JP2012506717A - 音源位置特定方法及びシステム - Google Patents

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Abstract

本発明は音源の位置特定方法及びシステムに関する。本システムは、チェストピース(20)にある少なくとも2つのナビゲーティング音声センサ(21、22、23)からナビゲーティング音声信号を受け取り、音源に対応する信号セグメントタイプを含む選択命令を受け取る受信部(311)と、信号セグメントタイプに応じて各ナビゲーティング音声信号からセグメントを選択する選択部(312)と、ナビゲーティング音声信号から選択したセグメントの間の差を計算する計算部(313)と、差に応じて音源へのチェストピース(20)の移動をガイドする移動表示信号を生成する生成部(314)とを有する。

Description

本発明は、音声信号処理方法及びシステムに関し、特に音声信号を処理して音源を位置特定する方法とシステムに関する。
聴診器は病院でよく用いられる診断装置である。従来、聴診を便利で信頼性の高いものにするため、聴診器には多数の新しい技術が付加されている。新しく付加された技術には、周辺雑音キャンセル、自動心拍数計数、自動心音図記録及び分析などがある。
体内音はいろいろな器官や一器官のいろいろな部分で発生する。そんため、体内音は身体のいろいろな位置で発生する。例として心音を考える。僧帽弁と三尖弁により心音S1が発生し、大動脈弁と肺動脈弁により心音S2が発生し、心雑音は弁や室や血管から発生する。通常、聴診に最適な場所は、身体中で心音が最も強く、周波数スペクトルが最もよく現れる場所である。現在、体内音源の位置特定は訓練を受けた医師の判断により行われており、診療経験と集中力を必要とする。
しかし、体内音源の位置を判断する聴診スキルをマスターすることは、人体構造に関する知識を必要とするので、医師以外には困難である。また、人の耳や聴覚には限界も、身体の体内音源の位置特定に影響を及ぼす。例えば、心音S1とS2は互いに近いが、両者は心臓の異なる部分で発生している。訓練を受けていない者にはS1とS2を正確に区別できない。
本発明の目的は、便利かつ正確な音源位置特定システムを提供することである。
音源を位置特定するシステムであって、チェストピースにある少なくとも2つのナビゲーティング音声センサからナビゲーティング音声信号を受け取り、前記音源に対応する信号セグメントタイプを含む選択命令を受け取る受信部と、前記信号セグメントタイプに応じて各ナビゲーティング音声信号からセグメントを選択する選択部と、前記ナビゲーティング音声信号から選択したセグメントの間の差を計算する計算部と、前記差に応じて前記音源への前記チェストピースの移動をガイドする移動表示信号を発生する発生部とを有する。
効果として、本システムは、医師のスキルに依存せずに音源を正確に位置特定する移動表示を自動的に発生できる。
また、本発明は、音源を位置特定するシステムに対応する方法を提案するものである。
本発明の詳細な説明やその他の態様を以下に説明する。
本発明の上記その他の目的及び特徴は、添付した図面を参照して以下の詳細な説明を読めば、明らかとなるであろう。
本発明の一実施形態による聴診器を示す図である。 図1の聴診器1の一実施形態によるチェストピースを示す図である。 図1の聴診器1の一実施形態による音源位置特定システムを示す図である。 図1の聴診器1の一実施形態によるユーザインタフェースを示す図である。 図1の聴診器1の他の実施形態によるユーザインタフェースを示す図である。 選択前の音声信号波形を示す図である。 選択後の音声信号波形を示す図である。 フィルタした心音信号波形を示す図である。 プロミネントセグメント波形を示す図である。 プロミネントセグメントの連続するピーク点の間の間隔の統計的ヒストグラムである。 心音信号の波形に注釈を加えたものである。 本発明の一実施形態による音源位置特定方法を示す図である。 図面において、同じ構成要素は同じ参照数字を使用して示した。
図1は、本発明の一実施形態による聴診器を示す図である。聴診器1は、チェストピース20と、制御装置30と、及びチェストピース20と制御装置30に接続するコネクタ10とを有する。聴診器1は、制御装置30とコネクタ10とを介してチェストピース20に接続されたイヤピース40も有する。
