JP2012524333A - ケーブル巻付防犯装置 - Google Patents
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Abstract
防犯装置が、スプール、係止機構、ボタン、プラグ及びラッチを有することができる。スプールは、対象物に巻き付くようにケーブルを巻き取るか又は引き出すように構成される。係止機構は、スプールを部分的に係止するように構成される。ボタンを用いて、係止機構を係止位置と係止解除位置との間で移動させることができる。装置のハウジング内にプラグを挿入することによって、ボタンがスプールを係止解除するように作動されることができないようにボタンをブロックすることができる。プラグを、ラッチによってハウジングに固定することができ、ラッチは、プラグの許可されていない取外しを防止する。係止機能を強化するために、ラッチ及びプラグを、ラッチを移動させプラグを解放するために少なくとも2つの力が必要であるように構成することができる。スプール、係止機構及びボタンを共通軸に沿って積み重ねることにより、より小型化された設計を提供することができる。
【選択図】 図1B
【選択図】 図1B
Description
本発明は、商品又は他の対象物を保護するために用いられる防犯装置に関し、特に、防犯装置が対象物に固定されるように、対象物の周囲に巻き付けるように用いられる1本又は複数本の調整可能なケーブルを有する防犯装置に関する。
万引きを防止しかつ見つけるために、電子商品監視(EAS)システムが用いられることが多い。通常、EAS防犯システムは、EASタグ、送信機、受信機及び警報器を有している。EASタグは、商品の一部に取り付けられる。送信機及び受信機は、小売店の出口に位置決めされ、消費者が小売店を出るときに通過しなければならない検出ゾーンを確立するように構成される。送信機は、検出ゾーンを通じて信号を送信するように構成される。EASタグは、検出ゾーンに入ると、応答し、信号、又は送信機が送信した元の信号の変化若しくは外乱を生成し、それは受信機によって検出可能である。EASタグが検出されると、アクティブEASタグが取り付けられている商品を持って小売店を出ようとしている人がいることを店員に通知するために、警報器がトリガーされる。
EASシステムでは、検出されているのは実際のEASタグであって、商品自体ではない。したがって、EASタグを商品から取り外すことによってEASシステムを回避することができる。EASタグの許可されていない取外しを防止するために、防犯装置が開発された。通常の防犯装置は、EASタグを収容し、消費者又は窃盗しようとする者がEASタグに手を加えるか又は他の方法でEASタグを商品から取り除くことができる可能性を制限するように、EASタグを商品に取り付けるように構成されている。
一例として、1つの特定のタイプの防犯装置は、参照により開示内容がすべて本明細書に援用される米国特許第7,497,101号に開示されているもの等、ケーブル巻付防犯装置である。通常、ケーブル巻付防犯装置は、ラチェット機構用の第1のハウジングと、EASタグ用の第2のハウジングと、第1のハウジング及び第2のハウジングの両方に通されると共に商品のパッケージに巻き付くように構成されたケーブルとを有している。ラチェット機構は、ケーブルをパッケージの周囲に締め付け、ケーブルが緩められなければ防犯装置をパッケージから取り外すことができないように構成されている。防犯装置は、小売店の従業員が操作する特別に構成された鍵又は他の専用機器なしにはケーブルが緩められるか又は解放されないようにする、係止機構をさらに有している。用途によっては、ケーブル巻付防犯装置のケーブルはまた、消費者又は窃盗しようとする者が、パッケージ内の商品に届くようにパッケージを開放するか又は他の方法でパッケージに手を加えることも防止する。
本発明の実施の形態は防犯装置を提供する。本防犯装置は、商品又は他の対象物に固定されると共に、防犯装置が許可なく取り外されるか又は手を加えられるのを防止するように構成されている。さらに、本発明の実施の形態による防犯装置はまた、小売業者が、特定の防犯装置を使用又は選択する前に、他の防犯装置に優先して選ぶか又は考慮することができる1つ又は複数の追加の特徴又は機能を提供することもできる。
たとえば、一実施の形態によれば、対象物に取り付けられるように構成された防犯装置が提供される。防犯装置は、ハウジング、スプール、係止機構、ボタン、プラグ及びラッチを有する。スプールは、第1の方向及び第2の方向の両方に回転可能であるように、ハウジング内に回転可能に支持される。係止機構は、係止位置と係止解除位置との間で移動可能である。係止位置では、係止機構は、スプールが第1の方向に回転しないようにする一方で、第2の方向に回転するのを妨げないように位置決めされる。係止解除位置では、係止機構は、スプールが第1の方向又は第2の方向に回転するのを妨げないように位置決めされる。ボタンは、防犯装置が対象物に取り付けられていないときにハウジングの外側からアクセス可能であり、係止位置と係止解除位置との間で係止機構を移動させるように構成される。プラグは、挿入位置と取外し位置との間で移動可能である。挿入位置では、プラグの少なくとも一部は、ボタンが係止機構を係止位置から移動させないように位置決めされる。取外し位置では、プラグは、ボタンが係止機構を係止位置から移動させるのを妨げないように位置決めされる。ラッチは、係合位置と係合解除位置との間で移動可能である。係合位置では、ラッチの少なくとも一部は、プラグが取外し位置に向かって移動しないように位置決めされる。係合解除位置では、ラッチは、プラグが取外し位置に向かって移動するのを妨げないように位置決めされる。
係合位置にあるラッチと挿入位置にあるプラグとは、ラッチを係合位置から前記係合解除位置に向かって移動させるために第1の力及び第2の力を必要とするように構成することができる。
防犯装置は、ハウジングから少なくともプラグまで延在する少なくとも1本のケーブルループを形成するように構成されるケーブルをさらに有することができる。ケーブルの第1の端部をスプールに接続することができ、ケーブルの第2の端部を、たとえば防犯装置のハウジング又は他の構成要素の非回転部分に固定することができ、それにより、第1の方向へのスプールの回転によりケーブルループが長くなり、第2の方向へのスプールの回転によりケーブルループが短くなる。
ボタンは、防犯装置が対象物に取り付けられるとアクセス不能であるように位置決めすることができる。
スプール、係止機構及びボタンの各々は、空間的に共通の軸を中心に位置決めすることができる。係止機構は、共通の軸に沿って移動可能である。挿入位置では、プラグは、共通軸に対して実質的に垂直とすることができる。ラッチは、共通の軸に対して平行な軸に沿って移動可能とすることができる。
防犯装置は、EASタグ及び可聴警報器の少なくとも一方をさらに有することができる。防犯装置は、第2のハウジングをさらに有することができる。第1のハウジングは可聴警報器を収容することができ、第2のハウジングはEASタグを収容することができる。
