JP2012506271A - 近位部流動収束領域の近位部等速シェルの三次元導出ならびに三次元pisa流動測定 - Google Patents

近位部流動収束領域の近位部等速シェルの三次元導出ならびに三次元pisa流動測定 Download PDF

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Abstract

本発明は、近位部等速シェル(PIS)の各点における流体の流速の大きさが流速基準値(v)と同一および同等である、移動する流体内の観察部分(B)に形成された近位部流動収束領域の近位部等速シェル(PIS)の適応的な三次元導出のための装置および方法であって、:a)観察部分(B)の周囲部分における局所的に分散した流速測定結果を準備する工程であって、測定がそれぞれの測定方向における流体の局所的な流速の少なくとも一つの方向的成分を表す、工程と、b)流動収束領域の流動全体が少なくとも実質的に近似表面(APISk=o)を貫通するような方式において、初期の近位部等速シェル(PIS)として近似表面(APISk=o)を準備する工程と、c)近似表面(APIS)上に複数の近似点(akj)を確立する工程と、d)それぞれの近似点(akj)でそれぞれの流速測定結果(vkJ)を特定する工程と、e)各近似点(akj)において、そこで指示された流速測定結果(vkJ)、それぞれの測定方向(mkJ)およびそれぞれの表面法線(nkJ)の関数として、補正された流速(vkkJ)を計算する工程と、f)補正された流速(vkkJ)を流速基準値(v)と比較することにより、補正方向(KkJ)を特定する工程と、g)場合により、それぞれの補正方向(Kkj)において、近似点(akj)を新たな位置に移行させる工程と、h)近似点(akj)の新たな位置に少なくとも接近するように、新たな近似表面(APISk+1)を取得する工程と、i)旧近似表面(APIS)と比較した新たな近似表面(APISk+1)の変化が十分に微小になるまで、工程c)からh)までを繰り返す工程とを含む、装置および方法に関する。

Description

本発明は、流体内に形成された近位部等速シェル(proximal isokinetic shell:PIS)を用いることにより、流体、とりわけ、人体内の血液の流動を測定する分野に関する。
本発明は、とりわけ、そのようなPISの導出ならびにPISにおける流動の測定のための方法ならびにそのための対応する装置に関する。
なかでも、本発明を医療分野に適用し、PISの状態を活用して、例として、僧帽弁不全症を検出し、必要であれば、評価することができる。ここで、閉鎖されているが、しかし、漏れている僧帽弁を通じて収縮期に発生する血液流動も決定的となる。三次元カラードップラーエコー検査を手段として取得されたデータは、この望ましくない逆流を示すものの、定量的評価と、このため、医療適合性とは、様々な理由で困難である。心房側における僧帽弁の後方の逆流は、「ジェット」とも呼ばれ、一般的に、パルス超音波で測定を実施すると、ドップラーエイリアシングのため、この流動の真の流速を特定することが可能でないような、高い流動速度を有する。心室側における僧帽弁の直接的な前方には、PIS(近位部等速シェル(proximal isokinetic shell)または近位部等流速表面(proximal isovelocity surface))と呼ばれる、同じ流速のそれぞれの層が生成されることを特徴とする、いわゆる収束領域が形成される。これらの層は、タマネギの皮のように重なり合い、開口部に向かって流速の大きさが増加する。この層化のため、定義上、これらの皮の表面の向きに対して垂直的にのみ、流速の勾配があり、それゆえに、すなわち、PISの表面に対して垂直な流動速度も公知である。PISの表面面積(面積A)ならびに流速の大きさの両方が公知であれば、これらの二つの量の積から、流動を計算することができる。この方法は、PISA方法として公知である。
しかし、すべてのドップラー測定では、本来、流動粒子のそれぞれの流速ベクトルではなく、測定ビームの方向におけるこの流速ベクトルの射影のみを測定することが可能である。したがって、超音波ヘッドの方向における流速ベクトルの成分のみが公知であるが、しかし、それに垂直な成分が公知ではない。流動の正確な方向を他の供給源、例えば、例として、第二の超音波ヘッド、MRIデータまたは血管の寸法形状から取得することができれば、基本的に、角度補正を実施することが可能である。しかし、実際、カラードップラー装置を使用すると、補正する角度は、他では元のカラードップラー測定があまりにも大幅に乱れることから、45°よりも大幅に大きいことができない。