図2は、図1の聴診器1の一実施形態によるチェストピース20を示す図である。チェストピース20は、メイン音声センサ24(図2にはM0で示す)と、第1のナビゲーティング音声センサ21(図2にはM1で示す)と、第2のナビゲーティング音声センサ22(図2にはM2で示す)と、第3のナビゲーティング音声センサ23(図2にはM3で示す)とを有する。ナビゲーティング音声センサ21−23はメイン音声センサ24を取り囲んでいる。好ましくは、メイン音声センサ24はチェストピース20の中心にあり、メイン音声センサ24の中心から各ナビゲーティング音声センサへの距離は等しく、隣接する2つのナビゲーティング音声センサ間の角度は等しい。ナビゲーティング音声センサ21−23とメイン音声センサ24は、コネクタ10により制御装置30に接続されている。メイン音声センサ24は、さらに制御装置30とコネクタ10とを介してイヤホン40と接続されている。
チェストピース20はさらにインジケータ25を有する。インジケータ25は、複数のLEDライトを有していてもよい。各LEDライトは、ナビゲーティング音声センサに対応し、対応するナビゲーティング音声センサと同じ場所に配置されている。LEDライトをオンにして、チェストピースの動きをガイドして、メイン音声センサ24を音源に合わせることができる。
任意的に、インジケータ25はスピーカ(図示せず)を有していてもよい。スピーカを用いて、チェストピースの動きをガイドする音声を発生して、メイン音声センサ24を音源に合わせることができる。
インジケータ25を回路(図示せず)に接続する。この回路は、インジケータ25を制御してオン・オフさせる信号を制御装置30から受信するために用いる。この回路はチェストピース20に配置しても、制御装置30に配置してもよい。
図3は、図1の聴診器1の一実施形態による音源位置特定システムを示す図である。システム31は、受信部311と、選択部312と、計算部313と、生成部314とを有する。
受信部311は、少なくとも2つのナビゲーティング音声センサ21−23からナビゲーティング音声信号(図3にNSSで示した)を受信するために用いる。また、受信部311は、選択命令(図3にSIで示した)を受信するために用いる。選択命令は、ユーザが位置特定しようとする音源に対応する信号セグメントタイプを含む。上記の少なくとも2つのナビゲーティング音声センサ21−23はチェストピース20で受信され、チェストピース20はさらにメイン音声センサ24を有する。
各ナビゲーティング音声センサ信号は、異なる信号セグメントタイプに属する複数のセグメント(信号セグメント)を有する。例えば、音声センサが検出した心音信号は、S1セグメント、S2セグメント、S3セグメント、S4セグメント、心雑音セグメントなどの異なる音源により発生された異なる信号セグメントタイプを含む。S1は僧帽弁と三尖弁の閉鎖により発生し、S2は大動脈弁と肺動脈弁の閉鎖により発生し、S3は心臓拡張早期の血液が高速に心室に充満することにより発生し、S4は血液を膨張した心室に排出する心房収縮の結果として発生し、心雑音は血流の乱れにより発生する。S1は、僧帽弁によるM1と、三尖弁によるT1とに分けられる。S2は、大動脈弁によるA2と、肺動脈弁によるP2とに分けられる。S3、S4と心雑音とは、通常は聞こえず、心臓血管障害に伴うことが多い。
ユーザは、音源に疾患があるか知るため、位置特定する音源に対応する信号セグメントタイプを選択する選択命令を与えることができる。例えば、選択する信号セグメントタイプがS1であるとき、対応する音源は僧帽弁と三尖弁である。
選択部312は、信号セグメントタイプに応じて各ナビゲーティング音声信号からセグメントを選択するために用いる。
計算部313は、ナビゲーティング音声信号から選択したセグメント間の差の計算に用いる。例えば、計算部313は、第1の音声センサ21からの選択したセグメントと第2の音声センサ22からの選択したセグメントとの間の差を計算し、第2の音声センサ22からの選択したセグメントと第3の音声センサ23からの選択したセグメントとの間の差を計算し、第1の音声センサ21からの選択したセグメントと第3の音声センサ23からの選択したセグメントとの間の差を計算するものである。
