JP2012530340A - 2つの焦点スポットを生成するx線管及びこれを有する医療デバイス - Google Patents

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Abstract

互いに対して変位させる2つの焦点スポットを生成するX線管及び斯かるX線管を用いる医療デバイスが提案される。X線管1は、陰極7と陽極9とを有し、上記陰極7が、上記陽極9上に第1の焦点スポット25を生成する第1の電子ビーム17を放出するよう構成される第1の電子エミッタ15と、上記陽極9上に第2の焦点スポット27を生成する第2の電子ビーム21を放出するよう構成される第2の電子エミッタ19とを備える。各電子エミッタ15、19は、上記個別の放出された電子ビーム17、21をブロックする関連付けられる切り替え可能なグリッド37、39を備える。y方向において上記第1及び第2の焦点スポット25、27の所望の変位を実現するため、上記第1及び第2の電子エミッタ15、19は、z方向において変位されることができる。y方向において変位される上記焦点スポット25、27によって、例えば高品質CTスキャナの全体の分解能が明らかに強化されることができる。

Description

本発明は、陽極上に2つの焦点スポットを生成するX線管に関する。更に、本発明は、斯かるX線管を有する医療デバイスに関する。
本発明及びその技術的な背景は本書において、高品質CTスキャナ等と共に用いる高出力X線管と組み合わせて説明されることになる。しかしながら、本発明が、医学及び非医学的な検査に関する従来のX線診断システム及び他の貫通X線照射システムと組み合わせて用いられることができる点も理解されたい。
通常、高出力X線管は、電子の熱イオン放出のための電子エミッタとして機能するよう、加熱電流又はフィラメント電流が通過する陰極フィラメントを保持する真空エンベロープ又は筐体を含む。通常100〜200kVのオーダーの高い電位が、真空エンベロープ内に配置される陰極及び陽極の間に印加される。この電位は、管電流又は電子ビームが、真空エンベロープの内部における真空領域を通り陰極から陽極へと流れることをもたらす。電子ビームは、X線を生成するのに充分なエネルギーで陽極の焦点スポットの小さな領域に当たる。X線は、患者といった観察される対象物を通して送信されることができる。X線の一部は対象物内で吸収されるが、送信されたX線は、対象物の反対側に配置されるX線検出器により検出されることができる。
CTスキャナの解像度を増加させるため、2つ又はこれ以上の位置の間で焦点スポットの位置を変調することが望ましい場合がある。これにより、2つの局所的に異なったX線の点源が作成される。高品質CTスキャナは、撮像システムの解像度を2倍にするため、焦点スポットの移動を使用することができる。
従来のX線管設計において、焦点スポットが陽極の傾斜X線放出面上に生成されるよう、陰極は、回転ディスク形陽極の方へ電子ビームを放出するべく与えられる。生成されたX線は、衝突する電子ビームの方向に実質的に垂直な方向において放出される。
斯かるX線管において、2つの異なった焦点スポットを生成することができるよう、陽極の回転軸の方向に移動されることができる焦点スポットを与えることが有利である。この方向は通常、衝突する電子ビームの方向に一致し、y方向と通常呼ばれる。y方向に垂直な方向、即ち、陽極から放出されたX線がX線管のX線ウインドウに向かう、及び患者に向かう典型的な方向は通常、z方向と呼ばれる。y方向及びz方向の両方に垂直な方向、即ち、回転陽極ディスクに対する接線の方向は通常、x方向と呼ばれる。
斯かる典型的なX線管設計において、焦点スポットの、及びy方向における放出X線ビームの所望の移動は、z方向、即ち検出器に向かう方向における電子ビームの移動により得られることができる。
X線管の焦点スポットの位置及び/又は幅を制御及び移動するのに、従来は2つの異なる方法が使用されてきた。
焦点スポット制御の1つの方法は、陰極の単一の電子放出フィラメントに関連付けられる静電格子又はバイアス電極を使用する。2つの静電格子上の電圧は、回転陽極の焦点軌道に当たる電子ビームの幅だけでなく位置を変化させるために変化されることができる。しかしながら、焦点スポットの位置及び幅の両方を制御する斯かる静電格子は、特に複雑で高価な格子設計を必要とする場合がある。
