JP2013025059A - 画像形成装置 - Google Patents

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Masatake Hayashi
昌毅 林
Koji Kuramasu
浩二 倉増
Kenichi Tamaoki
賢一 玉置
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Abstract

【課題】トナー補給口がトナーで塞がれることを防ぎ、トナー補給の安定化を図ること。
【解決手段】トナーコンテナ30の搬送スクリュー32によって矢印c方向に搬送されたトナーT2は、トナー補給口25におけるトナー搬送方向上流側の領域から現像ハウジング210内へ落下する。滞留部26に滞留しているトナーT1は、トナー補給口25におけるトナー搬送方向下流側の領域からトナー補給口25を塞ぎ始める。搬送スクリュー32はトナーT2を矢印c方向にのみ搬送するため、トナー補給口25におけるトナー搬送方向下流側に滞留したトナーT1はトナーT2の流れに合わせてトナーコンテナ30内に引き込まれる。つまり、トナー補給口25に滞留したトナーT1は一旦トナーコンテナ30に回収され、再び現像ハウジング210へ補給されることになる。
【選択図】図6

Description

本発明は、電子写真方式の画像形成装置に関する。
複写機やファクシミリ装置等の電子写真方式の画像形成装置に用いられる現像装置は、特許文献1に記載されているように、像担持体である感光体ドラムにトナーを供給する現像装置と、この現像装置に補給するトナーを収容するトナーコンテナを備えて構成される。現像装置は、感光体ドラムに供給するトナーを帯電によって付着させる現像ローラーと、トナーを攪拌しながら現像ローラーに循環搬送する攪拌スクリューを有し、トナーコンテナはトナーを収容する収容部と、この収容部から現像装置側へトナーを搬送する搬送スクリューを有する。そして、現像装置側にあるトナー補給口と、トナーコンテナ側にあるトナー排出口とが互いに組み合わさることによって、トナーコンテナから現像装置へトナーが補給される。
また、特許文献1には、現像装置に取り付けられたトナー濃度検出センサーの検出信号に従って、トナーコンテナから現像装置へ必要量のトナーが補給される現像装置について記載されている。
しかし、上記のようなトナー濃度検出センサーを用いない現像装置も存在する。このような現像装置は、攪拌スクリューにおけるトナー補給口近傍に局部的にトナーの搬送能力を抑制する抑制手段を有し、この抑制手段によってトナー補給口近傍でトナーが滞留することによってトナーコンテナから補給されるトナー量が調整される。
具体的に説明すると、抑制手段によってトナーが滞留することによって、トナー補給口からトナー排出口の空間には常にトナーがある状態となる。その空間内のトナーは、攪拌スクリューによるトナー搬送によってトナー補給口から溢れようとするトナーの圧力と、トナー排出口から排出されるトナーの圧力によってバランスを取っている。そして、現像装置内のトナーが減少することで、トナー補給口から溢れようとするトナーの圧力が下がり、トナー排出口から排出されるトナーの圧力によって現像装置内にトナーが送り込まれることになる。
一方、現像装置内に十分な量のトナーがあるときは、トナー補給口から溢れようとするトナーの圧力が高まり、トナー排出口から排出されるトナー量が減少する。つまり、トナーの補給量が減るため、現像装置内のトナー量が増えすぎることがない。
特許第4025980号
しかし、上記のような方法の場合、トナー補給口にあるトナーが、常に圧力を受けることでトナーが押し固められてトナーの塊が形成されやすかった。このトナーの塊によってトナー補給口が塞がれると、現像装置にトナーが補給されにくくなり、現像装置内のトナー量が減少してしまう。現像装置内のトナー量が減少すると、画像かすれが発生し、印字品質の低下の原因となっていた。
本発明は、上記の問題を解決するためになされたもので、トナー補給口がトナーによって塞がれることを防ぎ、トナー補給の安定化を図った画像形成装置を提供することを目的とするものである。
請求項1に記載の発明の画像形成装置は、所定の像担持体の周面にトナーを供給する現像装置と、前記現像装置にトナーを補給するトナーコンテナと、を備えた画像形成装置であって、前記現像装置は、前記トナーを収容し、天板を有する第1ハウジングと、前記第1ハウジング内のトナーを攪拌しながら搬送するものであって、装置側回転軸及び当該装置側回転軸の外周に形成された攪拌羽根と、前記トナーを局部的に滞留させるための滞留部とを有する装置側搬送手段と、前記天板における前記装置側搬送手段の上部に設けられた装置側開口部と、を備え、前記トナーコンテナは、前記現像装置に補給するためのトナーを収容する第2ハウジングと、前記第2ハウジングの収容するトナーが搬送されるコンテナ側搬送経路と、前記コンテナ側搬送経路に配置され、第1回転軸と当該第1回転軸の外周に形成された第1搬送羽根を有し、前記トナーを一方向に搬送するコンテナ側搬送手段と、前記コンテナ側搬送経路を画定する壁面部に設けられたコンテナ側開口部と、を備え、前記現像装置と前記トナーコンテナとは、前記装置側開口部と前記コンテナ側開口部が上下方向に重なるように組み合わされて配置され、前記コンテナ側搬送手段によって搬送されたトナーは、前記コンテナ側開口部におけるトナー搬送方向上流側の領域から前記装置側開口部に排出され、前記装置側開口部に滞留しているトナーは当該装置側開口部におけるトナー搬送方向下流側の領域から前記コンテナ側搬送経路における前記トナーの流動によって当該コンテナ側搬送経路内に回収される。
