JP2013014404A - 搬送物等の浮上ユニット装置 - Google Patents

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格 東明
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Abstract

【課題】 少ないエアーの消費量で搬送物等を効率よく浮上させることのできる搬送面を有する搬送物等の浮上ユニット装置において、その搬送面の噴出口と極小穴の安価な加工形成要領の提供と、当該搬送面を有する浮上ユニット装置を連結して使用する際に、搬送面相互の水平レベル合わせを、連結バーの介在の下に自動的にできるようにした、実用的な浮上ユニット装置を提供する。
【解決手段】 エアチャンバーの上方開口部を蓋う上方部材を用い、その上面を搬送面とすべく搬送面に設ける噴出口は大径穴とし、上方部材の下面にはフィルム状の薄膜を貼り付けて、当該薄膜の上記噴出口と対応する位置に、針などで極小穴を開けてなり、エアチャンバーの外周に連続して形成されたコの字状の張り出し部に、緊密に挿入可能な連結バーを具備したことを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、搬送物等の浮上ユニット装置に関するものであり、特に、搬送物を載置する浮上面にエアー等の流体を噴出して搬送物等を浮上させ、非接触的に搬送物等を移送又は方向転換する事の出来る、例えばエアーコンベア、エアーフロート等を構成するために好都合な、浮上ユニット構造物に関する。
従来より、搬送台の搬送面上に載置された搬送物に対し、空気等の気体を搬送面に設けた多数の小さな穴より噴出させて搬送物を浮上させ、搬送物等を非接触的に移送又は方向転換させるための、例えば、エアーコンベアやエアフロート等が知られている。このようなエアーコンベア等においては、コンプレッサーやブロアー等の気体発生装置によって生じた流体を、プレナムを介して搬送物の下面に向けて噴出させることによって、効率よく搬送物を浮かして摩擦を無くすことにより非接触的に搬送を行っている。
従来のエアーコンベアにおいては、例えば、特許文献1のように装置本体14における凹型の搬送面12には、大きな浮力を得るための比較的大径のエアー噴射孔26が多数設けられており、それに伴いエアー消費量が膨大になり、気体を送る為のモータやブロアーは巨大なものになったり、噴出圧力の強いものを使用する必要がある等の不都合を生じているのが一般的である。
それを解消する為に、特許文献2のようにエアー貯蔵タンク4を構成する函型の搬送台盤1の上面において、大きな浮力を得るための噴出口2を円錐型にする一方、この噴出口2へのエアー供給のための供給ノズル3を比較的小径の細い穴とすることで、十分な浮力を得るエアー浮上面を形成すると同時に、エアーの大量消費を抑える合理的な方法が提案されている。
しかし、特許文献2のように噴出口2を円錐型に加工したり、搬送台盤1にノズル3のような細い穴を大量に開けることは、特殊な機械や技術が必要であると共に、多大なコストがかかるものである等の不都合があった。
更に、これら特許文献1及び2のものを用いて、長尺或いは広範囲な浮上面を有するエアーコンベア等を構成する場合には、これらを幾つも連結する際に、搬送面相互の段差がないようにレベル合わせしたり、凹型の搬送面における左右のガイド壁を除去する必要があるが、これら特許文献記載のものは、何れも単一の浮上ユニットを組合わせて一つのエアーコンベア等を構成する様な配慮がなされていないものである。
特開平10−250841号公報 特開2007−238193号公報
そこで本発明は、参考文献2における噴出口2とノズル3の組合わせ構造のように、大きな浮上受圧面積が得られると同時に、一方ではエアー消費量を抑えるための微細な供給孔とすると言った合理的な組合わせ構造に関し、これを特殊な技術や高価な機械等を必要とせずに、簡単かつ容易に成型加工することができると共に、当該組合わせ構造によるのと同様にエアー消費効率の優れた効果を得ることを可能にする浮上構造物を提供することを目的とすると共に、長尺或いは広範囲な浮上面を有するエアーコンベア等を構成する際にも、極めて便利で簡単に組み立てることが可能な、搬送物等の浮上ユニット装置を安価に提供することを目的とものである。
上記目的を達成するため、本発明における課題解決手段は、四方向を囲むように配置された側板と、その上下の開口部を蓋う上方部材と下方部材とによりエアチャンバーを形成し、上記上方部材の上面を搬送面とすべく当該搬送面に設ける噴出口は、これを比較的大径の円形穴として穿設し、この上方部材の下面には、フィルム状の薄膜を貼り合わせると共に、噴出口の円形穴に対応した位置の薄膜に針などで極小穴を穿孔してなり、当該極小穴を通じてエアチャンバー内のエアー等の流体を噴出口に供給するように構成したことを特徴とする。
併せて上記目的を達成するため、本発明におけるもう一つの課題解決手段は、エアチャンバーを形成するための四方向の側板と、その上下の開口部を四方向に夫々適宜張り出して蓋う上方部材と下方部材とにより、エアチャンバーの外周に連続したコの字状の張り出し部を設けると共に、連結する浮上ユニット装置相互の上方部材と下方部材の張り出し部に跨って緊密に挿入する連結バーにより、自動的に上記上方部材の搬送面相互の水平レベル合わせ結合可能に構成したことを特徴とする。
これにより、本発明の場合、参考文献2のように搬送面に特殊な円錐状の窪みを形成し、かつ、その中心に小孔を穿孔する場合よりも、より安価で簡単にエアーの大量消費を抑えた合理的かつ消費効率の優れた効果を得ることができると共に、エアチャンバーを形成するための四方向の側板による上下の開口部を四方向に夫々適宜張り出して蓋うように設けた上方部材と下方部材による張り出し部を利用し、互いに対向関係にある張り出し部間に相互に跨る様に連結バーを緊密に挿入するだけで、極めて容易に連結する浮上ユニット装置の搬送面を自動的にレベル合わせすることができる優れた組み立て上の実用的効果を有する。
