JP2013004499A - 照明制御システム - Google Patents
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Abstract
【課題】照明制御システムにおいて、停電からの電源復旧時において、より正確に停電前の照明器具の調光状態を再現する。
【解決手段】制御ユニット2は、制御開始要求を照明器具4に送信し(S33)、照明器具4は、この制御開始要求に基づいて調光制御を開始すると制御開始完了通知を制御ユニット2に送信する(S35)。また、制御ユニット2は、制御停止要求を照明器具4に送信し(S36)、照明器具4は、この制御停止要求に基づいて調光制御を停止すると制御停止完了通知を制御ユニット2に送信する(S40)。制御ユニット2は、当該制御停止完了通知の状態を照明器具4の最終制御状態として記録し、停電からの電源復旧時には、この最終制御状態に基づいた再現信号を照明器具4に送信する(S41)。この構成により、照明制御システムでは、停電からの電源復旧時において、より正確に停電前の照明器具4の調光状態を再現できる。
【選択図】図3
【解決手段】制御ユニット2は、制御開始要求を照明器具4に送信し(S33)、照明器具4は、この制御開始要求に基づいて調光制御を開始すると制御開始完了通知を制御ユニット2に送信する(S35)。また、制御ユニット2は、制御停止要求を照明器具4に送信し(S36)、照明器具4は、この制御停止要求に基づいて調光制御を停止すると制御停止完了通知を制御ユニット2に送信する(S40)。制御ユニット2は、当該制御停止完了通知の状態を照明器具4の最終制御状態として記録し、停電からの電源復旧時には、この最終制御状態に基づいた再現信号を照明器具4に送信する(S41)。この構成により、照明制御システムでは、停電からの電源復旧時において、より正確に停電前の照明器具4の調光状態を再現できる。
【選択図】図3
Description
本発明は、複数の照明器具の調光状態を制御する照明制御システムに関し、特に停電からの電源復帰時において停電前の調光状態に照明器具を再現する照明制御システムに関する。
従来より、ビルディング内などにおいて、明るさセンサや人感センサといったセンサ類と連携して複数の照明器具の調光状態を個別に、又は一括して制御できる照明制御システムが導入されている。この照明制御システムでは、外光の明るさや時間帯に応じて照明器具の照度を適切に制御できるため省エネルギー化を図ることができる。
この照明制御システムは、例えば、図13に示すように、明るさセンサ11、照明器具14を調光制御する制御ユニット12、制御ユニット12から送信される制御信号を各照明器具14に中継する伝送アダプタ13、及び複数の照明器具14を備える。
この照明制御システムの動作に関して説明すると、最初に、明るさセンサ11が外光の明るさの変化を検知し、調光の「制御開始要求」を制御ユニット12に送信する(S131)。制御ユニット12は、受信した制御開始要求に基づく「LED表示指示」を示す信号を明るさセンサ11に返信し(S132)、制御開始要求に含まれるアドレス情報に基づいて、「制御開始要求」を伝送アダプタ13にマルチキャスト送信する(S133)。そして、信号の中継装置となる伝送アダプタ13は、この制御開始要求を受信するとグループ内の複数の照明器具14に対して「制御開始要求」をマルチキャスト送信し(S134)、制御開始要求を受信した照明器具14は、調光制御を独自に開始(自走)する。
その後、明るさセンサ11は、調光の「制御終了要求」を制御ユニット12に送信する(S135)。次に、制御ユニット12は、受信した制御停止要求に基づく「LED表示指示」を明るさセンサ11に返信し(S136)、制御停止要求に含まれるアドレス情報などに基づいて、「制御停止要求」を複数の伝送アダプタ13にマルチキャスト送信する(S137)。次に、伝送アダプタ13は、アドレス情報に基づいて照明器具14に「制御停止要求」を中継してマルチキャスト送信し(S138)、この制御停止要求を受信した照明器具14は調光制御を停止することで照明制御システム全体の調光制御を実現する。
このような照明制御システムにおいて、停電が発生した場合、停電復旧後には各照明器具を停電前の制御状態である最終制御状態に再現することが望ましい。
そして、停電からの電源復帰時、照明負荷が停電前の状態を保持するように復帰させる手段を有する照明制御システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。この照明制御システムでは、調光器に記憶部を設け、制御の状態を都度記憶する。停電からの復電時には、調光器は記憶部から最終的な制御状態を収集し、照明器具の調光再現処理を行うことができる。
しかしながら、上記図13に示す照明制御システムでは、照明器具は受信した制御信号に基づいて、独自に調光制御を実施(自走)する。このような制御方式では、通信エラーが発生する場合や制御ユニットから照明器具への調光制御指令の直後に停電が発生する場合などが考えられ、各照明器具の本当の制御状態を正確に把握できないという問題がある。