滞留部の作用によって滞留したトナーは、装置側開口部におけるトナー搬送方向下流側から塞ぎ始める。そして、装置側開口部を塞ぎ始めたトナーと、トナーコンテナから排出されるトナーとが押し合うことによって、装置側開口部にトナーの塊が形成され、このトナーの塊によってトナー補給経路が絶たれると、現像装置に対してトナーが正しく補給されない。
そこで、コンテナ側搬送手段はトナーを一方向に搬送することによって、装置側開口部に滞留したトナーが当該装置側開口部におけるトナー搬送方向下流側の領域からコンテナ側搬送経路のトナーの前記一方向の搬送に伴う流れに合わせてコンテナ側搬送経路内に回収される。こうすることにより、装置側開口部がトナーによって塞がれる事態を防ぐことができる。つまり、現像装置へのトナー補給経路を確保しやすくなり、トナー補給を安定的に行うことができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像形成装置であって、前記現像装置と前記トナーコンテナは、前記装置側回転軸と前記第1回転軸が互いに平行であって、前記装置側搬送手段によるトナー搬送方向と前記コンテナ側搬送手段によるトナー搬送方向は同一方向となる状態で組み合わされて配置される。
このように、現像装置が有する装置側回転軸とトナーコンテナが有する第1回転軸が互いに平行(つまり現像装置とトナーコンテナの長手方向が同じ方向)となるように組み合わせて使用する現像装置及びトナーコンテナにおいても、請求項1と同様の効果を得ることができる。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の画像形成装置であって、前記コンテナ側開口部は、第1コンテナ側開口部及び第2コンテナ側開口部を有し、前記第1コンテナ側開口部が前記第2コンテナ側開口部よりも前記コンテナ側搬送手段によるトナー搬送方向上流側に配置され、前記コンテナ側搬送手段によって搬送されたトナーは前記第1コンテナ側開口部から前記装置側開口部に排出され、前記装置側開口部に滞留しているトナーは前記コンテナ側搬送経路における前記トナーの流動によって前記第2コンテナ側開口部を経由して前記コンテナ側搬送経路内に回収される。
この構成によれば、装置側開口部に滞留しているトナーは当該装置側開口部におけるトナー搬送方向下流側に位置するコンテナ側回収口を経由してコンテナ側搬送経路内に回収される。従って、装置側開口部がトナーによって塞がれる事態を防ぐことができる。つまり、現像装置へのトナー補給経路を確保され、トナー補給を安定的に行うことができる。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の画像形成装置であって前記装置側開口部は、第1装置側開口部及び第2装置側開口部を有し、前記第1装置側開口部が前記第2装置側開口部よりも前記装置側搬送手段によるトナー搬送方向上流側に配置され、前記現像装置及び前記トナーコンテナとは、前記第1装置側開口部と前記第1コンテナ側開口部、前記第2装置側開口部と前記第2コンテナ側開口部のそれぞれが上下方向に重なるように組み合わされて配置され、前記コンテナ側搬送手段によって搬送されたトナーは前記第1コンテナ側開口部から前記第1装置側開口部に排出され、前記第2装置側開口部に滞留しているトナーは前記コンテナ側搬送経路における前記トナーの流動によって前記第2コンテナ側開口部を経由して前記コンテナ側搬送経路内に回収される。
コンテナ側搬送手段がトナーを一方向に搬送することで、このトナーの流れに合わせて、滞留部の作用によって滞留したトナーが第2装置側開口部と第2コンテナ側開口部を経由してコンテナ側搬送経路内に回収される。これにより、トナーの滞留が適度に保たれ、トナーが第1装置側開口部を塞ぐ事態を防ぐことができる。従って、現像装置へのトナー補給経路が確保され、トナー補給を安定的に行うことができる。
請求項5に記載の発明は、請求項1に記載の画像形成装置であって、前記コンテナ側搬送経路は前記第2ハウジングから突設され、前記トナーを循環させる循環部と、当該循環部内に互いに平行に形成された第1循環経路及び第2循環経路と、前記第2ハウジングの反対側であって前記循環部の一端側に形成され前記第1循環経路と前記第2循環経路を連通させる連通口と、を有し、前記コンテナ側開口部は、前記第1循環経路に設けられた第1コンテナ側開口部と、前記第2循環経路に設けられた第2コンテナ側開口部を有し、前記コンテナ側搬送手段は、第2回転軸と当該第2回転軸の外周に形成された第2搬送羽根を更に有し、前記第1回転軸は前記第1循環経路に配置され、前記第2回転軸は前記第2循環経路に配置され、前記トナーを前記第1循環経路から連通口を経て前記第2循環経路に搬送させ、前記現像装置と前記トナーコンテナは、前記第1コンテナ側開口部が前記第2コンテナ側開口部よりも前記装置側搬送手段によるトナー搬送方向上流側に位置し、且つ、前記装置側回転軸と前記第1回転軸が互いに直交する向きに組み合わされて配置され、前記コンテナ側搬送手段によって前記第1循環経路を搬送されたトナーは、前記第1コンテナ側開口部から前記装置側開口部に排出され、前記装置側開口部に滞留しているトナーは前記第2循環経路における前記トナーの流動によって前記第2コンテナ側開口部を経由して前記第2循環経路内に回収される。
