JP2013000339A - 生体情報取得システム - Google Patents

生体情報取得システム Download PDF

Info

Publication number
JP2013000339A
JP2013000339A JP2011134395A JP2011134395A JP2013000339A JP 2013000339 A JP2013000339 A JP 2013000339A JP 2011134395 A JP2011134395 A JP 2011134395A JP 2011134395 A JP2011134395 A JP 2011134395A JP 2013000339 A JP2013000339 A JP 2013000339A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic field
biological information
information acquisition
unit
field generation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2011134395A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoki Yoshida
直樹 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Corp filed Critical Olympus Corp
Priority to JP2011134395A priority Critical patent/JP2013000339A/ja
Priority to PCT/JP2012/063444 priority patent/WO2012172952A1/ja
Publication of JP2013000339A publication Critical patent/JP2013000339A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B1/00Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
    • A61B1/04Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor combined with photographic or television appliances
    • A61B1/041Capsule endoscopes for imaging
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B1/00Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
    • A61B1/00147Holding or positioning arrangements
    • A61B1/00158Holding or positioning arrangements using magnetic field
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B5/00Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
    • A61B5/06Devices, other than using radiation, for detecting or locating foreign bodies ; determining position of probes within or on the body of the patient
    • A61B5/061Determining position of a probe within the body employing means separate from the probe, e.g. sensing internal probe position employing impedance electrodes on the surface of the body
    • A61B5/062Determining position of a probe within the body employing means separate from the probe, e.g. sensing internal probe position employing impedance electrodes on the surface of the body using magnetic field
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B5/00Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
    • A61B5/07Endoradiosondes
    • A61B5/073Intestinal transmitters
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B5/00Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
    • A61B5/68Arrangements of detecting, measuring or recording means, e.g. sensors, in relation to patient
    • A61B5/6846Arrangements of detecting, measuring or recording means, e.g. sensors, in relation to patient specially adapted to be brought in contact with an internal body part, i.e. invasive
    • A61B5/6847Arrangements of detecting, measuring or recording means, e.g. sensors, in relation to patient specially adapted to be brought in contact with an internal body part, i.e. invasive mounted on an invasive device
    • A61B5/6861Capsules, e.g. for swallowing or implanting

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Radiology & Medical Imaging (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Endoscopes (AREA)

