JP2012515617A - 個人用の静止摩擦具 - Google Patents

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ケイト ラグラン,
マージョリー, エイ. ウォール,
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Abstract

【課題】滑りやすい路面に打ち勝つ優れた静止摩擦及び優れた長期摩耗を有する静止摩擦具を提供すること。
【解決手段】足元で安定し、また、滑りやすい路面上における優れた静止摩擦と優れた長期摩耗とを提供する静止摩擦機構を含む個人用静止摩擦具が提供される。
【選択図】図1

Description

本発明は、靴底の静止摩擦を増大するための静止摩擦機構が靴底に広がるように靴又はブーツのような履物に装着可能である個人用の静止摩擦具に関する。
氷又は雪で覆われた路面上を歩行するときの静止摩擦を増大するために、靴、ブーツ等に取り付け可能である様々な個人用の静止摩擦具がある。
これらの静止摩擦具は、ブーツの爪先部分と踵部分とを把持するように構成された伸縮可能の取付用ひもを含むことが多い。静止摩擦機構は前記ひもに接続され、また、通常は足の踵部分及び中足骨部分下に横たわる靴底の近傍にあってブーツの靴底を横切って伸びる鎖、金属製の釘が埋め込まれた可撓性材料、又は粗面若しくは不規則面を有する他の材料の形態をとる。
このような静止摩擦具を設計するときには数多くの要因を考慮しなければならない。例えば、外方に突出する金属製スパイクのような極めて良好な静止摩擦を提供する機構は急速な摩耗に悩まされ、あるいは、長時間にわたって歩くには、特に歩行面が乾燥した硬い面と氷又は雪の固まった面との間で変化する環境においては、不便である。また、交差する可撓性のある紐等にスパイク又は針のような金属製の材料を耐久性があるように取り付けることは困難である。このため、前記静止摩擦具のコスト及び複雑性を必然的に増大させる、外れた又は摩耗したスパイクを交換することを提案するものがある。
比較的薄型の鎖又はコイルに巻かれたスプリング状部材のような、靴又はブーツの底にわたって伸びる機構はユーザに便利であるが、これは、典型的には、積極的な静止摩擦特性をほとんど有しない。
本発明は、足元に非常に快適な静止摩擦機構を提供する個人用静止摩擦具に向けられ、また、滑りやすい表面に打ち勝つ優れた静止摩擦及び優れた長期摩耗を提供する。
ブーツに取り付けられて示された本発明に係る個人用静止摩擦具の斜視図である。 個人用静止摩擦具の前部すなわち爪先の組立体要素の平面図である。 個人用静止摩擦具の後部すなわち踵の組立体要素の平面図である。 個人用静止摩擦具の滑り止め要素の一例の拡大斜視図である。 図4の滑り止めの端面図である。 静止摩擦具の一部を示す側面図である。 個人用静止摩擦具の滑り止め要素の他の一例の拡大斜視図である。 図7の滑り止めの端面図である。 図8の線9−9に沿って得られた側面図である。 図8の線10−10に沿って得られた側面図である。
図1はブーツ22に取り付けられた静止摩擦具20を示す。全体にリングの形状を呈するエラストマ部材24が、前記ブーツの底の上方において前記ブーツの周りに引き伸ばされている。この部材24の弾性と、前記部材及び前記ブーツ間の摩擦とが前記部材を所定位置に確保する。
エラストマ部材24は、いくつかの下方に向けて突出するタブ26と共に形成されている。各タブ26は、後に詳述するように、靴の底(底面)を横切って伸びるケーブル組立体30,32のコネクタ輪28を受け入れるための開口と共に形成されている。
図2は個人用静止摩擦具の前部すなわち爪先のケーブル組立体30の平面図である。この組立体は、点線で示されまた好ましくは0.0625インチ(1.6mm)の直径を有する単一長さのステンレス製ワイヤロープ34を含む。ロープ34の両端部は重ね合わされかつ圧着36により留められている。
