JP2012531556A - 遠隔に位置する装置のパラメータの大きさの測定及び読取り - Google Patents

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Abstract

遠隔に位置する装置のパラメータの大きさを測定するセンサ・読取器組合せである。上記組合せは、上記パラメータの大きさが測定される測定空間を有している。上記センサは、上記測定空間から遠隔に位置する。上記センサは、閉鎖測定空間内に位置する。上記装置と上記測定空間とは、上記物理的パラメータの大きさが測定される時間の一部の間、連通する。連通しない間の測定のシミュレーションは、閉鎖測定空間と測定空間との間の弁によって実現される。

Description

装置のパラメータの大きさを測定するセンサ・読取器組合せに関する。上記組合せは、上記パラメータの大きさが測定される測定空間を有している。上記センサは、上記空間から遠隔に位置している。上記センサは、上記読取器の近傍に位置している。上記空間と上記測定空間とは、上記物理的パラメータの大きさが測定される時間の一部の間、連通している。
この発明は、ピストン・チャンバ組合せ、例えばフロアポンプの手動操作によるタイヤの圧力又は温度等のパラメータの読取りを人間工学的に最適化するという問題の解決策とともに着手された。現行の圧力ゲージは使用者から離れたところに位置するので、彼女又は彼は、通常の読取りを可能とするために望遠鏡又は双眼鏡を持つ必要がある。使用者はそのような視覚向上具を使用しないだろうから、多くの圧力ゲージには、圧力ゲージの指標とは異なる、手動で回転可能な色の指標が装備されている。最初に上記指標は所望の目的圧力を指し示し、ポンピング期間の前に設定される。その後、両方の指標の位置の差の距離を評価するのがより容易となる。問題は、タイヤの目的圧力は通常互いに異なり、ポンピングを開始する前にほとんど毎回、指標を設定する必要があることである。これは快適ではない。
この理由は全て、大抵の現行のポンプにおいて、タイヤの圧力は、ポンプのホース内で空気圧によって測定されるということにある。このことによって、少なくとも高圧ポンプにおいてはポンプとそのホースとの間に逆止弁があるという事実のため、ポンプのホースから、ポンプの使用者に最も近いピストン・チャンバ組合せ、通常はチャンバの他の部分への空気圧情報の伝達が妨げられる。
一般的に用いられる解決策は、この伝達に無線(=電磁波によって)送信を用いることである。しかしながら、それは通常、電子部品、具体的にはバッテリー又は他の電源を使用することを意味する。これは高価で、資源を必要とし、またバッテリーの交換は、一般的な使用者が行うには不安である。
目的は、上記パラメータを測定する必要がある装置と、上記センサとが互いに異なる(又は異なっている)距離にある場合に、パラメータを測定するための解決策を提供することである。
第1の側面として、本発明は、上記装置と上記測定空間との間に連通が起こらない間に、上記パラメータの大きさがシミュレーションされるセンサ・読取器組合せに関する。
革新的なタイヤ空気入れポンプのようなピストン・チャンバ組合せについては特に、ストロークの間、チャンバの断面積が異なる場合、これらのポンプの動作圧力の大きさは、もはやタイヤの圧力の大きさを表さない。ポンプストローク時に使用者の近く、例えばフロアポンプの場合であればピストンロッドの先端の取っ手の近くのゲージ内に、信頼性があり高価でないタイヤ圧力の圧力読取部を有することが必要である。
互いに対して移動する組合せの部品間のパラメータの大きさの情報を伝達するための明らかな解決策は、例えば、各端部が各部品へ接続される弾性のあるワイヤによることである。高圧のポンプでは、このようなワイヤの寿命は、ポンプ内部の厳しい環境によって悪影響を受けるであろうし、もしそうでなくとも、解決策は高価になるであろう。
他の明らかな解決策は、ストローク時に互いに対して滑動する接点を用いることである。ここで、例えば接点レールが移動部品の1つに接続され、一方、接点(柔軟性細片又はバネ力で動作する接点)は上記レール上を摺動し、もう一方の部品に接続される。ポンプ内部の厳しい環境では、あまり信頼性のある解決策ではない。そして、これでは、フロアポンプにおいて用いられると、取っ手が、ポンプを快適に動かすのに十分に回転するのが妨げられる可能性がある。この解決策も同様に高価であり、あまり信頼性がないであろう。
明らかな無線による解決策は、ポンプのホース内の例えば圧力を測定し、ピストンロッド上の受信器に無線で情報を送信し、使用者によって操作される取っ手の先端上のゲージに読取部を有することである。この解決策は信頼性があるように思われるが、この解決策は、2つの異なる場所に電源を持つことだけで既に高価となる。
より良い解決策が提供されなければならない。
この発明の鍵は、過圧時又はタイヤ内圧力に対してポンプの圧力が均衡する直前に、空気を入れるべきタイヤの空間が、ピストン下のポンプ内の空間と直接接触するという事実である。これは、タイヤ内の圧力/温度の大きさが、ポンプのピストン下の空間内の、及び、高圧ポンプの場合には、逆止弁前の空間内の上記パラメータを測定することによって読取り可能であることを意味する。この逆止弁は、通常、ピストン下の上記空間とホースとの間に位置しており、ポンプをタイヤ弁の上に取り付けられる弁コネクタに接続する。上記空間は、測定空間と呼ばれる。この測定空間は、チャンバの一部であり、ピストンロッドの底部を包囲し、従って、センサ(マノメータ内の圧縮バネ、又は、上記ピストンロッド端部に取り付けられるか又はプリント基板に取り付けられ、流路により測定空間に接続される交換器)から、上記ピストンロッドを通って、ピストンロッドの上の読取器(それぞれ、マノメータ又は電圧/電流計又は電子ディスプレイ)へ、流路(空気的に)又はワイヤ(電気的に)によって連通可能になる。上記流路は、上記ピストンロッド端部にて終わる。
第2の側面として、本発明は、上記測定空間が、動作の一部の間、上記装置と連通するセンサ・読取器組合せに関する。
タイヤ空気入れ用の現行のポンプの場合、タイヤの圧力の測定は、ポンプのホース内でなされる。このホースは、一端では逆止弁を通ってチャンバに接続され、他端では弁コネクタに接続される。逆止弁は、ピストンポンプのデッドスペースの大きさを制限する。現行の低圧ポンプには逆止弁が存在せず、圧力の測定器は通常使用されない。
ホース内空間とタイヤの空間との間に圧力均衡が存在する場合にはタイヤ弁が閉じるため、ホース内の圧力がタイヤ内の圧力を表す。現行のポンプでは、これは、ピストンがポンプストローク後にその終点に達し、戻り始めるとき、すなわちチャンバ内の過圧が低下するときに起こる。この理由は、シリンダ(チャンバ)とホースとの間の逆止弁が、この時点でも同様に閉じているからである。
ピストンが新しいストロークのために戻ろうとしているとき、ピストンと上記逆止弁との間の、チャンバの測定空間内の圧力は、同様にタイヤの圧力を表す。それは、最終ストロークに対する圧力の最大の大きさを測定している。これは、ピストンと逆止弁との間の空間に隣接するピストン(ロッド)の端部において、タイヤの圧力/温度が測定されるという解決策を開く。よって、センサ(測定手段)及び読取手段を、部品の1つ、例えばタイヤ空気入れ用の例えばピストンポンプ内のピストン(ロッド)上に設けてもよい。ピストンロッドのガイド手段用の表面を可能とするため、センサは、ピストンロッド上に、最良にはピストンロッドの先端に位置されている。それ故に、ピストンロッドの取っ手の先端上に、すなわち使用者に最も近いところに位置するゲージ上に、動作時に読取り可能である読取部を有することができる。
