JP2012500346A - ロックアンカーケーブル - Google Patents

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Abstract

【課題】 掘削穴の高さよりも深い孔内に効果的に用いることができ、かつ据え付け状態で、孔の外部に突き出た部分が存在しないロックアンカーを提供する。
【解決手段】 このロックアンカー(10)は、中空コアを有するケーブル(12)、このケーブルの一端に配置されているアンカー拡張メカニズム(20)、負荷分散ワッシャ(16)に係合しており、かつケーブルの一部が内部に配置されている管状のバレル(14)、およびケーブルを管状のバレルに固定するバレルウェッジ(18)を備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、岩の補強のために使用するのに適するグラウンドアンカーに関する。
本明細書において用いる、用語「ロック」は、岩盤、セメント質物体、または同様の硬質物質を含むものとする。
地下探鉱のための掘削穴に、費用効率良く支持体を形成することは、きわめて重要なことである。
液圧によって、または機械的に伸長可能な鋼製のジャッキ、細長い木製支持体、マットパック、機械的に作動させられるか、またはグラウトで固められるロックボルト、またはケーブルアンカー、および硬化可能な材料を詰められたバッグ、またはチューブなどの支持構造体が、支持体を形成するために広く用いられている。
掘削穴が狭くなるほど、空間的な制限のために、機械的なグラウンドアンカーの受け入れは困難となる。限られた空間において、スチールアンカーのために、長さ2m以下の縦穴をあけることは困難であり、連結棒を用いる延長掘削技術によらなければならなくなる。また、スチールアンカーの据え付けには問題がある。スチールアンカーは、それが支持する坑内採掘場の高さの約2倍の長さを有していなければならず、したがって、据え付け時に、延長スリーブでボルト接続しうる複数の短い分割部分によって構成しなければならない。孔内に、スチールのシャンクを固定するために、一般に、ポリエステル樹脂が用いられる。ボルト軸の周囲の、孔内の環状の空間を満たすために必要な樹脂の量は、多量になる場合があるが、ポリエステル樹脂は高価である。さらに、ポリエステル樹脂の量が多量である場合には、ポリエステル樹脂の結合強度はかなり低下し、スチールアンカーは、その規定の負荷を支持することができなくなる。さらに、据え付け時に、ポリエステル樹脂のカプセルを壊して、ポリエステル樹脂を混合するために、シャンクを回転させなければならないから、据え付けの質を高めることは困難である。不適切に、または過度に回転させると、ポリエステル樹脂の剪断強度に悪影響が及ぼされる。
シャンクのねじ留め用の突出端に取り付けられているナットが、シャンクに係合しており、かつ岩面に接しているフェースプレートに対して締められる。ナットおよびシャンクの突出端は、露出したままである。狭い掘削穴においては、突出成分は、人間および機械の移動を著しく制限する場合があるから、このような突出端の露出は望ましくない。
本発明は、上述の問題のいくつか、または全てを解決するために、単独で、または組み合わせて用いることができる、ロックアンカーの種々の構成要素を提供することを目的としている。以下において、特に、狭い地下水平鉱脈における支持への応用に用いられるロックアンカーに関連付けて、本発明を説明するが、これは、単に例示のためのものであって、限定を目的とするものではない。
本発明は、第1および第2の端部を有する細長い可撓性素子と、第1の端部に配置されているアンカー拡張メカニズムと、第2の端部が入っている管状のバレルと、バレル内で、可撓性素子を第1の方向に移動させることができ、かつ可撓性素子が、バレル内で、第1の方向と反対の第2の方向に移動するときに、可撓性素子をバレルに固定する、バレルの内部に配置されている固定構造とを備えているロックアンカーを提供するものである。細長い可撓性素子は、長手方向に延びている中空コアのまわりに延びている、螺旋状に巻かれた複数のワイヤによって形成されていることが好ましい。中空コアは、任意の適切な方法によって、例えば中空の型の周囲に複数のワイヤを巻き付けることによって形成することができる。好適な一実施形態においては、中空コアは、中心に位置し、螺旋状に巻かれた複数のワイヤが周囲に延びている、コアワイヤをケーブルから取り除くことによって形成される。
