JP2012515487A - ローカルエリアネットワークにおけるデータ伝送方法 - Google Patents

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Abstract

複数の第1のノードA、B、C、Dの内の1つまたは複数の第1のノードA、B、C、Dは、スロット所有者ノードが第1の間隔I1内の所定時間にデータ伝送を開始しなかった場合に、第1の間隔I1に続く第2の間隔I2におけるデータ伝送のために競合型アクセスを介してタイムスロットTA、TB、TC、TDを使用することが許可され、第2のノードGWは、第1の間隔I1の終わりにスロット所有者ノードがデータ伝送を開始したか否かを判別し、第2のノードGWは、スロット所有者ノードがデータ伝送を開始しなかったと判別したとき、ローカルネットワーク内に許可メッセージCTS−1をブロードキャストし、各第1のノードA、B、C、Dは、第2のノードGWから許可メッセージCTS−1を受信した後にのみ、データ伝送のために競合型アクセスを介してタイムスロットTA、TB、TC、TDを使用することが許可される。

Description

本発明は、ローカルエリアネットワークにおけるデータ伝送方法および対応するネットワークに関する。以下では、「ローカルエリアネットワーク」の語はローカルエリアに限定される任意のネットワーク、たとえば、標準IEEE802.15.4に従うWLANネットワークまたはパーソナルエリアネットワークなどを指す。
多くの用途で、ローカルエリアネットワークはネットワーク内のデータ伝送に関する特定の要件を満たす必要がある。たとえば、センサノードと当該センサノードからデータを収集する基地局とから構成されるファクトリーオートメーション用無線センサシステムにおいては、低いレイテンシーおよび低いパケットロスレートに関してサイクリックなデータトラフィック特性が維持されなければならない。これらの要件を満たすため、データ伝送のための特定の機構が、周知のOSI参照モデルのL2またはMAC層(メディアアクセス層)に設けられている。ローカルエリアネットワークにおいて、複数のノードはしばしばデータを同時に伝送しようとするが、これはデータ衝突を引き起こす可能性がある。したがって、このような衝突を回避するための機構が設けられている。
標準IEEE802.15.4に従う低速無線パーソナルエリアネットワークに関する参考文献[2](非特許文献1)には、いわゆるCSMA/CA(キャリア検出多重アクセス衝突回避)法を用いた、競合型データ伝送が記載されている。この方法によれば、データ伝送のためのタイムスロットは特定のノードに割り当てられていないが、ネットワークの各ノードはデータ伝送のために無線媒体を使用することができる。衝突を回避するため、データパケットを送信しようとするノードはいわゆるクリアチャネル評価によって無線インタフェースが空いているか、すなわち、別のノードが当該無線インタフェース上で現在伝送を行っているかどうか判別する。当該ノードが他のデータ伝送を検出しない場合、当該ノードはデータ伝送を開始する。同時に送信しようとする他のノードとの衝突のリスクを低下させるため、送信ノードはクリアチャネル評価を開始する前にランダムな時間(遅延)を待機する。
参考文献[2]に記載のCSMA/CA法においては、いわゆる隠れ端末(ノード)問題が発生する場合がある。この問題は、互いに信号到達範囲内にないネットワーク内の2つのノードがCSMA/CA法に基づいて同一の受信者にデータを送信しようとする状況を指す。両方のノードはお互いの信号を受信することはできないので、無線インタフェースが空いていると判別し、データ送信を開始することとなる。これは受信者におけるデータ衝突を引き起こす。隠れ端末問題の影響を認識するため、参考文献[2]には、データを送信するノードが受信者からの肯定応答を要求する機構が記載されている。隠れ端末問題により引き起こされる衝突によってこの肯定応答が送信されないとき、当該ノードのデータ伝送が繰り返される。
WLAN標準IEEE802.11に関する参考文献[3](非特許文献2)には、隠れ端末問題を回避するための、いわゆる仮想キャリア検出機構を含む修正CSMA/CA法が記載されている。この機構によれば、データを伝送しようとするノードは、いわゆる送信要求(RTS)パケットを受信者に送信することにより所定の時間間隔の間、無線インタフェースを予約し、当該パケットには予約される時間間隔の長さが含まれている。受信者は、RTSパケットに対して、予約された時間長も含む受信準備完了(CTS)パケットを送信ノードに返して回答する。RTSパケットおよびCTSパケットはネットワーク内にブロードキャストされ、これらのパケットを受信する他の全てのノードは、パケットにおいて特定された時間長の間、無線インタフェースが占められたものとみなす。特にCTSパケットの送信により、ノードは、受信者の信号到達範囲内にあるがこれらのノードの信号到達範囲内にはない今後のデータ伝送について知ることができる。参考文献[3]には、さらに、送信ノードがCTSパケットを自身にアドレスする、いわゆるCTS−to−self機構が記載されている。このパケットを受信する全ての隣接ノードは、当該パケット内で特定される時間長の間データ伝送を行わない。
上述の隠れ端末問題は競合型の伝送方法において発生するだけでなく、TDMA(時分割多重アクセス方式)型の伝送方法においても発生しうる。TDMA型方法において、対応する時間フレームの各タイムスロットはこのタイムスロット内で排他的にデータ送信可能なスロット所有者ノードである特定ノードのために予約されている。いくつかのTDMA型システムにおいて、1つのタイムスロットは、データ伝送が当該タイムスロット内の特定間隔の終了後に他のノードにより検出されない場合に、スロット所有者ノード以外のノードによっても使用される。このようなTDMA型システムは、ファクトリーオートメーション環境において使用可能なセンサネットワークのために定義された標準IEEE802.15.4の拡張である標準IEEE802.15.4eのための提案に関する参考文献[1](非特許文献3)に記載されている。上述のTDMAシステムにおいては、スロット所有者ノードの信号到達範囲内にないノードが当該スロット所有者ノードと並行してデータ伝送を開始する場合がある。スロット所有者ノードが他のノードから妨害を受けることなくそのタイムスロット内でデータを伝送可能であることをTDMAシステムがある程度まで保証するので、この状態は回避される。
