JP2012521677A - ワイヤレス通信ネットワーク中での適応アソシエーションならびに共同のアソシエーションおよびリソースパーティショニング - Google Patents

ワイヤレス通信ネットワーク中での適応アソシエーションならびに共同のアソシエーションおよびリソースパーティショニング Download PDF

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Abstract

ワイヤレスネットワーク中での通信をサポートする技術を記述する。1つの
観点において、アソシエーションおよびリソースパーティショニングを共同で実行して、ユーザ機器(UE)に対して担当基地局を選択し、基地局に対して利用可能なリソースを割り振ってもよい。別の観点において、適応アソシエーションを実行して、UEに対して担当基地局を選択してもよい。1つの設計において、基地局は、アソシエーションおよびリソースパーティショニングに(またはアソシエーションだけに)関連した異なる可能な動作に対するローカルなメトリックを計算してもよい。基地局は、少なくとも1つの隣接基地局から可能な動作に対するローカルなメトリックを受信して、計算したローカルなメトリックと受信したローカルなメトリックとに基づいて、可能な動作に対する全メトリックを決定する。

Description

優先権の主張
本出願は、2009年3月19日に出願され、本出願の譲受人に譲渡され、参照によりここに組み込まれている、“異種ネットワークのための共同のアソシエーションおよびリソースパーティショニング”と題する米国仮出願シリアル番号第61/161,648号に対する優先権を主張する。
分野
本開示は一般に、通信に関し、より詳細には、ワイヤレス通信をサポートする技術に関する。
背景
ワイヤレス通信ネットワークは、音声、ビデオ、パケットデータ、メッセージング、ブロードキャストなどのような、さまざまな通信コンテンツを提供するために広く展開されている。これらのワイヤレスネットワークは、利用可能なネットワークリソースを共有することによって複数のユーザをサポートできる多元接続ネットワークであってもよい。そのような多元接続ネットワークの例は、コード分割多元接続(CDMA)ネットワークと、時分割多元接続(TDMA)ネットワークと、周波数分割多元接続(FDMA)ネットワークと、直交FDMA(OFDMA)ネットワークと、単一搬送波FDMA(SC−FDMA)ネットワークとを含む。
ワイヤレス通信ネットワークは、多数のユーザ機器(UE)に対する通信をサポートできる、多数の基地局を含んでいてもよい。UEは、ダウンリンクおよびアップリンクにより基地局と通信してもよい。ダウンリンク(すなわち、フォワードリンク)は、基地局からUEへの通信リンクを指し、アップリンク(すなわち、リバースリンク)は、UEから基地局への通信リンクを指す。
基地局は、ダウンリンク上でUEにデータを送信してもよく、および/または、アップリンク上でUEからデータを受信してもよい。ダウンリンク上で、基地局からの送信は、隣接する基地局からの送信に起因する干渉を観測することがある。アップリンク上で、UEからの送信は、隣接する基地局と通信する他のUEからの送信に起因する干渉を観測することがある。ダウンリンクおよびアップリンクの両方に対して、干渉する基地局および干渉するUEに起因する干渉は、性能を低下させる可能性がある。性能を向上させるために、干渉を緩和することが望まれる。
概要
ワイヤレスネットワークにおける、適応アソシエーション、ならびに、共同のアソシエーションおよびリソースパーティショニングに対する技術をここで記述する。アソシエーションは、UEに対して担当基地局を決定するプロセスを指す。リソースパーティショニングは、基地局に対して利用可能なリソースを割り振るプロセスを指す。アソシエーションは、サーバ選択と呼ばれることもある。リソースパーティショニングは、リソース割り振り、リソース調整などと呼ばれることもある。
1つの観点において、アソシエーションおよびリソースパーティショニングを共同で実行してもよい。共同のアソシエーションおよびリソースパーティショニングに対して、UEおよび基地局の間の異なる可能なアソシエーションと、基地局への、リソースの異なる可能な割り振りとを考慮することにより、担当基地局をUEに対して選択してもよく、また、利用可能なリソースを基地局に割り振ってもよい。1つの設計において、共同のアソシエーションおよびリソースパーティショニングは、1組の基地局中の各基地局により、分散型の方法で実行してもよい。1つの設計において、1組の基地局中の所定の基地局は、アソシエーションおよびリソースパーティショニングに関連した複数の可能な動作に対して、ローカルなメトリックを計算してもよい。基地局は、少なくとも1つの隣接基地局から、複数の可能な動作に対するローカルなメトリックを受信してもよく、計算したローカルなメトリックと、受信したローカルなメトリックとに基づいて、これらの可能な動作に対する全メトリックを決定してもよい。基地局は次に、複数の可能な動作に対する全メトリックに基づいて、1組のUEに対する担当基地局と、1組の基地局に割り振られるリソースとを決定してもよい。
別の観点において、例えば、基地局へのリソースの現在の割り振りに基づいて、UEおよび基地局の間の異なる可能なアソシエーションを考慮することにより、適応アソシエーションを実行して、UEに対して担当基地局を選択してもよい。1つの設計において、適応アソシエーションは、1組の基地局中の各基地局により、分散型の方法で実行してもよい。1つの設計において、1組の基地局中の所定の基地局は、アソシエーションに関連した複数の可能な動作に対するローカルなメトリックを計算してもよい。基地局は、少なくとも1つの隣接基地局から、複数の可能な動作に対するローカルなメトリックを受信してもよく、計算したローカルなメトリックと、受信したローカルなメトリックとに基づいて、これらの可能な動作に対する全メトリックを決定してもよい。基地局は、次に、複数の可能な動作に対する全メトリックに基づいて、1組のUEに対する担当基地局を決定してもよい。
本開示のさまざまな観点および特徴を、以下でさらに詳細に記述する。
図1は、ワイヤレス通信ネットワークを示す。 図2は、UEに対する例示的なアクティブセットと、基地局に対する例示的な隣接セットとを示す。 図3は、共同のアソシエーションおよびリソースパーティショニングを実行するためのプロセスを示す。 図4は、共同のアソシエーションおよびリソースパーティショニングで通信することをサポートするプロセスを示す。 図5は、共同のアソシエーションおよびリソースパーティショニングで通信することをサポートする装置を示す。 図6は、共同のアソシエーションおよびリソースパーティショニングを実行するための別のプロセスを示す。 図7は、適応アソシエーションで通信することをサポートするプロセスを示す。 図8は、適応アソシエーションで通信することをサポートする装置を示す。 図9は、UEにより通信するためのプロセスを示す。 図10は、UEにより通信するための装置を示す。 図11は、基地局およびUEのブロック図を示す。
詳細な説明
ここで記述する技術は、CDMAネットワークや、TDMAネットワークや、FDMAネットワークや、OFDMAネットワークや、SC−FDMAネットワークや、他のネットワークのような、さまざまなワイヤレス通信ネットワークに対して使用してもよい。用語“ネットワーク”および“システム”は、区別なく使用されることが多い。CDMAネットワークは、ユニバーサル地上無線アクセス(UTRA)や、cdma2000などのような無線技術を実現できる。UTRAは、広帯域CDMA(WCDMA)と、CDMAの他の変形体とを含む。cdma2000は、IS−2000、IS−95およびIS−856の標準規格をカバーする。TDMAネットワークは、移動体通信用グローバルシステム(GSM(登録商標))のような無線技術を実現できる。OFDMAネットワークは、進化型UTRA(E−UTRA)や、ウルトラモバイルブロードバンド(UMB)や、IEEE802.11(Wi−Fi)や、IEEE802.16(WiMAX)や、IEEE802.20や、フラッシュ−OFDM(登録商標)などのような無線技術を実現できる。UTRAおよびE−UTRAは、ユニバーサル移動体電気通信システム(UMTS)の一部である。3GPPロングタームエボリューション(LTE)およびLTE−アドバンスト(LTE−A)は、E−UTRAを使用するUMTSの新しいリリースであり、E−UTRAは、ダウンリンク上でOFDMAを用い、アップリンク上でSC−FDMAを用いる。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTE、LTE−AおよびGSMは、“第3世代パートナーシップ・プロジェクト”(3GPP)と名付けられた組織からの文書で説明されている。cdma2000およびUMBは、“第3世代パートナーシップ・プロジェクト2”(3GPP2)と名付けられた組織からの文書で説明されている。ここで記述する技術は、上述のネットワークおよび無線技術だけでなく、他のワイヤレスネットワークおよび無線技術に対しても使用してもよい。
図1は、ワイヤレス通信ネットワーク100を示し、ワイヤレス通信ネットワーク100は、多数の基地局110と、他のネットワークエンティティとを含んでもよい。基地局は、UEと通信するエンティティであってもよく、ノード、ノードB、進化型ノードB(eNB)、アクセスポイントなどと呼ばれることもある。各基地局は、特定の地理的エリアに対して通信カバレッジを提供してもよい。3GPPにおいて、用語“セル”は、基地局のカバレッジエリア、および/または、用語が使用される文脈次第で、このカバレッジエリアを担当する基地局サブシステムを指すことができる。3GPP2において、用語“セクタ”または“セル−セクタ”は、基地局のカバレッジエリア、および/または、このカバレッジエリアを担当する基地局サブシステムを指すことができる。明瞭にするために、“セル”の3GPP概念を、ここでの記述において使用する。
基地局は、マクロセル、ピコセル、フェムトセル、および/または、他のタイプのセルに対して、通信カバレッジを提供できる。マクロセルは、比較的大きな地理的エリア(例えば、半径数キロメートル)をカバーしてもよく、サービスに加入したUEによる、制限のないアクセスを可能にしてもよい。ピコセルは、比較的小さい地理的エリアをカバーしてもよく、サービスに加入したUEによる、制限のないアクセスを可能にしてもよい。フェムトセルは、比較的小さい地理的エリア(例えば、自宅)をカバーしてもよく、フェムトセルとのアソシエーションを有するUE(例えば、閉じている加入者グループ(CSG)中のUE)による、制限されたアクセスを可能にしてもよい。図1中で示した例において、ワイヤレスネットワーク100は、マクロセルに対するマクロ基地局110aおよび110bと、ピコセルに対するピコ基地局110cおよび110eと、フェムトセルに対するフェムト/ホーム基地局110dとを含む。
ワイヤレスネットワーク100は、中継局を含んでいてもよい。中継局は、アップストリームエンティティ(例えば、基地局またはUE)からデータの送信を受信し、ダウンストリームエンティティ(例えば、UEまたは基地局)に対してデータの送信を送るエンティティである。中継局は、アクセスリンクによりUEと通信し、バックホールリンクにより基地局と通信してもよい。中継局はまた、他のUEに対して送信を中継するUEであってもよい。中継局は、ノード、局、中継、中継基地局などと呼ぶことがある。
ワイヤレスネットワーク100は、例えば、マクロ基地局、ピコ基地局、フェムト基地局、中継局などのような、異なるタイプの基地局を含む異種ネットワークであってもよい。これらの異なるタイプの基地局は、ワイヤレスネットワーク100において、異なる送信電力レベル、異なるカバレッジエリア、干渉に対する異なる影響を有する可能性がある。例えば、マクロ基地局は、高い送信電力レベル(例えば、20ワットまたは43dBm)を有していてもよく、ピコ基地局および中継局は、より低い送信電力レベル(例えば、2ワットまたは33dBm)を有していてもよく、フェムト基地局は、低い送信電力レベル(例えば、0.2ワットまたは23dBm)を有していてもよい。異なるタイプの基地局は、異なる最大送信電力レベルを有する異なる電力クラスに属していてもよい。
ネットワーク制御装置130が、1組の基地局に結合していてもよく、これらの基地局に対して調整および制御を提供してもよい。ネットワーク制御装置130は、バックホールを介して基地局110と通信してもよい。基地局110はまた、バックホールを介して互いに通信してもよい。
UE120は、ワイヤレスネットワーク100全体にわたって分散していてもよく、各UEは、固定型または移動型であってもよい。UEは、局、端末、移動局、加入者ユニットなどと呼ばれることもある。UEは、セルラ電話機、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、ワイヤレスモデム、ワイヤレス通信デバイス、ハンドヘルドデバイス、ラップトップコンピュータ、コードレス電話機、ワイヤレスローカルループ(WLL)局などであってもよい。UEは、基地局、中継局、他のUEなどと通信することができる。
UEは、1つ以上の基地局のカバレッジ内に位置していてもよい。1つの設計において、ダウンリンクおよびアップリンクの両方でUEを担当する単一の基地局を選択してもよい。別の設計において、ダウンリンクおよびアップリンクのそれぞれでUEを担当する1つの基地局を選択してもよい。両方の設計に対して、最大のジオメトリ/信号強度、最小のパス損失、最大のエネルギー/干渉効率、最大のユーザスループットなどのような、1つ以上のメトリックに基づいて、担当基地局を選択してもよい。ジオメトリは、受信信号の品質に関連し、受信信号の品質は、carrier-over-thermal(CoT)、信号対雑音比(SNR)、信号対雑音および干渉比(SINR)、搬送波対干渉比(C/I)などにより定量化してもよい。エネルギー/干渉の効率を最大にすることは、(i)ビット当たりの、必要なエネルギーを最小にすること、または、(ii)単位受信有効信号エネルギー当たりの、受信干渉エネルギーを最小にすること、を必然的に伴ってもよい。パート(ii)は、干渉されるすべての局に対するチャネル利得の合計に対する、意図される局に対するチャネル利得の比を最大にすることに対応してもよい。ユーザのスループットを最大にすることは、基地局の負荷(例えば、基地局により現在担当されているUEの数)、基地局に割り振られているリソースの量、基地局の利用可能なバックホールの容量などのような、さまざまな要因を考慮に入れてもよい。
上述の、サーバ選択に対する異なるメトリックは、異なるシナリオにおいて、より良好な性能を提供してもよい。例えば、負荷またはリソースパーティショニングに起因する制限がないと仮定すれば、ジオメトリを最大にすることは、多くのケースにおいて、ダウンリンク上での良好な性能を提供できる。パス損失を最小にすることは、セル分割の利得に起因して、異種ネットワークにおいて良好な性能を提供できる。エネルギー/干渉の効率を最大にすることは、パス損失を最小にすることと同時に起こることが多く、いくつかのケースにおいて、より良好な性能を提供し得る。ユーザのスループットを最大にすることは、多くのケースにおいて、エネルギー/干渉の効率を最大にすることよりも良いかもしれず、現在のセルの負荷およびリソースパーティショニングに基づいていてもよい。
UEが最初に電源投入されるときに、UEに対してアソシエーションを実行してもよく、アソシエーションは、初期アソシエーションと呼ばれることもある。アソシエーションを実行して、UEのハンドオーバに対して新しい担当基地局を選択してもよい。
アソシエーションは、いくつかの理由から、異種ネットワークにおいてむずかしいものであるかもしれない。第1に、異なる送信電力レベルを有する基地局(例えば、マクロ基地局、ピコ基地局およびフェムト基地局)は、異種ネットワークにおいて、リンクの不均衡のシナリオを生じさせる可能性がある。そのようなシナリオにおいて、1つのリンク上で最も強い基地局に接続することは、他のリンク上で、支配的な干渉シナリオを結果として生じさせる可能性がある。第2に、制限されているアソシエーションを有するフェムト基地局は、アソシエーションに影響を及ぼすかもしれず、支配的な干渉シナリオを結果として生じさせる可能性がある。第3に、異種ネットワーク中の異なる基地局は、アソシエーションに影響を及ぼす、異なるバックホール容量を有するかもしれない。異種ネットワークにおいて、アソシエーションに伴う、他の可能性のある問題があるかもしれない。アソシエーションに伴う、これらのさまざまな可能性のある問題は、以下で記述するように対処してもよい。
