JP2012533934A - ブロードキャスト・シグナリングl1過負荷インジケーション - Google Patents

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Abstract

近隣ノード(単数または複数)における干渉レベルを低減するために、過負荷インジケーションのオーバ・ザ・エア(OTA)ブロードキャストを実施するデバイスおよび方法が提供される。1つの実施形態では、方法は、近隣ノードから、過負荷インジケーションのOTAブロードキャストを受信することを含む。この方法はさらに、(例えば、送信電力スペクトル密度を調節することによって、)近隣ノードにおける干渉オーバ・サーマル(IoT)雑音を低減するために、受信した過負荷インジケーションに基づいて送信電力制御を実行することを含む。このような方法は、例えば、アクセス端末または小規模なベース・ノードによって実行されうる。

Description

優先権主張
本特許出願は、本明細書の譲受人に譲渡され本明細書に参照によって明確に組み込まれた「ブロードキャスト・シグナリングL1過負荷インジケーション」(BROADCAST SIGNALING L1 OVERLOAD INDICATION)と題された2009年7月14日出願の仮出願番号61/225,484に対する優先権を主張する。
本開示は、一般に、通信に関し、さらに詳しくは、ノード・バックホール通信を持たないヘテロジニアスな無線通信ネットワークにおける干渉オーバ・サーマル(IoT)雑音制御のために技術に関する。
第3世代パートナシップ計画ロング・ターム・イボリューション(LTE)は、セルラ技術における主要な進歩を呈しており、グローバル移動体通信システム(GSM(登録商標))およびユニバーサル・モバイル・テレコミュニケーション・システム(UMTS)の自然発展形として、セルラ3Gサービスにおいて先行する次のステップである。いくつかの事例において、(3GPPの)リリース8と称されるLTEは、最大で毎秒50メガ・ビット(Mbps)のアップリンク速度と、最大で100Mbpsのダウンリンク速度とを提供し、セルラ・ネットワークに対して多くの技術的な利点をもたらす。LTEは、高速なデータおよびメディア伝送のみならず、高いキャパシティの音声サポートに対するキャリア・ニーズを満足するように設計されている。帯域幅は、1.25MHzから20MHzまでスケール可能である。これは、異なる帯域幅割当を有する異なるネットワーク・オペレータのニーズに適合し、また、オペレータが、スペクトルに基づいて異なるサービスを提供することを可能にする。LTEはまた、3Gネットワークにおけるスペクトル効率を高め、もって、キャリアが、与えられた帯域幅で、より多くのデータ・サービスおよび音声サービスを提供することを可能にすることが期待されている。LTEは、高速データ・サービス、マルチメディア・ユニキャスト・サービス、およびマルチメディア・ブロードキャスト・サービスを含む。
LTE物理レイヤ(PHY)は、イボルブド・ノードB(eNB)よびモバイル・アクセス端末(AT)またはユーザ機器(UE)の間で、データと制御情報との両方を伝送する非常に効率的な手段である。LTE PHYは、セルラ・アプリケーションに新しい、いくつかの先進技術を使用する。これらは、直交周波数分割多重化(OFDM)および複数入力複数出力(MIMO)データ送信を含んでいる。さらに、LTE PHYは、ダウンリンク(DL)において直交周波数分割多元接続(OFDMA)を用い、アップリンク(UL)においてシングル・キャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)を用いる。OFDMAによって、データが、指定された数のシンボル期間にわたって、サブキャリア毎ベースで、複数のユーザとの間で送られるようになる。
過負荷インジケーションは、1つの態様のLTEであり、ここで、eNBは、アップリンク干渉オーバ・サーマル(IoT)雑音を測定する。IoT雑音が、あるしきい値を上回る場合、過負荷インジケーション・メッセージが、有線バックホール・ネットワーク(例えば、X2インタフェース等)を介して近隣セルのeNBに送信されるイベントがトリガされる。しかしながら、(例えば、バックホール・ネットワークがダウンしている場合、)所与のノードまたは端末が、このような過負荷インジケーション・メッセージを、有線バックホール・ネットワークを介して近隣ノードから受信できない事例が発生しうる。したがって、バックホール・ネットワーク状態と独立した方式で、過負荷インジケーション・メッセージを配信し、これによって、近隣ノードにおいて、干渉レベル(例えば、IoT雑音)の低減を容易にすることが望ましいであろう。
1または複数の態様および対応する開示によれば、さまざまな態様が、少なくとも1つのノードまたは端末が、有線バックホール通信を介して近隣ノードから過負荷インジケーション・メッセージを受信できないネットワークのための送信電力制御の一部として、干渉オーバ・サーマル(IoT)雑音制御のための過負荷インジケーションのブロードキャストに関連して記載される。
1つの態様では、干渉を低減するためにアップリンク送信電力制御を実行する方法が提供される。この方法は、近隣ノードから、過負荷インジケーションのオーバ・ザ・エア・ブロードキャストを受信することと、近隣ノードにおける干渉レベル(例えば、IoT雑音)を低減するために、受信した過負荷インジケーションに基づいて、送信電力制御を実行することとを含みうる。例えば、送信電力制御を実行することは、送信電力スペクトル密度を調節することを含みうる。
関連する態様では、この方法は、近隣ノードから、物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)で受信した過負荷インジケーションを検出することを含みうる。この方法は、短縮されたPBCHのミッドアンブル内の所与の数(例えば、6つ)のリソース・ブロックのうち、定義された数(例えば、2つ)のリソース・ブロックを受信することを含みうる。この方法は、過負荷インジケーションを、PBCHによって伝送されたビットとして検出することを含みうる。
さらに関連する態様では、この方法は、物理ハイブリッド自動反復要求インジケータ・チャネル(PHICH)で受信した過負荷インジケーションを検出することを含みうる。PHICHは、複数の近隣ノードからの異なる時間スロットにおいて時分割多重化(TDM)変調されうるか、複数の近隣ノードからの異なる周波数リソースにおいて周波数分割多重化(FDM)変調されうるか、複数の近隣ノードからの異なるウォルシュ符号で符号分割多重化(CDM)変調されうる。この方法は、過負荷インジケーションを伝送するために、セル毎にPHICHリソースを確保することを含みうる。
さらにまた、関連する態様では、この方法は、アクセス端末(AT)において過負荷インジケーションを受信することを含みうる。あるいは、または、それに加えて、この方法は、(例えば、フェムト・アクセス・ポイント、ホーム・ベース・ノード、クローズド加入者セル等のうちの選択された1つである)小規模なベース・ノードにおいて過負荷インジケーションを受信することと、近隣ノードにおける干渉レベルを低減するために、小規模なベース・ノードの有効通信範囲エリア内のATに対して、受信した過負荷インジケーションに基づいて、送信電力スペクトル密度を調節するように指示することと、を含みうる。
別の態様では、干渉制御のため過負荷インジケーションをブロードキャストする方法が提供される。この方法は、アップリンクにおける干渉レベル(例えば、IoT雑音)が、しきい値を越えていることを判定することと、過負荷インジケーションに基づいて近隣受信者が送信電力制御を実行するために、過負荷インジケーションのオーバ・ザ・エア・ブロードキャストを送信することと、を含みうる。
関連する態様では、この方法は、PBCHで過負荷インジケーションを送信することを含みうる。例えば、この方法は、短縮されたPBCHのミッドアンブル内の中央の6つのリソース・ブロックのうち、2つのリソース・ブロックを送信することと、および/または、過負荷インジケーションを、PBCHによって伝送されるビットとして送信することと、これによって、PBCHにおいて確保されたビットを用いることと、を含みうる。
さらに、関連する態様では、この方法は、PHICHで過負荷インジケーションを送信することと、近隣セルから負荷情報を取得するために、所与のATのためにPHICHを用いることと、を含みうる。PHICHは、複数の近隣ノードからの異なる時間スロットにおいてTDM変調されうるか、複数の近隣ノードからの異なる周波数リソースにおいてFDM変調されうるか、複数の近隣ノードからの異なるウォルシュ符号でCDM変調されうる。この方法は、規定された信号対雑音比ペネトレーションを達成するために、複数の近隣ノードにわたって直交しているPHICHでPHICHリソースを送信することを含みうる。
1または複数の態様および対応する開示によれば、さまざまな態様が、アップリンク電力制御を実行すること、または、過負荷インジケーションをブロードキャストすること、のためのデバイスおよび装置に関連して記載される。この装置(例えば、ATまたは小規模なベース・ノード)は、近隣ノードから、過負荷インジケーションのオーバ・ザ・エア・ブロードキャストを受信するための電子構成要素と、近隣ノードにおける干渉レベルを低減するために、受信した過負荷インジケーションに基づいて、送信電力制御を実行するための電子構成要素と、を備えうる。
別の態様では、アップリンクにおける干渉レベルが、しきい値を越えていることを判定するための電子構成要素と、過負荷インジケーションに基づいて近隣受信者が送信電力制御を実行するために、過負荷インジケーションのオーバ・ザ・エア・ブロードキャストを送信するための電子構成要素と、を備える装置(例えば、マクロ基地局または小規模なベース・ノード)が提供される。
前述した目的および関連する目的を達成するために、1または複数の態様は、後に十分に説明され、特許請求の範囲で特に指摘される特徴を備える。以下の記述および関連図面は、ある例示的な態様をより詳細に説明し、これら態様の原理が適用されるさまざまな方式のうちの少数を示す。図面とともに考慮された場合、以下の詳細記載から、その他の新規な特徴が明らかになるであろう。そして、開示された態様は、そのようなすべての態様およびそれらの均等物を含むことが意図されている。
