JP2002366399A - Ldap/xml変換方法、システム、プログラム、記録媒体及びldapサーバ - Google Patents

Ldap/xml変換方法、システム、プログラム、記録媒体及びldapサーバ

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JP2002366399A
JP2002366399A JP2001168722A JP2001168722A JP2002366399A JP 2002366399 A JP2002366399 A JP 2002366399A JP 2001168722 A JP2001168722 A JP 2001168722A JP 2001168722 A JP2001168722 A JP 2001168722A JP 2002366399 A JP2002366399 A JP 2002366399A
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xml
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JP2001168722A
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Keizo Sugiyama
敬三 杉山
Takayuki Warabino
貴之 蕨野
Hideyuki Shinonaga
英之 篠永
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KDDI R&D Laboratories Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 LDAPクライアントからネットワークを介
して直接XMLサーバにアクセスできるようにする。 【解決手段】 本発明のLDAPサーバ20は、LDAP
操作をXML操作言語に変換し、かつXMLデータをL
DAPデータに逆変換するLDAP/XMLコンバータ
202と、LDAP/XMLコンバータの出力するXML
操作言語により、XML形式のデータベースを操作し、
その操作結果を当該LDAP/XMLコンバータに送信
するXMLサーバ203と、LDAPクライアントからネ
ットワーク30を通じて送られてくるLDAP操作データ
を受信してLDAP/XMLコンバータに受け渡し、当
該LDAP/XMLコンバータが変換したXMLデータ
ベースの操作結果のLDAPデータを受信してLDAP
クライアントに送信するLDAPプロトコルハンドラ20
1とを備えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、LDAP/XML
変換方法、システム、プログラム、記録媒体及びLDA
Pサーバに関する。
【0002】
【従来の技術】まず、発明の背景として、LDAP及び
XMLの概要をそれぞれ説明する。電子メールやWWW
ブラウザといった各種の通信アプリケーションでは、通
信相手の名前や電話番号、住所、現在位置等の通信相手
を特定するためのアドレス情報が必要となる。アドレス
情報は端末に独自の形式で個別に保持することもできる
が、データベース化してアクセス方法を統一することに
より、種々の端末でアドレス情報を共有でき、利便性の
向上を図ることができる。
【0003】そのようなアドレス情報を始めとする各種
の通信に必要な情報へアクセスするためのシステムとし
て、ディレクトリが存在する。ディレクトリシステムは
一種のデータベースであり、電子電話帳のように主に検
索処理に用いられる。このディレクトリの国際標準とし
て、OSI(開放型システム間相互接続)プロトコルを
使用したITU−T勧告X.500シリーズが規定され
ている。また、IETF(Internet Engineering Task
Force)では、X.500をベースにしたLDAP(Lig
htweight Directory Access Protocol)をRFC225
1に規定しており、広く使用されている。LDAPの情
報モデルや操作はX.500と同様であるが、プロトコ
ルがTCP/IP上で動作することやPDU(プロトコ
ルデータ単位)の符号化方法をバイナリではなく文字列
とすることで、プロトコル処理の軽量化を図っている。
【0004】図9に、LDAPによるディレクトリアク
セスの概略を示す。LDAPはサーバ・クライアントモ
デルであり、LDAPクライアント10はLDAPプロ
トコルにより、ネットワーク30を介してLDAPサー
バ20に操作要求を発行する。LDAPサーバ20は、
ディレクトリ情報木(以下、DITと呼ぶ)40中のエ
ントリに対して操作を実行し、その結果をLDAPクラ
イアント10に応答することで、ディレクトリアクセス
を実現する。このLDAPプロトコルには、セッション
の結合や開放、エントリの検索やエントリに含まれる属
性の更新、エントリの追加や削除、名前の変更、比較等