このように、現像装置が有する装置側回転軸とトナーコンテナが有する第1回転軸が互いに直交(つまり現像装置とトナーコンテナの長手方向が直交)となるように組み合わせて使用する現像装置及びトナーコンテナにおいても、請求項1と同様の効果を得ることができる。
つまり、滞留部の作用によって滞留したトナーは、まず装置側開口部における装置側搬送手段のトナー搬送方向下流側から塞ぎ始める。そこで、コンテナ側搬送手段がトナーを一方向に搬送することで、このトナーの流れを利用して、装置側開口部に滞留しているトナーが第2コンテナ側開口部を経由してコンテナ側搬送経路内に回収される。こうすることで、装置側開口部がトナーによって塞がれる事態を防ぐことができる。従って、現像装置へのトナー補給経路を確保しやすくなり、トナー補給を安定的に行うことができる。
この発明によれば、特別な装置を用いることなく、トナー補給経路が滞留したトナーによって塞がれる事態を防ぐことができ、トナーコンテナから現像装置内へトナーを安定的に補給することができる。従って、現像装置内のトナーの減少等による画像かすれの発生を防ぐことができ、高品質な画像形成を行うことが可能な画像形成装置を提供できる。
画像形成装置の内部構造を示す断面図。 第1の実施の形態における現像装置の平面図。 第1の実施の形態における、現像装置とトナーコンテナの断面図。 現像装置と従来のトナーコンテナの概略断面図。 現像装置と従来のトナーコンテナの概略断面図。 第1の実施の形態における、現像装置とトナーコンテナの概略断面図。 第2の実施の形態における、現像装置とトナーコンテナの概略断面図。 第2の実施の形態の変形例。 第3の実施の形態における、現像装置とトナーコンテナの平面図。 第3の実施の形態における、現像装置とトナーコンテナの概略平面図。 第3の実施の形態における、現像装置とトナーコンテナの概略断面図。
以下、本発明を実施するための形態について、図面を参照しながら説明する。尚、以下の実施の形態では、画像形成装置としてプリンターを例に説明するが、この他にコピー機、ファクシミリ機、これら複数の機能を備えた複合機等、電子写真方式を採用した画像形成装置であればよい。また、以下の実施の形態では、画像形成装置はモノクロプリンターとして説明するが、それぞれ異なる色に対応した現像装置及びトナーコンテナを備えたカラープリンターであっても構わない。
〔第1の実施の形態〕
図1は、本発明に係る画像形成装置1の内部構成を概略的に示す図である。図1においてX方向を左右方向といい、特に−Xを左方、+Xを右方という。画像形成装置1は、貯留された用紙を必要に応じて給紙する給紙部12と、給紙部12から給紙された用紙に所定の画像を転写する画像形成部13と、画像形成部13で用紙に転写された転写画像に定着処理を施す定着部14とが装置本体11内に装備されているとともに、装置本体11の上面位置に定着処理後の用紙が排紙される排紙部15が設けられることによって形成されている。
給紙部12は、給紙カセット121に積層載置された用紙の束を、給紙ローラー122の回転動作によって最上位の用紙から1枚ずつ画像形成部13に向けて給紙する。
画像形成部13は、電子写真プロセスによって、用紙上に所定のトナー像を転写する。画像形成部13は、回転可能に軸支された光導電性を有する感光体ドラム131と、この感光体ドラム131の周囲にその回転方向に沿って順次配設された帯電装置132と、露光装置133と、現像装置20と、クリーニング装置134とを備える。給紙カセット121から給紙ローラー122の駆動で排紙された用紙は、搬送ベルト135の駆動で感光体ドラム131の周面に向けて給紙される。
現像装置20は、感光体ドラム131の周面にトナーを供給して該周面にトナー像を形成させるものである。現像装置20には、当該現像装置20へトナーを補給するための着脱可能なトナーコンテナ30が装着されている。
定着部14は、搬送ベルト135の用紙搬送方向の下流側に配置されている。定着部14は、加熱ローラー141と加圧ローラー142とを備え、画像形成部13においてトナー像の転写された用紙を加熱ローラー141および加圧ローラー142間に通すことにより、加熱ローラー141による加熱処理と両ローラー141及び142による加圧で用紙上のトナー像を当該用紙に定着させる。
画像形成装置1の基本的な動作を説明する。図1で時計方向に回転する感光体ドラム131の周面は、まず、帯電装置132により一様に帯電される。ついで、コンピューター等の外部の機器から伝送された画像情報に基づく露光装置133からの光の照射により感光体ドラム131の周面上に静電潜像が形成される。この静電潜像に向けて現像装置20からトナーが供給されることにより静電潜像が現像され、感光体ドラム131の周面にトナー像が形成される。
