JP2012514846A - モジュール式ヒータシステム - Google Patents

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Abstract

蝶番式キャリア部材及びヒートトレース区間の周囲に配置された第1のカバー、及び第1のカバーと動作可能に係合して、加熱対象及びその様々な幾何学的形状の周囲に着脱可能に配置されるように構成された第2のカバーを有するハイブリッド断熱カバーを含むヒータシステムが提供される。コネクタアセンブリで使用するために、第2のカバーと同様の構造を有する可撓性断熱ジャケットも提供される。さらに、半導体処理システムの加熱ガスライン及びポンプラインで使用するために、隣接する断熱部材内に封入された少なくとも1つのヒートトレース区間を含むヒータシステムが提供される。

Description

(関連出願への相互参照)
本出願は、2006年9月13日出願の「モジュール式ヒータシステム」と題した米国特許出願第11/520,130号の一部継続出願であり、それは2006年5月16日出願の「モジュール式ヒータシステム」と題した米国特許出願第11/435,073号の一部継続出願であり、それは2005年8月9日出願の「モジュール式ヒータシステム」と題した米国特許出願第11/199,832号の一部継続出願である。本出願は、2007年7月13日出願の「モジュール式ヒータシステム」と題した米国特許出願第11/777,709号の一部継続出願でもある。以上の出願の開示は参照により本明細書に組み込むものとする。
本開示は、概して、パイプラインで使用する電気ヒータに関し、特に、例示として半導体処理システムのような、ガスライン及びポンプラインに使用する電気ヒータに関する。
本項の記述は、本開示に関連する背景情報を提供するに過ぎず、先行技術を構成しないことがある。
供給源、例えば油井又は貯水槽からの油、ガス及び水その他のような流体の供給には、導管などによってこのような流体を移送する必要がある。流体を特定の温度に、又はそれより高い温度に維持することに加え、多くの場合、導管内の流体の自由な流れ、又は制約のない流れを維持することが必要である。現在、導管に、したがって流体に熱を与えるために、導管の周囲には、当技術分野で「ヒートトレース」として周知であるケーブル又はテープの形態の電気ヒータが一般に使用されている。また、導管及びヒートトレースは、周囲の環境への熱損失を低減するために、断熱ジャケットで囲むこともある。
ヒートトレースケーブルは、比較的簡単で低コストであることから、このような流体導管を加熱するのに普及している手段である。通常、ヒートトレースケーブルは、Montierth他の米国特許第5,294,780号、Barth他の米国特許第5,086,836号、Montierth他の米国特許第4,791,277号、Leavinesの米国特許第4,152,577号、Hornerの米国特許第4,123,837号、Johnsonの米国特許第3,971,416号、及びBilbroの米国特許再発行第29,332号に示されるように、導管の長さに沿って配置されるか、導管に巻き付けられ、帯、保持ストラップ、又は任意の他の適切な締結具で一定間隔で締結される。ヒートトレースケーブルをパイプ又は導管に締結することは、時間が最も重要であるユーティリティラインの交換及び連続的な製造プロセスの場合は特に、時間がかかり厄介であることが分かっている。
米国特許第5,294,780号 米国特許第5,086,836号 米国特許第4,791,277号 米国特許第4,152,577号 米国特許第4,123,837号 米国特許第3,971,416号 米国特許再発行第29,332号 米国特許第6,792,200号
ユーティリティラインの交換を容易にするために、米国特許第6,792,200号は予め製作したヒートトレース付きパイプを提案しており、これは加熱すべきパイプ、ヒートトレース、及びヒートトレースを電源に電気的に接続するコネクタを事前に硬化させて、一体形成し、古いパイプを交換する必要が生じるまで在庫しておく。予め製作したこのパイプは、ユーティリティラインの交換に関しては多少の時間を節約するが、カスタムメイドのヒートトレース付きパイプを必要とし、それにより望ましくない在庫スペース及び製造費及び維持費が増加してしまう。
1つの形態では、複数の蝶番式キャリア部材を備えるヒータシステムが提供され、各蝶番式キャリア部材は内周面、外側受け部分、及び端部部分を画定する。複数のヒートトレース区間は、蝶番式キャリア部材の外側受け部分内に配置され、ヒートトレース区間が端部部分を画定する。蝶番式キャリア部材の端部部分、及びヒートトレース区間の端部部分の近傍に端部取付具が配置される。第1のカバーは、蝶番キャリア部材及びヒートトレース区間の少なくとも一部の周囲に配置されて、端部取付具に固定され、第2のカバーは、第1のカバーと動作可能に係合して、蝶番式キャリア部材及びヒートトレース区間の少なくとも一部の周囲に着脱可能に配置されるように構成される。
別の形態では、少なくとも1つのヒートトレース区間、ヒートトレース区間の隣に配置された第1の断熱部材、及び第1の断熱部材に対向し、ヒートトレース区間の隣に配置された第2の断熱部材を備えるヒータシステムが提供される。第1及び第2の断熱部材は、相互に固定され、ヒートトレース区間を封入する。
さらに別の形態では、外壁及び内壁を画定する本体を有する断熱ジャケットを備え、本体が内壁に沿って配置された少なくとも1つのポケットを備えるヒータシステムが提供される。少なくとも1つの封入された発熱要素がポケット内に配置され、封入された発熱要素は少なくとも1つのヒートトレース区間、ヒートトレース区間の隣に配置された第1の断熱部材、及び第1の断熱部材に対向し、ヒートトレース区間の隣に配置された第2の断熱部材を備える。第1及び第2の断熱部材は相互に固定され、ヒートトレース区間を封入する。カバーが断熱ジャケットの周囲に配置される。
さらに別の形態では、複数の蝶番式キャリア部材を備え、各蝶番式キャリア部材が内周面、外側受け部分、及び端部部分を画定するヒータシステムが提供される。複数のヒートトレース区間が蝶番式キャリア部材の外側受け部分内に配置され、ヒートトレース区間は端部部分を画定する。端部取付具が、蝶番式キャリア部材の端部部分及びヒートトレース区間の端部部分の近傍に配置される。可撓性カバーが端部取付具と動作可能に係合して、蝶番式キャリア部材及びヒートトレース区間の少なくとも一部の周囲に着脱可能に配置されるように構成される。
さらなる適用範囲は、本明細書で提供する説明から明白になるであろう。説明及び特定の例は例示としてのみを目的とし、本開示の範囲を制限するものではないことを理解されたい。
下記の詳細な説明及び添付の図面を読めば、本開示をもっとよく理解することができるだろう。
