JP2013016882A - ディジタル放送記録装置、ディジタル放送記録方法および制御プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】記録部の記録領域の有効利用を図るとともに、ユーザの使い勝手を向上させる。
【解決手段】本実施形態のディジタル放送記録装置は、予め設定された記録品質に基づいて、所定のチャンネルのコンテンツを記憶手段に記録する記録手段と、前記記録手段で記録されたコンテンツのうちユーザがどのようなコンテンツを視聴したかを示す視聴履歴データを取得する取得手段と、前記取得手段で取得した視聴履歴データを参照し、ユーザの推奨記録品質に設定する設定手段と、を有する。
【選択図】図1
【解決手段】本実施形態のディジタル放送記録装置は、予め設定された記録品質に基づいて、所定のチャンネルのコンテンツを記憶手段に記録する記録手段と、前記記録手段で記録されたコンテンツのうちユーザがどのようなコンテンツを視聴したかを示す視聴履歴データを取得する取得手段と、前記取得手段で取得した視聴履歴データを参照し、ユーザの推奨記録品質に設定する設定手段と、を有する。
【選択図】図1
Description
本発明の実施形態は、ディジタル放送記録装置、ディジタル放送記録方法および制御プログラムに関する。
近年、同一時間帯の複数チャンネル(例えば、6チャネル)の番組(コンテンツ)を同時録画する機能によって、24時間(1日)や30時間など所定時間分の複数チャネルの番組を録画し、過去に遡って見たい番組を自由に視聴することが可能なタイムシフト機能を有するディジタル放送受信装置が知られている。
しかしながら、前述のディジタル放送受信装置では、予め自動的に設定されている録画ビットレートで録画を行っているため、番組によっては必要以上の録画ビットレートで録画されることになってしまい、番組(コンテンツ)を記録する記録部の記録領域を有効に利用できず、番組を記録するため記録部の記録容量が無駄に消費されるなどして、前述の録画する機能による最大記録可能時間が短くなり、ユーザの使い勝手を低下させるなどの課題があった。
そこで、本発明は、前記課題に鑑みてなされたものであり、記録部の記録領域の有効利用を図るとともに、ユーザの使い勝手を向上させることが可能なディジタル放送記録装置、ディジタル放送記録方法および制御プログラムを提供することを目的とする。
本実施形態のディジタル放送記録装置は、予め設定された記録品質に基づいて、所定のチャンネルのコンテンツを記憶手段に記録する記録手段と、前記記録手段で記録されたコンテンツのうちユーザがどのようなコンテンツを視聴したかを示す視聴履歴データを取得する取得手段と、前記取得手段で取得した視聴履歴データを参照し、ユーザの推奨記録品質に設定する設定手段と、を有する。
以下、添付図面を参照しながら、本発明にかかるディジタル放送記録装置およびディジタル放送記録方法の実施の形態を詳細に説明する。なお、以下の説明においては、ディジタル放送記録装置の一例として、録画機能を備えたテレビジョン受信装置を例にとり説明する。
(第1の実施形態)
まず、実施形態のテレビジョン受信装置の構成について説明する。
まず、実施形態のテレビジョン受信装置の構成について説明する。
図1は、実施形態のテレビジョン受信装置の構成の一例を示すブロック図である。
図1に示すように、テレビジョン受信装置100は、チューナ部101、録画再生部105、HDD(Hard Disk Drive)110、EPG(Electric Program Guide)処理部112、EPGメモリ113、MPEG(Moving Picture Experts Group)デコーダ114、表示制御部115、リモコン受信部116およびシステムコントローラ117を備える。
ここで、システムコントローラ117および録画再生部105は、記録管理制御部として機能している。
チューナ部101は、番組などのコンテンツデータや制御データが多重化されたコンテンツデータとしてのトランスポートストリーム(Transport Stream)を放送局から受信する。
本実施形態では、チューナ部101は、チューナ101−1〜101−N(Nは自然数)を備えており、それぞれチャンネルCh1〜ChNのトランスポートストリームを受信する。そして、チューナ101−1〜101−Nは、それぞれチャンネルCh1〜ChNのトランスポートストリームを録画再生部105およびEPG処理部112に出力する。
ここで、本実施形態のチューナ101−1〜101−Nの詳細について説明する。
チューナ101−1〜101−Nは、同様の構成であるため、チューナ101−1を例として説明する。
チューナ101−1〜101−Nは、同様の構成であるため、チューナ101−1を例として説明する。
図2は、本実施形態のチューナの詳細構成例を示すブロック図である。
図2に示すように、チューナ101−1は、選局部201と、分離部202と、デスクランブラ203と、分離部204と、ICカード206とを備える。
選局部201は、アンテナ入力を選局し、選局したチャンネルのトランスポートストリームを分離部202およびデスクランブラ203に出力する。
分離部202は、選局部201から入力されたトランスポートストリームに多重されている制御データECMを分離し、分離した制御データECMをICカード206に出力する。また、分離部202は、選局部201から入力されたトランスポートストリームを分離部204に出力する。
分離部204は、分離部202から入力されたトランスポートストリームに多重されている制御データEMMを分離し、分離した制御データEMMをICカード206に出力する。