別の実施の形態によれば、防犯装置は、ハウジング、スプール、ハンドル、係止機構、ボタン及びプラグを有する。スプールは、第1の方向及び第2の方向の両方に第1の軸を中心に回転可能であるように、ハウジング内に回転可能に支持される。ハンドルは、スプールを回転させるように構成される。係止機構は、係止位置と係止解除位置との間で第1の軸に沿って移動可能である。係止位置では、係止機構は、スプールが第1の方向に回転しないようにする一方で、第2の方向に回転するのを妨げないように位置決めされる。係止解除位置では、係止機構は、スプールが第1の方向又は第2の方向に回転するのを妨げないように位置決めされる。ボタンは、防犯装置が対象物に取り付けられていないときにハウジングの外側からアクセス可能であり、第1の軸に沿って移動可能であり、係止位置と係止解除位置との間で係止機構を移動させるように構成される。プラグは、挿入位置と取外し位置との間で移動可能である。挿入位置では、プラグの少なくとも一部は、ボタンが係止機構を係止位置から移動させないように位置決めされる。取外し位置では、プラグは、ボタンが係止機構を係止位置から移動させるのを妨げないように位置決めされる。
防犯装置は、ケーブル及びラッチをさらに有することができる。ケーブルは、ハウジングから少なくともプラグまで延在する少なくとも1つのケーブルループを形成するように構成される。ケーブルの第1の端部はスプールに接続され、ケーブルの第2の端部は、第1の方向へのスプールの回転によりケーブルループが長くなり、第2の方向へのスプールの回転によりケーブルループが短くなるように固定される。ラッチは、係合位置と係合解除位置との間で移動可能である。係合位置では、ラッチの少なくとも一部は、プラグが取外し位置に向かって移動しないように位置決めされる。係合解除位置では、ラッチは、プラグが取外し位置に向かって移動するのを妨げないように位置決めされる。
係合位置にあるラッチと挿入位置にあるプラグとは、ラッチを係合位置から係合解除位置に向かって移動させるために第1の力及び第2の力を必要とするように構成することができる。挿入位置では、プラグは、第1の軸に対して実質的に垂直とすることができる。
別の実施の形態では、防犯装置は、ハウジング、スプール、係止機構、ボタン及びプラグを有することができる。スプールは、第1の方向及び第2の方向の両方に第1の軸を中心に回転可能であるように、ハウジング内に回転可能に支持される。係止機構は、係止位置と係止解除位置との間で移動可能である。係止位置では、係止機構は、スプールが第1の方向に回転しないようにする一方で、第2の方向に回転するのを妨げないように位置決めされる。係止解除位置では、係止機構は、スプールが第1の方向又は第2の方向に回転するのを妨げないように位置決めされる。ボタンは、防犯装置が対象物に取り付けられていないときにハウジングの外側からアクセス可能であり、移動可能であり、係止位置と係止解除位置との間で係止機構を移動させるように構成される。プラグは、挿入位置と取外し位置との間で移動可能である。挿入位置では、プラグは、第1の軸に対して実質的に垂直に、かつボタンが係止機構を係止位置から移動させないようにボタンと係止機構との間に延在する。取外し位置では、プラグは、ボタンの移動を妨げないように位置決めされる。
係止機構及びボタンの各々は、第1の軸に沿って移動可能とすることができる。
防犯装置は、係合位置と係合解除位置との間で移動可能なラッチをさらに有することができる。係合位置では、ラッチの少なくとも一部は、プラグが取外し位置に向かって移動しないように位置決めされる。係合解除位置では、ラッチは、プラグが取外し位置に向かって移動するのを妨げないように位置決めされる。係合位置にあるラッチと挿入位置にあるプラグとは、ラッチを係合位置から係合解除位置に向かって移動させるために第1の力及び第2の力を必要とするように構成することができる。
防犯装置はハンドル及びケーブルをさらに有することができる。ハンドルを、スプールを回転させるように構成することができる。ケーブルを、ハウジングから少なくともプラグまで延在する少なくとも1つのケーブルループを形成するように構成することができる。たとえば、ケーブルの第1の端部をスプールに接続することができ、ケーブルの第2の端部を、第1の方向へのスプールの回転によりケーブルループが長くなり、第2の方向へのスプールの回転によりケーブルループが短くなるように、固定することができる。
防犯装置は、EASタグと、EASタグを収容する第2のハウジングとをさらに有することができる。防犯装置は可聴警報器も有することができる。
ここで、必ずしも比例尺で描かれていない添付図面を参照する。
ここで、1つ又は複数の本発明について、本発明のすべてではないがいくつかの実施形態が示されている添付図面を参照して以下により完全に説明する。実際には、これらの発明は多くの異なる形態で具現化することができ、本明細書に示す実施形態に限定されるように解釈されるべきではなく、むしろ、これらの実施形態は、本開示が適用可能な法的要件を満足するように提供される。同様の符号は全体を通して同様の要素を指す。以下に用いる上部(top:頂部)、下部(bottom:底部)、側面、上に、下に、上方に、下方に、垂直な、水平な等の用語は、本発明のすべての実施形態における必要な限定を意味するのではなく、本明細書では、図に示す例示的な実施形態において相対的な方向又は向きを述べるのに役立つように使用されている。
本発明の実施形態は、防犯装置を提供する。この防犯装置は、商品又は他の対象物に固定されて、該防犯装置が許可なく取り外されるか又は手を加えられるのを防止するように構成することができる。防犯装置は、1つ又は複数の警報機能をさらに有することができる。さらに、本発明の実施形態による防犯装置は、小売業者が、特定の防犯装置を使用又は選択する前に、他の防犯装置に優先して選ぶか又は考慮することができる、他の特徴又は機能を提供することもできる。たとえば、防犯装置は、許可されていない取外しを防止するように構成されているが、従業員等、許可されている操作者が防犯装置を取り外すことができる容易さを要素とすることができる。同様に、防犯装置を商品に固定することができる容易さも別の要素とすることができる。さらに別の要素は、ケーブル巻付防犯装置の全体のサイズ又は形状とすることができる。大型のハウジングは、特定のパッケージ若しくは商品の美感を損なう可能性があるか、又は重要な情報を潜在的な消費者に見えなくする可能性がある。また、許可されていない取外しを防止する装置の能力を改善するか又は向上させるケーブル巻付防犯装置のあらゆる追加の又は新しい機能も、小売業者によって有益であるとみなすことができる。
以下に詳細に説明するように、本発明の実施形態は、上記特徴及び機能のうちの1つ又は複数を扱うことができる防犯装置を提供する。たとえば、防犯装置は、スプール、係止機構、ボタン、プラグ及びラッチを有することができる。スプールを、対象物の周囲に巻き付けるようにケーブルを巻き取るか又は引き出すように構成することができる。係止機構を、スプールを部分的に係止するように構成することができる。ボタンを用いて、係止機構を係止位置と係止解除位置との間で移動させることができる。スプールを係止解除するようにボタンを作動することができないように、装置のハウジング内にプラグを挿入することにより、ボタンをブロックすることができる。プラグを、プラグの許可されていない取外しを防止するラッチによってハウジングに固定することができる。係止機能を強化するために、ラッチ及びプラグを、ラッチを移動させプラグを解放するために少なくとも2つの力が必要であるように構成することができる。スプール、係止機構及びボタンを共通の軸に沿って積み重ねることにより、より小型化された設計を提供することができる。