また、前記ロープに2つの間隔をおかれた前部コネクタ環40を規定するために前記ロープの前部の近くの2つの場所に圧着38が適用されている。これらの環のそれぞれは、エラストマ部材24の各タブ26から伸びる前記したコネクタ輪28の一つにより捕捉される。
同様に、前記ロープに2つの間隔をおかれた後部コネクタ環44を規定するために前記ロープの後部の近くの2つの場所に圧着42が適用されている。これらの環のそれぞれもまた、エラストマ部材24のタブ26から伸びるコネクタ輪28により捕捉される。
引き続き図2を参照すると、ワイヤロープ34の全体は4つのセグメントを有すると考えることができ、各セグメントがコネクタ環間を伸びている。例えば、一の横断セグメント46が前部コネクタ環40間を伸びている。他の横断セグメント46が後部コネクタ環42間を伸びている。前後方向のセグメント48が前部コネクタ環40と、後部環44との間を前記組立体の各側部において伸びている。
図2に見られるように、これらのセグメントは、2つの前後方向のセグメントが前記組立体の長い中心線50(前記組立体が取り付けられる前記ブーツの中心線に対応する中心線)に沿って、しかしこれとは非平行に伸びるように全体に台形の形状に配列されている。2つの横断セグメント46は、全体に中心線50を横切りかつこれと直角に伸びている。
ワイヤロープ34の各セグメントは、スペーサ70が各滑り止め52間に置かれるように前記ワイヤロープに張られ又は通された複数の滑り止め52と複数のスペーサ70とを備える。図4及び図5は、それぞれ、本発明にしたがって形成された滑り止め52の実施形態の詳細の拡大された斜視図及び端面図で示す。
特に、図4及び図5の実施形態に示された各滑り止め52は、ステンレス鋼のような耐久性のある金属で形成され、全体に十字形をなす。前記滑り止めは、円形の貫通する通路54であって該通路を摺動する前記ワイヤロープの直径よりわずかに大きい直径(例えば、0.078インチ又は2.0mm)を有する通路54を含む。したがって、前記ワイヤロープが通された滑り止めはロープ34の周りに回転することができる。
十字形状の滑り止め52は、2つの面が出会ういくつかのエッジを含む。例えば、図4及び図5に示すように、前記滑り止めの第1のエッジ56は、58及び60で示された2つの面の接合部により規定されている。他のこのようなエッジ56’が58’及び60’で示された他の面の接続部により規定されている。注目すべきは、この対の第1のエッジ56,56’は互いに平行であり、また、図5の「地表」の線62により示されている、共通の平面内にある。
滑り止め52はその中心に関して対称である。したがって、第1の対56,56’と対をなすがこれに相対する第2のエッジ64,64’は前記滑り止めの相対する側部に規定されている。これらのエッジ64,64’はそれぞれ面74,76及び74’,76’の接続部により規定され、また、同様に、図5の「靴底」の線66により示された共通の面内に配置されている。平面66は、相対する平面62と平行である。
図5に示すように、第1の組のエッジ56,56’の形態は、図5に矢印「D」により示されているように下方向を指し示すように、これらのエッジを方向付ける。これに関して、エッジ56,56’を形成する2つの面間の角度を分岐する線は前記エッジが「指し示している」方向に整列されている。したがって、図5において、両エッジ56,56’は平面62に直角な下方向「D」を指し示している。
滑り止め52の反対側において、図5に示すように、第2の組のエッジ64,64’は、これらのエッジが配置される平面66に直角な図5における矢印「U」により示されこれらのエッジが上方を指し示しているように、方向付けられている。
図5に示された前記滑り止めをさらに考察すると、下方又は地表の平面62は、図1に示すようにブーツの底に固定されるときに滑り止め52が耐える表面(氷で覆われた歩行路面のような)であると考えられる。相対する平面66は、この場合には、ブーツ22の底面又は靴底に対応する。
