JP2013021953A - 蒸茶葉処理装置 - Google Patents

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義和 中村
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Abstract

【課題】 本発明は、茶葉が上乾き状態にならずに、茶葉を効率よく乾燥し、1台の装置で低い水分値まで乾燥することができる蒸茶葉処理装置を提供することを課題としている。
【解決手段】本発明の第1手段の蒸茶葉処理装置は、蒸熱した茶葉を投入する処理室と、該処理室内で蒸熱した茶葉を載置するために設けられた複数段の通気性の無端輸送帯と、前記処理室内へ熱風を供給する熱風発生器とより構成するとともに、前記無端輸送帯の後段には、前記無端輸送帯と略同巾の押圧面と押圧面とを備え、連続して茶葉を上方から下方へ押圧する揉捻手段を設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、蒸熱した茶葉を効率よく乾燥する蒸茶葉処理装置に関するものである。
従来、製茶の工程は、蒸熱→蒸茶葉処理→粗揉→揉捻→中揉→精揉→乾燥・・・と行なわれてきた。しかし、近年、特許文献1のような捏揉機を用いて捏揉処理を行ない、茶葉の内部水分を表面に出して、茶葉全体の水分を均一にし、茶葉を軟化させることで、茶製品の色が良くなるといわれてきており、導入するケースが増えてきている。
そこで、本出願人は、捏揉処理を行なった茶葉の表面水分を効率よく除去することができる蒸茶葉処理装置を発明している(特許文献2)。
特開平7−31375号公報 特願2011−69107号
上記特許文献2の装置において、高い水分値で茶葉を取出す場合は問題ないが、低い水分値で茶葉を取出す場合には処理室内へ送る熱風は高温で大風量となるため、無端輸送帯の途中の段数で茶葉の表面水分と内部水分のバランスが崩れ、茶葉の表面水分が乾く、いわゆる上乾き状態となる。上乾き状態は、茶の製造において品質、効率を落とす原因になるため、従来は恒率乾燥が保たれる限界の水分値までしか乾燥ができなかった。
そのため、特許文献2の装置を用いて乾燥を進めたい場合は、特許文献2の装置から取り出した後で、再び特許文献1のような装置と特許文献2の装置により処理を行なうことになり、広いスペースと設備費用が必要となっていた。
本発明は、茶葉が上乾き状態にならずに、茶葉を効率よく乾燥し、1台の装置で低い水分値まで乾燥することができる蒸茶葉処理装置を提供することを課題としている。
本発明の第1手段の蒸茶葉処理装置は、蒸熱した茶葉を投入する処理室と、該処理室内で蒸熱した茶葉を載置するために設けられた複数段の通気性の無端輸送帯と、前記処理室内へ熱風を供給する熱風発生器とより構成するとともに、前記無端輸送帯の後段には、前記無端輸送帯と略同巾の押圧面と押圧面とを備え、連続して茶葉を上方から下方へ押圧する揉捻手段を設ける。
本発明の第2手段は、上記第1手段の蒸茶葉処理装置の前記押圧面は凹凸形状をしている。本発明の第3手段は、上記第1または2手段の蒸茶葉処理装置の前記揉捻手段は2個の回転ローラと該回転ローラを回転させる駆動手段とより成り、前記回転ローラと回転ローラとの間で押圧する。
本発明の装置によると、茶葉が略静置状態なので、茶渋等を装置内へ付着させることなく、茶葉を効率よく乾燥し、低い水分値で取出す場合でも、茶葉が上乾き状態になることなく、1台の装置で対応することができ、その後の茶葉の乾燥がスムーズに行なわれ、茶製品の品質(色沢、香味など)が向上する。そして、1台の装置に組み込むことにより、再び特許文献1のような装置や特許文献2の装置へ投入することに比べると、省スペースで設備費用が安価で済む。そして、茶葉の取出水分値を低くすることができるので、蒸茶葉処理装置の後の茶葉の乾燥時間が短縮され、燃料費を削減でき、更に、その後の製茶機械への茶葉の付着が減少し、その後の製茶機械の掃除が容易となる。