IEEE 802: Part 15.4: Wireless Medium Access Control (MAC) and Physical Layer (PHY) Specifications for Low- Rate Wireless Personal Area Networks (WPANs) IEEE Std 802.15.4 (TM)-2006 September 2006 IEEE 802: Part 11: Wireless LAN Medium Access Control (MAC) and Physical Layer (PHY) Specifications IEEE Std 802.11 (TM)-2007 June 2007 Michael Bahr, Norbert Vicari, Ludwig Winkel: Shared Group Timeslots IEEE 802.15-Dokument 15-08/0827r0, November 2008
すなわち、本発明の課題は、競合型アクセスと組み合わされた、信頼性のあるTDMA型伝送が達成される、ローカルエリアネットワークにおけるデータ伝送方法を提供することである。
上記課題は、請求項1記載の方法および請求項18記載のローカルエリアネットワークにより解決される。本発明の好適な実施形態は、従属請求項に記載されている。
本発明の方法によれば、クライアントノードである複数の第1のノードと第1のノードの信号到達範囲内にあり当該第1のノードの調整者ノードである第2のノードとの間を、データが、連続した時間フレーム内においてMAC層上で伝送される。各時間フレームは複数のタイムスロットから構成されており、各タイムスロットは、当該タイムスロットの始めの第1の間隔内の所定時間におけるデータ伝送の開始が排他的に許可されるスロット所有者ノードである第1のノードに割り当てられている。この機能により、当該タイムスロットのスロット所有者ノードについてTDMA型アクセスが可能となる。
また、本発明の方法によれば、データ伝送のための競合型アクセスが可能となる。「競合型アクセス」の語は広義に解釈されるべきであり、異なるノードがデータ伝送のために同じタイムスロットを使用しようとする場合があるデータ伝送をスケジューリングする機構を提供する全ての方法を指す。好適な実施形態において、上述のCSMA/CA法が競合型アクセスとして用いられる。
競合型アクセスを実現するため、複数の第1のノードの内の1つまたは複数の第1のノード、たとえば全てのノードまたはその一部が、スロット所有者ノードが第1の間隔内にデータ伝送を開始しなかった場合に、第1の間隔に続く第2の間隔内におけるデータ伝送のために競合型アクセスを介してスロット所有者ノードのタイムスロットを使用することが許可される。
第2のノードが第1の間隔の終わりに、スロット所有者ノードがデータ伝送を開始しなかったと判別した場合、第2のノードはローカルエリアネットワーク内に許可メッセージをブロードキャストする。本発明によれば、各第1のノードは第2のノードから許可メッセージを受信した後にのみ、データ伝送のために競合型アクセスを用いることが許可される。
本発明は、全てのノードの信号到達範囲内にあり、ネットワーク内の調整者である第2のノードが、対応する許可メッセージを送信することにより競合型データ伝送の開始に用いることができるという着想に基づいている。すなわち、全ての第1のノードは、スロット所有者ノードがデータを伝送しないという事実について明確に知らされる。したがって、スロット所有者ノードの信号到達範囲内にない隠れノードがスロット所有者ノードと並行してデータ伝送を開始するという事態は発生し得ない。結果として、第2のノードにおいて発生するデータ衝突は回避され、これによりスロット所有者ノードのデータ伝送の信頼性が向上される。
本発明の好適な実施形態では、無線パーソナルエリアネットワーク、特に、センサネットワーク内の基地局を表す第2のノードにセンサデータを伝送するセンサを各第1のノードが表す無線センサネットワークにおいてデータ伝送が行われる。このようなネットワークの例が参考文献[4]に記載されている。以下では、センサはデータ送信機能を有する無線装置を指す。このような装置が基地局からデータを受信する機能も有する場合、当該装置はアクチュエータとも呼ばれる。好適な実施形態では、上述の標準IEEE802.15.4に従って、特に、参考文献[4]に反映されている、ファクトリーオートメーション用のセンサおよびアクチュエータネットワークのための、提案される標準IEEE802.15.4eに従って、無線パーソナルエリアネットワークにおけるデータが伝送される。
本発明の方法において第2のノードにより送信される許可メッセージは、少なくともメッセージタイプの識別情報を含んでいる。これにより第1のノードは該メッセージを許可メッセージとして識別できる。別の実施形態では、許可メッセージは第2のノードの識別情報および/または第2のノードが属するローカルエリアネットワークの識別情報をさらに含んでいる。これにより、第1のノードのいくつかが異なる第2のノードを有する複数のローカルエリアネットワークに属している、複数の重複したローカルエリアネットワークのシステムにおいて、本方法を使用することができる。ネットワークまたは対応する第2のノードの識別情報を含むことにより、異なる複数のローカルエリアネットワークを区別することができる。
本発明の別の好適な実施形態では、許可メッセージは非常に短く維持される。WLAN標準の上述のCTSメッセージの場合には、許可メッセージは予約された時間長を含む必要がないので、このことが可能である。