焦点スポット制御の別の方法は、陽極から放出される電子ビームの経路に影響を及ぼす磁場を作成するため、磁気ヨークを使用することができる。しかしながら、X線管の筐体内に磁気ヨークを与えることは、X線管全体の特別に高価な設計を必要とする。例えば、磁気ヨーク管は、X線管筐体を通過する2つの追加的な接続を必要とする。これは、多くのCTシステムとの互換性をなくす。更に、電子ビームを偏向及び焦束させるのに使用される磁場は、2つの焦点スポット位置の間で矩形波態様で移動されることができない。これにより、収集されたX線検出データにおけるすきまが生成される可能性がある。
従って、従来技術の手法における上記欠点の少なくともいくつかを克服することを可能にする改良されたX線管設計への必要性が存在する。特に、2つの異なった焦点スポットを生成することを可能にしつつ、単純な構造デザインを持つX線管への必要性が存在する。更に、多くの従来のX線システムと互換性を持ち、従って、小さな変更だけで斯かるX線システムに一体化されることができる斯かる改善されたX線管設計への必要性が存在する。
本発明の第1の側面によれば、陰極及び陽極を有するX線管が提案される。上記陰極が、上記陽極上に第1の焦点スポットを生成する第1の電子ビームを放出するよう構成される第1の電子エミッタと、上記陽極上に第2の焦点スポットを生成する第2の電子ビームを放出するよう構成される第2の電子エミッタとを備える。更に、各電子エミッタは、上記個別の放出された電子ビームをブロックする関連付けられる切り替え可能なグリッドを備える。
本発明のこの第1の側面は、以下のアイデアに基づかれると見ることができる。
陰極から陽極へと単一の電子ビームを放出する単一の電子エミッタを提供し、磁気又は静電偏向手段によりこの単一の電子ビームを異なる焦点スポット位置へと一時的に偏向させる代わりに、本発明は、異なる焦点スポットで陽極に当たる2つの別々の電子ビームの生成を可能にする2つの別々の電子エミッタを提供することを提案する。
異なる焦点スポットからのX線ビームは通常、同時には放出されず、焦点スポットの1つから生じる1つのX線ビームだけが、ある時点で放出されるべきであるので、陰極の電子エミッタの各々は、その関連付けられる切り替え可能なグリッドを有する。グリッドスイッチと呼ばれることもあるこの切り替え可能なグリッドは、個別の電子エミッタから放出される電子が陽極に達することをブロックするよう構成される。例えば、グリッドを静電的に充電するとき、そうしなければ陰極及び陽極の間に存在する加速電場が局所的にブロックされる、即ち、個別の電子エミッタに達することが防止されるべく、電場が確立されるよう、各切り替え可能なグリッドは構成されることができる。従って、切り替え可能なグリッドがブロック状態又はオン状態へと切り替えられるとき、電子が、関連付けられる電子エミッタから陽極上の個別の焦点スポットの方へ加速されることはない。
従って、複数の電子エミッタの1つからそれぞれ生じる電子ビームにより陽極のX線放出面上に異なる焦点スポットが生成されることができる、簡単なX線管設計が提供されることができる。この場合、そこにおいて、各焦点スポットは、関連付けられる切り替え可能なグリッドを用いて個別の電子エミッタにより放出される電子ビームをブロックしない(オフ状態)又はブロックする(オン状態)ことにより、起動又は停止されることができる。
切り替え可能なグリッドが非常に高速に起動又は停止されることができるので、第1の焦点スポットから生じるX線ビームと第2の焦点スポットから生じるX線ビームとの間を非常に高速に切り替えることが可能である。
例えば回転CTスキャナにおける取得の間、2つの異なるX線ビームの間を急速に切り替えることにより、患者平面における2つの異なる画像が、わずかに変位される投影方向で患者を通るX線ビームを交互に投影することにより取得されることができる。これにより、マルチピクセルX線検出器により取得されるX線像の全体の分解能が明らかに強化されることができる。