そして、トナー像が形成された感光体ドラム131に向けて、給紙部12の給紙カセット121から給紙された用紙が搬送ベルト135の駆動で供給され、感光体ドラム131に対向した、不図示の転写ローラーの作用によって感光体ドラム131周面のトナー像が用紙に転写される。トナー像が転写された用紙は、感光体ドラム131から分離され、搬送ベルト135の駆動で定着部14に向けて搬送される。そして、定着部14での加熱ローラー141による加熱及び加圧処理で、トナー画像が用紙に定着される。定着処理後の用紙は、排紙部15の排紙トレイ151上に排出される。トナー像が用紙に転写された後の感光体ドラム131の周面は、クリーニング装置134でクリーニング処理が施され、つぎの画像形成処理のために帯電装置132へ戻される。
図2は、現像装置20の内部構造を示す平面図である。現像装置20は、一方向(現像ローラー21の軸方向)に長尺の箱形形状を有する現像ハウジング210(第1ハウジング)を備え、現像ハウジング210は内部空間220を有する。一成分現像方式の場合、この内部空間220には、トナーが現像剤として充填される。トナーは、内部空間220内において攪拌搬送され、逐次現像ローラー21に供給されて消費され、その消費分はトナーコンテナ30から適宜供給される。
現像ハウジング210の内部空間220は、左右方向に延びる仕切り板22によって、左右方向に長尺の第1通路221と第2通路222とに区画されている。仕切り板22は、現像ハウジング210の左右方向幅よりも短く、仕切り板22の右端及び左端には、第1通路221と第2通路222とをそれぞれ連通させる第1連通部223及び第2連通部224が備えられている。これにより、現像ハウジング210の内部には、第1通路221、第1連通部223、第2通路222及び第2連通部224に至る循環経路が形成されている。
尚、現像装置20の第1攪拌スクリュー23及び第2攪拌スクリュー24は、本来は図示しない天板で覆われている。トナー補給口25(装置側開口部)は、この天板に穿孔された開口部であり、このトナー補給口25を経由してトナーコンテナ30からトナーが補給される。トナー補給口25は、第1通路221の右端付近の上方に配置されている。第1通路221には第1攪拌スクリュー23(装置側搬送手段)が収容され、第2通路222には第2攪拌スクリュー24が収容されている。第1攪拌スクリュー23及び第2攪拌スクリュー24は、それぞれ回転軸(装置側回転軸)と、この回転軸の周上にスパイラル状に突設された撹拌羽根とを含む。第1攪拌スクリュー23は、回転軸回りに回転駆動されることで、図2の矢印a方向にトナーを搬送する。一方、第2攪拌スクリュー24は、回転軸回りに回転駆動されることで、矢印b方向にトナーを搬送する。
第1攪拌スクリュー23及び第2攪拌スクリュー24が回転駆動されることで、上述の循環経路に沿ってトナーが循環搬送される。トナー補給口25から新たに補給されたトナーについて説明すると、当該トナーは第1通路221に落下して既存のトナーと混合され、第1攪拌スクリュー23により矢印a方向に搬送される。この際、トナーは攪拌され、帯電される。次いでトナーは、第1通路221の下流端から第1連通部223を経て第2通路222に入り、第2攪拌スクリュー24によって矢印b方向に搬送される。この搬送の際、トナーは同様に帯電される一方で、一部が現像ローラー21の周面に供給される。そして、残部のトナーは、第2連通部224を経て、第1通路221の上流端に戻される。
また、第1攪拌スクリュー23には、トナー補給口25よりトナー搬送方向下流側に滞留部26が設けられている。滞留部26は、第1攪拌スクリュー23の攪拌羽根が欠損している部分であり、この欠損部におけるトナーの搬送速度は欠損部以外の搬送速度に比べて低下する。つまり、第1通路221を搬送されるトナーは、滞留部26(欠損部)で滞留することになる。
尚、本実施の形態では、第1攪拌スクリュー23の攪拌羽根が欠損した部分を滞留部26とするが、この他に、第1攪拌スクリュー23の攪拌羽根の周縁部に回転軸と並行して棒部材をし、この棒部材が付設された部分を滞留部としてもよい。攪拌羽根に付設された棒部材によって、トナーの搬送能力が抑制され、トナーを滞留させることができる。
このように滞留部26を設けることで、第1通路221を矢印a方向へ搬送されるトナーは、滞留部26にて滞留する。従って、トナー補給口25からトナーが補給されて現像ハウジング210内のトナー量が増えると、この滞留したトナーがトナー補給口25を塞ぐように作用し、それ以上のトナーの補給を抑制する。その後トナーが消費され、滞留したトナーが少なくなると、トナー補給口25を塞いでいたトナーが減り、再びトナーが補給されるようになる。
図3は、現像装置20とトナーコンテナ30を組み合わせた状態における断面図であり、図2において矢印P方向から見たときの断面図である。トナーコンテナ30は、トナーを貯留するトナー収容部31(第2ハウジング)と、このトナー収容部31のトナーを現像装置20へ供給するべくトナー収容部31内で搬送する搬送スクリュー32(コンテナ側搬送手段)と、搬送スクリュー32によって搬送されたトナーを排出するトナー排出口33(コンテナ側開口部)とを備えている。