Abstract

【課題】生体内に配置された生体情報取得装置の電源のオンオフの切り替えを確実に行うことが可能な生体情報取得システムを提供する。
【解決手段】生体情報取得システム1は、被検体の内部の生体情報を取得可能な生体情報取得部を具備する生体情報取得装置101と、生体情報取得部の電源状態を切り替えるための磁界を発生可能な磁界発生部203を具備する磁界発生装置201と、を有する生体情報取得システムであって、磁界発生装置は、生体情報取得装置に設けられた磁石107から発せられる磁界を検出可能な磁界検出部203と、磁界検出部による磁界の検出結果に基づき、生体情報取得装置と磁界発生部との間の距離を算出する演算制御部204と、演算制御部の演算結果として得られた距離と、予め設定された閾値とを比較し、比較した結果を含む情報を外部へ告知可能な告知情報を生成して出力する告知部205と、を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、生体情報取得システムに関し、特に、生体内の情報を取得可能な生体情報取得システムに関するものである。
医療分野における内視鏡は、生体内の観察等の用途において従来用いられている。そして、前述した内視鏡の種類の1つとして、被検者が嚥下することにより体腔内に配置され、蠕動運動に伴って体腔内を移動しつつ被写体の像を撮像し、撮像した被写体の像を撮像信号として外部に無線伝送可能なカプセル型内視鏡が近年提案されている。
そして、前述したカプセル型内視鏡と略同様の構成を有するものとしては、例えば、特許文献1に開示されているようなものがある。
具体的には、特許文献1には、生体内において生体情報を取得する生体情報取得部、及び、生体情報を無線により生体外へ伝送する無線伝送部を具備したカプセル型内視鏡において、外部から印加される磁界の検出結果に基づき、生体情報取得部及び無線伝送部へ供給される駆動電力の供給状態を制御する、という構成が開示されている。
しかし、特許文献1に開示された構成によれば、例えば、生体外に配置された磁界発生源と、生体内に配置されたカプセル型内視鏡と、の間の距離が大きく離れているような場合には、磁界発生源から発せられた磁界の強度が大幅に低下してしまうことに起因し、カプセル型内視鏡の電源のオンオフの切り替えに係る動作が正常に行われない場合がある、という課題が生じている。
本発明は、前述した事情に鑑みてなされたものであり、生体内に配置された生体情報取得装置の電源のオンオフの切り替えを確実に行うことが可能な生体情報取得システムを提供することを目的としている。
本発明の生体情報取得システムは、被検体の内部の生体情報を取得可能な生体情報取得部を具備して構成された生体情報取得装置と、前記生体情報取得部の電源状態を切り替えるための磁界を発生可能な磁界発生部を具備して構成された磁界発生装置と、を有する生体情報取得システムであって、前記磁界発生装置は、前記生体情報取得装置に設けられた磁石から発せられる磁界を検出可能な磁界検出部と、前記磁界検出部による磁界の検出結果に基づき、前記生体情報取得装置と前記磁界発生部との間の距離を算出する演算制御部と、前記演算制御部の演算結果として得られた距離と、前記被検体の内部に配置された前記生体情報取得装置が前記磁界発生部から発せられる磁界を検出可能な範囲内の距離として予め設定された閾値とを比較し、当該比較した結果を含む情報を外部へ告知可能な告知情報を生成して出力する告知部と、を有する。
本発明における生体情報取得システムによれば、生体内に配置された生体情報取得装置の電源のオンオフの切り替えを確実に行うことができる。
本発明の第1の実施例に係る生体情報取得システムの要部の構成を示す図。 第1の実施例における磁界発生装置の配置状態の一例を示す図。 被検者の体腔内に配置された生体情報取得装置と、被検者の体腔外に配置された磁界発生装置と、の間の距離が比較的遠い場合の一例を示す模式図。 被検者の体腔内に配置された生体情報取得装置と、被検者の体腔外に配置された磁界発生装置と、の間の距離が比較的近い場合の一例を示す模式図。 第1の実施例の変形例における磁界発生装置の配置状態の一例を示す図。 本発明の第2の実施例に係る生体情報取得システムの要部の構成を示す図。 被検者の体腔内に配置された生体情報取得装置の向きが変化する前の状態の一例を示す模式図。 被検者の体腔外に配置された磁界発生装置から発せられる誘導磁界により、被検者の体腔内に配置された生体情報取得装置の向きが変化した後の状態の一例を示す模式図。 本発明の第3の実施例に係る生体情報取得システムの要部の構成を示す図。 第3の実施例における磁界発生装置の配置状態の一例を示す図。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しつつ説明を行う。
(第1の実施例)
図1から図5は、本発明の第1の実施例に係るものである。
図1は、本発明の第1の実施例に係る生体情報取得システムの要部の構成を示す図である。
本実施例の生体情報取得システム1は、図1に示すように、生体情報取得装置101と、生体情報取得装置101の外部において磁界を発する磁界発生装置201と、を具備している。
生体情報取得装置101は、例えばカプセル内視鏡のような、被検者の体腔内に配置可能な寸法及び形状等を有する装置として構成されている。
また、生体情報取得装置101は、被検者の体腔内の被写体を照明するための照明光を発する照明部102と、照明部102により照明された被写体を撮像して画像データを取得する撮像部103と、撮像部103により取得された画像データを無線信号に変調して外部へ送信する無線送信部104と、生体情報取得装置101の各部の駆動に要する駆動電力を供給可能な内蔵バッテリ等からなる電源部105と、生体情報取得装置101の各部の動作に係る制御を行う制御部106と、静磁界を発生する磁石107と、を内部に有している。
すなわち、本実施例における生体情報取得部は、照明部102及び撮像部103を具備して構成されている。
制御部106は、磁界発生装置201から発せられた磁界を検出可能な磁界検出用コイル108aが設けられた磁界検出部108と、磁界検出部108の検出結果に基づいて電源部105から照明部102、撮像部103及び無線送信部104の各部への駆動電力の供給状態を切り替えるまたは維持するように制御を行う電源状態制御部109と、を有している。
なお、本実施例の生体情報取得装置101は、電源部105から照明部102、撮像部103及び無線送信部104の各部への駆動電力の供給状態に係わらず、電源部105から制御部106への駆動電力の供給が常時行われるように構成されているものとする。ただし、制御部106の待機電力が微小であるため、電源部105から制御部106へ常時電力供給が行われたとしても、被検者の体腔内で生体情報取得部による生体情報(画像)の取得が行われている際に電力不足が生じることはない。
一方、磁界発生装置201は、磁界発生装置201の各部の駆動に要する駆動電力を供給可能な電源部202と、生体情報取得装置101の磁石107から発せられる静磁界を検出可能な磁界検出部203と、磁界検出部203の検出結果に基づく演算を行う演算制御部204と、演算制御部204の演算結果に基づく告知情報を生成して出力する告知部205と、磁界発生装置201から磁界を発生させる指示を行うことが可能なスイッチ等を具備する操作指示部206と、生体情報取得装置101に作用させる磁界を発生可能な磁界発生部207と、を有している。
磁界検出部203は、例えば、相互に直交する3つの軸方向の磁界成分を検出可能な3軸のコイルセンサ等を具備するアンテナとして構成されている。すなわち、磁界検出部203は、磁石107から発せられる静磁界を相互に直交する3つの軸方向の磁界成分として検出することができるとともに、当該検出した各磁界成分の強度に応じた信号レベルの電気信号を出力することができるように構成されている。
演算制御部204は、磁界検出部203から出力される電気信号の信号レベルに基づいて公知の演算を行うことにより、生体情報取得装置101と磁界発生装置201との間の距離、及び、生体情報取得装置101の向きを演算結果として得ることができるように構成されている。また、演算制御部204は、磁界発生装置201の動作に関する種々の処理及び制御等を行うことができるように構成されている。なお、説明の簡単のため、演算制御部204の演算結果として得られる生体情報取得装置101と磁界発生装置201との間の距離は、磁石107と磁界発生部207との間の距離と実質的に同一であるものとする。
