JP2012526462A - マルチ搬送波差分チャネル品質インジケータ(cqi)フィードバックを促進するための方法および装置 - Google Patents

マルチ搬送波差分チャネル品質インジケータ(cqi)フィードバックを促進するための方法および装置 Download PDF

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Abstract

マルチ搬送波チャネル品質インジケータ(CQI)フィードバックを促進するための方法、装置、および、コンピュータプログラムプロダクトが開示されている。ワイヤレス端末は、複数の搬送波を通して基地局と通信し、複数の搬送波中に含まれている搬送波のサブセットを識別する、基地局により発生されたコンフィギュレーションデータを受信する。ワイヤレス端末は、基準搬送波を識別し、基準搬送波に対応する基準CQI値を基地局に報告する。ワイヤレス端末はまた、基準CQI値から導出した差分CQI値を基地局に報告する。
【選択図】 図5

Description

関連出願に対する相互参照
本出願は、“アドバンストロングタームエボリューション(LTE)システムのためのマルチ搬送波差分チャネル品質インジケータ(CQI)フィードバック”と題し、2009年5月4日に出願された、米国仮特許出願シリアル番号第61/175,392号の利益を主張する。先述の出願のすべては、参照によりここに組み込まれている。
背景
I.分野
以下の説明は、一般的に、ワイヤレス通信に関し、さらに詳細には、マルチ搬送波CQIフィードバックを促進するための方法および装置に関する。
II.背景
ワイヤレス通信システムは、音声、データ等のようなさまざまなタイプの通信コンテンツを提供するために、幅広く展開されている。これらのシステムは、利用可能なシステムリソース(例えば、バンド幅および送信電力)を共有することにより、複数のユーザとの通信をサポートすることが可能である多元接続システムであってもよい。このような多元接続システムの例には、コード分割多元接続(CDMA)システムと、時分割多元接続(TDMA)システムと、周波数分割多元接続(FDMA)システムと、3GPPロングタームエボリューション(LTE)システムと、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システムとが含まれる。
一般的に、ワイヤレス多元接続通信システムは、複数のワイヤレス端末に対する通信を同時にサポートすることができる。各端末は、フォワードリンク上およびリバースリンク上の送信を通して、1つ以上の基地局と通信する。フォワードリンク(または、ダウンリンク)は、基地局から端末への通信リンクのことを指し、リバースリンク(または、アップリンク)は、端末から基地局への通信リンクのことを指す。この通信リンクは、単一入力単一出力、複数入力単一出力、または、複数入力複数出力(MIMO)のシステムを通して確立してもよい。
MIMOシステムは、データ送信のために、複数(NT本)の送信アンテナと複数(NR本)の受信アンテナとを用いる。NT本の送信アンテナとNR本の受信アンテナとにより形成されるMIMOチャネルは、NS個の独立したチャネルに分解することができ、これは、空間チャネルとしても呼ばれ、ここで、NS≦min{NT,NR}である。NS個の独立したチャネルのそれぞれは、次元に対応する。MIMOシステムは、複数の送信アンテナおよび受信アンテナにより生成される付加的な次元を利用する場合に、改善された性能(例えば、より高いスループットおよび/またはより大きな信頼性)を提供することができる。
MIMOシステムは、時分割デュプレックス(TDD)システムと周波数分割デュプレックス(FDD)システムをサポートする。TDDシステムでは、相互関係原理により、リバースリンクチャネルからフォワードリンクチャネルの推定が可能になるように、フォワードリンク送信とリバースリンク送信は、同じ周波数領域上にある。これにより、アクセスポイントにおいて複数のアンテナが利用可能であるときに、アクセスポイントが、フォワードリンク上で、送信ビームフォーミング利得を抽出することが可能になる。
信頼性の高いワイヤレス通信システムを設計する際には、特定のデータ送信パラメータに対して特別な注意を払わなければならない。例えば、マルチ搬送波通信に関して、このような通信を促進する特定の搬送波の信号品質を知ることが望ましいだろう。しかしながら、各搬送波に対するチャネル品質インジケータ(CQI)を速やかに提供するバンド幅コストは、所望のCQIの数が増加するにつれて、許容できないものになる。したがって、マルチ搬送波CQIフィードバックを効率的に提供するための方法および装置を開発することが望ましいだろう。
現在のワイヤレス通信システムの上述の欠陥は、従来のシステムの問題のうちのいくつかの概略を提供することを意図しているに過ぎず、網羅的であることを意図していない。以下の説明をレビューすると、従来のシステムでの他の問題と、ここで説明する限定的でないさまざまな実施形態の対応する利益とがさらに明らかになる。
概要
以下のものは、このような実施形態の基本的な理解を提供するために、1つ以上の実施形態の簡略化した概要を提示する。この概要は、すべての考えられる実施形態の広範囲にわたる概略ではなく、すべての実施形態のキーエレメントまたは重要なエレメントを識別すること、あるいは、任意の実施形態またはすべての実施形態の範囲を詳細に述べることのどちらも意図していない。この唯一の目的は、後に提示するさらに詳細な説明に対する前置きとして、1つ以上の実施形態のうちのいくつかの概念を、簡略化した形態で提示することである。
1つ以上の実施形態および対応するそれらの開示にしたがって、マルチ搬送波チャネル品質インジケータ(CQI)フィードバックを促進することに関連して、さまざまな態様を説明する。1つの態様では、ワイヤレス端末からのマルチ搬送波CQIフィードバックを促進するための方法、装置、および、コンピュータプログラムプロダクトが開示されている。このような実施形態内では、ワイヤレス端末は、複数の搬送波を通して基地局と通信する。基地局からコンフィギュレーションデータセットを受信し、コンフィギュレーションデータセットは、複数の搬送波中に含まれている搬送波のサブセットを識別する。ワイヤレス端末は、コンフィギュレーションデータセット中で提供される命令にしたがって、搬送波のサブセット内の基準搬送波を識別する。ワイヤレス端末はまた、基準CQI値と、少なくとも1つの差分CQI値とを基地局に報告する。基準CQI値は基準搬送波に対応しているのに対し、少なくとも1つの差分CQI値は、基準CQI値から導出する。
さらなる態様では、ワイヤレス端末からのマルチ搬送波CQIフィードバックを促進する別の装置が開示されている。このような実施形態内では、複数の搬送波を通して基地局と通信する手段が提供されている。装置はまた、コンフィギュレーションデータセットが、複数の搬送波中に含まれている搬送波のサブセットを識別するように、基地局からコンフィギュレーションデータセットを受信する手段を具備している。搬送波のサブセット内の基準搬送波を識別する手段はまた、コンフィギュレーションデータセット中で提供される命令にしたがって提供される。装置はさらに、基準CQI値と、少なくとも1つの差分CQI値とを基地局に報告する手段を具備している。基準CQI値が基準搬送波に対応しているのに対し、少なくとも1つの差分CQI値は、基準CQI値から導出する。
別の態様では、基地局からのマルチ搬送波CQIフィードバックを促進するための方法、装置、および、コンピュータプログラムプロダクトが開示されている。このような実施形態内では、基地局は、複数の搬送波を通してワイヤレス端末と通信する。基地局によりコンフィギュレーションデータセットが発生され、コンフィギュレーションデータセットは、複数の搬送波中に含まれている搬送波のサブセットを識別する。基地局は、ワイヤレス端末にコンフィギュレーションデータセットを送信し、ワイヤレス端末から受信したCQIデータを処理する。CQIデータは、基準CQI値と、少なくとも1つの差分CQI値とを含む。基準CQI値は、搬送波のサブセットに対する基準搬送波に対応しているのに対し、少なくとも1つの差分CQI値は、基準CQI値から導出する。
さらなる態様では、基地局からのマルチ搬送波CQIフィードバックを促進する別の装置が開示されている。このような実施形態内では、装置は、複数の搬送波を通してワイヤレス端末と通信する手段と、複数の搬送波中に含まれている搬送波のサブセットを識別するためのコンフィギュレーションデータセットを発生させる手段とを具備している。ワイヤレス端末から受信したCQIデータを処理する手段とともに、ワイヤレス端末にコンフィギュレーションデータセットを送信する手段も提供されている。受信したCQIデータは、基準CQI値と、少なくとも1つの差分CQI値とを含む。基準CQI値は、搬送波のサブセットに対する基準搬送波に対応しているのに対し、少なくとも1つの差分CQI値は、基準CQI値から導出する。
先の目的および関連する目的を達成するために、1つ以上の実施形態は、後に完全に説明する特徴、および、特許請求の範囲中で特に指摘する特徴を含んでいる。以下の説明および添付図面により、1つ以上の実施形態のある例示的な態様を詳細に述べる。これらの態様は、さまざまな実施形態の原理を用いることができるさまざまな方法のうちのいくつかだけを示しているが、説明する実施形態は、このようなすべての態様およびそれらの均等物を含むことを意図している。
図1は、ここで述べるさまざまな態様にしたがった、ワイヤレス通信システムの例である。 図2は、ここで説明するさまざまなシステムおよび方法に関連して用いることができる例示的なワイヤレスネットワーク環境の例である。 図3は、いくつかの態様にしたがった、マルチ搬送波CQIフィードバックを促進するための例示的なシステムを示している。 図4は、主題的な明細書の態様にしたがった、マルチ搬送波CQIフィードバックを促進する例示的なワイヤレス端末のブロックダイヤグラムを示している。 図5は、ワイヤレス端末からのCQIフィードバックの促進を実施する電気コンポーネントの例示的なカップリングの例である。 図6は、主題的な明細書の態様にしたがった、搬送波差分CQI値に対する搬送波差分CQIオフセットレベルの例示的なマッピングである。 図7は、CQI値の関数として選択した基準搬送波により、マルチ搬送波CQIフィードバックを促進するための例示的な方法論を示すフローチャートである。 図8は、いくつかの態様にしたがった、差分サブバンドCQI値を報告するための例示的なスキームを示すダイヤグラムである。 図9は、いくつかの態様にしたがった、ワイドバンドCQI値に関する差分値を報告するための例示的なスキームを示すダイヤグラムである。 図10は、予め定められた基準搬送波により、マルチ搬送波CQIフィードバックを促進するための例示的な方法論を示すフローチャートである。 図11は、主題的な明細書の態様にしたがった、マルチ搬送波CQIフィードバックを促進する例示的な基地局のブロックダイヤグラムを示している。 図12は、基地局からのマルチ搬送波CQIフィードバックの促進を実施する電気コンポーネントの例示的なカップリングの例である。 図13は、主題的な明細書の態様にしたがった、基地局からのマルチ搬送波CQIフィードバックを促進するための例示的な方法論を示すフローチャートである。 図14は、複数のセルを含むさまざまな態様にしたがって実現される例示的な通信システムの例である。 図15は、ここで説明するさまざまな態様にしたがった、例示的な基地局の例である。 図16は、ここで説明するさまざまな態様にしたがって実現される例示的なワイヤレス端末の例である。
詳細な説明
図面を参照して、ここでさまざまな実施形態を説明し、ここで、同一の参照番号は、全体を通して同一のエレメントのことを指すように使用する。以下の説明では、説明の目的のために、1つ以上の実施形態の完全な理解を提供するために、多くの特定の詳細を述べる。しかしながら、これらの特定の詳細なしに、このような実施形態を実施できることは明らかである。他のインスタンスでは、1つ以上の実施形態の説明を促進するために、よく知られている構造およびデバイスをブロックダイヤグラムの形態で示している。
ここで説明する技術を、コード分割多元接続(CDMA)、時分割多元接続(TDMA)、周波数分割多元接続(FDMA)、直交周波数分割多元接続(OFDMA)、単一搬送波周波数分割多元接続(SC−FDMA)、高速パケットアクセス(HSPA)、および、他のシステムのような、さまざまなワイヤレス通信システムに対して使用することができる。用語“システム”および“ネットワーク”は、区別なく使用することが多い。CDMAシステムは、ユニバーサル地上無線アクセス(UTRA)、CDMA2000等のような、無線技術を実現することができる。UTRAは、ワイドバンドCDMA(W−CDMA)と、CDMAの他の変形とを含んでいる。CDMA2000は、IS−2000、IS−95、および、IS−856標準規格をカバーしている。TDMAシステムは、グローバルシステムフォーモバイルコミュニケーション(GSM(登録商標))のような、無線技術を実現することができる。OFDMAシステムは、エボルブドUTRA(E−UTRA)や、ウルトラモバイルブロードバンド(UMB)や、IEEE802.11(WiFi(登録商標))や、IEEE802.16(WiMAX)や、IEEE802.20や、フラッシュOFDM等のような、無線技術を実現することができる。UTRAおよびE−UTRAは、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム(UMTS)の一部である。3GPPロングタームエボリューション(LTE)は、ダウンリンク上ではOFDMAを用い、アップリンク上ではSC−FDMAを用いるE−UTRAを使用するUMTSの来たるべきリリースである。
単一搬送波周波数分割多元接続(SC−FDMA)は、単一搬送波変調と周波数ドメイン等化とを利用する。SC−FDMAは、OFDMAシステムのものと、類似する性能と、事実上同じ全体的な複雑さとを有している。SC−FDMA信号は、その固有の単一搬送波構造のために、より低いピーク対平均電力比(PAPR)を有している。SC−FDMAは、例えば、送信電力効率性の観点から、より低いPAPRがアクセス端末に非常に利益をもたらすアップリンク通信において、使用することができる。したがって、3GPPロングタームエボリューション(LTE)またはエボルブドUTRAにおけるアップリンク多元接続スキームとして、SC−FDMAを実現することができる。
高速パケットアクセス(HSPA)は、高速ダウンリンクパケットアクセス(HSDPA)技術と、高速アップリンクパケットアクセス(HSUPA)または拡張アップリンク(EUL)技術とを含むことができ、HSPA+技術も含むことができる。HSDPAと、HSUPAと、HSPA+は、それぞれ、第三世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)仕様のリリース5と、リリース6と、リリース7の一部である。
高速ダウンリンクパケットアクセス(HSDPA)は、ネットワークからユーザ機器(UE)へのデータ送信を最適化する。ここで使用するように、ネットワークからユーザ機器UEへの送信は、“ダウンリンク”(DL)として呼ぶことがある。送信方法は、数Mビット/秒のデータレートを可能にすることができる。高速ダウンリンクパケットアクセス(HSDPA)は、移動体無線ネットワークの容量を増加させることができる。高速アップリンクパケットアクセス(HSUPA)は、端末からネットワークへのデータ送信を最適化することができる。ここで使用するように、端末からネットワークへの送信は、“アップリンク”(UL)として呼ぶことがある。アップリンクデータ送信方法は、数Mビット/秒のデータレートを可能にすることができる。HSPA+は、3GPP仕様のリリース7中で特定されているように、アップリンクとダウンリンクの双方におけるさらなる改善さえも提供する。高速パケットアクセス(HSPA)方法は、典型的に、例えば、ボイスオーバーIP(VoIP)と、テレビ会議と、モバイルオフィスアプリケーションとのような、大量のデータを送信するデータサービスにおいて、ダウンリンクとアップリンクとの間のより高速の対話を可能にする。
ハイブリッド自動反復要求(HARQ)のような、高速データ送信プロトコルは、アップリンク上とダウンリンク上とで使用することができる。ハイブリッド自動反復要求(HARQ)のような、このようなプロトコルにより、間違って受信したかもしれないパケットの再送信を受信者が自動的に要求することが可能になる。
アクセス端末に関連して、ここで、さまざまな実施形態を説明する。アクセス端末は、システム、加入者ユニット、加入者局、移動局、移動体、遠隔局、遠隔端末、移動体デバイス、ユーザ端末、端末、ワイヤレス通信デバイス、ユーザエージェント、ユーザデバイス、または、ユーザ機器(UE)と呼ぶこともできる。アクセス端末は、セルラ電話機、コードレス電話機、セッション開始プロトコル(SIP)電話機、ワイヤレスローカルループ(WLL)局、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、ワイヤレス接続能力を有するハンドヘルドデバイス、コンピューティングデバイス、または、ワイヤレスモデムに接続されている他の処理デバイスとすることができる。さらに、基地局に関連して、ここで、さまざまな実施形態を説明する。基地局は、アクセス端末と通信するために利用することができ、アクセスポイント、ノードB、エボルブドノードB(eノードB)、または、他の何らかの専門用語として呼ぶこともある。
