JP2013024563A - 組合せ秤 - Google Patents

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Abstract

【課題】組合せ秤において、計量ホッパ13へ被計量物20を供給する供給ホッパ12の投入用ゲート12aの不必要な開閉動作をなくして、騒音および無駄な電力消費をなくすことを目的とする。
【解決手段】各供給ホッパ12へ被計量物20を排出する各リニアフィーダパン6の搬送終端6aの被計量物20をそれぞれ検出する被計量物センサ7を設け、制御装置9は、被計量物センサ7の検出出力に基づいて、各供給ホッパ12の各投入用のゲート12aの開閉動作を制御するものであって、供給ホッパ12から計量ホッパ13へ被計量物20を供給するタイミングで、リニアフィーダパン6の搬送終端6aに被計量物20が無いとき、または、供給ホッパ12が被計量物20を保持していない空の状態のときには、供給ホッパ12の投入用のゲート12aの開閉を禁止するようにしている。
【選択図】図1

Description

本発明は、野菜や果物あるいは菓子類などの被計量物を計量する組合せ秤に関する。
組合せ秤で計量されて所定重量とされた野菜や果物等の被計量物は、例えば包装機によって袋詰めされるのが一般的である。
図9は、特許文献1の従来の組合せ秤の概略構成を模式的に示す図である。
この組合せ秤は、供給装置30からメインフィーダ(分散フィーダ)31の円錐状の中央部に被計量物が供給され、メインフィーダ31では振動によって被計量物をその周縁部方向へ送り出し、メインフィーダ31の周辺に放射状に設置された複数のリニアフィーダ32へ搬送する。
複数のリニアフィーダ32には、振動装置が取り付けられており、各々のリニアフィーダ32を振動させることによって被計量物を搬送して複数の供給ホッパ33に投入する。複数の供給ホッパ33では一時的に被計量物を保持し、投入用のゲート34を開閉して、供給ホッパ33の下方に配設された計量ホッパ35に被計量物を投入する。各計量ホッパ35では、投入された被計量物の重量が重量センサ36によって計量され、図示しない制御部は、その計量値に基づいて組合せ演算を行うことにより、組合せた計量値の合計である組合せ重量が、目標組合せ重量と一致するか最も近い所定重量範囲の計量ホッパ35の組合せを適量組合せとして選択し、この適量組合せとして選択された計量ホッパ35の排出用のゲート37を開閉して被計量物を排出し、集合シュート38を介して包装機39へ投入し、包装機39で包装する。
特開昭62−113024号公報
かかる組合せ秤によって、例えば、ピーマン、タマネギ、ジャガイモなどの野菜類、あるいは、オレンジやリンゴなどの果物類の組合せ計量を行って数個入りのパック製品を製造するような場合には、上記リニアフィーダ32を振動させることによって、供給ホッパ33に投入する被計量物の個数は、例えば、1,2個程度となることがある。
かかる組合せ計量における計量サイクルでは、適量組合せに選択された計量ホッパ35の被計量物を排出するために、排出用のゲート37が開閉される。
被計量物を排出して空となった計量ホッパ35に対して被計量物を投入するために、供給ホッパ33の投入用ゲート34が開閉される。
次に、被計量物を計量ホッパ35に投入して空となった供給ホッパ33に対して被計量物を供給するために、リニアフィーダ32が駆動時間に亘って駆動され、リニアフィーダ32から被計量物が供給ホッパ33へ投入される。
次の計量サイクルにおいても、適量組合せに選択された計量ホッパ35の被計量物を排出するために計量ホッパ35の排出用のゲート37が開閉され、この計量ホッパ35に対して被計量物を投入するために供給ホッパ33の投入用ゲート34が開閉され、この供給ホッパ33に対して、被計量物を投入するためにリニアフィーダ32が駆動時間に亘って駆動される。
かかる従来の組合せ秤では、計量サイクル毎に、上述のように、適量組合せに選ばれた計量ホッパ35の排出用のゲート37の開閉、対応する供給ホッパ33の投入用ゲート34の開閉、更に、対応するリニアフィーダ32の駆動時間に亘る駆動が、順次行われるのであるが、被計量物が順調に供給されず、例えば、供給ホッパ33にリニアフィーダ32から被計量物が供給されず、空の状態の供給ホッパ33の投入用のゲート34が開閉され、計量ホッパ35に被計量物を投入できないような場合がある。
この場合、空の供給ホッパ33の投入用のゲート34が開閉された後、上述と同様に、リニアフィーダ32の駆動時間に亘る駆動が行われると共に、計量ホッパ35に被計量物が投入されていないことがその計量値に基づいて検出され、再び、供給ホッパ33の投入用ゲート34を開閉し、その後リニアフィーダ32を駆動時間に亘って駆動し、再び、計量ホッパ35に被計量物が投入されていないときには、更に、供給ホッパ33の投入用ゲート34の開閉、リニアフィーダ32の駆動を繰り返すことになる。
このように従来では、供給ホッパ33が空であって、投入用のゲート34の開閉を行っても計量ホッパ35へ被計量物を投入することができないにも拘らず、供給ホッパ33の投入用ゲート34を開閉しており、かかる不必要な投入用のゲート34の開閉によって、騒音が発生すると共に、無駄に電力を消費している。
本発明は、上述のような点に鑑みて為されたものであって、供給部の不必要な供給動作をなくして、騒音および無駄な電力消費をなくすことを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明では、次のように構成している。
(1)本発明の組合せ秤は、被計量物をそれぞれ搬送して搬送終端から排出する複数の搬送部と、各搬送部に対応して配置されると共に、前記搬送終端から排出される被計量物を保持し、保持した被計量物を下方へ供給する複数の供給部と、各供給部に対応して配置されると共に、各供給部から供給される被計量物を保持し、該保持した被計量物の重量を計量する複数の計量部と、前記計量部で計量される被計量物の計量値に基づいて組合せ演算を行うと共に、前記複数の搬送部の駆動および前記複数の供給部の供給動作を制御する演算制御部とを備え、
前記複数の計量部は、保持した被計量物を排出するものであり、
前記演算制御部は、前記組合せ演算によって適量組合せに選ばれた前記計量部の排出動作を制御するものであって、前記演算制御部は、適量組合せに選ばれた計量部の排出動作を行なわせ、排出動作を行なった計量部に対応する前記供給部の供給動作を行わせ、供給動作を行なった供給部に対応する前記搬送部を駆動する組合せ秤であって、
前記各搬送部の搬送終端の被計量物をそれぞれ検出する被計量物センサを設け、
前記演算制御部は、前記被計量物センサの検出出力に基づいて、前記供給部の供給動作を制御するものであって、前記演算制御部は、前記供給部が前記被計量物を前記計量部へ供給するタイミングで、該供給部に対応する搬送部の前記搬送終端に被計量物が無いときには、該供給部の前記供給動作を禁止するものである。
被計量物センサは、搬送終端の被計量物を検出するので、搬送終端における被計量物の有無に応じた検出出力を与える。
したがって、被計量物センサの検出出力に基づいて、搬送終端から排出されて供給部に投入されるべき被計量物が、前記搬送終端に存在しているか否か、すなわち、供給部に供給されるべき被計量物が、搬送終端に存在しているか否かを把握できることになる。
