JP2013012597A - 熱交換器 - Google Patents

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武彦 清原
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Abstract

【課題】熱電発電モジュールの破損を防止することを目的とする。
【解決手段】内部に低温流体の流体経路を形成する内管20と、内管20と同一軸心に設けられ筒状に形成する外形の内部に高温流体の流体経路を有する外管30と、内管20の外周面と外管30の内周面との間の空間に設ける熱電発電モジュール40とで構成する熱交換器10であって、熱電発電モジュール40は、温度差によって電力を発生する複数のp型熱電変換素子41および複数のn型熱電変換素子42が電極43を介して接続し、各熱電変換素子41、42の端部が突出するよう絶縁部材44に接合されており、内管20の外周面21と熱電発電モジュール40の内周面の隙間および熱電発電モジュール40の外周面30と外管30の内周面31との隙間にそれぞれ絶縁流体50を封入する。
【選択図】図1

Description

本発明は、熱交換器に係り複数のp型熱電変換素子と複数のn型熱電変換素子とが電気的に直列に接続され、かつ熱的に並列に配置された熱電発電モジュールを備える熱交換器に関する。
従来、熱交換器等に備えられ熱エネルギーと電気エネルギーとの相互変換が可能な熱電発電モジュールとして、例えば、特許文献1に記載する熱電変換モジュールが提案されている。この熱電変換モジュールは、内部が高温流体の流体経路となる電気的絶縁性の内管と、内管と同一軸心で内管との間に所定の空隙部が形成される電気的絶縁性の外管とから成る2重円筒体と、内管と外管の対向面上にそれぞれ連続的に形成されて配設された内側電極及び外側電極と、内側電極と外側電極との間に電気的に並列に接続され、両端に生ずる温度差で発電を行う複数個の熱電変換素子とを備えた構造をしている。
ここで、特許文献1記載の熱電変換モジュールの内側電極および外側電極は、内管の外周面および外管の内周面に複数形成されており、それぞれ一方の電極の一端に他方の電極の他端が接合する形でp型熱電変換素子とn型熱電変換素子が円周方向に交互になるよう接合している。
特開平09-36439
この特許文献1に記載する熱電変換モジュールによれば、長手方向において、仰け反って歪む(電極に対して垂直方向に働く)熱応力を抑制できる構造であることから電極の破損を防止し、熱電変換モジュールの破損を防止している。しかし、熱電変換モジュールは、断面において、熱電変換モジュールの半径方向に対して垂直に歪む(電極を接合する各熱電変換素子方向の)熱応力が発生すると、電極と各熱電変換素子の接合部が熱膨張により剥離して熱電変換モジュールを破損する恐れがあると考える。
本発明は、上記の課題を解決するために成されたものであって、熱応力による熱電発電モジュールの破損を防止することを目的とする。
請求項1記載の発明によれば、内部に低温流体の流体経路を形成する内管と、内管と同一軸心に設けられ筒状に形成する外形の内部に高温流体の流体経路を有する外管と、内管の外周面と外管の内周面との間の空間に設ける熱電発電モジュールとで構成する熱交換器であって、熱電発電モジュールは、温度差によって電力を発生する複数のp型熱電変換素子および複数のn型熱電変換素子が電極を介して接続し、各熱電変換素子の端部が突出するよう絶縁部材に接合されており、内管の外周面と熱電発電モジュールの内周面の隙間および熱電発電モジュールの外周面と外管の内周面との隙間にそれぞれ絶縁流体を封入することを技術的特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、熱応力により熱交換器が歪んだ場合であっても電極および電極と各熱電変換素子の接合部に応力を加えることがないため、熱電変換モジュールの破損を防止することが可能となる。
本発明の熱交換器の横断面図を示す。 本発明の熱交換器の長手方向の断面図を示す。
以下に、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。