加熱された半導体ガスライン及びポンプラインへのモジュール式ヒートトレースアセンブリの用途の1つを示す略図である。 ガスライン又はポンプラインの周囲に配置された先行技術のヒートトレースケーブルの斜視図である。 先行技術のヒートトレースケーブルの斜視破断図である。 図3の先行技術のヒートトレースケーブルを線3−3に沿って切り取った断面図である。 本開示の第1の実施形態により導管システムに固定されたモジュール式ヒートトレースアセンブリの斜視図である。 本開示の教示による図5のモジュール式ヒートトレースアセンブリの分解斜視図である。 本開示の教示により構築された図5及び図6のヒートトレース区間の斜視図である。 本開示の教示による図7のヒートトレース区間の端面図である。 本開示の教示により構築された加熱導管の断熱ジャケットの斜視図である。 代替ポケット構成を有し、本開示の教示により構築された断熱ジャケットの端面図である。 本開示の教示により構築された加熱導管の断熱ジャケットの別の形態の斜視図である。 本開示の教示により構築された加熱導管の断熱ジャケットのさらに別の形態の斜視図である。 本開示の教示により構築された加熱導管の断熱ジャケットのさらに別の形態の斜視図である。 本開示の教示により構築されたモジュール式ヒートトレースアセンブリの別の実施形態の斜視図である。 本開示の教示による図14のモジュール式ヒートトレースアセンブリの別の斜視図である。 本開示の教示による図15のモジュール式ヒートトレースアセンブリの分解斜視図である。 本開示の教示によるコネクタアセンブリの背面斜視図である。 本開示の教示によるコネクタアセンブリの分解斜視図である。 本開示の教示により構築された取付具ヒータアセンブリの部分斜視図である。 本開示の教示により構築された取付具ヒータアセンブリの別の部分斜視図である。 スナップ機構を有し、本開示の教示により構築された外側ケーシングの代替実施形態の斜視図である。 外殻部材と係合し、本開示の教示により構築されたカバーの斜視図である。 本開示の教示による外殻部材と係合しているカバーの側面図である。 キャリアを利用し、本開示の教示により構築されたヒートトレースアセンブリの別の形態の斜視図である。 本開示の教示によるキャリアがあるヒートトレースアセンブリの分解斜視図である。 本開示の教示により構築されたキャリアの代替形態の端面図である。 本開示の教示により構築されたキャリアの別の代替形態の端面図である。 本開示の原理により構築されたヒータシステムの斜視図である。 本開示の原理により構築されたヒータシステムの拡大斜視図である。 本開示の原理により構築されたヒータシステムの分解斜視図である。 本開示の原理により構築された蝶番式キャリア部材及びヒートトレース区間の端面図である。 本開示の原理により構築された蝶番式キャリア部材及びヒートトレース区間の端面図である。 本開示の原理により構築された蝶番式キャリア部材及びヒートトレース区間の分解端面図である。 本開示の原理による対象の周囲で相互に対して回転している蝶番式キャリア部材及びヒートトレース区間の断面図である。 本開示の原理により構築されたヒータシステムの様々な内部構成要素の斜視図である。 本開示の原理により構築されたカバー、スタンドオフ及び保持部材を示すヒータシステムの端面図である。 本開示の原理により構築された複数のキャリア部材及び抵抗性発熱要素を示す斜視図である。 本開示の原理により構築されたハイブリッドカバーを有するヒータシステムの斜視図である。 本開示の原理による加熱対象の取付具を収容するカバーを示すヒータシステムの断面図である。 本開示の原理により構築された第2の可撓性カバーの上面図である。 本開示の原理により構築された可撓性断熱ジャケットを有するコネクタアセンブリの斜視図である。 本開示の原理によるコネクタアセンブリから締結解除した可撓性断熱ジャケットの斜視図である。 本開示の原理によるコネクタアセンブリの断面図である。 本開示の原理により構築されたヒートトレース区間及び断熱部材を有するヒータシステムの斜視図である。 本開示の原理による図43の分解図である。 本開示の原理による図43のヒータシステムの断面図である。 湾曲した加熱対象の周囲に配置され、本開示の原理により構築されたヒータシステムの斜視図である。 本開示の原理により締結解除されたカバーを有する図46のヒータシステムの斜視図である。 本開示の原理による図46と同様のヒータシステムの断面図である。 本開示の原理により構築された可撓性カバーを有するヒータシステムの斜視図である。 本開示の原理により図49のヒータシステムとともに設置された可撓性カバーの断面図である。
各図において、対応する参照番号は対応する部品を示す。
以下の説明は例示としてのものに過ぎず、本開示、用途、又は使用法を限定するものではない。
次に、本開示によるヒータの構造を詳細に説明する。最初に、本明細書を通して使用される「導管」という用語は、流体、又は粉末又はスラリーのような他の材料を移送する管、パイプ、及びその他の封鎖された又は部分的に封鎖された部材を含むが、これらに限定されないことを理解されたい。本明細書で説明する導管によって搬送される材料は固体、液体、及び気体を含み、一例として半導体処理装置内で移送される流体を含むことができる。このような半導体処理装置に関して、好ましい実施形態に関する以下の説明は例示としてのものに過ぎず、いかなる意味でも本開示、その用途又は使用法を限定するものではない。したがって、本開示の教示は半導体処理装置に限定されず、本開示の範囲内で、導管の任意のシステムに適用することができる。
図1を参照すると、半導体処理システム10が図示され、これは通常、遠方のガス送出システムからプロセスツールへと延在する熱ガスライン12、及びプロセスツールから図示のような複数の構成要素を通してスクラバへと延在する熱ポンプライン14を含む。動作中に、ガスライン12及びポンプライン14は両方とも、特定の処理要件に従って加熱しなければならず、これは通常、図2に示すようなヒートトレースケーブル16で遂行されている。ヒートトレースケーブル16は、図示のようにガスライン12又はポンプライン14の長さ方向に沿って配置されるか、又は巻き付けられ、ガラステープ18又は他の固定手段を使用してガスライン12又はポンプライン14に固定される。また、多くの場合、断熱材20がヒートトレースケーブル16の周囲に配置されて外部環境への熱損失を低減する。断熱材20は通常、ヒートトレースケーブル16に巻き付けられ、ガスライン12又はポンプライン14の周囲で別々のテープ又は結束片によって所定の位置に固定される。
図3及び図4を参照すると、ヒートトレースケーブル16の構造及び材料が図示され、これについて詳細に説明する。ヒートトレースケーブル16は通常、1対の母線22を含み、これは発熱要素として機能する半導電性ポリマー材料24によって囲まれている。誘電体又は絶縁体材料26が半導電性ポリマー材料24を囲み、これは任意選択で接地平面のような追加の機能のために、図示のような金属編組材料28によって囲むことができる。さらに、外側ジャケット30は金属編組材料28を囲んでアセンブリ全体を保護し、外側ジャケット30は通常、熱可塑性物質のような断熱材料である。
他のヒータシステムより比較的低コストではあるが、ヒートトレースケーブル16は現場で所定の長さに切断し、適切なコネクタ又は端末にスプライシングしなければならず、これは多くの場合、時間がかかり厄介である。さらに、ヒートトレースケーブル16は、被覆区域が限られ、導管に固定する手段が比較的粗雑であるので、導管の長さに沿って比較的均一な発熱プロファイルを提供することが他の発熱システムほどできない。ヒートトレースケーブル16は、剛性で、導管の形状に形成することが困難であるので、一部分が導管と接触するだけである。