例えば、圧力読取りの場合、この読取りは、例えばピストンロッドの先端に位置する空気式圧力ゲージ(マノメータ)によって為され、ゲージは、例えばピストンロッド内部の流路によって、(ピストンと弁コネクタ又は逆止弁との間の)測定空間に接続される。例えばバイメタル・センサで温度が測定されている場合も同じである。上記流路の小さなサイズ及びその長い全長によって動的摩擦が生じないことが、実験的に示されている。また、ポンプにおいて過圧が存在するとき、及び、圧力の平衡が存在するとき、すなわち、センサと、パラメータの大きさが測定されるべき装置との間において連通が可能であるとき、タイヤ内の真の圧力/温度=ホース内の圧力/温度=測定空間内の圧力/温度であることが実験的に示されている。ピストンポンプによると、それは戻りストロークではなくポンプストロークの間に起こることを意味している。圧力センサによる測定は、増幅器を介して、例えばピストンロッドの先端上に位置するデジタル圧力ゲージ又はアナログ圧力ゲージ(電圧計又は電流計)へ信号を供給する電気圧力変換器によって為されてもよい。タイヤの温度が電気的にモニタされる場合も同じである。
センサ・読取器組合せの収益性をより一層高めるために、センサは、流路を介して測定空間と連通しながら、読取器を備えるプリント基板上にセンサを取り付けられてもよい。
第3の側面として、本発明は、パラメータの大きさが閉鎖測定空間内で測定されるセンサ・読取器組合せに関する。
センサと装置との間に直接の連通が存在するとき、閉鎖空間における測定によってのみ、装置のパラメータの大きさを表すことができる。この連通が可能でない時間の一部の間、例えばピストンポンプの戻りストロークの間、パラメータの大きさはシミュレーションされる必要がある。これは、測定空間内に位置するセンサによって為される。このシミュレーションは、電気的に、例えばチップ又はコンピュータによって為される必要がある。ピストンロッドの位置は、装置のパラメータの大きさのシミュレーションにとっての基準である。読取りは、アナログ又はデジタルである。
測定空間内において直接測定することにより、圧力に関してだけでなく温度に関しても、例えばタイヤ空気入れ用のピストン・フロアポンプにおいて、パラメータの大きさの変動が生じる。ポンプのシミュレーションを容易にするために、調節された測定空間が必要であり、これは、いわゆる閉鎖空間によって為され得る。
パラメータの値が閉鎖測定空間内で測定される場合には、流体を入れ、それを測定し、それを読取ることが必要である。その後、次回の測定のために、それを再び取り出す。例えばフロアポンプにおいてタイヤ内の圧力を測定する場合には、測定を可能とするため、測定空間の媒体の一部を、閉鎖測定空間内に入れてもよい。これは、空気圧逆止弁又は電気制御弁によって行ってもよい。測定後に閉鎖測定空間の内容物を再び取り出すために、新しい弁(空気圧逆止弁又は電気制御弁)が必要であってもよい。それは流路であってもよく、この流路はとても小さいので、(その全長、直径、および表面粗度に依存しており、また例えばネジ山が固定流体により固定される場合、同様に小孔を有するネジによる)動的摩擦が閉鎖測定空間からの流れの量を減少させるので、読取りに対して余り関係のない、ポンプストロークのリターンパスの間においてのみ、この流れは測定に大した影響を及ぼさない。しかしながら、そのストロークの最大圧力を読み取りつつ認識するために、読取器をモニタすることは必要である。これは、十分に都合の良いものではない。
また、この遅れを以下の目的のために用いてもよい。例えば、ピストン・チャンバ組合せ内の圧力測定の場合、次回のポンプストロークの前までに、ピストンと逆止弁又は弁コネクタとの間の空間に隣接している空間におけるこのパラメータの値が、ポンプストロークの最大値に達するまで、ピストンがポンプストローク後に戻っているときに、為された最後のポンプストロークに係るタイヤ圧力の値を維持することが必要であろう。祖測定値は、上記連通しない間のタイヤ圧を表している。この構造は、実際に非常に良く機能する。
この値をそのように一時的に維持することは、電子的に(例えばコンデンセータ(condensator)の使用によって)ICを制御するソフトウェアによって、ICを制御するメカトロニクス−ポンプに対するピストンロッドの位置によって、又は、単に機械のみで、例えば入口逆止弁によって測定空間に接続される閉鎖測定空間(ピストンと弁コネクタとの間の閉鎖測定空間、又は、タイヤ空気入れ用のポンプの場合には、組合せとホースとの間にある逆止弁とピストンとの間の空間)、及び、アウレット流路又は出口流路によって行われてもよい。入口逆止弁は、開放と閉鎖が同時に起こるように、組合せとホースとの間の弁と同一であることが好ましい。
要求された圧力に達すると、ピストンの動きが止まり、閉鎖測定空間内の圧力が、タイヤの圧力である測定空間内の圧力と等しくなる。まず、ホースがタイヤ弁から切り離されると、(間に逆止弁があったとしても)測定空間内の圧力が大気圧まで低下し、弁コネクタが大気とポンプとを連通させることが可能である種類である場合、タイヤ弁から切り離されると、閉鎖測定空間内の圧力が大気圧まで低下する。
上述のシミュレーション装置におけるタイヤの圧力で読み取れるものは、最後のポンプストロークでの圧力のみである。各ストロークの最後まで圧力をモニタする必要があるが、これは都合の良いことではない。ポンプの戻りストロークの間、圧力(又は温度)の維持を可能にするため、閉鎖測定空間は、電気的に始動されるか、または単に機械的である出口弁を備えている。また、それは手動で、例えばポンプ期間の前に測定空間を閉鎖するためのボタンを押し、その後上記ボタンを再び押すことにより再び開放することによって為されてもよい。
閉鎖測定空間と測定空間との間の出口弁の構成は、戻りストロークの間の(タイヤ)圧力のより良いシミュレーションのための簡単な自動的で機械的な構成であってもよい。この弁は、2つのピストンをピストンロッドの各端部に1つずつ備えている。各ピストンは、閉鎖測定空間および測定空間とそれぞれ連通している。閉鎖測定空間と連通しているピストンの直径は、測定空間と連通しているピストンの直径よりも小さい。これにより、閉鎖測定空間における圧力が測定空間における圧力と同一であるとき、すなわち、ポンピングストロークの間、弁が閉じることが可能になる。ピストンロッドのハウジングに対する適切な適合、例えば滑合により、上記弁のピストンロッドの閉じた状態から開いた状態への動き及び開いた状態から閉じた状態への動きを遅くすることが可能になる。それ故に、ポンピングの際、長時間掛からない戻りストロークの間でも弁は閉じたままである。読取部は現タイヤ圧を示している。ポンピングの間に所望の(タイヤ)圧力に到達したとき、ポンプは空気を注入される空間(タイヤ)から移動され、測定空間における圧力が大気圧にまで低下する。上記弁は開いて、閉鎖測定空間における圧力が大気圧と同一になる。ピストンポンプのピストンロッドの取っ手の先端上に取り付けられているマノメータがポンピングの間に現(タイヤ)圧力を示すことが、例えば可能であるが、使用者は、現(タイヤ)圧力についての上記情報を得るために上記マノメータの読取部を絶えずモニタする必要はない。