ワイヤレスネットワークは、ダウンリンクおよびアップリンクのそれぞれに対して1組のリソースをサポートしてもよい。利用可能なリソースは、時間または周波数、あるいは、時間および周波数の両方、または、他の何らかの基準に基づいて規定されてもよい。例えば、利用可能なリソースは、異なる周波数サブバンド、または、異なる時間インターレース、または、異なる時間−周波数ブロックなどに対応してもよい。時間インターレースは、例えば、S番目のタイムスロット毎のような、均等に間隔が空けられたタイムスロットを含んでいてもよく、ここで、Sは任意の整数値であってもよい。利用可能なリソースを、全ワイヤレスネットワークに対して規定してもよい。
利用可能なリソースを、さまざまな方法で、ワイヤレスネットワーク中の基地局により使用してもよい。1つのスキームにおいて、各基地局は、送信のために、すべての利用可能なリソースを使用してもよい。このスキームは、乏しい性能を達成することをいくつかの基地局にもたらす可能性がある。例えば、図1中のフェムト基地局110dは、マクロ基地局110aおよび110bの近接内に位置していてもよく、フェムト基地局11dからの送信は、マクロ基地局110aおよび110bからの高い干渉を観測するかもしれない。別のスキームにおいて、固定されたリソースパーティショニングに基づいて、利用可能なリソースを、基地局に割り振ってもよい。各基地局は次に、送信のために、その割り振られたリソースを使用してもよい。このスキームにより、各基地局は、その割り振られたリソース上で良好な性能を達成することが可能になり得る。しかしながら、いくつかの基地局には、必要とされるよりも多くのリソースが割り振られるかもしれないのに対し、他のいくつかの基地局は、割り振られたリソースよりも多くのリソースを必要とするかもしれず、ワイヤレスネットワークに対して、最適下限の性能を招くかもしれない。
リソースパーティショニングとアソシエーションは、関連していてもよく、一方が他方に影響を及ぼす可能性がある。例えば、UEと基地局との間の新しいアソシエーションは、ある基地局から別の基地局に負荷をシフトするかもしれず、例えば、リンクの不均衡または制限されているアソシエーションに起因する高い干渉に対処するために、リソースパーティショニングをトリガー/要求するかもしれない。逆に、リソースパーティショニングは、異なるリソース上での信号および干渉状態に影響を及ぼすかもしれず、このことは、アソシエーションを決定するために使用されるメトリックに影響を及ぼすかもしれない。例えば、ダウンリンクジオメトリのようなメトリックは、リソースパーティショニングから結果として生じる信号および干渉状態の変化に起因して、もはや、すべてのリソース上での信号品質を表さないかもしれない。さらに、リソースパーティショニングは、基地局に対する、利用可能なリソースの量に影響を及ぼすかもしれず、セル負荷により影響を受けるかもしれない。
1つの観点において、アソシエーションとリソースパーティショニングとを、共同で実行してもよい。共同のアソシエーションおよびリソースパーティショニングに対して、UEと基地局との間の、異なる可能なアソシエーションと、基地局に対する、リソースの異なる可能な割り振りとを考慮することにより、担当する基地局をUEに対して選択してもよく、また、利用可能なリソースを基地局に割り振ってもよい。これは、アソシエーションが、現在のリソースパーティショニングおよびセル負荷を考慮に入れることを可能にし、リソースパーティショニングがアソシエーションの更新に基づいて更新されることを可能にし、アソシエーションが、リソースパーティショニングおよび/または他のアソシエーションの更新における変化に基づいて更新されることを可能にする。
1つの設計において、共同のアソシエーションおよびリソースパーティショニングを、集中型の方法で実行してもよい。この設計において、指定されたエンティティが、UEおよび基地局に対する関連情報を受信し、アソシエーションおよびリソースパーティショニングに対するメトリックを計算し、計算されたメトリックに基づいて、最良のアソシエーションおよびリソースパーティショニングを選択してもよい。別の設計において、共同のアソシエーションおよびリソースパーティショニングを、1組の基地局により、分散型の方法で実行してもよい。この設計において、各基地局は、いくつかのメトリックを計算してもよく、隣接する基地局とメトリックを交換してもよい。メトリックの計算および交換は、1以上のラウンドに対して実行してもよい。各基地局は次に、最良の性能を提供できるアソシエーションおよびリソースパーティショニングを決定および選択してもよい。
共同のアソシエーションおよびリソースパーティショニングを、ダウンリンクだけに対して、または、アップリンクだけに対して、あるいは、ダウンリンクおよびアップリンクの両方に対して、実行してもよい。ダウンリンクおよびアップリンクに対して、異なる方法で、リソースパーティショニングを実行してもよい。明瞭にするために、ダウンリンクに対する、共同のアソシエーションおよびリソースパーティショニングを、以下で詳細に記述する。
表1は、ダウンリンクに対する、共同のアソシエーションおよびリソースパーティショニングに対して使用してもよい、1組の構成要素をリスト表示する。
Figure 2012521677
1つの設計において、各UEに対してアクティブセットを維持してもよく、UEにより実施されるパイロット測定および/または基地局により実施されるパイロット測定に基づいて、アクティブセットを決定してもよい。所定のUE tに対するアクティブセットは、(i)ダウンリンク上で、UE tにより観測される信号または干渉への無視できない寄与を有し、および/または、(ii)アップリンク上でUE tから、無視できない信号または干渉を受信する、基地局を含んでいてもよい。アクティブセットは、干渉管理セット、候補セットなどと呼ばれることもある。1つの設計において、基地局は、この基地局のCoTがCoTminのしきい値よりも大きい場合に、UE tのアクティブなセットに含まれてもよい。基地局は、受信信号強度および/または他の基準に基づいて、アクティブセット中に含まれてもよい。共同のアソシエーションおよびリソースパーティショニングに対する計算の複雑さを低減させるために、アクティブセットを制限してもよい。1つの設計において、アクティブセットを、N個の基地局に制限してもよく、アクティブセットは、CoTminを超えるCoTを有する、N個のまでの最も強い基地局を含んでいてもよく、ここで、Nは、任意の適切な値であってもよい。
1つの設計において、隣接セットを、各基地局に対して維持してもよく、隣接セットは、共同のアソシエーションおよびリソースパーティショニングに参加する基地局を含んでいてもよい。各基地局に対する隣接セットを、UEのアクティブセットに基づいて決定してもよい。1つの設計において、所定の基地局pに対する隣接セットは、(i)基地局pにより担当されるUEのアクティブセット中にある基地局と、(ii)それらのアクティブセット中に基地局pを有するUEを担当する基地局と、を含んでいてもよい。したがって、隣接セットは、基地局pと、その隣接基地局とを含んでもよい。共同のアソシエーションおよびリソースパーティショニングに対する計算の複雑さを低減させるために、隣接セットを制限してもよい。
図2は、図1における、UEに対する例示的なアクティブセットと、基地局に対する例示的な隣接セットとを示す。各UEに対するアクティブセットは、図2中のUEのすぐ隣の小括弧内で示されており、担当基地局には、下線が引かれている。例えば、UE1に対するアクティブセットは、{M1,M2}であり、これは、アクティブセットが担当基地局M1と隣接基地局M2とを含んでいることを意味する。各基地局に対する隣接セットは、図2中の基地局のすぐ隣の大括弧内で示されている。例えば、基地局M1に対する隣接セットは、[M2,P1,P2,F1]であり、マクロ基地局M2と、ピコ基地局P1およびP2と、フェムト基地局F1とを含んでいる。
1つの設計において、1組の送信PSDレベルを、各基地局に対して規定してもよく、1組の送信PSDレベルは、各リソースに対して基地局により使用できるすべての送信PSDレベルを含んでいてもよい。基地局は、ダウンリンク上で、各リソースに対する送信PSDレベルのうちの1つを使用してもよい。所定のリソースの使用を、そのリソースに対して選択された/許可された送信PSDレベルにより規定してもよい。1つの設計において、1組の送信PSDレベルは、公称PSDレベルや、低PSDレベルや、ゼロPSDレベルなどを含んでいてもよい。利用可能なすべてのリソースに対する公称PSDレベルは、基地局の最大送信電力に対応してもよい。基地局に対する1組の送信PSDレベルは、基地局の電力クラスに依存してもよい。1つの設計において、所定の電力クラスに対する1組の送信PSDレベルは、ゼロPSDレベルを加えた、この電力クラスよりも低いかまたは等しいすべての電力クラスの公称PSDレベルの結合であってもよい。例えば、マクロ基地局は、(マクロ電力クラスに対する)43dBmの公称PSDレベルと、(ピコ電力クラスに対する公称PSDレベルに対応する)33dBmの低PSDレベルと、ゼロPSDレベルとを含んでいてもよい。各電力クラスに対する1組の送信PSDレベルはまた、他の方法で規定されてもよい。
効用関数を使用して、共同のアソシエーションおよびリソースパーティショニングに対して、ローカルなメトリックと全メトリックとを計算してもよい。所定の基地局pに対するローカルなメトリックは、U(p)と表記してもよく、所定のアソシエーションおよびリソースパーティショニングに対する基地局の性能を表してもよい。1組の基地局NSに対する全メトリックは、V(NS)と表記してもよく、所定のアソシエーションおよびリソースパーティショニングに対する1組の基地局の全体の性能を表してもよい。ローカルなメトリックは、基地局メトリック、ローカルユーティリティ、基地局ユーティリティなどと呼ぶこともある。全メトリックは、全ユーティリティ、近接ユーティリティなどと呼ぶこともある。
1つの設計において、次のように、ユーザレートの合計に基づいて、効用関数を定義してもよい:
Figure 2012521677
ここで、S(t)は、UE tに対する担当基地局であり、R(t)は、基地局pに対してUE tにより達成されるレートである。
別の設計において、次のように、ユーザレートの最小値に基づいて、効用関数を定義してもよい:
Figure 2012521677
数式(2)における効用関数は、すべてのUEに対して、等しいサービス程度(GoS)を保証してもよく、アウトライアーに比較的左右されないものであってもよい。別の設計において、X%レートの効用関数を定義してもよく、X%レートの効用関数において、基地局pに対する、ローカルなメトリックU(p)は、基地局pにより担当されているすべてのUEの最下位X%の最も高いレートに等しいように設定されてもよく、ここでXは、任意の適切な値であってもよい。
さらに別の設計において、次のように、ユーザレートの対数の合計に基づいて、効用関数を定義してもよい:
Figure 2012521677
数式(3)における効用関数は、proportional fairスケジューリングを提供し得る。
さらに別の設計において、次のように、ユーザレートの対数の対数の合計に基づいて、効用関数を定義してもよい。
Figure 2012521677
数式(4)における効用関数は、各UEからの寄与に対処することができ、テール分布をより強調し得る。
さらに別の設計において、次のように、−1/(ユーザレート)3の合計に基づいて、効用関数を定義してもよい:
Figure 2012521677
数式(5)における効用関数は、proportional fairメトリックよりも公正であり得る。
数式のセット(1)ないし(5)は、共同のアソシエーションおよびリソースパーティショニングに対して使用してもよい効用関数の、いくつかの例示的な設計を示す。効用関数を他の方法で定義してもよい。レートの代わりに、または、レートに加えて、他のパラメータに基づいて効用関数を定義してもよい。例えば、レート、待ち時間、キューサイズなどの関数に基づいて、効用関数を定義してもよい。
数式のセット(1)ないし(5)中で示した設計に対して、各基地局に対するローカルなメトリックを、基地局により担当されるUEのレートに基づいて計算してもよい。1つの設計において、各UEのレートは、UEに、利用可能な各リソースの一部が割り当てられていることを仮定することにより推定され得る。この一部は、α(t,r)と表記してもよく、リソースrがUE tに割り当てられている、わずかな時間としてとらえてもよい。UE tに対するレートを次のように計算してもよい:
Figure 2012521677
ここで、SE(t,r)は、リソースr上でのUE tのスペクトル効率であり、W(r)は、リソースrの帯域幅である。
リソースr上でのUE tのスペクトル効率を、次のように決定してもよい:
Figure 2012521677
ここで、PSD(p,r)は、リソースr上での、担当基地局pの送信PSDであり、PSD(q,r)は、リソースr上での、隣接基地局qの送信PSDであり、G(p,t)は、担当基地局pおよびUE tの間のチャネル利得であり、G(q,t)は、隣接基地局qおよびUE tの間のチャネル利得であり、N0は、UE tにより観測される周囲の干渉および熱雑音であり、C( )は、容量関数を表す。
数式(7)において、括弧内の分子は、UE tにおける担当基地局pからの所望の受信電力を表す。分母は、UE tにおける、すべての隣接基地局からの総干渉とN0とを表す。リソースr上で担当基地局pにより使用される送信PSDと、リソースr上で各隣接基地局により使用される送信PSDは、知られていてもよい。担当基地局pと隣接基地局とに対するチャネル利得は、UE tからのパイロット測定に基づいて取得してもよい。N0は、UE tにより、測定/推定されて計算中に含まれてもよく、または、ワイヤレスネットワークに対して(例えば、基地局pに対して)UE tにより報告されてもよく、または、(例えば、計算が基地局pにより行われるとき)無視されてもよい。容量関数は、制約容量関数、非制約容量関数、または、他の何らかの関数であってもよい。
事前スケジューラが、スケジューリング予測を実行してもよく、次のように、α(t,r)パラメータの間隔にわたって効用関数を最大にしてもよい:
Figure 2012521677
数式(8)は、α(t,r)パラメータに対する凸最適化を示し、数値的に解かれてもよい。
次のように、UE tに対するレートを制約してもよい:
Figure 2012521677
ここで、Rmax(t)は、UE tによりサポートされる最大レートである。
基地局pに対する全レートR(p)を、次のように制約してもよい:
Figure 2012521677
ここで、RBH(p)は、基地局pに対するバックホールレートである。アソシエーション決定に対して、バックホールを介して、および/または、無線により、バックホールレートを隣接基地局に送ってもよい。
上述の計算は、UE tが基地局pにより担当されていることを仮定する。アソシエーションに対して、UE tは、基地局pから、隣接セット中の別の基地局にハンドオーバされ得る。1つの設計において、UE tがハンドオーバされるかもしれない各候補基地局qに対する各リソースr上でのUE tに対して、スペクトル効率SE(t,q,r)を推定してもよい。このスペクトル効率は、現在の送信PSDレベルと、リソースr上での、UE tのアクティブセット中のすべての基地局のチャネル利得とに基づいて、数式(7)中で示すように計算してもよい。候補基地局qに対するUE tにより達成されるレートR(t,q)を、次のように推定してもよい:
Figure 2012521677
ここで、N(q)は、(UE tを除外する)候補基地局qにより現在担当されているUEの数である。
数式(11)において、分子は、候補基地局qに対する利用可能なすべてのリソース上でUE tにより達成される全レートを提供する。数式(11)は、時間の一部に対して、UE tに各リソースが割り当てられていることを仮定する数式(6)とは異なる。利用可能なすべてのリソース上でUE tにより達成される全レートは、基地局qのバックホール容量により制限され得る。基地局qに対してハンドオーバされているUE tに対処するために1を加えた、基地局qにより現在担当されているUEの数により、全レートを除算してもよい。数式(11)からのレートR(t,q)は、基地局qにより現在担当されている他のUEと同じ利用可能なリソースの一部が割り当てられているUE tに対する、推定されたレートであってもよい。