次に図5から図8を参照すると、本開示の第1の実施形態により半導体処理システム10で使用するように構成されたモジュール式ヒートトレースアセンブリが図示され、全体的に参照番号50で示されている。モジュール式ヒートトレースアセンブリ50は、半導体処理システム10の導管13と接触し、それを加熱するヒートトレース区間52を備える。モジュール式ヒートトレースアセンブリ50は、以下で詳細に説明するように、ヒートトレース区間52を固定し、モジュール式ヒートトレースアセンブリ50を半導体処理システム10の構成要素に固定するコネクタ54も備える。
ヒートトレース区間52は、図示のように細長い形状として形成することが好ましく、湾曲部分56と、湾曲部分56の長手方向に延在する1対の対向するロック縁58とを含む。湾曲部分56は、導管13の周囲に配置するために開放溝62を画定する内表面60を有する。内表面60は、ヒートトレース区間52を導管13に固定できるように導管13の外表面と相補的であることが好ましい。湾曲部分56は、導管13の外表面全体の少なくとも半分を囲み、ヒートトレース区間52から導管13への熱伝達をさらに均一にして、ヒートトレース区間52がロック縁58によって導管13の周囲に自己ロックできるようにすることが好ましい。
図示のように、ロック縁58は湾曲部分56の長手方向軸線を横断する方向で離間され、導管13へのヒートトレース区間52の装着を容易にするように構成される。ヒートトレース材料は可撓性であるので、ヒートトレース区間52の溝62を導管13の周囲に配置すると、ロック縁58が外側に偏向し、次に解放されると、導管13に対して付勢され、ヒートトレース区間52を導管13に固定することができる。
さらに図示されるように、ヒートトレース区間52の内部に、好ましくは図示のようにロック縁58に沿って1対の導体64が設けられ、導体64は対向する端部66及び68から外側に延在する。導体64は、ヒートトレース区間52に沿って熱を与えるために電源(図示せず)と接続するように構成される。導体64はまた、以下でさらに詳細に説明するように、隣接するヒートトレース区間52に、又は隣接するコネクタ54に接続するようにも構成される。図5から図8には図示されていないが、ヒートトレース区間52は半導電性ポリマー材料、半導電性ポリマー材料を囲む誘電体又は絶縁体材料を備え、また上述したように、接地平面用の任意選択の材料及び外側ジャケットを備えてもよいことを理解されたい。これらの別材料は、分かり易くするために、ヒートトレース区間52には図示されていない。
ヒートトレース区間52は、導管13の様々なサイズ、例えば外径に対応するサイズで予備形成することが好ましい。ヒートトレース区間52は、また、導管13の特定の区間に望ましい長さに従って、所定の長さに切断することもできる。ヒートトレース区間52は、図示のように、半導体処理システム10のような導管システム内での修理及び交換を容易にするために、標準的サイズ及び長さで提供することが好ましい。したがって、本開示の教示によるヒータシステムのモジュール式構造は、導管システムに容易に構成される比較的低コストのヒータシステムを容易にする。
次に図9を参照すると、ヒートトレース導管、すなわち加熱導管(図示せず)の断熱ジャケットが全体的に参照番号400で示されている。断熱ジャケット400は筒状絶縁体402を画定することが好ましく、これは上述したようにヒートトレース導管とすることができる加熱導管を受ける溝406を画定する外壁403及び内壁404を有する。内壁404は、導管の長さに沿って配置された上述のような従来のヒートトレースケーブルを収容するポケット408を画定する。あるいは、ポケット408は、本明細書で図示し、説明するようなヒートトレース区間52を収容するために、図10に示すような弓形ポケット410のような任意の数の形状をとることができる。したがって、ポケット408の形状は、どのような形状であれ、ヒートトレース区間の形状に対応するか、又はそれに一致するように設計される。また、導管の長さに沿って滑動させるのではなく、ジャケット400を変形し、導管上に配置できるように、ポケット408を有する断熱ジャケット400には、代替的にスリット412を設けることができる。さらに、図示のような構成の断熱ジャケット400は、雰囲気への熱損失を制御する目的で、導管に対して1つ又は複数のヒートトレース区間を正確に位置決めする働きをすることができる。
図11を参照すると、加熱導管の断熱ジャケットの別の形態が、全体的に参照番号420で示されている。断熱ジャケット420は、外壁423及び内壁425を画定する筒状絶縁体422を画定することが好ましい。筒状絶縁体422には、図示のように外壁423と内壁425の間で長手方向に延在する複数の空気室424が形成される。したがって、空気室424は、ヒートトレース区間に沿った熱放散の均一性を改善し、断熱ジャケット420を通しての熱損失を低減する区域を提供する。
図12を参照すると、加熱導管用で、空気室を有する断熱ジャケットの別の形態が、全体的に参照番号430で示されている。断熱ジャケット430は、外壁433及び内壁435を有する筒状絶縁体432を画定することが好ましい。図示のように、筒状絶縁体432は、内壁435内に形成され、筒状絶縁体432の長手方向に沿って多少ランダムな構成で配置構成された複数の空気ポケット434を有する。したがって、空気ポケット434は、断熱ジャケット430を通しての熱損失を低減する。
図13を参照すると、加熱導管用の断熱ジャケットのさらに別の形態が、全体的に参照番号440で示されている。断熱ジャケット440は筒状絶縁体442を画定し、これは対向する長手方向縁446及び448によって画定された長手方向スリット444を有する。対向する長手方向縁446及び448は、周方向に離間され、加熱導管の周囲に配置できるように適切な間隔が置かれる。より詳細には、筒状絶縁体442は可撓性材料、例えばシリコーンゴムシート又は発泡体、ネオプレーン、ポリイミド発泡体又はテープその他多くの材料で作成され、したがって長手方向縁446及び448は外側に偏向し、次に加熱導管に対して付勢される。
さらに図示されるように、長手方向縁446の一方には、断熱ジャケット440が加熱導管の周囲に配置された後に長手方向縁446の他方と適切に係合するフラップ452が設けられる。フラップ452を使用して長手方向スリット444を閉鎖すると、外部環境への熱損失を低減するのを助ける。フラップ452も、断熱を提供する断熱材料で作成することが好ましい。フラップ452が長手方向縁448の他方に、筒状絶縁体442の外表面に沿って固定されるように、フラップ452は、粘着テープで作成するか、粘着剤コーティングを設けるか、あるいはベルクロ(登録商標)、又は機械的スナップその他の固定技術を含むフラップとすることができる。
本明細書で説明するような断熱ジャケットの実施形態のそれぞれで、ジャケットは押出成形することが好ましい。また、各構成要素のいずれか、例えば空気室、ヒートトレース区間の幾何学的形状に合わせたサイズにしたポケット、長手方向スリット、及びフラップは、本開示の範囲内で、単独で設けることも、又は相互に組み合わせて設けることもできることを理解されたい。さらに、本開示の精神及び範囲から逸脱することなく、複数のポケットを設けて、ヒートトレース区間52を複数にすることができる。
