JP2012519525A - チューブガイドを備えた喉頭鏡の挿入部 - Google Patents

チューブガイドを備えた喉頭鏡の挿入部 Download PDF

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Abstract

喉頭鏡の挿入部は、細長い部材と、細長い部材の横に配置され、かつ隣接する細長い部材に対して動かすことができ、保持された気管内チューブの経路を調節し、それによって挿管を容易にする、可動案内部材を有するチューブガイドとを備える。

Description

本発明は、挿管時に気管内チューブを着脱可能に保持するため、および案内するためのチューブガイドを有する喉頭鏡の挿入部の分野に関する。
喉頭鏡は、例えば患者が麻酔をかけられている場合に、気管内チューブを患者の気道内に導入するために用いられる医療器具である。喉頭鏡は、挿管時に患者の口腔に向かっておよびその中に延在する喉頭鏡の一部である挿入部を含む。挿入部は、喉頭鏡本体に脱着可能に取り付け可能であるか、喉頭鏡の一体部品であるか、またはそれ自体が喉頭鏡として機能する場合もある。喉頭鏡は、通常、挿入部だけでなく、通常は細長くかつ挿入部の近位端に対して角度をなして、または挿入部の近位端に略平行に、またはその間のいずれかの角度で配置されうるハンドルを含む。喉頭鏡は、光源および撮像器具、例えば、一体型のビデオカメラまたは外部ビデオカメラへの取り付けのための光ファイバの束を含む、ビデオ喉頭鏡と呼ばれる多くの公知の器具をさらに含み、気管内チューブの遠位先端が患者の喉頭内に導入されている際、それを使用者が見られるようにする。
当該技術分野においてMiller型、Macintosh型またはWisconsin型ブレードとして公知の挿入部等の従来の喉頭鏡の挿入部は、喉頭蓋に隣接する患者の組織を持ち上げてチューブを患者の喉頭内に挿入できるようにし、かつ挿管時に患者の喉頭を見ることができるように機能する。しかしながら、それらはそれだけではチューブを案内しない。
チューブガイドを備える多くのデザインが公知である。例えば、国際公開第04/073510号パンフレット(Gandarias)は、挿入部の長さの大部分に沿って延在する側方チューブガイドを有する喉頭鏡を開示している。チューブガイドは、気管内チューブを患者の喉頭内に導入する一方で、それを挿入部によって着脱可能に保持できるようにする。主に、チューブガイドを設けると、気管内チューブを挿入部と同時に口腔内に導入することによって、およびチューブを喉頭に向かって案内することによって挿管が容易になりうる。しかしながら、公知のチューブガイドには、挿入部が正しい位置に導入されて喉頭が露出されると、チューブがチューブガイド内を前進する際、チューブガイドはそれを喉頭内に案内するように配置されないことがあるという問題がある。さらに、チューブガイドによって挿入部の全体的な嵩が増す。
長手方向に隣接する部分が横軸を中心に互いに対して回動できるよう挿入部にヒンジを設けることが提案されている。しかしながら、特に喉頭がすぐに露出せずかつ見えない困難な場合(当該技術分野においてグレード3またはグレード4の挿管と呼ばれる)には、挿入部と一体化したチューブガイドを使用した挿管がこれで大幅に容易になるわけではない。
したがって、本発明は、患者の喉頭内への気管内チューブの導入を容易にする喉頭鏡および喉頭鏡の挿入部を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様によれば、患者の口腔内に挿入するための近位端および遠位端を有する喉頭鏡の挿入部が設けられ、挿入部は、気管内チューブを保持するため、および保持された気管内チューブを患者の喉頭に向かって案内するためのチューブガイドを含み、挿入部は、細長い支持部材を含み、チューブガイドは可動チューブガイド部材を含み、可動チューブガイド部材は細長い支持部材の横に配置され、かつ隣接する細長い支持部材に対して動かすことができる。
「横に配置される」とは、可動チューブガイド部材が、可動チューブガイド部材の表面から間隔をおいて配置される挿入部の横に取り付けられるか、または挿入部の横(例えば、上、下または側方)表面に形成される可能性を含む。
可動チューブガイド部材は、細長い支持部材の下または上に配置されてもよい(およびそれによって可動チューブガイド部材の横に配置されてもよい)。本明細書および添付の特許請求の範囲内において、下面は使用時に患者の舌に面する挿入部の面である。逆の面は上面と呼ばれる。下、下に、上および上に、などの語は、対応する意味で使用される。上下軸は上および下方向に対して平行に延びる仮想軸である。
可動チューブガイド部材は挿入部の側方に配置されてもよい(およびそれによって挿入部の横に配置されてもよい)。例えば、それは挿入部の長さと上下軸との両方に略直交する隣接する挿入部から延在してもよい。
挿入部は遠位端を有する。チューブガイド部材を含むチューブガイドは遠位チューブ経路を少なくとも部分的に画定し、遠位チューブ経路に沿って、遠位方向に十分に遠く前進している着脱可能に保持された気管内チューブが、挿管時に挿入部の遠位端から患者の喉頭に向かって延びる。また通常、チューブガイド部材を含むチューブガイドは近位チューブ経路を少なくとも部分的に画定し、近位チューブ経路に沿って、着脱可能に保持された気管内チューブが挿入部の長さの少なくとも大部分に沿って案内される。
通常、少なくとも部分的にチューブガイドによって画定される遠位チューブ経路は、異なる構成、例えば異なる外径の気管内チューブではわずかに異なる。したがって、遠位チューブ経路および、関連する近位チューブ経路は、通常、既定の構成(例えば、既定の外径)の気管内チューブに固有のものである。
また、遠位チューブ経路および関連する近位チューブ経路は、使用者の動作によって、例えば、使用者が気管内を挿入部のチューブガイド内に送る向き、または使用者が気管内チューブを挿入部の近位端に対して保持する向きによって、部分的に画定されてもよい。