の操作がある。
【0005】一方、各種インターネットアプリケーショ
ンにおける情報の表記や交換のフォーマットとして、昨
今XML(eXtensible Markup Language)が急速に普及
しつつある。XMLはW3C(World Wide Web Consort
ium)で標準化されている。その特徴は、アプリケーシ
ョンの要求に応じて自由にタグを定義できることや、テ
キスト形式であるため処理プログラムが作成しやすいこ
と、データ構造の変更が容易であることなどから、We
bのコンテンツを始め電子商取引やITS(高度道路交
通システム)など、応用範囲は幅広いものとなる。例え
ばITS分野では、位置情報を表現するPOIX(Poin
t Of Interest eXchange)や、GIS(Geographic Inf
ormation System)情報を交換するG−XMLなどが存
在する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】インターネットにおけ
る各種のアドレス情報は、LDAPでアクセスされるこ
とが多い。また、昨今XMLの普及により、アドレス情
報がXML形式で格納される状況も増えつつある。した
がって、LDAPクライアントからXMLサーバの情報
にアクセスすることが求められる。これを実現するため
のシステム構成として予測されるものは、図10に示す
ようなものである。
【0007】この図10に示す従来のシステムでは、L
DAPクライアントからXMLサーバのデータにアクセ
スする場合、XMLサーバ305に格納されたXML形
式のデータをXML文書ファイル304として取り出
し、変換プログラム303を用いて、LDAPサーバで
扱うことのできるファイル形式であるLDIF(LDAP D
ata Interchange Format)ファイル302にオフライン
で変換する必要があった。また、該変換プログラムを予
め実行して、LDIFファイル302をLDAPサーバ
301のデータベース302にアップロードする必要が
あった。したがって、位置情報のようにアドレス情報が
頻繁に変更される場合には、迅速に対応できない問題点
があった。
【0008】本発明の目的は、このような従来の技術的
課題を解決し、LDAPクライアントからネットワーク
を介して直接XMLサーバにアクセスできるようにする
LDAP/XML変換技術を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明のLDA
P/XML変換方法は、LDAPクライアントの送信す
るLDAPプロトコルを用いてXMLサーバへアクセス
することを特徴とするものである。
【0010】請求項2の発明は、請求項1に記載のLD
AP/XML変換方法において、LDAP操作をXML
操作言語に対応付けることを特徴とするものである。
【0011】請求項3の発明は、請求項1又は2に記載
のLDAP/XML変換方法において、LDAPのスキ
ーマからXMLのスキーマを生成することを特徴とする
ものである。
【0012】請求項4の発明は、請求項3に記載のLD
AP/XML変換方法において、LDAPのエントリの
識別情報を、対応するXML要素の子要素又は属性リス
トに含めることを特徴とするものである。
【0013】請求項5の発明のLDAP/XML変換シ
ステムは、LDAPクライアントの送信するLDAPプ
ロトコルを用いてXMLサーバへアクセスすることを特
徴とするものである。
【0014】請求項6の発明は、請求項5に記載のLD
AP/XML変換システムにおいて、LDAP操作をX
ML操作言語に対応付けることを特徴とするものであ
る。
【0015】請求項7の発明は、請求項5又は6に記載
のLDAP/XML変換システムにおいて、LDAPの
スキーマからXMLのスキーマを生成することを特徴と
するものである。
【0016】請求項8の発明は、請求項7に記載のLD
AP/XML変換システムにおいて、LDAPのエント
リの識別情報を、対応するXML要素の子要素又は属性
リストに含めることを特徴とするものである。
【0017】請求項9の発明のLDAP/XML変換プ
ログラムは、LDAPクライアントの送信するLDAP
プロトコルを用いてXMLサーバへアクセスする処理を
コンピュータに実行させるものである。
【0018】請求項10の発明は、請求項9に記載のL
DAP/XML変換プログラムにおいて、LDAP操作
をXML操作言語に対応付ける処理を有するものであ
る。
【0019】請求項11の発明は、請求項9又は10に
記載のLDAP/XML変換プログラムにおいて、LD
APのスキーマからXMLのスキーマを生成する処理を
有するものである。
【0020】請求項12の発明は、請求項11に記載の
LDAP/XML変換プログラムにおいて、LDAPの
エントリの識別情報を、対応するXML要素の子要素又
は属性リストに含める処理を有するものである。
【0021】請求項13の発明の記録媒体は、LDAP