計算部313は、各セグメントのTOA(到着時刻)の差を計算するものである。その理由は、ナビゲーティング音声センサ21−23はチェストピース20の異なる場所にあるので、チェストピース20を身体に当てたとき、各ナビゲーティング音声センサから音源への距離は異なり、各選択したセグメントのTOAは異なるからである。
また、計算部313は、セグメントの位相差を計算することにより、セグメント間の差を計算するものであってもよい。位相差は(フィールドプログラマブルゲートアレイ回路などの)ハードウェアや、(相関アルゴリズムなどの)ソフトウェアにより測定することができる。
生成部314は、上記の差に応じて、チェストピース20の音源への移動をガイドする移動表示信号(図3ではMISで示す)を生成して、メイン音声センサ24を音源に合わせる(locate)するために用いる。上記の差は、TOA差でも位相差でもよい。
生成部314は:
−セグメント間の差に応じて音源に最も近いナビゲーティング音声センサを決定し、
−音源に最も近いナビゲーティング音声センサの方向にチェストピース20の移動をガイドする移動表示信号を求めるものであってもよい。
位相差を例にとると、第1のナビゲーティング音声センサから受信したセグメントの位相が第2のナビゲーティング音声センサ22から受信したセグメントの位相より大きい場合、すなわち音源と第2のナビゲーティング音声センサ22との間の距離が音源と第2のナビゲーティング音声センサ21との間の距離より小さい場合である。チェストピース20を、第1のナビゲーティング音声センサ21から第2のナビゲーティング音声センサ22の方向に動かす必要がある。
位相差によると、音源に最も近いナビゲーティング音声センサ21の判定は、音源と第1のナビゲーティング音声センサ21との間の距離と、音源と第2のナビゲーティング音声センサ22との間の距離と、音源と第3のナビゲーティング音声センサ23との間の距離とを比較することにより行える。音源への最終的な移動表示を、最も近いナビゲーティング音声センサの方向に決定する。
回路は、生成部314から移動表示信号を受け取る。回路は、インジケータ25をオンにして、移動表示信号に応じてチェストピース20の移動をガイドする。インジケータ25がスピーカである場合、移動表示信号に応じてチェストピース20の移動をガイドする音声を生成するように、回路を用いてインジケータ25を制御し、メイン音声センサ24を音源の場所に位置特定する。インジケータ25が複数のライトである場合、チェストピース20の移動をガイドするために最も近いナビゲーティング音声センサに対応するライトを点灯するように、回路を用いてライトを制御し、メイン音声センサ24を音源の場所に位置特定する。
生成部314を用いて、セグメント間の差が所定閾値より小さいか検出できる。生成部314は、上記の差が所定閾値より小さければ、さらに、移動停止信号(SMSで示した)を生成するものである。回路は移動停止信号を受けて、インジケータ25をオフするように制御する。
図4は、図1の聴診器1の一実施形態によるユーザインタフェースを示す図である。
制御装置30のユーザインタフェース32は、複数のボタン321と、ディスプレイなどの情報ウィンドウ322とを有する。情報ウィンドウ322を用いて音声信号の波形を表示する。ボタン321は、ユーザに制御され、音声信号の波形に反映された属性に応じた信号セグメントタイプを選択する選択命令を入力する。
波形に反映された属性は、例えば、ピーク、谷、振幅、期間、周波数などである。
図5は、図1の聴診器1の他の実施形態によるユーザインタフェースを示す図である。ユーザインタフェース32は、波形に沿ってスライドして、波形の属性に応じた信号セグメントタイプを選択するスライダ323を有する。
聴診器1の別の実施形態では、情報ウィンドウ322はタッチスクリーンであり、ペンや指でタッチして、波形の属性に応じた音声信号の波形から信号セグメントタイプを選択するユーザの選択命令を入力する。
ユーザの選択命令により、システム31の選択部312を用いて、選択したセグメントと、そのセグメントと同じタイプの対応後続セグメントを示し、情報ウィンドウ32に選択したセグメントを周期的に示すように、情報ウィンドウ322を制御する。
従来の多くのデジタル聴診器は、音声信号からセグメントを選択する機能をすでに有しているが、選択したセグメントをその音声信号の受信中に情報ウィンドウに周期的に表示するだけである。
