JP2012531269A - Oリングの挿入器具及び挿入方法 - Google Patents

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Abstract

患者の口内に固定されたデンタルアタッチメント組立体に歯科器具を取外し可能に固定するためにOリングを保持しこれをキャップに挿入するOリング挿入器具。この器具は、中央部と弾性プロング(フォーク形状部)を持つ端部26、28とを有するドライバ15を備える。弾性プロングは、一端にキャップ12の入口に適合するサイズを持つブッシュスリーブ16、18の穴を通過してOリングを押すように設計される。穴は、少なくとも穴の小さい方の端まで延びるテーパー形の円錐台形部分を有する。穴の反対側の端は、Oリングの未圧縮の寸法に適合するもっと大きい直径を有する。プロングは、Oリングが配置される穴の大きい方の端部の中に嵌合し、Oリングと係合して穴を通過してOリングを前進させる。Oリングは、穴の円錐台形部を通過して前進するとき均等に圧縮され、圧縮されたOリングは穴の第二端52からキャップ12の所定の位置へ押し出される。

Description

本発明は、患者の口内で、例えばデンタルアタッチメント装置を介して歯科器具を固定するためにキャップにOリングを挿入する装置及びその方法に関する。
患者の口内で総義歯または部分義歯などの義歯を取り付けるための様々な装置及び方法が知られている。この種の装置は、概して、対となる雄型と雌型の部品を備え、その一方が義歯に取り付けられ、他方がアバットメント(abutment橋脚歯)に取り付けられる。アバットメントは患者の顎部の選択された位置に取り付けられる。アバットメントは、歯根、骨内インプラントまたは隣接する歯に取り付けることができ、場合によっては患者の顎骨に直接組み込むことができる。
1つの既知のアタッチメントはOリングまたはプラスチックリング部材を使用する。Oリングまたはプラスチックリング部材は、義歯の凹部に固定されたキャップに挿入されて、その中に保持される。Oリングはインプラントアバットメントまたはポスト( post ;柱)の端部のボールを被覆して係合して、患者の口内の所定の位置に義歯を取外し可能に固定する。このタイプのアタッチメントの一例が、Bulard他の米国特許第6716030号において開示される。このタイプのアタッチメントの1つの問題は、最初にOリングをキャップ内へ取付ける際、及びその後義歯を繰り返し取外し取付け直すことによって損傷または磨耗したときにOリングを交換する際に、困難が伴うことである。Oリングをキャップに挿入する際Oリングを均等に圧縮しなければならないが、正確にこれを行わないと、外向きに跳ね返る傾向がある。Oリング及びキャップの寸法は手でまたはピンセットを使って挿入する(これが現在の方法である)のが非常に難しい寸法である。
従って、Oリングをキャップに挿入するためのより迅速かつ効率の良い器具及び方法が技術上必要とされる。
本明細書においては、Oリングを保持し、義歯と一体的なキャップの中にこれを挿入するように設計された器具について説明する。キャップは、例えば、患者の口内に義歯を固定するデンタルアタッチメント装置の一部である。
1つの実施形態において、ドライバと少なくとも1つのブッシュスリーブとを備えるOリング挿入器具が提供される。ドライバは、ハンドルまたはグリップ部と少なくとも1つの操作端部を有し、ブッシュスリーブは、対向する第一端及び第二端と、第一端から第二端へ貫通して延びる穴を有し、穴はその長さの少なくとも一部に沿ってテーパー形である。穴の第一端は、例えば義歯アタッチメント組立体のキャップ要素に挿入されるOリングを受け入れる形状を持つ。Oリングが穴のテーパー部を通過して前進するときOリングが圧縮するように、ドライバの操作端部は、スリーブの穴の第一端に係合して、穴を通過してOリングを移動するように作られる。別の実施形態において、スリーブの第二端は、スリーブ及びドライバと整列してキャップの開放端と係合するためのリップを有する。別の実施形態において、スリーブの第二端はキャップの開放端と係合する面取り端を有する。さらに、ドライバの操作端部は、穴の開放第二端からキャップの所定の位置へOリングを押し出すように作られる。