図1は、ブロードキャストされた過負荷インジケーションに基づいて、厳格な干渉オーバ・サーマル雑音制御のためのヘテロジニアスな通信システムのブロック図を図示する。 図2は、多くのユーザをサポートするように構成された無線通信システムの概要図を例示する。 図3は、マクロ・セル、フェムト・セル、およびピコ・セルを備える無線通信システムの概要図を例示する。 図4は、ネットワーク環境内に1または複数のフェムト・ノードが展開されている通信システムの概要図を例示する。 図5は、いくつかのトラッキング・エリア、ルーティング・エリア、または、ロケーション・エリアが定義される有効通信範囲マップの概要図を例示する。 図6は、多元接続無線通信システムの概要図を例示する。 図7は、複数入力複数出力(MIMO)通信システムにおけるノードおよび端末の概要図を例示する。 図8は、アップリンク送信電力制御を実行するための方法の例を図示する。 図9は、図8の方法のさらなる態様を例示する。 図10は、図8の方法のさらなる態様を例示する。 図11は、図8の方法のさらなる態様を例示する。 図12は、アップリンク送信電力制御を実行する典型的な装置を示す。 図13は、過負荷インジケーションをブロードキャストするための方法の例を図示する。 図14は、図13の方法のさらなる態様を例示する。 図15は、図13の方法のさらなる態様を例示する。 図16は、過負荷インジケーションをブロードキャストするための典型的な装置を示す。
さまざまな態様が、図面を参照して記載される。以下の記載では、説明の目的のために、1または複数の態様の完全な理解を提供するために、多くの具体的な詳細が述べられる。しかしながら、これらさまざまな態様は、これら特定の詳細無しで実現されうることが明白である。他の事例では、これら態様の記載を容易にするために、周知の構成およびデバイスが、ブロック図形式で示される。
図1では、通信システム100は、現在、3GPP内で開発中のイボルブドUMTS地上ラジオ・アクセス・ネットワーク(UTRAN−LTEまたはE−UTRAとも称されるE−UTRAN)102を部分的に備える。E−UTRANシステム102は、イボルブド・ノードB(eNB)104a−104cを含み、ユーザ機器(UE)またはアクセス端末(AT)106へ、E−UTRAユーザ・プレーンおよび制御プレーン・プロトコル終了を提供する。例えば、ユーザ・プレーンは、パケット・データ収束プロトコル(PDCP)、ラジオ・リンク制御(RLC)、媒体アクセス制御(MAC)、および物理(PHY)レイヤを含みうる一方、制御プレーンは、ラジオ・リソース制御(RRC)レイヤを含みうる。eNB104a−104cは、X2インタフェースによって互いに相互接続される。eNB104a−104cはまた、S1インタフェースによって、EPC(イボルブド・パケット・コア)に、さらに詳しくは、S1−MMEインタフェースによって、モビリティ管理エンティティ(MME)に、および、S1インタフェースによって、サービス提供ゲートウェイ(S−GW)に接続されている。これらゲートウェイは、108a−108bにおいて集合的に図示されている。S1インタフェースは、MME/S−GW 108a−108bおよびeNB104a−104cとの間の多対多の関係をサポートする。
eNB104a−104cは、以下の機能をホストする。(a)例えば、アップリンクおよびダウンリンクの両方(のスケジューリング)における、ラジオ・ベアラ制御、ラジオ許可制御、接続モビリティ制御、ATへのリソースの動的割当のようなラジオ・リソース管理のための機能、(b)ユーザ・データ・ストリームのIPヘッダ圧縮および暗号化、(c)AT接続点におけるMMEの選択、(d)サービス提供ゲートウェイへのユーザ・プレーン・データのルーティング、(e)(MMEから発信された)ページング・メッセージのスケジューリングおよび送信、(f)ブロードキャスト情報のスケジューリングおよび送信、および、(g)モビリティおよびスケジューリングのための測定および測定レポート。
いくつかの態様では、本明細書に記載された教示は、マクロ・スケールの有効通信範囲(例えば、一般にマクロ・セル・ネットワークと称される3Gネットワークのような大規模エリアのセルラ・ネットワーク)およびより小規模な有効通信範囲(例えば、住宅ベースまたはビルディング・ベースのネットワーク環境)を含むネットワーク内に適用されうる。ATは、このようなネットワーク内を移動すると、ある場所においては、マクロ有効通信範囲を提供するアクセス・ノード(“AN”)によってサービス提供される一方、別の場所においては、より小規模な有効通信範囲を提供するアクセス・ノードによってサービス提供されうる。いくつかの態様では、増大する容量成長、ビルディング内有効通信範囲、および(例えば、よりロバストなユーザ経験のための)その他のサービスを提供するために、小規模な有効通信範囲ノードが使用されうる。本明細書における説明では、比較的大きなエリアにわたって有効通信範囲を提供するノードは、マクロ・ノードと称されうる。(例えば、住宅のように)比較的小さなエリアにわたって有効通信範囲を提供するノードは、フェムト・ノードと称されうる。マクロ・エリアよりも小さく、フェムト・エリアよりも大きなエリアにわたって有効通信範囲を提供するノードは、(例えば、商業ビルディング内に有効通信範囲を提供する)ピコ・ノードと称されうる。
マクロ・ノード、フェムト・ノードあるいはピコ・ノードに関連付けられたセルは、マクロ・セル、フェムト・セル、あるいはピコ・セルとそれぞれ称される。いくつかの実施では、おのおののセルがさらに、1または複数のセクタに関連付けられうる(分割されうる)。
さまざまなアプリケーションでは、マクロ・ノード、フェムト・ノード、あるいはピコ・ノードを称するためにその他の用語が使用されうる。例えば、マクロ・ノードは、アクセス・ノード、基地局、アクセス・ポイント、eNB、マクロ・セル等として構成されうるか、または、称されうる。さらに、フェムト・ノードは、ホーム・ノードB、ホームeNB、アクセス・ポイント基地局、フェムト・セル等として構成されうるか、称されうる。
図1に戻って、小規模なベース・ノード(例えば、フェムト・セル、クローズド加入者セル、ホーム・ベース・ノード等)120は、加入者AT122にサービス提供し、データ・パケット・ネットワーク124(例えば、インターネット)を経由してコア・ネットワーク126に接続している。E−UTRAN102は、例えば、AT106へのコールを停止しうる。アップリンク(UL)チャネルにおける厳格な干渉オーバ・サーマル雑音(IoT)制御が、ブロードキャスト過負荷インジケーション(OI)130によって達成されうる。従来(例えば、リリース8)、OI130は、X2インタフェースを介してeNB104a−104c間で送信される。ヘテロジニアスなネットワーク132では、X2インタフェースは、eNB104として図示されているような、小規模なベース・ノード120とマクロ・セルとの間では利用可能ではないことがありうる。AT122と同様に、マクロ・セルeNB104aからのオーバ・ザ・エア(OTA)ブロードキャストを受信(Rx)するために、小規模なベース・ノード120にプロビジョンすることによって、小規模なベース・ノード120は、送信電力制御134をも実行しうる。副次的な利益として、ATはまた、OTAブロードキャストOIを受信しうる。
典型的な態様では、OTA OIブロードキャストは、短縮された物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)を介してなされうる。例えば、OIは、導入された物理チャネルにおけるミッドアンブル内の6つのリソース・ブロック(RB)の中央の2つのRBで送られるバイナリ・シグナリングによって送信されうる。
あるいは、OIは、短縮されていないPBCHで利用可能なリソース(例えば、将来の互換性のために予約された8または9からなる予約ビット)を利用しうる。これによって、新たなチャネルを追加する必要がないので、実施が簡素化される。1つの態様では、PBCHは、16ビットの巡回冗長検査(CRC)を持っており、復号されると、かなり信頼性が高くなる。
別の態様では、PBCHにより多くのビットを加えることによって、より良好なOIグラニュラリティが達成される。例えば、予め定義されたビットマップを用いてサブ帯域OIを示すために、1より多くのビットが使用されうる。したがって、過負荷サブ帯域を占有しないATは、送信(“」Tx”)電力スペクトル密度(PSD)を低減しない。別の態様では、OIはまた、PBCHにおけるOIベースのスクランブリングまたは追加のCRCを用いて、ブラインド復号の一部としても示されうる。しかしながら、短縮されていないPBICHは、40ミリ秒の送信時間インタバル(TTI)に関連付けられたレイテンシに遭遇しうる。
さらなる態様では、OIは、短縮されたPBCHまたは短縮されていないPBCHの何れかを用いるのではなく、物理ハイブリッドARQインジケータ・チャネル(PHICH)によって送信されうる。第1のオプションとして、ATは、近隣セルPHICHをモニタし、もしもPHICHを復号できるのであれば、このUL送信が近隣セルへの干渉を引き起こしうることを示す。PHICHリソース・マッピングは、開始物理リソース・ブロック(PRB)インデクスに依存するので、PHICHは、近隣のULリソース占有を区別する。新たなチャネルを加えてはならない。また、追加の信号も送信されてはならない。しかしながら、ATが、近隣セルPHICH探索空間を得るためのオーバヘッドが存在する。これは、ATが、近隣セルPBCHを読み取るべきであることを示唆する。
OIのためにPHICHを用いる第2のオプションとして、OIを送信するために、PHICHリソース(単数または複数)が確保されうる。これらのPHICHリソースは、より良好な信号対雑音比(SNR)ペネトレーションを達成するために、近隣にわたって直交化されうる。これらのPHICHリソースは、どのUL送信に対してもマップされない。
必要な場合、より良好な処理ゲインを達成するために、複数のPHICHリソースが確保され、結合され、OIが送信される。1つの態様では、OIのために、少なくとも1つのPHICHリソースが、中心1.08MHzにマップされうる。したがって、ATは、PHICH復号を得るために、ちょうど中心1.08MHzを使用しうる。したがって、OIのためのPHICHリソースは、ATが、近隣セルの帯域幅を知る必要がないように、帯域幅を認識しない。典型的な態様では、OI PHICHグループおよびウォルシュ符号は、セルIDに応じうる。中心1.08MHzの外側の追加セグメントは、近隣セル帯域幅を知っているATのために使用されうる。
