JP2013017715A - 歩行を補助するための杖 - Google Patents
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Abstract
【課題】従来の歩行補助杖、松葉杖に比べ、地面に杖をついて体重を支持する際の衝撃を、より和らげる機構を実現する。
【解決手段】歩行を補助するための杖であって、杖を地面につく際の衝撃を緩衝・反発する機構を備えた杖であり、杖は、固定することによって、衝撃を緩衝・反発する機構による緩衝・反発効果を発揮させない機構も備えており、利用者が、固定するか固定しないかによって、衝撃を緩衝・反発する機構による緩衝・反発効果の有無を選択して、杖を利用することができる。
【選択図】図1
【解決手段】歩行を補助するための杖であって、杖を地面につく際の衝撃を緩衝・反発する機構を備えた杖であり、杖は、固定することによって、衝撃を緩衝・反発する機構による緩衝・反発効果を発揮させない機構も備えており、利用者が、固定するか固定しないかによって、衝撃を緩衝・反発する機構による緩衝・反発効果の有無を選択して、杖を利用することができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、地面について体重を支持する、歩行を補助するための杖に関するものであり、特に、地面に杖をついて体重を支持する際の衝撃をやわらげ、スムーズにする、歩行補助杖、松葉杖などに関するものである。
歩行を補助するための福祉機器、歩行補助機器として、歩行補助杖、松葉杖、歩行器、などが存在する。
「歩行補助杖」としては、簡易歩行補助杖、多点歩行補助杖、などが存在する。
「松葉杖」としては、脇固定型、上腕三頭筋型、前腕部支持型、多脚型、などが存在する。
脇固定型の松葉杖は、典型的な松葉杖であり、脇と掌で体重を支持する松葉杖である。上腕三頭筋型の松葉杖は、カナディアンクラッチとも呼ばれ、脇ではなく上腕三頭筋と脇で脇当てを挟み、体重を支持する松葉杖である。
前腕部支持型の松葉杖は、2本を両腕で扱うこともでき、ロフストランドクラッチとも呼ばれる型の松葉杖である。
多脚型の松葉杖は、足の部分が四つに分かれて自立する松葉杖である。
「歩行器」には、キャスターが付属するものとしないものがあり、いずれも4点支持になっている。
「松葉杖」としては、脇固定型、上腕三頭筋型、前腕部支持型、多脚型、などが存在する。
脇固定型の松葉杖は、典型的な松葉杖であり、脇と掌で体重を支持する松葉杖である。上腕三頭筋型の松葉杖は、カナディアンクラッチとも呼ばれ、脇ではなく上腕三頭筋と脇で脇当てを挟み、体重を支持する松葉杖である。
前腕部支持型の松葉杖は、2本を両腕で扱うこともでき、ロフストランドクラッチとも呼ばれる型の松葉杖である。
多脚型の松葉杖は、足の部分が四つに分かれて自立する松葉杖である。
「歩行器」には、キャスターが付属するものとしないものがあり、いずれも4点支持になっている。
歩行器は、4点支持になっているため、歩行する際の地面の衝撃は少ないが、段差のある場所には対応しづらい、という問題点がある。
一方、従来の歩行補助杖、松葉杖は、段差のある場所には対応することができるものの、歩行する際の地面の衝撃が大きく、利用者の負担が大きいため、地面に杖をついて体重を支持する際の衝撃をやわらげるために、杖先にゴム等を設けることにより、衝撃をやわらげようと工夫している。
一方、従来の歩行補助杖、松葉杖は、段差のある場所には対応することができるものの、歩行する際の地面の衝撃が大きく、利用者の負担が大きいため、地面に杖をついて体重を支持する際の衝撃をやわらげるために、杖先にゴム等を設けることにより、衝撃をやわらげようと工夫している。
しかし、杖先にゴム等を設けただけでは、地面に杖をついて体重を支持する際の衝撃をやわらげる機構として不十分だと考える利用者も多く、歩行補助杖、松葉杖について、より衝撃を和らげる機構の実現が望まれている。
なお、本出願人は、これらの従来技術に関する先行技術文献を、特に知らない。
なお、本出願人は、これらの従来技術に関する先行技術文献を、特に知らない。
上記のように、歩行を補助するための福祉機器、歩行補助機器としての、従来の歩行補助杖、松葉杖では、地面に杖をついて体重を支持する際の衝撃をやわらげる機構として不十分だと考える利用者も多く、より衝撃を和らげる機構の実現が望まれている。
本発明の目的は、上記問題点に鑑み、従来の歩行補助杖、松葉杖に比べ、地面に杖をついて体重を支持する際の衝撃を、より和らげる機構を実現することである。
1、(1)
そこで、上記課題を解決するため、本発明に係る杖は、
歩行を補助するための杖であって、
当該杖を地面につく際の衝撃を緩衝・反発する機構を備えた杖であり、
当該杖は、固定することによって、当該衝撃を緩衝・反発する機構による緩衝・反発効果を発揮させない機構も備えており、
利用者が、固定するか固定しないかによって、当該衝撃を緩衝・反発する機構による緩衝・反発効果の有無を選択して、当該杖を利用することができること、
を特徴とする。
歩行を補助するための杖であって、
当該杖を地面につく際の衝撃を緩衝・反発する機構を備えた杖であり、
当該杖は、固定することによって、当該衝撃を緩衝・反発する機構による緩衝・反発効果を発揮させない機構も備えており、
利用者が、固定するか固定しないかによって、当該衝撃を緩衝・反発する機構による緩衝・反発効果の有無を選択して、当該杖を利用することができること、
を特徴とする。
(2)
「歩行を補助するための杖」には、「歩行補助杖」、「松葉杖」、などが含まれる。
「歩行補助杖」には、簡易歩行補助杖、多点歩行補助杖、などが含まれる。
「松葉杖」には、脇固定型、上腕三頭筋型、前腕部支持型、多脚型、などが含まれる。
脇固定型の松葉杖は、典型的な松葉杖であり、脇と掌で体重を支持する松葉杖である。
上腕三頭筋型の松葉杖は、カナディアンクラッチとも呼ばれ、脇ではなく上腕三頭筋と脇で脇当てを挟み、体重を支持する松葉杖である。
前腕部支持型の松葉杖は、2本を両腕で扱うこともでき、ロフストランドクラッチとも呼ばれる型の松葉杖である。
多脚型の松葉杖は、足の部分が四つに分かれて自立する松葉杖である。
「歩行補助杖」も、「松葉杖」も、一般的に、掌で体重を支持する「握り手」が存在する。
「脇固定型」、「上腕三頭筋型」の松葉杖は、一般的に、脇や上腕三頭筋で体重を支持する「腋窩(えきか)あて(最上部の横木)」、掌で体重を支持する「握り手」、体重を支持する「支柱」、「腋窩(えきか)あて」と「握り手」と「支柱」とを接続し、一対となる二本の「松葉柱」、「支柱」の先の杖先につけられた「杖先ゴム」、より構成される。なお、「腋窩(えきか)あて(最上部の横木)」は、「腋当て」とも呼ばれる。
「歩行補助杖」には、簡易歩行補助杖、多点歩行補助杖、などが含まれる。