その他の実施形態、目的、特徴及び利点は、以下の発明を実施するための形態において述べられるので、詳細はこの説明から明らかであろう。あるいは、特許請求される発明を実施することによって分かるだろう。目的及び利点は、本明細書において説明し特許請求する装置及び方法によって実現される。以上の「発明の概要」の項は、本明細書において開示する実施形態のいくつかの簡単かつ総括的概要は読み手のために示されたものであり、特許請求の範囲に正当に認められる均等物の範囲を限定することを決して意図しないと言う了解の下で示されている。
本発明の詳細は、その構造に関しても作動に関しても添付図面を参照することによって特に明らかとなる。図面において類似する番号は類似する部品を示す。
Oリング挿入器具の側面図である。 図1のドライバの左側端の端面図である。 図1のドライバの右側端の端面図である。 図1の断面図である。 図2の小さい方のブッシュスリーブの拡大断面図である。 図2の大きい方のブッシュスリーブの拡大断面図である。 ドライバの対向する端部に係合した2つのブッシュスリーブの側面図である。 図3Aの断面図である。 Oリングに係合される前にOリングと整列されたブッシュスリーブの一方の斜視図である。 ドライバの斜視図であり、ドライバの一方の端のプロング( prong ;フォーク形状部)は、Oリングを保持するブッシュスリーブの開放端及びOリングが挿入される予定のキャップと整列している。 ドライバの断面図であり、ドライバの一方の端のプロングがブッシュスリーブの中に係合して、スリーブの穴を通過してOリングを押しているところを示す。 図6Aの指示される部分の拡大図である。 スリーブからこれと整列したキャップの所定の位置へ押し出されたOリングの断面図である。 図7Aの指示される部分の拡大図である。 Oリングが中に配置された後のキャップの拡大断面図である。 Oリングが中に配置されたキャップの別の実施形態の断面図である。 Oリングが中に配置された刻み付きOリングキャップの断面図である。 Oリング挿入器具の別の実施形態の側面図である。 図11の断面図である。 面取り端を持つ小さい方のブッシュスリーブの断面図である。 面取り端を持つ大きい方のブッシュスリーブの断面図である。
本発明は様々な形態で実施でき、いくつかの実施形態についての下記の説明は、本開示が特許請求される主旨の例示とみなされものであり、特許請求の範囲を図例により説明され記述される特定の実施形態に限定しようとするものではないという了解の下でなされる。本開示において使用される題目(見出し)は単に便宜上与えられるものであり、決して特許請求の範囲を限定するものとして解釈されないものとする。任意の題目の下で例示される実施形態は他の題目の下で例示される実施形態と組み合わせることができる。
本明細書において開示され説明される様々な実施形態は、キャップの所定の位置にOリングを挿入する器具に関するものであり、キャップは義歯アタッチメント組立体の一部として義歯と一体化できる。本明細書は、様々なサイズのキャップに様々な寸法のOリングを設置する際の前記器具の使用法についても説明する。
図1〜3は、Oリング挿入器具10の1つの実施形態を示し、図4〜7Bは、器具10を使用して義歯を固定するためにキャップ12にOリング120を挿入する方法の1つの実施形態を例示する。図8〜10は、器具100と使用できるキャップ12、75及び85の付加的実施形態を示す。1つの実施形態において、器具100は、細長いドライバ15と、ドライバの一方の端と係合する大きいブッシュスリーブまたはコーン16と、ドライバの反対側の端と係合する小さいブッシュスリーブまたはコーン18とを備える。ドライバ及び2つのコーンを同じ材料で作ることができ、1つの実施形態において、ドライバ及びコーンが使用後に繰り返し行われる殺菌に耐えるように、比較的強く、温度抵抗が高くかつ加圧滅菌可能なポリサルフォンなどの熱可塑性ポリマー材料から各部品を形成できる。
図1及び2を参照すると、ドライバ15は、中央ハンドル部20と対向する操作端部22及び24とを有するポスト( post ;柱)状の部材である。1つの実施形態において、端部22は、端部24より大きい断面寸法を有する。この実施形態の開示は、ドライバ15の形状を限定するものと解釈されるべきではない。ドライバは、少なくとも1つの操作端部を持つ器具を扱うのに適した任意の形状を持つことができる。端部22及び24のサイズは、下に詳しく説明するようにそれぞれのスリーブまたはコーン16及び18と噛み合い係合するように選択される。平らな面に器具10を置いたときこれが転がりやすくないように、中央ハンドル部20の中央領域を実質的に多角形にして、平面25を与えることができる。各端部22及び24は、それぞれのコーン16及び18を通過して図7Bのキャップ12の中へOリングを移動するOリング係合部材26及び28を有する。