JP2013023996A - 液体貯留壁部 - Google Patents

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Abstract

【課題】雨水の有効利用を図り得ると共に、優れた遮音性、断熱性および防火性を備える建物構造体を提供する。
【解決手段】 家屋等の建物構造体10の壁部14は、前記壁部14の外壁部16と内壁部18との間に画成される空間Sに、所要数の貯留容器22を順次接続パイプ24を介して連通接続して構成された液体貯留部20を収納し、前記建物構造体10の屋根12に降った雨水を雨樋26、集水器28、分岐管34、一時貯留タンク36および雨水導入管40を介して前記液体貯留部20へ導入して貯留させ、前記液体貯留部20に貯留した雨水を導出して各種用途に供し得るよう構成した。
【選択図】図1

Description

この発明は、雨水(天水)を有効に利用し得る建物構造体の壁部に関するものである。
人の生存および快適な生活に不可欠な水の供給源として、上水道、簡易水道、井戸、河川、湖沼等が挙げられる。我国では上水道の普及率が高く、また井戸への依存度もかなり高いのが現状である。これは、我国が地勢学的に年間を通じて安定的な降水に恵まれているためであり、また水道水を直接飲用に供し得る程に、水質を高く維持する技術が確立しているためでもある。
特開2008−280841号公報
このように我国では、上水道の水質が極めて高いものがありながら、これを水洗トイレや掃除、草花野草への水遣り等の生活雑水にも広く使用しているのが現実である。これは大変コストの嵩む無駄な使い方をしている、ということでもある。
更に我が国は、かつては水資源が潤沢であり、低コストで上水道の運用が可能であったが、最近は地方公共団体での水利権の意識の昂りや、維持運営コストの増大等によって、水を無駄に使うことなく有効に活用することが社会的責務になっている。そこで、我国では降雨量の多いことに鑑み、雨水を回収して生活雑水に使用することが従来より行われてきた。この場合、先行技術文献に示す如く、屋根に降った雨を雨樋を経て庭先のドラム缶等へ貯留し、それを畑への水遣りや道路への撒水に供するのが一般的であった。
ところで、容器等の限定空間に貯留された水は、その分量が多い場合、非常に優れた遮音性、断熱性、防火性等の機能を発揮する。そこで発明者は、雨水の貯留部を家屋等の建物の壁部内に設けることで、雨水の有効利用を図り得ると共に、建物自体に優れた遮音性、断熱性および防火性を保持させ得ることを突き止めた。
従って本発明は、前述した発明者の知見を基礎として開発されたものであって、
家屋等の建物構造体の壁部において、前記壁部の外壁部と内壁部との間に画成される空間に液体貯留部を収納し、前記建物構造体の屋根に降った雨水を雨樋を介して前記液体貯留部へ導入して貯留させ、前記液体貯留部に貯留した雨水を導出して各種用途に供し得るよう構成したことを要旨とする。
別発明は、前述した発明者の知見を基礎として開発されたものであって、
家屋等の建物構造体のユニット化された壁部であって、前記壁部の外壁部と内壁部との間に画成される空間に液体貯留部を収納し、前記建物構造体の屋根に降った雨水を雨樋を介して前記液体貯留部へ導入して貯留させ、前記液体貯留部に貯留した雨水を導出して各種用途に供し得るよう構成したことを要旨とする。
本発明に係る液体貯留壁部によれば、雨水を壁部内に貯留することで、必要に応じて戸内外における生活雑水の使用に供することができる。また、貯留容器は、壁部における外壁部と内壁部との間の空間に存在するため、該貯留容器に雨水が貯留されることにより極めて優秀な遮音性、断熱性および防火性を発揮する。
実施例に係る建物構造体の縦断面図である。 実施例に係る建物構造体の一部破断した正面図であって、内壁部を除去した状態を示す。
次に、本発明に係る液体貯留壁部につき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の実施例に係る建物構造体10の壁部14を縦断面で示し、図2は、前記壁部14の外壁部16にユニット化したパネルを取り付けた状態の正面図であって、内壁部18は説明の便宜のため除去してある。
図1の建物構造体10は、例えば在来の日本木造家屋であって、この建物構造体10は、傾斜した屋根12と、この屋根12を支える構造物としての壁部14等の多様な構造体から構成されている。前記壁部14は、家屋の外側になる外壁部16と内側になる内壁部18とからなり、これら外壁部16と内壁部18との間に所定幅の間隙Sが画成されている。
本実施例では、前記外壁部16と内壁部18との間の間隙Sに、図2で更に詳述する液体貯留部20が収納されている。この液体貯留部20は、屋根12に降った雨水を雨樋26に導入して貯留するための容器であって、その材質は特に限定されない。しかし、後述するように断熱機能や防音機能も発揮させるためには、液体貯留部20の材質として金属系のものよりも、強化樹脂系の材質(例えばエンジニアリングプラスチック)の使用が推奨される。