「松葉杖」には、脇固定型、上腕三頭筋型、前腕部支持型、多脚型、などが含まれる。
脇固定型の松葉杖は、典型的な松葉杖であり、脇と掌で体重を支持する松葉杖である。
上腕三頭筋型の松葉杖は、カナディアンクラッチとも呼ばれ、脇ではなく上腕三頭筋と脇で脇当てを挟み、体重を支持する松葉杖である。
前腕部支持型の松葉杖は、2本を両腕で扱うこともでき、ロフストランドクラッチとも呼ばれる型の松葉杖である。
多脚型の松葉杖は、足の部分が四つに分かれて自立する松葉杖である。
「歩行補助杖」も、「松葉杖」も、一般的に、掌で体重を支持する「握り手」が存在する。
「脇固定型」、「上腕三頭筋型」の松葉杖は、一般的に、脇や上腕三頭筋で体重を支持する「腋窩(えきか)あて(最上部の横木)」、掌で体重を支持する「握り手」、体重を支持する「支柱」、「腋窩(えきか)あて」と「握り手」と「支柱」とを接続し、一対となる二本の「松葉柱」、「支柱」の先の杖先につけられた「杖先ゴム」、より構成される。なお、「腋窩(えきか)あて(最上部の横木)」は、「腋当て」とも呼ばれる。
歩行を補助するための杖における「衝撃を緩衝・反発する機構」とは、杖を地面につき、体重を支持する際の衝撃を緩衝する機構であって、例えば、サスペンション機構(家具、建築物、車両などのサスペンション機構をそのまま利用又は応用した機構)、などが該当する。
「固定することによって、当該衝撃を緩衝・反発する機構による緩衝・反発効果を発揮させない」とは、「衝撃を緩衝・反発する機構」による衝撃を緩衝する機能を発揮させないように、一時的に固定することを意味し、「衝撃を緩衝・反発する機構」自体を固定するような機構も考えられるし、杖の他の部分を固定することにより杖使用による体重負荷が「衝撃を緩衝・反発する機構」に対してかからないようにする機構も考えられる。
「衝撃を緩衝・反発する機構による緩衝・反発効果を発揮させない機構」とは、自転車のサスペンションのロックアウト機構や、体重による負荷がサスペンションにかからないように杖の他の部分を固定する機構、などが該当する。
ここで、自転車のサスペンションのロックアウト機構について簡単に説明すると、「固定することによって、当該衝撃を緩衝・反発する機構による緩衝・反発効果を発揮させない」ようにしたい場合は、オイルダンパーのオリフィス(オイルが通る穴)を閉じて、強制的に、サスペンションの動きを封じ、「衝撃を緩衝・反発する機構」であるサスペンション自体を「固定」する、という仕組みの機構である。
「体重による負荷がサスペンションにかからないように杖の他の部分を固定する機構」の例としては、杖の外筒の内側の空間に、杖を地面につく際の衝撃を緩衝・反発する機構を設け、当該衝撃を緩衝・反発する機構が、当該杖の腋窩あて、握り手の少なくともいずれかと連結しており、当該衝撃を緩衝・反発する機構による緩衝・反発効果の発揮に伴い当該連結している杖の腋窩あて、握り手が上下に可動する構造となっている場合に、当該杖の腋窩あて、握り手の上下への可動を阻害する機構、などが該当する。
「衝撃を緩衝・反発する機構」による、緩衝・反発効果は、どの程度、衝撃を緩衝・反発する能力がある機構を採用するかによって異なる。
安全性を優先するならば緩衝・反発効果が弱い機構を採用すればよく、衝撃の緩衝を優先するならば緩衝・反発効果が強い機構を採用すればよい。
また、衝撃の緩衝よりも衝撃の反発を優先して、当該衝撃の反発により積極的に早く移動するための杖を実現したいならば、緩衝・反発効果が強い機構を採用すればよい。例えば、ポゴスティックで採用されているポゴスティック機構を、衝撃を緩衝・反発する機構とした場合が該当する。「ポゴスティック機構」は、取手と足場の付いた棒の底面がばねで弾むようになっている。通常は足場の下に押しばねが備わっているが、スタント向けの機種では引きばね、ゴム、又は圧縮空気を本体内部に仕込んで反発力が強化されている。
「固定することによって、当該衝撃を緩衝・反発する機構による緩衝・反発効果を発揮させない」とは、「衝撃を緩衝・反発する機構」による衝撃を緩衝する機能を発揮させないように、一時的に固定することを意味し、「衝撃を緩衝・反発する機構」自体を固定するような機構も考えられるし、杖の他の部分を固定することにより杖使用による体重負荷が「衝撃を緩衝・反発する機構」に対してかからないようにする機構も考えられる。
「衝撃を緩衝・反発する機構による緩衝・反発効果を発揮させない機構」とは、自転車のサスペンションのロックアウト機構や、体重による負荷がサスペンションにかからないように杖の他の部分を固定する機構、などが該当する。
ここで、自転車のサスペンションのロックアウト機構について簡単に説明すると、「固定することによって、当該衝撃を緩衝・反発する機構による緩衝・反発効果を発揮させない」ようにしたい場合は、オイルダンパーのオリフィス(オイルが通る穴)を閉じて、強制的に、サスペンションの動きを封じ、「衝撃を緩衝・反発する機構」であるサスペンション自体を「固定」する、という仕組みの機構である。
「体重による負荷がサスペンションにかからないように杖の他の部分を固定する機構」の例としては、杖の外筒の内側の空間に、杖を地面につく際の衝撃を緩衝・反発する機構を設け、当該衝撃を緩衝・反発する機構が、当該杖の腋窩あて、握り手の少なくともいずれかと連結しており、当該衝撃を緩衝・反発する機構による緩衝・反発効果の発揮に伴い当該連結している杖の腋窩あて、握り手が上下に可動する構造となっている場合に、当該杖の腋窩あて、握り手の上下への可動を阻害する機構、などが該当する。
「衝撃を緩衝・反発する機構」による、緩衝・反発効果は、どの程度、衝撃を緩衝・反発する能力がある機構を採用するかによって異なる。
安全性を優先するならば緩衝・反発効果が弱い機構を採用すればよく、衝撃の緩衝を優先するならば緩衝・反発効果が強い機構を採用すればよい。
また、衝撃の緩衝よりも衝撃の反発を優先して、当該衝撃の反発により積極的に早く移動するための杖を実現したいならば、緩衝・反発効果が強い機構を採用すればよい。例えば、ポゴスティックで採用されているポゴスティック機構を、衝撃を緩衝・反発する機構とした場合が該当する。「ポゴスティック機構」は、取手と足場の付いた棒の底面がばねで弾むようになっている。通常は足場の下に押しばねが備わっているが、スタント向けの機種では引きばね、ゴム、又は圧縮空気を本体内部に仕込んで反発力が強化されている。
(3)
本発明により、利用者が、本発明に係る杖を地面につく際の衝撃を緩衝したい場合は、衝撃を緩衝・反発する機構を利用して、杖を地面につく際の衝撃を緩衝・反発させることができる。
利用者が、本発明に係る杖を地面につく際の衝撃を緩衝・反発させるよりも、しっかりと強く地面につきたい場合は、固定することによって、衝撃を緩衝・反発する機構による緩衝・反発効果を発揮させないようにして、通常の杖と同様の使い方ができる。
