JP2012252302A - 立体画像表示装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】立体画像表示装置1は、バックライト2と、左目用画素5および右目用画素6を配列してなる画像形成部4と、第1の偏光領域9および第2の偏光領域10を有する位相差部8と偏光メガネ11とを有する。画像形成部4の左目用画素5で左目用の画像を、右目用画素6で右目用の画像を形成し、位相差部8では左目用画素5と右目用画素6に対応するよう互いに位相差の異なる第1の偏光領域9と第2の偏光領域10とを配置し、観察者20が左目で左目用の画像を、右目で右目用の画像を観察して立体画像を観賞できるようにする。また、バックライト2に代えて光を反射する反射部を設ける構成や、観察者20の左右の目それぞれに左目用と右目用の画像光を集光する集光レンズを設けて偏光メガネ11を不要にする構成とする。
【選択図】図1
Description
3Dデジタルカメラにより撮影された3D写真を観賞する手段としては、レンチキュラレンズシートの裏面に3D写真を直接印刷する方法の他、間接的に印刷したものを配置する方法などが知られている。
しかしながら、得られた高解像度の3D写真を、高解像度のまま大画面で観賞しようとする場合、従来の立体画像表示システムでは十分に対応することができなかった。例えば、上述したレンチキュラレンズを用いて3D写真を観賞しようとする場合、レンチキュラレンズのレンズ形成ピッチの精細度に限界がある。そのため、デジタルカメラの高解像度に対応できずに高精細画像の形成が行えないことがあった。そして、レンチキュラレンズを用いた技術では大画面化することが困難であった。
最近では、テレビを用いて3D写真を観賞する技術が開発されている。しかし、現状最も高精細な画像に対応できるフルハイビジョン仕様のテレビにおいても、画素数は200万画素程度であり、3Dデジタルカメラの高解像度画像に対し、そのままの高解像度表示を実現することは困難であった。
左目用画素と右目用画素とを配列して有し、その左目用画素で左目用の画像を形成し、その右目用画素で右目用の画像を形成するよう構成された画像形成部と、
光学手段とをこの順で有するとともに、
バックライトと画像形成部との間または画像形成部と光学手段との間に配置された偏光板と、
観察者が着用する偏光メガネとを有する立体画像表示装置であって、
画像形成部は、インクを受容するインク受容層を有して構成され、
光学手段は、画像形成部の左目用画素と右目用画素とに対応する位置と大きさで第1の偏光領域と第2の偏光領域とが配置されていて、その第1の偏光領域とその第2の偏光領域とは、いずれか一方が1/2波長板を形成するか、両方が互いに光学軸が45度異なる1/2波長板を形成するか、または両方が互いに光学軸が90度異なる1/4波長板を形成し、
偏光メガネは、左目用メガネ部と右目用メガネ部とを有し、その左目用メガネ部とその右目用メガネ部との間で偏光状態が異なるように構成されたことを特徴とする立体画像表示装置に関する。
左目用画素と右目用画素とを配列して有し、その左目用画素で左目用の画像を形成し、その右目用画素で右目用の画像を形成するよう構成された画像形成部と、
光学手段とをこの順で有するとともに、
反射部と画像形成部との間または画像形成部と光学手段との間に配置された偏光板と、
観察者が着用する偏光メガネとを有する立体画像表示装置であって、
画像形成部は、インクを受容するインク受容層を有して構成され、
光学手段は、画像形成部の左目用画素と右目用画素とに対応する位置と大きさで第1の偏光領域と第2の偏光領域とが配置されていて、その第1の偏光領域とその第2の偏光領域とは、いずれか一方が1/2波長板を形成するか、両方が互いに光学軸が45度異なる1/2波長板を形成するか、または両方が互いに光学軸が90度異なる1/4波長板を形成し、
偏光メガネは、左目用メガネ部と右目用メガネ部とを有し、その左目用メガネ部とその右目用メガネ部との間で偏光状態が異なるように構成されたことを特徴とする立体画像表示装置に関する。
第1のバックライトに対向する第1の偏光板および第2のバックライトに対向する第2の偏光板と、
集光レンズと、
光学手段と、
左目用画素と右目用画素とを配列して有し、その左目用画素で観察者の左目用の画像を形成し、その右目用画素で観察者の右目用の画像を形成するよう構成された画像形成部と、