ICカード206は、分離部202から入力された制御データECMおよび分離部204から入力された制御データEMMを用いてスクランブル鍵を復号する。デスクランブラ203は、ICカード206で復号されたスクランブル鍵を用いてトランスポートストリームに多重されているコンテンツデータをデスクランブルし、出力する。
なお、本実施形態では、チューナ101−1〜101−NそれぞれにICカード206が備えられているが、複数のチューナがICカードを兼用するようにしても良い。
図1に戻って、録画再生部105は、記録対象チャンネルCh1〜ChNのトランスポートストリームからコンテンツデータを抽出して、録画や再生を行うものであり、ループ録画部106と、PVR録画部107と、変更部108と、再生部109とを備える。
ループ録画部106は、概念的にループ状に形成されている録画領域に連続して録画を行い、既に録画済の領域に録画を行う場合には上書録画を行うループ録画方式を採用している。例えば、24時間などの所定時間連続的にHDD110にコンテンツデータを録画する。ここで、HDD110は、ループ録画領域110AおよびPVR録画領域110Bを備えている。
そして、ループ録画部106は、HDD110のループ録画領域110Aの先頭から順にコンテンツデータを録画し、末尾まで録画すると、再度先頭から録画(上書き)する。
また、ループ録画部106は、HDD110のループ録画領域110Aに録画されたコンテンツデータを一定の時間経過後に消去するようにすることも可能である。また、ループ録画部106は、ループ録画領域110Aに録画されたコンテンツデータの容量が所定の容量を超えた場合に消去するようにすることも可能である。
また、ループ録画部106は、後述のシステムコントローラ117からループ録画方式で録画を行う時間帯の指定を受け付け、指定された時間帯内にチューナ部101に受信される複数のストリームをループ録画方式でHDD110のループ録画領域110Aに録画する。また、ループ録画部106は、システムコントローラ117からループ録画方式で録画を行う複数のチャンネルの指定を受け付け、指定された複数のチャンネルの複数のストリームをループ録画方式でHDD110のループ録画領域110Aに録画する。
PVR録画部107は、通常の録画方式であるPVR録画方式でHDD110にストリームを録画する。具体的には、PVR録画部107は、HDD110のPVR録画領域110Bにストリームを録画する。なお、PVR録画部107は、システムコントローラ117から消去が指示されるまで、PVR録画領域110Bに録画されたストリームを消去せず、保存する。
なお、ループ録画部106およびPVR録画部107は、ストリームを録画した番組のチャンネルを示すチャンネル情報、ストリームを録画した番組の番組名、ストリームを録画した録画日時、コンテンツデータの再生履歴などの情報をストリームに付加して、HDD110のループ録画領域110AあるいはPVR録画領域110Bへ記録する。
変更部108は、ループ録画方式で録画されたストリーム(コンテンツデータ)の録画方式をPVR録画方式に変更する。具体的には、変更部108は、ループ録画領域110Aに録画されているコンテンツデータをPVR録画領域110Bに移動したり、コピーしたりする。この際、変更部108は、コピー制御情報を更新する。これにより、ループ録画領域110AからPVR録画領域110Bに移動またはコピーされたストリームを判別できるようになっている。
再生部109は、記録対象チャンネルCh1〜ChNのトランスポートストリームから抽出したコンテンツデータやHDD110に録画されたコンテンツデータを再生するため、MPEGデコーダ114に出力する。
EPG処理部112は、記録対象チャンネルCh1〜ChNのトランスポートストリームから、各チャンネルの各時間帯の番組を示す番組情報(SI情報)であるEPG情報を抽出し、EPGメモリ113に記憶する。また、EPG処理部112は、EPGメモリ113に記憶されているEPG情報を常に新しい内容に更新するため、Ch1〜ChNのトランスポートストリームからEPG情報を抽出し、抽出したEPG情報でEPGメモリ113に記憶されているEPG情報を更新する。
なお、本実施形態では、日本の地上ディジタル放送のように記録対象チャンネルCh1〜ChNの各トランスポートストリームから各チャンネルのEPG情報を抽出するものとするが、これに限定するものではない。例えば、BS(Broadcasting Satellite)ディジタル放送のように各チャンネルにBS全チャンネルのEPG情報が多重されている場合もある。いずれにしても、EPG処理部112は、自装置で受信可能なチャンネル数分のEPG情報を抽出し、EPGメモリ113に記憶する。
また、EPG処理部112は、システムコントローラ117から番組表の表示指示を受け、EPGメモリ113に記憶されているEPG情報を取得し、取得したEPG情報をチャンネル毎に時系列に並べた番組表の番組表データを表示制御部115に出力する。
MPEGデコーダ114は、録画再生部105から入力されたトランスポートストリームにMPEG2デコード処理を施し、表示制御部115に出力する。
表示制御部115は、EPG処理部112から出力された番組表データやMPEGデコーダ114から出力されたトランスポートストリームを、テレビジョン信号として、表示部120に出力する。