少なくとも1つの外部スリーブまたはクランプを、ケーブルに取り付けてもよい。このスリーブは、コアワイヤがない状態で、螺旋状に巻かれたワイヤを適切な位置に保持するのに役立つ。複数のスリーブを、互いに空間的に隔たった位置で、ケーブルに取り付けることが好ましい。任意の適切な手法を用いて、各スリーブで、ケーブルを締め付けることができる。
任意の適切な方法によって、例えば防食剤を塗布することによって、または保護鞘、例えば収縮してケーブルの外面に巻き付くか、さもなければ付着するプラスチック鞘で、ケーブルを包むことによって、ケーブルを腐食から保護するのがよい。
アンカー拡張メカニズムは、任意の適切な種類のものであってよく、岩面の内部の孔の適切な位置に、ケーブルを摩擦力によって固定するために、収縮姿勢から拡張姿勢に作動しうるものであってもよい。
実際面では、セメントグラウトまたは樹脂グラウトなどの、流動性の固化可能な材料の通路として、またはケーブル据え付け時の、空気流のための経路を形成するために、中空コアを用いることができる。
ケーブルは、中空コアが形成されると、ケーブルに張力を加えることによって、螺旋状に巻かれたワイヤ同士が互いに近づくように、わずかに内側に変位するような構造特性を有していてもよい。そのようにすると、中空コアは、螺旋状に巻かれたワイヤ間の空隙を通しての、中空コアから、ケーブルの外部空間への、または逆方向への空気や液体の通過を防止または制限するように、効果的に閉じられる。
本発明の一実施形態においては、ロックアンカーは、内面および外面を有し、管状のバレルの一端に配置された負荷分散フェースプレート、およびこの内面に力を及ぼすように動作しうるメカニズムを備えている。
このメカニズムは、負荷分散フェースプレートの内面に力を及ぼす、弾性的に変形可能な付勢部品であるのがよい。
この付勢部品は、任意の適切な種類のものであってよく、細長い部材が通過する開口または通路を有する、ゴムなどの弾性的に変形可能な材料から成る物体であることが好ましい。
本発明の一変形例においては、このメカニズムは、加圧流体、例えば加圧水の注入によって拡張可能な初期充填部品である。この初期充填部品は、加圧水が導入される容積を囲んでいる金属のハウジングを備えていてもよい。この容積が拡張するにつれて、ハウジングは変形する。そのために、細長い可撓性素子と、細長い可撓性素子が挿入されている孔のまわりの岩面との間で、細長い可撓性素子に作用する張力が、ハウジングによって及ぼされる。
アンカー拡張メカニズムは、細長い可撓性素子の第1の端部を越えて延びている前端および後端を有し、細長い可撓性素子の第1の端部の周囲に延在しており、かつ後端に向かって減少していく断面を有するウェッジと、このウェッジと相補的な形状の内部空洞を有し、この内部空洞内に、少なくとも部分的にウェッジが配置されており、かつ細長い可撓性素子を囲んでいるベースを有しているシェルと、細長い可撓性素子が軸方向に移動したときに、ウェッジの前端が反作用面を打ち、それによって、ウェッジが内部空洞内に押し込まれて、シェルを拡張させるように、細長い可撓性素子上に配置されているストッパとを備えているのがよい。
固定構造は、第2の端部の近傍で細長い可撓性素子上に配置されているストッパと、細長い可撓性素子の周囲に配置されているウェッジと、ストッパとウェッジとの間で、ウェッジをストッパから遠ざけるように作用する付勢部材とを備えていてもよく、ウェッジは、管状のバレル内に配置されており、細長い可撓性素子の第2の端部は、管状のバレルの内部に配置されており、管状のバレルから突き出ていない。
管状のバレルは、ウェッジによって応力を加えられるような、ウェッジとに相補的な形状の内面を有するように形作られているのがよい。
アンカー拡張メカニズムは衝突に伴って作動すること、すなわち、硬い表面(細長い可撓性素子が配置されている孔の盲端)に対して、細長い可撓性素子の第1の端部が衝突することによって作動することが好ましい。