これまでに公知のPISA流動測定方法は、実際に測定されたPIS形態から逸脱しないが、数学的に容易にモデル化することができる形態から逸脱する。普及しているモデルは、半球および半楕円体である。例として、半球の場合、PISAを計算するため、(超音波ビームに沿った)半径を測定することで十分であるのに対し、半楕円体の場合、さらなる半軸の長さを追加的に測定することが求められる。このための例は、Utsunomiya T, Ogawa T, Doshi R, Patel D, Quan M, Henry WL, Gardin JM., Doppler color flow ‘proximal isovelocity surface area’ method for estimating volume flow rate: effects of orifice shape and machine factors. J Am Coll Cardiol. 1991;17:1103-1111で言及されている。
T. Shiota, M. Jones, A. Delabays, X. Li, I. Yamada, M. Ishii, P. Acar, S. Holcomb, N. G. PandianおよびD. J. Sahn, Direct Measurement of Three-dimensionally Reconstructed Flow Convergence Surface Area and Regurgitant Flow in Aortic Regurgitation: In Vitro and Chronic Animal Model Studies. Circulation, November 18, 1997; 96(10): 3687-3695では、PISで囲まれた体積(スライス加算)に流速を乗じる半定量的方法が記載されている。
しかし、先に言及した二つの方法は、実際、十分に精密ではない。超音波ビームと流動方向との間の角度誤差のため、PISの直接的な測定は、一般的に誤っている:例として、ドップラーエイリアシングのカラー変化を手段として識別することができる、PIS、すなわち、定流速の表面の見掛け上の過程は、この角度誤差のため、現実に対応しない。例として、現実には完全に半球形であるPISは、三次元ドップラーデータセットで半楕円体を近似した形状などで示される。とりわけ、複雑に形状化されたPIS、例えば、単純な形状モデルを手段として記載することができない、三日月形に形状化された形の僧帽弁によって引き起こされることができる、PISの場合、これは、有意な測定誤差につながる。
本発明の目的は、先に言及した問題を回避し、かつ、任意の流動パターンのPISを正確に導出することができる、方法を提供することである。さらなる目的は、任意の形状の流動パターンであっても、PISA流動測定を実施することができる、方法を提供することである。追加的な目的は、先に言及した方法を実施することができる、対応する装置を提唱することである。
例として、漏れている僧帽弁または血管損傷とみなされる、観察部分におけるPISを導出するための方法を提供する目的は、請求項1による方法を手段として達成される。そのような方法では、第一の工程として、それぞれの測定方向における流体の局所的な流速の少なくとも一つの方向的成分を表す、観察部分の周囲部分における局所的に分散した流速測定結果を準備する。ここで、流速測定結果を「準備する」とは、対象域全体にわたり、従来の方法で既に測定および格納されたいずれかの値を使用するか、この方法のために具体的に値を測定することを意味する。第二の工程では、流動収束領域の流動全体が少なくとも実質的に近似表面を貫通するような方式において、初期、すなわち、初期の見掛け上の近位部等速シェルPISとして近似表面を提供する。これは、近似表面が観察部分全体を覆い、したがって、そこに存在する流動全体が捕捉されることを意味する。ここで、「提供する」とは、流速測定結果を包含するデータセットの寸法形状的な情報を使用し、近似表面が形成されることを意味することができる。あるいは、例として、数学的に表すことが特に容易であるか、(可能であれば、経験的な値に基づき)方法の実現性が特に良好であることを期待することができるように、近似表面を選択することも可能である。そのため、代替と呼ばれる場合、第一の工程の前に第二の工程を実施することもできる。