利用者が、固定するか固定しないかによって、衝撃を緩衝・反発する機構による緩衝・反発効果の有無を選択することにより、硬い地面にも、柔らかい地面にも、柔軟に対応し、歩行を補助するための杖を利用することができる。
利用者が、本発明に係る杖を地面につく際の衝撃を緩衝・反発させるよりも、しっかりと強く地面につきたい場合は、固定することによって、衝撃を緩衝・反発する機構による緩衝・反発効果を発揮させないようにして、通常の杖と同様の使い方ができる。
利用者が、固定するか固定しないかによって、衝撃を緩衝・反発する機構による緩衝・反発効果の有無を選択することにより、硬い地面にも、柔らかい地面にも、柔軟に対応し、歩行を補助するための杖を利用することができる。
2、(1)
上記課題を解決するため、他の発明に係る杖は、
前記の歩行を補助するための杖であって、
当該杖の外筒の内側の空間に、前記杖を地面につく際の衝撃を緩衝・反発する機構を設け、
当該衝撃を緩衝・反発する機構が、当該杖の腋窩あて、握り手の少なくともいずれかと連結しており、当該衝撃を緩衝・反発する機構による緩衝・反発効果の発揮に伴い、当該連結している杖の腋窩あて、握り手が上下に可動する構造であること、
を特徴とする。
前記の歩行を補助するための杖であって、
当該杖の外筒の内側の空間に、前記杖を地面につく際の衝撃を緩衝・反発する機構を設け、
当該衝撃を緩衝・反発する機構が、当該杖の腋窩あて、握り手の少なくともいずれかと連結しており、当該衝撃を緩衝・反発する機構による緩衝・反発効果の発揮に伴い、当該連結している杖の腋窩あて、握り手が上下に可動する構造であること、
を特徴とする。
(2)
「杖の外筒」とは、外観として把握できる杖の「支柱」、「松葉柱」のいずれか、又は両方が、筒構造となっていることを意味する。当該筒構造の内側の空間に、サスペンションなどの、杖を地面につく際の衝撃を緩衝・反発する機構を内蔵している。
「衝撃を緩衝・反発する機構が、杖の腋窩あて、握り手の少なくともいずれかと連結」とは、杖の外筒の内側の空間に内蔵している、サスペンションなどの、杖を地面につく際の衝撃を緩衝・反発する機構が緩衝・反発効果を発揮するのに伴い上下に可動するのにあわせて、連結している杖の腋窩あてや握り手も上下に可動するように構成されていること、を意味する。
「衝撃を緩衝・反発する機構が、杖の腋窩あて、握り手の少なくともいずれかと連結」とは、杖の外筒の内側の空間に内蔵している、サスペンションなどの、杖を地面につく際の衝撃を緩衝・反発する機構が緩衝・反発効果を発揮するのに伴い上下に可動するのにあわせて、連結している杖の腋窩あてや握り手も上下に可動するように構成されていること、を意味する。
(3)
本発明により、利用者が、本発明に係る杖を地面につく際の衝撃を緩衝したい場合は、衝撃を緩衝・反発する機構を利用して、杖を地面につく際の衝撃を緩衝・反発させることができる。
利用者が、本発明に係る杖を地面につく際の衝撃を緩衝・反発させるよりも、しっかりと強く地面につきたい場合は、固定することによって、衝撃を緩衝・反発する機構による緩衝・反発効果を発揮させないようにして、通常の杖と同様の使い方ができる。
利用者が、本発明に係る杖を地面につく際の衝撃を緩衝・反発させるよりも、しっかりと強く地面につきたい場合は、固定することによって、衝撃を緩衝・反発する機構による緩衝・反発効果を発揮させないようにして、通常の杖と同様の使い方ができる。
特に、衝撃を緩衝・反発する機構が外部に露出していた場合には、杖の使用により利用者自身や被服などが巻き込まれる危険性がある。しかし、本発明では、杖の外筒の内側の空間に衝撃を緩衝・反発する機構が内蔵されているため、杖の使用により利用者自身や被服などが巻き込まれる可能性が少なくなる。
また、従来の杖では、重量を軽くするために支柱や松葉柱が筒構造になっているものがあるが、このようなタイプの杖に、本発明を応用する事が比較的容易である。
加えて、固定することによって、衝撃を緩衝・反発する機構による緩衝・反発効果を発揮させないようにする仕組みとして、杖の腋窩あて、握り手が上下に可動しないように遮蔽版などで一時的に固定させる仕組みを設ければよいため、比較的安価に本発明を実施する事ができる。
また、従来の杖では、重量を軽くするために支柱や松葉柱が筒構造になっているものがあるが、このようなタイプの杖に、本発明を応用する事が比較的容易である。
加えて、固定することによって、衝撃を緩衝・反発する機構による緩衝・反発効果を発揮させないようにする仕組みとして、杖の腋窩あて、握り手が上下に可動しないように遮蔽版などで一時的に固定させる仕組みを設ければよいため、比較的安価に本発明を実施する事ができる。
3、(1)
上記課題を解決するため、他の発明に係る杖は、
前記の歩行を補助するための杖であって、
当該杖の握り手より下の位置の支柱に、前記衝撃を緩衝・反発する機構が設けられていること、
を特徴とする。
前記の歩行を補助するための杖であって、
当該杖の握り手より下の位置の支柱に、前記衝撃を緩衝・反発する機構が設けられていること、
を特徴とする。
(2)
「歩行補助杖」も、「松葉杖」も、一般的に、掌で体重を支持する「握り手」が存在する。
「杖の握り手より下の位置の支柱に、衝撃を緩衝・反発する機構が設けられている」ことにより、掌で体重を支持する「握り手」と、地面からの衝撃を受ける「杖先」との間の支柱において、衝撃を緩衝・反発させることができる。
「杖の握り手より下の位置の支柱に、衝撃を緩衝・反発する機構が設けられている」ことにより、掌で体重を支持する「握り手」と、地面からの衝撃を受ける「杖先」との間の支柱において、衝撃を緩衝・反発させることができる。
(3)
本発明により、利用者が、本発明に係る杖を地面につく際の衝撃を緩衝したい場合は、衝撃を緩衝・反発する機構を利用して、杖を地面につく際の衝撃を緩衝・反発させることができる。
利用者が、本発明に係る杖を地面につく際の衝撃を緩衝・反発させるよりも、しっかりと強く地面につきたい場合は、固定することによって、衝撃を緩衝・反発する機構による緩衝・反発効果を発揮させないようにして、通常の杖と同様の使い方ができる。
利用者が、本発明に係る杖を地面につく際の衝撃を緩衝・反発させるよりも、しっかりと強く地面につきたい場合は、固定することによって、衝撃を緩衝・反発する機構による緩衝・反発効果を発揮させないようにして、通常の杖と同様の使い方ができる。
特に、利用者の体重が大きくかかってくる、握り手より下の位置の支柱に、衝撃を緩衝・反発する機構を設けることにより、衝撃を緩衝・反発する機構の効果を存分に発揮することができる。
4、(1)
上記課題を解決するため、他の発明に係る杖は、
前記の歩行を補助するための杖であって、
当該杖は、脇固定型又は前腕部支持型の松葉杖であり、
