JP2012510764A - 基準信号を送信するための方法及び通信ネットワーク要素 - Google Patents

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Abstract

通信ネットワークにおいて第1のネットワーク要素から第2のネットワーク要素へ基準信号を送信する方法が提供され、この方法は、フレームの第1のリソースを使用して、第1の通信システムに関連する第1のタイプの基準信号を送信するステップと、フレームの第2のリソースを使用して、第2の通信システムに関連する第2のタイプの基準信号を送信するステップとを含む。
【選択図】図6

Description

本発明は、特に協調アンテナシステムを有する通信ネットワークにおいてデータを送信する通信ネットワーク要素及び方法の分野に関する。さらに、本発明は、通信ネットワークシステム、プログラム要素、及びコンピュータ可読媒体に関する。
今日では、移動体通信ネットワークが広く利用されている。これらの通信ネットワークは複数のネットワークセルを含み、これらの各々は、携帯電話又はPDAなどのユーザ装置からの信号を送受信するために使用する少なくとも1つの基地局を有する。GERAN、UTRAN、LTE、E−UTRAN、WCDMA、又はWLANなどの複数の異なる環境又はシステムが知られている。良好な性能、及び特に効率的なデータ送信を確実にするためには、全てのデータ、データ信号、又はデータパケットが、意図する受信者において、及び移動体通信ネットワークの基地局のような考えられる中継局において確実に受信されるようにする必要がある。
当業では、データ送信の性能を制限する1つの問題にセル間及びセル内干渉があることが知られている。セル間干渉を低減させるために、何らかの形の協調アンテナ(COOPA)システムが提案されている。理論からは、完全に協調するセルラー無線システムは、従来のシステムに比べ、容量及びカバレッジに関して性能が著しく向上することが分かっている。他の技術では実現できないこれらの大きな向上により、COOPAシステムは、干渉で制限されたセルラー無線システムに上限を提供することが理論から分かっている。同時に、特にFDDシステムの場合、多くの基地局(BS)に対してチャネル状態情報(CSI)が求められること、したがって、フィードバックオーバーヘッドが大きいことに起因して、完全な協調は現実的でないことが明らかである。さらなる議題として、CAPEX及びOPEXの点で多大なコストを生じる可能性のある基幹ネットワーク上の大量のデータが挙げられる。
特に、サイトの隣接するセクタ間のeNode B(eNB)内協調に基づくCOOPAは、いずれの基幹ネットワークにも関係なく実施できるので、最も基本的な協調スキームとして期待できる。各セクタのアンテナ要素(AE)を空間的に分散した分散アンテナシステム(DAS)も同様である。Tx局(通常はリモートラジオヘッド(RRH))は、eNBサイトのベースバンド装置にファイバを介して接続されるが、基幹ネットワークは含まない。eNB内協調は、より容易に実施できる一方で、より大きな性能向上には、異なるサイトからのセル全体にわたるさらなる協調が必要となる。
しかしながら、COOPAシステムは、eNBにフィードバックする必要がある正確なチャネル推定を必要とし、これをeNBで協調エリア(CA)内のプリコーディングに使用する。このチャネル推定は、特に移動体通信システム内の数多くのセル及びサイトからのセル間干渉に起因して大きな課題となり得る。設計が良くないと、将来的に実現可能なあらゆる協調スキームの性能が根本的に制限される恐れがあるので、最適な共通基準信号(CRS)設計が最重要とされ得る。
したがって、特に協調アンテナシステムにおいて、マルチチャネル推定の性能を改善する通信ネットワーク要素、基準信号の送信方法、プログラム要素、及びコンピュータ可読媒体の必要性が存在し得る。
この必要性は、独立請求項に係る主題により満たすことができる。本発明の有利な実施形態は、従属クレームにより説明する。
本発明の例示的な態様によれば、通信ネットワークにおいて第1のネットワーク要素から第2のネットワーク要素へ基準信号を送信する方法が、フレームの第1のリソースを使用して、第1の通信システムに関連する第1のタイプの基準信号を送信するステップと、フレームの第2のリソースを使用して、第2の通信システムに関連する第2のタイプの基準信号を送信するステップとを含む。
詳細には、第1の通信システムは、3GPP LTEシステムなどのセルラーシステムとすることができる。GPP LTEシステムの例は、LTEリリース8標準規格によるシステムとすることができる。第2の通信システムも、いわゆるadvancedリリース8通信システム又はLTE Advanced通信システムなどのセルラーシステムとすることができる。詳細には、第1のタイプ及び第2のタイプの基準信号を共通基準信号、及び/又はCOOPA基準信号とすることができる。送信された基準信号を使用してチャネル状態情報を生成し、すなわち協調データの送信を実施するために必要となり得るチャネルの実際の性能を推定することができる。