搬送スクリュー32は、回転軸(第1回転軸)と、この回転軸の周上にスパイラル状に突設された搬送羽根(第1搬送羽根)とを含む。搬送スクリュー32は、回転軸回りに回転駆動されることで、図3の矢印c方向にトナーを搬送する。また、搬送スクリュー32の攪拌羽根の傾きは全て同じ方向に設けられている。このため、搬送スクリュー32はトナーを一方向(矢印c方向)にのみ搬送する。
本実施の形態の現像装置20とトナーコンテナ30は、第1攪拌スクリュー23の回転軸と搬送スクリュー32の回転軸とが互いに平行であり、且つ、第1攪拌スクリュー23によるトナー搬送方向(矢印a方向)と搬送スクリュー32によるトナー搬送方向(矢印c方向)とが同じ方向になるように組み合わされている。更に、現像装置20側のトナー補給口25とトナーコンテナ30側のトナー排出口33は、上下方向重なるように組み合わされている。従って、搬送スクリュー32によって搬送されたトナーはトナー排出口33からトナー補給口25を経由して現像ハウジング210内に取り込まれる。
次に、トナーコンテナ及び現像装置内のトナーの流れについて説明する。図4及び図5は、現像装置20と従来のトナーコンテナ30aの概略断面図である。図4及び図5において、現像装置20は図2において説明した構成と同じものである。図中、T1は現像ハウジング210内を搬送されたトナー、T2はトナーコンテナ内を搬送されたトナーである。
従来のトナーコンテナ30aと本実施の形態のトナーコンテナ30と異なる点は、搬送スクリューである。従来のトナーコンテナ30aが有する搬送スクリュー32aは、回転軸の外周に取り付けられた搬送羽根の向きがトナー排出口33aの左右において異なる。つまり、トナー排出口33aより紙面向かって左側にある搬送羽根321aの向きと、トナー排出口33aより紙面向かって右側にある搬送羽根322aの向きは逆になっている。従って、搬送羽根321aは矢印d方向にトナーT2を搬送し、搬送羽根322aは矢印e方向にトナーT2を搬送する。搬送されたトナーT2はトナー排出口33aからトナー補給口25へ向けて排出される。
そして、図5に示すように、現像ハウジング210内のトナー量が増えると、滞留部26で滞留したトナーTがトナー補給口25を塞ぎ始める。このようにトナー補給口25がトナーTによって塞がれている状態の時に更にトナー排出口33aからトナーTが排出されると、トナー同士が押し固められて、トナーの塊が形成されてしまう。トナーの塊がトナー補給口25に形成されると、トナー補給の妨げとなり、次第に現像ハウジング210内のトナー量が減少する。これにより、画像かすれ等が発生し、印字品質の低下の原因となっていた。
そこで、図6に示すように、トナーコンテナ30の搬送スクリュー32の搬送羽根の向きを全て同じにすることによってトナーT2を一方向(矢印cの方向)にのみ搬送し、且つ、トナー補給口25に滞留して溢れ出だしたトナーT1が搬送スクリュー32の搬送によるトナーT2の流動に合わせて回収されるようにする。
図6は、現像装置20と本実施の形態のトナーコンテナ30の概略断面図である。トナーコンテナ30が有する搬送スクリュー32は、トナー排出口33より紙面左側にある搬送羽根321の向きと、紙面右側にある搬送羽根322の向きは同じである。従って、上記したように、トナーコンテナ30内のトナーT2は一方向(矢印c方向)にのみ搬送される。
現像ハウジング210内のトナー量が増加すると、トナーT1が滞留部26で滞留し始め、トナー補給口25におけるトナー搬送方向下流側(図6に示すLの部分)の領域からトナー補給口25を塞ぎ始める。搬送スクリュー32はトナーT2を矢印c方向にのみ搬送するため、滞留によってトナー補給口25を溢れ出たトナーT1は、矢印42に示すようにトナーT2の流れに合わせてトナーコンテナ30内に引き込まれる。つまり、トナー補給口25に滞留して溢れ出たトナーT1は、一旦トナーコンテナ30に回収され、再び現像ハウジング210へ補給されることになる。以下、矢印42に示すトナーT1の流れを「回収路」と表記する。
このように、トナー補給口25におけるトナー搬送方向下流側がトナーの回収路となると、搬送スクリュー32によって矢印c方向に搬送されたトナーT2は、トナー補給口25におけるトナー搬送方向上流側(図6に示すUの部分)から現像ハウジング210内へ補給される。つまり、図6における矢印41が示すようにトナーT2は現像ハウジング210内へ送り込まれる。以下、矢印41に示すトナーT2の流れを「補給路」と表記する。トナー補給口25に滞留したトナーが、トナー搬送方向下流側からトナーコンテナ30内に回収されることによって、補給路が確保されやすくなる。
以上、説明したように、搬送スクリュー32はトナーT2を一方向にのみ搬送し、このトナーT2の流れに合わせて、トナー補給口25に滞留して溢れ出たトナーT1が回収されることにより、トナー補給口25がトナーT1によって塞がれてしまう事態を防ぎ、補給路が確保されやすくなる。つまり、トナーコンテナ30は、現像ハウジング210へのトナー補給を安定的に行うことができる。
〔第2の実施の形態〕
第1の実施の形態では、トナー補給口25におけるトナー搬送方向上流側を補給路とし、トナー搬送方向下流側を回収路とした現像装置20及びトナーコンテナ30について説明した。つまり、トナーコンテナ30と現像ハウジング210を繋ぐ開口部はトナー補給口25(トナー排出口33)の1つであった。第2の実施の形態では、補給路及び回収路がそれぞれ異なる開口部において形成される現像装置及びトナーコンテナについて説明する。即ち、第2の実施の形態では、トナーコンテナと現像ハウジングを繋ぐ開口部は、補給路となる補給用開口部と、回収路となる回収用開口部の2つとなる。