本発明の別の好適な実施形態では、第2の隠れ端末問題が解決される。この第2の隠れ端末問題は、競合型アクセスを介してデータを送信しようとする2つのノードが互いに信号到達範囲内にないときに、第2の時間間隔内の競合型アクセスの間に生じうる衝突を指す。このため、データ送信のために競合型アクセスを介してタイムスロットを使用しようとする各第1のノードは最初に第2の時間間隔においてローカルエリアネットワーク内に要求メッセージをブロードキャストする。第2のノードが要求メッセージを最初に受信したとき、要求メッセージを発信した第1のノードを識別する承認メッセージが第2のノードによりローカルエリアネットワーク内にブロードキャストされる。結果として、承認メッセージを受信するが承認メッセージにおいて識別情報されない各第1のノードはデータ伝送を行わず、一方で、承認メッセージを受信し承認メッセージにより識別される第1のノードはデータ伝送を開始する。すなわち、第1のノードにより送信される承認メッセージによって、データを送信しようとするノードが互いに信号到達範囲内にない場合であっても、確実にただ一つのノードだけが伝送を開始することとなる。
好適な実施形態では、上記で定義された要求メッセージには、少なくともメッセージタイプの識別情報と、要求メッセージを送信した第1のノードの識別情報とが含まれている。これにより、第2のノードは、承認メッセージに含まれるべき第1のノードの識別情報を判別することができる。
確実に複数の第1のノードにより送信される要求メッセージが衝突しないようするために、これらのメッセージは好適には競合型アクセス、特にCSMA/CA法を介して送信される。
本発明の別の実施形態では、承認メッセージは、メッセージタイプの識別情報と、対応する要求メッセージを発信した第1のノードの識別情報とを少なくとも含んでいる。これにより、第1のノードは競合型アクセスを介したデータの伝送が許可されているか否か判別することができる。
本発明の別の実施形態では、要求メッセージおよび/または承認メッセージは第2のノードの識別情報および/または第2のノードが属するローカルエリアネットワークの識別情報をさらに含んでいる。この特徴により、本発明の方法は、重複する複数のローカルエリアネットワークのシステムにおいても使用可能である。
要求メッセージおよび/または承認メッセージはたとえば非常に短い。特に、これらのメッセージは、上述したWLAN標準のRTSパケットおよびCTSパケットについての場合には、予約された時間長を含む必要はない。
本発明の別の実施形態では、許可メッセージおよび/または要求メッセージおよび/または承認メッセージは、共通のコマンドフレームフォーマット、特に、標準IEEE802.15.4eで定義されるコマンドフレームフォーマットを有する。このようなコマンドフレームフォーマットの例は参考文献[4]に記載されている。
本発明の別の実施形態では、第1のノードから第2のノードへのデータ伝送は、第2のノードにより認められる(aknowledged)。好適な実施形態では、第2のノードはスロット所有者ノードからのデータ受信後に肯定応答(aknowledgement)を送信する。この肯定応答は好適には次の時間フレームの始めの同期スロットまたはビーコンスロットにおいて送信される。さらに、第2のノードは上述の競合型アクセスを介したデータの受信後に肯定応答を送信してもよい。この肯定応答は、好適には、競合型アクセスを介してデータが受信されるタイムスロット内で送信される。
本発明の別の実施形態では、タイムスロットは、上述の第1および第2の時間間隔の他に、第2の時間間隔に続く第3の時間間隔を含んでおり、当該第3の時間間隔は第1および第2の時間間隔内にデータが伝送されない場合に第2のノードによるネットワークアナウンスメントの送信に用いられる。
上述の方法の他に、本発明は、クライアントノードである複数の第1のノードと、第1のノードの信号到達範囲にあり第1のノードの調整者ノードである第2のノードとを含むローカルエリアネットワークにも関し、当該ネットワークは本発明の方法にかかるデータ伝送方法を実行可能なように構成されている。
本発明にかかる方法の実施形態が実現されたパーソナルエリアネットワークの例を示す。 本発明の実施形態にかかるデータ伝送に用いられる連続した時間フレームの構造を示す。 本発明の実施形態にしたがって伝送されるメッセージのための特定のフォーマットを示す。 本発明の実施形態にしたがって伝送されるメッセージのための特定のフォーマットを示す。 本発明の実施形態にしたがって伝送されるメッセージのための特定のフォーマットを示す。 本発明の実施形態にかかるデータ伝送のための異なる一シナリオを示す図である。 本発明の実施形態にかかるデータ伝送のための異なる一シナリオを示す図である。 本発明の実施形態にかかるデータ伝送のための異なる一シナリオを示す図である。
本発明の実施形態について、添付の図面を参照して以下詳細に説明する。
以下、本発明の一実施形態について、標準IEEE802.15.4eに対する提案に従うデータ伝送に基づいて説明する。一般に、標準IEEE802.15.4はセンサデータの無線および低電力消費伝送についての、OSI参照モデルに従うMAC層を定義する。標準IEEE802.15.4eに対する提案は、ファクトリーオートメーションにおけるセンサとアクチュエータとの間のデータ伝送に用いられる標準IEEE802.15.4の詳細な補正である。センサは基地局またはゲートウェイへのデータ伝送のために設計された無線装置を指す。センサの機能を有し、さらに基地局から装置へのデータ伝送を扱うことのできる装置はアクチュエータと呼ばれる。すなわち、アクチュエータはゲートウェイからアクチュエータへのダウンリンク伝送機能をさらに有するセンサとみなすことができる。以下においても用いられる請求項1の記載において、センサまたはアクチュエータは第1のノードに対応し、ゲートウェイまたは基地局は第2のノードに対応する。
