JP2013009663A - 立ち木の支持方法並びに支持構造 - Google Patents
立ち木の支持方法並びに支持構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2013009663A JP2013009663A JP2012052727A JP2012052727A JP2013009663A JP 2013009663 A JP2013009663 A JP 2013009663A JP 2012052727 A JP2012052727 A JP 2012052727A JP 2012052727 A JP2012052727 A JP 2012052727A JP 2013009663 A JP2013009663 A JP 2013009663A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tree
- standing
- standing tree
- semicircular
- horizontal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Supports For Plants (AREA)
- Botany (AREA)
- Environmental Sciences (AREA)
Abstract
【解決手段】並木などにする立ち木を支持する水平木に、立ち木を嵌入させる半円状窪みと、その両端寄り又は支柱の上端寄りに設けた半円状窪みを、嵌入状態に縄や紐で縛るか又はベルト若しくは立ち木以外をボルトナットで締め付ける方法によると、天然木や擬木で自然な温かみを醸し出すことができ、しかも立ち木と水平木が嵌入状態となるだけでなく、最悪でも線接触となり、水平木と支柱とは面接触となるので、支持がより安定する。加えて、半円状窪みに沈んで、支持手段が目立たなくなるので、相対的に立ち木を目立たせる事かできる。
【選択図】図4
Description
また、2本の支柱3、4だけでは不安な場合は、つっかい棒5を立てて3本足とし、水平木2との交差部をシュロ縄などで縛って固定する。
しかし、最大の欠点は、断面が真円の丸太を使用するため、交差部が点接触となり、強固に固定できないことと、肝心な立ち木より支持手段が目立つことである。4本足の場合も同様なことが言える。
一方、特許文献1のように、水平木に代えて合成樹脂製の2分割式のサポートを用いる方法が提案されているが、3本足にする場合は、図4のように全く異なる構造としなければならないし、また人工的に見えるのが最大の欠点で、自然な景観を台無しにしている。さらに、分割構造にするには、図2、図5のように複雑高価となり、組立ても面倒なため、採用しづらいなどの問題がある。
半円状窪みの形成は、擬木の場合は半円凹形に成型するのがよいが、天然木を使用するときは専用の治具を使用して筒状のカットソーでカットして形成するのがよい。
前記丸太に半円状の窪みを形成するホールソーを取付ける本体を前後にスライドさせるガイド手段と、
このガイド手段を前記丸太の固定手段に対し回転可能に支持する手段と、
を備えていることを特徴とする半円状窪みの形成装置である。
水平木2’の両端寄りに形成する半円状窪み7、8を代えて、支柱3、4の上端寄りに、半円状窪みを形成してもよい。そして、水平木2’を支柱3、4の半円状窪みを嵌入させて、ベルトBで締め付けて、互いに固定する。
ベルトBの種類は特に指定しないが、図4のようなズボンのバックル様の器具を備えたものや、図5のようなゆうパック(登録商標)型式の締め具を一対備えたゴム質や合成樹脂質のベルトが適している。
なお、ベルトBに代えて、縄や紐で縛っても差し支えない。
また、支柱3、4を水平木2’と直角方向にも開かせ、鉛直に生えている立ち木1に対し放射状とするには、立ち木1の嵌入用の半円状窪み6は鉛直方向であるのに対し、左右の半円状窪み7、8は、図4のように、多少の角度βを持たせた形状に形成する必要がある。
このように、3本足の構成とすることにより、水平木2’が、水平木2’と直角方向にも支えられることになるので、それだけ立ち木1が倒れたり傾きにくくなり、安定性が増す。
なお、つっかい棒5’は、立ち木1にもベルトなどで連続固定してもよい。
なお、半円状窪みを形成したことで、半円状窪みの面に接着剤を塗布して接着固定すると、立ち木の支持手段を一層目立たなくできる。
mが溶射された領域であり、支柱3、4やつっかい棒5、5’の表面に200 μm程度溶射するので、薄い筒状に形成される。土中の全長にわたって溶射してもよいが、図示例では、地表付近だけに250 〜300 mmの長さに渡って溶射してある。銅のように融点の低い金属が好適である。
図8のように、水平木用の2本の丸太23、24を重ねた状態で横に寝かせ、前記2本の丸太23、24の境部を中心にして二つ同時にホールソーhで穴あけする。2本の丸太23、24の左右両端を両側から安定良く保持すべく、ボルト11、12、11’、12’を立ててある。13、13は押さえ具、14…は蝶ナットである。
2本の丸太23と24の間にスペーサを挟み、このスペーサの2分の1の位置を中心にして、立ち木1より大径のホールソーhで穴開けすると、予め大きめの半円状窪みを形成する場合に有効である。この場合、形成される半円状窪みは、正確には半円状ではないが、半円状に含まれるものとする。
なお、2本の丸太23、24の立てたい場合は、ボルト11、12、11’、12’を水平に固定するとよい。
丸太23の一方にホールソーhのセンターホールドcを設けて、ホールソーhのセンタードリルdを保持できるようにしてある。
そして、センターホールドcにセンタードリルdを支持させて、他方からホールソーhで穴あけ加工をする。
センターホールドcを矢印のように左右や上下に移動したり、角度調節するために回動する構成にしておけば、半円状窪みの傾斜方向を任意に設定できるので、図2、図3のように、水平木2’の左右の半円状窪みをα方向に傾けて形成する場合に有効である。なお、押さえ具13、13を緩めて丸太23を回転させることで、β方向の角度調節ができる。
円板17の上に固定された角度調節板18の円筒yには、締め具19でホールソーhの本体20側を固定した状態でスライドできるスライダー27が、ガイド28を介して取付けた回転柱pが挿入される。スリット26は、ガイド28を上下動させる際のガイドである。