クライアントの送信するLDAPプロトコルを用いてX
MLサーバへアクセスする処理を実行するLDAP/X
ML変換プログラムを記録したものである。
【0022】請求項14の発明は、請求項13に記載の
記録媒体において、LDAP操作をXML操作言語に対
応付ける処理を有するLDAP/XML変換プログラム
を記録したものである。
【0023】請求項15の発明は、請求項13又は14
に記載の記録媒体において、LDAPのスキーマからX
MLのスキーマを生成する処理を実行するLDAP/X
ML変換プログラムを記録したものである。
【0024】請求項16の発明は、請求項15に記載の
記録媒体において、LDAPのエントリの識別情報を、
対応するXML要素の子要素又は属性リストに含める処
理を実行するLDAP/XML変換プログラムを記録し
たものである。
【0025】請求項17の発明のLDAPサーバは、L
DAP操作をXML操作言語に変換し、かつXMLデー
タをLDAPデータに逆変換するLDAP/XMLコン
バータと、前記LDAP/XMLコンバータの出力する
前記XML操作言語により、XML形式のデータベース
を操作し、その操作結果を当該LDAP/XMLコンバ
ータに送信するXMLサーバと、ネットワークからLD
AP操作データを受信して前記LDAP/XMLコンバ
ータに受け渡し、当該LDAP/XMLコンバータが変
換した前記操作結果のLDAPデータを受信して前記ネ
ットワークに送出するLDAPプロトコルハンドラとを
備えたものである。
【0026】本発明によれば、LDAPクライアントが
発行する操作に対して、直接XMLサーバにXML操作
を発行することができる。また、LDAPスキーマに合
わせてXMLのスキーマを構築できるため、効率的な変
換処理が可能になるとともに、LDAP/XML変換プ
ログラムを自動生成することもできる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基づいて詳説する。図1は、本発明の一実施の形態のL
DAPサーバのシステム構成を示している。LDAPサ
ーバ20は、LDAPプロトコルハンドラ201、LD
AP/XMLコンバータ202、XMLサーバ203と
から構成されている。
【0028】LDAPプロトコルハンドラ201は、図
9に示したLDAPクライアント10との間で、LDA
PのPDU(プロトコルデータ単位)作成及び解析と、
PDUの送信・受信を扱うモジュールである。LDAP
/XMLコンバータ202は、LDAPプロトコルハン
ドラ201とXMLサーバ203の間で、操作を変換
し、スキーマ及び実体の対応付けを行うモジュールであ
る。XMLサーバ203は、XML形式でデータを格納
するモジュールである。ここで、LDAPプロトコルハ
ンドラ201、LDAP/XMLコンバータ202、X
MLサーバ203は、各々同一のマシンに存在しても異
なるマシンに存在してもよい。
【0029】図2は、LDAP/XMLコンバータ20
2のLDAP/XML変換処理のフローチャートであ
る。ステップS11で、LDAP/XMLコンバータ2
02は、LDAPとXML間でスキーマの対応付けを行
い、ステップS12で実体の対応付けを行う。
【0030】ステップS13以降は、LDAPクライア
ントからLDAP操作を受信した際に適用される。ステ
ップS13で、LDAPクライアントから発行されたL
DAP操作を、LDAPプロトコルハンドラ201を経
由して受信すると、LDAP/XMLコンバータ202
がステップS14で該LDAP操作に対応するXML操
作言語を決定する。ステップS15では、LDAP/X
MLコンバータ202とXMLサーバ203との間で該
XML操作言語を授受し、ステップS16でLDAP/
XMLコンバータ202がその結果をLDAP操作応答
としてLDAPプロトコルハンドラ201を経由して発
行する。
【0031】以上のステップS13からS16の処理
は、LDAP操作を受信する間繰り返し実行される。
【0032】次に、図2のステップS11,S12,S
14の処理について、詳細に説明する。まず、ステップ
S11のスキーマの対応付けについて説明する。LDA
Pのスキーマとは、属性型定義、オブジェクトクラス定
義、並びに、エントリの属性に対するフィルタや属性値
宣言の適用、追加や変更オペレーションの容認等を規定
するものであり、形式的な記述方法はRFC2252等
に規定されている。図3に、LDAPのスキーマを定義
した例を示す。図3では、country,dsrcProvider,dsr
cSubscriberProfileという3つのオブジェクトクラス
と、それに含まれる9つの属性c,searchGuide,descr
iption,dsrcProviderId,vehicleId,ipHostNumber,d
srcGatewayId,dsrcBeaconId,dsrcServiceProfileを定
義している。
【0033】図4は、該オブジェクトクラスのエントリ
