JP2012530312A - バスシステム及び通信装置のための媒体アクセス制御方法 - Google Patents

バスシステム及び通信装置のための媒体アクセス制御方法 Download PDF

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Abstract

本発明は、複数の加入者局(13)により共有される、バスシステム(11)の第1のチャネル(15)への、バスシステム(11)の加入者局(13)によるアクセスを制御するための媒体アクセス制御方法であって、上記方法では、加入者局(13)のために、加入者局(13)が第1のチャネル(15)への排他的アクセス権を有する少なくとも1つの許可区間(ΔT、ΔT、ΔT、ΔT、ΔT)が設定される、上記媒体アクセス制御方法に関する。大きなデータ量が比較的高速に伝送されバスシステム(11)を介したメッセージ伝送の際に実時間条件が遵守されうる媒体アクセス制御方法を提示するために、本方法によって、複数の加入者局(13)により共有される第2のチャネル(19)へのアクセスが制御され、加入者局(13)によるアクセスのための許可区間(ΔT、ΔT、ΔT、ΔT、ΔT)内でのみ、第2のチャネル(19)の使用が許可されることが提案される。
【選択図】図2

Description

本発明は、複数の加入者局により共有される、バスシステムの第1のチャネルへの、バスシステムの加入者局によるアクセスを制御するための媒体アクセス制御方法であって、上記方法では、加入者局のために、加入者局が第1のチャネルへの排他的アクセス権を有する少なくとも1つの許可区間が設定される、上記媒体アクセス制御方法に関する。本発明はさらに、このような方法を実施するよう構成された加入者局と、制御素子、特にCANコントローラと、に関する。
例えば、独国特許出願公開第10000305号明細書には、「コントローラ・エリア・ネットワーク」(CAN:Controller Area Network)と、「タイム・トリガ型CAN」(TTCAN:Time Triggered CAN)と呼ばれるCANの拡張版と、が記載されている。CANで利用される媒体アクセス制御方法は、ビットごとのアービトレーションに基づいている。ビットごとのアービトレーションの場合は、複数の加入者局がバスシステムのチャネルを介してデータを同時に伝送することが可能であり、これにより、データ伝送が妨げられることはない。さらに、加入者局は、チャネルを介したビットの送信の際に、当該のチャネルの論理的状態(0又は1)を定めることが出来る。送信されるビットの値が、定められたチャネルの論理的状態と一致しない場合には、加入者局はチャネルへのアクセスを終了する。CANの場合、ビットごとのアービトレーションは通常、チャネルを介して伝送されるデータフレーム内のアービトレーションフィールドにおいて行われる。加入者局がアービトレーションフィールドを完全にチャネルに送信した後で、当該加入者局は、自身がチャネルに対する排他的アクセス権を有することが分かる。従って、アービトレーションフィールドの伝送の終わりは、加入者局がチャネルを排他的に利用できる許可区間の始まりに相当する。CANのプロトコル仕様書によれば、他の加入者局は、送信加入者局がデータフレームの検査フィールド(CRCフィールド)を伝送してしまうまでチャネルにアクセスしてはならず、即ち、チャネルにデータを送信してはならない。従って、CRCフィールドの伝送の終了時点は、許可区間の終了に相当する。
ビットごとのアービトレーションによって、チャネルを介した、データフレームの破壊されない伝送が達成される。これにより、CANの良好な実時間性能が生じるが、これに対して、加入者局により送信されるデータフレームが、他の局により送信された更なる別のデータフレームとの衝突のために、チャネルを介した伝送の間に破壊される可能性がある媒体アクセス制御方法の場合には、明らかに不都合な実時間動作を有する。なぜならば、衝突及び当該衝突により必要となるデータフレームの新たな伝送のために、データ伝送が遅延することになるからである。
CANの実時間動作の更なる別の改善が、拡張版TTCANにより達成される。TTCCANのプロトコル仕様書によれば、連続する複数のタイムスロット(Zeitfenster)(「タイムスロット」(Zeitschlitze)又は「タイムスロット」(time slot)とも呼ばれる)を含む定期的に繰り返されるタイムスロット構造が定義されている。その際に、特定のメッセージ種及び特定の加入者局に、当該メッセージ種のメッセージを伝送することが許される特定のタイムスロットを割り当てることが可能である。従って、TTCANの場合には、CANドメイン(CAN−Domaene)のチャネルへの排他的アクセス権を特定の局が有する特定のタイムスロットが設けられる。TTCANの場合、チャネルへのアクセスは少なくとも部分的に、時分割多重アクセス(TDMA:Time Division Multiple Access)の原則に従って調整される。
CAN、又は、その拡張版であるTTCANのプロトコルは、実時間条件下で短いメッセージを伝送するために特に適している。しかしながら、より大きなデータブロックがCANドメインを介して伝送される場合には、チャネルの比較的小さなデータレートは、伝送を妨害するものとして表面化する。ビットごとのアービトレーションの正しい機能を保障するために、ビットの伝送のために、バスシステムの寸法(Ausdehnung)と、チャネル上での信号処理と、に特に依存する最小時間が保たれる必要がある。従って、ビットレートは、個々のビットの時間の短縮によっては簡単に上げることが出来ない。