本発明の例示的な態様によれば、基準信号を送信するための、特に協調通信ネットワークのための通信ネットワーク要素が提供され、このネットワーク要素は、フレームの第1のリソースを使用して、第1の通信システムに関連する第1のタイプの基準信号を送信するようにされた第1の送信ユニットと、フレームの第2のリソースを使用して、第2の通信システムに関連する第2のタイプの基準信号を送信するようにされた第2の送信ユニットとを含む。
詳細には、このネットワーク要素を、拡張Node B(eNB)、ユーザ装置、基地局、及び中継ノードから成るネットワーク要素群の1つとすることができる。第1及び第2の送信ユニットは、単一のユニットにより、或いは1又はそれ以上のアンテナなどの異なるユニットにより形成することができ、制御ユニットの制御下で動作することができる。なお、基地局などのネットワーク要素は、主に優先行列インデックス(PMI)又はチャネル品質インジケータ(CQI)のような情報を受け取ることができるが、ダウンリンクにおいて何らかの制御情報を提供することもできる。
また、複数の通信ネットワーク要素を含む通信ネットワークシステムを提供することもでき、この複数の通信ネットワーク要素は、少なくとも2つの基地局及び少なくとも2つのユーザ装置を含み、少なくとも1つの通信ネットワーク要素は、本発明の例示的な態様による通信ネットワーク要素であり、複数の通信ネットワーク要素は、データの、特にデータパケットの協調送信を行うようにされる。
本発明の例示的な態様によれば、プロセッサによる実行時に、本発明の例示的な態様による方法を制御又は実施するようにされたプログラム要素が提供される。
本発明の例示的な態様によれば、コンピュータ可読媒体が、プロセッサによる実行時に、本発明の例示的な態様による方法を制御又は実施するようにされたコンピュータプログラムを記憶する。
「リソース」という用語は、特定の通信システム内の通信ネットワークの、データがペイロードデータであるか、基準データであるか、制御データであるか、又は同様のものであるかに関わらずデータを送信するためのあらゆる種類の能力を意味する。例えば、異なるリソースが同じフレームの異なるサブフレーム及び/又は異なる周波数に関連するという事実により、これらを互いに区別することができ、例えば、2つのリソースが同じサブフレームに関連するものの異なる周波数に関連することもあり、すなわち2つのリソースを使用することにより送信されるデータを異なる周波数で送信することができる。一般に、リソースは、フレーム番号、サブフレーム番号、使用する周波数バンド、コーディングスキームなどのいずれかの適当なパラメータにより互いに区別することができる。
本発明の例示的な態様による方法により、新たな標準規格に関連する通信システムの下位互換性を保証することができ、例えば、2つの異なるタイプの基準信号を使用して、一方のタイプをリリース8通信システム又は送信スキームで使用できるようにする一方で、他方をadvanced LTE標準規格で使用できるようにすることにより、リリース8標準規格をLTE advanced標準規格と組み合わせることができる。この2つの基準信号の各々を共通基準信号とすることができ、例えば全てのチャネルに共通のものとすることができる。両方のタイプの基準信号を1つの標準規格に明確に適応させることができるので、チャネル状態推定(CSI)精度を確実に高めることができ、これにより、COOPAシステムのもう1つの重要な要素としてとらえることができるとともに質の高いCSI推定に依存できる干渉除去結合(IRC)を容易にすることさえもできる。
例示的な態様の主旨を、協調データ送信スキームのための基準信号を送受信する方法の提供に見出すことができ、この方法は、以前のスキームに下位互換性を与えるとともに、マルチセルチャネル推定の改善を可能にすることができる。基本的概念として、マルチセルチャネル推定のために、LTEリリース8無線フレームなどの通信システムフレーム又は通信スキームフレームの1つのサブフレームを、LTE advanced共通基準信号(CRS)の送信のために完全に又は部分的に取っておくことができる。本発明の例示的な態様による方法を使用した場合、データ信号を制御できないことによりデータ送信が原因でCRSの干渉フロアを生じる可能性のある、異なるセルからのデータ及びCRSの重複を低減することができる。
次に、データ送信方法のさらなる例示的な実施形態について説明する。しかしながら、これらの実施形態は、通信ネットワーク要素、通信ネットワークシステム、プログラム要素、及びコンピュータ可読媒体にも当てはまる。
本方法の別の例示的な実施形態によれば、第1のタイプの基準信号及び第2のタイプの基準信号が、異なるサブフレームで送信される。
