JP2012532574A - セルラー方式無線通信におけるハンドオーバーの改善 - Google Patents

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Abstract

【解決手段】 セルラー方式無線ネットワークにおけるハンドオーバープロセスの改善について説明する。一例を挙げると、第1の基地局および第1のゲートウェイに移動局を登録する段階と、第1のゲートウェイに結合されている第2の基地局に移動局をハンドオーバーする段階と、移動局に結合されている第2のゲートウェイを選択する段階と、第2のゲートウェイに移動局を登録する段階と、第1のゲートウェイから移動局の登録を解除する段階と、第2のゲートウェイに結合されているが第1のゲートウェイに結合されていない、第3の基地局に移動局をハンドオーバーする段階とを備える方法を説明する。
【選択図】 図1

Description

本明細書は、無線通信のハンドオーバーに関する。特に、クラスタ間または制御グループ間で通信をハンドオーバーすることに関する。
セルラー方式通信システムでは、基地局を用いて、移動可能なユーザが持つデバイスにデータ、音声等のサービスを提供する。各基地局は、範囲が限られているので、ユーザがある基地局から遠く離れた場所まで移動すると、当該基地局との接続を、ユーザにより近い位置にある別の基地局にハンドオーバーまたはハンドオフする必要がある。この結果、基地局およびユーザのデバイスは使用電力を低減することができる。ハンドオーバーを行うべく、接続を移行させる複雑なプロセスが開発されている。
各基地局は通常、電話回線、インターネットおよびその他のデータソースに接続されているアップストリーム機器にも接続されている。このアップストリーム機器は、サービスを提供する対象の基地局に対して高速データ経路を持ち、所定数の基地局に限定されているのが普通である。移動可能なユーザがこの基地局群の範囲外に移動すると、接続は失われるか、または、より複雑な一連のデータ接続を利用しなければならない。
WiMAXネットワークまたは3GPP LTE(第三世代パートナーシップ・プロジェクト・ロング・ターム・エボリューション)ネットワーク等のブロードバンド無線ネットワークでは、各基地局はゲートウェイに結合されており、ゲートウェイは全て特定のクラスタに割り当てられている。移動可能なユーザが、あるクラスタの外部にある基地局、または、同じゲートウェイに直接接続されていない基地局に移動すると、移動可能なユーザのためのデータは、ユーザに到達させるためには、ゲートウェイ間で転送する必要がある。数多くのゲートウェイ間で移動する数多くのユーザをサポートするには、ゲートウェイ間の接続は、ユーザからの大量のデータトラフィックを実行するように構築しなければならない。この結果、データがユーザに届くのが遅れてしまう可能性がある。ゲートウェイ間で全てのユーザデータを短時間で移行させようとすると、ゲートウェイおよびその接続のコストが増加してしまう。
本発明の実施形態は、一例として図示されており、本発明を限定するものではない。添付図面では、複数の図面にわたって同様の構成要素について同様の参照番号を用いる。添付図面は以下の通りである。
本発明の実施形態が適用可能なゲートウェイを備える無線ネットワークアーキテクチャを示すブロック図である。 本発明の実施形態が適用可能なアクセスサービスネットワーククラスタを備える無線ネットワークアーキテクチャを示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る基地局を共有する複数のアクセスサービスネットワーククラスタを備える無線ネットワークアーキテクチャを示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る、クラスタ間での移動局の移行を説明する信号図である。 本発明の実施形態に係るゲートウェイを共有する複数のアクセスサービスネットワーククラスタを備える無線ネットワークアーキテクチャを示すブロック図である。 本発明の別の実施形態に係るクラスタ間の移動局の移行を示す信号図である。 本発明の実施形態に係る無線端末または無線局を示すブロック図である。
WiMAXアクセスネットワーク等のセルラー方式無線通信システムでは、クラスタを重複させて、アンカーリングの影響を少なくして、ハンドオーバーのエンド・ツー・エンド(E2E)処理およびその他のネットワーク処理を大幅に簡略化させることができる。クラスタを重複させることでさらに、セルラー方式ネットワークアーキテクチャが簡略化され、その結果としてハンドオーバーも簡略化することができる。
WiMAXネットワークの例では、R4インターフェースでの「アンカーリング」を無くすことができる。アンカーリングは、ネットワーク配備に悪影響を与えてしまう。アンカーリングは、複雑性が増す原因となり、相互運用性が不安定になるので、移動の様相によっては性能が劣化してしまう。以下で説明するように、コスト削減および性能改善を実現することができる。
図1は、セルラー方式無線システム10の例を示す図である。移動局(MS)12、14は、携帯可能でも固定されているとしてもよく、携帯電話、ネットブック、パーソナルコンピュータ、メディアプレーヤ、機器、または、さまざまな他の無線接続デバイスのいずれとして実現されるとしてもよい。MSはさらに、加入局、遠隔局、または、その他の表現で呼ぶとしてもよい。
