JP2013020214A - 光学シート - Google Patents

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Abstract

【課題】スチレン系樹脂を含み、黄色味が抑制されるとともに紫外線照射による樹脂の劣化を抑制した光学シート、並びに、その光学シートを備えた面光源装置及び透過型画像表示装置を提供すること。
【解決手段】光学シート11は、スチレン系樹脂を含む樹脂シート部12を備える。光学シート11は、第1の表面部12bと、樹脂シート部12の厚さ方向における第1の表面部12bと反対側の第2の表面部12cとの少なくとも一方が、紫外線吸収剤とヒンダードアミン系光安定剤とを含む。
【選択図】図1

Description

本発明は、光学シート、面光源装置及び透過型画像表示装置に関するものである。
光学シートは、面光源装置からの面状の光で透過型画像表示部を照明することで、透過型画像表示部に画像を表示する透過型画像表示装置等に用いられている。具体的には光学シートは面状の光の生成、並びに、生成された光の輝度制御及び集光等に利用されている。
光学シートを形成する透光性の材料としては、アクリル系樹脂のほか、スチレン系単量体単位を含む樹脂であるスチレン系樹脂が用いられており、特許文献1[特表2010−531365号公報]には、スチレン系樹脂を板状に成形したものを光拡散板として用い得る旨が開示されている。
特表2010−531365号公報
スチレン系樹脂を光学シートに用いた場合、紫外線照射による樹脂の劣化が起こり易く、光学シートが黄色く変色(黄変)する傾向がある。これに対処するために、スチレン系樹脂等に紫外線吸収剤を添加して光学シートを製造することが提案されている(特許文献1)。しかしながら、樹脂の劣化が抑制できるように紫外線吸収剤を樹脂に添加すると、紫外線吸収剤によって樹脂が黄色味を帯びてしまう傾向があり、この点において更なる改善が求められている。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、スチレン系樹脂を含み、黄色味が抑制されるとともに紫外線照射による樹脂の劣化を抑制した光学シート、並びに、その光学シートを備えた面光源装置及び透過型画像表示装置を提供することを目的とする。
すなわち、本発明は、スチレン系樹脂を含む樹脂シート部を備え、第1の表面部と、樹脂シート部の厚さ方向における第1の表面部と反対側の第2の表面部との少なくとも一方が、紫外線吸収剤とヒンダードアミン系光安定剤とを含む、光学シートを提供する。
この様な構成をとる光学シートは、スチレン系樹脂を用いたものであって、紫外線吸収剤とヒンダードアミン系光安定剤とを、第1の表面部及び第2の表面部の少なくとも一方に含むため、紫外線照射による樹脂の劣化を抑制することが可能になる。さらに、紫外線吸収剤に加えてヒンダードアミン系光安定剤を含むことで、紫外線吸収剤の含有量が少なくてすむため、紫外線吸収剤による樹脂の黄色味が抑えられる。
本発明は、樹脂シート部が、スチレン系樹脂を含み第1及び第2の表面部のうち少なくとも一方を形成する第1樹脂層と、スチレン系樹脂を含む第2樹脂層とを備え、第1樹脂層は第2樹脂層に積層されており、第1樹脂層は紫外線吸収剤とヒンダードアミン系光安定剤とを含み、第2樹脂層は紫外線吸収剤とヒンダードアミン系光安定剤とを含まないことが好ましい。第1樹脂層に紫外線吸収剤とヒンダードアミン系光安定剤を含むことで、紫外線照射による樹脂の劣化を抑制することが可能になる。第2樹脂層に紫外線吸収剤とヒンダードアミン系光安定剤とを含まないことで、更に光の透過率の低下が抑制できる。
本発明は、樹脂シート部が、2つの第1樹脂層を有し、樹脂シート部の厚さ方向において2つの第1樹脂層の間に第2樹脂層が挟まれており、2つの第1樹脂層の一方が第1の表面部を形成し、他方が第2の表面部を形成することが好ましい。紫外線照射による樹脂の劣化をより確実に抑制することができる。
本発明に係る光学シートでは、紫外線吸収剤とヒンダードアミン系光安定剤は、樹脂シート部中に均一に分散されていることも好ましい。紫外線照射による樹脂の劣化をより確実に抑制することができる。
本発明に係る光学シートでは、スチレン系樹脂が、ポリスチレン樹脂又はスチレン単量体単位及びメタクリル酸メチル単量体単位を含む樹脂であることが好ましい。
本発明は、上記光学シートであって、光学シートの樹脂シート部の第2の表面部側に設けられており第1の表面部側に光を反射する反射部を有する光学シートと、第1の表面部及び第2の表面部と交差しており、光学シートが有する樹脂シート部の側面に光を供給する光源部と、を備える面光源装置を提供する。