その後、近似表面上に複数の近似点を確立し、近似点でそれぞれの流速測定結果を特定する。「特定する」とは、既に把握されている流速測定結果を読み出しのみで利用することであるが、それぞれの流速を測定することも意味することができる。その後、各近似点において、それぞれの測定方向およびそれぞれの表面法線についてそこで把握された流速測定結果に依存し、補正された流速を計算する。これにより、流速の補正も許容され、補正された流速は、必ずしも近似表面に対して垂直であることが求められず、とりわけ、第一の反復工程で有用であることができる。流速勾配および測定ビームの方向を使用し、補正された流速の方向を導出することができる。
その後、それぞれの補正された流速を流速基準値と比較し、したがって、補正方向を特定し、反復の過程でそれぞれの補正方向に近似点を移行させることができる。その後、(補正方向が「ゼロベクトル」でなければ)前記近似点を可能であれば新たな位置に配置する。
最終的に、近似点の新たな位置に少なくとも接近するように、新たな近似表面を取得する。この目標のため、例として、移行した近似点を直接的に使用することができるか、回帰関数を手段としてマジョライゼーションを実施する。あるいは、スプラインモデルにより、新たな近似表面を形成することも可能である。この場合、表面を正規化または平滑化することも可能である。
ここまでの複数の近似点の確立から、方法が収束するまで、すなわち、旧近似表面と比較した新たな近似表面の変化が十分に微小になるまで、この方法を繰り返す。それを行ううえで、事前の反復工程で使用した近似点を一つ以上の後続の反復工程で維持することも可能である。
方法が収束次第、したがって、特定された近似表面を実際の近位部等速シェルと仮定し、表示、格納または他に使用することができる。例として、僧帽弁の異常の場合、例として、流動の種類または度合いおよび/もしくは寸法形状について、相対的に的確な結論を許容する限り、PISの表面寸法形状の観察には診断上の価値がある。
PISにおける三次元PISA流動測定の目的は、請求項2による方法を手段として達成される。ここで、動作の過程は、初期的に利用可能な見掛け上のPISから精密で的確なPISが特定されるまで、請求項1による方法と同じである。その後、的確なPISの表面面積に流速基準値を乗じることにより、三次元PISA流動を特定し、結果として、PISA流動を三次元的に的確に計算することができる。
先に言及した二つの方法の好ましい態様によると、補正された流速を計算するため、近似点における近似表面上のそれぞれの測定方向とそれぞれの表面法線との間のそれぞれの角度差を特定し、考慮する。
ここで、補正された流速の大きさは、有利には、この点で元の流速の測定を角度差の余弦で除して計算し、好ましくは、反復の増加に応じて減少する補正の値、例えば、指数関数により、それぞれの角度差をあらかじめ低減させる。これにより、角度差は、多くの反復工程後にわずかにのみ修正されるのに対し、反復の始まりには、依然としてより多量に修正される。
補正方向は、補正された流速が流速基準値よりも大きければ、流動収束領域から離れる方位になり、補正された流速が流速基準値よりも小さければ、流動収束領域に向かう方位になることが好ましい。また、好ましくは、補正された流速と流速基準値との間の差異が一定の許容差範囲内であれば、近似点の位置の補正がない。
近似点の移行の有利な変形態様では、点を移行させるための所定のステップ幅を使用する。あるいは、ステップ幅は、基準流速と補正された流速の大きさとの間の差異に比例することもでき、場合によっては、方法のより高速な収束につながることができる。
近似表面上でそれぞれの表面法線に沿って(少なくとも反復の一定の区間で)各近似点を移行させれば、本発明による方法を実施することが特に容易である。
始めに既に記載したように、測定方向に対して約45°の角度までにおいてのみ、流速ベクトルを十分に確実に特定することができる。これは、初期的には、縁端の見掛け上のPISをすべて特定することができないか、非常に不精密にのみ特定できることを意味する。そのため、各反復工程後、近似点がPISの縁端により近接している、さらなる近似点を追加で使用するか、可能であれば、既に使用した近似点の一部と交換して使用することができるか否かを確認することが有利である。これらの追加的な近似点も使用することにより、それぞれの近似表面を拡大し、結果として、適応的に接近したPISの表面面積をより精密に特定することが可能である。PISのさらなる過程を外挿することができる;追加的な画像情報、例えば、Bモードから、その境界を特定することができる。