当該松葉杖の一対となる二本の松葉柱の対応位置に、前記衝撃を緩衝・反発する機構がそれぞれ対応して設けられていること、
を特徴とする。
前記の歩行を補助するための杖であって、
当該杖は、脇固定型又は前腕部支持型の松葉杖であり、
当該松葉杖の一対となる二本の松葉柱の対応位置に、前記衝撃を緩衝・反発する機構がそれぞれ対応して設けられていること、
を特徴とする。
(2)
「脇固定型」、「上腕三頭筋型」の松葉杖は、一般的に、脇や上腕三頭筋で体重を支持する「腋窩(えきか)あて(最上部の横木)」、掌で体重を支持する「握り手」、体重を支持する「支柱」、「腋窩(えきか)あて」と「握り手」と「支柱」とを接続し、一対となる二本の「松葉柱」、「支柱」の先の杖先につけられた「杖先ゴム」、より構成される。
「松葉杖の一対となる二本の松葉柱の対応位置に、衝撃を緩衝・反発する機構がそれぞれ対応して設けられている」とは、松葉杖の名前の由来でもある、杖の手の側が松葉のように二股に分かれており(二本の松葉柱)、この二本の松葉柱の対応する同じ箇所に、衝撃を緩衝・反発する機構がそれぞれ対応して設けられている、という意味である。
「松葉杖の一対となる二本の松葉柱の対応位置に、衝撃を緩衝・反発する機構がそれぞれ対応して設けられている」とは、松葉杖の名前の由来でもある、杖の手の側が松葉のように二股に分かれており(二本の松葉柱)、この二本の松葉柱の対応する同じ箇所に、衝撃を緩衝・反発する機構がそれぞれ対応して設けられている、という意味である。
(3)
本発明により、利用者が、本発明に係る杖を地面につく際の衝撃を緩衝したい場合は、衝撃を緩衝・反発する機構を利用して、杖を地面につく際の衝撃を緩衝・反発させることができる。
利用者が、本発明に係る杖を地面につく際の衝撃を緩衝・反発させるよりも、しっかりと強く地面につきたい場合は、固定することによって、衝撃を緩衝・反発する機構による緩衝・反発効果を発揮させないようにして、通常の杖と同様の使い方ができる。
利用者が、本発明に係る杖を地面につく際の衝撃を緩衝・反発させるよりも、しっかりと強く地面につきたい場合は、固定することによって、衝撃を緩衝・反発する機構による緩衝・反発効果を発揮させないようにして、通常の杖と同様の使い方ができる。
特に、松葉杖の一対となる二本の松葉柱の対応位置に、衝撃を緩衝・反発する機構を設けることにより、各々の衝撃を緩衝・反発する機構にかける負荷を分散し、衝撃を緩衝・反発する機構の効果を存分に発揮することができる。
5、(1)
上記課題を解決するため、他の発明に係る杖は、
前記の歩行を補助するための杖であって、
当該杖の支柱の先の杖先部は、
人間の足の機能を代用する足代用部と、
最大背屈15度、最大底屈20度の範囲で可動する足首関節代用機構で連結していること、
を特徴とする。
前記の歩行を補助するための杖であって、
当該杖の支柱の先の杖先部は、
人間の足の機能を代用する足代用部と、
最大背屈15度、最大底屈20度の範囲で可動する足首関節代用機構で連結していること、
を特徴とする。
(2)
「足代用部」とは、人間の足の機能を代用する部分であって、松葉杖を使用して歩行する際に、人間の足のように安定感をもたらす形状をしている。具体的には、「足代用部」に、人間の足の形状をするものの他、厳密には人間の足と同じ形状ではないが人間の足と同等の安定感をもたらす、机やイスのような四本脚の形状、などが含まれる。なお、「足代用部」の形状としては、歩行を補助するための従来の杖における一本脚の杖先は、当然含まれない。
「足首関節代用機構」とは、人間の足首関節の機能を代用する機構であって、人間の足の機能を代用する部分である「足代用部」と、杖の「支柱」とを連結し、決まった可動範囲の中で可動ができる機構を意味する。
「足首関節代用機構」とは、人間の足首関節の機能を代用する機構であって、人間の足の機能を代用する部分である「足代用部」と、杖の「支柱」とを連結し、決まった可動範囲の中で可動ができる機構を意味する。
人間が歩行する際の動作と、歩行時の足関節角度変化を、以下、簡単に説明する。
人間が歩行する際は、1歩行周期に2回、背屈・底屈する。
踵接地では、軽度背屈しているが、次に底屈して足底接地になり、ただちに底屈から背屈へと変化する。
この背屈は、体幹が支持脚の前方に移動するまで続く。
その後、再び足関節は底屈して踵離地となり、足趾離地後は急速に背屈に変わる。
遊脚相では比較的長く背屈位にあり、そのまま踵接地へとつながる。
足関節が底屈の時膝が屈曲し、足関節が背屈の時膝は伸展する。
歩行時の足関節の底背屈運動は、最大背屈15度(踵離地)、最大底屈20度(足指離地)の、計35度の範囲で生じる。
人間が歩行する際は、1歩行周期に2回、背屈・底屈する。
踵接地では、軽度背屈しているが、次に底屈して足底接地になり、ただちに底屈から背屈へと変化する。
この背屈は、体幹が支持脚の前方に移動するまで続く。
その後、再び足関節は底屈して踵離地となり、足趾離地後は急速に背屈に変わる。
遊脚相では比較的長く背屈位にあり、そのまま踵接地へとつながる。
足関節が底屈の時膝が屈曲し、足関節が背屈の時膝は伸展する。
歩行時の足関節の底背屈運動は、最大背屈15度(踵離地)、最大底屈20度(足指離地)の、計35度の範囲で生じる。
「最大背屈15度、最大底屈20度の範囲で可動する足首関節代用機構」は、杖の利用者が、自らの足に近い感覚で本発明に係る杖を扱うために、上記の人間が歩行する際の動作に必要な歩行時の足関節角度変化に合わせたものである。
杖の製造の際には、背屈、底屈が同じ角度であった方がコスト面で製造に適するため、最大背屈15度、最大底屈15度の範囲で可動する足首関節代用機構、とする方法も考えられる。他にも、コスト面と共に、安全面を考慮して、可動角度をより狭めて、最大背屈10度、最大底屈10度の範囲で可動する足首関節代用機構、最大背屈5度、最大底屈5度の範囲で可動する足首関節代用機構、とする方法も考えられる。
杖の製造の際には、背屈、底屈が同じ角度であった方がコスト面で製造に適するため、最大背屈15度、最大底屈15度の範囲で可動する足首関節代用機構、とする方法も考えられる。他にも、コスト面と共に、安全面を考慮して、可動角度をより狭めて、最大背屈10度、最大底屈10度の範囲で可動する足首関節代用機構、最大背屈5度、最大底屈5度の範囲で可動する足首関節代用機構、とする方法も考えられる。
(3)
本発明により、利用者が、本発明に係る杖を地面につく際の衝撃を緩衝したい場合は、衝撃を緩衝・反発する機構を利用して、杖を地面につく際の衝撃を緩衝・反発させることができる。
利用者が、本発明に係る杖を地面につく際の衝撃を緩衝・反発させるよりも、しっかりと強く地面につきたい場合は、固定することによって、衝撃を緩衝・反発する機構による緩衝・反発効果を発揮させないようにして、通常の杖と同様の使い方ができる。