したがって、新たなチャネルは追加されない。PHICHは、レイテンシ問題無しで、極めて頻繁に送信されうる。ATが近隣セルPHICHを読み取ることができない場合、特に、干渉が制限されたシナリオにおいて、チャレンジが存在しうる。これは、以下の組み合わせによって克服されうる。(a)近隣にわたるリソース直交化(例えば、異なる時間スロットを用いる近隣セルとの時分割多重化(TDM)、異なる周波数リソースを用いる近隣セルとの周波数分割多重化(FDM)、異なるウォルシュ符号等を用いる近隣セルとの符号分割多重化(CDM))。(b)OIを送信するために、1より多くのPHICHリソースを用いることによるリソース反復。これは、判定前に、複数のPHICHリソースにわたってログ尤度比(LLR)を結合することにより、最小の受信機複雑さで達成されうる。および/または、(c)PHICH干渉除去(IC)。これによって、PHICHは、干渉が制限されたシナリオにおいて復号されうる。
図2は、多くのユーザをサポートするように構成され、本明細書に記載された教示が実施される無線通信システム200を例示する。このシステム200は、例えばマクロ・セル202a−202gのような複数のセル202のための通信を提供する。ここで、各セルは、対応するアクセス・ノード204(例えば、アクセス・ノード204a−204g)によってサービス提供される。図2に示すように、AT206(例えば、AT206a−206l)は、時間にわたって、システム内のさまざまな位置に分布しうる。おのおののAT206は、例えば、AT206がアクティブであるか、および、ソフト・ハンドオフにあるかに依存して、所与の瞬間において、順方向リンク(“FL”)および/または逆方向リンク(“RL”)によって、1または複数のアクセス・ノード204と通信することができる。無線通信システム200は、大規模な地理的領域にわたってサービスを提供することができる。例えば、マクロ・セル202a−202gは、近隣の少数のブロックをカバーすることができる。
図3に示す例において、基地局310a、310b、310cは、それぞれマクロ・セル302a、302b、302cのためのマクロ基地局でありうる。基地局310xは、端末320xと通信するピコ・セル302xのためのピコ基地局でありうる。基地局310yは、端末320yと通信するフェムト・セル302yのためのフェムト基地局でありうる。単純化のために図3では図示されていないが、マクロ・セルは、端部においてオーバラップしうる。ピコ・セルおよびフェムト・セルは、(図3に示されるように)マクロ・セル内に位置しうるか、または、マクロ・セルおよび/またはその他のセルとオーバラップしうる。
無線ネットワーク300はまた、例えば、端末320zと通信する中継局310zのような中継局を含みうる。中継局は、上流局から、データおよび/またはその他の情報の送信を受信し、下流局へ、データおよび/またはその他の情報の送信を送る局である。上流局は、基地局、別の中継局、または端末でありうる。下流局は、端末、別の中継局、または基地局でありうる。中継局はまた、他の端末のための送信を中継する端末でもありうる。中継局は、低い再使用プリアンブルを送信および/または受信しうる。例えば、中継局は、ピコ基地局と類似の方式で低再使用プリアンブルを送信し、端末と類似の方式で低再使用プリアンブルを受信しうる。
ネットワーク・コントローラ330は、基地局のセットに接続しており、これら基地局に対して調整および制御を提供しうる。ネットワーク・コントローラ330は、単一のネットワーク・エンティティであるか、複数のネットワーク・エンティティの集合でありうる。ネットワーク・コントローラ330は、バックホールを介して基地局310と通信しうる。バックホール・ネットワーク通信334は、このような分散型アーキテクチャを用いる基地局310a−310c間のポイント・トゥ・ポイント通信を容易にしうる。基地局310a−310cはまた、例えば、ダイレクトに、または、無線または有線のバックホールを介して非ダイレクトに、互いに通信しうる。
無線ネットワーク300は、(図3に示されていない)マクロ基地局のみを含むホモジニアスなネットワークでありうる。無線ネットワーク300はまた、例えば、マクロ基地局、ピコ基地局、ホーム基地局、中継局等のような異なるタイプの基地局を含むヘテロジニアスなネットワークでありうる。これら異なるタイプの基地局は、異なる送信電力レベル、異なる有効通信範囲エリア、および、無線ネットワーク300内の干渉に対する異なるインパクトを有しうる。例えば、マクロ基地局は、高い送信電量レベル(例えば、20ワット)を有する一方、ピコ基地局およびフェムト基地局は、低い送信電力レベル(例えば、3ワット)を有しうる。本明細書に記載された技術は、ホモジニアスなネットワークおよびヘテロジニアスなネットワークのために使用されうる。
端末320は、無線ネットワーク300全体にわたって分布し、おのおのの端末は、据置式または移動式でありうる。端末は、AT、移動局(MS)、UE、加入者ユニット、局等とも称されうる。端末は、セルラ電話、携帯情報端末(PDA)、無線モデム、無線通信デバイス、ハンドヘルド・デバイス、ラップトップ・コンピュータ、コードレス電話、無線ローカル・ループ(WLL)局等でありうる。端末は、ダウンリンクおよびアップリンクによって基地局と通信しうる。ダウンリンク(すなわち、順方向リンク)は、基地局から端末への通信リンクを称し、アップリンク(すなわち、逆方向リンク)は、端末から基地局への通信リンクを称する。
端末は、マクロ基地局、ピコ基地局、フェムト基地局、および/または、その他のタイプの基地局と通信可能でありうる。図3では、2つの矢印を持つ実線が、端末と、ダウンリンクおよび/またはアップリンクで端末にサービス提供するように指定された基地局であるサービス提供基地局との間の所望の送信を示す。2つの矢印を持つ破線は、端末と基地局との間の干渉送信を示す。干渉基地局とは、ダウンリンクで端末に対して干渉をもたらす、および/または、アップリンクで端末からの干渉を観察する基地局である。
無線ネットワーク300は、同期動作または非同期動作を支援しうる。同期動作の場合、基地局は、同じフレーム・タイミングを有し、異なる基地局からの送信は、時間的に揃えられうる。非同期動作の場合、基地局は、異なるフレーム・タイミングを有し、異なる基地局からの送信は、時間的に揃わない。例えば全地球測位システム(GPS)のような同期ソースにアクセスせず、屋内で展開されうるピコ基地局およびフェムト基地局の場合、非同期動作がより一般的でありうる。
1つの態様では、システム容量を改善するために、それぞれの基地局310a−310cに対応する有効通信範囲エリア302a、302b、302cは、複数のより小さなエリア(例えば、エリア304a、304b、304c)に分割されうる。これら小さなエリア304a、304b、304cのおのおのは、ぞれぞれのベース・トランシーバ・サブシステム(図示しないBTS)によってサービス提供されうる。本明細書および当該技術分野で一般的に用いられているように、用語「セクタ」は、この用語が使用されるコンテキストに依存して、BTSおよび/またはその有効範囲エリアを称しうる。一例では、セル302a、302b、302c内のセクタ304a、304b、304cは、基地局310において、(図示しない)アンテナのグループによって形成されうる。ここでは、アンテナのおのおののグループは、セル302a、302b、302cの部分内の端末320との通信を担当する。例えば、セル302aにサービス提供する基地局310は、セクタ304aに対応する第1のアンテナ・グループと、セクタ304bに対応する第2のアンテナ・グループと、セクタ304cに対応する第3のアンテナ・グループとを有しうる。しかしながら、本明細書で開示されたさまざまな態様は、セクタ化されたセルおよび/またはセクタ化されていないセルを有するシステムにおいて使用されうることが認識されるべきである。さらに、任意の数のセクタ化されたセルおよび/またはセクタ化されていないセルを有するすべての適切な無線通信ネットワークは、添付された特許請求の範囲のスコープ内にあることが意図されていることが認識されるべきである。簡略のために、本明細書で使用される用語「基地局」は、セルにサービス提供する基地局のみならず、セクタにサービス提供する基地局をも称しうる。本明細書で使用されるように、分離されたリンク・シナリオにおけるダウンリンク・セクタは、近隣セクタであることが認識されるべきである。以下の記載は一般に、簡略のために、各端末が、1つのサービス提供アクセス・ポイントと通信しているシステムに関連しているが、端末は、任意の数のサービス提供アクセス・ポイントと通信しうることが認識されるべきである。
図4は、1または複数のフェムト・ノードがネットワーク環境内で展開されている典型的な通信システム400を例示する。具体的には、システム400は、(例えば、1または複数のユーザ住宅430内のような)比較的小規模スケールのネットワーク環境に搭載された複数のフェムト・ノード410(例えば、フェムト・ノード410a、410b)を含む。おのおののフェムト・ノード410は、DSLルータ、ケーブル・モデム、無線リンク、あるいは(図示しない)その他の接続手段を介して、広域ネットワーク440(例えば、インターネット)およびモバイル・オペレータ・コア・ネットワーク450へ接続されうる。以下に議論されるように、おのおののフェムト・ノード410は、関連付けられたAT420や、オプションとして、(図示しない)外部のAT(単数または複数)にサービス提供するように構成されうる。言い換えれば、フェムト・ノード410へのアクセスが制限され、これによって、所与のAT420が、指定された(例えば、住宅のような)フェムト・ノード(単数または複数)410のセットによってサービス提供されうるが、(例えば、近隣のフェムト・ノード410のように)指定されていないフェムト・ノード410によってサービス提供されない。
