JP2013004268A - ランプ駆動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 点灯状態か否かを正しく判定することができるとともに、点灯後に生じる余剰の電位差によって駆動回路で発生する発熱を抑えることができるランプ駆動装置を提供する。
【解決手段】 放電開始前のランプ1の電極に対し、電源回路7aから直流電圧を供給した状態でトリガ電圧を印加することにより、ランプ1を点灯させるとともに放電を持続させるランプ駆動装置Lであって、放電開始前後の電極電圧の変化量の閾値Tを記憶する基準変化量記憶部21と、放電開始後の電圧モニタ値Bと放電開始前の電圧モニタ値Aとの差分(A−B)を算出する差分算出部11と、差分(A−B)と閾値Tとを比較することにより点灯状態を判定する点灯判定部12とを備え、放電前後の電圧変化により判定を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、ランプを駆動する定電流源を用いたランプ駆動装置に関し、さらに詳細には、点灯開始後の放電維持電圧が、点灯開始前から電極に与えておく電圧から変化するランプに使用するランプ駆動装置に関する。本発明のランプ駆動装置は、例えば分光光度計、液体クロマトグラフ装置の光源などに用いる重水素ランプの駆動装置として用いられる。
分光光度計等の分析装置では、例えば180nm〜400nmの波長範囲の紫外可視光の透過率や吸光度を検出するための光源として、重水素ランプが用いられている。
重水素ランプは、ガラス製バルブの一部に紫外光を透過するUVガラスや石英ガラスを用いた窓を設け、バルブ内に形成した電極(すなわち陰極と陽極との電極間)に、駆動装置の電圧を印加して放電を発生しこれを維持することにより、当該窓から紫外可視領域の発光光を出射することができるようにしてある。
分析装置用の重水素ランプでは、測定データを安定させるために、窓から出射される発光光量が安定していることが求められる。発光光量の安定度は、重水素ランプの駆動電流の安定度に依存しているため、定電流源を用いた電源回路を有するランプ駆動装置が使用される(特許文献1参照)。
図3は、特許文献1に記載された重水素ランプ駆動装置を、分光光度計のランプ駆動装置として用いたときの簡略ブロック構成図である。
主電源部3は、商用100V(あるいは200V)の交流電圧を駆動回路7に供給する。駆動回路7は、交流電圧を直流電圧に変換する整流回路4、重水素ランプ1(放電管)、重水素ランプ1の放電中に定電流を供給する定電流源2、重水素ランプ1の陰極を加熱するヒータ電源部6、放電開始時に一時的にパルス状のトリガ電圧(約350V)を印加するトリガ電圧発生部5(トリガ電源)を備えている。
このランプ駆動装置では、ヒータ電源部6によって重水素ランプ1の陰極を加熱して熱電子を放出させるようにしている。
そして整流回路4および定電流源2とからなる電源回路7aによって、放電を持続させるために必要な放電維持電圧(80V程度)よりも大きな直流電圧を、放電開始前の電極に与えるようにし、放電開始後は定電流源2から一定の電流を流すようにして放電を安定維持させている。
また、放電を開始する際には、ランプ駆動装置の制御部9(分光光度計全体を制御するコンピュータの制御部がランプ駆動装置の制御部を兼ねている)からの点灯命令の信号で、トリガ電圧発生部5からパルス状のトリガ電圧(例えば350V)を印加することで放電が開始される。
そして、トリガ電圧が印加されたにもかかわらず、点灯に失敗したときに、誤って非点灯状態のままで測定データを取得することがないようにするため、電源回路7a(整流回路4と定電流源2)から重水素ランプ1の電極に与えられる電圧を、電圧モニタ回路8によって計測することにより、点灯したか否かを確実に判定することがなされている。
この電圧モニタ回路8の例としては、電極電圧を検出するための分圧抵抗と、分圧抵抗で計測した電圧値をデジタルデータに変換して制御部9に伝送するAD変換器とが含まれている。
ここで、電圧モニタ回路8による点灯状態の判定方法について説明する。なお、トリガ電圧発生部5およびヒータ電源部6により電極に印加される電圧については、点灯判定には関係しないので、説明から除外する。
まず、放電開始前は、重水素ランプ1には電流が流れていない。非放電時に電圧モニタ回路8によって計測される電圧モニタ値Aは、電源回路7a(整流回路4と定電流源2)が電極に印加する電圧aと、電極電圧を計測する電圧モニタ回路8に起因する誤差αとによって定まる値になる。「電圧モニタ回路に起因する誤差α」とは、個々のランプ駆動装置の電圧モニタ回路8の個体差により生じるものである。電圧モニタ値Aには、装置それぞれの電圧モニタ回路8ごとに、仕様で定められた一定範囲内の誤差αが含まれるものとして扱われる。