つまり、第2の実施の形態における現像装置は、第1の実施の形態における現像装置20のトナー補給口25に加えて、第1攪拌スクリュー23の回転軸方向にトナー補給口25と隣り合った位置に開口部を1つ追加したものである。更に、第2の実施の形態におけるトナーコンテナも同様に、第1の実施の形態におけるトナーコンテナ30のトナー排出口33に加えて、搬送スクリュー32の回転軸方向にトナー排出口33と隣り合った位置に開口部を1つ追加したものである。従って、同じ構成要素については同じ符号を付し、第2の実施の形態における現像装置とトナーコンテナの詳しい説明は省略する。
図7は、第2の実施の形態における現像装置60とトナーコンテナ70の概略断面図である。現像装置60は、滞留部26よりトナー搬送方向上流側に装置側回収口272(第2装置側開口部)と、この装置側回収口272よりトナー搬送方向上流側に装置側補給口271(第1装置側開口部)を備える。装置側補給口271と装置側回収口272は、第1攪拌スクリュー23の回転軸方向に並んで配置されている。
トナーコンテナ70は、装置側補給口271に対応する位置にコンテナ側排出口341(第1コンテナ側開口部)と、装置側回収口272に対応する位置にコンテナ側回収口342(第2コンテナ側開口部)を備える。コンテナ側補給口342とコンテナ側回収口342は、搬送スクリュー32の回転軸方向に沿って配置されている。
第1の実施の形態において説明したように、トナーコンテナ70の搬送スクリュー32が有する搬送羽根の向きは全て同じである。従って、トナーコンテナ70内のトナーT2は一方向(矢印c方向)にのみ搬送される。搬送スクリュー32によって矢印c方向に搬送されたトナーT2は、コンテナ側排出口341から装置側補給口271を経由して現像ハウジング210内へ落下する。つまり、図7における矢印43が示すようにトナーT2は現像ハウジング210内へ送り込まれる(補給路)。
そして、現像ハウジング210内のトナー量が増加すると、トナーT1は滞留部26で滞留し始め、滞留部26に近い位置にある装置側回収口272を塞ぎ始める。そして、滞留したトナーT1が装置側回収口272からコンテナ側回収口342に溢れ出ると、搬送スクリュー32によって搬送されているトナーT2の流れに合わせて矢印44の示す方向にトナーコンテナ70内に引き込まれる(回収路)。
つまり、滞留部26におけるトナーT1の滞留が適度に保たれるため、滞留したトナーT1が装置側補給口271まで及びにくくなる。従って、装置側補給口271及びコンテナ側排出口341はトナーT1の滞留によって塞がれることがないため、補給路を確保しやすくなり、トナーコンテナ70はトナーT2の補給を安定的に行うことができる。
尚、図8は、第2の実施の形態の変形例を示した図である。上記では、現像装置60は装置側補給口271と装置側回収口272の2つの開口部を備えることとして説明したが、第1の実施の形態の現像装置20と同じく、開口部を1つ(トナー補給口25)としてもよい。この場合、現像装置20とトナーコンテナ70を組み合わせた時に、トナー補給口25の中にコンテナ側排出口341とコンテナ側回収口342が収まるよう、各開口部が配置される。
そして、搬送スクリュー32によって矢印c方向に搬送されたトナーT2は、コンテナ側排出口341からトナー補給口25を経由して現像ハウジング210内へ落下する。そして現像ハウジング210内のトナー量が増加すると、トナーT1が滞留部26で滞留し、更にトナー補給口25に滞留すると、この滞留したトナーT1はトナーT2の流れに合わせてコンテナ側回収口342を経由してトナーコンテナ70内へ回収される。
〔第3の実施の形態〕
第1及び第2の実施の形態の現像装置とトナーコンテナは、互いの長手方向が一致した形態であった。第3の実施の形態では、互いの長手方向が直交して組み合わされる現像装置とトナーコンテナについて説明する。
図9は、第3の実施の形態における現像装置20とトナーコンテナ50の組み合わせ状態を示す平面図である。現像装置20は、第1の実施の形態と同じ構成であるため、説明を省略する。また、現像装置20の第1攪拌スクリュー23及び第2攪拌スクリュー24は、本来は図示しない天板で覆われており、トナー補給口25は天板に穿孔された開口部である。そして、このトナー補給口25と、後述するトナーコンテナ50の開口部とが上下方向に組みつけられる。つまり、現像装置20の天板上にトナーコンテナ50が配置されるのであるが、説明を分かりやすくするために、現像装置20の天板は図示していない。
トナーコンテナ50は、上面視で一方向に長いハウジング形状を備え、トナー収容部51(第2ハウジング)と、トナー収容部51の一側面の一部から突設された筒状部であってトナーを搬送するための搬送路52(循環部)と、搬送路52の内部に収容されトナーを搬送する第1搬送スクリュー531及び第2搬送スクリュー532(図10)とを含む。
