JP2013012991A - スピーカー装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】容易に指向性を変更することができるスピーカー装置を提供する。
【解決手段】
第1のスピーカーユニット101は、振動板をスピーカー装置の外側に向けている。第2のスピーカーユニット102は、振動板を外側に向け、第1の方向に第1のスピーカーユニットと0.17m以上0.476m未満の距離dで離間する。第3のスピーカーユニット103は、振動板を外側に向け、第1の方向に直交する第2の方向に第1のスピーカーユニットと距離dで離間する。第4のスピーカーユニット104は、振動板を外側に向け、第2の方向に第2のスピーカーユニットと距離dで離間する。供給部21は、音声信号を第1のスピーカーユニットへ供給するとともに、第2のスピーカーユニットと、第3のスピーカーユニットと、第4のスピーカーユニットとへ音声信号を選択的に位相反転させて供給する。
【選択図】図1

Description

本発明は、指向性を変更することのできるスピーカー装置に関する。
駅や大規模店舗などの公共施設、商業施設などでは、音声による案内放送を提供するPA(Public Address、放送設備)が広く用いられている。PAでは、施設外にまで案内放送が届くと騒音となってしまうため、対象の領域にのみ案内放送が届くよう、指向性を有するスピーカー装置が用いられている。
指向性を有するスピーカー装置として、同一性能を有するスピーカーユニットをキャビネットの対向するバフル面に設け、逆位相で駆動するダイポール方式のスピーカー装置が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
また、同じく指向性を有するスピーカー装置として、複数のスピーカーを直線状に配置したトーンゾイレ方式のスピーカーが知られている。(たとえば、特許文献2参照)。
特開平8−19089号公報 特開平2−239795号公報
ところで、スピーカー装置の設置場所によっては、案内放送の音声を伝える場所を変更したい場合がある。たとえばホールに設置したスピーカー装置において、ホールの使用状況に応じて、案内放送の音声を伝えたい場所が変わったり、案内放送の音声をホール全体に伝えたい場合がある。
しかしながら、特許文献1や特許文献2のスピーカー装置は、容易に指向性を変更することができない。そのため、案内放送の音声を伝える場所を変更したい場合は、スピーカー装置の設置方向を変更したり、新たなスピーカー装置を追加しなければならないという問題があった。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、容易に指向性を変更することができるスピーカー装置を提供することにある。
上記の課題を解決するために、本願発明は以下の装置を提供するものである。
1)音声信号を拡声するスピーカー装置において、スピーカー装置は、振動板をスピーカー装置の外側に向けた第1のスピーカーユニット(101)と、振動板をスピーカー装置の外側に向けたスピーカーユニットであって、第1の方向に第1のスピーカーユニットと振動板の中心の間隔を0.17m以上0.41m未満の距離で離間させた第2のスピーカーユニット(102)と、振動板をスピーカー装置の外側に向けたスピーカーユニットであって、第1の方向に直交する第2の方向に第1のスピーカーユニットとの振動板の間隔を0.17m以上0.41m未満の距離で離間させた第3のスピーカーユニット(103)と、振動板をスピーカー装置の外側に向けたスピーカーユニットであって、第2の方向に第2のスピーカーユニットとの振動板の間隔を0.17m以上0.41m未満の距離で離間させた第4のスピーカーユニット(104)と、音声信号を第1のスピーカーユニットと第2のスピーカーユニットと第3のスピーカーユニットと第4のスピーカーユニットとへ供給する供給部(21)とを備え、供給部は第2のスピーカーユニットと第3のスピーカーユニットと第4のスピーカーユニットとへ供給する音声信号の位相を選択的に反転させることを特徴とするスピーカー装置。
2)距離を0.24m以上0.34m未満としたことを特徴とする1)に記載のスピーカー装置。
3)第1のスピーカーユニットと第2のスピーカーユニットと第3のスピーカーユニットと第4のスピーカーユニットとは同一特性のスピーカーユニットであることを特徴とする1)または2)に記載のスピーカー装置。