一方、放電開始後(点灯後)は、電極に一定電流が流れるようになり、放電が維持されるための放電維持電圧が電極に生じるようになる。電極に一定電流を流すための放電維持電圧bは、重水素ランプ1ごとに固有の値(当初は80V程度)であるが、経年変化現象により増加する場合がある。
放電開始後に電圧モニタ回路8によって計測される電圧モニタ値Bは、重水素ランプ1の放電維持電圧bと、電圧モニタ回路8に起因する誤差αとによって定まる値になる。
したがって、点灯判定は、電圧モニタ回路8による計測結果が、電圧モニタ値A(Aは非放電時に印加される電圧値aに電圧モニタ回路による誤差値αが加減された値)、電圧モニタ値B(Bは放電維持電圧bに電圧モニタ回路による誤差値αが加減された値)のいずれであるかを判定することにより行われる。
従来より、この判定は、具体的には、
電圧モニタ値A>閾値S>電圧モニタ値B ・・・(1)
となる電圧値の閾値Sを、装置によらない固定の閾値Sとして設定し、当該閾値Sとの大小比較により点灯、非点灯を判定するようにしている。
特開2005−209418号公報
重水素ランプ1の電極電圧値を計測するには、上述したように、電圧モニタ回路8が必要になる。そして装置によらない固定の閾値Sを設定するためには、電圧モニタ回路8の誤差αも勘案する必要がある。
具体的には、誤差αが最も不利に働く場合であっても判定ができるようにする必要がある。
そのため、以下の条件を満たす必要がある。
非放電時に印加される電極電圧の最小値amin+電圧モニタ回路の誤差最小値αmin
>閾値S
>放電開始後に印加される電極電圧の最大値bmax+電圧モニタ回路の誤差最大値αmax ・・・(2)
電圧モニタ回路8の誤差αを勘案しない場合と比べて、誤差αを勘案した場合は、放電開始前後の電圧差を大きくする必要がある。
しかしながら、放電開始前後の電圧差を大きく設定すると、放電開始後にその電圧差は、熱として、重水素ランプ1以外の駆動回路7内(特に定電流回路2内の抵抗素子やトランジスタ素子)で消費されることになる。
そのため、駆動回路7での発熱量が増大する弊害が生じ、発熱を許容できるデバイスを使用するためコストアップが生じたり、場合によっては温度変化を抑えるための冷却機構を設ける必要が生じたりした。
そこで、本発明は第一に、点灯状態か否かを正しく判定することができるとともに、点灯後に生じる余剰の電位差によって駆動回路で発生する発熱を、できるだけ抑えることができるランプ駆動装置を提供することを目的とする。
続いて、放電維持電圧の経年変化現象に起因する別の観点からの課題について、具体例を用いて検討する。
重水素ランプ駆動装置において、非放電時に印加される電極電圧aが100Vであって、電圧モニタ値Aは、電圧モニタ回路8の誤差α(αは±5V程度とする)を勘案し、理論上、95V〜105Vの範囲であるものとする。
したがって、各ランプ駆動装置における固定の閾値Sを、想定される電圧モニタ値Aの最小値95Vよりもさらに5V小さい90Vに設定するものとする。このような条件で2つのランプ駆動装置を製造した場合に、このうち、第一装置は、非放電時の電極電圧の電圧モニタ値Aがたまたま105Vであり、第二装置はたまたま95Vになっているものとする。
なお、第一装置、第二装置とも、放電開始後の電圧モニタ値Bは90V未満(当初は85V)であるとする。
この場合、両装置ともに、(2)を満たしており、点灯判定を確実に行うことができるが、第一装置は閾値Sを、他の装置と同じく固定の90Vに設定していることにより、大きな不利益が生じている。
本来、第一装置は非放電時に印加される電極電圧の電圧モニタ値Aが105Vであるので、仮に放電開始後の電圧モニタ値Bが経年変化によって100V近くまで上昇したとしても、点灯状態の判定を行うことができる。
しかしながら、すべての装置に固定の閾値Sである90Vを設定しており、この閾値Sは電圧モニタ回路8の誤差が最も不利に働く最悪条件(この場合は電圧モニタ値Aが95Vのとき)を勘案して90Vに設定しているので、第一装置であっても、電圧モニタ値Bが90Vまで上がった時点で、判定が不可能になってしまっていた。
このように、最も不利な場合を想定して固定の閾値Sを設定する方法では、第一装置のように有利な条件となっているものについては、より好ましい閾値で判定することで、経年変化の影響を低減できるにもかかわらず、そのような判定は採用されていなかった。