1つの実施形態において、Oリング係合部材26及び28は、ドライバの各端部から外向きに延びそれぞれギャップ30及び32によって分離された一連の離間したプロング( prong ;フォーク形状部)またはフィンガである。プロングは、プロングの弾性変形に対処するように弾性体である。図1A及び1Bの例示される実施形態においては4つの等分に離間したプロングがある。別の実施形態において、3つのプロング、5つのプロング、6つのプロング、7つのプロング、8つのプロングまたはそれ以上のプロングなど、4つより少ないまたは多いプロングが可能である。Oリング係合部材26及び28は図1においてプロングとして示されるが、Oリング係合部材26及び28の別の実施形態も、本開示の範囲内に属すると考えられる。図3Bに示される外面には、各プロングの端部に隣接して僅かなアンダーカット29がある。これについては、図3Bに関連して下でもっと詳しく説明する。1つの実施形態において、ドライバ15の中央部20は、小さい方の端部24付近に1本の溝34を、また大きい方の端部22付近に1対の溝35を有する。
図11及び12はOリング挿入器具の別の実施形態を示す。このOリング挿入器具は、Oリング係合部126及び128を除いて、図1及び2に関連して説明した前の実施形態のOリング挿入器具と同様であり、類似する部品には類似する参照番号を使用した。1つの実施形態において、器具は、細長いドライバ115と、ドライバの一方の端と係合する大きいブッシュスリーブまたはコーン116と、ドライバの反対側の端と係合する小さいブッシュスリーブまたはコーン118とを備える。図11及び12を参照すると、ドライバ115は、中央ハンドル部120と、対向する操作端部122及び124とを有するポスト状の部材である。1つの実施形態において、端部122は端部124より大きい断面寸法を有する。この実施形態の開示は、ドライバ115の形状を限定するものと解釈されるべきではない。ドライバは、少なくとも1つの操作端部を持つ器具を扱うのに適した任意の形状を持つことができる。端部122及び124のサイズは、それぞれのスリーブまたはコーン116及び118と噛み合い係合するように選択される(図13A及び13B)。平らな面に器具を置いたときこれが転がりやすくないように、中央ハンドル部120の中央領域を実質的に多角形にして、平面を与えることができる。各端部122及び124は、それぞれのコーン116及び118を通過してキャップ12の中へOリングを移動するOリング係合部材126及び128を有する。1つの実施形態において、Oリング係合部材126及び128は、ドライバの各端部から外向きに延びそれぞれギャップ130及び132によって分離された一連の離間した6つのプロングまたはフィンガである。別の実施形態において、3つのプロング、4つのプロング、5つのプロング、7つのプロング、8つのプロングまたはそれ以上のプロングなど、6つより少ないまたは多いプロングが可能である。プロングは、プロングの弾性変形に対処するように弾性体である。Oリング係合部材126及び128は図11及び12においてプロングとして示されるが、Oリング係合部材126及び128の別の実施形態も、本開示の範囲内に属すると考えられる。
図2及び2Bに示す1つの実施形態において、大きい方のコーンまたはスリーブ16はコーンまたはスリーブ16の長さに沿って軸方向に延びる穴37を有し、1つの実施形態において、第一端38から延びる均等の直径を持つ任意の第一部分36と第二端42まで延びるテーパー形の第二部分40とを有する。別の実施形態において、テーパー部40は、円錐台形またはOリングがコーン16の第一端38から第二端42へ移動するときOリングを圧縮する助けとなるその他のテーパー形状を有する。コーン16の第二部分40を、テフロン(登録商標)などの低摩擦材またはその他の適切な材料で被覆して、Oリングと第二部分40のテーパー形表面との間の摩擦を低減できる。小さい環状リブ44が穴37の第一端38に配置される。1つの実施形態において、1対の環状溝45が、第一端38付近のコーン16の外面に設置される。別の実施形態において、縮小された直径のリップまたはリム46がコーン16の第二端42から外向きに突出する。
