JP2012503928A - 静電放電(esd)保護回路および方法 - Google Patents

静電放電(esd)保護回路および方法 Download PDF

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Abstract

静電放電(ESD)保護回路および方法が開示される。本発明の例示的実施形態を採用する電子デバイス(100)は、信号入力導体(302)を有する電子コンポーネント(106)からなる。例示的ESD保護回路(200)は、ハイパス1/4波長変成器(208)と直列のスパークギャップ(204)を含む。例示的ESD保護回路(200)は、電子コンポーネント(106)の信号入力導体(302)から接地面(304)へスパークギャップ(204)および/またはハイパス1/4波長変成器(208)を介してESDパルスを放電するように適応されている。

Description

本発明は全体的に、電子デバイスを保護するためのシステムと方法に関する。特に、本発明の例示的実施形態は、静電放電(ESD)保護回路に関し、それはESDパルスが電子コンポーネントを損傷する前にESDパルスが接地面まで従うための経路を提供することによって電子コンポーネントをESDパルスから保護する。
このセクションは、以下で記載されおよび/または請求される本発明の様々な側面に関連し得る技術の様々な側面に読者を紹介することが意図されている。この説明は、本発明の様々な側面のより良い理解を容易にするための背景情報を読者に提供するのに有益であると信じられている。従って、これらの言明は、従来技術の承認としてではなく、この観点で読まれるべきものであることが理解されるべきである。
いくつかのマイクロ波無線周波数(RF)装置は、ESDショックに対して非常に低い耐性を持つ。事実、100または200ボルトよりも少ない大きさを有するESDパルスは、いくつかのRF装置の敏感なコンポーネンツを損傷することができる。いくつかのRF応用は、15kVまでかそれ以上もの、より大きなESD放電に対する抵抗性を要求するので、これは不運なことである。加えて、多くのRF装置は、それらの動作周波数のために分路キャパシタンスに非常に敏感である。この分路キャパシタンスに対する敏感さは、恐らく1ピコファラッドより少ない、非常に低いキャパシタンスを有することというESD保護回路についての追加の要求を提示する。
典型的なシステムアプローチは、信号経路に接続されたあらゆるESD感応コンポーネントをESD信号から遮蔽するために、ESDエネルギーを可能な限り素早く信号経路から離して戻り(接地)経路に導くことである。特に、一つの既知のアプローチは、グラウンドへの分路装置を採用することである。それらの分路装置は、インダクター、ポリマーデバイス、およびスパークギャップデバイスを含んでいても良い。分路インダクターアプローチは、RFチョークとして利用されることができ、そこではRFインピーダンスはRF性能に影響を与えないほど十分に大きい。
インダクターについての基本的過渡式が以下に示される:
Figure 2012503928
ここでV(t)は時間tにおけるインダクターに跨る電圧であり、Lはインダクターのインダクタンスである。この式によると、インダクターは瞬時電圧変化に応答することが可能であるが、瞬時電流変化に応答することは可能ではない。インダクターは、(ポリマーおよびスパークギャップESDデバイスがそうであるように)トリガー電圧を有していないので、インダクターは、その巻回の最大電流に支配されながら、直ちにグラウンドにエネルギーを戻し始める。この理由から、低キャパシタンスのポリマーおよびスパークギャップESDデバイスは、ESD保護回路全体の電流容量を増加することを補助するために、典型的にはインダクターと並列に置かれる。しかしながら、そのような典型的なESD保護回路は、厳しいESD環境中のRFコンポーネンツのために十分に強健な保護を提供しないかも知れない。
ESD保護回路を有する電子デバイスが提供される。例示的電子デバイスは、信号入力導体を有する電子コンポーネントからなる。例示的ESD保護回路は、ハイパス1/4波長変成器と直列のスパークギャップを含む。例示的ESD保護回路は、電子コンポーネントの信号入力導体から接地面へスパークギャップおよび/またはハイパス1/4波長変成器を介してESDパルスを放電するように適応されている。
本発明の上述したおよびその他の特徴と利点とそれらを達成するやり方は、添付の図面との関係で発明の一実施形態の以下の記載を参照することによって明らかとなりより良く理解されるであろう。
対応する参照符号はいくつかの図を通して対応する部分を指し示す。ここに説明される例示は発明の好ましい実施形態を一つの形で描写するが、そのような例示は発明の範囲をいかなるやり方でも限定していると解釈されるべきものではない。