また本実施形態では、ループ録画方式で録画されたトランスポートストリームの一覧は、EPG処理部112により番組表形式で作成され、表示制御部115により表示部120に表示される。また、PVR録画方式で録画されたトランスポートストリームの一覧は、録画再生部105により作成され、表示制御部115により表示部120に表示される。
そして表示制御部115は、ループ録画方式で録画されたトランスポートストリームの一覧、またはPVR録画方式で録画されたトランスポートストリームの一覧を表示部120に表示する際、変更部108によりループ録画方式からPVR録画方式に変更されたトランスポートストリームを他のトランスポートストリームと異なる表示態様で表示する。
具体的には、表示制御部115は、ループ録画方式で録画されたトランスポートストリームの一覧、またはPVR録画方式で録画されたトランスポートストリームの一覧を表示部120に表示する際、ループ録画領域110AからPVR録画領域110Bに移動またはコピーされたトランスポートストリームにマークなどのシンボルを付して表示する。
表示部120は、表示制御部115から入力されたテレビジョン信号に基づいて番組を表示したり、ループ録画方式で録画されたトランスポートストリームの一覧やPVR録画方式で録画されたトランスポートストリームの一覧を表示したりする。なお、表示部120は、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ、または有機ELディスプレイなどにより実現できる。
リモコン受信部116は、リモコン130から、ループ録画方式で記録(録画)を行う時間帯やチャンネルの指定、PVR録画方式での記録(録画)指示、PVR録画方式で記録(録画)されたコンテンツデータの削除指示、ループ録画領域110AからPVR録画領域110Bへのトランスポート(コンテンツデータ)の移動やコピーの指示、HDD110に録画されたトランスポートストリームの再生指示、ループ録画領域110Aに録画されている番組の一覧やPVR録画領域110Bに録画されている番組の一覧の表示指示などを受け付け、システムコントローラ117へ通知する。
システムコントローラ117は、テレビジョン受信装置100全体を制御する。例えば、システムコントローラ117は、リモコン受信部116からの通知を受け、テレビジョン受信装置100の各部にリモコン受信部116からの通知に応じた制御や指示を行う。
また、本実施形態では、HDD110は、ループ録画部106でHDDのループ録画領域110Aに格納されたトランスポートストリームから抽出したコンテンツ(番組)のユーザの視聴履歴を示す視聴履歴データを記憶する視聴履歴データ記憶領域110Cを有している。
ここで、視聴履歴データとは、ループ録画により録画(記録)されたコンテンツ(番組)のうちユーザがどのようなコンテンツ(番組)を視聴したかを示すデータであり、より具体的には、ユーザが何曜日のどのチャンネルのどの番組を視聴したかを示すデータである。
次に、前記説明したテレビジョン受信装置100の処理動作について図3〜図9を用いて説明する。
図3は、テレビジョン受信装置100における処理動作を示すフローチャートであり、特に、この場合、録画(記録)ビットレートの設定の処理動作を示している。
図3において、記録ビットレートの設定の処理を開始する場合、まず、ユーザが、リモコン130などを用いて、図4に示すタイムシフトマシン録画設定画面300Aを表示部120に表示させる。そして、ユーザがリモコン130を操作して、タイムシフトマシン録画設定画面300Aの表示項目から「録画ビットレート設定」の項目301を選択する。すると、システムコントローラ117は、図5に示す録画ビットレート設定画面300Bを表示部120に表示する。そして、ユーザが、リモコン130を操作して、録画ビットレート設定画面300Bの表示項目の中から「ジャンル毎の設定」302の項目を選択する。
図5の例では、録画ビットレート設定画面300Bは、「ジャンル毎の設定」の項目302と、「自動録画ビットレート変更設定」の項目303と、「キーワードの設定」の項目304と、「CMの録画ビットレート削減設定」の項目305とを備えている。録画ビットレート設定画面300Bでは、項目を選択するカーソルが重ねられるボックスに、カーソルが重なった場合、該当する項目名の文字列(例えば、ジャンル毎の設定)が太字で表示されるようになっている。
前述したように「ジャンル毎の設定」の項目302が選択されると、ステップS101において、システムコントローラ117は、録画再生部105を介して、視聴履歴データ記憶領域110Cを参照して、ユーザの視聴履歴データを取得する。その後、システムコントローラ117は、ジャンル毎の録画ビットレート設定画面300C(図6参照)を表示部120に表示する(ステップS102)。
図6のジャンル毎の録画ビットレート設定画面300Cは、ループ録画により記録されるコンテンツを複数のジャンルに分類し、ジャンル毎の記録ビットレートを設定する画面であり、図6の例では、分類した複数のジャンルとして、「ニュース」、「バラエティ」、「ドラマ」、「映画」、「スポーツ」、「アニメ」、「時代劇」などが用意されている。
そして、図6に示すように、ジャンル毎の録画ビットレート設定画面300Cは、「ニュース」項目306、「バラエティ」項目307、「ドラマ」項目308、「映画」項目309、「スポーツ」項目310、「アニメ」項目311および「時代劇」項目312を有している。図6の例では、分類したジャンルの種類の一例(7種類)について説明したが、これに限定されず、その他の種類に分類することも可能である。更に、例えば、他の形態としては、「スポーツ」というジャンルを、「野球」、「サッカー」、「テニス」などのように更に細かいジャンルに分類することも可能である。