ここで図1を参照すると、ここで提示するさまざまな実施形態にしたがった、ワイヤレス通信システム100が示されている。システム100は、複数のアンテナグループを含むことができる基地局102を含んでいる。例えば、1つのアンテナグループは、アンテナ104およびアンテナ106を含むことができ、別のグループは、アンテナ108およびアンテナ110を含むことができ、さらに他のグループは、アンテナ112およびアンテナ114を含むことができる。各アンテナグループに対して2つのアンテナが示されている;しかしながら、各アンテナグループに対して、より多いまたはより少ないアンテナを利用することができる。基地局102は、さらに、送信機チェーンと受信機チェーンとを具備し、そのそれぞれは、当業者により正しく認識されるように、さらに、信号の送受信に関係する複数のコンポーネント(例えば、プロセッサ、変調器、マルチプレクサ、復調器、デマルチプレクサ、アンテナ等)を備えることができる。
基地局102は、アクセス端末116およびアクセス端末122のような、1つ以上のアクセス端末と通信することができる;しかしながら、基地局102は、アクセス端末116とアクセス端末122とに類似する、実質的に任意の数のアクセス端末と通信できることを正しく認識すべきである。アクセス端末116とアクセス端末122は、例えば、セルラ電話機や、スマートフォンや、ラップトップや、ハンドヘルド通信デバイスや、ハンドヘルドコンピューティングデバイスや、衛星ラジオや、グローバルポジショニングシステムや、PDAや、および/または、ワイヤレス通信システム100を通して通信する他の何らかの適切なデバイスとすることができる。示されているように、アクセス端末116は、アンテナ112およびアンテナ114と通信し、ここで、アンテナ112およびアンテナ114は、フォワードリンク118を通してアクセス端末116に情報を送信し、リバースリンク120を通してアクセス端末116から情報を受信する。さらに、アクセス端末122は、アンテナ104およびアンテナ106と通信し、ここで、アンテナ104およびアンテナ106は、フォワードリンク124を通してアクセス端末122に情報を送信し、リバースリンク126を通してアクセス端末122から情報を受信する。周波数分割デュプレックス(FDD)システムにおいて、例えば、フォワードリンク118は、リバースリンク120により使用されるものとは異なる周波数バンドを利用することができ、フォワードリンク124は、リバースリンク126により用いられるものとは異なる周波数バンドを用いることができる。さらに、時分割デュプレックス(TDD)システムにおいて、フォワードリンク118およびリバースリンク120は、共通の周波数バンドを利用することができ、フォワードリンク124およびリバースリンク126は、共通の周波数バンドを利用することができる。
各アンテナのグループをおよび/または各アンテナのグループが通信するように指定されているエリアを、基地局102のセクタとして呼ぶことがある。例えば、アンテナグループは、基地局102によりカバーされているエリアのセクタ中で、アクセス端末に通信するように設計することができる。フォワードリンク118およびフォワードリンク124を通しての通信では、基地局102の送信アンテナは、アクセス端末116とアクセス端末122とに対するフォワードリンク118およびフォワードリンク124の信号対ノイズ比を改善するために、ビームフォーミングを利用することができる。また、基地局102がビームフォーミングを利用して、関係するカバレッジ中にランダムに散らばっているアクセス端末116およびアクセス端末122に送信している間、隣接するセル中のアクセス端末は、単一のアンテナを通してそのすべてのアクセス端末に送信する基地局と比較して、より少ない干渉を受ける。
図2は、例示的なワイヤレス通信システム200を示している。ワイヤレス通信システム200は、簡潔さのために、1つの基地局210と1つのアクセス端末250とを示している。しかしながら、システム200は、1つより多い基地局および/または1つより多いアクセス端末を含むことができ、ここで、付加的な基地局および/または付加的なアクセス端末は、下記で説明する例示的な基地局210およびアクセス端末250と、実質的に、類似していることがあり、あるいは、異なっていることがあることを正しく認識すべきである。加えて、基地局210および/またはアクセス端末250は、それらの間でのワイヤレス通信を促進するために、ここで説明するシステムならびに/あるいは方法を用いることができることを正しく認識すべきである。
基地局210において、多数のデータストリームに対するトラフィックデータが、データソース212から送信(TX)データプロセッサ214に提供される。例にしたがうと、各データストリームは、それぞれのアンテナを通して送信することができる。TXデータプロセッサ214は、そのデータストリームに対して選択された特定のコーディングスキームに基づいて、トラフィックデータストリームをフォーマットし、コード化し、および、インターリーブし、コード化されたデータを提供する。
各データストリームに対するコード化されたデータは、直交周波数分割多重化(OFDM)技術を使用して、パイロットデータと多重化することができる。付加的にあるいは代替的に、パイロットシンボルは、周波数分割多重化(FDM)でき、時分割多重化(TDM)でき、または、コード分割多重化(CDM)できる。パイロットデータは、典型的に、既知の方法で処理される既知のデータパターンであり、チャネル応答を推定するために、アクセス端末250において使用することができる。各データストリームに対する多重化されたパイロットおよびコード化データは、そのデータストリームに対して選択された特定の変調スキーム(例えば、二位相偏移変調(BPSK)、四位相偏移変調(QPSK)、M位相偏移変調(M−PSK)、または、M直角位相振幅変調(M−QAM)等)に基づいて、変調(例えば、シンボルマッピング)し、変調シンボルを提供することができる。各データストリームに対する、データレート、コーディング、および、変調は、プロセッサ230により実行または提供される命令により決定することができる。
データストリームに対する変調シンボルは、TX MIMOプロセッサ220に提供することができ、TX MIMOプロセッサ220は、(例えば、OFDMのために)変調シンボルをさらに処理することができる。TX MIMOプロセッサ220は、その後、NT個の変調シンボルストリームをNT台の送信機(TMTR)222aないし222tに提供する。さまざまな実施形態では、TX MIMOプロセッサ220は、データストリームのシンボルと、そこからシンボルが送信されるアンテナとに対して、ビームフォーミングの重みを適用する。
各送信機222は、それぞれのシンボルストリームを受け取って処理し、1つ以上のアナログ信号を提供し、さらに、アナログ信号を調整して(例えば、増幅して、フィルタリングして、および、アップコンバートして)、MIMOチャネルを通しての送信に適した変調された信号を提供する。さらに、送信機222aないし222tからのNT個の変調信号は、NT本のアンテナ224aないし224tから、それぞれ送信される。
アクセス端末250において、NR本のアンテナ252aないし252rにより、送信変調信号を受信し、各アンテナ252から受信した信号は、それぞれの受信機(RCVR)254aないし254rに提供される。各受信機254は、それぞれの信号を調整し(例えば、フィルタリングし、増幅し、および、ダウンコンバートし)、調整した信号をデジタル化して、サンプルを提供し、さらに、サンプルを処理して、対応する“受信した”シンボルストリームを提供する。
RXデータプロセッサ260は、特定の受信機処理技術に基づいて、NR台の受信機254からNR個の受信したシンボルストリームを受け取って処理し、NT個の“検出した”シンボルストリームを提供することができる。RXデータプロセッサ260は、各検出したシンボルストリームを復調し、デインターリーブし、および、デコードし、データストリームに対するトラフィックデータを復元することができる。RXデータプロセッサ260による処理は、基地局210における、TX MIMOプロセッサ220とTXデータプロセッサ214とにより実行される処理と相補的である。
上記で論じたように、プロセッサ270は、どの利用可能な技術を利用するかを周期的に決定することができる。さらに、プロセッサ270は、行列インデックス部分とランク値部分とを含むリバースリンクメッセージを構築することができる。
リバースリンクメッセージは、通信リンクにおよび/または受信したデータストリームに関する、さまざまなタイプの情報を含むことができる。リバースリンクメッセージは、データソース236から多数のデータストリームに対するトラフィックデータも受信するTXデータプロセッサ238により処理し、変調器280により変調し、送信機254aないし254rにより調整し、基地局210に返信することができる。
基地局210において、アクセス端末250からの変調信号は、アクセス端末250により送信されたリバースリンクメッセージを抽出するために、アンテナ224により受信され、受信機222により調整され、復調器240により復調され、RXデータプロセッサ242により処理される。さらに、プロセッサ230は、抽出したメッセージを処理し、ビームフォーミングの重みを決定するために、どのプリコーディング行列を使用するかを決定することができる。
プロセッサ230およびプロセッサ270は、それぞれ、基地局210における動作とアクセス端末250における動作とを指示する(例えば、制御する、調整する、管理する等)ことができる。それぞれのプロセッサ230およびプロセッサ270は、プログラムコードおよびデータを記憶するメモリ232およびメモリ272に関係付けることができる。プロセッサ230およびプロセッサ270は、アップリンクおよびダウンリンクに対する周波数応答推定とインパルス応答推定とをそれぞれ導出するための計算を実行することもできる。
次に図3を参照すると、いくつかの態様にしたがった、マルチ搬送波CQIフィードバックを促進するための例示的なシステムが提供されている。示されているように、システム300は、ワイヤレス端末320とのN個の搬送波のマルチ搬送波通信に携わっている基地局310を含んでいる。ある態様では、ワイヤレス端末320は、共通する基準CQI値に基づく差分CQI値の形態で、基地局310にCQIフィードバックを提供する。さらに、システム300は、搬送波のサブセットのそれぞれに対する実際のCQI値を送るのではなく、単一の基準CQI値に基づく差分CQI値を送信することにより、バンド幅を著しく節約する。したがって、差分CQIフィードバックスキームを利用することにより、複数のダウンリンク搬送波に対するCQIデータを、単一の報告インスタンスにおいて、基地局310に提供することができる。例えば、複数の報告インスタンスを通してフィードバックを報告してもよく、ここで、少なくとも2つの異なる搬送波におよび/または少なくとも2つの異なるサブバンドに対応するフィードバック情報を、単一の報告インスタンスにおいて同時に報告することができる。さらに、(実際のまたは差分の)CQIデータに加えて、ワイヤレス端末320により提供されるフィードバックがまた、ランクインジケータ(RI)および/またはプリコーディング行列インジケータ(PMI)を含んでいてもよいことに留意すべきである。
図3において示されているように、基地局310は、ワイヤレス端末320にコンフィギュレーションデータを提供することにより、このような差分CQIフィードバックを促進する。コンフィギュレーションデータは、基地局310にCQIフィードバックを報告するための所望のスキームを実現するための命令を提供する。例えば、コンフィギュレーションデータは、M個の搬送波(ここでは、N≧M)の特定のサブセットを監視するようにと、特定の搬送波を基準搬送波(例えば、最も高いCQI値を持つ搬送波)として識別するように、ワイヤレス端末に指示する命令を含んでいてもよい。
次に図4を参照すると、ワイヤレス通信環境中でマルチ搬送波CQIフィードバックを促進する例示的なワイヤレス端末のブロックダイヤグラムが提供されている。示されているように、ワイヤレス端末400は、プロセッサコンポーネント410と、メモリコンポーネント420と、受信コンポーネント430と、監視コンポーネント440と、基準識別コンポーネント450と、CQI処理コンポーネント460と、送信コンポーネント470とを備えていてもよい。
1つの態様では、プロセッサコンポーネント410は、複数の機能のうちの任意のものを実行することに関連するコンピュータ読取可能な命令を実行するように構成されている。プロセッサコンポーネント410は、ワイヤレス端末400から通信されることになる情報を解析することに、ならびに/あるいは、メモリコンポーネント420、受信コンポーネント430、監視コンポーネント440、基準識別コンポーネント450、CQI処理コンポーネント460、および/または、送信コンポーネント470により利用することができる情報を発生させることに専用の、単一のプロセッサまたは複数のプロセッサとすることができる。付加的にまたは代替的に、プロセッサコンポーネント410は、ワイヤレス端末400の1つ以上のコンポーネントを制御するように構成されていてもよい。
別の態様では、メモリコンポーネント420は、プロセッサ410に結合されており、プロセッサコンポーネント410により実行されるコンピュータ読取可能な命令を記憶するように構成されている。メモリコンポーネント420はまた、受信コンポーネント430を通して受信したコンフィギュレーションデータを含む、複数の他のタイプのデータのうちの任意のものとともに、受信コンポーネント430、監視コンポーネント440、基準識別コンポーネント450、CQI処理コンポーネント460、および/または、送信コンポーネント470のうちの任意のものにより発生されたデータを記憶するように構成されていてもよい。ランダムアクセスメモリや、バッテリーバックアップ式メモリや、ハードディスクや、磁気テープ等のようなものを含む、多数の異なるコンフィギュレーションで、メモリコンポーネント420を構成することができる。メモリコンポーネント420において、圧縮および自動バックアップ(例えば、独立したドライブコンフィギュレーションの冗長アレイの使用)のような、さまざまな特徴もまた実現することができる。
さらに別の態様では、受信コンポーネント430と送信コンポーネント470もまた、プロセッサコンポーネント410に結合されており、ワイヤレス端末400を外部エンティティとインターフェースするように構成されている。例えば、受信コンポーネント430は、複数の搬送波のうちの任意のものを通して基地局から信号を受信するように構成されていてもよいのに対し(例えば、信号は、基地局から受信したコンフィギュレーションデータを含んでいてもよい)、送信コンポーネント470は、基準CQI値と差分CQI値のそれぞれを基地局に報告するように構成されていてもよい(例えば、送信コンポーネントは、コンフィギュレーションデータ中に含まれている所望の報告シーケンスの関数として、基準CQI値を送信することと、差分CQI値をサイクルさせることとを促進してもよい)。
いくつかの態様では、ワイヤレス端末400はまた、監視コンポーネント440を備えていてもよく、監視コンポーネント440は、基地局から受信した信号を監視するように
構成されていてもよい。ある実施形態では、監視コンポーネント440は、信号により利用される搬送波の特定のサブセットを監視するように構成されていてもよく、ここで、基地局から受信したコンフィギュレーションデータの関数として、搬送波のサブセットを識別する。このような実施形態内では、搬送波のサブセットが、基準搬送波と、少なくとも1つの非基準搬送波とを含んでいてもよいことを正しく認識すべきである。
示されているように、ワイヤレス端末400はさらに、基準識別コンポーネント450を備えていてもよく、基準識別コンポーネント450は、先述した搬送波のサブセット内の基準搬送波を識別するように構成されていてもよい。ここで、ワイヤレス端末400中に予めプログラムされているアルゴリズムを、および/または、基地局から受信したコンフィギュレーションデータ中に含まれているアルゴリズムを含む複数の方法のうちの任意のものにしたがって、このような基準搬送波を識別してもよいことを正しく認識すべきである。例えば、基準識別コンポーネント450は、搬送波のサブセットのそれぞれに対するCQI値を把握するように構成されていてもよく、ここで、搬送波のサブセットのそれぞれに対するCQI値の比較の関数として、基準搬送波を識別する(例えば、搬送波のサブセット間で最も高いCQI値を持つ搬送波として、基準搬送波を識別することによる)。他の態様では、基準識別コンポーネント450は、コンフィギュレーションデータにより識別した特定の搬送波および/または搬送波の循環にしたがって、基準搬送波を識別するように構成されていてもよい。
別の態様では、ワイヤレス端末400は、さらに、CQI処理コンポーネント460を備えていてもよく、CQI処理コンポーネント460は、基準CQI値と、少なくとも1つの差分CQI値とを把握するように構成されていてもよい。このような実施形態内では、基準CQI値は、基準搬送波に対応しているのに対し、差分CQI値のそれぞれは、基準搬送波CQI値から導出する。CQI処理コンポーネント460はまた、ワイドバンド/サブバンドのCQI値を把握するための複数の関数のうちの任意のものを実行するように構成されていてもよい。例えば、CQI処理コンポーネント460は、各構成された搬送波に対するバンド幅部分を規定することにより、サブバンドCQI値を把握するように構成されていてもよい。
いくつかの実施形態に対しては、コンフィギュレーションデータは、所望のCQI粒度を識別するデータを含み、ここで、CQI処理コンポーネント460は、所望のCQI粒度の関数として、基準CQI値と差分CQI値とを把握するように構成されていることにさらに留意すべきである。コンフィギュレーションデータはまた、基準CQI値および/または差分CQI値に対する所望のビット長を識別するデータを含んでいてもよく、ここで、CQI処理コンポーネント460は、所望のビット長の関数として、基準CQI値および/または差分CQI値を把握するように構成されている。