図5は、おのおのがいくつかのマクロ有効通信範囲エリア504を含むいくつかのトラッキング・エリア502(または、ルーティング・エリアまたは位置エリア)が定義されている有効通信範囲マップ500の例を示す。ここでは、トラッキング・エリア502a、502b、502cに関連付けられた有効通信範囲のエリアが、太線によって線引きされ、マクロ有効通信範囲エリア504が六角形によって示されている。トラッキング・エリア502は、フェムト有効通信範囲エリア506をも含んでいる。この例において、フェムト有効通信範囲エリア506(例えば、フェムト有効通信範囲エリア506C)のおのおのは、マクロ有効通信範囲エリア504(例えば、マクロ有効通信範囲エリア504b)内に図示される。しかしながら、フェムト有効通信範囲エリア506は、マクロ有効通信範囲エリア504内に全体が位置していなくても良いことが認識されるべきである。実際、所与のトラッキング・エリア502またはマクロ有効通信範囲エリア504を用いて、極めて多くのフェムト有効通信範囲エリア506が定義される。さらに、1または複数のピコ有効通信範囲エリア(図示せず)が、所与のトラッキング・エリア502またはマクロ有効通信範囲エリア504内で定義されうる。
図4に再び示すように、フェムト・ノード410の所有者は、モバイル・オペレータ・コア・ネットワーク450によって提供される例えば3Gモバイル・サービスのようなモバイル・サービスに加入しうる。それに加えて、AT420は、マクロ環境と、(例えば、住宅のような)小規模スケールのネットワーク環境との両方において動作可能でありうる。言い換えれば、AT420は、AT420の現在位置に依存して、マクロ・セル・モバイル・ネットワーク450のアクセス・ノード460によって、あるいは、(例えば、対応するユーザ住宅430内に存在するフェムト・ノード410a、410bのような)フェムト・ノード410のセットのうちの何れか1つによってサービス提供されうる。例えば、加入者が、自宅の外にいる場合、標準的なマクロ・アクセス・ノード(例えば、ノード460)によってサービス提供され、加入者が、自宅にいる場合、フェムト・ノード(例えば、ノード410a)によってサービス提供される。ここで、フェムト・ノード410は、既存のAT420と下位互換性がありうることが認識されるべきである。
フェムト・ノード410は、単一の周波数で、または、代替例では、複数の周波数で展開されうる。特定の構成に依存して、単一の周波数、または、複数の周波数のうちの1または複数が、(例えば、ノード460のような)マクロ・ノードによって使用される1または複数の周波数とオーバラップしうる。
いくつかの態様では、AT420は、(例えば、AT420のホーム・フェムト・ノードのような)好適なフェムト・ノードとの接続が可能である場合には常に接続するように構成されうる。例えば、AT420がユーザの住宅430内にある場合には常に、AT420は、ホーム・フェムト・ノード410とのみ通信しうることが望まれうる。
いくつかの態様では、AT420がマクロ・セルラ・ネットワーク450内で動作するが、(例えば、好適なローミング・リストで定義されたような)最も好適なネットワークに存在しない場合、AT420は、より良好なシステムが現在利用可能であるかを判定するために、利用可能なシステムの定期的なスキャンと、好適なシステムと関連付けるためのその後の努力とを含むベター・システム再選択(“BSR”:Better System Reselection)を使用して、最も好適なネットワーク(例えば、好適なフェムト・ノード410)を探索し続けうる。獲得エントリをもって、AT420は、特定の帯域およびチャネルの探索を制限しうる。例えば、最も好適なシステムの探索は、定期的に反復されうる。AT420は、好適なフェムト・ノード410を発見すると、自己の有効通信範囲領域内でキャンプするためのフェムト・ノード410を選択する。
フェムト・ノードは、いくつかの態様において、制限されうる。例えば、所与のフェムト・ノードは、単に、あるATに、あるサービスを提供する。いわゆる制限された(あるいはクローズされた)関係を持つ構成では、所与のATは、マクロ・セル・モバイル・ネットワーク、および、(例えば、対応するユーザ住宅430内に存在するフェムト・ノード410のような)フェムト・ノードの定義されたセットによってのみサービス提供されうる。いくつかの実施では、ノードは、少なくとも1つのノードのために、シグナリング、データ・アクセス、登録、ページング、またはサービスのうちの少なくとも1つを提供しないように制限されうる。
いくつかの態様では、(クローズド加入者グループ・ホーム・ノードBとも称されうる)制限されたフェムト・ノードは、制限された、ATのプロビジョン・セットにサービスを提供するノードである。必要な場合、このセットは、一時的または永久に拡張されうる。いくつかの態様では、クローズド加入者グループ(“CSG”)は、ATの共通のアクセス制御リストを共有するアクセス・ノード(例えば、フェムト・ノード)のセットとして定義されうる。領域内のすべてのフェムト・ノード(または制限されたすべてのフェムト・ノード)が動作するチャネルは、フェムト・チャネルと称されうる。
所与のフェムト・ノードと、所与のATとの間に、さまざまな関係が存在しうる。例えば、ATの観点から、オープンなフェムト・ノードは、制限された関連付けを持たないフェムト・ノードと称されうる。制限されたフェムト・ノードは、(例えば、関連付けおよび/または登録について制限されたような)ある方式で制限されたフェムト・ノードを称しうる。ホーム・フェムト・ノードは、ATがアクセスおよび動作することを許可されたフェムト・ノードを称しうる。ゲスト・フェムト・ノードは、ATがアクセスし動作することを一時的に許可されたフェムト・ノードを称しうる。外部フェムト・ノードは、恐らくは緊急時(例えば、911コール)を除いて、ATがアクセスまたは動作することを許可されていないフェムト・ノードを称しうる。
制限されたフェムト・ノードの観点から、ホームATは、制限されたフェムト・ノードにアクセスすることを許可されたATを称しうる。ゲストATは、制限されたフェムト・ノードへの一時的なアクセスを持つATを称しうる。外部ATは、恐らくは、例えば911コールのような緊急事態を除いて、制限されたフェムト・ノードへアクセスする許可を持たないAT(例えば、制限されたフェムト・ノードに登録する証明書または許可を持たないアクセス端末)を称しうる。
便宜上、本明細書における開示は、フェムト・ノードのコンテキストで、さまざまな機能を説明している。しかしながら、大規模な有効通信範囲エリアのために、ピコ・ノードが、同じまたは同様の機能を提供しうることが認識されるべきである。例えば、ピコ・ノードが制限され、所与のAT等のためにホーム・ピコ・ノードが定義されうる。
無線多元接続通信システムは、複数の無線ATのための通信を同時にサポートすることができる。前述したように、おのおのの端末は、順方向リンクおよび逆方向リンクによる送信によって1または複数の基地局と通信することができる。順方向リンク(すなわちダウンリンク)は、基地局から端末への通信リンクを称し、逆方向リンク(すなわちアップリンク)は、端末から基地局への通信リンクを称する。この通信リンクは、単一入力単一出力システム、複数入力複数出力(“MIMO”)システム、あるいは、その他いくつかのタイプのシステムによって確立されうる。
図6に示すように、1つの態様にしたがった多元接続無線通信システムが例示される。アクセス・ポイント(AP)600は、1つは604および606を含み、別の1つは608および610を含み、さらに別の1つは612および614を含む複数のアンテナ・グループを含む。図6では、おのおののアンテナ・グループについて2本のアンテナしか示されていない。しかしながら、おのおののアンテナ・グループについて、それより多くのまたはそれより少ないアンテナが利用されうる。さらに、AT616は、アンテナ612、614と通信し、ここで、アンテナ612、614は順方向リンク224でAT616に情報を送信し、逆方向リンク618でAT616から情報を受信する。AT622は、アンテナ606、608と通信し、ここで、アンテナ606、608は順方向リンク626でAT622に情報を送信し、逆方向リンク624でAT622から情報を受信する。周波数分割デュプレクス(FDD)システムでは、通信リンク618、620、624、626は、通信のために、異なる周波数を使用しうる。例えば、順方向リンク620は、逆方向リンク618によって使用されるものとは異なる周波数を使用することができる。
通信するように設計された領域および/またはアンテナのおのおののグループは、しばしば、アクセス・ポイントのセクタと称される。態様では、アンテナ・グループは各々、アクセス・ポイント600によってカバーされた領域のセクタ内のATと通信するように設計される。
順方向リンク620、626による通信では、アクセス・ポイント600の送信アンテナは、他のAT616、622の順方向リンクの信号対雑音比を改善するためにビームフォーミングを利用する。さらに、有効範囲領域にわたってランダムに散在するATへ送信するためにビームフォーミングを用いるアクセス・ポイントは、ATのすべてへと単一のアンテナによって送信するアクセス・ポイントよりも、近隣のセル内のATに対して少ない干渉しかもたらさない。
アクセス・ポイントは、端末と通信するために使用される固定局であり、アクセス・ポイント、ノードB、またはその他いくつかの用語でも称されうる。
MIMO(複数入力複数出力)通信システムは、データ送信のために、複数(N個)の送信アンテナと、複数(N個)の受信アンテナを適用する。N個の送信アンテナおよびN個の受信アンテナによって形成されるMIMOチャネルは、空間チャネルとも称されるN個の独立チャネルへ分解されうる。ここで、N≦min{N,N}である。N個の独立チャネルのおのおのは、ディメンションに相当する。MIMOシステムは、複数の送信アンテナおよび受信アンテナによって形成された追加のディメンションが利用される場合、向上された性能(例えば、より高いスループット、および/または、より高い信頼性)を与えうる。
MIMOシステムは、時分割デュプレクス(“TDD”)および周波数分割デュプレクス(“FDD”)をサポートしうる。TDDシステムでは、相互原理によって、逆方向リンク・チャネルから順方向リンク・チャネルを推定できるように、順方向リンク送信および逆方向リンク送信が、同じ周波数領域にある。これによって、アクセス・ポイントは、アクセス・ポイントにおいて複数のアンテナが利用可能である場合、順方向リンクで、ビームフォーミング利得を送信できるようになる。
本明細書における教示は、少なくとも1つの他のノードと通信するためにさまざまな構成要素を適用するノード(例えば、デバイス)へ組み込まれうる。図7は、MIMOシステム700における送信機システム710(アクセス・ポイントとしても知られている)および受信機システム750(ATとしても知られている)の実施形態のブロック図である。送信機システム710では、多くのデータ・ストリーム用のトラフィック・データが、データ・ソース712から送信(TX)データ・プロセッサ714に提供される。