当該システムには、MSとの間で接続を確立するべく複数の基地局(BS)16−24が設けられている。BSは、用途に応じて、さまざまな異なる形態で実現することができ、カバーする領域は大きくても小さくてもよく、電力を送信するとしてよい。複数のBSは、互いに同様のものとして図1に図示されているが、互いに接続方法および構成が異なるとしてもよい。一部の用途では、ネットワークアクセスポイントまたはMSピアが、BSして動作または機能するとしてよい。図示した例によると、第1のMSはBS19に登録されており、第2のMSは別のBS23に登録されている。このように登録を行うことによって、各MSはBSと通信して、MSおよびシステムがサポートする全サービスをサポートすることができる。
BS16−24はそれぞれ、ゲートウェイ(GW)または基地局コントローラに接続されている。WiMAXの場合、基地局コントローラは、ASN−GW(アクセスサービスネットワークゲートウェイ)と呼ばれる。3つのゲートウェイ25、26、27がある。各ゲートウェイが、複数のBSをサポートしている。ゲートウェイは、互いに接続されていてもいなくてもよく、全てが携帯電話交換センター(MTSC)(不図示)に直接または間接的に接続されている。任意の一のシステムには1以上のMTSCが設けられているとしてよい。MTSCは、他の電話システム、データサーバ、および、サービス等へのアクセスを提供する電話バックボーンに結合されている。一部の例では、BSは、ゲートウェイを介すのではなく、バックボーンを介して直接MTSCに接続されているとしてよい。
図示した例では、システムの運営および管理は、さまざまな方法でBS、GWおよびMTSCに分散して行うことができる。通信を実行する場合、第1のMS12は、それぞれ接続されているBSおよびGWを介して、第2のMSとの間で通信を行うことができる。両方のMSが同じBSに登録されている場合、このBSは、GWを介したルーティングを実行することなく通信をサポートすることができるとしてよい。同様に、第2のMSが別のシステム、MTSCまたはISP(インターネットサービスプロバイダ)に接続されている場合、2つのMSはバックボーンを介して通信を行うことができる。
図1は、ネットワークの一例を図示しているが、本発明は、多岐にわたるさまざまなネットワーク構成に適用が可能であり、状況および用途に応じて適宜異なる方法で通信のルーティングを行うことができる。図1では、一のアクセスサービスネットワーク(ASN)を示している。ASN毎に、複数の、時には数百のBSおよびGWが設けられているとしてよい。BSは、R6インターフェースを用いて固定GWに接続されている。
図1は、一例として、BS19に接続されているMS12を示す図である。MS12は、図中で右に移動して次のBS20に向かっている。第2のBS20は、GW2 26に接続されている。MSが、GW1に接続されている第1のBSから、GW2に接続されている第2のBSに移動すると、第1のBSから第2のBSへのMSのハンドオーバーが発生する。ハンドオーバー中には、このMSのデータ経路は、第1のBSを介してGW1にアンカーリングされている。ハンドオーバー中のMSへの接続を保持するべく、GW1およびGW2の2つのGW間のR4インターフェース28を介して、GW1への接続は、GW2へと移る。その後、GW2とBSとの間のR6インターフェース30を介して、第2のBS20へと続く。
MSのデータ経路は、MSが第1のゲートウェイGW1にアンカーリングされ続けている限り、GW2からGW3へとR4インターフェースを介して維持される。MSがGW1から離れていくにしたがって、データ経路は、より複雑に、より長く、そして、より遅くなる。ネットワーク内に多くのMSが存在する場合、R4接続の性能は、離れたゲートウェイにアンカーリングされている全てのMSに対してサービスを提供できるように構成されていなければならない。この結果、アンカーリングのために、ネットワークが複雑になってしまい、ネットワーク内で相互運用性試験(IOT)の問題が発生してしまう可能性がある。
このデータ経路を簡略化するべく、MSのアンカーGWを、GW1 68に変更しなければならない。この変更は、コネクティビティ・サービス・ネットワーク(CSN:不図示)のホームエージェント(HA)94によって行われる。この変更は、通常HAによって開始される、別個の高レイテンシ処理である。HAは、GWの全てに接続されており、図1、2、3および4のネットワーク、および、外部のネットワークの間のトラフィックを管理する。
図2は、セルラー方式無線システムの別の例を示す図である。本例では、ASNは、2つの異なるASNクラスタ40、42に分割されている。第1のクラスタ40に含まれるMS60は、BS49に接続されている。複数の基地局(BS)46−54は、2つのASNクラスタ内に設けられており、このMSに対する接続を実現する。第1のグループのBS46−51が第1のASNクラスタ40に設けられており、第2のグループのBS52−54が第2のASNクラスタ42に設けられている。