特に、図1a〜図2cの図示する実施形態によれば、防犯装置100は、第1のハウジング110及び第2のハウジング120、ケーブル130並びにプラグ140を有している。ケーブル130は、第1のハウジングから外側に向かって、第2のハウジング120を通り、プラグ140を通って、たとえばプラグの外端によって画定される開口部465を通って、再び第2のハウジング120を通り、第1のハウジング110に戻るように延在している。ケーブル130の経路は、複数のループを形成している。第1のループは、第1のハウジング110から第2のハウジング120を通ってプラグ140まで確定されており、第2のループは、プラグ140から第2のハウジング120を通って第1のハウジング110に戻るように確定されている。
以下により詳細に説明するように、プラグ140は、たとえば図4a及び図4bに示すような、プラグ140の少なくとも一部がハウジングの開口部402を通って第1のハウジングの内側404内に延在する挿入位置と、たとえば図2a及び図4cに示すような、プラグ140全体が第1のハウジングの外側にある取外し位置との間で移動可能である。プラグを取り外すと、ケーブルの第1のループ及び第2のループが分離され、ケーブルを対象物200の周囲に巻き付けることができる。ケーブルが対象物200の周囲に巻き付けられると、たとえば図2a〜図2cに示すように、プラグ140を第1のハウジング110に挿入することができ、防犯装置は第1のケーブルループ及び第2のケーブルループにより対象物200に固定される。当業者は、防犯装置を対象物に固定することに加えて、図示するような二重ループ実施形態によって、何者かが対象物に不正に手を加えるのを阻止又は防止することもでき、たとえば、対象物はパッケージとすることができ、二重ケーブルループは、何者かがパッケージを開いて中身に触れることができるのを防止することができることを理解するであろう。
概して、図示する実施形態によれば、第1のハウジング110は、ケーブル130の緩め及び締付けを行うように構成された回転可能スプールを収容しており、第2のハウジング120はEASタグを収容している。しかしながら、図示する実施形態は、例示的な実施形態であり、排他的な実施形態ではない。他の実施形態では、防犯装置は、2つのケーブルループを有するのではなく、単一のケーブルループのみを有することもできる。たとえば、ケーブルは、ハウジング内のスプールに固定された第1の端部から、ハウジングを出てプラグに固定された第2の端部まで延在することができる。第2のハウジングを有する実施形態では、ケーブルは、第2のハウジングを通って延在することができる。他の実施形態では、防犯装置は単一のハウジングのみを有することもできる。こうした実施形態では、EASタグを、スプールと同じハウジングに収容することができる。他の実施形態では、防犯装置はEASタグを有していなくてもよい。
ここで、再び図示する実施形態を参照し、図1a、図2c及び図3bに最もよく示すように、第2のハウジング120は内部300を画定することができる。たとえば図示する実施形態によれば、第2のハウジング120は、上部分310及び下部分320を有している。上部分310は、上面314と、上面314の周縁を近位端316から遠位端318まで延在している側壁312とを有することができる。下部分320は、側壁312の遠位端318に接続される底面322を有することができる。まとめて、上面314、側壁312及び底面322は、第2のハウジング120の内部300を画定する。
第2のハウジング120は、たとえば図1a、図2c及び図3bに示すように、ケーブルが第2のハウジングを通って延在することを可能にするように構成された複数の穴330、332、334、336を画定することができる。第2のハウジング120はまた、EASタグ340を収納又は収容することも可能である。より詳細には、EASタグ340を、第2のハウジング120の内部300内に収容することができる。第2のハウジング120がEASタグ340と共に組み立てられると、EASタグが、消費者及び窃盗しようとする者から等、触れることができないように、上部分310及び下部分320を、たとえば接着剤、溶接又は1つ若しくは複数の締結具により、永久的に接続することができる。
ここで第1のハウジング及び回転可能なスプールの動作を参照すると、防犯装置の実施形態は、第1のハウジング110、スプール410、係止機構420、ボタン430、プラグ140及びケーブル130を有することができる。概して、図示する実施形態によれば、スプール410は、ケーブル130を引き出すか又は巻き取るように構成されている。係止機構420は、スプール410がケーブル130を巻き取ることを制限され、またケーブル130をそれ以上引き出さないように、スプール410を選択的に係止するように構成されている。ボタン430は、係止機構420の係合解除によってスプール410を係止解除するように構成されている。またプラグ140は、ボタン430がスプール410を係止解除しないように、ボタン430をブロックするように構成されている。
たとえば、図4a〜図4cに示すように、スプール410を、防犯装置の第1の軸を中心に第1の方向及び第2の方向(すなわち時計回り及び反時計回り)の両方に回転可能であるように、第1のハウジングの内部404内で支持することができる。ケーブルの第1の端部をスプールに固定することができ、ケーブルの第2の端部を、ハウジングに、又はハウジング内のスプールに回転可能に連結されていない要素に固定することができ、それにより、スプールの第2の方向への回転によりケーブルをスプールの周囲に巻き取ることができ、スプールの第1の方向への回転により、ケーブルをスプールから引き出すことができる。
より詳細には、図示する実施形態によれば、スプール410は、円筒状側壁411と、側壁411の頂部及び底部から外側に延在している2つの円筒状フランジ412、413とを有している。側壁411及びフランジ412、413は、ケーブルの一部を格納又は保持することができる円筒状チャネルを形成している。防犯装置は、スプールを少なくとも部分的に支持するように構成された支持ポスト440をさらに有することができる。たとえば、支持ポスト440は、その周囲に延在する溝442を画定している円筒状本体441とすることができる。スプール410は、円筒状本体441を受け入れるように中央開口部414を画定することができ、支持ポストの溝442に係合するように構成された内側リム415をさらに有することができる。スプール410はまた、円筒状本体441の周囲に延在するように構成された円筒状内壁416を有することもできる。