演算制御部は、計量部、供給部及び搬送部を制御して、適量組合せに選ばれた計量部から被計量物を排出する排出動作を行なわせ、排出動作を行なった計量部に対応する供給部から被計量物を計量部へ供給する供給動作を行わせ、供給動作を行なった供給部に対応する搬送部を駆動して、搬送終端から被計量物を供給部へ排出するというサイクルを行う。
本発明の組合せ秤では、供給部が被計量物を計量部へ供給するタイミングで、該供給部に対応する搬送部の搬送終端に被計量物が無いときには、該供給部の前記供給動作を禁止するようにしている。
供給部が被計量物を計量部へ供給するタイミングで、供給部に対応する搬送部の搬送終端に被計量物が無いときに、仮に、供給部から計量部へ被計量物を供給して供給部が被計量物を保持していない空の状態になったとすると、次に供給部へ供給されるべき被計量物が、搬送部の搬送終端に無いので、被計量物は、供給部へ供給されず、次に、供給部が被計量物を計量部へ供給するタイミングでは、供給部は空の状態のままで、計量部へ被計量物を供給できないことになる。
これに対して、本発明のように、供給部が被計量物を計量部へ供給するタイミングで、供給部に対応する搬送部の搬送終端に被計量物が無いときには、該供給部の供給動作を禁止することによって、供給部に被計量物が保持されていない空の状態が生じるのを防ぐことができる共に、供給動作を禁止してから、次に供給部から計量部へ被計量物を供給するタイミングまでに、新たな被計量物が、搬送部の搬送終端に搬入されるのを待つことができる。
このように本発明によると、供給部が被計量物を計量部へ供給するタイミングで、供給部に被計量物が保持されていない空の状態とならないようにすることによって、供給部が空の状態で供給動作を行なうのを防止するので、従来のように供給部が空の状態で不必要に供給動作を行なって騒音を発生したり、無駄に電力を消費するのを防止し、いわゆる、省エネを図ることができる。
(2)また、本発明の組合せ秤は、被計量物をそれぞれ搬送して搬送終端から排出する複数の搬送部と、各搬送部に対応して配置されると共に、前記搬送終端から排出される被計量物を保持し、保持した被計量物を下方へ供給する複数の供給部と、各供給部に対応して配置されると共に、各供給部から供給される被計量物を保持し、該保持した被計量物の重量を計量する複数の計量部と、前記計量部で計量される被計量物の計量値に基づいて組合せ演算を行うと共に、前記複数の搬送部の駆動および前記複数の供給部の供給動作を制御する演算制御部とを備え、
前記複数の計量部は、保持した被計量物を排出するものであり、
前記演算制御部は、前記組合せ演算によって適量組合せに選ばれた前記計量部の排出動作を制御するものであって、前記演算制御部は、適量組合せに選ばれた計量部の排出動作を行なわせ、排出動作を行なった計量部に対応する前記供給部の供給動作を行わせ、供給動作を行なった供給部に対応する前記搬送部を駆動する組合せ秤であって、
前記各搬送部の搬送終端の被計量物をそれぞれ検出する被計量物センサを設け、
前記演算制御部は、前記被計量物センサの検出出力に基づいて、前記供給部の供給動作を制御するものであって、前記演算制御部は、前記供給部が前記被計量物を前記計量部へ供給するタイミングで、該供給部が被計量物を保持していないときには、該供給部の前記供給動作を禁止するものである。
被計量物センサは、搬送終端の被計量物を検出するので、搬送終端における被計量物の有無に応じた検出出力を与える。
したがって、被計量物センサの検出出力は、搬送終端の被計量物が、該搬送終端から排出されて供給部へ供給されることに伴って変化する。この被計量物センサの検出出力に基づいて、搬送終端の被計量物が、該搬送終端から排出されて供給部で保持されたか否かを把握できることになる。
本発明の組合せ秤によると、供給部が被計量物を計量部へ供給するタイミングで、該供給部が被計量物を保持していないときには、該供給部の前記供給動作を禁止するので、供給部に被計量物が保持されていない空の状態で供給動作を行なうことがなく、これによって、従来のように供給部が空の状態で不必要に供給動作を行なって騒音を発生したり、無駄に電力を消費するのを防止して省エネを図ることができる。
(3)本発明の組合せ秤の好ましい実施態様では、供給装置から供給される被計量物を周囲の前記複数の搬送部へ分散させる分散部と、該分散部における前記被計量物の量を検出する検出部とを備え、
前記演算制御部は、前記検出部の検出出力に基づいて、前記分散部における前記被計量物の量が所定量以下になったときには、前記複数の全ての搬送部の駆動および前記複数の全て供給部の供給動作を禁止するものである。
所定量は、分散部から複数の搬送部へ被計量物を殆ど供給できない程度の量であるのが好ましい。
この実施態様によると、分散部における被計量物の量が所定量以下となって、搬送部および供給部へ被計量物を供給できないときには、搬送部の駆動および供給部の供給動作は、無駄であるので、かかる場合に、全ての搬送部の駆動および全ての供給部の供給動作を禁止して騒音の発生および無駄な電力消費をなくして省エネを図ることができる。
(4)上記(3)の実施態様では、終業運転モードを設定する設定手段を備え、前記演算制御部は、前記設定手段によって終業運転モードが設定されたときには、前記被計量物センサの検出出力に基づく前記供給部の前記供給動作を禁止する制御を行わないと共に、前記検出部の検出出力に基づく前記複数の全ての搬送部の駆動および前記複数の全て供給部の供給動作を禁止する制御を行わないようにしてもよい。
被計量物は、分散部、搬送部、供給部、計量部の順で上流側から下流側へ流れて計量処理されるので、終業運転モードでは、上流側の被計量物が無くなっても下流側に被計量物が存在している間は、被計量物を下流側へ流す必要がある。したがって、分散部の被計量物の量が所定量以下まで少なくなったり、あるいは、搬送部の搬送終端に被計量物が無いために、搬送部の駆動や供給部の供給動作を禁止してしまうと、被計量物を下流側へ流すことができず、被計量物が残存してしまうことになる。このため、この実施態様では、終業運転モードが設定されたときには、搬送部の駆動や供給部の供給動作を禁止する制御を行わないようにし、これによって、被計量物が残存することなく、計量作業を終えることができる。
(5)本発明の組合せ秤の更に他の実施態様では、前記複数の搬送部は、被計量物を振動によって搬送する複数の振動フィーダであり、前記複数の供給部は、保持した被計量物を前記計量部に投入する複数の供給ホッパであり、前記複数の計量部は、重量センサによって被計量物の重量を計量する複数の計量ホッパであり、前記演算制御部は、前記振動フィーダを制御すると共に、前記被計量物センサの検出出力に基づいて、前記供給ホッパの投入用ゲートの開閉を制御するものである。
この実施態様によると、演算制御部は、被計量物センサの検出出力に基づいて、供給ホッパの投入用ゲートの開閉を制御し、供給ホッパが被計量物を保持していない空の状態での投入用ゲートの開閉を禁止するので、従来のように、供給ホッパの投入用ゲートが不必要に開閉されて騒音を発生したり、無駄に電力を消費するのを防止して省エネを図ることができる。
本発明によると、供給部が被計量物を保持していない空の状態で供給動作を行なうのを防ぐことができ、これによって、従来のように、供給部が被計量物を保持していない空の状態で不必要に供給動作を行なって騒音を発生したり、無駄に電力を消費するのを防止して省エネを図ることができる。