第3の偏光板とをこの順で有し、観察者に立体画像を提供する立体画像表示装置であって、
第1の偏光板および第2の偏光板とは、互いに偏光特性が異なるように構成されており、
集光レンズは、第1のバックライトおよび第2のバックライトからの光を観察者の左目および右目のそれぞれに向けて集光するよう構成されたものであり、
画像形成部は、インクを受容するインク受容層を有して構成され、
光学手段は、画像形成部の左目用画素と右目用画素とに対応する位置と大きさで第1の偏光領域と第2の偏光領域とが配置されていて、その第1の偏光領域とその第2の偏光領域とは、いずれか一方が1/2波長板を形成するか、両方が互いに光学軸が45度異なる1/2波長板を形成するか、または両方が互いに光学軸が90度異なる1/4波長板を形成するよう構成されたものであることを特徴とする立体画像表示装置に関する。
第1の偏光板と、
光の偏光方向を制御する偏光切替素子と、
光学手段と、
左目用画素と右目用画素とを配列して有し、その左目用画素で観察者の左目用の画像を形成し、その右目用画素で観察者の右目用の画像を形成するよう構成された画像形成部と、
第2の偏光板とをこの順で有し、観察者に立体画像を提供する立体画像表示装置であって、
指向性バックライトは、指向性の異なる2種類の光を所定の周期で切り替えながら出射するよう構成されており、
偏光切替素子は、指向性バックライトでの2種類の光の切り替えに同期して、光の偏光方向を制御するように構成されており、
画像形成部は、インクを受容するインク受容層を有し、
光学手段は、画像形成部の左目用画素と右目用画素とに対応する位置と大きさで第1の偏光領域と第2の偏光領域とが配置されていて、その第1の偏光領域とその第2の偏光領域とは、いずれか一方が1/2波長板を形成するか、両方が互いに光学軸が45度異なる1/2波長板を形成するか、または両方が互いに光学軸が90度異なる1/4波長板を形成するよう構成されたものであることを特徴とする立体画像表示装置に関する。
左目用画素と右目用画素とを配列して有し、その左目用画素で左目用の画像を形成し、その右目用画素で右目用の画像を形成するよう構成された画像形成部と、
光学手段とをこの順で有するとともに、
バックライトと画像形成部との間または画像形成部と光学手段との間に配置された偏光板と、
観察者が着用する偏光メガネとを有する立体画像表示装置であって、
画像形成部は、インクジェット法により基板上に供給されたインクを加熱して固着させて、左目用画素と右目用画素とが形成されるよう構成されたものであり、
光学手段は、画像形成部の左目用画素と右目用画素とに対応する位置と大きさで第1の偏光領域と第2の偏光領域とが配置されていて、その第1の偏光領域とその第2の偏光領域とは、いずれか一方が1/2波長板を形成するか、両方が互いに光学軸が45度異なる1/2波長板を形成するか、または両方が互いに光学軸が90度異なる1/4波長板を形成し、
偏光メガネは、左目用メガネ部と右目用メガネ部とを有し、その左目用メガネ部とその右目用メガネ部との間で偏光状態が異なるように構成されたことを特徴とする立体画像表示装置に関する。
左目用画素と右目用画素とを配列して有し、その左目用画素で左目用の画像を形成し、その右目用画素で右目用の画像を形成するよう構成された画像形成部と、
光学手段とをこの順で有するとともに、
反射部と画像形成部との間または画像形成部と光学手段との間に配置された偏光板と、
観察者が着用する偏光メガネとを有する立体画像表示装置であって、
画像形成部は、インクジェット法により基板上に供給されたインクを加熱して固着させて、左目用画素と右目用画素とが形成されるよう構成されたものであり、
光学手段は、画像形成部の左目用画素と右目用画素とに対応する位置と大きさで第1の偏光領域と第2の偏光領域とが配置されていて、その第1の偏光領域とその第2の偏光領域とは、いずれか一方が1/2波長板を形成するか、両方が互いに光学軸が45度異なる1/2波長板を形成するか、または両方が互いに光学軸が90度異なる1/4波長板を形成し、
偏光メガネは、左目用メガネ部と右目用メガネ部とを有し、その左目用メガネ部とその右目用メガネ部との間で偏光状態が異なるように構成されたことを特徴とする立体画像表示装置に関する。
第1のバックライトに対向する第1の偏光板および第2のバックライトに対向する第2の偏光板と、
集光レンズと、
光学手段と
