JP2013024215A - 長翼スクリュー水車 - Google Patents

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Abstract

【課題】 構造が簡単で出力トルクが大きく、しかも流速が小さい水流から効率良く発電できる新規な長翼スクリュー水車を提供する。
【解決手段】 水車軸1に垂設した一定長さの母線2を、一定方向に回動させると共に、その回動角に比例する長さ分水車軸1の長さ方向に移動させることによって得られる線織面3の複数を有し、これら複数の線織面3、3を相互の間に所定の角度間隔を保って水車軸1の回りに配設し、水車軸1に沿って線織面3に作用する水流、或いは水圧により水車軸を回す。
【選択図】 図1

Description

この発明は、発電用水車又はポンプとして用いられる長翼スクリュー車(以下単に水車という)に係り、特に、構造が簡単で出力トルクが大きく、しかも流速が小さい水流からでも効率良く発電が可能な新規な水車に関する。
水車には、噴流による衝動水車であるペルトン水車、水の圧力を利用する代表的な反動水車であるフランシス水車、或いはプロペラ様の羽根車であるカプラン水車等種々のものがある。
特開平06−137253 特開2001−186663
上記した従来の水車は、特許文献1或いは2に記載されているように、概して大型で構造も複雑であり、しかも流量、流速が大きい水流でないと発電効率が悪い。
また、水流と水車の接触時間が短く、水流の運動エネルギー或いは位置のエネルギーを十分に抽出しないで勢いを残した水流を捨ててしまう、等未だ改良の余地がある。
そこで、この発明は、構造が簡単で出力トルクが大きく、しかも流速が小さい水流からでも効率良く発電できる新規な水車を提供することを目的としている。
上記の目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、水車軸に垂設した一定長さの母線を、一定方向に回動させると共に、その回動角に比例する長さ分水車軸の長さ方向に移動させることによって得られる線織面の複数を有し、これら複数の線織面を相互の間に所定の角度間隔を保って水車軸の回りに配設したことを特徴とする。
上記のように構成された請求項1に記載の水車は、水車軸に沿って線織面に衝突する水流、或いは水車軸に沿って線織面に圧力を及ぼす水圧が水車軸に回転トルクを生ぜしめるので、先ず、流速が小さい水流でも回る水車としての機能を有する。
また、水車を回そうとする水流、或いは水圧は広い線織面全面に作用するので、例えばプロペラ水車等と比較して水車軸に発生する回転トルクは格段に大きい。
更にまた、回転時線織面が水を攪拌することがないので、水車として、或いはポンプとしての効率が良い、等種々の効果を奏する。
この発明の水車の構造を説明するための線図的斜視図。 この発明の一実施例による水車の側面図。 その平面図。 図3のIV−IV線による線図的拡大断面図。
水車軸に垂設した一定長さの母線を、一定方向に回動させると共に、その回動角に比例する長さ分水車軸の長さ方向に移動させることによって得られる線織面の複数を有し、これら複数の線織面を相互の間に所定の角度間隔を保って水車軸の回りに配設することにより、水車軸に沿って線織面に作用する水流、或いは水圧に敏感に反応して効率良く発電し、或いはポンプとして作用する水車を構成することができた。
以下、この発明の実施例を図面を参照して説明する。
図1において符号1は水車軸の一部を、符号2は母線を夫々示し、この母線2は、水車軸1に垂設された線分である。
より正確に言えば、上記母線2は水車軸1の回動軸線(水車軸の中心線)に垂直になるように水車軸1の外表面に垂設された線分である。
また、上記母線2の長さ、すなわち、水車軸の中心線から母線2の自由端までの距離をRとする(図1参照)。
一方、上記線織面3を、半径Rの母線2を一定方向(図1において上から見て反時計方向)に回動させると共に、その回動角に比例する長さ分水車軸の長さ方向(図1で下方)に移動させることによって得られる曲面と定義する。
図1に示す線織面3は、母線2が上から見て反時計方向にπ/2回動すると下方にl移動する母線2の軌跡である。
そして、この発明による水車は、複数(図2に示す実施例では4枚)の線織面3、3を相互の間に所定の角度間隔(図示の実施例ではπ/2の等角度間隔)を保って水車軸の周りに配設することにより構成されている。
ここで、「水車軸の周りに配設する」とは、上記線織面3、3を水車軸1に一体的に結合することを意味する。
なお、上記母線2、或いは線織面3は幾何学上の概念であって、母線2は長さだけあって断面積が零であり、線織面3は面積があって厚さが零であるから、かかる母線及び線織面によって実体としての水車が構成できるわけがない。