ピストンロッドの側面のダクトが十分に長く、弁及びハウジングの奥の、ピストンロッドのベアリングの各側面の空間が、ベアリングにおけるピストンロッドの位置に関係なく常に互いに連通するように、弁の構成が改善されてもよい。このようなケースでない場合、上述の空間の片方又は両方が、ピストンロッドの所定の位置にて閉じられ得る。結果として、弁の動きがこのような空間における高い圧力、すなわち大気圧よりも高い圧力をもたらす。これにより、ピストンロッドの動き、ひいては弁の動きが妨げられる。
上記弁の構成は、ポンプ、アクチュエータ、ショックアブソーバ又はモータのためのあらゆる種類のピストンと共に用いられ得る。
ピストンの戻りストロークの間の閉鎖測定空間におけるタイヤ圧シミュレーションが、非常に簡単な例である。他のシミュレーション及びより複雑なシミュレーションが存在する。最後に記述されているものは電気的/電子的に制御される弁であるが、勿論、これらのシミュレーションは、入口弁及び出口弁を制御するコンピュータプログラム又はプログラムされたICによって為されてもよい。これは、空気入れを目的とするフロアポンプの設備より大きく、より高価で、メンテナンスが必要な設備において為されてもよい。
動作の間、閉鎖測定空間における読取りに対して、装置の例えば圧力/温度の偏差が生じる。
これは、例えば、ポンピングストロークの間のピストンの過大な速度に起因して、測定空間とポンプのホースとの間の逆止弁において動的摩擦が存在する場合のケースである。これは、読取られた値が通常のタイヤ圧よりも高いことを意味する。これは、ポンプの逆止弁及び閉鎖測定空間の入口逆止弁の両方にとって、十分に大きい全ての環境下での流れ可能性を有する逆止弁を用いることにより回避される。他の解決策として、最大速度が既定されるように、ポンプのピストンロッドのベアリングが、ピストンロッドサスペンション又はピストン自身を伴ってチャンバの壁面に適合することが挙げられる。これはポンプの上記逆止弁の最大の流れを与える速度の下にあるべきである。
ポンプとホースとの間の逆止弁が、閉鎖測定空間の入口逆止弁と非常に異なる場合、他の偏差が生じる。しかしながら、実験での経験よると、この偏差は、読取器のスケールの順応によって解決され得る、構造上のものであった。これもタイヤ温度の遠隔測定には必要なようである。依然として、ポンプと閉鎖測定空間との両方に同一の逆止弁を有することが最良である。
タイヤにポンピングするためのフロアポンプの上述された例は、例示のためだけであり、この結果は、パラメータの大きさが測定される必要のある、他の種類の装置及び状況、例えば核子にも用いられ得る。
閉鎖空間を用いる、例えば欧州特許第1179140号明細書に係る容器(包み)ピストン種(請求項5)の場合、閉鎖空間は、電気ゲージを用いる場合、測定空間(ピストンと逆止弁との間の空間に隣接する空間)に対して、閉鎖測定空間の後ろに位置することが好ましい。
空気式ゲージ(=マノメータ)の場合、ピストンロッドは、閉鎖測定空間を含み得る。
ピストン・チャンバ組合せは、内側のチャンバ壁面により境界付けられる長尺状チャンバを含んでおり、少なくとも上記チャンバの第1の長手方向位置と第2の長手方向位置との間において上記チャンバに対して密封的に移動可能である、上記チャンバにおけるピストン手段を含んでいる。上記チャンバは、上記チャンバの第1および第2の長手方向位置での異なる断面積、及び、上記チャンバの第1の長手方向位置と第2の長手方向位置との間の中間の長手方向位置での少なくとも実質的に連続的に異なる断面積の断面を有している。第1の長手方向位置での断面積は、第2の長手方向位置での断面積よりも大きい。
上記ピストン手段は、上記チャンバの第1の長手方向位置から上記中間の長手方向位置を通って第2の長手方向位置への上記ピストン手段の相対移動の間、自ピストン手段及び上記密封手段を、上記チャンバの上記異なる断面積に適合させるように設計されている。ピストンは、変形可能な物質を含んでいる弾性的に変形可能な容器を備えている。上記ピストン手段は、変形可能な容器(包み)と連通している閉鎖空間を含んでもよく、閉鎖空間は、一定の容積を有してもよい。容器(又は包み)は膨張可能であってもよい。タイヤ空気入れ用のフロアポンプにおける状況と同様に、閉鎖空間が比較的小さい場合、閉鎖空間内部に測定流路又はワイヤルームを有する際に、これは必要となり得る。このピストン種の外周サイズは、チャンバの外周サイズであり得る。
ピストン・チャンバ組合せは、内側のチャンバ壁面により境界付けられる長尺状チャンバを含んでおり、少なくとも上記チャンバの第1の長手方向位置と第2の長手方向位置との間において上記チャンバ壁面に対して密封的に移動可能である、上記チャンバにおけるピストンを含んでいる。上記チャンバは、第1および第2の長手方向位置での異なる断面積及び異なる外周長、及び、第1の長手方向位置と第2の長手方向位置との間の中間の長手方向位置での少なくとも実質的に連続的に異なる断面積及び外周長を伴う断面を有している。第2の長手方向位置での断面積及び外周長は、第1の長手方向位置での断面積及び外周長よりも小さい。上記ピストンは、弾性的に変形可能であり、それ故、チャンバの上記中間の長手方向位置を通る、第1の長手方向位置と第2の長手方向位置との間におけるピストンの相対移動の間に、チャンバの上記異なる断面積及び異なる外周長に適合させるピストンの異なる断面積及び外周長を提供する。ピストンは、ピストンの外周長が上記チャンバの第2の長手方向位置での外周長に略等しい、応力が掛からず変形しない状態における容器の製造サイズを有するように生成される。容器は、チャンバの長手方向に対して横方向に製造サイズから拡大可能であり、それ故、上記第2の長手方向位置から上記第1の長手方向位置へのピストンの相対移動の間に、ピストンを製造サイズから拡大させる。上記ピストン手段は、変形可能な容器(包み)と連通している閉鎖空間を含んでいてもよく、閉鎖空間は、一定の容積を有していてもよい。
また、閉鎖空間は、チャンバが一定の外周長を伴う断面と一定の外周長を伴わない断面との組合せである場合にも、一定の容積を有している。
このピストン種の外周サイズは、チャンバの最小外周サイズであり得る。
例えば、欧州特許第1179140号明細書の請求項1に係るピストン種を用いる場合、閉鎖空間42(図3AからC)も、膨張性ニップル43(図3AからC)も必要ない。閉鎖空間は、流路52(図3AからC)として、又は、測定空間のための入口流路として用いられてもよい。逆止弁43は、逆の位置に設置されるべきである(図9を参照)。
センサ・読取器組合せは、パラメータが測定される必要がある装置に対してセンサが遠隔に位置する、ポンプ、アクチュエータ、ショックアブソーバ又はモータのような任意の装置において用いられ得る。
上記の組合せは、応用に適用可能であることが好ましい。
従って、本発明は流体をポンピングするためのポンプに関するものであり、当該ポンプは、
・上記態様の内の何れかに係る組合せと、
・チャンバの外側の位置からピストンを係合するための手段と、
・上記チャンバに接続されており、弁手段を有している流体入口と、
・上記チャンバに接続されている流体出口と、
を備えている。
また、本発明は、
・組合せの態様の内の何れかに係る組合せと、
・チャンバの外側の位置からピストンを係合するための手段と、
・第1の長手方向位置と第2の長手方向位置との間にピストンを移動させるために、上記チャンバへ流体を導入するための手段と、
を備えているアクチュエータに関するものである。