4)入力された音響信号を複数の周波数帯域に分割する帯域分割部(51)と、帯域分割部で分割した音響信号を出力する少なくとも一組のスピーカー(4Bn)とを備え、一組のスピーカーは振動板を一組のスピーカーの外側に向けた第1のスピーカーユニット(4Bnfr)と、一組のスピーカーで出力する周波数帯域の中心周波数の音響信号の波長をλとしたとき、振動板を一組のスピーカーの外側に向けたスピーカーユニットであって、第1の方向に第1のスピーカーユニットとの振動板の中心の間隔を0.25λ以上0.6λ未満の距離で離間させた第2のスピーカーユニット(4Bnfl)と、振動板を一組のスピーカーの外側に向けたスピーカーユニットであって、第1の方向と直交する第2の方向に第1のスピーカーユニットとの振動板の間隔を0.25λ以上0.6λ未満の距離で離間させた第3のスピーカーユニット(4Bnrr)と、振動板を一組のスピーカーの外側に向けたスピーカーユニットであって、第2の方向に第2のスピーカーユニットとの振動板の間隔を0.17m以上0.41m未満の距離で離間させた第4のスピーカーユニット(4Bnrl)と、帯域分割部で分割した音響信号を第1のスピーカーユニットと第2のスピーカーユニットと第3のスピーカーユニットと第4のスピーカーユニットとへ供給する供給部(52n)とを備え、供給部は第2のスピーカーユニットと第3のスピーカーユニットと第4のスピーカーユニットへ音声信号の位相を選択的に反転させることを特徴とするスピーカー装置。
5)距離を0.35λ以上0.5λ未満としたことを特徴とする4)に記載のスピーカー装置。
6)第1のスピーカーユニットと第2のスピーカーユニットと第3のスピーカーユニットと第4のスピーカーユニットとは同一特性のスピーカーユニットであることを特徴とする4)または5)に記載のスピーカー装置。
本発明のスピーカー装置によれば、容易に指向性を変更することができる。
本発明のスピーカー装置の第1実施例の斜視図である。 本発明のスピーカー装置の第1実施例のブロック構成図である。 本発明のスピーカー装置の第1実施例の間隔dを変えたときの指向特性を示す図である。 本発明のスピーカー装置の第2実施例の第1の斜視図である。 本発明のスピーカー装置の第2実施例のブロック構成図である。 本発明のスピーカー装置の第1実施例の位相を変えたときの指向特性を示す図である。 本発明のスピーカー装置の第2実施例の第2の斜視図である。
以下、本発明のスピーカー装置について、実施例に基づき添付図面を参照して説明する。
[第1実施例]
<構成>
図1は本発明の第1実施例であるスピーカー装置1を示す斜視図で、そのうち図1a)はスピーカーユニットの配置場所を示す斜視図、図1b)はスピーカーユニットを配置した状態を示す斜視図である。理解を容易にするため、図1a)では、スピーカーユニットは図示せず、スピーカーユニットを配置する場所の位置関係のみを示している。また図1b)では、スピーカーユニットを配置する場所の位置関係やスピーカー装置1の筐体、回路部分は図示せず、スピーカーユニットの配置のみを示している。
本実施例のスピーカー装置1は、主にPAでアナウンスなどの拡声を目的として使用するものであり、周波数500Hzを中心として250HzHzから600Hzの周波数帯域の人間の発する音声を拡声して出力するものとする。
図1において、SQは、中心をX、一辺の長さをdとする正方形である。正方形SQの、前側、右側の頂点をV1、前側、左側の頂点をV2、後側、右側の頂点をV3、後側、左側の頂点をV4とする。また、Aをスピーカー装置1の前方向とし、Aと直交する左の方向をDとする。本実施例では、4つのスピーカーユニットを正方形SQの頂点V1〜V4に振動板の中心が来るよう配置する。具体的には、第1スピーカーユニット101を、前側、右側の頂点V1の位置に振動板の中心が来るよう、振動板の向きを頂点V1からみて中心点Xの反対方向、すなわち外側に向けて配置する。第2スピーカーユニット102を、第1スピーカーユニット101の左側、すなわちD方向に距離dだけ離れた、前側、左側の頂点V2の位置に振動板の中心が来るよう、振動板の向きを頂点V2からみて中心点Xの反対方向、すなわち外側に向けて配置する。また、第3スピーカーユニット103を、第1スピーカーユニット101の後方向に距離dだけ離れた、後側、右側の頂点V3の位置に振動板の中心が来るよう、振動板の向きを頂点V3からみて中心点Xの反対方向、すなわち外側に向けて配置する。更に、第4スピーカーユニット104を、第2スピーカーユニット102の後方向に距離dだけ離れた、後側、左側の頂点V4の位置に振動板の中心が来るよう、振動板の向きを頂点V4からみて中心点Xの反対方向、すなわち外側に向けて配置する。