図1は本発明の一実施形態に係る組合せ秤の概略構成を示す模式図である。 図2は図1の組合せ秤の概略構成を示すブロック図である。 図3は組合せ秤の動作を説明するためのフローチャートである。 図4は組合せ秤の動作例を説明するためのタイムチャートである。 図5は動作説明に供するフローチャートである。 図6は本発明の他の実施形態の組合せ秤の動作例を説明するためのタイムチャートである。 図7は本発明の他の実施形態の組合せ秤の動作例を説明するためのタイムチャートである。 図8は動作説明に供するフローチャートである。 図9は従来例の組合せ秤の概略構成図である。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
(実施形態1)
図1は、本発明の一つの実施形態に係る組合せ秤の概略構成を示す模式図である。この実施形態の組合せ秤は、その装置上部の中央に、供給装置1から供給される被計量物20を振動によって放射状に分散させる円錐形のトップコーン3と、このトップコーン3を振動させるメインフィーダ(分散フィーダ)4と、トップコーン3及びメインフィーダ4を支持し、トップコーン3に供給される被計量物20の量を計測するトップコーン用重量センサ5とを備えている。トップコーン3及びメインフィーダ4によって、被計量物20を振動によって放射状に分散させる分散部が構成される。
被計量物20は、特に限定されないが、例えば、ピーマン、パプリカ、トマト、ジャガイモ等の野菜類やオレンジ、リンゴ等の果物類などの計量に好適であり、組合せ計量を行って複数個入りの包装品を生産するのに好適である。
供給装置1は、図示しないベルトコンベアから供給されるピーマン等の被計量物20を振動によって搬送してトップコーン3の中央部へ供給する。トップコーン3では、供給装置1からその中央部に供給される被計量物20を振動によってその周縁部方向へ搬送する。トップコーン3の周辺には、トップコーン3から送られてきた被計量物20を複数の各供給ホッパ12に搬送する複数のリニアフィーダパン6と、このリニアフィーダパン6をそれぞれ振動させる複数のリニアフィーダ8とが放射状に設けられている。
各リニアフィーダパン6の周縁部下方には、供給部としての複数の供給ホッパ12が設けられ、各供給ホッパ12の下方には、計量部としての計量ホッパ13がそれぞれ設けられ、両ホッパ12,13は、円周状に配置されている。供給ホッパ12及び計量ホッパ13の下部には、開閉可能な投入用のゲート12a及び排出用のゲート13aがそれぞれ設けられている。
供給ホッパ12は、リニアフィーダパン6によって搬送されてその先端である搬送終端6aから落下排出される被計量物20を受け取って保持し、その下方に配置された計量ホッパ13が空になると投入用のゲート12aを開閉して被計量物20を計量ホッパ13へ落下投入する。また、各計量ホッパ13には、計量ホッパ13内の被計量物20の重量を計測するロードセル等の重量センサ10がそれぞれ連結され、各重量センサ10による計量値は制御装置9へ出力される。
複数のリニアフィーダパン6及び各リニアフィーダパン6をそれぞれ振動させる複数のリニアフィーダ8によって、対応する各供給ホッパ12に被計量物20をそれぞれ搬送する複数の搬送部が構成される。
計量ホッパ13は、被計量物20を集合シュート14へ排出可能である。制御装置9による後述の組合せ演算によって、複数の計量ホッパ13の中から被計量物20を排出すべき計量ホッパ13の適量組合せが求められ、包装機15から排出命令信号の入力があると、その適量組合せに該当する計量ホッパ13から被計量物20が集合シュート14へ排出され、更にその下方の包装機15へと投入されて包装される。
この実施形態では、供給装置1からトップコーン3に供給される被計量物20の量は、トップコーン3及びメインフィーダ4を支持しているトップコーン用重量センサ5によって計量され、その重量値が制御装置9に与えられる。制御装置9では、トップコーン用重量センサ5によって計量されるトップコーン3上の被計量物20の重量に基づいて、トップコーン3上の被計量物20の量を一定範囲に保つように、供給装置1を制御する。
制御装置9には、設定手段としての操作設定表示部11によって、動作パラメータなどの設定が行なわれ、この操作設定表示部11は、例えばタッチパネル等を用いて構成され、運転速度や組合せ計量値等を画面に表示する。設定される動作パラメータには、組合せ演算における目標値である目標組合せ重量及びそれに対する許容範囲、メインフィーダ4の振動の振幅や駆動時間、及び、リニアフィーダ8の振動の振幅や駆動時間等がある。なお、後述の実施形態のように終業運転の際には、終業運転モードが設定される。
制御装置9では、供給装置1の動作制御および組合せ秤の全体の動作制御を行うと共に、組合せ演算を行う。組合せ演算では、計量ホッパ13内の被計量物20の重量が重量センサ10によって計量される。複数の計量ホッパ13の中から、被計量物20の重量値の合計である組合せ重量が、目標組合せ重量に等しいあるいは許容範囲内の最も近い所定重量範囲となる適量組合せが1つ求められる。
この実施形態では、供給ホッパ12の投入用のゲート12aの不必要な開閉をなくすために、複数の各リニアフィーダパン6の搬送終端6aにおける被計量物20をそれぞれ検出する複数の被計量物センサ7を設けており、制御装置9は、これら被計量物センサ7の検出出力に基づいて、後述にように供給ホッパ12の投入用のゲート12aの開閉を制御している。
この実施形態では、被計量物センサ7として光電センサを用いており、搬送終端6aの検出領域における被計量物20を検出する。なお、被計量物センサ7は、光電センサに限らず、ロードセル等の重量センサ、リミットスイッチ、カメラで撮像した画像を処理する画像センサなどの他のセンサを用いてもよい。
図2は、この実施形態の組合せ秤の制御系統の概略構成を示すブロック図であり、図1に対応する部分には、同一の参照符号を付す。
図2に示すように、制御装置9は、演算制御部としてのCPU部16と、メモリ部17と、A/D変換回路部18と、ゲート駆動回路部19と、振動制御回路部21と、包装機15に接続されたI/O回路部22と、被計量物センサ7の検出出力が与えられるI/O回路部25とを備えている。
演算制御部としてのCPU部16は、各部を制御すると共に、組合せ演算を行う。メモリ部17は、組合せ秤の動作プログラム及び設定される動作パラメータ等を記憶しており、CPU部16に対する演算などの作業領域となる。
A/D変換回路部18は、トップコーン3上の被計量物20の重量を検出するトップコーン用重量センサ5及び各計量ホッパ13の被計量物20の重量を検出する各重量センサ10からのアナログ信号をデジタル信号に変換してCPU部16へ出力する。また、CPU部16には、I/O回路部25を介して各リニアフィーダパン6の搬送終端6aにおける被計量物20をそれぞれ検出する被計量物センサ7からの検出出力が与えられる。
ゲート駆動回路部19は、CPU部16からの制御信号に基づいて、供給ホッパ12の投入用のゲート12a及び計量ホッパ13の排出用のゲート13aの開閉を制御する。振動制御回路部21は、CPU部16からの制御信号に基づいて、供給装置1、メインフィーダ4及び各リニアフィーダ8のそれぞれの振動動作を制御する。また、CPU部16は、操作設定表示部11と相互に通信できるように接続されている。
制御装置9は、CPU部16がメモリ部17に記憶されている動作プログラムを実行することにより、供給装置1及び組合せ秤全体の動作を制御する。
組合せ秤では、上述のような動作を行うための多数の動作パラメータの設定が必要であり、その設定は、操作者が操作設定表示部11を用いて行い、設定された動作パラメータの値は、CPU部16へ送られ、メモリ部17に記憶される。