また、上記特許文献1に示す照明制御システムにおいては、調光器に記憶部を備えて停電復旧時に制御状態を再現するとしても、制御対象となる照明器具などの状態を把握できない。すなわち、通信エラーや停電などが発生し、多数の照明器具の実際の点灯状態と、記憶部に保持された電源遮断前の制御データとが一致していない場合もあり、停電前の状態に正確に復帰させることができないという問題もある。さらに、調光器に記憶部が必要となるためシステムコストが高くなる。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、停電からの電源復旧時において、より正確に停電前の照明器具の調光状態を再現することができる照明制御システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、固有のアドレスが割り振られた複数の照明器具と、検出値又はユーザ操作による入力値に基づいて前記照明器具を調光制御する調光器と、前記調光器から送信される制御信号に基づいて前記照明器具を制御する制御ユニットと、を備えた照明制御システムにおいて、前記制御ユニットは、前記複数の照明器具のアドレスと制御状態との関係を記憶する記憶手段と、前記調光器から制御信号を受信した場合、この制御信号に基づき、少なくとも前記照明器具のアドレス及び前記照明器具の制御状態を含む制御指令信号を生成する制御手段と、前記調光器及び前記照明器具と信号の送受信を行う送受信手段と、を備え、前記照明器具は、前記制御ユニットから受信した制御指令信号に基づいて照明の調光制御を行う調光手段と、当該制御指令信号に基づいた制御を完了した場合、当該制御の完了を示す完了通知を前記制御ユニットに返信する通信手段を備え、前記制御手段は、前記完了通知を受信すると、その完了通知の状態を照明器具の最終制御状態として前記記憶手段に記録し、停電からの電源復旧時には、この最終制御状態に基づいた再現信号を生成し、前記送受信手段は、前記再現信号を照明器具に送信し、前記調光手段は、停電からの電源復旧時には前記再現信号に基づいて照明の調光制御を行うことを特徴とするものである。
この照明制御システムにおいて、前記照明制御システムは、前記制御ユニット及び照明器具の間において送受信される信号を中継する中継手段と、照明器具から送信された前記完了通知を受信すると、その完了通知の状態を照明器具の最終制御状態として記憶するメモリ部とを有する伝送アダプタをさらに備え、前記制御手段は、停電からの電源復旧時には、前記伝送アダプタのメモリ部に記憶された最終制御状態を取得し、この最終制御状態に基づいた再現信号を生成することが好ましい。
この照明制御システムにおいて、前記制御手段は、前記制御指令信号として、前記照明器具の調光制御を開始させるための制御開始信号又は調光制御を停止させるための制御停止信号を生成し、前記制御ユニットは、前記制御開始信号を送信してから前記制御停止信号を送信するまでの期間を計測するタイマ部と、前記記憶手段に記憶されている照明器具の調光状態及び当該期間に基づいて、照明器具の最終制御状態を演算する演算部と、をさらに備え、前記制御手段は、停電からの電源復旧時には、照明器具をこの最終制御状態とする再現信号を生成することが好ましい。
この照明制御システムにおいて、前記タイマ部は、前記制御開始信号を送信してから停電発生までの期間を計測し、前記演算部は、前記記憶手段に記憶された照明器具の調光状態及び当該期間に基づいて各照明器具の最終制御状態を推測し、前記制御手段は、停電からの電源復旧時には、照明器具をこの最終制御状態とする再現信号を生成することが好ましい。
この照明制御システムにおいて、前記伝送アダプタは、前記中継手段を介して制御ユニットから受信した前記制御開始要求を照明器具に送信してから前記制御停止要求を照明器具に送信するまでの期間を計測する第2タイマ部と、前記メモリ部に記憶されている各照明器具の調光状態及び当該期間に基づいて、照明器具の最終制御状態を演算する第2演算部と、をさらに備え、前記制御手段は、停電からの電源復旧時には、前記伝送アダプタから当該最終制御状態を取得し、照明器具をこの最終制御状態とする再現信号を生成することが好ましい。
この照明制御システムにおいて、前記第2タイマ部は、前記制御開始信号を送信してから停電発生までの期間を計測し、前記第2演算部は、前記メモリ部に記憶された照明器具の調光状態及び当該期間に基づいて照明器具の最終制御状態を推測し前記メモリ部に記録することが好ましい。
この照明制御システムにおいて、前記制御ユニットの送受信手段は、照明器具の調光率の変化量を示す調光率変化制御要求を、所定間隔で繰り返して送信し、前記演算部は、前記記憶手段に記憶されている調光状態、前記変化量及び前記所定間隔で繰り返し送信された調光率変化制御要求の回数に基づいて、照明器具の最終制御状態を演算し、前記制御手段は、停電からの電源復旧時には、照明器具をこの最終制御状態とする再現信号を生成することが好ましい。
この照明制御システムにおいて、前記伝送アダプタの中継手段は、照明器具の調光率の変化量を示す調光率変化制御要求を、所定間隔で繰り返して照明器具に送信し、前記第2演算部は、前記メモリ部に記憶されている調光状態、前記変化量及び前記所定間隔で繰り返し送信された調光率変化制御要求の回数に基づいて、照明器具の最終制御状態を演算し、前記制御手段は、停電からの電源復旧時には、前記伝送アダプタから当該最終制御状態を取得して、照明器具をこの最終制御状態とする再現信号を生成することが好ましい。
本発明によれば、制御ユニットは、照明器具に制御指令信号の送信後に照明器具から返信される完了通知に基づいて各照明器具の最終的な制御状態を確認できる。このため、制御ユニットは、停電からの電源復旧時には、この最終制御状態に基づいた再現信号を生成して照明器具に送信し、より正確に停電前の照明器具の調光状態を再現できる。
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1に係る照明制御システムの構成を図1に示す。照明制御システム1は、制御ユニット2、伝送アダプタ3、照明器具4、明るさセンサ5、人感センサ6、壁スイッチ7、リモコン8、ブラウザPC9、及びサーバ10を備える。この照明制御システム1では、明るさセンサ5などを使って照度を測定しながら自動的に明るさを調整する照明器具4の調光制御や、照明器具4のオン/オフ状態の自動制御を行うことによって省エネルギー制御を実現する。