図2Aを参照すると、小さい方のコーンまたはスリーブ18は、コーン16と同様の形状を持つが、これより寸法が小さく、同様にコーンまたはスリーブ18の長さに沿って軸方向に延びる穴47を有する。1つの実施形態において、スリーブは、第一端49から延びる均等の直径の任意の第一部分48と、第二端52まで延びるテーパー形の第二部分50とを有する。別の実施形態において、テーパー部50は、円錐台形またはOリングがコーン18の第一端49から第二端52へ移動するときOリングを圧縮する助けとなるその他のテーパー形状を有する。コーン18の第二部分50を、テフロン(登録商標)などの低摩擦材またはその他の適切な材料で被覆して、Oリングと第二部分50のテーパー形表面との間の摩擦を低減できる。小さい環状リブ53がコーンの第一端49に配置され、別の実施形態において、縮小された直径のリップ54が第二端52から外向きに突出する。1つの実施形態において、コーン18は、第一端49に隣接して大きい方のコーン16のように1対の溝ではなく単一の環状溝55を有する。別の実施形態において、コーンは各々透明材料で作られて、使用者は、下に詳しく説明するように、Oリングがコーンまたはスリーブ16または18から整列したキャップの中へ押し出されるのを容易に見ることができる。
スリーブまたはコーンの別の実施形態を図13A及び13Bに示す。スリーブまたはコーン116及び118は、それぞれコーン116及び118の第二端142及び152に面取り端部146及び154を持つことを除いて、図2A及び2Bに関連して説明した前述の実施形態のスリーブと同様であり、類似する部品には類似する参照番号を使用した。図13Bに示す1つの実施形態において、大きい方のコーン116は、コーンまたはスリーブ116の長さに沿って軸方向に延びる穴137を有し、別の実施形態において、第一端138から延びる均等の直径の任意の第一部分136と、第二端142まで延びるテーパー形の第二部分140とを有する。別の実施形態において、テーパー部140は、円錐台形またはOリングがコーン116の第一端138から第二端142へ移動するときOリングを圧縮する助けとなるその他のテーパー形状を有する。コーン116の第二部分140を、テフロン(登録商標)などの低摩擦材またはその他の適切な材料で被覆して、Oリングと第二部分140のテーパー形表面との間の摩擦を低減できる。第二端142はキャップ12と噛み合う面取り端146を有する。
同様に、図13Aに示すように、小さい方のコーン118は、コーンまたはスリーブ118の長さに沿って軸方向に延びる穴147を有し、1つの実施形態において、第一端149から延びる均等の直径の任意の第一部分148と、第二端152まで延びるテーパー形の第二部分150とを有する。1つの実施形態において、テーパー部150は、円錐台形またはOリングがコーン118の第一端149から第二端152へ移動するときOリングを圧縮する助けとなるその他のテーパー形状を有する。コーン118の第二部分150を、テフロン(登録商標)などの低摩擦材またはその他の適切な材料で被覆して、Oリングと第二部分150のテーパー形表面との間の摩擦を低減できる。コーンの第一端149に小さい環状リブ153が設置される。別の実施形態において、コーン118の第二端152は面取り端154を有する。
器具が使用中ではない場合、コーン16及び18は、図3A及び3Bに示すように、ドライバのそれぞれの操作端部22及び24上に保管される。1つの実施形態において、小さい方のコーンとドライバの小さい方の端部は両方ともそれぞれ1つの外面溝55及び34を持つのに対して、大きい方のコーン及びドライバの大きい方の端部はそれぞれ2つの外面溝45及び35を持つので、使用者は簡単にコーンを適切なドライバの端部と組み合わせることができる。2つのコーン16及び18のそれぞれ大きい方の第一端38及び49は、各々それぞれのOリング係合部材26及び28を被覆して係合する。1つの実施形態において、Oリング係合部材26及び28を1つまたはそれ以上のプロングとすることができるが、これに限定されない。ただし、本実施形態の開示は、Oリング係合部材の形状を限定するものと解釈されるべきではなく、Oリング係合部材は、下に詳しく説明するように、コーンまたはスリーブ16及び18を通過してキャップ12の中へOリングを前進させるのに適する任意の形状を持つことができる。各コーン16または18は、各コーンのそれぞれの第一端38または49が操作端部と中央部20との間に配置されたそれぞれの環状ショルダー56または58と当接するまで、それぞれの操作端部22または24と係合する。操作端部22の直径は、コーン16の第一端38の直径よりわずかに小さい。同様に、操作端部24の直径はコーン18の第一端49の直径よりわずかに小さい。1つの実施形態において、Oリング係合部材26及び28は、それぞれの穴37または47に挿入されこれに沿って前進するプロングの形をとる。