それにもかかわらず、制御ユニットのプログラミングのために必要な比較的大きなデータブロックを、本来はCANドメインへの接続のために設けられた通信インタフェースを介して十分に高速に伝送しうるために、独特特許出願公開第10153085号明細書は、データブロックの伝送のための通信インタフェースを、ビットごとのアービトレーションが実施されず比較的高いビットレートが可能な他の通信モードに一時的に切り替えることを提案している。但し、この場合、ある程度の時間CANプロトコルによる通信を中断する必要がある。例えばエラーのためにCANプロトコルに従ったバスの駆動がもはや開始されえない場合には、バスシステムの故障が起こる。さらに、比較的大きなデータブロックの伝送によって、CANプロトコルに従って行われる後続の伝送が著しく遅延することになり、CANの実時間性能が損なわれる。従って、車両又は制御ユニットの製造工程の末端での制御ユニットのプログラミングのための上記方法の利用のみならず、車両の駆動中の間の上記方法の利用も有効ではない。
従って、本発明の課題は、複数の加入者局により共有されるチャネルへの、バスシステムの加入者局によるアクセスを制御する方法であって、大きなデータ量が比較的高速で伝送され、バスを介したメッセージ伝送の際の実時間条件が遵守されうる、上記方法を提示することである。本課題は、請求項1の特徴を備えた媒体アクセス制御方法によって解決される。
本発明にかかる方法を実現するために、例えば、第1のチャネルへのアクセスを制御するために、当該第1のチャネルのビットレートが制限されるビットごとのアービトレーションを利用することが出来るが、これに対して、第2のチャネルのために特別なアービトレーションは必要ではない。加入者局は許可区間内に第1のチャネルへの排他的アクセス権を有しており、自身が第1のチャネルへのアクセス権を有する場合に、第2のチャネルにアクセスする。従って、第2のチャネルは、第1のチャネルよりも著しくより高いビットレートを有しうる。加入者局は、自身が第1のチャネルへの排他的アクセス権を有する間に、第2のチャネルを介して比較的大きなデータブロックを伝送することが出来る。バスシステムは、好適にCANドメインを有する。
少なくとも1つの許可区間として、タイムスロット又はタイムスロットの一部が、定期的に繰り返されるタイムスロット構造内に設定されることは特に有利である。バスシステムがCANドメインを有する場合には、許可区間又はタイムスロットが、好適にTTCANプロトコルを用いて設定される。この場合、タイムスロットは、全サイクル内で複数回繰り返される基本サイクルの一部分である。TTCANの場合タイムスロットは通常特定のメッセージ種に割り当てられるため、1つの加入者局に対して、複数のタイムスロットと、複数の許可区間と、がタイムスロット構造内に設定されることが多い。これは特に、加入者局が様々なメッセージ種を送信する役目を果たし、即ち、複数のメッセージ種のための情報源を形成する場合が該当する。TTCANの利用により、第2のチャネルを介した複数の加入局間のエラーの無い通信が、当該第2のチャネルのための特別なアービトレーション方法が必要にならずに保証されるだけではなく、個々の加入者局に、第2のチャネルの特定容量が割り当てられる。これにより、特定の加入者局間の伝送のため、又は、特定のメッセージ種のメッセージ伝送のために、特定の中程度のビットレートを設定し又は保障することが可能である。
代替的に又は追加的に、許可区間の始まりは、第1のチャネルのビットごとのアービトレーションを用いて加入者局によって定められ、許可区間の終わりは、第1のチャネルのアービトレーションが成功した後に加入者局に再び第1のチャネルの使用が許可され次第、設定されることを構想しうる。これにより、第1のチャネルのために設けられたビットごとのアービトレーションを用いて、第2のチャネルへのアクセスを制御することが達成される。CANドメインの場合、許可区間の始まりがフレームのアービトレーションフィールドの終わりに相当し、許可区間の終わりがフレームの検査フィールド(CRCフィールド)の伝送の終わりに相当するということが構想されうる。
本発明の特に好適な実施形態において、第1のチャネルを介して伝送される第1のデータと、第2のチャネルを介して伝送される第2のデータと、は、共通の信号線を介して伝送されることが構想される。即ち、個々の加入者局間に、例えば共通のバス線の形態による1つの信号線を設けることで十分である。公知のバスシステム、特にCANのバス線が関わっており、このバス線を介して、第1のチャネルのデータがCANプロトコルに従って伝送されることが構想されうる。このことは、例えば公知のCANプロトコルに対応可する従来の加入者局が、本発明にかかる方法により駆動されるバスシステムに問題なく接続可能であるという利点を有する。その限りにおいて、提案される方法では、公知のCANプロトコル及びCANの装置に対応可能なCANプロトコルの拡張版が関わっている。
ここでは有利に、第1のデータに従って、データ信号と、第2のデータにより変調された信号と、が形成され、データ信号には、変調された信号が重畳される。これにより、第2のチャネルを介した第1のデータの伝送が、同時に進行している第2のチャネルを介した第2のデータの伝送によって妨害されない。変調された信号を形成するための変調方法は、例えば、周波数変調、特に、第2のチャネルの論理的状態(0又は1)に従った周波数偏移変調を利用することが可能である。位相変調、例えば2相位相偏移キーイング(BPSK:Binary Phase Shift Keying)を設けることも構想可能である。