可動チューブガイド部材は、遠位チューブ経路(および通常、関連する近位チューブ経路も)を変えるために細長い支持部材に対して動かすことができることが好ましい。
可動チューブガイド部材は細長い支持部材に対して動かすことができ、それによって遠位チューブ経路が移動することが好ましい。可動チューブガイド部材は細長い支持部材に対して動かすことができ、それによって挿入部に対する遠位チューブ経路の向きが変わることが好ましい。したがって、挿管時、使用時にそれに沿って特定の構成を有する保持された気管内チューブが患者の喉頭に向かって案内される経路は、細長い支持部材に対する可動チューブガイド部材の動きによって変えることができる。
可動チューブガイド部材は細長い支持部材に対して動かすことができ、それによって遠位チューブ経路の向きが、気管内チューブの前進とは無関係に、挿入部に対して移動するおよび/または変わることが好ましい。したがって、使用時にその中を気管内チューブが患者の喉頭に向かって延在する経路は、気管内チューブを患者の喉頭内に前進させる前に調節することができる。これが使用者に挿管処置のさらなる制御をもたらす。
可動チューブガイド部材は細長い支持部材に対して動かすことができ、それによって保持された気管内チューブをチューブガイドから付随して取り外すことなく、遠位チューブ経路の向きを移動するおよび/または変えることが好ましい。
可動チューブガイド部材は遠位チューブ経路を上または下方向に調節するために細長い支持部材に対して動かすことができ、遠位チューブ経路を上または下方向に移動するか、または気管内チューブおよび上下軸を含む一平面内において遠位チューブ経路の向きを変えるかのいずれかまたは両方であることが好ましい。挿管時、遠位チューブ経路を上または下方向に調節することが、通常、最も有益であることがわかっている。
それにもかかわらず、可動チューブガイド部材は、遠位チューブ経路の側方位置を調節するために細長い支持部材に対して動かすことができてもよい。
挿入部は可動チューブガイド部材の遠位に延在することが好ましい。したがって、可動チューブガイド部材の特定の動きは、可動チューブガイド部材が挿入部の遠位端に配置される場合よりも、挿入部の遠位端を超えて延在し、かつ使用時に患者の喉頭に隣接する場合に、保持された気管内チューブの遠位端の位置に、通常、大きな影響を与える。
可動チューブガイド部材は、気管内チューブの挿入の前に動かすことができてもよい。可動チューブガイド部材は、1つまたは複数の電動機によって動かすことができてもよい。
挿入部は、複数の可動チューブガイド部材を含んでもよい。適宜、複数の可動チューブガイド部材のいくつかまたはすべての動きを連動させて、保持された気管内チューブの位置および向きのいずれかまたは両方の調節を容易にしてもよい。例えば、2つ以上の可動チューブガイド部材を機械的に連結し、それによって同時に動かせるようにしてもよい(例えば、機械的に接続され同時に動かす)。
第1の可動チューブガイド部材が挿入部の遠位領域内の細長い支持部材の近位側に設けられてもよい。第1の可動チューブガイド部材が、チューブガイド内に保持されるチューブがチューブガイドのいずれかの部分に接する最遠位位置となるように細長い支持部材の上側に第1の可動チューブガイド部材が設けられてもよい。第1の可動チューブガイド部材は、使用時に、上下軸に平行する保持された気管内チューブの遠位先端を動かすために、上下軸に平行する構成要素と共に動かすことができてもよい。
第1の可動チューブガイド部材の動作によって、保持された気管内チューブが第2のチューブガイド部材を中心に回動するよう、第1の可動チューブガイド部材の近位に、および第1の可動チューブガイド部材から間隔をおいて、第2のチューブガイド部材が設けられてもよい。したがって、保持された気管内チューブの先端は、第1の可動チューブガイド部材の動作と連動関係で動いてもよい。通常、挿入部は、使用時に、使用時に患者の喉頭に隣接する保持された気管内チューブの先端が1.0よりも大きいギヤ比で第1の可動チューブガイド部材の動作と連動関係で動くように配置される。
第2のチューブガイド部材は、第1の可動チューブガイド部材の近位に位置し、かつ保持された気管内チューブが第2の可動チューブガイド部材から第1の可動チューブガイド部材、したがって遠位経路部へ延在する位置および/または向きを調節するために上下軸に平行する構成要素と共に動かすことができる、第2の可動チューブガイド部材であってもよい。通常、第1の可動チューブガイド部材と第2の可動チューブガイド部材は共に動かすことができ、それぞれの動きは、結果として生じる遠位経路部の調節が、第1の可動チューブガイド部材のみまたは第2の可動チューブガイド部材のみが動く場合よりも大きくなるような遠位経路部の調節となる。
可動チューブガイド部材は、細長い支持部材に回転軸によって取り付けられてもよい。チューブガイド部材は回動部材上に取り付けられてもよく、回転軸は可動チューブガイド部材の近位に位置する。可動チューブガイド部材は、細長い支持部材の協働構造と係合して可動チューブガイド部材の動作の範囲を制限する動作制限構造(例えば、可動チューブガイド部材内の孔の周縁部)を含んでもよい。可動チューブガイド部材は、自在継手、例えば玉継手によって細長い支持部材に取り付けられてもよい。
挿入部を患者内に配置する間、可動チューブガイド部材は動かすことができ、気管内チューブを患者の喉頭内に前進させる用意ができることが好ましい。
喉頭鏡の挿入部は、使用者が可動チューブガイド部材を細長い支持部材に対して動かすことを可能にし、それによって細長い支持部材に対する案内される気管内チューブの向きおよび位置のいずれかまたは両方を変える、手動で操作可能な制御部をさらに含むことが好ましい。