本発明は、上記光学シートであって、光学シートが有する樹脂シート部の第2の表面部から入射された光を第1の表面部から拡散して出射する光学シートと、光学シートが有する樹脂シート部の第2の表面部に光を供給する光源部と、を備える面光源装置を提供する。
本発明は、上記光学シートであって、光学シートの樹脂シート部の第2の表面部側に設けられており第1の表面部側に光を反射する反射部を有する光学シートと、第1の表面部及び第2の表面部と交差しており、光学シートが有する樹脂シート部の側面に光を供給する光源部と、第1の表面部側に設けられ、第1の表面部から出射される面状の光で照明される透過型画像表示部と、を備える透過型画像表示装置を提供する。
本発明は、上記光学シートであって、光学シートが有する樹脂シート部の第2の表面部から入射された光を第1の表面部から拡散して出射する光学シートと、光学シートが有する樹脂シート部の第2の表面部に光を供給する光源部と、第1の表面部側に設けられ、第1の表面部から出射される面状の光で照明される透過型画像表示部と、を備える透過型画像表示装置を提供する。
本発明によれば、スチレン系単量体を含む樹脂を用いた場合であっても、黄色味が抑制されるとともに紫外線照射による樹脂の劣化を抑制した光学シート、並びに、その光学シートを備えた面光源装置及び透過型画像表示装置を提供することが可能になる。
透過型画像表示装置の一実施形態を示す端面図である。 本実施形態に係る光学シートの一実施形態を示す断面図である。 本実施形態に係る光学シートの作製の一工程を示す模式図である。 本実施形態に係る光学シートの他の実施形態を示す断面図である。 透過型画像表示装置の他の実施形態を示す端面図である。
以下、図面を参照して、本発明の光学シート、面光源装置及び透過型画像表示装置の実施形態について説明する。なお、図面の説明において、同一の要素には同一の符号を付すものとし、重複する説明は省略する。また、図面の寸法比率は、説明のものと必ずしも一致していない。
図1の透過型画像表示装置10は、光学シート11を有する面光源装置22と、光学シート11が有する樹脂シート部12の第1の表面部(出射部)12b側に設けられた透過型画像表示部18とを有する。以下の説明では、図1に示すように、面光源装置22と透過型画像表示部18の配列方向をz方向と称し、z方向に直交する2方向であって、互いに直交する2方向をそれぞれx方向及びy方向と称す。
透過型画像表示部18は、面光源装置22から出射される光によって画像を表示する。透過型画像表示部18の例は液晶表示パネルが挙げられる。この場合、透過型画像表示装置10は液晶表示装置(又は液晶テレビ)である。
光学シート11と透過型画像表示部18との間に配置された複数枚の光学フィルム20が更に備えられてもよい。光学フィルム20の例は、拡散フィルム、プリズムフィルム及び輝度向上フィルムである。
面光源装置22は、板状の樹脂シート部12を有する光学シート11と、樹脂シート部12の側面12aの近傍に配置された光源部14とを備えるエッジライト方式の面光源装置22である。面光源装置22は、樹脂シート部12の第2の表面部(背面部)12c側に配置された反射部材16を更に備えてもよい。反射部材16の例は、反射シートである。また、反射部材16は、光学シート11を収容する面光源装置22の筐体底面であって、鏡面加工を施された底面でもよい。反射部材16を備えることで、光学シート11から反射部材16側に出射された光を光学シート11に戻すことができる。その結果、光源部14からの光をより有効に利用できる。また、面光源装置22は、光学フィルム20を備える構成としてもよい。
光源部14は、入射面である樹脂シート部12の側面12aのy方向に沿って設けられた光源14Aを有する。光源14Aは、発光ダイオード、ハロゲンランプ及びタングステンランプのような点光源であってもよいし、蛍光管のような線状光源であってもよい。赤色光、緑色光及び青色光を発光するRGBタイプの発光ダイオードが、光源14Aとして好適に用いられる。
光源14Aと樹脂シート部12の側面(入射面)12aとの距離は、通常1mm〜15mmであり、好ましくは10mm以下、より好ましくは5mm以下である。光源14Aが点光源である場合、側面12aのy方向に沿って複数の点光源が直線状に配列される。隣り合う点光源同士の間隔は、通常1mm〜25mmであり、省電力化の観点から、点光源の数を減らせるように好ましくは10mm以上である。