左目用画素と右目用画素とを配列して有し、その左目用画素で観察者の左目用の画像を形成し、その右目用画素で観察者の右目用の画像を形成するよう構成された画像形成部と、
第3の偏光板とをこの順で有し、観察者に立体画像を提供する立体画像表示装置であって、
第1の偏光板および第2の偏光板とは、互いに偏光特性が異なるように構成されており、
集光レンズは、第1のバックライトおよび第2のバックライトからの光を観察者の左目および右目のそれぞれに向けて集光するよう構成されたものであり、
画像形成部は、インクジェット法により基板上に供給されたインクを加熱して固着させて、左目用画素と右目用画素とが形成されるよう構成されたものであり、
光学手段は、画像形成部の左目用画素と右目用画素とに対応する位置と大きさで第1の偏光領域と第2の偏光領域とが配置されていて、その第1の偏光領域とその第2の偏光領域とは、いずれか一方が1/2波長板を形成するか、両方が互いに光学軸が45度異なる1/2波長板を形成するか、または両方が互いに光学軸が90度異なる1/4波長板を形成するよう構成されたものであることを特徴とする立体画像表示装置に関する。
第1の偏光板と、
光の偏光方向を制御する偏光切替素子と、
光学手段と、
左目用画素と右目用画素とを配列して有し、その左目用画素で観察者の左目用の画像を形成し、その右目用画素で観察者の右目用の画像を形成するよう構成された画像形成部と、
第2の偏光板とをこの順で有し、観察者に立体画像を提供する立体画像表示装置であって、
指向性バックライトは、指向性の異なる2種類の光を所定の周期で切り替えながら出射するよう構成されており、
偏光切替素子は、指向性バックライトでの2種類の光の切り替えに同期して、光の偏光方向を制御するように構成されており、
画像形成部は、インクジェット法により基板上に供給されたインクを加熱して固着させて、左目用画素と前記右目用画素とが形成されるよう構成されたものであり、
光学手段は、画像形成部の左目用画素と右目用画素とに対応する位置と大きさで第1の偏光領域と第2の偏光領域とが配置されていて、その第1の偏光領域とその第2の偏光領域とは、いずれか一方が1/2波長板を形成するか、両方が互いに光学軸が45度異なる1/2波長板を形成するか、または両方が互いに光学軸が90度異なる1/4波長板を形成するよう構成されたものであることを特徴とする立体画像表示装置に関する。
図1は、本発明の第1の実施形態の立体画像表示装置の要部構成を説明する模式的な分解斜視図である。
左目用画素と右目用画素とを有する画像形成部4は、例えば、ガラス基板など透明な基板上に、画像形成のための着色用のインクを受容するインキ受容層を設けて構成することが可能である。
すなわち、バックライト2から出射された光は、偏光板3を通過して水平方向と垂直な直線偏光となり、画像形成部4に入射する。画像形成部4では、左目用画素5に左目用の画像が形成され、右目用画素6に右目用の画像が形成されている。したがって、画像形成部4に入射した直線偏光は、左目用画素5と右目用画素6を透過し、左目用画素5の透過光は左目用画像光となり、右目用画素6の透過光は右目用画像光となる。
本発明の第2の実施形態の立体画像表示装置は、図1および図7に示した第1の実施形態の立体画像表示装置1において、その偏光板3が異なる位置に配置された構造に対応する。第2の実施形態の立体画像表示装置は、第1の実施形態の立体画像表示装置1と主要な構成要素が共通しているため、立体画像表示装置1と共通する各構成要素については、同じ符号を用いて説明し、重複する詳細な説明は省略することにする。したがって、後述する主要な構成要素である画像形成部4は、図2、図3および図4に示される構造を有する。位相差部8は、例えば、図5および図6に示す構造を有することが可能である。
すなわち、バックライト2から出射された光は、画像形成部4に入射する。画像形成部4では、左目用画素5に左目用の画像が形成され、右目用画素6に右目用の画像が形成されている。したがって、画像形成部4に入射したバックライト2からの光は、左目用画素5と右目用画素6を透過し、左目用画素5の透過光は左目用画像光となり、右目用画素6の透過光は右目用画像光となる。次いで、左目用画像光と右目用画像光は、偏光板3に入射し、それを通過して水平方向と垂直な直線偏光となる。