実施形態では、おのおののデータ・ストリームが、それぞれの送信アンテナを介して送信される。TXデータ・プロセッサ714は、符号化されたデータを提供するために、データ・ストリームについて選択された特定の符号化スキームに基づいて、各データ・ストリームのためのトラフィック・データをフォーマットし、符号化し、インタリーブする。
おのおののデータ・ストリームの符号化されたデータは、OFDM技術を用いてパイロット・データと多重化されうる。パイロット・データは一般に、既知の手法で処理される既知のデータ・パターンであり、チャネル応答を推定するために受信機システムにおいて使用されうる。おのおののデータ・ストリームの多重化されたパイロットおよび符号化されたデータは、その後、データ・ストリームのために選択された特定の変調スキーム(例えば、バイナリ・フェーズ・シフト・キーイング(BSPK)、mアレイ・フェーズ・シフト・キーイング(M−PSK)、または、マルチ・レベル直交振幅変調(M−QAM))に基づいて変調(すなわち、シンボル・マップ)され、変調シンボルが提供される。おのおののデータ・ストリームのデータ・レート、符号化、および変調は、プロセッサ730によって実行される命令群によって決定される。
すべてのデータ・ストリームの変調シンボルはその後、TX MIMOプロセッサ720へ提供される。TX MIMOプロセッサ720はさらに、(例えばOFDMのための)変調シンボルを処理する。TX MIMOプロセッサ70はその後、NT個の変調シンボル・ストリームを、NT個の送信機(TMTR)722a乃至722tへ提供する。ある実施形態では、TX MIMOプロセッサ720は、データ・ストリームのシンボル、および、そのシンボルが送信されるアンテナへ、ビームフォーミング重みを適用する。
おのおのの送信機722は、1または複数のアナログ信号を提供するために、それぞれのシンボル・ストリームを受信して処理し、さらには、MIMOチャネルを介した送信に適切な変調信号を提供するために、このアナログ信号を調整(例えば、増幅、フィルタ、およびアップコンバート)する。送信機722a乃至722tからのNT個の変調信号が、その後、NT個のアンテナ724a乃至724tからそれぞれ送信される。
受信機システム750では、送信された変調信号がNR個のアンテナ752a乃至752rによって受信され、おのおののアンテナ752からの受信信号が、それぞれの受信機(RCVR)754a乃至754rへ提供される。おのおのの受信機754は、受信したそれぞれの信号を調整(例えば、フィルタ、増幅、およびダウンコンバート)し、この調整された信号をデジタル化してサンプルを提供し、さらにこのサンプルを処理して、対応する「受信された」シンボル・ストリームを提供する。
RXデータ・プロセッサ760は、NR個の受信機754からNR個のシンボル・ストリームを受信し、受信したNR個のシンボル・ストリームを、特定の受信機処理技術に基づいて処理して、NT個の検出済みシンボル・ストリームを提供する。RXデータ・プロセッサ760は、その後、検出されたおのおののシンボル・ストリームを復調し、デインタリーブし、復号して、そのデータ・ストリームのためのトラフィック・データを復元する。RXデータ・プロセッサ760による処理は、基地局710におけるTX MIMOプロセッサ720およびTXデータ・プロセッサ714によって実行されるものと相補的である。
プロセッサ770は、上述したように、どの事前符号化行列を使用するのかを定期的に決定する。プロセッサ770は、行列インデクス部およびランク値部を備えた逆方向リンク・メッセージを規定することができる。
逆方向リンク・メッセージは、通信リンクおよび/または受信されたデータ・ストリームに関するさまざまなタイプの情報を備えうる。逆方向リンク・メッセージはその後、データ・ソース736から多くのデータ・ストリームのトラフィック・データをも受信するTXデータ・プロセッサ738によって処理され、変調器780によって変調され、送信機754a乃至754rによって調整され、送信機システム710へ送り戻される。
送信機システム710では、受信機システム750からの変調信号がアンテナ724によって受信され、受信機722によって調整され、復調器740によって復調され、RXデータ・プロセッサ742によって処理されることによって、受信機システム750によって送信された逆方向リンク・メッセージが抽出される。さらに、プロセッサ730は、ビームフォーミング重みを決定するためにどの事前符号化行列を使用するかを決定し、その後、この抽出されたメッセージを処理する。
本明細書に記載された実施形態の1または複数の態様によれば、アップリンク送信電力制御を実行する方法が提供される。図8を参照して、ブロードキャストされた過負荷インジケーションに基づいて送信電力制御を容易にする方法800が図示される。方法800は、ATにおいて実行されうることが注目される。その代わりに、または、それに加えて、方法800は、小規模なベース・ノード(例えば、フェムト・アクセス・ポイント、ホーム・ベース・ノード、クローズド加入者セル等のうちの選択された1つ)において実行されうる。802では、近隣ノードから、OIのOTAブロードキャストが受信される。804では、近隣ノードにおける干渉レベル(例えば、IoT雑音)を低減するために、受信した過負荷インジケーションに基づいて、送信電力制御が実行される。関連する態様では、本明細書で説明された動作を実現するために、コンピュータ読取可能記憶媒体に格納されたコードを実行する1または複数のプロセッサが適用されうる。
図9を参照して、送信電力制御を実行することは、806において、送信電力スペクトル密度を調節することを含みうる。1つの実施形態では、方法800は、810において、近隣ノードから、物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)で受信した過負荷インジケーションを検出することを含みうる。この方法800は、812において、短縮されたPBCHのミッドアンブルにおいて、6つのリソース・ブロックの中央の2つのリソース・ブロックを受信することを含みうる。方法800は、814において、PBCHによって伝送されたビットとして過負荷インジケーションを検出することを含みうる。方法800は、816において、過負荷インジケーションに基づいて、PBCH巡回冗長検査(CRC)をマスクすることを含みうる。方法800は、818において、過負荷インジケーションに基づいて、PBCHをスクランブルすることを含みうる。方法800は、820において、PBCHによって伝送されたサブ帯域毎のビットとして、過負荷インジケーションを検出することを含みうる。
図10を参照して、別の実施形態では、方法800は、830において、物理ハイブリッド自動反復要求インジケータ・チャネル(PHICH)で受信された過負荷インジケーションを検出することを含みうる。関連する態様において、PHICHは、複数の近隣ノードからの異なる時間スロットでTDM変調されるか、複数の近隣ノードからの異なる周波数リソースでFDM変調されるか、複数の近隣ノードからの異なるウォルシュ符号でCDM変調されうる。方法800は、832において、過負荷インジケーションを伝送するために、セル毎にPHICHリソースを確保することを含みうる。方法800は、834において、規定された信号対雑音比ペネトレーションを達成するために、複数の近隣ノードにわたって直交しているPHICHでPHICHリソースを受信することを含みうる。方法800は、836において、より高い処理ゲインで過負荷インジケーションを検出するために、複数のPHICHリソースを結合することを含みうる。方法800は、838において、帯域幅の範囲を知らずに、近隣ノードによって使用されている帯域幅の中央部分を受信することを含みうる。方法800は、840において、近隣ノードのセル識別子に応じているウォルシュ符号として、過負荷インジケーションを検出することを含みうる。
図11を参照して、方法800は、842において、過負荷インジケーションに割り当てられた複数のPHICHリソースを受信することによってPHICHを受信することを含みうる。方法800は、844において、過負荷インジケーションを検出する前に、複数のPHICHリソースのログ尤度比を結合することを含みうる。方法800は、846において、干渉除去とともに復号することにより、PHICHを受信することを含みうる。方法800は、850において、ATにおいて過負荷インジケーションを受信することを含みうる。方法800は、860において、フェムト・アクセス・ポイント、ホーム・ベース・ノード、およびクローズド加入者セルのうちの選択された1つを備える、小規模なベース・ノードにおいて、過負荷インジケーションを受信することを含みうる。方法800は、862において、小規模なベース・ノードの有効通信範囲エリア内のATに対して、近隣ノードにおける干渉レベルを低減するために、受信した過負荷インジケーションに基づいて送信電力スペクトル密度を調節するように指示することを含みうる。
本明細書に記載された実施形態の1または複数の態様によれば、アップリンク制御電力制御を実行するためのデバイスおよび装置が提供される。図12に示すように、通信デバイスまたはプロセッサとして、あるいは、通信デバイス内で使用されるプロセッサまたは類似のデバイスとして構成されうる典型的な装置1200が提供される。例えば、装置1200は、ATを備えうる。別の例では、装置1200は、小規模なベース・ノード(例えば、フェムト・アクセス・ポイント、ホーム・ベース・ノード、クローズド加入者セル等のうちの選択された1つ)を備えうる。図示するように、装置1200は、プロセッサ、ソフトウェア、またはこれらの組み合わせ(例えば、ファームウェア)によって実現される機能を表す機能ブロックを含みうる。
図12に例示するように、装置1200は、近隣ノードから、過負荷インジケーションのオーバ・ザ・エア・ブロードキャストを受信するための電子構成要素またはモジュール1210を備えうる。装置1200は、近隣ノードにおける干渉レベル(例えばIoT)を低減するために、受信した過負荷インジケーションに基づいて送信電力制御を実行するための電子構成要素1220を備えうる。関連する態様では、電子構成要素1220は、送信電力スペクトル密度を調節するための電子構成要素1222を備えうる。装置1200は、近隣ノードから、PBCHで受信した過負荷インジケーションを検出するための電子構成要素1230を備えうる。あるいは、または、それに加えて、装置1200は、PHICHで受信した過負荷インジケーションを検出するための電子構成要素1240を備えうる。