本発明の実施形態によるX線管の可能な特徴及び利点が、以下に説明される。
X線管の陰極は、少なくとも1つの第1の電子エミッタ及び少なくとも1つの第2の電子エミッタを有する。電子エミッタの各々は、熱電子的に電子を放出するため、例えば1000℃以上の実質的な温度へと加熱されることができる加熱可能なフィラメントとして提供されることができる。代替的に、他のタイプの電子エミッタが、電場放出に基づかれる電子エミッタとして使用されることができる。例えば、それらの幾何学的構造が原因で、それらの幾何学的配置が原因で及び/又は、陰極及び陽極の間に印加される電場が原因で、電子エミッタは、陽極のX線放出面の方へy方向において個別の電子ビームを放出するよう構成されることができる。これにより、焦点スポットは、X線放出面に生成されることができる。
陽極は、ディスクの形状を具備することができ、y方向の周りで回転するよう構成されることができる。斯かる回転陽極において、焦点スポットは、ディスク形陽極の周縁上で焦点軌道に沿って進行することになる。従って、衝突する電子が原因で焦点スポット内に吸収される熱エネルギーは、焦点軌道に沿って分散されることになり、これにより、陽極の焦点スポット領域に関する任意の冷却要件が低減される。
陽極は、焦点スポット上での電子ビームの入射の際に、y方向に垂直なz方向において実質的にX線を放出するよう構成されるX線放出面を持つことができる。X線放出面は、傾斜されることができる。即ち、y方向に対して例えば78°と84°の間の角度で構成される。
好ましくは、第1及び第2の電子エミッタは、z方向において互いに対して変位される。言い換えると、z方向において投影されるとき、第1の電子エミッタの及び第2の電子エミッタの幾何中心は互いに間隔を置いて配置される。z方向における第1及び第2の電子エミッタの斯かる変位された又は間隔を置かれた構成が原因で、第1及び第2の電子エミッタからy方向に放出される電子ビームが、同様にz方向において特定の変位を持ち、陽極の傾斜されるX線放出面に当たる。X線放出面の傾斜された構成が原因で、z方向における斯かる変位は、第1及び第2の焦点スポットから放出される個別のX線ビームのy方向における変位を生じさせる。従って、z方向において変位される2つの別々の電子エミッタを間隔を置いて提供することは、y方向においてわずかに変位された経路に沿って、z方向において放出されるX線を生成することを可能にする。各X線ビームは、対象物の反対側に構成される検出器に対して、対象物を通るX線投影を作成することができる。2本のX線ビーム経路を持つことは、X線検出器により検出される情報を2倍にし、これにより、取得されるX線画像の分解能が明らかに増加されることを可能にすることができる。
好ましくは、第1及び第2の焦点スポットがx方向において揃えられるよう、第1及び第2の電子エミッタは構成される。そこで、x方向は、y方向及びz方向の両方に垂直である。言い換えると、第1及び第2の焦点スポットがz方向において変位されることができつつ、好ましくは、x方向において揃えられる、即ち変位されない。
x方向における斯かる整列は、関連付けられる切り替え可能なグリッドと共に第1及び第2の電子エミッタを特異的に構成することにより得られることができる。例えば、各電子エミッタは、z方向に延在する長手方向の加熱フィラメントとして提供されることができる。第1及び第2の電子エミッタのフィラメントは、x方向において互いに対して特有の距離で、z方向において特有の変位を持ち、互いに平行に構成されることができる。x方向においてフィラメント間の距離を補償するため、第1の電子エミッタのフィラメント及びその関連付けられる切り替え可能なグリッドは、第2の電子エミッタのフィラメント及びその関連付けられる切り替え可能なグリッドに対してある角度で構成されることができる。従って、第1の電子ビームは、第2の電子ビームに対してある角度で放出される。第1及び第2の焦点スポットがx方向において揃えられるべく、第1及び第2の電子ビームが、x方向における線に沿って陽極のX線放出面に当たるよう、この角度は選択されることができる。