手動で操作可能な制御部は、好ましくは使用者の手で操作可能なように配置される一方で、挿入部は患者の口腔内に配置され、気管内チューブの位置および向きのいずれかまたは両方が調節される。したがって、手動で操作可能な制御部は、通常、挿入部が挿管のために患者の口腔内に完全に導入されると、患者の歯の近位に延在するように配置される(および場合によっては完全に近位に配置される)。
手動で操作可能な制御部は、可動チューブガイド部材とプーリによって連通してもよい。手動で操作可能な制御部は、可動チューブガイド部材と空気圧式または油圧式の導管によって連通してもよい。したがって、可動チューブガイド部材は、前記空気圧式または油圧式の導管によって手動で操作可能な制御部に作動的に連結される空気圧式または油圧式アクチュエータの一部であるか、またはそれに連結されてもよい。可動チューブガイド部材は、手動で操作可能な制御部と有線または無線手段によって電子的に通信してもよい電子的に制御可能なモータによって動かすことができてもよい。電子的に制御可能なモータは、遠隔チューブ移動制御部と有線または無線手段によって電子的に通信してもよい。
手動で操作可能な制御部は、可動チューブガイド部材と一体であってもよい。例えば、可動チューブガイド部材は、可動チューブガイド部材から近位に延在し、かつ手動で操作可能な制御部として機能する手動で操作可能なレバーを含んでもよい。この場合、可動チューブガイド部材は、細長い支持部材に回転軸によって取り付けられることが好ましい。手動で操作可能な制御部は、可動チューブガイド部材に連結される可動制御部材の一部であってもよい。例えば、レバーおよび可動チューブガイド部材のそれぞれはそれぞれの回動部材上に取り付けられてもよく、それぞれの回動部材はレバーが手動で操作されると共に回転するよう回転軸によって連結される。
挿入部が複数の可動チューブガイド部材を含む場合、手動で操作可能な制御部は、複数またはすべての可動チューブガイド部材を同時に動かすよう操作可能であってもよい。例えば、前記第1の可動チューブガイド部材および第2の可動チューブガイド部材が設けられる場合、手動で操作可能な制御部の操作は、第2の可動チューブガイド部材を上または下方向に動かすよう、および第1の可動チューブガイド部材を同時に反対方向に動かすよう操作可能であってもよい。挿入部は、細長い支持部材に回動自在に取り付けられる回動部材を含んでもよく、回動部材は、第1の可動チューブガイド部材と第2の可動チューブガイド部材とが回転軸を中心とした回動部材の回転によって同時に動くような第1の可動チューブガイド部材および第2の可動チューブガイド部材として機能する構造を含んでもよい。回動部材は手動で操作可能なレバーを含んでもよい。
可動チューブガイド部材は、保持された気管内チューブの手動操作によって、使用時に、保持された気管内チューブが患者の喉頭に向かって延在する位置および/または向きを、患者の歯の近位か、または歯に隣接した患者の口腔内のいずれかに調節するために回動可能であってもよい。可動チューブガイド部材は、挿管時に、標準的なサイズの患者の口内に配置される挿入部の領域の遠位半分内に配置されることが好ましい。
可動チューブガイド部材は、第1の外径の気管内チューブがチューブガイドによって保持されず、かつ案内されない第1の位置と、第1の外径の気管内チューブがチューブガイドによって保持されかつ案内されうる第2の位置との間を動かすことができてもよい。したがって、可動チューブガイド部材は、チューブガイドが固定されている場合よりもより広い範囲の外径の気管内チューブを確実に案内するために使用されてもよい。したがって、可動チューブガイド部材は、可動チューブガイド部材のチューブ接触部と、可動チューブガイド部材に隣接する細長い支持部材との間の距離が変わるように動かすことができてもよい。
挿入部は喉頭鏡と一体であってもよい。挿入部は喉頭鏡に取り外し可能に取り付けできてもよい。挿入部は、挿入部が喉頭鏡の挿入部保持部材に取り外し可能に取り付けられるようにするため、挿入部の長さの一部に沿って延在する細長い空洞を含むことが好ましい。
チューブガイドは、気管内チューブを脱着可能に保持するためのチューブガイドであることが好ましい。
本発明の第2の態様によれば、患者の口腔内に挿入するための近位端および遠位端を有する喉頭鏡の挿入部が設けられ、挿入部は、気管内チューブを保持するため、および保持された気管内チューブを患者の喉頭に向かって案内するためのチューブガイドを含み、挿入部の下面は、遠位患者接触点を含み、チューブガイドは、挿管のために挿入部が患者の口腔内に配置される間、保持された気管内チューブの遠位先端の位置を遠位患者接触点に対して調節するためのチューブ案内機構を含む。
チューブガイド部材機構は可動チューブガイド部材を含んでもよい。可動チューブガイド部材は挿入部の横に配置されてもよい。遠位チューブ接触点は、通常、挿入部の遠位先端である。
したがって、使用者は挿入部を導入し、挿入部の下面を使用して喉頭蓋に隣接する組織を持ち上げ、喉頭を見ることができる。使用者は、次いで、挿管のために挿入部が患者の口腔内に配置される間、保持された気管内チューブの遠位先端の位置を調節することができる。
本発明の第2の態様のさらなる任意の特徴は、本発明の第1の態様に関連して上に記載した任意の特徴に一致する。
本発明の第3の態様によれば、本発明の第1または第2の態様による挿入部を取り外し可能に保持するための挿入部保持構造を有する喉頭鏡が設けられる。本発明はまた、それに固定的に取り付けられる、本発明の第1または第2の態様によるハンドルおよび挿入部を含む喉頭鏡にも適用される。
喉頭鏡は光源を含むことが好ましい。細長い空洞は使用時に光源を囲むよう操作可能であってもよく、挿入部は使用時に光源からの光を患者の喉頭に照射できるようにする半透明または透明な部分を含んでもよい。したがって、挿入部は、光源が使用時に体液および/または空気に接触することから保護するために機能してもよい。
光源は、光を発生させるデバイス、例えば、発光ダイオードまたは電球であってもよい。光源は、光を発生させるデバイスに作動的に連結されるか、または連結可能な光導管の発光領域であってもよい。
