JP2012519423A - Sdmaによるビデオ送信 - Google Patents

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Abstract

本開示のある態様は、一般に通信に関し、特に、例えば空間分割多元接続(SDMA)スキームのような、データを並行して送信するための技術に関する。
【選択図】図7

Description

優先権の主張
本願は、本願の譲受人に譲渡され、参照によって本願に明確に組み込まれた、2009年2月27日出願の“VIDEO TRANSMISSION OVER SDMA”と題された米国特許仮出願第61/156402号の利益を主張する。
本開示は、一般に通信に関し、特に、空間分割多元接続(SDMA:spatial division multiple access)システムに関する。
無線通信システムのために必要な帯域幅要件の増加の問題に対処するために、高いデータ・スループットを達成しながら、同一チャネル(同じ時間及び周波数リソース)を共有することによって複数のユーザ端末が単一の基地局と通信することを可能にするために様々なスキームが開発されている。空間分割多元接続(SDMA)は、次世代の通信システムのための一般的な技術として昨今登場した1つのそのようなアプローチを示す。
SDMAシステムにおいて、基地局は、同じ時間に同じ周波数を用いて複数のモバイル・ユーザ端末と、様々な信号を送受信することができる。信頼できるデータ通信を達成するために、ユーザ端末は、あらゆる方向に向かって存在する必要がある。個々の信号は、基地局における複数の空間分離型アンテナの各々から同時に送信されうる。従って、結合された送信は指向性であることができる。すなわち、各ユーザ端末専用の信号は、特定のユーザ端末の方向において比較的強く、他のユーザ端末の方向において十分弱くなりうる。同様に、基地局は、空間において分離された複数のアンテナの各々を通して複数のユーザ端末からの結合された信号を同一の周波数で同時に受信することができ、複数のアンテナからの結合された受信信号は、適切な信号処理技術を適用することによって、各ユーザ端末から送信された個々の信号に分割されうる。
複数入力複数出力(MIMO:Multiple Input Multiple Output)無線システムは、データ送信のために複数(N個)の送信アンテナ及び複数(N個)の受信アンテナを用いる。N個の送信アンテナ及びN個の受信アンテナによって形成されたMIMOチャネルは、N個の空間ストリームに分割され、全ての実用目的の場合、Nmin{N,N}である。N個の空間ストリームは、より良い全体スループットを達成するために、N個の個々のデータ・ストリームを送信するために用いられうる。
SDMAに基づく多元接続MIMOシステムにおいて、アクセス・ポイントは、任意の所与の瞬間に、1つ又は複数のユーザ端末と通信することができる。アクセス・ポイントが単一のユーザ端末と通信する場合、N個の送信アンテナは、1つの送信エンティティ(アクセス・ポイント又はユーザ端末のいずれか)に関連付けられ、N個の受信アンテナは、1つの受信エンティティ(ユーザ端末又はアクセス・ポイントのいずれか)に関連付けられる。アクセス・ポイントは、SDMAを介して複数のユーザ端末と同時に通信することもできる。SDMAの場合、アクセス・ポイントは、データ送受信のための複数のアンテナを用い、ユーザ端末の各々は一般に、データ送受信のための複数のアクセス・ポイント・アンテナよりも少ない数を用いる。SDMAがアクセス・ポイントから送信される場合、N=min{N,sum(N)}であり、sum(N)は、ユーザ端末の受信アンテナ全ての総和を表す。SDMAがアクセス・ポイントへ送信される場合、N=min{sum(N),N}であり、sum(N)は、ユーザ端末の送信アンテナ全ての総和を表す。
ある態様は、複数の無線装置へデータを送信するための方法を提供する。この方法は一般に、第1の送信機会の間に、各無線装置のためのデータ・フレームを備える送信を無線装置へ送信することと、1つ又は複数の第2の送信機会の間に、無線装置からのデータ・フレームの受信のアクノレッジメント(acknowledgements)を受信することとを含む。ある態様の場合、第1の送信機会はダウンリンク送信機会を備えることができ、第2の送信機会はアップリンク送信機会を備えることができる。
ある態様は、無線通信の方法を提供する。この方法は一般に、複数のデータ・フレームが複数の無線装置へ送信された第1の送信機会の間に、データ・フレームを備える送信を受信することと、第2の送信機会の間に、データ・フレームの受信のアクノレッジメントを送信することとを含む。ある態様の場合、第1の送信機会はダウンリンク送信機会を備えることができ、第2の送信機会はアップリンク送信機会を備えることができる。
ある態様は、複数の無線装置へデータを送信するための装置を提供する。この装置は一般に、第1の送信機会の間に、データ・フレームを備える送信を無線装置へ送信するための送信機と、1つ又は複数の第2の送信機会の間に、無線装置からのデータ・フレームの受信のアクノレッジメントを受信するための受信機とを含む。
ある態様は、無線通信のための装置を提供する。この装置は一般に、複数のデータ・フレームが複数の無線装置へ送信された第1の送信機会の間に、データ・フレームを備える送信を受信するための受信機と、第2の送信機会の間に、該データ・フレームの受信のアクノレッジメントを送信するための送信機とを含む。
ある態様は、複数の無線装置へデータを送信するための装置を提供する。この装置は一般に、第1の送信機会の間に、データ・フレームを備える送信を無線装置へ送信するための手段と、1つ又は複数の第2の送信機会の間に、無線装置からのデータ・フレームの受信のアクノレッジメントを受信するための手段とを含む。
ある態様は、無線通信のための装置を提供する。この装置は一般に、複数のデータ・フレームが複数の無線装置へ送信された第1の送信機会の間に、データ・フレームを備える送信を受信するための手段と、第2の送信機会の間に、受信したデータ・フレームのアクノレッジメントを送信するための手段とを含む。
ある態様は、命令を備えるコンピュータ読取可能媒体を備える、通信のためのコンピュータ・プログラム製品を提供する。この命令は一般に、第1の送信機会の間に、データ・フレームを備える送信を複数の無線装置へ送信し、1つ又は複数の第2の送信機会の間に、無線装置からのデータ・フレームの受信のアクノレッジメントを受信するように実行可能である。
ある態様は、命令を備えるコンピュータ読取可能媒体を備える、通信のためのコンピュータ・プログラム製品を提供する。この命令は一般に、複数のデータ・フレームが複数の無線装置へ送信された第1の送信機会の間に、データ・フレームを備える送信を受信し、第2の送信機会の間に、受信したデータ・フレームのアクノレッジメントを送信するように実行可能である。
ある態様は、無線アクセス・ポイントを提供する。このアクセス・ポイントは一般に、少なくとも1つのアンテナと、第1の送信機会の間に、アンテナを介して、データ・フレームを備える送信を複数の無線装置へ送信するための送信機と、1つ又は複数の第2の送信機会の間に、アンテナを介して、無線装置からのデータ・フレームの受信のアクノレッジメントを受信するための受信機とを含む。
ある態様は、無線局を提供する。この無線局は一般に、少なくとも1つのアンテナと、複数のデータ・フレームが複数の無線装置へ送信された第1の送信機会の間に、アンテナを介して、データ・フレームを備える送信を受信するための受信機と、第2の送信機会の間に、アンテナを介して、データ・フレームの受信のアクノレッジメントを送信するための送信機とを含む。
本開示の上記特徴が詳しく理解されうるように、態様への参照によって、簡略な上記記載のより具体的な説明がなされ、そのうちのいくつかは添付図面において示される。しかし、詳細な説明は他の等しく効果のある態様も認めるが、図面は本開示のある典型的な態様しか示さないので、本開示の範囲を限定することは意図されないことが留意されるべきである。