図5を見ると、示されているのは、ワイヤレス通信環境中でマルチ搬送波CQIフィードバックを促進するシステム500である。システム500は、例えば、ワイヤレス端末内に存在することができる。示されているように、システム500は、プロセッサにより、ソフトウェアにより、または、それらの組み合わせ(例えば、ファームウェア)により実現される機能を表すことができる機能ブロックを含んでいる。システム500は、ともに動作することができる電気コンポーネントの論理グルーピング502を含んでいる。示されているように、論理グルーピング502は、複数の搬送波を通して、基地局と通信する電気コンポーネント510を含むことができる。論理グルーピング502はまた、複数の搬送波中に含まれている搬送波のサブセットを識別するコンフィギュレーションデータを、基地局から受信する電気コンポーネント512とともに、搬送波のサブセット内の基準搬送波を識別する電気コンポーネント514を備えることができる。さらに、論理グルーピング502は、基準搬送波に対応する基準CQI値と、基準CQI値から導出した少なくとも1つの差分CQI値とを報告する電気コンポーネント516を備えることができる。付加的に、システム500は、電気コンポーネント510、電気コンポーネント512、電気コンポーネント514、電気コンポーネント516、および、電気コンポーネント518に関係する機能を実行するための命令を保持するメモリ520を含むことができる。メモリ520の外部にあるものとして示されているが、電気コンポーネント510、電気コンポーネント512、電気コンポーネント514、電気コンポーネント516、および、電気コンポーネント518が、メモリ520内に存在することができることを理解すべきである。
特定の実施形態では、ワイヤレス端末は、最も高いCQI値を有する基準搬送波と比較した、CQI差分フィードバックを提供し、最も高いCQI値は最高のスペクトル効率性に対する最良の精度を提供する。このような実施形態内では、ワイヤレス端末は、“最良の”搬送波のCQI値と、最良の搬送波のインデックスとを報告する。ある態様では、最良の搬送波インデックスの後に続く、予め定められた“ラップアラウンド”順序で、非基準搬送波に対するCQI値を報告する。ここで、このようなラップアラウンド順序は、ワイヤレス端末に提供されるコンフィギュレーションデータ中に含まれていてもよい。例えば、最良の搬送波インデックスが3であり、5個の構成された搬送波がある場合には、報告する順序は、搬送波3、搬送波4、搬送波5、搬送波1、そして、搬送波2である。
モードに依存して、コードワード当たりの空間多重化により、最良の搬送波報告を提供できることに留意すべきである。例えば、第1のコードワードは、4ビットであってもよく、最良の搬送波の実際のCQI値に対応していてもよいのに対し、各後続するコードワードは、3ビットであってもよく、最良の搬送波のCQI値と比較した差分CQI値に対応していてもよい。ここで、ワイヤレス端末が、実際に、コードワード当たりのCQI値を報告する場合に、すべての搬送波にわたる単一のプリコーディング行列を有するスキームが、報告されることになる単一のプリコーディング行列インジケータを必要とするのに対し、各搬送波に対して単一のプリコーディング行列を有するスキームは、報告されることになる搬送波当たりのプリコーディング行列インジケータを必要とするだろうことにさらに留意すべきである。
いくつかの実施形態に対しては、搬送波差分CQIオフセットレベルを搬送波差分CQI値にマッピングすることにより、マルチ搬送波フィードバックを促進する。例えば、このようなオフセットレベルは、最良の搬送波のインデックスと、残りの搬送波のそれぞれのインデックスとの間の差異に対応していてもよい。図6では、搬送波差分CQI値に対する搬送波差分CQIオフセットレベルの例示的なマッピングが提供されている。この特定の実施形態に対して、所望の粒度に依存して、2ビットまたは3ビットのいずれかにより、搬送波差分CQI値を報告してもよいことを正しく認識すべきである。
次に図7を参照すると、CQI値の関数として選択された基準搬送波により、マルチ搬送波CQIフィードバックを促進するための例示的な方法論を示すフローチャートが提供されている。示されているように、プロセス700は、ワイヤレス端末により実行されることがある一連のステップを含んでいる。例えば、プロセッサを用いて、コンピュータ読取可能記憶媒体上に記憶されている、一連のステップを実現するためのコンピュータ実行可能な命令を実行することにより、プロセス700を実現してもよい。別の実施形態では、プロセス700のステップを実現するためのコードを含むコンピュータ読取可能記憶媒体が企図されている。
ある態様では、ステップ710において、基地局とのマルチ搬送波通信を確立することにより、プロセス700が開始する。次に、ステップ720において、基地局から受信したコンフィギュレーションデータで、ワイヤレス端末を構成する。ここで、このようなコンフィギュレーションデータは、複数の方法のうちの任意のものでマルチ搬送波CQIフィードバックを促進するようにワイヤレス端末に指示する命令を含んでいてもよいことを正しく認識すべきである。例えば、ステップ730において、ワイヤレス端末が、受信したコンフィギュレーションデータにより特定されている搬送波の特定のサブセットを監視することにより、プロセス700が進んでもよい。その後、ステップ740において、ワイヤレス端末は、ステップ730において監視している搬送波のサブセットのそれぞれに対するCQI値を把握することができる。
搬送波のサブセットのそれぞれに対するCQI値を把握すると、複数の方法のうちの任意のものを使用して、把握したCQI値に基づいて、適切な基準搬送波を選択してもよいことを正しく認識すべきである。この特定の実施形態に対して、ステップ750における、最も高いCQI値を持つ搬送波の識別により、プロセス700が進む。次に、ステップ760において、最も高いCQI値を有するものとして識別した搬送波であるように、基準搬送波を割り当てる。その後、ステップ770において、監視している搬送波のサブセット中の残りの搬送波のそれぞれに対して、基準搬送波と比較した差分CQI値を計算する。
いったん、差分CQI値を計算すると、その後、ステップ780において、CQIデータを基地局に報告し、その後に、コンフィギュレーションデータ中で識別した搬送波のサブセットを監視し続けるステップ730にプロセス700がループバックすることが続く。いくつかの実施形態に対して、コンフィギュレーションデータにより提供される命令にしたがって、CQIデータを報告することに留意すべきである。例えば、コンフィギュレーションデータは、所望の報告シーケンスを識別するデータを含んでいてもよく、ここで、ワイヤレス端末は、基準CQI値と、差分CQI値とを、所望の報告シーケンスの関数として報告する。別の実施形態では、コンフィギュレーションデータは、所望のCQI粒度を識別するデータ(例えば、基準CQI値および/または差分CQI値に対する所望のビット長を識別するデータ)を含み、ここで、ワイヤレス端末は、基準CQI値と、差分CQI値とを、所望のCQI粒度の関数として報告する。
ある態様では、最良の搬送波のCQI値と、残りの構成された搬送波の差分CQI値とのいずれも、搬送波当たりの特定のワイドバンドCQI、または、搬送波当たりのサブバンドCQIに対応する。サブバンドCQI値に対しては、搬送波バンド幅に依存して、複数のバンド幅部分を各搬送波に対して規定し、複数のバンド幅部分はそれぞれ、複数のサブバンドCQI値に対応する。例えば、ある態様では、複数の非基準搬送波のそれぞれは、基準CQI値(例えば、搬送波のサブセット間で最も高いワイドバンドCQI値)と比較した対応する差分CQI値を有し、ここで、各ダウンリンク搬送波に対するバンド幅部分の数の間で最大のものは、コンフィギュレーションパラメータとして採用可能である。このような実施形態内では、ワイヤレス端末は、異なる報告インスタンスにおいて、各バンド幅部分をサイクルさせ、ここで、報告インスタンスごとに、各構成された搬送波に対する1つのバンド幅部分を報告する。図8では、各サブバンドCQI値を報告するための例示的なスキームを示すダイヤグラムが提供されている。
いくつかの実施形態に対して、最良の搬送波CQI値に関する差分CQI値を報告するのではなく、ワイドバンドCQI値に関する差分CQI値を報告する。ここで、搬送波にわたって合同でMCS選択を実行するのではなく、搬送波ごとにMCS選択を実行する場合に、すべての構成された搬送波にわたるワイドバンドCQI値は冗長であることに留意すべきである。搬送波当たりのワイドバンドCQI報告を規定することもでき、対応する搬送波ワイドバンドCQI報告に関する差分CQI報告を提供することができる。ワイドバンドCQI値に関する差分値を報告するときに、特定の搬送波に対応する1つの差分CQI値が、各報告間隔中で報告される。このような実施形態内では、完全なCQI報告が周期的に送られ、それらの間には、(ワイドバンドまたはサブバンドの)搬送波当たりの差分CQI値が報告される。例えば、第1の報告インスタンスにおいて、第1の基準搬送波に対応する第1のワイドバンドCQI値を報告してもよく、その後に、第2の報告インスタンスにおいて、第2の基準搬送波に対応する第2のワイドバンドCQI値の報告が続いてもよく、ここで、一連の差分CQI値を、その間に報告してもよい。図9では、ワイドバンドCQI値に関する差分値を報告するための例示的なスキームを示すダイヤグラムが提供されている。
次に図10を参照すると、予め定められた基準搬送波によりマルチ搬送波CQIフィードバックを促進するための例示的な方法論を示すフローチャートが提供されている。示されているように、プロセス1000は、ワイヤレス端末により実行されることがある一連のステップを含んでいる。例えば、プロセッサを用いて、コンピュータ読取可能記憶媒体上に記憶されている、一連のステップを実現するためのコンピュータ実行可能な命令を実行することにより、プロセス1000を実現してもよい。別の実施形態では、プロセス1000のステップを実現するためのコードを含むコンピュータ読取可能記憶媒体が企図されている。
ある態様では、ステップ1010において、基地局とのマルチ搬送波通信を確立することにより、プロセス1000が開始する。次に、ステップ1020において、基地局から受信したコンフィギュレーションデータで、ワイヤレス端末を構成する。この特定の実施形態に対して、コンフィギュレーションデータは、ステップ1030において予め定められた基準搬送波を選択するための命令を含んでいる。例えば、コンフィギュレーションデータは、特定の基準搬送波と比較した差分CQI値を計算するようにワイヤレス端末に命令してもよく、ここでは、各報告間隔に対して同じ基準搬送波を使用する。別の実施形態では、コンフィギュレーションデータは、基準搬送波の循環を識別し、ここでは、各報告間隔に対する基準搬送波は、循環にしたがって変化する。最も高いCQI値を持つ搬送波として、基準搬送波を識別することもでき、ここで、基準搬送波の識別は、各報告間隔において基地局に報告される。
ステップ1040において、ワイヤレス端末が、受信したコンフィギュレーションデータにより特定されている搬送波の特定のサブセットを監視することにより、プロセス1000が進む。その後、ステップ1050において、ワイヤレス端末は、ステップ1040において監視している搬送波のサブセットのそれぞれに対するCQI値を把握してもよい。その後、ステップ1060において、監視している搬送波のサブセット中の非基準搬送波のそれぞれに対して、基準搬送波と比較した差分CQI値を計算する。
いったん、差分CQI値を計算すると、その後、ステップ1070において、基地局にCQIフィードバックを提供してもよい。プロセス700に関して以前に述べたように、コンフィギュレーションデータによって提供される命令にしたがって、CQIデータを報告してもよい。例えば、コンフィギュレーションデータは、所望の報告シーケンスを識別するデータを含んでいてもよく、ここで、ワイヤレス端末は、基準CQI値と、差分CQI値とを、所望の報告シーケンスの関数として報告する。別の実施形態では、コンフィギュレーションデータは、所望のCQI粒度を識別するデータ(例えば、基準CQI値および/または差分CQI値に対する所望のビット長を識別するデータ)を含んでおり、ここで、ワイヤレス端末は、基準CQI値と、差分CQI値とを、所望のCQI粒度の関数として報告する。さらに別の実施形態では、コンフィギュレーションデータは、基準搬送波を循環させるための命令を含み、ここで、第1の組の報告インスタンスを報告するための第1の基準CQI値を把握するように、ワイヤレス端末に最初に命令してもよい。
各報告間隔の後で、プロセス1000は、ステップ1080へと続き、ステップ1080では、基準搬送波を循環させるか否かの決定がなされる。基準搬送波を循環させるように決定がなされた場合に、プロセス1000は、ステップ1030にループバックし、ステップ1030では、新しい基準搬送波が割り当てられる。そうではなく、循環が望まれていない場合には、現在の基準搬送波が保持され、プロセスは、ステップ1040における搬送波の監視にループバックする。基地局から受信した特定のコンフィギュレーションデータに依存して、ステップ1080において実行される決定が変化することがあることに留意すべきである。例えば、各報告間隔に対して同じ基準搬送波を利用するようにワイヤレス端末が構成されている場合に、循環は起こらないかもしれない。他の実施形態では、循環スキームを実現する場合でさえ(例えば、このような循環が、有限数の報告間隔の後に起こることを、および/または、このような循環が、把握したCQI値に部分的に基づいていることを、スキームが求めている場合には)、特定のトリガの未発生により、循環が起こらないことがある。
次に図11を参照すると、ワイヤレス通信環境においてマルチ搬送波CQIフィードバックを促進する例示的な基地局のブロックダイヤグラムが提供されている。示されているように、基地局1100は、プロセッサコンポーネント1110と、メモリコンポーネント1120と、通信コンポーネント1130と、発生コンポーネント1140と、CQI処理コンポーネント1150とを備えていてもよい。
1つの態様では、プロセッサコンポーネント1110は、複数の機能のうちの任意のものを実行することに関連するコンピュータ読取可能な命令を実行するように構成されている。プロセッサコンポーネント1110は、基地局1100から通信されることになる情報を解析することに、ならびに/あるいは、メモリコンポーネント1120や、通信コンポーネント1130や、発生コンポーネント1140や、および/または、CQI処理コンポーネント1150により利用することができる情報を発生させることに専用の、単一のプロセッサまたは複数のプロセッサとすることができる。付加的にまたは代替的に、プロセッサコンポーネント1110は、基地局1100の1つ以上のコンポーネントを制御するように構成されていてもよい。
別の態様では、メモリコンポーネント1120は、プロセッサコンポーネント1110に結合されており、プロセッサコンポーネント1110により実行されるコンピュータ読取可能な命令を記憶するように構成されている。メモリコンポーネント1120はまた、通信コンポーネント1130、発生コンポーネント1140、および/または、CQI処理コンポーネント1150のうちの任意のものにより発生されたデータを含む複数の他のタイプのデータのうちの任意のものを記憶するように構成されていてもよい。ランダムアクセスメモリや、バッテリーバックアップ式メモリや、ハードディスクや、磁気テープ等のようなものを含む、多数の異なるコンフィギュレーションで、メモリコンポーネント1120を構成することができる。メモリコンポーネント1120において、圧縮および自動バックアップ(例えば、独立したドライブコンフィギュレーションの冗長アレイの使用)のような、さまざまな特徴もまた実現することができる。
さらに別の態様では、通信コンポーネント1130もまた、プロセッサコンポーネント1110に結合されており、基地局1100を外部エンティティとインターフェースするように構成されている。例えば、通信コンポーネント1130は、複数の搬送波を通してのワイヤレス端末との通信を促進するように構成されていてもよい。ある実施形態では、通信は、ワイヤレス端末にコンフィギュレーションデータを送信することと、ワイヤレス端末からCQIデータを受信することとを含んでいる。
示されているように、基地局1100は、さらに、発生コンポーネント1140を備えていてもよく、発生コンポーネント1140は、コンフィギュレーションデータを発生させるように構成されていてもよい。ここで、発生コンポーネント1140は、ワイヤレス端末に対する複数の命令のうちの任意のものを含むようにコンフィギュレーションデータを発生させることができることを正しく認識すべきである。例えば、ワイヤレス端末が監視するための搬送波のサブセットを識別するための命令とともに、搬送波のサブセット間で基準搬送波を識別するための命令を提供してもよい。1つの態様では、コンフィギュレーションデータは、搬送波のサブセットのそれぞれに対するCQI値を把握するようにと、搬送波のサブセットのそれぞれに対するCQI値の比較の関数として、基準搬送波を識別するように、ワイヤレス端末に指示する(例えば、最も高いCQI値を持つ搬送波を、基準搬送波として識別するようにワイヤレス端末に指示する)ための命令を含んでいる。しかしながら、他の態様では、コンフィギュレーションデータは、単に、特定の搬送波を基準搬送波として識別するように、および/または、コンフィギュレーションデータにより識別した基準搬送波の循環にしたがって基準搬送波を識別するように、ワイヤレス端末に指示してもよい。
いくつかの実施形態に対して、発生コンポーネント1140はまた、ワイヤレス端末からのCQIデータを報告するための命令を、コンフィギュレーションデータに埋め込んでもよい。例えば、コンフィギュレーションデータにより識別した所望の報告シーケンスの関数として、CQI値(例えば、基準CQI値および差分CQI値)を報告するようにワイヤレス端末に指示する命令を、コンフィギュレーションデータに埋め込んでもよい。1つの実施形態では、コンフィギュレーションデータにより識別した所望のCQI粒度の関数として、CQI値(例えば、基準CQI値および差分CQI値)を報告するようにワイヤレス端末に指示する命令を含むように、コンフィギュレーションデータを発生させてもよい。このような所望のCQI粒度を促進するために、コンフィギュレーションデータにより識別した所望のビット長(例えば、基準CQI値におよび/または差分CQI値のうちの任意のものに対する所望のビット長)の関数として、CQI値(例えば、基準CQI値および/または差分CQI値)を報告するようにワイヤレス端末に指示する命令を含むように、コンフィギュレーションデータを発生させてもよい。