すなわち、第1のリソース及び第2のリソースが、異なるサブフレームに関連することができる。例えば、リリース8に関連する第1のタイプの基準信号を、リリース8標準規格により規定されるリソースを使用して送信できる一方で、advancedリリース8システム又はLTE Advanceなどに関連する第2のタイプの基準信号は、第1サブフレームなどの特定のサブフレーム中にのみ送信することができる。
本方法の別の例示的な実施形態によれば、第1のタイプの基準信号及び第2のタイプの基準信号が共通のサブフレームで送信される。
詳細には、第1のタイプ及び第2のタイプの基準信号を、第1の又はその他のいずれかの適当なサブフレームなどの特定のサブフレーム中にのみ送信できる一方で、他のサブフレーム中には基準信号を送信することができない。当然ながら、2又はそれ以上のサブフレーム中に基準信号を送信することもできる。すなわち、LTE advanced CRSなどの第2のタイプの基準信号を搬送するサブフレームにおいても、eNBなどのそれぞれのネットワーク要素が、LTEリリース8標準規格などの別の標準規格により定義される基準グリッドなどの基準信号を送信することができる。
本方法の別の例示的な実施形態によれば、第1のリソースが、サブフレームの第1の周波数バンドに関連する。
なお、当然ながら、第2のリソースも第1の周波数バンド又はその他の特定の周波数バンドなどの特定の周波数バンドに関連することができる。
本方法の別の例示的な実施形態によれば、第1のフレームでは、第1の基準信号が第1の周波数バンドを使用して送信され、第2のフレームでは、第1の基準信号が別の周波数バンドを使用して送信される。
すなわち、連続する個々のフレームごとに、基準信号を送信するために別の周波数バンドを割り当てることができる。詳細には、LTE advanced通信システムの基準信号の割り当てを変更することができる。なお、当然ながら、周波数バンドの割り当てを所定の回数変更した後に、第1のフレームで割り当てられた周波数バンドを再度使用することができる。例えば、第1のフレームでは第1の周波数バンドを使用することができ、第2のフレームでは第2の周波数バンドを使用することができ、第3のフレームでは第3の周波数バンドを使用することができるが、第4のフレームでは第1の周波数サブバンドを再度使用することができる。
本方法の別の例示的な実施形態によれば、第1のタイプ及び/又は第2のタイプの基準信号が、アダマールシーケンスにより生成される。
詳細には、通信ネットワークの異なるセルのCRSにアダマールシーケンスを適用することができる。アダマールシーケンスを使用することにより、異なるセルからの基準信号間のセル間漏話を低減又は最小化することができる。例えば、サブフレームは、LTEリリース8基準信号によって占められていないリソースにおいてLTEリリース8 CRSとLTE advanced基準信号との組み合わせを搬送することができる。さらに、第1のタイプの基準信号及び/又は第2のタイプの基準信号などの基準信号の送信に使用するリソースの割り当てを、短いシーケンス長に関しては既に直交しているシーケンスをeNB又はUEなどの隣接する干渉物に割り当てるようにして行うことができる。通常、隣接する干渉物はさらなる干渉を生み出すので、短いシーケンス長に関して既に直交しているシーケンスを隣接する干渉物に確実に割り当てておくことは有利となり得る。例えば、LTEリリース8 CRSに、アダマール又はウォルシュ・アダマールシーケンスを乗じることができる。
本方法の別の例示的な実施形態によれば、第2の基準信号がフレームの特定の帯域幅に割り当てられる。
詳細には、共通LTE advanced基準信号などの第2の基準信号が、全スペクトル帯域幅の所定の部分でのみ送信される。すなわち、第2の基準信号は、特定の周波数サブバンドなどの特定のリソースを使用してのみ送信される。このようにして、スペクトルのこの部分などの特定のサブバンドに相当する特定の帯域幅に協調を制限することにより、基準信号の送信によって生じるオーバーヘッドを低減又は制限することができる。当然ながら、この特定のサブバンド又はこれらの特定のサブバンドは、送信中に変更することができる。詳細には、この周波数サブバンド又はこれらの周波数サブバンドの位置及びサイズをeNBが準静的に割り当てることができる。例えば、使用する周波数サブバンド数の準静的定義、すなわち使用する周波数サブバンドを定義する構成の変更を使用することができ、これが異なる無線条件への適応に有用となり得る。詳細には、無線条件が悪化した場合、第1の基準信号及び/又は第2の基準信号の送信に使用する周波数サブバンドの数を増やすことができ、その逆も同様である。