その結果として、前記静止摩擦具の全ての滑り止めは、装着者の重量によって靴底66と地表面62との間で圧迫されるとき、優れた静止摩擦を提供するために氷面に押し付けられる下方を指し示す鋭利なエッジ対を有する。この点について、前記滑り止めの形態は(前記したように)、2つの平面(図5)間で圧迫されるときに前記滑り止めが安定的均衡位置を取るようにしたものである。特に、前記滑り止めは、前記下方の面に乗り又はこれを指し示すように一対のエッジを向けるのに十分な量によってロープ24の周りに回転し、また、反対側の一対のエッジが前記上方の平面を指し示し又はこれと係合する。
一実施形態において、前記滑り止めの最外方の半径方向面、例えば面60’はわずかにアーチ形又は凸形に湾曲するように形成され、湾曲は前述したその安定的均衡方向に到達する前記滑り止めの傾向を助長する。しかし、これらの面は平坦であってもよく、また、前記滑り止めは、2つの全体に平行な平面間で圧迫されるときになおその安定的均衡方向(図5)へ動くとも考えられる。
前記したように、図5に示された前記滑り止めが4つの異なる位置のうちの任意の1つにおいて安定的均衡方向をとるように、前記滑り止めは対称である。すなわち、前記滑り止めは、図5に示されたものを超えて90度の任意の整数倍を回転されるときに安定的均衡方向をとる。言い換えると、第3の対のエッジ80,80’と相対する第4の対のエッジ82,82’とは、前記滑り止めが図5に示す方向から90度回転した場合、前述した第1および第2のエッジの対と同じように機能するように、滑り止め52において形成されている。
注目すべきは、上方を指し示す前記滑り止めのエッジ(図5におけるエッジ64,64’)の効果が、前記反対側のエッジが滑りやすい面62を直接に指し示す位置において前記滑り止めを安定的にするのに役立つことに加えて、靴の底面に向けて指し示された切断エッジを提供することにある。これらのエッジは、前記滑り止めと前記靴底との間で時々動く氷、雪及び他の破片を突っ切る傾向にある。この点において、前記上方を指し示す滑り止めのエッジは、前記静止摩擦具への望ましくない物質の積層を防止するための自浄化作用を提供する。
図示の滑り止めは90度の角度を規定する隅部を有するが、これらの隅部は、図5に点線88で示されているように、凹曲面として形成してもよい。
前記滑り止めの相対する両端面90は平面からなり、また前記滑り止め内の通路54の長軸線に対して垂直な平面内にある。当然のことであるが、両端面90がエッジ(図4に示されたエッジ56’又は64’)と交わるところにおいて、前記滑り止めに比較的鋭利な点92が規定される。結果として、前記滑り止めの各端部は関連する8つの鋭利な点92を有する。前記滑り止めが保持された前記ワイヤロープは、不規則な路面、歩行運動等に適応するようにわずかに曲がることが可能である。結果として、前記滑り止めの多数の鋭利な点92は、静止摩擦を高め、滑りを防止し、あるいは前述したエッジにより与えられる静止摩擦を補うために氷面に食い込む。
前記した複数のスペーサ70(図1、図2及び図6参照)は、中空の円筒状部材からなり、好ましくはステンレス鋼で形成されている。図6に示すように、前記スペーサの外径は滑り止め52の最大横断面幅よりかなり小さい。その結果として、前記滑り止めの多数の鋭利な点92は、前記滑り止めがこのようなスペーサなしに互いに隣接してワイヤロープに通されている場合より、はるかに大きい程度で露出される。
図3は、前記個人用静止摩擦具の後部すなわち踵ケーブル組立体32の平面図である。この組立体は、0.0625インチ(1.6mm)の直径を有しまた点線で示された単一長さのステンレス製ワイヤロープ94を含む。ロープ94の両端は圧着96により結びつけられている。この組立体は、つま先ケーブル組立体30に関して前述したように構成されかつ配列された、交互に並ぶ複数の滑り止め52及びスペーサ70を含む。