装置1200は、プロセッサではなく、通信ネットワーク・エンティティとして構成されている場合、オプションとして、少なくとも1つのプロセッサを有するプロセッサ構成要素1202を含みうる。この場合、プロセッサ1202は、バス1204または類似の通信カップリングによって、電子構成要素1210−1240と動作可能に通信しうる。プロセッサ1202は、構成要素1210−1240によって実行される処理または機能の開始およびスケジューリングを有効にしうる。
関連する態様では、装置1200は、トランシーバ構成要素1206を含みうる。トランシーバ1206の代わりに、あるいは、トランシーバ1206と連携して、スタンド・アロン・トランシーバ、および/または、スタント・アロン送信機が使用されうる。関連するさらなる態様では、装置1200は、オプションとして、例えばメモリ1208のように、情報を格納するための構成要素を含みうる。コンピュータ読取可能媒体またはメモリ構成要素1208が、バス1204等によって、装置1200のその他の構成要素に動作可能に接続されうる。メモリ構成要素1208は、構成要素1210−1240、これらのサブ構成要素、またはプロセッサ1202、あるいは、本明細書で開示された方法の処理および挙動を有効にするためのコンピュータ読取可能命令群およびデータを格納するように適応されうる。メモリ構成要素1208は、電子構成要素1210−1240に関連付けられた機能を実行するための命令群を保持しうる。メモリ構成要素1208の外部にあると示されているが、構成要素1210−1240のうちの1または複数は、メモリ構成要素1208の内部に存在しうることが理解されるべきである。
本明細書に記載された実施形態の1または複数の態様によれば、過負荷インジケーションをブロードキャストするための方法が提供される。図13を参照して、(フェムト・アクセス・ポイント、ホーム・ベース・ノード、クローズド加入者セル等のうちの選択された1つであり)所与のATの近隣の、または、所与のATにサービス提供する所与の小規模なベース・ノードである、マクロ基地局および/または小規模なベース・ノードにおいて実行されうる方法1300が示される。方法1300は、1302において、アップリンク上の干渉レベルが、しきい値を越えていると判定することを含みうる。1304では、過負荷インジケーションに基づいて近隣受信者が送信電力制御を実行するために、過負荷インジケーションのオーバ・ザ・エア・ブロードキャストが送信される。
図14を参照して、1つの実施形態では、方法1300は、1310において、PBCHで過負荷インジケーションを送信することを含みうる。この方法1300は、1312において、短縮されたPBCHのミッドアンブルにおいて、6つのリソース・ブロックの中央の2つのリソース・ブロックを送信することを含みうる。方法1300は、1314において、PBCHによって伝送されるビットとして過負荷インジケーションを送信することを含みうる。図15を参照して、別の実施形態では、方法1300は、1320において、PHICHで過負荷インジケーションを送信することを含みうる。関連する態様では、PHICHは、複数の近隣ノードからの異なる時間スロットでTDM変調されるか、複数の近隣ノードからの異なる周波数リソースでFDM変調されるか、複数の近隣ノードからの異なるウォルシュ符号でCDM変調されうる。方法1300は、1322において、規定された信号対雑音比ペネトレーションを達成するために、複数の近隣ノードにわたって直交しているPHICHでPHICHリソースを送信することを含みうる。方法1300は、1324において、より高い処理ゲインのために、複数のPHICHリソースに過負荷インジケーションを配信することを含みうる。方法1300は、1326において、帯域幅の範囲を知らずに、受信者による受信のために使用されている帯域幅の中央部分で、過負荷インジケーションを送信することを含みうる。方法1300は、1328において、過負荷インジケーションをセル識別子に応じたウォルシュ符号として送信することを含みうる。
本明細書に記載された実施形態のうちの1または複数の態様によれば、過負荷インジケーションをブロードキャストするためのデバイスおよび装置が提供される。図16に示すように、通信デバイスとして、または、通信デバイス内で使用するためのプロセッサまたは類似のデバイスとして構成された典型的な装置1600が提供される。例えば、装置1600は、マクロ基地局および/または小規模なベース・ノードを備えうる。図示するように、装置1600は、プロセッサ、ソフトウェア、またはこれらの組み合わせ(例えば、ファームウェア)によって実現される機能を表す機能ブロックを含みうる。
図16に例示するように、装置1600は、アップリンク上の干渉レベル(例えばIoT)がしきい値を越えていることを判定するための電子構成要素またはモジュール1610を備えうる。装置1600は、過負荷インジケーションに基づいて近隣受信者が送信電力制御を実行するために、過負荷インジケーションのオーバ・ザ・エア・ブロードキャストを送信するための電子構成要素1620を備えうる。関連する態様では、装置1600は、PBCHで過負荷インジケーションを送信するための電子構成要素1630を備えうる。あるいは、または、それに加えて、装置1600は、PHICHで過負荷インジケーションを送信するための電子構成要素1640を備えうる。
装置1600は、プロセッサではなく、通信ネットワーク・エンティティとして構成されている場合、オプションとして、少なくとも1つのプロセッサを有するプロセッサ構成要素1602を含みうる。この場合、プロセッサ1602は、バス1604または類似の通信カップリングによって、構成要素1610−1640と動作可能に通信しうる。プロセッサ1602は、構成要素1610−1640によって実行される処理または機能の開始およびスケジューリングを有効にしうる。
関連する態様では、装置1600は、トランシーバ構成要素1606を含みうる。トランシーバ1606の代わりに、あるいは、トランシーバ1602と連携して、スタンド・アロン・トランシーバ、および/または、スタント・アロン送信機が使用されうる。関連するさらなる態様では、装置1600は、オプションとして、例えばメモリ1608のように、情報を格納するための構成要素を含みうる。コンピュータ読取可能媒体またはメモリ構成要素1608が、バス1604等によって、装置1600のその他の構成要素に動作可能に接続されうる。メモリ構成要素1608は、構成要素1610−1640、これらのサブ構成要素、またはプロセッサ1602、あるいは、本明細書で開示された方法の処理および挙動を有効にするためのコンピュータ読取可能命令およびデータを格納するように適応されうる。メモリ構成要素1608は、電子構成要素1610−1640に関連付けられた機能を実行するための命令群を保持しうる。メモリ構成要素1608の外部にあると示されているが、構成要素1610−1640のうちの1または複数は、メモリ構成要素1608の内部に存在しうることが理解されるべきである。
当業者であればさらに、本明細書で開示された態様に関連して記載された例示的なさまざまな論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズム・ステップは、電子的なハードウェア、コンピュータ・ソフトウェア、あるいはこれら両方の組み合わせとして実現されることを認識するであろう。ハードウェアとソフトウェアとの相互置換性を明確に説明するために、さまざまな例示的な構成要素、ブロック、モジュール、回路、およびステップが、それらの機能の観点から一般的に記載された。それら機能がハードウェアとしてまたはソフトウェアとして実現されるかは、特定のアプリケーションおよびシステム全体に課せられている設計制約に依存する。当業者であれば、特定のアプリケーションおのおのに応じて変化する方式で、上述した機能を実現することができる。しかしながら、この適用判断は、本発明の範囲からの逸脱をもたらすものと解釈されるべきではない。
本明細書で使用されるように、用語「構成要素」、「モジュール」、「システム」等は、ハードウェア、ファームウェア、ハードウェアとソフトウェアとの組み合わせ、ソフトウェア、または実行中のソフトウェアの何れかであるコンピュータ関連エンティティを称することが意図される。例えば、構成要素は、限定される訳ではないが、プロセッサ上で実行中のプロセス、プロセッサ、オブジェクト、実行形式、実行スレッド、プログラム、および/またはコンピュータでありうる。例示によれば、サーバ上で実行中のアプリケーションと、サーバとの両方が構成要素となりうる。1または複数の構成要素は、プロセスおよび/または実行スレッド内に存在し、構成要素は、1つのコンピュータに局在化されるか、および/または、2つ以上のコンピュータに分散されうる。
「典型的である」という単語は「例、事例、あるいは実例として役立つ」ことを意味するために本明細書で使用される。本明細書で「典型的」と記載された任意の態様または設計は、必ずしも、他の態様または設計に対して好適であるとも、有利であるとも解釈される必要はない。
さまざまな態様または特徴が、多くのデバイス、構成要素、モジュール等を含むシステムの観点から示されるだろう。さまざまなシステムが、追加の構成要素、モジュール等を含むことができるか、および/または、図面に関連して説明されたデバイス、構成要素、モジュール等の必ずしも全てを含んでいる訳ではないことが理解され、認識されるべきである。これらアプローチの組み合わせもまた使用されうる。本明細書に開示されたさまざまな態様は、タッチ・スクリーン・ディスプレイ技術および/またはマウス−キーボード・タイプのインタフェースを利用するデバイスを含む電子デバイス上で実行されうる。このようなデバイスの例は、コンピュータ(デスクトップおよびモバイル)、スマート・フォン、携帯情報端末(PDA)、および有線および無線の両方のその他の電子デバイスを含む。