告知部205は、演算制御部204の演算結果として得られた距離と予め設定された距離Lとを比較し、当該比較した結果を含む情報を術者等に対して告知可能な告知情報としての画像、文字列及び音声のうちの少なくともいずれか1つを生成して出力することができるように構成されている。また、告知部205は、磁界発生装置201の動作に関する種々の情報を術者等に対して告知可能な画像、文字列及び音声のうちの少なくともいずれか1つを生成して出力することができるように構成されている。
なお、前述の距離Lは、例えば、被検者の体腔外に配置された磁界発生装置201から発せられる磁界(交流磁界)を、被検者の体腔内に配置された生体情報取得装置101の磁界検出用コイル108aにより検出可能な範囲内の値(例えば30cm程度)として予め設定されているものとする。
磁界発生部207は、生体情報取得装置101に作用させる磁界として、例えば、生体情報取得装置101の電源状態を切り替えるための交流磁界等を発生することができるように構成されている。
ここで、本実施例の生体情報取得システム1の動作等について説明を行う。
まず、被検者は、電源部105から照明部102、撮像部103及び無線送信部104の各部へ駆動電力が供給されていない状態、すなわち、電源がオフされている状態の生体情報取得装置101を嚥下する。
図2は、第1の実施例における磁界発生装置の配置状態の一例を示す図である。
その後、術者等は、例えば図2に示すように、ベッドに背臥した被検者の体腔外において、電源がオンされた状態の磁界発生装置201を手動で(実際に手で持って)移動させることにより、生体情報取得装置101を用いて情報(画像)の取得を実施する部位としての、情報取得対象部位の周辺に磁界発生装置201を近づける。
一方、磁界検出部203は、磁界発生装置201の電源がオンされると、生体情報取得装置101の磁石107から発せられる静磁界の検出、及び、検出結果に応じた電気信号の出力をそれぞれ開始する。
また、演算制御部204は、磁界検出部203から出力される電気信号の信号レベルに基づき、生体情報取得装置101と磁界発生装置201との間の距離の算出を行う。なお、演算制御部204による、生体情報取得装置101と磁界発生装置201との間の距離の算出(及び生体情報取得装置101の向きの算出)は、磁界発生装置201の電源がオンされている間において、略リアルタイムに行われるものとする。
図3は、被検者の体腔内に配置された生体情報取得装置と、被検者の体腔外に配置された磁界発生装置と、の間の距離が比較的遠い場合の一例を示す模式図である。
告知部205は、演算制御部204の演算結果として得られた距離が予め設定された距離Lより大きいことを検出すると、例えば、生体情報取得装置101が磁界発生装置201の配置位置の近辺に位置していない旨のメッセージを含む画像等を生成して出力する。具体的には、例えば、生体情報取得装置101と磁界発生装置201とが図3に示すような位置関係にある場合において、生体情報取得装置101が磁界発生装置201の配置位置の近辺に位置していない旨のメッセージが出力される。
術者等は、告知部205から出力されるメッセージの内容に基づき、生体情報取得装置101が情報取得対象部位に到達していないことを認識すると、告知部205から次のメッセージが出力されるまでの間、磁界発生装置201の配置位置を維持したまま待機する。
図4は、被検者の体腔内に配置された生体情報取得装置と、被検者の体腔外に配置された磁界発生装置と、の間の距離が比較的近い場合の一例を示す模式図である。
その後、告知部205は、演算制御部204の演算結果として得られた距離が予め設定された距離L以下になったことを検出すると、例えば、生体情報取得装置101が磁界発生装置201の配置位置の近辺に位置している旨のメッセージを含む画像等を生成して出力する。具体的には、例えば、生体情報取得装置101と磁界発生装置201とが図4に示すような位置関係にある場合において、生体情報取得装置101が磁界発生装置201の配置位置の近辺に位置している旨のメッセージが出力される。
術者等は、告知部205から出力されるメッセージの内容の変化に基づき、生体情報取得装置101が情報取得対象部位に到達したことを認識すると、磁界発生装置201の配置位置を維持しながら操作指示部206を操作することにより、生体情報取得装置101の電源をオフからオンに切り替えるための交流磁界を磁界発生部207から発生させる指示を行う。
一方、磁界検出部108は、磁界発生部207から発せられる交流磁界を磁界検出用コイル108aにおいて検出するとともに、検出結果に応じた電気信号を電源状態制御部109へ出力する。
電源状態制御部109は、磁界検出部108から出力される電気信号に基づき、電源部105から照明部102、撮像部103及び無線送信部104の各部への駆動電力の供給を開始させることにより、生体情報取得装置101の電源をオフからオンに切り替える。そして、電源状態制御部109により生体情報取得装置101の電源がオンされるに伴い、照明部102における照明光の照射、撮像部103における画像データの取得、及び、無線送信部104における無線信号の送信がそれぞれ開始される。
その後、告知部205は、生体情報取得装置101の移動に伴い、演算制御部204の演算結果として得られた距離が予め設定された距離Lより大きくなったことを再度検出すると、例えば、生体情報取得装置101が磁界発生装置201の配置位置の近辺に位置していない旨のメッセージを含む画像等を生成して出力する。
術者等は、告知部205から出力されるメッセージの内容の変化に基づき、生体情報取得装置101が情報取得対象部位を通過したことを認識すると、磁界発生装置201を手動で(実際に手で持って)移動させることにより、生体情報取得装置101の移動先と推測される部位の周辺に磁界発生装置201を近づける。
告知部205は、磁界発生装置201の移動に伴い、演算制御部204の演算結果として得られた距離が予め設定された距離L以下になったことを再度検出すると、例えば、生体情報取得装置101が磁界発生装置201の配置位置の近辺に位置している旨のメッセージを含む画像等を生成して出力する。
そして、術者等は、告知部205から出力されるメッセージの内容の変化に基づき、情報取得対象部位を通過した生体情報取得装置101の近辺に磁界発生装置201が配置されたことを認識すると、磁界発生装置201の配置位置を維持しながら操作指示部206を操作することにより、生体情報取得装置101の電源をオンからオフに切り替えるための交流磁界を磁界発生部207から発生させる指示を行う。
一方、磁界検出部108は、磁界発生部207から発せられる交流磁界を磁界検出用コイル108aにおいて検出するとともに、検出結果に応じた電気信号を電源状態制御部109へ出力する。
電源状態制御部109は、磁界検出部108から出力される電気信号に基づき、電源部105から照明部102、撮像部103及び無線送信部104の各部への駆動電力の供給を停止させることにより、生体情報取得装置101の電源をオンからオフに切り替える。そして、電源状態制御部109により生体情報取得装置101の電源がオフされるに伴い、照明部102における照明光の照射、撮像部103における画像データの取得、及び、無線送信部104における無線信号の送信がそれぞれ停止される。
従って、以上に述べたような生体情報取得システム1の動作等によれば、術者等は、告知部205から出力されるメッセージの内容に基づき、被検者の体腔内の情報取得対象部位(撮像部103による画像データの取得対象部位)の近辺に生体情報取得装置101が位置する場合において、生体情報取得装置101の電源を確実にオンすることができる。
また、以上に述べたような生体情報取得システム1の動作等によれば、術者等は、告知部205から出力されるメッセージの内容に基づき、被検者の体腔内の情報取得対象部位(撮像部103による画像データの取得対象部位)の近辺に生体情報取得装置101が位置しない場合において、生体情報取得装置101の電源を確実にオフすることができる。
すなわち、本実施例によれば、生体内に配置された生体情報取得装置の電源のオンオフの切り替えを確実に行うことができる。