第1のグループのBS46−51はそれぞれ、複数のGWに接続されている。図示した例では、3つのGW65、66、67がそれぞれ、R6−Flexインターフェースを介して、2つのBSのそれぞれに結合されている。GW2は、複数のBSへの接続43、44を持ち、GW3も同様に、同じ複数のBSに対する接続63、64を持つ。他のBSについても同様の接続が設けられ得るが、簡略化のため図示は省略している。ゲートウェイは、互いに接続されていてもいなくてもよく、この接続は簡略化のため図示を省略している。図1に示すように、GWは全て、1以上のMTSCまたは同様の制御局(不図示)に直接または間接的に接続されている。図1と同様に、各ASNには、複数の、時には数百ものBSおよびGWが設けられているとしてよい。各GWには、複数または数百のBSが対応付けられているとしてよい。簡略化するべく数個のみを図示している。同様に、一のASNには多くのASNクラスタが設けられているとしてよい。
図示した例では、各ASNは、複数のクラスタから構成されている。各クラスタには、複数のGWおよびBSが含まれている。一のクラスタ内の任意のBSは、R6−Flexインターフェースを用いて、当該クラスタ内の任意のGWと直接接続することが可能である。このアーキテクチャを用いれば、MSは、同じクラスタのBS間で移動する限り、一のGWに対する直接接続を維持することができる。
この直接接続によって、図1のR4接続を介してGW間でデータを送信する必要はない。ハンドオーバーの際のターゲットBSは、このMSにサービスを提供しているBSが接続されているのと同じGWに接続し直すことができる。図2において、MSは最初、GW、例えば、GW1 65に接続されているサービス提供BS49に接続されている。ハンドオーバー後、MSは、同様にGW1に接続されているターゲットBS50に接続される。MSが同じクラスタ内にいる限り、ゲートウェイ間でデータトラフィックをやり取りする必要はない。
しかし、MSが図中で右に移動し続けると、次のクラスタ42に入る。この場合、第2のクラスタ42のBS52、53、54にハンドオーバーされる。これらのBSは、同じクラスタ内のGW68、69にR6−Flexで接続されている。R6−FlexはASN内のクラスタ境界をまたがないので、MSは、他のクラスタにハンドオーバーされる最中には、もはやアンカーGWに直接接続することはできない。これは、BSとGWとの間で実現され得る接続の全ての複雑性を管理する上でのR6−Flexの限界である。
第1のクラスタ内のGWにアンカーされていつつも第2のクラスタ内に存在するMSをサポートするべく、2つのGW65、68の間のR4接続61を利用することができる。このMS60のデータ経路は、前のクラスタ40のGW65にアンカーされており、データはR4インターフェース61を用いて現在のクラスタ42内の現在のGW68に転送される。結果として、図1に示すR4接続と同様になる。したがって、クラスタ分割によって、システムは、一のクラスタ内にBSが留まる限りにおいて、GW間のR4リンクを用いなくてよくなる。尚、より多くのR4リンクを設けることができる。図示内容を簡略化するべく図示しているのは1つのみである。BSが別のクラスタに移動すると、図1と同様の結果となるが、R6−Flexの分だけ複雑になっている。
クラスタ同士をある程度まで重複させることによって、GW間の接続の利用を減らすことができる。2つのクラスタは、1以上の共通のBS、GWを持つことによって、重複させることができる。言い換えると、1以上のBSまたはGWを両方のクラスタに存在させることによって、効率が改善される。
図3は、一のBS81が2つの異なるASNクラスタ70、72に存在する例を示している。第1のクラスタ70内のMS90は、第1のBS81に接続されている。複数の基地局(BS)76−84が2つのASNクラスタに設けられており、当該MSに対して接続を実現する。第1のグループのBS76−81は、第1のASNクラスタ70内にあり、第2のグループのBS81−84は、第2のASNクラスタ72にある。上述したように、BS81は両方のクラスタに含まれている。
第1のグループ76−81の各BSは、複数のGWに接続されている。図示した例では、3つのGW95、96、97はそれぞれ、共有BS81にR6−Flexインターフェースで結合されている。同様の接続は他のBSとの間でも構築できるが、簡略化するべく図示は省略している。ゲートウェイは、互いに接続されていてもいなくてもよく、簡略化するべくこの接続の図示は省略している。
同様に、第2のクラスタ72には4つのBS81、82、83、84があり、R6−Flex接続によってGW98、99のそれぞれに結合されている。同図から分かるように、共通BS81は、両方のクラスタにおいてGWに対して直接R6−Flex接続を構築している。図示した例では、共通BSから各クラスタ内それぞれのGWに対して直接接続が構築されている。しかし、他のBSは、同じクラスタ内のGWに対しての接続のみに限定されている。
このアーキテクチャを用いて、MSは、第1のクラスタに含まれている複数のBS間を移動して、アンカーGWに対する直接接続を維持することができる。本例では、MSは、第1のクラスタ70の右側に移動して、第1のクラスタ内の最も右にあるBS81に接続されている。アンカーGWは、最も右にあるGW97であるが、クラスタ内の任意の他のGWであってよい。
