JP2012517081A - 電気挿し抜きコネクタ - Google Patents

Abstract

【課題】特に差し込みおよび／または解除が容易、かつ、安全である電気挿し抜きコネクタを提供すること。
【解決手段】本発明は電気挿し抜きコネクタに関するものであり、第１コネクタ（１）と第２コネクタ（２）とを備え、内第１コネクタ（１）が第１係合プレート（３）と第２係合プレート（４）とを有し、第２コネクタ（２）が係合部材（５）と、第１解除プレート（６）と、第２解除プレート（７）と、解除部材（８）とを有し、第１係合プレート（３）および／または第２係合プレート（４）が係合部材（５）と係合可能であり、電気挿し抜きコネクタが接続された状態では、第１解除プレート（６）が、第１係合プレート（３）が第１解除プレート（６）により係合部材（５）から解除できるように、第１係合プレート（３）と当接して設けられ、電気挿し抜きコネクタが接続された状態では、第２解除プレート（７）が、第２係合プレート（４）が第２解除プレート（７）により係合部材（５）から解除できるように、第２係合プレート（４）と当接して設けられ、電気挿し抜きコネクタが接続された状態では、解除部材（８）が、一方側の側部が第１解除プレート（６）と当接すると共に、反対側の側部が前記第２解除プレート（７）と当接し、かつ、電気挿し抜きコネクタの径方向に対する横方向に運動できるように、第１解除プレート（６）および第２解除プレート（７）に環設され、解除部材（８）と第１解除プレート（６）との間および／または解除部材（８）と第２解除プレート（７）との間に工具（９）の挿入が可能である。従って本発明は第１コネクタ（１）および第２コネクタ（２）を備える電気挿し抜きコネクタを提供し、第１コネクタ（１）と第２コネクタ（２）とを容易、かつ、安全に接続することができると共に、第１コネクタ（１）と第２コネクタ（２）とを容易、かつ、安全に解除することができる。
【選択図】 図１

Description

本発明は、第１コネクタおよび第２コネクタを備える電気挿し抜きコネクタに関するものであり、第１コネクタは第１係合プレートと第２係合プレートとを有し、第２コネクタは係合部材と、第１解除プレートと、第２解除プレートと、解除部材とを有している。

電気挿し抜きコネクタは様々な分野で使用されており、接続技術として工業上では重要な存在であり、例えば電子部品などの接続にも用いられる。
通常型の電気コネクタは、光電システムにおいての屋外用途および／または電気接続に使用されることが好ましい。

従来技術において、光電システムでの接続および／または組み合わることにより接続するための様々な電気挿し抜きコネクタが知られている。
しかしながら、光電システムでは、非常に高い電流および電圧が生じ、かつ、屋外での使用は様々な天候による影響を受けるので、上記の挿し抜き電気コネクタには、装着利便性のほかに、持久的な使用安全性も求められている。

そこで、出願されたのが本発明であって、差し込みおよび／または解除が容易、かつ、安全である電気挿し抜きコネクタを提供することを目的としている。

前記目的を達成するために本発明の電気挿し抜きコネクタは、第１コネクタと第２コネクタとを備え、第１コネクタが第１係合プレートと第２係合プレートとを有し、第２コネクタが係合部材と、第１解除プレートと、第２解除プレートと、解除部材とを有し、第１係合プレートおよび／または第２係合プレートは係合部材に係合され、電気挿し抜きコネクタが接続された状態では、前記第１解除プレートが、第１係合プレートが第１解除プレートにより係合部材から解除できるように、第１係合プレートと当接して設けられ、電気挿し抜きコネクタが接続された状態では、第２解除プレートが、第２係合プレートが第２解除プレートにより係合部材から解除できるように、第２係合プレートと当接して設けられ、電気挿し抜きコネクタが接続された状態では、解除部材が、一方側の側部が前記第１解除プレートと当接すると共に、反対側の側部が前記第２解除プレートと当接し、かつ、電気挿し抜きコネクタの縦軸に対する横方向に運動でき、特に移動できるように、第１解除プレートおよび第２解除プレートに環設され、解除部材と第１解除プレートおよび／または解除部材と第２解除プレートとの間に工具の挿入が可能である。