上記アクチュエータは、上記チャンバに接続されており、弁手段を備えている流体入口を備えていてもよい。
また、上記チャンバに接続されており、弁手段を備えている流体出口が設けられてもよい。
更に、上記アクチュエータは、上記ピストンを第1又は第2の長手方向位置に向けて付勢するための手段を備えていてもよい。
最後に、また本発明は、
・組合せの態様の内の何れかに係る組合せと、
・チャンバの外側の位置からピストンを係合するための手段と、を備えており、
上記係合手段は、上記ピストンが第1の長手方向位置にある外側の位置、及び、上記ピストンが第2の長手方向位置にある内側の位置を有しているショックアブソーバに関するものである。
上記アブソーバは、上記チャンバに接続されており、弁手段を備えている流体入口を更に備えていてもよい。
また、上記アブソーバは、上記チャンバに接続されており、弁手段を備えている流体出口を備えていてもよい。
以下において、好適な実施形態が図面を参照しながら記述されている。
空気圧/温度ゲージとピストンロッド内部の流路との組合せを示す図である。測定点は流路の端部にあり、流路は測定空間と連通している。下段の図は、縮尺2:1で示されている。また、拡大詳細図も示されている。 空気圧/温度ゲージとピストンロッド内部のワイヤルームとの組合せを示す図である。測定点はピストンロッドの端部における変換器にあり、変換器は測定空間と連通している。下段の図は、縮尺2:1で示されている。また、拡大詳細図も示されている。 取っ手の先端に取り付けられた電気ゲージを有する、膨張性ピストンを伴うフロアポンプのピストンロッドの先端、及び、閉鎖測定空間内に変換器を伴うピストンロッドの底部を示す図である。 図1Aの底部を縮尺2:1で示す図である。 膨張性ピストン及び取っ手の先端に取り付けられた空気式ゲージを伴うフロアポンプのピストンロッドの先端を示す図である。中間流路は閉鎖測定空間において終端している。 図2Aの底部を縮尺2:1で示す図である。 膨張性ピストン及び取っ手の先端に取り付けられた空気式ゲージを伴うフロアポンプのピストンロッドの先端、及び、閉鎖測定空間を有するピストンロッドの底部を示す図である。 図3Aの底部を縮尺2.5:1で示す図である。 図3Bの閉鎖測定空間の出口流路を縮尺6:1で示す図である。 図3Cの出口流路の詳細を縮尺5:1で示す図である。 例えばタイヤ空気入れ用の先進型フロアポンプの底部を示す図である。 改善された、シミュレーションのための構造によって図3Cの一部が交換された図3Bである。 閉鎖測定空間における図5のタイヤ圧のための改善されたシミュレーションを示す図である。弁は閉じられて示されている。 閉鎖測定空間における図5のタイヤ圧のための改善されたシミュレーションを示す図である。弁は開いて示されている。 フロアポンプの測定空間において圧力/温度が測定されるときの電子的シミュレーションの信号伝達を示す図である。 取っ手に取り付けられた空気式ゲージハウジングの部分を示す図である。閉鎖空間は、ポンプのための入口を可能にするゲージハウジングの外側の空間と連通し、入口が可能ではない場合、測定空間と直接連通する。 図8Aの閉鎖(測定)空間の詳細図である 図6の弁の構成の改善された構造を示す図である。 弁の構成が閉じているときの図9の弁の構成の拡大詳細図である。 弁の構成が開いているときの図9の弁の構成の拡大詳細図である。
図0Lは、空気式ゲージ用ハウジング101の測定値の読取点100を示している。上記ゲージの内部には、機械的マノメータ102(図示なし)がある。上記ゲージ用ハウジング101は、ピストンロッド103の先端に取り付けられている。ピストンロッド103は、チューブ113の内部に測定流路107を伴うチューブを取り付けている、流路104を伴う中空である。これにより、空気式ゲージ102とチューブ107の底部における流路108の入口108との間の連通が可能になる。ハウジング101における測定点108は、マノメータの入口にある。測定室111、取っ手2、サスペンション9、バネワッシャ6、ボルト7、ピストンロッド103の先端における流路107のサスペンション110、ピストンのサスペンション112、チューブ113がある。
図0Rは、電気式圧力/温度ゲージハウジング121の測定値の読取点120を示している。上記ハウジング121は、アナログ/デジタル電気式ゲージ122(図示なし)を備えている。上記ゲージ122は、ピストンロッド123の先端に取り付けられている。ピストンロッド123は、ワイヤルーム125が取り付けられている、流路124を有する中空である。上記ワイヤルーム125は、基台16に取り付けられている変換器15に接続されている。これにより、上記ゲージ121とピストンロッド123の底部における測定点128との連通が可能になる。測定空間130、取っ手2、サスペンション9、バネワッシャ6、ボルト7、ピストンロッド123の先端における流路124のサスペンション129、遷移部22、ピストンのサスペンション112がある。
図1Aは、取っ手2及び電気式(圧力/温度)ゲージ3を伴うピストンロッド1の先端を示している。ゲージ3は、取っ手2上に取り付けられている。ピストンロッド1は、膨張性ピストンのための閉鎖空間8として機能する上部空間4.1を有しており、そのサスペンション5の底部のみが示されている。バネ用ワッシャ6がある。ボルト7の先端は、上部空間4.1に直接接続されている、閉鎖空間8の底部空間4.2と共に示されている。弁本体9は、ボルト10の先端に取り付けられており、ナット10により固定されている。中心ピン11は、弁本体9における心棒12に対して閉ざされた位置に示されている。この弁11は、必要な圧力の下で閉鎖空間8を維持するように機能している。閉鎖測定空間14のハウジング13は、弁本体9上に取り付けられている。(圧力)変換器15は、基台16上に取り付けられて示されている。開口部が、閉鎖測定空間14の壁面17と変換器15との間にあるとき、この基台16により、変換器15が穏やかに起動される。弁18は、組合せの出口に隣接する測定空間19に測定空間14を接続している。中空のピストンロッド1の先端は、圧力変換器15からゲージ3への必要なワイヤルーム21を密着して閉鎖している充填材20によって閉鎖されている。残りの配線は図示されていない。遷移部22は、充填材20がピストンロッドから飛び出すことを回避している。閉鎖測定空間14の出口弁は図示されていない。
図1Bは、図1Aの底部を縮尺2:1で示している図である。
図2Aは、取っ手2及び空気式圧力ゲージ33を伴うピストンロッド31の先端を示している。上記ゲージ33は、取っ手2上に取り付けられている。ピストンロッド31は、膨張性ピストンのための閉鎖空間32の上側部分として機能する空間34.1を有しており、そのサスペンション5の底部のみが示されている。バネワッシャ6がある。ボルト7の先端は、空間34.1に直接接続されている、閉鎖空間32の下側部分として機能する部分34.2と共に示されている。本体39は、ボルト7の先端に取り付けられ、ナット10によって固定されている。閉鎖測定空間14のハウジング13は、本体39上に取り付けられている。ピストンロッド31の先端37において密着して取り付けられており、空気式圧力ゲージに接続されているチューブ36.2の内部の測定流路36の端部35が示されている。弁18は、組合せの出口に隣接する測定空間38に閉鎖測定空間14を接続している。測定空間32の出口弁は図示されていない。