本発明の第3の実施形態の立体画像表示装置は、図1および図7に示した第1の実施形態の立体画像表示装置1において、その画像形成部4がインク受容層15のみからなり、それが位相差部8上に配置された構造に対応する。したがって、第3の実施形態の立体画像表示装置は、第1の実施形態の立体画像表示装置1と主要な構成要素が共通しており、立体画像表示装置1と共通する各構成要素については、同じ符号を用いて説明し、重複する詳細な説明は省略することにする。よって、後述する主要な構成要素である画像形成部204のインク受容層は、上述した第1の実施形態の立体画像表示装置1のインク受容層15と同様の構造を有する。そして、画像形成部204は、立体画像表示装置1の画像形成部4と同様の画素の配置構造を備える。位相差部8は、例えば、図5および図6に示す構造を有することが可能である。
このような構造とすることにより、画像形成部204のインク受容層と位相差部8の位相差層23とが密着し、上述したクロストークの問題を低減することができる。また、画像形成部204の左目用画素および右目用画素と、位相差部8の第1の偏光領域9および第2の偏光領域10との間の位置合わせが容易となって、それらの間の位置合わせ精度が向上するとともに、立体画像表示装置200の製造が容易となる。
すなわち、図9に示すように、バックライト2から出射された光は、偏光板3を通過して水平方向と垂直な直線偏光となり、図3に示された画像形成部4と同様の画素の配置を有する画像形成部204に入射する。画像形成部204では、左目用画素(図示されない)に左目用の画像が形成され、右目用画素(図示されない)に右目用の画像が形成されている。したがって、画像形成部204に入射した直線偏光は、左目用画素と右目用画素を透過し、左目用画素の透過光は左目用画像光となり、右目用画素の透過光は右目用画像光となる。
本発明の第4の実施形態の立体画像表示装置は、図1および図7に示した第1の実施形態の立体画像表示装置1において、そのバックライト2の代わりに光反射材からなる反射部を用い、外部からの光(以下、外光と言う。)利用するようにされた構造に対応する。したがって、第4の実施形態の立体画像表示装置は、第1の実施形態の立体画像表示装置1と他の主要な構成要素が共通している。そのため、立体画像表示装置1と共通する各構成要素については、同じ符号を用いて説明し、重複する詳細な説明は省略することにする。よって、後述する主要な構成要素である画像形成部4は、図2、図3および図4に示される構造を有する。位相差部8は、例えば、図5および図6に示す構造を有することが可能である。
すなわち、図11に示すように、第4の実施形態の立体画像表示装置300は、バックライトを用いること無く、位相差板8の前面側から入射する外光を利用する。そして、位相差部8と画像形成部4と偏光板3とを透過して直線偏光となった外光は、反射部302に到達し、反射部302で偏光特性を維持したまま反射される。反射部302から反射された水平方向と垂直な直線偏光は、偏光板3を通過して、水平方向と垂直な直線偏光のままで画像形成部4に入射する。画像形成部4では、左目用画素5に左目用の画像が形成され、右目用画素6に右目用の画像が形成されている。したがって、画像形成部4に入射した直線偏光は、左目用画素5と右目用画素6を透過し、左目用画素5の透過光は左目用画像光となり、右目用画素6の透過光は右目用画像光となる。
本発明の第5の実施形態の立体画像表示装置は、図10および図11に示した第4の実施形態の立体画像表示装置300において、その偏光板3が異なる位置に配置された構造に対応する。そして同時に、第5の実施形態の立体画像表示装置は、図8に示した第2の実施形態の立体画像表示装置100において、そのバックライト2が反射材からなる反射部に変えられ、外光を利用するようにされた構造に対応する。したがって、第5の実施形態の立体画像表示装置は、第2の実施形態の立体画像表示装置100および第4の実施形態の立体画像表示装置300と主要な構成要素が共通している。そして、立体画像表示装置100および立体画像表示装置300は、第1の実施形態の立体画像表示装置1と主要な構成要素が共通しているため、第5の実施形態の立体画像表示装置は、立体画像表示装置1と主要な構成要素が共通する。そのため、本発明の第5の実施形態の立体画像表示装置において、立体画像表示装置100、立体画像表示装置300および立体画像表示装置1と共通する各構成要素については、同じ符号を用いて説明し、重複する詳細な説明は省略することにする。よって、後述する主要な構成要素である画像形成部4は、図2、図3および図4に示される構造を有する。位相差部8は、例えば、図5および図6に示す構造を有することが可能である。