利用者が、本発明に係る杖を地面につく際の衝撃を緩衝・反発させるよりも、しっかりと強く地面につきたい場合は、固定することによって、衝撃を緩衝・反発する機構による緩衝・反発効果を発揮させないようにして、通常の杖と同様の使い方ができる。
特に、杖の支柱の先の杖先部に、人間の足の機能を代用する足代用部と、最大背屈15度、最大底屈20度の範囲で可動する足首関節代用機構で連結しているため、自らの足に近い感覚で、本発明に係る杖を扱うことができる。
6、(1)
上記課題を解決するため、他の発明に係る杖は、
前記の歩行を補助するための杖であって、
前記人間の足の機能を代用する足代用部は、
当該杖使用による磨り減り・劣化に対応するための交換部材を嵌めて使用することができること、
を特徴とする。
前記の歩行を補助するための杖であって、
前記人間の足の機能を代用する足代用部は、
当該杖使用による磨り減り・劣化に対応するための交換部材を嵌めて使用することができること、
を特徴とする。
(2)
「杖使用による磨り減り・劣化に対応するための交換部材」とは、人間の足の機能を代用する足代用部に嵌めて、使用することができる交換部材である。
「杖使用による磨り減り・劣化に対応するための交換部材」の例としては、「足代用部」に嵌める靴のような形状のゴムの交換部材、「足代用部」全体に嵌める短い靴下のような形状のゴムの交換部材、「足代用部」として人間の足と同等の安定感をもたらす机やイスのような四本脚の形状の各々の脚に嵌めるゴムの交換部材、などが考えられる。
「杖使用による磨り減り・劣化に対応するための交換部材」の例としては、「足代用部」に嵌める靴のような形状のゴムの交換部材、「足代用部」全体に嵌める短い靴下のような形状のゴムの交換部材、「足代用部」として人間の足と同等の安定感をもたらす机やイスのような四本脚の形状の各々の脚に嵌めるゴムの交換部材、などが考えられる。
(3)
本発明により、利用者が、本発明に係る杖を地面につく際の衝撃を緩衝したい場合は、衝撃を緩衝・反発する機構を利用して、杖を地面につく際の衝撃を緩衝・反発させることができる。
利用者が、本発明に係る杖を地面につく際の衝撃を緩衝・反発させるよりも、しっかりと強く地面につきたい場合は、固定することによって、衝撃を緩衝・反発する機構による緩衝・反発効果を発揮させないようにして、通常の杖と同様の使い方ができる。
利用者が、本発明に係る杖を地面につく際の衝撃を緩衝・反発させるよりも、しっかりと強く地面につきたい場合は、固定することによって、衝撃を緩衝・反発する機構による緩衝・反発効果を発揮させないようにして、通常の杖と同様の使い方ができる。
特に、人間の足の機能を代用する足代用部は、当該杖使用による磨り減り・劣化に対応するための交換部材を嵌めて使用することができるため、利用者の体重負荷が大きくかかる足代用部の磨り減り・劣化を防ぎ、磨り減り・劣化がひどくなった交換部材を交換すれば、足代用部の交換頻度を減らすことができる。
これにより、足代用部を交換するために、足代用部を足首関節代用機構から外す頻度を減らすことができるため、杖の使用中に、足代用部が足首関節代用機構から不意に外れてしまうという危険性を低くすることができる。
これにより、足代用部を交換するために、足代用部を足首関節代用機構から外す頻度を減らすことができるため、杖の使用中に、足代用部が足首関節代用機構から不意に外れてしまうという危険性を低くすることができる。
7、(1)
上記課題を解決するため、他の発明に係る杖は、
前記の歩行を補助するための杖であって、
荷物を引っ掛けて掛止する掛止部が設けられていること、
を特徴とする。
前記の歩行を補助するための杖であって、
荷物を引っ掛けて掛止する掛止部が設けられていること、
を特徴とする。
(2)
「掛止部」とは、荷物を引っ掛けて掛止する部分であり、例えば、荷物用フックが該当する。
「掛止部」を設ける部分として、例えば、「腋窩(えきか)あて」、「握り手」、「支柱」、「松葉柱」、などに設けることが考えられる。
「掛止部」を設ける部分として、例えば、「腋窩(えきか)あて」、「握り手」、「支柱」、「松葉柱」、などに設けることが考えられる。
(3)
本発明により、利用者が、本発明に係る杖を地面につく際の衝撃を緩衝したい場合は、衝撃を緩衝・反発する機構を利用して、杖を地面につく際の衝撃を緩衝・反発させることができる。
利用者が、本発明に係る杖を地面につく際の衝撃を緩衝・反発させるよりも、しっかりと強く地面につきたい場合は、固定することによって、衝撃を緩衝・反発する機構による緩衝・反発効果を発揮させないようにして、通常の杖と同様の使い方ができる。
利用者が、本発明に係る杖を地面につく際の衝撃を緩衝・反発させるよりも、しっかりと強く地面につきたい場合は、固定することによって、衝撃を緩衝・反発する機構による緩衝・反発効果を発揮させないようにして、通常の杖と同様の使い方ができる。
特に、歩行を補助するための杖を利用する際に、利用者の手がふさがってしまうため、荷物を持ち運ぶのが困難になるが、荷物を引っ掛けて掛止する掛止部が杖に設けられていることにより、荷物を運びつつ、本発明に係る杖を利用する事ができる。
上記の発明により、利用者が、本発明に係る杖を地面につく際の衝撃を緩衝したい場合は、衝撃を緩衝・反発する機構を利用して、杖を地面につく際の衝撃を緩衝・反発させることができる。
また、利用者が、本発明に係る杖を地面につく際の衝撃を緩衝・反発させるよりも、しっかりと強く地面につきたい場合は、固定することによって、衝撃を緩衝・反発する機構による緩衝・反発効果を発揮させないようにして、通常の杖と同様の使い方ができる。
また、利用者が、本発明に係る杖を地面につく際の衝撃を緩衝・反発させるよりも、しっかりと強く地面につきたい場合は、固定することによって、衝撃を緩衝・反発する機構による緩衝・反発効果を発揮させないようにして、通常の杖と同様の使い方ができる。
1、
「歩行を補助するための杖」には、「歩行補助杖」、「松葉杖」、などが含まれる。
また、「歩行補助杖」には、簡易歩行補助杖、多点歩行補助杖、などが含まれる。
図1は、「歩行補助杖」のうちの、「簡易歩行補助杖」を図示したものである。
また、「歩行補助杖」には、簡易歩行補助杖、多点歩行補助杖、などが含まれる。
図1は、「歩行補助杖」のうちの、「簡易歩行補助杖」を図示したものである。
図1の「簡易歩行補助杖」は、掌で体重を支持する「握り手」、体重を支持する「支柱」、「支柱」の先の杖先につけられた「杖先ゴム」、から構成される。
杖を地面につく際の衝撃を緩衝・反発する機構は、図1に位置を図示するように、当該杖の握り手より下の位置の支柱に設けることが考えられる。
杖を地面につく際の衝撃を緩衝・反発する機構は、外観から把握できるように剥き出しにすることも考えられるし、当該杖の外筒の内側の空間に設けることも考えられる。