本発明の第2手段によると、茶葉を押圧する効率が上がる。本発明の第3手段によると、簡易な構造で十分に茶葉を押圧することができる。
図1は本発明の蒸茶葉処理装置の正面図である(実施例1)。 図2は本発明の蒸茶葉処理装置の側面図である(実施例1)。 図3は本発明の蒸茶葉処理装置の上面図である(実施例1)。 図4は本発明の蒸茶葉処理装置の正面断面図である(実施例1)。 図5は実施例1の揉捻手段の上面図である。 図6は実施例1の揉捻手段の正面図である。 図7は実施例1の揉捻手段の背面図である。 図8は実施例1の揉捻手段の説明図である。
図1〜4を参照して、本発明の蒸茶葉処理装置1の一例を説明する。処理室2は投入口21と取出口23を備えてあり、投入装置22によって投入口21から茶葉10を投入し、取出口23から取出装置24上へ茶葉10を取り出す。処理室2の内部には複数段の無端輸送帯3を設け、この無端輸送帯3には通気性の部材を用いる。通気性の無端輸送帯3としては、ネットコンベヤや開孔を備えた通気板のものがあるが、開孔度の高いものがよく、ネットコンベヤが容易で最適である。本実施例の蒸茶葉処理装置1は無端輸送帯3を7本備えているが、処理能力などにより6本以下でも8本以上でもよい。
熱風発生器4により発生した熱風と過熱蒸気発生器5により発生した過熱蒸気を風導6へ供給し、風導6で熱風と過熱蒸気を混合し、給気口7から処理室2へ供給する。この時、処理室2内への熱風と過熱蒸気の供給を調整するため、給気口7付近に整流板11を設けるとよい。処理室2内で熱風と過熱蒸気を茶葉10にあてて処理した後、排気口9、排気出口13より排気する。熱風は熱風発生器4で生成した熱風のみでも、構わない。
揉捻手段51は無端輸送帯3と無端輸送帯3の間に設ける。この揉捻手段51は、無端輸送帯3と略同じ巾の押圧面と押圧面とを備えてなり、連続して、茶葉を上方から下方へ押圧するものである。押圧面が無端輸送帯3と略同じ巾なので、前段の無端輸送帯3から放出されて、そのまま押圧面に入り、押圧後は、そのまま後段の無端輸送帯3上へ出される。本実施例では、5段目の無端輸送帯3と6段目の無端輸送帯3の間に設けたが、その他の場所でもよく、また、必要に応じて、1箇所だけではなく複数箇所に揉捻手段51を設けてもよい。
茶葉10を載置する無端輸送帯3の下に無端輸送帯40を設け、処理室底面2Aに接触するように茶葉回収具41を設け、無端輸送帯40が稼動すると処理室底面2A上の茶葉を回収するようにする。茶葉回収具41は刷毛、ブラシ、可撓性の板など処理室底面2A上に落下した茶葉を回収することができればよい。
蒸茶葉処理装置1へ蒸した茶葉10を投入した場合の動きを説明する。捏揉機(図示しない)から搬送された茶葉10を、投入装置22により蒸茶葉処理装置1の処理室2の投入口21へ投入し、最上段の無端輸送帯3上へ載置する。投入時の茶葉10の水分は、約400%D.B.である。茶葉10は矢印の方向へ移動し、無端輸送帯3の放出端(図面では左端)で2段目の無端輸送帯3上へ落下し、載置される。無端輸送帯3の放出端の直前には温度計38を設け、茶葉10の温度を監視する。温度計38は不要であれば設けなくても良く、必要に応じて茶葉10の温度を計測することができればよい。
5段目の無端輸送帯3と6段目の無端輸送帯3の間で、茶葉は上方から揉捻手段51へ入り、押圧面で押圧され、揉捻手段51の下方から出てくる。茶葉は無端輸送帯3により連続的に搬送されており、揉捻手段51も連続して投入、押圧、取出が行なわれる。無端輸送帯3上では乾燥のみが行われている茶葉を揉捻手段51にて押圧することで、茶葉の内部水分を表面に押し出すことができる。