したがって、本発明は、第１コネクタおよび第２コネクタを有し、第１コネクタおよび第２コネクタの接続を容易、かつ、安全に行うことができると共に、第１コネクタおよび第２コネクタの解除を容易、かつ、安全に行うことができる電気挿し抜きコネクタを提供する。
このため、本発明の電気挿し抜きコネクタは、第１係合プレート、第２係合プレートおよび係合部材を有し、それらの部材は、第１コネクタと第２コネクタとが接続されたときに互いに係合し、セルフロック式に、特に形状対応および／または力対応式構造に形成されることが好ましい。
更に、本発明は工具、好ましくはドライバーによって第１コネクタを第２コネクタから解除することができる。

また、解除部材は、その一方側の側部が第１解除プレートと当接すると共に、反対側の側部が第２解除プレートと当接することが好ましい。
更に、複数の係合プレートおよび／または解除プレートを設けることもでき、解除部材は、その一方側の側部が１つの解除プレートと当接し、反対側の側部がもう１つの解除プレートと当接し、各解除プレートはそれぞれ係合プレートと当接する。

このような電気挿し抜きコネクタは、特に屋外での使用時、様々な天候による影響を受ける場合、装着利便性および持久的な使用安全性に優れている。
特に、本発明の電気挿し抜きコネクタは第１コネクタと第２コネクタとの容易、かつ、安全な接続だけでなく、第１コネクタと第２コネクタとの容易、かつ、安全な解除も実現できる。
これは、解除部材によって、第１コネクタの第２コネクタからの望まれない解除を防ぐことができると共に、工具によって容易に解除を実現できるからである。

本発明のもう１つの好ましい実施形態においては、解除部材と第１解除プレートおよび／または第２解除プレートとの間に挿入された工具を回転させることによって解除部材を移動させることができる。
即ち、解除部材と第１解除プレートおよび／または第２解除プレートとの間に挿入された工具を回転させることによって第１コネクタの第２コネクタからの解除を実現できる。
これによれば、電気挿し抜きコネクタは工具により容易に第１コネクタを第２コネクタから解除でき、該工具は市販のドライバーが好ましい。
一方、工具を使用しない場合での第１コネクタの第２コネクタからの解除も防止でき、ここで工具を使用しない場合とは、例えば電気挿し抜きコネクタへの望まれない素手での操作または握持のことをいう。

解除部材と第１解除プレートおよび／または第２解除プレートとの間に挿入された工具の回転により、解除部材は横方向に、好ましくは電気挿し抜きコネクタの縦軸に直交する方向に運動し、即ち、電気挿し抜きコネクタの接続方向に対する横方向に運動し、すると解除部材の一方側の側部によって１つの解除プレートが電気挿し抜きコネクタの縦軸へ運動させられると共に、挿入された工具の回転によってもう１つの解除プレートが電気挿し抜きコネクタの縦軸へ運動させられるので、第１係合プレートおよび第２係合プレートを係合部材から解除させることができ、第１コネクタを第２コネクタから解除させることができる。
工具は、電気挿し抜きコネクタの縦軸に対して一定の角度を回転できることが好ましい。

解除部材は基本的にどのような構造であってもよい。
だが、本発明の好ましい実施形態においては、解除部材は、第１解除プレートと解除部材との間および／または第２解除プレートと解除部材との間に、工具を挿入するための漏斗状収容部が設けられるように構成されている。
該漏斗状収容部によれば、工具、特に工具の先端部を解除部材と解除プレートとの間に挿入することができる。
更に、漏斗状収容部によれば、挿入された工具を回転することができ、これによって解除部材を電気挿し抜きコネクタの縦軸に対する横方向に移動させることができる。
即ち、漏斗状収容部は挿入された工具の第１制動部材となり、該挿入された工具の第２制動部材が第１解除プレートまたは第２解除プレートである。

