JP2012528614A - 心収縮性を測定するための方法及び装置 - Google Patents
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Abstract
【効果】 収縮期末期における伝播パラメータの数値が採取され、収縮期末期のエラスタンスを表すパラメータが得られる。
【選択図】 図1
Description
心収縮性は、収縮末期圧力−容積関係(ESPVR)を見積もることにより、通常評価されるが、一般的に、患者に対して心臓の数周期において多数の侵襲的な測定を必要とする。ESPVRとは、特にそのスロープ、収縮末期のエラスタンス(Emax又はEes)により特徴づけられる線形関係である。
ESPVRを見積もるための非侵襲的方法が、この欠点を避けるために設計された。例えば、国際公開第A98/19594号は、そのような非侵襲的、単回拍動測定法を記載するが、同法では圧力、心臓容積、及び心臓の鼓動について測定が実施され(これらのうちの一部、例えば圧力の評価はやはり侵襲的である)、次に、測定結果は統計的データに基づきESPVRを評価するのに用いられる。
しかし、この公知の方法は、多数の測定デバイスの同時使用を必要とするので、なおも複雑である。更に、この方法は、以下の仮説に基づく。
−検査の対象となる心臓は、上記方法で用いられる統計的法則に従い、
−エラスタンスは時間の線形関数であり、
−及び、心臓周期の期間中、圧力−容積図の容積軸の切片は、一定に保たれる。
これらの仮説は、場合によって誤りと判明する場合があり、従って、ESPVRについて誤った評価結果をもたらす。
a)トランスデューサのアレイにより、少なくとも1つの集束超音波を患者の身体内に放射せしめ、これにより集束超音波が患者の心筋内に生成される励起ステップ;
b)せん断波の伝播が患者の心筋内の観察領域に認められる観察ステップであって、
b1)せん断波が観察領域内を伝播する間、少なくとも前記非集束超音波の一部が観察領域を貫通するように、トランスデューサのアレイが患者の心臓内に、一連の非集束超音波圧縮波を放射するようにせしめ、前記非集束超音波のタイミングが調整されるサブステップと、
b2)前記観察領域から受信した音響シグナルを、前記トランスデューサのアレイによりリアルタイムに検知せしめるサブステップであって、前記音響シグナルが、患者の心筋内の反射粒子と相互作用する非集束超音波圧縮波により生み出されるエコーを含むサブステップと、
を含む観察ステップと、
c)少なくとも1つの処理ステップであって、
c2)少なくとも1つの運動パラメータが観察領域内で求められ、前記運動パラメータが前記反射粒子の運動を特徴づけるサブステップ、
が少なくとも含まれる処理ステップと、
d)時間経過と共に運動パラメータに生じた変動に基づき、少なくとも収縮末期の弾性パラメータが観察領域の少なくとも1箇所において求められ、前記収縮末期の弾性パラメータが収縮期末期におけるせん断波伝播パラメータより取得される数値の関数であり、前記せん断波伝播パラメータが心筋の弾性を表す、心収縮性評価ステップと、
を少なくとも含む。
本発明の方法に関する様々な実施形態では、1つの形態は下記ステップの1つ及び/又はそれ以外に付加する手段を有し得る(単独又は併用して利用可能):
サブステップc1)では、サブステップb2)の期間中に、観察領域から連続的に受信された音響シグナルが、せん断波の連続した伝播画像が得られるように処理される;
a)前記トランスデューサのアレイにより、少なくとも1つの集束超音波を患者の身体内に放射せしめ、これにより患者の心筋内に集束超音波を生成させるように、
b)患者の心筋内の観察領域におけるせん断波の伝播を、
b1)せん断波が観察領域を伝播する間、少なくとも前記非集束超音波の一部が観察領域内を貫通するように、トランスデューサのアレイが、患者の心臓内に一連の非集束超音波圧縮波を放射するようにせしめ、前記非集束超音波のタイミングが調整されること;及び、
b2)前記観察領域から受信した音響シグナルを、前記トランスデューサのアレイによりリアルタイムに検知せしめ、前記音響シグナルが、患者の心筋内の反射粒子と相互作用する非集束超音波圧縮波により生み出されるエコーを含むこと、