管状のバレルは、内側の第1の口および外側の第2の口、およびこれらの2つの口間の、細長い可撓性素子が内部を通っている導管を有しているのがよく、固定体は、導管内に配置されているウェッジデバイスを備えているのがよい。このウェッジデバイスは、その表面と相補的な、導管のテーパ面に係合可能である。
細長い可撓性素子とウェッジデバイスとの間に、付勢部材が作用していてもよい。この付勢部材は、ウェッジデバイスを、導管の相補的なテーパ面の方向に押しやるように働いてもよい。この方向は、上述の第2の方向であるのがよい。
細長い可撓性素子は、低強度のゾーンを有しているのがよい。任意の適切な方法によって、例えば細長い可撓性素子の、低強度にする部分の断面積を小さくすることによって、または細長い可撓性素子の、低強度にする部分に、熱処理またはその他の処理を施すことによって、低強度のゾーンを形成することができる。
低強度のゾーンは、管状のバレルの、外側の第2の口と、付勢部材との間に存在しているのがよい。
管状のバレルは、フェースプレートに係合しているか、またはフェースプレートと一体であってもよい。フェースプレートは、ドーム状であるのがよい。
アンカー拡張メカニズムは、外側ウェッジ面と、細長い可撓性素子の第1の端部が及んでいる通路とを有する衝突スリーブ、および衝突スリーブの外側ウェッジ面を少なくとも部分的に囲んでいるシェルを備えていてもよい。
本発明は、さらに、岩面から岩の内部に孔を形成するステップと、孔内に細長い可撓性素子を配置するステップと、この細長い可撓性素子の第1の端部に係合しているアンカー拡張メカニズムを作動させるために、孔の底の方向に第1の端部を押しやるステップと、細長い可撓性素子の、孔から突き出ている部分を、岩面から遠ざけるように働く力を及ぼすことによって、細長い可撓性素子に張力を印加するステップと、細長い可撓性素子の、岩面の近傍の部分に、張力があらかじめ定められた値より大きくなったときに破断する低強度のゾーンを設けるステップと、破断の際に、岩面に配置されているフェースプレートに細長い可撓性素子を固定するための固定構造を作動させるステップとを含んでいる、岩を補強する方法にも関する。
本発明によるロックアンカーの部分断面側面図である。 据え付け状態における、図1のロックアンカーの側面図である。 図1のロックアンカーの一端における部品群の分解斜視図である。 図1のロックアンカーの他端における部品群の分解斜視図である。 図1のロックアンカーで用いられるケーブルの一部の斜視図である。 図5のケーブルの、中心ワイヤを中空管に置き換えた場合の断面側面図である。 図2の据え付け状態のロックアンカーに初期応力を印加する方法を示す図である。 据え付け状態における、本発明によるロックアンカーの一変形例の断面側面図である。 図8のロックアンカーの別の断面側面図である。 据え付け状態における、本発明によるロックアンカーの別の一変形例の部分断面側面図である。
添付図面を参照して、例示の目的で、本発明をさらに説明する。
図1は、細長いケーブル12、管状のバレル14、ドーム状のフェースプレート16、バレルウェッジ18、および衝突誘起拡張メカニズム20を有する、本発明によるロックアンカー10の部分側面断面図である。
ケーブル12は可撓性であり、例えば図5に示すように、螺旋状に延びた7本のワイヤ24から成っている。ケーブル12は、据え付け条件に応じて、所望の長さに切断され、内側の第1の端部26および外側の第2の端部28を有している。
ケーブル12は、第2の端部28の近傍に、低強度のゾーン30を有している。ケーブルの強度を変えるための任意の適切な方法で、例えば低強度のゾーン24となるゾーンの近傍において、それぞれのワイヤ24の材料のいくらかを削ることにより、またはケーブル材料のいくらかを加熱した後に冷却することにより、低強度のゾーン30を形成することができる。
1つ以上のスリーブ32が 、ケーブル12の選択された位置に圧着されている。これらのスリーブは、保持部材として働き、したがって、ケーブルの各ワイヤは、所望の螺旋状の形状に確実に維持される。
ケーブル12は、管状のバレル14を貫通している。バレル14は、その端部36の近傍において、その内側にテーパ形状面34を有している。円錐形状を呈していて、テーパ形状面34と相補的な面を有しているバレルウェッジ18が、管状のバレル14の内側で、テーパ形状面32と対向している。