そこで、ここでは上記母線に断面積があり、また、線織面に厚さがあるものも母線、或いは線織面に含めるものとする。
上記のように構成された本発明による水車の側面図は図2のように示され、図2において左側手前の線織面3が図1に示した線織面3である。
また、上記水車を図2の上方からみた平面図は図3に示すように円形になり、その平面図における4つの角度位置、すなわち、時計盤面に換算して12時、3時、6時及び9時の4つの角度位置にある線分は、夫々一の線織面の上端の母線と、これに隣接する他の線織面の下端の母線が重なって1本の線分に見える。
上記したように構成された水車の1枚の線織面3の上面の任意の点Pに圧力Qが作用したとすると(図3及び図4参照)、図4に示すように、その圧力Qの水平方向の分力QHと、上記点Pの水車軸の中心線からの距離rとの積QP・rが点Pに生じるトルクである。
そして、これらのトルクを全線織面3、3の上面の各点について積分したものが水車軸1に生じるトルクである。
図2及び図3に示す水車では、このトルクは上から見て時計方向に作用し、水車は同方向に回動する。
ちなみに、圧力Qが図4において線織面3の下面に印加されたとすると、その水平分力QHは図4の反対方向になるから、水車の回転方向は反時計方向になる。
また、図4から明らかなように、水車のトルクに寄与する水平分力QHは線織面の上下方向の長さが長くなる程、すなわち、水車羽根である線織面3が長翼である程大きくなり、かつ、水流との接触時間が長くなるから、出力の上昇が期待できる。
一方、水車の出力トルクが大きくても、水車羽根が水或いは水流を攪拌する場合には、その攪拌は出力トルクを減少させる方向に作用するから、その分出力が減少する。
そこで、図3における線織面上の点Pの位置が水車軸1の回動によってどのように変化するかを調べる。
図3において点Pは母線上の点であるから、その極座標による平面上の座標位置は、点Pを担う母線2の基準角度位置からの角度変位をθ(ラジアン)とすると、r・θであり、基準高さ位置からの高さは、r・K・θ+hである。
但し、Kは線織面3の勾配に関する常数、hは基準位置に関する常数である。
すなわち、点Pの位置座標は{r・θ,r・K・θ+h}・・・(1)のように表すことができる。
そこで、水車軸1がδラジアン回動したとすると、その偏移後の座標位置は{r・(θ+δ),r・K・(θ+δ)+h}・・・(2)となる。
上記(1)式と(2)式とを比較すると、位置座標を示す関数の変数が変わるだけで関数は変わらない。これは、水車軸1の回動による点Pの偏移後の位置が同じ線織面上にあることを意味する。
すなわち、任意の線織面は、水車軸1の回動によって、線織面に沿って螺旋状に変位する。したがって、線織面が水流を攪拌することが無く、水車の回動による水流からの抵抗トルクは水流が線織面に沿って流れることによる粘性抵抗のみになる。
このようにらせん状の線織面が水車軸の回動によって水流を攪拌しないことは、螺旋状のボルトの雄ねじが同じ螺旋のナットの雌ねじと円滑に螺合することから容易に推定できる。
上記のように構成されたこの発明による水車は、上記水車軸1を水流に沿うように配設して両端を軸受に支承させれば(図示せず)、水車は勢い良く、かつ高トルク高速で回転する。
そこで、この水車軸の回転を例えば傘歯車及び鉛直軸を介して水面上に取り出し、この鉛直軸に発電機を連結すれば(図示せず)、簡単な構造で、低速の水流から大きい電気出力を得ることができる。
なお、以上の説明ではこの発明による水車を発電用に水車として説明したが、これは水車軸をモータに接続してなるポンプとしても用いることができることは言うまでもない。
また、図示の実施例では線織面間の角度間隔を等間隔としたが、等間隔でないと発明が成立しないということは無く、不等角度間隔でも良い。
1 水車軸
2 母線
3 線織面

Claims (1)

  1. 水車軸に垂設した一定長さの母線を、一定方向に回動させると共に、その回動角に比例する長さ分水車軸の長さ方向に移動させることによって得られる線織面の複数を有し、これら複数の線織面を相互の間に所定の角度間隔を保って水車軸の回りに配設したことを特徴とする長翼スクリュー水車。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56129582U (ja) * 1980-03-03 1981-10-01
WO2010143709A1 (ja) * 2009-06-12 2010-12-16 富山県 水力発電装置

Patent Citations (2)

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