図1は、本発明の例示的実施形態に従った電子デバイスのブロック図である。 図2は、本発明の例示的実施形態に従ったESD保護回路の概略回路図である。 図3は、本発明の例示的実施形態に従ったESD保護回路を構築するのに有用なスパークギャップ回路の上面図である。 図4は、本発明の例示的実施形態に従ったESD保護回路を構築するのに有用なハイパス1/4波長変成器の概略回路図である。 図5は、本発明の例示的実施形態に従ったESD保護回路を構築する方法のプロセスフロー図である。
本発明の1つ以上の特定の実施形態が以下に記載される。それらの実施形態の簡潔な記載を提供するための努力として、実際の実装の全ての特徴が明細書中に記載されるわけではない。あらゆるエンジニアリングまたはデザインプロジェクトにおいてのように、あらゆるそのような実際の実装を開発する際には、一つの実装から別のもので変動し得る、システム関連のおよびビジネス関連の制約との整合のような、開発者の特定のゴールを達成するために、数々の実装特定の決定がなされなければならないことが認識されるべきである。しかも、そのような開発努力は複雑で時間のかかるものであるかもしれないが、それにも拘わらずこの開示の恩恵を有する当業者にとってはデザイン、作製および製造のルーティン作業であろうことが認識されるべきである。
図1は、本発明の例示的実施形態に従った電子デバイスのブロック図である。電子デバイスは全体的に参照番号100によって参照される。図1に描かれた例示的電子デバイス100は、RFオーディオ信号等を受信するためのRF受信デバイス(例えば、自動車ラジオのような)である。他の例示的実施形態では電子デバイス100は、いくつかの例を挙げるとコンピューターシステムまたはコンポーネンツ、テレビ、テレビセットトップボックス、DVDプレーヤー、パーソナルオーディオプレーヤー、カメラ等のような他のタイプのデバイスからなっていても良いことを当業者は認識するであろう。しかも、本発明の例示的実施形態は、ESDパルスを放電することによる損傷に晒されるあらゆる種類の電子デバイスを保護するために有用であり得ることを当業者は認識するであろう。加えて、図1に示された様々な機能的ブロックは、ハードウェアエレメンツ(回路を含んだ)、ソフトウェアエレメンツ(機械読み取り可能な媒体上に格納されたコンピューターコードを含んだ)、またはハードウェアおよびソフトウェアエレメンツ両方の組み合わせからなっていても良いことを当業者は認識するであろう。
図1に描かれた例示的電子デバイス100は、信号入力102からなる。信号入力102は、RFアンテナまたはその他の信号源からの入力からなっていても良い。以下で十分に説明されるように、ESD保護回路104は、処理エレクトロニクスブロック106のような電子コンポーネントをESDパルスの放電から保護するように適応されている。電子コンポーネント106は、信号入力102から入力信号を受信するように適応されたRF処理回路からなっていても良い。電子デバイス100は更に、オーディオ出力信号をユーザに配送するための1つ以上のスピーカー108(それはヘッドホンからなっていても良い)からなる。
図2は、本発明の例示的実施形態に従ったESD保護回路の概略回路図である。ESD保護回路は全体的に参照番号200によって参照される。信号入力202は、例えば、RFオーディオプログラム等に相当する入力信号を受信するように適応されている。
以下で詳細に説明されるように、ESD保護回路200は、ESD感応RF装置210にESD保護を提供するために、ハイパス1/4波長変成器208と直列のスパークギャップ204を採用する。本発明の例示的実施形態は加えて、ESD感応RF装置210に追加のESD保護を提供するために、スパークギャップ204およびハイパス1/4波長変成器208と並列の低キャパシタンスESDエレメント206からなっていても良い。
図3は、本発明の例示的実施形態に従ったESD保護回路を構築するのに有用なスパークギャップ回路の上面図である。スパークギャップ回路は全体的に参照番号300によって参照される。図3に示されたスパークギャップ回路300は、電子デバイスのプリント回路基板コンポーネント上に配置されたRFコネクターの一部のレイアウトを表わすことを当業者は認識するであろう。
スパークギャップ回路300は、RFオーディオ入力信号等のような信号を搬送するように適応された信号入力導体302を含む。図3では、信号入力導体302は、プリント回路基板のコネクターパッドとして実装されている。本発明の例示的実施形態では、信号入力導体302は、信号入力202(図2)を介して受信された入力信号を搬送するように適応されていても良い。スパークギャップ回路300は接地面304を含む。本発明の例示的実施形態では、スパークギャップ回路300は、閾値電圧を越えるESDパルスが信号入力導体302に衝撃を与える時に、信号入力導体302と接地面304の間に電気的経路を提供するように適応されている。