ロックアンカー10が組み立てられている状態では、バレル14の内側の位置において、スリーブ32Aが、ケーブル12に圧着されている。ばね38が、圧着されているスリーブ32Aと、バレルウェッジ18の端との間に存在しており、バレルウェッジ18をテーパ形状面34に押し付けるように作用している。
図3に明瞭に示すように、管状のバレル14は、その1つの端部36の外面に、環状のリセス40を有しており、シール材42が、リセス40に嵌め込まれている。バレル14の反対側の端部44には、図1に示すように、バレル14の長手方向に沿ってスライドすることができるドーム状のワッシャ、すなわちフェースプレート16が係合するような大きさの、半径方向に外側に突き出たリム46が形成されている。
図3には、さらに、ゴムブロックからなる付勢部品122が示されている。これについては、図8および図9を参照して、後に詳述する。
図4に分解斜視図で示されている衝突誘起拡張メカニズム20は、ケーブル12の第1の端部26を嵌合される圧迫衝突スリーブ50を備えている。圧迫衝突スリーブ50は、外面が円錐形状のウェッジ54を有している。
ウェッジ54に相補的な内側テーパ面58を有する拡張シェル56が、ウェッジ54を嵌め込まれている。拡張シェル56は、円形ばね、または同様の部材(図示せず)によって、ウェッジ54のまわりに管状に保持されている多数のばね板56Aによって形成されている。円形ばね、または同様の部材は、ばね板56Aのベース62に形成されている環状のスロット60内に配置されている。
ケーブルに圧着されているスリーブ30Bが、ベース62の一側に当接している。
図2は、岩面74から岩体72内に形成された孔70に嵌め込まれているロックアンカー10を示している。通常、地下掘削穴においては、孔70は、狭い坑内採掘場から開けられる。坑内採掘場は、約1メートルの高さしか有しない場合があり、一方、孔70は、岩面74の入口76から孔の底78まで、例えば約2mの深さを有する場合がある。ケーブル12は、孔70の深さに適合した長さを有する。
ケーブル12は、十分な可撓性を有しており、坑内採掘場内においても、衝突誘起拡張メカニズム20を孔70内に挿入することができるほどに曲がることができる。ケーブルが孔70内に押し込まれるにつれて、ケーブル12は真っすぐになる。
衝突誘起拡張メカニズム20を適切に設置するためには、衝突誘起拡張メカニズム20を、孔70の底78に衝突させなければならない。これは、手動で、または適切なツールを用いて、円錐形状のウェッジ54の先端80が、孔70の底78に衝突するように、ケーブル12を、孔70内に十分に深く押し込むことによって達成される。衝突すると、スリーブ30Bが、拡張シェル56を、ウェッジ54の先端80の方向に押しやろうとする。そうすると、拡張シェル56は拡張されて、孔70の壁82と適切に摩擦接触する。
図7は、ロックアンカー10を適切に設置するために用いられるジャッキ90を示している。このジャッキは、掘削穴92内に配置されており、岩面74に対向する後壁94上に載っている。入口76から突き出ている、ケーブルの第2の端部28は、ジャッキのバレル内に挿入されている。このバレルは、自動的にケーブルを把持する。ジャッキの端部96は、リム46、およびフェースプレート16の、リム46に隣接する部分に対して力を及ぼす。そうすると、ジャッキは、リム46から反発力を受けて、ケーブル12を引っ張るように作動する。それによって、ケーブルはわずかに伸長し、それと同時に、バレル14は、若干、孔内により深く押し込まれる。ケーブルの張力が、あらかじめ定められた値に達すると、低強度のゾーン30は破断し、そのために、ジャッキ90は、ケーブルの、孔70内の部分から分離される。ケーブルが破断すると、張力を受けている、孔70内のケーブル部分が収縮しようとする。したがって、スリーブ32Aが、ばね38に力を及ぼし、それによって、バレルウェッジ18が、バレル14の端部36において、バレル14の内側のテーパ形状面34と摩擦係合する。このプロセスを通じて、ケーブルの第1の端部26に対する、ウェッジ54による把持力が増加していき、したがって、ケーブルの第1の端部26は、孔70の底78の近傍に、摩擦力によって機械的に固定される。そのために、ケーブルは、管状のバレル14と、衝突誘起拡張メカニズム20を介して、底78の近傍の孔70の壁とに、摩擦力によって、張力を加えられた状態で固定される。