好ましくは、第1及び第2の焦点スポットがz方向において重複するよう、第1及び第2の電子エミッタは構成される。言い換えると、第1及び第2の焦点スポットの中心が互いに対してz方向において変位されつつ、第1及び第2の焦点スポットの領域は、z方向において重複することができる。これは、z方向における焦点スポットの拡張が、z方向における焦点スポット間の変位より大きい場合に成り立つ。
好ましくは、第1及び第2の電子エミッタの各々に関連付けられる切り替え可能なグリッドは、互いに独立して作動されるよう構成される。言い換えると、第1の電子エミッタに関連付けられる切り替え可能なグリッドが、オフ状態に切り替えられ、これにより、第1の電子エミッタから陽極への電子の移動が可能にされる間、第2の電子エミッタに関連付けられる切り替え可能なグリッドは、例えば第2の電子エミッタから放出される電子が陽極に進行しないようブロックされるオン状態へと独立して作動されることができる。従って、オン状態又はオフ状態へと切り替え可能なグリッドを切り替えることにより、個別の焦点スポットは、オン又はオフへと独立して切り替えられることができる。
第1及び第2の電子エミッタの1つに関連付けられる切り替え可能なグリッドは、陽極及び陰極間の電場が個別の電子エミッタに達することを局所的に保護するべく、静電的に充電されるよう構成されることができる。言い換えると、陽極及び陰極間の電場を少なくとも補償する電位を確立するよう、電圧が切り替え可能なグリッドに印加されることができる。その結果、電子エミッタの近くでは、陽極に向かう方向に電子を加速する電場が存在しない。電場に特異的に影響を与えることにより電子を選択的にブロックする又は通す斯かる機能は、グリッド板に印加される電圧を特異的に選択することだけでなく、各切り替え可能なグリッドのグリッド板の配置及び構成を特異的に適合させることにより、実現されることができる。例えば、第1及び第2の電子エミッタの1つに関連付けられる切り替え可能なグリッドは、個別の電子エミッタの対向側に構成される2つの静電的に充電可能なグリッド板を有することができる。
これにより、切り替え可能なグリッドに制御部により供給される電圧は、関連付けられる焦点スポットのx屈折及び/又は幅を制御するのに用いられることができる。印加電圧は、電子エミッタにより放出される個別の電子ビームの経路及び/又は集束を制御するため、切り替え可能なグリッドに対する近辺における電場に影響を与えるよう制御されることができる。
例えば、生成された第1及び第2の焦点スポットがx方向に沿って揃えられるべく、第1及び第2の電子エミッタそれぞれに関連付けられるグリッドは、個別のx屈折を持つ第1及び第2の電子ビームを放出するよう互いに対してある角度で構成されることができる。
好ましくは、X線管は、第1及び第2の電子エミッタの切り替え可能なグリッドの少なくとも1つにブロック電圧を印加するよう構成される制御部を有する。言い換えると、所与の時間点において、第1及び第2の電子エミッタに関連付けられる切り替え可能なグリッドの少なくとも1つは、個別の電子エミッタからの任意の電子ビームをブロックするようオン状態に切り替えられる。従って、第1及び第2の焦点スポットの多くても1つが、任意の時間点で照射され、第1及び第2の焦点スポットは同時に照射されない。
好ましくは、制御部は、第1の電子エミッタの切り替え可能なグリッドにブロック電圧を印加するか、又は第2の電子エミッタの切り替え可能なグリッドにブロック電圧を印加するよう構成される。例えば、制御部は、第1の電子エミッタの切り替え可能なグリッド及び第2の電子エミッタの切り替え可能なグリッドにブロック電圧を周期的に交互に印加する。斯かるブロック電圧は、例えば4kHz以上、好ましくは10kHz以上の切り替え周波数で交互に印加されることができる。個別の切り替え可能なグリッドにブロック電圧を周期的に交互に印加することにより、X線ビームが、第1のX線ビーム経路に沿って、及び第1のX線ビーム経路に対してわずかに変位される第2のX線ビーム経路に沿って交互に放出されるよう、第1の焦点スポット及び第2の焦点スポットは交互に作動されることができる。これにより、互いに対してわずかに変位される仮想的な2つの異なるX線源が生成され、交互の投影平面に沿ったX線投影が、観測される対象物に送信され、X線検出器により検出されることができるよう、交互に作動されることができる。例えば、回転CTスキャナの場合、異なるX線ビームが交互に操作される切り替え周波数は、CTスキャンシステムの全体の分解能を増加させるため対象物を通る2つの異なる投影による追加的な撮像情報を生成するように高く選択されることができる。