本方法の別の例示的な実施形態によれば、第1の基準信号タイプを第1のフレームで送信するために第1のサブバンドを使用し、及び/又は第2の基準信号タイプを第1のフレームで送信するために第2のサブバンドを使用し、第1の基準信号タイプを第2のフレームで送信するために第3のサブバンドを使用し、及び/又は第2の基準信号タイプを第2のフレームで送信するために第4のサブバンドを使用する。
すなわち、第1及び/又は第2の基準信号の送信に使用するサブバンドをフレームごとに変更することにより、全周波数バンドを協調に使用できるようにすることができる。この場合、スケジューラは、スペクトルのいくつかの部分、すなわち全周波数バンドが、スペクトルの他の部分よりも古いCSI情報を有していることを考慮することができる。特に、第3のサブバンド及び/又は第4のサブバンドは、所定の期間にわたって基準信号(第1又は第2のタイプ)の送信に使用されなかった(単複の)サブバンド、及び所定の期間にわたって推定されなかったチャネルに相当する(単複の)サブバンドなどの所定の基準を満たすサブバンドとすることができる。このようにして、全てのチャネルが平等に又は少なくともより平等に推定されることを確実にすることができる。
本方法の別の例示的な実施形態によれば、第1のタイプ及び/又は第2のタイプの基準信号の送信にサブフレームの一部のみが使用される。
詳細には、サブフレームの他の部分をペイロードデータの送信に使用することができる。ペイロードデータは、サブフレーム内で送信される基準信号が第1のタイプであるか又は第2のタイプであるかに関係なく、第1の通信システムに基づいて、又は第2の通信システムに基づいて送信することができる。
本方法の別の例示的な実施形態によれば、第1のタイプの基準信号と第2のタイプの基準信号が結合される。
例えば、LTE advanced CRSを送信するサブフレーム内でリリース8 UEの共通CRSを共通LTE advanced CRSと結合することができる。詳細には、場合によってはLTE advancedマルチセルチャネル推定が古くなっている可能性を考慮して、すなわちLTE advanced通信スキームの最後に実行されたチャネル推定に関する情報を考慮して、いわゆる最大比合成(MRC)法を使用することができる。LTEリリース8による共通CRSの異なる構造及びプロパティ、及びLTE Advanced基準信号の構造及びプロパティを考慮したより巧みな合成スキームを可能にすることができる。例えば、共通リリース8 CRSの性能がマルチセル干渉の影響を受けている間、LTE advanced基準信号は、より低い時間ローカリゼーションを有するようになる。高速反復デコーディング技術により、両方のタイプのチャネル推定の合成から最大性能が引き出されるようにすることができる。このような合成を行うことにより、全体のチャネル推定精度を高めることができる。
本方法の別の例示的な実施形態によれば、第1のタイプ及び/又は第2のタイプの基準信号を使用して、通信ネットワークのネットワーク要素の移動を追跡する。
詳細には、リリース8基準信号などの第1のタイプの基準信号を使用して、UE、携帯電話、ラップトップ、PDAなどの移動するネットワーク要素を追跡することができ、これによりチャネル推定の性能、したがって、UEが移動している場合、特にUEが多少高速で移動している場合のデータ送信の性能を向上させることができる。
別の例示的な実施形態によれば、方法が、送信される第1及び/又は第2のタイプの基準信号の利用可能性、及び/又は位置、及び/又は密度に関して第2のネットワーク要素に通知する制御メッセージを送信するステップをさらに含む。
「チャネル」という用語は、詳細にはデータパケットの送信に使用できる、他の送信経路と区別できるあらゆる種類の送信経路を意味することができる。すなわち、個々の「チャネル」は、他のリソースとは独立してデータを送信するために使用できる通信ネットワークのリソースを形成することができる。このような「チャネル」は、いくつかのサブキャリアを含むリソースブロック(RB)によって形成することができる。例えば、RBを、12個のサブキャリア、14個のOFDMシンボルで構成することができる。
本出願では、「データパケット」という用語は、詳細にはケーブル又は回線又は無線のいずれかを介して送信できるあらゆる種類のデータを意味することができる。詳細には、「データ」という用語は、通話、或いはプログラム、写真、音楽タイトルなどの、コンピュータ通信に関連して使用されるデータの送信に関連するデジタル又はアナログデータを含むことができる。詳細には、1又はそれ以上のデータパケットにより特定のデータを形成することができる。