別の態様では、基地局1100は、さらに、CQI処理コンポーネント1150を備えていてもよい。ここでは、複数の方法のうちの任意のもので、ワイヤレス端末から受信したCQIデータを処理するように、CQI処理コンポーネント1150を構成してもよいことを正しく認識すべきである。例えば、基地局1100は、いくつかのワイヤレス端末のうちの任意のものからCQIデータを受信することができるので、CQI処理コンポーネント1150は、さまざまなワイヤレス端末間を区別する識別スキームにしたがって、CQIデータを処理するように構成されていてもよい。実際には、基地局1100は、(例えば、異なる組のサブ搬送波を監視するようにワイヤレス端末に命令するコンフィギュレーションデータを提供することにより、)さまざまなワイヤレス端末を異なって構成してもよいので、CQI処理コンポーネント1150は、そのワイヤレス端末に対応する一意的なコンフィギュレーションデータにしたがって特定のワイヤレス端末から受信したCQIデータを処理するように構成されていてもよい。
次に図12を参照すると、示されているのは、ワイヤレス通信環境においてマルチ搬送波CQIフィードバックを促進するシステム1200である。システム1200は、例えば、基地局内に存在することができ、ここで、システム1200は、プロセッサにより、ソフトウェアにより、または、それらの組み合わせ(例えば、ファームウェア)により実現される機能を表すことができる機能ブロックを含んでいる。さらに、システム1200は、システム500中の論理グルーピング502に類似する、ともに動作することができる電気コンポーネントの論理グルーピング1202を含んでいる。示されているように、論理グルーピング1202は、複数の搬送波を通して、ワイヤレス端末と通信する電気コンポーネント1210を備えることができる。論理グルーピング1202はまた、複数の搬送波中に含まれている搬送波のサブセットを識別するコンフィギュレーションデータを発生させる電気コンポーネント1212とともに、ワイヤレス端末にコンフィギュレーションデータを送信する電気コンポーネント1214を備えることができる。さらに、論理グルーピング1202は、基準搬送波に対応する基準CQI値と、基準CQI値から導出した差分CQI値とを含む、ワイヤレス端末から受信したCQIデータを処理する電気コンポーネント1216を備えることができる。付加的に、システム1200は、電気コンポーネント1210、電気コンポーネント1212、電気コンポーネント1214、および、電気コンポーネント1216に関係する機能を実行するための命令を保持するメモリ1220を含むことができる。メモリ1220の外部にあるものとして示されているが、電気コンポーネント1210、電気コンポーネント1212、電気コンポーネント1214、および、電気コンポーネント1216が、メモリ1220内に存在することができることを理解すべきである。
次に図13を参照すると、基地局からのマルチ搬送波CQIフィードバックを促進するための例示的な方法論を示すフローチャートが提供されている。示されているように、プロセス1300は、基地局により実行されることがある一連のステップを含んでいる。例えば、プロセッサを用いて、コンピュータ読取可能記憶媒体上に記憶されている、一連のステップを実現するためのコンピュータ実行可能な命令を実行することにより、プロセス1300を実現してもよい。別の実施形態では、プロセス1300のステップを実現するためのコードを含むコンピュータ読取可能記憶媒体が企図されている。
ある態様では、ステップ1310において、ワイヤレス端末とのマルチ搬送波通信を確立することにより、プロセス1300が開始する。次に、ステップ1320において、基地局は、ワイヤレス端末に監視させるように指示する搬送波の特定のサブセットを把握する。プロセス1300は、その後、ステップ1330へと続き、ステップ1330では、基地局が、搬送波のサブセットを監視するための所望のスキームを把握する。基地局は、その後、ステップ1340において、コンフィギュレーションデータを発生させ、これは、所望の監視スキームをエンコードし、搬送波のサブセットを識別する。いったん発生させると、ステップ1350において、後続して、ワイヤレス端末にコンフィギュレーションデータを送信する。
さまざまな実施形態では、ステップ1340において発生されたコンフィギュレーションデータは、複数の方法のうちの任意のもので、搬送波の識別したサブセットを監視するための命令を含んでいてもよい。例えば、コンフィギュレーションデータは、各搬送波CQI値の関数として、(例えば、特定のCQI値を比較することにより、最も高いCQI値を持つ搬送波を識別することによる等して、)基準搬送波を選択するための命令や、および/または、(例えば、各報告間隔に対して同じ基準搬送波を使用して、報告サイクルの関数として基準搬送波を循環させる等して、)予め定められた基準搬送波を選択するための命令を含んでいてもよい。コンフィギュレーションデータはまた、所望の報告シーケンスにしたがってCQI値を報告する(例えば、所望の報告シーケンスの関数として、基準CQI値および差分CQI値を報告する)ための命令を、および/または、所望のCQI粒度にしたがってCQI値を報告する(例えば、基準CQI値および/または差分CQI値に対する所望のビット長にしたがって、CQI値を報告する)ための命令を含んでいてもよい。
ステップ1350においてコンフィギュレーションデータを送信した後に、プロセス1300は、ステップ1360において、基地局がワイヤレス端末からCQIデータを受信すること、そして、後続して、ステップ1370において、CQIデータを処理することが続く。ここで、基地局は、ワイヤレス端末を異なって構成してもよいことから、ステップ1370におけるCQIデータの処理がさらに、CQIフィードバックを提供するワイヤレス端末の特定のコンフィギュレーションの識別を必要とするかもしれないことを正しく認識すべきである。
次に図14を参照すると、複数のセル:セルI 1402、セルM 1404を含む、さまざまな態様にしたがって実現される例示的な通信システム1400が提供されている。ここで、隣接するセル1402、1404は、セル境界領域1468により示されているように、わずかにオーバーラップしており、それにより、隣接するセル中の基地局により送信される信号間の信号干渉に対する可能性を生成させることに留意すべきである。システム1400の各セル1402、1404は、3つのセクタを含んでいる。さまざまな態様にしたがうと、複数のセクタに再分割されていない(N=1)セルと、2つのセクタを持つ(N=2)セルと、3つより多いセクタを持つ(N>3)セルもまた、ありえる。セル1402は、第1のセクタ、セクタI 1410と、第2のセクタ、セクタII 1412と、第3のセクタ、セクタIII 1414とを含んでいる。各セクタ1410、1412、および、1414は、2つのセクタ境界領域を有している;それぞれの境界領域は、2つの隣り合うセクタ間で共有されている。
セクタ境界領域は、隣接するセクタ中の基地局により送信された信号間の信号干渉に対する可能性を提供する。線1416は、セクタI 1410とセクタII 1412との間のセクタ境界領域を表し;線1418は、セクタII 1412とセクタIII 1414との間のセクタ境界領域を表し;線1420は、セクタIII 1414とセクタI 1410との間のセクタ境界領域を表す。同様に、セルM 1404は、第1のセクタ、セクタI 1422と、第2のセクタ、セクタII 1424と、第3のセクタ、セクタIII 1426とを含んでいる。線1428は、セクタI 1422とセクタII 1424との間のセクタ境界領域を表し;線1430は、セクタII 1424とセクタIII 1426との間のセクタ境界領域を表し;線1432は、セクタIII 1426とセクタI 1422との間の境界領域を表す。セルI 1402は、基地局(BS)、基地局I 1406と、各セクタ1410中、1412中、1414中の複数のエンドノード(EN)とを含んでいる。セクタI 1410は、それぞれワイヤレスリンク1440、1442を通してBS1406に結合されている、EN(1)1436およびEN(X)1438を含み;セクタII 1412は、それぞれワイヤレスリンク1448、1450を通してBS1406に結合されている、EN(1’)1444およびEN(X’)1446を含み;セクタIII 1414は、それぞれワイヤレスリンク1456、1458を通してBS1406に結合されている、EN(1’’)1452およびEN(X’’)1454を含んでいる。同様に、セルM 1404は、基地局M 1408と、各セクタ1422中、1424中、および、1426中の複数のエンドノード(EN)とを含んでいる。セクタI 1422は、それぞれワイヤレスリンク1440’、1442’を通してBS M1408に結合されている、EN(1)1436’およびEN(X)1438’を含み;セクタII 1424は、それぞれワイヤレスリンク1448’、1450’を通してBS M1408に結合されている、EN(1’)1444’およびEN(X’)1446’を含み;セクタ3 1426は、それぞれワイヤレスリンク1456’、1458’を通してBS1408に結合されている、EN(1’’)1452’およびEN(X’’)1454’を含んでいる。
システム1400はまた、それぞれネットワークリンク1462、1464を通して、BS I 1406とBS M 1408とに結合されているネットワークノード1460を含んでいる。ネットワークノード1460はまた、ネットワークリンク1466を通して、例えば、他の基地局や、AAAサーバノードや、中間ノードや、ルータ等のような他のネットワークノードと、インターネットとに結合されている。ネットワークリンク1462、1464、1466は、例えば、光ファイバケーブルであってもよい。各エンドノード、例えば、EN 1 1436は、送信機とともに受信機を備えるワイヤレス端末であってもよい。ワイヤレス端末、例えば、EN(1)1436は、システム1400を通して移動してもよく、ENが現在位置しているセル中の基地局とのワイヤレスリンクを通して、通信してもよい。ワイヤレス端末(WT)、例えば、EN(1)1436は、例えばBS1406のような基地局をおよび/またはネットワークノード1460を通して、例えば、システム1400中の他のWTあるいは外部システム中1400の他のWTのような、ピアノードと、通信することができる。WT、例えば、EN(1)1436は、セル電話機や、ワイヤレスモデムを持つパーソナルデータアシスタント等のような、移動体通信デバイスであってもよい。それぞれの基地局は、例えば、非ストリップシンボル期間のような、残りのシンボル期間中に、トーンを割り振って、トーンホッピングを決定するために用いられる方法とは異なる方法を、ストリップシンボル期間に対して使用して、トーンサブセット割り振りを実行する。ワイヤレス端末は、トーンサブセット割り振り方法とともに、例えば、基地局スロープID情報やセクタID情報のような、基地局から受信した情報を使用して、特定のストリップシンボル期間において、データおよび情報を受信するために、それらが用いることができるトーンを決定する。それぞれのトーンにわたって、セクタ間干渉およびセル間干渉を拡散させるために、さまざまな態様にしたがって、トーンサブセット割り振りシーケンスが構築される。主にセルラモードの文脈内で、主題的なシステムを説明したが、ここで説明する態様にしたがって、複数のモードが利用可能および使用可能であってもよいことを正しく認識すべきである。
図15は、さまざまな態様にしたがった、例示的な基地局1500を示している。基地局1500は、トーンサブセット割り振りシーケンスを実現し、セルのそれぞれの異なるセクタタイプに対して、異なるトーンサブセット割り振りシーケンスが発生される。基地局1500は、図14のシステム1400の基地局1406、1408のうちのいずれか1つとして使用してもよい。基地局1500は、バス1509によって互いに結合されている、受信機1502と、送信機1504と、例えばCPUのようなプロセッサ1506と、入力/出力インターフェース1508と、メモリ1510とを備えており、バス1509を通して、さまざまなエレメント1502、1504、1506、1508、および、1510が、データおよび情報を相互交換することができる。
受信機1502に結合されているセクタ化アンテナ1503は、基地局のセル内の各セクタによるワイヤレス端末送信から、データおよび他の信号を、例えば、チャネル報告を、受信するために使用される。送信機1504に結合されているセクタ化アンテナ1505は、基地局のセルの各セクタ内のワイヤレス端末1600(図16を参照)に対して、データおよび他の信号を、例えば、制御信号、パイロット信号、ビーコン信号等を送信するために使用される。さまざまな態様において、基地局1500は、複数の受信機1502と複数の送信機1504とを用いてもよく、例えば、各セクタに対して個々の受信機1502を用い、各セクタに対して個々の送信機1504を用いてもよい。プロセッサ1506は、例えば、汎用中央処理ユニット(CPU)であってもよい。プロセッサ1506は、メモリ1510中に記憶されている1つ以上のルーチン1518の指示下で、基地局1500の動作を制御し、方法を実現する。I/Oインターフェース1508は、他のネットワークノードに対する接続を提供して、他の基地局、アクセスルータ、AAAサーバノード等にBS1500を結合させ、そして、他のネットワークに対する接続と、インターネットに対する接続とを提供する。メモリ1510は、ルーチン1518と、データ/情報1520とを含んでいる。
データ/情報1520は、データ1536と、ダウンリンクストリップシンボル時間情報1540およびダウンリンクトーン情報1542を含むトーンサブセット割り振りシーケンス情報1538と、複数のセットのワイヤレス端末(WT)情報:WT 1情報1546およびWT N情報1560を含むワイヤレス端末(WT)データ/情報1544とを含んでいる。例えば、WT 1情報1546のようなWT情報の各セットは、データ1548と、端末ID1550と、セクタID 1552と、アップリンクチャネル情報1554と、ダウンリンクチャネル情報1556と、モード情報1558とを含んでいる。
ルーチン1518は、通信ルーチン1522と、基地局制御ルーチン1524とを含んでいる。基地局制御ルーチン1524は、スケジューラモジュール1526と、シグナリングルーチン1528とを含んでおり、シグナリングルーチン1528は、ストリップシンボル期間に対するトーンサブセット割り振りルーチン1530と、例えば、非ストリップシンボル期間のような、シンボル期間の残りのものに対する他のダウンリンクトーン割り振りホッピングルーチン1532と、ビーコンルーチン1534とを含んでいる。
データ1536は、WTへの送信の前にエンコードするために、送信機1504のエンコーダ1514に送られる、送信されることになるデータと、受信に続いて、受信機1502のデコーダ1512により処理された、WTから受信したデータとを含んでいる。ダウンリンクストリップシンボル時間情報1540は、スーパースロット構造情報、ビーコンスロット構造情報、および、ウルトラスロット構造情報のような、フレーム同期化構造情報と、所定のシンボル期間がストリップシンボル期間であるか否かを特定し、そして、そうである場合には、ストリップシンボル期間のインデックスを特定し、ストリップシンボルが、基地局により使用されるトーンサブセット割り振りシーケンスを打ち切る再セッティングポイントであるか否かを特定する情報とを含んでいる。ダウンリンクトーン情報1542は、基地局1500に割り当てられている搬送波周波数や、トーンの数および周波数や、ストリップシンボル期間に割り振られることになる1セットのトーンサブセットを含む情報と、スロープ、スロープインデックス、および、セクタタイプのような、他のセルにおよびセクタに特有な値とを含んでいる。
データ1548は、WT 1 1600がピアノードから受信したデータと、WT 1 1600がピアノードに送信することを望むデータと、ダウンリンクチャネル品質報告フィードバック情報とを含んでいてもよい。端末ID 1550は、WT 1 1600を識別する基地局1500割り当てIDである。セクタID 1552は、WT 1 1600が動作するセクタを識別する情報を含んでいる。セクタID 1552を使用して、例えば、セクタタイプを決定することができる。アップリンクチャネル情報1554は、例えば、データのためのアップリンクトラフィックチャネルセグメントや、要求、電力制御、タイミング制御等のための専用アップリンク制御チャネルのような、WT 1 1600が使用するために、スケジューラ1526により割り振られているチャネルセグメントを識別する情報を含んでいる。WT 1 1600に割り当てられている各アップリンクチャネルは、1つ以上の論理トーンを含み、各論理トーンは、アップリンクホッピングシーケンスに続く。ダウンリンクチャネル情報1556は、例えば、ユーザデータのためのダウンリンクトラフィックチャネルセグメントのような、データおよび/または情報をWT 1 1600に伝えるためにスケジューラ1526により割り振られているチャネルセグメントを識別する情報を含んでいる。WT 1 1600に割り当てられている各ダウンリンクチャネルは、1つ以上の論理トーンを含み、それぞれが、ダウンリンクホッピングシーケンスに続く。モード情報1558は、例えば、スリープ、ホールド、オンのような、WT 1 1600の動作の状態を識別する情報を含んでいる。