それぞれの流速を特定するための特に実現可能かつ安価な方法は、それぞれの流速を測定する箇所も特定する、パルス超音波ビームを使用することにある。ここで、好ましくは、複数の測定角度を使用し、すなわち、測定範囲を走査することにより、流速を特定する。しかし、あるいは、MRIまたは他の画像記録モダリティを手段として流速を特定することも可能である。特に効率的な方法は、カラードップラー超音波装置の使用の結果である。
PISを導出するための装置またはPISA流動を計算するための装置の対応する制御および評価システムの制御に活用され、上記方法の一つの実行を具現化する、対応するコンピュータプログラム製品または請求項15によるコンピュータプログラム製品を作製することにより、本発明に内在する問題を解決することができる。そのようなコンピュータプログラムは、コンピュータプログラム製品が格納されている、請求項16によるデータ記憶媒体上で実現することができる。
PISを三次元的に適応的に導出することができる、請求項12による装置を作製することにより、本発明に内在する問題を解決することもできる。そのような装置は、PISの少なくとも一つの近似表面、流速基準値、複数の近似点およびそれぞれの流速を格納するための格納手段と、PISの適応的な三次元導出のための先に述べた方法の一つによる装置を制御することができる手段である、制御および評価システムとを含む。
先に言及した装置と同一または類似の格納手段ならびに先に述べた三次元PISA流動測定方法の一つによる装置を制御する機能を果たす、制御および評価システムを含む、三次元PISA流動測定のための請求項13による装置を手段として、本発明に内在する問題を解決することもできる。
好ましくは、上記装置は、少なくとも近似表面および特定されたPISを表示することができる、表示装置を含む。また、必要であれば、そのような表示装置上にさらなるデータ、画像またはプロセスパラメータを表示することができる。有利には、本発明による装置は、対応する測定を手段として、要求される超音波データを取得することができるように活用される、超音波測定装置、とりわけ、カラードップラー超音波測定装置も含むことができる。上記装置の一つが医療超音波装置に一体化されていれば、特に有利である。この場合、医師は、患者に対してそれぞれの超音波画像化を実施することができ、装置は、医師の診断の良好な根拠であることができるPISの精密な表示ならびにさらなるパラメータ、例えば、欠陥のある僧帽弁、すなわち、損傷を有する僧帽弁または完全に閉鎖されない僧帽弁であることができる、観察部分におけるPISA流動を既に医師に提供している。
本発明の有利な改良態様は、本発明の有利な態様を示す手段である、以下の図の説明の結果である。図は、以下を示す:
反復の始まりに近位部流動収束領域および近似表面ならびにいくつかの近位部等速シェルを持つ、本発明による装置の第一の態様である。 補正された流速および特定された補正方向を持つ、図1の近似表面である。 第一の反復後の近似表面である。 第二の反復後の近似表面である。 第三の反復後の近似表面である。 近似表面を持つ、本発明による装置の第二の態様である。 本発明による方法の態様のフローチャートである。
図1は、超音波測定プロセスの実施ならびに取得したデータの評価および表示のための制御および評価システムとして機能する、コンピュータ14に接続されている、セクタ(sector)カラードップラー超音波ヘッド18を図示する。コンピュータ14は、対応するデータを格納するための少なくとも一つの格納ユニット12を有し、画像および他のデータを表示するためのモニタ16に接続されている。コンピュータ14は、コンピュータ14を制御する手段であるコンピュータプログラム15が格納され、データ記憶媒体、例えば、CD ROM13に収容することができる。
観察部分Bと呼ばれ、いわゆるジェット9が流動する開口部を中心に有する、欠陥のある僧帽弁8を概略的に示す。観察部分Bの近位部等速シェルPISを導出することが求められる。僧帽弁8に円形穴がある場合、半球の形状を有する、様々なPISが示される。ここで、それぞれの真のPISが半円の形状を有するように、これらの半球を通じた中央横断面を示す。APISは、生じた角度測定誤差のため、超音波ヘッド18によって測定されるにつれ、(見掛け上の)PISを示す。APISは、近似的に楕円の形状を有し、破線で示されている。