先端環98が前記三角形状の踵組立体の3つのコーナーのそれぞれにおいて前記ワイヤロープに通されている。これに代えて、前記組立体の形状を規定しかつ安定化させるためにこれらの環に代えてまたはこれらの環に加えて、圧着を用いることができる。各先端環98は、エラストマ部材24の各タブ26から伸びる対応コネクタ輪28により捕捉されている。
引き続き図3を参照すると、ワイヤロープ94は全体に3つのセグメントを有すると考えることができ、各セグメントは先端環98間で伸びている。
例えば、前記組立体の横断セグメント100は2つの前方先端環間を伸びる。
図7ないし図10は、本発明の滑り止め要素の他の実施形態を示す。この滑り止め152は、例えばステンレス鋼を含む耐久性のある材料で形成されている。滑り止め152は、全体に十字の形状からなり、中心コア部153を有すると考えることが可能である。前記滑り止めのコア153は、平坦な、相対する端面160を有し、また、前記コアを貫通させて形成された円形の貫通する通路154であって該通路を経て摺動する前記ワイヤロープの直径よりわずかに大きい直径(例えば2.0mm)を有する通路154を備える。
この通路154(前述した通路54に似ている)は、参照のための線155として各図に示されているような中心軸を含む。
4つの間隔を置かれた突起157,159,161,163が滑り止め152のコア153から半径方向外方へ伸びている。これらの突起は、互いに等しい間隔を置かれ、また、全体に板状の部材からなり、好ましくは、通路154よりわずかに大きい厚さ(図8)を有する。
この実施形態において、前記突起のいくつかは、鋭利な刃を持つエッジ165を有するように形状付けられている。刃を持つこれらのエッジは、説明のため、90度より小さい角度で交差する複数の面で形成されている。本実施形態において、刃を持つこれらのエッジは、直径方向に相対する突起161,163(図7及び図10参照)に設けられている。
刃を持つ各エッジ165は2つの面の接合により形成され、前記2つの面の一方は面167からなり、該面はこれが前記滑り止めの中心軸155に対して斜め(すなわち平行でも直交でもない)をなすように傾斜するように形成されている。この実施形態では、傾斜面167は前記滑り止めのコアの端面160(図10)の延長と交わっている。好ましい実施形態において、各突起161,163は2つの傾斜面167と関連する複数の先細部とを有し、これにより前記突起の相対する端部のそれぞれに刃を持つエッジ165を規定する。
単一の傾斜面が前記滑り止めの長さに沿って伸びるように形成され、これにより、前記滑り止めの一端に単一の刃を持つエッジを規定することが考えられる。
さらに、また、前記滑り止めは、前記中心軸に対して傾斜するように方向付けられ、これにより前記突起にテーパを付与しかつ刃を持つエッジを形成する前記傾斜面としての役目を果たす前記滑り止めの端面160を有するように形成され得ることが期待される。(例えば、図4において、滑り止め52の端面90が通路54の前記中心軸に対して傾斜するように形成され、これにより、エッジ60に、本実施形態において述べたような刃を持つエッジを規定する。)
ここで注目すべきは、前記した刃を持つ複数のエッジ165が、静止摩擦を向上させるために、氷で覆われた表面への食い込みに特に有用であることである。さらに、4つの突起の全てが1又はそれ以上のこのような刃を持つエッジを有するように形成されることが可能である。しかし、好ましい実施形態においては、他の相対する対の突起157,159(図7参照)のそれぞれがくさび169を規定するように形状付けられている。説明のため、1つのくさびは、2つの面間に90度又はそれ以上の角度をもつ2つの面の接合の結果得られる形状と考えられる。本実施形態において(特に図9参照)、くさび169は、前記突起の相対する端部から伸び、これら端部間の中途を接合し、前記くさびの鋭利な最外方のエッジ171を規定する2つの傾斜面により形成される。