なお、本実施例によれば、告知部205から出力されるメッセージの内容に基づいて術者等が操作指示部206を操作することにより、生体情報取得装置101の電源をオンからオフに切り替えるための交流磁界が発生されるものに限らない。具体的には、例えば、演算制御部204の演算結果として得られた距離が予め設定された距離L以下になった際に、演算制御部204が磁界発生部207を制御することにより、生体情報取得装置101の電源をオンからオフに切り替えるための交流磁界が発生されるように構成してもよい。そして、このような構成によれば、術者等が操作指示部206を操作せずとも生体情報取得装置101の電源をオンからオフに切り替えることができ、結果的に、簡易な操作でかつ確実に生体情報取得装置101の電源をオンすることができる。
また、本実施例の磁界発生装置201によれば、前述の構成に限らず、例えば図5に示すように、複数の磁界検出部203を被検者の体表に沿って配置できるように構成してもよい。図5は、第1の実施例の変形例における磁界発生装置の配置状態の一例を示す図である。
そして、磁界発生装置201が図5に例示したような構成を具備する場合において、演算制御部204は、複数の磁界検出部203からそれぞれ出力される電気信号の信号レベルに基づき、各磁界検出部203と生体情報取得装置101との間の距離をそれぞれ算出することができる。
さらに、磁界発生装置201が図5に例示したような構成を具備する場合において、告知部205は、演算制御部204の演算結果に基づき、複数の磁界検出部203のうち、生体情報取得装置101に最も近い位置に配置された1つの磁界検出部203を特定することができるともに、例えば、当該1つの磁界検出部203の周辺へ磁界発生装置201を移動させるように促す旨のメッセージを含む画像等を生成して出力することができる。
一方、磁界発生装置201が図5に例示したような構成を具備する場合において、本実施例の告知部205は、演算制御部204の演算結果に基づき、例えば、生体情報取得装置101に最も近い位置に配置された1つの磁界検出部203の周辺へ磁界発生装置201を移動させるように促す旨のメッセージ、及び、生体情報取得装置101の磁界検出用コイル108aにおいて交流磁界を好適に検出可能な方向を向けて磁界発生装置201を配置させるように促す旨のメッセージを含む画像等を生成して出力することができる。
(第2の実施例)
図6から図8は、本発明の第2の実施例に係るものである。
なお、本実施例においては、第1の実施例と同様の構成等を有する部分に関する詳細な説明を省略するとともに、第1の実施例と異なる構成等を有する部分に関して主に説明を行う。
図6は、本発明の第2の実施例に係る生体情報取得システムの要部の構成を示す図である。
本実施例の生体情報取得システム1Aは、図6に示すように、生体情報取得装置101と、生体情報取得装置101の外部において磁界を発する磁界発生装置201Aと、を具備している。
磁界発生装置201Aは、電源部202と、磁界検出部203と、演算制御部204と、告知部205と、操作指示部206と、生体情報取得装置101の電源状態を切り替えるための交流磁界を発生可能な磁界発生部207Aと、生体情報取得装置101の向きを変化させるための誘導磁界を発生可能な磁界発生部207Bと、を有している。
すなわち、本実施例の磁界発生装置201Aには、第1の実施例の磁界発生装置201の磁界発生部207に代えて、磁界発生部207A及び207Bが設けられている。
ここで、本実施例の生体情報取得システム1Aの動作等について説明を行う。
まず、被検者は、電源部105から照明部102、撮像部103及び無線送信部104の各部へ駆動電力が供給されていない状態、すなわち、電源がオフされている状態の生体情報取得装置101を嚥下する。
その後、術者等は、図2に例示したように、ベッドに背臥した被検者の体腔外において、電源がオンされた状態の磁界発生装置201Aを手動で(実際に手で持って)移動させることにより、生体情報取得装置101を用いて情報(画像)の取得を実施する部位としての、情報取得対象部位の周辺に磁界発生装置201Aを近づける。
一方、磁界検出部203は、磁界発生装置201Aの電源がオンされると、生体情報取得装置101の磁石107から発せられる静磁界の検出、及び、検出結果に応じた電気信号の出力をそれぞれ開始する。
また、演算制御部204は、磁界検出部203から出力される電気信号の信号レベルに基づき、生体情報取得装置101と磁界発生装置201Aとの間の距離の算出を行う。なお、演算制御部204による距離の算出は、磁界発生装置201Aの電源がオンされている間において、略リアルタイムに行われるものとする。
告知部205は、演算制御部204の演算結果として得られた距離が予め設定された距離Lより大きいことを検出すると、例えば、生体情報取得装置101が磁界発生装置201Aの配置位置の近辺に位置していない旨のメッセージを含む画像等を生成して出力する。
術者等は、告知部205から出力されるメッセージの内容に基づき、生体情報取得装置101が情報取得対象部位に到達していないことを認識すると、告知部205から次のメッセージが出力されるまでの間、磁界発生装置201Aの配置位置を維持したまま待機する。
その後、告知部205は、演算制御部204の演算結果として得られた距離が予め設定された距離L以下になったことを検出すると、例えば、生体情報取得装置101が磁界発生装置201Aの配置位置の近辺に位置している旨、及び、生体情報取得装置101の電源状態の切り替えに係る準備を行っている最中につき操作指示部206を操作せずに待機するように促す旨のメッセージを含む画像等を生成して出力する。
術者等は、告知部205から出力されるメッセージの内容の変化に基づき、生体情報取得装置101が情報取得対象部位に到達したことを認識すると、告知部205から次のメッセージが出力されるまでの間、磁界発生装置201Aの配置位置を維持したまま、操作指示部206の操作を行わずに待機する。
図7は、被検者の体腔内に配置された生体情報取得装置の向きが変化する前の状態の一例を示す模式図である。
一方、演算制御部204は、生体情報取得装置101と磁界発生装置201Aとの間の距離が予め設定された距離L以下になったことを検出した略直後において、磁界発生部207Bを制御することにより、生体情報取得装置101の向きを変化させるための誘導磁界を磁界発生部207Bから発生させる。具体的には、例えば、生体情報取得装置101と磁界発生装置201Aとが図7のような位置関係になった略直後において、磁界発生部207Bから誘導磁界が発生される。
そして、磁界発生部207Bから発せられる誘導磁界と、磁石107から発せられる静磁界との相互作用により、生体情報取得装置101がヨー方向、ロール方向及び(または)ピッチ方向に回転される。
演算制御部204は、生体情報取得装置101の向きを変化させるための誘導磁界を磁界発生部207Bから発生させる制御を行いながら、磁界検出部203から出力される電気信号の信号レベルを監視することにより、磁界検出部203から出力される電気信号の信号レベルが極大化する誘導磁界の出力状態を探索する。
図8は、被検者の体腔外に配置された磁界発生装置から発せられる誘導磁界により、被検者の体腔内に配置された生体情報取得装置の向きが変化した後の状態の一例を示す模式図である。
ここで、例えば、生体情報取得装置101が図8に示すような向きを向いた際に、磁界検出部203から出力される電気信号の信号レベルが極大化した場合を考えると、演算制御部204は、生体情報取得装置101の向きを図8に示すような向きに向けたまま維持させるような誘導磁界を磁界発生部207Bから発生させるとともに、生体情報取得装置101の向きの調整が完了した旨を示す制御信号を告知部205へ出力する。
告知部205は、演算制御部204から出力される制御信号に基づき、生体情報取得装置101の向きの調整が完了したことを検出すると、例えば、生体情報取得装置101の電源状態の切り替えに係る準備が整った旨のメッセージを含む画像等を生成して出力する。
術者等は、告知部205から出力されるメッセージの内容の変化に基づき、生体情報取得装置101の電源状態を切り替え可能な状況が整ったことを認識すると、磁界発生装置201Aの配置位置を維持しながら操作指示部206を操作することにより、生体情報取得装置101の電源をオフからオンに切り替えるための交流磁界を磁界発生部207Aから発生させる指示を行う。