間の包含関係と、各エントリに含まれる属性値を模式的
に表している。rootは、DITにおける全てのノードの
親ノードであり、その配下に国を表すcountryオブジェ
クトが存在する。また、countryの下にはdsrcProvider
オブジェクトが、さらにその下にはdsrcSubscriberProf
ileオブジェクトが存在する。
【0034】一方、XMLでスキーマに該当するものは
DTD(Document Type Definition)である。DTDで
は、XML文書中で使用するタグやその親子関係、出現
回数、データ型などを規定する。ここではLDAPのス
キーマからXMLのDTDに変換する方法を示す。W3
Cでは現在、DTDの拡張版であるXMLスキーマが検
討されているが、本規則は、LDAPのスキーマからX
MLスキーマに変換する際にも適用できる。
【0035】以下の規則で、LDAPスキーマからDT
Dを生成する。
【0036】(1)ストラクチャルな(structual)L
DAPオブジェクトクラス名は、一つのXML要素に対
応付ける。
【0037】(2)LDAPのDITの包含関係は、X
ML要素の親子関係に対応付ける。最上位のオブジェク
トクラスをDTDのルートの要素型宣言に対応付ける。
【0038】(3)LDAPオブジェクトクラスに含ま
れる全ての属性名は、LDAPオブジェクトクラス名に
対応するXML要素の子要素に対応付ける。要素名とし
てLDAP属性名を持ち、内容モデルとしてテキスト
(例えば、#PCDATA)を持つ。
【0039】(4)LDAPオブジェクトクラス定義に
おいてMUSTに含まれる属性は1回以上、MAYに含まれる
属性は0回以上出現する。また、LDAP属性型定義で
SINGLE-VALUEと定義されている属性の出現回数は、最大
1回である。したがって、以下の規則を用いる。
【0040】
【表1】 当該規則により、LDAPスキーマからXMLスキーマ
に変換した例を図5に示す。図3で定義された3つのオ
ブジェクトクラスは全て実体が生成されるストラクチャ
ルなオブジェクトクラスであるため、各々一つのXML
要素名として定義される。図4に示した包含関係はXM
L要素の親子関係に対応付けられており、最上位クラス
であるcountryがルートの要素型宣言であるDOCTYPEに定
義される。
【0041】図3に示した全ての属性名は、該属性が含
まれるオブジェクトクラスのXML要素の子要素名とし
て定義される。例えば、図5において、countryオブジ
ェクトクラスに含まれる属性であるc,searchGuide及
びdescription属性は、country要素の子要素としてELEM
NT定義がなされる。出現回数の定義については、c属性
は必須属性であるため要素型宣言において”*”は付与
されないが、searchGuide及びdescription属性はオプシ
ョナルな属性(MAY)であるため、”*”を付与する。下
位オブジェクトクラスであるdsrcProviderも、エントリ
が存在しない場合があるため”*”を付与する。
【0042】次に、ステップS12での実体の対応付け
について説明する。LDAPの実体とは、エントリの識
別情報と、そのエントリに含まれる属性値の情報であ
る。以下の規則を適用する。
【0043】(i)LDAPエントリの識別情報である
識別名は、LDAPオブジェクトクラス名に対応するX
ML要素の属性リストあるいは子要素として対応付け
る。
【0044】(ii)LDAPの属性値は、LDAP属性
名を持つXML要素のテキストに対応付ける。漢字コー
ドはどちらもUTF−8であるため、基本的にLDAP
属性値はそのままXMLテキストとなるが、表2に示す
特殊文字の変換は必要となる。
【0045】
【表2】 図6は、図5のDTDに従って、図3に示された属性値
をXML文書として表現した例である。図6では、LD
APエントリの識別名を、LDAPオブジェクトクラス
名に対応するXML要素の属性リストとして対応付けて
いる。例えば、
【数1】 <dsrcProvider dn=”dsrcProviderId=kddi,c=jp”> において、
【数2】dn=”dsrcProviderId=kddi,c=jp” の部分が、LDAPエントリの識別名を属性リストに変
換した部分である。また、
【数3】<ipHostNumber>1.2.3.4</ipHostNumber> において、ipHostNumberはLDAPの属性名であり、”
1.2.3.4”は該属性の属性値である。また、図3におい
て、dsrcBeaconIdの属性値はBS&1であるが、XML要素
に変換する場合は、
【数4】<dsrcBeaconId>BS&amp;1</dsrcBeaconId> のように、表2に示す特殊文字の変換を行う。
【0046】XMLサーバ203は、図5に示したDT
Dに従った図6のXML文書を実体として格納する。該
XML文書に対し、LDAPクライアントからのLDA