候補基地局qが、いずれのUEも担当していない場合、すべてのリソース上での、その現在の送信PSDは、ゼロであるかもしれず、数式(11)からのレート推定はゼロであるかもしれない。これは、さまざまな方法で対処され得る。1つの設計において、候補基地局qは、最良の初期リソースrB(q)を計算してアドバタイズしてもよく、最良の初期リソースrB(q)は、例えば、リソースr上で使用されている公称送信PSDレベルを有する効用関数のような、異なる効用関数に基づいて決定されてもよい。基地局qとのアソシエーションの後に、このリソースがUE tに割り当てられることを仮定することにより、UE tは、候補基地局qに対して、そのレートを推定してもよい。この仮定は、いずれのUEも担当していない候補基地局だけに対して使用してもよい。
候補基地局qに対してUE tにより達成されるレートR(t,q)を使用して、基地局qに対するローカルなメトリックを計算してもよく、次に、ローカルなメトリックを使用して、アソシエーションおよびリソースパーティショニングを決定してもよい。数式(11)中で示すように、レートR(t,q)は、(i)基地局qにより担当されているUEの数に対するN(q)に影響を及ぼす他のアソシエーションと、(ii)各リソースr上でUE tにより達成されるスペクトル効率SE(t,q,r)に影響を及ぼすリソースパーティショニングと、により影響を受けるかもしれない。例えば、新しいリソースパーティショニングに基づく各リソースパーティショニングの更新後にアソシエーションを更新することにより、これらの影響を、性能の評価/比較に含めてもよい。
数式(11)におけるレートは、UE tがワイヤレスネットワークにアクセスするときに、初期のアソシエーションに対するメトリックとして使用してもよい。UE tは、検出可能な各基地局に対する推定レートを計算してもよい。UE tは、この情報が利用可能でない各基地局に対して、無限のバックホール容量を仮定してもよい。UE tは、最も高い推定レートを有する基地局にアクセスしてもよく、その基地局に対するスケジューリング予測の一部となってもよい。
1つの設計において、共同のアソシエーションおよびリソースパーティショニングに対して、適応アルゴリズムを使用してもよい。アルゴリズムは、それが、現在の動作シナリオを考慮に入れることができるという点で、適応性があり、ワイヤレスネットワークの異なる部分に対して異なっていてもよく、時間とともに変化してもよい。適応アルゴリズムは、分散型の方法で各基地局により実行してもよく、1組の基地局に対して、または、ことによると、全ワイヤレスネットワークにわたって、効用関数を最大にすることを試みてもよい。
図3は、共同のアソシエーションおよびリソースパーティショニングを実行するためのプロセス300の設計を示す。プロセス300は、分散された設計に対して、隣接セット中の各基地局により実行してもよい。明瞭にするために、プロセス300を、基地局pに対して以下で記述する。基地局pは、隣接セット中の各基地局に対する、リソースの現在の割り振りを取得してもよい(ステップ312)。ダウンリンクに対して、利用可能な各リソースに対して1つの送信PSDレベルを有する、利用可能なリソースに対する送信PSDレベルのリストにより、基地局に対するリソースの割り振りを規定してもよい。各リソースに対する送信PSDレベルは、リソース上での、基地局に対する許可された送信PSDを示してもよい。基地局pはまた、隣接セット中の各基地局の現在の負荷を取得してもよい(ステップ314)。基地局の負荷は、基地局により現在担当されているUEの数や、基地局により使用されているリソースのパーセンテージなどにより、規定してもよい。基地局pは、バックホールを介して、または、他の手段により、隣接基地局の、現在の割り当てられているリソースおよび現在の負荷を取得してもよい。基地局pは、隣接基地局へのバックホールを介して、および、ことによると、初期アクセスまたはハンドオーバ決定のためにUEにより使用する無線により、その現在の割り振られているリソースおよび/または負荷をアドバタイズしてもよい。
基地局pは、基地局pおよび/または隣接基地局により実行できる、アソシエーションおよびリソースパーティショニングに関連した可能な動作のリストを決定してもよい(ステップ316)。可能な動作は、アソシエーションだけを、または、リソースパーティショニングだけを、あるいは、アソシエーションおよびリソースパーティショニングの両方をカバーしてもよい。リソースパーティショニングに対する可能な動作は、基地局pに対する、リソースの特定の割り振りだけでなく、隣接セット中の各隣接基地局に対する、リソースの特定の割り振りもカバーしてもよい。例えば、リソースパーティショニングに対する可能な動作は、基地局pが特定のリソース上でのその送信PSDを変更すること、および/または、隣接基地局がリソース上でのその送信PSDを変更することを必然的に伴ってもよい。アソシエーションおよびリソースパーティショニングに対する可能な動作は、UEが隣接基地局にハンドオーバされることと、隣接基地局への利用可能なリソースの許可(例えば、より高い送信PSDレベル)とをカバーしてもよい。アソシエーションおよびリソースパーティショニングに対するいくつかの可能な動作を以下で記述する。可能な動作のリストは、(i)何らかの明確な要求なく定期的に評価されてもよい標準の動作、および/または、(ii)隣接基地局からの要求に応答して評価されてもよいオンデマンド式の動作を含んでもよい。標準の動作は、1つのリソースと、1つまたは2つの基地局とを伴っていてもよい。オンデマンド式の動作は、UE、(例えば、ハンドオーバ交渉のための)1つより多いリソースに対する割り振り、および/または、(例えば、リソースパーティショニングのための)1つより多い隣接基地局を伴う動作を伴っていてもよい。可能な動作のリストをAと表記してもよい。
基地局pは、異なる可能な動作に対して、ローカルなメトリックを計算してもよい(ブロック318)。例えば、数式(1)中の合計レートの効用関数に基づくローカルなメトリックは、特定の動作aに対して基地局pにより達成される全レートを示してもよく、次のように計算してもよい:
Figure 2012521677
ここで、R(t,a)は、動作aに対してすべての利用可能なリソース上でUE tにより達成されるレートであり、U(p,a)は、動作aに対する、基地局pに対するローカルなメトリックである。
各UEに対するレートR(t,a)は、数式(6)および(7)中で示すように計算してもよく、ここで、PSD(p,r)およびPSD(q,r)は、可能な動作aに関係付けられている、それぞれ、基地局pおよびqに対する送信PSDレベルのリストに依存していてもよい。一般に、各可能な動作に対する、基地局pに対するローカルなメトリックは、効用関数に依存してもよい。
異なる可能な動作に対する全メトリックを計算するために、異なる可能な動作に対するローカルなメトリックを、基地局pだけでなく、隣接基地局により使用してもよい。基地局pは、a∈Aに対する、その計算されたローカルなメトリックU(p,a)を隣接基地局に送ってもよい(ブロック320)。基地局pはまた、隣接セット中の各隣接基地局qから、a∈Aに対するローカルなメトリックU(q,a)を受信してもよい(ブロック322)。基地局pは、その計算したローカルなメトリックと、受信したローカルなメトリックとに基づいて、異なる可能な動作に対する全メトリックを計算してもよい(ブロック324)。例えば、次のように、数式(1)中の合計レートの効用関数に基づく全メトリックを、各可能な動作aに対して計算してもよい:
Figure 2012521677
ここで、V(a)は、可能な動作aに対する全メトリックである。数式(13)中の合計は、基地局pを除いた隣接セット中のすべての隣接基地局に対するものである。
メトリックの計算の完了後に、基地局pは、最良の全メトリックを有する動作を選択してもよい(ブロック326)。各隣接基地局は、異なる可能な動作に対する全メトリックを同様に計算してもよく、また、最良の全メトリックを有する動作を選択してもよい。基地局pおよび隣接基地局は、それらが同じ組のローカルなメトリックで稼動する場合、同じ動作を選択するはずである。各基地局は、選択された動作に関して互いに通信することを必要とせずに、選択された動作に基づいて稼動してもよい。しかしながら、基地局pおおよびその隣接基地局は、異なるローカルなメトリックで稼動するかもしれず、異なる最良の全メトリックを取得するかもしれない。これは、例えば、基地局pおよびその隣接基地局が異なる隣接セットを有するようなケースである。このケースにおいて、基地局pは、隣接基地局と交渉して、どの動作をとるかを決定してもよい。これは、基地局の間で、何らかの見込みのある動作に対する全メトリックを交換することと、できる限り多くの基地局に対して良好な性能を提供できる動作を選択することとを必然的に伴ってもよい。
いくつかの可能な動作に対する全メトリックは、互いに接近していてもよく、異なる可能な動作が異なる更新間隔で選択されることを結果と生じさせ得る。1つの設計において、ヒステリシスを使用して、異なる可能な動作間で切り換えることを回避してもよい。例えば、新しい可能な動作は、その全メトリックが、特定の量だけ現在の動作の全メトリックを超える場合にのみ選択されてもよい。この特定の量は、固定値であってもよく、または、全メトリックのパーセンテージであってもよい。
最良の動作がどのように選択されるかに関わらず、選択された動作は、基地局pに対する、リソースの特定の割り振りと、ことによると、基地局pに対する特定のアソシエーションの更新とに関係付けられる。もしあるなら、基地局pは、アソシエーションの更新に基づいて、UEのハンドオーバを実行してもよい。基地局pは、選択された動作により基地局pに割り振られたリソースに基づいて、そのUEと通信してもよい(ブロック328)。割り振られたリソースは、利用可能な各リソースに対して1つの特定の送信PSDレベルを有する、送信PSDレベルのリストにより規定されてもよい。基地局pは、利用可能な各リソースに対して特定の送信PSDレベルを使用してもよい。
最良の動作を見つけるしらみ潰しの探索に対して評価する、非常に多数の可能な動作がある。評価する可能な動作の数は、さまざまな方法で低減させることができる。1つの設計において、利用可能な各リソースを独立して扱ってもよく、所定の動作は、ただ1つのリソースの送信PSDレベルを変更してもよい。別の設計において、所定の動作に対して所定のリソース上でのそれらの送信PSDレベルを調整できる基地局の数を制限してもよい。さらに別の設計において、所定のリソース上での、所定の基地局に対する送信PSDを、1回につき1レベルだけ増加または減少させてもよい。可能な動作の数を他の単純化により低減させてもよい。
1つの設計において、良好な全メトリックを招来する可能な動作のリストを評価してもよい。計算の複雑さを低減させるために、良好な全メトリックを提供しそうにもない可能な動作を飛ばしてもよい。例えば、基地局pおよび隣接基地局の両方に、同じリソース上でそれらのターゲット送信PSDレベルを増加させることは、リソース上で余分な干渉をもたらすと考えられ、両方の基地局に対して性能を劣化させ得る。したがって、この可能な動作を飛ばしてもよい。別の例として、基地局pに、UEを隣接基地局qに配らさせ、さらに、基地局qからのリソースを請求させることは、より低い全メトリックをもたらすと考えられる。この可能な動作も飛ばしてもよい。
表2は、1つの設計にしたがった、評価され得る、リソースパーティショニングに対する異なるタイプの動作をリスト表示する。
Figure 2012521677
表2中の各動作タイプは、そのタイプの、1組の可能な動作に関係付けられていてもよい。基地局pだけを伴う各動作タイプに対して、K個の可能な動作を、K個の利用なリソースに対して評価してもよい。基地局pと、セットQ中の1つ以上の隣接基地局との両方を伴う各アクションタイプに対して、複数の可能な動作を、利用可能な各リソースに対して評価してもよく、可能な動作の数は、隣接セットのサイズや、セットQのサイズなどに依存する。一般に、セットQは、1つ以上の隣接基地局を含んでいてもよく、評価する可能な動作の数を低減させるために、小さい値(例えば、2または3)に制限されてもよい。
表3は、1つの設計にしたがった、評価され得る、アソシエーションおよびリソースパーティショニングに対する異なるタイプの動作をリスト表示する。表3の最初の2行は、アソシエーションのみに対する動作タイプをカバーする。表3の最後の2行は、アソシエーションおよびリソースパーティショニングの両方に対する動作タイプをカバーする。
Figure 2012521677
表3中の各動作タイプは、そのタイプの1組の可能な動作に関係付けられていてもよい。ただ1つのUE tを伴う動作タイプにおける配布(hand out)または提出(hand in)に対して、L個の可能な動作をL個の候補UEに対して評価してもよい。候補UEは、チャネルの相違や、相対強度などのような、さまざまなメトリックに基づいて識別されてもよい。チャネルの相違は、(i)UEと支配的な干渉者との間のチャネル利得の、(ii)UEと担当基地局との間のチャネル利得、に対する比として規定してもよい。候補UEの数を制限して、計算の複雑さを低減させてもよい。例えば、L個の最も高いチャネルの相違を有するL個のUEを、候補UEとして選択してもよい。担当基地局の近くに位置しているUEを、アソシエーション更新のための評価から除外してもよい。セットQを、少数の隣接基地局に制限してもよく、セットTを、少数の候補UEに制限してもよく、評価する可能な動作の数を低減させるために、セットRを、少数のリソースに制限してもよい。
表2および3は、共同のアソシエーションおよびリソースパーティショニングに対して評価してもよい、いくつかのタイプの動作をリスト表示する。より少ない、より多い、および/または、異なる動作タイプを評価してもよい。
基地局pは、各動作タイプの、異なる各動作に対して、ローカルなメトリックを計算してもよい。表4は、表2中でリスト表示した異なるタイプのアクションに対して、基地局pにより計算されるいくつかのローカルなメトリックをリスト表示する。
Figure 2012521677
表5は、表3中でリスト表示した異なるタイプのアクションに対して、基地局pまたは隣接基地局qにより計算されるいくつかのローカルなメトリックをリスト表示する。
Figure 2012521677
表4および5は、共同のアソシエーションおよびリソースパーティショニングに対して計算してもよい、いくつかのローカルなメトリックをリスト表示する。より少ない、より多い、および/または異なる、ローカルなメトリックを計算してもよい。
基地局pは、(i)アクティブセット中に基地局pを有するUEからのパイロット測定と、(ii)これらの可能な動作に関係付けられている基地局pおよび隣接基地局に対する、割り振られているリソース(例えば、送信PSDレベルのリスト)とに基づいて、これらの異なる可能な動作に対して、ローカルなメトリックを計算してもよい。可能な各動作に対して、基地局pは、例えば、数式(7)中で示すように、各リソースr上での、基地局pにより担当されている各UEにより達成されるスペクトル効率R(t,r)を最初に計算してもよい。スペクトル効率R(t,r)の計算は、α(t,r)値を取得するためのスケジューリング予測に依存してもよい。数式(7)中のPSD(p,r)およびPSD(q,r)は、それぞれ、基地局pおよびqに対する送信PSDレベルのリストから取得してもよい。数式(7)中のG(p,t)およびG(q,t)は、それぞれ、基地局pおよびqに対する、UE tからのパイロット測定から取得してもよい。例えば、数式(6)中で示すように、すべての利用可能なリソース上での、UEに対するスペクトル効率に基づいて、各UEに対してレートを計算してもよい。次に、例えば、合計レートの効用関数に対する数式(1)中で示すように、すべてのUEに対するレートに基づいて、可能な動作に対するローカルなメトリックを計算してもよい。
基地局pは、(例えば、バックホールを介して)隣接セット中の隣接基地局とローカルなメトリックを交換して、各基地局が異なる可能な動作に対して全メトリックを計算することを可能にしてもよい。1つの設計において、基地局pだけを伴う可能な動作に対するローカルなメトリックを、隣接セット中のすべての隣接基地局に送ってもよい。隣接基地局qを伴う可能な動作に対するローカルなメトリックを、基地局qだけに送ってもよい。セットQ中の隣接基地局を伴う可能な動作に対するローカルなメトリックを、セットQ中の各基地局に送ってもよい。
1つの設計において、いくつかのローカルなメトリックを、定期的に計算して、隣接セット中の基地局の間で交換してもよい。1つの設計において、オンデマンドメッセージにより要求および交換されるときに、残りのローカルなメトリックを計算してもよい。