本発明の実施の形態1に係る照明制御システムの構成を図1に示す。照明制御システム1は、制御ユニット2、伝送アダプタ3、照明器具4、明るさセンサ5、人感センサ6、壁スイッチ7、リモコン8、ブラウザPC9、及びサーバ10を備える。この照明制御システム1では、明るさセンサ5などを使って照度を測定しながら自動的に明るさを調整する照明器具4の調光制御や、照明器具4のオン/オフ状態の自動制御を行うことによって省エネルギー制御を実現する。
制御ユニット2は、明るさセンサ5などから受信した制御信号に基づいて、制御信号に含まれるアドレス情報から制御対象となる照明器具4を特定すると共に、照明器具4に対する制御状態(調光状態やオン/オフ状態)を特定する機能を有する。制御ユニット2は、明るさセンサ5などの各種センサや伝送アダプタ3と専用プロトコルに基づいて通信接続されて快適な操作監視速度を実現している。この制御ユニット2は、制御対象となる照明器具4に接続される伝送アダプタ3に対して、制御対象となる照明器具4のアドレス情報と、その制御状態とを含む制御指令信号を送信する制御部を有する。
伝送アダプタ3は、制御ユニット2からの伝送信号を自己に接続する制御対象となる照明器具4に中継する中継器(中継手段)としての機能を担う。リモコン8は、伝送アダプタ3と赤外線などを用いた無線通信を行い、照明器具4に対する操作や設定を行うための手元設定器である。なお、この伝送アダプタ3は通信の中継を行う役割となるため照明制御システム1の必須の構成要素ではない。
照明器具4は、蛍光灯や0〜100%などの段階的な細かな調光が可能なLED照明などである。照明器具4は、LED素子や調光回路部を有する専用のドライバICを備え、デューティ比(オン時間とオフ時間の比)を変えるPWM(Pulse With Modulation)制御やIPv6対応IM(Instant Messenger)などを用いて高精度での調光機能を実現する。なお、各照明器具4には、固有アドレス(IPアドレスなど)が割り振られ、一意に特定することが可能となる。制御ユニット2は、各照明器具4に付与された固有アドレスに基づいて、照明を細かく直接制御して、照明器具4毎にレイアウトフリーで点滅/調光単位を編成でき、照明制御システム1の高機能化・省エネルギー化を可能とする。また、照明器具4に組み込んだICによってON/OFF操作や調光出力値のデータなどをLANに接続されたブラウザPC9の画面において読み出すことが可能となる。さらに、照明器具4に対する電源リレーが不要となり大幅な工事の削減を図ることができる。
明るさセンサ5は、検知された照度に基づいて照明器具4を制御するため、アドレス情報や調光レベルを含む制御信号を専用の伝送信号線を介して制御ユニット2に対して送信する。この明るさセンサ5は、調光の制御を開始する制御開始要求を送信してから制御停止要求を送信するまでの期間で照明器具4の調光率を制御する機能を有する。例えば、0.1sで1%調光率が変化するとされ、明るさセンサ5が照明器具4の調光率を20%制御すると判断する場合、明るさセンサ5は、伝送ユニット2に制御開始要求を送信してから2秒後に制御停止要求を送信するように制御する。なお、制御開始要求に調光率の制御内容を付与して、この制御内容を検出した照明器具4で調光(自走)することで制御停止要求の送信を省くことも考え得る。
人感センサ6は、熱線センサが人体から放射される熱線を検出して検知エリア内の人の存否に応じて出力する人体検出信号を監視し、検知エリア内の人の動きが検出されたときに照明器具4を点灯させる監視データを制御ユニット2に送信する。また、熱線センサによって検知エリア内に人が検出されなくなってから所定の動作保持時間が経過した後に照明器具4を消灯する監視データを制御ユニット2に送信する。
壁スイッチ7は、照明器具4を制御するための制御指令を出力するための入力端末器としての機能を担っている。壁スイッチ7は、例えば室内などの任意の壁面に設置されており、照明器具4を利用するユーザによってプッシュ操作が可能な端末器である。壁スイッチ7の各スイッチSWには、照明器具4の点灯制御を行うため、アドレス情報として個別アドレスやグループアドレスが設定されている。壁スイッチ7は、スイッチSWのいずれかが操作されるのに応じて、そのスイッチSWに関連付けられているアドレス情報と、スイッチSWの操作状態とを制御信号として制御ユニット2に送信する。
なお、グループアドレスは、グループ制御の対象となる照明器具4のグループを特定するための情報であり、予め設定された個々のグループに付与された番号等がこれに該当する(例えば、「G1」など)。制御ユニット2は、個々のグループアドレス毎に、そのグループに割り当てられる照明器具4のアドレスを示したグループ情報をメモリ(記憶部)に保持している。従って、制御ユニット2は、明るさセンサ5や壁スイッチ7から調光制御の対象となるグループアドレスを取得した場合、メモリに記憶しているグループ情報を検索して、このグループアドレスに該当する複数の照明器具4のアドレスを特定することができる。
ブラウザPC9は、通信線にイーサネット(登録商標)を用いて制御ユニット2に接続され、照明制御システム1を管理するための汎用PCなどである。このブラウザPC9には、専用のブラウザソフトウェアがインストールされ、サーバ10と連携して、照明器具4が使用している電力量(省エネ管理)、照明器具4の故障、球切れなどの計測情報を取得して画面表示する。ユーザはブラウザPC9の画面を閲覧して任意の場所から照明制御システム1全体を保全監視できる。サーバ10は、イーサネット(登録商標)を用いて接続されブラウザPC9に送受信された情報を蓄積する。