代替的に、第1のチャネルの第1のデータは、第1の信号線を介して伝送され、第2のチャネルのデータは、第1の信号線とは別の第2の信号線を介して伝送されうる。第1の信号線は、CAN仕様書に従ったバス線であり、これに対して、第2の信号線は、任意の形態で構成可能である。例えば、比較的高いビットレートで駆動される更なる別のCANバス線であってもよい。任意のビット伝送素子を使用することが可能である。ローカルコンピュータネットワークのため、特にイーサネットのために設けられるトランシーバ回路及び信号線を利用することも構想可能である。これにより、第2のチャネルの高いビットレートが実現されうる。第2のチャネルへのアクセスが本発明にかかる方法を用いて制御されるため、メッセージを媒介しないコンピュータネットワークを介する伝送の際に発生する、実時間適用のためには不都合な衝突が防止される。更に、加入者局内に、車両の電気系統を介してデータを伝送するデータ伝送素子が設けられる(所謂、電力線通信、PLC)場合には、第2の信号線は、車両の電気系統によっても形成されうる。
上記の課題の更なる別の解決策として、請求項7の特徴を備えたバスシステムの加入者局が提案される。このような加入者局によって、バスシステムの駆動時に、第2のチャネル上での衝突の影響で、第2のチャネルを介して伝送されるデータの破壊が起こらないことが保障される。なぜならば、バスシステムに接続された各加入者局は、各時点に最大で1つの加入者局が第2のチャネルにアクセスすることを保障するからである。加入者局は、例えば、車両の電気部品、例えば、車両の制御装置であってもよい。
好適に、加入者局は、第2のチャネルへのアクセスを制御するための第2の制御素子を有する。第2の制御素子は、第2のチャネルへのアクセスを制御するためのプロトコルを実施しなくてもよい任意の形態の通信コントローラであってもよい。通信コントローラは、同期していない直列データストリームを送信及び受信するコントローラとして、容易に実現されうる。
特別な媒体アクセス制御方法又はプロトコルを利用せずに第2のチャネルへのアクセスを調整しうるために、第2の制御素子が、当該第2の制御素子が好適に第1の制御素子により生成されたアクセス制御信号によって第2のチャネルへのアクセスの許可のために制御可能であるように、第1の制御素子と接続されることは有利である。ここでは、第1の制御素子が、アクセス制御信号を出力するための出力口を有し、第2の制御素子が、出力口と接続された対応する制御入力口を有することが構想されうる。
さらに、加入者局は結合要素を有し、この結合要素によって、2つの制御素子は、第1のデータと第2のデータとが共通の信号線を介して異なる加入者局間で伝送可能であるように、共通の信号線と接続可能であることは有利である。これにより、バスシステムの加入者局間に簡単に線を導入することが可能である。
しかしながら、代替的に、加入者局が、第1の信号線に加入者局を接続するための第1のトランシーバ回路と、第1の信号線とは別の第2の信号線に加入者局を接続するための第2のトランシーバ回路と、を有することが構想可能である。このようにして、比較的高いビットレートが、比較的小さなコストで、特に安価な加入者局を用いて第2のチャネル上で実現される。
好適に、加入者局は本発明にかかる方法を実現するよう構成され、従って、本方法の効果を実現する。
先に挙げた課題の更なる別の解決策として、請求項13の特徴を備えた制御装置が提案される。制御装置は、好適にCANコントローラが関わっている。
公知の制御素子又はCANコントローラに対して、制御素子又はCANコントローラは、加入者局によるアクセスのために第2のチャネルの使用が制御素子によって許可されているかを示すアクセス制御信号を生成するよう当該制御素子又はCANコントローラが構成されるように、拡張可能である。特に、制御素子又はCANコントローラは、アクセス制御信号を出力するための出力口を有しうる。
本発明にかかる効果を実現するために、制御装置又はCANコントローラが、本発明にかかる方法を実施するよう構成されることは特に有利である。
制御素子又はCANコントローラは、少なくとも1つの集積回路を用いて実現可能である。集積回路は、例えば、特定用途向集積回路(ASIC:application specific integrated circuit)又は対応するプログラム可能な論理素子(PLD:programmable logic device)であってもよい。
本発明の更なる別の特徴及び効果は、図面を用いて本発明の実施形態の例をより詳細に解説する以下の記載から明らかとなろう。
複数の加入者局を備えたバスシステムの概略図を示す。 本発明の第1の好適な実施形態にかかる図1の加入者局の概略図を示す。 本発明の第2の好適な実施形態にかかる加入者局の一部の概略図を示す。 バスシステムのチャネルの割り当ての時間的推移を示す。 チャネルを介したフレーム伝送の間のチャネル割り当ての時間的推移を示す。
図1は、複数の加入者局13、13aと、当該加入者13、13aにより共有される第1のチャネル15と、を備える車両のバスシステム11の概要を示している。示される実施例では、加入者局13、13a及び第1のチャネル15は、CANドメイン17を形成する。但し、本発明はCANのみならず、少なくとも特定期間の間共通のチャネルへの局による排他的で衝突の無いアクセスが保障される他の形態の通信ネットワークにも適用される。加入者局13、13aは、例えば車両の制御装置又は表示装置である。