本発明は、図1に示すように、複数のp型熱電変換素子41と複数のn型熱電変換素子42とが電極43を介して電気的に直列に接続され、かつ熱的に並列に配置された熱電発電モジュール40を備える熱交換器10であって、内部に低温流体の流体経路を形成する内管20と、内管20と同一軸心に設けられ筒状に形成する外形の内部に高温流体の流体経路を有する外管30と、内管20の外周面21と外管30の内周面31との間の空間に設ける熱電発電モジュール40とで構成しており、内管20の外周面21と熱電発電モジュール40の内周面の隙間および熱電発電モジュール40の外周面と外管30の内周面31との隙間にそれぞれ絶縁流体50を封入する。
内管20は、アルミニウム等の熱伝導性の高い材料を用いて製造されており、図1に示すように、内部に低温流体の流体経路を形成しており、本実施例において、内部にラジエータ等の冷却装置により冷却された冷却水がポンプ等により加圧されることで流動している。ここで、内管20の外周面21は、後述する熱電発電モジュール40の内周面との隙間に封入される後述の絶縁流体50aへの熱の移動を促進するために、絶縁流体50a側に延出するフィンを取付けたり、断面を波状に加工する等して伝熱面積を増やす加工が施されてあってもよい。
外管30は、内管20と同様にアルミニウム等の熱伝導性の高い材料で製造されており、図1に示すように、内管20と同一軸心に設けられ筒状に形成する外形の内部に高温流体の流体経路を有しており、本実施例において、内部に熱源の熱を受熱して高温になった冷却水を流動している。ここで、外管30の内周面31は、後述する熱電発電モジュール40の外周面との隙間に封入される絶縁流体50bの熱の移動を促進するために、絶縁流体50b側に延出するフィンを取付けたり、断面を波状に加工する等して伝熱面積を増やす加工が施されてあってもよい。
また、この外管30は、図2に示すように、長手方向の両端において、後述する熱電発電モジュール40を固定する固定部33を形成している。この固定部33は、本実施例において、熱電発電モジュール40の後述するを挿入可能に形成しており、固定部33と絶縁部材44との間にゴム製のパッキン等を挟み込む構造にして後述する絶縁流体50を封入する。
ここで、内管20および外管30を備える本発明の熱交換器10は、本実施例において、冷却水を向流して流動する構造とするが、冷却水を並流して流動する構造であってもよい。
熱電発電モジュール40は、図1に示すように、内管20の外周面21と外管30の内周面31の間の空間に設けられ、複数のp型熱電変換素子41と複数のn型熱電変換素子42とが電極43を介して電気的に直列に接続し、かつ熱的に並列に配置した状態で絶縁部材44により接合されている。この熱電発電モジュール40は、本実施例において、図2に示すように、長手方向にp型熱電変換素子41とn型熱電変換素子42とが交互になるように複数配設し、後述する出力端子45から一つの電気出力を得ることとする。
p型熱電変換素子41およびn型熱電変換素子42は、各熱電変換素子41、42の両端に温度差が生じることにより電力を発生する素子であって、後述する電極43および絶縁部材44と接合している。
電極43は、平板に形成しており、それぞれ一方の電極43の一端に他方の電極43の他端が接合する形でp型熱電変換素子41とn型熱電変換素子42とを円周方向に交互に配設してあって、図1に示すように、内管20の外周面21と熱電発電モジュール40の内周面との隙間側の後述する絶縁流体50aと接触をしている低温側電極43aと、熱電発電モジュール40の外周面と外管30の内周面31の隙間側の後述する絶縁流体50bと接触している高温側電極43bと、p型熱電変換素子41とn型熱電変換素子42を交互に配設された終端に備える出力端子45とで構成している。ここで、電極43とp型熱電変換素子41または電極43とn型熱電変換素子42との接合は、はんだ付けにより行われるものとする。
出力端子45は、複数のp型熱電変換素子41と複数のn型熱電変換素子42とで生じた電力を出力するためのものであって、図1に示すように、低温側電極43aが備えられるp型熱電変換素子41とn型熱電変換素子42の端部に設ける。この出力端子45は、熱電発電モジュール40が複数備えられる場合、電気的に直列または並列に接続することで一つの電気出力を得る。