そして、現像装置20のトナー補給口25と、トナーコンテナ50のコンテナ側排出口501(第1コンテナ側開口部)及びコンテナ側回収口502(第2コンテナ側開口部)とが上下方向に重なるように、現像装置20とトナーコンテナ50とが組み付けられる。トナーコンテナ50は、図9に矢印Qに示すように、現像ハウジング210の長手方向と直交する方向において、現像装置20に対して着脱される。
図10は、現像装置20とトナーコンテナ50を組み合わせたときの概略平面図であり、図11は概略断面図である。トナーコンテナ50の搬送路50は、互いに平行に形成された第1搬送路521(第1循環経路)と第2搬送路522(第2循環経路)を備える。そして、第1搬送路521は第1搬送スクリュー531を収容し、第2搬送路522は第2搬送スクリュー532を収容する。第1搬送スクリュー531及び第2搬送スクリュー532は、回転軸(第1回転軸、第2回転軸)と、この回転軸の周上にスパイラル状に突設された搬送羽根(第1搬送羽根、第2搬送羽根)とを含み、回転軸回りに回転駆動されることで、一方向(図10の矢印f方向)にトナーを搬送する。
また、搬送路50は、トナー収容部51と反対側に、第1搬送路521と第2搬送路522を連通させる連通口533を有する。
そして、第1搬送路521と第2搬送路522は、トナー収容部51と反対側の先端下部にコンテナ側排出口501とコンテナ側回収口502をそれぞれ有する。コンテナ側排出口501とコンテナ側回収口502は、現像装置20とトナーコンテナ50を組み合わせたとき、現像装置20の攪拌スクリュー23の回転軸方向に沿うように並んで配置され、コンテナ側排出口501はコンテナ側回収口502より搬送路50におけるトナー搬送方向上流側に位置する。
第1搬送スクリュー531は、トナー収容部51に収容されたトナーをコンテナ側排出口501に向けて搬送する。そして、第2搬送スクリュー532は、コンテナ側排出口501から現像ハウジング210側へ落下しきれずに連通口533を通過したトナー及び、現像ハウジング210からコンテナ側回収口502を介して回収されたトナーをトナー収容部51へ向けて搬送する。
図11を用いて、トナーの流れについて詳しく説明する。トナーコンテナ50の第1搬送スクリュー531によって搬送されたトナーT2は、コンテナ側排出口501からトナー補給口25を経由して現像ハウジング210内へ落下する。つまり、図11における矢印45が示すようにトナーT2は現像ハウジング210内へ送り込まれる(補給路)。
そして、現像ハウジング210内のトナー量が増加すると、トナーT1が滞留部26で滞留し始め、トナー補給口25におけるトナー搬送方向下流側(図11に示すLの部分)の領域からトナー補給口25を塞ぎ始める。そして、トナー補給口25からコンテナ側回収口502に溢れ出ると、第1搬送スクリュー531及び第2搬送スクリュー532によるトナーT2の流れに合わせて、図11に示す矢印46の方向に第2搬送路522内に引き込まれる(回収路)。つまり、トナー補給口25に滞留したトナーT1は一旦トナーコンテナ50に回収され、再び現像ハウジング210へ補給されることになる。
以上、説明したように、トナー補給口25に滞留したトナーT1が第1搬送スクリュー531及び第2搬送スクリュー532によって作り出されたトナーT2の流れに合わせて第2搬送路522内へ引き込まれることによって、トナーT1がトナー補給口25を塞いでしまうことがなく、滞留部26におけるトナーT1の滞留が適度に保たれる。従って、トナーT1の滞留がトナー補給口25におけるトナー搬送方向上流側(つまりコンテナ側補給口501側)へ及びにくくなり、トナー補給口25におけるトナー搬送方向上流側がトナーT1によって塞がれることを防ぎ、補給路を確保することができる。つまり、トナーコンテナ50はトナーT2の補給を安定的に行うことができる。
尚、本実施の形態では、1つの開口部(トナー補給口25)を備える現像装置20を用いて説明したが、第2の実施の形態で示した2つの開口部(装置側補給口271と装置側回収口272)を備える現像装置60を用いても構わない。この場合、装置側補給口271とコンテナ側排出口501、装置側回収口272とコンテナ側回収口502が上下方向に重なるように、現像装置60とトナーコンテナ50が組み付けられる。
1 画像形成装置
131 感光体ドラム
20 現像装置
21 現像ローラー
23 第1攪拌スクリュー
24 第2攪拌スクリュー
25 トナー補給口
26 滞留部
210 現像ハウジング
271 装置側補給口
272 装置側回収口
30、50 トナーコンテナ
31、51 トナー収容部
32 搬送スクリュー
33 トナー排出口
341、501 コンテナ側排出口
342、502 コンテナ側回収口
531 第1搬送スクリュー
532 第2搬送スクリュー

Claims (5)

  1. 所定の像担持体の周面にトナーを供給する現像装置と、前記現像装置にトナーを補給するトナーコンテナと、を備えた画像形成装置であって、
    前記現像装置は、
    前記トナーを収容し、天板を有する第1ハウジングと、
    前記第1ハウジング内のトナーを攪拌しながら搬送するものであって、装置側回転軸及び当該装置側回転軸の外周に形成された攪拌羽根と、前記トナーを局部的に滞留させるための滞留部とを有する装置側搬送手段と、