加入者局13の一部は、当該加入者局13の一部により共有される第2のチャネル19に接続されている。示される実施例では、加入者局13aに至るまでの全ての加入者局13が、2つのチャネル15、19に接続されている。加入者局13aは、CANプロトコルに対応しているが本発明にかかる方法を実施するよう構成されていない従来の加入者局13aである。他の加入者局13は、本発明によれば、追加的な機能の分だけ拡張されているため、追加的に、第2のチャネル19を介して通信することが可能である。従って、図1に示されるバスシステム11では、従来型加入者局13aと、拡張型加入者局13と、が互いに接続可能である。複数の従来型加入者局13aもバスシステム11内に設けることが可能である。しかしながらバスシステム11内に、2つのチャネル15、19に接続される拡張型加入者局13のみを設けることも構想されうる。
図2は、拡張型加入者局13の詳細を示している。この加入者局13は、例えばマイクロコンピュータとして構成可能なマイクロコンピュータ21を有する。このマイクロコンピュータ21には、CANコントローラ23の形態による加入者局の第1の制御素子が、第1の連結素子25を介して接続される。さらに、加入者局13は、第2の連結素子29を介してマイクロコンピュータ21と接続された通信コントローラ27の形態による第2の制御素子を有する。2つの連結素子25、29は、バスシステム11を介して伝送されるデータ、並び、設定情報、制御情報、及び状態情報を、マイクロコンピュータ21と2つの制御素子23、27との間で交換するよう構成される。通信コントローラ27は、CANコントローラが自身が生成したアクセス制御信号aによって通信コントローラ27を制御しうるように、CANコントローラ23と接続されている。このために、通信コントローラ27の制御入力口28は、CANコントローラ23の制御出力口24に接続されている。
更に、加入者局13は、CANトランシーバ31として構成された第1のトランシーバ回路を有する。CANトランシーバ31は、CANドメイン17、即ち第1のチャネル15を介して伝送される第1のデータがCANコントローラ23とCANトランシーバ31との間で交換されうるように、CANコントローラ23と接続される(矢印33)。さらに、CANトランシーバ31は、CANコントローラ23がCANトランシーバに制御信号を伝送しうる(矢印35)ように、CANコントローラ23に接続される。CANトランシーバ31は、第1のチャネル15に接続されている。
更に、加入者局13は、第2のトランシーバ回路37を有し、この第2のトランシーバ回路37は、CANドメイン17を介して交換される第1のデータを伝送するため(矢印39)及び通信コントローラ27と第2のトランシーバ回路37との間で制御信号を伝送するために(矢印41)、通信コントローラ27に接続されている。第2のトランシーバ回路37は、第2のチャネル19に接続されている。
更に、2つのトランシーバ回路31、37はマイクロコンピュータ21に接続可能であるため、当該マイクロコンピュータ21は、2つのトランシーバ回路31、37を制御することが可能であり、かつ、この2つのトランシーバ回路31、37から状態情報を読み出すことが可能である(矢印43及び45)。しかしながら、このようなトランシーバ回路31、37とのマイクロコンピュータ21の接続は任意であり、本発明は、このような接続が無くても実現されうる。
通信コントローラ27及び第2のトランシーバ回路37の厳密な構成については、自由度が高い。通信コントローラ27及び第2のトランシーバ回路37が、拡張型加入者局13間で第2のデータを伝送する伝送素子を準備することだけが必要である。第2のチャネルへの媒体アクセスを制御するためのプロトコル(媒体アクセス制御プロトコル(Media Access Control Protocol、MAC−Protokoll))は、第2のチャネル19について実施される必要はない。示される実施形態の場合、通信コントローラ27は、同期しない直列データストリームを送信及び受信するよう構成される。第2のトランシーバ回路37として、例えば、本来はCANのために設けられるトランシーバ回路が使用されうる。第2のチャネル19について媒体アクセス方法及びCANのビットごとのアービトレーションが実現される必要がないため、第2のトランシーバ回路37は、CANプロトコルに従って第2のトランシーバ回路の駆動のために設けられるビットレートよりも高いビットレートで駆動されうる。2つのトランシーバ回路31、37がCANトランシーバと同一構成で構成される場合には、第2のチャネル19は、第1のチャネル15よりも高いビットレートで駆動されうる。第2のチャネル19のビットレートは、例えば3〜4Mbit/sである。
第2のチャネル19を介したデータ伝送のために更に高いビットレートが設けられる場合には、第2のトランシーバ回路37として例えば、通信システム「FlexRay」のため、又は、例えば「イーサネット」(Ethernet)のようなローカルコンピュータネットワークのためのトランシーバ回路が利用されうる。これにより、第2のチャネル19上で、例えば10Mbit/s又は100Mbit/sのビットレートが実現されうる。第2のチャネル19は、加入者局13の第2のトランシーバ回路37間の電気的及び/又は光学的な接続線として構成可能である。
さらに、第2のチャネルは、バスシステム11が組み込まれる車両の電気系統49によっても形成されうる(「電力線通信」(PLC:Powerline−Communication)。この場合には、第2のトランシーバ回路37は、電気系統49を介する第2のデータの伝送のために車両の電気系統49と接続されたPLCモデム47を有する。
