JP2012514163A - 石油産業で用いられる密閉管状接続部 - Google Patents

石油産業で用いられる密閉管状接続部 Download PDF

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Abstract

本発明は、第一および第二管状部品を含む密閉ネジ山付き接続部に関し、各管状部品にはそれぞれ雄端部(1)および雌端部(2)が設けられ、雄端部(1)はその外周面上に、少なくとも1つのネジ山領域(3)と少なくとも1つの密閉表面(5、11)とを含み、接続部の軸(10)に対して横方向に配向されている終端表面(7)で終端しており、雌端部(2)はその内周面上に、雄端部(1)のネジ山領域(3)と締め付けによって協働し、接続部(10)の軸に対してテーパ角アルファを形成する円錐母線(20)にしたがって傾斜している少なくとも1つのネジ山領域(3、4)と半径方向に干渉する接触領域に沿って雄端部(1)の少なくとも1つの密閉表面(5、11)と協働するように位置する少なくとも1つの密閉表面(6、12)とを含み、接続部の軸(10)に対して横方向に配向されている終端表面(8)において終端しており、密閉表面(5、6;11、12)の接触領域における接線は、ネジ山付き接続部の軸(10)に対して角度ベータを形成する線(30)に沿って傾斜しており、ネジ山領域(3、4)に対する円錐母線(20)によって定義される傾斜が、密閉表面(5、6;11、12)の接触領域における接線(30)によって定義される傾斜と反対の方向であることを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、軸力、軸圧縮力、屈曲、内部または外部圧力、およびそれらの組み合わせなどの静的応力を受ける密閉ネジ山付き管状接続部に関する。
このような密閉ネジ山付き管状接続部は、以下接続部とも称され、たとえば長尺管である第一管状部品の端部の雄要素と、たとえば長尺管または継ぎ手である第二管状部品の端部の雌要素とを接続することによって製造され、上記要素の各々には金属密閉表面が設けられ、他方の要素の金属密閉表面に対して半径方向に締め付けられている。
このような接続部は特に、たとえば炭化水素井戸またはそれと同種の地熱井戸などの井戸用の密閉ケーシングストリングまたはチュービングストリングを製造するために使用される。
このような接続部の雄および雌要素の金属(または金属−金属)密閉表面は、接続部の密封性を保証する、非常に重要な領域である。
炭化水素井戸において、このような接続部は、外部環境によって生じる、または接続部内を移動する流体によって生じる、張力、圧縮力、屈曲、および圧力などの様々な応力にさらされる。このように多様な応力は、たとえば、ケーシングを固定するステップの間(外部圧力の増加)、または製造ステップの間(内部圧力の増加)、または保守作業の間(停止後に製造再開)の時間に応じて変動し、単独でまたは組み合わされて作用する。
このような接続部は、こういった機械的応力に耐えることのみならず、その印加時に密閉状態を保つことも期待される。このため、特に金属/金属密閉表面を採用する接続部に関して、数多くの開発がなされてきた。このような接続部の基本概念は、接触を緊密にすることによって協働する2つの表面を有することであり、その一方は第一管状部品の雄端部に属し、他方は第二管状部品の雌端部に属する。雄および雌端部の各々は、締め付けによってこれらを接続され得るようにするネジ山領域を備えている。さらに、密閉表面は、締め付け中にこれらが干渉接触するような寸法になっており、干渉接触は2つの密閉表面の間の半径方向締め付けによって起こる。