次に、照明制御システム1に含まれる制御ユニット2の機能構成に関して図2を参照して説明する。制御ユニット2は、記憶部21、制御部22、送受信部23及び電源部24を備える。
記憶部21は、個々のグループアドレス毎に、そのグループに割り当てられる照明器具4のアドレス情報や、各照明器具4のアドレスと調光状態の関係を示すテーブル情報を保持する。制御部22は、CPUを主構成要素として、制御対象となる照明器具4に接続される伝送アダプタ3に送信する照明器具4のアドレス情報と、その制御状態とを含む制御指令信号(制御開始要求及び制御停止要求)を生成する。送受信部23は、イーサネット(登録商標)を用いたブラウザPC9、専用通信線を用いた伝送アダプタ3や明るさセンサ5との間で信号の送受信を行う。電源部24は、交流出力から各部の動作電源を供給する。
次に、本実施の形態1に係る照明制御システム1の動作に関して図3を参照して説明する。最初に、明るさセンサ5が、室内環境などにおける光量の変化を検知し、「制御開始要求」を制御ユニット2に送信する(S31)。そして、制御ユニット2は、受信した制御開始要求に基づいて「LED表示指示」を明るさセンサ5に返信すると共に(S32)、「制御開始要求」を各伝送アダプタ3に対し個別にユニキャスト送信する(S33)。ここで、各照明器具4には上述のように固有アドレスが付与されているため、制御ユニット2は、各照明器具4に対して個別に制御信号を送信できる。
次に、伝送アダプタ3は、この制御開始要求を受信し、アドレス情報に対応する照明器具4毎に「制御開始要求」をユニキャスト送信し(S34)、この制御開始要求を受信した照明器具4は、調光制御(段階的に0.1sで1%調光率上昇など)の自走を開始する。そして、各照明器具4(通信手段を有する。以下同じ)は、調光制御を開始したことを示す「制御開始完了通知」を、伝送アダプタ3を介して各制御ユニット2に返信する(S35)。
その後、明るさセンサ5は、制御開始要求を送信してから所定期間経過したときに、制御ユニット2に「制御停止要求」を送信する(S36)。制御ユニット2は、受信した制御停止要求に基づいて「LED表示指示」を明るさセンサ5に返信すると共に(S37)、「制御停止要求」を各伝送アダプタ3に対し個別にユニキャスト送信する(S38)。
次に、この制御停止要求を受信した伝送アダプタ3は、アドレス情報に基づいて各照明器具4に対して「制御停止要求」をユニキャスト送信する(S39)。そして、この制御停止要求を受信した照明器具4は、調光制御を停止(例えば、制御開始要求を受信したから制御停止要求までの期間が2sの場合には、調光率を20%上昇させて停止)する。また、各照明器具4は、「制御停止完了通知」を、伝送アダプタ3を介して制御ユニット2に返信する(S40)。制御ユニット2は、この「完了通知」を受け取ることで、完了通知の状態を最終制御状態として把握することができる。
そして、停電発生し電源復旧した後において、制御ユニット2は、既に照明器具4から受信した「完了通知」に対応し、記憶部21に保持する最終制御状態に基づいて、各照明器具4に再現信号を送信する(S41)。その後、再現信号を受信した照明器具4は、この再現信号に基づいて調光制御を行う。なお、再現信号として、制御開始信号及び制御停止信号を、間隔を設けて送信することもできる。
以上のように、制御ユニット2からの制御情報を、各照明器具4にユニキャスト通信で伝送する場合において、双方向通信によって、制御ユニット2は、照明器具4から取得した「完了通知」に基づいて各照明器具4の正確な最終制御状態を記録・把握できる。このため、制御ユニット2は、停電が発生したのち電源復旧後において、この最終制御状態に基づいて実際に照明器具4において実施された真の調光状態を再現できる。
(第1の変形例)
本実施の形態1の第1の変形例について、図4を参照して説明する。なお、本変形例において、上記実施の形態1と同じ動作ステップについては同じ番号を付し、その詳細な説明は省略する。
本実施の形態1の第1の変形例について、図4を参照して説明する。なお、本変形例において、上記実施の形態1と同じ動作ステップについては同じ番号を付し、その詳細な説明は省略する。
本変形例に係る照明制御システム1では、制御開始要求(S34)を受信した照明器具4は、「制御開始完了通知」を伝送アダプタ3にユニキャスト送信する(S42)。また、制御停止要求を受信した照明器具4は、調光制御を停止すると「制御停止完了通知」を伝送アダプタ3にユニキャスト送信する(S43)。伝送アダプタ3は、これらの完了通知を各照明器具4の最終制御状態として保持するメモリを有している。
そして、停電発生後の電源復電時において、制御ユニット2は、各伝送アダプタ3からメモリに保持された各照明器具4の最終制御状態を収集し(S44)、この最終制御状態に基づいて各照明器具4に再現信号を送信し(S45)、停電前の調光制御を実現する。
このため、本変形例に係る照明制御システム1においては、停電からの復旧時には、制御ユニット2は、伝送アダプタ3から収集するデータに基づいて確実に各照明器具4の最終制御状態を把握でき、かつ停電前の調光状態再現が可能となる。また、伝送アダプタ3と制御ユニット2との間の通信トラフィックの負荷が軽減され、パケット衝突の発生確率が下がり、信頼性の高い通信が行える。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2について、図5乃至図7を参照して説明する。なお、上記実施の形態1に係る照明制御システム1と同様の構成には同符号を付し、その詳細な説明は省略する(以下同じ)。