演算制御部204は、生体情報取得装置101の電源をオフからオンに切り替えるための交流磁界を磁界発生部207Aから発生させる指示が行われてから一定期間が経過した際に、磁界発生部207Bからの誘導磁界の発生を停止させる。
一方、磁界検出部108は、磁界発生部207Aから発せられる交流磁界を磁界検出用コイル108aにおいて検出するとともに、検出結果に応じた電気信号を電源状態制御部109へ出力する。
電源状態制御部109は、磁界検出部108から出力される電気信号に基づき、電源部105から照明部102、撮像部103及び無線送信部104の各部への駆動電力の供給を開始させることにより、生体情報取得装置101の電源をオフからオンに切り替える。そして、電源状態制御部109により生体情報取得装置101の電源がオンされるに伴い、照明部102における照明光の照射、撮像部103における画像データの取得、及び、無線送信部104における無線信号の送信がそれぞれ開始される。
その後、告知部205は、生体情報取得装置101の移動に伴い、演算制御部204の演算結果として得られた距離が予め設定された距離Lより大きくなったことを再度検出すると、例えば、生体情報取得装置101が磁界発生装置201Aの配置位置の近辺に位置していない旨のメッセージを含む画像等を生成して出力する。
術者等は、告知部205から出力されるメッセージの内容の変化に基づき、生体情報取得装置101が情報取得対象部位を通過したことを認識すると、磁界発生装置201Aを手動で(実際に手で持って)移動させることにより、生体情報取得装置101の移動先と推測される部位の周辺に磁界発生装置201Aを近づける。
告知部205は、磁界発生装置201の移動に伴い、演算制御部204の演算結果として得られた距離が予め設定された距離L以下になったことを再度検出すると、例えば、生体情報取得装置101が磁界発生装置201Aの配置位置の近辺に位置している旨、及び、生体情報取得装置101の電源状態の切り替えに係る準備を行っている最中につき操作指示部206を操作せずに待機するように促す旨のメッセージを含む画像等を生成して出力する。
術者等は、告知部205から出力されるメッセージの内容の変化に基づき、情報取得対象部位を通過した生体情報取得装置101の近辺に磁界発生装置201が配置されたことを認識すると、告知部205から次のメッセージが出力されるまでの間、磁界発生装置201Aの配置位置を維持したまま、操作指示部206の操作を行わずに待機する。
一方、演算制御部204は、生体情報取得装置101と磁界発生装置201Aとの間の距離が予め設定された距離L以下になったことを検出した略直後において、磁界発生部207Bを制御することにより、生体情報取得装置101の向きを変化させるための誘導磁界を磁界発生部207Bから発生させる。
そして、磁界発生部207Bから発せられる誘導磁界と、磁石107から発せられる静磁界との相互作用により、生体情報取得装置101がヨー方向、ロール方向及び(または)ピッチ方向に回転される。
演算制御部204は、生体情報取得装置101の向きを変化させるための誘導磁界を磁界発生部207Bから発生させる制御を行いながら、磁界検出部203から出力される電気信号の信号レベルを監視することにより、磁界検出部203から出力される電気信号の信号レベルが極大化する誘導磁界の出力状態を探索する。
ここで、例えば、生体情報取得装置101が図8に示すような向きを向いた際に、磁界検出部203から出力される電気信号の信号レベルが極大化した場合を考えると、演算制御部204は、生体情報取得装置101の向きを図8に示すような向きに向けたまま維持させるような誘導磁界を磁界発生部207Bから発生させるとともに、生体情報取得装置101の向きの調整が完了した旨を示す制御信号を告知部205へ出力する。
告知部205は、演算制御部204から出力される制御信号に基づき、生体情報取得装置101の向きの調整が完了したことを検出すると、例えば、生体情報取得装置101の電源状態の切り替えに係る準備が整った旨のメッセージを含む画像等を生成して出力する。
術者等は、告知部205から出力されるメッセージの内容の変化に基づき、生体情報取得装置101の電源状態を切り替え可能な状況が整ったことを認識すると、磁界発生装置201Aの配置位置を維持しながら操作指示部206を操作することにより、生体情報取得装置101の電源をオンからオフに切り替えるための交流磁界を磁界発生部207Aから発生させる指示を行う。
演算制御部204は、生体情報取得装置101の電源をオンからオフに切り替えるための交流磁界を磁界発生部207Aから発生させる指示が行われてから一定期間が経過した際に、磁界発生部207Bからの誘導磁界の発生を停止させる。
一方、磁界検出部108は、磁界発生部207Aから発せられる交流磁界を磁界検出用コイル108aにおいて検出するとともに、検出結果に応じた電気信号を電源状態制御部109へ出力する。
電源状態制御部109は、磁界検出部108から出力される電気信号に基づき、電源部105から照明部102、撮像部103及び無線送信部104の各部への駆動電力の供給を停止させることにより、生体情報取得装置101の電源をオンからオフに切り替える。そして、電源状態制御部109により生体情報取得装置101の電源がオフされるに伴い、照明部102における照明光の照射、撮像部103における画像データの取得、及び、無線送信部104における無線信号の送信がそれぞれ停止される。
従って、以上に述べたような生体情報取得システム1Aの動作等によれば、術者等は、告知部205から出力されるメッセージの内容に基づき、被検者の体腔内の情報取得対象部位(撮像部103による画像データの取得対象部位)の近辺に生体情報取得装置101が位置する場合において、生体情報取得装置101の電源を確実にオンすることができる。
また、以上に述べたような生体情報取得システム1Aの動作等によれば、術者等は、告知部205から出力されるメッセージの内容に基づき、被検者の体腔内の情報取得対象部位(撮像部103による画像データの取得対象部位)の近辺に生体情報取得装置101が位置しない場合において、生体情報取得装置101の電源を確実にオフすることができる。
すなわち、本実施例によれば、生体内に配置された生体情報取得装置の電源のオンオフの切り替えを確実に行うことができる。
(第3の実施例)
図9及び図10は、本発明の第3の実施例に係るものである。
なお、本実施例においては、第1及び第2の実施例と同様の構成等を有する部分に関する詳細な説明を省略するとともに、第1及び第2の実施例と異なる構成等を有する部分に関して主に説明を行う。
図9は、本発明の第3の実施例に係る生体情報取得システムの要部の構成を示す図である。
本実施例の生体情報取得システム1Bは、図9に示すように、生体情報取得装置101と、生体情報取得装置101の外部において磁界を発する磁界発生装置201Bと、を具備している。
磁界発生装置201Bの本体部211には、電源部202と、磁界検出部203と、演算制御部204と、告知部205と、操作指示部206と、が設けられている。
また、磁界発生装置201Bは、図9に示すように、本体部211と、本体部211から延出して設けられたアーム部材208と、アーム部材208の先端部に設けられた磁界発生部209と、を有して構成されている。
アーム部材208は、例えば、演算制御部204の制御に応じて駆動力を発生する1または複数のアクチュエータ(図示せず)を具備するとともに、各アクチュエータにおいて発生した駆動力に応じて屈曲または伸縮することができるように構成されている。そして、このような構成によれば、演算制御部204の制御に応じてアーム部材208が屈曲または伸縮することにより、アーム部材208の先端部に設けられた磁界発生部209の配置位置を変化させることができる。
一方、磁界発生部209には、生体情報取得装置101の電源状態を切り替えるための交流磁界を発生可能な磁界発生部207Aと、生体情報取得装置101の向きを変化させるための誘導磁界を発生可能な磁界発生部207Bと、が設けられている。
ここで、本実施例の生体情報取得システム1Bの動作等について説明を行う。
まず、術者等は、操作指示部206を操作してアーム部材208の較正を行うことにより、ベッドに背臥した被検者の所定の部位(例えば腹部等)に対応する磁界発生部209の原点位置を定めるとともに、当該原点位置がおよそどの辺りであるかを示す目印をベッドに付す。また、術者等は、操作指示部206を操作することにより、被検者の情報取得対象部位を入力する。