次に図14〜図16を参照すると、モジュール式ヒータシステムの別の形態が図示され、全体的に参照番号500で示されている。一般的に、モジュール式ヒータシステム500は、ヒートトレースアセンブリ502及びコネクタアセンブリ504を備える。分かり易くするために、1つのヒートトレースアセンブリ502及び1つのコネクタアセンブリ504しか図示されていないが、モジュール式ヒータシステム500は、最終用途に応じてヒートトレースアセンブリ502及びコネクタアセンブリ504のいずれか又は両方を複数含むことができ、多くの場合、複数含むことを理解されたい。
ヒートトレースアセンブリ502は、例えば上述し、図1及び図2に示したような半導体処理システム10の導管13と接触し、それを加熱するように構成されている。モジュール式ヒータシステム500は様々な最終用途に適用することができ、したがって図示し、本明細書で説明するような半導体処理システム10は例示としてのものに過ぎないことを理解されたい。したがって、これらの最終用途を以降ではモジュール式ヒータシステム500の「対象システム」と呼ぶ。コネクタアセンブリ504も、例えば継手、コネクタ、又は対象システムの他の構成要素と接触し、これを加熱するように構成されている。また、コネクタアセンブリ504は隣接するヒートトレースアセンブリ502を相互に固定し、継手、コネクタ、又は対象システムの他の構成要素を収容する。コネクタアセンブリは、以下でさらに詳細に説明するように、対象システムの構成要素への加熱と、外部環境への熱損失からの断熱との両方、及びその他の機能も提供する。
上述したヒートトレース区間52(図7及び図8)と同様に、ヒートトレース区間510は、例えば導管13の様々なサイズ、又は外周に対応するサイズで予備形成することが好ましい。ヒートトレース区間510は押出成形することが好ましく、導管13の特定の区間に望ましい長さに従って、所定の長さに切断することもできる。ヒートトレース区間510は、以前に図示し、説明したように半導体処理システム10のような導管システム内での修理及び交換を容易にするために、標準的なサイズ及び長さで提供される。したがって、本開示の教示によるヒータシステムのモジュール式構造は、例えば導管システムに容易に構成される比較的低コストのヒータシステムを容易にする。
コネクタアセンブリ504
次に図17及び図18を参照すると、コネクタアセンブリ504は外殻700を備え、これは複数の外殻部材702及び704を含むことが好ましい。外殻700の内側には、図18〜図20に最もよく示されている取付具ヒータアセンブリ750を含むコネクタアセンブリ504の追加の構成要素が配置される。取付具ヒータアセンブリ750は、取付具アダプタ752、ヒートトレース区間754、及び好ましくは図示のように2部片である外側ケーシング756を備える。取付具アダプタ752は、隣接する取付具又は対象システム(図示せず)の構成部品のうち該取付具アダプタに隣接する部品と嵌合するようなサイズにされた開口760を画定する。したがって、本明細書で図示し、説明するような開口760のサイズ及び形状は例示としてのものに過ぎず、本開示の範囲を制限するものと解釈されるべきではないことを理解されたい。
取付具アダプタ752は、また、溝764を有する凹形状の外周762も画定し、これらは両方とも図示のようにヒートトレース区間754の幾何学的形状を収容するようなサイズにされる。取付具アダプタ752は、アルミニウムのような導電性材料であることが好ましいが、本開示の範囲内で、他の材料も使用することができる。あるいは、取付具アダプタ752は、開口760の膨張に備え、したがって対象システムの隣接する取付具にさらに密接に接触するスリット768(点線で図示)を含むことができる。
外側ケーシング756は、図示のように対称形で交換可能な部片内に設けることが好ましい。外側ケーシング756は、その間に導管774を画定する外壁770及び内壁772を含む。導管774は、ヒートトレース区間754に接続するリード線(図示せず)の通路を提供する。外側ケーシング756は、また、図49にも図示されている外殻部材702及び704の蝶番要素730と協働する蝶番要素776を含む。したがって、蝶番要素776は、外殻部材の蝶番要素730の穴731(図18)内に配置されるように構成されたピン778を含むことが好ましい。また、導管774は図示のように蝶番要素776を通って延在し、ヒートトレース区間754に接続するリード線の出口を提供する。蝶番要素776は図示のような延長部779上に配置され、延長部779はリード線の歪み逃がしとして機能することが好ましい。
外側ケーシング756は、また、図示のようにその外面782から延在するスタンドオフ780を含むことが好ましい。これらのスタンドオフ780は、取付具ヒータアセンブリ750を外殻700内で適切にセンタリングする、又は位置決めする機能を果たす。
図21に図示されているように、外側ケーシング756の代替形態では、スナップ機構を使用して、2つの外側ケーシング756のそれぞれを相互に固定接続する。(分かり易くするために、1つの外側ケーシング756のみを図示)。より詳細には、ケーシング756は、ボス781から延在する可撓性ラッチ780を備え、この両方とも外側ケーシング756と一体形成することが好ましい。可撓性ラッチ780は、図示のように比較的平坦な横面783を含む先細の端部部分782を画定する。さらに図示されるように、これも外側ケーシング756と一体形成することが好ましい対向するボス785を通して、ボア784が形成される。対向するボア785内にはカウンタボア786(点線で図示)も形成され、これは内部ショルダ787(点線で図示)を画定する。先細の端部部分782が対向する外側ケーシング756(図示せず)のボア784と係合すると、可撓性ラッチ780が相互に向かって内側に偏向し、したがって可撓性ラッチ780及び先細の端部部分782はボア784の長さを横切ることができる。先細の端部部分782がカウンタボア786に入ると、可撓性ラッチ780が外側に向かって偏向し戻され、横面783が内部ショルダ787と係合して、外側ケーシング756を一緒に固定する。2つの外側ケーシング756を分離するには、横面783が内部ショルダ787をクリアするまで、カウンタボア786を通して可撓性ラッチ780を内側に偏向し、これで2つの外側ケーシング756を引き離すことができる。この接続器具は例示としてのものに過ぎず、したがって本開示の範囲内で、外側ケーシング756の他の接続器具も使用できることを理解されたい。
本明細書で図示し、説明するような例示的コネクタアセンブリ504は、対象システム内でエルボ式に接続するように構成され、コネクタアセンブリ504及びその様々な構成要素の幾何学的形状及び特徴は、対象システムで使用される接続に応じて変更されることを理解されたい。例えば、コネクタアセンブリ540がT字形接合部又は十字形接合部上に、さらには一例としてポンプのような別々の構成要素上に配置されるように構成されている場合、コネクタアセンブリ540の構成要素のサイズ及び形状は相応して調節される。したがって、本明細書で図示し、説明するようなコネクタアセンブリ540の特定の設計は、本開示の範囲を制限するものと解釈されるべきではない。
本開示の別の形態では、ヒートトレースアセンブリ502は、コネクタアセンブリ504との境界面の両側における温度が均一になるようにコネクタアセンブリ504と「調和」される。より詳細には、コネクタアセンブリ504対ヒートトレースアセンブリ502には異なる電力密度が必要になることがあり、したがってそれぞれに異なる電力密度が考えられる。
