2マウント362から取り外すことができる。
図5は、本実施形態の第2マウント、可動部材310及び駆動装置320を示す平面図である。本実施形態の可動部材310及び駆動装置320は、光軸方向(Y軸方向)から見て第2マウント362と重なる範囲に配置されている。可動部材310及び駆動装置320は、第2マウント362に対して、交換レンズ200とは反対側(−Y方向)に配置されている。図5において、可動部材310及び駆動装置320は、第2マウント362等を透かして模式的に図示されている。
本実施形態の可動部材310は、光軸AXを中心とする環のうち、光軸AXを中心とする周方向における所定の角度範囲α[°]を占める部分と概ね同じ形状(三日月形状、円弧形状)である。本実施形態において、角度範囲α[°]は、150°程度である。角度範囲α[°]は、例えば、180°以下でもよいし、120°以下でもよく、90°以下でもよい。可動部材310は、光軸AXを中心とする周方向において、第2端子部330に対してピン363とは反対側に配置されている。可動部材310は、図5に示した状態から光軸AXを中心とする周方向において、反時計回りに角度θ1[°]、時計回りにθ2[°]だけ回動可能に設けられている。
本実施形態の駆動装置320は、光軸方向(Y軸方向)から見て第2マウント362の内周よりも内側の領域と第2マウント362の外周よりも外側の領域とにまたがる範囲に設けられている。本実施形態の駆動装置320は、概ね−150°の回転位置に配置されている。駆動装置320は、光軸AXを中心とする周方向の所定の角度範囲で可動部材310を回動させる。可動部材310が反時計回りに最も移動できる位置まで回動している第1状態と、可動部材310が時計回りに最も移動できる位置まで回動している第2状態とで、光軸AXを中心とする周方向における可動部材310の一端の回転位置が角度(θ1+θ2)[[°]だけ変化する。すなわち、可動部材310が回動可能な第1範囲A1は、光軸AXを中心とする環のうち、光軸AXを中心とする周方向の角度範囲(α+θ1+θ2)[°]に相当する区間である。
なお、可動部材310が時計回りに最も移動できる位置まで回動している第2状態は、交換レンズ200の絞り駆動部材203が最大開口率(開放絞り状態)に対応する位置に位置したときの状態であり、図5に記載の可動部材310の状態は第2状態を示している。可動部材310の第2状態における位置を最大開口位置と称す。可動部材310は、最大開口位置から光軸AXを中心とする周方向に反時計回りに角度(θ1+θ2)[°]回動できる。
本実施形態において、光軸AXを中心とする放射方向(第2マウント362の径方向)に関して、可動部材310と光軸AXとの距離L1は、第2端子部330と光軸AXの距離L2とほぼ同じである。すなわち、光軸AXを中心とる放射方向に関して、可動部材310の一部と光軸AXとの距離は、第2端子部330の一部と光軸AXとの距離と同じである。第2端子部330は、可動部材310が最も第2端子部330に接近した状態(第2状態)において、光軸方向(Y軸方向)から見た可動部材310が第2端子部330の端子と重ならないように設定されている。すなわち、第2端子部330は、光軸AXを中心とする周方向において、可動部材310が回動可能な第1範囲A1を除く第2範囲A2に配置されている。
本実施形態において、光軸AXを中心とする放射方向に関して、可動部材310と光軸AXとの距離L1は、ピン363と光軸AXの距離L3とほぼ同じである。すなわち、光軸AXを中心とする放射方向に関して、可動部材310の一部と光軸AXとの距離は、ピン363の一部と光軸AXとの距離と同じである。ピン363は、光軸AXを中心とする周方向において、可動部材310が回動可能な第1範囲A1を除く第2範囲A2に配置されている。
図6は、本実施形態の可動部材及び駆動装置を示す斜視図である。図7は、本実施形態の駆動装置を示す斜視図である。図8は、本実施形態の可動部材及び駆動装置を示す平面図である。図9は、本実施形態の支持ローラー及び可動部材を示す断面図である。図10は、本実施形態の可動部材、駆動装置、及び押え板を示す平面図である。図11は、本実施形態のアダプターの変形例を示す平面図である。