図7ないし図10に示す実施形態の前述の説明を考慮して、突起157,159,161,163は、刃を持つ相対するエッジ165を有するように形状付けられた各突起161,163が、中心最外方エッジ171として形状付けられた突起157,159に隣接するように、中心軸155(図7)の周りに配列されている。これらの突起をこのように交互に配列する利点の1つは、刃を持つエッジが4つの全ての突起に形成される場合におけるよりも前記滑り止めの耐久性を増大させるために前記滑り止めの断面(すなわち軸155に沿った)内に十分な材料を維持することである。
さらに、例えば、この実施形態におけるように、前記複数の突起が同一の距離を半径方向外方へ伸びるように寸法を定められている場合(図8参照)、刃をもつ隣接するエッジ165とくさび形エッジ171とが、共通の平面内に配置されこれにより滑り止め152を1つの平坦面上に安定的に支持する3つの三脚点(図7に175で示されている)を与える。
点175の同様の三脚配置が滑り止め152の4つの側部に提供される(すなわち90度の間隔で)ことは理解されよう。結果として、滑り止め152は、装着者の重量によって靴底と地面との間で圧迫されるとき(これらの面は、例えば図5に62及び66で示されている)、優れた静止摩擦を与えるために氷面内に押し付けられる下方に面する鋭利な点175の三脚と、靴の底に係合する上方に突出する鋭利な点175の三脚を提供する。
図示されまた説明された前記実施形態は、本発明を精緻なもの又は開示された精密な形態に限定することを意図しない。前記実施形態は、本発明の原理とその適用及び実用的用途とを説明するために選択されまた記載され、これにより、他の当業者が本発明を利用することを可能にする。したがって、特許請求の範囲になお含まれる好ましい実施形態に対しての変更がなされよう。
例えば、各ケーブル組立体は、より多くの又はより少ないセグメントを有するように変更され、あるいは本明細書に記載された台形又は三角形以外のパターンに配列されることがあろう。また、前記取り付け用吊り金具に従属するタブに、前記ワイヤロープ上の前記環への取り付けのための1又はそれ以上の輪を捕捉するリベットが設けられることがあろう。このような輪は曲げられか、あるいは前記タブからワイヤロープへの接続がブーツ全体に円滑に乗るように配列されよう。さらに、前述した滑り止め152の構成の利点の多くは、(4つよりもむしろ)たった3つの等間隔の突起が採用される場合に得ることが可能であろう。
20 静止摩擦具
22 ブーツ
24 エラストマ部材
26 タブ
28 コネクタ輪
30,32 ケーブル組立体
34 ワイヤロープ
36 圧着
52,152 滑り止め

Claims (19)

  1. エラストマ部材と、
    前記エラストマ部材に接続された、細長いセグメントを有するケーブル組立体と
    前記セグメントの滑り止めであって、
    中心軸を有する通路が伸び、また、前記滑り止めが前記セグメントにおいて回転可能であるように通路が前記セグメントに適合する細長いコアと、
    前記コアから半径方向に伸びる突起であって第1の傾斜面を含み、該第1の傾斜面が前記通路の中心軸に対して傾斜し、これにより前記突起が刃を持つ第1のエッジへと先細になるように前記突起を形状付ける突起とを備える滑り止めとを含む、静止摩擦具。
  2. 前記滑り止めは、前記コアから半径方向へ伸びる少なくとも3つの間隔を置かれた突起を含み、前記第1の傾斜面は前記突起の少なくとも1つの上にある、請求項1に記載の静止摩擦具。
  3. 前記コアから半径方向へ伸びる前記間隔を置かれた突起のうちの2つは、前記通路の中心軸に対して傾斜する第2の傾斜面を含む、請求項2に記載の静止摩擦具。
  4. 前記2つの突起のそれぞれの第2の傾斜面は刃を持つエッジへと先細るように関連の突起を形状付け、これにより、前記滑り止めに刃を持つ少なくとも3つのエッジを与える、請求項3に記載の静止摩擦具。