図2に示される実施例の場合、第1のチャネル15は、第1の信号線51によって形成される。第2のチャネル19は、第1の信号線51とは別の第2の信号線53によって形成される。第1の信号線51は、例えば、CANでは一般的な、(図2では第1のビットストリームbとして示される)第1のチャネル15を介して伝送される第1のデータの差動伝送のための2線式の伝送線(Zwei−Draht−Leitung)である。第2の信号線53は、第2のチャネル19を介して伝送されるデータを伝送するように、即ち、第2のビットストリームbを伝送するよう構成される。第2の信号線53は、第2のデータb又は第2のビットストリームbの差動伝送のための更なる別の2線式の伝送線として、又は、他の形態により形成されうる。
図3では、2つのチャネル15、19のために共通の信号線55が設けられた実施形態が示されている。共通の信号線55は、第1の導体CANHと第2の導体CANLとから構成される1対の導体を備える。示される実施形態において、共通の信号線55は、CANベースのバスシステムに適した従来のバス線である。
図3から分かるように、共通の信号線55への接続のために構成された加入者局13の場合も、CANトランシーバ31が存在する。CANトランシーバ31の2つのバス接続口57には、コモンモードチョーク59が配置される。共通の信号線55のコモンモードチョーク59と導体ペアCANH、CANLとの間には結合要素61が存在する。さらに、第1の導体CANHと第2の導体CANLとの間には、直列に接続された2つの終端抵抗器65を有するバス終端回路63が配置され、その際に、この直列回路の外側の末端は導体CANH、CANLに接続され、この直列回路の中央タップはコンデンサ67を介してグランドに接続される。図示されない実施形態において、コモンモードチョーク59及び/又はバス終端回路63は設けられない。
結合要素61は、図3に示される実施形態では、第2のトランシーバ回路37の代わりに設けられた、加入者局13の接続回路69に属する。接続回路69のモデム71は、一方ではマイクロコンピュータ21と接続され、他方では結合要素61に繋がれている。モデム71は、第2のビットストリームbに従って変調される信号mを生成するための変調器73を有する。さらに、モデム71は、共通の信号線55を介して他の加入者局13により送信され変調された信号mを復調するための復調器75を有する。
以下では、図4及び5を用いて、加入者局13及びバスシステム11の機能形態をより詳細に解説する。バスシステム11の駆動時に、個々の加入者局13のマイクロコンピュータ21は、メッセージを含むフレームが第1のチャネル15を介して伝送されることでCANプロトコルに従って加入者局13、13a間でメッセージが交換されうるように、個々のCANコントローラ23及びCANトランシーバ31を制御する。
示される実施形態では、個々の加入者局13は、拡張版のTTCANをサポートする。TTCANによれば、時間は、定期的に繰り返される全サイクル(Gesamtzyklus)に分割される。このような全サイクル77が図4に概略的に示されている。全サイクル77は時点tに始まって、時点tに終了する。全サイクル77が更に複数の基本サイクル79に分割されていることが分かる。示される実施形態では、全サイクル77は4つの基本サイクル79に分割される。(図4の上方に示される)第1の基本サイクル79は時点tに始まって、時点tb1に終了する。この時点tb1に、第1の基本サイクル79に続いて第2の基本サイクル79が開始し、この第2の基本サイクル79は時点tb2に終了する。対応する形態で、第3の基本サイクルが時点bt2に始まって、時点tb3に終了する。第4の基本サイクルは時点tb3に始まって時点tに終了し、従って、全サイクル77が終了する。
個々の基本サイクル79は、複数の、示される実施形態では6つのタイムスロット81に分割され、その際に、タイムスロット81への基本サイクル79の分割は、各基本サイクル79について同一である。全サイクル77によって、定期的に繰り返されるタイムスロット構造が定義され、当該タイムスロット構造は、タイムスロット81への個々の基本サイクル79の同一の分割によりマトリクス構造を有し、従って通常、通信マトリクスと呼ばれる。
第1のタイムスロット81aは、第1のチャネル15を介した基準メッセージの伝送のために設けられる。基準メッセージは特に、個々の加入者局31の互いの同期に役立つため、個々のタイムスロット81の時間的な位置は、個々の加入者局13の視点からは少なくとも基本的に同じである。タイムスロット81の一部は特定のメッセージ種に割り当てられ、即ち、当該タイムスロット81内では、特別な識別子を有するメッセージのみ伝送される。例えば、81bと呼ばれるタイムスロット81が、特定種のメッセージの伝送のために予約されることが構想されうる。
CANでは加入者局13のみが特定種のメッセージ、即ち特定の識別子を有するメッセージを生成しうるため、タイムスロット81bは、この加入者局13に排他的に割り当てられる。即ち、開始時点ta1、ta2、ta3、又はta4に、この加入者局13が第1のチャネル15への排他的アクセス権を有する許可区間ΔT、ΔT、ΔT、又はΔTが開始する。許可区間ΔT、ΔT、ΔT、又はΔTはそれぞれ、対応するタイムスリット81bの終了時に、即ち、時点te1、te2、te3、又はte4に終了する。示される実施形態では、この許可区間ΔT、ΔT、ΔT、又はΔTは、全サイクルの各タイムスロット81bに相当する。しかしながら、これとは異なって、許可区間ΔT、ΔT、ΔT、又はΔTが、各タイムスロット81bの一部に相当するということも構想可能である。本発明にかかる方法の機能について本質的なことは、許可区間ΔT、ΔT、ΔT、又はΔTが、時間的な観点では、タイムスロット81b又は連続する複数のタイムスロット81bで完全に埋まっている(abdecken)ことである。