により観察するように、
c)観察領域から連続して受信した音響シグナルを処理し、これにより観察領域内の少なくとも1つの運動パラメータを求め、前記運動パラメータが前記反射粒子の運動を特徴づけるように、
d)時間経過と共に運動パラメータに生じた変動に基づき、少なくとも収縮末期の弾性パラメータを観察領域の少なくとも1箇所において求め、前記収縮末期の弾性パラメータが、収縮期末期のせん断波伝播パラメータより取得される数値の関数であり、前記せん断波伝播パラメータが心筋の弾性を表すように、
適合されている。
−心臓3を貫通して、より具体的には心筋3aを貫通して伝播した機械的せん断波を得る;
−超音波圧縮波を反射し、また生物学的組織中に天然に含まれる拡散粒子3c(粒子3cは、媒体3a内の任意の不均一物より、特にコラーゲン粒子より構成され得る)に対する非集束超音波圧縮波の反射を介して、心臓内の(特に心筋内の)当該せん断波の伝播を観察する;
−せん断波伝播の観察に基づき、心臓(特に心筋)の弾性、つまりはその収縮性を表すせん断波の伝播パラメータを求める;
装置1の構造及び一般的操作方法は、書類、米国特許第7,252,004号、分類B2にすでに詳細に記載されており、本明細書において以後参照する。
−超音波トランスデューサアレイ4、例えば線形アレイで、これには通常の超音波検査プローブですでに公知のように、軸に沿って並置されたn個の超音波トランスデューサT1〜Tnが一般的に含まれる(次に、アレイ4は観察領域の二次元(2D)画像化を行うように適合されるが、但しアレイ4は、観察領域の3D画像化を行うように適合された二次元アレイでもあり得る);トランスデューサの個数nは1より大きく、例えば数十である(例えば、100〜300);トランスデューサT1〜Tnは超音波圧縮波パルスを送達し、同パルスは、超音波検査で一般的に用いられるタイプ、例えば、0.5MHz〜100MHzの範囲、及び好ましくは0.5MHz〜15MHzの範囲、例えば、約2.5MHzの周波数有するタイプである。
−トランスデューサアレイ4を制御し、そこからシグナルを取得する電子ベイ5;
−電子ベイ5を制御し、電子ベイから得られる超音波画像を可視化するマイクロコンピューター6で、前記コンピュータ6は、例えばスクリーン6a及びキーボード6b、又はその他のユーザーインターフェースを含む。
電子ベイ5及びマイクロコンピューター6は、本明細書において装置1の制御システムと呼ばれる。かかる制御システムは、3つ以上のデバイスから構成され得るが、又は1つの単一電子デバイスにより、電子ベイ5及びマイクロコンピューター6の全機能を満たすことも可能であろう。
−トランスデューサアレイ4のn個のトランスデューサ(T1〜Tn)と個別に連結される、n個のアナログ/デジタル変換器7(E1〜En);
−n個のアナログ/デジタル変換器7とそれぞれ連結される、n個のバッファーメモリー8(M1〜Mn);
−バッファーメモリー8及びマイクロコンピューター6と通信する中央処理ユニット9(CPU);
−中央処理ユニット9と連結されるデジタルシグナルプロセッサー11(DSP);
−中央処理ユニット8と連結されるメモリー10(MEM)。
更に、本発明のいくつかの実施形態では、中央処理ユニット9(又はコンピュータ6)は、患者の心電図を測定し、心電計のシグナルを中央処理ユニット9に伝達する心電計12(ECG)と連結され得る。
−非集束超音波圧縮波、又は;
−心臓3の1つ又は複数のポイントに焦点が定められた超音波圧縮波。
本明細書で理解されるように、表現「非集束超音波圧縮波」とは、心臓3の全観察領域を明らかにする任意の非集束波を意味し、例えば:
−「面」である超音波圧縮波(すなわち、波面がX、Y面において直線の波)、又は非集束波の任意のその他のタイプ;
−様々なトランスデューサT1〜Tnによりランダムな音響シグナルを放射性せしめ、これにより生み出される波;
−又は、心臓3の1つ又は複数のポイントに焦点が定められた超音波圧縮波;
−又は、弱く焦点が定められた波(「肥満した」トランスミットフォーカシング(”fat” transmit focusing)として公知:焦点距離/アパーチャ比>2.5);
−又は、球面波等の発散波;