光源部14は、光学シート11と反対側に設けられた、光を反射させるリフレクター14Bを更に有していてもよい。リフレクター14Bを有することにより、光源14Aからの光が効率良く樹脂シート部12の側面12aに入射され得る。リフレクター14Bは、例えば、白色樹脂板又は白色樹脂フィルムから形成される。
図1に示す面光源装置22においては、樹脂シート部12の4つの側面のうち1つの側面のみに光源部14が設けられている。しかしながら、光源部14は、樹脂シート部12の側方に設けられていればよい。例えば、樹脂シート部12の対向する一対の側面それぞれに対して光源部14が設けられてもよいし、第1の表面部12b及び第2の表面部12cと交差する(図1では直交する)4つの側面全てに対して光源部14が設けられてもよい。
光学シート11は導光板であり、光学シート11は樹脂シート部12と、樹脂シート部12の第2の表面部12cに設けられた反射部24を有する。
樹脂シート部12は、z方向から見た場合の平面視形状が略矩形の板状体である。樹脂シート部12は、第1の表面部12b及び厚さ方向において、第1の表面部12bと反対側の第2の表面部12cを有する。このとき「表面部」とは、厚さ方向において表面から所定の深さまでの範囲をいう。上記所定の深さは例えば、50μmである。
樹脂シート部12の厚さは、好ましくは1mm〜30mm、より好ましくは1mm〜10mmである。樹脂シート部12の側面12aは、研磨処理等により平滑化されていることが好ましい。樹脂シート部12は、樹脂板の成形方法として通常採用されている方法により得ることができる。例えば、樹脂シート部12は、熱プレス法、溶融押出法、射出成型法等により作製され得る。
反射部24は、樹脂シート部12の第2の表面部12c側に設けられ、樹脂シート部12の第2の表面部12cに到達した光を第1の表面部12b側に反射させる。反射部24としては反射ドットが挙げられ、反射ドットの一例は拡散ドットである。拡散ドットは、第2の表面部12c側に向けて伝搬してきた光を第1の表面部12b側に拡散させながら反射する。拡散ドットは、典型的には白色ドットであり、出射光が均一になるように設計されたパターンで形成される。拡散ドットは、例えば、スクリーン印刷又はインクジェット印刷により形成することができる。
反射部24は拡散ドットに限定されるものではない。例えば、第2の表面部12cに所定のパターンを有する凹凸形状を形成し、この凹凸形状を有する第2の表面部12cを反射部24としてもよい。または、レンズ形状の透明又は半透明のドットを、反射部24として第2の表面部12c上に設けてもよい。レンズの効果により光の進行方向を変えて、光を第1の表面部12b側から出射させることができる。この場合、第1の表面部12bの第2の表面部12cと反対側の面が光学シート11の出射面である。
次に、樹脂シート部12の構成について、図2を利用して詳細に説明する。樹脂シート部12は、第1樹脂層12d及び第2樹脂層12eが第1樹脂層12d、第2樹脂層12e及び第1樹脂層12dの順に積層されてなる積層体(多層体)である。すなわち、樹脂シート部12は、中間層である第2樹脂層12eが表層である第1樹脂層12dによって挟まれた2種3層の構造を有する。2つの第1樹脂層12dの一方は第1の表面部12bを形成し、他方が第2の表面部12cを形成する。第1樹脂層12dの厚さの例は、50μmである。
第1樹脂層12d及び第2樹脂層12eは、スチレン系樹脂で構成される層である。スチレン系樹脂の例は、ポリスチレンである。第1樹脂層12dにおける紫外線吸収剤の含有量は、第1樹脂層12dの質量を基準として0.5質量%〜3.0質量%であり、好ましくは、0.5質量%〜2.0質量%である。第1樹脂層12dにおけるヒンダードアミン系光安定剤の含有量は、第1樹脂層12dの質量を基準として0.1質量%〜2.0質量%であり、好ましくは、0.1質量%〜1.5質量%である。第2樹脂層12eにおける紫外線吸収剤の含有量は、第2樹脂層12eの質量を基準として0.1質量%〜0.3質量%であり、好ましくは、0.1質量%〜0.2質量%である。
紫外線吸収剤は通常用いられているものであれば特に制限はないが、例えばベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤、マロン酸エステル系紫外線吸収剤、桂皮酸エステル系紫外線吸収剤、シアノアクリレート系紫外線吸収剤、オキサルアニリド系紫外線吸収剤、ベンゾフェノン系紫外線吸収剤、サリチレート系紫外線吸収剤、ニッケル錯塩系紫外線吸収剤、ベンゾエート系紫外線吸収剤、シュウ酸アニリド系紫外線吸収剤及び酢酸エステル系紫外線吸収剤が挙げられる。好ましくは、ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤が用いられる。