基地局pは、異なる可能な動作に対してローカルなメトリックを計算してもよく、また、隣接基地局から、異なる可能な動作に対するローカルなメトリックを受信してもよい。基地局pは、計算したローカルなメトリックと受信したローカルなメトリックとに基づいて、異なる可能な動作に対して全メトリックを計算してもよい。ローカルなメトリックおよび全メトリックは、選択した効用関数に依存してもよい。明瞭にするために、以下の記述は、数式セット(1)中で示した効用関数を仮定する。
1つの設計において、p−C−r動作に対する全メトリックVC(p,r)を次のように計算してもよい:
Figure 2012521677
ここで、ローカルなメトリックUI(p,r)を、基地局pにより計算してもよく、ローカルなメトリックU0/I(q,p,r)を隣接基地局から受信してもよい。
1つの設計において、p−B−r動作に対する全メトリックVB(p,r)を次のように計算してもよい:
Figure 2012521677
ここで、ローカルなメトリックUD(p,r)を基地局pにより計算してもよく、ローカルなメトリックU0/D(q,p,r)を隣接基地局から受信してもよい。
1つの設計において、p−G−r−Qに対する全メトリックVG(p,Q,r)を次のように計算してもよい:
Figure 2012521677
ここで、N1=NS(p)∩NS(q)である。数式16において、ローカルなメトリックU0/I(n,q,r)およびU0/I(n,q,r)を、隣接基地局から受信してもよい。p−R−r−Q動作に対する全メトリックを、p−G−r−Q動作に対する全メトリックと同様の方法で計算してもよい。
1つの設計において、p−BG−r−Q動作に対する全メトリックVBG(p,Q,r)を次のように計算してもよい:
Figure 2012521677
ここで、ローカルなメトリックU0/I(n,q,r)およびU0/D/I(n,p,Q,r)を隣接基地局から受信してもよい。p−CR−r−Q動作に対する全メトリックを、p−BG−r−Q動作に対する全メトリックと同様の方法で計算してもよい。
1つの設計において、p−HON−t−q動作に対する全メトリックVHON(p,t,q)を次のように計算してもよい:
Figure 2012521677
ここで、ローカルなメトリックUHO(p,t)を基地局pにより計算してもよく、ローカルなメトリックUHI(q,t)を隣接基地局qから受信してもよい。UE tが基地局qにより担当されるであろう最初のUEでない場合に、数式(18)を使用してもよい。UE tが最初のUEである場合、上述したように、UE tに最良の初期のリソースrB(q)が割り当てられ、基地局qが、このリソース上で公称送信PSDレベルを使用するという仮定に基づいて、全メトリックVHON(p,t,q)を計算してもよい。
1つの設計において、p−HOG−T−Q−R動作に対する全メトリックVHOG(p,T,Q,R)を次のように計算してもよい:
Figure 2012521677
ここで、N2=NS(p)\(Q∪{p})である。ローカルなメトリックUHO(p,T,Q,R)を基地局pにより計算してもよい。ローカルなメトリックUH(n,{p},Q,R)、UHI(q,p,T,Q,R)およびU0/I(n,q,R)と、全メトリックVC(q,R)とを、隣接基地局から受信してもよい。
1つの設計において、p−HIR−T−Q−R動作に対する全メトリックVHIR(p,T,Q,R)を次のように計算してもよい:
Figure 2012521677
ローカルなメトリックUHI(p,T,Q,R)を基地局pにより計算してもよい。ローカルなメトリックUH(n,Q,{p},R)、UHO(q,p,T,Q,R)およびU0/D(n,q,R)と、全メトリックVB(q,R)とを、隣接基地局から受信してもよい。
数式(14)ないし(20)は、表2および3中の異なるタイプの動作に対する全メトリックに対する、例示的な1組の計算を示す。例えば、数式(14)、(15)および(18)中で示すように、単にローカルなメトリックに基づいて、いくつかの全メトリックを計算してもよい。例えば、数式(16)、(17)、(19)および(20)中で示すように、ローカルなメトリックと全メトリックとの組み合せに基づいて、他の全メトリックを計算してもよい。他の全メトリックを計算するためにいくつかの全メトリックを使用することにより、計算を単純化し得る。一般に、ローカルなメトリックだけに基づいて、または、ローカルなメトリックと他の全メトリックとの両方に基づいて、全メトリックを計算してもよい。基地局は、メッセージの1以上のラウンドにより、ローカルなメトリックおよび/または全メトリックを交換してもよい。
全メトリックはまた、例えば、他の数式や、他のローカルなメトリックなどに基づいて、他の方法で計算してもよい。別の設計において、全メトリックの代わりに、または、全メトリックに加えて、全メトリックにおける変化を計算してもよい。異なる可能な動作に対する(全メトリックの代わりに)全メトリックにおける変化を比較して、最良の動作を選択してもよい。一般に、任意の組の動作タイプをサポートしてもよい。全メトリックおよび/またはそれらの変化を、サポートされている動作タイプに対して計算してもよく、さまざまな方法で規定してもよい。
明瞭にするために、共同のアソシエーションおよびリソースパーティショニングを、ダウンリンクに対して特に記述している。共同のアソシエーションおよびリソースパーティショニングはまた、アップリンクに対して実行してもよい。しかしながら、ダウンリンクとは異なる方法で、アップリンクに対して、リソースパーティショニングおよびレート計算を実行してもよい。
1つの設計において、各リソースに対して1つのターゲットinterference-over-thermal(IoT)レベルを有する、利用可能なリソースに対するターゲットIoTレベルのリストを各基地局に割り当てることにより、アップリンクに対する利用可能なリソースを基地局に割り振ってもよい。リソースr上での、基地局pに対するターゲットIoTレベルは、リソースr上での、基地局pにより予期される干渉量を示してもよい。隣接基地局は、リソースr上での、それらのUEからのアップリンク送信を制御してもよく、それにより、これらのUEによりもたらされる総合の干渉は、基地局pにおけるリソースr上での、ターゲットIoTレベルに維持されるか、または、ターゲットIoTレベルを下回る。
それに応じて、基地局pは、各リソース上での、そのUEからのアップリンク送信を制御してもよく、それにより、これらのUEによりもたらされる干渉は、そのリソース上での、各隣接基地局に対するターゲットIoTレベルに維持されるか、または、ターゲットIoTレベルを下回る。
1つの設計において、基地局pに対するターゲットIoTレベルのリストを、次のようにターゲット干渉レベルのリストにマッピングしてもよい:
Figure 2012521677
ここで、IoTtarget(p,r)は、リソースr上での、基地局pに対するターゲットIoTレベルであり、Itarget(p,r)は、各隣接基地局に対する、リソースr上での、基地局pに対するターゲット干渉レベルであり、Nneighbor(p,r)は、リソースrを使用する隣接基地局の数である。
数式(21)において、分子は、ターゲットIoTレベルから、熱雑音に対する1を減算することにより、リソースr上で基地局pにより観測される総合の干渉を与える。総合の干渉は、リソースrを使用する隣接基地局の数により除算されて、各隣接基地局に対するリソースr上での、基地局pに対するターゲット干渉レベルが取得される。例えば、リソースr上での、基地局pに対するターゲットIoTレベルは、6デシベル(dB)であってもよく、熱雑音の4倍である、予期される総合の雑音および干渉に対応してもよい。リソースr上での予期される総合の干渉は、3熱雑音単位であってもよい。基地局pがリソースrを使用する3つの隣接基地局を有する場合、リソースr上での各隣接基地局からの予期される干渉は、1熱雑音単位であり得る。各隣接基地局は、そのUEからのアップリンク送信を制御してもよく、それにより、これらのアップリンク送信は、基地局pにおいて、その隣接基地局に対するターゲット干渉レベルであるか、または、ターゲット干渉レベルを下回るだろう。
基地局pは、各隣接基地局に対するターゲットIoTレベルのリストを取得してもよく、その隣接基地局に対して、ターゲット干渉レベルのリストを決定してもよい。基地局pにより担当されている各UEに対して、次のように、UEのアクティブセット中のすべての隣接基地局に対するターゲット干渉レベルに基づいて、1組の送信PSDレベルを各リソースに対して計算してもよい:
Figure 2012521677
ここで、Itarget(q,r)は、リソースr上での、隣接基地局qに対するターゲット干渉レベルであり、リソースr上での基地局qに対するターゲットIoTレベルにより決定され、PSD(t,q,r)は、リソースr上での隣接基地局qに対するターゲット干渉レベルを満たすことができる、リソースr上でのUE tに対する送信PSDレベルである。
各リソース上での、UE tに対する送信PSDレベルを次のように選択してもよい:
Figure 2012521677
数式(22)中で示すように、リソースrに対して、UE tのアクティブセット中のすべての隣接基地局に対して1組の送信PSDレベルを取得してもよい。組中の最も小さい送信PSDレベルを、リソースr上でのUE tに対する送信PSDレベルとして選択してもよい。このことにより、リソースr上でのUE tによりもたらされる干渉がリソースr上での任意の隣接基地局に対するターゲットの干渉レベルを超えないことが保証される。
次のように、すべてのリソース上でのUE tに対する送信PSDレベルを、UE tの最大送信電力レベルPmax(t)により制限してもよい:
Figure 2012521677
次のように、リソースr上でのUEtのスペクトル効率SE(t,r)を、担当基地局pがリソースr上でターゲットIoTレベルを観測するという仮定に基づいて推定してもよい:
Figure 2012521677
数式(25)において、括弧内の分子は、担当基地局pにおける、UEtに対する所望の受信電力を表す。分母は、担当基地局pにおける、予期される総合の雑音および干渉を表す。数式(25)中で示すように、リソースr上でのUEtのスペクトル効率は、(i)リソースr上での隣接基地局に対するターゲットIoTレベルに依存する、リソースr上でのUEtに対する送信PSDと、(ii)リソースr上での基地局pに対するターゲットIoTレベルと、に依存している。したがって、ターゲットIoTレベルは、数式(25)中の分子および分母の両方に影響を及ぼす。UEtがすべてのリソース上で達成できるレートR(t)を、数式(6)中で示すように計算してもよい。
共同のアソシエーションおよびリソースパーティショニングに対する処理と、ダウンリンクに対する上述のメトリック計算を、いくつかの修正とともにアップリンクに対して使用してもよい。最初に、ダウンリンク上での各基地局に対する送信PSDレベルのリストを、アップリンク上での各基地局に対するターゲットIoTレベルのリストに置き換えてもよい。第2に、アップリンク上でのUEのスペクトル効率を、数式(7)の代わりに数式(21)ないし(25)に基づいて計算してもよい。上述の修正により、図3をアップリンクに対する共同のアソシエーションおよびリソースパーティショニングに対して使用してもよい。
上述のように、共同のアソシエーションおよびリソースパーティショニングを、ダウンリンクおよびアップリンクに対して独立して実行してもよい。これは、ダウンリンクおよびアップリンク上で異なる基地局によりUEを担当できるときに適用可能であってもよい。各UEを、ダウンリンクおよびアップリンクの両方に対して1つの基地局だけにより担当できる場合に、アソシエーションは、ダウンリンクおよびアップリンクの両方の、ローカルなメトリックおよび全メトリックに影響を及ぼすかもしれない。このケースにおいて、共同のアソシエーションおよびリソースパーティショニングを、ダウンリンクおよびアップリンクの両方に対していっしょに実行してもよい。
1つの設計において、可能な動作のリストに対して、全メトリックを、ダウンリンクおよびアップリンクに対して別々に計算してもよい。次のように、可能な動作に対する、ダウンリンクのための全メトリックVDL(a)と、アップリンクのための全メトリックVUL(a)とに基づいて、複合メトリックVC(a)を各可能な動作aに対して計算してもよい:
Figure 2012521677
ダウンリンクおよびアップリンクに対する(全メトリックの代わりに)全メトリックにおける変化を追加して、複合メトリックにおける変化を取得してもよい。例えば、ダウンリンクおよびアップリンクの平均レートにおける差異が、他のリンク上での厳しい劣化を犠牲にして、1つのリンクに対する全メトリックに基づく決定に偏らせないように、ダウンリンクおよびアップリンクに対する、レート、ローカルなメトリック、および/または、全メトリックをスケーリングして、2つのリンクに対して適切な重みを与えてもよい。アソシエーションおよびリソースパーティショニングに関する決定は、異なる可能な動作に対する(全メトリックの代わりに)複合メトリックに基づいて実施してもよい。
1つの設計において、ダウンリンクおよび/またはアップリンクに対して、共同のアソシエーションおよびリソースパーティショニングを、すべての利用可能なリソースに対して実行してもよい。別の設計において、利用可能なリソースのサブセットに対して、共同のアソシエーションおよびリソースパーティショニングを実行してもよい。例えば、固定されたリソースパーティショニングに基づいて、利用可能なリソースの第1のサブセットを、マクロ基地局に割り振ってもよく、利用可能なリソースの第2のサブセットを、ピコ基地局に割り振ってもよい。共同のアソシエーションおよびリソースパーティショニングに基づいて、残りの利用可能なリソースをマクロ基地局およびピコ基地局にダイナミックに割り振ってもよい。
一般に、ここで記述した技術を、適応できるアソシエーションだけに対して、または、適応できるリソースパーティショニングだけに対して、あるいは、適応できる、共同のアソシエーションおよびリソースパーティショニングに対して使用してもよい。適応できるアソシエーションに対して、UEに対するアソシエーションを、各基地局に対するリソースの現在の割り振りに基づいて計算されたレートおよびメトリックに基づいて更新してもよい。適応できるリソースパーティショニングに対して、アソシエーションにおける更新を考慮することなく、各基地局の現在の負荷に基づいて、利用可能なリソースを基地局に割り振ってもよい。共同のアソシエーションおよびリソースパーティショニングに対して、アソシエーションおよびリソースの割り振りの両方をいっしょに実行して、UEに対するアソシエーションを更新し、利用可能なリソースを基地局に割り振ってもよい。可能な動作の異なるリストを、適応できるアソシエーションだけに対して、または、適応できるリソースパーティショニングだけに対して、あるいは、適応できる、共同のアソシエーションおよびリソースパーティショニングに対して評価してもよい。3つのすべてのケースに対して、レートおよびメトリックを、同様の方法で計算してもよい。
ここで記述した方法は、アソシエーションおよびリソースパーティショニングに対して全体の性能を向上させ得る。本技術は、さまざまなワイヤレスネットワークに対して使用してもよく、異なるタイプの基地局を有する異種ネットワークに対して特に有益である。例えば、マクロ基地局と通信するUEを、ピコ基地局に対してハンドオーバしてもよく、UEのハンドオーバと同時に、いくつかのリソースをピコ基地局に割り振って、ピコ基地局がUEを担当するのを可能にしてもよい。
ここで記述した技術は、UEが担当基地局を選択するUEベースのサーバ選択スキームに対して、より良好な性能を提供できる。UEは、遠く離れた基地局の存在または不在を検出できないかもしれず、これは、UEに対する担当基地局の選択に影響を及ぼすかもしれない。UEは、隣接セル中の他のUEの存在または不在(およびそれらの位置)に気付いていないかもしれず、このこともまた、担当基地局の選択に影響を及ぼすかもしれない。UEはまた、UEのアソシエーション決定によりもたらされるリソースパーティショニングにおける更新を考慮に入れることができないかもしれない。ここで記述した技術は、UEベースのサーバ選択スキームのこれらの限定を克服することができる。
図4は、通信をサポートするプロセス400の設計を示す。プロセス400は、(以下で記述するように)基地局、指定されたエンティティ、または、他の何らかのエンティティにより実行してもよい。基地局は、アソシエーションおよびリソースパーティショニングに関連した複数の可能な動作に対する全メトリックを取得してもよい(ブロック412)。基地局は、複数の可能な動作に対する全メトリックに基づいて、1組のUEに対する担当基地局と、1組の基地局に割り振られるリソースとを決定してもよい(ブロック414)。