−又は、いくつかの焦点に同時に焦点が定められた波;
−又は、より一般的には、単一焦点設定及び焦点距離/アパーチャ比<2.5を利用する従来方式の焦点設定に関連しない、あらゆる種類の伝達波。
装置1の操作法は、制御システム、すなわち、中央処理ユニット9及び/又はコンピュータ6により制御され、これらはこの操作法の用途でプログラムされている。これらの2つのデバイスは、本明細書では以後、装置1の制御システムと呼ぶ(もちろん、当該制御システムは本明細書に記載する具体的な例とは異なり得るが、また特にすでに参照したような1つの単一電子デバイスから、又は3つ以上の電子デバイスから構成され得る)。
a)患者の身体に焦点が定められた少なくとも1つの超音波をアレイ4により放射せしめることにより、制御システム6、9が、心臓3内に集束超音波を発生せしめる励起ステップ(この集束波は、トランスデューサT1〜Tnの全てにより、又は一部により放射され得る);
b)心臓3(特に心筋3a)内にある観察領域の多数のポイントにおいて同時にせん断波の伝播が観察される観察ステップ。この観察ステップは下記のサブステップを含む:
b1)制御システム6、9は、アレイ4が、粘弾性媒体中に一連の非集束超音波圧縮波(これらの非集束波はトランスデューサT1〜Tnの全てにより、又は一部により放射され得る)を、毎秒少なくとも300ショット、例えば少なくとも500ショット/秒の速度で放射するようにせしめる(ステップa)で放射された集束超音波の焦点及びタイミングと、前記非集束超音波のタイミングとは、せん断波が観察領域を貫通して伝播する間に、少なくとも一部の前記非集束超音波が観察領域に到達するよう、調整される);
b2)制御システム6、9は、アレイ4が患者の身体2から受信した音響シグナルを検出する(この検出は、アレイ4のトランスデューサの全て又は一部により実施可能である)ようにせしめるが、前記シグナルは、観察領域内の反射粒子3cと相互作用する非集束超音波圧縮波により生み出されたエコーを含み、このエコーは、患者の心臓、特に患者の心筋を構成する粘弾性媒体の変位量の連続的な画像と関連する(直接的に、又は間接的に);検知されたシグナルは、バッファーメモリーM1〜Mn内にリアルタイムで記録される;
c)少なくとも1つの処理ステップで、このステップ期間中以下に示す事項が実施される:
c1)制御システム6、9は、連続的な伝播画像を求めるために、サブステップb2)の期間中に患者の身体2から受信した連続的な音響シグナルを処理する;及び、
c2)制御システム6、9は、患者の心臓3(特に心筋3a)を構成する粘弾性媒体に関する少なくとも1つの運動パラメータを観察領域内の様々なポイントにおいて求める。
上記サブステップc2)は省略可能である:より一般的には、本発明の方法は、伝播画像を求めることを必要とせず、また制御システム6、9は、前記運動パラメータを任意のその他の手段により求めることができることに留意されたい。
変形形態では、励起ステップa)の期間中に放射された集束超音波は、20Hz≦|f1−f2|≦1000Hzであるようなf1及びf2の各周波数に関する2つの単色シグナルの線型結合(特に加算した)であり、従って変調周波数|f1−f2|を有する振幅変調波を生成する。
更に、生成したままのせん断波が所望の波形を示すように、及び媒体2の所望のゾーンを明らかにするように、励起ステップa)の期間中に放射された集束超音波は、任意選択的に複数のポイント上に同時に、又はそれ以外の方式で焦点を定めることができる(従って、例えば面であるせん断波、又はこれとは異なり集束化されたせん断波を生成することが可能である)。
各非集束超音波圧縮波は、せん断波のスピードよりもかなり速い伝播スピードで患者の身体2を貫通して伝播し(例えば、ヒト身体では約1500m/秒)、また反射粒子3cと相互作用し、これによりエコー、又は超音波検査の分野で「スペックルノイズ(speckle noise)」の名称で公知の、その他の類似したシグナルの乱れを発生する。