そこで、本発明は第二に、点灯判定が誤作動しない範囲で、従来よりも経年変化の影響を減らすことができるランプ駆動装置を提供することを目的とする。
一般に、電極電圧は、ランプ非放電時に電源回路側から供給していた電圧は、放電開始と同時にランプ固有の放電維持電圧bに変化する。放電開始前(非放電時)には、放電維持電圧bより大きい電圧aが電極に印加されているので、放電開始とともに、電極電圧は差分(a−b)だけ電位差が変化することになる。そこで、この変化(差分の値)を利用して放電状態を把握するようにした。
すなわち、本発明のランプ駆動装置は、ランプと、定電流源と、前記ランプの電極に放電を維持させるために必要な直流電圧を供給する電源回路と、前記ランプの電極に放電を開始させるためのトリガ電圧を印加するトリガ電圧発生部と、前記ランプの電極電圧を計測する電圧モニタ回路とを有し、放電開始前の前記ランプの電極に対し前記電源回路から直流電圧を供給した状態でトリガ電圧を印加することにより、前記ランプを点灯させるとともに放電を持続させるランプ駆動装置であって、放電開始前と放電開始後との電極電圧の変化量の閾値Tを記憶する基準変化量記憶部と、放電開始前に計測された電極電圧のモニタ値Aを記憶する電極電圧値記憶部と、放電開始後に計測された電極電圧のモニタ値Bと前記放電開始前の電極電圧のモニタ値Aとの差分(A−B)を算出する差分算出部と、前記差分(A−B)と前記閾値Tとを比較することにより点灯状態を判定する点灯判定部とを備えるようにしている。
本発明によれば、放電開始後に計測された電極電圧のモニタ値Bと、放電開始前の電極電圧のモニタ値Aとの差分(A−B)を算出し、予め、記憶させてある放電開始前と放電開始後との電極電圧の変化量の閾値Tの比較を行うことで点灯判定を行う。
モニタ値Aとモニタ値Bの差分の計算では、電圧モニタ回路に起因する誤差αがキャンセルでき、この誤差αの影響が含まれることなく、判定のための閾値Tを設定できる。その結果、放電開始前と放電開始後との電位差の基準とする閾値Tを、点灯判定が誤作動しない範囲で小さくすることができ、放電開始後に生じる余剰の電位差による発熱を小さく抑えることができるようになる。
また、放電維持電圧の経年変化による変動の観点から見ると、固定の閾値Sを基準とするのではなく、装置ごとに、その装置の電圧モニタ値Aからの変化量の大きさ(閾値T)で判定するので、電圧モニタ回路の誤差が経年変化に対して有利に働く装置では、経年変化の変動に強い装置になるので、判定不能になるまでの使用時間を延ばすことができる。
本発明の一実施形態であるランプ駆動装置の構成を示すブロック図。 図1のランプ駆動装置による動作フローを示すフローチャート。 従来のランプ駆動装置の構成を示すブロック図。
以下、本発明のランプ駆動装置について図面に基づいて説明する。図1は本発明の一実施形態である分光光度計用のランプ駆動装置Lのブロック図である。
図において、重水素ランプ1、定電流源2、主電源部3、整流回路4、トリガ電圧発生部5、ヒータ電源部6、駆動回路7、電源回路7a、電圧モニタ回路8については、従来例として説明した図3と同じものを用いている。したがって、図中に同符号を付すことにより、説明の一部を省略する。
本発明のランプ駆動装置Lは、コンピュータで構成される制御部9を備えている。この制御部9は分光光度計全体を制御するものであり、制御動作の一つとして、ランプ駆動装置の点灯判定の制御を行うようにしている。
制御部9のうち、点灯判定に関して動作する処理手段を、機能ブロックごとに分けて説明すると、差分算出部11と点灯判定部12とを備えている。
そして制御部9に付設されるメモリ10には、放電開始前後の電極電圧の変化量に関する閾値Tを記憶する基準変化量記憶領域21と、電圧モニタ回路8による放電開始前の電極電圧の電圧モニタ値Aを記憶する電圧記憶領域22とが設けられている。
基準変化量記憶領域21に記憶される閾値Tは、ランプが点灯したか否かの判定を行う際に基準とする電圧変化量の閾値である。閾値Tを大きく設定することにより、点灯判定の精度を高めることができるが、その反面、閾値Tが大きくなるほど、放電開始後に生じる余剰電圧が大きくなって発熱量が増すようになる。したがって、判定の精度向上と発熱量抑制とのバランスをとれるように閾値Tの値を設定する。判定の精度については、放電前電圧の安定性(例えば電圧リップルの大きさなど)から判定する。