複数の可能な動作は、アソシエーションだけに関連する、アソシエーションだけの動作を含んでもよい。アソシエーションだけの各動作は、1組の基地局における基地局の間の少なくとも1つのUEのハンドオーバをカバーしてもよい。例えば、アソシエーションだけの動作は、例えば、表3の最初の2行により示されているように、1組の基地局に対するリソースの割り振りを変更しない、(i)基地局から隣接基地局にUEを配るための可能な動作、および/または、(ii)隣接基地局から基地局にUEを提出するための可能な動作を含んでもよい。複数の可能な動作はまた、例えば、表2中で示されているように、リソースパーティショニングだけに関連した、パーティショニングだけの動作を含んでいてもよい。パーティショニングだけの各動作は、1組の基地局中の少なくとも1つのへの、少なくとも1つのリソースの割り振りをカバーしてもよい。
複数の可能な動作はまた、アソシエーションとリソースパーティショニングとの両方に関連した共同の動作を含んでいてもよい。共同の各動作は、基地局間の少なくとも1つのUEのハンドオーバと、少なくとも1つの基地局への少なくとも1つのリソースの割り振りとをカバーしてもよい。例えば、共同の動作は、例えば、表3の最後の2行により示されているように、(i)隣接基地局に対して、UEを配り、リソースを許可するための可能な動作、および/または、(ii)隣接基地局から、UEを提出し、リソースを要求するための可能な動作、を含んでいてもよい。
利用可能なリソースは、時間単位、周波数単位、時間−周波数単位などに対するものであってもよい。1つの設計において、利用可能なリソースは、ダウンリンクに対するものであってもよい。この設計において、各可能な動作は、各利用可能なリソースに対して1つの送信PSDレベルを有する、1組の基地局中の各基地局に対する送信PSDレベルのリストに関係付けられていてもよい。別の設計において、利用可能なリソースは、アップリンクに対するものであってもよい。この設計において、各可能な動作は、各利用可能なリソースに対して1つのターゲットIoTレベルを有する、1組の基地局中の各基地局に対するターゲットIoTレベルのリストに関係付けられていてもよい。リソース上で、基地局の(ダウンリンクに対する)送信PSDレベルまたは(アップリンクに対する)ターゲットIoTレベルを変えることにより、リソースを基地局に割り振ってもよい。
図5は、通信をサポートする装置500の設計を示す。装置500は、アソシエーションおよびリソースパーティショニングに関連した複数の可能な動作に対する全メトリックを取得するモジュール512と、複数の可能な動作に対する全メトリックに基づいて、1組のUEに対する担当基地局と、1組の基地局に割り振られるリソースとを決定するモジュール514とを含む。
図6は、図4中のブロック412および414に対して使用してもよい、共同のアソシエーションおよびリソースパーティショニングを実行するためのプロセス600の設計を示す。基地局は、アソシエーションおよびリソースパーティショニングに関連した複数の可能な動作に対するローカルなメトリックを計算してもよい(ブロック612)。基地局は、計算したローカルなメトリックを、1組の基地局中の少なくとも1つの隣接基地局に送って、隣接基地局が複数の可能な動作に対する全メトリックを計算することを可能にしてもよい(ブロック614)。基地局は、少なくとも1つの隣接基地局から、複数の可能な動作に対するローカルなメトリックを受信してもよい(ブロック616)。基地局は、これらの可能な動作に対する、計算したローカルなメトリックと受信したローカルなメトリックとに基づいて、複数の可能な動作に対する全メトリックを決定してもよい(ブロック618)。各可能な動作に対して、基地局は、例えば、数式(13)中で示されているように、可能な動作に対して基地局により計算したローカルなメトリックと、可能な動作に対して少なくとも1つの隣接基地局から受信した少なくとも1つのローカルなメトリックとを組み合せて、その可能な動作に対する全メトリックを取得してもよい。可能な動作に対するローカルなメトリックは、可能な動作に対して基地局により達成される性能を表すことができる。可能な動作に対する全メトリックは、可能な動作に対して1組の基地局により達成される全体の性能を表すことができる。
基地局は、これらの可能な動作に対する全メトリックに基づいて、複数の可能な動作のうちの1つを選択してもよい(ブロック620)。基地局は、選択した動作に基づいて、1組のUEに対する担当基地局と、1組の基地局に割り振られるリソースとを決定してもよい(ブロック622)。
ブロック612の1つの設計において、基地局は、次のように、各可能な動作に対するローカルなメトリックを計算してもよい。基地局は、可能な動作に対して、1組の基地局への利用可能なリソースの割り振りを決定してもよい。例えば、基地局は、(i)ダウンリンクに対して、各基地局に対する送信PSDレベルのリスト、または、(ii)アップリンクに対して、各基地局に対するターゲットIoTレベルのリスト、を決定してもよい。基地局は、1組の基地局への利用可能なリソースの割り振りに基づいて、基地局と通信する少なくとも1つのUEに対する少なくとも1つのレートを決定してもよい。基地局は、少なくとも1つのUEに対する少なくとも1つのレートに基づいて、例えば、数式セット(1)ないし(5)のいずれか1つに基づいて、可能な動作に対するローカルなメトリックを決定してもよい。一般に、可能な各動作に対するローカルなメトリックを、レート、または、待ち時間、または、キューサイズ、または、他の何らかのパラメータ、あるいは、これらの組み合わせの関数に基づいて計算してもよい。可能な各動作に対するローカルなメトリックはまた、レートの合計、またはレートの最小値、または、レートに基づいて決定された量の合計などの関数に基づいて計算してもよい。
ダウンリンクに対して、基地局は、各基地局に対する送信PSDレベルのリストと、例えば、数式(6)および(7)中で示されているように、UEおよび1組の基地局中の各基地局の間のチャネル利得とに基づいて、基地局により担当されるUEに対するレートを決定してもよい。アップリンクに対して、基地局は、1組の基地局中の各基地局に対するターゲットIoTレベルのリストと、例えば、数式(25)および(6)中で示されているように、UEおよび基地局の間のチャネル利得とに基づいて、基地局により担当されるUEに対するレートを決定してもよい。ハンドオーバに対して、例えば、数式(11)中に示されているように、基地局は、基地局により担当されているUEの数と、1組の基地局への、利用可能なリソースの、現在の、または新しい/提案される割り振りとに基づいて、隣接基地局から基地局にハンドオーバされるUEに対するレートを決定してもよい。
1つの設計において、共同のアソシエーションおよびリソースパーティショニングを、ダウンリンクだけに対して、または、アップリンクだけに対して実行してもよい。このケースにおいて、ダウンリンクだけに対する、または、アップリンクだけに対するアソシエーションおよびリソースパーティショニングに基づいて、レートおよびメトリックを計算してもよい。別の設計において、共同のアソシエーションおよびリソースパーティショニングを、ダウンリンクおよびアップリンクの両方に対して実行してもよい。このケースにおいて、基地局は、(i)ダウンリンクに対するアソシエーションおよびリソースパーティショニングに関連した第1の組の可能な動作に対する、第1の組の全メトリック、および、(ii)アップリンクに対するアソシエーションおよびリソースパーティショニングに関連した第2の組の可能な動作に対する、第2の組の全メトリック、を取得してもよい。基地局は、第1および第2の組の可能な動作に対する、第1および第2の組の全メトリックに基づいて、1組のUEに対する担当基地局と、ダウンリンクに対する、1組の基地局に割り振られるリソースと、アップリンクに対する、1組の基地局に割り振られるリソースとを決定してもよい。ダウンリンクおよびアップリンクの両方に対して、単一の基地局により各UEを担当してもよい。
先の記述は、1組の基地局中の各基地局が、異なる可能な動作に対して、ローカルなメトリックおよび全メトリックを計算および交換してもよい、分散型の設計に対するものである。集中型の設計に対して、指定されたエンティティが、異なる可能な動作に対して、ローカルなメトリックおよび全メトリックを計算してもよく、最良の動作を選択してもよい。
図7は、通信をサポートするためのプロセス700の設計を示す。プロセス700は、(以下で記述するように)基地局、指定されたエンティティ、または、他の何らかのエンティティにより実行してもよい。基地局は、アソシエーションに関連した複数の可能な動作に対する全メトリックを取得してもよい(ブロック712)。複数の可能な動作は、(i)基地局から隣接基地局にUEを配るための可能な動作、(ii)隣接基地局から基地局に1つ以上のUEを提出するための動作、および/または、(iii)アソシエーションに関連した他の可能な動作、を含んでいてもよい。基地局は、複数の可能な動作に対する全メトリックに基づいて、少なくとも1つのUEに対して少なくとも1つの担当基地局を決定してもよい(ブロック714)。
ブロック712の1つの設計において、基地局は、複数の可能な動作に対するローカルなメトリックを計算してもよく、また、少なくとも1つの隣接基地局から、複数の可能な動作に対するローカルなメトリックを受信してもよい。1つ以上のUEが基地局に提出されている可能な動作に対する全メトリックを計算するために、基地局は、(i)基地局により担当されているUEの数と、1組の基地局への利用可能なリソースの現在の割り振りとに基づいて、基地局に提出されている各UEに対するレートを決定してもよく、(ii)基地局に提出されている各UEに対するレートに基づいて、可能な動作に対するローカルなメトリックを決定してもよい。基地局は、複数の可能な動作に対する、計算したローカルなメトリックと、受信したローカルなメトリックとに基づいて、複数の可能な動作に対する全メトリックを決定してもよい。
1つの設計において、ダウンリンクだけに対して、または、アップリンクだけに対して、アソシエーションを実行してもよい。このケースにおいて、レートおよびメトリックは、ダウンリンクだけ、またはアップリンクだけに対するアソシエーションに基づいて計算されてもよく、現在のリソースパーティショニングを仮定してもよい。別の設計において、ダウンリンクおよびアップリンクの両方に対して、アソシエーションを実行してもよい。このケースにおいて、基地局は、(i)ダウンリンクに対するアソシエーションに関連した第1の組の可能な動作に対する、第1の組の全メトリック、および、(ii)アップリンクに対するアソシエーションに関連した第2の組の可能な動作に対する、第2の組の全メトリック、を取得してもよい。基地局は次に、第1および第2の組の全メトリックに基づいて、少なくとも1つのUEに対する少なくとも1つの担当基地局を決定してもよい。ダウンリンクおよびアップリンクの両方に対して、単一の基地局により各UEを担当してもよい。
図8は、通信をサポートする装置800の設計を示す。装置800は、アソシエーションに関連した複数の可能な動作に対する全メトリックを取得するモジュール812と、複数の可能な動作に対する全メトリックに基づいて、少なくとも1つのUEに対して少なくとも1つの担当基地局を決定するモジュール814とを含む。
図9は、共同のアソシエーションおよびリソースパーティショニングによりワイヤレスネットワーク中で通信するためのプロセス900の設計を示す。プロセス900は、(以下で記述するように)UEにより、または、他の何らかのエンティティにより実行してもよい。UEは、UEにより検出可能な基地局に対してパイロット測定を実施してもよい(ブロック912)。パイロット測定を使用して、UEに対するアクティブセットを決定し、適応アソシエーションに対するメトリックを計算し、共同のアソシエーションおよびリソースパーティショニングに対する、および/または他の目的に対するメトリックを計算してもよい。
UEは、基地局から少なくとも1つのリソースの割り当てを受信してもよい(ブロック914)。1つの設計において、適応アソシエーションを実行して、前記UEを含む1組のUEに対して担当基地局を決定してもよい。この設計において、いくつかの手段により、利用可能なリソースのサブセットを、基地局に割り振ってもよい。別の設計において、共同のアソシエーションおよびリソースパーティショニングを実行して、前記UEを含む1組のUEに対して担当基地局を決定し、前記基地局を含む1組の基地局に対して利用可能なリソースを割り振ってもよい。この設計において、共同のアソシエーションおよびリソースパーティショニングにより、利用可能なリソースのサブセットを基地局に割り振ってもよい。両方の設計に対して、UEに割り当てられる少なくとも1つのリソースは、基地局に割り当てられる利用可能なリソースのサブセットからのものであってもよい。
UEは、少なくとも1つのリソース上で基地局と通信してもよい(ブロック916)。1つの設計において、ダウンリンクに対して、UEは、基地局から、少なくとも1つのリソース上でデータ送信を受信してもよい。データ送信は、基地局に対して認められた、リソース上での送信PSDレベルで、少なくとも1つのリソースの各々上で基地局により送ってもよい。別の設計において、アップリンクに対して、UEは、少なくとも1つのリソース上で、データ送信を基地局に送ってもよい。データ送信は、リソース上での少なくとも1つの隣接基地局に対する少なくとも1つのIoTレベルに基づいて決定された送信電力レベルで、少なくとも1つのリソースの各々上でUEにより送ってもよい。
図10は、通信をサポートする装置1000の設計を示す。装置1000は、UEにより検出可能な基地局に対してパイロット測定を実施するモジュール1012と、UEにおいて、基地局から少なくとも1つのリソースの割り当てを受信するモジュールであって、適応アソシエーション、または、共同のアソシエーションおよびリソースパーティショニングのいずれかが、前記基地局を含む1組の基地局に対して実行されるモジュール1014と、UEにより、少なくとも1つのリソース上で基地局と通信するモジュール1016とを含む。
図11は、基地局110およびUE120の設計のブロック図を示す。基地局110およびUE120は、図1中の基地局のうちの1つ、およびUEのうちの1つであってもよい。基地局110は、T本のアンテナ1134aないし1134tを備えている。UE120は、R本のアンテナ1152aないし1152rを備えている。一般に、T≧1およびR≧1である。
基地局110において、送信プロセッサ1120は、データ源1112から1つ以上のUEに対するデータを受け取り、制御装置/プロセッサ1140から制御情報を受け取る。プロセッサ1120は、データおよび制御情報を処理して(例えば、エンコードし、インターリーブし、変調する)、それぞれ、データシンボルおよび制御シンボルを取得してもよい。プロセッサ1120はまた、パイロットまたは基準信号に対してパイロットシンボルを発生させてもよい。送信(TX)複数入力複数出力(MIMO)プロセッサ1130は、必要な場合、データシンボル、制御シンボルおよび/またはパイロットシンボルに対して空間処理(例えば、プリコーディング)を実行してもよく、T個の出力シンボルストリームを、T個の変調器(MOD)1132aないし1132tに提供してもよい。各変調器1132は、(例えば、OFDMなどに対する)それぞれの出力シンボルストリームを処理して、出力サンプルストリームを取得してもよい。各変調器1132はさらに、出力サンプルストリームを処理して(例えば、アナログに変換し、増幅し、フィルタリングし、アップコンバートする)、ダウンリンク信号を取得してもよい。変調器1132aないし1132tからのT個のダウンリンク信号は、それぞれ、アンテナ1134aないし1134tを通して送信してもよい。
UE120において、アンテナ1152aないし1152rは、基地局110からダウンリンク信号を受信してもよく、受信した信号を、それぞれ、復調器(DEMOD)1154aないし1154rに提供してもよい。各復調器1154は、その受信信号を調整して(例えば、フィルタリングし、増幅し、ダウンコンバートし、デジタル化する)、入力サンプルを取得してもよい。各復調器1154は、さらに、(例えば、OFDMなどに対する)入力サンプルを処理して、受信シンボルを取得してもよい。MIMO検出器1156は、すべてのR個の復調器1154aないし1154rから受信シンボルを取得し、該当する場合には、受信シンボルに対してMIMO検出を実行し、検出されたシンボルを提供してもよい。受信プロセッサ1158は、検出されたシンボルを処理し(例えば、復調し、デインターリーブし、デコードする)、UE120に対する、デコードされたデータをデータシンク1160に提供し、デコードされた制御情報を制御装置/プロセッサ1180に提供してもよい。