また、第１漏斗状収容部に対応して第２漏斗状収容部を設けることが好ましい。
この構成によれば、一方側または他方側から工具を解除部材と解除プレートとの間に挿入することができるので、第１コネクタを、一方側または他方側にある工具によって第２コネクタから解除させることができる。

第１係合プレートおよび第２係合プレートは基本的にどのような構造であってもよい。
だが、本発明の好ましい実施形態においては、第１係合プレートおよび／または第２係合プレートはフックに形成されている。
更に、該フックは電気挿し抜きコネクタの縦軸から径方向外部へ向かう鼻型フックであることが好ましい。
このような構成によれば、係合プレートと係合部材との容易、かつ、安全な係合を実現できる。

本発明の好ましい実施形態においては、第１係合プレートおよび／または第２係合プレートは、可撓性および／または弾性変形可能な構造を有している。
第１係合プレートおよび／または第２係合プレートは径方向外部への弾力を受けることが好ましい。
更に、第１係合プレートおよび／または第２係合プレートは咬合クランプ状に形成されていることが好ましい。

本発明の好ましい実施形態から明らかなように、電気挿し抜きコネクタが接続された状態では、第１解除プレートの電気挿し抜きコネクタの縦軸への運動によって第１係合プレートが係合部材から解除され、かつ／または、第２解除プレートの電気挿し抜きコネクタの縦軸への運動によって第２係合プレートが係合部材から解除される。

また、本発明の好ましい実施形態によれば、第１解除プレートおよび／または第２解除プレートは、撓性および／または弾性変形可能なアームに形成されている。
電気挿し抜きコネクタが接続された状態では、第１解除プレートの少なくとも一部が第１係合プレートと当接し、かつ／または、電気挿し抜きコネクタが接続された状態では、第２解除プレートの少なくとも一部が第２係合プレートと当接することが好ましい。
更に、係合プレートおよび解除プレートはそれぞれ面取り部を有し、係合プレートの面取り部が解除プレートの面取り部と当接していることが好ましい。
このような構造では、各面取り部によって係合プレートおよび解除プレートが“互いに重合し摺動すること”ができるので、第１コネクタと第２コネクタとの接続を実現することができる。

特に本発明の好ましい実施形態によれば、電気挿し抜きコネクタが接続された状態では、解除部材は、一方側の側部が第１解除プレートと当接すると共に、電気挿し抜きコネクタの縦軸を中心基準として対称関係となる他方側の側部が第２解除プレートと当接している。
更に、第１係合プレートの一側が第１解除プレートと当接するのに対し、第２係合プレートにおける電気挿し抜きコネクタの縦軸を中心基準として対称関係となるもう一方側が第２解除プレートと当接することが好ましい。
このような対称的な構造によれば、容易、かつ、低コスト的に本発明の電気挿し抜きコネクタを製造することができる。

本発明の更なる好ましい実施形態においては、解除部材は圧縮不可能な構造を有している。
圧縮不可能な解除環によれば、第１コネクタを第２コネクタから解除させることは、解除環を押し込むのではなく、工具によって行われることを実現できる。
このような構造を有する解除部材によれば、外部機械による第１コネクタの第２コネクタからの望まれない解除を防ぐことができる。

係合部材は基本的にどのような構造であってもよい。
だが、本発明の好ましい実施形態においては、係合部材にトンネル式開孔が形成されている。
第１コネクタと第２コネクタとが接続されたとき、第１係合プレートおよび／または第２係合プレートが係合部材におけるトンネル式開孔に“貫通”し、トンネル式開孔に係合されていることが好ましい。

また、本発明の好ましい実施形態によれば、第１コネクタを第２コネクタから解除させることは工具のみにより行われる。
本発明のこのような好ましい構造によれば、手、即ち手動操作によって解除されることなく、または屋外で使用する場合はその他の外部機械によって解除されることなく、安全、かつ、安定的な接続を実現できる。
特に、第１コネクタおよび第２コネクタが形状対応および／または力対応式接続に形成されていることが好ましい。