それに替えて、またはそれに加えて、ロックアンカーを、グラウトで適切な位置に固めることができる。ケーブル12の7本のワイヤのうちの中心ワイヤ24Aが取り除かれて、可撓性の中空管98に替えられる(図5および図6を参照)。中空管98は、次のグラウト注入中、孔70の底78から空気を抜くために用いられる。リム46においてバレル14の内側に連結されている、特別に設計されたツール100によって、管状のフェースプレートおよびバレルアセンブリを通じて、任意の適切な種類のグラウト混合物が、孔70の入口76内に注入される(図2を参照)。グラウトは、セメント系であっても、樹脂であっても、または任意の他の適切な種類のものであってもよい。グラウトは、ケーブルのまわりの孔を満たしていき、孔の内部の空気は、拡張シェルの隣接し合うばね板56Aに形成されたスロット56Bを介して、孔の底から中空管98内に抜けることができる。次いで、空気は、中空管98内を、その内端部から、ツール100を突き抜けて延びている外端部102まで流れる。シール材42が、バレルと孔の壁との間の環状の空隙を通って、グラウトが抜けることを防止している。
中心ワイヤを、可撓性の中空管に置き換えることは、必要不可欠なことではない。中心ワイヤを取り除いても、圧着されているスリーブ32が、7本ワイヤケーブルを、その当初の形状に保つ。したがって、円形の貫通通路が、ケーブルの内部に残される。図7に示されている種類のジャッキを用いてケーブルに張力を与えると、残りの6本のワイヤは、互いにしっかりと圧迫し合い、中心ワイヤ24Aによって以前に占められていたスペースのまわりの有効なシール手段となる。
フェースプレート16と管状のバレル14とを、一体に形成してもよい。フェースプレート16は、予備装填中に、岩面に向かって変形することができるように、ドーム状であることが好ましい。これによって、ケーブルの予備装填が行われていることが、肉眼で観察可能になる。
ケーブルが可撓性であるから、ロックアンカーを、その長さに関わりなく、狭い坑内採掘場に容易に据え付けることができる。ケーブルの予備装填によって、岩盤に対する即効的な地盤支持が行われ、後続のグラウト注入によって、ロックアンカーの全長にわたる十分な支柱補強が行われる。狭い坑内採掘場において、フェースプレートが露出するだけである。フェースプレートは、ぎざぎざした端部や煩わしい突起を有しておらず、したがって、坑内採掘場内の人間や機械の移動に妨害を与えない。
図8は、管状のバレルに係合しており、負荷分散フェースプレートすなわち負荷分散ワッシャ126の内面124に接している付勢部品122を、さらに有することを除けば、前述のロックアンカーに実質的に同じである、本発明によるロックアンカー120を示している。図9は、据え付け状態のロックアンカー100を示している。
付勢部品122は、適切な突っ張り強度および寸法を有するゴムブロックからなっている。中心に位置している通路128は、ゴムブロックを突き抜けている。通路128は、バレル130が、適切に摩擦嵌合しながら、通路128を通過することができるような寸法を有している。
ケーブル132が、あらかじめ定められた大きさの張力を印加されたときに切れる低強度のゾーンを、ケーブル132に設けることができるが、これは必要不可欠なことではない。ロックアンカーを用いるとき、バレルを、岩面内の孔138内に、より深く押し込もうとする圧縮力(矢印136によって示されている)をバレル130のリム134に印加するために、ジャッキ(図示せず)が用いられる(図9を参照)。圧縮力の大きさが増すにつれて、付勢部品122は、より強く圧縮され、負荷分散ワッシャ126の内面124は、最終的に、図9に示すように、岩面140に接する。このプロセスを通じて、ケーブルは、管状のバレル130の上端部142中を通ることができ、管状のバレル130の内部にあるケーブルの端部144は、リム134に近づく。