図3は、この実施形態の組合せ秤の全体の処理動作を説明するためのフローチャートである。
先ず、制御装置9は、トップコーン用重量センサ5の検出出力に基づいて、供給装置1をON/OFF制御して、トップコーン3上への被計量物20の供給量を制御する供給装置制御を行う(ステップs1)。
次に、トップコーン3を振動させるメインフィーダ4の駆動を制御してトップコーン3上の被計量物20を周囲へ分散させてリニアフィーダパン6に被計量物20を供給するメインフィーダ制御を行う(ステップs2)。
次に、リニアフィーダパン6を振動させるリニアフィーダ8の駆動を制御して、空の供給ホッパ12に対応するリニアフィーダパン6を振動させてリニアフィーダパン6上の被計量物20を当該空の供給ホッパ12に供給するリニアフィーダ制御を行う(ステップs3)。
次に、ステップs4の供給ホッパ制御に移る。この供給ホッパ制御では、空の計量ホッパ13に対応する供給ホッパ12の投入用のゲート12aを開閉して、被計量物20を当該空の計量ホッパ13へ投入し、ステップs5へ移る。
ステップs5では、計量ホッパ13に被計量物20が供給されると、対応する重量センサ10によって、前記計量ホッパ13に供給された被計量物20の重量を計量し、計量値を制御装置9に取込む計量制御を行う。
次に、計量ホッパ13に供給されている被計量物20の重量に基づいて、組合せ演算を行い、被計量物20の重量を種々組合せた合計重量である組合せ重量が、目標組合せ重量に等しいか、あるいは、目標組合せ重量よりも重く、かつ、目標組合せ重量に近い所定重量範囲の計量ホッパ13の組合せである適量組合せの選択を行う(ステップs6)。その後、包装機15からの排出命令信号の入力があるか否かを判断し(ステップs7)、排出命令信号の入力があると、組合せ演算で選択された適量組合せの計量ホッパ13の排出用のゲート13aを開閉して被計量物20を排出する計量ホッパ制御を行い(ステップs8)、ステップs1に戻る。以下、上述と同様の計量サイクルを繰り返すことによって、適量組合せの被計量物20が包装機15へと排出される。
この実施形態では、制御装置9は、供給ホッパ12の投入用のゲート12aの不必要な開閉をなくすために、複数の被計量物センサ7の検出出力に基づいて、供給ホッパ12の投入用のゲート12aの開閉を制御している。
具体的には、供給ホッパ12から計量ホッパ13に被計量物20を供給するタイミングで、被計量物センサ7の検出出力が、被計量物20を検出している検出状態であるとき、すなわち、リニアフィーダパン6の搬送終端6aに被計量物が存在しているときには、供給ホッパ12の投入用のゲート12aを開閉して被計量物20を計量ホッパ13に投入する一方、被計量物センサ7の検出出力が、被計量物20を検出していない非検出状態であるとき、すなわち、リニアフィーダパン6の搬送終端6aに被計量物が無いときには、供給ホッパ112の投入用のゲート12aの開閉を禁止するものである。
供給ホッパ12から計量ホッパ13に被計量物20を供給するタイミングで、被計量物センサ7の検出出力がオフの非検出状態であるとき、すなわち、リニアフィーダパン6の搬送終端6aに被計量物20が無いときには、供給ホッパ12の投入用のゲート12aを開閉した後にリニアフィーダ8を駆動しても、搬送終端6aに被計量物20が存在しないために、供給ホッパ12に被計量物20を供給することができず、供給ホッパ12は、空の状態となってしまう。このため、次に、供給ホッパ12から計量ホッパ13に被計量物20を供給するタイミングでは、供給ホッパ12から計量ホッパ13に被計量物20を投入できないことになる。
そこで、この実施形態では、供給ホッパ12から計量ホッパ13に被計量物20を供給するタイミングで、被計量物センサ7の検出出力がオフの非検出状態であって、リニアフィーダパン6の搬送終端6aに被計量物20が無いときには、供給ホッパ12の投入用のゲート12aの開閉を禁止し、次に、供給ホッパ12から計量ホッパ13に被計量物20を供給するタイミングで、供給ホッパ12が空の状態になるのを未然に防止している。
図4は、この実施形態の動作の一例を説明するためのタイムチャートであり、計量ホッパ13、供給ホッパ12、リニアフィーダ8及び被計量物センサ7の対応する一組の状態を代表的に示すものである。図4(a)は計量ホッパ13の排出用のゲート13aの開閉状態を、図4(b)は供給ホッパ12の投入用のゲート12aの開閉状態を、図4(c)はリニアフィーダ8の駆動状態を、図4(d)は被計量物センサ7の検出出力をそれぞれ示している。
先ず、計量サイクルT1では、適量組合せに選択された計量ホッパ13の排出用のゲート13aが、包装機15からの排出命令信号に応答して図4(a)に示されるように開閉され、計量ホッパ13に保持されていた被計量物20が集合シュート14に排出されて包装機15に投入され、包装機15で包装される。
被計量物20を排出して空となった計量ホッパ13に対して、供給ホッパ12から被計量物20を供給するタイミングでは、図4(d)に示すように、被計量物センサ7の検出出力は、オンの検出状態であって、搬送終端6aの被計量物20を検出しているので、供給ホッパ12の投入用ゲート12aが、図4(b)に示されるように開閉され、供給ホッパ12に保持されていた被計量物20が計量ホッパ13へ投入される。この供給ホッパ12の投入用のゲート12aが開閉され、計量ホッパ13に被計量物20が投入されて安定時間が経過したときの計量ホッパ13の計量値に基づいて、組合せ演算が行われる。なお、図4(d)に示される被計量物センサ7の検出出力がオンになっているのは、計量サイクルT1よりも前の計量サイクルにおけるリニアフィーダ8の駆動によって、被計量物20が、被計量物センサ7の検出領域内に搬入されているからである。
次に、被計量物20を計量ホッパ13に投入して空となった供給ホッパ12に対して、被計量物20を供給するために、図4(c)に示されるようにリニアフィーダ8が、設定された駆動時間に亘って駆動される。
図4(c)に示されるリニアフィーダ8の駆動によって、リニアフィーダパン6の搬送終端6aの被計量物20が、該搬送終端6aから排出されて供給ホッパ12に供給されるので、図4(d)に示されるように、被計量物センサ7の検出出力が、搬送終端6aの被計量物20を検出しているオンの検出状態から被計量物20を検出していないオフの非検出状態に変化する。
更に、新たな被計量物20が、リニアフィーダパン6の搬送終端6aに搬送されて被計量物センサ7の検出領域内に搬入されるので、被計量物センサ7の検出出力が、再びオンの検出状態となる。
次の計量サイクルT2においても、適量組合せに選択された計量ホッパ13の排出用のゲート13aが、包装機15からの排出命令信号に応答して図4(a)に示されるように開閉され、計量ホッパ13に保持されていた被計量物20が集合シュート14に排出されて包装機15に投入され、包装機15で包装される。
被計量物20を排出して空となった計量ホッパ13に対して、供給ホッパ12から被計量物20を供給するタイミングでは、図4(d)に示すように、被計量物センサ7の検出出力は、オンの検出状態であって、搬送終端6aに被計量物20が存在するので、供給ホッパ12の投入用ゲート12aが、図4(b)に示されるように開閉され、供給ホッパ12に保持されていた被計量物20が計量ホッパ13へ投入される。
次に、被計量物20を計量ホッパ13に投入して空となった供給ホッパ12に対して、被計量物20を供給するために、図4(c)に示されるようにリニアフィーダ8が、設定された駆動時間に亘って駆動される。