杖を地面につく際の衝撃を緩衝・反発する機構として、例えば、サスペンション機構(家具、建築物、車両などのサスペンション機構をそのまま利用又は応用した機構)、などが考えられる。
当該杖は、固定することによって、当該衝撃を緩衝・反発する機構による緩衝・反発効果を発揮させない機構も備えており、例えば、サスペンションのロックアウト機構が考えられる。
よって、利用者が、固定するか固定しないかによって、当該衝撃を緩衝・反発する機構による緩衝・反発効果の有無を選択して、当該杖を利用することができる。
杖を地面につく際の衝撃を緩衝・反発する機構は、外観から把握できるように剥き出しにすることも考えられるし、当該杖の外筒の内側の空間に設けることも考えられる。
杖を地面につく際の衝撃を緩衝・反発する機構として、例えば、サスペンション機構(家具、建築物、車両などのサスペンション機構をそのまま利用又は応用した機構)、などが考えられる。
当該杖は、固定することによって、当該衝撃を緩衝・反発する機構による緩衝・反発効果を発揮させない機構も備えており、例えば、サスペンションのロックアウト機構が考えられる。
よって、利用者が、固定するか固定しないかによって、当該衝撃を緩衝・反発する機構による緩衝・反発効果の有無を選択して、当該杖を利用することができる。
また、荷物を引っ掛けて掛止する掛止部も、図1に位置を図示するように、当該杖の握り手より下の位置の支柱に設けることが考えられる。
他にも、「掛止部」を設ける部分として、例えば、「握り手」のあたりに設けることが考えられる。
他にも、「掛止部」を設ける部分として、例えば、「握り手」のあたりに設けることが考えられる。
2、
図2は、「歩行補助杖」のうちの、「多点歩行補助杖」を図示したものである。
図2の「多点歩行補助杖」は、掌で体重を支持する「握り手」、体重を支持する「支柱」、「支柱」の先の4つに分かれた「杖先」、各々の「杖先」につけられた「杖先ゴム」、から構成される。
杖を地面につく際の衝撃を緩衝・反発する機構は、図2に位置を図示するように、当該杖の握り手より下の位置の支柱に設けることが考えられる。
杖を地面につく際の衝撃を緩衝・反発する機構は、外観から把握できるように剥き出しにすることも考えられるし、当該杖の外筒の内側の空間に設けることも考えられる。
杖を地面につく際の衝撃を緩衝・反発する機構として、例えば、サスペンション機構(家具、建築物、車両などのサスペンション機構をそのまま利用又は応用した機構)、などが考えられる。
当該杖は、固定することによって、当該衝撃を緩衝・反発する機構による緩衝・反発効果を発揮させない機構も備えており、例えば、サスペンションのロックアウト機構が考えられる。
よって、利用者が、固定するか固定しないかによって、当該衝撃を緩衝・反発する機構による緩衝・反発効果の有無を選択して、当該杖を利用することができる。
杖を地面につく際の衝撃を緩衝・反発する機構は、外観から把握できるように剥き出しにすることも考えられるし、当該杖の外筒の内側の空間に設けることも考えられる。
杖を地面につく際の衝撃を緩衝・反発する機構として、例えば、サスペンション機構(家具、建築物、車両などのサスペンション機構をそのまま利用又は応用した機構)、などが考えられる。
当該杖は、固定することによって、当該衝撃を緩衝・反発する機構による緩衝・反発効果を発揮させない機構も備えており、例えば、サスペンションのロックアウト機構が考えられる。
よって、利用者が、固定するか固定しないかによって、当該衝撃を緩衝・反発する機構による緩衝・反発効果の有無を選択して、当該杖を利用することができる。
また、荷物を引っ掛けて掛止する掛止部も、図2に位置を図示するように、当該杖の握り手より下の位置の支柱に設けることが考えられる。
他にも、「掛止部」を設ける部分として、例えば、「握り手」のあたりに設けることが考えられる。
他にも、「掛止部」を設ける部分として、例えば、「握り手」のあたりに設けることが考えられる。
3、
「松葉杖」には、脇固定型、上腕三頭筋型、前腕部支持型、多脚型、などが含まれる。
図3、図4、図5は、「松葉杖」のうちの、「脇固定型」を図示したものである。
図3、図4、図5は、「松葉杖」のうちの、「脇固定型」を図示したものである。
図3、図4の「松葉杖」は、脇や上腕三頭筋で体重を支持する「腋窩(えきか)あて(最上部の横木)」、掌で体重を支持する「握り手」、体重を支持する「支柱」、「腋窩(えきか)あて」と「握り手」と「支柱」とを接続し、一対となる二本の「松葉柱」、「支柱」の先の杖先につけられた「杖先ゴム」、より構成される。
図5の「松葉杖」は、「松葉柱」が一本しかなく、体重を支持する「支柱」と「松葉柱」が一体となっている。
図5の「松葉杖」は、「松葉柱」が一本しかなく、体重を支持する「支柱」と「松葉柱」が一体となっている。
杖を地面につく際の衝撃を緩衝・反発する機構は、図4、図5に位置を図示するように、杖の握り手より下の位置の支柱に設けることが考えられる。
また、杖を地面につく際の衝撃を緩衝・反発する機構は、図3に位置を図示するように、杖の腋窩(えきか)あてと握り手との間の位置の松葉柱の、一対となる二本の松葉柱の対応位置に設けることが考えられる。
杖を地面につく際の衝撃を緩衝・反発する機構は、外観から把握できるように剥き出しにすることも考えられるし、当該杖の外筒の内側の空間に設けることも考えられる。
杖の外筒の内側の空間に、杖を地面につく際の衝撃を緩衝・反発する機構を設けた場合は、衝撃を緩衝・反発する機構が、杖の腋窩あて、握り手の少なくともいずれかと連結しており、衝撃を緩衝・反発する機構による緩衝・反発効果の発揮に伴い、連結している杖の腋窩あて、握り手が上下に可動する構造になっている。
杖を地面につく際の衝撃を緩衝・反発する機構として、例えば、サスペンション機構(家具、建築物、車両などのサスペンション機構をそのまま利用又は応用した機構)、などが考えられる。
当該杖は、固定することによって、当該衝撃を緩衝・反発する機構による緩衝・反発効果を発揮させない機構も備えており、例えば、サスペンションのロックアウト機構や、体重による負荷がサスペンションにかからないように杖の他の部分を固定する機構、などが考えられる。
よって、利用者が、固定するか固定しないかによって、当該衝撃を緩衝・反発する機構による緩衝・反発効果の有無を選択して、当該杖を利用することができる。
また、杖を地面につく際の衝撃を緩衝・反発する機構は、図3に位置を図示するように、杖の腋窩(えきか)あてと握り手との間の位置の松葉柱の、一対となる二本の松葉柱の対応位置に設けることが考えられる。
杖を地面につく際の衝撃を緩衝・反発する機構は、外観から把握できるように剥き出しにすることも考えられるし、当該杖の外筒の内側の空間に設けることも考えられる。