また、図6に示すように、各項目306〜312は、それぞれ同様の構成であり、設定される記録ビットレートを表示するビットレート表示項目313と、プルダウンボタン(下矢印のマーク)314とを有している。
本実施形態では、ユーザが視聴しそうに無い番組の記録ビットレートを低いビットレートにし、他方、ユーザがある程度の画質で視聴するであろう番組の記録ビットレートを高いビットレートにすることで、HDD(記録部)110の記録領域を有効利用するためにユーザに提示する推奨記録ビットレートを設定することが可能である。
そして、本実施形態では、ジャンル毎の録画ビットレート設定画面300Cを表示する場合、システムコントローラ117は、ステップS101で取得した視聴履歴データに基づき、推奨記録ビットレートを設定している。そして、ジャンル毎の録画ビットレート設定画面300Cを表示する場合には、推奨記録ビットレートが設定されているジャンル(即ち、前述した項目306〜312のいずれか)に、アスタリスクマーク(*)315が付与されるようになっている。
具体的には、例えば、アスタリスクマーク(*)313は、視聴履歴データに基づいて、ユーザが視聴しそうに無い番組が数多く属するジャンルであるとシステムコントローラ117により判定されたジャンルであり、記録の無駄(即ち、HDD(記録部)110の記録領域を無駄に消費することになる)と思われるジャンルであり、ループ録画の最大記録(録画)可能時間(例えば、30時間など)を延長するために、記録ビットレートを下げることが好ましいとシステムコントローラ117により判定されたジャンルなどに付与される。
ユーザが視聴しそうに無い番組が数多く属するジャンルの特定方法としては、例えば、ステップS101で取得した視聴履歴データに基づいて、ジャンル毎に、各ジャンルに属する全コンテンツの中で、実際にユーザによって視聴されたコンテンツの割合(数)が所定の(閾値)以下であるかによって決定する方法などが挙げられるが、それ以外の方法で特定するようにしても良い。
前述したのとは異なり、例えば、アスタリスクマーク(*)315を、視聴履歴データに基づいて、ユーザが良く視聴する番組が属するジャンルであると判定されたジャンルなどに付与することも可能である。
なお、本実施形態では、アスタリスクマーク(*)315を使用する形態を示したが、このマークに限定されるものではなく、その他のマークや表示態様を異ならせることでも良いものとする。
また、図6に示すように、システムコントローラ117は、リモコン130などによってプルダウンボタン314が選択されると、図7に示すように、ジャンル毎の録画ビットレート設定画面300Cは、プルダウンメニューにより、選択可能な複数種類の記録ビットレート316(図の例では、高ビットレート316a、標準ビットレート316bおよび低ビットレート316c)を表示する。
なお、ここでいう「標準ビットレート」とは、標準的な画質であると設定された画質で記録可能なビットレートのことである。また、「高ビットレート」とは、「標準ビットレート」より高画質で記録できるものであるが、同一の記録時間で比較すると、標準ビットレートで記録する場合よりもHDD110の記録領域を多く消費してしまうビットレートである。また、「低ビットレート」とは、「標準ビットレート」より低画質で記録できるものであるが、同一の記録時間で比較すると、標準ビットレートで記録する場合よりもHDD110の記録領域の消費量を少なく抑えることが可能なビットレートのことである。
なお、本実施形態では、記録ビットレートを、「高ビットレート」、「標準ビットレート」および「低ビットレート」の3種類である場合について説明したが、これに限定されず、4種類以上とすることも可能である。
そして、本実施形態では、アスタリスクマーク(*)315が付与されているジャンルの項目306〜312のプルダウンメニューにおいて、ユーザにお奨めする推奨記録ビットレートが他の記録ビットレートと区別できる表示態様(例えば、太字などの強調表示)で表示されるようになっている。図7の例では、「スポーツ」項目310のプルダウンメニューにおいて表示される記録ビットレートのうち「低ビットレート」が太字で強調表示されている様子を示している。
そして、ユーザは、リモコン130を用いて前述のプルダウンメニューの中から所望の記録ビットレート(推奨記録ビットレートを含む)を選択することが可能である。
図3に戻って、ステップS103において、システムコントローラ117は、ユーザによって、アスタリスクマーク(*)315が付与されているジャンルの項目(306〜312のいずれか)で、プルダウンメニューにより、その項目(306〜312のいずれか)の記録ビットレートを推奨記録ビットレート(「低ビットレート」など)に変更する操作が行われたか否かを判定する。
ステップS103において、推奨記録ビットレートに変更する操作が行われたと判定された場合(ステップS103:Yes)、システムコントローラ117は、該当するジャンルの記録ビットレートを推奨記録ビットレートに変更する(ステップS104)。続いて、システムコントローラ117は、全ての設定が終了したか否かを判定する(ステップS105)。なお、この判定においては、例えば、システムコントローラ117は、ユーザがリモコン130を操作して設定の終了を宣言するための終了操作を行ったか否かを判定し、終了操作が行われたと判定した場合に、全ての設定が終了したと判定する。