演算制御部204は、アーム部材208の較正により取得された磁界発生部209の原点位置と、操作指示部206において入力された被検者の情報取得対象部位と、に基づき、当該入力された情報取得対象部位の近辺の任意の座標位置を取得するとともに、当該取得した任意の座標位置を、生体情報取得装置101を用いた診断時における磁界発生部209の移動先の座標位置Cとして設定する。
一方、被検者は、電源部105から照明部102、撮像部103及び無線送信部104の各部へ駆動電力が供給されていない状態、すなわち、電源がオフされている状態の生体情報取得装置101を嚥下する。
図10は、第3の実施例における磁界発生装置の配置状態の一例を示す図である。
その後、術者等は、予めベッドに付した目印の位置と被検者の所定の部位とが略一致するように被検者をベッドに背臥させるとともに、操作指示部206を操作して磁界発生部209を原点位置に配置させる。なお、このような診断開始直前の状況によれば、例えば、ベッドに背臥した被検者に対し、図10に示すような位置に磁界発生部209が配置される。
そして、術者等は、操作指示部206の診断開始スイッチ(図示せず)をオンすることにより、生体情報取得装置101を用いた診断を開始する。
一方、磁界検出部203は、操作指示部206の診断開始スイッチがオンされたことを検出すると、生体情報取得装置101の磁石107から発せられる静磁界の検出、及び、検出結果に応じた電気信号の出力をそれぞれ開始する。
演算制御部204は、操作指示部206の診断開始スイッチがオンされたことを検出すると、アーム部材208を制御することにより、予め設定された移動先の座標位置Cに磁界発生部209を移動させる。
また、演算制御部204は、座標位置Cに磁界発生部209を移動させた後、磁界検出部203から出力される電気信号の信号レベルに基づき、生体情報取得装置101と磁界発生部209との間の距離の算出を行う。なお、演算制御部204による距離の算出は、操作指示部206の診断開始スイッチがオンされている間において、略リアルタイムに行われるものとする。
演算制御部204は、生体情報取得装置101の移動に伴い、生体情報取得装置101と磁界発生部209との間の距離が減少して予め設定された距離L以下になったことを検出した略直後において、磁界発生部207Bを制御することにより、生体情報取得装置101の向きを変化させるための誘導磁界を磁界発生部207Bから発生させる。
そして、磁界発生部207Bから発せられる誘導磁界と、磁石107から発せられる静磁界との相互作用により、生体情報取得装置101がヨー方向、ロール方向及び(または)ピッチ方向に回転される。
演算制御部204は、生体情報取得装置101の向きを変化させるための誘導磁界を磁界発生部207Bから発生させる制御を行いながら、磁界検出部203から出力される電気信号の信号レベルを監視することにより、磁界検出部203から出力される電気信号の信号レベルが極大化する誘導磁界の出力状態を探索する。
ここで、例えば、生体情報取得装置101が図8に示すような向きを向いた際に、磁界検出部203から出力される電気信号の信号レベルが極大化した場合を考えると、演算制御部204は、生体情報取得装置101の向きを図8に示すような向きに向けたまま維持させるような誘導磁界を一定期間のみ磁界発生部207Bから発生させるとともに、当該一定期間内のいずれかのタイミングにおいて、生体情報取得装置101の電源をオフからオンに切り替えるための交流磁界を磁界発生部207Aから発生させる。
一方、磁界検出部108は、磁界発生部207Aから発せられる交流磁界を磁界検出用コイル108aにおいて検出するとともに、検出結果に応じた電気信号を電源状態制御部109へ出力する。
電源状態制御部109は、磁界検出部108から出力される電気信号に基づき、電源部105から照明部102、撮像部103及び無線送信部104の各部への駆動電力の供給を開始させることにより、生体情報取得装置101の電源をオフからオンに切り替える。そして、電源状態制御部109により生体情報取得装置101の電源がオンされるに伴い、照明部102における照明光の照射、撮像部103における画像データの取得、及び、無線送信部104における無線信号の送信がそれぞれ開始される。
その後、演算制御部204は、生体情報取得装置101の移動に伴い、生体情報取得装置101と磁界発生部209との間の距離が増加して予め設定された距離Lより大きくなったことを検出すると、アーム部材208を制御することにより、生体情報取得装置101の移動先と推測される部位の周辺の座標位置に磁界発生部209を移動させる。
また、演算制御部204は、磁界発生部209の移動に伴い、生体情報取得装置101と磁界発生部209との間の距離が減少して予め設定された距離L以下になったことを検出した略直後において、磁界発生部207Bを制御することにより、生体情報取得装置101の向きを変化させるための誘導磁界を磁界発生部207Bから発生させる。
そして、磁界発生部207Bから発せられる誘導磁界と、磁石107から発せられる静磁界との相互作用により、生体情報取得装置101がヨー方向、ロール方向及び(または)ピッチ方向に回転される。
演算制御部204は、生体情報取得装置101の向きを変化させるための誘導磁界を磁界発生部207Bから発生させる制御を行いながら、磁界検出部203から出力される電気信号の信号レベルを監視することにより、磁界検出部203から出力される電気信号の信号レベルが極大化する誘導磁界の出力状態を探索する。
ここで、例えば、生体情報取得装置101が図8に示すような向きを向いた際に、磁界検出部203から出力される電気信号の信号レベルが極大化した場合を考えると、演算制御部204は、生体情報取得装置101の向きを図8に示すような向きに向けたまま維持させるような誘導磁界を一定期間のみ磁界発生部207Bから発生させるとともに、当該一定期間内のいずれかのタイミングにおいて、生体情報取得装置101の電源をオンからオフに切り替えるための交流磁界を磁界発生部207Aから発生させる。
一方、磁界検出部108は、磁界発生部207Aから発せられる交流磁界を磁界検出用コイル108aにおいて検出するとともに、検出結果に応じた電気信号を電源状態制御部109へ出力する。
電源状態制御部109は、磁界検出部108から出力される電気信号に基づき、電源部105から照明部102、撮像部103及び無線送信部104の各部への駆動電力の供給を停止させることにより、生体情報取得装置101の電源をオンからオフに切り替える。そして、電源状態制御部109により生体情報取得装置101の電源がオフされるに伴い、照明部102における照明光の照射、撮像部103における画像データの取得、及び、無線送信部104における無線信号の送信がそれぞれ停止される。
従って、以上に述べたような生体情報取得システム1Bの動作等によれば、被検者の体腔内の情報取得対象部位(撮像部103による画像データの取得対象部位)の近辺に生体情報取得装置101が位置する場合において、生体情報取得装置101の電源を確実にオンすることができる。
また、以上に述べたような生体情報取得システム1Bの動作等によれば、被検者の体腔内の情報取得対象部位(撮像部103による画像データの取得対象部位)の近辺に生体情報取得装置101が位置しない場合において、生体情報取得装置101の電源を確実にオフすることができる。
すなわち、本実施例によれば、生体内に配置された生体情報取得装置の電源のオンオフの切り替えを確実に行うことができる。
なお、本発明は、上述した各実施例に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲内において種々の変更や応用が可能であることは勿論である。
1,1A,1B 生体情報取得システム
101 生体情報取得装置
102 照明部
103 撮像部
104 無線送信部
105 電源部
106 制御部
107 磁石
201,201A,201B 磁界発生装置
202 電源部
203 磁界検出部
204 演算制御部
205 告知部
206 操作指示部
207,207A,207B,209 磁界発生部
208 アーム部材
211 本体部
特開2009−89907号公報

