JP2013002715A - 熱交換装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 単位時間当りの熱交換量を十分に確保できる熱交換装置を得ること。
【解決手段】
反応釜1のジャケット部11に冷却流体供給管23と蒸気供給管3を接続する。反応釜1の内部に第2の熱交換器31を取り付ける。ジャケット部11の外側に副熱交換器27を取り付ける。副熱交換器27の上下を循環ポンプ28を介在して反応釜1内と接続する。気液分離器4の下部に蒸気トラップ25を接続する。蒸気圧力調節弁7と気液分離器4の間に、流体供給管6を接続する。流体供給管6には液体エゼクタ20を介在する。液体エゼクタ20の吸込室22を蒸気トラップ25の出口側と接続する。
ジャケット部11の内側は反応釜1を熱交換すると共に、第2の熱交換器31でも熱交換し、また、ジャケット部11の外側は副熱交換器27を熱交換する。
【選択図】
図1

Description

本発明は、熱交換器内で被熱交換物を間接的に熱交換して、被熱交換物を加熱又は冷却する熱交換装置に関する。
従来の熱交換装置は、熱交換室をエゼクタと連通して、当該エゼクタにタンクを介して循環ポンプと接続すると共に、当該タンクへ冷却水を供給することによるタンク内水温の制御部を設けることによって、蒸気の急凝縮に起因するハンマー現象に伴う振動や衝撃を防止することができるものである。
上記従来の熱交換装置では、加熱又は冷却時に、単位時間当りの熱交換量を十分に確保することができないために、熱交換効率をある程度以上に向上させることができない問題があった。
特公平5−34054号公報
解決しようとする課題は、単位時間当りの熱交換量を十分に確保できるようにして、熱交換効率を向上させることである。
本発明は、被熱交換物を加熱あるいは冷却する熱交換器と、当該熱交換器の熱交換部材に冷却用の流体を供給する冷却流体供給管と、加熱用の蒸気を供給する蒸気供給管と、熱交換器の熱交換部材内の流体を吸引する吸引手段を接続したものにおいて、熱交換器の内部に第2の熱交換器を配置すると共に、熱交換部材の内側と外側の両方に熱交換器を配置したものである。
本発明は、熱交換器の内部に第2の熱交換器を配置すると共に、熱交換部材の内側と外側の両方に熱交換器を配置したことにより、熱交換するための面積を増大することができ、単位時間当たりの熱交換量を十分に確保して、熱交換効率を向上させることができる。
本発明に係る熱交換装置の実施例を示す構成図。
本発明は、熱交換部材の内側と外側の双方に熱交換器を配置するものであるが、例えば、熱交換器が反応釜である場合は、熱交換部材をジャケット部とし、一方、ジャケット部の外側に副熱交換器を取り付けることができる。
図1において、熱交換器としての反応釜1と、反応釜1の外周に配置した熱交換部材としてのジャケット部11と、ジャケット部11の下端と接続した吸引手段2と、ジャケット部11の外側に配置した副熱交換器27、及び、反応釜1の内部に取り付けた第2の熱交換器31とで熱交換装置を構成する。
蒸気供給管3は図示しないボイラー等の蒸気源と接続すると共に、蒸気圧力調節弁7と開閉弁8を取り付け、流体供給管6を接続し、更に気液分離器4を取り付けて、熱交換器としての反応釜1のジャケット部11と接続する。
ジャケット部11の右側上部に冷却流体供給管23を接続する。この冷却流体供給管23からジャケット部11に冷却流体を供給することによって、反応釜1を加熱に代えて冷却することができるものである。
ジャケット部11の外側に配置した副熱交換器27は、半円状のパイプをジャケット部11の外側に螺旋状に巻き付けて形成する。反応釜1の下方に循環ポンプ28を配置して反応釜1内と接続し、この循環ポンプ28の吐出管29を副熱交換器27の下端部と連通し、副熱交換器27の上端部を管路30によって反応釜1の上部から反応釜1内と接続する。
反応釜1の内部に第2の熱交換器31を取り付ける。第2の熱交換器31は直管のパイプ状で、上端に管路32を介在して、冷却流体供給管23と蒸気供給管3を接続する。第2の熱交換器31の下端は、ジャケット部11と連通させる。本実施例においては、第2の熱交換器31を1本だけ取り付けた例を示したが、第2の熱交換器31は複数本を取り付けることができるものである。
循環ポンプ28を駆動することにより、反応釜1内の被熱交換物がこの循環ポンプ28によって反応釜1内から副熱交換器27を通って再度、反応釜1内へと循環されるものである。本実施例においては、熱交換部材としてのジャケット部11の内側に熱交換器としての反応釜1と、ジャケット部11の外側に副熱交換器27を配置したことによって、ジャケット部11の両面で被熱交換物が熱交換され、熱交換するための面積を増大することができ、単位時間当たりの熱交換量を十分に確保して、熱交換効率を向上させることができる。また、第2の熱交換器31を取り付けたことで、更に熱交換効率を向上させることができる。