さらに、本明細書で開示された態様に関連して記述されたさまざまな例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)あるいはその他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリート・ゲートあるいはトランジスタ・ロジック、ディスクリート・ハードウェア構成要素、または上述された機能を実現するために設計された上記何れかの組み合わせを用いて実現または実施されうる。汎用プロセッサは、マイクロ・プロセッサでありうるが、代わりに、従来技術によるプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、あるいは順序回路を用いることも可能である。プロセッサは、例えばDSPとマイクロ・プロセッサとの組み合わせ、複数のマイクロ・プロセッサ、DSPコアと連携する1または複数のマイクロ・プロセッサ、またはその他任意のこのような構成であるコンピューティング・デバイスの組み合わせとして実現されうる。
1または複数の典型的な実施形態では、記載された機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、あるいはそれらの任意の組み合わせによって実現されうる。ソフトウェアで実現される場合、これら機能は、コンピュータ読取可能媒体上に格納されるか、あるいは、コンピュータ読取可能媒体上の1または複数の命令群またはコードとして送信されうる。コンピュータ読取可能媒体は、コンピュータ記憶媒体と通信媒体との両方を含む。これらは、コンピュータ・プログラムのある場所から別の場所への転送を容易にする任意の媒体を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされうる利用可能な任意の媒体である。例として、限定することなく、このようなコンピュータ読取可能媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたはその他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置またはその他の磁気記憶デバイス、あるいは、所望のプログラム・コード手段を命令群またはデータ構造の形式で搬送または格納するために使用され、しかも、コンピュータによってアクセスされうるその他任意の媒体を備えうる。さらに、いかなる接続も、コンピュータ読取可能媒体と適切に称される。同軸ケーブル、光ファイバ・ケーブル、ツイスト・ペア、DSL、あるいは、例えば赤外線、無線およびマイクロ波のような無線技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、あるいはその他の遠隔ソースからソフトウェアが送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバ・ケーブル、ツイスト・ペア、DSL、あるいは、例えば赤外線、無線およびマイクロ波のような無線技術が、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用されるようにディスク(diskおよびdisc)は、コンパクト・ディスク(CD)、レーザ・ディスク、光ディスク、デジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク、Blu−rayディスクを含む。ここで、diskは通常、データを磁気的に再生し、discは、レーザを用いてデータを光学的に再生する。上記の組み合わせもまた、コンピュータ読取可能媒体の範囲内に含まれるべきである。
本明細書で開示された態様に関連して記述された方法やアルゴリズムのステップは、ハードウェアによって直接的に、プロセッサによって実行されるソフトウェア・モジュールによって、または、これらの組み合わせによって具体化される。ソフトウェア・モジュールは、RAMメモリ、フラッシュ・メモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハード・ディスク、リムーバブル・ディスク、CD−ROM、あるいは当該技術分野で知られているその他の型式の記憶媒体に収納されうる。典型的な記憶媒体は、この記憶媒体から情報を読み取ったり、この記憶媒体に情報を書き込むことができるプロセッサのようなプロセッサに接続される。あるいは、この記憶媒体は、プロセッサに統合されうる。このプロセッサと記憶媒体とは、ASIC内に存在しうる。ASICは、ユーザ端末内に存在しうる。あるいは、プロセッサおよび記憶媒体は、ユーザ端末内のディスクリート部品として存在しうる。
開示された態様の上記説明は、いかなる当業者であっても、本開示を製造または使用できるように適用される。これらの態様へのさまざまな変形は、当業者に容易に明らかであって、本明細書で定義された一般原理は、本開示の精神または範囲から逸脱することなく、他の実施形態に適用されうる。このように、本開示は、本明細書で示された実施形態に限定されるものではなく、本明細書で開示された原理および新規な特徴に一致した最も広い範囲に相当することが意図されている。
前述された典型的なシステムを考慮して、開示された主題にしたがって実現される方法が、さまざまなフロー図を参照して記述された。説明を単純にする目的のために、これら方法は、一連のブロックとして図示および説明されているが、権利主張される主題は、これらブロックの順序によって限定されず、いくつかのブロックは、本明細書に図示および記載されたものと別の順序で、および/または、他のブロックと同時に生じうることが理解および認識されるべきである。さらに、本明細書に記載された方法を実施するために、必ずしも例示されたすべてのブロックが必要とされる訳ではない。それに加えて、本明細書で開示される方法は、これら方法をコンピュータへ伝送および転送することを容易にするために、製造物品に格納されることが可能であることが認識されるべきである。本明細書で使用される用語である製造物品は、任意のコンピュータ読取可能デバイス、キャリア、または媒体からアクセスすることが可能なコンピュータ・プログラムを含むことが意図される。
本明細書において参照によって組み込まれるべきであると言われるいずれの特許、出版物、またはその他の開示資料の全体または一部は、本明細書において、組み込まれた資料が、既存の定義、命令、または、本開示で述べられたその他の開示資料とコンフリクトしない程度に組み込まれていることが認識されるべきである。それゆえ、必要な程度まで、本明細書に明確に記載された開示は、参照によって本明細書に組み込まれたコンフリクトするあらゆる資料の代わりになる。本明細書において参照によって組み込まれると言われているものの既存の定義、記述、または、本明細書に記載されたその他の開示資料とコンフリクトする何れの資料またはその一部は、組み込まれた資料と既存の開示資料との間でのコンフリクトを引き起こさないという程度まで組み込まれるだろう。

Claims (63)

  1. アップリンク送信電力制御を実行する方法であって、
    近隣ノードから、過負荷インジケーションのオーバ・ザ・エア・ブロードキャストを受信することと、
    前記近隣ノードにおける干渉レベルを低減するために、前記受信した過負荷インジケーションに基づいて、送信電力制御を実行することと、
    を備える方法。
  2. 前記送信電力制御を実行することは、送信電力スペクトル密度を調節することを備える、請求項1に記載の方法。
  3. 前記干渉レベルは、干渉オーバ・サーマル(IoT)雑音を備える、請求項1に記載の方法。
  4. 前記近隣ノードから、物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)で受信した前記過負荷インジケーションを検出することをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  5. 短縮されたPBCHのミッドアンブルにおいて、6つのリソース・ブロック内の中央の2つのリソース・ブロックを受信することをさらに備える、請求項4に記載の方法。
  6. 前記過負荷インジケーションを、前記PBCHによって伝送されたビットとして検出することをさらに備える、請求項4に記載の方法。
  7. 前記過負荷インジケーションに基づいて、PBCH巡回冗長検査(CRC)をマスクすることをさらに備える、請求項4に記載の方法。
  8. 前記過負荷インジケーションに基づいて、前記PBCHをスクランブルすることをさらに備える、請求項4に記載の方法。
  9. 前記PBCHによって伝送されたサブ帯域毎のビットとして、前記過負荷インジケーションを検出することをさらに備える、請求項4に記載の方法。
  10. 物理ハイブリッド自動反復要求インジケータ・チャネル(PHICH)で受信した前記過負荷インジケーションを検出することをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  11. 前記過負荷インジケーションを伝送するために、セル毎にPHICHリソースを確保することをさらに備える、請求項10に記載の方法。
  12. 規定された信号対雑音比ペネトレーションを達成するために、複数の近隣ノードにわたって直交しているPHICHでPHICHリソースを受信することをさらに備える、請求項11に記載の方法。
  13. 前記過負荷インジケーションを検出するために、複数のPHICHリソースを結合することをさらに備える、請求項11に記載の方法。
  14. 前記近隣ノードによって使用される帯域幅の中央部分を受信することをさらに備える、請求項11に記載の方法。
  15. 前記近隣ノードのセル識別子に応じているウォルシュ符号として、前記過負荷インジケーションを検出することをさらに備える、請求項11に記載の方法。
  16. 前記PHICHは、複数の近隣ノードからの異なる時間スロットにおいて時分割多重化(TDM)変調される、請求項11に記載の方法。
  17. 前記PHICHは、複数の近隣ノードからの異なる周波数リソースにおいて周波数分割多重化(FDM)変調される、請求項11に記載の方法。
  18. 前記PHICHは、複数の近隣ノードからの異なるウォルシュ符号で符号分割多重化(CDM)変調される、請求項11に記載の方法。
  19. 前記過負荷インジケーションに割り当てられた複数のPHICHリソースを受信することによって前記PHICHを受信することと、
    前記過負荷インジケーションを検出する前に、複数のPHICHリソースのログ尤度比を結合することと
    をさらに備える、請求項11に記載の方法。
  20. 干渉除去とともに復号することにより、前記PHICHを受信することをさらに備える、請求項11に記載の方法。
  21. 前記受信することは、アクセス端末において前記過負荷インジケーションを受信することを備える、請求項1に記載の方法。