本発明の更なる側面によれば、上述したX線管を有する医療デバイスが提案される。この医療デバイスは、例えば高品質CTX線スキャナといった任意の医療X線デバイスとすることができる。
本発明の側面及び実施形態が、異なる主題を参照して説明される点に留意されたい。特に、いくつかの実施形態は、提案されたX線管を参照して説明されるが、他の実施形態は、斯かるX線管を用いる医療X線デバイス又は斯かるX線管の動作方法を参照して説明される。しかしながら、当業者であれば、他の記載がない限り、あるタイプの主題に属する特徴の任意の組合せに加えて、異なる主題に関する特徴の任意の組合せが、本願に開示されると考えられる点を上記又は下記の説明から推察するであろう。
CTスキャナを示す図である。 本発明の実施形態よるX線管を用いるCTスキャナ内のX線投影の概略図を示す図である。 本発明の実施形態によるX線管の陰極アセンブリの透視図を示す図である。 図3の陰極アセンブリの平面図を示す図である。 本発明の実施形態によるX線管における陰極陽極アセンブリの透視図を示す図である。 図5に示されるアセンブリの陽極の平面図を示す図である。
本発明の特徴及び効果が、添付の図に示される特有の実施形態に関して更に説明されることになるが、本発明は、これらに限定されるものではない。
すべての図面は、概略的な表現に過ぎず、大きさ通りに描かれているわけではない。図面における同じ参照符号は、同じ又は類似する特徴を参照する。
図1は、医療設備において用いられるコンピュータ断層撮影スキャナの形式で、例示的な医療デバイス100の基本要素を示す。CTスキャナは、投影画像が撮影される対象物、例えば患者を配置するのに適した検査テーブル130を有する。CTスキャナは更に、検査テーブル130の周りで回転するのに適した回転可能なガントリー105を有する。検査テーブル130は実質的に、ガントリー105の中央に構成される。CTスキャナは更に、X線源120と検出器110とを有する。X線管及び検出器110は、ガントリー105上で正反対に構成される。画像取得フェーズの間、X線源120がX線を放出しつつ、ガントリー105は、検査テーブル130の周りを回転する。放出されたX線が、検査テーブル130に置かれる対象物と相互作用し、相互作用するX線は、検出器110上に入射する。入射するX線は、ピクセルの対応するパターンにデジタル的に変換される強度の点のパターンを規定する。ピクセルのパターンは、検査された対象物の投影画像として利用可能である。デジタル投影画像は、モニタ上で見ることができる適切なソフトウェアにより、格納及び/又はポストプロセスされることができる。例えば、ガントリーの1つの回転で取得される検出結果から得られるスライスは、対象物の3D画像を計算するのに用いられることができる。
図2は、X線源120として機能するX線管1、検査テーブル130上に横たわる患者及び対向する側に構成されるX線検出器110の構成の概略図を示す。
X線管1は、筐体3を有する。筐体3は、陰極7及び陽極9が構成される真空空間5を囲む。陽極は、ディスク形状を持ち、回転軸11の周りで回転されることができ、モーター13により駆動されることができる。
陰極7は、第1の電子ビーム17を放出する第1の電子エミッタ15と、第2の電子ビーム21を放出する第2の電子エミッタ19とを有する。第1及び第2の電子ビーム17、21は、陽極9の傾斜されるX線放出面23に衝突し、これにより個別の第1及び第2の焦点スポット25、21が生成される。