直接接続があるので、共通BS81からMSに対してサービスを提供する際に、R4接続または任意のその他の種類の接続を介してGW間でデータを送信する必要はない。ハンドオーバーのターゲットBSは、このMSのためにサービス提供BSが接続されていたのと同じGWに接続し直すことができる。
MSが共通BS81に移動すると、BSは、このMSの関連付け相手を、このMSがアンカーされている第1のクラスタ70内のGW1 97から別のゲートウェイ、例えば、第2のクラスタ72内のGW2 98に切り替える。この切り替えは、このBSへのハンドオーバーが完了した後で、且つ、第2のクラスタにのみ含まれているBSへのハンドオーバーの前に行うことができる。MSは一定期間にわたって共通BSを利用するので、GW間の切り替えは、バックグラウンドプロセスとしてより低速で行うことが出来る。
GWを変更した後、MSが共通BS81から別のBS、例えば、第2のクラスタ72内のBS82へと移動すると、新しいターゲットBSも新しいアンカーGW98に接続している。ターゲットBSおよび新しいアンカーGWは共に同じクラスタ内にあるので、R6−Flexを利用した直接接続を構築することができる。この後第2のクラスタ内で行われる他のBSへのハンドオーバーは、図1と同様に処理することができる。このプロセスでは、GWのいずれに対しても厳密なアンカーリングは行われない。GWとの間では、アンカーリングに代えて、より柔軟性の高い、変更可能な対応付けを行う。
図4は、図3を参照しつつ説明したようにハンドオーバーを行うためのメッセージのやり取りを示す図である。移動局、基地局または端末はそれぞれ、図の最上部に特定しており、メッセージは、図中の上から下に示されている順序にしたがって端末間で送られている。このプロセスは、MSをBS80からBS81へとハンドオーバーすることから開始される。このハンドオーバーは、ブロック100として示している。このハンドオーバーは、さまざまな方法のうちどの方法で実行するとしてもよい。WiMAX規格およびその他の無線プロトコルは、このようなハンドオーバーを実行する際に利用し得る特定のプロトコルの仕様を定めている。このハンドオーバーの後、MSは、R6−Flexを介して両方のクラスタのGWに接続されている共通BSに接続される。
最初のハンドオーバーを実行した後、まずは新しいターゲットGWを選択して通知する。この後、MSへのデータ経路を、元のGWからターゲットGWへと変更する。最後に、元のGWからターゲットGWへのコンテクスト転送を行う。これで、WiMAXコンテクストの転送が完了する。その他の種類の通信システムについては、GW間で接続を転送するためには別の処理が利用されたり、必要であるとしてもよい。
BSからGWへの接続はこの時点において、MSの出発点である第1のクラスタ70から、MSが向かう先である第2のクラスタ72へと切り替えることができる。最初に、BS81は、R6接続を介してターゲットGW98に選択要求102を送る。このメッセージは、GW選択要求(REQ)メッセージであってよい。このメッセージは、ターゲットGWおよび、おそらく、元のGWを示す。ターゲットGWは、同じR6接続を介して、GW選択応答(RSP)メッセージ104でBS81に応答する。MSがターゲットGWとの間に通信を構築すると、元のGWはコンテクスト110をターゲットGW98に直接転送することができる。
この時点において、または、この後のタイミングにおいて、HA94は、GWとサービス提供BSとの間の接続を、元のゲートウェイからターゲットゲートウェイに移動(111)させることができる。これによって、HAとGWとの間のR3接続も、元のGWからターゲットGWへと移動する。このため、本例では、R3移動と呼ぶ。このように接続を移動させると、GW間のR4接続を利用する必要はない。
BSとターゲットGWとの間の通信を構築した後、データ経路登録106を実行することができる。WiMAXでは、これはR6 DP Regプロセスであってよい。このプロセスによって、データ通信のためにBSはターゲットGWに接続される。実際には、ターゲットGWをMSのアンカーGWとする。同時または直後に、BSは、元のGW97に対するデータ経路登録を取り消す。この処理は、図4において、R6 DP De−Reg108と示している。
このプロセスの結果として、コンテクストのみがR4接続を介して転送される。その他の通信およびデータ転送は全て、R6インターフェースを介して行われる。コンテクストが転送され、登録がターゲットGWに移った後、MSは、ターゲットゲートウェイを介して直接R6−Flex接続を用いて通信を行うことができる。BSは常にGWの一方または両方に登録されているので、MSは常に、GWの一方または両方を介して通信を行うことが可能である。クラスタ間の移動はMSに影響を及ぼさない。
MSは、完全に第2のクラスタに移行した後、第2のクラスタにおける任意の他のBSにハンドオーバーすることができる。図示した例では、この後、共通BS81から、第2のクラスタ72のみに属するBSへのハンドオーバー112が行われている。