また、本発明の好ましい実施形態によれば、第１コネクタおよび第２コネクタにそれぞれ電気接続部材が設けられ、第１コネクタと第２コネクタとを接続することによって第１コネクタにおける電気接続部材と第２コネクタにおけるもう一つの電気接続部材とを電気接続させることができる。
これに関しては更に、第１コネクタに保護カバーが設けられると共に、第２コネクタに円柱体が設けられ、該円柱体は保護カバーに挿入可能であることが好ましい。
このような構成により、第１コネクタと第２コネクタとを安定的に接続させることができる。

また、本発明の電気挿し抜きコネクタはソーラーセル、ソーラーセルモジュールおよび／またはソーラーインバーター用いられることが好ましい。
更に、該電気接触部材の電気接続に電気接触部材が使用されていることが好ましい。

本発明に係る電気挿し抜きコネクタは上述した構造を有しているので、第１コネクタおよび第２コネクタの接続を容易、かつ、安全に行うことができると共に、第１コネクタおよび第２コネクタの解除を容易、かつ、安全に行うことができる。

本発明の好ましい実施例において、電気挿し抜きコネクタが接続された状態での第１断面図。 本発明の好ましい実施例において、電気挿し抜きコネクタが接続され、かつ、工具が挿入された状態での断面図。 本発明の好ましい実施例において、電気挿し抜きコネクタが接続された状態での側面図。 本発明の好ましい実施例において、電気挿し抜きコネクタが接続された状態での第２側面図。

図１乃至図４は、本発明に係る電気挿し抜きコネクタの好ましい実施例の接続された状態を示す図であり、第１コネクタ１と第２コネクタ２とを備えている。
第１コネクタ１は、第１係合プレート３と第２係合プレート４とを有し、該２つの係合プレートはフック状に形成されているものであり、電気挿し抜きコネクタの縦軸に対して径方向外部への弾力を受けると、撓性および／または弾性変形が生じる。
第２コネクタ２は係合部材５を有し、該係合部材５にトンネル式開孔が形成されている。
図１に示すように、第１コネクタ１と第２コネクタ２とが接続されたとき、第１係合プレート３および第２係合プレート４は係合部材５におけるトンネル式開孔に貫通（durch rauchen）して該係合部材５に係合される。

第１係合プレート３と当接する第１解除プレート６のように、第１係合プレート３は電気挿し抜きコネクタの一方側に設置されると共に、第２係合プレート４と当接する第２解除プレート７のように、第２係合プレート４が電気挿し抜きコネクタの縦軸を中心基準として対称関係となる他方側に設置されている。
図１および図２に示すように、第１解除プレート６および第２解除プレート７が撓性および／または弾性変形可能なアームに形成され、電気挿し抜きコネクタが接続された状態では、第１解除プレート６の一部が第１係合プレート３と当接し、第２解除プレート７の一部が第２係合プレート４と当接している。
第１係合プレート３および第２係合プレート４と同様に、第１解除プレート６および第２解除プレート７は面取り部を有し、電気挿し抜きコネクタが接続された状態では、第１係合プレート３の面取り部が第１解除プレート６の面取り部と当接し、第２係合プレート４の面取り部が第２解除プレート７の面取り部と当接している。

第１解除プレート６の電気挿し抜きコネクタの縦軸への運動によって第１係合プレート３を係合部材５から解除させることができ、また、第２解除プレート７の電気挿し抜きコネクタの縦軸への運動によって第２係合プレート４を解除させることができ、図２に示すように、これらによって第１コネクタ１を第２コネクタ２から解除させることができる。

また、図１乃至図４に示すように、電気挿し抜きコネクタに環状の解除部材８が環設され、電気挿し抜きコネクタが接続された状態では、第１解除プレート６が解除部材８の一方側と当接し、第２解除プレート７が解除部材８の他方側と当接している。

図２に示すように、工具９を解除部材８と第２解除プレート７との間に挿入することで、解除部材８を電気挿し抜きコネクタの縦軸に対して移動させることができる。
このため、解除部材８は、工具９を解除部材８と解除プレート６、７との間に挿入させるための漏斗状収容部１０を有する。
第１漏斗状収容部１０に対応して解除部材８の他方側に第２漏斗状収容部１０が設けられる。