動作中、図示する実施形態によれば、スプール410は円筒状本体441を中心に回転することができ、一方で、溝442及び内側リム415が、第1の軸に沿いかつ第1の軸に対して垂直な方向における、支持ポスト440に対するスプール410の移動を阻止する。スプールを、第1のハウジングの1つ又は複数の面により、こうした面が第1のハウジング内のスプールの回転を防止しない限り、第1のハウジング内でさらに支持することができる。以下により詳細に説明するように、スプール410は、たとえば図5bに最もよく示すように、係止機構の延長部を受け入れるように構成された1つ若しくは複数の開口部又は溝417をさらに画定することができる。係止機構の延長部が1つ又は複数の開口部417を通して少なくとも部分的に延在することにより、スプール410及び係止機構は回転可能に連結され、すなわち、一方の回転により他方が回転する。
係止機構420を、(たとえば図4a及び図4bに示すような)係止位置と(たとえば図4cに示すような)係止解除位置との間で移動可能とすることができる。係止位置では、係止機構420は、スプール410の第1の方向への回転を防止する一方で、スプール410の第2の方向への回転を妨げないように位置決め又は構成される。さらなる例として、係止機構420を、係止位置において、ケーブルがさらに第1のハウジングから延出しないように、すなわちスプールから引き出されないようにすると共に、ケーブルが後退する、すなわちスプールの周囲にさらに巻き取られるのを妨げないように位置決め又は構成することができる。係止解除位置では、係止機構を、いずれの方向においても、すなわちケーブルがスプールの周囲で巻き取られているか又は引き出されているかにかかわらず、スプールの回転を妨げないように、位置決め又は構成することができる。
図示する実施形態の係止機構420は、全体的にスプール410の下方にある。さらに、図示する実施形態では、スプール410及び係止機構420は共に、第1の軸を中心に配置されている。図5cに最もよく示すように、係止機構420は、全体的にリングとして成形され、支持ポスト440が中に延在するのを可能にすると共に、防犯装置の第1の軸に沿った係止機構420と支持ポスト440との相対的な移動を可能にするように構成された、中央開口部423を画定することができる。上述したように、係止機構420は、1つ又は複数の延長部421を有することができる。一例として、図示する実施形態の係止機構420は、上方に延在する3つの延長部421を有している。係止機構420は、たとえば図4a〜図4cに示すように、延長部421がスプールの開口部417に位置合わせされるように位置決めされており、それにより、延長部421が、開口部417内に延在すると共に、係止機構420及びスプール410を回転可能に連結する。延長部421の長さを、係止機構420が係止位置にあるときと係止解除位置にあるときとの両方において、延長部421が開口部417内に延在することを確実にするのに十分長くすることができる。
係止機構420は、たとえば図5cに示すように、係止機構の底面に沿って延在する、下方に向いている係止歯424をさらに有することができる。係止位置にある間、係止機構の係止歯424を、係止歯の第2のセットと係合するように位置決めすることができる。たとえば、図5dに示すように、第1のハウジング110は、第1のハウジングの下部分に沿って成形された係止歯406のセットを有することができるか、又は第1のハウジングは係止歯のセットを含むインサートを有することができ、インサートを、第1のハウジングの下部分に位置決めすることができる。係止歯の第1のセット406及び係止歯の第2のセット424が係合すると、それらの形状により、歯のセット406、424の間の一方の方向への相対的な回転移動が防止される一方で、歯のセット406、424の間の他方の方向への相対的な回転移動が可能となる。この機能により、これらの係止歯を、一方向係止歯と呼ぶ場合がある。係止解除位置では、係止機構の歯424は、係止歯の第1のセット406及び係止歯の第2のセット424が他方の移動を妨げないように、係止歯の第1のセット406から離れて位置決めされている。
防犯装置100を、係止機構420を係止位置に向かって付勢するように構成することができる。たとえば、図3a及び図4a〜図4cに示すように、図示する実施形態によれば、防犯装置100は、コイルばね等の1つ又は複数の付勢要素450を有している。付勢要素450を、係止機構420とスプール410との間において係止機構の延長部421の周囲に位置決めすることができる。係止機構420が係止解除位置になるまで移動すると、係止機構420とスプール410との間の距離が低減し、付勢要素450が圧縮される。付勢要素450の圧縮のために、付勢要素450は、係止機構420に力を加え、係止機構420を係止位置に向かわせる。しかしながら、後に説明するように、使用者は、係止機構420が係止解除位置にあり続けるようにボタン430を押すことにより、この力に打ち勝つことができる。
ボタン430は、図示する実施形態によれば、係止機構420を係止位置と係止解除位置との間で移動させるように構成されている。ボタン430を、使用者がボタン430を作動させる、たとえば押すことができるように、第1のハウジング110の外側から少なくとも部分的にアクセス可能であるように位置決め又は構成することができる。たとえば、図4a〜図4cに示すように、図示する実施形態によれば、第1のハウジング110は、底部開口部308を画定して、防犯装置が対象物から取り外されるとボタン430に対するアクセスを可能にすることができる。より具体的な例として、第1のハウジング110は、底部開口部308を画定する底面407を有することができる。ボタンの底面431を、底面407の近くに位置決めすることができる。図示する実施形態では、係止位置において、ボタンの底面431は、第1のハウジングの底面407と同一平面にある。他の実施形態では、ボタンの底面は、ボタンが依然として使用者に対してアクセス可能であるように、下面の下方か又は上方にあることもできる。
ボタン30は、係止機構420の下方か又は係止機構420に隣接して位置決めされている上部分432をさらに有している。たとえば、上部分432は、係止機構420の下方に向いている面の真下であるか又はそれに隣接していることができる。使用者がボタン430を作動させる、たとえば押すと、ボタン430は第1のハウジング110内に、たとえば防犯装置の第1の軸に沿って、図4cの矢印によって示すようにさらに移動し、それにより、ボタンの上部分432が係止機構420と係合し、係止機構420を上方に係止解除位置まで、たとえば防犯装置の第1の軸に沿って移動させる。係止機構420が係止解除位置まで移動することにより、係止歯の2つのセット406、424が係合解除する。
上述したように、プラグ140を、少なくとも部分的に第1のハウジング内に、たとえば第1のハウジングによって画定される開口部402を通して挿入可能とすることができる。さらに、挿入位置において、プラグ140を、係止機構420が係止位置から移動しないように、ボタン430の移動を防止するように位置決め又は構成することができる。言い換えれば、プラグ140が挿入位置にある限り、係止機構420は、ボタン430を介して係止位置から移動することが防止され、したがって、ケーブル又はケーブルループを長くすることができない。