図1は、本開示のある態様に従って、空間分割多元接続複数入力/複数出力(MIMO)無線システムを示す。 図2は、本開示のある態様に従って、アクセス・ポイント及び2つのユーザ端末のブロック図を示す。 図3は、本開示のある態様に従って、無線デバイスにおいて用いられうる様々な構成要素を示す。 図4は、本開示のある態様に従って、データ・フレームのためのアクノレッジメント(ACK)ポリシ(policy)の例を示す。 図5は、本開示のある態様に従って、ブロックACK要求(BAR)フレームのためのアクノレッジメント(ACK)ポリシを示す。 図6は、本開示の態様が用いられうる環境の例を示す。 図7は、本開示のある態様に従って、データ・フレームを送信するための動作の例を示す。 図7Aは、図7に示す動作を実行することができる回路の例を示す。 図8は、本開示のある態様に従って、フレーム交換の例を示す。 図9は、本開示のある態様に従って、フレーム交換の例を示す。 図10は、本開示のある態様に従って、フレーム交換の例を示す。 図11は、本開示のある態様に従って、フレーム交換の例を示す。 図12は、本開示のある態様に従って、フレーム交換の例を示す。 図13は、本開示のある態様に従って、フレーム交換の例を示す。 図14は、本開示のある態様に従って、フレーム交換の例を示す。
詳細な説明
本開示のある態様は、空間分割多元接続(SDMA)システムにおいて、例えばビデオ・データのようなデータを送信するために用いることができる技術及び装置を提供する。
(無線通信システムの例)
本開示のある態様の様々な態様が以下で説明される。本明細書における教示は、広く様々な形式で具現化することができ、本明細書に開示された具体的な構成、機能、又はそれら両方は、何れも典型例を示しているにすぎないことが明らかであるべきである。本明細書の教示に基づいて、当業者は、本明細書に開示された態様が他の任意の態様から独立して実現されうることと、これらの態様のうちの2つ又はそれ以上が様々な方法によって組み合わされうることとを理解するべきである。例えば本明細書に記載された任意の数の態様を用いて装置を実現し、方法を実施することができる。更に、本明細書に記載された態様のうちの1つ又は複数とは別に、又はそれらに加えて、他の構成、機能、又は構成及び機能を用いてそのような装置を実現し、そのような方法を実施することができる。更に、態様は、少なくとも1つの特許請求の範囲の要素を備えることができる。
「典型的」という用語は、本明細書において、「例、例示、又は実例を提供する」ことを意味する。本明細書において「典型的」であると説明された任意の態様は、必ずしも他の態様に対して優位あるいは有利であるとは解釈されない。
本明細書に記載されたマルチ・アンテナ送信技術は、例えば符号分割多元接続(CDMA)、直交周波数分割多重(OFDM)、時分割多元接続(TDMA)等のような様々な無線技術と組み合わせて用いることができる。複数のユーザ端末が、(1)CDMAの場合、異なる直交符号チャネル、(2)TDMAの場合、異なるタイム・スロット、又は(3)OFDMの場合、異なるサブバンド、を介してデータを同時に送信/受信することができる。CDMAシステムは、IS−2000、IS−95、IS−856、広帯域CDMA(W−CDMA)、又は他のいくつかの規格を実施することができる。OFDMシステムは、IEEE802.11又はその他いくつかの規格を実施することができる。TDMAシステムは、GSM(登録商標)又はその他いくつかの規格を実施することができる。これらの様々な規格は、当該技術において周知である。
図1は、アクセス・ポイントとユーザ端末とを有する多元接続MIMOシステム100を示す。簡略化のために、図1には1つのアクセス・ポイント110しか示さない。アクセス・ポイントは一般に、ユーザ端末と通信する固定局であり、基地局、あるいはその他何らかの用語としても称されうる。ユーザ端末は、固定又はモバイルであり、モバイル局、無線デバイス、単に「局」、あるいはその他何らかの用語としても称されうる。アクセス・ポイント110は、所与の時間に、ダウンリンク及びアップリンクにおいて1つ又は複数のユーザ端末120と通信することができる。ダウンリンク(すなわち、順方向リンク)は、アクセス・ポイントからユーザ端末への通信リンクであり、アップリンク(すなわち、逆方向リンク)は、ユーザ端末からアクセス・ポイントへの通信リンクである。ユーザ端末は、別のユーザ端末とピア・ツー・ピアを通信することもできる。システム・コントローラ130は、アクセス・ポイントに結合し、アクセス・ポイントのための調整及び制御を提供する。
以下の説明の一部は、ある態様について、SDMAを介して通信することができるユーザ端末120を説明するが、ユーザ端末120は、SDMAをサポートしないいくつかのユーザ端末を含むこともできる。従って、そのような態様の場合、AP110は、SDMA及び非SDMA両方のユーザ端末と通信するように構成されうる。このアプローチは、新しいSDMAユーザ端末が適切であることを考慮するが、古いバージョンのユーザ端末(「レガシ」局)が事業に参加し続けることも便宜上可能とする。
システム100は、ダウンリンク及びアップリンクにおけるデータ送信のための複数の送信アンテナ及び複数の受信アンテナを用いる。アクセス・ポイント110は、Nap個のアンテナを備え、ダウンリンク送信のための複数入力(MI)及びアップリンク送信のための複数出力(MO)を表す。Nu個の選択されたユーザ端末120のセットは、ダウンリンク送信のための複数出力及びアップリンク送信のための複数入力を集合的に表す。純粋なSDMAの場合、Nu個のユーザ端末のためのデータ・シンボル・ストリームがいくつかの手段によって符号、周波数、又は時間において多重化されていない場合、Nap≧Nu≧1であることが望ましい。CDMAでは異なる符号チャネルを用いて、OFDMではサブバンドの互いに素の集合などを用いて、データ・シンボル・ストリームが多重化できる場合、NuはNapよりも大きくなりうる。選択された各ユーザ端末は、ユーザ指定データをアクセス・ポイントへ送信する、及び/又はアクセス・ポイントからのユーザ指定データを受信する。一般に、選択された各ユーザ端末は、1つ又は複数のアンテナを備えることができる(すなわち、Nut≧1である)。Nu個の選択されたユーザ端末は、同じ数又は異なる数のアンテナを有することができる。
SDMAシステム100は、時分割二重通信(TDD)システム又は周波数分割二重通信(FDD)システムであることができる。TDDシステムの場合、ダウンリンク及びアップリンクは同じ周波数帯域を共有する。FDDシステムの場合、ダウンリンク及びアップリンクは異なる周波数帯域を用いる。MIMOシステム100はまた、送信のために単一の搬送波又は複数の搬送波を用いることもできる。各ユーザ端末は、(例えば、コスト削減を保つために)単一のアンテナを備えることも、あるいは(例えば、更なるコストがサポートされうる場合)複数のアンテナを備えることもできる。
図2は、MIMOシステム100におけるアクセス・ポイント110と2つのユーザ端末120m及び120xとのブロック図を示す。アクセス・ポイント110は、アンテナ224a乃至224tを備える。ユーザ端末120mは、アンテナ252ma乃至252muを備え、ユーザ端末120xは、アンテナ252xa乃至252xuを備える。アクセス・ポイント110は、ダウンリンクのための送信エンティティ及びアップリンクのための受信エンティティである。各ユーザ端末120は、アップリンクのための送信エンティティ及びダウンリンクのための受信エンティティである。本明細書で用いられる場合、「送信エンティティ」は、無線チャネルを介してデータを送信することができる、独立して動作する装置あるいはデバイスであり、「受信エンティティ」は、無線チャネルを介してデータを受信することができる、独立して動作する装置あるいはデバイスである。以下の説明において、下付文字「dn」はダウンリンクを示し、下付文字「up」はアップリンクを示す。アップリンクにおける同時送信のためにNup個のユーザ端末が選択され(すなわち、Nup個のユーザ端末がSDMAを介して同時にアップリンクでAPへ送信することができ)、ダウンリンクにおける同時送信のためにNdn個のユーザ端末が選択される(すなわち、APはNdn個のユーザ端末へ同時にSDMAを介してダウンリンクで送信することができる)。Nup及びNdnは等しいことも異なることもあり、Nup及びNdnは一定の値であることも、各スケジューリング間隔について変わることもできる。ビーム・ステアリング(beam-steering)又はその他何らかの空間処理技術が、アクセス・ポイント及びユーザ端末において用いられうる。