解除部材８と解除プレート６、７との間に挿入された工具９を回転させ、特に工具９を電気挿し抜きコネクタの縦軸に対して回転させることで、解除部材８を電気挿し抜きコネクタの縦軸に対して移動させることができるので、第１コネクタ１を第２コネクタ２から解除させることができる。

図２に示すように、工具９を回転させると、解除部材８によって第１解除プレート６が電気挿し抜きコネクタの縦軸に沿って運動させられ、これによって第１係合プレート３を係合部材５から解除させることができ、また、工具９によって第２解除プレート７が電気挿し抜きコネクタの縦軸に沿って運動させられ、これによって第２係合プレート４を係合部材５から解除させることができるので、第１コネクタ１を第２コネクタ２から解除させることができる。
即ち、第１コネクタ１を第２コネクタ２から解除させることは、例えばドライバーなどの市販の工具９によって実現できる。
その反面、本発明の電気挿し抜きコネクタでは、第１コネクタ１を第２コネクタ２から解除させることは工具のみにより行われ、素手では解除できない。

また、第１コネクタ１および第２コネクタ２はそれぞれ電気接続部材（図示せず）を有し、第１コネクタ１と第２コネクタ２とを接続することによって第１コネクタ１における電気接続部材と第２コネクタ２におけるもう一つの電気接続部材とを電気接続させることができる。
更に、第１コネクタ１は保護カバー１１を有すると共に、第２コネクタ２は円柱体１２を有し、第１コネクタ１と第２コネクタ２とが接続されたとき、円柱体１２は保護カバー１１に挿入される。
このような構成により、第１コネクタ１と第２コネクタ２とを安定的に接続させることができる。
また、第１コネクタ１および第２コネクタ２はネジ部１３を有し、該ネジ部１３にカバー型ナット１４を螺合させることができ、該カバー型ナット１４は固定部材（図示せず）により例えば電線などの導電部材を固定することができる。

上述したように、本発明は例えば光電システムおよび／またはソーラーパネルでの配線および／または接続に使用できる電気挿し抜きコネクタを提供し、第１コネクタ１および第２コネクタ２の接続および解除を容易、かつ、安全に行うことができる。
本発明における解除部材８によれば、機械を使用せずに第１コネクタ１および第２コネクタ２の解除を行うことができ、一方、工具９のみによって第１コネクタ１および第２コネクタ２の解除を行うことができる。

１ ・・・第１コネクタ
２ ・・・第２コネクタ
３ ・・・第１係合プレート
４ ・・・第２係合プレート
５ ・・・係合部材
６ ・・・第１解除プレート
７ ・・・第２解除プレート
８ ・・・解除部材
９ ・・・工具
１０ ・・・漏斗状収容部
１１ ・・・保護カバー
１２ ・・・円柱体
１３ ・・・ネジ部
１４ ・・・カバー型ナット

Claims (15)