第1及び第2の電子エミッタ15、19は、z方向において互いに対して変位され、y方向において電子ビーム17、21を放出する。X線放出面23がy方向に対して45〜85°の間の角度αで構成されるので、z方向において離れて間隔を置かれる第1及び第2のビーム17、21は、y方向において互いに対して変位される個別の第1及び第2のスポット25、27に当たる。z方向における、即ちディスク形陽極9の半径方向の方向における第1及び第2の電子ビーム17、21の間の距離は、例えば4.5mmであるので、y方向、即ち陽極9の軸方向において結果として生じる焦点スポット25、27の距離は、約0.7mmとすることができる。
従って、第1の電子ビーム17が第1の焦点スポット25に当たるとき、第1のX線ビーム29はz方向に放出される。このX線ビーム29は、患者を通り送信され、結果として生じるX線投影は、1次元X線検出器110のピクセル又はスライス112において検出される。
代替的に、第2の電子ビーム21が第2の焦点スポット27に当たる場合、第2のX線ビーム31は、z方向において放出され、患者を通り送信され、検出器110で検出される。第1及び第2の焦点スポット25、27が約0.7mmの距離分y方向において変位されるので、患者内の約0.35mmの画像変位が発生することができる。従って、患者を通り第1のX線ビーム29を送信することによる1つのセット及び患者を通り第2のX線ビーム31を送信することによる第2のセットという画像の2つのセットを取得することにより、患者を通る追加的なスライス投影が取得されることができる。従来のCTスキャナにおいて、取得されるスライス投影の距離又は厚さは約0.7mmであるので、斯かるCTスキャナの分解能は、約0.35mmのy方向における変位で追加的なスライス投影を提供することにより、2倍にされることができる。
図3及び図4は、本発明の実施形態によるX線管1において用いられる陰極7の透視図及び上面図を示す。陰極7は、第1及び第2の電子エミッタ15、19として機能する2つの加熱可能なフィラメント33、35を有する。フィラメント33、35は、平行な方向に構成され、互いに対して約距離d=4.5mmでz方向に変位される。各フィラメント33、35は、関連付けられる切り替え可能なグリッド37、39を持つ。各切り替え可能なグリッドは、フィラメント33、35の対向する側にそれぞれ構成されるグリッドスイッチ板41、43及び45、47を有する。グリッドスイッチ板41、43、45、47は、金属といった電気伝導性物質から作られ、陰極7及び陽極9の間の電場が電子エミッタ15、19に達することをブロックする又は保護するため、斯かる電位へと充電されることができる。
本発明の実施形態によるX線管の陽極―陰極構成の透視図及び上面図を示す図5及び6と共に図3及び4を見て分かるように、第1及び第2の電子エミッタ15、19から放出される電子ビーム17、21は、互いに対してz方向において変位される第1及び第2の焦点スポット25、27で、陽極9の傾斜されるX線を生成している表面23に当たる。そこで、焦点スポット25、27は、x方向に対して揃えられる。図3及び4から分かるように、第1及び第2の電子エミッタ15、19はx方向において互いから間隔を空けて配置されるが、x方向における焦点スポット25、27の斯かる整列は、第2の電子エミッタ19及びその関連付けられる切り替え可能なグリッド39が構成される陰極7の表面51に対して約20〜50°の角度βで傾けられる陰極7の表面49上に、第1の電子エミッタ15及びその関連付けられる切り替え可能なグリッド37を構成することにより実現されることができる。これにより、電子ビーム17、21がx方向において揃えられる焦点スポット25、27に当たるよう、第1及び第2の電子ビーム17、21は、互いに対して角度βを持つ方向に放出される。
図6から分かるように、焦点スポット25、27は、矩形の、長手方向形状を持ち、z方向に沿って重複する。しかしながら、焦点スポット25、27の1つだけが所与の時間点で電子により照射されるよう、電子エミッタ15、19及び切り替え可能なグリッド37、39にエネルギーを供給し、及び制御する制御部53は、任意の時間点で切り替え可能なグリッド37、39の少なくとも1つにブロック電圧を印加するよう構成される。制御部53は、切り替え可能なグリッド37、39の1つをオフ状態からオン状態へと及びその逆へと周期的に切り替えつつ、代わりに、他の切り替え可能なグリッド39をオン状態からオフ状態へと及びその逆に例えば10kHzの周波数で切り替えることができる。