スパークギャップ回路300は、1つ以上のスパークギャップパッド306からなる。図3に示されたスパークギャップ回路300の例示的実施形態では、スパークギャップパッド306は全体的に三角形の形状であり、接地面304の一体的な部分として形成されている。スパークギャップパッド306が接地面304の一体的な部分として形成されているので、スパークギャップパッド306の分路キャパシタンスは正に最小であって、およそ4GHzまでの動作周波数に対して透明である。加えて、全体的に三角形のスパークギャップパッド306の各々の頂点は、信号入力導体302の全体的方向に向くように向き付けられている。スパークギャップパッドの単一セットの使用に対してスパークギャップ回路300の寿命を引き延ばすために、スパークギャップパッドのバックアップセットを設けることが望ましくても良い。
スパークギャップパッド306を、信号入力導体302に対して電流密度が実質的に高い点に位置させることによって、望ましい結果が得られ得ることを当業者は認識するであろう。この位置は、個別のシステムデザイン考慮に依存して変動しても良い。スパークギャップパッド306の正確なサイズと形状をデザインするために幅広い様々な判断基準が採用されても良いことを当業者は認識するであろう。そのようなデザイン判断基準の例は、信号入力導体302と接地面304の間の分離のミリメーター当り30ボルトの空気放電値を仮定することである。一実施形態では、信号入力導体302は接地面304からおよそ4mmに位置している。そのような実施形態では、スパークギャップ回路300は、およそ120ボルトの起動電圧を有するであろう。言い換えると、およそ120ボルトの閾値電圧を超えるESDパルスが、スパークギャップパッド306を介して接地面304に放電されるであろう。
信号入力導体302とスパークギャップパッド306の間のプリント回路基板上の一般エリアは、望ましくは、はんだマスクから自由であることを当業者は認識するであろう。図3に描かれた例示的実施形態では、はんだマスク負ライン308(破線として示される)によって囲まれたエリアは、はんだマスクから自由である。
図4は、本発明の例示的実施形態に従ったESD保護回路を構築するのに有用なハイパス1/4波長変成器の概略回路図である。図4に示された例示的ハイパス1/4波長変成器は全体的に参照番号400によって参照される。上述した通り、本発明の例示的実施形態に従ったESD保護回路は、ハイパス1/4波長変成器400のようなハイパス1/4波長変成器と直列のスパークギャップ回路300(図3)のようなスパークギャップ回路からなる。
例示的ハイパス1/4波長変成器400は、図4に示されるように、(キャパシティブエレメント402の第一の端子に接続された)第一のインダクティブエレメント404と並列に、且つ(キャパシティブエレメント402の第二の端子に接続された)第二のインダクティブエレメント406と並列に接続されたキャパシティブエレメント402からなる。以下の式が、キャパシティブエレメント402と、第一のインダクティブエレメント404と、第二のインダクティブエレメント406の値を選ぶのに有用であり得ることを当業者は認識するであろう:
Figure 2012503928
ここでLは第一のインダクティブエレメント404と第二のインダクティブエレメント406のインダクダンス、Zはハイパス1/4波長変成器400の特性インピーダンス、Fは中心周波数である;および
Figure 2012503928
ここでCはキャパシティブエレメント402のキャパシタンス、Fは中心周波数、Zはハイパス1/4波長変成器400の特性インピーダンスである。キャパシティブエレメント402と、第一のインダクティブエレメント404と、第二のインダクティブエレメント406の特性インピーダンスは、以下の式を使って計算され得ることを当業者は更に認識するであろう:
Figure 2012503928
ここでZsはソースインピーダンス、Zlは負荷インピーダンスである。
ハイパス1/4波長変成器400の性質は、それがESD衝撃を軽減するのに有用になるようにする。例えば、第一のインダクティブエレメント404と第二のインダクティブエレメント406の各々は、ハイパス1/4波長変成器400がより多くのESDエネルギーを接地面304(図3)に転送することを許容するように、より低いインピーダンスを有する分路インダクティブエレメントとしての役目を果たす。加えて、本発明の例示的実施形態のキャパシティブエレメント402は、保護されているESD感応RF装置210(図2)に高インピーダンス直列経路を提供するように、小さな値を有する。キャパシティブエレメント402の高いインピーダンスは、より多くのESDエネルギーが第一のインダクティブエレメント404と第二のインダクティブエレメント406を介して接地面304(図3)に分路されることを強制する。