喉頭鏡は、画像収集装置を含むことが好ましい。細長い空洞は、使用時に画像収集装置を囲むように構成されてもよい。画像収集装置はカメラであってもよい。画像収集装置は光導管の光収集領域を含んでもよく、光導管はカメラに光を導くよう操作可能であってもよい。
挿入部保持構造は、画像収集装置を含む細長い画像収集装置支持部を含んでもよく、挿管時に患者の喉頭を含む領域の画像を収集するように、使用時に細長い空洞内に延在するよう配置される。
細長い画像収集装置支持部は、剛性の補強素子を含んでもよい。例えば、それは細長い剛性の金属筺体を含んでもよい。光源はまた、細長い画像収集装置の内または上に取り付けられてもよい。しかしながら、細長い画像収集装置支持部は可撓性があってもよい。
可動チューブガイド部材を手動で操作可能な制御部の操作に応じて動かすことができる実施形態において、手動で操作可能な制御部は、使用時に患者の歯の近位に、例えば喉頭鏡のハンドルに隣接するかまたはその上に配置されてもよい。喉頭鏡は、上に可動チューブガイド部材を有する回動部材を含んでもよく、可動チューブガイド部材は可動チューブガイド部材上に取り付けられ、および回動部材は喉頭鏡のハンドルに回動可能に取り付けられる。
挿管時に喉頭を撮像するための画像収集装置および可動チューブガイド部材の動作を制御するための少なくとも1つの手動制御部を含む実施形態において、画像収集装置と、挿入部と、少なくとも1つの手動制御部と、可動チューブガイド部材とは、前記少なくとも1つの手動制御部の動作が、保持された気管内チューブの先端を、画像収集装置によって収集される画像において垂直方向に上または下に動かすように形成されかつ配置されてもよい。画像収集装置と、挿入部と、第2の手動制御部と、可動チューブガイド部材は、第2の手動制御部の動作が、保持された気管内チューブの先端を、画像収集装置によって収集される画像において左または右に動かすように形成されかつ配置されてもよい。これは、保持された気管内チューブの位置を挿管時に患者の喉頭に対して簡単に調節することを促進する。
挿入部が本発明の第2の態様による挿入部である場合、喉頭鏡は、挿入部に隣接する喉頭鏡のハンドルから延在する可撓性のあるチューブガイド部材をさらに含んでもよく、可撓性のあるチューブガイド部材は手動制御部の操作に応じて可撓性を有し、挿入部が挿管のために患者の口腔内に配置される間、保持された気管内チューブの遠位先端の位置を遠位患者接触点に対して調節する。
可撓性のあるチューブガイド部材は、気管内チューブの穴に導入するためのブジーを含んでもよい。可撓性のあるチューブガイド部材は、気管内チューブの外部表面に接するように構成されてもよく、例えば、可撓性のあるチューブガイド部材は、その中に気管内チューブを保持することができる溝を含んでもよい。
可撓性のあるチューブガイド部材は、手動制御部の操作に応じて可撓性のあるチューブガイド部材を曲げるよう操作可能なアクチュエータを含んでもよい。アクチュエータは電動機であってもよい。アクチュエータは油圧式または空気圧式アクチュエータであってもよい。アクチュエータは形状記憶合金(例えば「マッスルワイヤ」)からなってもよい。
ここで、本発明の例示的な実施形態が、以下の図を参照して説明される。
可動チューブガイド部材がチューブを上げた構成にある、外径の動作範囲の上限の外径を有する気管内チューブを保持する喉頭鏡の挿入部の側面図である。 可動チューブガイド部材がチューブを上げた構成にある、保持された気管内チューブがない喉頭鏡の挿入部の側面図である。 可動チューブガイド部材がチューブを下げた構成にある、外径の動作範囲の上限の外径を有する気管内チューブを保持する喉頭鏡の挿入部の側面図である。 可動チューブガイド部材がチューブを下げた構成にある、保持された気管内チューブがない喉頭鏡の挿入部の側面図である。 可動チューブガイド部材がチューブを上げた構成にある、外径の動作範囲の下端の外径を有する気管内チューブを保持する喉頭鏡の挿入部の側面図である。 可動チューブガイド部材がチューブを上げた構成またはチューブを下げた構成にある場合の、喉頭鏡の挿入部の位置および外径の動作範囲の下端の外径を有する気管内チューブを示す、患者を通した断面図である。 可動チューブガイド部材がチューブを上げた構成にあるか、またはチューブを下げた構成にある気管内チューブの位置を示す、外径の動作範囲の下限の外径を有する気管内チューブを保持する喉頭鏡の挿入部の側面図である。 示した気管内チューブが外径の動作範囲の下端の外径を有する気管内チューブであること以外は図7に一致する図である。 図1による挿入部の遠位先端および保持された気管内チューブの等角図である。 図1による挿入部の近位端および保持された気管内チューブの等角図である。 取り付けられた挿入部のない喉頭鏡の等角図である。 取り付けられた図1の挿入部を備えた図11の喉頭鏡の等角図である。 回動するチューブガイド部を有する挿入部の別の実施形態の側面図である。 図13の挿入部の等角図である。 図13の挿入部の平面図である。 挿入部のさらなる別の実施形態の側面図である。 図16の挿入部の等角図である。 気管内チューブ外径の動作範囲の上限の気管内チューブを保持する図1の挿入部の平面図である。 図18の挿入部の遠位先端および保持されるチューブの詳細である。 挿入部を有する喉頭鏡および挿入部に隣接する喉頭鏡のハンドルから延在し、手動制御部に応じて操作可能なブジーを示す。 可動チューブガイドを喉頭鏡のハンドル上に位置する手動制御部によって操作可能な喉頭鏡を示す。
図1から8を参照すると、全体として1で示される喉頭鏡の挿入部は、透明なプラスチック材料から単一成形物として形成され、かつ細長い支持部材として機能する本体2を有する。本体は、使用時に患者の口蓋に接する滑らかな下面4と、反対側の上面6と、第1の滑らかな側面8と、反対側の第2の側面10とを有する。第2の側面は、第2の側面の長さの大部分に沿って入り、かつ気管内チューブ12A、12Bのためのチューブガイドの一部として機能する、凹状の溝を含む外形を有する。挿入部は、使用時に、喉頭蓋に隣接する患者の解剖学的構造を持ち上げるよう機能する舌圧子部材16を有する遠位端14を有する。