アップリンクにおいて、アップリンク送信のために選択された各ユーザ端末120で、TXデータ・プロセッサ288は、データ・ソース286からのトラヒック・データを受信し、コントローラ280からのデータを制御する。TXデータ・プロセッサ288は、ユーザ端末のために選択されたレートに関連付けられたコーディング・スキーム及び変調スキームに基づいて、ユーザ端末のためのトラヒック・データを処理(例えば、符号化、インタリーブ、及び変調)し、データ・シンボル・ストリームを提供する。TX個の空間プロセッサ290は、データ・シンボル・ストリームに空間処理を実行し、アンテナのための送信シンボル・ストリームを提供する。各送信機ユニット(TMTR)254は、それぞれの送信シンボル・ストリームを受信及び処理(例えば、アナログ変換、増幅、フィルタ、及び周波数アップコンバート)し、アップリンク信号を生成する。送信機ユニット254は、アンテナ252からアクセス・ポイントへの送信のためのアップリンク信号を提供する。
up個のユーザ端末は、アップリンクにおける同時送信のためにスケジュールされうる。これらのユーザ端末の各々は、自身のデータ・シンボル・ストリームにおいて空間処理を実行し、自身の送信シンボル・ストリームのセットをアップリンクでアクセス・ポイントへ送信する。
アクセス・ポイント110において、アンテナ224a乃至224apは、アップリンクで送信しているNup個のユーザ端末全てからのアップリンク信号を受信する。各アンテナ224は、それぞれの受信機ユニット(RCVR)222へ受信した信号を提供する。各受信機ユニット222は、送信機ユニット254によって実行される処理と相互補完的な処理を実行し、受信シンボル・ストリームを提供する。RX空間プロセッサ240は、受信機ユニット222からの受信シンボル・ストリームに受信機空間処理を実行し、Nup個の復元されたアップリンク・データ・シンボル・ストリームを提供する。受信機空間処理は、チャネル相関マトリクス反転(CCMI:channel correlation matrix inversion)、最小平均二乗誤差(MMSE:minimum mean square error)、ソフト干渉除去(SIC:soft interference cancellation)、又はその他何らかの技術に従って実行される。復元された各アップリンク・データ・シンボル・ストリームは、それぞれのユーザ端末によって送信されたデータ・シンボル・ストリームの推定である。RXデータ・プロセッサ242は、復号データを取得するためにそのストリームのために用いられるレートに従って、復元された各アップリンク・データ・シンボル・ストリームを処理(例えば、復調、デインタリーブ、及び復号)する。各ユーザ端末のための復号データは、記憶のためにデータ・シンク244へ、及び/又は更なる処理のためにコントローラ230へ提供されうる。
ダウンリンクにおいて、アクセス・ポイント110で、TXデータ・プロセッサ210は、ダウンリンク送信のためにスケジュールされたNdn個のユーザ端末のためのデータ・ソース208からのトラヒック・データを受信し、コントローラ230からのデータ、及び場合によってはスケジューラ234からの他のデータを制御する。様々なタイプのデータが、異なるトランスポート・チャネルにおいて送信されうる。TXデータ・プロセッサ210は、各ユーザ端末のために選択されたレートに基づいて、そのユーザ端末のためのトラヒック・データを処理(例えば、符号化、インタリーブ、及び変調)する。TXデータ・プロセッサ210は、Ndn個のユーザ端末のためのNdn個のダウンリンク・データ・シンボル・ストリームを提供する。TX空間プロセッサ220は、Ndn個のダウンリンク・データ・シンボル・ストリームに(例えば、本開示に記載されるようなプレコーディング又はビームフォーミングといった)空間処理を実行し、アンテナのための送信シンボル・ストリームを提供する。各送信機ユニット222は、それぞれの送信シンボル・ストリームを受信及び処理してダウンリンク信号を生成し、アンテナ224からユーザ端末への送信のためのダウンリンク信号を提供する。
各ユーザ端末120において、アンテナ252は、アクセス・ポイント110からのダウンリンク信号を受信する。各受信機ユニット254は、関連付けられたアンテナ252からの受信信号を処理し、受信シンボル・ストリームを提供する。RX空間プロセッサ260は、受信機ユニット254からの受信シンボル・ストリームに受信機空間処理を実行し、ユーザ端末のための復元されたダウンリンク・データ・シンボル・ストリームを提供する。受信機空間処理は、CCMI、MMSE、又はその他の技術に従って実行される。RXデータ・プロセッサ270は、復元されたダウンリンク・データ・シンボル・ストリームを処理(例えば、復調、デインタリーブ、及び復号)し、ユーザ端末のための復号データを取得する。
各ユーザ端末120において、チャネル推定器278は、ダウンリンク・チャネル応答を推定し、チャネル利得推定、SNR推定、雑音分散等を含みうるダウンリンク・チャネル推定を提供する。同様に、チャネル推定器228は、アップリンク・チャネル応答を推定し、アップリンク・チャネル推定を提供する。各ユーザ端末のためのコントローラ280は一般に、ユーザ端末のためのダウンリンク・チャネル応答マトリクスHdn,mに基づいて、そのユーザ端末のための空間フィルタ・マトリクスを導出する。ここで、下付文字mは「m番目の」ユーザ端末を示す。コントローラ230は、有効なアップリンク・チャネル応答マトリクスHup,effに基づいて、アクセス・ポイントのための空間フィルタ・マトリクスを導出する。各ユーザ端末のためのコントローラ280は、フィードバック情報(例えば、ダウンリンク及び/又はアップリンクの固有ベクトル、固有値、SNR推定等)をアクセス・ポイントへ送信することができる。コントローラ230及び280は、それぞれ、アクセス・ポイント110及びユーザ端末120における様々な処理ユニットの動作を制御することもできる。
図3は、無線通信システム100内で用いられうる無線デバイス302において用いることができる様々な構成要素を示す。無線デバイス302は、本明細書に記載される様々な方法を実施するように構成されうるデバイスの例である。無線デバイス302は、例えばアクセス・ポイント(AP)又は局(ユーザ端末)のような任意のタイプの無線ノードであることができる。
無線デバイス302は、無線デバイス302の動作を制御するプロセッサ304を含むことができる。プロセッサ304は、中央処理ユニット(CPU)とも称されうる。読取専用メモリ(ROM)及びランダム・アクセス・メモリ(RAM)を含むことができるメモリ306は、命令及びデータをプロセッサ304へ提供する。メモリ306の一部は、不揮発性ランダム・アクセス・メモリ(NVRAM)を含むこともできる。プロセッサ304は一般に、メモリ306内に格納されたプログラム命令に基づいて、論理演算及び算術演算を実行する。メモリ306内の命令は、本明細書に記載される方法を実施するように実行可能であることができる。
無線デバイス302はまた、無線デバイス302と遠隔地との間のデータの送信及び受信を可能にするための送信機310及び受信機312を含むことができるハウジング308を含むことができる。送信機310及び受信機312は、トランシーバ314として結合されうる。単一の又は複数の送信アンテナ316は、ハウジング308に取り付けられ、トランシーバ314に電気的に結合されうる。無線デバイス302はまた、(図示されないが)複数の送信機、複数の受信機、及び複数のトランシーバを含むこともできる。
無線デバイス302はまた、トランシーバ314によって受信された信号のレベルを検出及び量を計るために用いられうる信号検出器318を含むこともできる。信号検出器318は、そのような信号を、合計エネルギ、シンボル毎のサブキャリア毎のエネルギ、電力スペクトル密度、及びその他の信号として検出することができる。無線デバイス302はまた、信号の処理において用いるためのデジタル信号プロセッサ(DSP)320を含むこともできる。
無線デバイス302の様々な構成要素は、バス・システム322によって互いに結合されうる。バス・システム322は、データ・バスに加えて、電力バス、制御信号バス、及びステータス信号バスを含むことができる。
本明細書で用いられる場合、「レガシ」という用語は一般に、802.11n規格、又は802.11規格の旧バージョンをサポートする無線ネットワーク・ノードを称する。
本明細書において、ある技術はSDMAを参照して説明されるが、当業者は、その技術が一般に、例えばSDMA、OFDMA、CDMA、及びそれらの組み合わせのような任意のタイプの多元接続スキームを用いるシステムにおいて適用されうることを認識するであろう。