図6に示すように、本実施形態の可動部材310は、本体部371、第1接触部372、第1ギア部373、及びフランジ部374を含む。可動部材310は、第1ギア部373(入力部)が駆動装置320から受ける力(入力されるトルク)によって回動する。本実施形態の可動部材310は、可動部材310の回動により第1接触部372(出力部)が交換レンズ200の絞り駆動部材203に対して力を作用させる(出力する)ことによって、絞り駆動部材203を変位させる。
本実施形態において、光軸方向(Y軸方向)から見た本体部371の外形は、光軸方向から見た可動部材310の外形と概ね同じである。本体部371は、光軸AXを中心とする環のうち、光軸AXを中心とする周方向における所定の角度範囲α[°]を占める部分と概ね同じ形状である。図9に示すように、本実施形態の本体部371は、光軸方向において+Y方向を向く第1面375と、−Y方向を向く第2面376と、第1面375の外縁と第2面376の外縁とを結ぶ第3面377A、377Bとを有する。本実施形態の可動部材310は、第1面375を含む第1部材378と、第2面376を含む第2部材379とを含む。本実施形態において、第1部材378及び第2部材379は、それぞれ、樹脂材料を型成形すること等によって形成されている。なお、本体部371は、第1部材378及び第2部材379から形成されるのではなく、樹脂材料を一体形成してもよい。
本実施形態の第1接触部372は、本体部371に対して第2マウント362と同じ側(+Y側)において、本体部371の第1部材378に取り付けられている。第1接触部372は、光軸方向において+Y方向から見て(−Y方向に見て)第2マウント362の内周の内側へ張り出している。第1接触部372は、交換レンズ200の着状態において、交換レンズ200の絞り駆動部材203と接触する。交換レンズ200の絞り駆動部材203は、所定の方向に向って付勢されており、交換レンズ200の着状態において、この付勢力によって第1接触部372に押しつけられる。第1接触部372は、絞り駆動部材203と接触している状態で本体部371と一体的に回動することによって、絞り駆動部材203が付勢されている所定の方向とは反対向きに絞り駆動部材203を変位させる。
本実施形態の第1ギア部373は、駆動装置320の近傍に配置されている。本実施形態の第1ギア部373は、光軸AXを中心とする周方向の位置(回転位置)について、−180°以上−90°未満の角度範囲に配置されている。本実施形態の第1ギア部373は、本体部371のうち、光軸AXを中心とする放射方向において外側を向いた第3面377Bに取り付けられている。第1ギア部373は、光軸AXを中心とする放射方向において外側を向いた複数のギア歯を含む。第1ギア部373のピッチ円380の中心は、交換レンズ200の光軸AXとほぼ一致している。第1ギア部373の複数のギア歯は、ピッチ円380の周方向の一部に相当する範囲に配列されている。
本実施形態のフランジ部374は、光軸AXを中心とする周方向において、第1ギア部373とほぼ同じ角度範囲に設けられている。フランジ部374は、本体部371に対して第2マウント362と同じ側(+Y方向)において、本体部371の第2部材379に取り付けられている。本実施形態のフランジ部374は、本体部371から光軸AXを中心とする放射方向の外側に向って、第1ギア部373の歯先よりも突出している。
図7に示すように、本実施形態の駆動装置320は、第2ギア部(動力伝達部)381、第2接触部382、アクチュエーター383、及びエンコーダー384を含む。
本実施形態の第2ギア部381は、アクチュエーター383から入力された動力を第1ギア部373へ出力する。第2ギア部381は、複数のギアを含む。第2ギア部381は、複数のギアのうちのギア385のギア歯が、第1ギア部373のギア歯と噛み合わされている。ギア385は、第1ギア部373に対して、光軸AXを中心とする放射方向に関する外側に配置されている。なお、動力伝達部は、アクチュエーター383から出力された動力を、摩擦等を利用して第1ギア部373へ伝達してもよい。