図4(c)に示されるリニアフィーダ8の駆動によって、リニアフィーダパン6の搬送終端6aの被計量物20が、該搬送終端6aから排出されて供給ホッパ12に供給されるので、図4(d)に示されるように、被計量物センサ7の検出出力が、被計量物20を検出しているオンの検出状態から被計量物20を検出していないオフの非検出状態に変化する。
この計量サイクルT2では、先の計量サイクルT1と異なり、リニアフィーダ8の駆動時間中に、新たな被計量物20が、リニアフィーダパン6の搬送終端6aへ搬送されておらず、このため、被計量物センサ7の検出出力が、オフの非検出状態のままである。
次の計量サイクルT3においては、適量組合せに選択された計量ホッパ13の排出用のゲート13aが、包装機15からの排出命令信号に応答して図4(a)に示されるように開閉され、計量ホッパ13に保持されていた被計量物20が集合シュート14に排出されて包装機15に投入され、包装機15で包装される。
被計量物20を排出して空となった計量ホッパ13に対して、供給ホッパ12から被計量物20を供給するタイミングでは、図4(d)に示すように、被計量物センサ7の検出出力は、オフの非検出状態のままであって、搬送終端6aに被計量物20が無く、リニアフィーダ8を駆動して供給ホッパ12へ供給する被計量物20が存在しない。
したがって、この状態で、仮に供給ホッパ12の投入用のゲート12aを開閉して被計量物20を計量ホッパ13に投入してしまうと、その後に、リニアフィーダ8を駆動しても、リニアフィーダパン6の搬送終端6aから供給ホッパ12に被計量物20を供給することはできず、供給ホッパ12は、空の状態になってしまう。
そこで、この実施形態では、計量ホッパ13に対して供給ホッパ12から被計量物20を供給するタイミングで、図4(d)に示すように、被計量物センサ7の検出出力が、オフの非検出状態であるときには、図4(b)の×印で示されるように、供給ホッパ12の投入用のゲート12aの開閉を禁止している。
このように供給ホッパ12の投入用のゲート12aの開閉を禁止した後、図4(c)に示すように、リニアフィーダ8が、設定された駆動時間に亘って駆動される。これによって、新たな被計量物20が、リニアフィーダパン6の搬送終端6aに搬送され、図4(d)に示される被計量物センサ7の検出出力が、オフの非検出状態からオンの検出状態に変化する。
次の計量サイクルT4においては、前の計量サイクルT3で計量ホッパ13に被計量物20が投入されていないので、計量ホッパ13は空の状態であって、組合せ演算に参加することはできず、したがって、図4(a)に示されるように、計量ホッパ13の排出用のゲート13aは開閉されないが、計量ホッパ13は、空の状態であって、しかも、図4(d)に示すように、被計量物センサ7の検出出力が、被計量物20を検出しているオンの検出状態であるので、図4(b)に示すように、供給ホッパ12の投入用ゲート12aが開閉され、供給ホッパ12から計量ホッパ13へ被計量物20が投入される。
次に、被計量物20を計量ホッパ13に投入して空となった供給ホッパ12に対して、被計量物20を供給するために、図4(c)に示されるように、リニアフィーダ8が、設定された駆動時間に亘って駆動される。
リニアフィーダ8の駆動の開始によって、リニアフィーダパン6の搬送終端6aから被計量物20が供給ホッパ12に供給されるので、図4(d)に示される被計量物センサ7の検出出力が、オンの検出状態からオフの非検出状態に変化し、更に、新たな被計量物20が、被計量物センサ7の検出領域内に搬入され、被計量物センサの検出出力が、再びオンの検出状態となる。
このように、供給ホッパ12から計量ホッパ13に被計量物20を供給するタイミングで、リニアフィーダパン6の搬送終端6aに被計量物20が無いときには、供給ホッパ12の投入用のゲート12aの開閉を禁止しているので、次に、供給ホッパ12から計量ホッパ13に被計量物20を供給するタイミングで、供給ホッパ12が被計量物20を保持していない空の状態になることがなく、これによって、従来のように、供給ホッパが空の状態で不必要に投入用のゲートを開閉して騒音を発生したり、無駄に電力を消費するといったことがない。
図5は、この実施形態の動作を説明するためのフローチャートである。
この図5の処理は、一定時間、例えば、10ms毎に実行される。
先ず、1〜nの複数の供給ホッパ12を特定するための番号kを、初期値「1」に設定する(ステップs401)。
次に、供給ホッパ12(k)の駆動中フラグがオンしているか否かを判断し(ステップs402)、オンしているときには、供給ホッパ12(k)の投入用ゲート12aの開閉制御を行い(ステップs403)、リニアフィーダ8(k)の駆動命令フラグがオンしているか否かを判断し(ステップs404)、駆動命令フラグがオンしているときには、ステップs407に移る。
ステップs404で、リニアフィーダ8(k)の駆動命令フラグがオンしていないときには、供給ホッパ12の投入用のゲート12aが閉じ始めか否かを判断し(ステップs405)、閉じ始めでないときには、ステップs407に移る。
ステップs405において、供給ホッパ12の投入用のゲート12aが閉じ始めのときには、リニアフィーダ8(k)を駆動するためにリニアフィーダ8(k)の駆動命令フラグをオンし(ステップs406)、供給ホッパ12(k)の投入用ゲート12aの開閉制御が終了したか否かを判断する(ステップs407)。
供給ホッパ12(k)の投入用ゲート12aの開閉制御が終了していないときには、ステップs414に移る。供給ホッパ12(k)の投入用ゲート12aの開閉制御が終了したときには、供給ホッパ12(k)の駆動中フラグをオフしてステップs414に移る。
ステップs414では、番号kを1つ増加し、番号kがn+1になったか否かを判断し(ステップs415)、n+1になっていないときには、ステップs402に戻って次の供給ホッパ12について同様の処理を行ない、n+1になったときには、複数の供給ホッパ12について処理が終了したとして終了する。
ステップs402において、供給ホッパ12(k)の駆動中フラグがオンしていないときには、供給ホッパ12(k)の駆動命令フラグがオンしているか否かを判断する(ステップs409)。この供給ホッパの駆動命令フラグは、上述の図3のステップs8の計量ホッパ制御処理において、計量ホッパ13の排出用のゲート13aが開閉され、あるいは、被計量物が投入されていないと、オンされる。
供給ホッパ12(k)の駆動命令フラグがオンしているときには、供給ホッパ12(k)の駆動命令フラグをオフし(ステップs410)、被計量物センサ7(k)で被計量物を検出しているか否かを判断し(ステップs411)、被計量物を検出しているときには、供給ホッパ12(k)を開閉するために、供給ホッパ12(k)の駆動中フラグをオンしてステップs414に移る(ステップs412)。
ステップs411において、被計量物を検出していないときには、供給ホッパ12(k)の開閉を禁止するために、供給ホッパ12(k)の駆動中フラグをオンすることなく、リニアフィーダ8(k)の駆動命令フラグをオンしてステップs414に移る(ステップs413)。
この実施形態では、トップコーン3上の被計量物20の量を、トップコーン用重量センサ5によって検出したけれども、本発明の他の実施形態として、重量センサに代えて、トップコーン3の上方に、例えば超音波式などのレベル検出器を設け、このレベル検出器によって、トップコーン3上の被計量物の量を検出し、トップコーン3上の被計量物の量を制御してもよい。