さらに別の形態では、断熱ジャケット512の内表面513及び/又は外殻部材702及び704に沿って反射性表面コーティングを設けて、必要とされる電力を低減し、モジュール式ヒータシステム500の構成要素の外表面温度も低下させることができる。このような反射性表面コーティングは低い放射率を有することが好ましく、一例としてアルミニウム箔、又は一例として蒸着プロセスによって適用される他の放射率が低い材料を含むことができる。同様に、導管13とヒートトレース区間510の誘電体又は絶縁体材料26、又は半導電性ポリマー材料24を囲むカバー、又は導電性コアとの間に、放射率が高い材料を適用することができる。(ヒートトレース区間の基本的構造及びその用語については、図3及び図4参照。)したがって、放射率が高い材料は、ヒートトレース区間510と導管13の間の熱伝達を高めることになる。
次に図24及び図25を参照すると、ヒートトレースアセンブリの別の形態が図示され、全体的に参照番号880で示されている。ヒートトレースアセンブリ880は、導管13の周囲に配置されるように構成されたキャリア882、及びキャリア882に固定されたヒートトレース区間884を備える。この実施形態では、以前に図示し、説明したような導管13の形状に合わせてヒートトレース区間884を形成することなく、標準的/従来のヒートトレース区間884を使用することができる。したがって、キャリア882は、図示のように導管13の周囲の少なくとも半分に延在する延長部887とともに、導管13に対して相補的な形状を画定する内表面886を備える。キャリア882はさらに、ヒートトレース区間884を受けるようなサイズにされた凹形状の上部表面888を備える。次に、ヒートトレース区間884は、様々な手段のいずれかによってこの凹形状の上部表面888に固定される。例えば、様々な締結又は固定方法がある中で、ヒートトレース区間884を凹形状の上部表面888に圧入又はスナップ留めするか、キャリア882がヒートトレース区間884を固定する機構を含むか、追加の構成要素(例えば保持クリップ)を使用してヒートトレース区間884をキャリア882に固定するか、又は粘着剤を使用してヒートトレース区間888をキャリア882内に固定することができる。ヒートトレース区間884から発生した熱を導管13へと効率的に伝達できるように、キャリア882は、アルミニウム、真鍮、銅、又は導電性ポリマーのような材料で作成することが好ましい。以前に図示し、説明したような断熱ジャケットは、この実施形態では明示的に図示されず、また、説明もされてはいないが、本開示の範囲内で、このヒートトレースアセンブリ880とともに、このような断熱ジャケットも使用することができることを理解されたい。
図26a及び図26bを参照すると、キャリアの代替形態が図示され、全体的にそれぞれ参照番号882a及び882bで示されている。図62aに示すようにキャリア882aは、湾曲した幾何学的形状を画定して、対応する湾曲ヒートトレース区間884aを収容する凹形状の上部表面888aを画定する。したがって湾曲した幾何学的形状は、ヒートトレース区間884aが下にある導管13の輪郭を全体的に辿るので、ヒートトレース区間884aから導管13への熱伝達を改善する。図62bに示すように、キャリア882bは複数の凹形状の上部表面888bを画定し、これは図示のように湾曲するか、又は図60及び図61で以前に図示したように比較的直線又は平坦であってもよい。したがって、キャリア882bは、導管13が比較的大きいサイズを有し、導管13を十分に囲むために複数のヒートトレース区間884bを必要とする用途で使用することが好ましい。
1つの形態では、キャリア882はアルミニウムの押出成形品であることが好ましいが、本開示の範囲内で、ヒートトレース区間884から導管13へと十分に熱を伝達する他の材料も使用することができる。例えば、キャリア882は代替的にポリマー材料とすることができる。また、本開示の範囲内で、押出成形以外の代替製造方法、例えば機械加工も使用することができる。
本開示の他の形態では、様々な「指示」手段が考えられ、該「指示」手段により、ヒータシステムの状態又は条件が指示されて、外部環境から監視することができる。例えば、ヒートトレースアセンブリに沿った重要な位置に発光ダイオード(LED)を配置し、システムが動作中であるか否かを指示すことができる。LEDは、ヒートトレースアセンブリの個々の区間内か、又はシステム内の様々な電気的接続で配置することができる。別の例として、システム、例えばヒートトレースアセンブリ、コネクタアセンブリの外表面に沿っていずれかの場所に、熱変色性コーティングを塗布し、特定の位置にてシステムの温度を指示すことができる。あるいは、一例として断熱ジャケット内で使用するために、特定の樹脂システム内に熱変色性添加物を使用することができる。さらに、温度制御用の温度センサを使用するとともに、所望の位置にて温度を示すために、システム内で別個の温度センサを使用することができる。これらの様々な「指示」手段は本開示の範囲内であると考えられることを理解されたい。
図27〜図29を参照すると、本開示の原理によるヒータシステムが全体的に参照番号110で示されている。一般的に、ヒータシステム110は、本出願と共通の出願人に譲渡され、その内容は参照により全体を本明細書に組み込むものとする、「モジュール式ヒータシステム」と題した同時係属米国特許出願第11/520,130号で説明されているように、ガスライン及びポンプラインのような半導体処理システムの発熱構成要素で使用するように設計されている。しかし、本明細書に記載する、様々な形態を含むヒータシステム110は、このような用途に限定されず、対象を加熱すべきいかなる用途にも使用することができ、したがって半導体処理システムへの適用は本開示の範囲を制限するものと解釈されるべきではないことを理解されたい。
図29でさらに明白に図示されているように、ヒータシステム110は複数のキャリア部材112、及び対応する複数の抵抗性発熱要素114を備える。この形態の抵抗性発熱要素114はヒートトレース区間であり、これは図示のようにキャリア部材112内に配置される。2つのキャリア部材112及び2つの対応する抵抗性発熱要素114が図示されているが、本開示の範囲内で、任意の数のキャリア部材112及び抵抗性発熱要素114を使用できることを理解されたい。端部取付具116が、キャリア部材112の端部部分118及び抵抗性発熱要素114の端部部分120の近傍に配置される。1つの形態では、端部取付具116は、以下でさらに詳細に説明する外殻122及び内部シールド124を備える。
ツーピースカバー126がキャリア部材112及び抵抗性発熱要素114の周囲に配置され、該カバー126は端部取付具116に固定される。カバー126は2部片であるように図示されているが、カバー126は、本開示の範囲内で、代替的に単部片又は複数の部片とするか、又は「モジュール式ヒートシステム」と題した同時係属米国特許出願第11/520,130号で図示され、説明されているような構成をとることができる。カバー126は、一般的に、抵抗性発熱要素114によってヒータシステム110内で発生した熱を保持する機能を果たし、したがって動作中に対象(図示せず)へと配向される熱が増加し、外部環境への熱損失が低減する。