  5. 前記滑り止めは、前記突起の1つに、前記第1の傾斜面に交わって最外方のエッジを有するくさびとして前記突起を形状付ける第2の傾斜面を含む、請求項2に記載の静止摩擦具
  6. 前記くさびの最外方のエッジは、前記通路の中心軸に対して傾斜している、請求項5に記載の静止摩擦具。
  7. 前記滑り止めは4つの突起を含み、該突起の第1の対のそれぞれが前記コアから半径方向へ伸び、また、前記通路の中心軸に対して傾斜する第1の傾斜面を含み、これにより前記突起が刃を持つ第1のエッジへと先細るように関連の突起を形状付け、
    第2の対の突起のそれぞれが前記通路の中心軸線に対して傾斜する最外方のエッジを有するくさびを規定するように形状付けられている、請求項1に記載の静止摩擦具。
  8. 前記突起は、平面上に前記滑り止めを支持するために第1の共通の面内に第1の組の3つの鋭利な点を与えるように構成されかつ配列されている、請求項7に記載の静止摩擦具。
  9. 前記突起は、2つの面の間に安定的に支持され得るように前記第1に実質的に平行な第2の共通の面内に第2の組の3つの鋭利な点を与えるように構成されかつ配列されている、請求項8に記載の静止摩擦具。
  10. さらに、少なくとも1つのセグメントにおいて通されかつ前記滑り止めに隣接して配置された複数のスペーサを含む、請求項1に記載の静止摩擦具。
  11. 前記スペーサは円筒状を呈し、また、滑り止めが前記セグメントから伸びる最大距離よりも小さい距離を前記セグメントから伸びる、請求項10に記載の静止摩擦具。
  12. 前記通路は、前記コアの相対する端面間を伸び、また、前記第1の傾斜面は前記端面の1つからなる、請求項1に記載の静止摩擦具。
  13. 前記滑り止めにステンレス鋼が含まれる、請求項1に記載の静止摩擦具。
  14. 各突起は、平坦で平行な相対する側面を含む、請求項1に記載の静止摩擦具。
  15. エラストマ部材と、
    前記エラストマ部材に接続された、細長いセグメントを有するケーブル組立体と、
    前記セグメントにおける滑り止めであって、
    細長いコアであって該コアの相対する端面間を、中心軸を有する通路が伸び、また、前記滑り止めが回転可能に支持されるように前記通路が前記セグメントに適合するコアと、
    前記コアから半径方向に伸びかつ2つの傾斜面を有する突起であって前記2つの傾斜面が前記通路の中心軸に対して傾斜し、最外方のエッジを有するくさびとして前記突起を規定するように交わる突起とを含む、静止摩擦具。
  16. 前記くさびの最外方のエッジは、相対する端面間に位置し、また、前記中心軸に対して傾斜している、請求項15に記載の静止摩擦具。
  17. 前記滑り止めは、さらに、前記コアから半径方向に伸びる第2の突起を含み、また、第2の傾斜面であって前記通路の中心軸に対して傾斜しており、これにより前記突起が刃を持つ第1のエッジへと先細るように前記第2の突起を形状付ける第2の傾斜面を含む、請求項15に記載の静止摩擦具。
  18. 静止摩擦具に用いられる滑り止めであって、中心軸を有する通路が伸びる細長いコアと、
    前記コアから半径方向に伸びかつ第1の傾斜面を含む突起であって前記第1の傾斜面が前記通路の中心軸に対して傾斜しており、これにより前記突起が刃を持つ第1のエッジへと先細るように前記突起を形状付ける突起とを含む、滑り止め。
  19. 前記滑り止めは4つの突起を有し、また、該突起の第1の対のそれぞれは前記コアから半径方向へ伸び、前記通路の中心軸線に対して傾斜する第1の傾斜面を含み、これにより前記突起が刃を持つ第1のエッジへと先細るように関連の突起を形状付け、
    また、第2の対の突起のそれぞれは、前記通路の中心軸に対して傾斜する最外方のエッジを有するくさびを規定するように形状付けられている、請求項18に記載の静止摩擦具。
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