通信ルーチン1522は、基地局1500を制御して、さまざまな通信動作を実行し、さまざまな通信プロトコルを実現する。基地局制御ルーチン1524を使用して、基地局1500を制御して、例えば、信号発生および受信や、スケジューリングのような、基本的な基地局機能タスクを実行し、ならびに、ストリップシンボル期間の間に、トーンサブセット割り振りシーケンスを使用して、ワイヤレス端末に信号を送信することを含むいくつかの態様の方法のステップを実現する。
シグナリングルーチン1528は、そのデコーダ1512を持つ受信機1502の動作と、そのエンコーダ1514を持つ送信機1504の動作とを制御する。シグナリングルーチン1528は、送信するデータ1536と制御情報との発生を制御することを担っている。トーンサブセット割り振りルーチン1530は、ある態様の方法を使用して、および、ダウンリンクストリップシンボル時間情報1540とセクタID 1552とを含むデータ/情報1520を使用して、ストリップシンボル期間中で使用されることになるトーンサブセットを構築する。ダウンリンクトーンサブセット割り振りシーケンスは、セル中の各セクタタイプに対して異なり、隣り合うセルに対して異なるだろう。WT1600は、ダウンリンクトーンサブセット割り振りシーケンスにしたがって、ストリップシンボル期間中に信号を受信する;基地局1500は、送信する信号を発生させるために、同じダウンリンクトーンサブセット割り振りシーケンスを使用する。他のダウンリンクトーン割り振りホッピングルーチン1532は、ダウンリンクトーン情報1542と、ダウンリンクチャネル情報1556とを含む情報を使用して、ストリップシンボル期間以外のシンボル期間に対する、ダウンリンクトーンホッピングシーケンスを構築する。ダウンリンクデータトーンホッピングシーケンスは、セルのセクタにわたって同期化される。ビーコンルーチン1534は、例えば、1つのまたは少数のトーン上に集中している比較的高い電力信号の信号のような、ビーコン信号の送信を制御し、同期化の目的のために、例えば、ダウンリンク信号のフレームタイミング構造と、それゆえ、ウルトラスロット境界に関するトーンサブセット割り振りシーケンスとを同期化するために、これを使用してもよい。
図16は、図14中で示されているシステム1400のワイヤレス端末(エンドノード)のうちのいずれか1つとして、例えば、EN(1)1436として、使用することができる、例示的なワイヤレス端末(エンドノード)1600を示している。ワイヤレス端末1600は、トーンサブセット割り振りシーケンスを実現する。ワイヤレス端末1600は、デコーダ1612を備える受信機1602と、エンコーダ1614を備える送信機1604と、プロセッサ1606と、メモリ1608とを具備し、これらは、その上でさまざまなエレメント1602、1604、1606、1608がデータおよび情報を相互交換することができるバス1610により互いに結合されている。基地局(および/または、異なるワイヤレス端末)から信号を受信するために使用するアンテナ1603は、受信機1602に結合されている。例えば、基地局(および/または、異なるワイヤレス端末)に信号を送信するために使用するアンテナ1605は、送信機1604に結合されている。
例えばCPUのようなプロセッサ1606は、ワイヤレス端末1600の動作を制御し、ルーチン1620を実行することにより、および、メモリ1608中のデータ/情報1622を使用することにより、方法を実現する。
データ/情報1622は、ユーザデータ1634と、ユーザ情報1636と、トーンサブセット割り振りシーケンス情報1650とを含んでいる。ユーザデータ1634は、ピアノードに向けられ、送信機1604による基地局への送信の前にエンコードするために、エンコーダ1614にルーティングされるだろうデータと、受信機1602中のデコーダ1612により処理された、基地局から受信したデータとを含んでいてもよい。ユーザ情報1636は、アップリンクチャネル情報1638と、ダウンリンクチャネル情報1640と、端末ID情報1642と、基地局ID情報1644と、セクタID情報1646と、モード情報1648とを含んでいる。アップリンクチャネル情報1638は、基地局に送信するときに使用するために、基地局によりワイヤレス端末1600に対して割り当てられたアップリンクチャネルセグメントを識別する情報を含んでいる。アップリンクチャネルは、アップリンクトラフィックチャネルや、例えば、要求チャネル、電力制御チャネル、および、タイミング制御チャネルのような、専用アップリンク制御チャネルを含んでいてもよい。各アップリンクチャネルは、1つ以上の論理トーンを含み、各論理トーンは、アップリンクトーンホッピングシーケンスに続く。アップリンクホッピングシーケンスは、セルの各セクタタイプ間で異なり、隣り合うセル間で異なる。ダウンリンクチャネル情報1640は、基地局がWT1600にデータ/情報を送信するときに使用するために、基地局によりWT1600に割り当てられたダウンリンクチャネルセグメントを識別する情報を含んでいる。ダウンリンクチャネルは、ダウンリンクトラフィックチャネルと割り当てチャネルとを含んでいてもよく、各ダウンリンクチャネルは、1つ以上の論理トーンを含み、各論理トーンは、ダウンリンクホッピングシーケンスに続き、ダウンリンクホッピングシーケンスは、セルの各セクタ間で同期化される。
ユーザ情報1636はまた、基地局割り当て識別子である端末ID情報1642と、WTが通信を確立している特定の基地局を識別する基地局ID情報1644と、WT1600が現在位置しているセルの特定のセクタを識別するセクタID情報1646とを含んでいる。基地局ID 1644は、セルスロープ値を提供し、セクタID情報1646は、セクタインデックスタイプを提供する;セルスロープ値およびセクタインデックスタイプは、トーンホッピングシーケンスを導出するために使用してもよい。ユーザ情報1636中に含まれているモード情報1648はまた、WT1600が、スリープモードであるか、ホールドモードであるか、または、オンモードであるか否かを識別する。
トーンサブセット割り振りシーケンス情報1650は、ダウンリンクストリップシンボル時間情報1652と、ダウンリンクトーン情報1654とを含んでいる。ダウンリンクストリップシンボル時間情報1652は、スーパースロット構造情報、ビーコンスロット構造情報、および、ウルトラスロット構造情報のような、フレーム同期化構造情報と、所定のシンボル期間がストリップシンボル期間であるか否か、そして、そうである場合には、ストリップシンボル期間のインデックスを特定し、ならびに、ストリップシンボルが、基地局により使用されるトーンサブセット割り振りシーケンスを打ち切る再セッティングポイントであるか否かを特定する情報とを含んでいる。ダウンリンクトーン情報1654は、基地局に割り当てられている搬送波周波数や、トーンの数および周波数や、ストリップシンボル期間に割り振られることになる1セットのトーンサブセットを含む情報と、スロープ、スロープインデックス、および、セクタタイプのような、他のセルにおよびセクタに特有な値とを含んでいる。
ルーチン1620は、通信ルーチン1624と、ワイヤレス端末制御ルーチン1626とを含んでいる。通信ルーチン1624は、WT1600により使用されるさまざまな通信プロトコルを制御する。ワイヤレス端末制御ルーチン1626は、受信機1602の制御と送信機1604の制御とを含む、基本的なワイヤレス端末1600機能性を制御する。ワイヤレス端末制御ルーチン1626は、シグナリングルーチン1628を含んでいる。シグナリングルーチン1628は、ストリップシンボル期間に対するトーンサブセット割り振りルーチン1630と、例えば、非ストリップシンボル期間のような、シンボル期間の残りのものに対する、他のダウンリンクトーン割り振りホッピングルーチン1632とを含んでいる。トーンサブセット割り振りルーチン1630は、いくつかの態様にしたがって、ダウンリンクトーンサブセット割り振りシーケンスを発生させて、基地局から送信された受信データを処理するために、ダウンリンクチャネル情報1640と、例えば、スロープインデックスおよびセクタタイプのような、基地局ID情報1644と、ダウンリンクトーン情報1654とを含むユーザデータ/情報1622を使用する。他のダウンリンクトーン割り振りホッピングルーチン1630は、ダウンリンクトーン情報1654と、ダウンリンクチャネル情報1640とを含む情報を使用して、ストリップシンボル期間以外のシンボル期間に対する、ダウンリンクトーンホッピングシーケンスを構築する。トーンサブセット割り振りルーチン1630は、プロセッサ1606により実行されるときに、いつ、どのトーン上で、ワイヤレス端末1600が基地局1500から1つ以上のストリップシンボル信号を受信することになるかを決定するために使用される。アップリンクトーン割り振りホッピングルーチン1630は、自身が送信すべきトーンを決定するために、基地局から受信した情報とともに、トーンサブセット割り振り関数を使用する。
1つ以上の例示的な実施形態において、説明した機能は、ハードウェアで、ソフトウェアで、ファームウェアで、または、これらのものを組み合わせた任意のもので実現してもよい。ソフトウェアで実現した場合、機能は、1つ以上の命令またはコードとして、コンピュータ読取可能媒体上に記憶されてもよく、あるいは、1つ以上の命令またはコードとして、コンピュータ読取可能媒体上に送信されてもよい。コンピュータ読取可能媒体は、1つの場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を促進する何らかの媒体を含むコンピュータ記憶媒体および通信媒体の双方を含む。記憶媒体は、コンピュータによりアクセスできる何らかの利用可能な媒体であってもよい。例として、これらに限定されないが、このようなコンピュータ読取可能媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたは他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置または他の磁気記憶デバイス、あるいは、コンピュータによりアクセスでき、命令またはデータ構造の形態で所望のプログラムコードを伝えるまたは記憶するために使用できる他の何らかの媒体を含んでいてもよい。また、あらゆる接続は、コンピュータ読取可能媒体と適切に呼ばれる。例えば、ソフトウェアが、同軸ケーブルや、光ファイバケーブルや、撚り対や、デジタル加入者線(DSL)や、あるいは、赤外線、無線、およびマイクロ波のようなワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または、他の遠隔ソースから送信される場合には、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、撚り対、DSL、あるいは、赤外線、無線、およびマイクロ波のようなワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。ここで使用したようなディスク(diskおよびdisc)は、コンパクトディスク(CD)、レーザディスク(登録商標)、光ディスク、デジタル多用途ディスク(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク、および、ブルーレイ(登録商標)ディスクを含むが、一般的に、ディスク(disk)は、データを磁気的に再生する一方で、ディスク(disc)はデータをレーザによって光学的に再生する。先のものを組み合わせたものもまた、コンピュータ読取可能媒体の範囲内に含められるべきである。
実施形態が、プログラムコードまたはコードセグメントで実現されるとき、コードセグメントは、手順、関数、サブプログラム、プログラム、ルーチン、サブルーチン、モジュール、ソフトウェアパッケージ、クラス、あるいは、命令の任意の組み合わせ、データ構造、またはプログラムステートメントを表すことができることを正しく認識すべきである。コードセグメントは、情報、データ、引数、パラメータ、またはメモリ定数をパスする、および/または、受信することによって、別のコードセグメントまたはハードウェア回路に結合することができる。メモリ共有、メッセージパッシング、トークンパッシング、ネットワーク送信等を含む何らかの適切な手段を使用して、情報、引数、パラメータ、データ等を、パス、転送、または送信することができる。付加的に、何らかの態様では、方法あるいはアルゴリズムのステップおよび/またはアクションは、1組のまたは任意の組のコードおよび/または命令として、あるいは、コードおよび/または命令の任意の組み合わせとして、機械読み取り可能媒体上ならびに/あるいはコンピュータ読取可能媒体上に存在することができ、これらは、コンピュータプログラムプロダクト中に組み込むことができる。
ソフトウェアインプリメンテーションのために、ここで説明した機能を実行するモジュール(例えば、手順、関数等)により、ここで説明した技術を実現することができる。ソフトウェアコードは、メモリユニット中に記憶させて、プロセッサによって実行することができる。メモリユニットをプロセッサ内部またはプロセッサの外部で実現することができ、どちらのケースにおいても、技術的に知られているさまざまな手段によって、プロセッサと通信可能に結合することができる。
ハードウェアインプリメンテーションのために、1つ以上の特定用途向け集積回路(ASIC)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、デジタル信号処理デバイス(DSPD)、プログラマブル論理デバイス(PLD)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プロセッサ、制御装置、マイクロ制御装置、マイクロプロセッサ、ここで説明した機能を実行するように設計されている他の電子ユニット、あるいはこれらを組み合わせたものの内で、処理ユニットを実現してもよい。
先に説明してきたことは、1つ以上の実施形態の例を含んでいる。もちろん、先述の実施形態を説明する目的のためにコンポーネントまたは方法論のすべての考えられる組み合わせを説明することは不可能であるが、当業者は、さまざまな実施形態の多くのさらなる組み合わせおよび置換が可能性あることを認識してもよい。したがって、説明した実施形態は、添付した特許請求の範囲の精神および範囲内にあるすべてのこのような変更、修正およびバリエーションを含むことを意図している。さらに、用語「含む」が詳細な説明または特許請求の範囲のいずれかで使用される限り、このような用語は、用語「具備する」が請求項中で移転語として用いられるときに解釈されるように用語「具備する」とある意味、類似して包括的であることが意図されている。
ここで使用するような、“推測する”または“推測”という用語は、一般的に、イベントおよび/またはデータを通して捕捉されるような1組の観測から、システム、環境、および/または、ユーザの状態について推理するあるいは推測するプロセスのことを指す。推測は、特定の状況またはアクションを識別するために用いることができ、あるいは、例えば、状態に対する確率分布を発生させることができる。推測は、確率論的なものである−すなわち、データおよびイベントの考察に基づいての、対象の状態に対する確率分布の計算とすることができる。推測はまた、1組のイベントおよび/またはデータから、より高いレベルのイベントを構成するために用いられる技法のことを指すこともある。このような推測は、イベントが時間的に近いところで相関しているか否かにかかわらず、ならびに、イベントおよびデータが、1つまたはいくつかの、イベントならびにデータソースから到来したか否かにかかわらず、結果として、1組の観測されたイベントおよび/または記憶されたイベントデータからの、新しいイベントまたはアクションの構築になる。
さらに、この出願で使用しているように、用語“コンポーネント”、“モジュール”、“システム”、および、これらに類するものは、ハードウェアや、ファームウェアや、ハードウェアとソフトウェアとの組み合わせや、ソフトウェアや、または、実行中のソフトウェアのいずれかであるコンピュータ関連エンティティのことを指すことを意図している。例えば、コンポーネントは、これらに限定されないが、プロセッサ上で動作しているプロセス、プロセッサ、オブジェクト、実行ファイル、実行のスレッド、プログラム、および/または、コンピュータとすることができる。例として、コンピューティングデバイス上で動作しているアプリケーションとコンピューティングデバイスの双方をコンポーネントとすることができる。1つ以上のコンポーネントが、プロセスおよび/または実行のスレッド内に存在することがあり、コンポーネントは、1つのコンピュータ上に局所化されていることがあり、および/または、2つ以上のコンピュータの間に分散されていることがある。加えて、それらの上にさまざまなデータ構造を記憶させているさまざまなコンピュータ読取可能媒体から、これらのコンポーネントは実行することができる。コンポーネントは、1つ以上のデータパケット(例えば、ローカルシステム中の、分散システム中の別のコンポーネントと対話する、および/または、インターネットのようなネットワークを通して、信号によって他のシステムと対話する、1つのコンポーネントからのデータ)を有する信号にしたがうような、ローカルおよび/または遠隔のプロセスによって通信することができる。
