JP2013023840A - シャッタ装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】スラット6の長手方向の端部をシャッタ開閉方向に沿って案内させるガイドレール部53が設けられている。窓開口6eを形成するように回動された回動スラット6oには、姿勢維持用突起68が形成されている。ガイドレール部53は、回動スラット6oの姿勢維持用突起68を、回動スラット6oの回動姿勢を維持させるように案内させる案内通路52を形成する案内壁58をもつ。姿勢維持用突起68に向けて案内壁58から突出するように、樹脂摺動部材100が案内壁58に取り付けられている。
【選択図】図7
Description
以下、本発明の実施形態1について図1〜図11を参照して具体的に説明する。複雑化を避けるため、図面ではハッチングが省略されている。図1は、建築物等の構造物の窓開口を開閉するように、構造物に据え付けられるシャッタ装置の正面図を模式的に示す。シャッタ装置は、水平方向に沿って延びるスラット6を高さ方向(矢印H方向)に沿って複数個並設して形成されたスラット群6Aを備えるシャッタカーテン1と、シャッタカーテン1を巻き取る巻取体2と、巻取体2を回転させる駆動機構の主要素であるモータ3と、巻取体2を回転可能に保持する基部の一部を構成する横フレーム4と、シャッタカーテン1の両側の側方に設けられた基部の一部を構成する2個の縦支柱5とを備えている。モータ3を制御するスイッチ(図示せず)が設けられている。スイッチによりモータ3が駆動し、巻取体2が回転中心線2xを中心として一方向へ回転すると、シャッタカーテン1は矢印H2方向(シャッタ閉鎖方向)に移動し、座板6xoが着地する。スイッチによりモータ3が逆動し、巻取体2が逆方向へ回転すると、巻取体2からシャッタカーテン1が巻き下され、矢印H1方向(シャッタ開放方向)に移動する。
図12および図13は実施形態2を示す。本実施形態は実施形態1と基本的には同様の構成および同様な作用効果を有する。以下、相違する部分を中心として説明する。図12および図13は、ガイドレール部53に形成されている挿入溝59を横切る方向に沿って切断する横断面を示す。図13に示すように、ガイドレール部53においては、挿入溝59は第2案内通路52に背向するように形成されている。挿入溝59は、ガイドレール部53から延設された壁58oと、壁58oから延設された壁58pと、壁58pに対して交差するように壁58pに連設された壁58qと、ガイドレール部53から延設された壁58rと、壁58rに対して交差するように壁58rに連設された壁58sと、壁58rおよび壁58sの間に形成された溝開口58tとをもつ。ガイドレール部53はアルミニウム合金等の金属の押出成形または引抜加工で形成されているため、壁58p,58q,58r,58s,溝開口58tは、シャッタ開放方向(矢印H方向)に沿って連続的に同一の断面形状で延設されている。
図14は実施形態3を示す。本実施形態は実施形態1,2と基本的には同様の構成および同様な作用効果を有する。以下、相違する部分を中心として説明する。回動スラット6oに形成されている金属製または硬質樹脂製の姿勢維持用突起68には、上記したPOM等の樹脂を基材とする樹脂層680が被覆されている。回動スラット6oに形成されている姿勢維持用突起68の樹脂層680は、ガイドレール部53の案内壁58に取り付けられている樹脂摺動部材100の摺動面102に摺動する。図14に示すように、姿勢維持用突起68は、ガイドレール部53の案内壁58の樹脂摺動部材100の摺動面102に傾斜しつつ摺動するため、樹脂層680の摩擦抵抗を低減させ摺動性を高めるのに有利である。
図15は参考形態を示す。本参考形態は実施形態1,2,3と基本的には同様の構成および同様な作用効果を有する。以下、相違する部分を中心として説明する。回動スラット6oに形成されている金属または樹脂で形成された姿勢維持用突起68には、POM等の樹脂を基材とする樹脂層680が被覆されて一体化されている。姿勢維持用突起68が樹脂で形成されている場合には、姿勢維持用突起68および樹脂層680は二色成形で形成できる。但し、実施形態1〜3とは異なり、ガイドレール部53の案内壁58には樹脂摺動部材100が取り付けられていない。このため、回動スラット6oに形成されている姿勢維持用突起68の樹脂層680は、ガイドレール部53の金属(例えばアルミニウム合金)製の案内壁58に沿って摺動する。この場合においても、樹脂層680により摺動音の低減に有利である。
樹脂摺動部材100をかしめによりガイドレール部53に取り付けることにしているが、これに限らず、螺子、リベット等でも良い。樹脂摺動部材と一体的に取付用係合爪を一体的に成形し、取付用係合爪をガイドレール部53の穴に圧入させて取り付けることにしても良い。樹脂摺動部材100をガイドレール部53に接着剤層で固定させても良い。樹脂摺動部材100を固体潤滑性に富むフッ素樹脂系の樹脂で成形しても良い。樹脂摺動部材100の取付構造によっては、樹脂摺動部材100において頭部105を廃止することもできる。付勢部材69がスラット6oに設けられていない場合でも、スラット6oの姿勢維持用突起68を樹脂摺動部材100に摺動させれば、摺動音が低減できる。スラット回動機構8の構造は、上記した構造に限定されるものではなく、適宜変更でき、回動スラット6oに係合して回動スラット6oをスラット開放姿勢に回動させて窓開口6eを形成させるものであれば良い。本発明は上記し且つ図面に示した実施形態のみに限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施できる。本明細書から次の技術的思想も把握できる。