本発明の実施の形態2について、図5乃至図7を参照して説明する。なお、上記実施の形態1に係る照明制御システム1と同様の構成には同符号を付し、その詳細な説明は省略する(以下同じ)。
上記実施の形態1に係る照明制御システム1では、制御ユニット2から各照明器具4へ個別に通信(ユニキャスト)が発生するので、対象となる照明器具4が少ない場合には有効であるが、制御対象の照明器具4が多い時は応答性が悪くなる可能性がある。また、上記実施の形態1では照明器具4からフィードバック送信される完了通知を要する。しかし、本実施の形態2に係る照明制御システムでは、制御停止完了通知を受信できない場合でも、各照明器具4の最終的な制御状態を推測し、停電からの復電時には当該推測に基づいて各照明器具4の再現処理を行うものである。
本実施の形態2に係る照明制御システム1に含まれる制御ユニット2の機能構成に関して図5を参照して説明する。制御ユニット2は、記憶部21、制御部22、送受信部23、電源部24、演算部25及びタイマ部26を備える。タイマ部26は、照明器具4又は伝送アダプタ3に制御開始信号を送信してから制御停止信号を送信するまでの期間を計測する。演算部25は、この期間に基づいて各照明器具4の調光率の変化を推算し、記憶部21に記憶されている各照明器具4の調光状態を更新する。
ここで、制御ユニット2の動作に関して図6を参照して説明する。最初に、制御ユニット2は、記憶部21に各照明器具4のアドレスと調光率との関係を記憶する(S51)。次に、制御ユニット2は、照明器具4のグループ調光を開始するか否か、すなわち、明るさセンサ5などから「制御開始要求」を受信したか否かを判断する(S52)。そして、制御ユニット2は、グループ調光を開始する場合には(S52でYes)、「制御開始要求」をグループの対象となる伝送アダプタ3にマルチキャストしてグループ調光制御を実施すると共に、タイマ部26における計時処理を開始する(S53)。
その後、制御ユニット2は、グループ調光を停止するか否か、すなわち、明るさセンサ5から「制御停止要求」を受信したか否かを確認し(S54)、受信した場合には、グループ調光を停止する(S54でYes)。次に、制御ユニット2のタイマ部26は、タイマ計時を停止し(S55)、演算部25は、タイマ部26において計測された制御開始から制御停止までに要した「計時時間」に基づいて照明器具4の調光率変化量を推算する(S56)。また、制御部22は、当該推算値を用いて記憶部21に記憶されている照明器具4の調光率を更新する(S57)。なお、制御ユニット2は、停電からの復旧時には、この更新された調光率に基づいた再現信号を照明器具4に送信する。
次に、本実施の形態2に係る照明制御システム1の全体動作に関して図7を参照して説明する。最初に、明るさセンサ5が、室内環境における光量の変化を検知し、「制御開始要求」を制御ユニット2に送信する(S31)。そして、制御ユニット2は、受信した制御開始要求に基づいて「LED表示指示」を明るさセンサに返信すると共に(S32)、「制御開始要求」を複数の伝送アダプタ3にマルチキャスト送信する(S61)。この時、制御ユニット2は、タイマ部26における計時を開始する。
次に、伝送アダプタ3は、この制御開始要求を受信し、アドレス情報に対応するグループ内の照明器具4に「制御開始要求」をマルチキャスト送信し(S62)、この制御開始要求を受信した照明器具4は、調光制御の自走を開始する。その後、明るさセンサ5が制御ユニット2に「制御停止要求」を送信する(S36)。次に、制御ユニット2は、受信した制御停止要求に基づいて「LED表示指示」を明るさセンサに返信すると共に(S37)、「制御停止要求」をグループ内の伝送アダプタ3にマルチキャスト送信する(S63)。この時、制御ユニット2は、タイマ部26における計時を停止すると共に、演算部25は「計時開始から計時停止までの計時期間」に基づいて各照明器具4の調光率を推算して記憶部21に記録・更新する。
そして、制御ユニット2は、アドレス情報に基づいてグループ内の各照明器具4に「制御停止要求」をマルチキャスト送信し(S64)、この制御停止要求を受信した照明器具4は、調光制御を停止する。そして、照明器具4から制御停止完了通知がフィードバック送信されることなく停電が発生する場合が考えられる。この場合、停電発生して電源復旧した後において、制御ユニット2は、演算部25において演算され記憶部21に保持された調光率に基づいた「再現信号」を各照明器具4に送信し(S65)、この再現信号を受信した照明器具4は、自動で調光制御を行う。
ここで、制御ユニット2の演算部25における調光率推算の具体例を説明する。例えば、照明器具4は、制御開始指令を受けてから0.1sで照度を1%ずつ段階的に上昇させる自走制御をするものとする。演算部25は、記憶部21における或るアドレスの照明器具4の調光率が50%と記憶されており、タイマ部26において2sの計時期間が計測された場合、調光率が20%変更されたと推測して現在の調光率を70%として記憶部21に上書き保存する。
以上のように、本実施の形態2に係る照明制御システム1において、制御ユニット2は、タイマ部26における計時と演算部25における演算というマイコンの基本機能のみで、照明器具4の調光率のおおよその最終制御状態を推測できる。従って、制御ユニット2は、照明器具4から「完了通知」というフィードバックを受けない場合においても、停電からの電源復旧後に照明器具4の最終制御を推測して再現でき、かつグループ制御などで調光制御対象となる照明器具4が多い場合でも適用可能となる。
(第1の変形例)