(実施形態2)
上述の実施形態では、供給ホッパ12から被計量物20を供給するタイミングで、被計量物センサ7の検出出力が、オフの非検出状態、すなわち、供給ホッパ12に対応するリニアフィーダパン6の搬送終端6aに被計量物20が存在しないときには、供給ホッパ12の投入用のゲート12aの開閉を禁止するようにしたけれども、この実施形態では、供給ホッパ12から被計量物20を供給するタイミングで、供給ホッパ12が被計量物20を保持していない空の状態のときには、供給ホッパ12の投入用のゲート12aの開閉を禁止するものである。
図6は、この実施形態の図4に対応するタイムチャートである。
この実施形態では、先ず、計量サイクルT1では、適量組合せに選択された計量ホッパ13の排出用のゲート13aが、包装機15からの排出命令信号に応答して図6(a)に示されるように開閉され、計量ホッパ13に保持されていた被計量物20が集合シュート14に排出されて包装機15に投入され、包装機15で包装される。
被計量物20を排出して空となった計量ホッパ13に対して、供給ホッパ12の投入用ゲート12aが、図6(b)に示されるように開閉され、供給ホッパ12に保持されていた被計量物20が計量ホッパ13へ投入される。
次に、被計量物20を計量ホッパ13に投入して空となった供給ホッパ12に対して、被計量物20を供給するために、図6(c)に示されるようにリニアフィーダ8が、設定された駆動時間に亘って駆動される。
図6(c)に示されるリニアフィーダ8の駆動によって、リニアフィーダパン6の搬送終端6aの被計量物20が、該搬送終端6aから排出されて供給ホッパ12に供給されるので、図6(d)に示されるように、被計量物センサ7の検出出力が、被計量物20を検出しているオンの検出状態から被計量物20を検出していないオフの非検出状態に変化する。
この計量サイクルT1では、図6(c)に示されるリニアフィーダ8の駆動によって、新たな被計量物20が、リニアフィーダパン6の搬送終端6aへ搬送されず、このため、被計量物センサ7の検出出力が、オフの非検出状態のままである。
次の計量サイクルT2においては、適量組合せに選択された計量ホッパ13の排出用のゲート13aが、包装機15からの排出命令信号に応答して図6(a)に示されるように開閉され、計量ホッパ13に保持されていた被計量物20が集合シュート14に排出されて包装機15に投入され、包装機15で包装される。
この実施形態では、上述の実施形態と異なり、図6(d)に示されるように、被計量物センサ7の検出出力が、オフの非検出状態であっても、供給ホッパ12の投入用ゲート12aを、図6(b)に示されるように開閉し、供給ホッパ12に保持されている被計量物20を、空の計量ホッパ13へ投入する。
次に、被計量物20を計量ホッパ13に投入して空となった供給ホッパ12に対して、被計量物20を供給するために、図6(c)に示されるようにリニアフィーダ8が、設定された駆動時間に亘って駆動される。
図6(c)に示されるリニアフィーダ8の駆動によって、新たな被計量物20が、リニアフィーダパン6の搬送終端6aに搬送され、図6(d)に示されるように、被計量物センサ7の検出出力が、被計量物20を検出していないオフの非検出状態から被計量物20を検出しているオンの検出状態に変化する。
このリニアフィーダ8の駆動によって、新たな被計量物20が、リニアフィーダパン6の搬送終端6aに搬送されるけれども、被計量物センサ7の検出出力は、図6(d)に示されるように、オンの検出状態からオフの非検出状態に変化していない、すなわち、搬送終端6aの被計量物20は、搬送終端6aから排出されて供給ホッパ12に投入されておらず、したがって、供給ホッパ12は、空のままである。
次の計量サイクルT3においては、適量組合せに選択された計量ホッパ13の排出用のゲート13aが、包装機15からの排出命令信号に応答して図6(a)に示されるように開閉され、計量ホッパ13に保持されていた被計量物20が集合シュート14に排出されて包装機15に投入され、包装機15で包装される。
この実施形態では、被計量物20を排出して空となった計量ホッパ13に対して、供給ホッパ12から被計量物20を供給するタイミングで、供給ホッパ12は、上述のように被計量物20を保持していない空の状態であるので、図6(b)の×印で示されるように、供給ホッパ12の投入用のゲート12aの開閉を禁止する。
このように供給ホッパ12から被計量物20を供給するタイミングで、被計量物20を保持していないときには、供給ホッパ12の投入用のゲート12aの開閉を禁止して不必要な開閉を行わないようにしている。
このように供給ホッパ12の投入用のゲート12aの開閉を禁止した後、図6(c)に示すように、リニアフィーダ8が、設定された駆動時間に亘って駆動される。これによって、リニアフィーダパン6の搬送終端6aの被計量物20が、該搬送終端6aから排出されて供給ホッパ12に供給されるので、図6(d)に示されるように、被計量物センサ7の検出出力が、被計量物20を検出しているオンの検出状態から被計量物20を検出していないオフの非検出状態に変化し、更に、新たな被計量物20が、リニアフィーダパン6の搬送終端6aに搬送されて被計量物センサ7の検出領域内に搬入されるので、被計量物センサの検出出力が、再びオンの検出状態となる。
次の計量サイクルT4においては、前の計量サイクルT3で計量ホッパ113に被計量物20を投入できず、空の状態であって、組合せ演算に参加することはできなかったので、図6(a)に示されるように、計量ホッパ13の排出用のゲート13aは開閉されないが、計量ホッパ13は、空の状態であるので、図6(b)に示すように、供給ホッパ12の投入用ゲート12aが開閉され、供給ホッパ12から計量ホッパ13へ被計量物20が投入される。
次に、被計量物20を計量ホッパ13に投入して空となった供給ホッパ12に対して、被計量物20を供給するために、図6(c)に示されるように、リニアフィーダ8が、設定された駆動時間に亘って駆動される。
リニアフィーダ8の駆動の開始によって、リニアフィーダパン6の搬送終端6aから被計量物20が供給ホッパ12に供給されるので、図6(d)に示される被計量物センサ7の検出出力が、オンの検出状態からオフの非検出状態に変化し、更に、新たな被計量物20が、被計量物センサ7の検出領域内に搬入され、被計量物センサの検出出力が、再びオンの検出状態となる。
このように被計量物センサ7の検出出力に基づいて、供給ホッパ12が被計量物20を保持していない空の状態のときには、供給ホッパ12の投入用のゲート12aの開閉を禁止するので、従来のように、供給ホッパが空の状態で不必要に投入用のゲートを開閉して騒音を発生したり、無駄に電力を消費するといったことがない。
その他の構成は、上述の実施形態1と同様である。
(実施形態3)
制御装置9は、トップコーン用重量センサ5の検出出力に基づいて、トップコーン3上の被計量物の量が、一定範囲になるように制御するのであるが、例えば、供給装置1からトップコーン3上への被計量物20の供給が遅れるなどの何等かの理由によって、トップコーン3上の被計量物20が、所定量以下となって殆ど存在しない場合が生じ、かかる場合には、被計量物20がトップコーン3から供給されないので、リニアフィーダ8を駆動し、あるいは、供給ホッパ12の投入用ゲート12aを開閉しても無駄な動作となる。