ヒンダードアミン系光安定剤は通常用いられているものであれば特に制限はないが、例えばBASFジャパン製「CHimassorb119FL」、同社製「CHimassorb2020FDL」、同社製「CHimassorb944FDL」、同社製「CHimassorb622DL」、同社製「Tinuvin123S」、同社製「Tinuvin144」、同社製「Tinuvin765」、同社製「Tinuvin770DF」、同社製「TinuvinXT850FF」、同社製「TinuvinXT855FF」の他、ADEKA社製「LA−52」、同社製「LA−57」、同社製「LA−62」、同社製「LA−67」、同社製「LA−77Y」、同社製「LA−82」、同社製「LA−87」、同社製「LA−63P」等が挙げられる。
樹脂シート部12は、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、熱安定剤、酸化防止剤、耐候剤、ブルーイング剤、蛍光増白剤及び加工安定剤等の各種添加剤、並びに、光拡散粒子を更に含んでいてもよい。
本実施形態に係る光学シート11の作製方法の一例について、光学シート11の作製の一工程を示す図3を利用して説明する。図3(a)は、樹脂シート部12の製造装置40の概略構成を示す図である。図3(b)は、図3(a)の破線で囲まれた領域bの拡大図である。光学シート11は図3(a)に示す製造装置40で樹脂シート部12を作製した後、反射部24としての拡散ドットを形成して作製される。
製造装置40の構成について説明する。図3(a)に示す製造装置40は、マルチマニホールドダイ43に接続される第1押出機41と、同じくマルチマニホールドダイ43に接続される第2押出機42とを備える。また、マルチマニホールドダイ43から押し出される樹脂シートを成形するために、製造装置40は、第一押圧ロール44と、第二押圧ロール45と、第三押圧ロール46とを備える。第一押圧ロール44、第二押圧ロール45及び第三押圧ロール46は、各ロールの軸が略平行に配置されている。第一押圧ロール44、第二押圧ロール45及び第三押圧ロール46の表面は鏡面である。
次に、光学シート11の製造工程について説明する。まず、スチレン系樹脂、光拡散剤、紫外線吸収剤、ヒンダードアミン系光安定剤及び熱安定剤を準備する。次いで、スチレン系樹脂、光拡散剤及び紫外線吸収剤をハンドブレンドする。そして、その混合物を190℃〜230℃で溶融混練し、第1マスターバッチペレットを作製する。一方、スチレン系樹脂、光拡散剤、紫外線吸収剤、ヒンダードアミン系光安定剤及び熱安定剤を、紫外線吸収剤及びヒンダードアミン系光安定剤の濃度が上記例示した範囲となるようにハンドブレンドする。そして、その混合物を190℃〜230℃で溶融混練し、第2マスターバッチペレットを作製する。
スチレン系樹脂及び上記第1マスターバッチペレットをシリンダー内の温度が200℃〜245℃の第1押出機41で溶融混練して、マルチマニホールドダイ43に供給する。同様に、上記第2マスターバッチペレットを、シリンダー内の温度が200℃〜245℃の第2押出機42で溶融混練して、マルチマニホールドダイ43に供給する。
そして、上記第1押出機41から供給される樹脂が中間層(第2樹脂層12e)となり、上記第2押出機42から供給される樹脂が表層(第1樹脂層12d)となるようにマルチマニホールドダイ43によりダイ温度245℃で共押出成形を行う。共押出成形された樹脂を第一押圧ロール44、第二押圧ロール45及び第三押圧ロール46で挟圧と冷却とを行うことによって、図3(b)に示すような中間層の両側に表層が設けられた2種3層の構造を有する積層板である樹脂シート部12を得る。
この製造方法では、図3(a)に示した第一押圧ロール44と第二押圧ロール45との間の間隔を調整することで樹脂シート部12の厚さを調整し得る。また、第二押圧ロール45と第三押圧ロール46の間の間隔を調整することによって、樹脂シート部12の表面の表面粗さを調整することができる。
得られた樹脂シート部12の第2の表面部12cにスクリーン印刷又はインクジェット印刷によって拡散ドット(反射部24)を形成し、光学シート11を得る。なお、光学シート11の作製方法は、これに限定されない。例えば、射出成型等により、反射部24が樹脂シート部12の第2の表面部12cに形成された光学シート11を直接作製してもよい。また、例えば反射部24が第2の表面部12cに形成された凹凸形状である場合には、上記樹脂シート部12を製造する工程において、表面に所定のパターンを有する凹凸形状が設けられた押圧ロールを第二押圧ロール45又は第三押圧ロール46として用いることで、光学シート11を直接作製してもよい。反射部24として、拡散ドットの代わりに透明ドット又は半透明ドット等を用いる場合、透明ドット又は半透明ドットは拡散ドットの場合と同様にして形成され得る。また、ここでは温度等の製造条件を例示したが、光学シート11の製造条件は例示した条件に限定されない。