アップリンク上で、UE120において、送信プロセッサ1164は、データ源1162からのデータと、制御装置/プロセッサ1180からの制御情報とを受け取って、処理してもよい。プロセッサ1164はまた、パイロットまたは基準信号に対してパイロットシンボルを発生させてもよい。送信プロセッサ1164からのシンボルは、該当する場合にはTX MIMOプロセッサ1166によりプリコードされ、さらに、(例えば、SC−FDM、OFDMなどに対して)変調器1154aないし1154rにより処理され、基地局110に送信されてもよい。基地局110において、UE120からのアップリンク信号は、アンテナ1134により受信され、復調器1132により処理され、該当する場合にはMIMO検出器1136により検出され、さらに受信プロセッサ1138により処理されて、UE120により送られた、デコードされたデータおよび制御情報が取得されてもよい。プロセッサ1138は、デコードされたデータをデータシンク1139に提供し、デコードされた制御情報を制御装置/プロセッサ1140に提供してもよい。
制御装置/プロセッサ1140および1180は、それぞれ、基地局110およびUE120における動作を指示してもよい。チャネルプロセッサ1184は、パイロット測定を実施してもよく、パイロット測定を使用して、UE120に対するアクティブセットを決定し、チャネル利得、レート、メトリックなどを計算してもよい。基地局110における、プロセッサ1140および/または他のプロセッサ、ならびにモジュールは、図3中のプロセス300、図4中のプロセス400、図6中のプロセス600、図7中のプロセス700、および/または、ここで記述した技術に対する他のプロセスを実行または指示してもよい。UE120における、プロセッサ1180および/または他のプロセッサ、ならびにモジュールは、図9中のプロセス900、および/または、ここで記述した技術に対する他のプロセスを実行してもよい。メモリ1142および1182は、それぞれ、基地局110およびUE120に対するデータおよびプログラムコードを記憶してもよい。スケジューラ1144は、ダウンリンクおよび/またはアップリンク上でのデータ送信に対して、UEをスケジュールしてもよい。
さまざまな異なる技術および技法のいずれかを使用して情報および信号を表わしてもよいことを、当業者は理解するであろう。例えば、電圧、電流、電磁波、磁界または磁気粒子、光領域または光粒子、あるいはそれらの任意の組み合わせにより、上の記述を通して参照されているデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボルおよびチップを表わしてもよい。
電子ハードウェア、コンピュータソフトウェアまたは両方の組み合わせとして、ここでの開示に関して記述したさまざまな実例となる論理ブロック、モジュール、回路およびアルゴリズムステップを実現してもよいことを、当業者はさらに理解するであろう。ハードウェアおよびソフトウェアのこの互換性を明瞭に説明するために、さまざまな実例となるコンポーネント、ブロック、モジュール、回路、およびステップをそれらの機能の点から一般的に上述した。このような機能がハードウェアまたはソフトウェアとして実現されるかどうかは、特定の用途およびシステム全体に課される設計制約に依存する。当業者は、各特定の用途に対して、さまざまな方法で、記述した機能を実現するかもしれないが、そのような実現の決定は、本開示の範囲からの逸脱を生じさせるものとして解釈すべきではない。
汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラム可能ゲートアレイ(FPGA)または他のプログラム可能論理デバイス、ディスクリートゲートまたはトランジスタ論理、ディスクリートハードウェアコンポーネント、あるいはここで記述した機能を実行するために設計された、これらの任意の組み合わせにより、ここでの開示に関して記述した、さまざまな実例となる、論理ブロック、モジュールおよび回路を実現または実行してもよい。汎用プロセッサはマイクロプロセッサでもよいが、代わりに、プロセッサは任意の従来のプロセッサ、制御装置、マイクロ制御装置、または状態遷移機械であってもよい。計算デバイスの組み合わせ、例えば、DSPとマイクロプロセッサとの組み合わせ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアに関連した1つ以上のマイクロプロセッサ、または他の任意のこのような構成として、プロセッサを実現してもよい。
ここでの開示に関して記述した方法またはアルゴリズムのステップを、ハードウェア中で直接、プロセッサにより実行されるソフトウェアモジュール中で、またはその2つの組み合わせ中で具体化してもよい。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバルディスク、CD−ROM、または技術的に知られている他の任意の形態の記憶媒体中に存在してもよい。プロセッサが記憶媒体から情報を読み取ることができ、記憶媒体に情報を書き込むことができるように、例示的な記憶媒体はプロセッサに結合されている。代わりに、記憶媒体はプロセッサと一体化されていてもよい。プロセッサおよび記憶媒体は、ASIC中に存在してもよい。ASICはユーザ端末中に存在してもよい。代わりに、プロセッサおよび記憶媒体は、ユーザ端末中にディスクリートコンポーネントとして存在してもよい。
1つ以上の例示的な設計において、記述した機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはこれらの任意の組み合わせ中で実現してもよい。ソフトウェアにおいて実現する場合、コンピュータ読み取り可能媒体上に、1つ以上の命令またはコードとして、機能を記憶させてもよく、または機能を送信してもよい。コンピュータ読み取り可能媒体は、コンピュータ記憶媒体と、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を容易にする何らかの媒体を含む通信媒体との両方を含む。記憶媒体は、汎用または特殊用途のコンピュータによりアクセスできる任意の利用可能な媒体であってもよい。一例として、限定ではないが、そのようなコンピュータ読み取り可能媒体は,RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたは他の光学ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置または他の磁気記憶デバイス、あるいは、命令またはデータ構造の形態で所望のプログラムコード手段を搬送または記憶するために使用でき、そして、汎用用途または特殊用途のコンピュータ、あるいは、汎用用途または特殊用途のプロセッサによりアクセスできる他の任意の媒体を備えることができる。さらに、いくつかの接続は、適切にコンピュータ読み取り可能媒体と呼ばれる。例えば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア線、デジタル加入者線(DSL)、または、赤外線、無線、およびマイクロ波のようなワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバまたは他のリモート情報源から送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア線、DSL、または、赤外線、無線、およびマイクロ波のようなワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。ここで使用されるディスク(Diskおよびdisc)は、コンパクトディスク(CD)、レーザーディスク(登録商標)、光ディスク、デジタルバーサタイルディスク(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク、およびブルーレイディスクを含み、ディスク(disk)は通常、磁気的にデータを再生し、一方、ディスク(disc)は、レーザにより光学的にデータを再生する。上述の組み合わせもまた、コンピュータ読み取り可能媒体の範囲内に含まれるべきである。
いかなる当業者であっても本開示を実施しまたは使用できるように、本開示の記述をこれまでに提供している。本開示に対してさまざまな修正が当業者に容易に明らかであり、本開示の精神または範囲から逸脱することなく、ここで規定した一般的な原理を、他のバリエーションに適用してもよい。したがって、本開示は、ここで記述した例および設計に限定されるように意図されていないが、ここで開示した原理および新規な特徴に矛盾しない最も広い範囲に一致すべきである。
いかなる当業者であっても本開示を実施しまたは使用できるように、本開示の記述をこれまでに提供している。本開示に対してさまざまな修正が当業者に容易に明らかであり、本開示の精神または範囲から逸脱することなく、ここで規定した一般的な原理を、他のバリエーションに適用してもよい。したがって、本開示は、ここで記述した例および設計に限定されるように意図されていないが、ここで開示した原理および新規な特徴に矛盾しない最も広い範囲に一致すべきである。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1]アソシエーションおよびリソースパーティショニングに関連した複数の可能な動作に対する全メトリックを取得することと、
前記複数の可能な動作に対する全メトリックに基づいて、1組のユーザ機器(UE)に対する担当基地局と、1組の基地局に割り振られるリソースとを決定することとを含む方法。
[2]前記複数の可能な動作は、アソシエーションだけに関連した、アソシエーションだけの動作を含み、各アソシエーションだけの動作は、前記1組の基地局に対するリソースの割り振りを変更することなく、前記1組の基地局中の基地局間の、少なくとも1つのUEのハンドオーバをカバーする上記[1]記載の方法。
[3]前記複数の可能な動作は、リソースパーティショニングだけに関連した、リソースパーティショニングだけの動作を含み、各リソースパーティショニングだけの動作は、前記1組の基地局中の少なくとも1つの基地局への、少なくとも1つのリソースの割り振りをカバーする上記[1]記載の方法。
[4]前記複数の可能な動作は、アソシエーションおよびリソースパーティショニングの両方に関連した共同の動作を含み、各共同の動作は、前記1組の基地局中の基地局間の、少なくとも1つのUEのハンドオーバと、前記1組の基地局中の少なくとも1つの基地局への、少なくとも1つのリソースの割り振りとをカバーする上記[1]記載の方法。
[5]前記利用可能なリソースは、ダウンリンクに対するものであり、可能な各動作は、利用可能な各リソースに対して1つの送信電力スペクトル密度(PSD)レベルを有する、前記1組の基地局中の各基地局に対する送信PSDレベルのリストに関係付けられている上記[1]記載の方法。
[6]前記利用可能なリソースは、アップリンクに対するものであり、可能な各動作は、利用可能な各リソースに対して1つのターゲットinterference−over−thermal(IoT)レベルを有する、前記1組の基地局中の各基地局に対するターゲットIoTレベルのリストに関係付けられている上記[1]記載の方法。
[7]前記1組の基地局中の基地局により、前記複数の可能な動作に対するローカルなメトリックを計算することと、
前記1組の基地局中の、少なくとも1つの隣接する基地局から、前記複数の可能な動作に対するローカルなメトリックを受信することとをさらに含み、
前記全メトリックを取得することは、前記複数の可能な動作に対する、前記計算したローカルなメトリックと、前記受信したローカルなメトリックとに基づいて、前記複数の可能な動作に対する全メトリックを決定することを含む上記[1]記載の方法。
[8]前記全メトリックを決定することは、可能な各動作に対して、前記可能な動作に対する前記基地局により計算したローカルなメトリックと、前記可能な動作に対する前記少なくとも1つの隣接基地局から受信した、少なくとも1つのローカルなメトリックとを組み合せて、前記可能な動作に対する全メトリックを取得することを含む上記[7]記載の方法。
[9]前記ローカルなメトリックを計算することは、可能な各動作に対して、
前記可能な動作に対して、前記1組の基地局への、利用可能なリソースの割り振りを決定することと、
前記1組の基地局への、利用可能なリソースの割り振りに基づいて、前記基地局と通信する少なくとも1つのUEに対する少なくとも1つのレートを決定することと、
前記少なくとも1つのUEに対する少なくとも1つのレートに基づいて、前記可能な動作に対するローカルなメトリックを決定することとを含む上記[7]記載の方法。
[10]前記少なくとも1つのUEに対する少なくとも1つのレートを決定することは、前記1組の基地局中の各基地局に対する送信電力スペクトル密度(PSD)レベルのリストと、前記UEおよび前記1組の基地局中の各基地局の間のチャネル利得とに基づいて、前記基地局により担当されるUEに対するレートを決定することを含む上記[9]記載の方法。
[11]前記少なくとも1つのUEに対する少なくとも1つのレートを決定することは、前記1組の基地局中の各基地局に対するターゲットinterference−over−thermal(IoT)レベルのリストと、前記UEおよび前記基地局の間のチャネル利得とに基づいて、前記基地局により担当されるUEに対するレートを決定することを含む上記[9]記載の方法。
[12]前記少なくとも1つのUEに対する少なくとも1つのレートを決定することは、前記基地局により担当されているUEの数に基づいて、隣接基地局から前記基地局にハンドオーバされているUEに対するレートを決定することを含む上記[9]記載の方法。
[13]前記複数の可能な動作に対する全メトリックを取得することは、
ダウンリンクに対するアソシエーションおよびリソースパーティショニングに関連した第1の組の可能な動作に対する、第1の組の全メトリックを取得することと、
アップリンクに対するアソシエーションおよびリソースパーティショニングに関連した第2の組の可能な動作に対する、第2の組の全メトリックを取得することとを含む上記[1]記載の方法。
[14]前記1組のUEに対する担当基地局と、前記1組の基地局に割り振られるリソースとを決定することは、前記第1および第2の組の可能な動作に対する、前記第1および第2の組の全メトリックに基づいて、前記1組のUEに対する担当基地局と、前記ダウンリンクに対して前記1組の基地局に割り振られるリソースと、前記アップリンクに対して前記1組の基地局に割り振られるリソースとを決定することを含む上記[13]記載の方法。
[15]前記複数の可能な動作に対する全メトリックに基づいて、前記複数の可能な動作のうちの1つを選択することをさらに含み、
前記1組のUEに対する担当基地局と、前記1組の基地局に割り振られるリソースとは、前記選択した動作に基づいて決定される上記[1]記載の方法。
[16]ワイヤレス通信のための装置において、
アソシエーションおよびリソースパーティショニングに関連した複数の可能な動作に対する全メトリックを取得する手段と、
前記複数の可能な動作に対する全メトリックに基づいて、1組のユーザ機器(UE)に対する担当基地局と、1組の基地局に割り振られるリソースとを決定する手段とを具備する装置。
[17]前記複数の可能な動作は、アソシエーションおよびリソースパーティショニングの両方に関連した共同の動作を含み、各共同の動作は、前記1組の基地局中の基地局間の、少なくとも1つのUEのハンドオーバと、前記1組の基地局中の少なくとも1つの基地局への、少なくとも1つのリソースの割り振りとをカバーする上記[16]記載の装置。
[18]前記1組の基地局中の基地局により、前記複数の可能な動作に対するローカルなメトリックを計算する手段と、
前記1組の基地局中の、少なくとも1つの隣接する基地局から、前記複数の可能な動作に対するローカルなメトリックを受信する手段とをさらに具備し、
前記全メトリックを取得する手段は、前記複数の可能な動作に対する、前記計算したローカルなメトリックと、前記受信したローカルなメトリックとに基づいて、前記複数の可能な動作に対する全メトリックを決定する手段を備える上記[16]記載の装置。
[19]前記ローカルなメトリックを計算する手段は、可能な各動作に対して、
前記可能な動作に対して、前記1組の基地局への、利用可能なリソースの割り振りを決定する手段と、