そこで、この実施形態では、トップコーン3上の被計量物20が、所定量以下となったときには、全てのリニアフィーダ8の駆動を禁止すると共に、全ての供給ホッパ12の投入用ゲート12aの開閉を禁止するものである。所定量は、トップコーン3から複数のリニアフィーダ8へ被計量物20を殆ど供給できない程度の量であるのが好ましく、例えば、トップコーン3上の被計量物20の量が「0」、すなわち、トップコーン3上の被計量物20が全く無くなった状態としてもよい。
全てのリニアフィーダ8の駆動の禁止および全ての供給ホッパ12の投入用ゲート12aの開閉の禁止は、トップコーン3上の被計量物20の量が、例えば、前記所定量を超えるまで、あるいは、前記所定量を上回る設定量まで回復したときに解除される。
図7は、この実施形態の上述の図4に対応するタイムチャートである。
図7(a)は計量ホッパ13の排出用のゲート13aの開閉状態を、図7(b)は供給ホッパ12の投入用のゲート12aの開閉状態を、図7(c)はリニアフィーダ8の駆動状態を、図7(d)は被計量物センサ7の検出出力をそれぞれ示しており、更に、図7(e)はトップコーン用重量センサ5の検出出力を示している。
図7(e)に示されるトップコーン用重量センサ5の検出出力が、被計量物20の所定量に対応する所定レベルLを超えているときには、上述の実施形態1と同様の動作であるが、トップコーン用重量センサ5の検出出力が、所定レベルL以下になると、全ての供給ホッパ12の投入用ゲート12aの開閉を禁止すると共に、全てのリニアフィーダ8の駆動を停止するものである。
すなわち、計量サイクルT1では、適量組合せに選択された計量ホッパ13の排出用のゲート13aが、包装機15からの排出命令信号に応答して図7(a)に示されるように開閉され、計量ホッパ13の被計量物20が集合シュート14に排出されて包装機15に投入され、包装機15で包装される。
図7(e)に示されるように、トップコーン用重量センサ5の検出出力は、所定レベルLを超えているので、被計量物20を排出して空となった計量ホッパ13に対して、供給ホッパ12の投入用ゲート12aが、図7(b)に示されるように開閉され、供給ホッパ12から計量ホッパ13へ被計量物20が投入される。
次に、被計量物20を計量ホッパ13に投入して空となった供給ホッパ12に対して被計量物20を供給するために、図7(c)に示されるようにリニアフィーダ8が、設定された駆動時間に亘って駆動される。
リニアフィーダ8の駆動によって、リニアフィーダパン6の搬送終端6aから被計量物20が供給ホッパ12に供給され、図7(d)に示される被計量物センサ7の検出出力が、オンの検出状態からオフの非検出状態に変化し、新たな被計量物20が、被計量物センサ7の検出領域内に搬入され、被計量物センサの検出出力が、再びオンの検出状態となる。
次の計量サイクルT2においても、適量組合せに選択された計量ホッパ13の排出用のゲート13aが、図7(a)に示されるように、開閉され、被計量物20が集合シュート14に排出される。
図7(e)に示されるように、トップコーン用重量センサ5の検出出力は、所定レベルLを超えているので、被計量物20を排出して空となった計量ホッパ13に対して、供給ホッパ12の投入用ゲート12aが、図7(b)に示されるように、開閉され、供給ホッパ12から計量ホッパ13へ被計量物20が投入される。
次に、被計量物20を計量ホッパ13に投入して空となった供給ホッパ12に対して、被計量物20を供給するために、図7(c)に示されるように、リニアフィーダ8を、設定された駆動時間に亘って駆動する。
リニアフィーダ8の駆動によって、リニアフィーダパン6の搬送終端6aから被計量物20が供給ホッパ12に供給され、図7(d)に示される被計量物センサ7の検出出力が、オンの検出状態からオフの非検出状態に変化し、新たな被計量物20が、被計量物センサ7の検出領域内に搬入され、被計量物センサ7の検出出力が、再びオンの検出状態となる。
次の計量サイクルT3において、適量組合せに選択された計量ホッパ13の排出用のゲート13aが、図7(a)に示されるように、開閉される。このとき、図7(e)に示されるように、トップコーン用重量センサ5の検出出力は、所定レベルL以下となっているので、図7(b)の×印で示すように供給ホッパ12の投入用ゲート12aの開閉を禁止すると共に、図7(c)の×印で示すようにリニアフィーダ8の駆動を禁止する。なお、供給ホッパ12の投入用ゲート12aの開閉の禁止およびリニアフィーダ8の駆動の禁止は、複数の全ての供給ホッパ12および複数の全てのリニアフィーダ8について行われる。
次の計量サイクルT4では、適量組合せに選択された計量ホッパ13の排出用のゲート13aが、図7(a)に示されるように、開閉され、被計量物20が集合シュート14に排出される。
図7(e)に示されるように、トップコーン3上に被計量物20が供給されて、トップコーン用重量センサ5の検出出力は、所定レベルLを超えているので、被計量物20を排出して空となった計量ホッパ13に対して、供給ホッパ12の投入用ゲート12aが、図7(b)に示されるように、開閉され、供給ホッパ12から計量ホッパ13へ被計量物20が投入される。
次に、被計量物20を計量ホッパ13に投入して空となった供給ホッパ12に対して、被計量物20を供給するために、図7(c)に示されるように、リニアフィーダ8を、設定された駆動時間に亘って駆動する。
リニアフィーダ8の駆動によって、リニアフィーダパン6の搬送終端6aから被計量物20が供給ホッパ12に供給され、図7(d)に示される被計量物センサ7の検出出力が、オンの検出状態からオフの非検出状態に変化し、新たな被計量物20が、被計量物センサ7の検出領域内に搬入され、被計量物センサ7の検出出力が、再びオンの検出状態となる。
このように、トップコーン3上の被計量物20が所定量以下となって殆ど無くなり、トップコーン3から被計量物が、リニアフィーダ8及び計量ホッパ12に供給されなくなったときには、全てのリニアフィーダ8の駆動および全ての供給ホッパ12の投入用のゲート12aの開閉を禁止するので、不必要にリニアフィーダ8を駆動したり、不必要に供給ホッパ12の投入用のゲート12aを開閉することがなく、騒音および電力消費を低減することができる。特に、リニアフィーダ8は、電力の消費量が大きいので、省エネに有効である。
図8は、この実施形態の動作を説明するためのフローチャートである。
この図8の処理は、一定時間、例えば、10ms毎に実行される。
先ず、1〜nの複数の供給ホッパ12を特定するための番号kを、初期値「1」に設定する(ステップs501)。
次に、供給ホッパ12(k)の駆動中フラグがオンしているか否かを判断し(ステップs502)、オンしているときには、供給ホッパ12(k)の投入用ゲート12aの開閉制御を行い(ステップs503)、リニアフィーダ8(k)の駆動命令フラグがオンしているか否かを判断し(ステップs504)、
駆動命令フラグがオンしているときには、ステップs507に移る。
ステップs504で、リニアフィーダ8(k)の駆動命令フラグがオンしていないときには、供給ホッパ12の投入用のゲート12aが閉じ始めか否かを判断し(ステップs505)、閉じ始めでないときには、ステップs507に移る。
ステップs505において、供給ホッパ12の投入用のゲート12aが閉じ始めのときには、リニアフィーダ8(k)を駆動するためのリニアフィーダ8(k)の駆動命令フラグをオンし(ステップs506)、供給ホッパ12(k)の投入用ゲート12aの開閉制御が終了したか否かを判断する(ステップs507)。