ヒータシステム110は保持部材130も備え、この保持部材130はキャリア部材112の少なくとも一部の周囲に配置されて、対象の周囲にキャリア部材112を保持するが、これについては以下でさらに詳細に図示し、説明する。また、スタンドオフ部材132がヒータシステム110に沿ってカバー126と対象との間に配置されて、以下でさらに詳細に説明するように抵抗性発熱要素114とカバー126との間に所望の位置決めを提供する。
さらに図示されるように、抵抗性発熱要素114は、図27に示すようにリード線134を通して電源(図示せず)に電気的に接続され、該リード線134は1つの形態では、ヒータシステム110の設置及び除去を容易にするためにその端部部分138に配置されたコネクタ136を有する。したがって図29に戻ると、抵抗性発熱要素114は、リード線134に電気的に接続するためにリード延長部140及びクリンプ142を含む。
次に図30〜図33を参照すると、キャリア部材112及び抵抗性発熱要素114が図示され、以下、詳細に説明される。図示のように、各キャリア部材112は内周表面140及び外側受け部分142を画定する。キャリア部材112の内周表面140は、抵抗性発熱要素114から発生する熱が放射を通してなど、加熱対象12に効率的に伝達されるように、加熱対象12(図33)に近接するように構成される。したがってこの形態では、内周表面140は、ヒータシステム110の1つの例示的用途では導管である加熱対象12の形状に合致するために、円筒形の構成を画定する。しかし、本開示の範囲内で、様々な加熱対象を収容するために内周表面140の任意の数の形状及び構成を使用できることを理解されたい。
抵抗性発熱要素114は外側受け部分142内に配置され、外側受け部分142は、この形態では図示のようにヒートトレース区間である抵抗性発熱要素114の形状と一致するように構成することが好ましい。したがって、外側受け部分142は拡大した端部部分144、中間支持体146、及び抵抗性発熱要素114をキャリア部材112内で保持する保持外壁148を画定する。また、抵抗性発熱要素114の形状を、キャリア部材112の外側受け部分142によって画定された形状に一致させることができる。抵抗性発熱要素114は、設置前に外側受け部分142の形状に合わせて予備形成するか、又は代替的に、抵抗性発熱要素114はキャリア部材112に設置し、次に(キャリア部材112及び抵抗性発熱要素114の)アセンブリ全体を加熱対象12の形状に合わせて形成することができる。また、ヒータシステム110には、図30に示すような抵抗性発熱要素114を1つのみ、すなわち「空の」キャリア部材112を設けること、又は図31に示すように対応する抵抗性発熱要素114を有する2つのキャリア部材112を設けることができる。本開示の範囲内で、二組を超えるキャリア部材112及び抵抗性発熱要素114を使用できることも理解されたい。例えば、本開示の範囲内で、三組のキャリア部材112及び抵抗性発熱要素114を対象12の周囲に配置することができる。
さらに図示されるように、キャリア部材112は接続部分150を画定し、これはこの形態では蝶番要素であり、したがってキャリア部材112は蝶番式キャリア部材112である。より詳細には、図32及び図33を参照すると、キャリア部材112の一方は、内部溝154を有する長手方向突起152を画定し、隣接するキャリア部材112は長手方向リブ156を画定する。長手方向リブ156は、図示のように溝154内に配置されて、この特定の実施形態の2つのキャリア部材112間を回転可能に接続する。したがって、ヒータシステム112をさらに容易に加熱対象上に設置し、そこから除去できるように、各組のキャリア部材112及び抵抗性発熱要素114を相互に対して動かすことができる。さらに、キャリア部材112及び抵抗性発熱要素114は、より効率的な熱伝達のために相対運動する状態で、加熱対象にさらに近づけて配置することができる。蝶番式キャリア部材112は例示としてのものに過ぎず、本開示の範囲内で、隣接するキャリア部材112及び加熱対象の少なくとも一方に固定されるように構成された他の接続部分150を使用できることを理解されたい。このような接続部分150の追加の例示的実施形態を以下で図示し、さらに詳細に説明する。
また、キャリア部材112には、対象12に沿って配置することができる取付具又は他の隣接する構成要素を収容するために、内部の凹部178(点線で図示)を設けることができる。凹部178は、取付具又は隣接する構成要素の形状に対応する任意の形状又はサイズで設けることができ、したがって別々の個々のキャリア部材112、又は隣接する構成要素又は取付具を収容する他の特別設計の部材を使用し、1つのキャリア部材112が加熱対象12及びその構成要素に沿って延在することができる。参照により全体を本明細書に組み込むものとする、「モジュール式ヒートシステム」と題した同時係属米国特許出願第11/520,130で開示されているような凹部178を使用して、ヒータシステム110内に組み込まれた温度センサ又は他の別個の指示手段を収容することもできる。
図36を参照すると、ヒータシステムのさらに別の形態が図示され、全体的に参照番号230で示されている。図示のように、ヒータシステム230は、個々の抵抗性発熱要素234の長さに沿って延在する複数のキャリア部材232を含む。したがって、本開示のこの形態では、抵抗性発熱要素234ごとに複数のキャリア部材232が設けられる。キャリア部材のこのような変形は本開示の範囲内にあるものと解釈されるべきで、したがって本明細書で図示し、説明するようなキャリア部材の特定の形状及び方向は、本開示の範囲を制限するものと解釈されるべきではないことを理解されたい。
図37〜図39を参照すると、ハイブリッドカバーを有するヒータシステムが図示され、全体的に参照番号320で示されている。ヒータシステム320は、複数のヒートトレース区間114及び端部取付具116とともに上述したような複数の蝶番式キャリア部材112を備える。有利なことに、ハイブリッドカバーは、蝶番式キャリア部材112及びヒートトレース区間114の少なくとも一部の周囲に配置された第1のカバー322、及び第1のカバー322と動作可能に係合する第2のカバー324を備えている。1つの形態では、以下でさらに詳細に説明するように第1のカバー322は剛性であり、第2のカバー324は可撓性である。
第2のカバー324は、加熱対象12に沿って存在する取付具326(又は複数の取付具)を収容するように設計される。したがって、第2のカバー324は、蝶番式キャリア部材112及びヒートトレース区間114の少なくとも一部の周囲に着脱可能に配置されるように構成される。より詳細には、図38及び図39を参照すると、1つの形態の第2のカバーは可撓性で、取付具326を収容する切り欠き328を備え、したがってヒータシステム320を加熱対象12に容易に設置し、そして該加熱対象12から除去することができる。さらに、第2のカバー324は、第2のカバー324をヒータシステム320の周囲に固定するために締結機構を、及びこの形態ではスナップ330をさらに備える。図示のような形態では、第2のカバー324の中心部分336から延在するタブ334の端部部分332に配置された3つのスナップ330がある。本開示の範囲内で、任意の数のスナップ330又は締結機構を使用できることを理解されたい。他の締結機構は、一例としてベルクロ(登録商標)、磁気素子、締め紐、ラッチ、及びストラップを含むことができる。他の形態の締結機構も本開示の範囲に入ると解釈されることを理解されたい。