本発明の一実施形態では、以下に説明するように選択部312を用いる。
図6Aは、選択前の音声信号の波形を示し、図6Bは、選択後の音声信号の波形を示す。
心音信号を例にとると、選択部312がユーザの選択命令に応じて信号セグメントタイプを選択するのをサポートするため、心音信号の波形は少なくとも5秒間続く。S2セグメントを選択する場合、選択部312は、次の段階を実行するものである。
−心音信号からS2セグメントを選択する選択命令を分析する段階。
−バンドパスフィルタにより心音信号をフィルタする段階。例えば、心音信号からのカットオフ周波数は10−100Hzである。図7Aは、フィルタした心音信号波形を示す。
−フィルタした波形の各セグメントから複数のサンプル点を取得する段階。波形は複数のセグメントに分割されている。
−各セグメントの平均振幅分散を計算することにより、平均振幅分散が高いプロミネントセグメントを抽出する段階。例えば、平均振幅分散が上位5−10%のセグメントをプロミネントセグメントと呼ぶ。図7Bは、プロミネントセグメントの波形を示す。
−プロミネントセグメントの連続したピーク点間の間隔を測定して、プロミネントセグメントの連続したピーク点間の間隔の統計的ヒストグラムを構成する段階。図8は、プロミネントセグメントの連続するピーク点の間の間隔の統計的ヒストグラムである。統計的ヒストグラムは、各間隔タイプの出現時間を計算することにより構成することもできる。
−統計的ヒストグラムに基づいてS1とS2との間の間隔(以下、S1−S2間隔と呼ぶ)を計算する段階。S1−S2間隔は短時間(例えば、10秒)で一定している。統計的ヒストグラムでは、S1−S2間隔は、通常、最も頻度が高い。図8では、2つの連続するピーク間の間隔が2000〜2500サンプル単位(すなわち、サンプリングレートが8KHzの場合に0.25−0.31秒)内のものが6回あり、出現頻度が最も高く、S1−S2間隔である。
−統計的ヒストグラムに基づきS2とS1間の間隔を計算する段階。同様に、S2−S1間隔も短時間内で安定しており、S1−S2間隔よりは長い。統計的ヒストグラムでは、S2−S1間隔の出現頻度は、S1−S2間隔の出現頻度に次いで高い。図8では、2つの連続するピーク間の間隔が5500〜6000サンプル単位(すなわち、サンプリングレートが8KHzの場合に0.69−0.75秒)内のものが5回あり、出現頻度がS1−S2間隔に次いで高く、S2−S1間隔である。
−S1−S2間隔とS2−S1間隔とに基づきS2セグメントを識別する段階。S1セグメントは、S1−S2間隔とS2−S1間隔とに基づきプロミネントセグメント波形の全体をサーチすることにより、識別する。例えば、2つの連続したピーク間の間隔が図8に示したように2000〜2500サンプル単位のS1−S2間隔にあれば、前のピークに対応するセグメントをS1と判定し、後のピークをS2と判定する。
−図6Bに示したように、判定したS2セグメントの連続波形を出力する。少なくとも1つのナビゲーティング音声信号から識別したS2セグメントの連続波形を互いに比較して、計算部313により差を計算する。
また、選択部312を用いて、音声信号波形に信号セグメントタイプの注釈を付け、注釈を付けた波形によりユーザが正確に選択命令を出せるようにすることができる。注釈を付けるとき、心音信号波形を例にとると、選択部312を用いて次の段階を行う:
−心音信号の波形から複数のサンプル点を取得する段階。波形は複数のセグメントに分割されている。
−図8に示したように、各タイプの間隔の出現度数を計算して求めた統計的ヒストグラムにより、波形の連続したピーク点の間の間隔を測定する。
−統計的ヒストグラムに基づきS2−S1間隔を計算する段階。統計的ヒストグラムでは、S1−S2間隔は、通常、最も頻度が高い。2つの連続するピーク間の間隔が2000〜2500サンプル単位(すなわち、サンプリングレートが8KHzの場合に0.25−0.31秒)内のものが6回あり、出現頻度が最も高く、S1−S1間隔である。
−統計的ヒストグラムに基づきS2−S1間隔を計算する段階。統計的ヒストグラムでは、S2−S1間隔の出現頻度は、S1−S2間隔の出現頻度に次いで高い。2つの連続するピーク間の間隔が5500〜6000サンプル単位(すなわち、サンプリングレートが8KHzの場合に0.69−0.75秒)内のものが5回あり、出現頻度がS1−S2間隔に次いで高く、S2−S1間隔である。