絶縁部材44は、電気的な絶縁性が高く熱伝導性の低い樹脂製またはゴム製であって、図1に示すように、各熱電変換素子41、42の端部を後述する絶縁流体50が封入される領域に突出する形で接合している。このように各熱電変換素子41、42を接合することで、内管20と外管30が異なる熱応力によりそれぞれ歪んだ場合であっても、電極43や各熱電変換素子41、42と電極43との接合部に熱応力を集中させることがないため、熱電発電モジュール40の破損を防止することが可能となる。
また、この絶縁部材44は、本実施例において、図2に示すように、長手方向の両端部を外管30に形成する固定部33に挿入して固定する。この際、内管20の外周面21と熱電発電モジュール40の内周面の隙間および熱電発電モジュール40の外周面と外管30の内周面31との隙間にそれぞれ封入される後述の絶縁流体が混合することがないようゴム製のパッキン等で挟み込む構造とする。
絶縁流体50は、図1に示すように、内管20の外周面21と熱電発電モジュール40の内周面との隙間および熱電発電モジュール40の外周面と外管30の内周面31の隙間にそれぞれ封入される流体であって、電気的な絶縁性と熱伝導性が共に高い流体が望ましく、例えば、フロリナートやシリコーンオイル等を使用する。この内管20の外周面21と熱電発電モジュール40の内周面との隙間に封入される絶縁流体50aと熱電発電モジュール40の外周面と外管30の内周面31の隙間に封入される絶縁流体50bは、同一の流体を封入することが望ましいが、異なる流体を封入してもよい。
また、この内管20の外周面21と熱電発電モジュール40の内周面との隙間に封入される絶縁流体50aと熱電発電モジュール40の外周面と外管30の内周面31の隙間に封入される絶縁流体50bは、熱交換器10の断面(図1参照)において熱電発電モジュール40により仕切られていることから混合することはなく、熱交換器10の長手方向(図2参照)において熱電発電モジュール40を固定する際にパッキン等を挟み込んだ構造をしていることから混合することはない。
次に、本発明の熱交換器10に備える熱電発電モジュール40の破損防止に係る実施例を説明する。
熱交換器10は、内管20の内部に低温流体を流動し外管30の内部に高温流体を向流方向で流動していることから、断面(図1参照)において、内管20は収縮し外管30は膨張するように熱応力が発生する。この際、電極43は、p型熱電変換素子41とn型熱電変換素子42の端部に接合しており絶縁流体50と接触していることから、内管20と外管30が熱応力によって歪んだ場合であっても、応力が加わることがないため破損することはない。
また、熱交換器10は、内管20の内部に低温流体を流動し外管30の内部に高温流体を向流方向で流動することで、長手方向(図2参照)においても熱応力が発生し内管20側では収縮し外管30側では膨張するため仰け反るように歪むことがある。しかし、複数の熱電発電モジュール40の出力端子45は、絶縁流体50aに接触する形で電気的に直列または並列に接続されることから、熱応力によって仰け反るように歪んだ場合であっても、応力が加わることがない。そのため、熱電発電モジュール40が破損することはない。
上記の実施例において、熱交換器10は、内管20に低温流体を流動し外管30に高温流体を流動する構造について説明を行ったが本発明はこれに限らず内管20に高温流体を流動し外管30に低温流体を流動する構造についても同様な効果を得ることができる。
10 熱交換器
20 内管
30 外管
40 熱電発電モジュール
41 p型熱電変換素子
42 n型熱電変換素子
43 電極
44 絶縁部材
45 出力端子
50 絶縁流体

Claims (1)

  1. 内部に低温流体の流体経路を形成する内管と、
    該内管と同一軸心に設けられ筒状に形成する外形の内部に高温流体の流体経路を有する外管と、
    前記内管の外周面と前記外管の内周面との間の空間に設ける熱電発電モジュールとで構成する熱交換器であって、
    前記熱電発電モジュールは、温度差によって電力を発生する複数のp型熱電変換素子および複数のn型熱電変換素子が電極を介して接続し、前記p型熱電変換素子および前記n型熱電変換素子の端部が突出するよう絶縁部材に接合されており、
    前記内管の外周面と前記熱電発電モジュールの内周面の隙間および前記熱電発電モジュールの外周面と前記外管の内周面との隙間にそれぞれ絶縁流体を封入することを特徴とする熱交換器。
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