上述のように、標準IEEE802.15.4eはファクトリーオートメーションのために設計されており、ここで、センサおよびアクチュエータはたとえば自動産業におけるロボット、サスペンショントラックおよびポータブルツールに設けられ、フライス盤や旋盤機などの工作機械についてのデータを収集し、ロボットの旋回を制御する。他の応用分野としては、貨物や配送分野におけるコンベヤベルトの制御や特別なエンジニアリング機械の制御が挙げられる。異なるファクトリーオートメーション部門における特定の必要性に応じて、他の多くの例が挙げられる。ファクトリーオートメーションにおけるセンサ用途に共通しているのは、低いレイテンシーおよび高いサイクリックな決定性という条件である。結果として、そのパフォーマンスは20個のセンサから10ミリ秒以内でのセンサデータの読み取りを可能とするものでなければならない。標準IEEE802.15.4eは精細なTDMA(時分割多重アクセス方式)を用いることによりファクトリーオートメーションの必要性を満たし、このTDMA型システムにおいては、スーパーフレーム構造の決定性のアクセスのために保証されたタイムスロットが、対応する第1のノードに割り当てられている。
図1は、標準IEEE802.15.4eのスタートポロジの無線センサネットワークの一例を示す。このネットワークは、4つの第1のノードA、B、C、D(すなわち、対応するセンサまたはアクチュエータ)を有し、これらは無線ネットワークのゲートウェイである第2のノードGWと通信する。全てのデータ伝送が第1のノードから第2のノード、あるいはその逆で行われる図1に示されるスタートポロジに基づいて、本発明にかかるデータ伝送方法の一実施形態が記載されている。
本発明の方法において、対応する第1のノードA〜Dから調整者である第2のノードGWに連続した時間フレームにおいてデータが伝送される。これらの時間フレームを図2に示す。この図は、水平方向の時間軸tに沿って2つの連続した時間フレームが示されている。各時間フレームはいわゆるスーパーフレームSFを指し、かつ、はじめの同期タイムスロットBS、および、同期タイムスロットBSに続くデータ伝送に用いられる伝送タイムスロットTA、TB、TC、TDを含んでいる。同期タイムスロットBSは第1のノードA〜Dと第2のノードGWとの間のデータ伝送を同期するために用いられるビーコンBを含んでいる。さらに、ビーコンBは、先行するスーパーフレームの伝送フレームにおけるデータ伝送に基づくTDMAが成功したかを示す肯定応答を含んでいる。
各タイムスロットTA〜TDは、複数のより小さい等長のタイムスロットユニットが連結された、いわゆる共有グループタイムスロットを形成している。共有グループタイムスロットは請求項1の意味におけるタイムスロットに対応している。図2の例において、各タイムスロットTA〜TDは、図1のネットワークにおける固定された第1のノード(以下ではスロット所有者ノードともいう)に割り当てられている。特に、タイムスロットTAは第1のノードAに割り当てられており、タイムスロットTBは第1のノードBに割り当てられており、タイムスロットTCは第1のノードCに割り当てられており、タイムスロットTDは第1のノードDに割り当てられている。この割り当てに基づいて、第1のノードに割り当てられたタイムスロットにおける、対応する第1のノードによるデータ伝送にTDMA型方法が用いられる。
本明細書中に記載の方法は、TDMA型データ伝送を、CSMA/CA法を用いる競合型データ伝送と組み合わせる。対応するスロット所有者ノードによってタイムスロットが使用されていない場合に、データ伝送のためにCSMA/CA法がタイムスロットにおいて用いられる。このため、各タイムスロットTA〜TDは、さらに副間隔に分割されている。これらの副間隔の構造が図2においてタイムスロットTBについて示されている。この構造は伝送フレームTF内の他の全ての共有グループタイムスロットについて同じである。図2によれば、共有グループタイムスロットは開始時間t0から終了時間t3までである。これらの時間間隔は3つの固定された時間間隔I1、I2、I3に分割されている。時間間隔I1は時間t0からt1までであり、時間間隔I2は時間t1からt2までであり、時間間隔I3は時間t2からt3までである。以下に示す実施形態では、共有グループタイムスロットはある程度スロット所有者ノードのために保証されている。特に、スロット所有者ノードはそのタイムスロットの間隔I1においてデータ伝送を開始する排他的な権利を有している。スロット所有者ノードがこの時間間隔においてデータ伝送を開始しない場合にのみ、共有グループタイムスロットのそれに続く間隔I2においてデータ伝送のためにCSMA/CA法が用いられる。CSMA/CA法によれば、各第1のノードA〜Dは時間間隔I2においてデータ送信を試みることができる。第1のノードA〜Dのいずれによっても時間間隔I2内にデータが伝送されない場合、ゲートウェイGWはそれに続く時間間隔I3を用いて、対応するアナウンスメントメッセージによりネットワークにアナウンスする。
上述の方法は、ここまでは参考文献[1]に記載された伝送方法に対応するものである。以下に記載する本発明は、参考文献[1]の方法を用いる場合に生じうるいわゆる隠れ端末問題を解決する、参考文献[1]に記載の方法の改善に関する。この隠れ端末問題について図1に基づいて説明する。図1のネットワークにおいて、スタートポロジによりゲートウェイGWは確実に各第1のノードA〜Dの信号到達範囲内にある。しかし、各第1のノードが確実にネットワーク内の他の全ての第1のノードの信号到達範囲内にあるとは限らない。図1に示す状態において、センサノードAおよびBは互いに信号到達範囲内にあり、センサノードCおよびDは互いに信号到達範囲内にある。しかし、センサノードAおよびBはセンサCおよびDの信号到達範囲内にはない。すなわち、第1のノードCおよびDは第1のノードAおよびBにとって隠れノードである。従って、第1のノードAまたはBがそれに割り当てられた対応するタイムスロットにおいてデータを伝送する場合、第1のノードCおよびDはそのデータ伝送を検出することはない。すなわち、第1のノードCおよびDの両方はクリアチャネル(チャネルの空き)を検出するので、対応するタイムスロットTAまたはTBにおける第1のノードAまたはBによる伝送に並行して、第1のノードCおよびDがCSMA/CA法に基づいてタイムスロットTAまたはTBの間隔I2においてデータを伝送する場合がある。第1のノードAおよびBについて対応するタイムスロットTAおよびTBにおけるデータ伝送が可能なように一定程度保証されるので、結果として受け入れられないデータ衝突が発生する。