プロングは弾性変形するか、またはそれぞれテーパー部40及び50を通過して移動するとき内向きに撓曲する。図3A及び3Bの完全係合位置において、各プロングの先端は、それぞれコーン16及び18の第二端42及び52から突出し、アンダーカット29はそれぞれのコーンの端面を被覆して係合して、使用者がOリング挿入器具10を使用するときまでコーン16及び18をそれぞれの操作端部22及び24上に取外し可能に保持する。アンダーカットは、使用者が希望するときにコーン16及び18をそれぞれの端部22及び24から引き離せるように充分小さいが、内向きに変形したプロングのばね圧によって、コーン16及び18が端部22及び24から離されるのを防止するのに役立つ。
磨耗したOリングの交換が必要なとき、まず古いOリングをキャップから取り外して、これと交換する適切なサイズの新しいOリングを選択する。図8は、義歯の凹部に固定され例えばアタッチメント組立体の一部を形成するキャップ12の拡大図である。アタッチメント組立体は、患者の口内で義歯を取外し可能に固定する。1つの実施形態において、キャップは、Oリングを受け入れる開放端キャビティ112を有し、その中に、アバットメントの頭部がスナップ嵌めされる。アバットメントは、歯、歯根、インプラントにまたは患者の顎骨に直接固定できる。アバットメントの頭部は、キャビティ112の中にスイベル式に係合されるリテーナリング62の中に保持されたOリング120を通過して嵌合する。使用者は、器具10のどちらの端部がOリング120に適合するか決定し、コーン16または18をドライバ15の端部から取り外す。使用者は選択されたコーン16及び18及びドライバ15を用いて下記のようにキャップ12にOリングを挿入する。
図4において、大きい方のコーン16は取り外されて、Oリングの上方に垂直に整列している。Oリングは適切な平らな支持面に置かれ、コーン16の第一端38はOリング120に向かって下を向いている。次に、Oリング120が多少圧縮されて、リブ44(図2B)がOリング120を被覆して嵌合するまで、コーン16をOリング120の上に押し付ける。これで、Oリング120はコーン16の大きい方の第一端38の中に保持される。小さいコーン18及びドライバ15の小さい方の操作端部24に適合する小さい方のOリング120についても同じ手順を実施できる。
図5を参照すると、第一端49にOリング120が保持されているコーン18の第二端52は、キャップ12の開放端60と整列され、ドライバ15の操作端部24はコーン18の第一端49と整列される。操作端部24のOリング係合部材28は、Oリング係合部材28の前端がOリング120と係合して、コーン18の穴37を通過してOリング120を前進させるように、第一端49と係合する。図6A及び6Bに示すように、Oリングが穴37のテーパー形の第二部分50へ入ると、Oリング120は圧縮され、Oリング係合部材28の先端も同様に内向きに変形するので、先端はOリング120と係合したままである。1つの実施形態において、コーンの壁を透明にすることができるので、使用者はコーン内のOリング120の位置を見ることができる。コーン18が装填位置にあるとき、すなわちOリングがコーン18の第二端52付近に在るとき、第二端52はキャップ12の開放端60に配置され、リップ54はキャップ12の開放端と噛み合う。図7A及び7Bに示すように、Oリング係合部材28はOリングをコーン18からキャップ12の中へ押し出す。この時点で、コーン18は操作端部24上に保持されるので、新しいOリング120をリテーナリング62(図8)の所定の位置に残して、器具10をキャップから取り除くことができる。大きい方のOリングについても大きい方のコーン16においてドライバの大きい方の端部22を用いて同じ手順を実行できる。
別の実施形態において、図9に示すように、上述の方法を用いて、Oリングを標準的キャップ75に挿入できる。Oリング76は、Oリング挿入器具10を用いて、キャップキャビティ80の環状着座溝78に配置される。図10に示すさらに別の実施形態において、この方法を用いて、刻み付きOリングキャップ85のキャップキャビティ90の環状着座溝88にOリング86を挿入できる。