登録および登録解除は通常、ハンドオーバーの対象であるMSにのみ適用可能である。BSは、GWまたはクラスタを変更することなく、両方のクラスタにあるGWを介してMSに対するサービス提供を継続するとしてよい。GW選択REQメッセージ102、RSPメッセージ104、DP Reg106およびDP De−Reg108は、データ経路を変更するMS90の識別情報を含むとしてよい。データ経路の変更および登録をサポートするべく、第2のクラスタでの動作が認められているか、または、許可されているかを確かめるために、アカウント情報、加入情報およびその他のMSの属性を確認することができる。
図4のプロトコルが実行される前に、共通BSへのハンドオーバーの後に第2のクラスタへのハンドオーバーをMSが要求しているか否かを判断することができる。MSが第1のクラスタの範囲内に留まる可能性が高い場合は、データ経路登録の変更を回避することができる。この判断は、MS、BS、GW、または、当該システムに接続されているが図示されていない管理システムあるいは制御システムによって行うことができる。この判断を行う最良の方法は、任意の具体的用途に応じて適宜定めることができる。
MSについて次に発生する可能性が高いハンドオーバーを予測する方法の1つとして、MSの移動速度および移動方向を推定して、推定結果を近隣の基地局の無線範囲と比較する方法がある。この推定は、MSに設けられている位置決定システムを利用して直接的に、または、例えば、MSあるいは複数のBSにおいてRSSI(受信信号強度指標)等の受信信号強度を測定することによって間接的に、実行することができる。これに代えて、別の位置および移動を予測するシステムを利用して、MSを監視し、ハンドオーバーを必要とするか否かを予測することができ、必要であればハンドオーバーのタイミングおよび箇所を予測する。
図5の例では、2つのクラスタが、少なくとも1つのGWを共有することによって、重複している。MSがサービス提供クラスタの境界に向けて移動すると、データ経路が、サービス提供クラスタおよびターゲットクラスタを重複させているGWに移動する。クラスタ間でハンドオーバーが発生する場合、両クラスタに共通のGWにデータ経路が既にアンカーされているので、アンカーリングは必要ない。さらにロードバランシングのために、この後でGW移動を行うことができる。
より詳細に説明すると、第1のクラスタ110および第2のクラスタ112がある。第1のクラスタ110内にあるMS130は、第1のBS120に接続されている。2つのASNクラスタには、MSへの接続を実現するべく、複数の基地局(BS)116−124が設けられている。第1のグループのBS116−120は、第1のASNクラスタ110内にあり、第2のグループのBS121−124は、第2のASNクラスタ112内にある。図3と対照的に、共通BSは無い。各BSは、一の特定のクラスタに制限されている。
第1のグループのBS116−120はそれぞれ、複数のGWに接続されている。図示した例では、3つのGW125、126、127はそれぞれ、R6−Flexインターフェースによってクラスタの周縁にあるBS120に結合されている。同様の接続は、他のBSとの間でも構築可能であるが、簡略化のために図示は省略している。ゲートウェイは、互いに接続されていてもいなくてもよく、この接続は簡略化のために図示を省略している。
同様に、第2のクラスタ112は、3つのBS121、122、123、124を含んでおり、これらのBSは、R6−Flex接続によってGW127、128、129のそれぞれに結合されている。図から分かるように、共通GW127は、どちらのクラスタに含まれるBSに対しても直接R6−Flex接続を持つ。図示した例では、共通GWからクラスタ毎に1つのBSのみについて、直接接続113、114が設けられている。しかし、GWは、クラスタ毎に複数のBSに接続されるとしてもよく、または、全てのBSに接続されるとしてもよい。
このアーキテクチャを用いることで、MSは、第1のクラスタに含まれる複数の異なるBS間を移動することができ、アンカーGWに対して直接接続を維持することができる。本例によると、MSは、第1のクラスタ110の右側に移動しており、第1のクラスタにおいて最も右側にあるBS120に接続されている。アンカーGWは、最も右側のGW127であるが、クラスタ内の他の任意のGWであってよい。
MSは、隣接するクラスタ112内のBS121に移動するべく、ターゲットBSに対するハンドオーバーを実行し得る。このBSもアンカーGW127に直接結合されているので、アンカーゲートウェイに対するR6−Flex接続を維持することができる。MSは、第2のクラスタ内にさらに進入するべく、第2のクラスタのGW128に移行し得る。サービス提供BS121とターゲットGWとの間の直接接続115を用いることで、MSに対するサービスに影響を与えることなく、変更を行うことができる。第2のクラスタ内のGWに移行すると、このクラスタ内のBSのいずれに対しても、通信に影響を与えることなく、且つ、GW間のR4接続を利用することなく、ハンドオーバーを行うことが可能となる。