本実施形態の第2接触部382は環状である。第2接触部382の軸は、第2ギア部381のギア385の回転軸と同軸となるように接続されている。第2接触部382は、第1ギア部373のフランジ部374と接触して、第1ギア部373と第2ギア部381のギア385との間のギャップを形成している。すなわち、光軸AXを中心とする放射方向における第2接触部382とフランジ部374の寸法及び位置は、第1ギア部373の歯先がギア385の歯元に到達しない状態において第1ギア部373と第2ギア部381のギア385とが接触するように設定されている。
本実施形態のアクチュエーター383は、電動モータ−を含む。アクチュエーター383は、第2ギア部381と接続されている。アクチュエーター383は、第2ギア部381にトルクを供給し、第2ギア部381のギア385を回転させる。
本実施形態のエンコーダー384は、第2ギア部381の複数のギアのうち少なくとも1つのギアの回転状態を示す回転情報を検出する。ギアの回転状態は、ギアの回転速度と回転位置の少なくとも一方を含む。エンコーダー384は、検出した回転情報をアダプター制御部350へ出力する。
図7及び図8に示すように、本実施形態のアダプター300は、可動部材310の位置に関する位置情報を検出するセンサー386を含む。センサー386は、可動部材310の位置に関する情報を光学的に検出する。センサー386は、光軸AXを中心とする周方向において可動部材310が最も反時計回りに回動された状態であるか否かを、検出することができる。センサー386は、検出した位置情報をアダプター制御部350に出力する。
アダプター制御部350は、エンコーダー384から出力された回転情報とセンサー386から出力された位置情報の少なくとも一方に基づいて、アクチュエーター383を制御することによって、第2ギア部381のギア385の回転状態を制御できる。アダプター制御部350は、ギア385の回転状態を制御することによって可動部材310の回転位置を制御し、結果として絞り駆動部材203の変位を制御できる。
図6及び図7に示すように、本実施形態のアダプター300は、可動部材310が光軸AXを中心とする周方向に円滑に回動可能なように、可動部材310を支持する支持ローラー387を有する。本実施形態において、支持ローラー387は、第1支持ローラー387A、第2支持ローラー387B、及び第3支持ローラー387Cを有する。
第1支持ローラー387Aは、可動部材310に対して、光軸AXを中心とする放射方向において内側に配置されている。第1支持ローラー387Aは、光軸AXを中心とする周方向における回転位置に関して、第2ギア部381よりも第1接触部372に近い位置に配置されている。第1支持ローラー387Aは、光軸方向(Y軸方向)から見て光軸AXと第1支持ローラー387Aの中心とを結ぶ仮想線が第1接触部372の可動範囲と交差するように、第1接触部372の近傍に配置されている。第3支持ローラー387Cは、可動部材310に対して、光軸AXを中心とする放射方向において外側に配置されている。第3支持ローラー387Cは、第1支持ローラー387Aとの間で可動部材310を挟むように配置されている。
第2支持ローラー387Bは、可動部材310に対して、光軸AXを中心とする放射方向において内側に配置されている。第2支持ローラー387Bは、第1支持ローラー387Aよりも第1ギア部373に近い位置に配置されている。第2支持ローラー387Bは、光軸方向(Y軸方向)から見て光軸AXと第2支持ローラー387Bの中心とを結ぶ仮想線が第1ギア部373と交差するように、第1ギア部373の近傍に配置されている。第2支持ローラー387Bは、第2ギア部381との間に可動部材310の第1ギア部373を挟むように配置されている。