上述の器具及び挿入方法によって、2006年12月20日提出された同時係属米国特許出願第11/613464号(その内容は参照により本明細書に組み込まれる)において開示されたデンタルアタッチメント組立体の中でのOリングの設置など、義歯と一体化できるキャップの中での迅速かつ容易なOリングの設置が可能になる。この種のOリングを設置する際に使用される現在の方法は、指またはピンセットでOリングを掴んで、それをキャップの中に押し込もうとするもので、圧縮されたOリングはキャップの外へ跳ね返る傾向を持つので、この方法は非常に難しい。上記の実施形態において説明された挿入器具及び方法を使用すれば、新しいOリングを設置するのに必要な時間は数秒程度に短縮できる。
開示された実施形態は、当業者が本発明を製造または使用できるようにするために説明される。これらの実施形態に加えられる様々な修正は当業者には明らかであり、本明細書において説明された包括的原理は、本発明の思想または範囲から逸脱することなく他の実施形態に応用可能である。従って、本明細書における説明及び提示される図面は本発明が広義に包括する内容の代表例であると解釈すべきである。さらに、本発明の範囲は本明細書において示される実施形態に限定されるものではなく、本明細書において開示される原理及び新規の特徴と合致する最大限の範囲が与えられるものと解釈される。
出版物、特許出願及び特許を含めて本明細書において引用される全ての参考文献は、各参考文献が参照により組み込まれるものとして個別にかつ明白に指示されかつその全体が本明細書に記された場合と同じ程度に参照により本明細書に組み込まれる。
本開示の文中(特に以下の特許請求の範囲の文中)における単数扱いの用語(冠詞“a”、“an”、“the”の使用)は、本明細書において特に指示されない限りまたは文脈上明白に矛盾しない限り単数及び複数の両方を含むものとして解釈される。本明細書において説明される全ての方法は、本明細書において特に指示されない限りまたは文脈上明白に矛盾しない限り任意の適切な順番で実施できる。本明細書において示される任意のまたは全ての例または模範を示す言葉(例えば、好ましい)は、単に開示の内容を例示するためのものであり、特許請求の範囲を限定するものではない。明細書におけるいかなる言葉も、請求されない要素を本開示の実施にとって必須のものとして指示すると解釈されるべきではない。
発明者が知る本発明を実施するための最良の形態を含めて、特許請求される発明の実施形態が本明細書において説明される。以上の開示を読めば、当業者には開示された実施形態の変形例が明らかになるだろう。発明者は、当業者が上記の変形例を必要に応じて(例えば、特徴または実施形態を改変するまたは組み合わせることによって)採用することを期待する。また、発明者は、本明細書に明確に説明される以外の方法で本発明が実施されることを意図する。
従って、本発明は、準拠法によって許容される通りに、特許請求の範囲に記載される内容の全ての修正及び均等物を含む。さらに、本発明の全ての可能な変形例における上述の要素の任意の組合せは、特に指示されない限りまたは文脈上明白に矛盾しない限り本発明に包含される。
個別の数値は、数値の前に「約」または「ほぼ」と言う言葉が先行しているがごとく近似値として使用される。同様に、本出願において指定される様々な範囲の数値は、特に指示されない限り、記載される範囲の最小値及び最大値の両方の前に「約」または「ほぼ」と言う言葉が先行しているかのごとく近似値として記載される。このように、記載された範囲の上下の変動を使用して、範囲内の値と実質的に同じ結果を得ることができる。本明細書において使用されるとき、「約」または「ほぼ」と言う言葉は、数値に関しては、開示される内容に関連するまたは問題となる範囲または要素に関連する技術分野の者にとって明白かつ通常の意味を持つものとする。厳密な数値限界から拡大される程度は多くのファクタによって決まる。例えば、考慮の対象となり得るファクタとしては、要素の重大性及び(または)所定の変動量が特許請求される内容の性能に与える効果、並びに当業者に知られるその他の考慮事項がある。本明細書において、様々な数値について異なる有効桁数を使用することは、「約」または「ほぼ」と言う言葉の使用が特定の数値または範囲をどのように拡大するかを限定することを意味しない。従って、一般的に言って、「約」または「ほぼ」は数値の範囲を拡大する。また、範囲の開示は、最小値と最大値の間の全ての値プラス「約」または「ほぼ」と言う言葉を使用することによって与えられる範囲の拡大を含む連続範囲を想定する。従って、本明細書において値の範囲が記される場合、特に指示されない限り、これは、単に範囲に属する別個の各値に個別に言及する簡略な方法として作用し、別個の各値は、本明細書に個別に記されたかのごとく明細書に組み込まれる。

Claims (13)