第1スピーカーユニット101と、第2スピーカーユニット102と、第3スピーカーユニット103と、第4スピーカーユニット104とは略同一の口径、略同一の周波数特性である同一特性のスピーカーユニットとし、エンクロージャーに取り付けるなどして背面からの音を遮断した状態で使用する。
図2は、スピーカー装置1のブロック構成図である。図2に示すように、入力部20は、入力された音声信号を供給部21へ送る。供給部21は、入力部20から送られた音声信号を、第1スピーカーユニット101と、第2スピーカーユニット102と、第3スピーカーユニット103と、第4スピーカーユニット104とへ供給する。
供給部21はまた、図2a)、b)、c)に示すように、第2スピーカーユニット102と第3スピーカーユニット103と第4スピーカーユニット104とへ供給する音声信号の位相を、第1スピーカーユニット101へ供給する音声信号に対してそれぞれ反転させることができる。
<間隔dを変えたときの作用>
本実施例のスピーカー装置1において、第1スピーカーユニット101と、第2スピーカーユニット102と、第3スピーカーユニット103と、第4スピーカーユニット104との相互の前後及び左右の間隔dを変化させたときの指向特性を図3に示す。なお、ここでは、図2a)に示すように、供給部21が、入力部20から送られた音声信号をそのままの位相で第1スピーカーユニット101と第2スピーカーユニット102とへ供給し、第3スピーカーユニット103と第4スピーカーユニット104とへは、第1スピーカーユニット101と第2スピーカーユニット102とへ供給する音声信号とは位相を反転させた音声信号を供給するものとする。
図3は、スピーカー装置1に、波長λの基準音声信号を入力したときの、スピーカー装置1の各方向へ出力する音波の音圧を、スピーカーユニットを点音源として算出し、円グラフで示したものである。図3では、間隔dをλの倍数であらわしている。図3の指向特性の円グラフにおいて、下方向がスピーカー装置1の前方向となっている。また、ひとつのスピーカーユニットに基準音声信号を入力したときの出力の音波の音圧の2倍を、0dB(円グラフの目盛りの最大値)としている。
図3a)に示すように、d<0.3λのとき、指向特性の波形は大きく横に広がった8の字形となっており、スピーカー装置1の指向性は低い。また、矢印Aの方向(前方向)の音圧は、約−6dBであり、スピーカー装置1としての効率は低い。
図3b)、c)、d)に示すように、0.3λ≦d<0.45λのとき、指向特性の波形はやや幅広なものの8の字形となっており、スピーカー装置1は前後方向に指向性を持つ。また、最大の音圧は、−2dBを越えており、スピーカー装置1としての効率は高い。
図3e)、f)、g)、h)に示すように、0.45λ≦d<0.65λのとき、指向特性の波形は8の字形となっており、スピーカー装置1は前後方向に高い指向性を持つ。また、最大の音圧は、−2dBを超えており、スピーカー装置1としての効率は高い。
図3i)、j)に示すように、0.65λ≦d<0.75λのとき、指向特性の波形をみると、多少のサイドローブが発生しているものの8の字形となっており、スピーカー装置1の指向性は高い。また、最大の音圧は、−4dBを越えており、スピーカー装置1としての効率は許容範囲である。
図3k)、l)に示すように、0.75λ≦dのとき、指向特性の波形をみると、大きなサイドローブが発生しており、スピーカー装置1の指向性は低い。また、最大の音圧は、−6dB以下となっており、スピーカー装置1としての効率は低く実用性に劣る。
以上をまとめると、本実施例のスピーカー装置1は、d<0.3λのときには、指向性が低い。0.3λ≦d<0.75λのときには、前後方向に指向性を持つ。更に、0.45λ≦d<0.65λのときには、前後方向に高い指向性を持ち、効率が高い。0.75λ≦dのときには、指向性が低く、効率も低い。
また、本実施例のスピーカー装置1は、前述のように、主にPAでアナウンスなどの拡声を目的として使用するものであり、周波数500Hzを中心とした周波数帯域の音波信号からなる音声を出力する。そして音速を340m/sとすると、周波数500Hzの音波の波長は0.68mである。このとき、0.3λ≦d<0.75λは、0.204m≦d<0.51m、0.45λ≦d<0.65λは、0.306m≦d<0.442mに相当する。