図6は、図5を参照しつつ上述したハンドオーバープロセスをサポートするコールフロー手順を示す図である。最初に、MSは、クラスタの周縁にあるBS、例えば、図5のBS120に到達するべくハンドオーバーされる。これは、ブロック132として簡潔に示されている。この処理は通常、多くの段階および多くの信号を利用するが、簡略化するべく図示を省略する。MS130に対してサービスを提供しているBS120は、本例では、元のクラスタである第1のクラスタ110内のGW126を介したデータ経路で結合されている。BSは、MSが第2のクラスタ112に向かって移動すると判断すると、MSに対するサービスを第2のクラスタに移行させるためのプロセスまたはプロトコルを開始することができる。
最初に、BSは、共通GW127に選択要求134を送る。共通GWはこの後、応答136をBSに送り返す。この送信が完了すると、元のGWからターゲットGWへとコンテクスト移行142が実行される。この時点または別の時点において、HA94はさらに、R3接続を元のGWからターゲットGWへと移動させることができる(137)。
BSおよび共通GWはこの後、MSを共通GWに登録するための登録138を実行することができる。この登録は、例えば、DP Regプロセスで行うことができる。この登録が完了した後、BSは、例えば、DP De−Reg140を利用して、元のGW126からMSの登録を解除することができる。MSは、この時点において、次のクラスタ内のGWに登録される。
MSがさらに第2のクラスタ112内に進入して第1のクラスタ110から離れると、MSは第2のクラスタ内の別のBSにハンドオーバーされる(144)。これらのBSがターゲットGWに接続されていれば、さらにGW移行を行う必要はない。第2のクラスタのGWから共通GWへのコンテクスト移行142の後の任意のタイミングで、当該システムは、MSを別のGWに割り当てることができる。これは、第2のクラスタ内でより多くのBSをサポートするために、または、ロードバランシングのために実行され得る。MSを別のGWに移行させるプロセスは、図6にメッセージ134、136、138、140および142で説明したプロセスと同様であってよい。
さらに柔軟性を高めるべく、2つの隣接するクラスタを、GWおよびBSの両方を共有するように構成することができる。このような例では、少なくとも1つのBSおよびGWが2つのクラスタ間で共有される。MSをクラスタ間で移動させる処理は、上記と同様である。状況に応じて、図4および図6に示す処理の一方、または、両方を利用することができる。
図7は、上記の通信を実行するべく基地局および移動局の両方に利用可能なハードウェア構成の一例を示す図である。図7では、ステーション150は、プロセッサ152によって駆動される。プロセッサ152は、MSの場合は小型で低出力のプロセッサであってよく、BSの場合には高出力で高速のプロセッサであってよい。
プロセッサは、メモリ156に結合されているメモリバスを有する。メモリ156は、例えば、磁気メモリ、光メモリ、または、ソリッドステートメモリ、または、これらの組み合わせであってよい。メモリは、ステーション間で送受信可能なユーザデータおよびプログラミング命令を含む。アカウントデータ158も、バスに接続され得る。MSの場合、SIM(加入者識別モジュール)および格納されているその他の個人情報パラメータを含み得る。BSの場合、アカウント認可データベースまたは当該データベースへの接続を含み得る。
一連のセンサ154、例えば、位置決めセンサ、電池センサまたは電力センサ、カメラおよびマイクロフォン、および、送受信機用信号センサは、さらにデータをプロセッサに供給するべくプロセッサに結合されている。
プロセッサは、USB(ユニバーサルシリアルバス)接続または別の種類のユーザインターフェース接続等のユーザインターフェースバスによって、キーボード、タッチスクリーン、マウス、トラックボールまたはその他のインターフェース等のユーザインターフェース160、ディスプレイ162、および、他のデバイスを接続するためのその他のコネクタ164に接続されている。特定のユーザインターフェースを、特定の用途に適するように構成することが可能である。ユーザは、ユーザインターフェースを介してテキストメッセージまたはその他のショートメッセージを入力または添付することができ、システムのメンテナンスおよび制御にユーザインターフェースを利用可能である。MSの場合、ユーザは、インターフェースを用いて、マイクロフォンおよびカメラを用いて録音および録画を行い、キーボードまたはタッチスクリーンを利用して特定のユーザまたはユーザ群に送るように命令されるショートメッセージに添付することが可能である。
プロセッサ152は、別のデバイスとの間で通信を行うべく別の通信バスに結合されている。有線インターフェース166によって、BSは、他のBS、ゲートウェイ、基地局コントローラ、処理センターおよびメンテナンスセンター等との間で通信を行うことが可能となる。有線インターフェースは、BSの場合、ネットワーク接続を可能とし、携帯可能デバイスの場合は、更新およびメンテナンスの目的でパーソナルコンピュータへの結合を可能とする。通信バスはさらに、Bluetooth(登録商標)等のパーソナルエリアネットワーク(PAN)168、Wi−Fi等のローカルエリアネットワーク(LAN)170、ワイドエリアネットワーク172、または、802.16m等のメトロポリタンエリアネットワークに対する有線接続または無線接続を実現する。用途に応じて、設けられているネットワークアダプタの数を増減させるとしてよい。一部のネットワーク機能は、統合または分離するとしてよく、さまざまな異なる通信プロトコルおよび通信設定を利用するとしてよい。