挿入部は、孔18から挿入部の長さの一部に沿って延在する細長い空洞16をさらに画定する。細長い空洞はその遠位端において窓20によって閉止されている。細長い空洞は緩やかに湾曲し、喉頭鏡100の支持部材104を保持するような大きさに作られ、これは図10に示される。細長い空洞の遠位端は、喉頭鏡支持部材の遠位端に設けられるカメラ106を、使用時に、体液から保護するために密閉され、一方で、それを介して挿管時にカメラが患者の喉頭を影像できるビューポートを提供する。挿入部は、スリーブのように支持部材上に装着するよう形成され、かつ配置される。挿入部は細長く、かつ湾曲しており、ほぼ一平面内にある。
挿入部の第2の側面に回転軸52によって回動部材50が取り付けられる。回動部材は、回転軸の遠位に位置し、その下面に凹状の細長い溝を有し、使用時にその遠位先端が保持された気管内チューブの上面に接する遠位上チューブガイド部材54(可動チューブガイド部材として機能する)を含む。回動部材は、回転軸の近位に位置し、その上面に凹状の細長い溝を有し、使用時に少なくともその近位先端は、保持された気管内チューブの下面に接する下チューブガイド部材56(さらなる可動チューブガイド部材として機能する)を含む。回動部材は挿入部の面内を回転軸を中心として回転可能であり、その動作は、挿入部の第2の側面から延在するピン60に係合する回動部材を介して孔58の周縁部で制限される。使用時に回動部材は回転することができるため、挿入部の本体の横に(この例においては横方向に取り付けられている)配置される遠位上チューブガイド部材の位置を、遠位上チューブガイド部材に隣接する挿入部の本体に対して動かすことができる。
チューブガイドは、遠位上チューブガイド部材および下チューブガイド部材ならびにこの実施形態においては、挿入部の近位端に向かって位置し、その下面に凹状の細長い溝を有し、少なくともその遠位先端は、使用時に、保持された気管内チューブの上面に接する挿入部に固定的に取り付けられる近位上チューブガイド部材62によって形成される。図1および図3に見られるように、近位上チューブガイド部材の凹状の細長い溝は、その遠位先端に向かってわずかに上方向に延在し、第3のチューブガイド部材の遠位に、挿入部の曲率半径よりも小さな曲率半径で気管内チューブを保持する。下チューブガイド部材の近位先端は、気管内チューブが挿入部よりも小さな曲率半径で経路を取ることができるように近位上チューブガイド部材の遠位先端から長手方向に間隔をおいて配置される。この配置により、チューブガイドを患者の歯の領域において特に薄くでき、保持された気管内チューブの下面が露出したままとなるため、気管内チューブは使用者によって把持されてもよい。図1および図3から明らかとなるように、この挿入部はまた、挿入部の長さに沿ってわずかに異なる経路を取る種々の外径の気管内チューブにも有用である。
図11および12に示されるように、挿入部は喉頭鏡100用の使い捨ての付属品として使用される。喉頭鏡は、そこから支持部材104が延在するハンドル102を含む。支持部材は、遠位先端にカメラ106(光収集装置として機能する)およびLED光源108を有する。支持部材は鋼で形成され、使用時に支持部材上に保持される挿入部のための機械的な支持を提供する。ハンドル内の電池(図示せず)はカメラおよび光源に電力を提供する。ビデオスクリーン110が使用時にカメラから画像を受信して表示する。支持部材は、喉頭鏡の本体と一体であるか、または例えば支持部材を別個に滅菌できるよう取り外し可能であってもよい。喉頭鏡本体と支持部材間の接合部は、支持部材が喉頭鏡本体から延在する最大距離を変えるために調節可能であってもよい。支持部材は一平面内を緩やかに湾曲する。支持部材の面は任意選択で喉頭鏡の中心軸から横にずれる。
使用時に、通常、製造時から滅菌包装内に保持されている新しい使い捨て挿入部を保持部材の上に保持部材の先端が透明な窓に隣接するまで滑り込ませる。挿入部は、保持部材ならびに保持部材の遠位端にあるカメラおよび光源を保護する。さらに、光源からの光は、挿入部の遠位先端に向かっておよびそれを超えて誘導され、カメラは挿入部の遠位先端および周囲の空間の画像を収集するよう操作可能である。保持部材は鋼で形成されるため、それは挿入部を補強する補強素子として機能する。
次に、気管内チューブがチューブガイド内に挿入される。気管内チューブは、近位および遠位上チューブガイド部材ならびに下チューブガイド部材によって曲げ引張状態に保持される。気管内チューブが経路に沿って配置状態に保持されると共に案内されるように、近位上チューブガイド部材および遠位上チューブガイド部材が気管内チューブ上に下方向に力をかけ、かつ下チューブガイド部材が上方向に力をかける。曲げ引張は、チューブを所定の位置に保持して、さらなるチューブ保持部材の必要をなくす役割を果たす。さらに、近位および遠位上チューブガイド部材ならびに下チューブガイド部材の位置は、外力が気管内チューブに印加されない場合、特定の外径を有する保持された気管内チューブが(近位チューブ経路として機能する)挿入部に沿って延在する経路を画定する。近位上チューブガイド部材および遠位上チューブガイド部材ならびに下チューブガイド部材の位置は、外力が気管内チューブに印加されない場合、特定の外径を有する保持された気管内チューブが使用時に挿入部を超えて患者の喉頭に向かって延在する経路(遠位チューブ経路)をさらに画定する。