例として、文献仏国特許出願公開第2913746号(特許文献1)は、第一および第二管状部品を含むネジ山付き接続部を提案しており、各管状部品にはそれぞれ雄および雌端部が設けられ、雄端部は、その外周面上に、ネジ山領域と密閉表面とを含み、接続部の軸に対して半径方向に配向されている終端表面で終端しており、雌端部は、その内周面上に、雄端部のネジ山領域と締め付けによって協働するネジ山領域と雄端部の密閉表面と締め付けによって協働する密閉表面とを含み、接続部の軸に対して半径方向に配向されている終端表面で終端する。雌端部の密閉表面は、終端表面と隣接する形で上記端部の内周面上に設けられる。この密閉表面とネジ山領域との間には、印加される圧力によって半径方向に変形することができるように半径方向剛性が低減された領域が設けられている。この半径方向剛性が低減された領域は、雌端部のネジ山領域と密閉表面との間に位置する部分にわたって接続部の環状断面を減少させることによって得られる。環状断面の減少は、実際には内周に溝を切ることによって得られる。このため、この部分は外部圧力が印加されるときに半径方向に変形することができ、このため第一および第二密閉表面が押し合わせられて緊密に接触することができるようにする追加的な弾性エネルギーを発生させる。なお、ネジ山領域が「自己締結」型である場合における改良が、雌端部の内周にくぼんだ溝が存在することでより薄くなった領域によって成されていると見なすこともできる。実際、このタイプのネジ山は、その厚さが好ましくは少なくとも加工される歯の高さに等しく、その長さが好ましくは少なくともリードの半分に等しい、「導入」溝と称される溝の加工を必要とする。「導入」溝は、ネジ山領域の加工中に、切削工具の嵌合および離脱を可能にするように作用する。
仏国特許出願公開第2913746号 米国再発行特許第344767号
圧力応力への耐性を確保しながらも十分な弾性変形範囲を有する薄化部を提供するために、環状断面の一部の薄化の最適化が必要である。しかしながら、溝が許容できる最大弾性変形閾値を圧力が越える場合これには限界がある。このことは、密閉表面が外側にある場合、接続部が深い位置にある流体のポケットを通過するときに起こる可能性がある。同様に、密閉表面が内側にある場合、中断後に流体が再び最高速度で動き出すときに、溝が許容できる最大圧力の値を超過する可能性がある。
薄化部の外部圧力の下での崩壊または内部圧力による破裂という問題を克服するために、本発明は、通常はネジ山領域の傾斜と同方向である密閉領域の傾斜を変更することを提案する。より具体的には、本発明は、密閉領域の傾斜の配向を反転させ、この新たな配向により薄化部の崩壊を防ぐことを提案する。
概して、本発明は、管状部品の端部の終端表面の付近に位置する密閉領域の接触安定性を確保することを提案する。
より正確には、本発明は、第一および第二管状部品を含む密閉ネジ山付き接続部を提供し、各管状部品にはそれぞれ雄および雌端部が設けられ、雄端部は、その外周面上に、少なくとも1つのネジ山領域と少なくとも1つの密閉表面とを含み、接続部の軸に対して横方向に配向されている終端表面で終端しており、雌端部は、その内周面上に、雄端部のネジ山領域と締め付けによって協働し、接続部の軸に対してテーパ角αを形成するテーパ母線にしたがって傾斜している少なくとも1つのネジ山領域と半径方向に干渉する接触領域に沿って雄端部の少なくとも1つの密閉表面と協働するように位置する少なくとも1つの密閉表面とを含み、接続部の軸に対して横方向に配向されている終端表面において終端しており、上記少なくとも1つの密閉表面の接触領域における接線は、ネジ山付き接続部の軸に対して角度βを形成する直線において傾斜しており、ネジ山領域に対するテーパ母線によって定義される傾斜が、上記少なくとも1つの密閉表面の接触領域における接線によって定義される傾斜と反対の方向であることを特徴とする。
補完的または代替的である、本発明の選択的な特徴は、以下に述べられる。
上記少なくとも1つの密閉表面の接触領域における接線は、絶対値で1から30度の範囲の角度βを形成する。
雄端部の少なくとも1つの密閉表面は、上記雄端部の終端表面の付近で、上記雄端部の外周面上に設けられ、雌端部の密閉表面は、雄端部の密閉表面に対向して設けられる。
雌端部の少なくとも1つの密閉表面は、上記雌端部の終端表面の付近で、上記雌端部の内周面上に設けられ、雄端部の密閉表面は、雌端部の密閉表面に対向して設けられる。
密閉表面は、接続部の軸に対して角度βを形成するテーパ母線を定義するテーパ面である。
密閉表面は、接触領域におけるその接線が接続部の軸に対して角度βを形成する半径Rを有する円環状面である。
密閉表面の1つはテーパ面であり、その他の対応する対向密閉表面は半径Rを有する円環状であり、テーパ面と円環状面との間の接触領域における接線は、接続部の軸に対して角度βを形成する。
環状体の半径Rは30から100mmの範囲である。
終端表面に隣接する面取り部は、密閉表面を含む周囲面に対向する周囲面上に設けられる。
面取り部は、接続部の軸に対して角度γだけ傾斜しており、その角度は1から30度の範囲である。
面取り部は、接続部の軸に対して密閉表面の間の接触領域における接線によって形成される角度と実質的に等しい角度γを、接続部の軸に対して形成する。
ネジ山領域は、自己締結締め付けで協働する。
ネジ山領域はそれぞれ第一および第二ネジ山領域からなり、第一および第二ネジ山領域は相互に対して段形状を成している。
本発明の特徴および利点は、添付図面を参照して、以下により詳細に記載される。
本発明の第一の実施形態による、密閉表面が雌端部の終端表面の付近に設けられている接続部の線図である。 図1に示される接続部に対する改良の線図である。 本発明の第二の実施形態による、密閉表面が雄端部の終端表面の付近に設けられている接続部の線図である。
図1に示されるネジ山付き管状接続部は、第一および第二管状部品を含む密閉ネジ山付き接続部であり、各管状部品には、それぞれ雄1および雌2端部が設けられている。雄端部1および雌端部2の各々は、接続部の軸10に対して横方向に配向されているそれぞれの終端表面7、14で終端している。「接続部の軸に対して横方向に配向されている」という表現は、それぞれの終端表面7および14が接続部の軸と平行ではなく、接続部の軸と交差して、接続部の軸の垂線に対して45度未満の角度を形成する平面に属することを意味する。これらの終端表面は、雌端部内への雄端部の締め付けの際の締め付けトルクに耐えるために、対応する表面との当接によって協働するように意図された軸方向当接表面であってもよい。
雄端部1はその外周面上にネジ山領域3を含み、同様に、雌端部2はその内周面上にネジ山領域4を含み、対応する領域3、4は、締め付けによる2つの端部1および2の相互接続の際に協働する。ネジ山領域3および4は、接続部1の軸10を基準とし、逆三角法配向を用いて、角度αがゼロ以上となるように、ネジ山付き接続部の軸10に対して角度αを形成するテーパ母線20を定義する。この角度は慣習的に1から45度の範囲である。
管状接続部の内部および管状接続部の外側の媒体の両方に対する流体密封性は、雌端部2の終端表面14の付近に位置する2つの金属/金属密閉表面5、6によって提供される。より正確には、密閉表面6は、終端表面14の付近で雌端部2の内周面上に設けられ、それ自体が、接続部の軸10と実質的に直交する線に沿って配向されている。密閉表面6に対向しているのは、雄端部1の外周面上に設けられた密閉表面5である。2つの密閉表面は、雄端部が雌端部にねじ込まれるときに干渉接触させられるように位置している。「干渉接触」という表現は、密閉表面5における雄端部1の外径が、密閉表面6における雌端部2の内径よりもわずかに大きいことを意味する。図1に記載される実施形態において、密閉表面6は、半径Rを有する円環状面である。円環状面のいずれの側でも、雌端部の内周はテーパ面を担持する。円環状面6およびネジ山領域4の間は、薄化テーパ部18である。実際に、この薄化部18は、ネジ山の加工の際に工具を容易に嵌合および離脱するために、ネジ山領域4の端部で雌端部2の内周に溝を切ることによって形成される。このため、この薄化部は半径方向剛性が小さく、薄化部が許容できる閾値を超えるまで外部圧力が上昇したときに、この領域において接続部が脆弱になる。雌端部2の終端表面14と円環状面6とは、雌端部の内周に設けられて上記終端表面14と隣接するテーパ面16によって接続されている。終端表面14に隣接するテーパ面16は、終端表面14に対して90°に近い角度を形成し、ネジ山領域3および4と同じ方向の傾斜を有する。なお、慣習的に、加工規則によって通常禁止されている鋭角とならないようにR面取りを用いて、様々な表面が互いに接続されている。
円環状面6は、その直径が終端表面14の方向に向かって減少する、凸状半球形円環状面である。半径Rは好ましくは30から100mmである。円環状面の半径が大きすぎると(>100mm)、円錐同士の接触と同様の不都合が生じることになる。この半球形表面の半径が小さすぎると(<30mm)、接触幅が不十分になる。
密閉表面6に対向して、雄端部は、その直径がやはり雌要素の終端表面14の方向に向かって減少するテーパ密閉表面5を有する。テーパ密閉表面5は、接続部の軸10に対して角度βを形成するテーパ母線を有する。同様に、密閉表面5および6の間の接触領域における接線30は、接続部の軸10に対して角度βを形成するテーパを定義する。本発明によれば、密閉表面の接触領域における接線30およびネジ山領域(3、4)に対するテーパ母線20は、反対方向に傾斜している。なお、角度αおよびβの絶対値は必ずしも同じでなくてもよい。
雄端部1のテーパ面5とネジ山領域3とは、ネジ山領域3と同じ方向の傾斜を有する別のテーパ面15を介して接続されている。この表面15は、雌端部内への雄端部ねじ込みの際に、雌端部2を案内して、雄端部1の密閉表面5と案内面15との間の交点を通過できるようにするので、「案内面」と称される。実際、この交点は凸状の形状であって、傾斜の変更点に相当しており、これは終端表面14に隣接して雌端部の内周上に設けられたテーパ面16が、締め付けの際に案内面15によって案内され、交点上を昇ることを意味する。このため、テーパ面16を担持する雌端部2の部分は、雄端部1および雌端部2が相互にスナップ留めされるように、交点の通過中に弾性的に変形する。締め付けの終了時、密閉表面は、半径方向に干渉接触して位置する。
接続部1の軸10を基準とすることおよび通常の三角法配向を用いることによって、角度βは1から30度の範囲内になることが望ましい。テーパ面5のテーパが小さすぎると、締め付けの際にかじり傷が生じる危険があり、高すぎるテーパは接触安定性を低下させる。発明者らは、接触領域の端部に2つの狭い有効接触領域を有する2つのテーパ面の間の接触領域とは対照的に、テーパ面と半球形表面との間のこのような接触領域によって、大きい有効軸方向接触幅および有効接触領域に沿った接触圧の実質的に放物線状の分散を実現できることを見出した。図1に記載される実施形態を用いた接触領域の構造によれば、接続された要素の軸方向位置に機械加工公差によるばらつきがあるにもかかわらず、良好な有効接触幅を維持することができ、半球形表面の半球に沿って旋回する有効接触領域によって、局所的な接触圧の放物線状プロファイルが維持される。
さらに、当業者は、外部圧力Pによって薄化部18が屈曲される傾向があるときに、第一および第二密閉表面が押し合わせられて干渉接触することができるよう、接触領域の傾斜が十分な追加的な弾性エネルギーを発生するように、角度βの最小値を接続部1の寸法に応じて確立する必要がある。同様に、当業者は、締め付けまたは取り外しの際に、かじり傷の危険性が排除されるように、角度βの最小値を確立する必要がある。
望ましくは、雄端部が雌端部内に締め付けおよび雌端部から取り外しできるようにするために、ならびにネジ山領域3、4の傾斜および密閉領域5、6の傾斜が反対方向であるので、当業者は、スナップ留めによって生じる表面16を支持する雌端部2の部分の変形が、使用される材料の塑性領域よりも2%少ない状態となるように、角度βの最大値を選択する必要がある。
図2に記載されるように、雌端部2の終端表面14に隣接する面取り部9が、密閉表面6を含む周囲面と反対の周囲面上に設けられることが望ましい。こうして、面取り部によって外部圧力Pによる応力が配向され、2つの密閉表面5および6の間の接触が強化される。
面取り部9は、角度βと実質的に等しい角度γを接続部の軸に対して形成することが好ましい。
最終的な締結位置まで締め付ける間に進行性の干渉が生じるように、ネジ山領域3、4は、周知の「自己締結」と称される型であることが望ましい(ネジ山の軸方向幅および/またはネジ山の間の間隔の漸進的変動とも称され、先行技術文献、米国再発行特許第344767号(特許文献2)に記載されている)。この場合、当接表面は必要とされない。
図2に記載される変形例において、自己締結ネジ山領域3、4の各々は、それぞれ第一3a、3bおよび第二4a、4b部分を含み、上記第一および第二部分は相互に対して段形状を成しており、すなわちネジ山の頂部または底部を通過する第一部分のテーパ母線は、第二部分のテーパのそれらから半径方向に離れている。この構成によって、大きい締め付けトルクを維持しながら、ネジ山領域3および4の全長を短くすることができる。
図3に示される別の実施形態において、ネジ山付き管状接続部は第一および第二管状部品を含む密閉ネジ山付き接続部であり、各管状部品には、それぞれ雄端部1および雌端部2が設けられている。雄端部1および雌端部2の各々は、接続部の軸10に対して横方向に配向されているそれぞれの終端表面7、14で終端している。「接続部の軸に対して横方向に配向されている」という表現は、それぞれの終端表面7および14が接続部の軸と平行ではなく、接続部の軸と交差して、接続部の軸の垂線に対して45度未満の角度を形成する平面に属することを意味する。これらの終端表面は、雌端部内への雄端部の締め付けの際の締め付けトルクに耐えるために、対応する表面との当接によって協働するように意図された軸方向当接表面であってもよい。
雄端部1はその外周面上にネジ山領域3を含み、同様に、雌端部2はその内周面上にネジ山領域4を含み、対応する領域3、4は、締め付けによる2つの端部1および2の相互接続の際に協働する。ネジ山領域3および4は、接続部1の軸10を基準とし、逆三角法配向を用いて、角度αがゼロ以上となるように、ネジ山付き接続部の軸10に対して角度αを形成するテーパ母線20を定義する。この角度は慣習的に1から45度の範囲である。
最終的な締結位置まで締め付ける間に進行性の干渉が生じるように、ネジ山領域3、4は、周知の「自己締結」と称される型であることが望ましい(ネジ山の軸方向幅および/またはネジ山の間の間隔の漸進的変動とも称される)。この場合、当接表面は必要とされない。
図3に記載されるように、自己締結ネジ山領域3、4の各々は、それぞれ第一部分3a、3bおよび第二部分4a、4bを含み、上記第一および第二部分は相互に対して段形状を成していることが望ましい。この構成によって、大きい締め付けトルクを維持しながら、ネジ山領域3および4の全長を短くすることができる。
管状接続部の内部および管状接続部の外側の媒体の両方に対する流体密閉は、雄端部1の終端表面7の付近に位置する2つの金属/金属密閉表面11、12によって提供される。より正確には、密閉表面12は、雄端部1の終端表面7の付近で雌端部2の内周面上に設けられ、それ自体が、接続部の軸10と実質的に直交する線に沿って配向されている。密閉表面6に対向しているのは、雄端部1の外周面上に設けられた密閉表面11である。2つの密閉表面は、雄端部が雌端部にねじ込まれるときに干渉接触させられるように位置している。「干渉接触」という表現は、密閉表面11における雄端部1の外径が、密閉表面12における雌端部2の内径よりもわずかに大きいことを意味する。図3に記載される実施形態において、密閉表面11は、鋭角とならないようにR面取りを用いて雌端部の内周の別の表面に接続されているテーパ面である。円環状面11およびネジ山領域3の間は、薄化テーパ部13である。実際に、この薄化部13は、ネジ山の加工の際に工具を容易に嵌合および離脱することができるよう、ネジ山領域3の端部で雄端部1の外周に溝を切ることによって形成される。このため、この薄化部は半径方向剛性が小さく、薄化部が許容できる閾値を超えるまで内部圧力Pが上昇したときに、この領域において接続部が脆弱になる。雄端部1の終端表面7およびテーパ面11は、雄端部1の外周上に設けられて終端表面7に隣接するテーパ面17によって接続されている。この接続面17は、終端表面7に対して90°に近い角度を形成し、ネジ山領域3および4と同じ方向の傾斜を有する。なお、慣習的に、加工規則によって通常禁止されている鋭角とならないようにR面取りを用いて、様々な表面が互いに接続されている。
表面11は、接続部の軸10に対して角度βを形成するテーパ母線を有するテーパ面である。
密閉表面11に対向して、雌端部は、同様に接続部の軸10に対して角度βを形成するテーパ母線を有するテーパ密閉表面12を有する。密閉表面11および12の間の接触領域における接線30もまた、接続部の軸10に対して角度βを有するテーパを定義する。本発明によれば、密閉表面の接触領域における接線30およびネジ山領域(3、4)に対するテーパ母線20は、反対方向に傾斜している。なお、角度αおよびβの絶対値は必ずしも同じでなくてもよい。
雌端部2のテーパ面12およびネジ山領域4は、ネジ山領域4と同じ方向に傾斜している別のテーパ面8を介して接続されている。この表面8は、雌端部内への雄端部ねじ込みの際に、雄端部1を案内して、雌端部2の密閉表面12と案内面8との間の交点を通過できるようにするので、「案内面」と称される。実際、この交点は凸状の形状であって、傾斜の変更点に相当しており、これは終端表面7に隣接して雄端部の外周上に設けられたテーパ面17が、締め付けの際に案内面8によって案内され、交点上を通過することを意味する。このため、テーパ面17を支持する雄端部1の部分は、雄端部1および雌端部2が相互にスナップ留めされるように、交点の通過中に弾性的に変形する。締め付けの終了時、密閉表面は、半径方向に干渉接触して位置する。
接続部1の軸10を基準とすることおよび三角法方向にしたがう配向によって、角度βは1から30度の範囲になることが望ましい。テーパ面11および12のテーパが低すぎると、締め付けの際にかじり傷が生じる危険があり、高すぎるテーパは接触安定性を低下させる。
さらに、当業者は、薄化部13が内部圧力Pによって屈曲される傾向があるときに、第一および第二密閉表面が押し合わせられて干渉接触することができるよう、接触領域の傾斜が十分な追加的な弾性エネルギーを発生するように、角度βの最小値を接続部1の寸法に応じて確立する必要がある。同様に、当業者は、締め付けまたは取り外しの際に、かじり傷の危険性が排除されるように、角度βの最小値を確立する必要がある。
望ましくは、雄端部が雌端部内に締め付けおよび雌端部から取り外しできるようにするために、ならびにネジ山領域3、4の傾斜および密閉領域11、12の傾斜が反対方向であるので、当業者は、スナップ留めによって生じる密閉表面17を支持する雄端部1の部分の変形が、使用される材料の塑性領域よりも2%少ない状態となるように、角度βの最大値を選択する必要がある。
図3に記載されるように、雄端部1の終端表面7に隣接する面取り部9’が、密閉表面11を含む周囲面と反対の周囲面上に設けられることが望ましい。こうして、面取り部によって外部圧力Pによる応力が配向され、2つの密閉表面11および12の間の接触が強化される。
面取り部9’は、角度βと実質的に等しい角度γを接続部の軸に対して形成することが好ましい。
なお、本発明は、ネジ山領域3、4が、接続部の軸10に対してゼロに近い(またはゼロに等しい)テーパ角αを形成するテーパ母線20において非常にわずかだけ傾斜している(またはまったく傾斜していない)場合も包含する。この場合、密閉表面5、6または11、12の接触領域における接線もまた、ネジ山付き接続部の軸10に対して角度βを形成する線30において傾斜している。すると角度βは、接続部1の軸10を基準とすることおよび三角法方向にしたがう配向によって、ゼロ度より大きくなる(好ましくは0から30度の間)。角度βの値は、上述の実施形態に詳述されている、接続部の幾何学的特徴および機械適応力に応じて決定される。
密閉表面が複合形状を有している場合などの異なる構成に対して本発明を適用可能であることは明らかである。一例として、端部の一方においては少なくとも1つの密閉表面が先細形状であり、他方の端部では対応する密閉表面が、テーパ面(終端表面に隣接)によって構成され円環状面に正接している(ネジ山側)複合表面となる。
また、本発明は特に雌端部の終端表面側に密閉表面が位置している接続部に適用されるものである。圧力の変動、この場合は外圧の変動に対処するのが最も困難なのは、このタイプの構成(図1および図2に記載)である。
最後に、本発明は特にネジ山領域が自己締結型である接続部に適用されるものである。導入溝の存在のために薄化部が生じるのは、このタイプの構成である。

Claims (13)

  1. 第一および第二管状部品を含む密閉ネジ山付き接続部であって、各管状部品にはそれぞれ雄端部(1)および雌端部(2)が設けられ、雄端部(1)はその外周面上に、少なくとも1つのネジ山領域(3)と少なくとも1つの密閉表面(5、11)とを含み、接続部の軸(10)に対して横方向に配向されている終端表面(7)で終端しており、雌端部(2)はその内周面上に、雄端部(1)のネジ山領域(3)と締め付けによって協働し、接続部(10)の軸に対してテーパ角αを形成するテーパ母線(20)にしたがって傾斜している少なくとも1つのネジ山領域(3、4)と半径方向に干渉する接触領域に沿って雄端部(1)の少なくとも1つの密閉表面(5、11)と協働するように位置する少なくとも1つの密閉表面(6、12)とを含み、接続部の軸(10)に対して横方向に配向されている終端表面(8)において終端しており、前記少なくとも1つの密閉表面(5、6;11、12)の接触領域における接線は、ネジ山付き接続部の軸(10)に対して角度βを形成する直線(30)において傾斜しており、ネジ山領域(3、4)に対するテーパ母線(20)によって定義される傾斜が、前記少なくとも1つの密閉表面(5、6;11、12)の接触領域における接線(30)によって定義される傾斜と反対の方向であることを特徴とする、密閉ネジ山付き接続部。
  2. 前記少なくとも1つの密閉表面(5、6;11、12)の接触領域における接線が、絶対値で1から30度の範囲の角度βを形成することを特徴とする、請求項1に記載のネジ山付き接続部。
  3. 雄端部(1)の少なくとも1つの密閉表面(11)が、前記雄端部の終端表面(7)の付近で前記雄端部(1)の外周面上に設けられ、雌端部(2)の密閉表面(12)が雄端部(1)の密閉表面(11)に対向して設けられることを特徴とする、請求項1または2に記載のネジ山付き接続部。
  4. 雌端部(2)の少なくとも1つの密閉表面(6)が、前記雌端部の終端表面(14)の付近で前記雌端部(2)の内周面上に設けられ、雄端部(1)の密閉表面(5)が雌端部(2)の密閉表面(6)に対向して設けられることを特徴とする、請求項1または2に記載のネジ山付き接続部。
  5. 少なくとも1つの密閉表面(5、6;11、12)が、軸(10)に対して角度βを形成するテーパ母線を定義するテーパ面であることを特徴とする、請求項3または4に記載のネジ山付き接続部。
  6. 少なくとも1つの密閉表面(5、6;11、12)が、接触領域におけるその接線が接続部の軸(10)に対して角度βを形成する、半径Rを有する円環状面であることを特徴とする、請求項3または4に記載のネジ山付き接続部。
  7. 少なくとも1つの密閉表面(5、6;11、12)のうちの1つがテーパ面であって、その他の対応する対向密閉表面(6、5;12、11)が半径Rを有する円環状であって、テーパ面と円環状面との間の接触領域における接線が接続部の軸(10)に対して角度βを形成することを特徴とする、請求項3または4に記載のネジ山付き接続部。
  8. 環状体の半径Rが30から100mmの範囲であることを特徴とする、請求項6または7に記載のネジ山付き接続部。
  9. 終端表面(7;14)に隣接する面取り部(9;9’)が、少なくとも1つの密閉表面(11、6)を含む周囲面に対向する周囲面上に設けられることを特徴とする、請求項1から8のいずれか一項に記載のネジ山付き接続部。
  10. 面取り部(9;9’)が、1から30度の範囲である、接続部の軸(10)に対する角度γだけ傾斜していることを特徴とする、請求項9に記載のネジ山付き接続部。
  11. 面取り部(9;9’)が、接続部(1)の軸(10)に対して密閉表面の間の接触領域における接線によって形成される角度と実質的に等しい角度γを接続部の軸(10)に対して形成することを特徴とする、請求項9または10に記載のネジ山付き接続部。
  12. ネジ山領域(3、4)が自己締結締め付けにおいて協働することを特徴とする、請求項1から11のいずれか一項に記載のネジ山付き接続部。
  13. ネジ山領域(3、4)がそれぞれ第一ネジ山領域(3a、4a)および第二ネジ山領域(3b、4b)からなり、第一および第二ネジ山領域が相互に対して段形状を成していることを特徴とする、請求項1から12のいずれか一項に記載のネジ山付き接続部。
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