本発明の一実施形態を示す搬送物等の浮上ユニット装置の拡大断面図である。 本発明における搬送物等の浮上ユニット装置全体を表す説明用斜視図である。 本発明における搬送物等の浮上ユニット装置を相互に結合する場合の連結部の拡大側面図である。 本発明における搬送物等の浮上ユニット装置を相互に結合して、大きなエアーコンベア等を構成した場合の一例を示す斜視図である。
この発明の一実施形態を、図1に示す。図1は本発明の浮上ユニット装置の一部分を表す拡大断面図であるが、エアチャンバー3を形成するための四方向を取り囲む側板6と、その上下の開口部を蓋うために、エアチャンバー3より適宜寸法だけ四方向に張り出す大きさの上方部材1と下方部材4を設けて、密閉型のエアチャンバー3を形成する。なお、この図示した実施例では、エアチャンバー3より適宜寸法だけ四方向に張り出す大きさの上方部材1と下方部材4を設けた場合を例示したが、これに限らず上方部材1と下方部材4の大きさは、エアチャンバー3の開口部を蓋うに足る大きさのものでも良いことは勿論である。そして本発明の特徴とするところは、上記上方部材1の上面はこれを搬送物等の搬送面1‘とするが、上方部材1の下面エアチャンバー側には、フィルム状の薄膜7が貼り付けられている。上方部材1には円形等のエアー噴出口2が搬送面1’まで貫通するように規則的に開口されていると共に、そのエアー噴出口2と対応する位置の薄膜7には、極小穴8が適当な針等の安価かつ簡便な加工手段を用いて穿孔してある。
なお、上記の上方部材1の材質は、搬送物等に応じて腐食し難いセラミック、ガラス、合成樹脂又は金属等適宜選択する事ができると共に、薄幕7の材質は、合成樹脂フィルムやアルミ箔等の金属、その他の材料であっても良く、これらの場合、薄膜状にしても高圧の空気等の流体圧で破れない強度を持つものを使用することは勿論である。
図2は本発明の浮上ユニット装置全体を表す説明用斜視図である。四方向を取り囲んで内側にエアチャンバー3を形成するように配置された側板6の上方開口部には、この開口部を蓋う様に然も四方向にエアチャンバー3よりも適度な寸法だけはみ出す広さの上方部材1を、また、下方開口部には、この開口部を蓋う様に然も四方向にエアチャンバー3よりも適度な寸法だけはみ出す広さの下方部材4を、それぞれ密封状態の下に取り付けてエアチャンバー3を構成し、上方部材1には、その上面を搬送物等の搬送面1‘とすべく多数のエアー吹出口2を開口してなり、前記した様に上方部材1の下面に貼り付けられたフィルム状の薄膜7に穿孔した極小穴8(何れも図示せず)から、エアチャンバー3内の高圧のエアー流体を、消費効率の最も良い状態でエアー噴出口2から噴出することができるようになっている。
更に本発明の浮上ユニット装置は、エアーチャンバ3を構成する四方向の側板6と、四方向に張り出した上方部材1及び下方部材4とにより、外周囲に連続したコの字状の張り出し部が形成されているので、例えば、隣り合う浮上ユニット装置を連結する必要が生じた際には、図3に一例を示すように側板6と同一の厚さを有する連結バー5を設け、隣り合う側板6a,6bの間で上方部材1aと1b及び、下方部材4a4bとにそれぞれ跨る様に連結バー5を緊密に挿入することにより、隣り合う搬送面1a‘と1b’の水平レベル合わせを簡単かつ確実に行うことができるものである。
従って、本発明の浮上ユニット装置を用いることにより、長尺のエアーコンベアや広範囲な面積を持つエアーフロート等を構成する必要が生じた際には、必要な数の浮上ユニット装置を準備し、隣り合うコの字状の張り出し部にそれぞれ連結バー5を挿入するだけで、隣り合う浮上ユニット装置相互の水平レベル合わせを自動的に確保できるので、エアーコンベア等を組み立てる際の水平出しの手間を軽減するだけでなく、迅速に作業を行なうことができるものである。
例えば、図4に本発明の浮上ユニット装置を三台連接してなる一実施例を示すが、前述したように隣り合う側板6a,6bの間に連結バー5aを挿入すると共に、隣り合う側板6b,6cの間に連結バー5bを緊密な状態に挿入するだけで、三連のエアーコンベア等を簡単に構成することができ、しかも、上方部材1a、1b、1c上面の各搬送面1a‘、1b’、1c‘相互の水平レベル出しのための調整作業等を一切必要とすることがない等、実用的に優れた効果を有する。
なお、この実施例では三連の場合を例示したが、三連に限らず必要な数の浮上ユニット装置を連結することも自由自在であると共に、その連結の方向もユニットの長手方向でも良いことは勿論であり、その他、使用流体としてエアーの一実施例について説明したが、これ等に限ることなく、本発明の技術思想を逸脱しない限り、図示の事例に囚われることなく使用流体の変更、上方部材の材質等を種々変更し、組合わせ実施することができるものである。
本発明は、主として搬送物等を非接触的に取り扱うことが望まれる、例えば精密機械や食品等の製造ライン、配達荷物の仕分けライン、その他浮上力を受けるのに有利な比較的硬質な表面を持つ搬送物を取り扱う産業等、種々の産業上の利用分野があり、エアーコンベア等の設置組み立て時の水平レベル出しに要する手間を削減できると共に、設置後のエアー等の流体の浪費を抑えられて消費効率に優れ、そのコストも抑えることができる等、実用的に優れた浮上ユニット装置をより安価に提供することがでるものである。
1、1a、1b、1c 上方部材
1‘、1a’、1b‘、1c’ 搬送面
2 噴出口
3 エアチャンバー
4、4a、4b、4c 下方部材
5、5a、5b 連結バー
6、6a、6b、6c 側板
7、7a、7b 薄膜
8 極小穴
9 搬送物(ワーク)