    前記天板における前記装置側搬送手段の上部に設けられた装置側開口部と、
    を備え、前記トナーコンテナは、
    前記現像装置に補給するためのトナーを収容する第2ハウジングと、
    前記第2ハウジングの収容するトナーが搬送されるコンテナ側搬送経路と、
    前記コンテナ側搬送経路に配置され、第1回転軸と当該第1回転軸の外周に形成された第1搬送羽根を有し、前記トナーを一方向に搬送するコンテナ側搬送手段と、
    前記コンテナ側搬送経路を画定する壁面部に設けられたコンテナ側開口部と、
    を備え、
    前記現像装置と前記トナーコンテナとは、前記装置側開口部と前記コンテナ側開口部が上下方向に重なるように組み合わされて配置され、前記コンテナ側搬送手段によって搬送されたトナーは、前記コンテナ側開口部におけるトナー搬送方向上流側の領域から前記装置側開口部に排出され、前記装置側開口部に滞留しているトナーは当該装置側開口部におけるトナー搬送方向下流側の領域から前記コンテナ側搬送経路における前記トナーの流動によって当該コンテナ側搬送経路内に回収される画像形成装置。
  2. 前記現像装置と前記トナーコンテナは、前記装置側回転軸と前記第1回転軸が互いに平行であって、前記装置側搬送手段によるトナー搬送方向と前記コンテナ側搬送手段によるトナー搬送方向は同一方向となる状態で組み合わされて配置される請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記コンテナ側開口部は、第1コンテナ側開口部及び第2コンテナ側開口部を有し、前記第1コンテナ側開口部が前記第2コンテナ側開口部よりも前記コンテナ側搬送手段によるトナー搬送方向上流側に配置され、
    前記コンテナ側搬送手段によって搬送されたトナーは前記第1コンテナ側開口部から前記装置側開口部に排出され、前記装置側開口部に滞留しているトナーは前記コンテナ側搬送経路における前記トナーの流動によって前記第2コンテナ側開口部を経由して前記コンテナ側搬送経路内に回収される請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記装置側開口部は、第1装置側開口部及び第2装置側開口部を有し、前記第1装置側開口部が前記第2装置側開口部よりも前記装置側搬送手段によるトナー搬送方向上流側に配置され、
    前記現像装置及び前記トナーコンテナとは、前記第1装置側開口部と前記第1コンテナ側開口部、前記第2装置側開口部と前記第2コンテナ側開口部のそれぞれが上下方向に重なるように組み合わされて配置され、
    前記コンテナ側搬送手段によって搬送されたトナーは前記第1コンテナ側開口部から前記第1装置側開口部に排出され、前記第2装置側開口部に滞留しているトナーは前記コンテナ側搬送経路における前記トナーの流動によって前記第2コンテナ側開口部を経由して前記コンテナ側搬送経路内に回収される請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記コンテナ側搬送経路は前記第2ハウジングから突設され、前記トナーを循環させる循環部と、当該循環部内に互いに平行に形成された第1循環経路及び第2循環経路と、前記第2ハウジングの反対側であって前記循環部の一端側に形成され前記第1循環経路と前記第2循環経路を連通させる連通口と、を有し、
    前記コンテナ側開口部は、前記第1循環経路に設けられた第1コンテナ側開口部と、前記第2循環経路に設けられた第2コンテナ側開口部を有し、
    前記コンテナ側搬送手段は、第2回転軸と当該第2回転軸の外周に形成された第2搬送羽根を更に有し、前記第1回転軸は前記第1循環経路に配置され、前記第2回転軸は前記第2循環経路に配置され、前記トナーを前記第1循環経路から連通口を経て前記第2循環経路に搬送させ、
    前記現像装置と前記トナーコンテナは、前記第1コンテナ側開口部が前記第2コンテナ側開口部よりも前記装置側搬送手段によるトナー搬送方向上流側に位置し、且つ、前記装置側回転軸と前記第1回転軸が互いに直交する向きに組み合わされて配置され、前記コンテナ側搬送手段によって前記第1循環経路を搬送されたトナーは、前記第1コンテナ側開口部から前記装置側開口部に排出され、前記装置側開口部に滞留しているトナーは前記第2循環経路における前記トナーの流動によって前記第2コンテナ側開口部を経由して前記第2循環経路内に回収される請求項1に記載の画像形成装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016176997A (ja) * 2015-03-18 2016-10-06 富士ゼロックス株式会社 現像装置及び画像形成装置
US11016415B1 (en) 2018-08-23 2021-05-25 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Development cartridge with developer inlet for refilling developer and cap sealing developer inlet

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