本発明の例示的な態様を要約すると、マルチセルチャネル推定のために、LTE無線フレームの10個のサブフレームのうちの1つをLTE Advanced CRSのために完全に又は部分的に取っておくことにより、完全な下位互換性と組み合わせたマルチセルチャネル推定の改善を可能にする方法を提供することができる。この方法により、LTE AdvancedのためのマルチセルCRSに設計上の完全な柔軟性をもたらすことができる。同時に、AP0、...、3及びAP5上でリリース8対応基準信号を連続送信することにより、完全な下位を保証することができる。LTE Advanced CRSを搬送するサブフレームにおいても、eNBが、現行の標準規格で定義されるような基準信号グリッドを送信することができる。
その後、LTE Advancedの新しいCRSのために、本来であればR8データ信号を搬送する他のリソース要素を使用できるようになる。具体的には、異なるセルのCRSにアダマールシーケンスを適用して、異なるセルからの基準信号間のセル間漏話を最小化することができる。単純なスキームでは、特定のサブフレームが、R8 RSによって占められていない他のREにおいて、LTEリリース8 CRSとLTE Advanced基準信号との組み合わせを搬送することができる。この場合、この特定のサブフレーム内では、eNBがリリース8 UEを単純にスケジューリングしないので、リリース8 UEは、新たに定義されたこれらの基準信号を認識することができない。結果として生じる付加的オーバーヘッドは10%程度(10個のサブフレームのうちの1つ)となり得る。さらに、LTE Advanced CRSのためのより多くの又はより少ないサブフレームによる他の構成の準静的定義が、異なる無線条件への適応に有用となり得る。
本発明の上記で定義した例示的な態様及び例示的な実施形態、並びにさらなる態様は、以下で説明する実施形態例から明らかとなり、実施形態例を参照しながらこれらについて説明する。以下、実施形態例を参照しながら本発明についてより詳細に説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
協調度の差異の潜在的利得を概略的に示す図である。 協調送信のための基本的解決法を概略的に示す図である。 従来のセルラーレイアウトを概略的に示す図である。 アダマールシーケンスのセルへの割り当てを概略的に示す図である。 異なるシーケンスのマルチセル性能を概略的に示す図である。 共通するR8及びLTE advanced基準信号を含むサブフレームを概略的に示す図である。 共通するR8及びLTE advanced基準信号を含む別の送信スキームを概略的に示す図である。
図面内の例証は概略的なものである。同一の又は同様の要素には、同一又は同様の参照符号を付けている。
以下、図1から図3を参照しながら、例示的な実施形態によるデータ送信方法及び通信ネットワーク要素のいくつかの基本原理について説明する。
図1は、協調度の差異の潜在的利得を概略的に示している。すなわち、図1は、異なる協調レベルにわたるスペクトル効率をビット/秒及びヘルツ(ビット/S*Hz)で示している。詳細には、いくつかの協調度に関していくつかのスキームを示している。「ScaleNet」の結果101及び102のスペクトル効率は、協調はないが完全なチャネル状態情報(CSI)を認識する最適なMU−MIMOシステムの結果を表している。さらに、「Fo」線103及び104は、個々の協調レベルの理論上の上限を表しているが、線「Fe」105は、協調する拡張Node B(eNB)間の×2に基づいてデータレートが変化する5MHzシステムの結果を表している。図1から、協調レベルが上がるとともにスペクトル効率が上昇することがはっきりと分かる。これは特に「Fo」線に関して当てはまるが、「Fe」線105も同様に、無協調から、10MHzのバックホール、20MHzのバックホール、3セル、及び完全な、すなわち無限のバックホールにわたって増加する。また、サイズ3の協調エリア(CA)を有するアクティブIF管理スキームを表す3GETprojectの結果を106によって示している。
図2は、本発明を理解するのに役立つ協調送信のための基本的解決法を示している。詳細には、中央ユニット(CU)が、協調アンテナ(COOPA)システムに関してジョイントプリコーディングを行うと予測することができ、その名前が示すように、これを協調eNBの1つにおけるいわゆる協調エリア(CA)の中心点に配置することができる。他の協調eNBは、高速かつ低遅延のファイバ接続により、このCUに接続することができる。
CUは、ダウンリンク(DL)において、ジョイント送信のような共通信号プリコーディングを行うことができ、これは基本的に全ての協調するユーザ装置(UE)の全てのデータ信号のプリコーディング行列Wによる行列乗算である。ゼロフォーシング(ZF)の場合、Wは、チャネル行列H全体の疑似逆H+である。図2には、コードブックベースのプリコーディングのためのSAの最も単純な形を示している。この場合、プリコーディング行列Wは、UE1及び2のUEからの異なる優先行列インデックス(PMI)フィードバックPMI1及びPMI2に基づいてコードブックから選択される。同様の概念をアップリンク(UL)に適用することもでき、このことをジョイント検出(JD)と呼ぶこともある。