本発明の方法によれば、上述の隠れ端末問題は、第2のノードGWがいわゆるCTSパケットをブロードキャストすることにより解決される。このパケットは図3にCTS−1として示されており、請求項の記載における許可メッセージの一実施形態である。特に、第2のノードGWが、対応するスロット所有者ノードが間隔I1の終了後にデータ伝送を開始しなかったことを検出した場合、第2のノードGWはCTSパケットをネットワーク内の全ての第1のノードにブロードキャストする。CTS−1パケットのフォーマットは図3に示されるものであり、参考文献[4]にて定義されたようなコマンドフレーム構造に基づいている。図3において、フォーマットの第1行はCTS−1パケットの対応するサブユニットの長さをオクテットすなわちバイトで示している。CTSパケットはMACヘッダMHR、MACペイロードMPおよびMACペイロードMPおよびフッタMFRから構成されている。MACヘッダは1バイト長を有し、フレームタイプを特定する短縮フレームコントロールフィールドSFCを含んでいる。この短縮フレームコントロールフィールドの構造は参考文献[4]に記載されている。図3〜5のフォーマットにおいて、短縮フレームコントロールフィールドSFCは、フレームがコマンドフレームであることを示している。MACヘッダMHRの後には1バイト長の2つのフィールドから構成されるMACペイロードMPが続いている。第1のフィールドはコマンドフレームタイプFTが第1のタイプのCTSパケットであることを特定している。第2のフィールドは、CTSメッセージが伝送されるネットワークを特定するネットワークID(NID)を含んでいる。ネットワーク識別情報の代わりに、第2のフィールドは対応するゲートウェイGWの識別情報、たとえば、ゲートウェイの送信アドレスを特定してもよい。ネットワークIDまたはゲートウェイ識別情報の使用は任意であり、異なるネットワーク内に送信されたメッセージを区別するために、図1に示されるタイプの複数の重複するネットワークが存在する場合にのみ関係する。CTSメッセージCTS−1は2バイト長の最後のフィールドを含んでいる。このフィールドはMACフッタであり、パケットのチェックサムに対応するフレームチェックシーケンスFCSを含んでいる。MACフッタの構造も同様に参考文献[4]に記載されている。
本明細書に記載の本発明の実施形態によれば、競合型データ伝送を許可するトリガは時間間隔I2の終了ではなく、上述のCTS−1パケットの受信である。ゲートウェイGWは全ての第1のノードの信号到達範囲内にあり、CTSパケットCTS−1が第2のノードによりブロードキャストされると、確実にスロット所有者ノードによりデータが伝送されないので、結果として上述の隠れ端末問題は解決される。WLAN標準で送信されるCTSパケットと比べて、図3にかかるCTS−1パケットは時間間隔を示すものではない。これは、CTS−1パケットが、所定時間の間のネットワークにおける無線インタフェースを予約する機能を有しないためである。むしろ、当該パケットは、ネットワーク内の全ての第1のノードに、これらのノードがCSMA/CA法に基づいてデータを送信することが許可されたことを知らせるものである。ネットワーク内の全てのノードはネットワーク構成から間隔I2の長さを知る。すなわち、全てのノードは、間隔I2において競合型アクセスを介してどのフレームで伝送できるのかを知る。
上述のシナリオでは、時間間隔I2における競合型アクセスの間に別の第2の隠れ端末問題が発生しうる。これは、時間間隔I2においてデータパケットを送信しようとするノードが、無線インタフェースからの信号をリッスン(listen)し、当該インタフェースが空いているか、すなわち、データを送信可能であるか否かを確認するためである。すなわち、図1に示されるネットワークにおいて、第1のノードAおよびBがノードCおよびDの信号到達範囲内にないので、第1のノードAまたはBならびに第1のノードCまたはDが競合型アクセスを介してデータを送信しようとする場合に、データの衝突が発生する。競合型アクセスはノードにデータ伝送を保証するものではないので、各第1のノードがこのノードのために予約された特定のタイムスロットを所有する上述のTDMA型スキームと比べて、この第2の隠れ端末問題は、上述の隠れ端末問題ほど深刻ではない。
しかし、以下に示す実施形態において、第2の隠れ端末問題もまた解決される。このため、全ての第1のノードが上述のCTS−1パケットを第2のノードGWから受信した後、時間間隔I2において競合型アクセスに基づいてデータを送信しようとする第1のノードは、最初にゲートウェイGWにRTS(Request−to−send)パケットを伝送する。このRTSパケットは請求項の記載における要求メッセージである。RTSパケットの伝送はCSMA/CA法に基づいて行われ、すなわち、このパケットを送信しようとするこれらのノードはランダムな時間分、伝送を遅延させる。この機構により、確実にほとんど常にただ1つのRTSパケットがゲートウェイGWに達する。