チェーンによる丸太23の取付け位置を選んだり、ホールソーhを上下させることが出来、また丸太23を受け具15・15上で回転させることか出来る。なお、図8、図9のホールソーhを安定良く前進させるには、ドリル本体20側を安定させる図10、図11のガイド手段28が有効である。
また、V状に開いた1対の受け具15・15に載せた丸太23をチェーンで固定し、その先端を受け具15側に、バックル16でロックする構造になっている。そして、丸太保持板17がスライドする基盤17’と角度調節板18とは、矢印のように、回転中心30を中心に互いに回動可能なため、α方向の設定ができる。しかも、丸太の加工に使用しないで保管したり運搬する場合は、丸太保持板17をスライドさせて、基盤17’から抜いた状態で、基盤17’だけを本体20ガイド機構の下側に重ねることができる。
なお、丸太23の先端に半円状窪みを加工するので、ホールソーhに対し片方のみ(図の右側)がチェーン保持されるが、先端にチェーンを巻くスペースが有る場合は、図10、図11のように、両側を保持するとより安定である。
半円状窪みの深さ調節のためのクサビ35を回転中心30寄りに配設すると共に、クサビ35を出し入れすべく、ネジ棒36を備えている。そして、ネジ棒36の先端をクサビ35の底板側と螺合し、基端にハンドル37を取付けてある。
なお、中間のメネジブロック38は、取付け板39を介して、角度調節板18の軸筒34寄りに取付け固定される。
従って、ハンドル37を操作して、クサビ35を出し入れすると、ホールソーhの向きが上下に変わって、半円状窪みの深さ調節が行われる。
半円状窪みの深さ調節のためのクサビ35を回転中心30側に配設する点は図13と同一であるが、クサビ35を出し入れすべく、ネジ棒ではなく、バー40を備えている。そして、L状のハンドル37を圧縮スプリング41に抗してバー40を引くと、クサビ35でガイド28の先端を押し上げ、ホールソーhが上向きに変わって、半円状窪みの深さが浅くなる。
なお、ホールソーhの振れ防止の丸穴42の開いた支持枠が上下にスライドした状態で、ネジ43で固定される。
なお、図7以下の装置は、4本足の立ち木支持装置にも適用されることはいうまでもない。
2・2’ 水平木
3・4 支柱
5・5’ つっかい棒
6 立ち木が嵌入する半円状窪み
7・8 支柱が嵌入する半円状窪み
B ベルト
9 つっかい棒に形成した半円状窪み
23・24 丸太
11、12、11’、12’ ガイドボルト
13 アーチ状の押さえ具
14… 蝶ナット
h ホールソー
d センタードリル
c センターホールド
15 受け具
18 角度調節板
19 締め具
20 ドリル本体
23 丸太
25 割り溝
27 スライダー
28 ガイド
29 操作片
30 回転中心
32 ダブル長筒
35 クサビ
Claims (8)
- 立ち木を支持する水平木に、立ち木を嵌入させる半円状窪みと、その両端寄り又は支柱の上端寄りに設けた半円状窪みを、嵌入状態に縄や紐で縛るか又はベルト若しくは立ち木以外をボルトナットで締め付けることを特徴とする立ち木の支持方法。
- 前記の水平木の立ち木寄りを支持するつっかい棒を設けて3本足とする場合に、前記つっかい棒又は水平木に半円状窪みを形成して、嵌入状態に縄や紐で縛るか又はベルト若しくはボルトナットで締め付けることを特徴とする請求項1に記載の立ち木の支持方法。
- 前記の立ち木を嵌入させる半円状窪みは、予め立ち木の太さより大きめに形成しておき、立ち木が太くなるにつれて、嵌入部を締めなおすことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の立ち木の支持方法。
- 立ち木を支持する水平木に、立ち木を嵌入させる半円状窪みと、その両端寄り又は支柱の上端寄りに設けた半円状窪みを、交差状態に縄や紐で縛るか又はベルト若しくは立ち木以外をボルトナットで締め付けてあることを特徴とする立ち木の支持構造。
- 前記の水平木の立ち木寄りを支持するつっかい棒を設けて3本足とする場合に、前記つっかい棒又は水平木に半円状窪みを形成して嵌入させ、かつ縄や紐で縛るか又はベルト若しくはボルトナットで締め付けてあることを特徴とする請求項4に記載の立ち木の支持構造。
- 前記の支柱及び/又はつっかい棒は、少なくとも地表の上側と下側が金属を溶射してあることを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の立ち木の支持構造。
- 前記の半円状窪みを形成する際に、2本の丸太を重ねた状態で横に寝かせ又は立てて、前記2本の丸太の境部を中心にして二つ同時にホールソーで穴あけすることを特徴とする半円状窪みの形成方法。
- 1〜2本の丸太を固定する手段と、
前記丸太に半円状の窪みを形成するホールソーを取付ける本体を前後にスライドさせるガイド手段と、
このガイド手段を前記丸太の固定手段に対し回転可能に支持する手段と、
を備えていることを特徴とする半円状窪みの形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012052727A JP5620935B2 (ja) | 2011-06-01 | 2012-03-09 | 立ち木の支持方法並びに支持構造 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011123515 | 2011-06-01 | ||
JP2011123515 | 2011-06-01 | ||
JP2012052727A JP5620935B2 (ja) | 2011-06-01 | 2012-03-09 | 立ち木の支持方法並びに支持構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013009663A true JP2013009663A (ja) | 2013-01-17 |
JP5620935B2 JP5620935B2 (ja) | 2014-11-05 |
Family
ID=47684155
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012052727A Expired - Fee Related JP5620935B2 (ja) | 2011-06-01 | 2012-03-09 | 立ち木の支持方法並びに支持構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5620935B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104067912A (zh) * | 2014-06-18 | 2014-10-01 | 冯能建 | 沙漠植树器 |