さらに、この出願で使用しているように、用語“コンポーネント”、“モジュール”、“システム”、および、これらに類するものは、ハードウェアや、ファームウェアや、ハードウェアとソフトウェアとの組み合わせや、ソフトウェアや、または、実行中のソフトウェアのいずれかであるコンピュータ関連エンティティのことを指すことを意図している。例えば、コンポーネントは、これらに限定されないが、プロセッサ上で動作しているプロセス、プロセッサ、オブジェクト、実行ファイル、実行のスレッド、プログラム、および/または、コンピュータとすることができる。例として、コンピューティングデバイス上で動作しているアプリケーションとコンピューティングデバイスの双方をコンポーネントとすることができる。1つ以上のコンポーネントが、プロセスおよび/または実行のスレッド内に存在することがあり、コンポーネントは、1つのコンピュータ上に局所化されていることがあり、および/または、2つ以上のコンピュータの間に分散されていることがある。加えて、それらの上にさまざまなデータ構造を記憶させているさまざまなコンピュータ読取可能媒体から、これらのコンポーネントは実行することができる。コンポーネントは、1つ以上のデータパケット(例えば、ローカルシステム中の、分散システム中の別のコンポーネントと対話する、および/または、インターネットのようなネットワークを通して、信号によって他のシステムと対話する、1つのコンポーネントからのデータ)を有する信号にしたがうような、ローカルおよび/または遠隔のプロセスによって通信することができる。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1]ワイヤレス端末からのマルチ搬送波チャネル品質インジケータ(CQI)フィードバックを促進する方法において、
プロセッサを用いて、
複数の搬送波を通して基地局と通信するステップと、
前記複数の搬送波中に含まれている搬送波のサブセットを識別するコンフィギュレーションデータセットを、前記基地局から受信するステップと、
前記搬送波のサブセット内の基準搬送波を識別するステップと、
前記基準搬送波に対応する基準CQI値と、前記基準CQI値から導出した少なくとも1つの差分CQI値とを前記基地局に報告するステップとを含む一連のステップを実現するように、コンピュータ読取可能記憶媒体上に記憶されているコンピュータ実行可能な命令を実行することを含む方法。
[2]前記識別することは、前記搬送波のサブセットのそれぞれに対するCQI値を把握することをさらに含み、前記搬送波のサブセットのそれぞれに対する前記CQI値の比較の関数として、前記基準搬送波を識別する[1]に記載の方法。
[3]前記識別することは、前記搬送波のサブセット間で最も高いCQI値を把握することをさらに含み、前記搬送波のサブセット間で前記最も高いCQI値に基づいて、前記基準搬送波を識別する[2]に記載の方法。
[4]前記搬送波のサブセットは、前記基準搬送波とは異なる複数の非基準搬送波を含み、前記複数の非基準搬送波のそれぞれは、前記搬送波のサブセット間で前記最も高いCQI値と比較した対応する差分CQI値を有し、前記報告することは、異なる報告インスタンスにおいて、前記複数の非基準搬送波のそれぞれをサイクルさせることにより、前記複数の非基準搬送波のそれぞれに対する対応する差分CQI値を報告することをさらに含む[3]に記載の方法。
[5]前記報告することは、複数の報告インスタンスのそれぞれにおいて、前記基地局に対する前記基準搬送波を識別することをさらに含む[3]に記載の方法。
[6]前記搬送波のサブセットのうちの少なくとも1つに対する複数のバンド幅部分を規定することにより、前記搬送波のサブセットのうちの少なくとも1つに対する複数のサブバンドCQI値を把握することをさらに含み、前記基準CQI値は、前記複数のバンド幅部分のうちの第1のものに対応する、前記複数のサブバンドCQI値のうちの第1のものであり、前記複数のサブバンドCQI値のうちの第2のものと、前記複数のサブバンドCQI値のうちの前記第1のものとを比較することにより、前記少なくとも1つの差分CQI値を導出し、前記複数のサブバンドCQI値のうちの前記第2のものは、前記複数のバンド幅部分のうちの第2のものに対応する[1]に記載の方法。
[7]前記搬送波のサブセットのそれぞれに対するバンド幅部分の数を把握することをさらに含み、前記バンド幅部分の数の間で最大のものは、コンフィギュレーションパラメータとして採用可能である[6]に記載の方法。
[8]前記報告することは、異なる報告インスタンスにおいて、前記複数のバンド幅部分のそれぞれをサイクルさせることにより、前記基準CQI値と、前記少なくとも1つの差分CQI値とを報告することをさらに含む[6]に記載の方法。
[9]前記搬送波のサブセットのそれぞれに対するCQI値は、それぞれ、前記搬送波のサブセットのそれぞれに対するワイドバンドCQI値に対応し、前記識別することは、前記搬送波のサブセット間で最も高いワイドバンドCQI値を把握することをさらに含み、前記搬送波のサブセット間で最も高いワイドバンドCQI値に基づいて、前記基準搬送波を識別する[2]に記載の方法。
[10]前記搬送波のサブセットは、前記基準搬送波とは異なる複数の非基準搬送波を含み、前記複数の非基準搬送波のそれぞれは、前記搬送波のサブセット間で前記最も高いワイドバンドCQI値と比較した対応する差分CQI値を有し、前記報告することは、異なる報告インスタンスにおいて、複数の非基準搬送波のそれぞれをサイクルさせることにより、前記複数の非基準搬送波のそれぞれに対する前記対応する差分CQI値を報告することをさらに含む[9]に記載の方法。
[11]前記基準CQI値は、第1の報告インスタンスにおける、前記基準搬送波に対する第1のワイドバンドCQI値であり、前記少なくとも1つの差分CQI値は、第2の報告インスタンスにおける、前記基準搬送波に対する第2のワイドバンドCQI値である[2]に記載の方法。
[12]前記搬送波のサブセットのそれぞれに対する複数のバンド幅部分を規定することにより、前記搬送波のサブセットのそれぞれに対する複数のサブバンドCQI値を把握することをさらに含み、前記基準CQI値は、前記基準搬送波に対するワイドバンドCQI値であり、前記搬送波のサブセットのそれぞれに対する複数のサブバンドCQI値のそれぞれは、前記基準搬送波に対する前記ワイドバンドCQI値から導出した対応する差分CQI値を有する[1]に記載の方法。
[13]前記報告することは、異なる報告インスタンスにおいて、前記搬送波のサブセットのそれぞれに対する複数のバンド幅部分のそれぞれをサイクルさせることにより、前記搬送波のサブセットのそれぞれに対する複数のサブバンドCQI値のそれぞれに対する対応する差分CQI値を報告することをさらに含む[12]に記載の方法。
[14]前記コンフィギュレーションデータセットは、特定の搬送波を識別するデータをさらに含み、前記識別することは、前記コンフィギュレーションデータセット中で識別した特定の搬送波として、前記基準搬送波を識別することをさらに含む[1]に記載の方法。
[15]前記コンフィギュレーションデータセットは、前記基準搬送波の循環を識別するデータをさらに含み、前記識別することは、前記循環の関数として、前記基準搬送波を循環させることをさらに含む[1]に記載の方法。
[16]前記循環は、第1のセットの報告インスタンスを報告するための第1の基準搬送波を識別し、前記搬送波のサブセットは、前記第1の基準搬送波とは異なる複数の非基準搬送波を含み、前記複数の非基準搬送波のそれぞれは、前記第1の基準搬送波に対応する第1の基準CQI値からそれぞれ導出した対応する差分CQI値を有し、前記報告することは、前記搬送波のサブセットにわたってサイクルさせることをさらに含み、前記報告することは、前記第1のセットの報告インスタンスの異なる報告インスタンスにおいて、前記複数の非基準搬送波のそれぞれをサイクルさせることにより、前記複数の非基準搬送波のそれぞれに対する対応する差分CQI値を報告することをさらに含む[15]に記載の方法。
[17]前記報告することは、複数の報告インスタンスにわたって報告することをさらに含み、前記搬送波のサブセット内の少なくとも2つの異なる搬送波に対応するフィードバック情報を、前記複数の報告インスタンスのうちの少なくとも1つの間に報告する[1]に記載の方法。
[18]前記報告することは、複数の報告インスタンスにわたって報告することをさらに含み、少なくとも2つの異なるサブバンドに対応するフィードバック情報を、前記複数の報告インスタンスのうちの少なくとも1つの間に報告する[1]に記載の方法。
[19]前記コンフィギュレーションデータセットは、所望の報告シーケンスを識別するデータをさらに含み、前記報告することは、前記所望の報告シーケンスの関数として、前記基準CQI値と、前記少なくとも1つの差分CQI値とを報告することをさらに含む[1]に記載の方法。
[20]前記コンフィギュレーションデータセットは、所望のCQI粒度を識別するデータをさらに含み、前記報告することは、前記所望のCQI粒度の関数として、前記基準CQI値と、前記少なくとも1つの差分CQI値とを報告することをさらに含む[1]に記載の方法。
[21]前記コンフィギュレーションデータセットは、前記基準CQI値または前記少なくとも1つの差分CQI値のうちの少なくとも1つに対する所望のビット長の識別を含み、前記報告することは、前記所望のビット長に基づいて、前記基準CQI値または前記少なくとも1つの差分CQI値のうちの少なくとも1つを報告することをさらに含む[20]に記載の方法。
[22]前記報告することは、ランクインジケータ(RI)またはプリコーディング行列インジケータ(PMI)のうちの少なくとも1つを報告することをさらに含む[1]に記載の方法。
[23]ワイヤレス端末からのマルチ搬送波チャネル品質インジケータ(CQI)フィードバックを促進する装置において、
メモリ中に記憶されているコンピュータ実行可能なコンポーネントを実行するように構成されているプロセッサを具備し、
前記コンポーネントは、
複数の搬送波を通して基地局から信号を受信するように構成されている受信コンポーネントと、
前記複数の搬送波中に含まれている搬送波のサブセットを監視し、搬送波のサブセットを前記基地局から受信したコンフィギュレーションデータセットの関数として識別するように構成されている監視コンポーネントと、
前記搬送波のサブセット内の基準搬送波を識別するように構成されている基準識別コンポーネントと、
前記基準搬送波に対応する基準CQI値と、前記基準CQI値から導出した少なくとも1つの差分CQI値とを把握するように構成されているCQI処理コンポーネントと、
前記基準CQI値と、前記少なくとも1つの差分CQI値とを前記基地局に報告するように構成されている送信コンポーネントとを含む装置。
[24]前記基準識別コンポーネントは、前記搬送波のサブセットのそれぞれに対するCQI値を把握するようにと、前記搬送波のサブセットのそれぞれに対する前記CQI値を比較することにより、前記基準搬送波を識別するようにさらに構成されている[23]に記載の装置。
[25]前記基準識別コンポーネントは、前記搬送波のサブセット間で最も高いCQI値を有する搬送波を識別するようにと、前記搬送波のサブセット間で前記最も高いCQI値を有する搬送波として、前記基準搬送波を識別するようにさらに構成されている[24]に記載の装置。
[26]前記搬送波のサブセットは、前記基準搬送波とは異なる複数の非基準搬送波を含み、前記複数の非基準搬送波のそれぞれは、前記搬送波のサブセット間で前記最も高いCQI値と比較した対応する差分CQI値を有し、前記送信コンポーネントは、異なる報告インスタンスにおいて、前記複数の非基準搬送波のそれぞれをサイクルさせることにより、前記複数の非基準搬送波のそれぞれに対する対応する差分CQI値を報告するように構成されている[25]に記載の装置。
[27]前記送信コンポーネントは、複数の報告インスタンスのそれぞれにおいて、前記基地局に対する前記基準搬送波を識別するように構成されている[25]に記載の装置。
[28]前記CQI処理コンポーネントは、前記搬送波のサブセットのうちの少なくとも1つに対する複数のバンド幅部分を規定することにより、前記搬送波のサブセットのうちの少なくとも1つに対する複数のサブバンドCQI値を把握するように構成され、前記基準CQI値は、前記複数のバンド幅部分のうちの第1のものに対応する、前記複数のサブバンドCQI値のうちの第1のものであり、前記複数のサブバンドCQI値のうちの第2のものと、前記複数のサブバンドCQI値のうちの前記第1のものとを比較することにより、前記少なくとも1つの差分CQI値を導出し、前記複数のサブバンドCQI値のうちの前記第2のものは、前記複数のバンド幅部分のうちの第2のものに対応する[23]に記載の装置。
[29]前記CQI処理コンポーネントは、前記搬送波のサブセットのそれぞれに対するバンド幅部分の数を把握するように構成され、前記バンド幅部分の数の間で最大のものは、コンフィギュレーションパラメータとして採用可能である[28]に記載の装置。
[30]前記送信コンポーネントは、異なる報告インスタンスにおいて、前記複数のバンド幅部分のそれぞれをサイクルさせることにより、前記基準CQI値と、前記少なくとも1つの差分CQI値とを報告するように構成されている[28]に記載の装置。
[31]前記搬送波のサブセットのそれぞれに対するCQI値は、それぞれ、前記搬送波のサブセットのそれぞれに対するワイドバンドCQI値に対応し、前記CQI処理コンポーネントは、前記搬送波のサブセット間で最も高いワイドバンドCQI値を把握するように構成され、前記基準識別コンポーネントは、前記搬送波のサブセット間で最も高いワイドバンドCQI値に基づいて、前記基準搬送波を識別するように構成されている[24]に記載の装置。
[32]前記搬送波のサブセットは、前記基準搬送波とは異なる複数の非基準搬送波を含み、前記複数の非基準搬送波のそれぞれは、前記搬送波のサブセット間で前記最も高いワイドバンドCQI値と比較した対応する差分CQI値を有し、前記送信コンポーネントは、異なる報告インスタンスにおいて、複数の非基準搬送波のそれぞれをサイクルさせることにより、前記複数の非基準搬送波のそれぞれに対する前記対応する差分CQI値を報告するように構成されている[31]に記載の装置。
[33]前記基準CQI値は、第1の報告インスタンスにおける、前記基準搬送波に対する第1のワイドバンドCQI値であり、前記少なくとも1つの差分CQI値は、第2の報告インスタンスにおける、前記基準搬送波に対する第2のワイドバンドCQI値である[24]に記載の装置。
[34]前記CQI処理コンポーネントは、前記搬送波のサブセットのそれぞれに対する複数のバンド幅部分を規定することにより、前記搬送波のサブセットのそれぞれに対する複数のサブバンドCQI値を把握するように構成され、前記基準CQI値は、前記基準搬送波に対するワイドバンドCQI値であり、前記搬送波のサブセットのそれぞれに対する複数のサブバンドCQI値のそれぞれは、前記基準搬送波に対する前記ワイドバンドCQI値から導出した対応する差分CQI値を有する[23]に記載の装置。
[35]前記送信コンポーネントは、異なる報告インスタンスにおいて、前記搬送波のサブセットのそれぞれに対する複数のバンド幅部分のそれぞれをサイクルさせることにより、前記搬送波のサブセットのそれぞれに対する複数のサブバンドCQI値のそれぞれに対する対応する差分CQI値を報告するように構成されている[34]に記載の装置。
[36]前記コンフィギュレーションデータセットは、特定の搬送波を識別するデータをさらに含み、前記基準識別コンポーネントは、前記コンフィギュレーションデータセット中で識別した特定の搬送波として、前記基準搬送波を識別するようにさらに構成されている[23]に記載の装置。
[37]前記コンフィギュレーションデータセットは、前記基準搬送波の循環を識別するデータをさらに含み、前記基準識別コンポーネントは、前記循環に基づいて、前記基準搬送波を識別するようにさらに構成されている[23]に記載の装置。
[38]前記循環は、第1のセットの報告インスタンスを報告するための第1の基準搬送波を識別し、前記搬送波のサブセットは、前記第1の基準搬送波とは異なる複数の非基準搬送波を含み、前記複数の非基準搬送波のそれぞれは、前記第1の基準搬送波に対応する第1の基準CQI値からそれぞれ導出した対応する差分CQI値を有し、前記報告することは、前記搬送波のサブセットにわたってサイクルさせることをさらに含み、前記送信コンポーネントは、前記第1のセットの報告インスタンスの異なる報告インスタンスにおいて、前記複数の非基準搬送波のそれぞれをサイクルさせることにより、前記複数の非基準搬送波のそれぞれに対する対応する差分CQI値を報告するように構成されている[37]に記載の装置。
[39]前記送信コンポーネントは、複数の報告インスタンスにわたって報告するように構成され、前記搬送波のサブセット内の少なくとも2つの異なる搬送波に対応するフィードバック情報を、前記複数の報告インスタンスのうちの少なくとも1つの間に報告する[23]に記載の装置。
[40]前記送信コンポーネントは、複数の報告インスタンスにわたって報告するように構成され、少なくとも2つの異なるサブバンドに対応するフィードバック情報を、前記複数の報告インスタンスのうちの少なくとも1つの間に報告する[23]に記載の装置。
[41]前記コンフィギュレーションデータセットは、所望の報告シーケンスを識別するデータをさらに含み、前記送信コンポーネントは、前記所望の報告シーケンスに基づいて、前記基準CQI値と、前記少なくとも1つの差分CQI値とを送信するようにさらに構成されている[23]に記載の装置。
[42]前記コンフィギュレーションデータセットは、所望のCQI粒度を識別するデータをさらに含み、前記CQI処理コンポーネントは、前記所望のCQI粒度に基づいて、前記基準CQI値と、前記少なくとも1つの差分CQI値とを把握するように構成されている[23]に記載の装置。
[43]前記コンフィギュレーションデータセットは、前記基準CQI値または前記少なくとも1つの差分CQI値のうちの少なくとも1つに対する所望のビット長の識別を含み、前記CQI処理コンポーネントは、前記所望のビット長に基づいて、前記基準CQI値または前記少なくとも1つの差分CQI値のうちの少なくとも1つを把握するように構成されている[42]に記載の装置。
[44]前記送信コンポーネントは、ランクインジケータ(RI)またはプリコーディング行列インジケータ(PMI)のうちの少なくとも1つを報告するように構成されている[23]に記載の装置。
[45]ワイヤレス端末からのマルチ搬送波チャネル品質インジケータ(CQI)フィードバックを促進するコンピュータプログラムプロダクトにおいて、
複数の搬送波を通して基地局と通信するためと、
前記複数の搬送波中に含まれている搬送波のサブセットを識別するコンフィギュレーションデータセットを、前記基地局から受信するためと、