RTSパケットのフォーマットを図4に示す。CTS−1パケットについてと同様に、このフォーマットは参考文献[4]に記載のコマンドフレームフォーマットに基づいている。図3に対応して、RTSパケットの第1行は各フィールドの長さを示し、長さはバイト長で示されている。図4のパケットは図3のパケットと同様の構造を有している。特に、パケットは、短縮フレームコントロールフィールドSFCを含むMACヘッダMHR、MACペイロードMPおよび2バイト長のフレームチェックシーケンスFCSを含むMACフッタMFRを含んでいる。RTSパケットのMACペイロードMPは、それぞれが1バイト長の3つのフィールドを含んでおり、CTS−1パケットのMACペイロードMPは2バイトのみである。RTSパケットのMACペイロードMPは、フレームタイプFTがRTSパケットであることを示す第1のフィールドを含んでいる。また、RTSパケットはこのパケットを送信した第1のノードの識別情報を含んでいる。これはMACペイロードMPの第2のフィールド中の短い発信者アドレスSOAによって示されている。さらに、ネットワーク識別情報NIDはRTSパケットのMACペイロード中に含まれている。このNIDは該パケットを送信する第1のノードが属しているネットワークを特定する。ネットワーク識別情報の代わりに、ゲートウェイGWのネットワークアドレスがMACペイロードの最後のフィールドに含まれていてもよい。CTS−1パケットと同様に、ネットワーク識別情報は任意であり、複数の重複したネットワークが存在している場合にのみ関係する。時間間隔はRTSパケット中に示されている必要はない。
ゲートウェイGWが上記のRTSパケットを受信した後、ゲートウェイGWは、図5に構造を示す第2のタイプのCTSパケットCTS−2をすぐにブロードキャストする。このCTS−2パケットは、請求項中の記載における承認メッセージの一実施形態である。CTS−2パケットのフォーマットは図4に示すRTSパケットのフォーマットと類似している。上述のように、CTS−2パケットのフォーマットは参考文献[4]に定義されているコマンドフレームフォーマットに基づいている。図3および4のパケットに応じて、図5のパケットフォーマット中の第1行は、パケットの対応するフィールドの長さを示す。CTS−2パケットは、短縮フレームコントロールフィールドSFC、MACペイロードMP、および、フレームチェックシーケンスFCSを含むMACフッタMFRから構成されるMACヘッダMHRを含んでいる。MACペイロードMPは第1のフィールドに、コマンドフレームタイプFTがCTS−2パケットであることを示す情報を含んでいる。MACペイロードMPの第2のフィールドにおいて、第2のノードによって受信された先のRTSパケットを発信した第1のノードのアドレスが、短い宛先アドレスSDAとして含まれている。さらに、ネットワークの識別情報NIDがMACペイロードMPの最後のフィールドに含まれている。このネットワーク識別情報の代わりに、ゲートウェイGWの識別情報がこのフィールドに含まれていてもよい。上述のように、ネットワーク識別情報のフィールドは任意であり、複数の重複するネットワークが存在する場合にのみ関係する。時間間隔はCTS−2パケットに含まれている必要はない。
CTS−2パケットはネットワーク内の全ての第1のノードにより受信される。短い宛先アドレスSDAとしてCTS−2パケット中に示されている別のアドレスを有する第1のノードは、時間間隔I2においてデータの伝送を行わない。これに対して、CTS−2パケット内に短宛先アドレスSDAを有する第1のノードは、時間間隔I2においてデータ伝送を開始する。ゲートウェイGWが全ての第1のノードの信号到達範囲内にあるということから、CTS−2パケットは全ての第1のノードによって受信される。すなわち、確実にCTS−2パケットにおいて特定される第1のノードが該パケットを受信する。さらに、このノードはデータ伝送のために時間間隔I2を用いる唯一のノードとなる。結果的に、衝突は回避され、上述の第2の隠れ端末問題は解決される。
以下、本発明の方法について、図1に示されるネットワーク内のデータ伝送のための異なるシナリオに基づいて記載する。話を簡単にするため、第1のノードDはネットワークにおいて接続が切られており、すなわち、このノードはデータ伝送に参加しないと仮定する。図6〜8はそれぞれ、第1のノードAによって所有される共有グループタイムスロットTAを示す。図6〜8のそれぞれは、異なる伝送シナリオにおけるゲートウェイGWの動作および第1のノードA〜Cの動作を示している。図1について上述したように、第1のノードAおよびBは互いに信号到達範囲内にあり、センサノードCはセンサノードAおよびBの信号到達範囲内にない。図6〜8には、ノードが無線インタフェースからの信号をリッスンしておりかつデータを伝送しない時間間隔を、参照番号LI(=listen)で示す、点を付した棒にて示す。これに対し、ノードにより行われるメッセージの送信は参照番号FT(=frame transmission)を有するハッチングした棒で示されている。図6〜8の棒の白部分におけるノードの状態はリッスンかスリープであり、以下の記載には関係しない。すなわち、これらの部分の状態は指定されていない。
図6は、第1のノードAが自身が所有するタイムスロットTA内でデータを伝送し、第1のノードCがデータ伝送のためにタイムスロットを使用しようとするシナリオを示す。第1のノードAのデータ伝送は時間間隔I1内で開始し、棒FTにより示されている。タイムスロットTA内で、ゲートウェイGWは無線インタフェースをずっとリッスンしているが、何のメッセージも送信しない。また、ノードAのフレーム伝送を受信する(hear)ことができない第1のノードCも同様に、何のフレーム伝送を検出することなく、無線インタフェースをずっとリッスンしている。第1のノードCはCTSパケットCTS−1を受信しないので、第1のノードCは間隔I2においてデータ伝送を開始しない。したがって、第1のノードAによるデータ伝送は妨害されることはない。