初めに、保持された気管内チューブが遠位上チューブガイド部材の遠位に延在するが、挿入部の遠位先端を超えて延在するほどまで十分に遠くまで前進しないことが好ましい。気管内チューブは、それがチューブガイドに接する最近位位置から、それがチューブガイドに接する最遠位位置まで曲げ引張状態に保持される。この曲げ引張および気管内チューブで一般的な緩やかな曲率の結果、チューブは遠位上チューブガイド部材上に上方向の力ならびに下チューブガイド部材上に下方向の力をかける。したがって、回動部材は、通常、チューブ低下位置と呼ばれ、例えば図3に示される、動作制限装置によって決定される位置に配置される。
喉頭鏡は、次いで、患者の喉頭蓋周囲の解剖学的構造を持ち上げて喉頭を露出させるためにへら状の先端部を使用して患者の口腔内に挿入部を導入するよう操作される。この段階中、カメラからの画像は、喉頭鏡のハンドルに便利に取り付けられうるが、一方で喉頭鏡と別になっていてもよいディスプレイスクリーンに有線または無線接続によって伝送される。気管内チューブは既にチューブガイド内に保持されているため、使用者は気管内チューブを患者の口腔内に導入するというさらなる工程を実施する必要がなく、その手の一方が空く。しかしながら、喉頭鏡と、挿入部と、チューブガイドとは、また、患者の口腔内に喉頭鏡を挿入後、気管内チューブをチューブガイド内に導入し、チューブガイドに沿って前進させることができるように構成されてもよい。
使用者は患者の喉頭が良く見えるように喉頭鏡の位置を調節する。通常、気管内チューブは最初にしっかりと位置合わせされずに喉頭内に前進させる。挿入部は、挿入部の遠位先端が患者の喉頭蓋周囲の解剖学的構造を最大に持ち上げ、喉頭を露出させる正しい位置にある場合、チューブガイド内に位置する気管内チューブが、通常、チューブを患者の喉頭内に前進させる正しい側方位置に配置されるか、またはそこに近接するように設計されている。しかしながら、下上軸に平行する気管内チューブの遠位先端の位置または気管内チューブの遠位先端が挿入部の一平面内に延在する角度の間には顕著な違いがあるのは当然である。(使用時、患者は事実上常にその正中矢状面を垂直に、かつその首を後方に傾けられて仰向けに横にされ挿管されるため、挿入部の面は通常垂直面である)。
使用者は、次いで、近位上チューブガイド部材に隣接する、およびおそらくはその遠位にあり、喉頭が完全に見える場合は、通常、患者の歯に隣接するかまたはそのちょうど外側にある、気管内チューブに自身の手で触れることによって挿入部の面内における気管内チューブの遠位先端の向きを調節する。喉頭鏡の使用者は、通常、喉頭鏡をハンドルの基部および挿入部の近位端で把持するため、これは自然な動きである。自身の手のわずかな動きによって、使用者は気管内チューブが近位上チューブガイド部材の遠位端に接する向きを変えることができる。近位上チューブガイド部材の遠位端における気管内チューブの取付角を増すことによって、回動部材は、下チューブガイド部材が上方向に動き、かつ遠位上チューブガイド部材が下方向に動くように回動する。その結果、保持された気管内チューブの先端は下方向に動く。下チューブガイド部材と遠位上チューブガイド部材とは連結され共に動くため、かつ挿入部は遠位上チューブガイド部材の遠位に延在するため、近位上チューブガイド部材の遠位端における気管内チューブの取付角の比較的わずかな調節が気管内チューブの遠位先端の動きに大きな影響を与えうる。気管内チューブの遠位先端の下方向の動きは、1.0よりも大きいギヤ比で遠位上チューブガイド部材の下方向の動きに効果的に連動するため、小さな挿入部によって保持された気管内チューブの遠位先端の大きな動きを容易に制御することができる。カメラおよびディスプレイスクリーンは、通常、下方向が一番上となるように構成されているため、気管内チューブの取付角を手動で増すことは、ディスプレイ上で気管内チューブの先端を上方に動かすと思われる。保持された気管内チューブの遠位先端を下方向に動かすことができる最大範囲は、ここではチューブ上昇位置と呼ばれ、例えば図1に示される。
使用者が気管内チューブの遠位先端の喉頭に対する位置に満足すると、使用者は自身の手でチューブを前進させ、それによって患者に挿管することができる。有利には、使用者は、喉頭蓋に隣接する組織を持ち上げて喉頭を最大に露出させるのに集中している間、保持された気管内チューブを患者の喉頭に対して方向付けるために挿入部の位置を調節することなく、喉頭鏡の挿入部のへら状の先端を配置することができている。その後、使用者は気管内チューブを患者の喉頭に向かって案内するために自身の手を使用して気管内チューブの遠位先端を位置決めすることにその注意を向けることができる。気管内チューブの先端の下または上方向の動きを気管内チューブを大きく前進させることなく達成できるため、気管内チューブを独立した動きとして前進させることができる。最後に、気管内チューブがチューブガイドから取り外され、喉頭鏡および取り付けられた挿入部は口腔から取り出されて気管内チューブが残る。次いで、挿入部は廃棄され、喉頭鏡はさらなる挿管のために再利用することができる。
通常、挿入部は様々なサイズの気管内チューブと共に使用されるよう設計されている。挿入部を確実に使用できる気管内チューブ外径の範囲は、気管内チューブサイズの動作範囲と呼ばれる。気管内チューブサイズの動作範囲および挿入部の寸法は挿入部の用途に依存する。成人に使用するための挿入部は、例えば、12.3mmまでの外径を有する気管内チューブと共に確実に使用できるように構成されてもよい。この外径のチューブは当分野においてサイズ9.0と呼ばれる。最小外径は約5.5mmであってもよい。挿入部がプラスチック材料で作製される場合、下および第1の上チューブガイド部材の平均厚さは、通常、内部使用に適した機械的な強度を提供するため少なくとも0.75mm(好ましくは約1.5mm)である必要がある。したがって、気管内チューブを成人に挿入するための挿入部の場合、第1の領域の厚さは、好ましくは15.3mm未満、より好ましくは14.6mm未満、13.8mm未満、より好ましくは13.1mm未満である。