Claims (7)
- 複数のスラットをシャッタ開閉方向に沿って並設したスラット群を備え、且つ、前記スラット群のうちの少なくとも一つが窓開口を形成するように回動可能な回動スラットとされた巻取可能なシャッタカーテンと、
回転可能に設けられ一方向への回転に伴い前記シャッタカーテンを巻取り、逆方向への回転に伴い前記シャッタカーテンを巻き出す巻取体と、
前記巻取体を回転させるための駆動機構と、
前記シャッタカーテンがシャッタ閉鎖方向に移動するとき、移動する複数の前記スラットうちの少なくとも一つの前記回動スラットに係合して前記回動スラットをスラット開放姿勢に回動させて窓開口を形成させるスラット回動機構と、
前記シャッタカーテンのシャッタ開閉方向に沿って延設され前記スラットの長手方向の端部をシャッタ開閉方向に沿って案内させるガイドレール部と、
前記シャッタカーテン、前記巻取体、前記駆動機構、前記スラット回動機構、前記ガイドレール部を保持する基部とを具備しており、
前記ガイドレール部は、
前記窓開口を形成するように前記スラット回動機構により回動された前記回動スラットに形成されている姿勢維持用突起を、前記回動スラットの回動姿勢を維持させるように、案内させる案内通路を形成する案内壁と、
前記回動スラットのうち前記案内通路を通過する前記姿勢維持用突起に向けて前記案内壁から突出するように前記案内壁に取り付けられ、前記回動スラットが前記ガイドレール部に沿って昇降するとき、前記回動スラットの前記姿勢維持用突起と摺動する樹脂を基材とする樹脂摺動部材とを具備するシャッタ装置。 - 請求項1において、前記ガイドレール部は、前記シャッタカーテンのシャッタ開閉方向に沿って延設され且つ上端が開放された挿入溝をもち、
前記樹脂摺動部材は、前記窓開口を形成するように前記スラット回動機構により回動された前記回動スラットに形成されている前記姿勢維持用突起と摺動する前記摺動面をもつと共に前記挿入溝に差し込まれた本体と、前記本体の上端部に一体的に形成され前記案内壁の上端部に係合して保持される頭部とを有するシャッタ装置。 - 請求項2において、前記頭部は、前記案内壁に前記姿勢維持用突起を案内させる傾斜を有するシャッタ装置。
- 請求項1において、前記ガイドレール部は、前記シャッタカーテンのシャッタ開閉方向に沿って延設され且つ上端が開放された挿入溝をもち、
前記樹脂摺動部材は、前記挿入溝を横切る方向に沿って切断する横断面において、前記挿入溝に差し込まれた第1部位と、前記窓開口を形成するように前記スラット回動機構により回動された前記回動スラットに形成されている前記姿勢維持用突起と摺動する前記摺動面をもつと共に前記第1部位よりも前記姿勢維持用突起側に突出する第2部位とを有するシャッタ装置。 - 請求項1〜4のうちの一項において、前記案内壁は金属を基材としており、前記案内壁は、前記樹脂摺動部材の少なくとも一部に対してかしめつけるかしめ部を有するシャッタ装置。
- 請求項1〜5のうちの一項において、前記スラット群のうちの窓開口を形成するように回動可能にされた前記回動スラットは、前記窓開口を閉鎖するように前記回動スラットをスラット閉鎖方向に付勢する付勢部材を有するシャッタ装置。
- 請求項1〜6のうちの一項において、前記スラットに形成されている前記姿勢維持用突起には、樹脂を基材とする樹脂層が被覆されているシャッタ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2011157272A JP2013023840A (ja) | 2011-07-16 | 2011-07-16 | シャッタ装置 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016089564A (ja) * | 2014-11-10 | 2016-05-23 | アイシン精機株式会社 | シャッター装置 |
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Citations (5)
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JPH07293159A (ja) * | 1994-04-22 | 1995-11-07 | Bunka Shutter Co Ltd | シャッターカーテンのガイドレール構造 |
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2011
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