本実施の形態2の第1の変形例について、図8を参照して説明する。本変形例では、伝送アダプタ3が各照明器具4の調光率を記憶するメモリ部、及び調光開始から調光停止までの期間を測定するタイマ部を備える(図示せず)。
本実施の形態2の第1の変形例について、図8を参照して説明する。本変形例では、伝送アダプタ3が各照明器具4の調光率を記憶するメモリ部、及び調光開始から調光停止までの期間を測定するタイマ部を備える(図示せず)。
以下、本変形例に係る照明制御システム1の動作に関して説明する。本変形例では、制御開始要求を照明器具4にマルチキャスト送信した伝送アダプタ3は、タイマ部において計時開始する(S66)。また、制御停止要求を照明器具4にマルチキャスト送信した伝送アダプタ3は、タイマ部における計時を停止する(S67)と共に、「計時開始から計時停止までの計時期間」に基づいて各照明器具4の調光率を推算してメモリに記録・更新する。そして、停電発生し電源復旧した後に、制御ユニット2は、伝送アダプタ3のメモリ部に保持される照明器具4の調光率の最終制御状態を収集し(S68)、この最終制御状態に基づいた再現信号を照明器具4に送信し(S69)、照明器具4は調光制御を行う。
以上のように、本変形例においては、伝送アダプタ3のメモリ部が各照明器具4の最終制御状態を保持するため、制御ユニット2は、停電からの電源復旧後に伝送アダプタ3から最終制御状態を取得して照明器具4の最終制御を推測して再現することができる。また、照明器具4に最も近い伝送アダプタ3での推測処理となるので、精度の高い調光率を求めることができ、かつグループで対象となる照明器具4が多い場合でも適用可能となる。
(第2の変形例)
本実施の形態2の第2の変形例について、図9を参照して説明する。本変形例2は、グループ調光制御中であって停止要求を送信する前にいきなり停電が発生する場合を想定する。この場合、制御ユニット2は、「制御開始要求」を伝送アダプタ3に送信した時(S91)から停電発生時点までの「期間」を記憶部21に記憶し、停電復旧後にこの期間に基づいて、各照明器具4の最終制御状態を推測する。
本実施の形態2の第2の変形例について、図9を参照して説明する。本変形例2は、グループ調光制御中であって停止要求を送信する前にいきなり停電が発生する場合を想定する。この場合、制御ユニット2は、「制御開始要求」を伝送アダプタ3に送信した時(S91)から停電発生時点までの「期間」を記憶部21に記憶し、停電復旧後にこの期間に基づいて、各照明器具4の最終制御状態を推測する。
ここで、本変形例2における制御ユニット2の調光率推算の具体例を説明する。例えば、照明器具4は、制御開始指令を受けてから0.1sで照度を1%ずつ段階的に制御する。制御ユニット2は、所定アドレスの照明器具4の調光率を50%、タイマ部26における「制御開始要求を送信した時点から停電発生時点までの計時期間」が1sの時点で停電が発生したものとする。この場合、制御ユニット2は、停電からの復旧後に記憶部21に記憶されている期間1sを取得して調光率が10%変更されたと推測し、停電からの復旧後の調光率を60%とした再現信号を照明器具4に送信する。従って、制御ユニット2は、グループ調光制御中であって、制御停止要求を送信する前に停電が発生した場合でも停電復旧後において推定された照明器具4の調光再現が可能となる。
(実施の形態3)
本発明の実施の形態3に係る照明制御システムについて、図10及び図11を参照して説明する。この実施の形態3の照明制御システムは、上述の実施の形態2と同様の構成を有する。最初に、制御ユニット2は、図10に示すように、記憶部21に各照明器具4の調光率d(%)を記憶する(S101)。次に、制御ユニット2は、照明器具4のグループ調光を開始するか否か、すなわち、明るさセンサ5から「制御開始要求」を受信したか否かを判断する(S102)。そして、受信した場合には(S102でYes)、制御ユニット2は、ループ処理を開始して(S103)、伝送アダプタ3に照明器具4の調光率の変化(n%)を指示する調光率変化制御要求を短い時間間隔で繰り返して送信(L回)する(S104)。
本発明の実施の形態3に係る照明制御システムについて、図10及び図11を参照して説明する。この実施の形態3の照明制御システムは、上述の実施の形態2と同様の構成を有する。最初に、制御ユニット2は、図10に示すように、記憶部21に各照明器具4の調光率d(%)を記憶する(S101)。次に、制御ユニット2は、照明器具4のグループ調光を開始するか否か、すなわち、明るさセンサ5から「制御開始要求」を受信したか否かを判断する(S102)。そして、受信した場合には(S102でYes)、制御ユニット2は、ループ処理を開始して(S103)、伝送アダプタ3に照明器具4の調光率の変化(n%)を指示する調光率変化制御要求を短い時間間隔で繰り返して送信(L回)する(S104)。
そして、制御ユニット2は、明るさセンサ5から「制御停止要求」を受信したか否かを確認し、受信した場合には、グループ調光のループ処理を停止する(S105)。次に、制御ユニット2は、調光率変化量Δd=n(%)×L(回)を算出して(S106)、記憶部21に記憶されている各照明器具4の調光率を新たな調光率d´=d+Δdに更新する(S107)。