本発明の例示的実施形態では、ハイパス1/4波長変成器400は、ハイパス1/4波長変成器400によって受け取られたエネルギーの大半が反射されてソースに戻るように、相対的に狭い帯域幅を有する単段変成器である。本発明の例示的実施形態に従ったハイパス1/4波長変成器構造が、望ましくは変成器の出力において起こる−90°位相を採用することを当業者は認識するであろう。このようにして、ESDパルスからのESDエネルギーは、信号入力導体302(図3)から大幅に除去され、接地面304(図3)を通して戻される。
本発明の例示的実施形態に従ったESD保護回路中でのハイパス1/4波長変成器の使用は、実際のソースインピーダンスから実際の負荷インピーダンスへのマッチングを提供する。加えて、1/4波長変成器は、最大パワー転送が1/4波長の奇数倍においてのみ起こるので、ソースから負荷インピーダンスへの無損失のRF分離のために使われる。本発明の例示的実施形態では、分離はESD保護回路200(図2)と保護されているESD感応RF装置210(図2)の間に提供される。しかも、ハイパス1/4波長変成器208が、電圧定在波比(VSWR)を犠牲にすることなく広帯域エネルギーからの分離を提供する。ハイパス1/4波長変成器208によって提供された広帯域エネルギーからの分離は、ESDパルスのフーリエ変換の性質に部分的に関連している。ESDパルスの信号波形は指数関数形崩壊と同様であることを同業者は認識するであろう。指数関数形崩壊のフーリエ変換はスペクトラムに跨った非常に広帯域なエネルギーと同様であることを当業者は更に認識するであろう。
図5は、本発明の例示的実施形態に従ったESD保護回路200(図2)のようなESD保護回路を構築する方法のプロセスフロー図である。プロセスは全体的に参照番号500によって参照される。ブロック502において、プロセスが始まる。
上述したように、プロセス500から結果として得られるESD保護回路は、信号入力導体302(図3)を有する電子デバイス100(図1)での使用のために適応されている。ブロック504において、スパークギャップ204(図2)のようなスパークギャップが設けられる。ブロック506において、スパークギャップがハイパス1/4波長変成器208(図2)のようなハイパス1/4波長変成器と直列に接続される。結果として得られるESD保護回路は、ESDパルスを信号入力導体302(図3)から接地面304(図3)にスパークギャップ204(図2)および/またはハイパス1/4波長変成器208(図2)を介して放電するように適応されている。ブロック508において、プロセスが終わる。
発明は、様々な変形や代替形に受け入れることができても良い一方で、特定の実施形態が例として図面に示されて、ここで詳細に記載される。しかしながら、発明は開示された特定の形に限定されることを意図されていないことが理解されるべきである。むしろ、発明は、以下の添付の請求項によって規定される発明の精神と範囲内に入る全ての変形、等価形および代替形をカバーするものである。

Claims (20)

  1. 信号入力導体(302)を有する電子コンポーネント(106)と、
    ハイパス1/4波長変成器(208)と直列のスパークギャップ(204)を含む静電放電(ESD)保護回路(200)であって、ESD保護回路(200)は、信号入力導体(302)から接地面(304)へスパークギャップ(204)および/またはハイパス1/4波長変成器(208)を介してESDパルスを放電するように適応されているものと、
    を含む電子デバイス(100)。
  2. スパークギャップ(204)およびハイパス1/4波長変成器と並列に接続された低キャパシタンスESDエレメント(206)を含む、請求項1記載の電子デバイス(100)。
  3. スパークギャップ(204)は、ESDパルスが電圧閾値に達する時に、スパークがESDパルスを信号入力導体(302)から接地面(304)へ放電することを許容するように適応された少なくとも1つのスパークギャップパッド(306)を含む、請求項1記載の電子デバイス(100)。
  4. 少なくとも1つのスパークギャップパッド(306)は、接地面(304)の全体的に三角形の部分を含み、少なくとも1つのスパークギャップパッド(306)の頂点は信号入力導体(302)の全体的方向に向くように向き付けられている、請求項3記載の電子デバイス(100)。
  5. 少なくとも1つのスパークギャップパッド(306)と信号入力導体(302)の間の経路は、はんだマスクから自由である、請求項3記載の電子デバイス(100)。