本実施例のスピーカー装置1は、前後のスピーカーユニットの間隔dを0.17m≦d<0.51mとすることを特徴とする。より好ましくは、0.306m≦d<0.442mとする。
本実施例のスピーカー装置1において、第1スピーカーユニット101と第3スピーカーユニット103とは、ダイポール方式のスピーカーを構成する。同様に、第2スピーカーユニット102と第4スピーカーユニット104とは、ダイポール方式のスピーカーを構成する。従来のダイポール方式のスピーカー装置では、前後方向におけるスピーカーユニット間の音波の干渉を避けるため、遮蔽板を設けるものもあった。これに対し本実施例のスピーカー装置は、互いに振動板の向きを逆方向とした2つのスピーカーユニットに同位相の音声信号を出力するとともに、互いの間隔を、出力の中心となる波長の略1/2とする。これにより、2つのスピーカーユニットの出力の位相が前後方向で同位相となり、互いの出力を高めあうこととなる。したがって、遮蔽板が不要なだけでなく、より指向性を高めることができる。
また、第1スピーカーユニット101と第2スピーカーユニット102とは、トーンゾイレ方式のスピーカーを構成する。同様に、第3スピーカーユニット103と第4スピーカーユニット104とは、トーンゾイレ方式のスピーカーを構成する。トーンゾイレ方式のスピーカー装置は、左右のユニット間隔の略2倍の波長の信号については、前後方向に高い指向性を持つので、更に指向性を高めることができる。
また、本実施例のスピーカー装置1は、4つのスピーカーユニットを用いて高い指向性を発揮するとともに、横方向には2つのスピーカーユニットを1/2波長の間隔で並べる幅があればよいので、従来のスピーカー装置に比べ、小型化が可能である。
なお、各スピーカーユニットの相互の前後及び左右のユニット間隔は、必ずしも同一でなくても、それぞれが前述の範囲であればよい。
<位相を切り替えたときの作用>
次に、本実施例のスピーカー装置1において、供給部21が、各スピーカーユニットに供給する音声信号の位相を切り替えたときの指向特性について、図2のブロック構成図と図6の指向特性の図とを用いて説明する。なお、ここでは、第1スピーカーユニット101と、第2スピーカーユニット102と、第3スピーカーユニット103と、第4スピーカーユニット104との相互の前後及び左右の間隔dを、すべてλ/2とする。その他、図3と同様の条件については説明を省略する。
図2a)では、供給部21は、入力部20から送られた音声信号を、そのままの位相で第1スピーカーユニット101と第2スピーカーユニット102とへ供給する。供給部21はまた、第3スピーカーユニット103と第4スピーカーユニット104とへは、第1スピーカーユニット101へ供給する音声信号の位相を反転させた音声信号を供給する。このときの指向特性を図6a)に示す。これは、前述の図3f)と同じであり、このときスピーカー装置1は、前述のように前後方向に高い指向性を持つ。
図2b)では、供給部21は、入力部20から送られた音声信号を、そのままの位相で第1スピーカーユニット101と第3スピーカーユニット103とへ供給する。供給部21はまた、第2スピーカーユニット102と第4スピーカーユニット104とへは、第1スピーカーユニット101へ供給する音声信号の位相を反転させた音声信号を供給する。このときの指向特性を図6b)に示す。このとき、第1スピーカーユニット101と第3スピーカーユニット103、第2スピーカーユニット102と第4スピーカーユニット104が、それぞれトーンゾイレ方式のスピーカーとなり、更に、第1スピーカーユニット101と第2スピーカーユニット102、第3スピーカーユニット103と第4スピーカーユニット104が、それぞれダイポール方式のスピーカーとなる。したがって、図6b)からあきらかなように、スピーカー装置1は、左右方向に高い指向性を持つ。
図2c)では、供給部21は、入力部20から送られた音声信号を、そのままの位相で第1スピーカーユニット101と第4スピーカーユニット104とへ供給する。供給部21はまた、第2スピーカーユニット102と第3スピーカーユニット103とへは、第1スピーカーユニット101へ供給する音声信号とは逆位相にした音声信号を供給する。このときの指向特性を図6c)に示す。このとき、隣接するスピーカーユニット同士が逆位相で駆動されるのでダイポール特性となり、斜め方向の音圧は高めあう。図6c)からあきらかなように、このときスピーカー装置1は、斜め方向の音圧が高いX字形の指向特性となる。
このように、本実施例のスピーカー装置は、各スピーカーユニットへ供給する音声信号の位相を切り替えることにより、容易に指向性を変更することができる。