次に、本実施の形態3に係る照明制御システム1の動作に関して図11を参照して説明する。明るさセンサ5からの「制御開始要求」を受信した制御ユニット2は、グループ調光制御の制御情報として、調光率の変化量を示す「調光率変化制御要求」を複数の伝送アダプタ3に短い時間間隔でマルチキャスト送信する(S111)。そして、伝送アダプタ3は、グループ内の複数の照明器具4に「調光率変化制御要求」をマルチキャストする(S112)。その後の停電発生からの復旧時には、制御ユニット2は、調光率変化量n(%)及び送信済みの「調光率変化制御要求」の回数Lに基づいて更新された調光率d´(%)に基づいて、各照明器具4の再現信号を送信する(S113)。例えば、制御ユニット2の演算部25は、1%の調光率の変化量を示した調光率変化制御要求が0.1s間隔で4回送信された時点で停電が発生した場合、調光率は4%変化したと推算できる。
このように、本実施の形態3では、照明器具4が調光制御のために自走する期間が短くなるので、制御ユニット2は、照明器具4の調光状態の推測を精度高く行うことができ、かつグループで対象となる照明器具4が多い場合でも適用可能となる。また、上記実施の形態2のように計時期間に基づいて調光率変化を推算する場合よりも、より正確に調光率の変化量を演算できる。
(第1の変形例)
本実施の形態3に係る照明制御システムの第1の変形例について、図12を参照して説明する。本変形例では、制御開始要求を受信(S33)した伝送アダプタ3が、短い時間間隔で繰り返して「調光率変化制御要求」の送出を行う(S121)。伝送アダプタ3は、上記実施の形態3の制御ユニット2と同様の方法で調光率の変化量を算出する。また、停電発生後の復電時において、制御ユニット2は、各伝送アダプタ3から各照明器具の「最終制御状態」を収集し(S122)、この最終制御状態に基づいて各照明器具4に対して再現信号を送信する(S123)。
本実施の形態3に係る照明制御システムの第1の変形例について、図12を参照して説明する。本変形例では、制御開始要求を受信(S33)した伝送アダプタ3が、短い時間間隔で繰り返して「調光率変化制御要求」の送出を行う(S121)。伝送アダプタ3は、上記実施の形態3の制御ユニット2と同様の方法で調光率の変化量を算出する。また、停電発生後の復電時において、制御ユニット2は、各伝送アダプタ3から各照明器具の「最終制御状態」を収集し(S122)、この最終制御状態に基づいて各照明器具4に対して再現信号を送信する(S123)。
このため、本変形例においては、伝送アダプタ3が各照明器具4の最終制御状態を記録しているので、照明器具4に最も近い位置での推測処理となるので、確度の高い値を求めることができる。また、グループでの制御となる照明器具4が多い場合でも適用可能となる。
なお、本発明は、上記実施の形態の構成に限られず、発明の趣旨を変更しない範囲で種々の変形が可能である。例えば、制御ユニット2に制御開始要求を送信するのは明るさセンサ5に限定されるものではない。
1 照明制御システム
2 制御ユニット
21 記憶部
22 制御部
23 送受信部
24 電源部
25 演算部
26 タイマ部
3 伝送アダプタ
4 照明器具
5 明るさセンサ(調光器)
6 人感センサ(調光器)
7 壁スイッチ(調光器)
8 リモコン
9 ブラウザPC
10 サーバ
2 制御ユニット
21 記憶部
22 制御部
23 送受信部
24 電源部
25 演算部
26 タイマ部
3 伝送アダプタ
4 照明器具
5 明るさセンサ(調光器)
6 人感センサ(調光器)
7 壁スイッチ(調光器)
8 リモコン
9 ブラウザPC
10 サーバ
Claims (8)
- 固有のアドレスが割り振られた複数の照明器具と、検出値又はユーザ操作による入力値に基づいて前記照明器具を調光制御する調光器と、前記調光器から送信される制御信号に基づいて前記照明器具を制御する制御ユニットと、を備えた照明制御システムにおいて、
前記制御ユニットは、
前記複数の照明器具のアドレスと制御状態との関係を記憶する記憶手段と、
前記調光器から制御信号を受信した場合、この制御信号に基づき、少なくとも前記照明器具のアドレス及び前記照明器具の制御状態を含む制御指令信号を生成する制御手段と、
前記調光器及び前記照明器具と信号の送受信を行う送受信手段と、を備え、
前記照明器具は、
前記制御ユニットから受信した制御指令信号に基づいて照明の調光制御を行う調光手段と、
当該制御指令信号に基づいた制御を完了した場合、当該制御の完了を示す完了通知を前記制御ユニットに返信する通信手段を備え、
前記制御手段は、前記完了通知を受信すると、その完了通知の状態を照明器具の最終制御状態として前記記憶手段に記録し、停電からの電源復旧時には、この最終制御状態に基づいた再現信号を生成し、
前記送受信手段は、前記再現信号を照明器具に送信し、
前記調光手段は、停電からの電源復旧時には前記再現信号に基づいて照明の調光制御を行う、ことを特徴とする照明制御システム。 - 前記照明制御システムは、
前記制御ユニット及び照明器具の間において送受信される信号を中継する中継手段と、
照明器具から送信された前記完了通知を受信すると、その完了通知の状態を照明器具の最終制御状態として記憶するメモリ部とを有する伝送アダプタをさらに備え、
前記制御手段は、停電からの電源復旧時には、前記伝送アダプタのメモリ部に記憶された最終制御状態を取得し、この最終制御状態に基づいた再現信号を生成する、ことを特徴とする請求項1記載の照明制御システム。 - 前記制御手段は、前記制御指令信号として、前記照明器具の調光制御を開始させるための制御開始信号又は調光制御を停止させるための制御停止信号を生成し、
前記制御ユニットは、
前記制御開始信号を送信してから前記制御停止信号を送信するまでの期間を計測するタイマ部と、
前記記憶手段に記憶されている照明器具の調光状態及び当該期間に基づいて、照明器具の最終制御状態を演算する演算部と、をさらに備え、