1. 第１コネクタ（１）と第２コネクタ（２）とを備え、前記第１コネクタ（１）が第１係合プレート（３）と第２係合プレート（４）とを有し、前記第２コネクタ（２）が係合部材（５）と、第１解除プレート（６）と、第２解除プレート（７）と、解除部材（８）とを有し、前記第１係合プレート（３）および／または第２係合プレート（４）が前記係合部材（５）と係合可能であり、電気挿し抜きコネクタが接続された状態では、前記第１解除プレート（６）が、前記第１係合プレート（３）が前記第１解除プレート（６）により係合部材（５）から解除できるように、第１係合プレート（３）と当接して設けられ、電気挿し抜きコネクタが接続された状態では、前記第２解除プレート（７）が、前記第２係合プレート（４）が前記第２解除プレート（７）により係合部材（５）から解除できるように、第２係合プレート（４）と当接して設けられ、電気挿し抜きコネクタが接続された状態では、前記解除部材（８）が、一方側の側部が前記第１解除プレート（６）と当接すると共に、反対側の側部が前記第２解除プレート（７）と当接し、かつ、前記電気挿し抜きコネクタの縦軸に対する横方向に運動できるように、前記第１解除プレート（６）および第２解除プレート（７）に環設され、前記解除部材（８）と第１解除プレート（６）および／または解除部材（８）と第２解除プレート（７）との間に工具の挿入が可能であることを特徴とする電気挿し抜きコネクタ。
2. 前記解除部材（８）と第１解除プレート（６）および／または第２解除プレート（７）との間に挿入された工具（９）の回転により前記解除部材（８）が運動させられることを特徴とする請求項１に記載の電気挿し抜きコネクタ。
3. 前記解除部材（８）には、前記第１解除プレート（６）と解除部材（８）との間および／または前記第２解除プレート（７）と解除部材（８）との間に、工具（９）を挿入するための漏斗状収容部（１０）が設けられていることを特徴とする請求項１または２に記載の電気挿し抜きコネクタ。
4. 第１漏斗状収容部（１０）に対応して第２漏斗状収容部（１０）が設けられていることを特徴とする請求項３に記載の電気挿し抜きコネクタ。
5. 前記第１係合プレート（３）および／または前記第２係合プレート（４）が、フック状に形成されていることを特徴とする請求項１乃至請求項４のいずれかに記載の電気挿し抜きコネクタ。
6. 前記第１係合プレート（３）および／または前記第２係合プレート（４）が、可撓性および／または弾性変形可能な構造を有していることを特徴とする請求項１乃至請求項５のいずれかに記載の電気挿し抜きコネクタ。
7. 電気挿し抜きコネクタが接続された状態では、前記第１解除プレート（６）の電気挿し抜きコネクタの縦軸への運動によって前記第１係合プレート（３）が係合部材（５）から解除され、かつ／または、前記第２解除プレート（７）の電気挿し抜きコネクタの縦軸への運動によって前記第２係合プレート（４）が係合部材（５）から解除されることを特徴とする請求項１乃至請求項６のいずれかに記載の電気挿し抜きコネクタ。
8. 前記第１解除プレート（６）および／または第２解除プレート（７）は、可撓性および／または弾性変形可能なアーム状に形成されていることを特徴とする請求項１乃至請求項７のいずれかに記載の電気挿し抜きコネクタ。
9. 電気挿し抜きコネクタが接続された状態では、前記第１解除プレート（６）の少なくとも一部が前記第１係合プレート（３）と当接し、かつ／または、前記第２解除プレート（７）の少なくとも一部が前記第２係合プレート（４）と当接していることを特徴とする請求項１乃至請求項８のいずれかに記載の電気挿し抜きコネクタ。
10. 電気挿し抜きコネクタが接続された状態では、前記解除部材（８）は、一方側の側部が前記第１解除プレート（６）と当接すると共に、電気挿し抜きコネクタの縦軸を中心基準として対称関係となる他方側の側部が前記第２解除プレート（７）と当接していることを特徴とする請求項１乃至請求項９のいずれかに記載の電気挿し抜きコネクタ。
11. 前記解除部材（８）が圧縮不可能な構造を有していることを特徴とする請求項１乃至請求項１０のいずれかに記載の電気挿し抜きコネクタ。
12. 前記係合部材（５）にトンネル式開孔が形成されていることを特徴とする請求項１乃至請求項１１のいずれかに記載の電気挿し抜きコネクタ。
13. 前記第１コネクタ（１）と第２コネクタ（２）との解除は、前記工具（９）のみにより行われることを特徴とする請求項１乃至請求項１２のいずれかに記載の電気挿し抜きコネクタ。
14. 前記第１コネクタ（１）および第２コネクタ（２）にそれぞれ電気接続部材が設けられ、前記第１コネクタ（１）と第２コネクタ（２）とが接続されることによって第１コネクタ（１）における電気接続部材と第２コネクタ（２）におけるもう一つの電気接続部材とが電気接続されることを特徴とする請求項１乃至請求項１３のいずれかに記載の電気挿し抜きコネクタ。
15. ソーラーセル、ソーラーセルモジュールおよび／またはソーラーインバーターの接続に用いられることを特徴とする請求項１乃至請求項１４のいずれかに記載の電気挿し抜きコネクタ。

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