「comprising」という単語は、他の要素又はステップを除外するものではない点、及び「a」又は「an」は、複数の要素を排除するものではない点に留意されたい。また、請求項における参照符号は、請求項の範囲を制限するものとして解釈されるべきでない点に留意されたい。

Claims (15)

  1. X線管であって、
    陰極と、
    陽極とを有し、
    前記陰極が、前記陽極上に第1の焦点スポットを生成する第1の電子ビームを放出するよう構成される第1の電子エミッタと、前記陽極上に第2の焦点スポットを生成する第2の電子ビームを放出するよう構成される第2の電子エミッタとを備え、
    各電子エミッタは、前記個別の放出された電子ビームをブロックする関連付けられる切り替え可能なグリッドを備える、X線管。
  2. 前記第1及び第2の電子エミッタがそれぞれ、前記陽極の方へy方向において個別の電子ビームを放出するよう構成され、
    前記陽極は、前記電子ビームの1つの入射の際、前記y方向に垂直なz方向にX線を放出するX線放出面を持ち、前記X線放出面が、前記y方向に対して角度をなして傾斜され、
    前記第1及び第2の電子エミッタは、前記z方向において互いに対して変位される、請求項1に記載のX線管。
  3. 前記第1及び第2の焦点スポットが前記y方向及び前記z方向に垂直なx方向において揃えられるよう、前記第1及び第2の電子エミッタが構成される、請求項1又は2に記載のX線管。
  4. 前記第1及び第2の焦点スポットが前記z方向に沿って重複するよう、前記第1及び第2の電子エミッタが構成される、請求項3に記載のX線管。
  5. 前記陽極が、ディスク形状を持ち、前記y方向の周りで回転するよう構成される、請求項2乃至4の一項に記載のX線管。
  6. 前記第1及び第2の電子エミッタが、互いに平行に構成される第1及び第2の加熱可能なフィラメントを有する、請求項1乃至5の一項に記載のX線管。
  7. 前記第1及び第2の電子エミッタに関連付けられる前記切り替え可能なグリッドが、互いに独立して作動されるよう構成される、請求項1乃至6の一項に記載のX線管。
  8. 前記第1及び第2の電子エミッタの1つに関連付けられる切り替え可能なグリッドの各々が、前記陽極及び前記陰極の間の電場が前記個別の電子エミッタに達することから局所的に保護するべく、静電的に充電されるよう構成される、請求項1乃至7の一項に記載のX線管。
  9. 前記第1及び第2の電子エミッタの1つに関連付けられる切り替え可能なグリッドの各々が、前記個別の電子エミッタの対向側に構成される2つの静電的に充電可能なグリッド板を有する、請求項1乃至8の一項に記載のX線管。
  10. 前記第1の電子エミッタに関連付けられる前記切り替え可能なグリッドが、前記第2の電子エミッタに関連付けられる前記切り替え可能なグリッドに対して角度をなして構成される、請求項1乃至9の一項に記載のX線管。
  11. 前記第1及び第2の電子エミッタの前記切り替え可能なグリッドの少なくとも1つに対してブロック電圧を印加するよう構成される制御部を更に有する、請求項1乃至10の一項に記載のX線管。
  12. 前記制御部が、前記第1の電子エミッタの前記切り替え可能なグリッドに対して、及び前記第2の電子エミッタの前記切り替え可能なグリッドに対してブロック電圧を周期的に交互に印加するよう構成される、請求項11に記載のX線管。
  13. 前記制御部が、4kHZ以上の切り替え周波数で前記第1及び第2の電子エミッタの前記切り替え可能なグリッドに対してブロック電圧を周期的に交互に印加するよう構成される、請求項12に記載のX線管。
  14. 前記制御部が、前記切り替え可能なグリッドに特有の電圧を印加し、関連付けられる焦点スポットのx屈折及び幅の少なくとも1つを制御するよう構成される、請求項1乃至13の一項に記載のX線管。
  15. 請求項1乃至14の一項に記載のX線管を有する医療デバイス。
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