図1乃至3に示す無線システムはSDMAシステムとして実現されることができ、この場合、アクセス・ポイントにおけるアンテナは、十分に異なる方向に配置され、様々なユーザ端末専用の同時送信された空間ストリーム間で干渉が生じないことを確実にする。本開示のある局面の場合、図1乃至3に示す無線システムは、マルチユーザ・システムと呼ばれ、この場合、送信信号のプレコーディング(ビームフォーミング)が適用され、異なるユーザ端末専用の空間ストリーム間の直交性を提供するが、アクセス・ポイントのアンテナは必ずしも十分に異なる方向に配置する必要はない。
空間分割多元接続(SDMA)スキームにおいて、複数の局(STA)からアクセス・ポイント(AP)へのアップリンク(UL)送信は同期化されなければならない。UL送信は、APでの到着時間、周波数、パケットの受信電力レングス、及び空間ストリームの割当てに関して同期化されなければならない。
図1乃至3に示す無線システムは、SDMAシステムを参照することができ、その場合、アクセス・ポイントにおけるアンテナは、十分に異なる方向に配置され、異なるユーザ端末専用の同時送信された空間ストリーム間での干渉が生じないことを確実にする。本開示のある局面の場合、図1乃至3に示す無線システムは、マルチユーザ・システムを参照することができ、この場合、アクセス・ポイントのアンテナは必ずしも十分に様々な方向に配置される必要はないが、送信信号のプレコーディング(ビームフォーミング)が適用され、様々なユーザ端末専用の空間ストリーム間の直交性を提供する。
アクセス・ポイント(AP)は、境界(demarcation)インジケーション(DI)フレームを送信することによってアップリンクSDMA送信を開始することができる。DIフレームは、来るアップリンクSDMA TXOPの間、局(STA)が送信することができるか及びどのように送信することができるかを指定する。アップリンクSDMA TXOPは、DIフレームの後の定められた時間間隔において開始する。SDMA TXOP内のリソースは、割当て(allocation)インジケーション(AI)フレームを送信することによって要求することができる。APは、割当て応答(AR)フレームを送信することによってAIをアクノレッジすることができる。
高スループット(HT)即時(immediate)ブロックACK(BA)は一般に、ブロックACK要求(BAR)又は暗黙のBARを含む受信された物理層プロトコル・データ・ユニット(PPDU)の末尾より後に、BAフレームがショート・インタフェース・スペース(SIFS)で送信されるブロックACKの形式を称する。HT即時BAは、802.11nにおいて更に定義される。
HT遅延(delayed)BAは一般に、BARを含むPPDUの受信後、次の送信機会(TXOP)においてBAフレームが送信されるブロックACKの形式を称する。HT遅延BAは、802.11nにおいて更に定義される。
パワー・セーブ・マルチ・ポール(PSMP)は一般に、802.11nで説明されるチャネル・アクセス方法を称する。PSMPは、アドレス指定された各局について、ダウンリンク送信時間(DTT)及びアップリンク送信時間(UTT)をそれぞれ指定する、APによって送信されるPSMPフレームにより開始する。PSMPを用いて送信されたデータ・フレームにおけるACKポリシは、PSMP Ackであり、HT即時BAの形式であるが、BAがPPDU受信の末尾より後のSIFSではなく、スケジュールされたアップリンク又はダウンリンクの時間スロットの間に送信される追加要求を有する。PSMPは、802.11nにおいて更に定義される。
図4は、データ・フレームにおけるACKポリシの例を示す。図示したように、可能なポリシは、通常のAck又は暗黙のBA要求、No Ack、明確なAck無し(No explicit Ack)あるいはPSMP Ack、又はブロックAckを含む。図5は、802.11nに基づく、BARフレームにおけるACKポリシの例を示す。図示したように、受信者は、ACK(通常のAck又は暗黙のBAR)を返信するか、アクションしない(No Ack)かを要求されうる。
(SDMAによるUDPビデオ送信)
本開示のある態様は、SDMA送信機会(SDMA TXOP)として並行送信をスケジュールするための技術を提供する。この用語は、同様の技術を同じようにカバーしうることに留意されうる。そのような並行送信は、例えばビデオ・ストリームを含む様々なアプリケーションにおいて用いられうる。
例えば、家庭環境において、オーディオ・ビデオ(AV)トラヒックは、図6に示すように、いくつかのソースと宛先との間で交換されうる。図6に示すように、インターネットに有線接続されたように例示されたアクセス・ポイント(AP)602は、例えば第1の部屋610内のブルーレイ・プレーヤ612、モニタ(スクリーン)616、及びデジタル・ビデオ・レコーダ(DVR)618や、第2の部屋620内に位置するスクリーン626及びオーディオ・デバイス628、及び第3の部屋630内の統合されたスクリーン及びスピーカを有するデバイス636のような様々なデバイスへ媒体(media)をストリームすることができる。APは、例えば、ケーブル・モデム、セット・トップ・ボックス、ルータ等を備えることができる。
図示したように、APからのストリームを受信しているデバイスは、他の様々なデバイスへストリームすることもできる。例えばプレーヤ612は、スクリーン616及びスピーカ614へストリームすることができ、DVRは、スクリーン626及びオーディオ・デバイス628へストリームすることができる。従って、あるデバイスは、ストリームの発信源であり受信機であることができる。
ユーザ・データグラム・プロトコル(UDP)がビデオ・ストリームのダウンリンク送信のために用いられる場合、アップリンク・トラヒックのみが媒体アクセス制御(MAC)レベル・アクノレッジメント・メッセージであることができる。アップリンク・データ・フローが比較的少ない又は全くないので、ダウンリンク方向にはMACレベル・アクノレッジメントがないことがある。
802.11MPDUとしてカプセル化されたUDPパケットは、UDPフレームと称されうる。同様に、802.11MPDUとしてカプセル化された送信制御プロトコル(TCP)パケットは、TCPフレームと称されうる。図7は、並行データ送信(例えば、並行UDP送信)のためにSDMAシステム内の局及びAPによって実行されうる動作の例700を示す。動作702乃至706は、例えば、図6のAP602のようなAPによって実行されうる。動作708乃至712は、例えば、図6のAP602と通信しているデバイスと同様の局によって実行されうる。
702において、1つ又は複数のデータ・フレーム(例えば、ダウンリンク・データとして送信されたUDPフレーム)を備える送信が、第1の送信機会(例えば、ダウンリンク送信機会)の間に1つ又は複数の局へ送信されうる。708において、データ・フレームのうちの1つが局において受信されうる。データ・フレームによって搬送されたデータは、ビデオ・データであることができる。ある態様によると、データ・フレームは、1つ又は複数の集約(aggregated)MACプロトコル・データ・ユニット(A−MPDU)で送信されうる。データ・フレームはまた、アクノレッジ(ACK)ポリシを指定することもできる。ACKポリシは、受信データ・フレームが局によってどのようにアクノレッジされるかに関する情報を含むことができる。
704において、境界インジケーション(DI)フレームが送信されうる。710において、DIフレームが局によって受信されうる。DIフレームは、アップリンクSDMA TXOPを開始するために用いることができる。DIフレームは、来るアップリンクSDMA TXOPの間に局(STA)が送信することができるか及びどのように送信することができるかを指定することができる。DIフレーム及びデータ・フレームは、以下で説明するように様々なアプローチを用いて送信されうる。例えば、ある態様によると、DIフレーム及びデータ・フレームは、同じダウンリンクA−MPDUによりまとめて送信されうる。
712において、第2の送信機会(例えば、アップリンク送信機会)に、受信されたDIフレーム内の情報に従って、以前受信されたデータ・フレームのためのアクノレッジメントが局によって送信されうる。706において、アクノレッジメントがAPによって受信されうる。
図8乃至14は、ビデオ・ストリームの並行送信の例を示す。これらの例は、図7の動作に従う並行送信を示す。これらの例に含まれる構成要素は、図6に示すシステムの構成要素に対応することができる。