前記搬送波のサブセット内の基準搬送波を識別するためと、
前記基準搬送波に対応する基準CQI値と、前記基準CQI値から導出した少なくとも1つの差分CQI値とを前記基地局に報告するためのコードを含むコンピュータ読取可能記憶媒体を具備するコンピュータプログラムプロダクト。
[46]ワイヤレス端末からのマルチ搬送波チャネル品質インジケータ(CQI)フィードバックを促進する装置において、
複数の搬送波を通して基地局と通信する手段と、
前記複数の搬送波中に含まれている搬送波のサブセットを識別するコンフィギュレーションデータセットを、前記基地局から受信する手段と、
前記搬送波のサブセット内の基準搬送波を識別する手段と、
前記基準搬送波に対応する基準CQI値と、前記基準CQI値から導出した少なくとも1つの差分CQI値とを前記基地局に報告する手段とを具備する装置。
[47]基地局からのマルチ搬送波チャネル品質インジケータ(CQI)フィードバックを促進する方法において、
前記方法は、
プロセッサを用いて、
複数の搬送波を通してワイヤレス端末と通信するステップと、
前記複数の搬送波中に含まれている搬送波のサブセットを識別するコンフィギュレーションデータセットを発生させるステップと、
前記ワイヤレス端末に前記コンフィギュレーションデータセットを送信するステップと、
前記搬送波のサブセットに対する基準搬送波に対応する基準CQI値と、前記基準CQI値から導出した少なくとも1つの差分CQI値とを含む、前記ワイヤレス端末から受信したCQIデータを処理するステップとを含む一連のステップを実現するように、コンピュータ読取可能記憶媒体上に記憶されているコンピュータ実行可能な命令を実行することを含む方法。
[48]前記発生させることは、前記搬送波のサブセットのそれぞれに対するCQI値を把握するようにと、前記搬送波のサブセットのそれぞれに対する前記CQI値の比較の関数として、前記基準搬送波を識別するように、前記ワイヤレス端末に指示する前記コンフィギュレーションデータセットを発生させることをさらに含む[47]に記載の方法。
[49]前記発生させることは、前記搬送波のサブセット間で最も高いCQI値を有する搬送波を識別するようにと、前記搬送波のサブセット間で最も高いCQI値を有する搬送波として、前記基準搬送波を識別するように、前記ワイヤレス端末に指示する前記コンフィギュレーションデータセットを発生させることをさらに含む[48]に記載の方法。
[50]前記発生させることは、前記コンフィギュレーションデータセットにより識別した特定の搬送波として、前記基準搬送波を識別するように、前記ワイヤレス端末に指示する前記コンフィギュレーションデータセットを発生させることをさらに含む[47]に記載の方法。
[51]前記発生させることは、前記コンフィギュレーションデータセットにより識別した前記基準搬送波の循環の関数として、前記基準搬送波を識別するように、前記ワイヤレス端末に指示する前記コンフィギュレーションデータセットを発生させることをさらに含む[47]に記載の方法。
[52]前記発生させることは、前記コンフィギュレーションデータセットにより識別した所望の報告シーケンスの関数として、前記基準CQI値と、前記少なくとも1つの差分CQI値とを報告するように、前記ワイヤレス端末に指示する前記コンフィギュレーションデータセットを発生させることをさらに含む[47]に記載の方法。
[53]前記発生させることは、前記コンフィギュレーションデータセットにより識別した所望のCQI粒度の関数として、前記基準CQI値と、前記少なくとも1つの差分CQI値とを報告するように、前記ワイヤレス端末に指示する前記コンフィギュレーションデータセットを発生させることをさらに含む[47]に記載の方法。
[54]前記発生させることは、前記基準CQI値または前記少なくとも1つの差分CQI値のうちの少なくとも1つに対する所望のビット長に基づいて、前記基準CQI値または前記少なくとも1つの差分CQI値のうちの少なくとも1つを報告するように、前記ワイヤレス端末に指示する前記コンフィギュレーションデータセットを発生させることをさらに含み、前記所望のビット長は、前記コンフィギュレーションデータセットにより識別する[53]に記載の方法。
[55]基地局からのマルチ搬送波チャネル品質インジケータ(CQI)フィードバックを促進する装置において、
メモリ中に記憶されているコンピュータ実行可能なコンポーネントを実行するように構成されているプロセッサを具備し、
前記コンポーネントは、
複数の搬送波を通してのワイヤレス端末との通信を促進し、前記通信が、前記ワイヤレス端末へのコンフィギュレーションデータセットの送信を含むように構成されている通信コンポーネントと、
前記複数の搬送波中に含まれている搬送波のサブセットを識別する前記コンフィギュレーションデータセットを発生させるように構成されている発生コンポーネントと、
前記搬送波のサブセットに対する基準搬送波に対応する基準CQI値と、前記基準CQI値から導出した少なくとも1つの差分CQI値とを含む、前記ワイヤレス端末から受信したCQIデータを処理するように構成されているCQI処理コンポーネントとを具備する装置。
[56]前記発生コンポーネントは、前記搬送波のサブセットのそれぞれに対するCQI値を把握するようにと、前記搬送波のサブセットのそれぞれに対する前記CQI値の比較の関数として、前記基準搬送波を識別するように、前記ワイヤレス端末に指示する前記コンフィギュレーションデータセットを発生させるようにさらに構成されている[55]に記載の装置。
[57]前記発生コンポーネントは、前記搬送波のサブセット間で最も高いCQI値を有する搬送波を識別するようにと、前記搬送波のサブセット間で最も高いCQI値を有する搬送波として、前記基準搬送波を識別するように、前記ワイヤレス端末に指示する前記コンフィギュレーションデータセットを発生させるようにさらに構成されている[56]に記載の装置。
[58]前記発生コンポーネントは、前記コンフィギュレーションデータセットにより識別した特定の搬送波として、前記基準搬送波を識別するように、前記ワイヤレス端末に指示する前記コンフィギュレーションデータセットを発生させるようにさらに構成されている[55]に記載の装置。
[59]前記発生コンポーネントは、前記コンフィギュレーションデータセットにより識別した前記基準搬送波の循環の関数として、前記基準搬送波を識別するように、前記ワイヤレス端末に指示する前記コンフィギュレーションデータセットを発生させるようにさらに構成されている[55]に記載の装置。
[60]前記発生コンポーネントは、前記コンフィギュレーションデータセットにより識別した所望の報告シーケンスの関数として、前記基準CQI値と、前記少なくとも1つの差分CQI値とを報告するように、前記ワイヤレス端末に指示する前記コンフィギュレーションデータセットを発生させるようにさらに構成されている[55]に記載の装置。
[61]前記発生コンポーネントは、前記コンフィギュレーションデータセットにより識別した所望のCQI粒度の関数として、前記基準CQI値と、前記少なくとも1つの差分CQI値とを報告するように、前記ワイヤレス端末に指示する前記コンフィギュレーションデータセットを発生させるようにさらに構成されている[55]に記載の装置。
[62]前記発生コンポーネントは、前記基準CQI値または前記少なくとも1つの差分CQI値のうちの少なくとも1つに対する所望のビット長に基づいて、前記基準CQI値または前記少なくとも1つの差分CQI値のうちの少なくとも1つを報告するように、前記ワイヤレス端末に指示する前記コンフィギュレーションデータセットを発生させるようにさらに構成され、前記所望のビット長は、前記コンフィギュレーションデータセットにより識別する[61]に記載の装置。
[63]基地局からのマルチ搬送波チャネル品質インジケータ(CQI)フィードバックを促進するコンピュータプログラムプロダクトにおいて、
複数の搬送波を通してワイヤレス端末と通信するためと、
前記複数の搬送波中に含まれている搬送波のサブセットを識別するコンフィギュレーションデータセットを発生させるためと、
前記ワイヤレス端末に前記コンフィギュレーションデータセットを送信するためと、
前記搬送波のサブセットに対する基準搬送波に対応する基準CQI値と、前記基準CQI値から導出した少なくとも1つの差分CQI値とを含む、前記ワイヤレス端末から受信したCQIデータを処理するためのコードを含むコンピュータ読取可能記憶媒体を具備するコンピュータプログラムプロダクト。
[64]基地局からのマルチ搬送波チャネル品質インジケータ(CQI)フィードバックを促進する装置において、
複数の搬送波を通してワイヤレス端末と通信する手段と、
前記複数の搬送波中に含まれている搬送波のサブセットを識別するコンフィギュレーションデータセットを発生させる手段と、
前記ワイヤレス端末に前記コンフィギュレーションデータセットを送信する手段と、
前記搬送波のサブセットに対する基準搬送波に対応する基準CQI値と、前記基準CQI値から導出した少なくとも1つの差分CQI値とを含む、前記ワイヤレス端末から受信したCQIデータを処理する手段とを具備する装置。

Claims (64)

  1. ワイヤレス端末からのマルチ搬送波チャネル品質インジケータ(CQI)フィードバックを促進する方法において、
    プロセッサを用いて、
    複数の搬送波を通して基地局と通信するステップと、
    前記複数の搬送波中に含まれている搬送波のサブセットを識別するコンフィギュレーションデータセットを、前記基地局から受信するステップと、
    前記搬送波のサブセット内の基準搬送波を識別するステップと、
    前記基準搬送波に対応する基準CQI値と、前記基準CQI値から導出した少なくとも1つの差分CQI値とを前記基地局に報告するステップとを含む一連のステップを実現するように、コンピュータ読取可能記憶媒体上に記憶されているコンピュータ実行可能な命令を実行することを含む方法。
  2. 前記識別することは、前記搬送波のサブセットのそれぞれに対するCQI値を把握することをさらに含み、前記搬送波のサブセットのそれぞれに対する前記CQI値の比較の関数として、前記基準搬送波を識別する請求項1記載の方法。
  3. 前記識別することは、前記搬送波のサブセット間で最も高いCQI値を把握することをさらに含み、前記搬送波のサブセット間で前記最も高いCQI値に基づいて、前記基準搬送波を識別する請求項2記載の方法。
  4. 前記搬送波のサブセットは、前記基準搬送波とは異なる複数の非基準搬送波を含み、前記複数の非基準搬送波のそれぞれは、前記搬送波のサブセット間で前記最も高いCQI値と比較した対応する差分CQI値を有し、前記報告することは、異なる報告インスタンスにおいて、前記複数の非基準搬送波のそれぞれをサイクルさせることにより、前記複数の非基準搬送波のそれぞれに対する対応する差分CQI値を報告することをさらに含む請求項3記載の方法。
  5. 前記報告することは、複数の報告インスタンスのそれぞれにおいて、前記基地局に対する前記基準搬送波を識別することをさらに含む請求項3記載の方法。
  6. 前記搬送波のサブセットのうちの少なくとも1つに対する複数のバンド幅部分を規定することにより、前記搬送波のサブセットのうちの少なくとも1つに対する複数のサブバンドCQI値を把握することをさらに含み、前記基準CQI値は、前記複数のバンド幅部分のうちの第1のものに対応する、前記複数のサブバンドCQI値のうちの第1のものであり、前記複数のサブバンドCQI値のうちの第2のものと、前記複数のサブバンドCQI値のうちの前記第1のものとを比較することにより、前記少なくとも1つの差分CQI値を導出し、前記複数のサブバンドCQI値のうちの前記第2のものは、前記複数のバンド幅部分のうちの第2のものに対応する請求項1記載の方法。
  7. 前記搬送波のサブセットのそれぞれに対するバンド幅部分の数を把握することをさらに含み、前記バンド幅部分の数の間で最大のものは、コンフィギュレーションパラメータとして採用可能である請求項6記載の方法。
  8. 前記報告することは、異なる報告インスタンスにおいて、前記複数のバンド幅部分のそれぞれをサイクルさせることにより、前記基準CQI値と、前記少なくとも1つの差分CQI値とを報告することをさらに含む請求項6記載の方法。
  9. 前記搬送波のサブセットのそれぞれに対するCQI値は、それぞれ、前記搬送波のサブセットのそれぞれに対するワイドバンドCQI値に対応し、前記識別することは、前記搬送波のサブセット間で最も高いワイドバンドCQI値を把握することをさらに含み、前記搬送波のサブセット間で最も高いワイドバンドCQI値に基づいて、前記基準搬送波を識別する請求項2記載の方法。
  10. 前記搬送波のサブセットは、前記基準搬送波とは異なる複数の非基準搬送波を含み、前記複数の非基準搬送波のそれぞれは、前記搬送波のサブセット間で前記最も高いワイドバンドCQI値と比較した対応する差分CQI値を有し、前記報告することは、異なる報告インスタンスにおいて、複数の非基準搬送波のそれぞれをサイクルさせることにより、前記複数の非基準搬送波のそれぞれに対する前記対応する差分CQI値を報告することをさらに含む請求項9記載の方法。
  11. 前記基準CQI値は、第1の報告インスタンスにおける、前記基準搬送波に対する第1のワイドバンドCQI値であり、前記少なくとも1つの差分CQI値は、第2の報告インスタンスにおける、前記基準搬送波に対する第2のワイドバンドCQI値である請求項2記載の方法。
  12. 前記搬送波のサブセットのそれぞれに対する複数のバンド幅部分を規定することにより、前記搬送波のサブセットのそれぞれに対する複数のサブバンドCQI値を把握することをさらに含み、前記基準CQI値は、前記基準搬送波に対するワイドバンドCQI値であり、前記搬送波のサブセットのそれぞれに対する複数のサブバンドCQI値のそれぞれは、前記基準搬送波に対する前記ワイドバンドCQI値から導出した対応する差分CQI値を有する請求項1記載の方法。
  13. 前記報告することは、異なる報告インスタンスにおいて、前記搬送波のサブセットのそれぞれに対する複数のバンド幅部分のそれぞれをサイクルさせることにより、前記搬送波のサブセットのそれぞれに対する複数のサブバンドCQI値のそれぞれに対する対応する差分CQI値を報告することをさらに含む請求項12記載の方法。
  14. 前記コンフィギュレーションデータセットは、特定の搬送波を識別するデータをさらに含み、前記識別することは、前記コンフィギュレーションデータセット中で識別した特定の搬送波として、前記基準搬送波を識別することをさらに含む請求項1記載の方法。
  15. 前記コンフィギュレーションデータセットは、前記基準搬送波の循環を識別するデータをさらに含み、前記識別することは、前記循環の関数として、前記基準搬送波を循環させることをさらに含む請求項1記載の方法。
  16. 前記循環は、第1のセットの報告インスタンスを報告するための第1の基準搬送波を識別し、前記搬送波のサブセットは、前記第1の基準搬送波とは異なる複数の非基準搬送波を含み、前記複数の非基準搬送波のそれぞれは、前記第1の基準搬送波に対応する第1の基準CQI値からそれぞれ導出した対応する差分CQI値を有し、前記報告することは、前記搬送波のサブセットにわたってサイクルさせることをさらに含み、前記報告することは、前記第1のセットの報告インスタンスの異なる報告インスタンスにおいて、前記複数の非基準搬送波のそれぞれをサイクルさせることにより、前記複数の非基準搬送波のそれぞれに対する対応する差分CQI値を報告することをさらに含む請求項15記載の方法。
  17. 前記報告することは、複数の報告インスタンスにわたって報告することをさらに含み、前記搬送波のサブセット内の少なくとも2つの異なる搬送波に対応するフィードバック情報を、前記複数の報告インスタンスのうちの少なくとも1つの間に報告する請求項1記載の方法。
  18. 前記報告することは、複数の報告インスタンスにわたって報告することをさらに含み、少なくとも2つの異なるサブバンドに対応するフィードバック情報を、前記複数の報告インスタンスのうちの少なくとも1つの間に報告する請求項1記載の方法。
  19. 前記コンフィギュレーションデータセットは、所望の報告シーケンスを識別するデータをさらに含み、前記報告することは、前記所望の報告シーケンスの関数として、前記基準CQI値と、前記少なくとも1つの差分CQI値とを報告することをさらに含む請求項1記載の方法。
  20. 前記コンフィギュレーションデータセットは、所望のCQI粒度を識別するデータをさらに含み、前記報告することは、前記所望のCQI粒度の関数として、前記基準CQI値と、前記少なくとも1つの差分CQI値とを報告することをさらに含む請求項1記載の方法。
  21. 前記コンフィギュレーションデータセットは、前記基準CQI値または前記少なくとも1つの差分CQI値のうちの少なくとも1つに対する所望のビット長の識別を含み、前記報告することは、前記所望のビット長に基づいて、前記基準CQI値または前記少なくとも1つの差分CQI値のうちの少なくとも1つを報告することをさらに含む請求項20記載の方法。
  22. 前記報告することは、ランクインジケータ(RI)またはプリコーディング行列インジケータ(PMI)のうちの少なくとも1つを報告することをさらに含む請求項1記載の方法。
  23. ワイヤレス端末からのマルチ搬送波チャネル品質インジケータ(CQI)フィードバックを促進する装置において、
    メモリ中に記憶されているコンピュータ実行可能なコンポーネントを実行するように構成されているプロセッサを具備し、
    前記コンポーネントは、
    複数の搬送波を通して基地局から信号を受信するように構成されている受信コンポーネントと、
    前記複数の搬送波中に含まれている搬送波のサブセットを監視し、搬送波のサブセットを前記基地局から受信したコンフィギュレーションデータセットの関数として識別するように構成されている監視コンポーネントと、
    前記搬送波のサブセット内の基準搬送波を識別するように構成されている基準識別コンポーネントと、