図2Bは、図2Aの底部を縮尺2:1で示している図である。
図3Aは、取っ手2及び電気式圧力ゲージ41を伴うピストンロッド40の先端を示している。ゲージ41は、取っ手2上に取り付けられている。ピストンロッド40は、加圧されたピストンを維持するための閉鎖空間42を有している。上記空間は、ピストンに連通し得る(例えば、国際公開第2000/070227号パンフレット又は国際公開第2002/077457号パンフレット又は国際公開第2004031583号パンフレットを参照)。ピストンの所望のレベルへの加圧は、内蔵型逆止弁44を有する膨張性ニップル43を通して外部圧力源(図示なし)によって為される。逆止弁44の出口孔66がある。ニップル43は、ピストンロッド40の底部に位置しており、ボルト46のヘッド45に内蔵されている。閉鎖測定空間47は、ボルト46のヘッド45における別のハウジング48に内蔵されている。上記閉鎖測定空間は、逆止弁49を通して測定空間50に接続されている。上記逆止弁49は、別のハウジング51に埋め込まれている。(垂直)流路52は、(水平)流路53によってチューブ36.2内部の閉鎖測定空間47に接続されており、例えばOリングのような密封手段54によって閉鎖測定空間47において密封されている。キャップ55は、Oリングのパッキン押えの一部である。変換器15は、流路52が電気式圧力ゲージまでワイヤルーム(wire loom)57で満たされているチューブ57の底部56に取り付けられるか、又は、流路52が電気式圧力ゲージ41内部にて開いており、変換機15は、流路52の先端58上に取り付けられるかの何れかである。
図3Bは、図3Aの底部を縮尺6:1で示している図である。
図3Cは、閉鎖測定空間(47、43、52)の一部を図3Bに対して縮尺6:1で示している。ネジ60を伴う、ボルト46のヘッド45における出口流路59により、閉鎖測定空間47のハウジング48における極小の流路61を通る流れが設定される。流路61は、ネジ57の先細の端部63に適合する幅広の端部62を有している。ネジ60に流路61を出口流路59に接続する流路64がある。
図3Dは、図3Cの詳細を縮尺5:1で示している。幅広の端部62と先細の端部63との間に非常に小さな空間65がある。上記空間65が流路53における流れを設定している。
図4は、例えばタイヤ空気入れ用の先進型フロアポンプの底部70を示している。柔軟性マンシェット71は、円錐形状のチューブ72を所定の位置に維持している。膨張性ピストン73がある。図3AからDに係る実施形態が、(基本型にのみ必要である)部材57の構成を伴わず、ピストンロッド74の底部上に取り付けられている。閉鎖空間42、チューブ36.2、入口逆止弁75、出口逆止弁76、ホース77、(ホース内部の)測定空間78及び79、弁コネクタ80(図示なし)がある。弁コネクタ81内の空間も測定空間(図示なし)の一部である。
図5は、改善された、シミュレーションのための構造、すなわち出口弁の構成によって図3Cの一部が交換された図3Bを示している。閉鎖測定空間90がある。
図6Aは、閉鎖測定空間90と測定空間91との間に配置されている、閉鎖測定空間のための出口弁の構成を示している。この弁の構成は、入口流路92、出口流路93、入口ピストン94および出口ピストン95を備えている。上記入口ピストン94の(入口流路92の壁面96に対する)シーリングの直径は、上記出口ピストン95の(出口流路93の壁面97に対する)シーリングの直径よりも小さい。入口ピストン94及び出口ピストン95の間におけるピストンロッド98は、入口流路92と出口流路93との連通を可能にするダクト99を備えているが、ピストンロッド98が所定の位置にある場合、すなわち、この図では閉鎖される場合、連通は不可能である。一方で、ピストン94のシーリングは、壁面96に嵌合している。ピストンロッドは、例えば滑合のような、ある特定の摩擦を可能にする、ハウジング141のピストンガイド140との特定の適合を有している。スペーサー142は、ピストン94及び95がハウジング141に付着することを抑止している。閉鎖測定空間90の圧力と測定空間91の圧力とが同一であるとき、出口弁の構成が閉じられること実現するために、ピストン94の直径はピストン95の直径よりも小さい。空間210は、弁94及びハウジング141の後ろにある。空間211は、弁95及びハウジング141の下にある。
図6Bは、閉鎖測定空間90と測定空間91との連通が可能である、図6Aの出口弁の構成を示している。閉鎖測定空間90からの測定空間91への流れは、ピストン94と入口流路92の壁面144との間のバイパス143を通り、現時点においてダクトの両端部147及び148がそれぞれ開いている、ピストンロッド98とガイド140との間のダクト99を通り、ピストン95と出口流路93の壁面146との間のバイパス145を通る。
ピストン94及び95の戻り動作の間、出口弁の構成が再度閉じる場合、ピストン95が壁面97に向かって閉じ、ピストン94が壁面96に向かって閉じる。
図7は、上記ポンプの測定空間において上記パラメータが測定される、フロアポンプにおけるタイヤの圧力/温度の電気的シミュレーションの使用の図式的概略である。フロアポンプ150、フロアポンプ150のピストンロッド151、読取部152がある。少なくとも位置センサ154が、先端153に配置されている。位置センサ154は、特に戻りストロークが「オン」である場合、先端153に関連したピストンロッド151の位置を開示する。更に、ピストンロッド151の速度が、上記位置センサ154によって、又は別のセンサ(155)によってモニタ可能である。センサ154(155)からの信号156が、データ取得システムおよびPC(パソコン)を備え得る電子的ユニット157に送信される。信号158は、電子的/電気的センサ159に送信される。
図7に開示されているものに代わり、全ての上述の装置が、ピストンロッド151及び読取部152において組み立てられる。この構成は、ポンプに加え、あらゆるピストン・チャンバ組合せに、従って、例えばアクチュエータ、ショックアブソーバ、及びクランクシャフトに接続されたアクチュエータに用いられ得る。読取器は、ピストン・チャンバ組合せの外側に位置していてもよい。センサは、ピストン上ではなく、測定空間または閉鎖測定空間における他の場所に位置していてもよい。
図8Aは、図4のフロアポンプの取っ手185上のゲージハウジングのアセンブリ、すなわちネジ(図示なし)で組み立てられた先端183および底部84を示している。取っ手85が取り付けられているピストンロッド74は、ニップル186上に取り付けられている。これは、バネワッシャ187及びスペーサー188により為されている。ワッシャ190を備えているナット189は、取っ手185を所定の位置に維持している。ピストンロッド74は、空間91と永久的に連通している閉鎖空間42を有している。チューブ36.2は、閉鎖測定空間52を有している。空気式圧力ゲージ92をチューブ36.2上に取り付けるために、チューブは、S字形状の湾曲部94を有しており、自身の先端上にニップル93を有している。ニップル93は、ゲージハウジングに密封されている(図示なし)。空気式圧力ゲージは、例えばネジ(図示なし)によって空気式圧力ゲージハウジングの先端183に取り付けられている。閉鎖測定空間52の中心軸82がある。空間199は、空間91と連通しており、外気であるゲージハウジングの先端183の外側の空間195と連通している。これにより、測定空間91は、逆止弁が開いている場合、外気と連通している(図9Aを参照)