ここで、図1は、APISの初期の表面全体にわたり、測定された流速値が同じである、それぞれ導出または反復プロセスが始まる前の開始状況を示す。太い矢印は、それぞれ見掛け上のPISまたはAPISの楕円ではなく、真のPISの円形表面上のそれぞれの流速ベクトルを指示する。図7のフローチャートによると、工程S1において、それぞれの測定方向における流体の局所的な流速の方向的成分を表す、観察部分Bの周囲部分における局所的に分散した流速測定結果を提供した後、工程S2では、この見掛け上のPISまたはAPISをそれぞれ初期化し、すなわち、既に存在する画像ファイルとして抽出するか、超音波ヘッド18を活用し、複数の測定方向での記録により、解釈を実施することによって特定するかのいずれかを行う。第二の超音波ヘッドが存在していれば、前記第二の超音波ヘッドを活用し、さらなる方向的成分を提供することができる。
この態様では、APISは、工程S3で確立される複数の近似点akjからなり、各指数kが反復工程数を表し、各指数jが連続する近似点の数を表し、すなわち、広義には、空間内の配列を表す。この指数の名称は、すべての他の指数化された量にも適用される。PISの適応的または反復的な導出を示すために活用される、時間的に後続の対応する近似点およびそれぞれの指数化された量を持つ近似点a01を具体的に図に示す。
その後、工程S4では、各近似点akjでの対応する流速測定結果値vkj、すなわち、a01でのv01を特定する。
工程S5では、m01とn01との間のa01、すなわち、α01において、超音波ヘッド18の測定方向mkjと、図2に破線で示す表面法線nkjとの間の角度差αkjを特定する。この例では、真の方向が表面に対して垂直であると仮定し、工程S6では、測定された流速vkjを角度差αkjの余弦で除して補正する。結果として補正された流速vk01も示す。第一の反復工程では、この例の代替として、表面法線と観察部分Bに向けた方向との間で好適に補間され、および/またはより小さく縮小された角度差αkjを使用する、方向を仮定することがより望ましいことができる。
その後、工程S7では、近似点akjを観察部分Bから離れて外側に向って移行させるか、観察部分Bに向かって内側に向かって移行させることが求められるか否かを判断するため、矢印によって標記された補正方向Kkjを特定する。この目標のため、補正された流速vkkjが基準流速vよりも大きいか否かを確認する;この場合であれば、近似点を外側に移行させることが求められる。他では、内側に向かって移行させる。好ましくは、補正された流速vkkjと流速基準値vとの間の差異が一定の許容差範囲内であれば、補正を作ることが求められない。
その後、工程S8では、近似点akjは、特定された補正方向K01に外側に向かって移行させる。この移行は、近似点akjでは、表面上で表面法線nkjに沿っていることができる。あるいは、近似点akjの移行は、先に既に指示したように、もう一つの方向であることもできる。近似点の移行の好ましい変形態様は、この移行を所定のステップ幅で実施することにある。あるいは、望ましくは、基準流速vと補正された流速との間の差異に対し、比例的に近似点を移行させることもできる。
その後、工程S9では、図3に示し、APISによって提示されている、新たな近似表面APISk+1を取得する。前記新たな近似表面は、一方では、任意の代表を有し、スプラインモデルなどを含むことができる。他方では、移行した近似点または前記近似点に向けた対応する接近からなることもできる。
その後、工程S3へのプロセスの復帰および工程S4〜S9を通じたさらなる実行を手段として、図4および5に例示的に示す限りにおいて、反復が収束するまで反復が進む。この目標のため、例として、工程S10では、旧近似表面APISと比較した新たな近似表面APISk+1の変化が十分に微小であるか否かを確認する。この条件は、例として、移行および非移行近似点akj間の(可能であれば、二乗)偏差の合計か、スプラインモデルでは、支点の変化の合計が、所定の値εよりも小さいことにあることができる。
収束に到達する直前の状況を図5に示す。流速の方向が表面に対して垂直であるという仮定が増加的に精密になることが見てとれる。したがって、補正後の流速も一層精密化する。したがって、図5から、近似表面APISが既に真のPISに非常に近接していることを把握することができる。