    前記基準搬送波に対応する基準CQI値と、前記基準CQI値から導出した少なくとも1つの差分CQI値とを把握するように構成されているCQI処理コンポーネントと、
    前記基準CQI値と、前記少なくとも1つの差分CQI値とを前記基地局に報告するように構成されている送信コンポーネントとを含む装置。
  24. 前記基準識別コンポーネントは、前記搬送波のサブセットのそれぞれに対するCQI値を把握するようにと、前記搬送波のサブセットのそれぞれに対する前記CQI値を比較することにより、前記基準搬送波を識別するようにさらに構成されている請求項23記載の装置。
  25. 前記基準識別コンポーネントは、前記搬送波のサブセット間で最も高いCQI値を有する搬送波を識別するようにと、前記搬送波のサブセット間で前記最も高いCQI値を有する搬送波として、前記基準搬送波を識別するようにさらに構成されている請求項24記載の装置。
  26. 前記搬送波のサブセットは、前記基準搬送波とは異なる複数の非基準搬送波を含み、前記複数の非基準搬送波のそれぞれは、前記搬送波のサブセット間で前記最も高いCQI値と比較した対応する差分CQI値を有し、前記送信コンポーネントは、異なる報告インスタンスにおいて、前記複数の非基準搬送波のそれぞれをサイクルさせることにより、前記複数の非基準搬送波のそれぞれに対する対応する差分CQI値を報告するように構成されている請求項25記載の装置。
  27. 前記送信コンポーネントは、複数の報告インスタンスのそれぞれにおいて、前記基地局に対する前記基準搬送波を識別するように構成されている請求項25記載の装置。
  28. 前記CQI処理コンポーネントは、前記搬送波のサブセットのうちの少なくとも1つに対する複数のバンド幅部分を規定することにより、前記搬送波のサブセットのうちの少なくとも1つに対する複数のサブバンドCQI値を把握するように構成され、前記基準CQI値は、前記複数のバンド幅部分のうちの第1のものに対応する、前記複数のサブバンドCQI値のうちの第1のものであり、前記複数のサブバンドCQI値のうちの第2のものと、前記複数のサブバンドCQI値のうちの前記第1のものとを比較することにより、前記少なくとも1つの差分CQI値を導出し、前記複数のサブバンドCQI値のうちの前記第2のものは、前記複数のバンド幅部分のうちの第2のものに対応する請求項23記載の装置。
  29. 前記CQI処理コンポーネントは、前記搬送波のサブセットのそれぞれに対するバンド幅部分の数を把握するように構成され、前記バンド幅部分の数の間で最大のものは、コンフィギュレーションパラメータとして採用可能である請求項28記載の装置。
  30. 前記送信コンポーネントは、異なる報告インスタンスにおいて、前記複数のバンド幅部分のそれぞれをサイクルさせることにより、前記基準CQI値と、前記少なくとも1つの差分CQI値とを報告するように構成されている請求項28記載の装置。
  31. 前記搬送波のサブセットのそれぞれに対するCQI値は、それぞれ、前記搬送波のサブセットのそれぞれに対するワイドバンドCQI値に対応し、前記CQI処理コンポーネントは、前記搬送波のサブセット間で最も高いワイドバンドCQI値を把握するように構成され、前記基準識別コンポーネントは、前記搬送波のサブセット間で最も高いワイドバンドCQI値に基づいて、前記基準搬送波を識別するように構成されている請求項24記載の装置。
  32. 前記搬送波のサブセットは、前記基準搬送波とは異なる複数の非基準搬送波を含み、前記複数の非基準搬送波のそれぞれは、前記搬送波のサブセット間で前記最も高いワイドバンドCQI値と比較した対応する差分CQI値を有し、前記送信コンポーネントは、異なる報告インスタンスにおいて、複数の非基準搬送波のそれぞれをサイクルさせることにより、前記複数の非基準搬送波のそれぞれに対する前記対応する差分CQI値を報告するように構成されている請求項31記載の装置。
  33. 前記基準CQI値は、第1の報告インスタンスにおける、前記基準搬送波に対する第1のワイドバンドCQI値であり、前記少なくとも1つの差分CQI値は、第2の報告インスタンスにおける、前記基準搬送波に対する第2のワイドバンドCQI値である請求項24記載の装置。
  34. 前記CQI処理コンポーネントは、前記搬送波のサブセットのそれぞれに対する複数のバンド幅部分を規定することにより、前記搬送波のサブセットのそれぞれに対する複数のサブバンドCQI値を把握するように構成され、前記基準CQI値は、前記基準搬送波に対するワイドバンドCQI値であり、前記搬送波のサブセットのそれぞれに対する複数のサブバンドCQI値のそれぞれは、前記基準搬送波に対する前記ワイドバンドCQI値から導出した対応する差分CQI値を有する請求項23記載の装置。
  35. 前記送信コンポーネントは、異なる報告インスタンスにおいて、前記搬送波のサブセットのそれぞれに対する複数のバンド幅部分のそれぞれをサイクルさせることにより、前記搬送波のサブセットのそれぞれに対する複数のサブバンドCQI値のそれぞれに対する対応する差分CQI値を報告するように構成されている請求項34記載の装置。
  36. 前記コンフィギュレーションデータセットは、特定の搬送波を識別するデータをさらに含み、前記基準識別コンポーネントは、前記コンフィギュレーションデータセット中で識別した特定の搬送波として、前記基準搬送波を識別するようにさらに構成されている請求項23記載の装置。
  37. 前記コンフィギュレーションデータセットは、前記基準搬送波の循環を識別するデータをさらに含み、前記基準識別コンポーネントは、前記循環に基づいて、前記基準搬送波を識別するようにさらに構成されている請求項23記載の装置。
  38. 前記循環は、第1のセットの報告インスタンスを報告するための第1の基準搬送波を識別し、前記搬送波のサブセットは、前記第1の基準搬送波とは異なる複数の非基準搬送波を含み、前記複数の非基準搬送波のそれぞれは、前記第1の基準搬送波に対応する第1の基準CQI値からそれぞれ導出した対応する差分CQI値を有し、前記報告することは、前記搬送波のサブセットにわたってサイクルさせることをさらに含み、前記送信コンポーネントは、前記第1のセットの報告インスタンスの異なる報告インスタンスにおいて、前記複数の非基準搬送波のそれぞれをサイクルさせることにより、前記複数の非基準搬送波のそれぞれに対する対応する差分CQI値を報告するように構成されている請求項37記載の装置。
  39. 前記送信コンポーネントは、複数の報告インスタンスにわたって報告するように構成され、前記搬送波のサブセット内の少なくとも2つの異なる搬送波に対応するフィードバック情報を、前記複数の報告インスタンスのうちの少なくとも1つの間に報告する請求項23記載の装置。
  40. 前記送信コンポーネントは、複数の報告インスタンスにわたって報告するように構成され、少なくとも2つの異なるサブバンドに対応するフィードバック情報を、前記複数の報告インスタンスのうちの少なくとも1つの間に報告する請求項23記載の装置。
  41. 前記コンフィギュレーションデータセットは、所望の報告シーケンスを識別するデータをさらに含み、前記送信コンポーネントは、前記所望の報告シーケンスに基づいて、前記基準CQI値と、前記少なくとも1つの差分CQI値とを送信するようにさらに構成されている請求項23記載の装置。
  42. 前記コンフィギュレーションデータセットは、所望のCQI粒度を識別するデータをさらに含み、前記CQI処理コンポーネントは、前記所望のCQI粒度に基づいて、前記基準CQI値と、前記少なくとも1つの差分CQI値とを把握するように構成されている請求項23記載の装置。
  43. 前記コンフィギュレーションデータセットは、前記基準CQI値または前記少なくとも1つの差分CQI値のうちの少なくとも1つに対する所望のビット長の識別を含み、前記CQI処理コンポーネントは、前記所望のビット長に基づいて、前記基準CQI値または前記少なくとも1つの差分CQI値のうちの少なくとも1つを把握するように構成されている請求項42記載の装置。
  44. 前記送信コンポーネントは、ランクインジケータ(RI)またはプリコーディング行列インジケータ(PMI)のうちの少なくとも1つを報告するように構成されている請求項23記載の装置。
  45. ワイヤレス端末からのマルチ搬送波チャネル品質インジケータ(CQI)フィードバックを促進するコンピュータプログラムプロダクトにおいて、
    複数の搬送波を通して基地局と通信するためと、
    前記複数の搬送波中に含まれている搬送波のサブセットを識別するコンフィギュレーションデータセットを、前記基地局から受信するためと、
    前記搬送波のサブセット内の基準搬送波を識別するためと、
    前記基準搬送波に対応する基準CQI値と、前記基準CQI値から導出した少なくとも1つの差分CQI値とを前記基地局に報告するためのコードを含むコンピュータ読取可能記憶媒体を具備するコンピュータプログラムプロダクト。
  46. ワイヤレス端末からのマルチ搬送波チャネル品質インジケータ(CQI)フィードバックを促進する装置において、
    複数の搬送波を通して基地局と通信する手段と、
    前記複数の搬送波中に含まれている搬送波のサブセットを識別するコンフィギュレーションデータセットを、前記基地局から受信する手段と、
    前記搬送波のサブセット内の基準搬送波を識別する手段と、
    前記基準搬送波に対応する基準CQI値と、前記基準CQI値から導出した少なくとも1つの差分CQI値とを前記基地局に報告する手段とを具備する装置。
  47. 基地局からのマルチ搬送波チャネル品質インジケータ(CQI)フィードバックを促進する方法において、
    前記方法は、
    プロセッサを用いて、
    複数の搬送波を通してワイヤレス端末と通信するステップと、
    前記複数の搬送波中に含まれている搬送波のサブセットを識別するコンフィギュレーションデータセットを発生させるステップと、
    前記ワイヤレス端末に前記コンフィギュレーションデータセットを送信するステップと、
    前記搬送波のサブセットに対する基準搬送波に対応する基準CQI値と、前記基準CQI値から導出した少なくとも1つの差分CQI値とを含む、前記ワイヤレス端末から受信したCQIデータを処理するステップとを含む一連のステップを実現するように、コンピュータ読取可能記憶媒体上に記憶されているコンピュータ実行可能な命令を実行することを含む方法。
  48. 前記発生させることは、前記搬送波のサブセットのそれぞれに対するCQI値を把握するようにと、前記搬送波のサブセットのそれぞれに対する前記CQI値の比較の関数として、前記基準搬送波を識別するように、前記ワイヤレス端末に指示する前記コンフィギュレーションデータセットを発生させることをさらに含む請求項47記載の方法。
  49. 前記発生させることは、前記搬送波のサブセット間で最も高いCQI値を有する搬送波を識別するようにと、前記搬送波のサブセット間で最も高いCQI値を有する搬送波として、前記基準搬送波を識別するように、前記ワイヤレス端末に指示する前記コンフィギュレーションデータセットを発生させることをさらに含む請求項48記載の方法。
  50. 前記発生させることは、前記コンフィギュレーションデータセットにより識別した特定の搬送波として、前記基準搬送波を識別するように、前記ワイヤレス端末に指示する前記コンフィギュレーションデータセットを発生させることをさらに含む請求項47記載の方法。
  51. 前記発生させることは、前記コンフィギュレーションデータセットにより識別した前記基準搬送波の循環の関数として、前記基準搬送波を識別するように、前記ワイヤレス端末に指示する前記コンフィギュレーションデータセットを発生させることをさらに含む請求項47記載の方法。
  52. 前記発生させることは、前記コンフィギュレーションデータセットにより識別した所望の報告シーケンスの関数として、前記基準CQI値と、前記少なくとも1つの差分CQI値とを報告するように、前記ワイヤレス端末に指示する前記コンフィギュレーションデータセットを発生させることをさらに含む請求項47記載の方法。
  53. 前記発生させることは、前記コンフィギュレーションデータセットにより識別した所望のCQI粒度の関数として、前記基準CQI値と、前記少なくとも1つの差分CQI値とを報告するように、前記ワイヤレス端末に指示する前記コンフィギュレーションデータセットを発生させることをさらに含む請求項47記載の方法。
  54. 前記発生させることは、前記基準CQI値または前記少なくとも1つの差分CQI値のうちの少なくとも1つに対する所望のビット長に基づいて、前記基準CQI値または前記少なくとも1つの差分CQI値のうちの少なくとも1つを報告するように、前記ワイヤレス端末に指示する前記コンフィギュレーションデータセットを発生させることをさらに含み、前記所望のビット長は、前記コンフィギュレーションデータセットにより識別する請求項53記載の方法。
  55. 基地局からのマルチ搬送波チャネル品質インジケータ(CQI)フィードバックを促進する装置において、
    メモリ中に記憶されているコンピュータ実行可能なコンポーネントを実行するように構成されているプロセッサを具備し、
    前記コンポーネントは、
    複数の搬送波を通してのワイヤレス端末との通信を促進し、前記通信が、前記ワイヤレス端末へのコンフィギュレーションデータセットの送信を含むように構成されている通信コンポーネントと、
    前記複数の搬送波中に含まれている搬送波のサブセットを識別する前記コンフィギュレーションデータセットを発生させるように構成されている発生コンポーネントと、
    前記搬送波のサブセットに対する基準搬送波に対応する基準CQI値と、前記基準CQI値から導出した少なくとも1つの差分CQI値とを含む、前記ワイヤレス端末から受信したCQIデータを処理するように構成されているCQI処理コンポーネントとを具備する装置。
  56. 前記発生コンポーネントは、前記搬送波のサブセットのそれぞれに対するCQI値を把握するようにと、前記搬送波のサブセットのそれぞれに対する前記CQI値の比較の関数として、前記基準搬送波を識別するように、前記ワイヤレス端末に指示する前記コンフィギュレーションデータセットを発生させるようにさらに構成されている請求項55記載の装置。
  57. 前記発生コンポーネントは、前記搬送波のサブセット間で最も高いCQI値を有する搬送波を識別するようにと、前記搬送波のサブセット間で最も高いCQI値を有する搬送波として、前記基準搬送波を識別するように、前記ワイヤレス端末に指示する前記コンフィギュレーションデータセットを発生させるようにさらに構成されている請求項56記載の装置。
  58. 前記発生コンポーネントは、前記コンフィギュレーションデータセットにより識別した特定の搬送波として、前記基準搬送波を識別するように、前記ワイヤレス端末に指示する前記コンフィギュレーションデータセットを発生させるようにさらに構成されている請求項55記載の装置。
  59. 前記発生コンポーネントは、前記コンフィギュレーションデータセットにより識別した前記基準搬送波の循環の関数として、前記基準搬送波を識別するように、前記ワイヤレス端末に指示する前記コンフィギュレーションデータセットを発生させるようにさらに構成されている請求項55記載の装置。
  60. 前記発生コンポーネントは、前記コンフィギュレーションデータセットにより識別した所望の報告シーケンスの関数として、前記基準CQI値と、前記少なくとも1つの差分CQI値とを報告するように、前記ワイヤレス端末に指示する前記コンフィギュレーションデータセットを発生させるようにさらに構成されている請求項55記載の装置。
  61. 前記発生コンポーネントは、前記コンフィギュレーションデータセットにより識別した所望のCQI粒度の関数として、前記基準CQI値と、前記少なくとも1つの差分CQI値とを報告するように、前記ワイヤレス端末に指示する前記コンフィギュレーションデータセットを発生させるようにさらに構成されている請求項55記載の装置。
  62. 前記発生コンポーネントは、前記基準CQI値または前記少なくとも1つの差分CQI値のうちの少なくとも1つに対する所望のビット長に基づいて、前記基準CQI値または前記少なくとも1つの差分CQI値のうちの少なくとも1つを報告するように、前記ワイヤレス端末に指示する前記コンフィギュレーションデータセットを発生させるようにさらに構成され、前記所望のビット長は、前記コンフィギュレーションデータセットにより識別する請求項61記載の装置。
  63. 基地局からのマルチ搬送波チャネル品質インジケータ(CQI)フィードバックを促進するコンピュータプログラムプロダクトにおいて、
    複数の搬送波を通してワイヤレス端末と通信するためと、
    前記複数の搬送波中に含まれている搬送波のサブセットを識別するコンフィギュレーションデータセットを発生させるためと、
    前記ワイヤレス端末に前記コンフィギュレーションデータセットを送信するためと、
    前記搬送波のサブセットに対する基準搬送波に対応する基準CQI値と、前記基準CQI値から導出した少なくとも1つの差分CQI値とを含む、前記ワイヤレス端末から受信したCQIデータを処理するためのコードを含むコンピュータ読取可能記憶媒体を具備するコンピュータプログラムプロダクト。
  64. 基地局からのマルチ搬送波チャネル品質インジケータ(CQI)フィードバックを促進する装置において、
    複数の搬送波を通してワイヤレス端末と通信する手段と、
    前記複数の搬送波中に含まれている搬送波のサブセットを識別するコンフィギュレーションデータセットを発生させる手段と、
    前記ワイヤレス端末に前記コンフィギュレーションデータセットを送信する手段と、
    前記搬送波のサブセットに対する基準搬送波に対応する基準CQI値と、前記基準CQI値から導出した少なくとも1つの差分CQI値とを含む、前記ワイヤレス端末から受信したCQIデータを処理する手段とを具備する装置。
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