図9に示すように、本実施形態の可動部材310は、本体部371のうち支持ローラー387と接触する部分において、第3面377Aが第1支持ローラー387Aに向って凸の面を有する。本実施形態の第1支持ローラー387Aは、可動部材310の第3面377Aと対向する面が第3面377Aに向って凹の面を有する。また、本実施形態の可動部材310は、本体部371のうち支持ローラー387と接触する部分において、第3面377Bが第3支持ローラー387Cに向って凸の面を有する。本実施形態の第1支持ローラー387Aは、可動部材310の第3面377Aと対向する面が第3面377Aに向って凹の面を有する。また、第3支持ローラー387Cは、可動部材310の第4面377Bと対向する面が第4面377Bに向って凹の面を有する。
可動部材310の第1部材378は、第1面375の反対方向を向く第4面388(本体部371が一体形成であるときは第4面388を仮想面とする)、及び第1面375の外縁と第4面388の外縁とを結ぶ第5面389A、389Bを有する。第5面389A、389Bは、第3面377A、377Bの一部である。光軸AXを中心とする放射方向において内側にある第5面389Aは、第1面375の外縁から第4面388の外縁に向うにつれて、光軸AXに近づくように(第1支持ローラー387Aに近づくように)傾斜している。光軸AXを中心とする放射方向において外側にある第5面389Bは、第1面375の外縁から第4面388の外縁に向うにつれて、光軸AXから離れるように(第3支持ローラー387Cに近づくように)傾斜している。
可動部材310の第2部材379は、第2面376の反対方向を向く第6面390(本体部371が一体形成であるときは第6面390を仮想面とする)、及び第2面376の外縁と第6面390の外縁とを結ぶ第7面391A、391Bを有する。第2部材379の第6面390は、第1部材378の第4面388と接着や溶着等によって接合されている。第7面391A、391Bは、第3面377A、377Bの一部である。光軸AXを中心とする放射方向において内側にある第7面391Aは、第2面376の外縁から第6面390の外縁に向うにつれて、光軸AXに近づくように(第1支持ローラー387Aに近づくように)傾斜している。光軸AXを中心とする放射方向において外側にある第7面391Bは、第2面376の外縁から第6面390の外縁に向うにつれて、光軸AXから離れるように(第3支持ローラー387Cに近づくように)傾斜している。
可動部材310は、保持部材392と押え板393との間に、光軸AXを中心とする周方向における回動を妨げない程度のギャップを有して、保持部材392と押え板393とに挟まれている。可動部材310は、保持部材392と押え板393とに挟まれていることによって、光軸方向(Y軸方向)における移動が規制されている。
ところで、アダプターは、可動部材が交換レンズ200の光軸を中心とする周方向の全周に設けられている場合に、可動部材を回動させる上で必要とされる駆動装置のパワーが増加し、大型になる可能性がある。また、アダプターは、可動部材が交換レンズ200の光軸を中心とする周方向の全周に設けられている場合に、可動部材を支持する機構が複雑になり、アダプターが大型になる可能性がある。
本実施形態のアダプター300は、可動部材310が交換レンズ200の光軸AXを中心とする周方向の一部に設けられているので、可動部材310を軽量にすることができる。したがって、アダプター300は、可動部材310を回動させる上で駆動装置320に必要とされるパワーを減らすことができ、装置サイズを小型にすることができる。また、アダプター300は、可動部材310が交換レンズ200の光軸AXの周方向の一部に設けられているので、可動部材310を支持する機構をシンプルにすることができ、装置サイズを小型にすることができる。
本実施形態において、ピン363は、光軸AXの周方向に関して第1範囲A1の外側の第2範囲A2のうち、光軸AXに対する放射方向に関して光軸AXとの距離L3が光軸AXと可動部材310との距離L1とほぼ等しい位置に配置されている。したがって、アダプター300は、可動部材310がピン363と干渉(衝突)することを抑制しつつ、軸AXに対する放射方向におけるアダプター300の寸法を小さくすることができ、装置サイズを小型にすることができる。