供給ホッパ12(k)の投入用ゲート12aの開閉制御が終了していないときには、ステップs513に移る。供給ホッパ12(k)の投入用ゲート12aの開閉制御が終了したときには、供給ホッパ12(k)の駆動中フラグをオフしてステップs513に移る。
ステップs513では、番号kを1つ増加し、番号kがn+1になったか否かを判断し(ステップs514)、n+1になっていないときには、ステップs502に戻って次の供給ホッパ12について同様の処理を行ない、n+1になったときには、複数の供給ホッパ12について処理が終了したとして終了する。
ステップs502において、供給ホッパ12(k)の駆動中フラグがオンしていないときには、供給ホッパ12(k)の駆動命令フラグがオンしているか否かを判断する(ステップs509)。この駆動命令フラグは、上述の図3のステップs8の計量ホッパ制御処理において、計量ホッパ13の排出用のゲート13aが開閉あるいは被計量物が投入されていないと、オンされる。
供給ホッパ12(k)の駆動命令フラグがオンしているときには、供給ホッパ12(k)の駆動命令フラグをオフし(ステップs510)、トップコーン用重量センサ5によって所定量以上の被計量物を検出しているか否かを判断し(ステップs511)、所定量以上の被計量物を検出しているときには、供給ホッパ12を開閉するために、供給ホッパ12(k)の駆動中フラグをオンしてステップs513に移る。
ステップs511において、所定量以上の被計量物を検出していないときには、供給ホッパ12の開閉を禁止するために、供給ホッパ12(k)の駆動中フラグをオンすることなく、ステップs513に移る。
この実施形態では、トップコーン3上の被計量物20の量が所定量以下になると、全てのリニアフィーダ8の駆動及び全ての供給ホッパ12の投入用のゲート12aの開閉を禁止するのであるが、終業運転時などに、このように全てのリニアフィーダ8の駆動及び全ての供給ホッパ12の投入用のゲート12aの開閉を禁止してしまうと、被計量物20が、リニアフィーダパン6や供給ホッパ12等に残存してしまうことになる。
そこで、本発明の他の実施形態では、終業運転時などには、設定手段としての操作設定表示部11を操作して終業運転モードを設定し、かかる終業運転モードが設定されたときには、トップコーン3上の被計量物20の量が所定量以下になっても、全てのリニアフィーダ8の駆動の禁止及び全ての供給ホッパ12の投入用のゲート12aの開閉の禁止を行わないようにしてもよい。更に、上述の実施形態1のように、リニアフィーダパン6の搬送終端6aに被計量物が無いときにも、供給ホッパ12の投入用のゲート12aの開閉の禁止を行わないようにしてもよい。
1 供給装置
3 トップコーン
4 メインフィーダ
5 トップコーン用重量センサ
6 リニアフィーダパン
6a 搬送終端
7 被計量物センサ
8 リニアフィーダ
9 制御装置
10 重量センサ
12 供給ホッパ
13 計量ホッパ
15 包装機
16 CPU部
20 被計量物

Claims (5)

  1. 被計量物をそれぞれ搬送して搬送終端から排出する複数の搬送部と、
    各搬送部に対応して配置されると共に、前記搬送終端から排出される被計量物を保持し、保持した被計量物を下方へ供給する複数の供給部と、
    各供給部に対応して配置されると共に、各供給部から供給される被計量物を保持し、該保持した被計量物の重量を計量する複数の計量部と、
    前記計量部で計量される被計量物の計量値に基づいて組合せ演算を行うと共に、前記複数の搬送部の駆動および前記複数の供給部の供給動作を制御する演算制御部とを備え、
    前記複数の計量部は、保持した被計量物を排出するものであり、
    前記演算制御部は、前記組合せ演算によって適量組合せに選ばれた前記計量部の排出動作を制御するものであって、前記演算制御部は、適量組合せに選ばれた計量部の排出動作を行なわせ、排出動作を行なった計量部に対応する前記供給部の供給動作を行わせ、供給動作を行なった供給部に対応する前記搬送部を駆動する組合せ秤であって、
    前記各搬送部の搬送終端の被計量物をそれぞれ検出する被計量物センサを設け、
    前記演算制御部は、前記被計量物センサの検出出力に基づいて、前記供給部の供給動作を制御するものであって、前記演算制御部は、前記供給部が前記被計量物を前記計量部へ供給するタイミングで、該供給部に対応する搬送部の前記搬送終端に被計量物が無いときには、該供給部の前記供給動作を禁止する、
    ことを特徴とする組合せ秤。
  2. 被計量物をそれぞれ搬送して搬送終端から排出する複数の搬送部と、
    各搬送部に対応して配置されると共に、前記搬送終端から排出される被計量物を保持し、保持した被計量物を下方へ供給する複数の供給部と、
    各供給部に対応して配置されると共に、各供給部から供給される被計量物を保持し、該保持した被計量物の重量を計量する複数の計量部と、
    前記計量部で計量される被計量物の計量値に基づいて組合せ演算を行うと共に、前記複数の搬送部の駆動および前記複数の供給部の供給動作を制御する演算制御部とを備え、
    前記複数の計量部は、保持した被計量物を排出するものであり、
    前記演算制御部は、前記組合せ演算によって適量組合せに選ばれた前記計量部の排出動作を制御するものであって、前記演算制御部は、適量組合せに選ばれた計量部の排出動作を行なわせ、排出動作を行なった計量部に対応する前記供給部の供給動作を行わせ、供給動作を行なった供給部に対応する前記搬送部を駆動する組合せ秤であって、
    前記各搬送部の搬送終端の被計量物をそれぞれ検出する被計量物センサを設け、
    前記演算制御部は、前記被計量物センサの検出出力に基づいて、前記供給部の供給動作を制御するものであって、前記演算制御部は、前記供給部が前記被計量物を前記計量部へ供給するタイミングで、該供給部が被計量物を保持していないときには、該供給部の前記供給動作を禁止する、
    ことを特徴とする組合せ秤。
  3. 供給装置から供給される被計量物を周囲の前記複数の搬送部へ分散させる分散部と、
    該分散部における前記被計量物の量を検出する検出部とを備え、
    前記演算制御部は、前記検出部の検出出力に基づいて、前記分散部における前記被計量物の量が所定量以下になったときには、前記複数の全ての搬送部の駆動および前記複数の全て供給部の供給動作を禁止する、
    請求項1または2に記載の組合せ秤。
  4. 終業運転モードを設定する設定手段を備え、
    前記演算制御部は、前記設定手段によって終業運転モードが設定されたときには、前記被計量物センサの検出出力に基づく前記供給部の前記供給動作を禁止する制御を行わないと共に、前記検出部の検出出力に基づく前記複数の全ての搬送部の駆動および前記複数の全て供給部の供給動作を禁止する制御を行わない、
    請求項3に記載の組合せ秤。
  5. 前記複数の搬送部は、被計量物を振動によって搬送する複数の振動フィーダであり、
    前記複数の供給部は、保持した被計量物を前記計量部に投入する複数の供給ホッパであり、
    前記複数の計量部は、重量センサによって被計量物の重量を計量する複数の計量ホッパであり、
    前記演算制御部は、前記振動フィーダを制御すると共に、前記被計量物センサの検出出力に基づいて、前記供給ホッパの投入用ゲートの開閉を制御する、
    請求項1ないし4のいずれかに記載の組合せ秤。
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