プラグ140は、内端461から外端462まで延在することができる。内端461と外端462との間の距離がプラグの長さを画定する。プラグの長さを、プラグが第1のハウジングの内部に十分延在することができるように構成することができ、それにより、プラグの少なくとも一部がボタンの少なくとも一部の上方に延在するように、内端が少なくともボタンまで及ぶか又はボタンを越える。たとえば、図示する実施形態では、ボタンは、空間的に防犯装置の第1の軸を中心に配置されており、プラグを、第1の軸を少なくとも部分的に横切って実質的に垂直に延在するように構成することができる。ボタン430はまた、プラグが挿入位置まで内方に移動する際、プラグの内端461を受け入れるように構成することができるチャネル433を画定することもできる。プラグ140の少なくとも一部がボタン430の少なくとも一部の上方にある状態では、ボタン430は、それ以上第1のハウジング110内に上方に移動することが防止される。
プラグの外端462を、概して、第1のハウジングの外壁に対応するような形状とすることができる。たとえば、図示する実施形態では、第1のハウジング110は、実質的に円筒状の外壁を有している。外端462は、第1のハウジングの外壁に対応する円筒状外面409を画定することができる。プラグ140の長さは、プラグの外端の外面409の挿入された部分が、たとえば図1aに示すように、第1のハウジングの外壁と同一平面であるか又は実質的に同一平面であるように構成することができる。こうした配置は、プラグをカモフラージュするか又は他の方法で溶け込ませるのに役立つことができ、それにより、プラグが、消費者又は窃盗しようとする者に対して目立たなくなる。
防犯装置は、たとえば図4a〜図4cに示すように、係合位置と係合解除位置との間で移動可能なラッチ470をさらに有することができる。係合位置では、たとえば図4aに示すように、ラッチ470は、プラグ140が挿入位置から移動しないように、すなわち第1のハウジングから取り外されないように位置決めされている。係合解除位置では、たとえば図4b及び図4cに示すように、ラッチ470は、プラグ140が挿入位置から取外し位置まで移動するのを妨げないように位置決めされている。防犯装置を、ラッチ470が係合位置に向かって付勢されるようにさらに構成することができる。さらに、プラグ140が挿入位置にある状態では、防犯装置を、ラッチ470が特別に構成された鍵なしに係合位置から移動しないようにさらに構成することができる。
スプール410、係止機構420、ボタン420、プラグ140及びここではラッチ470の間の相互作用により、当業者は、プラグ140がラッチ470の位置決めにより挿入位置から移動しないようにすることにより、スプール410が一方向にしか回転可能でないことを理解するであろう。この一方向を、ケーブルの巻取方向、すなわちケーブルループを締め付ける方向であるように構成することができる。したがって、プラグ140が挿入されラッチ470が係合位置にある状態では、防犯装置は、ケーブルループが対象物の周囲でさらに締め付けられることを可能にする一方で、ケーブルループが緩むことを防止すると共に、消費者又は窃盗しようとする者が防犯装置を対象物から取り外すことができる可能性を低減するように構成されている。
より具体的な例として、図示する実施形態によれば、第1のハウジングは、ラッチ470及びコイルばね等の付勢装置480を受け入れるように構成された垂直チャネル401を画定する。ラッチは、上端471から下端472まで延在する、磁性材料、たとえば鉄、ニッケル又はニッケルめっき鋼から作製された細長い本体とすることができる。ラッチ470を、チャネル401内で少なくとも部分的に上下に移動することができるように形状決め及び位置決めすることができる。付勢装置480を、チャネル401内においてラッチの上端471と第1のハウジングの水平面405との間に位置決めすることができる。ラッチ470は、係合解除位置に向かって移動する際、たとえば図示する実施形態によれば、チャネル内を上方に移動し、付勢装置480が圧縮されてこの付勢装置480によってラッチの上端471上に力が加わり、ラッチ470を係合位置に向かって下方へ促す。プラグ140が挿入位置にあると、消費者又は窃盗しようとする者が、ラッチ470を係合位置から移動させようとラッチ470を押すか、引くか、又は他の方法でラッチ470に手を加えるように指又は道具を挿入することができないよう、ラッチ470、付勢装置480及びチャネル401を第1のハウジングの外側からはアクセス不可能とすることができる。
ラッチ470を、その磁気特性のために、磁力によって移動させることができる。しかしながら、ラッチ470を、第1のハウジング110内に位置決めし、かつ他の方法で、磁力がラッチに対して所定の強度又は特定の向きを有する場合に、その磁力によってのみ移動可能であるように構成することができる。たとえば、図示する実施形態では、ラッチ470は、選択的にハウジングに隣接して配置されている特別に構成された鍵により、係合解除位置まで移動可能である。
一例として、図6a〜図6cに示すように、鍵600は、磁石606と、第1のハウジングの側面において画定された1つ又は複数の配置窪み403と係合するように構成された1つ又は複数の配置ノブ602とを有することができる。配置ノブ602及び配置窪み403が位置合わせされると、鍵の磁石は、ラッチを係合解除位置に向かって上方に移動させるように十分な磁力を形成するよう、ラッチに対して位置決めされる。特別に構成された鍵を使用するのは、消費者又は窃盗しようとする者が、より従来からの又は一般的な磁石を用いてラッチを移動させることができる可能性を最小限に抑えるためである。
防犯装置を、耐衝撃性の特徴を有するようにさらに構成することができる。対象物及び防犯装置が特定の方法で落下した場合、衝撃力により、通常、ラッチ470は、少なくとも一時的に係合位置から係合解除位置まで移動する可能性があり、それにより、プラグ140が許可なく取り外されることになる可能性がある。防犯装置は、ラッチ470が係合位置から係合解除位置まで移動するのに2つの力が必要であるように構成することができる。第1の力は、上述したように特別に構成された鍵の使用とすることができる。第2の力は、使用者が加えることができる。第2の力が必要であることにより、防犯装置の耐衝撃性を向上させることができる。したがって、衝撃が第1の力として作用するか又は他の方法で第1の力をの必要性をなくす場合であっても、第2の力が必要であることにより、プラグが第1のハウジング内に挿入された状態で維持される可能性が高い。
たとえば、図4a〜図4c及び図7に示すように、プラグ140が挿入位置にあると共にラッチ470が係合位置にあるとき、プラグの外端462は、ラッチの少なくとも下端472を受け入れるように構成された開口部又はチャネル464を画定することができる。外端462はまた、内方に面している傾斜面466も画定することができる。内端461と内方に面している傾斜面466との間において、プラグを、ラッチの下端472と第1のハウジングの開口部402の底部との間の距離より、垂直方向に小さくすることができる。ラッチ470が係合位置にあると共に、プラグ140が第1のハウジングの開口部402内に挿入されると、プラグ140は、ラッチの下端472と開口部402の底部との間に嵌ることができる。内方に面している傾斜面466がラッチ470に達すると、プラグ140は、内方に面している傾斜面466及びラッチ470が接触する地点まで達する。プラグ140がさらに挿入されると、ラッチ470と内方に面している傾斜面466との間の相互作用により、ラッチ470が係合解除位置に向かって上方に押される。プラグのチャネル464がラッチの下端472に達すると、ラッチの下端472は、重力及び/又は付勢装置480によりチャネル464内に落下する。