反応釜1のジャケット部11の下端を、蒸気トラップ12とバルブ13を介して吸引手段2のエゼクタ14と接続する。吸引手段2は、エゼクタ14とタンク5と循環ポンプ15に循環路16を介して接続した組み合わせポンプとして構成する。エゼクタ14はタンク5内の流体を循環ポンプ15で循環して通過させることにより、その流体温度に応じた吸引力を生じるものである。
循管路16を分岐して、余剰流体排出管9と流体供給管6を連通する。余剰流体排出管9には開閉弁10を取り付けて、図示しないタンク5内のレベル計と連動してタンク5内の液位を所定レベルに維持する。
流体供給管6は、組み合わせポンプ2の循環流体の一部を蒸気供給管3の上部から矢印方向に供給するものであり、途中に液体エゼクタ20とストレーナ18と弁手段19とを取り付ける。液体エゼクタ20の吸込室22を、管路24を介して蒸気トラップ25の出口側と接続する。
流体供給管6に取り付けたストレーナ18は、一般的にY型ストレーナと呼ばれているもので、内部に円筒状の漉し板と漉し網からなるスクリーン部材を有しており、このスクリーン部材を流体が流下することによって、流体中に混入していた錆やスケール等の異物を漉し取ることができ、異物の漉し取られた流体だけが弁手段19側へ流下することができるものである。
ストレーナ18のブロー通路17に自動開閉弁26を接続する。ブロー通路17は、ストレーナ18の入口側と連通しており、スクリーン部材で漉し取られてスクリーン部材内壁に付着している異物をこのブロー通路17から外部へ排除することができる。従って、自動開閉弁26を開弁することによって、ストレーナ18へ流入した流体はスクリーン部材に付着している異物をブローしてブロー通路17と自動開閉弁26から系外へ排除される。
流体供給管6と反応釜1のジャケット部11の間に気液分離器4を配置する。気液分離器4は、従来から用いられている型式のもので良く、遠心力を利用したものや衝突板に衝突させるもの、あるいは、フィルターを用いたもの等適宜用いることができる。気液分離器4の下部に蒸気トラップ25を取り付け、管路24を介して液体エゼクタ20と連通する。蒸気トラップ25は、蒸気は通過させることがなく、液体としての復水だけを流下させる自動弁の一種であり、気液分離器4で分離された液体としての復水を出口側へ排出するものである。なお、吸引手段2のタンク5の上部には冷却流体補給管21を接続する。
反応釜1内の図示しない被加熱物を加熱する場合、蒸気供給管3から加熱用の蒸気をジャケット部11と第2の熱交換器31に供給すると共に、循環ポンプ15を駆動してエゼクタ14で吸引力を発生させる。
この場合、加熱用の蒸気は蒸気圧力調節弁7で所定の圧力まで減圧されるが、圧力が減圧されても保有している熱量はほとんど減少することが無いために、減圧蒸気は過熱蒸気となる。しかしながら、流体供給管6から循環流体の一部が過熱蒸気中に供給されることによって、気液分離器4を流下する間までに過熱蒸気は飽和温度蒸気まで減温される。流体供給管6から供給される流体の量は、弁手段19の開度を適宜調整することにより、制御することができる。
気液分離器4で循環流体と蒸気の混合流体はそれぞれ気液分離され、飽和温度となった蒸気はジャケット部11と第2の熱交換器31に供給されて反応釜1内の被加熱物を加熱すると共に、分離された液体即ち復水は蒸気トラップ25を通って液体エゼクタ20に吸引される。
1 反応釜
2 吸引手段
3 蒸気供給管
4 気液分離器
5 タンク
6 流体供給管
11 ジャケット部
14 エゼクタ
15 循環ポンプ
17 ブロー通路
18 ストレーナ
19 弁手段
20 液体エゼクタ
23 冷却流体供給管
27 副熱交換器
28 循環ポンプ
31 第2の熱交換器

Claims (1)

  1. 被熱交換物を加熱あるいは冷却する熱交換器と、当該熱交換器の熱交換部材に冷却用の流体を供給する冷却流体供給管と、加熱用の蒸気を供給する蒸気供給管と、熱交換器の熱交換部材内の流体を吸引する吸引手段を接続したものにおいて、熱交換器の内部に第2の熱交換器を配置すると共に、熱交換部材の内側と外側の両方に熱交換器を配置したことを特徴とする熱交換装置。
JP2011133616A 2011-06-15 2011-06-15 熱交換装置 Withdrawn JP2013002715A (ja)

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