各加入者局13は、個々の基準メッセージが受信される時点t、tb1、tb2、tb3を検出し、少なくとも自身がバスにアクセスしたいタイムスロット81の時間的な位置を計算する。タイムスロット81bが割り当てられたメッセージを送信する役目を有する加入者局13は、図4に示された許可区間ΔT、ΔT、ΔT、又はΔTの位置を計算する。示される実施形態では、CANコントローラ23がこの計算を行う。しかしながら、この計算がマイクロコンピュータ21によって実行されるということも構想しうる。さらに、CANコントローラ23はアクセス制御信号aを生成して通信コントローラ27に伝達する(図2参照)。アクセス制御信号aは常に、許可区間ΔT、ΔT、ΔT、又はΔT内でアクティブ(aktiv)である。通信コントローラ27はアクセス制御信号aを評価し、アクセス制御信号aがアクティブである場合に、第2のチャネル19にアクセスする。アクセス制御信号aがアクティブでない場合には、通信コントローラ27は第2のチャネル19を開放したままにし、従って、他の加入者局13が第2のチャネル19にアクセスすることが出来る。即ち、CANドメイン17の媒体アクセス制御方法に従って第1のチャネル15へのアクセスも許可されている場合にのみ通信コントローラ27が第2のチャネル19にアクセスするように、CANコントローラ23がCANドメイン内で実施されるアクセス制御方法に従って通信コントローラ27を制御するように、加入者局13は構成される。
さらに、全サイクル77内には、任意の種類のメッセージの伝送が許可される更なる別のタイムスロット81cも設けられる。このタイムスロット81c内では、特定の局による第1のチャネルへの排他的アクセスは保障されない。従って、タイムスロット81c内では、CANプロトコルに従ってビットごとのアービトレーションが行われる。ビットごとのアービトレーションは、複数の加入者局13が同時に第1のチャネル15にアクセスし異なる値のビットを送信する場合のために、特定の値のビットが常に全局によって受信されることに基づいている。この特定の値のビットは、「ドミナントビット」(dominantes Bit)と呼ばれ、示される例では値0に相当する。更に、第1の信号線51は、各加入者局13が自身のCANトランシーバ31を介して第1のチャネル15にアクセスする間に受信しうるように、構成される。従って、各加入者局13は、自身がビットの送信のため第1のチャネル15にアクセスする間に、第1のチャネル15の現在の状態を、当該状態が送信されるビットと合致するかを確認するために、読み出すことが出来る。
図5は、タイムスロット81c内での第1のチャネル15の論理的状態(値0又は1)の時間的推移の一部を示す。第1のチャネル15がどの加入者局13にも割り当てられていないアイドル時間82の後に、注目する加入者局13は、フレーム85のスタートビット(Startbit)83を送信し始める。スタートビット83の伝送後に、加入者局13は、メッセージの種類を示すメッセージの識別子を特に含むアービトレーションフィールド87を送信する。アービトレーションフィールドを伝送する間、加入者局13は、第1のチャネル15の論理的状態を、アービトレーションフィールド87の各送信されるビットと比較する。第1のチャネルの検出された状態が送信されたビットと合致しないことを、加入者局13がアービトレーションフィールド87の伝送中に確認した場合には、加入者局13は、フレーム85の伝送を中断する。従って、アービトレーションフィールド87の伝送後の時点ta5に、加入者局13が第1のチャネル15への排他的アクセス権を有することが保証される。フレームを伝送するため第1のチャネル15に同時にアクセスした他の全ての局は、時点ta5に、自身の伝送と、従って、第1のチャネル15へのアクセスと、を中断したのである。従って、時点ta5は、更なる別の許可区間ΔTの始まりに相当する。アービトレーションフィールド87の送信後に、加入者局13は、フレーム85の制御フィールド89と、フレーム85のデータフィールド91と、検査フィールド93(所謂CRCフィールド)と、を送信する。
検査フィールド93に続くアクノレッジメントフィールド(Quittierungsfeld)95では、他の加入者局13は、第1のチャネル15を介してアクノレッジメントビットを伝送し、即ち、第1のチャネル15にアクセスすることが出来る。従って、注目する加入者局13が第1のチャネル15への排他的なアクセス権を有する許可区間ΔTは、検査フィールド93の伝送の終了時に、即ち時点te5に終了する。アクノレッジメントフィールド95の後に、ストップビット97を有するフィールドが続く。示される実施形態とは異なって、許可区間をより短く選択することも可能である。しかしながら、その許可区間は、加入者局13が第1のチャネル15への排他的アクセス権を有する区間ΔT内にある必要がある。
タイムスロット81cの間、CANコントローラ23は、アクセス制御信号aが許可区間ΔTの間のみアクティブであるようにし、従って、通信コントローラ27は、タイムスロット81cの許可区間ΔTの間にのみ第2のチャネル19にアクセスする。
示される実施形態とは異なって、特定種のメッセージの伝送のために許可されるタイムスロット81内でのみ、即ちタイムスロット81b内において、第2のチャネル19へのアクセスを許可する許可信号aをCANコントローラ23がアクティブにすることも構想可能である。様々な種類のメッセージの伝送のために利用されるタイムスロット(例えばタイムスロット81c)の間、即ち、ビットごとのアービトレーションが行われるタイムスロット内では、本実施形態の場合第2のチャネル19は利用されない。第2のチャネルへのアクセスが、区間ΔTの間、TTCANが例えばエラーのためにCANドメイン17内で利用可能ではない場合にのみ、許可されることも構想可能である。これにより、TTCANが使用可能ではない場合、即ち、タイムスロット構造77に誤りがある場合のバスシステム11の、特に第2のチャネル19の非常時駆動が可能となる。