プラグ140は、チャネル466内に延在するリップ467等の延長部をさらに有することができ、ラッチ470は、リップ467を受け入れるか又はリップ467と係合するように構成された開口部473を有することができる。たとえば、図示するように、プラグ140は、プラスチック成形片468と、プラスチック成形片内に成形されるか又はプラスチック成形片に他の方法で取り付けられることができるインサート469とを有することができる。インサートは、リップを形成するように構成することができる。図示する実施形態によれば、ラッチの下端472がプラグ挿入中にチャネル464内に落下すると、ラッチの下端472の少なくとも一部がリップ467の下方まで落ちる。リップ467が少なくとも部分的にラッチの開口部473内に延在するように、プラグ140をわずかに後退(すなわち外側に移動)させることができる。リップ467がラッチ470の一部にわたって延在した状態では、ラッチ470は、特別に構成された鍵又は衝撃に応じても上方に移動することが防止される。
リップ467がラッチの開口部473内に少なくとも部分的に延在するようにプラグ140をわずかに後退させることは、防犯装置の通常の装着操作中に行うことができる。たとえば、プラグ140を、使用者、たとえば小売店の従業員により、ハウジング内に挿入することができる。使用者は、たとえば内端461が第1のハウジングの内側部分に当接するまで、プラグを可能な限り挿入することができる。この位置において、ラッチは、プラグのチャネルと位置合わせされ、それにより、チャネル内に少なくとも部分的に移動する。しかしながら、リップ467はまだ、少なくとも部分的に開口部473内に延在していない可能性がある。次に、使用者は、ケーブルを対象物の周囲に締め付けることができる。上述したように、ケーブルはプラグを通って延在することができる。したがって、ケーブルは、対象物の周囲で締め付けられるときに、プラグを引っ張る。ケーブルを締め付けることによってプラグに加えられる引張力により、プラグはわずかに後退し、それにより、リップ467は少なくとも部分的に開口部473内に移動する。
別の例として、プラグを後退させるためにケーブルに頼る代りに又はそれに加えて、付勢装置を用いることができる。付勢装置を、プラグが第1のハウジング内に挿入されると、プラグをわずかに後退させるように付勢し、ラッチの下端の一部がプラグのチャネル内にあるように構成することができる。
図示する実施形態のプラグ140を解放するために、使用者は、鍵600を第1のハウジング110の上面に接するように配置し、リップ467がそれ以上ラッチの開口部473内にないように又は他の方法で開口部473と係合しないように、プラグ140をわずかに内方に押す。リップ467が取り外されると、ラッチ470は、鍵によって提供される磁力によって係合解除位置に向かって移動可能である。したがって、図示する実施形態では、鍵が第1の力を提供する一方で、使用者が押すことにより第2の力が提供される。
防犯装置は、使用者がスプール410を回転させるのを可能にするように構成されたハンドル150をさらに有することができる。たとえば、図示する実施形態によれば、防犯装置は、頂部160及びハンドル150を有している。第1のハウジングは、頂部160が第1のハウジングに接続されるように頂部160の周囲にかつ少なくとも部分的に頂部160の上方に延在する頂部リム112を有することができる。より詳細には、図示する実施形態では、頂部160は、第1のハウジング110に対して防犯装置の第1の軸に沿って又は第1の軸に対して横方向に移動することが防止されるが、第1のハウジング110に対して回転可能である。頂部リム112は、一旦組み立てられると、消費者又は窃盗しようとする者が防犯装置を分解することが困難であるように、第1のハウジングの残りの部分に永久的に接続することができる。
頂部160を、スプール410を覆うように位置決め又は構成することができる。さらに、頂部160を、スプールに回転可能に接続することができる。たとえば、スプールは、たとえば図5aに最もよく示すような頂部の位置決めブロック496等の部分を受け入れる、たとえば図5bに示すような1つ又は複数の開口部495を有することができる。ハンドル150を、たとえば図1aに示すような格納位置まで、又はたとえば図1bに示すような跳ね上げ位置まで移動することができるように、頂部160に枢動可能に接続することができる。より具体的な例として、図3aに示すように、ハンドル150を、ハンドル150及び頂部160に画定された穴を通って延在する1つ又は複数のピン494によって、頂部160に接続することができる。使用者は、スプール410を回転させるには、ハンドル150を跳ね上げ位置まで枢動させ、その後、ハンドル150をひねることができる。上述したように、係止機構420が係止位置にあるとき、巻取方向等の一方向にしかスプール410を回転させることができないように、使用者を制限することができる。係止機構420が係止解除位置にあるとき、使用者は、スプールをいずれの方向にも回転させることができる。
防犯装置は、巻取機機構をさらに有することができる。特に、参照により援用され本出願が優先権を主張する、米国特許出願第12/027,297号にさらに記載されているように、防犯装置は、スプールを第1の位置に付勢する巻取機機構を有することができる。第1の位置は、ケーブルがスプールの周囲に完全に巻き取られている、すなわちケーブルループが最短長を有する位置に対応することができる。巻取機機構は、第1の端部から第2の端部まで延在するねじりばねを有することができる。ねじりばねを、第1の端部をスプールに取り付け第2の端部を第1のハウジング等の非回転要素に取り付けた状態で、スプールの中央開口部内に位置決めすることができる。スプールの第1の位置において、ねじりばねは、静止しているか又は静止状態にあることができる。スプールがケーブルを引き出すように回転すると、ばねはねじれる。スプールが回転するほどばねはねじれる。ねじりばねは、その静止状態まで戻るように構成されている。ねじりばねとスプールとの間の接続のために、ねじりばねは、スプールを第1の位置に戻すようにも構成されている。したがって、反対の力がなければ、ねじりばねは、スプールを第1の位置に戻すように移動させ、それによりケーブルを巻き戻すように構成されている。
上述したように、防犯装置はEASタグ340を有することができ、EASタグ340は、所定の検出ゾーンに存在すると、たとえば、小売店のドア又は他の入口地点に若しくはその近くに据え付けられると、検出可能であるように構成されている。EASタグを、EAS防犯システム内で作用するように構成することができる。たとえば、EASタグを、電磁(EM)システム内又は音響磁気(AM)システム内等の磁気タグか、又は無線周波数(RF)システム内等の電子回路及びアンテナとすることができる。別の例として、EASタグを、マイクロ波システム内で作用するように構成することができる。