処理室2へ供給する熱風と過熱蒸気の温度を、熱風と過熱蒸気のそれぞれの温度や混合度合いを熱風発生器4及び過熱蒸気発生器5により調整する。処理室2内の温度は、約50〜250度、好ましくは約150〜200度、本実施例では約170度である。捏揉された程度や熱風そのものの温度によっては過熱蒸気を供給する必要がなく、過熱蒸気発生器5を設けなくてもよい。また、茶葉10が処理室2内を通過する時間は無端輸送帯3を駆動するモータ31の回転数をインバータなどにより変更することにより変更することができ、約5〜30分、好ましくは10〜15分である。無端輸送帯3の長さや段数によっても、調整することができる。
茶葉10は、無端輸送帯3による移動と熱風及び過熱蒸気による乾燥を繰り返し、途中、揉捻手段51で押圧され、本実施例では7段目の無端輸送帯3の放出端で取出口23から取出装置24上へ取り出され、次の製茶機械(図示しない)へ搬送される。取り出されたときの茶葉の水分値は、約200〜300%D.B.である。
本発明の蒸茶葉処理装置1へ投入する茶葉は、蒸機を出た直後の茶葉でも、特許文献1のような捏揉機を出た後の茶葉でもよい。
本実施例1の揉捻手段51は、2個の回転ローラ52、53を設置し、この回転ローラ52、53を駆動手段54、55によりそれぞれ内側方向へ回転させ、上方から投入した茶葉10が回転ローラ52と回転ローラ53の間を通過するときに、2個の回転ローラ52、53を押圧面として茶葉に押圧力が加わり、茶葉10の水分を均一にし、茶葉10を軟化させる。また、回転ローラ52、53には、効果的に押圧力が伝わるよう凹凸形状としている。本実施例では、回転ローラ52、53の両方を凹凸形状としているが、どちらか一方でも、両方とも凹凸形状にしなくてもよい。回転ローラ52、53は、投入量により間隔を調整できる構造とし、瞬時に大きな負荷がかかった場合は、圧縮コイルバネ56により自動で間隔を広げることで過負荷になることを防ぎ、適度な圧力を茶葉に加えることができる。また2つの回転ローラ52、53はそれぞれ異なる回転数を設定できるようにする。
揉捻手段51は、押圧面と押圧面とを備えていれば、上記実施例1の構成に限らない。
1 蒸茶葉処理装置
2 処理室
2A 処理室底面
3 無端輸送帯
4 熱風発生器
5 過熱蒸気発生器
6 風導
7 給気口
8 排気筒
9 排気口
10 茶葉
11 整流板
12 排気ファン
13 排気出口
14 モータ
15 点検扉
16 フック
17 点検扉
18 フック
19 点検窓
20 機枠
21 投入口
22 投入装置
23 取出口
24 取出装置
25 点検扉
26 ハンドル
27 点検扉
28 フック
29 点検扉
30 フック
31 モータ
32 回転軸
33 プーリ
34 コンベヤガイド
35 軸受
36 プーリーカバー
37 茶葉除去具
38 温度計
40 無端輸送帯
41 茶葉回収具
42 回転軸
43 プーリ
44 コンベヤガイド
45 軸受
51 揉捻手段
52 回転ローラ
53 回転ローラ
54 駆動手段
55 駆動手段
56 圧縮コイルバネ

Claims (3)

  1. 蒸熱した茶葉を投入する処理室と、該処理室内で蒸熱した茶葉を載置するために設けられた複数段の通気性の無端輸送帯と、前記処理室内へ熱風を供給する熱風発生器とより構成するとともに、前記無端輸送帯の後段には、前記無端輸送帯と略同巾の押圧面と押圧面とを備え、連続して茶葉を上方から下方へ押圧する揉捻手段を設けることを特徴とする蒸茶葉処理装置。
  2. 前記押圧面は凹凸形状をしていることを特徴とする請求項1記載の蒸茶葉処理装置。
  3. 前記揉捻手段は2個の回転ローラと該回転ローラを回転させる駆動手段とより成り、前記回転ローラと回転ローラとの間で押圧することを特徴とする請求項1または2記載の蒸茶葉処理装置。
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