[第2実施例]
<構成>
次に、第2実施例のスピーカー装置を説明する。第2実施例は、第1実施例よりも更に広い周波数帯域にわたって高い指向性を持つスピーカー装置の例である。第2実施例のスピーカー装置4は、第1実施例のスピーカー装置1を一組のスピーカーセットとして、相互の間隔を変えたn組(nは2以上の整数とする)のスピーカーセット4Bnを設けたものである。
以下、n=6とした例を説明する。図4及び図7は本発明のスピーカー装置の第2実施例を示す斜視図であり、そのうち図4はスピーカーユニットの配置場所を示す斜視図、図7はスピーカーユニットを配置した状態を示す斜視図である。理解を容易にするため、図4では、スピーカーユニットは図示せず、スピーカーユニットを配置する場所の位置関係のみを示している。また図7では、スピーカーユニットを配置する場所の位置関係やスピーカー装置4の筐体、回路部分は図示せず、スピーカーユニットの配置のみを示している。
図4及び図7において、SQnは、中心をXn、一辺の長さをdnとする正方形である。正方形SQnの前側、右側の頂点をVn1、前側、左側の頂点をVn2、後側、右側の頂点をVn3、後側、左側の頂点をVn4とする。また、Cをスピーカー装置1の前方向とし、Cと直交する左の方向をEとする。本実施例では、スピーカーユニットの重なり合いを防ぐため、図4及び図7で示すように、正方形SQ1〜SQ6を互いに上下方向にずらして配置している。
本実施例では、4つのスピーカーユニットを正方形SQnの頂点Vn1〜Vn4に配置する。具体的には、第1スピーカーユニット4Bnfrを、前側、右側の頂点Vn1の位置に振動板の中心が来るよう、振動板の向きを頂点Vn1からみて中心点Xnの反対方向、すなわち外側に向けて配置する。第2スピーカーユニット4Bnflを、第1スピーカーユニット4Bnfrの左側、すなわちE方向に距離dnだけ離れた、前側、左側の頂点Vn2の位置に振動板の中心が来るよう、振動板の向きを頂点Vn2からみて中心点Xnの反対方向、すなわち外側に向けて配置する。また、第3スピーカーユニット4Bnrrを、第1スピーカーユニット4Bnfrの後方向に距離dnだけ離れた、後側、右側の頂点Vn3の位置に振動板の中心が来るよう、振動板の向きを頂点Vn3からみて中心点Xnの反対方向、すなわち外側に向けて配置する。更に、第4スピーカーユニット4Bnrlを、第2スピーカーユニット4Bnflの後方向に距離dnだけ離れた、後側、左側の頂点Vn4の位置に振動板の中心が来るよう、振動板の向きを頂点Vn4からみて中心点Xnの反対方向、すなわち外側に向けて配置する。
各スピーカーセット4Bnにおいて、第1スピーカーユニット4Bnfrと、第2スピーカーユニット4Bnflと、第3スピーカーユニット4Bnrrと、第4スピーカーユニット4Bnrlとは略同一の口径、略同一の周波数特性である同一特性のスピーカーユニットとし、エンクロージャーに取り付けるなどして背面からの音を遮断した状態で使用する。
図5は、スピーカー装置4のブロック構成図である。図5に示すように、入力部50は、入力された音響信号を帯域分割部51に送る。帯域分割部51は、コンデンサ、コイルからなるn組のBPF(Band Pass Filter)51nを備えている。BPF51nは、入力された音響信号の周波数帯域を分割し、帯域分割した音響信号を、それぞれのスピーカーセット4Bnに出力する。
スピーカーセット4Bn(4B1、4N2、4B3、4B4、4B5、4B6)は、それぞれ図示しない供給部52n(521、522、523、524、525、526)を備えている。供給部52nは、BPF51nから送られた音響信号を、第1スピーカーユニット4Bnfrと、第2スピーカーユニット4Bnflと、第3スピーカーユニット4Bnrrと、第4スピーカーユニット4Bnrlとへ供給する。供給部52nはまた、第2スピーカーユニット4Bnflと、第3スピーカーユニット4Bnrrと、第4スピーカーユニット4Bnrlとへ供給する音響信号の位相を、第1スピーカーユニット4Bnfrへ供給する音響信号の位相に対してそれぞれ反転させることができる。供給部52nの、第2スピーカーユニット4Bnflと、第3スピーカーユニット4Bnrrと、第4スピーカーユニット4Bnrlとに供給する音響信号の位相の反転は、n個の供給部52nすべてが連動して切り替えるものとする。
また、各スピーカーセットにおける各スピーカーユニットの前後及び左右の間隔dnを、帯域分割部51でスピーカーセットごとに分割した音響信号の中心周波数の波長の略1/2とする。