電圧記憶領域22は、電圧モニタ回路8による放電開始前の電極電圧の電圧モニタ値Aを記憶する。この値は、放電開始直後の電圧モニタ値Bとの差分を計算するために記憶するものである。なお、放電開始後の電極電圧モニタ値Bも記憶させて、いつでも差分を計算できるようにしてもよい。
そして、差分算出部11は、放電開始後に計測された電極電圧のモニタ値Bと放電開始前の電極電圧のモニタ値Aとの差分(A−B)を算出する。
また、点灯判定部12は、差分算出部11により算出された差分(A−B)と閾値Tとを比較し、差分(A−B)が閾値Tより大きければ、点灯していると判定し、そうでない場合は点灯していないと判定する。
次に、ランプ駆動装置Lによる点灯判定の動作について説明する。図2は本発明のランプ駆動装置Lによる動作フローを示すフローチャートである。
ここで使用する重水素ランプ1および電圧回路8は、重水素ランプ1の放電維持電圧の仕様が80V±20Vであり、電圧モニタ回路8の誤差αが±10Vであるものとする。
予め、点灯判定の基準とする閾値Tと、放電開始前の電極電圧の電圧モニタ値Aとを、メモリ10に記憶しておく(S101)。閾値Tは、判定精度と発熱量抑制とのバランスから設定する。本実施例では例えば5Vに設定し、これを基準変化量記憶領域21に記憶しておく。
また、電源回路7aからは、放電維持電圧が最大のランプの場合(100V)でも、閾値Tが5Vの設定で判定ができるように、非放電時に印加される電極電圧aとして105Vが印加されるように設定する。なお、105V以上で設定すればよいが、大きくなるほど発熱量は増大する。その一方で、経年変化による影響に対しては強くなる。このとき電圧モニタ値Aは、誤差(±10V)の影響で、モニタ値Aが95V〜115Vになる。そしてこのモニタ値Aを電圧記憶領域22に記憶しておく。
続いて、制御部9が点灯命令を出す(S102)。点灯命令を受けてヒータ電源部6やトリガ電圧発生部5が作動し、放電が開始する。そして、放電開始直後の電圧モニタ値Bを計測する。このとき電圧モニタBをメモリに記憶させてもよい。
続いて、放電開始前後の電圧の変化(電圧モニタ値A−電圧モニタ値B)を算出し、閾値Tと比較する(S103)。
そして、差分(A−B)が閾値Tより大きければ点灯していると判定し(S104)、そうでなければ点灯していないものと判定する(S105)。
この判定方法を用いることにより、電圧モニタ回路8に含まれる誤差の影響は電圧モニタ値Aと電圧モニタ値Bとで同一であるので、差分を算出したときに打ち消される。したがって、固定の閾値Sを基準にして判定する場合に比較して、電圧モニタ回路8による誤差を勘案して、非放電時に印加する電圧を設定する必要がなくなる。
(比較例)
参考までに、従来の閾値Sを用いた判定の場合には、閾値Sの設定には、放電維持電圧の最大値100Vに電圧モニタ回路の最大誤差10Vを勘案し、さらにマージンとして5Vを設定するとなると、非放電時に印加される電極電圧aが115Vになるように設定することになる。
つまり、上述した本発明の場合には、非放電時に印加される電極電圧aが105Vであったのに対し、電圧モニタ回路の最大誤差10Vに相当する電位差を余分に印加することになる。
本発明は、分光光度計等のランプ駆動装置に利用することができる。
1 ランプ
2 定電流源
3 主電源部
4 整流回路
5 トリガ電圧発生部
6 ヒータ電源部
7 駆動回路
7a 電源回路
8 電圧モニタ回路
9 制御部
10 メモリ
11 差分算出部
12 点灯判定部
21 基準変化量記憶領域(閾値T)
22 電圧記憶領域(電圧モニタ値A)
L ランプ駆動装置

Claims (1)

  1. ランプと、定電流源と、前記ランプの電極に放電を維持させるために必要な直流電圧を供給する電源回路と、前記ランプの電極に放電を開始させるためのトリガ電圧を印加するトリガ電圧発生部と、前記ランプの電極電圧を計測する電圧モニタ回路とを有し、放電開始前の前記ランプの電極に対し前記電源回路から直流電圧を供給した状態でトリガ電圧を印加することにより、前記ランプを点灯させるとともに放電を持続させるランプ駆動装置であって、
    放電開始前と放電開始後との電極電圧の変化量の閾値Tを記憶する基準変化量記憶部と、放電開始前に計測された電極電圧のモニタ値Aを記憶する電極電圧記憶部と、放電開始後に計測された電極電圧のモニタ値Bと前記放電開始前の電極電圧のモニタ値Aとの差分(A−B)を算出する差分算出部と、前記差分(A−B)と前記閾値Tとを比較することにより点灯状態を判定する点灯判定部とを備えたことを特徴とするランプ駆動装置。
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