液体貯留部20の大きさは、前記間隙Sにそっくり収納されるものであれば良く、壁部14の内部を全面的に占める大きな寸法の単一ユニットであってもよい。但し、余り大きな寸法になると、容器を成形した後の運搬や取付け施工に際して困難が予想される。従って、図2に示すように、成形や運搬に容易な寸法に設定したコンパクトな貯留容器22を必要数だけ使用し、複数の貯留容器22を接続パイプ24を介して順次連通接続するのが好ましい。
図1において、屋根12の庇に沿って設けられる雨樋26(軒樋)には、集水器28およびエルボ30を介して垂直な排水管32が接続されている。従って、屋根12に降った雨水は、雨樋26および排水管32を介して家屋の基礎部へ放出される構成は従来通りである。
本実施例では、前記集水器28からエルボ30へ至る管路33に分岐管34の一端を接続すると共に、該分岐管34の他端は、一時貯留タンク36に接続してある。なお、前記管路33と分岐管34との接続部には、専ら雨水が流れ込むような切換弁38が設けられている。すなわち、切換弁38は、雨樋26が受ける雨水が通常量の降雨による場合には、前記エルボ30側でなく分岐管34側に切換わり、逆に大量の降雨が雨樋26に集中した場合には、エルボ30側へ切換わるようになっている。具体的には、切換弁38の内部に雨水の量が規定の重量を超えると弁体がエルボ30側に切換わり、通常量の雨水の場合には、常に分岐管34の側に切換わっているバタフライ式の機械弁の採用が推奨されるが、電磁式や空圧式の切換弁等を使用してもよいことは勿論である。
一時貯留タンク36の底部には、雨水導入管40の一端が接続されると共に、該雨水導入管40の他端は前記液体貯留部20の上部に接続している。従って、屋根12に降った雨水は、雨樋26、集水器28、分岐管34、一時貯留タンク36および雨水導入管40を介して前記液体貯留部20に次第に貯留されることになる。なお、一時貯留タンク36と雨水導入管40との接続部には、該一時貯留タンク36に一時的に貯留された雨水が一挙に雨水導入管40に流れ込むのを防止するため、例えばダンパのような機械式の弁体を備えた一方向弁42を設けることが推奨される。
前記液体貯留部20が、複数の貯留容器22を接続パイプ24により順次接続した構成になっていることを、図2に示す。この貯留容器22は、特定の形状に限定されるものではなく、外壁部16と内壁部18との間の空間にそっくり収納されるものであるならば、偏平な矩形容器であっても、管体を蛇行させた管状容器であってもよい。何れにしても、限られた空間中でなるべく大量の雨水を貯留し得る形状の容器であれば、形状自体は問うところでない。なお、上流の貯留容器22と下流の貯留容器22とを接続する接続パイプ24には、屋根12から収集される雨水に紛れ込んだ砂や埃等の夾雑物を濾過して捕集するフィルタ44を設けるのが好ましい。この場合は、前記フィルタ44を必要に応じて清掃や交換をなし得る窓部(図示せず)を、外壁部16または内壁部18の対応個所に開設すればよい。
図2において、最上段の貯留容器22には、空気導入弁46が設けられている。この空気導入弁46は、接続パイプ24で連通された複数の貯留容器22から雨水を排出する際に、外部から空気を導き入れることで、雨水の円滑な排出を促すためのものである。
最下段の貯留容器22には、図1に示すように、貯留容器22の下部に二股分岐管48が接続されている。この二股分岐管48の一方の管体は、前記フィルタ44を介して建物外部の蛇口50等に接続され、貯留された雨水を戸外での水遣り等に便利に供し得る。この場合、液体貯留部20に貯留されている雨水の落差により、蛇口50へは少なくとも該蛇口50の高さまでは動力を使うことなく雨水の排出が可能である。
前記二股分岐管48の他方の管体は、送水ポンプ52を介して、図示しない建物内の水洗便器等の生活雑水を使用する諸施設の管体に接続される。
このように本発明に係る液体貯留壁部14によれば、雨水を壁部14内に貯留することで、必要に応じて建物内外における生活雑水の使用に供することができる。また、液体貯留部20は、壁部14における外壁部16と内壁部18との間の空間に存在するため、該液体貯留部20に雨水が貯留されることによって、極めて優秀な遮音性、断熱性および防火性を発揮する。
(変更例)
実施例では、木造家屋を建設する際に、外壁部と内壁部との間に液体貯留部を収納する場合を示したが、壁部内に液体貯留部を収納する工程を工場で一括して行うことでユニット化された壁部を製造するようにしてもよい。
10 建物構造体
12 屋根
14 壁部
16 外壁部
18 内壁部
20 液体貯留部
22 貯留容器
24 接続パイプ
26 雨樋
28 集水器
30 エルボ
32 排水管
33 管路
34 分岐管
36 一時貯留タンク(一時容器)
38 切換弁(常閉弁)
40 雨水導入管
42 一方向弁
44 フィルタ
46 空気導入弁
48 二股分岐管
50 蛇口
52 送水ポンプ
S 間隙