Claims (2)

  1. 四方向を囲むように配置された側板と、その上下の開口部を蓋う上方部材と下方部材とによりエアチャンバーを形成し、上記上方部材の上面を搬送面とすべく当該搬送面に設ける噴出口は、これを比較的大径の円形穴として穿設し、この上方部材の下面には、フィルム状の薄膜を貼り合わせると共に、噴出口の円形穴に対応した位置の薄膜に針などで極小穴を穿孔してなり、当該極小穴を通じてエアチャンバー内のエアー等の流体を噴出口に供給するよう構成したことを特徴とする搬送物等の浮上ユニット装置。
  2. エアチャンバーを形成するための四方向の側板と、その上下の開口部を四方向に夫々適宜張り出して蓋う上方部材と下方部材とにより、エアチャンバーの外周に連続してコの字状の張り出し部を設けると共に、連結する浮上ユニット装置相互の上方部材と下板部材の張り出し部に跨って緊密に挿入する連結バーにより、自動的に上記上方部材の搬送面相互の水平レベル合わせ結合可能に構成したことを特徴とする請求項1記載の搬送物等の浮上ユニット装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104226910A (zh) * 2014-09-04 2014-12-24 苏州明志科技有限公司 一种射芯机的芯盒移送机构
CN108639758A (zh) * 2018-07-04 2018-10-12 江苏东旭亿泰智能装备有限公司 一种气浮过渡装置及液晶屏输送装置

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