本実施形態において、第2端子部330は、光軸AXを中心とする周方向に関して第1範囲A1を除く第2範囲A2のうち、光軸AXを中心とする放射方向に関して光軸AXとの距離L2が光軸AXと可動部材310との距離L1とほぼ等しい位置に配置されている。したがって、アダプター300は、可動部材310が第2端子部330と干渉(衝突)することを抑制しつつ、光軸AXを中心する放射方向におけるアダプター300の寸法を小さくすることができ、装置サイズを小型にすることができる。
ところで、可動部材は、回動に伴って保持部材又は押え板と干渉する程度に、光軸方向における寸法の誤差が生じることがありえる。また、アダプターは、可動部材が環状である場合に製造誤差等による可動部材の形状の歪みによって、可動部材が回動が妨げられるおそれがある。
本実施形態のアダプター300は、可動部材310が交換レンズ200の光軸AXの周方向の一部に設けられているので、可動部材310の製造誤差等によって可動部材310の回動が妨げられることが防げる。
図11は、本実施形態のアダプターの変形例を示す平面図である。図11に示す支持ローラー387は、第4支持ローラー387D及び第5支持ローラー387Eを有する。第4支持ローラー387Dは、可動部材310に対して、光軸AXを中心とする放射方向において外側に配置されている。第4支持ローラー387Dは、可動部材310の第1ギア部373と駆動装置320の第2ギア部381とが接触する位置におけるピッチ円380の接線方向に配置されている。第5支持ローラー387Eは、可動部材310に対して、光軸AXを中心とする放射方向において内側に配置されている。第5支持ローラー387Eは、第4支持ローラー387Dとの間に可動部材310を挟むように配置されている。
変形例のアダプターにおいて、第4支持ローラー387Dは、可動部材310の第1ギア部373と駆動装置320の第2ギア部381とが接触する位置におけるピッチ円380の接線方向に配置されている。したがって、アダプターは、第4支持ローラー387Dによって可動部材310の回動が妨げられることが防げる。
なお、本発明の技術範囲は上記の実施形態に限定されるものではない。上記の実施形態で説明した要件のうち少なくとも1つの要件は、省略される場合がある。上記の実施形態で説明した各要件は、適宜、組み合わせることができる。
1・・・カメラシステム、100・・・カメラボディ、200・・・交換レンズ、202・・・絞り、203・・・絞り駆動部材、300・・・アダプター、310・・・可動部材、320・・・駆動装置、330・・・第2端子部、360・・・第1収容部材、361・・・第2収容部材、363・・・ピン、372・・・第1接触部、373・・・第1ギア部、375・・・第1面、376・・・第2面、377A、377B・・・第3面、378・・・第1部材、379・・・第2部材、380・・・ピッチ円(円)、381・・・第2ギア部、382・・・第2接触部、387・・・支持ローラー、387A・・・第1支持ローラー、387B・・・第2支持ローラー、387C・・・第3支持ローラー、388・・第4面、389A、389B・・・第5面、390・・・第6面、391A、391B・・・第7面、A1・・・第1領域、A2・・・第2領域、AX・・・光軸

Claims (16)

  1. 絞り駆動部材の変位により絞りの開口率が変化する交換レンズと、カメラボディとを接続するアダプターであって、
    前記交換レンズの光軸を中心とする周に沿って前記光軸の周囲の一部に配置され、前記絞り駆動部材の少なくとも一部と接触した状態で前記光軸を中心とする周方向に移動可能な可動部材と、
    前記可動部材を前記周方向に移動する駆動装置と、を有するアダプター。
  2. 前記駆動装置は、前記可動部材に動力を伝達可能な動力伝達機構と、前記動力伝達機構を駆動するアクチュエーターと、を有する請求項1に記載のアダプター。
  3. 前記可動部材は、前記交換レンズの光軸を中心とする周に沿って配置される第1ギア部を有し、
    前記動力伝達機構は、前記第1ギア部に噛み合う第2ギア部を有する請求項2に記載のアダプター。