図8Bは、ニップル186の詳細を示している。中心軸82及び閉鎖測定空間52を伴うチューブ36.2がある。空間191は、閉鎖空間42と連続している。
図9は、改善された、シミュレーションのための構造、すなわち図10Aに示される出口弁の構成によって図6の一部が交換された図5を示している。閉鎖測定空間226がある。入口198(図8A)は、流路197、空間199及び流路191、閉鎖空間42及び逆止弁250を通って測定空間91と連通している。流路197、空間199、流路191及び閉鎖空間42は、測定空間91の入口弁が測定空間91の境界における何れにも位置し得ない場合、ここでは供給流路として機能している。弁ハウジング251、入口252、停止部253及び出口254、シーリング表面255がある。
図10Aは、図5、6A、6Bに係る出口弁の構成の改善版を示しており、ピストンロッド223上のダクト221がダクト99より長くなっている。この結果、ピストン94と95との間において、ダクト221の両側にて空間220と221との間において、いつでも連通が可能である。これにより、上記ピストン94及び95が、単にピストン94と95との間の力の差分に従って移動可能になる。ピストンロッド223の中心線231、測定空間91がある。
上部224が間にシーリング227を伴って閉鎖測定空間226のハウジング225に係合されている出口弁の構成が、別の弁ハウジングにおいて組み立てられている。ハウジングの底部228は、間にシーリング229を伴って弁ハウジングの上部224に係合されている。ピストンロッド223は、ハウジングの底部228のベアリング232を伴って、例えば滑合のような特定の適合を伴って、ハウジングの底部228上に簡単に組み立てられ得る。弁シーリング94及び95の両方は、ピストンロッド223上に簡単に組み立てられ得る。
図10Bは、閉鎖測定空間226から測定空間91への流体の流れが存在する際の、出口弁の構成を示している。出口ピストン95よりも入口ピストン94によってピストンロッド223に係る力が大きくなるように、測定空間230における圧力に対し閉鎖測定空間226の側部にて過圧が存在する場合、流路232、空間233を通る流れが、ピストンロッド223を測定空間91に向けて押す。中心軸231に対しα及びβの角度をそれぞれ有する探索器234及び235が、ピストン94及び95によってそれぞれ到達し、これによりバイパス236及び240がそれぞれ出来上がるまで、ピストン94及び95は、それぞれ壁面144及び146に対してそれぞれ密封的に移動する。この結果、流れが、空間210に、バイパス236を通って空間210に、開口部237、ダクト221及び開口部239を通って空間211に、及び、シーカー235に沿ったバイパス240を通って空間241及び測定空間91に出来上がる。
〔特に好適な実施形態〕
ワイヤのような機械的導電装置によりアナログ電気的及び/又はデジタルゲージに接続されている、測定空間と連通している変換器により測定が為されるセンサ・読取器組合せである。
測定流路近傍に空気式ゲージ(マノメータ)の入口を伴う測定空間に接続されることにより測定が為されるセンサ・読取器組合せである。
変換器を閉鎖測定空間に接続することにより測定が為されるセンサ・読取器組合せである。上記変換器は、ワイヤのような機械的導電装置によりアナログ電気的及び/又はデジタルゲージに接続されている。
電気的に起動される入口弁及び出口弁を閉鎖測定空間が備えているセンサ・読取器組合せである。上記入口弁及び出口弁は、測定空間から開いている弁および測定空間に向けて開いている弁をそれぞれ開き及び閉じ、コンピュータにより制御される。
装置のパラメータの大きさを測定するセンサ・読取器組合せである。上記組合せは、上記パラメータの大きさが測定される測定空間を含んでいる。上記センサは、上記空間から遠隔に位置している。上記センサは、読取器の近傍に位置している。上記物理的パラメータの大きさが測定される時間の一部の間、上記装置と上記測定空間とは連通している。上記パラメータの大きさは、上記空間と上記測定空間との間にて連通が起こらない時間の間、シミュレーションされる。
上記パラメータは物理的パラメータであるセンサ・読取器組合せである。
上記シミュレーションは電気的手段により為されるセンサ・読取器組合せである。
上記測定空間は閉鎖測定空間を含んでいるセンサ・読取器組合せである。
センサが閉鎖空間において上記物理的パラメータを測定するセンサ・読取器組合せである。
上記閉鎖測定空間は、弁によって上記測定空間と連通しているセンサ・読取器組合せである。
上記弁は、閉鎖測定空間における圧力に対して測定空間にて過圧が存在するときに、測定空間に通ずる閉鎖測定空間を開放する逆止弁であるセンサ・読取器組合せである。この結果、測定空間からの媒体が閉鎖測定空間に進入することができる。
閉鎖空間が、小さな流路によって測定空間と連通しているセンサ・読取器組合せである。
上記流路は、閉鎖測定空間から測定空間への媒体の流れを規定するネジを含んでいるセンサ・読取器組合せである。
上記弁は逆止弁であるセンサ・読取器組合せである。上記逆止弁は、測定空間における圧力に対して閉鎖測定空間にて過圧又は等圧が存在するときに弁を閉鎖し、測定空間における圧力に対して閉鎖測定空間にて過圧が存在するときに測定空間を開放する。この結果、閉鎖測定空間からの媒体が測定空間に進入する。
上記弁の開放は、ハウジングを伴うピストンロッドの特別な適合により遅延されるセンサ・読取器組合せである。
ポンプとポンプのホースとの間の逆止弁の流れが十分大きく、動的摩擦を回避できるセンサ・読取器組合せである。
測定空間と閉鎖測定空間との間の逆止弁の流れが十分大きく、動的摩擦を回避できるセンサ・読取器組合せである。
ピストンポンプのピストンロッドのベアリングが、ピストンロッドが最大速度を有するような適合を有しているセンサ・読取器組合せである。
マノメータが閉鎖測定空間を有しており、ポンプにおけるタイヤのタイヤ圧の読取部及びセンサ部がアセンブリの先端に位置しているセンサ・読取器組合せである。
内側のチャンバ壁面により境界付けられる長尺状チャンバ、及び、上記チャンバにおいて少なくとも上記チャンバの第1の長手方向位置と第2の長手方向位置との間において上記チャンバに対して密封的に移動可能なピストン手段を備えているセンサ・読取器組合せである。上記チャンバは、上記チャンバの第1および第2の長手方向位置での異なる断面積、及び、上記チャンバの第1の長手方向位置と第2の長手方向位置との間の中間の長手方向位置での少なくとも実質的に連続的に異なる断面積の断面を有している。第1の長手方向位置での断面積は、第2の長手方向位置での断面積よりも大きい。上記ピストン手段は、上記チャンバの第1の長手方向位置から上記中間の長手方向位置を通って第2の長手方向位置への上記ピストン手段の相対移動の間、自ピストン手段及び上記密封手段を、上記チャンバの上記異なる断面積に適合させるように設計されている。ピストン手段は、変形可能な物質を含んでいる弾性的に変形可能な容器(包み)を備えている。上記ピストン手段は、変形可能な容器(包み)と連通している閉鎖空間を有しており、閉鎖空間(4.1、4.2、8、34.1、34.2、42)は、一定の容積を有している。