図4および図5を図2および図3と比較すると、縁端、すなわち、中央ビームからの角度距離がもっとも大きい部分では、APISおよびAPISが「上方」に向かって、すなわち、僧帽弁8に向かってさらに延伸することが明確になる。これは、その後、要求される補正角度が約45°の上記制限を下回ることから、反復が進展しているときのみ、縁端の流速を測定することが可能になるという事実のためである。縁端のPISの初期の見掛け上の進展は、通例、測定することができないが、それぞれ、補間または外挿によって特定することが求められる。したがって、この部分では、反復の過程において、それぞれ、接近または反復した近似表面の精度またはそれらの完全性を改良するため、追加的な近似点を取得することができる。
プロセスは、したがって、旧近似表面APISと比較した新たな近似表面APISk+1の変化が十分に微小になるまで、工程S3〜S10を通じて進む。その後、最後に特定された近似表面APISk+1を真の近位部等速シェルPISと仮定することを工程S11で行う。その後、工程S12では、PISAによって提示されたPISの面積Aを特定する;続いて、工程S13では、観察部分Bの開口部を通じた流動を計算するため、最終的な結果に基準流速vを乗じる。その後、工程S14では、反復的に導出したPISを視覚的に表し、PISAおよび流動の値をモニタ16上に表示することの両方を行うことができる。
図6は、本発明による装置の第二の態様を図示する。セクタカラードップラー超音波ヘッド18の代わりに、リニアカラードップラー超音波ヘッド19を使用することが第一の態様と異なる。図6から把握することができるように、すべての測定ビームは、第一の態様では円のセクタ(扇状)に及ぶのに対し、結果として相互に平行である。そのため、測定方向におけるそれぞれの流速の射影が第一の態様と異なることから、異なって形状化された見掛け上のPISも生成されるか、実際上、異なる近似表面APISが生成されている。したがって、差異の角度も異なる。しかし、真のPISを特定するための反復プロセスの過程ならびにその表示および近位部収束領域での流動の計算は、本質的に、第一の態様と同一であり、ここでもまた説明することを要望されない。
先の例示的な説明により、超音波測定のみでなく、MR位相コントラスト測定またはレーザ干渉法などを手段としても、流速データを取得できることが明らかである。
示され、記載された態様を参照して記載した本発明のフィーチャ、例えば、個別の近似表面の種類、設計および取得または近似点の移行もしくは取得の詳細は、技術的な理由のため、他に指示されるか、自主的に規制されない限り、他の態様でも存在できることに留意することが求められる。

Claims (16)

  1. 近位部等速シェル(PIS)の各点における流体の流速の大きさがそれぞれの流速基準値(v)と同一および同等である、移動する流体内の観察部分(B)に形成された近位部流動収束領域の近位部等速シェル(PIS)の適応的な三次元導出のための方法であって、:
    a)観察部分(B)の周囲部分における局所的に分散した流速測定結果を準備する工程であって、測定がそれぞれの測定方向における流体の局所的な流速の少なくとも一つの方向的成分を表す、工程と、
    b)流動収束領域の流動全体が少なくとも実質的に近似表面(APISk=0)を貫通するような方式において、初期の近位部等速シェル(PIS)として近似表面(APISk=0)を準備する工程と、
    c)近似表面(APIS)上に複数の近似点(akj)を確立する工程と、
    d)それぞれの近似点(akj)でそれぞれの流速測定結果(vkJ)を特定する工程と、
    e)各近似点(akj)において、そこで指示された流速測定結果(vkj)、それぞれの測定方向(mkj)およびそれぞれの表面法線(nkj)の関数として、補正された流速(vkkJ)を計算する工程と、
    f)補正された流速(vkkj)を流速基準値(v)と比較することにより、補正方向(Kkj)を特定する工程と、
    g)場合により、必要であれば、それぞれの補正方向(Kkj)において、近似点(akj)を新たな位置に移行させる工程と、
    h)近似点(akj)の新たな位置に少なくとも接近するように、新たな近似表面(APISk+1)を取得する工程と、
    i)旧近似表面(APIS)と比較した新たな近似表面(APISk+1)の変化が十分に微小になるまで、工程c)からh)までを繰り返す工程と