次に、圧縮力(矢印136)が開放されると、付勢部品122は、ただちに拡張され始め、負荷分散ワッシャは、岩面から離れようとする。そうすると、ストッパ構造148とウェッジ150との間で常に作用しているばね146が、ウェッジ150を、相補形状面152に向かって押しやる。このプロセスによって、ウェッジ150は、管状のバレル130とケーブル132との両方に固着する。このように、ケーブルは、低強度のゾーンを備えずに、機械的に据え付けられ、なおかつ、前述と同様に、孔内にグラウトを注入することができ、またケーブルの中空の内部を通して、空気を抜くことができる。
図10は、据え付け時に、ロックアンカーに初期応力を印加するために用いることができる別の実現可能な一変更例を示している。ロックアンカーの一部分、すなわち岩面74から岩体72内に形成されている孔70の入口76の近傍の部分だけが示されている。管状のバレル14は、孔70からわずかに突き出ており、前述と同様に、その一端に、半径方向に外側に突き出たリム46を有している。
初期応力印加部品160は、リム46および岩面74に当接しながら、管状のバレル14に係合している。
初期応力印加部品160は、岩面74に接している最外側の水平リム164を有する第1の環状区画162、および管状のバレル14を、わずかの公差で嵌合させることができる中央開口168を区画するように上方に折り畳まれた内側部分166で形成されている。内側部分166の曲面は、管状のバレル14の外面およびリム46の隣接面に当接している。第2の環状区画170が、外側周縁172および内側周縁174において、第1の環状区画162に溶接されている。したがって、閉鎖空間176が、2つの環状区画の対向し合う2つの表面間に形成されている。一方向充填弁178が、第1の環状区画162に固定されており、適切な源(図示せず)から閉鎖空間176への、圧力下での水の導入を可能にしている。
図10のロックアンカーは、概略的に言えば、上述と同様に据え付けられるが、ロックアンカーに初期応力を印加することが必要になったときに、上述の技術のうちのいずれをも用いない。その代わりに、閉鎖空間176が膨張し、この膨張プロセスにおいて、拡張された初期応力印加部品160は、リム46と岩面74との間に作用し、孔70からバレル14を引っ張ろうとする。そのために、孔70の内部のケーブルは張力を印加される。
初期応力印加部品160は、種々の形状および寸法に構築することができ、また必要に応じて、例えば2つの環状区画のうちの一方または両方に、リブまたは他の補強部材を加えることによって補強することができる。
10、120 ロックアンカー
12、132 ケーブル
14、130 バレル
16 フェースプレート
18 バレルウェッジ
20 衝突誘起拡張メカニズム
24 ワイヤ
24A 中心ワイヤ
26 第1の端部
28 第2の端部
30 低強度のゾーン
30B、32 スリーブ
32A ストッパ
34 テーパ形状面
36、44、96、144 端部
38、146 ばね
40 リセス
42 シール材
46、134 リム
50 圧迫衝突スリーブ
54、150 ウェッジ
56 拡張シェル
56A ばね板
56B スロット
58 内側テーパ面
60 環状のスロット
62 ベース
70、138 孔
72 岩体
74、140 岩面
76 入口
78 底
80 先端
82 壁
92 掘削穴
94 後壁
98 中空管
100 ツール
102 外端部
122 付勢部品
124 内面
126 負荷分散ワッシャ
128 通路
136 矢印
142 上端部
148 ストッパ
152 相補形状面
160 初期応力印加部品
162 第1の環状区画
164 水平リム
166 内側部分
168 中央開口
170 第2の環状区画
172 外側周縁
174 内側周縁
176 閉鎖空間
178 一方向充填弁

Claims (11)

  1. 第1および第2の端部を有する細長い可撓性素子を備えているロックアンカーであって、前記第1の端部に配置されているアンカー拡張メカニズムと、前記第2の端部が内部に延びている管状のバレルと、前記バレル内で、前記可撓性素子を第1の方向に移動させることができ、かつ前記可撓性素子が、前記バレル内で、前記第1の方向と反対の第2の方向に移動するときに、前記可撓性素子を前記バレルに固定する、前記バレルの内部に配置されている固定構造体とをさらに備えているロックアンカー。