−S1−S2間隔とS2−S1間隔とに基づきS1セグメントとS2セグメントを識別する段階。S1セグメントは、S1−S2間隔とS2−S1間隔とに基づき波形の全体をサーチすることにより、識別する。例えば、2つの連続したピーク間の間隔が図8に示したように2000〜2500サンプル単位のS1−S2間隔にあれば、前のピークに対応するセグメントをS1と判定し、後のピークをS2と判定する。
−心音信号の波形のS1セグメントとS2セグメントに注釈を付ける段階。図9は、注釈を付けた心音信号波形を示す。反復的でないセグメントは、ノイズとして処理するが、判定して、図9では「?」と示した。
さらに、S1信号または/及びS2信号に分離があれば、S1信号とS2信号のピークを分析することにより、分離したS1信号とS2信号に注釈を付けてもよい。例えば、分離したS1信号をM1及びT1とマークする(図9には図示せず)。
図10は、本発明の一実施形態による音源位置特定方法を示す図である。本方法は、受信ステップ101と、選択ステップ102と、計算ステップ103と、生成ステップ104とを有する。
受信ステップ101は、少なくとも2つのナビゲーティング音声センサ21−23からナビゲーティング音声信号を受信するものである。また、受信ステップ101は、選択命令を受信するものである。選択命令は、ユーザが位置特定しようとする音源に対応する信号セグメントタイプを含む。上記の少なくとも2つのナビゲーティング音声センサ21−23はチェストピース20にあり、チェストピース20はさらにメイン音声センサ24を有する。
各ナビゲーティング音声センサ信号は、異なる信号セグメントタイプに属する複数のセグメント(信号セグメント)を有する。例えば、音声センサが検出した心音信号は、S1セグメント、S2セグメント、S3セグメント、S4セグメント、心雑音セグメントなどの多数の異なる信号セグメントタイプを含む。S1は僧帽弁と三尖弁の閉鎖により発生し、S2は大動脈弁と肺動脈弁の閉鎖により発生し、S3は心臓拡張早期の血液が高速に心室に充満することにより発生し、S4は血液を膨張した心室に排出する心房収縮の結果として発生し、心雑音は血流の乱れにより発生する。S1は、僧帽弁によるM1と、三尖弁によるT1とに分けられる。S2は、大動脈弁によるA2と、肺動脈弁によるP2とに分けられる。S3、S4と心雑音とは、通常は聞こえず、心臓血管障害に伴うことが多い。
ユーザは、音源に疾患があるか知るため、音源と、ユーザが選択した音声セグメントタイプとに対応する信号セグメントタイプを選択する選択命令を与えることができる。例えば、選択する音声信号タイプがS1であるとき、対応する音源は僧帽弁と三尖弁である。
選択ステップ102は、信号セグメントタイプに応じて各ナビゲーティング音声信号からセグメントを選択するものである。
計算ステップ103は、ナビゲーティング音声信号から選択したセグメント間の差の計算するものである。例えば、計算ステップ103は、第1の音声センサ21からの選択したセグメントと第2の音声センサ22からの選択したセグメントとの間の差を計算し、第2の音声センサ22からの選択したセグメントと第3の音声センサ23からの選択したセグメントとの間の差を計算し、第1の音声センサ21からの選択したセグメントと第3の音声センサ23からの選択したセグメントとの間の差を計算するものである。
また、計算ステップ103は、セグメントの位相差を計算することにより、セグメント間の差を計算するものであってもよい。位相差は(フィールドプログラマブルゲートアレイ回路などの)ハードウェアや、(相関アルゴリズムなどの)ソフトウェアにより測定することができる。
生成ステップ104は、上記の差に応じて、チェストピース20の音源への移動をガイドする移動表示信号(図3でMISで示した)を生成して、メイン音声センサ24を音源に合わせる(locate)ものである。上記の差は、TOA差でも位相差でもよい。
生成ステップ104は次のステップを有するものである:
−セグメント間の差に応じて音源に最も近いナビゲーティング音声センサを決定し、
−音源に最も近いナビゲーティング音声センサの方向にチェストピース20の移動をガイドする移動表示信号を求める。
生成ステップ104は、セグメント間の差が所定閾値より小さいか検出するものである。生成ステップ104は、上記の差が所定閾値より小さければ、さらに、移動停止信号(SMSで示した)を生成するものである。回路は移動停止信号を受けて、インジケータ25をオフするように制御する。