EASタグに加えて又はその代りに、防犯装置は他の無線装置を有することができる。たとえば、防犯装置は、アクティブ(active:能動型)又はパッシブ(passive:受動型)RFIDタグを有することができる。RFIDタグを用いて、防犯の目的又は在庫管理の目的で対象物に関する情報を格納しかつ/又は通信することができる。
防犯装置を、他の防犯機能又は警報機能を有するように構成することも可能である。たとえば、防犯装置は、1つ又は複数の状況に応じてトリガーすることができる、圧電サイレン等の可聴警報器を有することができる。図示する実施形態では、警報器は、印刷回路基板497、発光ダイオード(LED)498及びバッテリ499を有することができる。バッテリ499を、スプール410によって画定される上部空洞内に格納し位置決めすることができる。印刷回路基板497を、バッテリの上方に位置決めすることができる。LEDは、印刷回路基板497及びバッテリ499と電気的に連通することができ、その少なくとも一部が第1のハウジング110の外側から見えるように、防犯装置の頂部160によって画定される開口部を少なくとも部分的に通って延在することができる。LEDを、たとえば、防犯装置に電源が投入され、係止機構が係止位置にあり、プラグが挿入位置にあり、ラッチが第1の位置にあり、警報器が作動可能とされ、又は警報器がトリガーされたといった、特定の条件又は状況の存在のインジケーターとして(たとえば、一定の光又は点滅するオン/オフ光を提供することにより)使用することができる。
参照により援用される米国特許第7,497,101号において詳細に説明されているように、防犯装置の警報器を、ケーブルの一部が切断されるか又は損傷を受ける等、損なわれた場合に作動するように構成することができる。たとえば、ケーブルは導電性であって、防犯装置のトリガーと接触する検知ループを形成することができる。ケーブルが損なわれると、トリガーは、ケーブルの変化を検出して、警報器を作動させることにより応答するように構成される。
別の例として、トリガーを、防犯システムのゲートに対するEASタグの位置に応じて警報器を励起し、したがって作動させるように構成することができる。一実施形態では、トリガーを、EASタグがゲートの近くにあるか、ゲートにあるか、又はゲートを越えると、警報器を作動させるように構成することができ、それは、従業員が、防犯装置が取り付けられた商品を検出するのを助けるはずである。したがって、いくつかの実施形態では、防犯装置は3つの警報機能、たとえばEASタグが検出されると警報を発するゲート自体と、そのケーブルが損なわれるか又は他の方法でケーブルに対して手が加えられるとトリガーする、防犯装置自体の可聴警報器と、EASタグが防犯ゲートにあるか、その近くにあるか、又はそれを越えるとトリガーする防犯装置の可聴警報器とを有することができる。
上述したように、本明細書に開示する実施形態は、防犯装置を提供する。防犯装置は、比較的小型の設計を有することができる。たとえば、図示する実施形態では、防犯装置の第1の軸を中心に回転可能なスプールと、防犯装置の第1の軸に沿って移動可能な係止機構及びボタン。さらに、スプール、係止機構及びボタンの各々を、空間的に防犯装置の第1の軸を中心として配置することができ、プラグは、防犯装置の第1の軸に沿ったスプール、係止機構及びボタンの相対的な移動を防止するように、防犯装置の第1の軸に対して垂直にかつ第1の軸を通って実質的に延在することができる。こうした配置、すなわち、スプール、係止機構及びボタンの間で共通の軸(第1の軸等)と、共通軸に対して垂直にかつボタンと係止機構との間で移動するように構成された、係止機構をブロックするプラグとにより、いくつかの従来の防犯装置に比較して比較的小型の設計が可能となる。
図示する実施形態では、ボタンは、ハウジングの底面に位置決めされている。ボタンをハウジングの底面に配置することは、従来にはないものと考えることができ、それは、こうした位置では、ボタンが商品の近くに又は直接接触して配置されるため、商品がボタンを不注意に作動させる可能性があると考えられるためである。しかしながら、上述したように、プラグがボタンの作動をブロックするように構成されており、それにより商品による不注意の作動が最小限に抑えられる。さらに、こうした位置では、ボタンは、防犯装置が対象物に固定されると、消費者及び窃盗しようとする者に対してアクセス不能である(したがって、不正操作に対してより耐性がある(tamper resistant))。ボタンの位置により不注意のかつ許可されていない作動が防止されるが、ボタンの存在により、依然として、小売店の従業員が防犯装置を使用する比較的容易な手段が提供される。
上述したように、防犯装置は、窃盗しようとする者が防犯装置の係止機能を迂回するのをより困難にする、耐衝撃性機能も有することができる。また、図示する実施形態では、防犯装置は、比較的より大きい係止面を提供する係止機構の周縁に沿って延在する係止歯の2つのセット、したがって、いくつかの従来の防犯装置に比較して改善された係止構造を有している。当業者は、本発明の実施形態による防犯装置が従来の防犯装置のうちのいくつかに勝って提供する他の改良形態及び強化形態を理解するであろう。
本明細書に示した本発明の多くの変形及び他の実施形態は、上述した説明及び関連する図面に提示した教示から利益を得る、これらの発明が関連する当業者には思いつくであろう。したがって、本発明は、開示する特定の実施形態に限定されないこと、並びに変更形態及び他の実施形態が、添付の特許請求の範囲内に含まれるように意図されていることが理解されるべきである。本明細書では特定の用語を採用しているが、それらは、一般的かつ説明的な意味でのみ用いられ、限定の目的では用いられていない。
Claims (21)
- 対象物に取り付けられるように構成された防犯装置であって、
ハウジングと、
第1の方向及び第2の方向の両方に回転可能であるように、前記ハウジング内に回転可能に支持されるスプールと、
係止位置と係止解除位置との間で移動可能な係止機構であって、該係止位置では、該係止機構は、前記スプールが前記第1の方向に回転しないようにする一方で、前記第2の方向に回転するのを妨げないように位置決めされ、該係止解除位置では、該係止機構は、前記スプールが前記第1の方向又は前記第2の方向に回転するのを妨げないように位置決めされる、係止機構と、
該防犯装置が前記対象物に取り付けられていないときに前記ハウジングの外側からアクセス可能であり、前記係止位置と前記係止解除位置との間で前記係止機構を移動させるように構成されるボタンと、
挿入位置と取外し位置との間で移動可能なプラグであって、該挿入位置では、該プラグの少なくとも一部は、前記ボタンが前記係止機構を前記係止位置から移動させないように位置決めされ、該取外し位置では、該プラグは、前記ボタンが前記係止機構を前記係止位置から移動させるのを妨げないように位置決めされる、プラグと、
係合位置と係合解除位置との間で移動可能なラッチであって、該係合位置では、該ラッチの少なくとも一部は、前記プラグが前記取外し位置に向かって移動しないように位置決めされ、該係合解除位置では、該ラッチは、前記プラグが前記取外し位置に向かって移動するのを妨げないように位置決めされる、ラッチと、