新生児を含む乳幼児に使用するための挿入部の寸法は、通常、成人に使用するための挿入部の寸法に比例して縮小される。それにもかかわらず、チューブガイド部材の厚さなどのいくつかの特性の比率は比例して縮小されないこともある。気管内チューブを新生児を含む乳幼児に挿入するための挿入部の場合、チューブ外径の動作範囲は1.0mm〜5.0mmであってもよく、第1の領域の厚さは、好ましくは8.0mm未満、好ましくは7.0mm未満、より好ましくは6.0mm未満である。
図13から15は、回動部材50および同様に回転軸72を中心として回転可能な制御部材70を含む挿入部の別の実施形態を示す。制御部材は、レバー74と、近位上チューブガイド部材と、その下面に、使用者が保持された気管内チューブに触れて前進できるようにするための細長い孔75を有する近位下チューブガイド部材76とを含む。チューブガイド部材はさらなる回動継手78によって回動部材に取り付けられる。この配置の結果、制御部材と回動部材は共に回転する。したがって、使用者が遠位上チューブガイド部材の位置、したがって、保持された気管内チューブの遠位先端の位置を、レバーと挿入部の間の角度の手動調節によって調節することができる。この角度は、レバーを直接回転して使用することによって、または気管内チューブの軌道を保持および調節することによって調節してもよい。
図16および17は、遠位上チューブガイド部材の上下方向の位置、およびしたがって、保持された気管内チューブの遠位先端の位置を、一体化したレバーの角度を隣接する挿入部に対して変えることによって調節することができるよう、回動部材が、一体化したレバー80を有する挿入部のさらなる実施形態を示す。
1つまたは複数の可動チューブガイド部材は、隣接する挿入部本体に対して他の手段で動かすことができる。例えば、遠位上チューブガイド部材および任意選択で1つまたは複数の他のチューブガイド部材を下または上方向に動かして、それによって使用時に保持された気管内チューブが患者の喉頭に向かって延在する経路を調節するために電子モータが用いられてもよい。電動機は、喉頭鏡のハンドル、挿入部上の(ダイヤルまたはボタンなどの)手動で操作可能な制御部によって、または遠隔的に制御することができ、制御信号は有線または無線接続によって電動機に伝送されうる。2つ以上のチューブガイド部材は、単一モータの制御下で同じまたは逆の向きに同時に動いてもよい。
チューブガイド部材はまた、喉頭鏡のハンドルまたは挿入部上に位置する(ボタンなどの)手動で操作可能な制御部に空気圧式または油圧式の導管によって連結される空気圧式または油圧式アクチュエータによって、隣接する挿入部に対しても動かすことができる。空気圧式または油圧式アクチュエータはバルーンであってもよい。チューブガイド部材は、手動で操作可能な制御部の操作に応じて膨張または収縮する空気圧式または油圧式アクチュエータの表面上に形成されるものであってもよい。
図20aおよび20bは、挿入部1および挿入部に隣接する喉頭鏡のハンドルから延在し、手動制御部104に応じて操作可能なブジー102を有するビデオ喉頭鏡100を示す。手動制御部の上下の動きは、ブジーの遠位先端の一致するまたは逆の動きにつながる。図21aおよび21bは、喉頭鏡のハンドル上に位置する手動制御部104によって操作可能な可動チューブガイド106を有するビデオ喉頭鏡100を示す。手動制御部の上下の動きは、チューブガイドの遠位チューブ接触部108の一致するまたは逆の動きおよびチューブガイド内に保持される気管内チューブの遠位先端の一致する動きにつながる。
当業者は、本明細書中で開示した本発明の範囲内でさらなる変形および変更を考慮してもよい。

Claims (30)

  1. 患者の口腔内に挿入するための近位端および遠位端を有する喉頭鏡の挿入部であって、前記挿入部は、気管内チューブを保持するため、および保持された気管内チューブを患者の喉頭に向かって案内するためのチューブガイドを含み、前記挿入部は、細長い支持部材を含み、前記チューブガイドは可動チューブガイド部材を含み、前記可動チューブガイド部材は前記細長い支持部材の横に配置され、かつ隣接する前記細長い支持部材に対して動かすことができる、喉頭鏡の挿入部。
  2. 前記可動チューブガイド部材は、前記挿入部の側方に配置される、請求項1に記載の喉頭鏡の挿入部。
  3. 前記チューブガイド部材を含む前記チューブガイドは、遠位チューブ経路を少なくとも部分的に画定し、前記遠位チューブ経路に沿って、遠位方向に十分に遠く前進させた着脱可能に保持された気管内チューブが、挿管時に前記挿入部の前記遠位端から患者の喉頭に向かって延在し、前記可動チューブガイド部材は、前記遠位チューブ経路を変えるよう前記細長い支持部材に対して動かすことができる、請求項1または請求項2に記載の喉頭鏡の挿入部。
  4. 前記可動チューブガイド部材は、前記細長い支持部材に対して動かすことができ、それによって前記遠位チューブ経路を移動する、請求項3に記載の喉頭鏡の挿入部。
  5. 前記可動チューブガイド部材は、前記細長い支持部材に対して動かすことができ、それによって前記挿入部に対する前記遠位チューブ経路の向きを変える、請求項3または請求項4に記載の喉頭鏡の挿入部。
  6. 前記可動チューブガイド部材は、前記細長い支持部材に対して動かすことができ、それによって前記挿入部に対する前記遠位チューブ経路の前記向きを前記気管内チューブの前進とは無関係に移動するおよび/または変える、請求項3〜5のいずれか1項に記載の喉頭鏡の挿入部。
  7. 前記可動チューブガイド部材は、前記細長い支持部材に対して動かすことができ、それによって、保持された気管内チューブを前記チューブガイドから付随して取り外すことなく前記遠位チューブ経路の前記向きを移動するおよび/または変える、請求項3〜6のいずれか1項に記載の喉頭鏡の挿入部。
  8. 前記可動チューブガイド部材は、前記遠位チューブ経路を上または下方向に調節するために前記細長い支持部材に対して動かすことができ、前記遠位チューブ経路を上または下方向に移動するか、または前記気管内チューブおよび前記上下軸を含む一平面内において前記遠位チューブ経路の前記向きを変えるかのいずれかまたは両方を行なう、請求項3〜7のいずれか1項に記載の喉頭鏡の挿入部。