スピーカー装置4は、第1帯域用スピーカーセット4B1、第2帯域用スピーカーセット4B2、第3帯域用スピーカーセット4B3、第4帯域用スピーカーセット4B4、第5帯域用スピーカーセット4B5、第6帯域用スピーカーセット4B6の、6組のスピーカーセット4Bnを備えている。
入力部50は、入力された音響信号を帯域分割部51に送る。帯域分割部51は、6組のBPF511〜516を備えており、入力された音響信号を、中心周波数が1/2オクターブずつ異なる6つの周波数帯域に分割する。
BPF511は、中心周波数500Hzの周波数帯域の音響信号を、第1帯域用スピーカーセット4B1の供給部521へ出力する。供給部521は、BPF511で帯域分割された音響信号を、第1スピーカーユニット4B1frと、第2スピーカーユニット4B1flと、第3スピーカーユニット4B1rrと、第4スピーカーユニット4B1rlとへ、後述のような位相で供給する。また、第1スピーカーユニット4B1frと、第2スピーカーユニット4B1flと、第3スピーカーユニット4B1rrと、第4スピーカーユニット4B1rlとの前後及び左右の間隔d1を、中心周波数500Hzの音響信号の1/2波長である0.34mとする。
BPF512は、BPF511の中心周波数500Hzよりも1/2オクターブ高い周波数707Hzを中心とした周波数帯域の音響信号を、第2帯域用スピーカーセット4B2の供給部522へ出力する。供給部522は、BPF512で帯域分割された音響信号を、第1スピーカーユニット4B2frと、第2スピーカーユニット4B2flと、第3スピーカーユニット4B2rrと、第4スピーカーユニット4B2rlとへ、後述のような位相で供給する。また、第1スピーカーユニット4B2frと、第2スピーカーユニット4B2flと、第3スピーカーユニット4B2rrと、第4スピーカーユニット4B2rlとの前後及び左右の間隔d2を、中心周波数707Hzの音響信号の1/2波長である0.24mとする。
BPF513は、BPF512の中心周波数707Hzよりも1/2オクターブ高い周波数1kHzを中心とした周波数帯域の音響信号を、第3帯域用スピーカーセット4B3の供給部523へ出力する。供給部523は、BPF513で帯域分割された音響信号を、第1スピーカーユニット4B3frと、第2スピーカーユニット4B3flと、第3スピーカーユニット4B3rrと、第4スピーカーユニット4B3rlとへ、後述のような位相で供給する。また、第1スピーカーユニット4B3frと、第2スピーカーユニット4B3flと、第3スピーカーユニット4B3rrと、第4スピーカーユニット4B3rlとの前後及び左右の間隔d3を、1kHzの音響信号の1/2波長である0.17mとする。
BPF514は、BPF513の中心周波数1kHzよりも1/2オクターブ高い周波数1.4kHzを中心とした周波数帯域の音響信号を、第4帯域用スピーカーセット4A4の供給部524へ出力する。供給部524は、BPF514で帯域分割された音響信号を、第1スピーカーユニット4B4frと、第2スピーカーユニット4B4flと、第3スピーカーユニット4B4rrと、第4スピーカーユニット4B4rlとへ、後述のような位相で供給する。また、第1スピーカーユニット4B4frと、第2スピーカーユニット4B4flと、第3スピーカーユニット4B4rrと、第4スピーカーユニット4B4rlとの前後及び左右の間隔d4を、中心周波数1.4kHzの音響信号の1/2波長である0.12mとする。
BPF515は、BPF514の中心周波数1.4kHzよりも1/2オクターブ高い周波数2kHzを中心とした周波数帯域の音響信号を、第5帯域用スピーカーセット4B5の供給部525へ出力する。供給部525は、BPF515で帯域分割された音響信号を、第1スピーカーユニット4B5frと、第2スピーカーユニット4B5flと、第3スピーカーユニット4B5rrと、第4スピーカーユニット4B5rlとへ、後述のような位相で供給する。また、第1スピーカーユニット4B5frと、第2スピーカーユニット4B5flと、第3スピーカーユニット4B5rrと、第4スピーカーユニット4B5rlとの前後及び左右の間隔d5を、中心周波数2kHzの音響信号の1/2波長である0.085mとする。