  22. 前記受信することは、フェムト・アクセス・ポイント、ホーム・ベース・ノード、およびクローズド加入者セルのうちの選択された1つを備える、小規模なベース・ノードにおいて、前記過負荷インジケーションを受信することを備える、請求項1に記載の方法。
  23. 前記実行することは、前記近隣ノードにおける干渉レベルを低減するために、前記小規模なベース・ノードの有効通信範囲エリア内のアクセス端末に対して、前記受信した過負荷インジケーションに基づいて、送信電力スペクトル密度を調節するように指示することを備える、請求項22に記載の方法。
  24. コンピュータ・プログラム製品であって、
    近隣ノードから、過負荷インジケーションのオーバ・ザ・エア・ブロードキャストを受信し、
    前記近隣ノードにおける干渉レベルを低減するために、前記受信した過負荷インジケーションに基づいて、送信電力制御を実行する、
    のためのコードを有するコンピュータ読取可能媒体を備える、コンピュータ・プログラム製品。
  25. 前記コンピュータ読取可能媒体はさらに、送信電力スペクトル密度を調節するためのコードを有する、請求項24に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  26. 前記干渉レベルは、干渉オーバ・サーマル(IoT)雑音を備える、請求項24に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  27. 前記コンピュータ読取可能媒体はさらに、前記近隣ノードから、物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)で受信した前記過負荷インジケーションを検出するためのコードを有する、請求項24に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  28. 前記コンピュータ読取可能媒体はさらに、物理ハイブリッド自動反復要求インジケータ・チャネル(PHICH)で受信した前記過負荷インジケーションを検出するためのコードを有する、請求項24に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  29. アップリンク送信電力制御を実行するための装置であって、
    近隣ノードから、過負荷インジケーションのオーバ・ザ・エア・ブロードキャストを受信し、
    前記近隣ノードにおける干渉レベルを低減するために、前記受信した過負荷インジケーションに基づいて、送信電力制御を実行する、
    ように構成された少なくとも1つのプロセッサを備える、装置。
  30. 前記少なくとも1つのプロセッサは、送信電力スペクトル密度を調節することにより、前記送信電力制御を実行する、請求項29に記載の装置。
  31. 前記干渉レベルは、干渉オーバ・サーマル(IoT)雑音を備える、請求項29に記載の装置。
  32. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記近隣ノードから、物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)で受信した前記過負荷インジケーションを検出する、請求項29に記載の装置。
  33. 前記少なくとも1つのプロセッサは、物理ハイブリッド自動反復要求インジケータ・チャネル(PHICH)で受信した前記過負荷インジケーションを検出する、請求項29に記載の装置。
  34. アップリンク送信電力制御を実行するための装置であって、
    近隣ノードから、過負荷インジケーションのオーバ・ザ・エア・ブロードキャストを受信する手段と、
    前記近隣ノードにおける干渉レベルを低減するために、前記受信した過負荷インジケーションに基づいて、送信電力制御を実行する手段と、
    を備える装置。
  35. 送信電力スペクトル密度を調節する手段をさらに備える、請求項34に記載の装置。
  36. 前記干渉レベルは、干渉オーバ・サーマル(IoT)雑音を備える、請求項34に記載の装置。
  37. 前記近隣ノードから、物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)で受信した前記過負荷インジケーションを検出する手段をさらに備える、請求項34に記載の装置。
  38. 物理ハイブリッド自動反復要求インジケータ・チャネル(PHICH)で受信した前記過負荷インジケーションを検出する手段をさらに備える、請求項34に記載の装置。
  39. 過負荷インジケーションをブロードキャストするための方法であって、
    アップリンクにおける干渉レベルが、しきい値を越えていることを判定することと、
    前記過負荷インジケーションに基づいて近隣受信者が送信電力制御を実行するために、前記過負荷インジケーションのオーバ・ザ・エア・ブロードキャストを送信することと、
    を備える方法。
  40. 前記干渉レベルは、干渉オーバ・サーマル(IoT)雑音を備える、請求項39に記載の方法。
  41. 前記送信することは、物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)で前記過負荷インジケーションを送信することを備える、請求項39に記載の方法。
  42. 短縮されたPBCHのミッドアンブルにおいて、6つのリソース・ブロックの中央の2つのリソース・ブロックを送信することをさらに備える、請求項41に記載の方法。
  43. 前記PBCHによって伝送されるビットとして前記過負荷インジケーションを送信することをさらに備える、請求項41に記載の方法。
  44. 前記送信することは、物理ハイブリッド自動反復要求インジケータ・チャネル(PHICH)で前記過負荷インジケーションを送信することを備える、請求項39に記載の方法。
  45. 規定された信号対雑音比ペネトレーションを達成するために、複数の近隣ノードにわたって直交しているPHICHでPHICHリソースを送信することをさらに備える、請求項44に記載の方法。
  46. 複数のPHICHにわたって前記過負荷インジケーションを配信することをさらに備える、請求項44に記載の方法。
  47. 受信者による受信のために使用されている帯域幅の中央部分で、前記過負荷インジケーションを送信することをさらに備える、請求項44に記載の方法。
  48. 前記過負荷インジケーションをセル識別子に応じたウォルシュ符号として送信することをさらに備える、請求項44に記載の方法。
  49. 前記PHICHは、複数の近隣ノードからの異なる時間スロットにおいて時分割多重化(TDM)変調される、請求項44に記載の方法。
  50. 前記PHICHは、複数の近隣ノードからの異なる周波数リソースにおいて周波数分割多重化(FDM)変調される、請求項44に記載の方法。
  51. 前記PHICHは、複数の近隣ノードからの異なるウォルシュ符号で符号分割多重化(CDM)変調される、請求項44に記載の方法。
  52. 過負荷インジケーションをブロードキャストするためのコンピュータ・プログラム製品であって、
    アップリンクにおける干渉レベルが、しきい値を越えていることを判定することと、
    前記過負荷インジケーションに基づいて近隣受信者が送信電力制御を実行するために、前記過負荷インジケーションのオーバ・ザ・エア・ブロードキャストを送信することと、
    のためのコードを有するコンピュータ読取可能媒体を備える、コンピュータ・プログラム製品。
  53. 前記干渉レベルは、干渉オーバ・サーマル(IoT)雑音を備える、請求項52に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  54. 前記コンピュータ読取可能媒体はさらに、物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)で前記過負荷インジケーションを送信するためのコードを有する、請求項52に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  55. 前記コンピュータ読取可能媒体はさらに、物理ハイブリッド自動反復要求インジケータ・チャネル(PHICH)で、前記過負荷インジケーションを送信するためのコードを有する、請求項52に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  56. 過負荷インジケーションをブロードキャストする装置であって、
    アップリンク上の干渉レベルが、しきい値を越えていると判定し、
    前記過負荷インジケーションに基づいて近隣受信者が送信電力制御を実行するために、前記過負荷インジケーションのオーバ・ザ・エア・ブロードキャストを送信する、
    ように構成された少なくとも1つのプロセッサを備える、装置。
  57. 前記干渉レベルは、干渉オーバ・サーマル(IoT)雑音を備える、請求項56に記載の装置。
  58. 前記少なくとも1つのプロセッサは、送信機に対して、物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)で前記過負荷インジケーションを送信するように指示する、請求項56に記載の装置。
  59. 前記少なくとも1つのプロセッサは、送信機に対して、物理ハイブリッド自動反復要求インジケータ・チャネル(PHICH)で前記過負荷インジケーションを送信するように指示する、請求項56に記載の装置。
  60. 過負荷インジケーションをブロードキャストする装置であって、
    アップリンクにおける干渉レベルが、しきい値を越えていることを判定する手段と、
    前記過負荷インジケーションに基づいて近隣受信者が送信電力制御を実行するために、前記過負荷インジケーションのオーバ・ザ・エア・ブロードキャストを送信する手段と、
    を備える装置。
  61. 前記干渉レベルは、干渉オーバ・サーマル(IoT)雑音を備える、請求項60に記載の装置。
  62. 物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)で前記過負荷インジケーションを送信する手段をさらに備える、請求項60に記載の装置。
  63. 物理ハイブリッド自動反復要求インジケータ・チャネル(PHICH)で前記過負荷インジケーションを送信する手段をさらに備える、請求項60に記載の装置。
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