  9. 前記挿入部は、前記可動チューブガイド部材の遠位に延在する、請求項1〜8のいずれか1項に記載の喉頭鏡の挿入部。
  10. 前記挿入部は複数の可動チューブガイド部材を含み、前記複数の可動チューブガイド部材のいくつかまたはすべての動きは、保持された気管内チューブの位置および向きのいずれかまたは両方の調節を容易にするよう連係される、請求項1〜9のいずれか1項に記載の喉頭鏡の挿入部。
  11. 2つ以上の可動チューブガイド部材が機械的に連結され、それによって同時に動かすことができる、請求項10に記載の喉頭鏡の挿入部。
  12. 前記第1の可動チューブガイド部材は、前記第1の可動チューブガイド部材が前記チューブガイド内に保持されるチューブが前記チューブガイドのいずれかの部分に接する前記最遠位位置であり、前記第1の可動チューブガイド部材は、使用時に、前記上下軸に平行する保持された気管内チューブの前記遠位先端を動かすために、前記上下軸に平行する構成要素と共に動かすことができるように、前記挿入部の遠位領域内の前記細長い支持部材の前記近位側に設けられ、および第2のチューブガイド部材は、前記第1の可動チューブガイド部材の動きによって、保持された気管内チューブが前記第2のチューブガイド部材を中心に回動するように、前記第1の可動チューブガイド部材の近位に、および前記第1の可動チューブガイド部材から間隔をおいて設けられる、請求項10または請求項11に記載の喉頭鏡の挿入部。
  13. 前記可動チューブガイド部材は回転軸によって前記細長い支持部材に取り付けられる、請求項1〜12のいずれか1項に記載の喉頭鏡の挿入部。
  14. 前記喉頭鏡の挿入部は、使用者が前記可動チューブガイド部材を前記細長い支持部材に対して動かし、それによって、案内される気管内チューブの前記向きおよび位置のいずれかまたは両方を前記細長い支持部材に対して変えることができるようにする、手動で操作可能な制御部をさらに含む、請求項1〜13のいずれか1項に記載の喉頭鏡の挿入部。
  15. 前記手動で操作可能な制御部は、前記可動チューブガイド部材と一体である、請求項14に記載の喉頭鏡の挿入部。
  16. 前記手動で操作可能な制御部は、前記可動チューブガイド部材に連結される可動制御部材の一部である、請求項14または請求項15に記載の喉頭鏡の挿入部。
  17. 前記挿入部は、複数の可動チューブガイド部材を含み、前記手動で操作可能な制御部は、複数またはすべての前記可動チューブガイド部材を同時に動かすよう操作可能である、請求項14〜16のいずれか1項に記載の喉頭鏡の挿入部。
  18. 前記可動チューブガイド部材は、保持された気管内チューブの手動操作によって、使用時に、前記保持された気管内チューブが患者の喉頭に向かって延在する前記位置および/または向きを、患者の歯の近位かまたは前記歯に隣接する患者の口腔内のいずれかに調節するよう回動可能である、請求項1〜17のいずれか1項に記載の喉頭鏡の挿入部。
  19. 前記可動チューブガイド部材は、第1の外径の気管内チューブが前記チューブガイドによって保持されずかつ案内されない第1の位置と、前記第1の外径の気管内チューブが前記チューブガイドによって保持されかつ案内されうる第2の位置との間を動かすことができる、請求項1〜18のいずれか1項に記載の喉頭鏡の挿入部。
  20. 請求項1〜19のいずれか1項に記載の挿入部を取り外し可能に保持するための挿入部保持構造を有する喉頭鏡。
  21. ハンドルおよびそれに固定的に取り付けられる請求項1〜19のいずれか1項に記載の挿入部を備える喉頭鏡。
  22. 患者の口腔内に挿入するための近位端および遠位端を有する喉頭鏡の挿入部であって、前記挿入部は、気管内チューブを保持するため、および保持された気管内チューブを患者の喉頭に向かって案内するためのチューブガイドを含み、前記挿入部の下面は、遠位患者接触点を含み、前記チューブガイドは、前記挿入部が挿管のために患者の口腔内に配置される間、保持された気管内チューブの前記遠位先端の位置を前記遠位患者接触点に対して調節するためのチューブ案内機構を含む、喉頭鏡の挿入部。
  23. 前記遠位チューブ接触点は前記挿入部の前記遠位先端である、請求項22に記載の喉頭鏡の挿入部。
  24. 請求項22または請求項23に記載の挿入部を取り外し可能に保持するための挿入部保持構造を有する喉頭鏡。
  25. ハンドルおよびそれに固定的に取り付けられる請求項22または請求項23に記載の挿入部を備える喉頭鏡。
  26. 前記喉頭鏡は、前記挿入部に隣接する前記喉頭鏡の前記ハンドルから延在する可撓性のあるチューブガイド部材をさらに含み、前記可撓性のあるチューブガイド部材は手動制御部の操作に応じる可撓性を有し、前記挿入部が挿管のために患者の口腔内に配置される間、保持された気管内チューブの前記遠位先端の位置を前記遠位患者接触点に対して調節する、請求項24または請求項25に記載の喉頭鏡。
  27. 前記可撓性のあるチューブガイド部材は、気管内チューブの穴に導入するためのブジーを含む、請求項26に記載の喉頭鏡。
  28. 前記可撓性のあるチューブガイド部材は、中に気管内チューブを保持することができる溝を含む、請求項26に記載の喉頭鏡。
  29. 前記可撓性のあるチューブガイド部材は、手動制御部の操作に応じて前記可撓性のあるチューブガイド部材を曲げるよう操作可能なアクチュエータを含む、請求項26〜28のいずれか1項に記載の喉頭鏡。
  30. 前記アクチュエータは、電動機、油圧式アクチュエータ、空気圧式アクチュエータ、形状記憶合金からなるアクチュエータを含む群から選択される、請求項29に記載の喉頭鏡。
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