図8によると、バックオフ期間の後、APはダウンリンクSDMA TXOPを開始することができる。ダウンリンクSDMA TXOPの間、APは、局1乃至4へ並行してA−MPDU802を送信することができる。図示したように、ダウンリンクA−MPDUは、1つ又は複数のダウンリンクUDPフレーム及びDIを含むことができる。1つ又は複数のUDPフレームは、ビデオ・データを含むことができる。
ある態様によると、DIは、来るアップリンクSDMA TXOPのリソース割当及びタイミングを示すことができる。図示したように、1つ又は複数のUDPフレームは、暗黙のブロックACK要求(BAR)ポリシを指定することができる。高スループット(HT)即時BAは、ダウンリンクUDPストリームをアクノレッジするために用いられうる。アップリンクSDMA TXOPの間、局は、ダウンリンクUDPフレームにおいて暗黙のBARによって効率的に要求されると、UDPフレームの受信をアクノレッジするためにBAフレーム804をAPへ送信する。
この例が示すように、アップリンク方向におけるリソース割当は、ダウンリンク方向におけるリソース割当と異なりうる。同様のフレーム交換シーケンスが、バックオフ、ショート・フレーム間スペース(SIFS)又はポイント制御機能フレーム間スペース(PIFS)間隔の後、同じ又は異なる局のセットに後続することができる。DIフレームはマルチキャスト又はブロードキャストではなくユニキャストとして送信されるので、アップリンクSDMA TXOPにおいて存在する局は、ダウンリンクSDMA TXOPにおいてアドレス指定された局と異なる。
図9に示すフレーム交換では、バックオフ後、APは、来るSDMA TXOPのリソース割当及びタイミングを示すDIフレーム906をブロードキャストすることができる。ブロードキャストDIフレーム906は、図8で送信された個々のDIの代わりに送信されうる。アップリンクSDMA TXOPにおけるリソースは、局1乃至4に割り当てられうる。アップリンクSDMA TXOPの間、局1乃至4は、BAフレーム904をAPへ送信することができる。BAは、以前のBARによって要求されると、APから以前受信したUDPフレームをアクノレッジすることができる。
アップリンクSDMA TXOPの後、APは、ダウンリンクSDMA TXOPを開始することができる。ダウンリンクSDMA TXOPの間、APは、局1乃至4へ並行してA−MPDUを送信することができる。ダウンリンクA−MPDUは、1つ又は複数のUDPフレーム及びBARフレームを含むことができる。1つ又は複数のUDPフレームは、ビデオ・データを含むことができる。BARフレームは、受信されたUDPフレームのアクノレッジメントを要求することができる。HT遅延BAは、(例えば、後続するブロードキャストDIフレームの後に)ダウンリンクUDPストリームのために用いられうる。図示したように、1つ又は複数のUDPフレームは、受信局によってSIFS応答を生じさせることを回避するために、ブロックACKポリシを示すことができる。BARフレームは、同じ理由により、このフレームのためのNo ACKポリシを示すことができる。
図10における交換によると、APは、APが局1乃至4へA−MPDU1010を送信するダウンリンクSDMA TXOPを開始することができる。A−MPDU1010は、DI及びBARを含むことができる。BARは、来るダウンリンクSDMA TXOPの後、BAがSIFS応答として局によって送信されることを要求することができる。BARは、通常のACKポリシを指定することができる。アップリンクSDMA TXOPの間、局は、要求されたBA1004をAPへ送信することができる。BA1004は、APから受信した以前のデータをアクノレッジすることができる。アップリンクSDMA TXOPの後、APは、第2のSDMA TXOPを開始することができる。第2のダウンリンクSDMA TXOPの間、APは、ブロックACKポリシを用いて局1乃至4へダウンリンクUDPフレームでA−MPDU1012を送信することができる。
第1のダウンリンクSDMA TXOPにおけるDI及びBARはA−MPDUとして統合されるが、図10に示すように、ある態様によると、この目的のために新たなDI+BARフレームも指定されうる。
図11に示す交換の例において、A−MPDU1102により送信されたUDPフレームは、暗黙のBARポリシを示すことができる。ダウンリンク方向においてUDPフレームを送信するために用いられるブロックACKのタイプは、BA応答がDI後のSIFS期間に送信されるという変更を伴う、変更されたHT即時ACKであることができる。従って、BA応答1104は、DI1106によって示されるアップリンクSDMA TXOPの間、DI1106の後に送信されうる。
ある態様によると、即時BAの代わりに遅延BAを用いることができる。この場合、UDPフレームにおけるACKポリシは、No ACKがダウンリンクA−MPDUに統合されてることを示すBARおよびブロックACKに設定されうる。
図12は、A−MPDU1208内のBARがNo ACKポリシを指定し、A−MPDU1208内のデータがブロックACKポリシを指定することができるフレーム交換シーケンスを示す。これは図11の交換の例と同様であるが、MPDU内にBARを含み、HT即時BAの代わりにHT遅延BAを用いる。DIフレーム1206の受信後、局からのBA応答1204が送信されうる。
図13は、アップリンク送信が、APによって送信されたアップリンク送信時間(UTT)に基づくことができるフレーム交換の例を示す。UTTは、A−MPDU1314により送信されうる。UTTは、各局のための連続するアップリンクTXOPの持続期間及び開始時間を指定することができる。
1つ又は複数のUDPフレーム1314は、パワー・セーブ・マルチ・ポール(PSMP)ACKポリシを指定することができる。HT即時BAは、ダウンリンクUDPストリームのために用いられうる。UTTは、SIFS応答が生じないように、アクションNo ACKフレームであることができる。スケジュールされたアップリンクTXOPは、要望に応じて、要求されたアップリンクBAフレーム1316又はマルチ・トラヒック識別子BA(MTBA)を含むことができる。
ある態様によると、アップリンク応答は連続してスケジュールされるので、アップリンク方向においてSDMAは用いられないことがある。このアプローチは、例えば、局がSDMA送信をすることができない(非SDMA局である)場合、用いられうる。
第1のアップリンク送信は、ダウンリンク送信の後のどこかの期間で開始することができる。実際には、この間隔は、SIFS(例えば、16μs)であることができる。アップリンク送信間の間隔は、aIUStime又はSIFSに等しくなりうる。低減インタフェース・スペース(RIFS)がサポートされる場合、この間隔は、より短く(例えば、8μsに)なりうる。
図14に示されたフレーム交換によると、APは、ダウンリンクSDMA TXOP及び一連の連続するアップリンクTXOPを指定するPSMPフレーム1418を送信することができる。APはその後、A−MPDU1412がSTA1乃至4へ並行して送信されうる、スケジュールされたダウンリンクSDMA TXOPを開始することができる。A−MPDU1412を構成している1つ又は複数のUDPフレームは、PSMP ACKポリシを指定することができる。HT即時BAは、ダウンリンクUDPストリームのために用いられうる。連続するアップリンクTXOPは、局1乃至4からのアップリンクBAフレーム1416を含むことができる。ある態様によると、BAフレームの代わりにMTBAフレームが送信されうる。
PSMP1418フレームは、来るダウンリンクSDMA TXOP及びアップリンクTXOPを保護するために、ネットワーク割当ベクトル(NAV)を設定することができる。PSMPフレーム1418は、ダウンリンクSDMA TXOPの間にどの局がデータを受信するかを示すことができる。PSMPフレームに含まれない局は、PSMPシーケンスの持続期間中、あるいはスケジュールされた後続PSMPフレームの発生まで、スリープ・モードに入ることができる。
ある態様によると、PSMPフレーム1418は、既存のPSMPフレームの改良バージョンであることができ、この改良により、ダウンリンク送信時間がオーバラップすることが可能となる。RIFSは、PSMPフレーム1418と、ダウンリンクSDMA TXOPの開始との間で用いられうる。