内側のチャンバ壁面により境界付けられる長尺状チャンバ、及び、上記チャンバにおいて少なくとも上記チャンバの第1の長手方向位置と第2の長手方向位置との間において上記チャンバ壁面に対して密封的に移動可能なピストン手を備えているセンサ・読取器組合せである。上記チャンバは、第1および第2の長手方向位置での異なる断面積及び異なる外周長、及び、第1の長手方向位置と第2の長手方向位置との間の中間の長手方向位置での少なくとも実質的に連続的に異なる断面積及び外周長を伴う断面を有している。第2の長手方向位置での断面積及び外周長は、第1の長手方向位置での断面積及び外周長よりも小さい。上記ピストンは、弾性的に変形可能であり、それ故、チャンバの上記中間の長手方向位置を通る、第1の長手方向位置と第2の長手方向位置との間におけるピストンの相対移動の間に、チャンバの上記異なる断面積及び異なる外周長に適合させるピストンの異なる断面積及び外周長を提供する。ピストンは、ピストンの外周長が上記チャンバの第2の長手方向位置での外周長に略等しい、応力が掛からず変形しない状態における容器(包み)の製造サイズを有するように製造される。容器は、チャンバの長手方向に対して横方向に製造サイズから拡大可能であり、それ故、上記第2の長手方向位置から上記第1の長手方向位置へのピストンの相対移動の間に、ピストンを製造サイズから拡大させる。上記ピストン手段は、変形可能な容器(包み)と連通している閉鎖空間を有しており、閉鎖空間は、一定の容積を有している。
チャンバが、一定の外周長を伴う断面及び一定の外周長を伴わない断面を有するピストン・チャンバ組合せである。
ピストンロッドが閉鎖測定空間を有している、センサ・読取器組合せを更に有するピストン・チャンバ組合せである。
流体をポンピングするポンプであって、
先述の好適な実施形態に係る組合せと、
チャンバの外側の位置からピストンを係合するための手段と、
上記チャンバに接続されており、弁手段を備えている流体入口と、
上記チャンバに接続されている流体出口と、
を備えているポンプである。
係合手段が、ピストンがチャンバの第1の長手方向位置にある外側の位置、及び、ピストンがチャンバの第2の長手方向位置にある内側の位置を有しているポンプである。
係合手段が、ピストンがチャンバの第2の長手方向位置にある外側の位置、及び、ピストンがチャンバの第1の長手方向位置にある内側の位置を有しているポンプである。
先述の好適な実施形態に係る組合せと、
チャンバの外側の位置からピストンを係合するための手段と、を備えており、
上記係合手段は、上記ピストンが上記チャンバの第1の長手方向位置にある外側の位置、及び、上記ピストンが第2の長手方向位置にある内側の位置を有しているショックアブソーバである。
チャンバに接続されており、弁手段を備えている流体入口を更に備えているショックアブソーバである。
チャンバに接続されており、弁手段を備えている流体出口を更に備えているショックアブソーバである。
チャンバ及びピストンが、流体を有する少なくとも実質的に密封されたキャビティを形成しているショックアブソーバである。上記流体は、ピストンがチャンバの第1の長手方向位置から第2の長手方向位置に移動するときに圧縮される。
チャンバの第1の長手方向位置に向けてピストンを付勢するための手段を更に備えているショックアブソーバである。
先述の好適な実施形態の何れかに係る組合せと、
チャンバの外側の位置からピストンを係合するための手段と、
上記チャンバの第1の長手方向位置と第2の長手方向位置との間にピストンを移動させるために、上記チャンバへ流体を導入するための手段と、
を備えているアクチュエータである。
上記チャンバに接続されており、弁手段を備えている流体入口を備えているアクチュエータである。
上記チャンバに接続されており、弁手段を備えている流体出口を更に備えているアクチュエータである。
上記チャンバの第1又は第2の長手方向位置に向けてピストンを付勢するための手段を更に備えているアクチュエータである。
上記導入手段が加圧された流体を上記チャンバに導入するための手段を含んでいるアクチュエータである。
上記導入手段が、ガソリン又はディーゼルのような可燃性の流体を上記チャンバに導入するように適合されているアクチュエータであり、上記可燃性の流体を燃焼するための手段を更に備えているアクチュエータである。
上記導入手段が、空気のような圧縮された流体を上記チャンバに導入するように適合されているアクチュエータである。
ピストンの平行移動をクランクの回転に変換するように適合された当該クランクを更に備えているアクチュエータである。

Claims (25)

  1. ピストン(73)がチャンバ(72)において移動出来るピストン・チャンバ組合せが、上記ピストン(73)の片側にて流体を含んでいる測定空間(19、38、50、78、79、111、130)の境界を形成し、
    上記ピストン・チャンバ組合せには、他の片側に延伸するピストンロッド(1、31、40、74、103、123)が設けられ、
    上記測定空間(19、38、50、78、79、111、130)のパラメータを測定するためのセンサ(15)、及び、上記パラメータの値を表示するための読取器(3、33、41、122)を伴うセンサ・読取器組合せが設けられる上記ピストン・チャンバ組合せは、上記チャンバ(72)の外側に位置し、
    上記ピストンロッド(1、31、40、74、103、123)は、上記測定空間(19、38、50、78、79、111、130)と上記読取器(3、33、41、122)との間に上記パラメータの値の連通を提供するために用いられる流路(47、52、53)を含み、
    上記センサは、上記測定空間(19、38、50、78、79、111、130)との接続部を有している閉鎖測定空間(14、47、52、53)の内部にて測定し、
    上記接続部には、上記測定空間(19、38、50、78、79、111、130)における圧力が上記閉鎖測定空間(14、47、52、53、90)における圧力よりも高い場合に開く逆止弁(49)が設けられ、
    上記閉鎖測定空間(14、47、52、53、90)は、上記測定空間(19、38、50、78、79、91、111、130)に更に接続される。接続部には、弁(94、95、98)が設けられ、
    上記弁は、上記弁に掛かる力によって単に動作し、上記接続部を開放したり閉鎖したりする、
    ことを特徴とするピストン・チャンバ組合せ。
  2. 上記弁(94、95、98)は、上記閉鎖測定空間(14、47、52、53、90)に最近接のピストン(94)、及び、上記測定空間(19、38、50、78、79、91、111、130)に最近接のピストン(95)を伴うピストンロッドを備えており
    上記ピストンロッドは、上記ピストン(94、95)がハウジング(224、228)に密封接続する位置と上記ピストン(94、95)が上記ハウジングに接続しない位置との間を移動する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のピストン・チャンバ組合せ。
  3. 閉鎖空間(90)に最近接の上記ピストン(94)の直径は、測定空間(91)に最近接の上記ピストン(95)の直径よりも小さい、
    ことを特徴とする請求項2に記載のピストン・チャンバ組合せ。
  4. 上記ピストンロッド(98)は、上記ハウジング(224、28)に隣接するベアリング(232)への特定の適合を有しており、上記適合により上記ベアリング(232)における上記ピストンロッド(98)の動作が低速化する、