ステップS105の判定の結果、設定が終了したと判定した場合(ステップS105:Yes)、続いて、ステップS106において、ジャンル毎の記録ビットレートの確定処理を行う。
具体的には、ステップS106では、ユーザにより推奨記録ビットレートに変更する操作が行われたジャンルの記録ビットレートを推奨記録ビットレート(低ビットレートなど)に確定し、それ以外のジャンルの記録ビットレートは、現在設定されている記録ビットレートまたはジャンル毎の録画ビットレート設定画面300Cでユーザにより指定された記録ビットレートに確定する。
例えば、図6の例では、「ニュース」項目306の記録ビットレートの現在の設定値として「低ビットレート」が設定されており、「バラエティ」項目307の記録ビットレートの現在の設定値として「標準ビットレート」が設定されており、「映画」項目309の記録ビットレートの現在の設定値として「高ビットレート」が設定されている様子を示している。
これにより、テレビジョン受信装置100のシステムコントローラ117では、ステップS106で設定された記録ビットレートに従って、同一時間帯の複数チャンネル(例えば、6チャネル)のコンテンツ(番組)を同時記録するに際して前述のループ録画(タイムシフトマシン録画)を実行する。
ここで、前記した図3の記録ビットレートの設定処理の具体的な一例について説明しておく。
例えば、ユーザがスポーツの記録ビットレートを推奨記録ビットレートに変更する場合について説明する。
この場合、ステップS102で表示されるジャンル毎の録画ビットレート設定画面300Cにおいて、ユーザはリモコン130を操作して、「スポーツ」項目310のプルダウンボタン314を選択する。
その後、ユーザは、リモコン130を操作して、プルダウンメニューで表示される複数種類の記録ビットレートの中から、太字などで強調表示されている推奨記録ビットレートとしての「低ビットレート」を選択する。これにより、図8に示すように、「スポーツ」項目310の記録ビットレートが推奨記録ビットレート「低ビットレート」に変更される。この時、変更された記録ビットレートが推奨記録ビットレートであることをユーザに通知するために変更後の記録ビットレート(「低ビットレート」)を太字などで強調表示している。
また、本実施形態では、いずれかのジャンルの項目(306〜312)の記録ビットレートが変更されると、ジャンル毎の録画ビットレート設定300Cの画面下部に、記録ビットレートを変更したことにより、ループ録画の最大記録可能時間が変更(特に、延長)されたことをユーザに通知するための情報が表示されるようになっている。
図8の例では、「スポーツ項目」310の記録ビットレートが推奨記録ビットレートである「低ビットレート」に変更されたことにより、ループ録画の最大記録可能時間が延長(変更)されたことを通知する情報として、「録画ビットレートを変更することで、○日○時まで録画可能となります。」という推定の最大記録可能時間を通知するためのメッセージ317が表示された様子を示している。
なお、テレビジョン受信装置100では、ジャンル毎の録画ビットレート設定画面300Cでユーザによって設定されたジャンル毎の記録ビットレートおよび番組表に基づいて、ループ録画の記録時間を計算し、該算出した記録時間の情報と、現在日時とに応じて、前述の推定の最大記録可能時間を通知するためのメッセージ317を表示する。
なお、図8の例では、推定の最大記録可能時間を通知するためのメッセージとしては、前述した例に限定されず、その他のメッセージであっても良い。例えば、全ジャンルのコンテンツを所定の記録ビットレート(標準ビットレートや、高ビットレートなど)で記録した場合の最大記録可能時間(例えば、「30時間」)に対して延長可能な時間や短縮される時間をユーザに通知することが可能なメッセージ(例えば、「1時増」や「2時間減」など)などであっても良いものとする。
図9は、ループ録画する前の番組を見る際に使用する現在番組表400Aであり、前記した図3のフローチャートで記録ビットレートを変更した番組をユーザに通知するための画面である。
図9に示すように、ユーザによって記録ビットレートが変更された番組を、変更されていない番組の表示態様と異ならせている。図9の例では、変更された番組(「ニュース」および「スポーツ」など)の背景色を、変更されていない番組(「バラエティ」や「ドラマ」など)の背景色(例えば、白色)と異なる背景色(例えば、灰色)に変更している。
以上説明した第1の実施形態によれば、ユーザの視聴履歴に基づいて、そのユーザにとってジャンル別に最適な記録ビットレートを推奨することができるので、ユーザ毎の視聴態様に合わせた最適な記録(録画)方法を提供でき、最大記録可能時間を延ばすなどユーザの使い勝手を向上させることができる。
また、第1の実施形態によれば、ユーザが視聴しそうに無い番組の記録ビットレートを下げることができるので、ユーザにとって記録が無駄と思われる番組に要する記録領域を削減し、ループ録画の最大記録可能時間を延長することができる。
その結果、より古い時間まで過去番組を遡って視聴することが可能となり、視聴しようと思った番組が上書きされて既に存在しない状態となっているなどの問題を軽減することが可能である。
(第2の実施形態)
以下、第2の実施形態について図10〜図12を用いて説明する。
以下、第2の実施形態について図10〜図12を用いて説明する。