BPF516は、BPF515の中心周波数2kHzよりも1/2オクターブ高い周波数2.82kHzを中心とした周波数帯域の音響信号を、第6帯域用スピーカーセット4B6の供給部526へ出力する。供給部526は、BPF516で帯域分割された音響信号を、第1スピーカーユニット4B6frと、第2スピーカーユニット4B6flと、第3スピーカーユニット4B6rrと、第4スピーカーユニット4B6rlとへ、後述のような位相で供給する。また、第1スピーカーユニット4B6frと、第2スピーカーユニット4B6flと、第3スピーカーユニット4B6rrと、第4スピーカーユニット4B6rlとの前後及び左右の間隔d6を、中心周波数2.82kHzの音響信号の1/2波長である0.06mとする。
<作用>
供給部52nが、BPF51nから送られた音響信号を、そのままの位相で第1スピーカーユニット4Bnfrと第2スピーカーユニット4Bnflとへ供給し、第3スピーカーユニット4Bnrrと第4スピーカーユニット4Bnrlとへは、第1スピーカーユニット4Bnfrに供給する音響信号の位相を反転させた音響信号を供給したとき、スピーカー装置4は、図6a)と同様、前後方向に高い指向性を持つ。
供給部52nが、BPF51nから送られた音響信号を、そのままの位相で第1スピーカーユニット4Bnfrと第3スピーカーユニット4Bnrrとへ供給し、第2スピーカーユニット4Bfrlと第4スピーカーユニット4Bnrlへは、第1スピーカーユニット4Bnfrに供給する音響信号の位相を反転させた音響信号を供給したとき、スピーカー装置4は、図6b)と同様、左右方向に高い指向性を持つ。
供給部52nが、BPF51nから送られた音響信号を、そのままの位相で第1スピーカーユニット4Bnfrと第4スピーカーユニット4Bnrlへ供給し、第2スピーカーユニット4Bnflと第3スピーカーユニット4Bnrrへは、第1スピーカーユニット4Bnfrに供給する音響信号の位相を反転させた音響信号を供給したとき、供給したとき、スピーカー装置4は、図6c)と同様、斜め方向の音圧が高いX字形の指向特性となる。
このように、本実施例のスピーカー装置は、各スピーカーユニットに供給する音響信号の位相を選択的に反転させて供給することにより、指向性を容易に変更することができる。
なお、各スピーカーユニットの間隔dnは、正確にλn/2でなくとも、第1実施例と同様、0.3λn≦dn<0.7λnであれば、効果を奏する。より好ましくは、0.45λn≦d<0.65λnであれば、より大きな効果を奏する。更に、各スピーカーユニットの相互の前後の間隔と左右の間隔とは、必ずしも同一でなくても、それぞれが前述の範囲であれば効果を奏する。
また、分割したすべての周波数帯域の音響信号を前述のようなスピーカーセットで出力しなくとも、高い指向性を所望する周波数帯域の音響信号を前述のようなスピーカーセットで出力する構成としても、効果を奏する。
スピーカー装置4のn組のスピーカーセット4Bnにおいて、逆位相の音響信号で駆動されるスピーカーユニット同士が、第1実施例と同様のダイポール方式のスピーカーを構成する。すなわち、それぞれのスピーカーセットは、左右方向への音響信号を打ち消しあい、前後方向への音響信号を高めあうので、高い指向性を持つ。
また、スピーカー装置4のn組のスピーカーセット4Bnにおいて、同位相の音響信号で駆動されるスピーカーユニット同士が、第1実施例と同様のトーンゾイレ方式のスピーカーを構成する。トーンゾイレ方式のスピーカー装置は、左右のユニット間隔の略2倍の波長の信号については、前後方向に高い指向性を持つので、更に指向性を高めることができる。
各スピーカーユニットに供給する音響信号の位相を切り替えることにより、ダイポール方式を構成するスピーカーユニットと、トーンゾイレ方式を構成するスピーカーユニットとを、瞬時に切り替えることができるので、指向性を容易に変更することができる。
また、スピーカー装置4のn組のスピーカーセット4Bnは、それぞれ4つのスピーカーユニットを用いて高い指向性を発揮するとともに、横方向には2つのスピーカーユニットを1/2波長の幅で並べるだけでよいので、従来のスピーカー装置に比べ、小型化が可能である。
また、それぞれのスピーカーセットが担う周波数帯域が狭いので、じゅうぶんに高い指向性を持つ。更に、前後及び左右の間隔を変えたn個のスピーカーセットを、適切な周波数帯域ごとに用いるので、スピーカー装置全体としては、広い周波数帯域に渡って高い指向性を持つスピーカー装置となる。そのため、BGM(Back Ground Music)など、より広い周波数帯域の音源を出力したい場合でも、じゅうぶんな指向性が得ることができる。
本実施例のスピーカー装置は、広い周波数帯域に渡って高い指向性を有するだけでなく、各スピーカーユニットに供給する音響信号の位相を選択的に反転させることにより、指向性の高い方向を、前後方向としたり、左右方向としたり、斜め方向としたりすることができる。