更に、拡張版TTCANをサポートしないCANドメイン17に本発明が適用されることも構想されうる。このようなCANドメイン17にはタイムスロット構造77が無い。従って、CANドメイン17では常にビットごとのアービトレーションが行われる。このようなCANドメイン17の場合、第2のアクセス19へのアクセスは、図5に示された許可区間ΔTの間のみ許可される。
アクセス制御信号aがアクティブであり、即ち、第2のチャネル19へのアクセスが許可されている場合には、図2に示される実施形態では、第2のトランシーバ回路37が第2のビットストリームbを出力する。第2の信号線53が電気系統49により形成される場合に、送信加入者局31では、PCLモデム47がビットストリームbを変調し、対応して変調された信号を電気系統49へと出力する。受信加入者局13では、PCLモデム47が、送信加入者局13により出力された変調された信号を復調し、これにより、送信されたビットストリームbを再構成し、第2のビットストリームbに含まれる第2のデータを、通信コントローラ27へと転送する。
図3に示される実施形態では、送信加入者局13のモデム71の変調器73が、通信コントローラ27が接続回路69に伝達した第2のデータbに従って、変調された信号mを生成する。結合要素61は、第1のビットストリームbに従ってCANトランシーバ31により生成されたデータ信号dに、第2のビットストリームbに従って変調された信号mを重畳し、共通の信号線55の2つの導体CANH及びCANLに出力する。受信加入者局13内では、結合要素61は、2つの導体CANH及びCANLを介して受信された信号を、任意にコモンモードチョーク59を介して、CANトランシーバ31へと転送し、かつ、当該信号をモデム71の復調器75に伝達する。CANトランシーバ31は、受信された信号から第1のビットストリームbを抽出し、このビットストリームbをCANコントローラ23へと転送する。対応するやり方で、変調器75は、受信された信号から第2のビットストリームbを抽出する。任意に存在するコモンモードチョーク59がCANトランシーバ31と結合要素61との間に配置されることによって、コモンモードチョーク59が、共通の信号線55に接続された2つの加入者局13のモデム71間の信号経路内で、変調された信号mを減衰させることが防止される。
示される実施形態では、モデム71は変調方法として、第2のビットストリームbの時間的に連続する個々のビットの値に従った周波数偏移変調を利用する。これとは異なって、周波数偏移変調の代わりに、位相変調又は他の任意の変調方法を適用することも出来る。
結合要素61は、最も簡素な場合には抵抗器ネットワークとして構成されうる。しかしながら、結合要素61が、変調された信号mから、CANトランシーバ31に供給されたデータ信号dを分離するための1つ以上のフィルタを有することも構想可能である。さらに、結合要素61がコモンモードチョーク59と組み合わされ、コモンモードチョーク59のために、即ち4つの端子を備えた単段式誘導子(einfache Induktivitaet)の代わりに、6つ以上の端子を有する誘導子が利用されることも構想可能であろう。このようにして、HF信号は、誘導的に(induktiv)結合又は分離可能であり、HF部分は、CANバスから直流的に分離される(galvanisch entkoppeln)。さらに、これによりコスト面での利点が生まれる。
以上、本発明は、追加的な第2のチャネル19によりCANドメインの利用ビットレートを大幅に高めることを可能し、従って、バスシステム11を介して大きなデータブロックを問題なく伝送することが可能な方法と加入者局13を提供する。第2のチャネル19へのアクセスが、CANドメイン17の媒体アクセス制御に従って制御されるため、衝突、即ち、第2のチャネル19への複数の加入者局13による意図せぬ同時アクセスの結果としての障害を防止することが可能である。従って、車両技術において生じる実時間条件を遵守することが可能であり、より早いビットレートでの伝送を可能とし、それにも関わらず安価に実現可能なバスシステム11が獲得される。

Claims (15)

  1. 複数の加入者局(13)により共有される、バスシステム(11)の第1のチャネル(15)への、前記バスシステム(11)の加入者局(13)によるアクセスを制御するための媒体アクセス制御方法であって、前記第1のチャネル(15)への排他的アクセスのための少なくとも1つの許可区間(ΔT、ΔT、ΔT、ΔT、ΔT)の間、前記加入者局(13)は前記第1のチャネル(15)の使用が許可される、前記媒体アクセス制御方法において、
    複数の加入者局(13)により共有される第2のチャネル(19)へのアクセスは、前記加入者局(13)による前記アクセスのための前記第1のチャネル(15)の前記許可区間(ΔT、ΔT、ΔT、ΔT、ΔT)内でのみ前記第2のチャネル(19)の使用が許可されるように、制御されることを特徴とする、媒体アクセス制御方法。