詳細には、図2は、UE1 202及びUE2 203へ送信されるデータパケットd1及びd2を示している。共通信号処理のために、行列W 204を使用することによりデータパケットをエンコードして、UE1 202に対応するeNB1 205及びUE2 203に対応するeNB2 206へ送信するためのデータ信号txを形成し、信号r1及びr2をそれぞれ受信する。信号r1及びr2は、チャネル行列H、疑似逆H+又はW、及びオフセットnによりオフセットされて送信されるデータdの乗算に相当する。
図3の左上に、標準的な六角形セルの組で構成される従来のセルラーレイアウト301を見出すことができる。個々のセルは、全てのアンテナ要素の、すなわちLTEリリース8に関して定義されるような全ての物理アンテナ、すなわちセクタごとに2つ又は4つのアンテナポート(AP)の共通基準信号(CRS)のグリッドを継続的に同報通信することが好ましい。説明を明確にするために、アンテナポートという用語は、一般にLTEの分野で使用され、このポートから送信される基準信号に強く関連する点に留意されたい。共通基準信号の場合、APを異なる物理アンテナ又はアンテナ要素に接続することができる。図3の右側302では、1個のリソースブロックの時間及び周波数方向のグリッドを見ることができる。UEは、正確な補間アルゴリズムにより、このCRSグリッドに基づいてCSI推定を行うことができる。
COOPAシステムでは、個々のUEが、UEが帰属するCAに関わるこれらのeNBへの少なくともこれらの無線チャネルを推定する。さらに事態を難しくすることに、高性能COOPAシステムのCSI精度は、従来のセルラーシステムよりも良好でなければならず、さもないとダウンリンク(DL)におけるプリコーディング精度が悪化することがある。
干渉除去結合(IRC)は、COOPAシステムのもう1つの重要な要素としてとらえることができるとともに、同様に高品質のチャネル状態情報(CSI)推定に依存することができる。マルチセルのシナリオの場合、同期ネットワークでは同じCRSが同時に送信されることにより、従来の通信システムを使用した場合、異なるセル間に大きなCRS間干渉が生じるようになることがある。この問題は、LTE標準規格において異なるセルID固有のシーケンスを割り当てることにより部分的に克服することができる。したがって、シーケンスの長さである1つの完全な直交周波数分割多重(OFDM)シンボルにわたる推定の場合、異なるセルからの異なる共通CRS間で何らかの漏話低減が存在することができる。しかしながら、無線チャネルの周波数選択に起因して、全てのセル間に完全な直行性を提供することはできないので、従来のチャネル推定を使用した場合、残りのチャネル推定性能の質が悪いままとなる場合がある。
図4は、アダマールシーケンスのセルへの割り当てを、特に異なる長さのシーケンスに関して概略的に示している。詳細には、アダマールシーケンスの長さは、図4の左上領域から、右上領域、左下領域、右下領域へと増加する。図4から、シーケンスの長さが増すにつれて、同じアダマール周波数を割り当てたセル間の空間距離が増していることが分かり、図4では個々のアダマールシーケンスに異なる網掛けを使用している。
図5は、セルID固有のシーケンスをセルにランダムに割り当てた結果を左側の501に、アダマールを固定したパターンの結果を右側の502に示している。図示のように、上位5つの強力な干渉物に関して取得できる平均二乗誤差(MSE)は、静的無線チャネルで各々が長さ1ミリ秒の8つのサブフレームにわたる平均化の場合でも極めて悪いものとなり得る。さらに、アダマールを固定したパターンを使用すると、8つのサブフレームにわたる平均化の平均二乗誤差がわずかに改善することが分かる。
図6及び図7は、共通リリース8 CRS及びLTE Advanced CRSを実施したサブフレームを含む無線フレームを概略的に示している。詳細には、図6は、サブフレーム602を含むフレーム601を示している。サブフレーム602は、LTEリリース8 CRS603とLTE Advanced CRSとの組み合わせを、R8 CRSによって占められていない他のREにおいて搬送する。eNBは、この特定のサブフレーム内ではいずれのリリース8 UEも単純にスケジューリングしないので、リリース8 UEが、これらの新たに定義された基準信号を認識することはない。
結果として生じる付加的オーバーヘッドは10%程度(10個のサブフレームのうちの1つ)である。異なる無線条件に適応するためには、LTE Advanced CRSのためのより多くの又はより少ないサブフレームによる他の構成の準静的定義が有用となり得る。