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載のピストン・チャンバ組合せ。
  5. 上記適合は、滑合である、
    ことを特徴とする請求項4に記載のピストン・チャンバ組合せ。
  6. 上記ピストンロッド(98)は、上記閉鎖測定空間(90)と上記測定空間(91)との連通を可能にするダクト(221)を備えている、
    ことを特徴とする請求項2に記載のピストン・チャンバ組合せ。
  7. 上記ダクト(221)は、両ピストン(94、95)間の連通を可能にする、
    ことを特徴とする請求項6に記載のピストン・チャンバ組合せ。
  8. 上記連通は、連続的であり、上記ハウジングの上記ピストンロッド(223)の位置から独立している、
    ことを特徴とする請求項7に記載のピストン・チャンバ組合せ。
  9. 上記連通は、
    非連続的であり、
    上記ピストンロッドの位置に依存しており、
    上記ピストン(94、95)が上記ハウジングに密封接続されていないときに開いており、
    上記ピストン(94、95)が上記ハウジングに密封接続されているときに開いていない、
    ことを特徴とする請求項7に記載のピストン・チャンバ組合せ。
  10. 上記連通は、電気信号によって、又は、上記測定空間(19、38、50、78、79、111、130)に存在する流体によって影響される、
    ことを特徴とする請求項1に記載のピストン・チャンバ組合せ。
  11. 上記ピストン・チャンバ組合せは、ポンプの一部である、
    ことを特徴とする請求項1から10の何れか1項に記載のピストン・チャンバ組合せ。
  12. 上記ポンプは、タイヤ空気入れ用のポンプである、
    ことを特徴とする請求項11に記載のピストン・チャンバ組合せ。
  13. 上記パラメータは、圧力である、
    ことを特徴とする請求項1から12の何れか1項に記載のピストン・チャンバ組合せ。
  14. 上記パラメータは、温度である、
    ことを特徴とする請求項1から12の何れか1項に記載のピストン・チャンバ組合せ。
  15. 上記センサ(15)は、上記ピストン(73)上に、上記ピストン(73)内に、上記ピストンロッド(1、31、40、74、103、123)上に、又は、上記ピストンロッド(1、31、40、74、103、123)内に配置される、
    ことを特徴とする請求項1から14の何れか1項に記載のピストン・チャンバ組合せ。
  16. 上記ピストンロッド(1、31、40、74、103、123)は、上記測定空間(19、38、50、78、79、111、130)に接続される中空のチューブによって形成され、上記センサ(15)は、上記中空のチューブ内に、又は、上記中空のチューブの先端に配置される、
    ことを特徴とする請求項1から15の何れか1項に記載のピストン・チャンバ組合せ。
  17. 上記ピストンは、膨張性ピストン(73)であり、
    上記ピストンロッド(1、31、40、74、103、123)は、中空のチューブであり、
    上記ピストンロッド(1、31、40、74、103、123)内部の空間(42)は、上記膨張性ピストン(73)内部の空間に連通しており、
    上記中空のピストンロッド(1、31、40、74、103、123)内部の縦方向に、上記連通が生じる第2の中空のチューブ(36)が設けられる、
    ことを特徴とする請求項1から16の何れか1項に記載のピストン・チャンバ組合せ。
  18. 上記測定空間(78)には、逆止弁(75)が設けられる流体入口が設けられる、
    ことを特徴とする請求項17に記載のピストン・チャンバ組合せ。
  19. 上記ピストンは、非膨張性ピストン(73)であり、
    上記ピストンロッド(1、31、40、74、103、123)は、中空のチューブであり、
    上記ピストンロッド(1、31、40、74、103、123)内部の空間(42)は、上記読取器のハウジング(183)の入口(198)を通して、及び、上記測定空間(19、38、50、78、79、111、130)を伴う逆止弁(250)を通して大気と連通しており、
    上記中空のピストンロッド(1、31、40、74、103、123)内部のレンクスワイズ内に、上記連通が生じる第2の中空のチューブ(36)が設けられる、
    ことを特徴とする請求項1から16の何れか1項に記載のピストン・チャンバ組合せ。
  20. 上記測定空間(78)には、逆止弁(76)が設けられる流体出口が設けられる、
    ことを特徴とする請求項1から19の何れか1項に記載のピストン・チャンバ組合せ。
  21. 上記読取器(3、33、41、122)は、上記ピストンロッド(1、31、40、74、103、123)の先端に、又は、上記ピストンロッド(1、31、40、74、103、123)の先端付近に配置される、
    ことを特徴とする請求項1から20の何れか1項に記載のピストン・チャンバ組合せ。
  22. 上記ピストン・チャンバ組合せには、上記ピストン(73)に接続されていない上記ピストンロッド(1、31、40、74、103、123)の先端に取っ手(2)が設けられており、
    上記読取器(3、33、41、122)は、上記取っ手(2)に内蔵又は接続される、
    ことを特徴とする請求項1から21の何れか1項に記載のピストン・チャンバ組合せ。
  23. ピストン(73)がチャンバ(72)において移動出来るピストン・チャンバ組合せが、
    上記ピストン(73)の片側にて流体を含んでいる測定空間(19、38、50、78、79、111、130)の境界を形成し、
    上記ピストン・チャンバ組合せには、他の片側に延伸するピストンロッド(1、31、40、74、103、123、155)が設けられ、
    上記測定空間(19、38、50、78、79、111、130)のパラメータを測定するためのセンサ(15)、及び、上記パラメータの値を表示するための読取器(152)を伴うセンサ・読取器組合せが設けられる上記ピストン・チャンバ組合せは、上記チャンバ(150)の外側に位置し、
    上記ピストンロッド(1、31、40、74、103、123、155)は、上記測定空間(19、38、50、78、79、111、130)と上記読取器(152)との間に上記パラメータの値の連通を提供するために用いられる流路(47、52、53)を含み、
    上記センサは、上記測定空間(19、38、50、78、79、111、130)との接続部を有している閉鎖測定空間(14、47、52、53)の内部にて測定し、
    上記接続部には、上記測定空間(19、38、50、78、79、111、130)における圧力が上記閉鎖測定空間(14、47、52、53、90)における圧力よりも高い場合に開く逆止弁(49)が設けられる、
    ことを特徴とするピストン・チャンバ組合せ。
  24. コンピュータが、上記チャンバの先端に対する上記ピストンロッド(1、31、40、74、103、123、155)の位置をモニタする、
    ことを特徴とする請求項23に記載のピストン・チャンバ組合せ。
  25. コンピュータが、上記チャンバの先端に対する上記ピストンロッド(1、31、40、74、103、123、155)の速度をモニタする、
    ことを特徴とする請求項23に記載のピストン・チャンバ組合せ。
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