    を含む、方法。
  2. 近位部等速シェル(PIS)における流体の三次元PISA流動測定のための方法であって、
    近似点(akj)の新たな位置に少なくとも接近するように、新たな近似表面(APISk+1)が取得され、旧近似表面(APIS)と比較した新たな近似表面(APISk+1)の変化が十分に微小であれば、:
    − 新たな近似表面(APISk+1)の表面面積を特定し、それと流速基準値(v)との乗算で三次元PISA流動を特定する工程か、さもなければ
    − 工程c)を通じてh)までを繰り返す工程か
    を含むことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. 補正された流速(vkkj)を計算するため、近似点(akj)における近似表面(APIS)上のそれぞれの測定方向(mkj)とそれぞれの表面法線(nkj)との間のそれぞれの角度差(αkj)を考慮する、請求項1または2に記載の方法。
  4. 工程e)の補正された流速(vkkj)の計算が式:
    vkkj=vkj/cos(αkj
    に基づいている、請求項3に記載の方法。
  5. 補正された流速(vkkj)を計算するため、減少する補正の値により、増加する反復のそれぞれの角度差(αkj)を低減させる、請求項3または4に記載の方法。
  6. 工程f)において、補正された流速(vkjk)が流速基準値(v)よりも大きければ、補正方向(Kkj)が流動収束領域から離れる方位になり、補正された流速(vkjk)が流速基準値(v)よりも小さければ、補正方向(Kkj)が流動収束領域に向かう方位になる、先行する請求項1〜5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 補正された流速(vkkj)と流速基準値(v)との間の差異が一定の許容差範囲内であれば、工程f)で補正が作られない、請求項1〜6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 工程g)の各近似点(akj)を、所定のステップ幅か、または基準流速(v)と補正された流速の大きさ(vkkj)との間の差異に対して比例的にか、または近似表面(APIS)上でそれぞれの表面法線(nkj)に沿って移行させる、請求項1〜7のいずれか一項に記載の方法。
  9. 縁端がそれぞれの流速(vkj)の特定における角度制約のためであり、近似表面(APIS)によって覆われた角度範囲を拡大するようために、新たな近似表面(APISk+1)の縁端上で追加的な近似点(akj)を取得するように、工程c)の反復の過程で、先行する反復工程と比較して近似点(akj)数を増加させる、請求項1〜8のいずれか一項に記載の方法。
  10. 好ましくは複数の測定角度において、パルス超音波ビームを手段としてそれぞれの流速(vkj)を特定する、請求項1〜9のいずれか一項に記載の方法。
  11. カラードップラー超音波方法が使用されている、請求項10に記載の方法。
  12. 近位部等速シェル(PIS)の適応的な三次元導出または移動する流体内の観察部分(B)に形成された近位部流動収束領域の近位部等速シェル(PIS)における流体の三次元PISA流動測定のための、請求項1に記載の方法を実施するための装置であって、:
    近位部等速シェル(PIS)の少なくとも一つの近似表面(APIS)、流速基準値(v)、複数の近似点(akj)および対応する流速(vkj)のための格納手段(12)と、
    装置を制御するための制御および評価システム(14)と
    を含む、装置。
  13. 少なくとも一つの近似表面(APIS)および特定された近位部等速シェル(PIS)を表示するための表示装置(16)であって、可能であれば、さらなるデータおよび/または画像を表示するための表示装置(16)と、超音波測定装置(18;19)、好ましくはカラードップラー測定装置とをさらに含む、請求項12に記載の装置
  14. 請求項12または13に記載の装置を包含している、医療超音波装置。
  15. 請求項1〜11のいずれか一項に記載の方法を実施するためのコンピュータプログラム製品(15)。
  16. 請求項15に記載のコンピュータプログラム製品を有するデータ記憶媒体(13)。
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