スペックルノイズは、サブステップb2)の期間中にトランスデューサT1〜Tnにより、非集束超音波圧縮波の各ショット後に捕捉される。ショット番号j後に、各トランスデューサT1によりこのように捕捉されたシグナルSij(t)は、最初に高周波数(例えば30MHz〜100MHz)で採取され、そしてトランスデューサTiに対応するアナログ/デジタル変換器E1によりリアルタイムでデジタル化される(例えば、12ビット)。
このように採取され、そしてデジタル化されたシグナルSij(t)は、次にトランスデューサTiに対応するバッファーメモリーM1内に、同様にリアルタイムで保管される。
例示として、各メモリーMiは、約128メガバイト(MB)容量を有し得るが、またj=1〜pのショットについて連続して受信したシグナルsij(t)の全てを含む。
これは、ショット番号j後の観察領域の画像にそれぞれ対応するシグナルSD(x,y)を生成する。
例えば、下記の式によりシグナルSj(t)を求めることができる:
−Sijは、超音波圧縮波ショット番号j後に、トランスデューサ番号iにより検知された未処理のシグナルである;
−t(x,y)は、座標(x,y)を有する観察領域のポイントに到達するのに超音波圧縮波が要した時間であり、ショット番号jの始まりはt=0である;
−di(x,y)は、座標(x,y)を有する観察領域のポイントとトランスデューサ番号1との距離、又は前記距離の近似値である;
−Vは、観察対象の粘弾性媒体における平均超音波圧縮波伝播スピードである;及び、
−αi(X,Y)は、アポディゼーション関係(apodization relationship)を考慮した加重係数である(実際には、多くの場合、αi(x,y)=1と仮定することが可能である)。
上記の式は、観察領域が3次元の時には(トランスデューサは2次元に配列されている)、変更すべきところは変更して空間座標(x,y)を(x,y,z)に置換して適用される。
任意選択的なパス形成ステップの後に、中央ユニット9は、ショット番号jにそれぞれ対応する画像シグナルSj(x,y)(又は画像が一次元のみの場合にはSj(x)、又は3D画像の場合にはSj(x,y,z))を中央メモリーMに保管する。コンピュータ6そのものが画像処理を実施する場合には、これらのシグナルは当該コンピュータにも保管可能である。
上記の相互相関は、例えばデジタルシグナルプロセッサー11内で実施可能であり、又は中央ユニット9内若しくはコンピュータ6内でプログラム可能である。
この相互相関プロセス期間中に、相互相関関数<Sj(x,y)、Sj+1(x,y)>は、超音波エコーを引き起こす各粒子3cが受けた変位の量を求めるために最大化される。
かかる相互相関の計算例は、米国特許第7,252,004号、分類B2に記載されている。
これは、心臓3の(特に心筋3aの)各位置rにおけるせん断波により、せん断波の効果に基づき生み出された一揃いの変位ベクトルu(r,t)を生成する(本明細書に記載する事例中では、これらの変位ベクトルは、任意選択的に単一成分まで低減させることができる)。
この一揃いの変位ベクトルは、メモリーM内、又はコンピュータ6内に保管され、また例えば、特にコンピュータのスクリーン4aを手段として、変位量の値がグレーレベル又はカラーレベル等の光学パラメータによって表示されるスローモーション画像の形態で表示可能である。
媒体2内の異なる特徴を有するゾーン間におけるせん断波の伝播の相違は、このようにして明瞭に認めることができる。
せん断波伝播の動画は、従来方式の超音波検査画像の上に重ね合わせることもでき、これは上記装置1により生成することもできる。
マップ作成ステップ期間中に計算されたせん断波の伝播パラメータが、例えば下記の中から選択される:せん断係数μ、又はヤング率E=3μ、又は下記数2で示すせん断波の伝播スピードCs、又は米国特許第7,252,004号、分類B2でより詳細に説明するように、ずり弾性μl、又は局部ひずみの逆数。かかる伝播パラメータは、観察領域、例えば心筋3aを構成する媒体の弾性を表す。
例えば、図2に示す通り、コンピュータ6は、心筋のせん断係数μを時間tにわたり計算することができる(図2の線13)。図2は、せん断係数μは左心室の圧力と、従って心臓周期とも相関することを示している(図2の線14):せん断係数の最大値は収縮期末期と関連する。