CN115413520A (zh) * | 2022-08-24 | 2022-12-02 | 桂林电子科技大学 | 一种可实现草绳螺旋升降缠绕树干的装置 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002247924A (ja) * | 2000-12-22 | 2002-09-03 | Nippon Chiko Co Ltd | 鳥居型支柱の締結装置 |
JP2003225819A (ja) * | 2002-02-06 | 2003-08-12 | Honda Motor Co Ltd | ホールソー |
JP2004129580A (ja) * | 2002-10-10 | 2004-04-30 | Alinco Inc | 樹木用支柱 |
-
2012
- 2012-03-09 JP JP2012052727A patent/JP5620935B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002247924A (ja) * | 2000-12-22 | 2002-09-03 | Nippon Chiko Co Ltd | 鳥居型支柱の締結装置 |
JP2003225819A (ja) * | 2002-02-06 | 2003-08-12 | Honda Motor Co Ltd | ホールソー |
JP2004129580A (ja) * | 2002-10-10 | 2004-04-30 | Alinco Inc | 樹木用支柱 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104067912A (zh) * | 2014-06-18 | 2014-10-01 | 冯能建 | 沙漠植树器 |
CN115413520A (zh) * | 2022-08-24 | 2022-12-02 | 桂林电子科技大学 | 一种可实现草绳螺旋升降缠绕树干的装置 |
CN115413520B (zh) * | 2022-08-24 | 2023-08-29 | 桂林电子科技大学 | 一种可实现草绳螺旋升降缠绕树干的装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5620935B2 (ja) | 2014-11-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN110199770B (zh) | 一种园林绿化用树木支撑装置 | |
CN204762575U (zh) | 一种树木移栽固定装置 | |
JP5620935B2 (ja) | 立ち木の支持方法並びに支持構造 | |
US20120000124A1 (en) | Versatile, modular plant support system, kit and method | |
CN210226399U (zh) | 一种园林绿化树木移栽用防护支架 | |
CN209845839U (zh) | 一种园林绿化用树木支撑架 | |
US10273713B2 (en) | Fence post enhancement apparatus and method | |
US8636258B2 (en) | Cranium stand | |
CN210959711U (zh) | 一种市政园林树木防护支架 | |
CN209964808U (zh) | 一种可靠型紧固支撑装置 | |
KR20220001787U (ko) | 간격조절이 가능한 낚시대 받침대 | |
KR101925243B1 (ko) | 작물지지대 | |
CN212414097U (zh) | 一种园林工程用扶木支撑装置 | |
US2656602A (en) | Cheese slicer | |
KR200327124Y1 (ko) | 낚싯대 받침구 | |
CN211064422U (zh) | 园艺栽培辅助装置 | |
JPH1014414A (ja) | 移植樹木の安定装置 | |
GB2402595A (en) | Kit of parts for planter construction | |
CN212813213U (zh) | 一种用于园林树木的扶正装置 | |
KR20090035324A (ko) | 낚싯대용 받침대 | |
CN210641699U (zh) | 一种树木移植固定架 | |
CN221241093U (zh) | 一种园林绿化植物固定装置 | |
CN218680471U (zh) | 一种种植架 | |
CN210869050U (zh) | 一种用于园林景观的护栏 | |
CN220069915U (zh) | 带有固定结构的动物实验解剖台 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140107 |
|
A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20140107 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140415 |
|
A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20140415 |
|
A975 | Report on accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005 Effective date: 20140701 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140703 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140813 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140829 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140919 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5620935 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |