JP2012511210A - 代替メールボックスの自動発見 - Google Patents

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Abstract

本願明細書に記載したように、クライアントシステムは、サーバシステムに記憶された複数のメールボックスのメッセージオブジェクトにアクセスするように自動的に構成される。クライアントシステムは、サーバシステムに自動発見要求を送信する。それに応じて、サーバシステムは、主メールボックス要素と少なくとも1つの代替メールボックス要素を含む自動発見応答ドキュメントを含む自動発見応答を、クライアントシステムに送信する。クライアントシステムは、主メールボックス要素によって指定された第1のメールボックス識別データのセットを用いて、サーバシステムに記憶された主メールボックスのメッセージオブジェクトにアクセスし、代替メールボックス要素によって指定されたメールボックス識別データのセットを用いて、サーバシステムに記憶された代替メールボックスのメッセージオブジェクトにアクセスする。電子メールメッセージは、メッセージオブジェクトの種類の一例である。代替メールボックスは、時折の参照のためのメッセージオブジェクトを記憶するために使用されるアーカイブメールボックスであってもよい。

Description

本発明は、代替メールボックスの自動発見に関する。
今日の経済活動において、人々は、毎日、多数の電子メールをやり取りする。受信する電子メールメッセージには、重要な情報が含まれているものもあれば、受信時には重要だとは思われないが、役立つことが後に分かるものもある。このため、重要性が疑われる電子メールメッセージでさえ、長く保存する傾向がある。
このような電子メールメッセージの保存は、電子メールメッセージングサービスを提供する機関に問題を引き起こすことがある。例えば、機関は、古い電子メールメッセージを記憶するために、大容量の高価なデータ記憶システムの購入しなければならない場合がある。他の例では、機関は、ユーザの古い電子メールメッセージを記憶するようにユーザのコンピュータを構成する場合もある。ユーザのコンピュータに電子メールメッセージを記憶することは、eディスカバリ中の検索コストを増加させることがある。このような電子メールメッセージの記憶に関する解決策を設けることは、一般的に難しく、ユーザのコンピュータを手作業で設定することが必要になる。
本開示は、クライアントシステムを自動的に構成して、サーバシステムに記憶された複数のメールボックス内のメッセージオブジェクトにアクセスすることを対象とする。本明細書で述べるように、クライアントシステムは、自動発見要求をサーバシステムに送信する。それに応じて、サーバシステムは、自動発見応答ドキュメントを含む自動発見応答をクライアントシステムに送信する。自動発見応答ドキュメントには、主メールボックス要素(primary mailbox element)と、少なくとも1つの代替メールボックス要素(alternate mailbox element)が含まれる。クライアントシステムは、主メールボックス要素によって指定されるメールボックス識別データの第1セットを用いて、サーバシステムに記憶された主メールボックスのメッセージオブジェクトにアクセスし、代替メールボックス要素によって指定されるメールボックス識別データのセットを用いて、サーバシスムに記憶された代替メールボックスのメッセージオブジェクトにアクセスする。電子メールメッセージは、メッセージオブジェクトの種類の一例である。代替メールボックスは、時折の参照のために使用されるメッセージオブジェクトを記憶するアーカイブメールボックスであってもよい。
本概要は、下記の詳細な説明においてさらに説明する概念の抜粋を簡単な形で紹介するために提供される。本概要は、特許請求の範囲に記載する主題の重要な特徴または重要な特徴を特定する意図はなく、また特許請求の範囲に記載する主題の範囲を定めるのに役立つことを意図するものでもない。
クライアントシステムが、サーバシステムに記憶された複数のメールボックス内のメッセージオブジェクトにアクセスするように、自動的に構成されたシステム例を示すブロック図である。 サーバシステムで動作する自動発見サーバが行う動作例を示すフロー図である。 クライアントシステムの論理コンポーネント例を示すブロック図である。 クライアントシステムが行う動作例を示すフロー図である。 電子コンピューティング装置の物理的コンポーネント例を示すブロック図である。
簡単に上述したように、本開示は、クライアント装置を自動的に構成して、サーバシステムに記憶された複数のメールボックスのメッセージオブジェクトにアクセスすることに関する。本開示では一組の図面について述べているが、これらの図面は説明のみを目的とするものであり、これらの技術を実施する唯一の方法を表すことを意図していない。言い換えると、図面は、単に例を示すものである。
図1は、クライアントシステムが、サーバシステムに記憶された複数のメールボックス内のメッセージオブジェクトにアクセスするように自動的に構成されたメッセージングシステム2の例を示すブロック図である。図1の例に示すように、メッセージングシステム2は、クライアントシステム4を含む。本開示を通して使用されるように、「クライアントシステム」は、ネットワークサービスを利用するように構成された1つまたは複数の物理的電子コンピューティング装置のセットである。例えば、クライアントシステム4は、1つまたは複数の、パーソナルコンピュータ、ラップトップコンピュータ、携帯電話、テレビセットトップボックス、メインフレームコンピュータ、スタンドアロンサーバ装置、ブレードサーバ装置、車両に組み込まれた装置、ハンドヘルドコンピューティング装置、パーソナルデジタルアシスタント、メディアプレーヤデバイス、および、ネットワークサービスを利用するように構成された他の種類の物理的コンピューティング装置のセットであってもよい。図5を参照して下記に、電子コンピューティング装置例を記載する。便宜上、図1の例には示していないが、メッセージングシステム2は、クライアントシステム4のような多くのクライアントシステムを含むことができる。
さらに、メッセージングシステム2は、メッセージングサービスを提供するサーバシステム6を含む。本開示を通して使用されるように、「サーバシステム」は、ネットワークサービスを提供する1つまたは複数の物理的電子コンピューティング装置のセットである。例えば、サーバシステム6は、1つまたは複数の、スタンドアロンサーバ装置、ブレードサーバ装置、メインフレームコンピュータ、ネットワークデータセンター、中間ネットワーク装置、パーソナルコンピュータ、および/または、ネットワークサービスを提供するように構成された他の種類の物理的電子コンピューティング装置のセットであってもよい。
図1の例に示すように、メッセージングシステム2は、ネットワーク8を含む。ネットワーク8は、クライアントシステム4とサーバシステム6間の電子通信を容易にする電子通信ネットワークである。例えば、ネットワーク8は、インターネット、ローカルエリアネットワーク、メトロポリタンエリアネットワーク、または、他の種類の電子通信ネットワークなどの広域ネットワークであってもよい。ネットワーク8は有線データリンクおよび/または無線データリンクを含むことができる。様々な通信プロトコルは、イーサネット(登録商標)、トランスポートコントロールプロトコル(TCP)、インターネットプロトコル(IP)、ハイパーテキスト転送プロトコル(HTTP)、SOAP、リモートプロシージャコールプロトコル、および/または、他の種類の通信プロトコルなど、様々な通信プロトコルをネットワーク8において使用できるが、これらに限られるわけではない。
図1の例において、サーバシステム6は、メールボックスアクセスサービスを提供するメールボックスサーバ10と、アーカイブメールボックスアクセスサービスを提供するアーカイブサーバ12と、自動発見サービスを提供する自動発見サーバ14と、ディレクトリアクセスサービスを提供するディレクトリサーバ16を含むとして示される。さらに、サーバシステム6は、メールボックスデータベース18と、アーカイブメールボックスデータベース22と、ディレクトリ24を含む。メールボックスサーバ10、アーカイブサーバ12、自動発見サーバ14、および、ディレクトリサーバ16は、サーバである。本開示を通して使用されるように、「サーバ」は、サービスを提供するものである。例えば、サービスを提供するソフトウェアアプリケーションは、サーバである。この例において、複数のサーバが、単一の物理的電子コンピューティング装置上で動作できる。別の例において、サービスを提供する特定用途向け集積回路(application-specific integrated circuit)(ASIC)が、サーバである。
メッセージングシステム2の様々な実施例において、1つまたは複数の、メールボックスサーバ10、アーカイブサーバ12、自動発見サーバ14、および、ディレクトリサーバ16は、1つまたは複数の電子コンピューティング装置上で動作するソフトウェアアプリケーションの命令として、実施できることは理解されよう。第1の例において、メールボックスサーバ10および自動発見サーバ14は、第1の電子コンピューティング装置上で動作するソフトウェアアプリケーションとして実施でき、アーカイブサーバ12とディレクトリサーバ16は、第2の電子コンピューティング装置上で動作するソフトウェアアプリケーションとして実施できる。第2の例において、単一の電子コンピューティング装置が、メールボックスサーバ10、アーカイブサーバ12、自動発見サーバ14、および、ディレクトリサーバ16として動作できる。第3の実施例において、2つの別々の電子コンピューティング装置が、メールボックスサーバ10の機能性を提供できる。このような実施例において、ソフトウェアアプリケーションの命令は、メールボックスデータベース18と共に、コンピュータ可読データ記憶システムに記憶できる。本開示を通して使用されるように、コンピュータ可読データ記憶システムは、1つまたは複数のコンピュータ可読データ記憶媒体の集合である。
メールボックスサーバ10は、メールボックスアクセスサービスを提供し、そのサービスにより、クライアントは、メールボックスデータベース18に記憶されたメッセージオブジェクトにアクセスできる。本開示を通して使用されるように、「メールボックス」は、ユーザに関連付けられたメッセージングオブジェクトの論理的な集合である。「メッセージングオブジェクト」は、フォルダまたはメッセージオブジェクトである。メールボックス内の「フォルダ」は、メールボックス内のメッセージングオブジェクトのサブセットを含む。「メッセージオブジェクト」は、ユーザに情報を提供するメッセージのプロパティの集合である。メッセージは、様々な形をとることができる。例えば、メールボックス内のメッセージは、電子メールメッセージであってもよい。第2の例において、メールボックス内のメッセージは、カレンダーメッセージであってもよい。他の例のメッセージには、タスク、ジャーナルエントリー、コンタクトなどが含まれる。メールボックスデータベース18に記憶されるメールボックスは、互いにピアの関係である。本開示において使用されるように、第1のメールボックスに、第2のメールボックスにもあるメッセージングオブジェクトがない場合、第1のメールボックスは第2のメールボックスの「ピア」である。言い換えれば、2つのメールボックス間に階層的な関係はない。便宜上、図1の例には示してないが、メールボックスサーバ10は、サーバシステム6で動作する複数のメールボックスサーバのうちの1つであってもよい。さらに、便宜上、図1の例には示してないが、メールボックスサーバ10は、メールボックスデータベース18以外のメールボックスデータベースに記憶されたメッセージオブジェクトへのアクセスを提供でき、他のメールボックスサーバは、メールボックスデータベース18とメールボックスデータベース18以外のメールボックスデータベース内のメッセージオブジェクトへのアクセスを提供できる。例えば、メールボックスサーバ10は、アーカイブメールボックスデータベース22内のメッセージオブジェクトへのアクセスを提供できる。
アーカイブサーバ12は、メールボックスアクセスサービスを提供する。本メールボックスアクセスサービスは、アーカイブメールボックスデータベース22のアーカイブメールボックスのセットにおけるメッセージオブジェクトへのアクセスを提供するものである。本開示において使用されるように、「アーカイブメールボックス」は、アーカイブしたメッセージを含むメールボックスである。「アーカイブしたメッセージ」は、毎日使用するのではなく、時折の参照目的のために保持されたメッセージである。アーカイブメールボックスのメッセージオブジェクトは、クライアントシステム4においてローカルにキャッシュされてはいない。アーカイブメールボックスデータベース22に記憶されたアーカイブメールボックスは、互いにピアであり、メールボックスサーバ10に記憶されたメールボックスのピアである。便宜上、図1の例には示していないが、アーカイブサーバ12は、サーバシステム6で動作する複数のアーカイブサーバのうちの1つであってもよい。さらに、便宜上、図1の例には示していないが、アーカイブサーバ12は、アーカイブメールボックスデータベース22以外のアーカイブメールボックスデータベースに記憶されたメッセージオブジェクトへのアクセスを提供でき、他のアーカイブメールボックスサーバは、アーカイブメールボックスデータベース22と、アーカイブメールボックスデータベース22以外のアーカイブメールボックスデータベースに記憶されたメッセージオブジェクトへのアクセスを提供できる。アーカイブサーバ12は、図1の例において別個のサーバとして示しているが、一部の実施例において、メールボックスサーバ10が、アーカイブメールボックスデータベース22内のアーカイブメールボックスへのアクセスを提供できる。さらに、一部の実施例において、メールボックスデータベース18および/またはアーカイブメールボックスデータベース22は、非アーカイブメールボックスと共に、アーカイブメールボックスを記憶できる。このような実施例において、メールボックスサーバ10および/またはアーカイブサーバ12は、メールボックスデータベース18および/またはアーカイブメールボックスデータベース22内のアーカイブメールボックスと非アーカイブメールボックスの両方にアクセスを提供できる。
サーバシステム6の各ユーザは、メールアカウントに関連付けられる。ディレクトリサーバ16は、ディレクトリ24へのアクセスを提供するディレクトリサービスを提供する。ディレクトリ24は、メッセージングシステム2に登録されたユーザのリモートユーザプロファイルを含む。リモートユーザプロファイルは、ユーザのメールアカウントのプロパティを指定するデータのセットである。リモートユーザプロファイルで指定されたプロパティは、ユーザに関連付けられたメールボックスのセットと、ユーザに関する他の情報を含む。一般的に、サーバシステム6の管理者が、ディレクトリ24のリモートユーザプロファイルを作成・編集する。ディレクトリサーバ16は、様々な方法で実施できる。例えば、ディレクトリサーバ16は、ACTIVE DIRECTORY(登録商標)ディレクトリサービスを提供できる。この例において、ディレクトリ要求およびディレクトリ応答は、ライトウェイトディレクトリアクセスプロトコル(Lightweight Directory Access Protocol)(LDAP)を用いてフォーマットできる。便宜上、図1の例には示してないが、ディレクトリサーバ16は、サーバシステム6で動作する複数のディレクトリサーバの1つであってもよい。
自動発見サーバ14は、クライアントシステム4が自身の自動構成に利用し、メールボックスサーバ10および/またはアーカイブサーバ12を介してアクセス可能なメールボックスのサブセットにおけるメッセージオブジェクトにアクセスする、自動発見サービスを提供する。クライアントシステム4は、メールボックスのサブセットのメッセージオブジェクトにクライアントシステム4自身がアクセスするように構成する必要があるかもしれない。なぜならば、メールボックスサーバ10およびアーカイブサーバ12は、クライアントシステム4のユーザ20と関連のない多くのメールボックスを記憶している場合があり、クライアントシステム4は、ユーザ20に関連付けられたメールボックスサーバ10とユーザ20に関連付けられたアーカイブサーバ12によって記憶された、メールボックスのサブセット内のメッセージオブジェクトにのみアクセス可能でなければならないからである。
自動発見サーバ14が提供する自動発見サービスを利用するために、クライアントシステム4は、ネットワーク8を介して自動発見要求を自動発見サーバ14に送信する。自動発見要求は、自動発見サーバ14によって提供される自動発見サービスの使用を求める要求である。
図2を参照して下記に述べるように、自動発見サーバ14は、自動発見要求を受信すると、ディレクトリサーバ16に記憶されたユーザ20のプロファイルを用いて、自動発見応答ドキュメントを生成する。自動発見応答ドキュメントは、クライアントシステム4が、メールボックスサーバ10および/またはアーカイブサーバ12を介してアクセス可能なメッセージメールボックスのサブセット内のメッセージオブジェクトにアクセスするように、クライアントシステム4自身を構成すべき方法を指定する。
自動発見応答ドキュメント内の情報は、スキーマに従う。本開示において使用されるように、「スキーマ」は、ドキュメントの種類の形式的記述である。例えば、自動発見応答ドキュメント内の情報は、XMLスキーマに従った拡張可能なマーク付け言語(XML)データであってもよい。他の例において、自動発見応答ドキュメント内の情報は、汎用マークアップ言語規約(SGML)、カンマ区切り(CSV)フォーマット、ラテフ(LaTeX)および他のフォーマットなどの他の方法でフォーマットできるが、これらに限られない。自動発見応答ドキュメント内の情報はスキーマに従っているため、自動発見応答ドキュメント内の情報は、スキーマへのアクセスを有する電子コンピューティングシステムで容易に解析することができる。
自動発見応答ドキュメントは、メールボックス識別データの第1セットを含む主メールボックス要素を指定する。メールボックス識別データの第1セットは、ユーザ20に関連付けられた主メールボックスを、サーバシステム6に対して特定する。さらに、自動発見応答ドキュメントは、メールボックス識別データの第2セットを含む少なくとも1つの代替メールボックス要素を指定する。メールボックス識別データの第2セットは、ユーザ20に関連付けられた代替メールボックスを、サーバシステム6に対して特定する。例えば、メールボックス識別データの第2セットは、ユーザ20に関連付けられたアーカイブメールボックスを特定できる。
自動発見応答ドキュメントの生成後、自動発見サーバ14は、自動発見要求に応答する自動発見応答を、ネットワーク8を介してクライアントシステム4に送信する。自動発見応答は、自動発見応答ドキュメントを含む。クライアントシステム4は、自動発見応答を受信すると、クライアントシステム4のユーザ20のローカルプロファイルを更新して、メールボックス識別データの第1セットとメールボックス識別データの第2セットを含むようにする。
図1の実施例において、クライアントシステム4は、メールボックス識別データの第1セットを用いて、サーバシステム6によって提供されるメールボックスアクセスサービスへの接続を確立し、メールボックス識別データの第2セットを用いて、サーバシステム6によって提供されるメールボックスアクセスサービスへの接続を確立する。例えば、クライアントシステム4は、メールボックス識別データの第1セットを用いて、メールボックスサーバ10が提供するメールボックスアクセスサービスへの第1の接続を確立でき、メールボックス識別データの第2セットを用いて、メールボックスサーバ10が提供するメールボックスアクセスサービスへの第2の接続を確立する。別の例において、メールボックス識別データの第2セットがそのように指示する場合は、クライアントシステム4は、メールボックス識別データの第2セットを用いて、アーカイブサーバ12が提供するメールボックスアクセスサービスへの第2の接続を確立する。クライアントシステム4は、第1の接続を用いて、主メールボックスのメッセージオブジェクトにアクセスでき、第2の接続を用いて、代替メールボックスのメッセージオブジェクトにアクセスする。
クライアントシステム4は、様々な技術を利用し、メールボックスアクセスサービスを用いてメッセージオブジェクトにアクセスできる。例えば、メールボックスサーバ10およびアーカイブサーバ12は、リモートプロシージャコール(RPC)エンドポイントとして、実施できる。この例において、クライアントシステム4は、リモートプロシージャコールメッセージをメールボックスサーバ10に送信することによって、メールボックスサーバ10が提供するメールボックスアクセスサービスを利用でき、リモートプロシージャコールメッセージをアーカイブサーバ12に送信することによって、アーカイブサーバ12が提供するアーカイブメールボックスアクセスサービスを利用できる。この例において、クライアントシステム4は、リモートプロシージャコール要求への応答として、メッセージオブジェクトを受信できる。
このような方法で、自動発見サーバ14が提供する自動発見サービスを用いることによって、クライアントシステム4は、主メールボックスのメッセージオブジェクトと、単一または複数の代替メールボックスのメッセージオブジェクトにアクセスするように、クライアントシステム4自身を自動的に構成することができる。さらに、クライアントシステム4が自動的に自動発見応答ドキュメントを取得するため、サーバシステム6の管理者は、クライアントシステム4を手動で構成することなく、どのメールボックスにユーザ20がアクセスを有するか構成することができる。
図2は、自動発見サーバ14の動作50の例を示すフロー図である。図2の例に示すように、自動発見サーバ14の動作50は、ネットワーク8を介してクライアントシステム4から自動発見要求を受信する(52)。自動発見要求は、ユーザ20の主メールボックスを特定する情報を含む。例えば、一実施例において、自動発見要求は、ユーザ20の主メールボックスに関連づけられた電子メールアドレスを指定する。別の実施例において、自動発見要求は、ユーザ20の主メールボックスの識別名を指定する。さらに、一実施例において、自動発見要求は、受諾可能な応答スキーマを指定できる。この実施例において、自動発見要求への応答である自動発見応答内の自動発見応答ドキュメントは、自動発見要求が指定する受諾可能な応答スキーマに従う。
自動発見要求を受信した後、自動発見サーバ14は、ディレクトリサーバ16からユーザ20のリモートプロファイルを取り出す(54)。一実施例において、自動発見サーバ14は、自動発見要求によって指定された電子メールアドレス、または、自動発見要求によって指定されたレガシ識別名を用いて、ユーザ20のリモートプロファイルをディレクトリサーバ16から取り出すことができる。
次に、自動発見サーバ14は、ユーザ20のリモートプロファイルを用いて、自動発見要求において指定された主メールボックスにユーザ20がアクセスを許可されているか否かを判定する(56)。例えば、自動発見サーバ14は、ユーザ20によって提供されるユーザ名およびパスワードを、ユーザ20のリモートプロファイルにおいて指定されたユーザ名およびパスワードと比較できる。ユーザ20が、自動発見要求において指定された主メールボックスへのアクセスを許可されていない場合(56において「いいえ」)、自動発見サーバ14は、エラー応答をクライアントシステム4に送信する(58)。エラー応答は、端末のエラーメッセージであってもよく、新しいユーザ識別認証情報を入力するようにユーザ20に指示することであってもよく、別の種類のエラー応答であってもよい。このように、ユーザ20が自動発見要求において指定した主メールボックスにアクセスを許可されていない場合、自動発見サーバ14は、クライアントシステム4が、自動発見要求において指定した主メールボックスと代替メールボックスにアクセスするようにクライアントシステム4自身を構成することを効果的に防止する。
他方、ユーザ20が自動発見要求において指定された主メールボックスへのアクセスを許可されている場合(56において「はい」)、自動発見サーバ14は、ユーザ20のリモートプロファイルを用いて、ユーザ20に関連付けられたメールボックスを特定する(60)。このように、ユーザ20が自動発見要求において指定された主メールボックスへのアクセスを許可されている場合、それが、リモートプロファイルにおいて指定された代替メールボックス(1つまたは複数のアーカイブメールボックスを含む)にユーザ20がアクセスする十分条件となる。
次に、自動発見サーバ14は、自動発見要求で指定された主メールボックスをサーバシステム6に対して特定するメールボックス識別データの第1セットを生成する(62)。自動発見サーバ14は、ユーザ20のリモートプロファイル内の情報を用いて、メールボックス識別データの第1セットを生成できる。一実装例において、メールボックス識別データの第1セットは、XML要素の集合としてフォーマットできる。この実装例において、XML要素は、ユーザに固有の情報を提供する <User> 要素を含む。 <User> 要素は、主メールボックスのレガシ識別名を指定する <LegacyDN> 要素を含む。さらに、 <User> 要素は、主メールボックスに関連付けられたユーザの表示可能な名前を指定する <DisplayName> 要素を含む。 <User> 要素は、自動発見応答ドキュメントに下記のように現れることができる。
Figure 2012511210
さらに、メールボックス識別データの第1セットを定義するXML要素の集合は、 <Protocol> 要素を含むことができる。 <Protocol> 要素は、クライアントシステム4をメールボックスサーバ(例えば、メールボックスサーバ10)に接続するための仕様を含む。一実施例において、 <Protocol> 要素は、少なくとも次の要素を含む。すなわち、 <Type> 要素、 <Server> 要素、 <ServerDN> 要素、 <MdbDN> 要素、および <ServerVersion> 要素である。 <Type> 要素は、メールアカウントの種類を指定する。 <Server> 要素は、メールボックスサーバのリソース識別子を指定する。 <Server> 要素のリソース識別子は、ホスト名、インターネットプロトコルアドレス、または、他の種類のリソース識別子であってもよい。 <ServerDN> 要素は、メールボックスサーバを実行する電子コンピューティング装置の識別名を指定する。 <MdbDN> 要素は、メールボックスデータベースのレガシ識別名を指定する。 <ServerVersion> 要素は、メールボックスサーバソフトウェアのバージョンを指定する。メールボックスサーバソフトウェアは、サーバシステム6で実行すると、サーバシステム6にメールボックスサーバを提供させるソフトウェアである。アセンブルすると、 <Protocol> 要素は、下記のように、自動発見応答ドキュメントに現れることができる。
Figure 2012511210
次に、自動発見サーバ14は、ユーザ20に関連付けられた各代替メールボックスに関して代替メールボックス要素を生成する(64)。各代替メールボックス要素は、ユーザ20に関連付けられた代替メールボックスをサーバシステム6に対して特定するメールボックス識別データのセットを含む。自動発見サーバ14は、ユーザ20のリモートプロファイルを用いて、メールボックス識別データの各セットを生成できる。
一実施例において、代替メールボックス要素は、少なくとも次のXML要素を含む。すなわち、 <Type> 要素、 <ID> 要素、 <DisplayName> 要素、 <LegacyDN> 要素、 <Server> 要素、 <ServerDN> 要素、 <MdbDN> 要素、および、 <ServerVersion> 要素である。
この実施例において、 <Type> 要素は、代替メールボックスの種類を指定する。代替メールボックスの種類は、メールボックスの動作を指定する。例えば、 <Type> 要素は、代替メールボックスが、メールボックスタイプのメールボックス、アーカイブメールボックス、サブスクリプションメールボックス(subscription mailbox)、または他の種類のメールボックスであると、指定できる。 <ID> 要素は、ユーザのメールアカウントに関連付けられた固有の識別子を指定する。 <DisplayName> 要素は、代替メールボックスに関連してクライアントシステム4が表示できる名前を指定する。 <LegacyDN> 要素は、代替メールボックスのレガシ識別名を指定する。 <Server> 要素は、代替メールボックスへのアクセスを提供するメールボックスサーバの完全修飾ドメイン名を指定する。 <Server> 要素は、代替メールボックス要素内に、正確に1回現れる。 <ServerDN> 要素は、代替メールボックスへのアクセスを提供するメールボックスサーバを実行しているコンピューティング装置を指定する。 <ServerDN> 要素が識別名を指定し、 <Server> 要素が完全修飾ドメイン名を指定するという点で、 <ServerDN> 要素は、 <Server> 要素と異なる。さらに、 <ServerDN> 要素がメールボックスサーバを実行しているコンピューティング装置を指定し、 <Server> 要素がメールボックスサーバを指定するという点で、 <ServerDN> 要素は、 <Server> 要素と異なる。この差異は、コンピューティング装置が複数のメールボックスサーバを実行するとき、大きな影響を与える可能性がある。 <MdbDN> 要素は、代替メールボックスデータベースを記憶するメールボックスデータベースの識別名を指定する。 <ServerVersion> 要素は、サーバシステム6で動作するメールボックスサーバソフトウェアのバージョン番号を指定する。
下記は、自動発見応答ドキュメントに現れることができる<AlternativeMailbox>の例である。
Figure 2012511210
自動発見サーバ14は、各代替メールボックスの代替メールボックス要素を生成した後、代替メールボックス要素と、メールボックス識別データの第1セットを表す1つまたは複数の要素を、自動発見応答ドキュメントに追加する(68)。自動発見サーバ14は、その後、ネットワーク8を介して自動発見応答ドキュメントをクライアントシステム4に送信する(70)。
図3は、クライアントシステム4の論理的な詳細例を示すブロック図である。図3の例に示すように、クライアントシステム4は、ネットワークインタフェースモジュール100、自動発見モジュール102、ローカルプロファイル104、メールボックスアクセスモジュール106、および、ユーザインタフェースモジュール108を備える。ネットワークインタフェースモジュール100によって、クライアントシステム4は、ネットワーク8上で通信することができる。自動発見モジュール102によって、自動的に、クライアントシステム4は、サーバシステム6によって提供される自動発見サービスを使用してローカルプロファイル104を更新して、ユーザ20に関連付けられたメールボックスを特定するメールボックス識別データを記憶する。ローカルプロファイル104は、クライアントシステム4に記憶された、ユーザ20に固有の情報のセットである。メールボックスアクセスモジュール106によって、クライアントシステム4は、ローカルプロファイル104のメールボックス識別データを用いて、ユーザ20に関連付けられたメールボックスのメッセージングオブジェクトにアクセスする。ユーザインタフェースモジュール108によって、クライアントシステム4は、ユーザインタフェースを提示し、そのユーザインタフェースによって、ユーザ20は、ユーザ20に関連付けられたメールボックスのメッセージオブジェクトと対話することができる。これらのモジュールの動作および対話について、図4を参照して下記に述べる。
さらに、図3の例に示すように、クライアントシステム4は、ローカルのメールボックスデータベース110を備えることができる。メールボックスデータベース110は、ユーザ20に関連付けられたメールボックスのローカルの複製を記憶する。一部の実施例において、クライアントシステム4がオフラインのとき、インタフェースモジュール108は、メールボックスのローカルの複製を用いて、ユーザ20がメッセージオブジェクトと対話することを可能にできる。
クライアントシステム4のモジュールによって、クライアントシステム4が様々な方法で、特定の動作を行うようにできる。例えば、本モジュールは、クライアントシステム4の処理装置によって実行されると、クライアントシステム4が動作を起こすような、ソフトウェア命令を有できる。第2の例において、モジュールは、クライアントシステム4に動作を起こさせる特定用途向け集積回路(ASICs)を有できる。第3の例において、モジュールは、協働してクライアントシステム4に動作を起こさせる命令とASICsを有できる。
図4は、クライアントシステム4の動作150の例を示すフロー図である。動作150は、自動発見イベントが生じると、開始される(152)。自動発見イベントは、様々な時に生じる可能性がある。例えば、Microsoft OUTLOOK(登録商標)メッセージングおよびコラボレーションクライアントなどの、メッセージングクライアントアプリケーションが、クライアントシステム4で起動されたときに、自動発見イベントは生じる可能性がある。この例において、クライアントシステム4は、次のようなときに、自動発見要求を送信できる。すなわち、メッセージングクライアントアプリケーションが障害から復旧したとき、メッセージングクライアントアプリケーションが再起動されたとき、ユーザ20のローカルプロファイル104が生成されたとき、ユーザ20のローカルプロファイル104が修復されたとき、有効期限タイマーの終了が発生したとき、障害状態が発生したとき、および/または他のイベントが生じたときなどである。
自動発見イベント発生後、自動発見モジュール102は、ネットワークインタフェースモジュール100を用いて、サーバシステム6の自動発見サーバ14に自動発見要求を自動的に送信する(154)。自動発見要求は、ユーザ20の主メールボックスに関連付けられた電子メールアドレスを指定でき、および/またはユーザ20の主メールボックスのレガシ識別名を指定できる。自動発見要求は、ユーザ20の主メールボックスに関連付けられた電子メールアドレスを指定する場合、ユーザ20の主メールボックスのレガシ識別名を指定する必要はなく、レガシ識別名を指定する場合は、電子メールアドレスを指定する必要はない。一実施例において、自動発見要求は、XMLドキュメントとしてフォーマットされる。この実施例において、主メールボックスに関連付けられた電子メールアドレスは、 <EmailAddress> 要素としてフォーマットでき、レガシ識別名は、 <LegacyDN> 要素としてフォーマットできる。
次に、自動発見モジュール102は、自動的にネットワークインタフェースモジュール100を用いて、自動発見サーバ14から自動発見応答を受信する(156)。自動発見応答は、自動発見応答ドキュメントを含む。自動発見応答ドキュメントは、メールボックス識別データの第1セットと、少なくとも1つの代替メールボックス要素を含む。メールボックス識別データの第1セットは、ユーザ20の主メールボックスをサーバシステム6に対して特定する。メールボックス識別データの第1セットは、1つまたは複数のXML要素としてフォーマットできる。代替メールボックス要素は、ユーザ20の代替メールボックスをサーバシステム6に対して特定するメールボックス識別データの第2セットを含む。
自動発見応答を受信後、自動発見モジュール102は、ローカルプロファイル104を自動的に更新して、自動発見応答ドキュメントに指定されたメールボックス識別データを含む(158)。一実施例において、自動発見モジュール102がローカルプロファイル104を更新すると、自動発見モジュール102は、自動発見応答ドキュメントで指定されたメールボックス識別データのセットに含まれない、任意のメールボックス識別データのセットを、ローカルプロファイル104が含むか否かを判定する。ローカルプロファイル104のメールボックス識別データのセットが、ユーザ20にもはや関連していないメールボックスを確認すると、ローカルプロファイル104は、自動発見応答ドキュメントで指定されたメールボックス識別データのセットに含まれないメールボックス識別データのセットを含む場合がある。ローカルプロファイル104が、自動発見応答ドキュメントで指定されたメールボックス識別データのセットに含まれないメールボックス識別データのセットを含むと、自動発見モジュール102が判定すると、自動発見モジュール102は、そのメールボックス識別データのセットをローカルプロファイルから削除する。さらに、自動発見モジュール102がローカルプロファイル104を更新すると、自動発見モジュール102は、ローカルプロファイル104に含まれない、メールボックス識別データのセットを、自動発見応答ドキュメントが含むか否かを判定する。自動発見応答ドキュメントが、ローカルプロファイル104に含まれないメールボックス識別データのセットを含むと、自動発見モジュール102が判定すると、自動発見モジュール102は、そのメールボックス識別データのセットをローカルプロファイル104に追加する。
自動発見モジュール102がローカルプロファイル104を更新すると、メールボックスアクセスモジュール106は、自動的に、ローカルプロファイル104内のメールボックス識別データのセットを用いて、メールボックス識別データのセットが特定したメールボックスにアクセスする(160)。
自動発見応答ドキュメントがXMLドキュメントである上記の実施例において、自動発見応答ドキュメントは <User> 要素を含み、 <User> 要素は、 <LegacyDN> 要素と、場合によっては他の要素も含む。自動発見応答ドキュメントはまた、 <Protocol> 要素も含み、 <Protocol> 要素は、 <MdbDN> 要素、 <Server> 要素、 <ServerDN> 要素、および場合によっては他の要素を含む。この実施例において、メールボックスアクセスモジュール106は、 <LegacyDN> 要素によって指定される主メールボックスにアクセスできる。 <LegacyDN> 要素は、 <MdbDN> 要素によって指定されるメールボックスデータベース内にあり、 <MdbDN> 要素は、 <ServerDN> 要素が指定するコンピューティング装置で動作している <Server> 要素が指定するメールボックスサーバを介して利用可能である。
さらに、自動発見応答ドキュメントがXMLドキュメントである上記の実施例において、自動発見応答ドキュメントは、 <AlternativeMailbox> 要素を含み、 <AlternativeMailbox> 要素は、少なくとも <LegacyDN> 要素、 <MdbDN> 要素、 <Server> 要素、 <ServerDN> 要素、および、場合によっては他の要素を含む。この実施例において、メールボックスアクセスモジュール106は、 <LegacyDN> 要素が指定する代替メールボックスにアクセスできる。<LegacyDN> 要素は、 <MdbDN> 要素が指定するメールボックスデータベース内にあり、 <MdbDN> 要素は、 <ServerDN> 要素が指定するコンピューティング装置で動作している <Server> 要素が指定するメールボックスサーバを介して利用可能である。
メールボックスアクセスモジュール106は、様々な方法で、主メールボックスおよび代替メールボックスにアクセスできる。例えば、メールボックスアクセスモジュール106は、主メールボックスの複製と代替メールボックスの複製を含むローカルのメールボックスデータベース110を備えることができる。この例において、メールボックス識別データの第1セットおよびメールボックス識別データの第2セットが、メールボックスサーバ10を指定する場合には、メールボックスアクセスモジュール106は、リモートプロシージャコールメッセージをメールボックスサーバ10に送信して、サーバシステム6に記憶された主メールボックスの複製および代替メールボックスの複製と、ローカルのメールボックスデータベース110に記憶された主メールボックスの複製および代替メールボックスの複製とを同期させることができる。リモートプロシージャコールメッセージに応答して、メールボックスサーバ10は、クライアントシステム4に記憶された主メールボックスの複製を、サーバシステム6に記憶された主メールボックスに同期させるデータをクライアントシステム4に送信する。一般的に、メールボックスデータベース110は、アーカイブメールボックスの複製は記憶していない。別の例において、メールボックスアクセスモジュール106は、個々のメッセージオブジェクトを求める要求を送信することによって、主メールボックスと代替メールボックスにアクセスできる。
メールボックスアクセスモジュール106が、主メールボックスおよび代替メールボックスにアクセスすると、ユーザインタフェースモジュール108は、自動的にユーザインタフェースを提示し、ユーザインタフェースによって、ユーザ20は、主メールボックスと1つまたは複数の代替メールボックス内のメッセージオブジェクトと対話することができる(162)。自動発見応答ドキュメントがXMLドキュメントである上記の実施例において、 <User> 要素もまた、 <DisplayName> 要素を含むことができ、 <AlternativeMailbox> 要素は、 <DisplayName> 要素を含むことができる。この実施例において、ユーザインタフェースは、主メールボックスのラベルおよび1つまたは複数の代替メールボックスのラベルを含むリストを含むことができる。この例において、ユーザインタフェースモジュール108は、主メールボックスのラベルとして、 <User> 要素内の <DisplayName> 要素で指定された名前を用いる。ユーザインタフェースモジュール108は、代替メールボックスのラベルとして、 <AlternativeMailbox> 要素の <DisplayName> 要素で指定された名前を用いる。
図5は、電子コンピューティング装置600の物理的コンポーネントの例を示すブロック図である。サーバシステム6、クライアントシステム4、サーバシステム6および/またはクライアントシステム4内の電子コンピューティング装置は、電子コンピューティング装置600の方法で実施できる。図5の例に示すように、サーバ電子コンピューティング装置600は、メモリーユニット601を備える。メモリーユニット601は、データや命令を記憶することができるコンピュータ可読データ記憶媒体である。メモリーユニット601は、ダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM)、ダブルデータレートシンクロナスDRAM(DDR SDRAM)、低レイテンシDRAM(reduced latency DRAM)、DDR2 SDRAM、DDR3 SDRAM、Rambus RAM、また他の種類のコンピュータ可読データ記憶媒体など、様々な異なった種類のコンピュータ可読データ記憶媒体であってもよいが、これらに限定されない。
さらに、電子コンピューティング装置600は、処理装置602を備える。第1の例において、処理装置602は、処理装置に特定の機能性を提供させるソフトウェア命令を実行できる。この第1の例において、処理装置602は、1つもしくは複数の処理コアとして、および/または、1つもしくは複数の個別のマイクロプロセッサとして実施できる。例えば、この第1の例において、処理装置602は、1つまたは複数のIntel Core(登録商標)2 マイクロプロセッサとして実施できる。処理装置602は、x86命令セット、POWER(商標)命令セット、RISC命令セット、SPARC(登録商標)命令セット、IA−64命令セット、MIPS(登録商標)命令セット、または他の命令セットなどの命令セットの命令を実行することができる可能性がある。第2の例において、処理装置602は、特定の機能性を提供する特定用途向け集積回路(ASIC)として実施できる。第3の例において、処理装置602は、ASICを使用し、かつ、ソフトウェア命令を実行することによって、特定の機能性を提供できる。
電子コンピューティング装置600は、サーバシステム6がビデオ情報を表示装置606に出力するのを可能にするビデオインタフェース604も含むことができる。表示装置606は、様々な異なった種類の表示装置であってもよい。例えば、表示装置606は、ブラウン管ディスプレイ、LCDディスプレイパネル、プラズマスクリーンディスプレイパネル、タッチディスプレイパネル、LEDアレイ、または、他の種類の表示装置であってもよい。
さらに、電子コンピューティング装置600は、不揮発性記憶装置608を備える。不揮発性記憶装置608は、データおよび/または命令を記憶することができるコンピュータ可読データ記憶媒体である。不揮発性記憶装置608は、様々な異なった種類の異なった不揮発記憶装置であってもよい。例えば、不揮発性記憶装置608は、1つまたは複数の、ハードディスクドライブ、磁気テープドライブ、CD−ROMドライブ、DVD−ROMドライブ、ブルーレイディスクドライブ、または他の種類の不揮発記憶装置であってもよい。
電子コンピューティング装置600は、サーバシステム6が外部コンポーネントと通信するのを可能にする外部コンポーネントインタフェース610も備える。図5の例に示すように、外部コンポーネントインタフェース610は、入力装置612および外部記憶装置614と通信する。電子コンピューティング装置600の一実施例において、外部コンポーネントインタフェース610は、ユニバーサルシリアルバス(USB)インタフェースである。電子コンピューティング装置600の他の実施例において、電子コンピューティング装置600は、電子コンピューティング装置600が入力装置および/または出力装置と通信することを可能にする他の種類のインタフェースを備えることができる。例えば、電子コンピューティング装置600は、PS/2インタフェースを備えることができる。入力装置612は、キーボード、マウス、トラックボール、スタイラス入力装置、タッチパッド、タッチディスプレイスクリーン、または他の種類の入力装置など、様々な異なった種類の装置であってもよいが、これらに限定されない。外部記憶装置614は、磁気テープ、フラッシュメモリモジュール、磁気ディスクドライブ、光ディスクドライブ、および他のコンピュータ可読データ記憶媒体など、様々な異なった種類のコンピュータ可読データ記憶媒体であってもよい。
さらに、電子コンピューティング装置600は、電子コンピューティング装置600がネットワーク8にデータを送受信するのを可能にするネットワークインタフェース616を備える。ネットワークインタフェース616は、様々な異なった種類のネットワークインタフェースであってもよい。例えば、ネットワークインタフェース616は、イーサネット(登録商標)インタフェース、トークンリングネットワークインタフェース、光ファイバネットワークインタフェース、無線ネットワークインタフェース(例えば、WiFi(登録商標)、WiMax(商標)など)、または他の種類のネットワークインタフェースであってもよい。
電子コンピューティング装置600はまた、電子コンピューティング装置600の様々なコンポーネント間での通信を容易にする通信媒体618を備える。通信媒体618は、PCIバス、PCIエクスプレスバス(PCI Express bus)、アクセラレーテッドグラフィックスポート(accelerated graphics port)(AGP)バス、インフィニバンド(商標)相互接続(Infiniband interconnect)、シリアルアドバンスドテクノロジーアタッチメント(serial Advanced Technology Attachment )(ATA)相互接続、パラレルATA相互接続、ファイバーチャネル相互接続、USBバス、小型コンピュータシステムインタフェース(SCSI)、または他の種類の通信媒体など、1つまたは複数の異なる種類の通信媒体を備えることができるが、これらに限定されない。
いくつかのコンピュータ可読データ記憶媒体を図5の例に示す(すなわち、メモリーユニット601、不揮発性記憶装置608、外部記憶装置614)。これらのコンピュータ可読データ記憶媒体は、組み合わさって、単一の論理的なコンピュータ可読データ記憶媒体を構成できる。この単一の論理的なコンピュータ可読データ記憶媒体は、処理装置602で実行可能な命令を記憶できる。上記で述べた動作は、この単一の論理的なコンピュータ可読データ記憶媒体に記憶された命令を実行した結果であってもよい。従って、本記載に、特定の論理的なモジュールが、特定の動作をするとある場合、ソフトモジュールの命令によって、処理装置602などの処理装置が動作をすることを意味すると解釈できる。
本開示の技術は、多くの方法で実現できる。例えば、本開示の技術は、リモートに記憶された、ユーザに関連付けられた複数のメッセージメールボックスに、クライアントシステムがアクセスするように構成する方法として実現できる。本方法は、電子通信ネットワークを介して、クライアントシステムからサーバシステムに自動発見要求を自動的に送信することを含む。自動発見要求とは、スキーマに従った自動発見応答ドキュメントをクライアントシステムに提供するように、サーバシステムに命令することである。さらに、本方法は、自動発見要求に応答し、クライアントシステムにおいて、サーバシステムから電子通信ネットワークを介して、自動発見応答ドキュメントを含む自動発見応答を受信することを含む。自動発見応答ドキュメントは、ユーザに関連付けられた主メールボックスをサーバシステムに対して特定するメールボックス識別データの第1セットを含む。さらに、自動発見応答ドキュメントは、ユーザに関連付けられた代替メールボックスをサーバシステムに対して特定するメールボックス識別データの第2セットを含む代替メールボックス要素を含む。代替メールボックスは、主メールボックスのピアである。本方法は、自動発見応答を受信した後、クライアントシステムにおいて、メールボックス識別データの第1セットを用いて主メールボックスのメッセージオブジェクトにアクセスすることをさらに含む。さらに、本方法は、自動発見応答を受信した後、クライアントシステムにおいて、メールボックス識別データの第2セットを用いて、代替メールボックスのメッセージオブジェクトにアクセスすることを含む。
第2の例において、本開示の技術は、電子コンピューティングシステムとして実現できる。本電子コンピューティングシステムは、処理装置と、電子コンピューティング装置が電子通信ネットワークを介してクライアントシステムと通信するのを可能にするネットワークインタフェースと、処理装置によって実行されると、処理装置が、クライアントシステムから電子通信ネットワークを介して、自動発見要求を自動的に受信するようにする命令を記憶するコンピュータ可読データ記憶システムを備える。自動発見要求は、スキーマに従う自動発見応答ドキュメントをクライアントシステムに提供するように、電子コンピューティング装置に命令するものである。また、命令によって、処理装置は、電子コンピューティング装置から電子通信ネットワークを介して、自動発見応答ドキュメントを含む、自動発見要求に応答する自動発見応答をクライアントシステムに送信する。自動発見応答ドキュメントは、ユーザに関連付けられた主メールボックスを特定するメールボックス識別データの第1セットを含み、それにより、クライアントシステムが主メールボックスのメッセージオブジェクトにアクセスするのを可能にする。さらに、自動発見応答ドキュメントは、ユーザに関連付けられた代替メールボックスを特定するメールボックス識別データの第2セットを含む代替メールボックス要素を含み、それにより、クライアントシステムが代替メールボックスのメッセージオブジェクトにアクセスするのを可能にする。代替メールボックスは、主メールボックスのピアである。
第3の例において、本開示の技術は、コンピュータ可読データ記憶媒体として実現することができる。本コンピュータ可読記憶媒体は、命令を含み、電子コンピューティングシステムが本命令を実行すると、電子コンピューティングシステムは、クライアントシステムから電子通信ネットワークを介して自動発見要求を自動的に受信する。自動発見要求は、スキーマに従う自動発見応答ドキュメントをクライアントシステムに提供するように、電子コンピューティング装置に命令するもので、主メールボックスを特定する。また、命令によって、処理装置は、自動発見要求の受信に応答して、メッセージングシステムの登録ユーザに関する、管理者が管理するリモートプロファイルを記憶するライトウェイトディレクトリアクセスプロトコル(LDAP)のディレクトリサーバから、主メールボックスに関連付けられたユーザのリモートプロファイルを、自動的に取り出す。また、命令によって、処理装置は、自動的に主メールボックスに関連付けられたユーザのリモートプロファイルを用いて、クライアントシステムのユーザが主メールボックスへのアクセスを許可されているか否かを判定する。さらに、クライアントシステムのユーザが主メールボックスへのアクセスを許可されていない場合、命令によって、処理装置は、電子通信ネットワークを介してクライアントシステムにエラー応答を自動的に送信する。また、クライアントシステムのユーザが主メールボックスへのアクセスを許可されている場合、命令によって、処理装置は、リモートプロファイルを用いて、メールボックス識別データの第1セットを自動的に生成する。メールボックス識別データの第1セットは、主メールボックスを特定する第1のレガシ識別名を指定する第1の拡張可能なマーク付け言語(XML)要素と、主メールボックスを記憶するメールボックスデータベースを特定する第1のメールボックスデータベース識別名を指定する第2のXML要素と、第1のメールボックス識別名によって特定されたメールボックスデータベースへのアクセスを提供するメールボックスサーバを特定する第1のメールボックスサーバ名を指定する第3のXML要素と、第1のメールボックスサーバ名によって特定されたメールボックスサーバが動作するコンピューティング装置を特定する第1のサーバ識別名を指定する第4のXML要素と、を指定する。さらに、クライアントシステムのユーザが主メールボックスへのアクセスを許可されているとき、命令によって、処理装置は、ユーザのリモートプロファイルを用いて、メールボックス識別データの第2セットを自動的に生成する。メールボックス識別データの第2セットは、アーカイブメールボックスを特定する第2のレガシ識別名を指定する第5のXML要素と、アーカイブメールボックスを記憶するメールボックスデータベースを特定する第2のメールボックスデータベース識別名を指定する第6のXML要素と、第2のメールボックスデータベース識別名によって特定されたメールボックスデータベースへのアクセスを提供するメールボックスサーバを特定する第2のメールボックスサーバ名を指定する第7のXML要素と、第2のメールボックスサーバ名によって特定されたメールボックスサーバが動作するコンピューティング装置を特定する第2のサーバ識別名を指定する第8のXML要素と、を指定する。また、命令によって、処理装置は、電子通信ネットワークを介してクライアントシステムに、自動発見要求に応答する自動発見応答を自動的に送信する。本自動発見応答は、XMLドキュメントとしてフォーマットされる自動発見応答ドキュメントを含み、本自動発見応答ドキュメントは、第1のXML要素、第2のXML要素、第3のXML要素、第4のXML要素、第5のXML要素、第6のXML要素、第7のXML要素および第8のXML要素を含む。さらに、自動発見応答がクライアントシステムに送信された後、命令によって、処理装置は、第1のメールボックスの電子メールメッセージオブジェクトへのアクセスを求める第1の要求をクライアントシステムから受信する。また、自動発見応答がクライアントシステムに送信された後、命令によって、処理装置は、アーカイブメールボックスの電子メールメッセージオブジェクトへのアクセスを求める第2の要求をクライアントシステムから受信する。
構造的特徴および/または方法的行為に特有の言葉で、本主題を述べたが、添付の特許請求の範囲において定義される本主題は、上記の具体的な特徴および行為に必ずしも限定されないことを理解されたい。それどころか、上記の具体的な特徴および行為は、特許請求の範囲の実施形態例として開示したものである。

Claims (15)

  1. ユーザ(20)に関連付けられたリモートに記憶された複数のメッセージメールボックスに、アクセスするようにクライアントシステム(4)を構成する方法であって、
    前記クライアントシステムから電子通信ネットワーク(8)を介してサーバシステム(6)に、スキーマに従った自動発見応答ドキュメントをクライアントシステムに提供するように前記サーバシステムに命令する自動発見要求を、自動的に送信すること(154)と、
    前記サーバシステムから前記電子通信ネットワークを介して、前記クライアントシステムにおいて、前記自動発見要求に応答する自動発見応答を受信すること(156)であって、前記自動発見応答は、前記自動発見応答ドキュメントを含み、前記自動発見応答ドキュメントは、
    ユーザに関連付けられた主メールボックスを前記サーバシステムに対して特定するメールボックス識別データの第1セットと、
    前記主メールボックスのピアであり前記ユーザに関連付けられた代替メールボックスを、前記サーバシステムに対して特定するメールボックス識別データの第2セットを含む代替メールボックス要素と
    を含むことと、
    前記自動発見応答を受信した後、前記クライアントシステムにおいて、前記メールボックス識別データの第1セットを用いて、前記主メールボックスのメッセージオブジェクトにアクセスすること(160)と、
    前記自動発見応答を受信した後、前記クライアントシステムにおいて、前記メールボックス識別データの第2セットを用いて、前記代替メールボックスのメッセージオブジェクトにアクセスすること(160)と
    を含むことを特徴とする方法。
  2. 前記自動発見応答ドキュメントは、拡張可能なマーク付け言語(XML)ドキュメントであり、前記代替メールボックス要素は、XML要素であることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記メールボックス識別データの第2セットを用いて、前記代替メールボックスのメッセージオブジェクトにアクセスすることは、前記クライアントシステムに前記代替メールボックスの複製を記憶せずに、前記クライアントシステムにおいて、前記代替メールボックスの前記メッセージオブジェクトの個々のメッセージオブジェクトにアクセスすることを含むことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 前記メールボックス識別データの第1セットを用いて、前記主メールボックスのメッセージオブジェクトにアクセスすることは、
    前記クライアントシステムに記憶された前記主メールボックスの複製を、前記サーバシステムに記憶された前記主メールボックスの複製に同期させる要求を、前記クライアントシステムから前記サーバシステムに自動的に送信することと、
    前記要求に応答して、前記サーバシステムから前記クライアントシステムにおいて、前記クライアントシステムに記憶された前記主メールボックスの前記複製を、前記サーバシステムに記憶された前記主メールボックスの前記複製に同期させるデータを、受信することと
    を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  5. 前記メールボックス識別データの第1セットは、前記主メールボックスを特定する第1のレガシ識別名と、前記主メールボックスを記憶するメールボックスデータベース(18)を特定する第1のメールボックスデータベース識別名と、前記第1のメールボックスデータベース識別名によって特定された前記メールボックスデータベースへのアクセスを提供するメールボックスサーバ(10)を特定する第1のメールボックスサーバ名と、前記第1のメールボックスサーバ名によって特定された前記メールボックスサーバが動作するコンピューティング装置を特定する第1のサーバ識別名とを指定し、
    前記メールボックス識別データの第1セットを用いて、前記主メールボックスのメッセージオブジェクトにアクセスすることは、前記第1のサーバ識別名によって特定された前記コンピューティング装置で動作している、前記第1のメールボックスサーバ名によって特定されたメールボックスサーバを介して利用可能な、前記第1のメールボックスデータベース識別名によって特定されたメールボックスデータベースの、第1のレガシ識別名によって特定されたメールボックスに、前記クライアントシステムにおいて、自動的にアクセスすることを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  6. 前記メールボックス識別データの第2セットは、前記代替メールボックスを特定する第2のレガシ識別名と、前記代替メールボックスを記憶するメールボックスデータベースを特定する第2のメールボックスデータベース識別名と、前記第2のメールボックスデータベース識別名によって特定された前記メールボックスデータベースへのアクセスを提供するメールボックスサーバを特定する第2のメールボックスサーバ名と、前記第2のメールボックスサーバ名によって特定された前記メールボックスサーバが動作するコンピューティング装置を特定する第2のサーバ識別名とを指定し、
    前記メールボックス識別データの第2セットを用いて、前記代替メールボックスのメッセージオブジェクトにアクセスすることは、前記第2のサーバ識別名によって特定された前記コンピューティング装置で動作している、前記第2のメールボックスサーバ名によって特定された前記メールボックスサーバを介して利用可能な、前記第2のメールボックスデータベース識別名によって特定された前記メールボックスデータベースの、前記第2のレガシ識別名によって特定された前記メールボックスに、前記クライアントシステムにおいて、自動的にアクセスすることを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  7. 前記自動発見要求を自動的に送信することは、有効期限タイマーの終了、ローカルプロファイルの生成、ローカルプロファイルの修復、障害状態、および、メッセージングクライアントアプリケーションの再起動からなる自動発見イベント群のうちの、自動発見イベントの発生に応答して、前記自動発見要求を自動的に送信することを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  8. 前記自動発見応答を受信した後、前記ユーザのローカルプロファイルが、前記自動発見応答ドキュメントに含まれていないメールボックス識別データの第3セットを指定するか否かを、前記クライアントシステムにおいて、自動的に判定することと、
    前記ユーザの前記ローカルプロファイルが、前記自動発見応答ドキュメントに含まれていない前記メールボックス識別データの第3セットを指定すると、前記クライアントシステムにおいて、前記メールボックス識別データの第3セットを前記ユーザの前記ローカルプロファイルから自動的に削除することとをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  9. 前記ユーザが、前記主メールボックスのメッセージオブジェクト、および、前記代替メールボックスのメッセージオブジェクトと、対話できるようにするユーザインタフェースを、前記クライアントシステムにおいて、表示装置に提示することとをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  10. 電子コンピューティング装置(6)であって、
    処理装置(602)と、
    前記電子コンピューティング装置が、電子通信ネットワーク(8)を介して、クライアントシステム(4)と通信できるようにするネットワークインタフェース(616)と、
    命令を記憶するコンピュータ可読データ記憶システムと
    を備え、前記命令を前記処理装置によって実行すると、前記命令によって、前記処理装置は、
    スキーマに従った自動発見応答ドキュメントを前記クライアントシステムに提供するように前記電子コンピューティング装置に命令する自動発見要求を、前記クライアントシステムから前記電子通信ネットワークを介して、自動的に受信し(52)
    前記電子コンピューティング装置から前記電子通信ネットワークを介して前記クライアントシステムに、前記自動発見要求に応答する自動発見応答を自動的に送信し(70)、前記自動発見応答は、前記自動発見応答ドキュメントを含み、前記自動発見応答ドキュメントは、
    ユーザ(20)に関連付けられた主メールボックスを特定するメールボックス識別データの第1セットであって、それにより、前記クライアントシステムが前記主メールボックスのメッセージオブジェクトにアクセスできるようにするメールボックス識別データの第1セットと、
    前記主メールボックスのピアであり前記ユーザに関連付けられた代替メールボックスを特定するメールボックス識別データの第2セットを含む代替メールボックス要素であって、それにより、前記クライアントシステムが前記代替メールボックスのメッセージオブジェクトにアクセスできるようにする代替メールボックス要素と
    を含むことを特徴とする電子コンピューティング装置。
  11. 前記命令によって、前記処理装置は、さらに、
    前記自動発見要求の受信に応答して、前記ユーザのリモートプロファイルをディレクトリサーバ(16)から自動的に取り出し(54)、
    前記ユーザの前記リモートプロファイルを自動的に用いて、前記ユーザに関連付けられたメールボックスを特定し、それにより、前記主メールボックスと前記代替メールボックスを特定し(60)、
    前記ユーザの前記リモートプロファイルは前記クライアントシステムを構成せずに、管理者によって定義されることを特徴とする請求項10に記載の電子コンピューティング装置。
  12. 前記命令によって、前記処理装置は、さらに、
    前記ユーザの前記リモートプロファイルを用いて、前記メールボックス識別データの第1セットを生成し(62)、
    前記ユーザの前記リモートプロファイルを用いて、前記メールボックス識別データの第2セットを生成する(64)
    ことを特徴とする請求項11に記載の電子コンピューティング装置。
  13. 前記命令によって、前記処理装置は、前記メールボックス識別データの第1セットが、前記主メールボックスを特定する第1のレガシ識別名と、前記主メールボックスを記憶するメールボックスデータベースを特定する第1のメールボックスデータベース識別名と、前記第1のメールボックスデータベース識別名によって特定された前記メールボックスデータベースへのアクセスを提供するメールボックスサーバを特定する第1のメールボックスサーバ名と、前記第1のメールボックスサーバ名によって特定された前記メールボックスサーバが動作するコンピューティング装置を特定する第1のサーバ識別名とを指定するように、前記メールボックス識別データの第1セットを生成し、
    前記命令によって、前記処理装置は、前記メールボックス識別データの第2セットが、前記代替メールボックスを特定する第2のレガシ識別名と、前記代替メールボックスを記憶するメールボックスデータベースを特定する第2のメールボックスデータベース識別名と、前記第2のメールボックスデータベース識別名によって特定された前記メールボックスデータベースへのアクセスを提供するメールボックスサーバを特定する第2のメールボックスサーバ名と、前記第2のメールボックスサーバ名によって特定された前記メールボックスサーバが動作するコンピューティング装置を特定する第2のサーバ識別名とを指定するように、前記メールボックス識別データの第2セットを生成し、
    前記命令によって、前記処理装置は、前記第2のレガシ識別名が第1の拡張可能なマーク付け言語(XML)要素であり、前記第2のメールボックスデータベース識別名が第2のXML要素であり、前記第2のメールボックスサーバ名が第3のXML要素であり、前記第2のサーバ識別名が第4のXML要素であるように、前記メールボックス識別データの第2セットを生成する、ことを特徴とする請求項12に記載の電子コンピューティング装置。
  14. 前記命令によって、前記処理装置は、前記第1のサーバ識別名と前記第2のサーバ識別名が、サーバシステム内の様々な電子コンピューティング装置を特定するように、前記メールボックス識別データの第1セットと前記メールボックス識別データの第2セットを生成することを特徴とする請求項13に記載の電子コンピューティング装置。
  15. 命令を含むコンピュータ可読データ記憶媒体であって、前記命令を電子コンピューティング装置(6)の処理装置(602)によって実行すると、前記処理装置は、
    スキーマに従った自動発見応答ドキュメントを前記クライアントシステムに提供するように前記電子コンピューティング装置に命令する自動発見要求であって、主メールボックスを特定する前記自動発見要求を、クライアントシステム(4)から電子通信ネットワーク(8)を介して、自動的に受信し(52)、
    前記自動発見要求の受信に応答して、メッセージングシステムの登録ユーザに関する、管理者が管理するリモートプロファイルを記憶するライトウェイトディレクトリアクセスプロトコル(LDAP)ディレクトリサーバから、前記主メールボックスに関連付けられたユーザ(20)のリモートプロファイルを自動的に取り出し(54)、
    前記主メールボックスに関連付けられた前記ユーザの前記リモートプロファイルを自動的に用いて、前記クライアントシステムのユーザが、前記主メールボックスへのアクセスを許可されているか否かを判定し(56)、
    前記クライアントシステムの前記ユーザが前記主メールボックスへのアクセスを許可されていない場合、前記電子通信ネットワークを介して前記クライアントシステムにエラー応答を自動的に送信し(58)、
    前記クライアントシステムの前記ユーザが前記主メールボックスへのアクセスを許可されている場合、前記リモートプロファイルを用いて、メールボックス識別データの第1セットを自動的に生成し(62)、前記メールボックス識別データの第1セットは、前記主メールボックスを特定する第1のレガシ識別名を指定する第1の拡張可能なマーク付け言語(XML)要素と、前記主メールボックスを記憶するメールボックスデータベースを特定する第1のメールボックスデータベース識別名を指定する第2のXML要素と、前記第1のメールボックスデータベース識別名によって特定された前記メールボックスデータベースへのアクセスを提供するメールボックスサーバを特定する第1のメールボックスサーバ名を指定する第3のXML要素と、前記第1のメールボックスサーバ名によって特定された前記メールボックスサーバが動作するコンピューティング装置を特定する第1のサーバ識別名を指定する第4のXML要素と、を指定し、
    前記クライアントシステムの前記ユーザが前記主メールボックスへのアクセスを許可されている場合、前記ユーザの前記リモートプロファイルを用いて、メールボックス識別データの第2セットを自動的に生成し(64)、前記メールボックス識別データの第2セットは、アーカイブメールボックスを特定する第2のレガシ識別名を指定する第5のXML要素と、前記アーカイブメールボックスを記憶するメールボックスデータベースを特定する第2のメールボックスデータベース識別名を指定する第6のXML要素と、前記第2のメールボックスデータベース識別名によって特定された前記メールボックスデータベースへのアクセスを提供するメールボックスサーバを特定する第2のメールボックスサーバ名を指定する第7のXML要素と、前記第2のメールボックスサーバ名によって特定された前記メールボックスサーバが動作するコンピューティング装置を特定する第2のサーバ識別名を指定する第8のXML要素と、を指定し、
    前記電子通信ネットワークを介して前記クライアントシステムに、前記自動発見要求に応答する自動発見応答を自動的に送信し(70)、前記自動発見応答は、XMLドキュメントとしてフォーマットされた自動発見応答ドキュメントを含み、前記自動発見応答ドキュメントは、前記第1のXML要素、前記第2のXML要素、前記第3のXML要素、前記第4のXML要素、前記第5のXML要素、前記第6のXML要素、前記第7のXML要素および前記第8のXML要素を含み、
    前記自動発見応答が前記クライアントシステムに送信された後、前記主メールボックスの電子メールメッセージオブジェクトにアクセスを求める第1の要求を前記クライアントシステムから受信し、
    前記自動発見応答が前記クライアントシステムに送信された後、前記アーカイブメールボックスの電子メールメッセージオブジェクトへのアクセスを求める第2の要求を、前記クライアントシステムから受信する
    ことを特徴とするコンピュータ可読データ記憶媒体。
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