このように、本実施例のスピーカー装置は、各スピーカーユニットに供給する音響信号の位相を切り替えることにより、指向性を容易に変更することができる。
1、4 スピーカー装置
20、50 入力部
51、51n 帯域分割部
21、52n 供給部
4Bn スピーカーセット
101、4Bnfr 第1スピーカーユニット
102、4Bnfl 第2スピーカーユニット
103、4Bnrr 第3スピーカーユニット
104、4Bnrl 第4スピーカーユニット

Claims (6)

  1. 音声信号を拡声するスピーカー装置において、
    前記スピーカー装置は、
    振動板を前記スピーカー装置の外側に向けた第1のスピーカーユニットと、
    振動板を前記スピーカー装置の外側に向けたスピーカーユニットであって、第1の方向に前記第1のスピーカーユニットと振動板の中心の間隔を0.204m以上0.476m未満の距離dで離間させた第2のスピーカーユニットと、
    振動板を前記スピーカー装置の外側に向けたスピーカーユニットであって、前記第1の方向に直交する第2の方向に前記第1のスピーカーユニットとの振動板の中心の間隔を前記距離dで離間させた第3のスピーカーユニットと、
    振動板を前記スピーカー装置の外側に向けたスピーカーユニットであって、前記第2の方向に前記第2のスピーカーユニットとの振動板の中心の間隔を前記距離dで離間させた第4のスピーカーユニットと、
    音声信号を前記第1のスピーカーユニットと前記第2のスピーカーユニットと前記第3のスピーカーユニットと前記第4のスピーカーユニットとへ供給する供給部と
    を備え、
    前記供給部は
    前記第2のスピーカーユニットと前記第3のスピーカーユニットと前記第4のスピーカーユニットとへ供給する前記音声信号の位相を選択的に反転させる
    ことを特徴とするスピーカー装置。
  2. 前記距離dを
    0.306m以上0.442m未満としたことを特徴とする請求項1に記載のスピーカー装置。
  3. 前記第1のスピーカーユニットと前記第2のスピーカーユニットと前記第3のスピーカーユニットと前記第4のスピーカーユニットとは同一特性のスピーカーユニットであることを特徴とする請求項1または2に記載のスピーカー装置。
  4. 入力された音響信号を複数の周波数帯域に分割する帯域分割部と、
    前記帯域分割部で分割した音響信号を出力する少なくとも一組のスピーカーとを備え、
    前記一組のスピーカーは
    振動板を前記一組のスピーカーの外側に向けた第1のスピーカーユニットと、
    前記一組のスピーカーで出力する周波数帯域の中心周波数の音響信号の波長をλとしたとき、振動板を前記一組のスピーカーの外側に向けたスピーカーユニットであって、第1の方向に前記第1のスピーカーユニットとの振動板の中心の間隔を0.3λ以上0.7λ未満の距離dで離間させた第2のスピーカーユニットと、
    振動板を前記一組のスピーカーの外側に向けたスピーカーユニットであって、前記第1の方向と直交する第2の方向に前記第1のスピーカーユニットとの振動板の中心の間隔を前記距離dで離間させた第3のスピーカーユニットと、
    振動板を前記一組のスピーカーの外側に向けたスピーカーユニットであって、前記第2の方向に前記第2のスピーカーユニットとの振動板の中心の間隔を前記距離dで離間させた第4のスピーカーユニットと、
    前記帯域分割部で分割した音響信号を前記第1のスピーカーユニットと前記第2のスピーカーユニットと前記第3のスピーカーユニットと前記第4のスピーカーユニットとへ供給する供給部と
    を備え、
    前記供給部は
    前記第2のスピーカーユニットと前記第3のスピーカーユニットと前記第4のスピーカーユニットとへ供給する前記音響信号の位相を選択的に反転させる
    ることを特徴とするスピーカー装置。
  5. 前記距離dを
    0.45λ以上0.65λ未満としたことを特徴とする請求項4に記載のスピーカー装置。
  6. 前記第1のスピーカーユニットと前記第2のスピーカーユニットと前記第3のスピーカーユニットと前記第4のスピーカーユニットとは同一特性のスピーカーユニットであることを特徴とする請求項4または5に記載のスピーカー装置。
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