上述した方法の様々な動作は、様々なハードウェア及び/又はソフトウェア構成要素及び/又は図面に示した方法プラス機能ブロックに対応するモジュールによって実行することができる。一般に、対応する一方の手段プラス機能図を有する図に方法が示される場合、動作ブロックは、同様の番号を付された手段プラス機能ブロックに対応する。例えば、図7に示した動作702乃至712は、図7Aに示したブロック702A乃至712Aに対応する。
情報及び信号は、様々な異なる技術及び技法のいずれかを用いて表されうる。例えば、上記を通して参照されうるデータ、命令、コマンド、情報、信号等は、電圧、電流、電磁波、磁場あるいは磁気粒子、光場あるいは光学粒子、又はそれらの任意の組み合わせによって表すことができる。
本開示に関連して説明された例示となる様々な論理ブロック、モジュール、及び回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ信号(FPGA)あるいは他のプログラマブル・ロジック・デバイス、ディスクリート・ゲートあるいはトランジスタ・ロジック、ディスクリート・ハードウェア部品、又は本明細書に記載された機能を実行するように設計されたそれらの任意の組み合わせを用いて実現あるいは実行されうる。汎用プロセッサとしてマイクロプロセッサを用いることができるが、代わりに、任意の市販のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、又はステート・マシンを用いることもできる。プロセッサはまた、例えばDSPとマイクロプロセッサとの組み合わせ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアに接続された1つ又は複数のマイクロプロセッサ、又は他の任意のそのような構成のような計算デバイスの組み合わせとして実現することもできる。
本開示に関連して説明されたアルゴリズム又は方法のステップは、ハードウェアによって直接、プロセッサによって実行されるソフトウェアによって、又はそれら2つの組み合わせによって具現化されうる。ソフトウェア・モジュールは、当該技術において周知である任意の形式の記憶媒体に収納されうる。用いられうる記憶媒体のいくつかの例は、RAMメモリ、フラッシュ・メモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハード・ディスク、リムーバブル・ディスク、CD−ROM等を含む。ソフトウェア・モジュールは、1つの命令あるいは多数の命令を備えることができ、いくつかの異なるコード・セグメント、異なるプログラム、及び複数の記憶媒体に散在することができる。記憶媒体は、プロセッサがそこから情報を読み取り、またそこへ情報を書き込むことができるように、プロセッサに結合されうる。あるいは記憶媒体は、プロセッサに統合されうる。
本明細書に開示された方法は、上述された方法を達成するための1つ又は複数のステップ又はアクションを備える。方法のステップ及び/又はアクションは、特許請求の範囲から逸脱することなく互いに置換することができる。すなわち、ステップ又はアクションの特定の順序が指定されない限り、特定のステップ及び/又はアクションの順序及び/又は使用は、特許請求の範囲から逸脱することなく変更されうる。
上述された機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、又はそれらの任意の組み合わせによって実現されうる。ソフトウェアによる実現の場合、機能は、コンピュータ読取可能媒体上の1つ又は複数の命令として格納されうる。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスすることができる任意の利用可能な媒体であることができる。限定ではなく一例として、そのようなコンピュータ読取可能媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMあるいは他の光学ディスク記憶媒体、磁気ディスク記憶媒体あるいは他の磁気記憶デバイス、又は、コンピュータによってアクセスすることができ、所望のプログラム・コードを命令又はデータ構成の形式で搬送あるいは格納するために用いることができる他の任意の媒体を備えることができる。ディスク(disk)及びディスク(disc)は、本明細書で用いられる場合、コンパクト・ディスク(disc)(CD)、レーザ・ディスク(disc)、光学ディスク(disc)、デジタル・バーサタイル・ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)、及びブルーレイ(登録商標)ディスク(disc)を含む。ディスク(disk)は通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、レーザを用いてデータを光学的に再生する。
ソフトウェア又は命令はまた、送信媒体を介して送信されうる。例えば、ソフトウェアがウェブサイト、サーバ、又は他の遠隔ソースから、同軸ケーブル、光ファイバ・ケーブル、ツイスト・ペア、デジタル加入者線(DSL)、又は例えば赤外線、ラジオ、及びマイクロ波のような無線技術を用いて送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバ・ケーブル、ツイスト・ペア、DSL、又は例えば赤外線、ラジオ、及びマイクロ波のような無線技術は、送信媒体の定義に含まれる。
更に、例えば図面に示されたような、本明細書に記載された方法及び技術を実行するためのモジュール及び/又は他の適切な手段は、ダウンロードされるか、あるいは適宜モバイル・デバイス及び/又は基地局によって取得されることができる。例えばそのようなデバイスは、本明細書に記載された方法を実行するための手段の転送を可能にするために、サーバに接続することができる。あるいは本明細書に記載された様々な方法は、モバイル・デバイス及び/又は基地局が、記憶手段をデバイスに接続又は提供すると様々な方法を取得することができるように、記憶手段(例えば、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、読取専用メモリ(ROM)、例えばコンパクト・ディスク(CD)又はフロッピー・ディスクのような物理記憶媒体等)を介して提供されることができる。更に、本明細書に記載された方法及び技術をデバイスに提供するための他の任意の適切な技術を用いることができる。
特許請求の範囲は、上述された構成及び構成要素そのものに限定されないことが理解されるべきである。上述された方法及び装置の構成、動作、及び細部において、様々な修正、変更、及び変形例が、特許請求の範囲から逸脱することなく可能となりうる。
上記は本開示の態様に向けられるが、本開示の他の及び更なる態様が、本開示の基本的範囲から逸脱することなく考案されうる。本開示の範囲は、以下の特許請求の範囲によって決定される。
上記は本開示の態様に向けられるが、本開示の他の及び更なる態様が、本開示の基本的範囲から逸脱することなく考案されうる。本開示の範囲は、以下の特許請求の範囲によって決定される。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1] 複数の無線装置へデータを送信するための方法であって、
第1の送信機会の間に、前記複数の無線装置へ、各無線装置のためのデータ・フレームを含む送信を送信することと、
1つ又は複数の第2の送信機会の間に、前記複数の無線装置から前記データ・フレームの受信のアクノレッジメントを受信することと、
を備える方法。
[2] 前記送信は、前記第2の送信機会の開始を示すフレームを含む、[1]記載の方法。
[3] 前記送信は、各無線装置のためのブロック・アクノレッジメント要求を含む[1]記載の方法。
[4] 前記送信は、空間分割多元接続(SDMA)スキームにより送信される、[1]記載の方法。
[5] 前記データ・フレームの受信のアクノレッジメントを受信することは、空間分割多元接続(SDMA)スキームにより複数のアクノレッジメントを同時に受信することを備える、[1]記載の方法。
[6] 前記データ・フレームは、ユーザ・データグラム・プロトコル(UDP)フレームを含む、[1]記載の方法。
[7] 前記データ・フレームは、送信制御プロトコル(TCP)フレームを含む、[1]記載の方法。
[8] 前記データ・フレームは、ストリーミング・ビデオ・データを含む[1]記載の方法。
[9] 無線通信の方法であって、
複数のデータ・フレームが複数の無線装置へ送信された第1の送信機会の間に、データ・フレームを含む送信を受信することと、