さらに図示されるように、第2のカバー324は外側ジャケット338及び内部断熱部材340を備える。1つの形態の外側ジャケット338はシリコーンゴム材料であり、内部断熱部材340も発泡体の形態のシリコーンゴム材料である。以下でさらに詳細に説明するように、この発泡材料の形態は、加熱対象の様々な幾何学的形状を収容するために予備形成することができ、したがって本明細書で示すような形状及び構成は例示としてのものに過ぎず、本開示の範囲を制限するものと解釈されるべきではない。
第2のカバー324は、粘着材料を使用して第1のカバー322に固定されるが、他の取付機構を使用してもよい。あるいは、第2のカバー324は第2のカバー324に物理的に取り付けられず、かわりに締結機構によって、及び加熱対象12の構成要素によって位置付けをされる。第1のカバー322に固定され、蝶番式キャリア部材112及びヒートトレース区間114の周囲に巻き付けるように構成された状態で、第2のカバー324は第1のカバー322と動作可能に係合して、本開示の教示に従って着脱可能に配置されるように構成される。
次に図40〜図42を参照し、上述したような可撓性の第2のカバー324の概念を、上述したようなコネクタアセンブリ504(図14〜図23)に拡大する。図示のように、断熱ジャケット350が取付具ヒータアセンブリ750(図18〜図20にも図示)の周囲に配置される。1つの形態の断熱ジャケット350は可撓性シリコーンゴム材料であり、外側ジャケット352及び内部断熱部材354を備える。1つの形態の内部断熱部材354はシリコーンゴム発泡体であり、加熱対象12の様々な幾何学的形状に一致するように予備形成することができる。また、断熱ジャケット350は締結機構を備え、これはこの形態では断熱ジャケット350を取付具ヒータアセンブリ750の周囲に固定するスナップ356である。
図43〜図45に示されているように、ヒータシステムの別の形態が図示され、全体的に参照番号360で示されている。ヒータシステム360は少なくとも1つのヒートトレース区間362、ヒートトレース区間362に隣接して配置された第1の断熱部材364、及び第1の断熱部材364に対向し、ヒートトレース区間362に隣接して配置された第2の断熱部材366を備える。第1及び第2の断熱部材364、366は相互に固定され、図示のようにヒートトレース区間362を封入する。1つの形態では、第1及び第2の断熱部材364、366は可撓性シリコーンゴム材料である。しかし、本開示の範囲内で、他のタイプの断熱材料を使用できることを理解されたい。また、第1及び第2の断熱部材は、本開示の別の形態では、図示したような2つの部材ではなく、1つの一体化した部材とすることができる。
次に図46〜図48を参照すると、加熱対象の様々な幾何学的形状の周囲に配置されるように構成された構造内に、上述したようなヒータシステム360が使用されている。より詳細には、ヒータシステム370は、外壁376及び内壁378を画定する本体374を備え、内壁378に沿って配置された少なくとも1つのポケット380がある(図9も参照)断熱ジャケット372を備える。図示のように、このポケット380内には封入された発熱要素、又はヒータシステム360が配置される。さらに、断熱ジャケット372の周囲にカバー382が配置される。
1つの形態では、断熱ジャケット372は予備形成したシリコーンゴム発泡材料である。また、1つの形態のカバー382は可撓性シリコーンゴム材料である。図示のように、カバー382は締結機構を備え、これはこの形態ではスナップ384であり、加熱対象12の周囲にヒータシステム370を固定する。カバー372は、適切に配置するために断熱ジャケット372に粘着結合することができる。本開示の範囲内で、ベルクロ(登録商標)又は上述したような要素のようにスナップ以外の他の締結機構を使用できることを理解されたい。
さらに図示されるように、断熱ジャケット372は、ヒータシステム370を加熱対象に弾力的に設置し、そこから除去できるようにする長手方向スリット386を備える。さらに、断熱ジャケット372は加熱対象12に釣り合った形状を備える。この例示的形態では、断熱ジャケット372が湾曲し、加熱対象12の曲率に合致する。他の形態では、本開示の範囲内で、断熱ジャケット372は直線形状又は他の多角形又はスプライン形状とすることができる。
図49及び図50を参照すると、本開示によるヒータシステムのさらに別の形態が図示され、全体的に参照番号390で示されている。ヒータシステム390は図37〜図39に示したヒータシステム320に類似しているが、以前に説明したような一部が剛性で一部が可撓性であるのではなく、連続的な可撓性カバー392がキャリア部材112及びヒートトレース区間114の周囲に配置される。より詳細には、可撓性カバー392は外側ジャケット394及び内部断熱部材396を備える。1つの形態の外側ジャケット394はシリコーンゴム材料であり、内部断熱部材も発泡体の形態のシリコーンゴム材料である。上述したように、この発泡材料の形態は、加熱対象の様々な幾何学的形状を収容するように予備形成することができ、したがって本明細書で示すような形状及び構成は例示としてのものに過ぎず、本開示の範囲を制限するものと解釈されるべきではない。また、取付具399のような加熱対象の様々な幾何学的形状を収容するために、上述したように可撓性カバー392内に様々な切り欠き398を設けることができる。
可撓性カバー392には、本開示の1つの形態で上述したような締結機構も設けられる。図示のように、締結機構はスナップ397であるが、本明細書で上述したような他の締結機構も本開示の範囲内にあると解釈されることを理解されたい。1つの形態の可撓性カバー392は端部取付具116に固定され、別の形態では単に端部取付具116に突き当てることができる。したがって、可撓性カバー392は端部取付具116と動作可能に係合して、蝶番式キャリア部材112及びヒートトレース区間114の少なくとも一部の周囲に着脱可能に配置されるように構成される。また、可撓性カバー392は、締結機構、切り欠き、及びその可撓性の性質を利用して、蝶番式キャリア部材112及びヒートトレース区間114の少なくとも一部の周囲に着脱可能に配置されるように構成される。
以上で説明したヒータシステムは、従来のヒートトレースケーブルと同様の構造を有するものとして図示し、詳述してきたが、本開示の範囲内で、ヒートトレースケーブルの構造以外に他のタイプのヒータ構造も使用できることを理解されたい。ポリマーヒータ又は層状膜ヒータのようなヒータのタイプは、本開示の範囲内にあるものと解釈されるべきである。本開示の範囲内で、本明細書に記載するようなシリコーンゴム以外にも、断熱ジャケット及びカバーの他の材料を使用できることも理解されたい。例えば、他の材料は、とりわけポリイミド又はエーロゲル(登録商標)を含むことができる。