特に、本発明の発明者は、せん断係数の収縮末期の数値はμes=Emax*Vesであり、式中、Emaxは収縮末期のエラスタンス、及びVesは収縮末期の心室容積であることを実証した。従って、μesは心収縮性の指標であり、Emaxに等しいが、μesは心室容積に依存しないのでEmaxよりも好ましい。同様のことが上記したその他の伝播パラメータに当てはまり、そのようなパラメータはμesと密接に関連する。
収縮期末期における伝播パラメータの数値は、全測定期間におけるかかる伝播パラメータの最大値として、コンピュータ6により求めることができる。
別の変形形態として、前記せん断波伝播パラメータの数値は、数回の心臓周期(例えば、少なくとも2サイクル、又は少なくとも3サイクル、例えば5サイクルを超える)を対象範囲とする測定期間に、いくつかのランダムな時点(毎秒5回未満の速度)において反復して求められ、次に伝播パラメータの収縮末期の数値は、前記せん断波伝播パラメータの前記数値における最大値の関数としてコンピュータ6により求められる。
もちろん、上記した通り、収縮末期の弾性パラメータは、観察領域の1つのポイントについてのみ、又はいくつかのポイントにおいて計算可能であり、次いで観察領域内の前記収縮末期の弾性パラメータのマップは、コンピュータ6のスクリーン6a上に表示可能である。
更に、上記のような収縮性の評価は、同一の装置によりリアルタイム提供される従来方式の超音波画像診断法と組み合わせることができる。
3a 心筋 3b 心膜
4 超音波トランスデューサレイ T1〜Tn 超音波トランスデューサ
5 電子ベイ 6 マイクロコンピューター
7(E1〜En) アナログ/デジタル変換器
8(M1〜Mn) バッファーメモリー
9 中央処理ユニット 10 メモリー(MEM)
11 デジタルシグナルプロセッサー(DSP)
12 心電計(ECG)
Claims (35)
- 患者の心筋収縮性を測定する方法であって、
a)トランスデューサのアレイにより、少なくとも1つの集束超音波を前記患者の身体内に放射せしめ、これにより集束超音波が前記患者の心筋内に生成される励起ステップと、
b)せん断波の伝播が前記患者の心筋内の観察領域に認められる観察ステップであって、
b1)前記せん断波が前記観察領域内を伝播する間、少なくとも非集束超音波の一部が前記観察領域を貫通するように、前記トランスデューサのアレイが前記患者の心筋内に、一連の前記非集束超音波圧縮波を放射するようにせしめ、前記非集束超音波のタイミングが調整されるサブステップと、
b2)前記観察領域から受信した音響シグナルを、前記トランスデューサのアレイによりリアルタイムに検知せしめるサブステップであって、前記音響シグナルが、前記患者の心筋内の反射粒子と相互作用する前記非集束超音波圧縮波により生み出されるエコーを含むサブステップと、
を含む観察ステップと、
c)少なくとも1つの処理ステップであって、
c2)少なくとも1つの運動パラメータが前記観察領域内で求められ、前記運動パラメータが前記反射粒子の運動を特徴づけるサブステップ、
が少なくとも含まれる処理ステップと、
d)時間経過と共に前記運動パラメータに生じた変動に基づき、少なくとも収縮末期の弾性パラメータが前記観察領域の少なくとも1箇所において求められ、前記収縮末期の弾性パラメータが収縮期末期におけるせん断波伝播パラメータより取得される数値の関数であり、前記せん断波伝播パラメータが心筋の弾性を表す、心収縮性評価ステップと、
を少なくとも含む方法。 - 前記処理ステップc)には、前記運動パラメータを求める前記サブステップc2)の前に、更なるサブステップc1)が更に含まれ、
前記サブステップc1)では、サブステップb2)の期間中に、前記観察領域から連続的に受信された前記音響シグナルが、せん断波の連続した伝播画像を求めるために処理される、請求項1に記載の方法。 - 前記心収縮性評価ステップd)では、計算される前記せん断波伝播パラメータが、せん断波スピード、せん断係数、ヤング率及びずり弾性、並びに局所的ひずみの逆数から選択される、請求項1に記載の方法。
- 前記心収縮性計算ステップd)では、前記収縮末期の弾性パラメータが、前記観察領域のいくつかのポイントにおいて計算され、前記観察領域内の前記収縮末期の弾性パラメータのマップが求められる、請求項1に記載の方法。