本実施形態に係る樹脂シート部12の作用効果について、図1に示すように、面光源装置22の一部として透過型画像表示装置10に適用した場合を例にして説明する。光源部14が有する光源14Aを発光させると、光源14Aからの光は、光源14Aに対向する樹脂シート部12の側面12aから樹脂シート部12に入射する。樹脂シート部12に入射した光は、樹脂シート部12内を全反射しながら伝播する。樹脂シート部12内を伝播する光の一部は、反射部24によって、光が全反射条件以外の条件で反射する。そのため、反射部24で反射した光は第1の表面部12b側から出射する。これにより第1の表面部12bが面状の光を出射することができる。
光学シート11が有する樹脂シート部12は、第1樹脂層12d及び第2樹脂層12eが積層されてなる積層体であり、第1樹脂層12d及び第2樹脂層12eの主成分は、スチレン系樹脂である。そのため、光学シート11は、低コストで製造され得る。樹脂シート部12の一部を構成する第1樹脂層12dは、第1樹脂層12dの質量を基準として0.5質量%〜3.0質量%の紫外線吸収剤及び0.1質量%〜2.0質量%のヒンダードアミン系光安定剤を含む。そのため、樹脂シート部12がスチレン系樹脂を主成分として構成されていても、紫外線照射に起因する劣化を抑制できる。また、紫外線吸収剤に加えてヒンダードアミン系光安定剤を含むため、紫外線吸収剤を添加することによる黄色味を抑制できる。その結果、光学シート11を備える透過型画像表示装置10では、自然により近い色合いで画像を表示可能である。
樹脂シート部12が、図2に示すように、中間層としての第2樹脂層12eの両側に、表層としての第1樹脂層12dがそれぞれ設けられた構成である場合、光源部14から樹脂シート部12の側面12aに入射された光は、第2樹脂層12eを主に伝搬する。その結果、光の透過率の低下がより抑制され得る。紫外線は光学シート11においてより表面積の大きい光学シート11の第1の表面部12b側及び第2の表面部12c側から光学シート11に入射しやすい。そのため、紫外線吸収剤及びヒンダードアミン系光安定剤を含む第1樹脂層12dが、積層構造における最外層に配置されていることで、紫外線照射による樹脂の劣化が効率的に抑制される。その結果、光学シート11を備える透過型画像表示装置10では、より自然に近い色合いで画像を表示可能である。また、第1樹脂層12dのみに紫外線吸収剤及びヒンダードアミン系光安定剤を含むため、光学シート11の製造時における紫外線吸収剤及びヒンダードアミン系光安定剤の使用量を抑制できる。
また、面光源装置22は、樹脂シート部12を有する光学シート11を備えるので、自然に近い色合いで、更に、輝度が確保された面状の光を出射することができる。透過型画像表示装置10は、上記光学シート11を備えるので、自然に近い色合いで、更に、輝度が確保された画像を表示することができる。
本発明は、以上説明した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変形が可能である。例えば、第1樹脂層12d及び第2樹脂層12eの主成分であるスチレン系樹脂は、例示したポリスチレンに限定されず、スチレン系単量体単位を含む樹脂であればよい。例えば、第1樹脂層12d及び第2樹脂層12eは、それぞれスチレン系単量体と(メタ)アクリル酸エステルとが共重合した樹脂であり得る。なお、本発明においては、メタクリル酸エステルとアクリル酸エステルとを合わせて(メタ)アクリル酸エステルと称する。
第1樹脂層12d又は第2樹脂層12eの主成分がスチレン系単量体と、(メタ)アクリル酸エステルとが共重合した樹脂である形態では、スチレン系単量体単位の量は、(メタ)アクリル酸エステル単位の量以上であることが好ましい。すなわち、第1樹脂層12d及び第2樹脂層12eを構成する樹脂は、スチレン系単量体単位の含有量が50質量%〜100質量%であり、(メタ)アクリル酸エステル単位の含有量が0質量%〜50質量%である樹脂が好ましい。このようなスチレン系樹脂は、スチレン系単量体単位に由来するためか、紫外線照射による劣化が起きやすいので、本発明が好ましく適用される。このようなスチレン系単量体と、(メタ)アクリル酸エステル単量体とが共重合した樹脂としては、例えば、スチレン単量体単位及びメタクリル酸メチル単量体単位を含む樹脂(MS樹脂)が挙げられる。