  6. 少なくとも1つのスパークギャップパッド(306)は、信号入力導体(302)に対して電流密度が実質的に高い点に位置する、請求項3記載の電子デバイス(100)。
  7. 少なくとも1つのスパークギャップパッド(306)は、少なくとも1つのスパークギャップパッド(306)のバックアップとして働く第二のスパークギャップパッド(306)を含む、請求項3記載の電子デバイス(100)。
  8. ハイパス1/4波長変成器(208)は、キャパシティブエレメント(402)と、キャパシティブエレメント(402)の第一の端子を介してキャパシティブエレメント(402)と並列に接続された第一のインダクティブエレメント(404)と、キャパシティブエレメント(402)の第二の端子を介してキャパシティブエレメント(402)と並列に接続された第二のインダクティブエレメント(406)とを含む、請求項1記載の電子デバイス(100)。
  9. ハイパス1/4波長変成器(208)は、単段変成器を含む、請求項1記載の電子デバイス(100)。
  10. 電子デバイス(100)は、自動車ラジオを含む、請求項1記載の電子デバイス(100)。
  11. 静電放電(ESD)保護回路(200)を構築する方法(500)であって、ESD保護回路(200)は信号入力導体(302)を有する電子コンポーネント(106)中での使用のために適応されており、
    スパークギャップ(204)を提供すること(504)と、
    スパークギャップ(204)をハイパス1/4波長変成器(208)と直列に接続すること(506)であって、ESD保護回路(200)は、電子コンポーネント(106)の信号入力導体(302)から接地面(304)へスパークギャップ(204)および/またはハイパス1/4波長変成器(208)を介してESDパルスを放電するように適応されていることと、
    を含む方法。
  12. 低キャパシタンスESDエレメント(206)をスパークギャップ(204)およびハイパス1/4波長変成器と並列に接続することを含む、請求項11記載の方法(500)。
  13. スパークギャップ(204)は、ESDパルスが電圧閾値に達する時に、スパークがESDパルスを信号入力導体(302)から接地面(304)へ放電することを許容するように適応された少なくとも1つのスパークギャップパッド(306)を含む、請求項11記載の電子デバイス(100)。
  14. 少なくとも1つのスパークギャップパッド(306)は、接地面(304)の全体的に三角形の部分を含み、少なくとも1つのスパークギャップパッド(306)の頂点は信号入力導体(302)の全体的方向に向くように向き付けられている、請求項13記載の方法(500)。
  15. 少なくとも1つのスパークギャップパッド(306)と信号入力導体(302)の間の経路は、はんだマスクから自由である、請求項13記載の方法(500)。
  16. 少なくとも1つのスパークギャップパッド(306)は、信号入力導体(302)に対して電流密度が実質的に高い点に位置する、請求項13記載の方法(500)。
  17. 少なくとも1つのスパークギャップパッド(306)は、少なくとも1つのスパークギャップパッド(306)のバックアップとして働く第二のスパークギャップパッド(306)を含む、請求項13記載の方法(500)。
  18. ハイパス1/4波長変成器(208)は、キャパシティブエレメント(402)と、キャパシティブエレメント(402)の第一の端子を介してキャパシティブエレメント(402)と並列に接続された第一のインダクティブエレメント(404)と、キャパシティブエレメント(402)の第二の端子を介してキャパシティブエレメント(402)と並列に接続された第二のインダクティブエレメント(406)とを含む、請求項11記載の方法(500)。
  19. ハイパス1/4波長変成器(208)は、単段変成器を含む、請求項11記載の方法(500)。
  20. 信号入力導体(302)を有する電子コンポーネント(106)を保護するように適応された静電放電(ESD)保護回路(200)であって、ESD保護回路(200)は、
    スパークギャップ(204)と、
    スパークギャップ(204)と直列に接続されたハイパス1/4波長変成器(208)であって、ESD保護回路(200)は、電子コンポーネント(106)の信号入力導体(302)から接地面(304)へスパークギャップ(204)および/またはハイパス1/4波長変成器(208)を介してESDパルスを放電するように適応されているものと、
    を含む静電放電保護回路。
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