第2の実施形態は、前記した第1の実施形態とは異なり、視聴履歴データに基づき、ユーザが視聴していない曜日や時間帯の記録ビットレートを推奨記録ビットレートとしての低ビットレートに変更してループ録画を行うことにより、ループ録画時の記録領域の消費をユーザが実際に視聴する曜日や時間帯に流用することを可能とするものである。
具体的には、図10に示すように、ユーザは、リモコン130を操作して、録画ビットレート設定画面300Bにおいて、「自動録画ビットレート変更設定」項目303を選択して「する」にすると、テレビジョン受信装置100のシステムコントローラ117は、視聴履歴データを参照し、ユーザが視聴していない曜日や時間帯の記録ビットレートを低ビットレートに自動的に変更設定する。
例えば、視聴履歴データに基づき、図11に示すグレー色部分で示す曜日や時間帯がユーザが視聴していない曜日や時間帯と特定できた場合には、システムコントローラ117は、前述のようにして特定した曜日や時間帯の記録ビットレートを低ビットレートに自動的に変更設定する。
ただし、第2の実施形態においては、ユーザが視聴していない時間帯の記録ビットレートを低ビットレートに変更する際には、ユーザが視聴していない時間帯に番組の開始から終了までが収まっている番組のみを低ビットレートに変更し、他方、ユーザが視聴していない時間帯に番組の開始から終了までが収まっていない番組の記録ビットレートは低ビットレートに変更せず、例えば、予め設定されている記録ビットレートが適用される。
例えば、図12に示すように、符号401で指し示す時間帯が、ユーザが視聴していない時間帯と特定された時間帯(10時)であった場合、その時間帯(10時)に番組の開始から終了が収まっている番組(符合402で指し示されている背景色が灰色の番組)の記録ビットレートが低ビットレートに自動的に変更され、一方、前述の時間帯(10時)に番組の開始から終了が収まっていない番組(符合403の斜線で示される番組)の記録ビットレートは予め設定されている記録ビットレートが適用される。
第2の実施形態において、ユーザが視聴していない曜日や時間帯の特定方法としては、例えば、以下の方法が挙げられる。
例えば、ユーザが視聴していない曜日の特定方法としては、視聴履歴データに基づいて、一定期間(一週間や一カ月など)中に、特定の曜日の全コンテンツ(番組)のうち、実際にユーザに視聴されたコンテンツ(番組)の割合が所定の閾値以下であるかによって決定する。
また、ユーザが視聴していない時間帯の特定方法としては、視聴履歴データに基づいて、一定期間(一週間や一カ月など)中に、特定の時間帯のコンテンツ(番組)を視聴した割合が所定の閾値以下であるかによって決定する。
前述した第2の実施形態によれば、ユーザが視聴していない曜日や時間帯の記録ビットレートを低ビットレートに自動的に変更設定してループ録画が行えるため、実効的なループ録画の最大記録可能時間を延長することが可能である。
次に、その他の変形例について説明する。
(第1の変形例)
まず、第1の変形例について説明する。第1の変形例は、第1の実施形態や第2の実施形態における例外設定であり、ユーザにより登録されたキーワードを含む情報を持った番組の記録ビットレートは、第1の実施形態や第2の実施形態における記録ビットレートの変更は禁止し、ユーザによりキーワード登録の際に設定された記録ビットレートでループ録画を行うものである。
まず、第1の変形例について説明する。第1の変形例は、第1の実施形態や第2の実施形態における例外設定であり、ユーザにより登録されたキーワードを含む情報を持った番組の記録ビットレートは、第1の実施形態や第2の実施形態における記録ビットレートの変更は禁止し、ユーザによりキーワード登録の際に設定された記録ビットレートでループ録画を行うものである。
具体的には、例えば、録画ビットレート設定画面300Bにおいて、ユーザによってリモコン130を操作して「キーワードの設定」の項目304が選択されると(図13参照)、システムコントローラ117は、録画ビットレート変更キーワード設定画面300D(図14参照)を表示部120に表示する。
続いて、この録画ビットレート変更キーワード設定画面300Dにおいて、ユーザがリモコン130を操作して検索対象となるキーワードをキーワード入力欄318に入力する。なお、キーワードは、複数個(図14の例では、3個)入力可能である。その後、ユーザがリモコン130を操作して入力したキーワードを含む番組の記録ビットレートを、録画ビットレート設定項目319のプルダウンメニューにより選択設定する。録画ビットレート設定項目319は、ビットレート表示項目320と、プルダウンボタン(下矢印のマーク)321とで構成されている。
前述したように、第1の変形例では、キーワード入力欄318に入力されたキーワードを含む番組の記録ビットレートは、録画ビットレート設定項目319で設定された記録ビットレートで記録される。
この第1の変形例によれば、ユーザが登録したキーワードを含む情報を持った番組の記録ビットレートは、ユーザが所望する記録ビットレートで記録することが可能となる。
(第2の変形例)
次に、第2の変形例について説明する。第2の変形例は、第1の変形例と同様に、第1の実施形態および第2の実施形態と組み合わせて使用可能なものであり、ループ録画の最大記録時間を延長させるために、番組だけでなくコマーシャルメッセージ(CM)を低ビットレートで記録するものである。
次に、第2の変形例について説明する。第2の変形例は、第1の変形例と同様に、第1の実施形態および第2の実施形態と組み合わせて使用可能なものであり、ループ録画の最大記録時間を延長させるために、番組だけでなくコマーシャルメッセージ(CM)を低ビットレートで記録するものである。