スチレン系単量体としては、スチレンの他に、置換スチレン等を用いることができる。置換スチレンは、例えば、クロロスチレン及びブロモスチレン等のハロゲン化スチレン、並びに、ビニルトルエン及びα−メチルスチレン等のアルキルスチレンが挙げられる。(メタ)アクリル酸エステルとしては、メタクリル酸メチルの他に、メタクリル酸エチル、メタクリル酸ブチル、メタクリル酸シクロヘキシル、メタクリル酸フェニル、メタクリル酸ベンジル、メタクリル酸2−エチルヘキシル及びメタクリル酸2−ヒドロキシエチル等のメタクリル酸エステル、並びに、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸ブチル、アクリル酸シクロヘキシル、アクリル酸フェニル、アクリル酸ベンジル、アクリル酸2−エチルヘキシル及びアクリル酸2−ヒドロキシエチル等のアクリル酸エステルが挙げられる。
樹脂シート部12の層構造は、図4に示すような、第1樹脂層12dと第2樹脂層12eとを1層ずつ有する2層構造でもよい。図4に示す構成では、第1樹脂層12dが樹脂シート部12の第1の表面部12bである構成をとっている。樹脂シート部12の第1の表面部12bは、図1において透過型画像表示部18側にあり、樹脂の色合いが画像表示に影響を与えやすい領域である。このような第1の表面部12bを、紫外線吸収剤及びヒンダードアミン系光安定剤を含む第1樹脂層12dが形成することで、紫外線照射による樹脂の劣化を抑制して、より自然に近い色合いで画像表示が可能になる。
第2樹脂層12eは、紫外線吸収剤及びヒンダードアミン系光安定剤を含んでもよい。さらに、樹脂シート部12は、多層構造に限らず単層であってもよい。例えば、第1樹脂層12dと第2樹脂層12eとが同一のスチレン系樹脂を含み、第1樹脂層12dと第2樹脂層12eとの界面において、紫外線吸収剤及びヒンダードアミン系光安定剤の濃度が段階的に変化していく構成が挙げられる。また、紫外線吸収剤とヒンダードアミン系光安定剤が、樹脂シート部12中に均一に分散されている構成が挙げられる。樹脂シート部12を単層にすることで、製造工程が簡略化され、更に製造歩留まりが向上する。
本実施形態に係る光学シート11は、導光板としてだけではなく、光拡散板として用いてもよい。図5は、透過型画像表示装置の他の実施形態を示す端面図である。透過型画像表示装置10は、透過型画像表示部18と、透過型画像表示部18の背面側(下側)に配置された直下型のバックライトユニットとしての面光源装置22とを含んで構成される。
面光源装置22は、並列配置された複数の光源14Aを含む光源部14を有する。各光源14Aは、複数の光源14Aの配列方向に直交する方向に延在している線状光源14Aであり、蛍光ランプ(冷陰極線ランプ)のような直管状のものが例示される。複数の光源14Aは各光源14Aの中心軸線が同一の平面内に位置するように間隔をあけて配置されている。ここでは、光源14Aは線状としたが、LEDのような点光源等を用いることも可能である。
面光源装置22は、光源部14の前面側(図5中、上側)、すなわち、透過型画像表示部18側に、光源14Aに対して離間して配置された板状の光学シート(光拡散板)11を有する。樹脂シート部12の平面視形状は、例えば長方形や正方形といった四角形状が挙げられる。
さらに、本実施形態に係る光学シート11は、拡散フィルム、プリズムフィルム及び輝度向上フィルム等の光学フィルム20として用いてもよい。
以下、実施例を挙げて本発明をより詳細に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
<原材料>
本実施例及び比較例においては、樹脂シートを形成させるために以下の原材料及びマスターバッチペレットを用いた。
熱可塑性樹脂A:東洋スチレン(株)製、商品名、トーヨースチロールHRM−40(スチレン系樹脂)
光拡散剤A:ローム・アンド・ハースジャパン社製、商品名、パラロイドEXL5766
光拡散剤B:住友化学(株)製、商品名、スミペックスXC1A
紫外線吸収剤A:城北化学工業(株)製、商品名、JF−77
紫外線吸収剤B:(株)ADEKA製、商品名、アデカスタブLA−31
ヒンダードアミン系光安定剤:BASFジャパン製、商品名、Tinuvin770DF
熱安定剤:住友化学(株)製、商品名、スミライザーGP
マスターバッチペレットB:85.0質量部の熱可塑性樹脂Aに対して、14.0質量部の光拡散剤Aと、1.0質量部の紫外線吸収剤Aをドライブレンドした後、スクリュー径30mmφの造粒機のホッパに投入し、190℃〜230℃で溶融混練することによって作製した。
<実施例1>