本発明の第6の実施形態の立体画像表示装置は、図10および図11に示した第4の実施形態の立体画像表示装置300において、その画像形成部4がインク受容層15のみからなり、それが位相差部8上に配置された構造に対応する。そして同時に、第6の実施形態の立体画像表示装置は、図9に示した第3の実施形態の立体画像表示装置200において、そのバックライト2が反射材からなる反射部に変えられ、外光を利用するようにされた構造に対応する。したがって、第6の実施形態の立体画像表示装置は、第3の実施形態の立体画像表示装置200および第4の実施形態の立体画像表示装置300と主要な構成要素が共通している。そして、立体画像表示装置200および立体画像表示装置300は第1の実施形態の立体画像表示装置1と主要な構成要素が共通しているため、第6の実施形態の立体画像表示装置は、立体画像表示装置1と主要な構成要素が共通している。そのため、立体画像表示装置200、立体画像表示装置300および立体画像表示装置1と共通する各構成要素については、同じ符号を用いて説明し、重複する詳細な説明は省略することにする。よって、後述する主要な構成要素である画像形成部204のインク受容層は、上述した第1の実施形態の立体画像表示装置1のインク受容層15と同様の構造を有する。位相差部8は、例えば、図5および図6に示す構造を有することが可能である。
このような構造とすることにより、画像形成部204のインク受容層と位相差部8の位相差層23とが密着し、上述したクロストークの問題を低減することができる。また、画像形成部204の左目用画素および右目用画素と、位相差部8の第1の偏光領域9および第2の偏光領域10との間の位置合わせが容易となって、それらの間の位置合わせ精度が向上するとともに、立体画像表示装置500の製造が容易となる。
すなわち、第6の実施形態の立体画像表示装置500は、位相差板8の観察者20側から入射する外光を利用する。そして、位相差部8と画像形成部204と偏光板3とを透過して直線偏光となった外光は、反射部302に到達し、反射部302で偏光特性を維持したまま反射される。反射部302から反射された水平方向と垂直な直線偏光は、偏光板3を通過して、水平方向と垂直な直線偏光のままで画像形成部204に入射する。画像形成部204では、左目用画素5に左目用の画像が形成され、右目用画素6に右目用の画像が形成されている。したがって、画像形成部204に入射した直線偏光は、左目用画素5と右目用画素6を透過し、左目用画素5の透過光は左目用画像光となり、右目用画素6の透過光は右目用画像光となる。
このような構造とすることにより、画像形成部204のインク受容層と位相差部8の位相差層23とが密着し、上述したクロストークの問題を低減することができる。また、画像形成部204の左目用画素および右目用画素と、位相差部8の第1の偏光領域9および第2の偏光領域10との間の位置合わせが容易となって、それらの間の位置合わせ精度が向上するとともに、立体画像表示装置500の製造が容易となる。
本発明の第7の実施形態の立体画像表示装置は、観察者は偏光メガネを用いること無く立体画像を観賞することが可能となるよう構成されている。すなわち、図1および図7に示した本発明の第1の実施形態の立体画像表示装置1において、1個であったバックライト2を水平方向に並べられた2個のバックライトから構成するようにし、1枚であった偏光板3を2個のバックライトのそれぞれに対向するよう左右に2分割して互いに偏光特性が異なるように設定する。そして、集光レンズであるフルネルレンズを用いて水平方向に並べられた2個のバックライトからの光を観察者20の左右の目それぞれに集光するように設定する。そして、さらにもう一枚の偏光板を画像形成部4の前面に設け、偏光メガネが不要になるように構成されている。以下、図面を用いて本実施形態の立体画像表示装置を説明するが、第1の実施形態の立体画像表示装置1と共通する構成要素については同じ符号を用い、重複する詳細な説明は省略することにする。したがって、後述する主要な構成要素である画像形成部4は、図2、図3および図4に示される構造を有する。
左目用画素と右目用画素とを有する画像形成部4は、上記した第1の実施形態の立体画像表示装置1について図2を用いて説明したように、例えば、ガラス基板など透明な基板上にインキ受容層15を設けて構成することが可能である。