具体的には、ユーザは、録画ビットレート設定画面300B(図15参照)上の「CMの録画ビットレート削減設定」の項目305を選択し、プルダウンメニュー(不図示)からCMの低ビットレート録画をする/しないのいずれかの選択設定を行う。
「CMの録画ビットレート削減設定」の項目305で「する」に設定すると、CM部分の記録ビットレートを低ビットレートにて記録を行う。なお、ここでの設定は、全てのチャンネルに反映されるが、チャンネルごとに設定することが可能なようにしても良い。また、CMの記録ビットレートを低ビットレートに変更する時間帯を指定できるようにしても良い。
この第2の変形例によれば、CMの記録ビットレートが低ビットレートに設定されてループ録画が行われるため、ループ録画の最大記録可能時間を延長することが可能となる。
次に、番組表の一構成例について説明する。
図16は、前述してきた実施形態において設定された録画ビットレートの種類をユーザに通知するための現在番組表400Cの一構成例である。
なお、図16の例では、符号404の「L」と、符号405の「H」というマークを用いて、ユーザに番組の記録ビットレートの種類を通知するように構成されている。即ち、符号404の「L」というマークが付与された番組の記録ビットレートが「低ビットレート」であることを示し、他方、符号405の「H」というマークが付与された番組の記録ビットレートが「高ビットレート」であることを示し、「L」や「H」などのいずれのマークも付与されていない番組の記録ビットレートが「標準ビットレート」であることを示している。
このような構成により、ユーザは、いずれの番組がどの種類の記録ビットレートで録画されるのかを容易に確認することができる。
図17は、前述してきた実施形態において設定された記録ビットレートの種類をユーザに通知するための過去番組表500Aの一構成例である。
図17に示すように、過去番組表500Aでは、記録ビットレートが低ビットレートで記録された番組(符合501参照)については、番組名だけ表示し、番組に関する情報(番組説明)の表示を省略する、しかも、番組名を薄く表示する。なお、図17の例では、ジャンルが「ニュース」と「スポーツ」の番組が低ビットレートで記録された様子を示している。
また、過去番組表500Aでは、番組を特定するためのカーソル502で選択された番組については、前記したように、低ビットレートで記録された番組においても、番組名を通常通り濃く表示し、番組に関する情報(番組説明)の表示も行う。
更に、過去番組表500Aでは、全てのチャンネルにおいて低ビットレートで番組が記録された時間帯(符合503参照)(図17の例では、7時〜8時の時間帯)については、その時間帯の表示を非表示にすることが可能である。なお、前述の時間帯の表示/非表示は、リモコン130のメニューボタン(不図示)などから表示有り/無しを設定することが可能である。
このような構成により、ユーザは、いずれの番組がどの記録ビットレートで記録されたのかを容易に確認することができる。
以上の実施形態の説明においては、記録品質の例として、記録ビットレートを設定する場合について説明したが、記録品質として、解像度、画素数、階調数、表示色数、単位時間当たりのフレーム数等のように画像品質及び記録容量に影響を与える要素(パラメータ)のいずれかを用い、これらについて設定するように構成することも可能である。記録品質とは、この明細書では記録品位も含むものである。
以上の実施形態の説明においては、複数のチャンネル(例えば、6チェンネル)のコンテンツ(番組)を同時に記録するループ録画における推奨記録ビットレートの設定について説明したが、これに限定されず、1つのチャンネルのコンテンツを記録するループ録画における推奨記録ビットレートの設定の場合にも適用可能である。
以上の実施形態の説明においては、ディジタル放送記録装置としてコンテンツデータ記録機能(録画機能)を備えたテレビジョン受信装置を例にとり説明したが、これに限定されるものではない。例えば、HDDに録画を行うHDDレコーダや、HDDおよびDVD(Digital Versatile Disc)に録画を行えるHDD+DVDレコーダなどの他のコンテンツデータ記録を行うディジタル放送記録装置にも適用できる。
また、外部にチューナを接続するチューナ別体型の記録(録画)専用装置であっても適用が可能である。
本実施形態のディジタル放送記録置は、CPUなどの制御装置と、ROM(Read Only Memory)やRAMなどの記憶装置と、HDD、CDドライブ装置などの外部記憶装置と、ディスプレイ装置などの表示装置と、キーボードやマウスなどの入力装置を備え、通常のコンピュータを利用したハードウェア構成とすることも可能である。
この場合において、ディジタル放送記録装置で実行される制御プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVDなどのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。
また、本実施形態のディジタル放送記録装置で実行される制御プログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、本実施形態のディジタル放送記録置で実行される制御プログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。また、本実施形態の制御プログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。