図3(a)に示した製造装置40で樹脂シート部12としての樹脂シートを製造した。90.4質量部の熱可塑性樹脂Aに対して、8.0質量部の光拡散剤Bと、1.0質量部の紫外線吸収剤Bと、0.5質量部のヒンダードアミン系光安定剤と、0.10質量部の熱安定剤とをドライブレンドした後、スクリュー径30mmφの造粒機にて、190℃〜230℃で溶融混練することによってマスターバッチペレットCを作製した。
100質量部のマスターバッチペレットCを第2押出機42(スクリュー径20mmφの単軸押出機)にて200℃〜245℃で溶融混練した。11質量部のマスターバッチペレットBと89質量部の熱可塑性樹脂Aをハンドブレンドした後、第1押出機41(スクリュー径40mmφの単軸押出機)にて200℃〜245℃で溶融混練した。そして、溶融混練したそれぞれの樹脂を幅250mmのマルチマニホールドダイ43を経由してダイ温度245℃で2種3層の構造の樹脂シートを連続的に共押出した。この押出された樹脂シートを、鏡面冷却ロールである第一押圧ロール44と第二押圧ロール45とで押圧した。その後、この樹脂シートを第二押圧ロール45に密着させた状態で第二押圧ロール45の回転に伴って搬送した。次いで樹脂シートを、第二押圧ロール45と第三押圧ロール46とで押圧した。これにより、紫外線吸収剤及びヒンダードアミン系光安定剤を含む表層(第1樹脂層12d)が樹脂シートの両面にある実施例1の樹脂シート部12としての樹脂シートを製造した。得られた樹脂シートの表層の厚みは、50μmであり、樹脂シートの板厚みは、2.0mmであった。
<実施例2>
89.9質量部の熱可塑性樹脂Aに対して、8.0質量部の光拡散剤Bと、1.0質量部の紫外線吸収剤Bと、1.0質量部のヒンダードアミン系光安定剤と、0.10質量部の熱安定剤をドライブレンドした。ブレンドした物をスクリュー径30mmφの造粒機のホッパに投入し、190℃〜230℃で溶融混練し、マスターバッチペレットDを作製した。
マスターバッチペレットCの代わりにマスターバッチペレットDを用いたこと以外は、実施例1と同様の方法で樹脂シート部12としての樹脂シートを製造した。
<比較例1>
90.9質量部の熱可塑性樹脂Aに対して、8.0質量部の光拡散剤Bと、1.0質量部の紫外線吸収剤Bと、0.10質量部の熱安定剤をドライブレンドした。ブレンドした物をスクリュー径30mmφの造粒機のホッパに投入し、190℃〜230℃で溶融混練し、マスターバッチペレットEを作製した。
マスターバッチペレットCの代わりにマスターバッチペレットEを用いたこと以外は、実施例1と同様の方法で樹脂シートを製造した。
<比較例2>
89.4質量部の熱可塑性樹脂Aに対して、8.0質量部の光拡散剤Bと、2.5質量部の紫外線吸収剤Bと、0.10質量部の熱安定剤をドライブレンドした。ブレンドした物をスクリュー径30mmφの造粒機のホッパに投入し、190℃〜230℃で溶融混練し、マスターバッチペレットFを作製した。
マスターバッチペレットCの代わりにマスターバッチペレットFを用いたこと以外は、実施例1と同様の方法で樹脂シートを製造した。
<耐久性評価用のサンプル作製方法>
得られた各樹脂シートを65mm角にパネルソーにて切出し、長さ65mm×幅65mm×厚み2.0mmの耐久性評価用のサンプルを得た。
<耐久性の評価方法>
耐久性評価用のサンプルを、水銀灯照射装置(ESPEC CORP.製、商品名PH−201)の水銀灯ランプ(岩崎電気、400W)から20cm離れた位置に取り付けた。耐久性評価用のサンプルを取り付けた位置の照度は1mW/cmとした。耐久性評価用のサンプルは所定の時間ごとに取り出し、黄色度(YI)を測定した。耐久性評価用のサンプルは同一のサンプルを使用し、黄色度を分光光度計(日立ハイテクノロジー社製、商品名、U−4100)にて、0、500、1000、1500及び2000時間ごとに測定した。
次に、上記のようにして得られた各樹脂シートにおける黄色度及び初期値からの黄色度の変化量(ΔYI)を評価した。その評価結果を表1に示す。なお、表1中、かっこ内の数値はΔYIを示している。
Figure 2013020214