第2の送信機会の間に、前記データ・フレームの受信のアクノレッジメントを送信することと、
を備える方法。
[10] 前記送信は、前記第2の送信機会の開始を示すフレームを含む、[9]記載の方法。
[11] 前記送信は、各無線装置のためのブロック・アクノレッジメント要求を含む、[9]記載の方法。
[12] 前記データ・フレームは、空間分割多元接続(SDMA)スキームにより前記複数の無線装置へ同時に送信された、[9]記載の方法。
[13] 前記第2の送信機会の間に、前記受信したデータ・フレームのアクノレッジメントを送信することは、他の無線装置によって送信されたアクノレッジメントと同時に前記アクノレッジメントを送信することを備える、[9]記載の方法。
[14] 前記データ・フレームは、ユーザ・データグラム・プロトコル(UDP)フレームを含む、[9]記載の方法。
[15] 前記データ・フレームは、送信制御プロトコル(TCP)フレームを含む、[9]記載の方法。
[16] 前記データ・フレームは、ストリーミング・ビデオ・データを含む、[9]記載の方法。
[17] 複数の無線装置へデータを送信するための装置であって、
第1の送信機会の間に、前記複数の無線装置へ、データ・フレームを含む送信を送信する送信機と、
1つ又は複数の第2の送信機会の間に、前記複数の無線装置から前記データ・フレームの受信のアクノレッジメントを受信する受信機と、
を備える装置。
[18] 前記送信は、前記第2の送信機会の開始を示すフレームを含む、[17]記載の装置。
[19] 前記送信は、各無線装置のためのブロック・アクノレッジメント要求を含む、[17]記載の装置。
[20] 前記送信は、空間分割多元接続(SDMA)スキームにより送信される、[17]記載の装置。
[21] 前記受信機は、空間分割多元接続(SDMA)スキームにより複数のアクノレッジメントを同時に受信する、[17]記載の装置。
[22] 前記データ・フレームは、ユーザ・データグラム・プロトコル(UDP)フレームを含む、[17]記載の装置。
[23] 前記データ・フレームは、送信制御プロトコル(TCP)フレームを含む、[17]記載の装置。
[24] 前記データ・フレームは、ストリーミング・ビデオ・データを含む、[17]記載の装置。
[25] 無線通信のための装置であって、
複数のデータ・フレームが複数の無線装置へ送信された第1の送信機会の間に、データ・フレームを含む送信を受信する受信機と、
第2の送信機会の間に、前記データ・フレームの受信のアクノレッジメントを送信する送信機と、
を備える装置。
[26] 前記送信は、前記第2の送信機会の開始を示すフレームを含む、[25]記載の装置。
[27] 前記送信は、各無線装置のためのブロック・アクノレッジメント要求を備える、[25]記載の装置。
[28] 前記データ・フレームは、空間分割多元接続(SDMA)スキームにより前記複数の無線装置へ同時に送信された、[25]記載の装置。
[29] 前記送信機は、他の無線装置によって送信されるアクノレッジメントと同時に前記アクノレッジメントを送信する、[25]記載の装置。
[30] 前記データ・フレームは、ユーザ・データグラム・プロトコル(UDP)フレームを含む、[25]記載の装置。
[31] 前記データ・フレームは、送信制御プロトコル(TCP)フレームを含む、[25]記載の装置。
[32] 前記データ・フレームは、ストリーミング・ビデオ・データを含む、[25]記載の装置。
[33] 複数の無線装置へデータを送信するための装置であって、
第1の送信機会の間に、前記複数の無線装置へ、データ・フレームを含む送信を送信する手段と、
1つ又は複数の第2の送信機会の間に、前記複数の無線装置から前記データ・フレームの受信のアクノレッジメントを受信する手段と、
を備える装置。
[34] 前記送信は、前記第2の送信機会の開始を示すフレームを含む、[33]記載の装置。
[35] 前記送信は、各無線装置のためのブロック・アクノレッジメント要求を含む、[33]記載の装置。
[36] 前記送信は、空間分割多元接続(SDMA)スキームにより送信される、[33]記載の装置。
[37] 前記受信する手段は、空間分割多元接続(SDMA)スキームにより複数のアクノレッジメントを同時に受信する、[33]記載の装置。
[38] 前記データ・フレームは、ユーザ・データグラム・プロトコル(UDP)フレームを含む、[33]記載の装置。
[39] 前記データ・フレームは、送信制御プロトコル(TCP)フレームを含む、[33]記載の装置。
[40] 前記データ・フレームは、ストリーミング・ビデオ・データを含む、[33]記載の装置。
[41] 無線通信のための装置であって、
複数のデータ・フレームが複数の無線装置へ送信された第1の送信機会の間に、データ・フレームを含む送信を受信する手段と、
第2の送信機会の間に、前記受信したデータ・フレームのアクノレッジメントを送信する手段と、
を備える装置。
[42] 前記送信は、前記第2の送信機会の開始を示すフレームを含む、[41]記載の装置。
[43] 前記送信は、各無線装置のためのブロック・アクノレッジメント要求を含む、[41]記載の装置。
[44] 前記データ・フレームは、空間分割多元接続(SDMA)スキームにより前記複数の無線装置へ同時に送信された、[41]記載の装置。
[45] 前記受信したデータ・フレームのアクノレッジメントを送信する手段は、他の無線装置によって送信されたアクノレッジメントと同時に前記アクノレッジメントを送信する、[41]記載の装置。
[46] 前記データ・フレームは、ユーザ・データグラム・プロトコル(UDP)フレームを含む、[41]記載の装置。
[47] 前記データ・フレームは、送信制御プロトコル(TCP)フレームを含む、[41]記載の装置。
[48] 前記データ・フレームは、ストリーニング・ビデオ・データを含む、[41]記載の装置。
[49] 通信のためのコンピュータ・プログラム製品であって、
第1の送信機会の間に、複数の無線装置へ、データ・フレームを含む送信を送信することと、
1つ又は複数の第2の送信機会の間に、前記複数の無線装置から前記データ・フレームのアクノレッジメントを受信することと、
が実行可能な命令を備えるコンピュータ読取可能媒体を備えるコンピュータ・プログラム製品。
[50] 通信のためのコンピュータ・プログラム製品であって、
複数のデータ・フレームが複数の無線装置へ送信された第1の送信機会の間に、データ・フレームを含む送信を受信することと、
第2の送信機会の間に、前記受信したデータ・フレームのアクノレッジメントを送信することと、
が実行可能な命令を備えるコンピュータ読取可能媒体を備えるコンピュータ・プログラム製品。
[51] 少なくとも1つのアンテナと、
第1の送信機会の間に、複数の無線装置へ、データ・フレームを含む送信を前記アンテナを介して送信する送信機と、
1つ又は複数の第2の送信機会の間に、前記アンテナを介して、前記複数の無線装置から前記データ・フレームの受信のアクノレッジメントを受信する受信機と、
を備える無線アクセス・ポイント。
[52] 少なくとも1つのアンテナと、
複数のデータ・フレームが複数の無線装置へ送信された第1の送信機会の間に、前記アンテナを介して、データ・フレームを含む送信を受信する受信機と、
第2の送信機会の間に、前記アンテナを介して、前記データ・フレームの受信のアクノレッジメントを送信する送信機と、
を備える無線局。

Claims (52)

  1. 複数の無線装置へデータを送信するための方法であって、
    第1の送信機会の間に、前記複数の無線装置へ、各無線装置のためのデータ・フレームを含む送信を送信することと、
    1つ又は複数の第2の送信機会の間に、前記複数の無線装置から前記データ・フレームの受信のアクノレッジメントを受信することと、
    を備える方法。
  2. 前記送信は、前記第2の送信機会の開始を示すフレームを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記送信は、各無線装置のためのブロック・アクノレッジメント要求を含む、請求項1に記載の方法。
  4. 前記送信は、空間分割多元接続(SDMA)スキームにより送信される、請求項1に記載の方法。
  5. 前記データ・フレームの受信のアクノレッジメントを受信することは、空間分割多元接続(SDMA)スキームにより複数のアクノレッジメントを同時に受信することを備える、請求項1に記載の方法。