共通LTE Advanced基準信号を全スペクトル帯域幅の一部のみで送信することにより、結果として生じるオーバーヘッドをさらに低減させることができ、これにより、協調がこのスペクトルの部分に制限されるようになる。図7に示す2つの異なる選択肢を考慮することができる。1つの選択肢によれば、CRCが個々のフレーム内の同じ周波数サブバンド704に割り当てられる。なお、この周波数サブバンドの位置及びサイズは、eNBが準静的に割り当てることができる。第2の選択肢をサブバンド705によって示している。この選択肢によれば、使用するサブバンドがフレームごとに変化する。これにより、全周波数バンドを協調に使用できるようにすることができる。この場合、スケジューラは、スペクトルのいくつかの部分が、スペクトルの他の部分よりも古いCSI情報を有していることを考慮することができる。
さらに、基準信号の送信にLTE Advancedサブフレームの一部のみを使用することにより、結果として生じるオーバーヘッドをさらに低減させることができ、PRB全体にLTE Advanced基準信号が存在しない場合、LTE Advanced UEへの、さらにはR8 UEへのデータ送信に他の部分を使用することができる。
概評として、LTE Advanced UEは、これらの付加的なadvanced基準信号(aRS)の位置、及びこれらのaRSが実際に現在送信されているかどうかを知る必要が生じる。aRSの所定の標準化した位置が固定である場合、全てのLTE Advanced UEは、一致した制御メッセージにより、これらがCOOPAモードに設定されるとすぐにこれらの付加的なaRSを予想することができる。この場合、これらの付加的なaRSのためのさらなる制御シグナリングを避けることができる。
第2のより柔軟な解決法では、追加の同報又は制御メッセージを使用して、これらのaRSの利用可能性、及び位置/密度に関してLTE Advanced UEに通知することができる。リリース8 UEは、これらの同報又は制御メッセージを単純に無視することができる。
例示的な実施形態による方法の主な利点のいくつかを要約すると、
a)COOPAがCSI推定の精度に大きく依存するという理由で協調送信スキームにとって最も重要な問題であるマルチセルチャネル推定の性能改善。
b)LTE Advancedでは、8×8 MIMOスキームに関しても論じている。マルチセルチャネル推定が高い精度で可能でなければ、これらのスキームも同じ制限を受ける可能性がある。したがって、同様の方法をMIMO 8×8にも適用することができる。
c)ゼロから定義するシステムの場合、この性能を最適化するための選択肢は多く存在するが、LTE Advancedでは、リリース8への下位互換性が必須となり得る。本発明の例示的な実施形態による方法は、この下位互換性を提供する。いずれの協調送信スキームも、正確なプリコーディングのために正確なCSI知識に頼る必要があるので、実際にマルチセルチャネル推定の精度をリリース8の下位互換性と組み合わせることを最大の緊急課題とすることができる。したがって、提案する強化を伴わないマルチセルチャネル推定の精度は、可能であるはずのCOOPAの性能向上を著しく制限することがある。
d)正確なマルチセルチャネル推定を必要とする別の用途は、干渉除去結合アルゴリズム(IRC)である。IRCは、減らすべき全ての干渉物に関する詳細な知識がある場合にのみ、高い利得を提供することができる。
e)このスキームは、1つのサブフレームのみを完全に新しい設計とする一方で、AP0〜3のCRSはリリース8の場合と同じであってよいので、実施が非常に容易である。
f)CRS、LTEリリース8、及びLTE Advanced CRSに加え、ウォルシュ・アダマールシーケンスも、送信側及び受信側において少ない実施努力で容易に実施することができる。
g)提案する解決法の1つの主な利点は、マルチセルチャネル推定中には他のセル内にデータ送信が存在せず、したがって、非常に高性能なマルチセルチャネル推定を提供できる点である。
h)約10%とすることができ、さらに最適化した場合には2.5%などの10%よりも大幅に低くなり得る少〜微小の付加的オーバーヘッド。
i)全てのLTE advanced基準信号を1つのサブフレーム内で、さらには1つ未満のサブフレーム内で受信できることによる、移動性が高い場合の優れたチャネル推定品質。
j)LTE advancedサブフレーム内でリリース8 UEをスケジューリングしないことだけで、リリース8 UEの容易なサポートが可能である。
k)良好なチャネル推定を提供する可能性があるCOOPA HARQ又はモデルベースのチャネル推定のような高度なスキームと組み合わせると、高速で移動するUEのためのさらなる性能改善が可能になり得る。
l)最適化された補間との組み合わせを実施することにより、別の強力な関連する改善を実現することができる。
m)チャネル推定を、LTEリリース8 CRSに基づくチャネル推定と容易に組み合わせることができる。
n)ドップラー情報を含めることによってさらなる改善を可能にすることができ、これが特定の予測アルゴリズムに至る可能性がある。