P操作を契機として、LDAP/XMLコンバータ20
2からのXML操作言語により、検索・更新が行われ
る。
【0047】また、ステップS14の操作の対応付けに
ついて、図7のフローチャートを使って説明する。LD
APの操作は、図9に示したように、結合・解放・検索
・更新・追加・削除・比較・破棄・拡張操作の9種類が
存在する。ステップS21でLDAP操作が検索又は比
較である、すなわち検索系の操作の場合は、ステップS
22で、XPathやXQLといったXMLの検索言語
に対応付ける。ステップS21で、検索又は比較でない
場合、ステップS23に進む。
【0048】ステップS23では、LDAP操作が更新
・追加・削除、すなわち更新系の操作である場合、ステ
ップS24でXUpdateのようなXML更新言語に
対応付ける。
【0049】ステップS25では、LDAP操作が検索
系でも更新系でもない、すなわち結合・解放・破棄・拡
張操作の場合は、直接対応付けられるXML操作言語は
ない。これら操作を受信した際の処理内容は、使用する
XMLサーバ203に依存する。
【0050】図8は、LDAP/XMLコンバータが、
XMLサーバに発行するXML操作言語の例である。こ
こでは、LDAPの検索操作を、XML操作言語である
XPathに対応付けている。具体的には、LDAPの
検索操作のパラメータとして、検索のベースとなるオブ
ジェクトエントリの識別名が、
【数5】 vehicleId=ks10000, dsrcProviderId=kddi1, c=jp であり、検索する範囲を示すスコープはベースオブジェ
クト自身である。このLDAP操作をXPathに変換
した場合、まず、
【数6】 /country/dsrcProvider/dsrcSubscriberProfile は、図4の情報モデルにおいて、最下位のオブジェクト
に対する操作であることを示す。また、
【数7】@dn=‘VEHICLEID=KS10000,DSRCPROVIDERID=KDD
I1,C=JP’ は、dsrcSubscriberProfileオブジェクトの属性であるd
nの値が、上記の識別名と等しいエントリを検索する操
作である。さらに、
【数8】/@dn はdn属性の値を検索し、
【数9】/*[not (@dn)] はdn属性以外の全ての要素を検索する。これにより、L
DAP操作に等価なXML操作が実現できる。
【0051】なお、以上ではLDAP/XML変換機能
を備えたLDAPサーバのシステム構成について説明し
たが、本発明はLDAPサーバ20が実行するプログラ
ム、そして当該プログラムを記録した記録媒体をも技術
的範囲とする。
【0052】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、LDAP
クライアントからLDAPプロトコルを用いて直接XM
Lサーバとの通信ができるようになり、この結果、XM
L形式で交換される各種の情報に、インターネットで一
般的に用いられているディレクトリアクセスプロトコル
であるLDAPを用いてアクセスすることができる。
【0053】また、LDAPクライアントが更新した情
報を、XML形式によりXMLサーバ間で交換すること
も可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるLDAPサーバのシステム構成
図。
【図2】上記の実施の形態におけるLDAP/XMLコ
ンバータによるLDAP/XML変換処理のフローチャ
ート。
【図3】上記の変換処理例におけるLDAPスキーマの
例示図。
【図4】上記の実施の形態によるLDAP/XMLの変
換処理例のLDAP情報モデル図。
【図5】上記の変換処理例におけるXMLのDTDへの
変換結果の例示図。
【図6】上記の変換処理例におけるXMLのインスタン
スへの変換結果の例示図。
【図7】上記の実施の形態によるLDAP操作をXML
操作言語に対応付ける処理のフローチャート。
【図8】上記の変換処理例のLDAP検索操作からXM
L操作言語への変換結果の例示図。
【図9】従来のLDAPシステムのモデル図。
【図10】従来のLDAPによるXMLデータ検索シス
テムのブロック図。
【符号の説明】
10…LDAPクライアント 20…LDAPサーバ 201…LDAPプロトコルハンドラ 202…LDAP/XMLコンバータ 203…XMLサーバ 30…ネットワーク 40…ディレクトリ情報木(DIT情報木)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 篠永 英之 埼玉県上福岡市大原2丁目1番15号 株式 会社ケイディーディーアイ研究所内 Fターム(参考) 5B082 GA02 HA05 5B089 GA11 GA21 HA10 HB10 JA21 KA03 KF05

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 LDAPクライアントの送信するLDA
    Pプロトコルを用いてXMLサーバへアクセスすること