  1. 義歯キャップにOリングを挿入する器具であり、
    a)Oリング係合部材を有する第一操作端部を備えるドライバであり、前記Oリング係合部材が前記操作端部から外向きに延びる、ドライバと、
    b)第一端と、第二端と、前記第一端から前記第二端へ貫通して延びる穴とを有する第一ブッシュスリーブであり、前記穴が前記穴の一部に延びるテーパー部を有する内面を有する、第一ブッシュスリーブと、
    を備え、
    前記Oリング係合部材が前記ブッシュスリーブの前記第一端に挿入されて、キャップに挿入されるOリングと係合するように構成され、かつ、前記Oリング係合部材が前記穴の前記内面に対して移動でき、前記Oリング係合部材が前記ブッシュスリーブの前記第一端から前記第二端の方向へ移動するとき内向きに変形することを特徴とする、器具。
  2. 前記ドライバが、第一端及び第二端を有する実質的にポスト( post ;柱)形状を持つことを特徴とする、請求項1に記載の器具。
  3. 前記ドライバが2つの操作端部を有し、一方の操作端部が前記第一端にあり、他方の操作端部が前記第二端にあることを特徴とする、請求項2に記載の器具。
  4. 前記Oリング係合部材が3つのプロング( prong )を有することを特徴とする、請求項1に記載の器具。
  5. 前記Oリング係合部材が4つのプロング( prong )を有することを特徴とする、請求項1に記載の器具。
  6. 前記Oリング係合部材が5つのプロング( prong )を有することを特徴とする、請求項1に記載の器具。
  7. 前記Oリングが6つのプロング( prong )を有することを特徴とする、請求項1に記載の器具。
  8. 前記ブッシュスリーブが透明の熱可塑性ポリマー材料であることを特徴とする、請求項1に記載の器具。
  9. 前記ブッシュスリーブの前記第一端が前記ブッシュスリーブの前記第一端の中に前記Oリングを保持する内側リブを有することを特徴とする、請求項1に記載の器具。
  10. 前記ブッシュスリーブの前記第二端が、前記ブッシュスリーブの前記第二端の直径より小さい直径を有する環状リップを持つことを特徴とする、請求項1に記載の器具。
  11. 前記ブッシュスリーブの前記第二端が面取り端を有することを特徴とする、請求項1に記載の器具。
  12. 請求項1に記載の器具を用いてデンタルアタッチメント組立体に義歯を固定するためにキャップにOリングを挿入する方法であり、該方法が、
    (a)前記ブッシュスリーブの前記第一端の中へOリングを配置するステップと、
    (b)前記ドライバの前記Oリング係合部材を前記ブッシュスリーブの前記第一端と整列させるステップと、
    (c)前記Oリング係合部材が前記Oリングに係合するように前記操作端部の前記Oリング係合部材を前記ブッシュスリーブの前記第一端に挿入するステップと、
    (d)前記穴の前記テーパー部を通過して前記Oリングを前進させて、ここで前記Oリングを圧縮するステップと、
    (e)前記キャップの上に前記ブッシュスリーブの前記第二端を整列させるステップと、
    (f)前記ブッシュスリーブの前記第二端から前記キャップの中へ前記Oリングを押し出すステップと、
    を含む方法。
  13. デンタルアタッチメント組立体に義歯を固定するためにキャップにOリングを挿入する方法であり、該方法が、
    (a)第一端と、第二端と、前記第一端から前記第二端へ貫通して延びる穴とを有するブッシュスリーブを選択するステップであり、前記穴の長さの一部がテーパー形である、ステップと、
    (b)前記ブッシュスリーブの前記第一端の中に前記Oリングを配置するステップと、
    (c)ドライバを前記ブッシュスリーブの前記第一端と係合するステップであり、前記ドライバがOリング係合部材を有する第一の操作端部を備え、前記Oリング係合部材が前記操作端部から外向きに延びて前記ブッシュスリーブの前記第一端の中に配置された前記Oリングに係合する、ステップと、
    (d)前記Oリング係合部材によって前記第一端から前記第二端へ向かって前記穴を通過して前記Oリングを前進させて、これにより前記Oリングを圧縮するステップと、
    (e)前記キャップの上に前記ブッシュスリーブの前記第二端を整列させるステップと、
    (f)前記ブッシュスリーブの前記第二端から前記キャップの中へ前記Oリングを押し出すステップと、
    を含む、方法。
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