- 前記サブステップb1)では、前記非集束超音波圧縮波が毎秒少なくとも300ショットの速度で放射される、請求項1に記載の方法。
- 前記心収縮性評価ステップd)では、前記せん断波伝播パラメータの数値が、少なくとも1回の心臓周期を対象範囲とする測定期間に、いくつかの異なる時点において、毎秒数回反復して求められ、前記収縮末期の弾性パラメータが、前記せん断波伝播パラメータの前記数値に基づいて求められる、請求項1に記載の方法。
- 前記収縮末期の弾性パラメータが、前記せん断波伝播パラメータの前記数値における最大値の関数である、請求項6に記載の方法。
- 前記測定期間が1秒〜180秒の範囲である、請求項6に記載の方法。
- 前記心収縮性評価ステップd)では、前記せん断波伝播パラメータの数値が、毎秒少なくとも5回の速度で反復して求められる、請求項6に記載の方法。
- 前記心収縮性評価ステップd)では、前記収縮期末期が心電図検査により検知され、前記収縮末期の弾性パラメータが、前記検知された収縮期末期において求められる、請求項1に記載の方法。
- 前記心収縮性評価ステップd)では、前記せん断波伝播パラメータの数値が、数回の心臓周期を対象範囲とする測定期間に、いくつかのランダムな時点において反復して求められ、前記収縮末期の弾性パラメータが、前記せん断波伝播パラメータの前記数値における最大値の関数として求められる、請求項1に記載の方法。
- 拡張期弾性評価ステップe)が更に含まれ、同ステップでは、拡張期の弾性パラメータが求められ、前記拡張期の弾性パラメータが、拡張期における前記せん断波伝播パラメータより取得される数値の関数である、請求項1に記載の方法。
- 前記拡張期弾性評価ステップe)では、前記せん断波伝播パラメータの数値が、少なくとも1回の心臓周期を対象範囲とする測定期間に、いくつかの異なる時点において、毎秒数回反復して求められ、前記拡張期の弾性パラメータが、前記せん断波伝播パラメータの前記数値に基づいて求められる、請求項12に記載の方法。
- 前記拡張期の弾性パラメータが、前記せん断波伝播パラメータの前記数値における最小値の関数である、請求項13に記載の方法。
- 前記心収縮性評価ステップd)では、前記拡張期が心電図検査により検知され、前記拡張期の弾性パラメータが、前記検知された拡張期における前記せん断波伝播パラメータより取得される数値の関数である、請求項13に記載の方法。
- 前記サブステップc2)では、前記運動パラメータが、前記観察領域にある少なくとも1つの事前に決定された測定ゾーン内で、前記トランスデューサのアレイに属する対応する1つのトランスデューサにより求められる、請求項1に記載の方法。
- せん断波伝播パラメータ測定が心筋内の同一場所で行われるように、前記心筋の変形を監視する監視ステップが更に含まれる、請求項1に記載の方法。
- 少なくとも1つの電子制御システムにより、互いに独立して制御されるトランスデューサのアレイを含む、患者の心筋収縮性を測定するための装置であって、前記電子制御システムが、
a)前記トランスデューサのアレイにより、少なくとも1つの集束超音波を前記患者の身体内に放射せしめ、これにより患者の心筋内に集束超音波を生成させるように、
b)前記患者の心筋内の観察領域におけるせん断波の伝播を、
b1)前記せん断波が前記観察領域を伝播する間、少なくとも前記非集束超音波の一部が前記観察領域内を貫通するように、前記トランスデューサのアレイが、前記患者の心筋内に一連の非集束超音波圧縮波を放射するようにせしめ、前記非集束超音波のタイミングが調整されること、及び
b2)前記観察領域から受信した音響シグナルを、前記トランスデューサのアレイによりリアルタイムに検知せしめ、前記音響シグナルが、前記患者の心臓内の反射粒子と相互作用する非集束超音波圧縮波により生み出されるエコーを含むこと、
により観察するように、
c)前記観察領域から連続して受信した前記音響シグナルを処理し、これにより前記観察領域内の少なくとも1つの運動パラメータを求め、前記運動パラメータが前記反射粒子の運動を特徴づけるように、
d)時間経過と共に前記運動パラメータに生じた変動に基づき、少なくとも収縮末期の弾性パラメータを前記観察領域の少なくとも1箇所において求め、前記収縮末期の弾性パラメータが、収縮期末期のせん断波伝播パラメータより取得される数値の関数であり、前記せん断波伝播パラメータが心筋の弾性を表すように、