従来の多くのデジタル聴診器は、音声信号からセグメントを選択する機能をすでに有しているが、選択したセグメントをその音声信号の受信中に情報ウィンドウに周期的に表示するだけである。
図6Aに示したように、S2セグメントを心音信号から選択するものとする。本発明の一実施形態では、選択ステップ102は次のステップを行うものである:
−心音信号からS2セグメントを選択する選択命令を分析する段階。
−バンドパスフィルタにより心音信号をフィルタする段階。例えば、心音信号からのカットオフ周波数は10−100Hzである。フィルタした心音信号を図7Aに示した。
−フィルタした波形の各セグメントから複数のサンプル点を取得する段階。波形は複数のセグメントに分割されている。
−各セグメントの平均振幅分散を計算することにより、平均振幅分散が高いプロミネントセグメントを抽出する段階。例えば、平均振幅分散が上位5−10%のセグメントをプロミネントセグメントと呼ぶ。抽出したプロミネントセグメント波形を図7Bに示した。
−プロミネントセグメントの連続したピーク点間の間隔を測定して、プロミネントセグメントの連続したピーク点間の間隔の統計的ヒストグラムを構成する段階。図8に示した統計的ヒストグラムは、各間隔タイプの出現時間を計算することにより構成することもできる。
−統計的ヒストグラムに基づいてS1とS2との間の間隔(以下、S1−S2間隔と呼ぶ)を計算する段階。S1−S2間隔は短時間(例えば、10秒)で一定している。統計的ヒストグラムでは、S1−S2間隔は、通常、最も頻度が高い。2つの連続するピーク間の間隔が2000〜2500サンプル単位(すなわち、サンプリングレートが8KHzの場合に0.25−0.31秒)内のものが6回あり、出現頻度が最も高く、S1−S1間隔である。
−統計的ヒストグラムに基づきS2とS1間の間隔を計算する段階。同様に、S2−S1間隔も短時間内で安定しており、S1−S2間隔よりは長い。統計的ヒストグラムでは、S2−S1間隔の出現頻度は、S1−S2間隔の出現頻度に次いで高い。2つの連続するピーク間の間隔が5500〜6000サンプル単位(すなわち、サンプリングレートが8KHzの場合に0.69−0.75秒)内のものが5回あり、出現頻度がS1−S2間隔に次いで高く、S2−S1間隔である。
−S1−S2間隔とS2−S1間隔とに基づきS2セグメントを識別する段階。S1セグメントは、S1−S2間隔とS2−S1間隔とに基づきプロミネントセグメント波形の全体をサーチすることにより、識別する。例えば、2つの連続したピーク間の間隔が図8に示したように2000〜2500サンプル単位のS1−S2間隔にあれば、前のピークに対応するセグメントをS1と判定し、後のピークをS2と判定する。
−図6Bに示したように、判定したS2セグメントの連続波形を出力する。少なくとも1つのナビゲーティング音声信号から識別したS2セグメントの連続波形を互いに比較して、計算部313により差を計算する。
留意すべきことは、上記の実施形態は、本発明を例示するものであり、限定するものではなく、当業者は、添付したクレームの範囲を逸脱することなく、別の実施形態を設計することができることである。クレームにおいて、括弧の間に入れた参照符号はクレームを限定するものと解釈してはならない。「有する」という用語は、請求項や詳細な説明に挙げられていない構成要素やステップの存在を排除するものではない。構成要素に付された「1つの」、「一」という用語は、その構成要素が複数あることを排除するものではない。本発明は、複数のエレメントを有するハードウェアユニットによっても、プログラムされたコンピュータユニットによっても実施することができる。複数の手段を挙げるシステムクレームにおいて、これらの手段同一のハードウェアやソフトウェアにより実施することができる。第1、第2、第3などの用語を使用したが、順序を示すものではない。これらの単語は名称として解すべきである。

Claims (15)

  1. 音源を位置特定するシステムであって、
    チェストピースにある少なくとも2つのナビゲーティング音声センサからナビゲーティング音声信号を受け取り、前記音源に対応する信号セグメントタイプを含む選択命令を受け取る受信部と、