ワイドエリアネットワーク(WAN)アダプタ172は、WANを介して送信すべきパケットを生成、アセンブル、エンコード、暗号化および待ち行列に入れるためにロジック174を有している。このロジックは、WANを介してアンテナ178から送信すべくロジックから受信するパケットを変調、エンコードおよび増幅させるための送受信機176に結合されている。アンテナは、性能、コストおよび構成に関する制約に応じて、1以上の構成要素を含むとしてよい。同じ送信チェーンを受信チェーンとしても機能させるか、または、別の受信チェーン(不図示)を利用するとしてよい。受信チェーンは、通信バスを介してプロセッサに送り返すべきデータを取得するべく、受信、復調、増幅、構文解析、デコード等の逆の機能を実行する。
制御メッセージを含むパケットを受信する場合、当該メッセージは、プロセッサに送られた後、処理パラメータを調整するべく、または登録、コール開始等のためのルーチンを呼び出すべく用いられる。ユーザメッセージを含むパケットを受信する場合、当該メッセージは、プロセッサに送られた後、ディスプレイ上でユーザに通知される。いずれの場合も、メッセージはメモリに格納され得る。
図7に示す構成は、無線アダプタを備えた携帯可能コンピュータまたはデスクトップコンピュータにも適用可能である。WANアダプタ172は、USBバス、PCI(ペリフェラル・コンポーネント・インターコネクト)バス、または、任意のその他の適切なバス上の別の構成要素として提供され得るか、または、内部システム構成要素として提供され得る。
特定の実施例によっては、上述した例よりも少ないまたは多い構成要素を持つ通信局150が所望されるとしてよい。このため、システムの構成は、価格上の制約、性能上の要件、技術の改善、および/またはその他の状況等、多くの要因に応じて実施例毎に異なる。
本発明の実施形態は、WiMAXおよびその通信プロトコルおよび規格で定義されている特定のメッセージに関連付けて説明しているが、本発明はこれに限定されない。本発明の実施形態は、WiMAXおよび他のプロトコルで定義されている他の通信プロトコルおよび他の種類の制御メッセージ、例えば、3GPP LTEにも、さまざまな境界にまたがって移動局または加入局をハンドオーバーさせる際に適用可能である。
また、本発明の実施形態は、WiMAXのアーキテクチャおよびプロトコルで利用される用語を用いて説明している。しかし、本明細書は、別の名称を用いる同様および均等なデバイスおよび信号にも適用可能であると理解され得る。例えば、本明細書で用いた「移動局」という用語は、本明細書の内容に代えて、または、加えて、高度な移動局、加入局、ユーザ局、リモートデバイス、加入者ユニット、モバイルユニット、または同様のデバイスに適用され得る。「基地局」という用語は、基地局送受信機、アクセスポイント、無線ネットワークノード、中継局、または同様のデバイスに適用され得る。「ゲートウェイ」という用語は、基地局コントローラ、交換センター、無線ルータ、および同様のデバイスに適用され得る。また、本明細書に記載した説明は、R4、R6およびR6−Flex等、特定の信号伝達プロトコルに適用されているが、基地局と、ゲートウェイと、同様のデバイスとの間の他の信号伝達プロトコルにも適用可能である。本発明は、これらのプロトコルおよび他の種類のシステムで利用される他のプロトコルの変更例および変形例と共に実施されるように構成され得る。
本明細書で説明した段階は、プロセッサ152等のプログラミングされたプロセッサの制御下で実施され得るが、別の実施形態では、全段階または一部の段階を、任意のプログラム可能ロジックまたはハードコードロジック、例えば、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、TTLロジック、または、特定用途向け集積回路(ASIC)で実施することができる。また、本発明に係る方法は、プログラミングされた汎用コンピュータ構成要素、または、カスタムメイドのハードウェア構成要素を任意に組み合わせることで実施され得る。このため、本明細書に開示した内容はいずれも、ハードウェア構成要素の特定の組み合わせによって本明細書に記載した段階が実行される特定の実施形態に本発明を限定するものと解釈されるべきではない。
本発明は、命令が格納されている機械可読媒体を含むコンピュータプログラム製品として提供され得る。当該命令は、本発明に係るプロセスを実行するようにコンピュータ(または他の機械)をプログラミングするために用いられ得る。機械可読媒体は、これらに限定されないが、フロッピー(登録商標)ディスク、光ディスク、CD−ROM、および、光磁気ディスク、ROM、RAM、EPROM、EEPROM、磁気カードあるいは光カード、フラッシュメモリ、または、電子命令を格納するのに適した任意のその他の種類の媒体を含むとしてよい。