適合されている装置。 - 前記電子制御システムが、前記せん断波の連続した伝播画像を求めるように、及び前記運動パラメータを前記画像から求めるように適合される、請求項18に記載の装置。
- 前記制御システムにより計算される前記せん断波伝播パラメータが、せん断波スピード、せん断係数、ヤング率、ずり弾性、及び局所的ひずみの逆数から選択される、請求項18に記載の装置。
- 前記制御システムが、前記収縮末期の弾性パラメータを、前記観察領域のいくつかのポイントにおいて計算し、前記観察領域内の前記収縮末期の弾性パラメータのマップを求めるように適合される、請求項18に記載の装置。
- 前記制御システムが、前記非集束超音波圧縮波を毎秒少なくとも300ショットの速度で放射せしめるように適合される、請求項18に記載の装置。
- 前記制御システムが、前記せん断波伝播パラメータの反復した数値を、少なくとも1回の心臓周期を対象範囲とする測定期間に、いくつかの異なる時点において、毎秒数回求めるように適合され、前記中央ユニットが、前記収縮末期の弾性パラメータを、前記せん断波伝播パラメータの前記数値に基づき求めるように適合される、請求項18に記載の装置。
- 前記制御システムが、前記収縮末期の弾性パラメータを、前記せん断波伝播パラメータの前記数値における最大値の関数として求めるように適合される、請求項23に記載の装置。
- 前記測定期間が1秒〜180秒の範囲である、請求項23に記載の装置。
- 前記制御システムが、前記せん断波伝播パラメータを、毎秒少なくとも5回求めるように適合される、請求項23に記載の装置。
- 前記制御システムに連結された心電計が更に含まれ、前記制御システムが、前記心電計により収縮期末期を検知するように、前記検知された収縮末期における収縮末期の弾性パラメータを求めるように適合される、請求項18に記載の装置。
- 前記制御システムが、前記せん断波伝播パラメータの数値を、数回の心臓周期を対象範囲とする測定期間に、いくつかのランダムな時点において反復して求め、前記収縮末期の弾性パラメータを、前記せん断波伝播パラメータの前記数値における最大値の関数として求めるように適合される、請求項18に記載の装置。
- 前記制御システムが、拡張期の弾性パラメータを求めるように適合され、前記拡張期の弾性パラメータが拡張期における前記せん断波伝播パラメータより取得される数値の関数である、請求項18に記載の装置。
- 前記制御システムが、少なくとも1回の心臓周期を対象範囲とする測定期間に、いくつかの異なる時点において、毎秒数回、前記せん断波伝播パラメータの反復した数値を求めるように適合され、前記中央ユニットが、前記拡張期の弾性パラメータを、前記せん断波伝播パラメータの前記数値に基づいて求めるように適合される、請求項29に記載の装置。
- 前記制御システムが、前記拡張期の弾性パラメータを、前記せん断波伝播パラメータの前記数値における最小値の関数として求めるように適合される、請求項30に記載の装置。
- 前記中央システムに連結された心電計が更に含まれ、前記制御システムが、前記心電計により拡張期を検知し、拡張期弾性パラメータを前記検知された拡張期において求めるように適合される、請求項23記載の装置。
- 心臓周期の正確な時刻における前記せん断波の伝播の観察及び前記心臓周期の正確な時刻におけるせん断波伝播パラメータの決定のきっかけを作る、前記制御システムに連結された心電計が更に含まれる、請求項18に記載の装置。
- 前記制御システムが、前記トランスデューサのアレイに属する、対応する1つのトランスデューサに由来するデータに基づき、前記観察領域にある少なくとも1つの事前に決定された測定ゾーン内で、前記運動パラメータを求めるように適合される、請求項18に記載の装置。
- 前記制御システムが、心筋の変形を監視するように、及び前記せん断波伝播パラメータを心筋内の同一場所において求めるように適合される、請求項18に記載の装置。
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