  4. 前記可動部材を移動可能に支持する支持ローラーを有する請求項1〜3のいずれか一項に記載のアダプター。
  5. 前記可動部材は、前記光軸方向について第1方向を向く第1面と、前記第1方向とは異なる第2方向を向く第2面と、前記第1面の外縁と前記第2面の外縁とを結び、前記支持ローラーの少なくとも一部が対向する第3面と、を有し、
    前記第3面は、前記支持ローラーに対して凸の面を有し、
    前記支持ローラーは、前記第3面に対して凹の面を有する請求項4に記載のアダプター。
  6. 前記可動部材は、第1部材、及び第2部材を有し、
    前記第1部材は、前記第1面、前記第2方向を向く第4面、及び前記第1面の外縁と前記第4面の外縁とを結ぶ第5面を有し、
    前記第2部材は、前記第2面、前記第1方向を向き前記第4面と接合される第6面、及び前記第2面の外縁と前記第6面の外縁とを結ぶ第7面を有し、
    前記第5面は、前記第1面から前記第4面に向かって前記支持ローラーに近づくように前記光軸方向に対して傾斜し、
    前記第7面は、前記第2面から前記第6面に向かって前記支持ローラーに近づくように前記光軸方向に対して傾斜する請求項5に記載のアダプター。
  7. 前記第1部材及び前記第2部材は、樹脂材料で形成される請求項6に記載のアダプター。
  8. 前記可動部材を移動可能に支持する支持ローラーを有し、
    前記可動部材は、前記交換レンズの光軸を中心とする周に沿って配置される第1ギア部を有し、
    前記駆動装置は、前記第1ギア部に噛み合う第2ギア部を有し、
    前記絞り駆動部材と接触する前記可動部材の第1接触部と前記第1ギア部とは、前記周方向において異なる位置に配置され、
    前記支持ローラーは、前記第2ギア部よりも前記第1接触部に近い位置に配置された第1支持ローラーと、前記第1支持ローラーよりも前記第1ギア部に近い位置に配置された第2支持ローラーと、を有する請求項1に記載のアダプター。
  9. 前記支持ローラーは、前記第1支持ローラーとの間で前記可動部材を挟むように配置された第3支持ローラーを有し、
    前記第2支持ローラーは、前記第2ギア部との間で前記可動部材を挟むように配置される請求項8に記載のアダプター。
  10. 前記支持ローラーの少なくとも1つは、前記第1ギア部と前記第2ギア部とが接触する位置における前記交換レンズの光軸を中心とする周の接線方向に配置される請求項8又は9に記載のアダプター。
  11. 前記駆動装置は、前記可動部材に接触して、前記第1ギア部と前記第2ギア部とのギャップを形成する第2接触部を有する請求項8〜10のいずれか一項に記載のアダプター。
  12. 前記可動部材は、前記周方向の一部の第1範囲において移動する請求項1〜11のいずれか一項に記載のアダプター。
  13. 前記周方向に関して前記第1範囲を除く第2範囲のうち、前記光軸を中心とする放射方向に前記光軸との距離が前記光軸と前記可動部材との距離とほぼ等しい位置に配置され、前記交換レンズとの相対位置を規制するピンを含む請求項12に記載のアダプター。
  14. 前記周方向に関して前記第1範囲の外側の第2範囲のうち、前記交換レンズの光軸を中心とする放射方向に前記光軸との距離が前記光軸と前記可動部材との距離とほぼ等しい位置に配置され、前記交換レンズと電気的に接続される端子部を含む請求項12又は13に記載のアダプター。
  15. 前記可動部材を収容する第1収容部材と、
    前記駆動装置の少なくとも一部を収容し、前記第1収容部材を支持する第2収容部材と、を含む請求項1〜14のいずれか一項に記載のアダプター。
  16. 請求項1〜15のいずれか一項に記載のアダプターと、
    前記アダプターに接続されるカメラボディと、
    絞り及び絞り駆動部材を有する、前記絞り駆動部材の変位により前記絞りの開口率が変化し、前記絞り駆動部材が前記アダプターの可動部材と接触する交換レンズと、を有するカメラシステム。
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