前記1組の基地局への、利用可能なリソースの割り振りに基づいて、前記基地局と通信する少なくとも1つのUEに対する少なくとも1つのレートを決定する手段と、
前記少なくとも1つのUEに対する少なくとも1つのレートに基づいて、前記可能な動作に対するローカルなメトリックを決定する手段とを備える上記[18]記載の装置。
[20]前記少なくとも1つのUEに対する少なくとも1つのレートを決定する手段は、前記基地局により担当されているUEの数に基づいて、隣接基地局から前記基地局にハンドオーバされているUEに対するレートを決定する手段を備える上記[19]記載の装置。
[21]ワイヤレス通信のための装置において、
アソシエーションおよびリソースパーティショニングに関連した複数の可能な動作に対する全メトリックを取得し、前記複数の可能な動作に対する全メトリックに基づいて、1組のユーザ機器(UE)に対する担当基地局と、1組の基地局に割り振られるリソースとを決定するように構成されている少なくとも1つのプロセッサを具備する装置。
[22]コンピュータプログラムプロダクトにおいて、
コンピュータ読み取り可能媒体を具備し、
前記コンピュータ読み取り可能媒体は、
アソシエーションおよびリソースパーティショニングに関連した複数の可能な動作に対する全メトリックを、少なくとも1つのコンピュータに取得させるためのコードと、
前記複数の可能な動作に対する全メトリックに基づいて、1組のユーザ機器(UE)に対する担当基地局と、1組の基地局に割り振られるリソースとを、前記少なくとも1つのコンピュータに決定させるためのコードとを含むコンピュータプログラムプロダクト。
[23]ワイヤレス通信のための方法において、
アソシエーションに関連した複数の可能な動作に対する全メトリックを取得することと、
前記複数の可能な動作に対する全メトリックに基づいて、少なくとも1つのユーザ機器(UE)に対する少なくとも1つの担当基地局を決定することとを含む方法。
[24]前記複数の可能な動作は、基地局から隣接する基地局に、1つ以上のUEを配るための可能な動作、または、前記隣接基地局から前記基地局に1つ以上のUEを提出するための可能な動作、あるいは、両方を含む上記[23]記載の方法。
[25]1組の基地局中の基地局により、前記複数の可能な動作に対するローカルなメトリックを計算することと、
前記1組の基地局中の少なくとも1つの隣接基地局から、前記複数の可能な動作に対するローカルなメトリックを受信することとをさらに含み、
前記全メトリックを取得することは、前記複数の可能な動作に対する、前記計算したローカルなメトリックと、前記受信したローカルなメトリックとに基づいて、前記複数の可能な動作に対する全メトリックを決定することを含む上記[23]記載の方法。
[26]前記ローカルなメトリックを計算することは、前記基地局に提出されている1つ以上のUEに関する、可能な各動作に対して、
前記基地局により担当されているUEの数と、前記1組の基地局への、利用可能なリソースの現在の割り振りとに基づいて、前記基地局に提出されている各UEに対するレートを決定することと、
前記基地局に提出されている各UEに対するレートに基づいて、前記可能な動作に対するローカルなメトリックを決定することとを含む上記[25]記載の方法。
[27]前記複数の可能な動作に対する全メトリックを取得することは、
ダウンリンクに対するアソシエーションに関連した第1の組の可能な動作に対する、第1の組の全メトリックを取得することと、
アップリンクに対するアソシエーションに関連した第2の組の可能な動作に対する、第2の組の全メトリックを取得することとを含み、
前記少なくとも1つのUEに対する少なくとも1つの担当基地局を決定することは、前記第1および第2の組の全メトリックに基づいて、前記少なくとも1つのUEに対する少なくとも1つの担当基地局を決定することを含み、各UEは、前記ダウンリンクおよびアップリンクの両方に対して単一の基地局により担当されている上記[23]記載の方法。
[28]ワイヤレス通信のための装置において、
アソシエーションに関連した複数の可能な動作に対する全メトリックを取得する手段と、
前記複数の可能な動作に対する全メトリックに基づいて、少なくとも1つのユーザ機器(UE)に対する少なくとも1つの担当基地局を決定する手段とを具備する装置。
[29]前記複数の可能な動作は、基地局から隣接する基地局に、1つ以上のUEを配るための可能な動作、または、前記隣接基地局から前記基地局に1つ以上のUEを提出するための可能な動作、あるいは、両方を含む上記[28]記載の装置。
[30]1組の基地局中の基地局により、前記複数の可能な動作に対するローカルなメトリックを計算する手段と、
前記1組の基地局中の少なくとも1つの隣接基地局から、前記複数の可能な動作に対するローカルなメトリックを受信する手段とをさらに具備し、
前記全メトリックを取得する手段は、前記複数の可能な動作に対する、前記計算したローカルなメトリックと、前記受信したローカルなメトリックとに基づいて、前記複数の可能な動作に対する全メトリックを決定する手段を備える上記[28]記載の装置。
[31]前記ローカルなメトリックを計算する手段は、前記基地局に提出されている1つ以上のUEに関する、可能な各動作に対して、
前記基地局により担当されているUEの数に基づいて、前記基地局に提出されている各UEに対するレートを決定する手段と、
前記基地局に提出されている各UEに対するレートに基づいて、前記可能な動作に対するローカルなメトリックを決定する手段とを備える上記[30]記載の装置。
[32]ワイヤレス通信のための装置において、
アソシエーションに関連した複数の可能な動作に対する全メトリックを取得し、前記複数の可能な動作に対する全メトリックに基づいて、少なくとも1つのユーザ機器(UE)に対する少なくとも1つの担当基地局を決定するように構成されている少なくとも1つのプロセッサを具備する装置。
[33]コンピュータプログラムプロダクトにおいて、
コンピュータ読み取り可能媒体を具備し、
前記コンピュータ読み取り可能媒体は、
アソシエーションに関連した複数の可能な動作に対する全メトリックを、少なくとも1つのコンピュータに取得させるためのコードと、
前記複数の可能な動作に対する全メトリックに基づいて、少なくとも1つのユーザ機器(UE)に対する少なくとも1つの担当基地局を、前記少なくとも1つのコンピュータに決定させるためのコードとを含むコンピュータプログラムプロダクト。
[34]ワイヤレス通信のための方法において、
ユーザ機器(UE)において、基地局から少なくとも1つのリソースの割り当てを受信することと、
前記UEにより、前記少なくとも1つのリソース上で前記基地局と通信することとを含み、
適応アソシエーション、または、共同のアソシエーションおよびリソースパーティショニングのいずれかが、前記基地局を含む1組の基地局に対して実行され、前記適応アソシエーションは、前記UEを含む1組のUEに対する担当基地局を決定し、前記共同のアソシエーションおよびリソースパーティショニングは、前記1組のUEに対する担当基地局を決定し、前記1組の基地局に対して、利用可能なリソースを割り振り、前記基地局には、前記利用可能なリソースのサブセットが割り振られ、前記UEに割り当てられる少なくとも1つのリソースは、前記基地局に割り振られた利用可能なリソースのサブセットからのものである方法。
[35]前記UEにより検出可能な基地局に対してパイロット測定を実施することをさらに含み、
前記パイロット測定は、前記UEに対するアクティブセットを決定し、または、適応アソシエーションに対するメトリックを計算し、または、共同のアソシエーションおよびリソースパーティショニングに対するメトリックを計算し、あるいは、これらの組み合わせのために使用される上記[34]記載の方法。
[36]前記基地局と通信することは、前記基地局から、前記少なくとも1つのリソース上でデータ送信を受信することを含み、前記データ送信は、前記基地局に対して許可された、前記リソース上での送信電力スペクトル密度(PSD)レベルで、前記少なくとも1つのリソースの各々上で前記基地局により送られる上記[34]記載の方法。
[37]前記基地局と通信することは、前記少なくとも1つのリソース上で、データ送信を前記基地局に送ることを含み、前記データ送信は、前記リソース上での、少なくとも1つの隣接基地局に対する少なくとも1つのターゲットinterference−over−thermal(IoT)レベルに基づいて決定された送信電力レベルで、前記少なくとも1つのリソースの各々上で前記UEにより送られる上記[34]記載の方法。
[38]ワイヤレス通信のための装置において、
ユーザ機器(UE)において、基地局から少なくとも1つのリソースの割り当てを受信する手段と、
前記UEにより、前記少なくとも1つのリソース上で前記基地局と通信する手段とを具備し、
適応アソシエーション、または、共同のアソシエーションおよびリソースパーティショニングのいずれかが、前記基地局を含む1組の基地局に対して実行され、前記適応アソシエーションは、前記UEを含む1組のUEに対する担当基地局を決定し、前記共同のアソシエーションおよびリソースパーティショニングは、前記1組のUEに対する担当基地局を決定し、前記1組の基地局に対して、利用可能なリソースを割り振り、前記基地局には、前記利用可能なリソースのサブセットが割り振られ、前記UEに割り当てられる少なくとも1つのリソースは、前記基地局に割り振られた利用可能なリソースのサブセットからのものである装置。
[39]前記UEにより検出可能な基地局に対してパイロット測定を実施する手段をさらに具備し、
前記パイロット測定は、前記UEに対するアクティブセットを決定し、または、適応アソシエーションに対するメトリックを計算し、または、共同のアソシエーションおよびリソースパーティショニングに対するメトリックを計算し、あるいは、これらの組み合わせのために使用される上記[38]記載の装置。
[40]前記基地局と通信する手段は、前記基地局から、前記少なくとも1つのリソース上でデータ送信を受信する手段を備え、前記データ送信は、前記基地局に対して許可された、前記リソース上での送信電力スペクトル密度(PSD)レベルで、前記少なくとも1つのリソースの各々上で前記基地局により送られる上記[38]記載の装置。
[41]前記基地局と通信する手段は、前記少なくとも1つのリソース上で、データ送信を前記基地局に送る手段を備え、前記データ送信は、前記リソース上での、少なくとも1つの隣接基地局に対する少なくとも1つのターゲットinterference−over−thermal(IoT)レベルに基づいて決定された送信電力レベルで、前記少なくとも1つのリソースの各々上で前記UEにより送られる上記[38]記載の装置。
[42]ワイヤレス通信のための装置において
ユーザ機器(UE)において、基地局から少なくとも1つのリソースの割り当てを受信し、前記UEにより、前記少なくとも1つのリソース上で前記基地局と通信するように構成されている少なくとも1つのプロセッサを具備し
適応アソシエーション、または、共同のアソシエーションおよびリソースパーティショニングのいずれかが、前記基地局を含む1組の基地局に対して実行され、前記適応アソシエーションは、前記UEを含む1組のUEに対する担当基地局を決定し、前記共同のアソシエーションおよびリソースパーティショニングは、前記1組のUEに対する担当基地局を決定し、前記1組の基地局に対して、利用可能なリソースを割り振り、前記基地局には、前記利用可能なリソースのサブセットが割り振られ、前記UEに割り当てられる少なくとも1つのリソースは、前記基地局に割り振られた利用可能なリソースのサブセットからのものである装置。
[43]コンピュータプログラムプロダクトにおいて、
コンピュータ読み取り可能媒体を具備し、
前記コンピュータ読み取り可能媒体は、
ユーザ機器(UE)において、基地局から少なくとも1つのリソースの割り当てを、少なくとも1つのコンピュータに受信させるためのコードと、
前記少なくとも1つのコンピュータに、前記UEにより、前記少なくとも1つのリソース上で前記基地局と通信させるためのコードとを含み、
適応アソシエーション、または、共同のアソシエーションおよびリソースパーティショニングのいずれかが、前記基地局を含む1組の基地局に対して実行され、前記適応アソシエーションは、前記UEを含む1組のUEに対する担当基地局を決定し、前記共同のアソシエーションおよびリソースパーティショニングは、前記1組のUEに対する担当基地局を決定し、前記1組の基地局に対して、利用可能なリソースを割り振り、前記基地局には、前記利用可能なリソースのサブセットが割り振られ、前記UEに割り当てられる少なくとも1つのリソースは、前記基地局に割り振られた利用可能なリソースのサブセットからのものであるコンピュータプログラムプロダクト。

Claims (43)

  1. アソシエーションおよびリソースパーティショニングに関連した複数の可能な動作に対する全メトリックを取得することと、
    前記複数の可能な動作に対する全メトリックに基づいて、1組のユーザ機器(UE)に対する担当基地局と、1組の基地局に割り振られるリソースとを決定することとを含む方法。
  2. 前記複数の可能な動作は、アソシエーションだけに関連した、アソシエーションだけの動作を含み、各アソシエーションだけの動作は、前記1組の基地局に対するリソースの割り振りを変更することなく、前記1組の基地局中の基地局間の、少なくとも1つのUEのハンドオーバをカバーする請求項1記載の方法。
  3. 前記複数の可能な動作は、リソースパーティショニングだけに関連した、リソースパーティショニングだけの動作を含み、各リソースパーティショニングだけの動作は、前記1組の基地局中の少なくとも1つの基地局への、少なくとも1つのリソースの割り振りをカバーする請求項1記載の方法。
  4. 前記複数の可能な動作は、アソシエーションおよびリソースパーティショニングの両方に関連した共同の動作を含み、各共同の動作は、前記1組の基地局中の基地局間の、少なくとも1つのUEのハンドオーバと、前記1組の基地局中の少なくとも1つの基地局への、少なくとも1つのリソースの割り振りとをカバーする請求項1記載の方法。
  5. 前記利用可能なリソースは、ダウンリンクに対するものであり、可能な各動作は、利用可能な各リソースに対して1つの送信電力スペクトル密度(PSD)レベルを有する、前記1組の基地局中の各基地局に対する送信PSDレベルのリストに関係付けられている請求項1記載の方法。
  6. 前記利用可能なリソースは、アップリンクに対するものであり、可能な各動作は、利用可能な各リソースに対して1つのターゲットinterference−over−thermal(IoT)レベルを有する、前記1組の基地局中の各基地局に対するターゲットIoTレベルのリストに関係付けられている請求項1記載の方法。
  7. 前記1組の基地局中の基地局により、前記複数の可能な動作に対するローカルなメトリックを計算することと、
    前記1組の基地局中の、少なくとも1つの隣接する基地局から、前記複数の可能な動作に対するローカルなメトリックを受信することとをさらに含み、
    前記全メトリックを取得することは、前記複数の可能な動作に対する、前記計算したローカルなメトリックと、前記受信したローカルなメトリックとに基づいて、前記複数の可能な動作に対する全メトリックを決定することを含む請求項1記載の方法。
  8. 前記全メトリックを決定することは、可能な各動作に対して、前記可能な動作に対する前記基地局により計算したローカルなメトリックと、前記可能な動作に対する前記少なくとも1つの隣接基地局から受信した、少なくとも1つのローカルなメトリックとを組み合せて、前記可能な動作に対する全メトリックを取得することを含む請求項7記載の方法。
  9. 前記ローカルなメトリックを計算することは、可能な各動作に対して、
    前記可能な動作に対して、前記1組の基地局への、利用可能なリソースの割り振りを決定することと、
    前記1組の基地局への、利用可能なリソースの割り振りに基づいて、前記基地局と通信する少なくとも1つのUEに対する少なくとも1つのレートを決定することと、
    前記少なくとも1つのUEに対する少なくとも1つのレートに基づいて、前記可能な動作に対するローカルなメトリックを決定することとを含む請求項7記載の方法。
  10. 前記少なくとも1つのUEに対する少なくとも1つのレートを決定することは、前記1組の基地局中の各基地局に対する送信電力スペクトル密度(PSD)レベルのリストと、前記UEおよび前記1組の基地局中の各基地局の間のチャネル利得とに基づいて、前記基地局により担当されるUEに対するレートを決定することを含む請求項9記載の方法。