杖の外筒の内側の空間に、杖を地面につく際の衝撃を緩衝・反発する機構を設けた場合は、衝撃を緩衝・反発する機構が、杖の腋窩あて、握り手の少なくともいずれかと連結しており、衝撃を緩衝・反発する機構による緩衝・反発効果の発揮に伴い、連結している杖の腋窩あて、握り手が上下に可動する構造になっている。
杖を地面につく際の衝撃を緩衝・反発する機構として、例えば、サスペンション機構(家具、建築物、車両などのサスペンション機構をそのまま利用又は応用した機構)、などが考えられる。
当該杖は、固定することによって、当該衝撃を緩衝・反発する機構による緩衝・反発効果を発揮させない機構も備えており、例えば、サスペンションのロックアウト機構や、体重による負荷がサスペンションにかからないように杖の他の部分を固定する機構、などが考えられる。
よって、利用者が、固定するか固定しないかによって、当該衝撃を緩衝・反発する機構による緩衝・反発効果の有無を選択して、当該杖を利用することができる。
また、荷物を引っ掛けて掛止する掛止部も、図3、図4、図5に位置を図示するように、当該杖の握り手のあたりや、握り手より下の位置の支柱に設けることが考えられる。
他にも、「掛止部」を設ける部分として、例えば、「腋窩(えきか)あて」、「松葉柱」などに設けることが考えられる。
他にも、「掛止部」を設ける部分として、例えば、「腋窩(えきか)あて」、「松葉柱」などに設けることが考えられる。
図6、図7は、「松葉杖」のうちの、「脇固定型」において、杖の外筒の内側の空間に、杖を地面につく際の衝撃を緩衝・反発する機構を設け、杖の腋窩あて、握り手の少なくともいずれかと連結しており、衝撃を緩衝・反発する機構による緩衝・反発効果の発揮に伴い、連結している杖の腋窩あて、握り手が上下に可動する構造、を図示したものである。
同図に示すように、連結している杖の腋窩あて、握り手の下部の杖の外筒に縦の切れ込みが入っており、杖の腋窩あて、握り手が上下に可動できるように構成されている。
そして、固定することによって、当該衝撃を緩衝・反発する機構による緩衝・反発効果を発揮させない機構として、体重による負荷がサスペンションにかからないように、杖の腋窩あて、握り手の下部の杖の外筒の縦の切れ込みを遮蔽版で塞いで一時的に固定させる仕組み(ロックする)により、当該杖の腋窩あて、握り手の上下への可動を阻害する機構、が採用されている。
よって、利用者が、固定するか固定しないかによって、当該衝撃を緩衝・反発する機構による緩衝・反発効果の有無を選択して、当該杖を利用することができる。
なお、図6、図7における、図の中での「a」、「b」、「c」、「d」、「A」、「B」、の各文字の使い分けは、「小文字」は「拡大する範囲」を示し、「大文字」は「断面指示」を表している。
同図に示すように、連結している杖の腋窩あて、握り手の下部の杖の外筒に縦の切れ込みが入っており、杖の腋窩あて、握り手が上下に可動できるように構成されている。
そして、固定することによって、当該衝撃を緩衝・反発する機構による緩衝・反発効果を発揮させない機構として、体重による負荷がサスペンションにかからないように、杖の腋窩あて、握り手の下部の杖の外筒の縦の切れ込みを遮蔽版で塞いで一時的に固定させる仕組み(ロックする)により、当該杖の腋窩あて、握り手の上下への可動を阻害する機構、が採用されている。
よって、利用者が、固定するか固定しないかによって、当該衝撃を緩衝・反発する機構による緩衝・反発効果の有無を選択して、当該杖を利用することができる。
なお、図6、図7における、図の中での「a」、「b」、「c」、「d」、「A」、「B」、の各文字の使い分けは、「小文字」は「拡大する範囲」を示し、「大文字」は「断面指示」を表している。
4、
図8、図9は、「脇固定型」の「松葉杖」であるが、両方とも、杖の支柱の先の杖先部に、人間の足の機能を代用する足代用部があり、杖先部と足代用部とは、最大背屈15度、最大底屈20度の範囲で可動する足首関節代用機構で連結している。
また、人間の足の機能を代用する足代用部は、当該杖使用による磨り減り・劣化に対応するための交換部材を嵌めて使用することができる。
また、人間の足の機能を代用する足代用部は、当該杖使用による磨り減り・劣化に対応するための交換部材を嵌めて使用することができる。
「足代用部」とは、人間の足の機能を代用する部分であって、松葉杖を使用して歩行する際に、人間の足のように安定感をもたらす形状をしている。
具体的には、「足代用部」として、図8、図9のように、人間の足の形状をするものの他、厳密には人間の足と同じ形状ではないが人間の足と同等の安定感をもたらす、机やイスのような四本脚の形状、などが考えられる。
「足首関節代用機構」とは、人間の足首関節の機能を代用する機構であって、人間の足の機能を代用する部分である「足代用部」と、杖の「支柱」とを連結し、決まった可動範囲の中で可動ができる機構を意味する。
杖の支柱の先の杖先部に、人間の足の機能を代用する足代用部と、最大背屈15度、最大底屈20度の範囲で可動する足首関節代用機構で連結しているため、自らの足に近い感覚で、本発明に係る杖を扱うことができる。
具体的には、「足代用部」として、図8、図9のように、人間の足の形状をするものの他、厳密には人間の足と同じ形状ではないが人間の足と同等の安定感をもたらす、机やイスのような四本脚の形状、などが考えられる。
「足首関節代用機構」とは、人間の足首関節の機能を代用する機構であって、人間の足の機能を代用する部分である「足代用部」と、杖の「支柱」とを連結し、決まった可動範囲の中で可動ができる機構を意味する。
杖の支柱の先の杖先部に、人間の足の機能を代用する足代用部と、最大背屈15度、最大底屈20度の範囲で可動する足首関節代用機構で連結しているため、自らの足に近い感覚で、本発明に係る杖を扱うことができる。
「杖使用による磨り減り・劣化に対応するための交換部材」とは、人間の足の機能を代用する足代用部に嵌めて、使用することができる交換部材である。
「杖使用による磨り減り・劣化に対応するための交換部材」の例としては、図8、図9のように、「足代用部」に嵌める靴のような形状のゴムの交換部材や、「足代用部」全体に嵌める短い靴下のような形状のゴムの交換部材の他、「足代用部」として人間の足と同等の安定感をもたらす机やイスのような四本脚の形状の各々の脚に嵌めるゴムの交換部材、などが考えられる。
図8、図9の「脇固定型」の「松葉杖」では、杖を地面につく際の衝撃を緩衝・反発する機構を設けていないが、上記のような、杖を地面につく際の衝撃を緩衝・反発する機構を設けた上で、杖の支柱の先の杖先部に、人間の足の機能を代用する足代用部があり、杖先部と足代用部とは、最大背屈15度、最大底屈20度の範囲で可動する足首関節代用機構で連結してもよい。
「杖使用による磨り減り・劣化に対応するための交換部材」の例としては、図8、図9のように、「足代用部」に嵌める靴のような形状のゴムの交換部材や、「足代用部」全体に嵌める短い靴下のような形状のゴムの交換部材の他、「足代用部」として人間の足と同等の安定感をもたらす机やイスのような四本脚の形状の各々の脚に嵌めるゴムの交換部材、などが考えられる。