Claims (4)

  1. 被検体の内部の生体情報を取得可能な生体情報取得部を具備して構成された生体情報取得装置と、前記生体情報取得部の電源状態を切り替えるための磁界を発生可能な磁界発生部を具備して構成された磁界発生装置と、を有する生体情報取得システムであって、
    前記磁界発生装置は、
    前記生体情報取得装置に設けられた磁石から発せられる磁界を検出可能な磁界検出部と、
    前記磁界検出部による磁界の検出結果に基づき、前記生体情報取得装置と前記磁界発生部との間の距離を算出する演算制御部と、
    前記演算制御部の演算結果として得られた距離と、前記被検体の内部に配置された前記生体情報取得装置が前記磁界発生部から発せられる磁界を検出可能な範囲内の距離として予め設定された閾値とを比較し、当該比較した結果を含む情報を外部へ告知可能な告知情報を生成して出力する告知部と、
    を有することを特徴とする生体情報取得システム。
  2. 前記演算制御部は、前記生体情報取得装置と前記磁界発生部との間の距離が前記閾値以下になったことを検出した際に、前記生体情報取得部の電源状態を切り替えるための磁界を前記磁界発生部から発生させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の生体情報取得システム。
  3. 前記磁界発生装置は、前記生体情報取得部の電源状態を切り替えるための磁界を発生可能な第1の磁界発生部と、前記生体情報取得装置の向きを変化させるための磁界を発生可能な第2の磁界発生部と、を有し、
    前記演算制御部は、前記生体情報取得装置と前記磁界発生装置との間の距離が前記閾値以下になったことを検出した際に、前記生体情報取得装置の向きを前記磁界検出部による磁界の検出結果が極大化する向きに向けたまま維持させるような誘導磁界を前記第2の磁界発生部から発生させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の生体情報取得システム。
  4. 前記演算制御部は、前記第2の磁界発生部から前記誘導磁界が発生されている最中において、前記生体情報取得部の電源状態を切り替えるための磁界を前記第1の磁界発生部から発生させる
    ことを特徴とする請求項3に記載の生体情報取得システム。
JP2011134395A 2011-06-16 2011-06-16 生体情報取得システム Withdrawn JP2013000339A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011134395A JP2013000339A (ja) 2011-06-16 2011-06-16 生体情報取得システム
PCT/JP2012/063444 WO2012172952A1 (ja) 2011-06-16 2012-05-25 生体情報取得システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011134395A JP2013000339A (ja) 2011-06-16 2011-06-16 生体情報取得システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2013000339A true JP2013000339A (ja) 2013-01-07