前記制御手段は、停電からの電源復旧時には、照明器具をこの最終制御状態とする再現信号を生成する、ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の照明制御システム。 - 前記タイマ部は、前記制御開始信号を送信してから停電発生までの期間を計測し、
前記演算部は、前記記憶手段に記憶された照明器具の調光状態及び当該期間に基づいて各照明器具の最終制御状態を推測し、
前記制御手段は、停電からの電源復旧時には、照明器具をこの最終制御状態とする再現信号を生成する、ことを特徴とする請求項3記載の照明制御システム。 - 前記伝送アダプタは、
前記中継手段を介して制御ユニットから受信した前記制御開始要求を照明器具に送信してから前記制御停止要求を照明器具に送信するまでの期間を計測する第2タイマ部と、
前記メモリ部に記憶されている各照明器具の調光状態及び当該期間に基づいて、照明器具の最終制御状態を演算する第2演算部と、をさらに備え、
前記制御手段は、停電からの電源復旧時には、前記伝送アダプタから当該最終制御状態を取得し、照明器具をこの最終制御状態とする再現信号を生成する、ことを特徴とする請求項2記載の照明制御システム。 - 前記第2タイマ部は、前記制御開始信号を送信してから停電発生までの期間を計測し、
前記第2演算部は、前記メモリ部に記憶された照明器具の調光状態及び当該期間に基づいて照明器具の最終制御状態を推測し前記メモリ部に記録する、ことを特徴とする請求項5記載の照明制御システム。 - 前記制御ユニットの送受信手段は、照明器具の調光率の変化量を示す調光率変化制御要求を、所定間隔で繰り返して送信し、
前記演算部は、前記記憶手段に記憶されている調光状態、前記変化量及び前記所定間隔で繰り返し送信された調光率変化制御要求の回数に基づいて、照明器具の最終制御状態を演算し、
前記制御手段は、停電からの電源復旧時には、照明器具をこの最終制御状態とする再現信号を生成する、ことを特徴とする請求項3乃至請求項6いずれか一項に記載の照明制御システム。 - 前記伝送アダプタの中継手段は、照明器具の調光率の変化量を示す調光率変化制御要求を、所定間隔で繰り返して照明器具に送信し、
前記第2演算部は、前記メモリ部に記憶されている調光状態、前記変化量及び前記所定間隔で繰り返し送信された調光率変化制御要求の回数に基づいて、照明器具の最終制御状態を演算し、
前記制御手段は、停電からの電源復旧時には、前記伝送アダプタから当該最終制御状態を取得して、照明器具をこの最終制御状態とする再現信号を生成する、ことを特徴とする請求項5又は請求項6に記載の照明制御システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011138129A JP2013004499A (ja) | 2011-06-22 | 2011-06-22 | 照明制御システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011138129A JP2013004499A (ja) | 2011-06-22 | 2011-06-22 | 照明制御システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013004499A true JP2013004499A (ja) | 2013-01-07 |
Family
ID=47672832
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011138129A Withdrawn JP2013004499A (ja) | 2011-06-22 | 2011-06-22 | 照明制御システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2013004499A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017212700A (ja) * | 2016-05-27 | 2017-11-30 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 無線通信器および照明システム |
JP2018116765A (ja) * | 2017-01-16 | 2018-07-26 | 三菱電機株式会社 | 照明器具および照明システム |
JP2022534323A (ja) * | 2019-07-01 | 2022-07-28 | シグニファイ ホールディング ビー ヴィ | 無線ネットワークデバイスのための自動パワーオンリスタートシステム |
-
2011
- 2011-06-22 JP JP2011138129A patent/JP2013004499A/ja not_active Withdrawn
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JP2018116765A (ja) * | 2017-01-16 | 2018-07-26 | 三菱電機株式会社 | 照明器具および照明システム |
JP2022534323A (ja) * | 2019-07-01 | 2022-07-28 | シグニファイ ホールディング ビー ヴィ | 無線ネットワークデバイスのための自動パワーオンリスタートシステム |
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Legal Events
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A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20140902 |