図8、図9の「脇固定型」の「松葉杖」では、杖を地面につく際の衝撃を緩衝・反発する機構を設けていないが、上記のような、杖を地面につく際の衝撃を緩衝・反発する機構を設けた上で、杖の支柱の先の杖先部に、人間の足の機能を代用する足代用部があり、杖先部と足代用部とは、最大背屈15度、最大底屈20度の範囲で可動する足首関節代用機構で連結してもよい。
以上の発明により、利用者が、本発明に係る杖を地面につく際の衝撃を緩衝したい場合は、衝撃を緩衝・反発する機構を利用して、杖を地面につく際の衝撃を緩衝・反発させることができる。
また、利用者が、本発明に係る杖を地面につく際の衝撃を緩衝・反発させるよりも、しっかりと強く地面につきたい場合は、固定することによって、衝撃を緩衝・反発する機構による緩衝・反発効果を発揮させないようにして、通常の杖と同様の使い方ができる。
また、利用者が、本発明に係る杖を地面につく際の衝撃を緩衝・反発させるよりも、しっかりと強く地面につきたい場合は、固定することによって、衝撃を緩衝・反発する機構による緩衝・反発効果を発揮させないようにして、通常の杖と同様の使い方ができる。
「衝撃を緩衝・反発する機構」による、緩衝・反発効果は、どの程度、衝撃を緩衝・反発する能力がある機構を採用するかによって異なる。
安全性を優先するならば緩衝・反発効果が弱い機構を採用すればよく、衝撃の緩衝を優先するならば緩衝・反発効果が強い機構を採用すればよい。
また、衝撃の緩衝よりも衝撃の反発を優先して、当該衝撃の反発により積極的に早く移動するための杖を実現したいならば、緩衝・反発効果が強い機構を採用すればよい。例えば、ポゴスティックで採用されているポゴスティック機構を、衝撃を緩衝・反発する機構とした場合が該当する。「ポゴスティック機構」は、取手と足場の付いた棒の底面がばねで弾むようになっている。通常は足場の下に押しばねが備わっているが、スタント向けの機種では引きばね、ゴム、又は圧縮空気を本体内部に仕込んで反発力が強化されている。
安全性を優先するならば緩衝・反発効果が弱い機構を採用すればよく、衝撃の緩衝を優先するならば緩衝・反発効果が強い機構を採用すればよい。
また、衝撃の緩衝よりも衝撃の反発を優先して、当該衝撃の反発により積極的に早く移動するための杖を実現したいならば、緩衝・反発効果が強い機構を採用すればよい。例えば、ポゴスティックで採用されているポゴスティック機構を、衝撃を緩衝・反発する機構とした場合が該当する。「ポゴスティック機構」は、取手と足場の付いた棒の底面がばねで弾むようになっている。通常は足場の下に押しばねが備わっているが、スタント向けの機種では引きばね、ゴム、又は圧縮空気を本体内部に仕込んで反発力が強化されている。
「衝撃を緩衝・反発する機構」として、ポゴスティック機構を採用した場合は、ポゴスティックのように飛び跳ねるような使い方で本発明に係る杖を使い、通常の杖による歩行よりも早く歩行できるという効果が生じうる。
本発明に係る歩行を補助するための杖、を生産、販売することにより、産業の発達に寄与することができるため、産業上の利用可能性を有する。
Claims (7)
- 歩行を補助するための杖であって、
当該杖を地面につく際の衝撃を緩衝・反発する機構を備えた杖であり、
当該杖は、固定することによって、当該衝撃を緩衝・反発する機構による緩衝・反発効果を発揮させない機構も備えており、
利用者が、固定するか固定しないかによって、当該衝撃を緩衝・反発する機構による緩衝・反発効果の有無を選択して、当該杖を利用することができること、
を特徴とする、歩行を補助するための杖。
- 請求項1記載の歩行を補助するための杖であって、
当該杖の外筒の内側の空間に、前記杖を地面につく際の衝撃を緩衝・反発する機構を設け、
当該衝撃を緩衝・反発する機構が、当該杖の腋窩あて、握り手の少なくともいずれかと連結しており、当該衝撃を緩衝・反発する機構による緩衝・反発効果の発揮に伴い、当該連結している杖の腋窩あて、握り手が上下に可動する構造であること、
を特徴とする、歩行を補助するための杖。
- 請求項1記載の歩行を補助するための杖であって、
当該杖の握り手より下の位置の支柱に、前記衝撃を緩衝・反発する機構が設けられていること、
を特徴とする、歩行を補助するための杖。
- 請求項1記載の歩行を補助するための杖であって、
当該杖は、脇固定型又は前腕部支持型の松葉杖であり、
当該松葉杖の一対となる二本の松葉柱の対応位置に、前記衝撃を緩衝・反発する機構がそれぞれ対応して設けられていること、
を特徴とする松葉杖。
- 請求項1記載の歩行を補助するための杖であって、
当該杖の支柱の先の杖先部は、
人間の足の機能を代用する足代用部と、
最大背屈15度、最大底屈20度の範囲で可動する足首関節代用機構で連結していること、
を特徴とする、歩行を補助するための杖。
- 請求項5記載の歩行を補助するための杖であって、
前記人間の足の機能を代用する足代用部は、
当該杖使用による磨り減り・劣化に対応するための交換部材を嵌めて使用することができること、
を特徴とする、歩行を補助するための杖。
- 請求項1記載の歩行を補助するための杖であって、
荷物を引っ掛けて掛止する掛止部が設けられていること、
を特徴とする、歩行を補助するための杖。
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---|---|---|---|---|
JPS5572931U (ja) * | 1978-11-14 | 1980-05-20 | ||
JPS59181156A (ja) * | 1982-12-10 | 1984-10-15 | エス・アンド・エフ・オルソパ−デイテクニツク・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツンク | 交換可能の歩行補助具用石突きの保持具 |
JPH10179665A (ja) * | 1996-12-21 | 1998-07-07 | Hiroshi Okumura | 松葉杖用携帯品支持具 |
JP2001516265A (ja) * | 1997-04-15 | 2001-09-25 | レベルヘル・オリベラ,ホルヘ | 松葉杖用緩衝装置 |
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2011
- 2011-07-13 JP JP2011154392A patent/JP2013017715A/ja active Pending
Patent Citations (5)
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