Family

ID=47356946

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011134395A Withdrawn JP2013000339A (ja) 2011-06-16 2011-06-16 生体情報取得システム

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2013000339A (ja)
WO (1) WO2012172952A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016098818A1 (ja) * 2014-12-18 2016-06-23 株式会社パイオラックス カプセル内視鏡及びカプセル内視鏡検査方法並びにカプセル内視鏡検査装置

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114305297B (zh) * 2021-09-08 2022-12-13 深圳市资福医疗技术有限公司 磁控胶囊内窥镜系统

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4744026B2 (ja) * 2001-07-30 2011-08-10 オリンパス株式会社 カプセル内視鏡およびカプセル内視鏡システム
JP4149838B2 (ja) * 2003-03-04 2008-09-17 オリンパス株式会社 カプセル型医療装置
JP4523322B2 (ja) * 2004-04-16 2010-08-11 オリンパス株式会社 位置検出装置、被検体内位置検出システム
KR101050340B1 (ko) * 2006-01-19 2011-07-19 올림푸스 메디칼 시스템즈 가부시키가이샤 피검체 내 의료 시스템
JP4848851B2 (ja) * 2006-06-15 2011-12-28 パナソニック株式会社 生体検査システム
JP5522924B2 (ja) * 2008-10-29 2014-06-18 オリンパス株式会社 生体観察システム及び生体観察システムの作動方法
JP5489513B2 (ja) * 2009-04-08 2014-05-14 オリンパス株式会社 体内観察システムおよび体内観察システムの駆動方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016098818A1 (ja) * 2014-12-18 2016-06-23 株式会社パイオラックス カプセル内視鏡及びカプセル内視鏡検査方法並びにカプセル内視鏡検査装置

Also Published As

Publication number Publication date
WO2012172952A1 (ja) 2012-12-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2371263B1 (en) Guiding system for capsule type medical device and method for guiding capsule type medical device
EP2351513B1 (en) Capsule medical device guidance system
JP5361729B2 (ja) 位置検出装置
WO2011118253A1 (ja) カプセル型医療装置用誘導システムおよびカプセル型医療装置の誘導方法
EP2502543B1 (en) Capsule medical device guidance system
JP4902620B2 (ja) カプセル誘導システム
US10750935B2 (en) Guidance device and capsule medical device guidance system
JP2005185644A (ja) カプセル型医療装置システム
US9968243B2 (en) Guiding device for changing magnetic field to change restrained position for restraining capsule medical device relative to position of capsule medical device, and capsule medical device guiding system
JPWO2013172312A1 (ja) カプセル型医療装置及び医療システム
US8460177B2 (en) Capsule medical device guidance system and method for guiding capsule medical device
EP2452609B1 (en) In-vivo information acquiring system
JP6028131B1 (ja) カプセル型内視鏡システムおよび磁界発生装置
WO2012172952A1 (ja) 生体情報取得システム
WO2016067802A1 (ja) 誘導装置、カプセル型内視鏡誘導システム、及び誘導装置の作動方法
WO2016157596A1 (ja) カプセル型内視鏡誘導システムおよびカプセル型内視鏡誘導装置
US20100261959A1 (en) In-vivo observation system and method for driving in-vivo observation system
JP5820645B2 (ja) 生体情報取得システム
JP2010094442A (ja) 生体観察システム及び生体観察システムの駆動方法
WO2016072156A1 (ja) カプセル型内視鏡誘導システム及びカプセル型内視鏡誘導システムの作動方法

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20140902