o)UEは、DRX(不連続送信)との組み合わせによって10個のサブフレームのうちの1個でのみ測定を行えばよいので利点を得ることができる。
「含む(comprising)」という用語は、他の要素又はステップを除外するものではなく、「1つの(英文不定冠詞)」は、複数形を除外するものではない。異なる実施形態に関連して説明した要素を組み合わせることもできる。なお、請求項内の参照符号は、特許請求の範囲を限定するものであると解釈すべきではない。
101 ScaleNet結果
102 ScaleNet結果
103 Fo結果
104 Fo結果
105 Fe結果
201 中央ユニット
202 ユーザ装置1
203 ユーザ装置2
204 行列
205 拡張Node B1
206 拡張Node B2
302 従来のセルラーレイアウト
302 リソースブロック
501 シミュレーション結果疑似ランダム
502 シミュレーション結果アダマールスキーム
601 無線フレーム
602 サブフレーム
603 共通基準信号
704 準静的サブバンド
705 可変サブバンド

Claims (15)

  1. 通信ネットワークにおいて第1のネットワーク要素から第2のネットワーク要素へ基準信号を送信する方法であって、
    フレームの第1のリソースを使用して、第1の通信システムに関連する第1のタイプの基準信号を送信するステップと、
    前記フレームの第2のリソースを使用して、第2の通信システムに関連する第2のタイプの基準信号を送信するステップと、
    を含むことを特徴とする方法。
  2. 前記第1のタイプの基準信号及び前記第2のタイプの基準信号を異なるサブフレームで送信する、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1のタイプの基準信号及び前記第2のタイプの基準信号を共通のサブフレームで送信する、請求項1又は請求項2に記載の方法。
  4. 前記第1のリソースが、サブフレームの第1の周波数バンドに関連する、請求項1から請求項3のいずれかに記載の方法。
  5. 第1のフレームでは、前記第1の周波数バンドを使用して前記第1の基準信号を送信し、第2のフレームでは、別の周波数バンドを使用して前記第1の基準信号を送信する、請求項4に記載の方法。
  6. 前記第1のタイプ及び/又は前記第2のタイプの基準信号をアダマールシーケンスにより生成する、請求項1から請求項5のいずれかに記載の方法。
  7. 前記第2の基準信号を前記フレームの特定の帯域幅に割り当てる、請求項1から請求項6のいずれかに記載の方法。
  8. 前記第1の基準信号タイプを前記第1のフレームで送信するために第1のサブバンドを使用し、及び/又は前記第2の基準信号タイプを前記第1のフレームで送信するために第2のサブバンドを使用し、前記第1の基準信号タイプを第2のフレームで送信するために第3のサブバンドを使用し、及び/又は前記第2の基準信号タイプを前記第2のフレームで送信するために第4のサブバンドを使用する、請求項1から請求項7のいずれかに記載の方法。
  9. サブフレームの一部のみを使用して前記第1のタイプ及び/又は前記第2のタイプの基準信号を送信する、請求項1から請求項8のいずれかに記載の方法。
  10. 前記第1のタイプの前記基準信号と前記第2のタイプの前記基準信号とを結合する、請求項1から請求項9のいずれかに記載の方法。
  11. 前記第1のタイプ及び/又は前記第2のタイプの前記基準信号を使用して前記通信ネットワークのネットワーク要素の移動を追跡する、請求項1から請求項10のいずれかに記載の方法。
  12. 前記送信される前記第1及び/又は第2のタイプの基準信号の利用可能性、及び/又は位置、及び/又は密度に関して前記第2のネットワーク要素に通知する制御メッセージを送信するステップをさらに含む、請求項1から請求項11のいずれかに記載の方法。
  13. 基準信号を送信するための、特に協調通信ネットワークのための通信ネットワーク要素であって、
    フレームの第1のリソースを使用して、第1の通信システムに関連する第1のタイプの基準信号を送信するようにされた第1の送信ユニットと、
    前記フレームの第2のリソースを使用して、第2の通信システムに関連する第2のタイプの基準信号を送信するようにされた第2の送信ユニットと、
    を含むことを特徴とする通信ネットワーク要素。
  14. プロセッサによる実行時に請求項1に記載の方法を制御又は実施するように構成された、ことを特徴とするコンピュータプログラム。
  15. プロセッサによる実行時に請求項1に記載の方法を制御又は実施するように構成されたコンピュータプログラムを記憶する、ことを特徴とするコンピュータにより読み取り可能な媒体。
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