  6. 前記データ・フレームは、ユーザ・データグラム・プロトコル(UDP)フレームを含む、請求項1に記載の方法。
  7. 前記データ・フレームは、送信制御プロトコル(TCP)フレームを含む、請求項1に記載の方法。
  8. 前記データ・フレームは、ストリーミング・ビデオ・データを含む、請求項1に記載の方法。
  9. 無線通信の方法であって、
    複数のデータ・フレームが複数の無線装置へ送信された第1の送信機会の間に、データ・フレームを含む送信を受信することと、
    第2の送信機会の間に、前記データ・フレームの受信のアクノレッジメントを送信することと、
    を備える方法。
  10. 前記送信は、前記第2の送信機会の開始を示すフレームを含む、請求項9に記載の方法。
  11. 前記送信は、各無線装置のためのブロック・アクノレッジメント要求を含む、請求項9に記載の方法。
  12. 前記データ・フレームは、空間分割多元接続(SDMA)スキームにより前記複数の無線装置へ同時に送信された、請求項9に記載の方法。
  13. 前記第2の送信機会の間に、前記受信したデータ・フレームのアクノレッジメントを送信することは、他の無線装置によって送信されたアクノレッジメントと同時に前記アクノレッジメントを送信することを備える、請求項9に記載の方法。
  14. 前記データ・フレームは、ユーザ・データグラム・プロトコル(UDP)フレームを含む、請求項9に記載の方法。
  15. 前記データ・フレームは、送信制御プロトコル(TCP)フレームを含む、請求項9に記載の方法。
  16. 前記データ・フレームは、ストリーミング・ビデオ・データを含む、請求項9に記載の方法。
  17. 複数の無線装置へデータを送信するための装置であって、
    第1の送信機会の間に、前記複数の無線装置へ、データ・フレームを含む送信を送信する送信機と、
    1つ又は複数の第2の送信機会の間に、前記複数の無線装置から前記データ・フレームの受信のアクノレッジメントを受信する受信機と、
    を備える装置。
  18. 前記送信は、前記第2の送信機会の開始を示すフレームを含む、請求項17に記載の装置。
  19. 前記送信は、各無線装置のためのブロック・アクノレッジメント要求を含む、請求項17に記載の装置。
  20. 前記送信は、空間分割多元接続(SDMA)スキームにより送信される、請求項17に記載の装置。
  21. 前記受信機は、空間分割多元接続(SDMA)スキームにより複数のアクノレッジメントを同時に受信する、請求項17に記載の装置。
  22. 前記データ・フレームは、ユーザ・データグラム・プロトコル(UDP)フレームを含む、請求項17に記載の装置。
  23. 前記データ・フレームは、送信制御プロトコル(TCP)フレームを含む、請求項17に記載の装置。
  24. 前記データ・フレームは、ストリーミング・ビデオ・データを含む、請求項17に記載の装置。
  25. 無線通信のための装置であって、
    複数のデータ・フレームが複数の無線装置へ送信された第1の送信機会の間に、データ・フレームを含む送信を受信する受信機と、
    第2の送信機会の間に、前記データ・フレームの受信のアクノレッジメントを送信する送信機と、
    を備える装置。
  26. 前記送信は、前記第2の送信機会の開始を示すフレームを含む、請求項25に記載の装置。
  27. 前記送信は、各無線装置のためのブロック・アクノレッジメント要求を備える、請求項25に記載の装置。
  28. 前記データ・フレームは、空間分割多元接続(SDMA)スキームにより前記複数の無線装置へ同時に送信された、請求項25に記載の装置。
  29. 前記送信機は、他の無線装置によって送信されるアクノレッジメントと同時に前記アクノレッジメントを送信する、請求項25に記載の装置。
  30. 前記データ・フレームは、ユーザ・データグラム・プロトコル(UDP)フレームを含む、請求項25に記載の装置。
  31. 前記データ・フレームは、送信制御プロトコル(TCP)フレームを含む、請求項25に記載の装置。
  32. 前記データ・フレームは、ストリーミング・ビデオ・データを含む、請求項25に記載の装置。
  33. 複数の無線装置へデータを送信するための装置であって、
    第1の送信機会の間に、前記複数の無線装置へ、データ・フレームを含む送信を送信する手段と、
    1つ又は複数の第2の送信機会の間に、前記複数の無線装置から前記データ・フレームの受信のアクノレッジメントを受信する手段と、
    を備える装置。
  34. 前記送信は、前記第2の送信機会の開始を示すフレームを含む、請求項33に記載の装置。
  35. 前記送信は、各無線装置のためのブロック・アクノレッジメント要求を含む、請求項33に記載の装置。
  36. 前記送信は、空間分割多元接続(SDMA)スキームにより送信される、請求項33に記載の装置。
  37. 前記受信する手段は、空間分割多元接続(SDMA)スキームにより複数のアクノレッジメントを同時に受信する、請求項33に記載の装置。
  38. 前記データ・フレームは、ユーザ・データグラム・プロトコル(UDP)フレームを含む、請求項33に記載の装置。
  39. 前記データ・フレームは、送信制御プロトコル(TCP)フレームを含む、請求項33に記載の装置。
  40. 前記データ・フレームは、ストリーミング・ビデオ・データを含む、請求項33に記載の装置。
  41. 無線通信のための装置であって、
    複数のデータ・フレームが複数の無線装置へ送信された第1の送信機会の間に、データ・フレームを含む送信を受信する手段と、
    第2の送信機会の間に、前記受信したデータ・フレームのアクノレッジメントを送信する手段と、
    を備える装置。
  42. 前記送信は、前記第2の送信機会の開始を示すフレームを含む、請求項41に記載の装置。
  43. 前記送信は、各無線装置のためのブロック・アクノレッジメント要求を含む、請求項41に記載の装置。
  44. 前記データ・フレームは、空間分割多元接続(SDMA)スキームにより前記複数の無線装置へ同時に送信された、請求項41に記載の装置。
  45. 前記受信したデータ・フレームのアクノレッジメントを送信する手段は、他の無線装置によって送信されたアクノレッジメントと同時に前記アクノレッジメントを送信する、請求項41に記載の装置。
  46. 前記データ・フレームは、ユーザ・データグラム・プロトコル(UDP)フレームを含む、請求項41に記載の装置。
  47. 前記データ・フレームは、送信制御プロトコル(TCP)フレームを含む、請求項41に記載の装置。
  48. 前記データ・フレームは、ストリーニング・ビデオ・データを含む、請求項41に記載の装置。
  49. 通信のためのコンピュータ・プログラム製品であって、
    第1の送信機会の間に、複数の無線装置へ、データ・フレームを含む送信を送信することと、
    1つ又は複数の第2の送信機会の間に、前記複数の無線装置から前記データ・フレームのアクノレッジメントを受信することと、
    が実行可能な命令を備えるコンピュータ読取可能媒体を備えるコンピュータ・プログラム製品。
  50. 通信のためのコンピュータ・プログラム製品であって、
    複数のデータ・フレームが複数の無線装置へ送信された第1の送信機会の間に、データ・フレームを含む送信を受信することと、
    第2の送信機会の間に、前記受信したデータ・フレームのアクノレッジメントを送信することと、
    が実行可能な命令を備えるコンピュータ読取可能媒体を備えるコンピュータ・プログラム製品。
  51. 少なくとも1つのアンテナと、
    第1の送信機会の間に、複数の無線装置へ、データ・フレームを含む送信を前記アンテナを介して送信する送信機と、
    1つ又は複数の第2の送信機会の間に、前記アンテナを介して、前記複数の無線装置から前記データ・フレームの受信のアクノレッジメントを受信する受信機と、
    を備える無線アクセス・ポイント。
  52. 少なくとも1つのアンテナと、
    複数のデータ・フレームが複数の無線装置へ送信された第1の送信機会の間に、前記アンテナを介して、データ・フレームを含む送信を受信する受信機と、
    第2の送信機会の間に、前記アンテナを介して、前記データ・フレームの受信のアクノレッジメントを送信する送信機と、
    を備える無線局。
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