比較例2(紫外線吸収剤2.5質量%)は、比較例1(紫外線吸収剤1質量%)に比べて、ΔYIが低く紫外線照射による樹脂の劣化が抑えられていた。しかし、初期値のYIを比較すると比較例2の方が比較例1よりも大きい値を有しており、樹脂が黄色味を帯びていることが示唆された。すなわち、紫外線吸収剤をより多く樹脂に添加することで、紫外線が照射されることの黄色味が抑えられるが、紫外線吸収剤の添加自体で、黄色味が増加する傾向がある。一方、実施例1(紫外線吸収剤1質量%、ヒンダードアミン系光安定剤0.5質量%)及び実施例2(紫外線吸収剤1質量%、ヒンダードアミン系光安定剤1質量%)では、紫外線照射から2000時間後のΔYIが、比較例1及び2に比べて、1/6〜1/4の値であり、紫外線照射による樹脂の劣化が大きく抑えられていた。さらに、ヒンダードアミン系光安定剤を含むことで、YIの初期値が、比較例2に比べて小さく、紫外線吸収剤の添加自体による樹脂の黄色味が抑えられていることが分かった。以上のことから、本発明に係る光学シートは、黄色味が抑制されるとともに紫外線照射による樹脂の劣化を抑制したものであることが明らかとなった。
10…透過型画像表示装置、11…光学シート、12…樹脂シート部、12a…側面、12b…第1の表面部(出射部)、12c…第2の表面部(背面部)、12d…第1樹脂層、12e…第2樹脂層、14…光源部、16…反射部材、18…透過型画像表示部、20…光学フィルム部、22…面光源装置、24…反射部(拡散ドット)。

Claims (9)

  1. スチレン系樹脂を含む樹脂シート部を備え、
    第1の表面部と、前記樹脂シート部の厚さ方向における前記第1の表面部と反対側の第2の表面部との少なくとも一方が、紫外線吸収剤とヒンダードアミン系光安定剤とを含む、光学シート。
  2. 前記樹脂シート部が、前記スチレン系樹脂を含み前記第1及び第2の表面部のうち少なくとも一方を形成する第1樹脂層と、前記スチレン系樹脂を含む第2樹脂層とを備え、
    前記第1樹脂層は前記第2樹脂層に積層されており、前記第1樹脂層は前記紫外線吸収剤と前記ヒンダードアミン系光安定剤とを含み、
    前記第2樹脂層は前記紫外線吸収剤と前記ヒンダードアミン系光安定剤とを含まない、請求項1に記載の光学シート。
  3. 前記樹脂シート部が、2つの前記第1樹脂層を有し、前記樹脂シート部の厚さ方向において2つの前記第1樹脂層の間に前記第2樹脂層が挟まれており、2つの前記第1樹脂層の一方が前記第1の表面部を形成し、他方が前記第2の表面部を形成する、請求項2に記載の光学シート。
  4. 前記紫外線吸収剤と前記ヒンダードアミン系光安定剤は、前記樹脂シート部中に均一に分散されている、請求項1に記載の光学シート。
  5. 前記スチレン系樹脂が、ポリスチレン樹脂又はスチレン単量体単位及びメタクリル酸メチル単量体単位を含む樹脂である、請求項1〜4のいずれか一項に記載の光学シート。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の光学シートであって、前記光学シートの前記樹脂シート部の前記第2の表面部側に設けられており前記第1の表面部側に光を反射する反射部を有する光学シートと、
    前記第1の表面部及び前記第2の表面部と交差しており、前記光学シートが有する前記樹脂シート部の側面に光を供給する光源部と、
    を備える面光源装置。
  7. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の光学シートであって、前記光学シートが有する前記樹脂シート部の前記第2の表面部から入射された光を前記第1の表面部から拡散して出射する前記光学シートと、
    前記光学シートが有する前記樹脂シート部の前記第2の表面部に光を供給する光源部と、
    を備える面光源装置。
  8. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の光学シートであって、前記光学シートの前記樹脂シート部の前記第2の表面部側に設けられており前記第1の表面部側に光を反射する反射部を有する光学シートと、
    前記第1の表面部及び前記第2の表面部と交差しており、前記光学シートが有する前記樹脂シート部の側面に光を供給する光源部と、
    前記第1の表面部側に設けられ、前記第1の表面部から出射される面状の光で照明される透過型画像表示部と、
    を備える透過型画像表示装置。
  9. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の光学シートであって、前記光学シートが有する前記樹脂シート部の前記第2の表面部から入射された光を前記第1の表面部から拡散して出射する前記光学シートと、
    前記光学シートが有する前記樹脂シート部の前記第2の表面部に光を供給する光源部と、
    前記第1の表面部側に設けられ、前記第1の表面部から出射される面状の光で照明される透過型画像表示部と、
    を備える透過型画像表示装置。
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