  2. 前記管状のバレルは、内側の第1の口および外側の第2の口、および該2つの口間の導管を有しており、前記固定構造体は、前記導管内に配置されているウェッジであって、該ウェッジの表面に相補的な、前記導管のテーパ面に係合可能であり、かつ前記細長い可撓性素子が内部を通っているウェッジと、該ウェッジを、前記の相補的なテーパ面の方向に押しやるように働く付勢部材とを備えている、請求項1に記載のロックアンカー。
  3. 前記細長い可撓性素子は、前記管状のバレルの、外側の第2の口と、前記付勢部材との間に、低強度のゾーンを有している、請求項2に記載のロックアンカー。
  4. 前記アンカー拡張メカニズムは、外側ウェッジ面と、前記細長い可撓性素子の第1の端部が内部に延びている通路とを有する衝突スリーブ、および前記外側ウェッジ面を少なくとも部分的に囲んでいるシェルを備えている、請求項1〜3のいずれか1つに記載のロックアンカー。
  5. 前記アンカー拡張メカニズムは、前記細長い可撓性素子の第1の端部を越えて延びている前端および後端を有して、前記細長い可撓性素子の第1の端部の周囲に延在しており、かつ前記後端に向かって減少していく断面を有するウェッジと、該ウェッジに相補的な形状の内部空洞を有し、該内部空洞内に、少なくとも部分的に前記ウェッジが配置されており、かつ前記細長い可撓性素子を囲んでいるベースを有するシェルと、前記細長い可撓性素子が軸方向に移動したときに、前記ウェッジの前端が反作用面を打ち、それによって、前記ウェッジが前記内部空洞内に押し込まれて、前記シェルを拡張するように、前記細長い可撓性素子上に配置されているストッパとを備えている、請求項1に記載のロックアンカー。
  6. 前記固定構造体は、前記第2の端部の近傍で前記細長い可撓性素子上に配置されているストッパと、前記細長い可撓性素子の周囲に配置されているウェッジと、前記ストッパと前記ウェッジとの間で、前記ウェッジを前記ストッパから遠ざけるように作用する付勢部材とを備えており、前記ストッパおよび前記ウェッジは、前記管状のバレル内に配置されており、前記細長い可撓性素子の第2の端部は、前記管状のバレルの内部に配置されており、前記管状のバレルから突き出ていない、請求項1に記載のロックアンカー。
  7. 前記細長い可撓性素子は、長手方向に延びている中空コアのまわりに延びている、螺旋状に巻かれた複数のワイヤによって形成されている細長いケーブルである、請求項1〜6のいずれか1つに記載のロックアンカー。
  8. 内面および外面を有し、前記管状のバレルの一端に配置された負荷分散フェースプレート、および該内面に力を及ぼすように動作可能なメカニズムを備えている、請求項1〜7のいずれか1つに記載のロックアンカー。
  9. 長手方向に延びている中空コアのまわりに延びている、螺旋状に巻かれた複数のワイヤによって形成されている細長いケーブルを備えているロックアンカーであって、前記ケーブルの第1の端部に配置されているアンカー拡張メカニズムと、前記ケーブルの第2の端部に配置されている少なくとも1つの負荷分散フェースプレートとを、さらに備えている請求項1〜8のいずれか1つに記載のロックアンカー。
  10. 岩面から岩の内部に孔を形成するステップと、該孔内に細長い可撓性素子を配置するステップと、該細長い可撓性素子の第1の端部に係合しているアンカー拡張メカニズムを作動させるために、前記孔の底の方向に該第1の端部を押しやるステップと、前記細長い可撓性素子の、前記孔から突き出ている部分を、前記岩面から遠ざけるように働く力を及ぼすことによって、前記細長い可撓性素子に張力を印加するステップと、前記細長い可撓性素子の、前記岩面の近傍の部分に、前記張力があらかじめ定められた値より大きくなったときに破断する低強度のゾーンを設けるステップと、該破断の際に、前記岩面に配置されているフェースプレートに前記細長い可撓性素子を固定するための固定構造体を作動させるステップとを含んでいる、岩を補強する方法。
  11. 前記固定構造の作動後に、流動性の固化可能な材料が、前記細長い可撓性素子の周囲の前記孔内に注入され、前記孔内の空気が、前記細長い可撓性素子の長手方向に延びている中空コアを通じて大気中に抜ける、請求項10に記載の方法。
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