  11. 前記少なくとも1つのUEに対する少なくとも1つのレートを決定することは、前記1組の基地局中の各基地局に対するターゲットinterference−over−thermal(IoT)レベルのリストと、前記UEおよび前記基地局の間のチャネル利得とに基づいて、前記基地局により担当されるUEに対するレートを決定することを含む請求項9記載の方法。
  12. 前記少なくとも1つのUEに対する少なくとも1つのレートを決定することは、前記基地局により担当されているUEの数に基づいて、隣接基地局から前記基地局にハンドオーバされているUEに対するレートを決定することを含む請求項9記載の方法。
  13. 前記複数の可能な動作に対する全メトリックを取得することは、
    ダウンリンクに対するアソシエーションおよびリソースパーティショニングに関連した第1の組の可能な動作に対する、第1の組の全メトリックを取得することと、
    アップリンクに対するアソシエーションおよびリソースパーティショニングに関連した第2の組の可能な動作に対する、第2の組の全メトリックを取得することとを含む請求項1記載の方法。
  14. 前記1組のUEに対する担当基地局と、前記1組の基地局に割り振られるリソースとを決定することは、前記第1および第2の組の可能な動作に対する、前記第1および第2の組の全メトリックに基づいて、前記1組のUEに対する担当基地局と、前記ダウンリンクに対して前記1組の基地局に割り振られるリソースと、前記アップリンクに対して前記1組の基地局に割り振られるリソースとを決定することを含む請求項13記載の方法。
  15. 前記複数の可能な動作に対する全メトリックに基づいて、前記複数の可能な動作のうちの1つを選択することをさらに含み、
    前記1組のUEに対する担当基地局と、前記1組の基地局に割り振られるリソースとは、前記選択した動作に基づいて決定される請求項1記載の方法。
  16. ワイヤレス通信のための装置において、
    アソシエーションおよびリソースパーティショニングに関連した複数の可能な動作に対する全メトリックを取得する手段と、
    前記複数の可能な動作に対する全メトリックに基づいて、1組のユーザ機器(UE)に対する担当基地局と、1組の基地局に割り振られるリソースとを決定する手段とを具備する装置。
  17. 前記複数の可能な動作は、アソシエーションおよびリソースパーティショニングの両方に関連した共同の動作を含み、各共同の動作は、前記1組の基地局中の基地局間の、少なくとも1つのUEのハンドオーバと、前記1組の基地局中の少なくとも1つの基地局への、少なくとも1つのリソースの割り振りとをカバーする請求項16記載の装置。
  18. 前記1組の基地局中の基地局により、前記複数の可能な動作に対するローカルなメトリックを計算する手段と、
    前記1組の基地局中の、少なくとも1つの隣接する基地局から、前記複数の可能な動作に対するローカルなメトリックを受信する手段とをさらに具備し、
    前記全メトリックを取得する手段は、前記複数の可能な動作に対する、前記計算したローカルなメトリックと、前記受信したローカルなメトリックとに基づいて、前記複数の可能な動作に対する全メトリックを決定する手段を備える請求項16記載の装置。
  19. 前記ローカルなメトリックを計算する手段は、可能な各動作に対して、
    前記可能な動作に対して、前記1組の基地局への、利用可能なリソースの割り振りを決定する手段と、
    前記1組の基地局への、利用可能なリソースの割り振りに基づいて、前記基地局と通信する少なくとも1つのUEに対する少なくとも1つのレートを決定する手段と、
    前記少なくとも1つのUEに対する少なくとも1つのレートに基づいて、前記可能な動作に対するローカルなメトリックを決定する手段とを備える請求項18記載の装置。
  20. 前記少なくとも1つのUEに対する少なくとも1つのレートを決定する手段は、前記基地局により担当されているUEの数に基づいて、隣接基地局から前記基地局にハンドオーバされているUEに対するレートを決定する手段を備える請求項19記載の装置。
  21. ワイヤレス通信のための装置において、
    アソシエーションおよびリソースパーティショニングに関連した複数の可能な動作に対する全メトリックを取得し、前記複数の可能な動作に対する全メトリックに基づいて、1組のユーザ機器(UE)に対する担当基地局と、1組の基地局に割り振られるリソースとを決定するように構成されている少なくとも1つのプロセッサを具備する装置。
  22. コンピュータプログラムプロダクトにおいて、
    コンピュータ読み取り可能媒体を具備し、
    前記コンピュータ読み取り可能媒体は、
    アソシエーションおよびリソースパーティショニングに関連した複数の可能な動作に対する全メトリックを、少なくとも1つのコンピュータに取得させるためのコードと、
    前記複数の可能な動作に対する全メトリックに基づいて、1組のユーザ機器(UE)に対する担当基地局と、1組の基地局に割り振られるリソースとを、前記少なくとも1つのコンピュータに決定させるためのコードとを含むコンピュータプログラムプロダクト。
  23. ワイヤレス通信のための方法において、
    アソシエーションに関連した複数の可能な動作に対する全メトリックを取得することと、
    前記複数の可能な動作に対する全メトリックに基づいて、少なくとも1つのユーザ機器(UE)に対する少なくとも1つの担当基地局を決定することとを含む方法。
  24. 前記複数の可能な動作は、基地局から隣接する基地局に、1つ以上のUEを配るための可能な動作、または、前記隣接基地局から前記基地局に1つ以上のUEを提出するための可能な動作、あるいは、両方を含む請求項23記載の方法。
  25. 1組の基地局中の基地局により、前記複数の可能な動作に対するローカルなメトリックを計算することと、
    前記1組の基地局中の少なくとも1つの隣接基地局から、前記複数の可能な動作に対するローカルなメトリックを受信することとをさらに含み、
    前記全メトリックを取得することは、前記複数の可能な動作に対する、前記計算したローカルなメトリックと、前記受信したローカルなメトリックとに基づいて、前記複数の可能な動作に対する全メトリックを決定することを含む請求項23記載の方法。
  26. 前記ローカルなメトリックを計算することは、前記基地局に提出されている1つ以上のUEに関する、可能な各動作に対して、
    前記基地局により担当されているUEの数と、前記1組の基地局への、利用可能なリソースの現在の割り振りとに基づいて、前記基地局に提出されている各UEに対するレートを決定することと、
    前記基地局に提出されている各UEに対するレートに基づいて、前記可能な動作に対するローカルなメトリックを決定することとを含む請求項25記載の方法。
  27. 前記複数の可能な動作に対する全メトリックを取得することは、
    ダウンリンクに対するアソシエーションに関連した第1の組の可能な動作に対する、第1の組の全メトリックを取得することと、
    アップリンクに対するアソシエーションに関連した第2の組の可能な動作に対する、第2の組の全メトリックを取得することとを含み、
    前記少なくとも1つのUEに対する少なくとも1つの担当基地局を決定することは、前記第1および第2の組の全メトリックに基づいて、前記少なくとも1つのUEに対する少なくとも1つの担当基地局を決定することを含み、各UEは、前記ダウンリンクおよびアップリンクの両方に対して単一の基地局により担当されている請求項23記載の方法。
  28. ワイヤレス通信のための装置において、
    アソシエーションに関連した複数の可能な動作に対する全メトリックを取得する手段と、
    前記複数の可能な動作に対する全メトリックに基づいて、少なくとも1つのユーザ機器(UE)に対する少なくとも1つの担当基地局を決定する手段とを具備する装置。
  29. 前記複数の可能な動作は、基地局から隣接する基地局に、1つ以上のUEを配るための可能な動作、または、前記隣接基地局から前記基地局に1つ以上のUEを提出するための可能な動作、あるいは、両方を含む請求項28記載の装置。
  30. 1組の基地局中の基地局により、前記複数の可能な動作に対するローカルなメトリックを計算する手段と、
    前記1組の基地局中の少なくとも1つの隣接基地局から、前記複数の可能な動作に対するローカルなメトリックを受信する手段とをさらに具備し、
    前記全メトリックを取得する手段は、前記複数の可能な動作に対する、前記計算したローカルなメトリックと、前記受信したローカルなメトリックとに基づいて、前記複数の可能な動作に対する全メトリックを決定する手段を備える請求項28記載の装置。
  31. 前記ローカルなメトリックを計算する手段は、前記基地局に提出されている1つ以上のUEに関する、可能な各動作に対して、
    前記基地局により担当されているUEの数に基づいて、前記基地局に提出されている各UEに対するレートを決定する手段と、
    前記基地局に提出されている各UEに対するレートに基づいて、前記可能な動作に対するローカルなメトリックを決定する手段とを備える請求項30記載の装置。
  32. ワイヤレス通信のための装置において、
    アソシエーションに関連した複数の可能な動作に対する全メトリックを取得し、前記複数の可能な動作に対する全メトリックに基づいて、少なくとも1つのユーザ機器(UE)に対する少なくとも1つの担当基地局を決定するように構成されている少なくとも1つのプロセッサを具備する装置。
  33. コンピュータプログラムプロダクトにおいて、
    コンピュータ読み取り可能媒体を具備し、
    前記コンピュータ読み取り可能媒体は、
    アソシエーションに関連した複数の可能な動作に対する全メトリックを、少なくとも1つのコンピュータに取得させるためのコードと、
    前記複数の可能な動作に対する全メトリックに基づいて、少なくとも1つのユーザ機器(UE)に対する少なくとも1つの担当基地局を、前記少なくとも1つのコンピュータに決定させるためのコードとを含むコンピュータプログラムプロダクト。
  34. ワイヤレス通信のための方法において、
    ユーザ機器(UE)において、基地局から少なくとも1つのリソースの割り当てを受信することと、
    前記UEにより、前記少なくとも1つのリソース上で前記基地局と通信することとを含み、
    適応アソシエーション、または、共同のアソシエーションおよびリソースパーティショニングのいずれかが、前記基地局を含む1組の基地局に対して実行され、前記適応アソシエーションは、前記UEを含む1組のUEに対する担当基地局を決定し、前記共同のアソシエーションおよびリソースパーティショニングは、前記1組のUEに対する担当基地局を決定し、前記1組の基地局に対して、利用可能なリソースを割り振り、前記基地局には、前記利用可能なリソースのサブセットが割り振られ、前記UEに割り当てられる少なくとも1つのリソースは、前記基地局に割り振られた利用可能なリソースのサブセットからのものである方法。
  35. 前記UEにより検出可能な基地局に対してパイロット測定を実施することをさらに含み、
    前記パイロット測定は、前記UEに対するアクティブセットを決定し、または、適応アソシエーションに対するメトリックを計算し、または、共同のアソシエーションおよびリソースパーティショニングに対するメトリックを計算し、あるいは、これらの組み合わせのために使用される請求項34記載の方法。
  36. 前記基地局と通信することは、前記基地局から、前記少なくとも1つのリソース上でデータ送信を受信することを含み、前記データ送信は、前記基地局に対して許可された、前記リソース上での送信電力スペクトル密度(PSD)レベルで、前記少なくとも1つのリソースの各々上で前記基地局により送られる請求項34記載の方法。
  37. 前記基地局と通信することは、前記少なくとも1つのリソース上で、データ送信を前記基地局に送ることを含み、前記データ送信は、前記リソース上での、少なくとも1つの隣接基地局に対する少なくとも1つのターゲットinterference−over−thermal(IoT)レベルに基づいて決定された送信電力レベルで、前記少なくとも1つのリソースの各々上で前記UEにより送られる請求項34記載の方法。
  38. ワイヤレス通信のための装置において、
    ユーザ機器(UE)において、基地局から少なくとも1つのリソースの割り当てを受信する手段と、
    前記UEにより、前記少なくとも1つのリソース上で前記基地局と通信する手段とを具備し、
    適応アソシエーション、または、共同のアソシエーションおよびリソースパーティショニングのいずれかが、前記基地局を含む1組の基地局に対して実行され、前記適応アソシエーションは、前記UEを含む1組のUEに対する担当基地局を決定し、前記共同のアソシエーションおよびリソースパーティショニングは、前記1組のUEに対する担当基地局を決定し、前記1組の基地局に対して、利用可能なリソースを割り振り、前記基地局には、前記利用可能なリソースのサブセットが割り振られ、前記UEに割り当てられる少なくとも1つのリソースは、前記基地局に割り振られた利用可能なリソースのサブセットからのものである装置。
  39. 前記UEにより検出可能な基地局に対してパイロット測定を実施する手段をさらに具備し、
    前記パイロット測定は、前記UEに対するアクティブセットを決定し、または、適応アソシエーションに対するメトリックを計算し、または、共同のアソシエーションおよびリソースパーティショニングに対するメトリックを計算し、あるいは、これらの組み合わせのために使用される請求項38記載の装置。
  40. 前記基地局と通信する手段は、前記基地局から、前記少なくとも1つのリソース上でデータ送信を受信する手段を備え、前記データ送信は、前記基地局に対して許可された、前記リソース上での送信電力スペクトル密度(PSD)レベルで、前記少なくとも1つのリソースの各々上で前記基地局により送られる請求項38記載の装置。
  41. 前記基地局と通信する手段は、前記少なくとも1つのリソース上で、データ送信を前記基地局に送る手段を備え、前記データ送信は、前記リソース上での、少なくとも1つの隣接基地局に対する少なくとも1つのターゲットinterference−over−thermal(IoT)レベルに基づいて決定された送信電力レベルで、前記少なくとも1つのリソースの各々上で前記UEにより送られる請求項38記載の装置。
  42. ワイヤレス通信のための装置において
    ユーザ機器(UE)において、基地局から少なくとも1つのリソースの割り当てを受信し、前記UEにより、前記少なくとも1つのリソース上で前記基地局と通信するように構成されている少なくとも1つのプロセッサを具備し
    適応アソシエーション、または、共同のアソシエーションおよびリソースパーティショニングのいずれかが、前記基地局を含む1組の基地局に対して実行され、前記適応アソシエーションは、前記UEを含む1組のUEに対する担当基地局を決定し、前記共同のアソシエーションおよびリソースパーティショニングは、前記1組のUEに対する担当基地局を決定し、前記1組の基地局に対して、利用可能なリソースを割り振り、前記基地局には、前記利用可能なリソースのサブセットが割り振られ、前記UEに割り当てられる少なくとも1つのリソースは、前記基地局に割り振られた利用可能なリソースのサブセットからのものである装置。
  43. コンピュータプログラムプロダクトにおいて、
    コンピュータ読み取り可能媒体を具備し、
    前記コンピュータ読み取り可能媒体は、
    ユーザ機器(UE)において、基地局から少なくとも1つのリソースの割り当てを、少なくとも1つのコンピュータに受信させるためのコードと、
    前記少なくとも1つのコンピュータに、前記UEにより、前記少なくとも1つのリソース上で前記基地局と通信させるためのコードとを含み、
    適応アソシエーション、または、共同のアソシエーションおよびリソースパーティショニングのいずれかが、前記基地局を含む1組の基地局に対して実行され、前記適応アソシエーションは、前記UEを含む1組のUEに対する担当基地局を決定し、前記共同のアソシエーションおよびリソースパーティショニングは、前記1組のUEに対する担当基地局を決定し、前記1組の基地局に対して、利用可能なリソースを割り振り、前記基地局には、前記利用可能なリソースのサブセットが割り振られ、前記UEに割り当てられる少なくとも1つのリソースは、前記基地局に割り振られた利用可能なリソースのサブセットからのものであるコンピュータプログラムプロダクト。
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