また、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
100…テレビジョン受信装置、101…チューナ部、101−1〜101−N…チューナ、105…録画再生部、106…ループ録画部(記録手段)、107…PVR録画部、108…変更部、109…再生部、110…HDD(記憶手段)、110A…ループ録画領域、、110B…PVR録画領域、110C…視聴履歴データ記憶領域、112…EPG処理部、113…EPGメモリ、114…MPEGデコーダ、115…表示制御部、116…リモコン受信部、117…システムコントローラ(取得手段、設定手段、提示手段、登録手段、記録品質設定手段、指定手段、CM記録品質設定手段)、120…表示部、130…リモコン。
Claims (10)
- 予め設定された記録品質に基づいて、所定のチャンネルのコンテンツを記憶手段に記録する記録手段と、
前記記録手段で記録されたコンテンツのうちユーザがどのようなコンテンツを視聴したかを示す視聴履歴データを取得する取得手段と、
前記取得手段で取得した視聴履歴データを参照し、ユーザの推奨記録品質に設定する設定手段と、
を有するディジタル放送記録装置。 - 前記設定手段で設定される推奨記録品質をユーザに提示する提示手段、
を更に有する、請求項1に記載のディジタル放送記録装置。 - 前記提示手段は、前記視聴履歴データに基づいて、ジャンル毎に、各ジャンルに属する全コンテンツの中で、実際にユーザによって視聴されたコンテンツの割合が所定の閾値以下であると判定されたジャンルの推奨記録品質を提示する、請求項2に記載のディジタル放送記録装置。
- 前記提示手段は、前記視聴履歴データに基づいて、一定期間中に、ユーザがコンテンツを視聴した割合が所定の閾値以下であると判定された曜日の推奨記録品質を提示する、請求項2に記載のディジタル放送記録装置。
- 前記提示手段は、前記視聴履歴データに基づいて、一定期間中に、ユーザがコンテンツを視聴した割合が所定の閾値以下であると判定された時間帯の推奨記録品質を提示する、請求項2に記載のディジタル放送記録装置。
- 前記推奨記録品質は、前記記録手段による最大記録可能時間を延長可能な記録品質である、請求項1〜5のいずれか一項に記載のディジタル放送記録装置。
- キーワードを登録する登録手段と、
前記登録手段で登録されたキーワードに関連するコンテンツの記録品質を、ユーザが指定した記録品質に設定する記録品質設定手段と、
を更に有する、請求項1〜6のいずれか一項に記載のディジタル放送記録装置。 - コマーシャルメッセージ(CM)の記録品質を、前記記録手段による最大記録可能時間を延長可能な記録品質に指定する指定手段と、
前記指定手段の指定に基づいて、前記コマーシャルメッセージ(CM)の記録品質を前記記録手段による最大記録可能時間を延長可能な記録品質に設定するCM記録品質設定手段と、
を有する、請求項1〜6のいずれか一項に記載のディジタル放送記録装置。 - ディジタル放送記録装置で実行されるディジタル方法記録方法であって、
記録手段が、予め設定された記録品質に基づいて、所定のチャンネルのコンテンツを記憶手段に記録する記録ステップと、
取得手段が、前記記録ステップで記録されたコンテンツのうちユーザがどのようなコンテンツを視聴したかを示す視聴履歴データを取得する取得ステップと、
設定手段が、前記取得ステップで取得した視聴履歴データを参照し、ユーザの推奨記録品質に設定する設定ステップと、
を含むディジタル放送記録方法。 - コンピュータを、
予め設定された記録品質に基づいて、所定のチャンネルのコンテンツを記憶手段に記録する記録手段と、
前記記録手段で記録されたコンテンツのうちユーザがどのようなコンテンツを視聴したかを示す視聴履歴データを取得する取得手段と、
前記取得手段で取得した視聴履歴データを参照し、ユーザの推奨記録品質に設定する設定手段と、
して機能させる制御プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011146148A JP2013016882A (ja) | 2011-06-30 | 2011-06-30 | ディジタル放送記録装置、ディジタル放送記録方法および制御プログラム |
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JP2011146148A Withdrawn JP2013016882A (ja) | 2011-06-30 | 2011-06-30 | ディジタル放送記録装置、ディジタル放送記録方法および制御プログラム |
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JP (1) | JP2013016882A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015041799A (ja) * | 2013-08-20 | 2015-03-02 | パナソニック株式会社 | 記録装置及び通知方法 |
JP2016019132A (ja) * | 2014-07-08 | 2016-02-01 | 船井電機株式会社 | 録画装置 |
-
2011
- 2011-06-30 JP JP2011146148A patent/JP2013016882A/ja not_active Withdrawn
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