本開示の説明は例示としてのものに過ぎず、したがって本開示の趣旨から逸脱しない変形は本開示の範囲内にあるものとする。例えば、ヒートトレース区間に使用される導電性ポリマー材料は、温度を自動調整するための半導電性材料とするか、又は温度が材料を通して調整されず、制御システムを通して調製されるように非半導電性材料とすることができる。また、断熱ジャケットには、断熱ジャケットを外部環境からの損傷から保護するために、任意の形状又は幾何学的形状の外殻、例えば剛性プラスチックを取り付けることができる。このような変形は本開示の精神及び範囲から逸脱するとは見なされない。

Claims (27)

  1. ヒータシステムであって、
    それぞれが内周表面、外側受け部分、及び端部部分を画定する複数の蝶番式キャリア部材と、
    前記蝶番式キャリア部材の前記外側受け部分内に配置され、端部部分を画定する複数のヒートトレース区間と、
    前記蝶番式キャリア部材の端部部分及び前記ヒートトレース区間の端部部分の近傍に配置された端部取付具と、
    前記蝶番式キャリア部材及び前記ヒートトレース区間の少なくとも一部の周囲に配置され、前記端部取付具に固定された第1のカバーと、
    前記第1のカバーと動作可能に係合して、前記蝶番式キャリア部材及び前記ヒートトレース区間の少なくとも一部の周囲に着脱可能に配置されるように構成された第2のカバーと、
    を備えるヒータシステム。
  2. 前記第1のカバーが剛性であり、前記第2のカバーが可撓性である、請求項1に記載のヒータシステム。
  3. 前記第2のカバーが可撓性であり、シリコーンゴム材料を含む、請求項1に記載のヒータシステム。
  4. 前記第2のカバーが、前記蝶番式キャリア部材及び前記ヒートトレース区間の周囲に前記第2のカバーを固定する締結機構をさらに備える、請求項1に記載のヒータシステム。
  5. 前記締結機構が、スナップ、ベルクロ、磁気素子、締め紐、ラッチ及びストラップからなるグループから選択される、請求項4に記載のヒータシステム。
  6. 前記第2のカバーが、加熱対象の様々な幾何学的形状を収容する切り欠きを有する、請求項1に記載のヒータシステム。
  7. 前記複数のヒートトレース区間に動作可能に接続されたコネクタアセンブリをさらに備え、前記コネクタアセンブリが、
    取付具ヒータアセンブリであって、
    取付具アダプタと、
    前記取付具アダプタの周囲に配置されたヒートトレース区間と、
    前記取付具アダプタの周囲に配置された外側ケーシングと、
    を備える取付具ヒータアセンブリと、
    前記取付具ヒータアセンブリの周囲に配置された断熱ジャケットと、
    を備える、請求項1に記載のヒータシステム。
  8. 前記断熱ジャケットが、可撓性シリコーンゴム材料である、請求項7に記載のヒータシステム。
  9. 前記断熱ジャケットが、前記断熱ジャケットを前記取付具ヒータアセンブリの周囲に着脱可能に固定する締結機構をさらに備える、請求項7に記載のヒータシステム。
  10. ヒータシステムであって、
    少なくとも1つのヒートトレース区間と、
    前記ヒートトレース区間に隣接して配置された第1の断熱部材と、
    前記第1の断熱部材に対向し、前記ヒートトレース区間に隣接して配置された第2の断熱部材とを備え、前記第1及び第2の断熱部材が相互に固定されて、前記ヒートトレース区間を封入するヒータシステム。
  11. 前記第1及び第2の断熱部材が、シリコーンゴム材料である、請求項10に記載のヒータシステム。
  12. 前記第1及び第2の断熱部材が一体化される、請求項10に記載のヒータシステム。
  13. ヒータシステムであって、
    外壁及び内壁を画定し、前記内壁に沿って配置された少なくとも1つのポケットを備える本体を備える断熱ジャケットと、
    前記ポケット内に配置された少なくとも1つの封入された加熱素子であって、
    少なくとも1つのヒートトレース区間と、
    前記ヒートトレース区間に隣接して配置された第1の断熱部材と、
    前記第1の断熱部材に対向し、前記ヒートトレース区間に隣接して配置された第2の断熱部材とを備え、前記第1及び第2の断熱部材が相互に固定され、前記ヒートトレース区間を封入する少なくとも1つの封入された加熱素子と、
    前記断熱ジャケットの周囲に配置されたカバーと、
    を備えるヒータシステム。
  14. 前記断熱ジャケットが、予備形成されたシリコーンゴム材料である、請求項13に記載のヒータシステム。
  15. 前記カバーが、前記ヒータシステムを加熱対象の周囲に固定する締結機構を備える、請求項13に記載のヒータシステム。
  16. 前記締結機構が、スナップ、ベルクロ、磁気素子、締め紐、ラッチ、及びストラップからなるグループから選択される、請求項15に記載のヒータシステム。
  17. 前記カバーが、シリコーンゴム材料である、請求項13に記載のヒータシステム。
  18. 前記断熱ジャケットが、前記ヒータシステムを加熱対象上に弾力的に設置し、そこから除去できるようにする長手方向スリットを備える、請求項13に記載のヒータシステム。
  19. 前記断熱ジャケットが、前記加熱対象に釣り合った形状を備える、請求項13に記載のヒータシステム。
  20. 前記封入された加熱素子に動作可能に接続されたコネクタアセンブリをさらに備え、前記コネクタアセンブリが、
    取付具ヒータアセンブリであって、
    取付具アダプタと、
    前記取付具アダプタの周囲に配置されたヒートトレース区間と、
    前記取付具アダプタの周囲に配置された外側ケーシングと、
    を備える取付具ヒータアセンブリと、
    前記取付具ヒータアセンブリの周囲に配置された断熱ジャケットと、
    を備える、請求項13に記載のヒータシステム。
  21. 外殻の周囲に配置された前記断熱ジャケットが、可撓性シリコーンゴム材料である、請求項20に記載のヒータシステム。
  22. 前記断熱ジャケットが、前記断熱ジャケットを前記取付具ヒータアセンブリの周囲に着脱可能に固定する締結機構をさらに備える、請求項20に記載のヒータシステム。
  23. それぞれが内周表面、外側受け部分、及び端部部分を画定する複数の蝶番式キャリア部材と、
    前記蝶番式キャリア部材の前記外側受け部分内に配置され、端部部分を画定する複数のヒートトレース区間と、
    前記蝶番式キャリア部材の端部部分及び前記ヒートトレース区間の端部部分の近傍に配置された端部取付具と、
    前記端部取付具と動作可能に係合して、前記蝶番式キャリア部材及び前記ヒートトレース区間の少なくとも一部の周囲に着脱可能に配置されるように構成された可撓性カバーと、
    を備えるヒータシステム。
  24. 前記可撓性カバーが、シリコーンゴム材料を含む、請求項23に記載のヒータシステム。
  25. 前記可撓性カバーが、前記可撓性カバーを前記蝶番式キャリア部材及び前記ヒートトレース区間の周囲に固定する締結機構をさらに備える、請求項23に記載のヒータシステム。
  26. 前記締結機構が、スナップ、ベルクロ、磁気素子、締め紐、ラッチ、及びスナップからなるグループから選択される、請求項25に記載のヒータシステム。
  27. 前記可撓性カバーが、加熱対象の様々な幾何学的形状を収容する切り欠きを有する、請求項23に記載のヒータシステム。
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