    前記信号セグメントタイプに応じて各ナビゲーティング音声信号からセグメントを選択する選択部と、
    前記ナビゲーティング音声信号から選択したセグメントの間の差を計算する計算部と、
    前記差に応じて前記音源への前記チェストピースの移動をガイドする移動表示信号を生成する生成部とを有するシステム。
  2. 前記計算部は、前記セグメントの位相差を計算するように、または前記セグメントの到着時間差を計算するものである、請求項1に記載のシステム。
  3. 前記生成部は、
    前記セグメント間の差に応じて、前記音源に最も近いナビゲーティング音声センサを決定し、
    前記最も近いナビゲーティング音声センサの方向への前記チェストピースの移動をガイドする前記移動表示信号を求めるものである、
    請求項1に記載のシステム。
  4. 前記生成部は、前記音源と前記ナビゲーティング音声センサとの間の距離を比較することにより、前記音源への前記最も近いナビゲーティング音声センサを判定するものである、
    請求項3に記載のシステム。
  5. 前記生成部は、前記セグメントの差が所定閾値より小さいとき、前記チェストピースの移動を停止するようにガイドする移動停止信号を生成するものである、請求項1に記載のシステム。
  6. 請求項1ないし5いずれか一項に記載の音源を位置特定するシステムを有する聴診器。
  7. チェストピースと、前記システムを組み込んだ制御装置と、前記チェストピース20を前記制御装置に接続するコネクタとをさらに有する、
    請求項6に記載の聴診器。
  8. 請求項1ないし5いずれか一項に記載のシステムと接続されたチェストピースであって、
    回路とインジケータとを有し、
    前記回路を用いて前記移動表示信号と前記移動停止信号とを受け取り、前記インジケータを制御してオン/オフし、前記チェストピースの移動または停止をガイドする、チェストピース。
  9. 前記インジケータは前記少なくとも2つのナビゲーティング音声センサに対応する少なくとも2つのライトを有し、前記移動表示がナビゲーティング音声センサの方向に移動することを示すとき、前記チェストピースの移動をガイドするために、前記ナビゲーティング音声センサに対応するライトをオンに切り替えて、前記回路が前記移動停止信号を受信すると、前記ライトをオフに切り替えて、前記チェストピースの移動の停止を示す、
    請求項8に記載のチェストピース。
  10. 前記インジケータはスピーカを有し、前記回路が前記移動表示信号または移動停止信号を受信すると、前記スピーカが前記チェストピースの移動または停止をガイドする音声を発する、請求項8に記載のチェストピース。
  11. 音源を位置特定する方法であって、
    チェストピースにある少なくとも2つのナビゲーティング音声センサからナビゲーティング音声信号を受け取り、前記音源に対応する信号セグメントタイプを含む選択命令を受け取る段階と、
    前記信号セグメントタイプに応じて各ナビゲーティング音声信号からセグメントを選択する段階と、
    前記ナビゲーティング音声信号から選択したセグメントの間の差を計算する段階と、
    前記差に応じて前記音源への前記チェストピースの移動をガイドする移動表示信号を生成する段階とを有する方法。
  12. 前記計算段階は、前記セグメントの位相差を計算するように、または前記セグメントの到着時間差を計算するものである、
    請求項11に記載の方法。
  13. 前記生成段階は、
    セグメント間の差に応じて音源に最も近いナビゲーティング音声センサを決定する段階と、
    前記最も近いナビゲーティング音声センサの方向への前記チェストピースの移動をガイドする前記移動表示信号を求める段階とを有するものである、
    請求項11に記載の方法。
  14. 前記生成段階は、さらに、前記音源と前記ナビゲーティング音声センサとの間の距離を比較することにより、前記音源への前記最も近いナビゲーティング音声センサを判定するものである、請求項13に記載の方法。
  15. 前記生成段階は、前記セグメントの差が所定閾値より小さいとき、前記チェストピースの移動を停止するようにガイドする移動停止信号を生成するものである、請求項11に記載の方法。
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