図7は、第1のノードAが時間間隔I1内でデータ伝送を開始せず、第1のノードCがデータ伝送のためにタイムスロットTAを使用しようとするシナリオを示す。ゲートウェイGWは第1のノードAが時間間隔I1においてデータ伝送を開始しなかったことを検出する。ゲートウェイGWは上述のCTSパケットCTS−1をブロードキャストする。このパケットは、CTS−1パケットの受信後タイムスロットI2において競合型アクセスを開始することができる全てのノードA〜Cによって受信される。図7は、競合型アクセスがCSMA/CA法により上述のRTSパケットおよびCTS−2パケットを伝送することなく用いられる実施形態を示す。すなわち、この実施形態では、互いに信号到達範囲内になく、データを送信しようとする複数の第1のノードの間で衝突が発生しうる。図7のシナリオでは、第1のノードCのみが時間間隔I2内でCSMA/CA法に基づいてデータを送信しようとする。ノードCがフレーム伝送FTを開始するまでにCSMA/CA法において生じるランダムな遅延は、図7において参照符号TDによって示されている。第1のノードAおよび第1のノードBのいずれも競合型方法に基づいてデータを送信しようとしないので、この遅延の後、フレーム伝送FTは衝突無く行われる。図7は、ゲートウェイGWへのフレーム伝送後に、対応する肯定応答ACKがゲートウェイGWによって伝送される、認められた(aknowledged)データ伝送を示している。
図8は、上述のメッセージRTSおよびCTS−2が伝送される、本発明の方法を実施するシナリオを示す。図8中、第1のノードAは時間間隔I1においてデータ伝送を開始せず、第1のノードBおよびCはデータ伝送のためにタイムスロットTAを使用しようとする。結果として、最初、CTS−1パケットがゲートウェイGWによってブロードキャストされる。CTS−1パケットを受信すると、全ての第1のノードA〜Cは競合型アクセスのためにタイムスロットTAを使用することができる。図8のシナリオにおいて、ノードBおよびCの両方とも、時間間隔I2内にデータを送信しようとする。このため、CSMA/CA法がノードBおよびCによるRTSパケットの送信のために用いられる。図8のシナリオにおいて、RTSパケットを送信するためのランダムに選択される時間は、ノードBが最初にRTSパケットを送信するよう選択される。ゲートウェイGWはこのパケットを受信し、ゲートウェイGWは第1のノードBのアドレスを含む対応するCTSパケットCTS−2により回答する。第1のノードBおよびCの両方がCTS−2パケットを受信する。第1のノードBは、CTS−2パケットがそのアドレスを宛先アドレスSDAとして含んでいることを認識し、その後にフレーム伝送FTを開始する。フレーム伝送までにCSMA/CA法により引き起こされる全体の遅延は、図8中で参照符号TDにより示されている。これに対して、ノードCは自身の持つアドレスがCTS−2パケットの宛先アドレスとは異なっていることを判別する。結果として、第1のノードCはフレーム伝送FTを開始しない。図7のシナリオと同様に、フレーム伝送FTはゲートウェイGWによって対応する肯定応答ACKでもって認められる(aknowledged)。
上述の本発明の実施形態は、隠れ端末問題を解決するものである。この問題は、パーソナルエリアネットワークの、特に、標準IEEE802.15.4eに基づいて、TDMA型アクセスおよび同様に競合型アクセスに関して、互いに信号到達範囲にない第1のノードからのデータ伝送の衝突をもたらす。上述の実施形態では、隠れ端末問題はもはや生じないので、ネットワーク内のデータ伝送の信頼性が向上される。
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A〜D:第1のノード、 GW:ゲートウェイ(第2のノード)、TA〜TD:タイムスロット

Claims (19)

  1. クライアントノードである複数の第1のノード(A、B、C、D)と、前記第1のノード(A、B、C、D)の信号到達範囲内にあり前記第1のノード(A、B、C、D)の調整者ノードである1つの第2のノード(GW)との間を、連続した時間フレーム(SF)においてMAC層上でデータが伝送され、ここで1つの時間フレーム(SF)は複数のタイムスロット(TA、TB、TC、TD)から構成されており、
    各タイムスロット(TA、TB、TC、TD)は、前記タイムスロット(TA、TB、TC、TD)の始めの第1の間隔(I1)内の所定時間におけるデータ伝送の開始が排他的に許可されているスロット所有者ノードである1つの第1のノード(A、B、C、D)に割り当てられており、
    複数の第1のノード(A、B、C、D)の内の1つまたは複数の第1のノード(A、B、C、D)は、スロット所有者ノードが前記第1の間隔(I1)内の所定時間にデータ伝送を開始しなかった場合に、第1の間隔(I1)に続く第2の間隔(I2)におけるデータ伝送のために競合型アクセスを介してタイムスロット(TA、TB、TC、TD)を使用することが許可されている、
    ローカルエリアネットワークにおけるデータ伝送方法であって、
    前記第2のノード(GW)は、前記第1の間隔(I1)の終わりに前記スロット所有者ノードがデータ伝送を開始したか否かを判別し、
    前記第2のノード(GW)は、前記スロット所有者ノードがデータ伝送を開始しなかったと判別したとき、前記ローカルネットワーク内に許可メッセージ(CTS−1)をブロードキャストし、
    各第1のノード(A、B、C、D)は、前記第2のノード(GW)から前記許可メッセージ(CTS−1)を受信した後にのみ、データ伝送のために競合型アクセスを介してタイムスロット(TA、TB、TC、TD)を使用することが許可される、
    ことを特徴とする方法。
  2. データは無線パーソナルエリアネットワーク、特に、無線センサネットワーク内を伝送され、各第1のノード(A、B、C、D)はセンサデータを、前記センサネットワーク内の基地局を表している第2のノード(GW)に伝送するセンサを表している、請求項1記載の方法。
  3. 無線パーソナルエリアネットワーク内のデータは、標準IEEE802.15.4、特に標準802.15.4eに従って伝送される、請求項2記載の方法。
  4. 競合型アクセスはCSMA/CA法に基づく、請求項1〜3のいずれか1項記載の方法。
  5. 前記許可メッセージ(CTS−1)は、そのメッセージタイプの識別情報を少なくとも含んでいる、請求項1〜4のいずれか1項記載の方法。
  6. 前記許可メッセージ(CTS−1)は、前記第2のノード(GW)の識別情報(NID)、および/または、前記第2のノード(GW)が属している前記ローカルエリアネットワークの識別情報(NID)をさらに含んでいる、請求項5記載の方法。