を具備する、防犯装置。 - 前記係合位置にある前記ラッチと前記挿入位置にある前記プラグとは、前記ラッチを前記係合位置から前記係合解除位置に向かって移動させるために第1の力及び第2の力を必要とするように構成される、請求項1に記載の防犯装置。
- 前記ハウジングから少なくとも前記プラグまで延在する少なくとも1つのケーブルループを形成するように構成されたケーブルであって、該ケーブルの第1の端部は前記スプールに接続され、前記ケーブルの第2の端部は、前記第1の方向への前記スプールの回転により前記ケーブルループが長くなり、前記第2の方向への前記スプールの回転により前記ケーブルループが短くなるように固定される、ケーブルをさらに具備する、請求項1に記載の防犯装置。
- 前記ボタンは、前記防犯装置が前記対象物に取り付けられるとアクセス不能であるように位置決めされる、請求項1に記載の防犯装置。
- 前記スプール、前記係止機構及び前記ボタンの各々は、空間的に共通の軸を中心に位置決めされる、請求項1に記載の防犯装置。
- 前記係止機構は、前記共通の軸に沿って移動可能である、請求項1に記載の防犯装置。
- 前記挿入位置では、前記プラグは、前記共通軸に対して実質的に垂直である、請求項6に記載の防犯装置。
- 前記ラッチは、前記共通の軸に対して平行な軸に沿って移動可能である、請求項7に記載の防犯装置。
- EASタグをさらに具備する、請求項1に記載の防犯装置。
- 可聴警報器をさらに具備する、請求項8に記載の防犯装置。
- 第2のハウジングをさらに具備し、前記第1のハウジングは前記可聴警報器を収容し、該第2のハウジングは前記EASタグを収容する、請求項10に記載の装置。
- 対象物に取り付けられるように構成された防犯装置であって、
ハウジングと、
第1の方向及び第2の方向の両方に第1の軸を中心に回転可能であるように、前記ハウジング内に回転可能に支持されるスプールと、
前記スプールを回転させるハンドルと、
係止位置と係止解除位置との間で前記第1の軸に沿って移動可能な係止機構であって、該係止位置では、該係止機構は、前記スプールが前記第1の方向に回転しないようにする一方で、前記第2の方向に回転するのを妨げないように位置決めされ、該係止解除位置では、該係止機構は、前記スプールが前記第1の方向又は前記第2の方向に回転するのを妨げないように位置決めされる、係止機構と、
該防犯装置が前記対象物に取り付けられていないときに前記ハウジングの外側からアクセス可能であり、前記第1の軸に沿って移動可能であり、前記係止位置と前記係止解除位置との間で前記係止機構を移動させるように構成されるボタンと、
挿入位置と取外し位置との間で移動可能なプラグであって、該挿入位置では、該プラグの少なくとも一部は、前記ボタンが前記係止機構を前記係止位置から移動させないように位置決めされ、該取外し位置では、該プラグは、前記ボタンが前記係止機構を前記係止位置から移動させるのを妨げないように位置決めされる、プラグと、
を具備する、防犯装置。 - 前記ハウジングから少なくとも前記プラグまで延在する少なくとも1つのケーブルループを形成するように構成されたケーブルであって、該ケーブルの第1の端部は前記スプールに接続され、前記ケーブルの第2の端部は、前記第1の方向への前記スプールの回転により前記ケーブルループが長くなり、前記第2の方向への前記スプールの回転により前記ケーブルループが短くなるように固定される、ケーブルと、
係合位置と係合解除位置との間で移動可能なラッチであって、該係合位置では、該ラッチの少なくとも一部は、前記プラグが前記取外し位置に向かって移動しないように位置決めされ、前記係合解除位置では、該ラッチは、前記プラグが前記取外し位置に向かって移動するのを妨げないように位置決めされる、ラッチと、
をさらに具備する、請求項12に記載の防犯装置。 - 前記係合位置にある前記ラッチと前記挿入位置にある前記プラグとは、前記ラッチを前記係合位置から前記係合解除位置に向かって移動させるために第1の力及び第2の力を必要とするように構成される、請求項13に記載の防犯装置。
- 前記挿入位置では、前記プラグは、前記第1の軸に対して実質的に垂直である、請求項14に記載の防犯装置。
- 対象物に取り付けられるように構成された防犯装置であって、
ハウジングと、
第1の方向及び第2の方向の両方に第1の軸を中心に回転可能であるように、前記ハウジング内に回転可能に支持されるスプールと、
係止位置と係止解除位置との間で移動可能な係止機構であって、該係止位置では、該係止機構は、前記スプールが前記第1の方向に回転しないようにする一方で、前記第2の方向に回転するのを妨げないように位置決めされ、該係止解除位置では、該係止機構は、前記スプールが前記第1の方向又は前記第2の方向に回転するのを妨げないように位置決めされる、係止機構と、
該防犯装置が前記対象物に取り付けられていないときに前記ハウジングの外側からアクセス可能であり、移動可能であり、前記係止位置と前記係止解除位置との間で前記係止機構を移動させるように構成されるボタンと、
挿入位置と取外し位置との間で移動可能なプラグであって、該挿入位置では、該プラグは、前記第1の軸に対して実質的に垂直に、かつ前記ボタンが前記係止機構を前記係止位置から移動させないように前記ボタンと前記係止機構との間に延在し、該取外し位置では、該プラグは、前記ボタンの移動を妨げないように位置決めされる、プラグと、
を具備する、防犯装置。 - 前記係止機構及び前記ボタンの各々は、前記第1の軸に沿って移動可能である、請求項16に記載の防犯装置。
- 係合位置と係合解除位置との間で移動可能なラッチであって、該係合位置では、該ラッチの少なくとも一部は、前記プラグが前記取外し位置に向かって位置しないように位置決めされ、該係合解除位置では、該ラッチは、前記プラグが前記取外し位置に向かって移動するのを妨げないように位置決めされ、前記係合位置にある前記ラッチと前記挿入位置にある前記プラグとは、前記ラッチを前記係合位置から前記係合解除位置に向かって移動させるために第1の力及び第2の力を必要とするように構成される、ラッチをさらに具備する、請求項16に記載の防犯装置。
- 前記スプールを回転させるハンドルと、前記ハウジングから少なくとも前記プラグまで延在する少なくとも1つのケーブルループを形成するように構成されたケーブルであって、該ケーブルの第1の端部は前記スプールに接続され、前記ケーブルの第2の端部は、前記第1の方向への前記スプールの回転により前記ケーブルループが長くなり、前記第2の方向への前記スプールの回転により前記ケーブルループが短くなるように固定される、ケーブルと、をさらに具備する、請求項16に記載の防犯装置。
- EASタグと、該EASタグを収容する第2のハウジングと、をさらに具備する、請求項16に記載の防犯装置。
- 可聴警報器をさらに具備する、請求項16に記載の防犯装置。
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130129 |
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130131 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20130705 |