  2. 前記少なくとも1つの許可区間(ΔT、ΔT、ΔT、ΔT、ΔT)として、タイムスロット(81b)又は前記タイムスロット(81b)の一部が、定期的に繰り返されるタイムスロット構造(77)内に設定されることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. 前記許可区間(ΔT、ΔT、ΔT、ΔT、ΔT)の始まり(ta1、ta2、ta3、ta4、ta5)は、前記第1のチャネル(15)のビットごとのアービトレーションを用いて、前記加入者局(13)によって定められ、前記許可区間(ΔT、ΔT、ΔT、ΔT、ΔT)の終わり(te1、te2、te3、te4、te5)は、前記第1のチャネル(15)のアービトレーションが成功した後に前記加入者局(13)に再び前記第1のチャネル(15)の使用が許可され次第、設定されることを特徴とする、請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記第1のチャネル(15)を介して伝送される第1のデータ(b)と、前記第2のチャネル(19)を介して伝送される第2のデータ(b)と、は、共通の信号線(55)を介して伝送されることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の方法。
  5. 前記第1のデータ(b)に従って、データ信号(d)と、前記第2のデータ(b)により変調された信号(m)と、が形成され、前記データ信号(d)には、前記変調された信号(m)が重畳されることを特徴とする、請求項4に記載の方法。
  6. 前記第1のデータ(b)は、第1の信号線(51)を介して伝送され、前記第2のデータ(b)は、前記第1の信号線(51)とは別の第2の信号線(53)を介して伝送されることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の方法。
  7. 複数の加入者局(13)により共有される、バスシステム(11)の第1のチャネル(15)への、前記加入者局(13)によるアクセスを制御するための第1の制御素子(23)を備えた、前記バスシステム(11)の前記加入者局(13)であって、前記第1の制御素子(23)は、前記加入者局(13)が前記第1のチャネル(15)への排他的アクセス権を有する許可区間(ΔT、ΔT、ΔT、ΔT、ΔT)を設定するよう構成される、前記加入者局(13)において、
    複数の加入者局(13)により共有される第2のチャネル(19)への、前記加入者局(13)によるアクセスを制御するために、前記第1の制御素子(23)は、前記加入者局(13)による前記アクセスのための前記許可区間(ΔT、ΔT、ΔT、ΔT、ΔT)内でのみ前記第2のチャネル(19)の使用が許可されるように、構成されることを特徴とする、加入者局(13)。
  8. 前記加入者局(13)は、前記第2のチャネル(19)への前記アクセスを制御するための第2の制御素子(27)を有することを特徴とする、請求項7に記載の加入者局(13)。
  9. 前記第2の制御素子(27)は、当該第2の制御素子(27)が好適に前記第1の制御素子(23)により生成されたアクセス制御信号(a)によって前記第2のチャネル(19)への前記アクセスの前記許可のために制御可能であるように、前記第1の制御素子(23)と接続されることを特徴とする、請求項8に記載の加入者局(13)。
  10. 前記加入者局(13)は結合要素(61)を有し、前記結合要素(61)によって、前記2つの制御素子(23、27)は、前記第1のチャネル(15)を介して伝送される第1のデータ(b)と、前記第2のチャネル(19)を介して伝送される第2のデータ(b)と、が共通の信号線(55)を介して異なる加入者局(13)間で伝送可能であるように、前記共通の信号線(55)と接続可能であることを特徴とする、請求項8又は9に記載の加入者局(13)。
  11. 前記加入者局(13)は、第1の信号線(51)に前記加入者局(13)を接続するための第1のトランシーバ回路(31)と、前記第1の信号線(51)とは別の第2の信号線(53)に前記加入者局(13)を接続するための第2のトランシーバ回路(37)と、を有することを特徴とする、請求項7〜9のいずれか1項に記載の加入者局(13)。
  12. 前記加入者局(13)は、請求項1〜6のいずれか1項に記載の方法を実施するよう構成される、請求項7〜11のいずれか1項に記載の加入者局(13)。
  13. 複数の加入者局(13)により共有される、バスシステム(11)の第1のチャネル(15)への、前記加入者局(13)によるアクセスを制御するための前記バスシステム(11)の前記加入者局(13)の制御素子(23)であって、前記制御素子(23)は、前記加入者局(13)が前記第1のチャネル(15)への排他的アクセス権を有する許可区間(ΔT、ΔT、ΔT、ΔT、ΔT)を設定するよう構成される、前記制御素子(23)において、
    複数の加入者局(13)により共有される第2のチャネル(19)への、前記加入者局(13)によるアクセスを制御するために、前記制御素子(23)は、前記加入者局(13)による前記アクセスのための前記許可区間(ΔT、ΔT、ΔT、ΔT、ΔT)内でのみ前記第2のチャネル(19)の使用が許可されるように、構成されることを特徴とする、制御素子(23)。
  14. 前記制御素子(23)は、前記加入者局(13)による前記アクセスのために前記第2のチャネル(19)の使用が前記制御素子(23)によって許可されているかを示すアクセス制御信号(a)を生成するよう構成されることを特徴とする、請求項13に記載の制御素子(23)。
  15. 前記制御素子(23)は、請求項1〜6のいずれか1項に記載の方法を実施するよう構成されることを特徴とする、請求項13又は14に記載の制御素子(23)。
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