  7. 前記許可メッセージ(CTS−1)は、予約された時間長を含まない、請求項5または6記載の方法。
  8. データ伝送のために競合型アクセスを介したタイムスロット(TA、TB、TC、TD)を使用しようとする各第1のノード(A、B、C、D)は、最初に前記第2の間隔(I2)においてローカルエリアネットワーク内に要求メッセージを送信し、
    前記第2の間隔(I2)において前記第2のノード(GW)が要求メッセージ(RTS)を最初に受信したとき、前記第2のノード(GW)は前記要求メッセージ(RTS)を発信した前記第1のノード(A、B、C、D)を識別する承認メッセージ(CTS−2)をローカルエリアネットワーク内にブロードキャストし、
    前記承認メッセージ(CTS−2)を受信したが、前記承認メッセージ(CTS−2)において識別されない各第1のノード(A、B、C、D)は、データ伝送を行わず、
    前記承認メッセージ(CTS−2)を受信し、前記承認メッセージ(CTS−2)において識別される前記第1のノード(A、B、C、D)はデータ伝送を開始する、
    請求項1〜7のいずれか1項記載の方法。
  9. 前記要求メッセージ(RTS)は、そのメッセージタイプの識別情報と、前記要求メッセージ(RTS)を送信した前記第1のノード(A、B、C、D)の識別情報とを少なくとも含んでいる、請求項8記載の方法。
  10. 要求メッセージ(RTS)は競合型アクセス、特にCSMA/CA法を介して送信される、請求項8または9記載の方法。
  11. 前記承認メッセージ(CTS−2)は、そのメッセージタイプの識別情報と、対応する要求メッセージ(RTS)を発信した前記第1のノード(A、B、C、D)の識別情報とを少なくとも含んでいる、請求項8〜10のいずれか1項記載の方法。
  12. 前記要求メッセージ(RTS)および/または承認メッセージ(CTS−2)は、前記第2のノード(GW)の識別情報(NID)、および/または、前記第2のノード(GW)が属するローカルエリアネットワークの識別情報(NID)をさらに含んでいる、請求項8〜11のいずれか1項記載の方法。
  13. 前記要求メッセージ(RTS)および/または前記承認メッセージ(CTS−2)は、予約された時間長を含まない、請求項8〜11のいずれか1項記載の方法。
  14. 前記許可メッセージ(CTS−1)および/または前記要求メッセージ(RTS)および/または前記承認メッセージ(CTS−2)は、共通のコマンドフレームフォーマット、特に、標準IEEE802.15.4eで定義されるコマンドフレームフォーマットを有している、請求項1〜13のいずれか1項記載の方法。
  15. 前記第2のノード(GW)は、前記スロット所有者ノードからのデータ受信後に肯定応答を送信し、前記肯定応答は好適には次の時間フレーム(SF)の始めの同期スロット(BS)内で送信される、請求項1〜14のいずれか1項記載の方法。
  16. 前記第2のノード(GW)は、競合型アクセスを介したデータの受信後に肯定応答(ACK)を送信し、前記肯定応答(ACK)は好適には、競合型アクセスを介してデータが受信されるタイムスロット(TA、TB、TC、TD)において送信される、請求項1〜15のいずれか1項記載の方法。
  17. タイムスロット(TA、TB、TC、TD)は第2の間隔(I2)に続く第3の間隔(I3)を含んでおり、データが前記第1および第2の間隔(I2)において送信されないときに、前記第3の間隔(I3)は前記第2のノード(GW)によるネットワークアナウンスメントの送信に用いられる、請求項1〜16のいずれか1項記載の方法。
  18. クライアントノードである複数の第1のノード(A、B、C、D)と、前記第1のノード(A、B、C、D)の信号到達範囲内にあり前記第1のノード(A、B、C、D)の調整者ノードである1つの第2のノード(GW)とから構成されるローカルエリアネットワークであって、当該ネットワークは、前記複数の第1のノード(A、B、C、D)と前記第2のノード(GW)との間の、連続した時間フレーム(SF)におけるMAC層上でのデータ伝送のために構成されており、ここで、1つの時間フレーム(SF)は複数のタイムスロット(TA、TB、TC、TD)から構成されており、
    各タイムスロット(TA、TB、TC、TD)は、前記タイムスロット(TA、TB、TC、TD)の始めの第1の間隔(I1)内の所定時間におけるデータ伝送の開始が排他的に許可されているスロット所有者ノードである1つの第1のノード(A、B、C、D)に割り当てられており、
    複数の第1のノード(A、B、C、D)の内の1つまたは複数の第1のノード(A、B、C、D)は、前記スロット所有者ノードが前記第1の間隔(I1)内の所定時間にデータ伝送を開始しなかった場合に、前記第1の間隔(I1)に続く第2の間隔(I2)におけるデータ伝送のために競合型アクセスを介してタイムスロット(TA、TB、TC、TD)を使用することが許可されている、
    ローカルエリアネットワークであって、
    前記第2のノード(GW)は、前記第1の間隔(I1)の終わりに前記スロット所有者ノードがデータ伝送を開始したか否かを判別し、
    前記第2のノード(GW)は、前記スロット所有者ノードがデータ伝送を開始しなかったと判別したとき、前記ローカルネットワーク内に許可メッセージ(CTS−1)をブロードキャストし、
    各第1のノード(A、B、C、D)は、前記第2のノード(GW)から前記許可メッセージ(CTS−1)を受信した後にのみ、データ伝送のために競合型アクセスを介してタイムスロット(TA、TB、TC、TD)を使用することが許可される、
    ことを特徴とするローカルエリアネットワーク。
  19. 請求項2〜18のいずれか1項記載の方法を実行するよう構成されている、請求項18記載のローカルエリアネットワーク。
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