本明細書では、説明を目的として、本発明を完全に理解していただくべく数多く具体的且つ詳細な内容を記載している。しかし、本発明は、記載した具体的且つ詳細な内容の一部を採用することなく実施することができる。また、公知の構造およびデバイスをブロック図で図示している。具体的且つ詳細な内容は、任意の特定の実施例に適切なように、当業者によって提供され得る。
本開示は本発明の実施形態例を詳細に説明しているが、本発明は記載された通りの実施形態に限定されるものではないと理解されたい。明細書および図面は、このため、本発明を限定するものではなく説明するためのものとみなされる。さまざまな適応例、変形例、および変更例が、請求項で定義される本発明の範囲内で実施され得る。

Claims (20)

  1. 第1の基地局および第1のゲートウェイに移動局を登録する段階と、
    前記第1のゲートウェイに結合されている第2の基地局に前記移動局をハンドオーバーする段階と、
    前記移動局に結合されている第2のゲートウェイを選択する段階と、
    前記第2のゲートウェイに前記移動局を登録する段階と、
    前記第1のゲートウェイから前記移動局の登録を解除する段階と、
    前記第2のゲートウェイに結合されているが、前記第1のゲートウェイに結合されていない第3の基地局に前記移動局をハンドオーバーする段階と
    を備える方法。
  2. 前記第2のゲートウェイを選択する段階は、前記第2のゲートウェイに選択要求メッセージを送る段階、および、前記第2のゲートウェイから選択応答を受信する段階を有する請求項1に記載の方法。
  3. 選択要求メッセージを送る段階は、前記基地局と前記第2のゲートウェイとの間の直接接続によって、前記基地局から前記第2のゲートウェイに前記選択要求メッセージを送る段階を含む請求項1に記載の方法。
  4. 前記第2のゲートウェイを選択する段階は、前記第1のゲートウェイのアクセスサービスネットワーククラスタとは別のアクセスサービスネットワーククラスタの第2のゲートウェイを選択する段階を有する請求項1に記載の方法。
  5. 前記第2のゲートウェイを選択する段階は、前記第1のゲートウェイのアクセスサービスネットワーククラスタとは別のアクセスサービスネットワーククラスタに含まれ、前記第1のゲートウェイのアクセスサービスネットワーククラスタに含まれる第2のゲートウェイを選択する段階を有する請求項1に記載の方法。
  6. 前記第1のゲートウェイから前記第2のゲートウェイへとコンテクストを移行させる段階をさらに備える請求項1に記載の方法。
  7. 前記第1のゲートウェイと、ホームエージェントとの間の接続を、前記第2のゲートウェイに移動させる段階をさらに備える請求項1に記載の方法。
  8. 前記ホームエージェントは、前記第1のゲートウェイおよび前記第2のゲートウェイの両方に共通のコネクティビティサービスネットワークのホームエージェントである請求項7に記載の方法。
  9. 前記第1のゲートウェイから前記移動局の登録を解除する段階、および、前記第2のゲートウェイに前記移動局を登録する段階をさらに備える請求項1に記載の方法。
  10. 前記第2の基地局から前記第2のゲートウェイへのデータ経路を登録する段階、および、前記第2の基地局から前記第1のゲートウェイへのデータ経路の登録を解除する段階をさらに備える請求項1に記載の方法。
  11. 複数のゲートウェイを有するクラスタと、
    前記複数のゲートウェイに結合されている複数の基地局と、
    別のクラスタのゲートウェイに結合されている少なくとも1つの基地局と
    を備える装置。
  12. 前記複数のゲートウェイのうち少なくとも1つは、別のクラスタにも含まれている請求項11に記載の装置。
  13. 前記少なくとも1つの基地局と、前記複数のゲートウェイのそれぞれとの間の直接データ経路接続、および、前記少なくとも1つの基地局と、前記別のクラスタのゲートウェイとの間の直接データ経路をさらに備える請求項11に記載の装置。
  14. 前記複数の基地局のそれぞれと、前記複数のゲートウェイのそれぞれとの間の直接データ経路接続をさらに備える請求項13に記載の装置。
  15. 前記直接データ経路接続は、WiMAX R6−Flex接続である請求項13に記載の装置。
  16. 複数のゲートウェイを有するクラスタと、
    前記複数のゲートウェイに結合されている複数の基地局と、
    別のクラスタの基地局に結合されている少なくとも1つのゲートウェイと
    を備える装置。
  17. 前記複数の基地局のうち少なくとも1つは、別のクラスタにも含まれている請求項16に記載の装置。
  18. 前記少なくとも1つのゲートウェイと、前記複数の基地局のそれぞれとの間の直接データ経路接続、および、前記少なくとも1つのゲートウェイと、前記別のクラスタの基地局との間の直接データ経路をさらに備える請求項16に記載の装置。
  19. 前記複数のゲートウェイは、ネットワークの外部のデータ通信のために共通のホームエージェントに結合されている請求項16に記載の装置。
  20. 前記複数のゲートウェイおよび前記少なくとも1つのゲートウェイは、データ通信のために互いに結合されている請求項16に記載の装置。
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