Claims (8)

  1. 家屋等の建物構造体(10)の壁部(14)において、
    前記壁部(14)の外壁部(16)と内壁部(18)との間に画成される空間(S)に液体貯留部(20)を収納し、
    前記建物構造体(10)の屋根(12)に降った雨水を雨樋(26)を介して前記液体貯留部(20)へ導入して貯留させ、
    前記液体貯留部(20)に貯留した雨水を導出して各種用途に供し得るよう構成した
    ことを特徴とする液体貯留壁部。
  2. 前記液体貯留部(20)は、所要数の貯留容器(22)を順次連通接続することで構成される請求項1記載の液体貯留壁部。
  3. 前記複数の貯留容器(22)の接続部位に雨水の濾過用フィルタ(44)が設けられる請求項2記載の液体貯留壁部。
  4. 前記雨樋(26)からの雨水が最初の貯留容器(22)へ導入される部位に雨水の濾過用のフィルタ(44)が設けられる請求項2記載の液体貯留壁部。
  5. 前記連通接続される複数の貯留容器(22)において、最も下流側に位置する貯留容器(22)から雨水が回収される部位に雨水の濾過用フィルタ(44)が設けられる請求項2記載の液体貯留壁部。
  6. 雨樋(26)からの雨水を一時容器(36)に先ず貯留し、該一時容器(36)に貯留された雨水が規定の重量に達した際に、該一時容器(36)と最初の貯留容器(22)との間に設けた常閉弁(38)が開放して、一時容器(36)の雨水を前記貯留容器(22)へ導入し、雨水を放出した前記常閉弁(38)は閉成位置に自力復帰するようにした請求項4記載の液体貯留壁部。
  7. 前記貯留容器(22)に空気導入弁(46)を設けるようにした請求項4記載の液体貯留壁部。
  8. 家屋等の建物構造体(10)のユニット化された壁部(14)であって、
    前記壁部(14)の外壁部(16)と内壁部(18)との間に画成される空間(S)に液体貯留部(20)を収納し、
    前記建物構造体(10)の屋根(12)に降った雨水を雨樋(26)を介して前記液体貯留部(20)へ導入して貯留させ、
    前記液体貯留部(20)に貯留した雨水を導出して各種用途に供し得るよう構成した
    ことを特徴とするユニット化された液体貯留壁部。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113152801A (zh) * 2021-03-19 2021-07-23 西安理工大学 一种农村庭院墙壁外挂/内嵌式屋顶集雨系统及构建方法
JP7354499B2 (ja) 2019-11-12 2023-10-03 株式会社竹中工務店 構造物

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