    を特徴とするLDAP/XML変換方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のLDAP/XML変換
    方法において、 LDAP操作をXML操作言語に対応付けることを特徴
    とするLDAP/XML変換方法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載のLDAP/XM
    L変換方法において、 LDAPのスキーマからXMLのスキーマを生成するこ
    とを特徴とするLDAP/XML変換方法。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のLDAP/XML変換
    方法において、 LDAPのエントリの識別情報を、対応するXML要素
    の子要素又は属性リストに含めることを特徴とするLD
    AP/XML変換方法。
  5. 【請求項5】 LDAPクライアントの送信するLDA
    Pプロトコルを用いてXMLサーバへアクセスすること
    を特徴とするLDAP/XML変換システム。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のLDAP/XML変換
    システムにおいて、 LDAP操作をXML操作言語に対応付けることを特徴
    とするLDAP/XML変換システム。
  7. 【請求項7】 請求項5又は6に記載のLDAP/XM
    L変換システムにおいて、 LDAPのスキーマからXMLのスキーマを生成するこ
    とを特徴とするLDAP/XML変換システム。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載のLDAP/XML変換
    システムにおいて、 LDAPのエントリの識別情報を、対応するXML要素
    の子要素又は属性リストに含めることを特徴とするLD
    AP/XML変換システム。
  9. 【請求項9】 LDAPクライアントの送信するLDA
    Pプロトコルを用いてXMLサーバへアクセスする処理
    をコンピュータに実行させるLDAP/XML変換プロ
    グラム。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載のLDAP/XML変
    換プログラムにおいて、 LDAP操作をXML操作言語に対応付けることを特徴
    とするLDAP/XML変換プログラム。
  11. 【請求項11】 請求項9又は10に記載のLDAP/
    XML変換プログラムにおいて、 LDAPのスキーマからXMLのスキーマを生成するこ
    とを特徴とするLDAP/XML変換プログラム。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載のLDAP/XML
    変換プログラムにおいて、 LDAPのエントリの識別情報を、対応するXML要素
    の子要素又は属性リストに含めることを特徴とするLD
    AP/XML変換プログラム。
  13. 【請求項13】 LDAPクライアントの送信するLD
    APプロトコルを用いてXMLサーバへアクセスする処
    理を実行するLDAP/XML変換プログラムを記録し
    たコンピュータ読取り可能な記録媒体。
  14. 【請求項14】 LDAP操作をXML操作言語に対応
    付ける処理を実行するLDAP/XML変換プログラム
    を記録したことを特徴とする請求項13に記載の記録媒
    体。
  15. 【請求項15】 LDAPのスキーマからXMLのスキ
    ーマを生成する処理を実行するLDAP/XML変換プ
    ログラムを記録した請求項13又は14に記載の記録媒
    体。
  16. 【請求項16】 LDAPのエントリの識別情報を、対
    応するXML要素の子要素又は属性リストに含める処理
    を実行するLDAP/XML変換プログラムを記録した
    請求項15に記載の記録媒体。
  17. 【請求項17】 LDAP操作をXML操作言語に変換
    し、かつXMLデータをLDAPデータに逆変換するL
    DAP/XMLコンバータと、 前記LDAP/XMLコンバータの出力する前記XML
    操作言語により、XML形式のデータベースを操作し、
    その操作結果を当該LDAP/XMLコンバータに送信
    するXMLサーバと、 ネットワークからLDAP操作データを受信して前記L
    DAP/XMLコンバータに受け渡し、当該LDAP/
    XMLコンバータが変換した前記操作結果のLDAPデ
    ータを受信して前記ネットワークに送出するLDAPプ
    ロトコルハンドラとを備えて成るLDAPサーバ。
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