すなわち、第1のバックライト602から出射された白色の無偏光は、第1の偏光板631を通過して水平方向と垂直な直線偏光となり、フルネルレンズ633に入射する。第2のバックライト603から出射された白色の無偏光は、第2の偏光板632を通過して水平方向と平行な直線偏光となり、フルネルレンズ633に入射する。
本発明の第8の実施形態の立体画像表示装置は、観察者は偏光メガネを用いること無く立体画像を観賞することが可能となるよう構成されている。すなわち、図14および図18に示した本発明の第7の実施形態の立体画像表示装置600において、第1のバックライト602および第2のバックライト603を、異なる指向性の2種類の光を制御して出射することができる1個の指向性バックライトによって代替する。そして、フルネルレンズ633に代えて、入射する光の偏光方向を制御して出射させることができる偏光切替素子を設ける。その結果、第8の実施形態の立体画像表示装置は、時分割で、左目用画像光と右目用画像光とが観察者20の左目641と右目642のそれぞれに届けられるように構成される。したがって、第8の実施形態の立体画像表示装置は、第7の実施形態の立体画像表示装置600および第1の実施形態の立体画像表示装置1と一部の主要な構成要素が共通している。
すなわち、本発明の第8の実施形態の立体画像表示装置700では、指向性バックライト702から、異なる2方向に向かう白色無偏光である光751および光752が、所定の周期で交互に出射される。一方の光751は、観察者20の左目641の有る領域に向かう光となる。そして、偏光板731と位相差部608と画像形成部4と偏光板734とを通過して、所定の観察位置に位置する観察者の左目641に入射する。他方の光752は、観察者20の右目642の有る領域に向かう光となる。そして、偏光板731と位相差部608と画像形成部4と偏光板734とを通過して、所定の観察位置に位置する観察者20の右目642に入射する。このとき、図20に示すように、所定の間隔をあけて立体画像表示装置700と正面から対向する観察者20の左目641には、指向性バックライト702から出射された光751のみが入射し、右目642には光752のみが入射するようにされている。
画像形成部4では、左目用画素5に左目用の画像が形成され、右目用画素6に右目用の画像が形成されている。そのため、画像形成部4に入射した光は、左目用画素5と右目用画素6を透過し、左目用画素5の透過光は左目用画像光となり、右目用画素6の透過光は右目用画像光となる。したがって、位相差部608の第1の偏光領域609から左目用画素5に入射した、水平方向と垂直な偏光方向の直線偏光は左目用画像光となる。位相差部608の第2の偏光領域610から右目用画素6に入射した、水平方向と平行な偏光方向の直線偏光は右目用画像光となる。
画像形成部4では、左目用画素5に左目用の画像が形成され、右目用画素6に右目用の画像が形成されている。そのため、画像形成部4に入射した光は、左目用画素5と右目用画素6を透過し、左目用画素5の透過光は左目用画像光となり、右目用画素6の透過光は右目用画像光となる。したがって、位相差部608の第1の偏光領域609から左目用画素5に入射した、水平方向と平行な偏光方向の直線偏光は左目用画像光となる。位相差部608の第2の偏光領域610から右目用画素6に入射した、水平方向と垂直な偏光方向の直線偏光は右目用画像光となる。
2 バックライト
3、731、734 偏光板
4、204 画像形成部
5 左目用画素
6 右目用画素
7、615、616、617、707 717 透過軸
8、608、608−2 位相差部
9、609、609−2 第1の偏光領域
10、610、610−2 第2の偏光領域
11 偏光メガネ
12 左目用メガネ部
13 右目用メガネ部
14、22 基板
15 インク受容層
16 赤色着色部
17 緑色着色部
18 青色着色部
20 観察者
23、623 位相差層
302 反射部
602 第1のバックライト
603 第2のバックライト
631 第1の偏光板
632 第2の偏光板
633 フルネルレンズ
634 第3の偏光板
641 左目
642 右目
651、652 直線偏光
702 指向性バックライト
733 偏光切替素子
751、752 光
Claims (23)
- バックライトと、
左目用画素と右目用画素とを配列して有し、前記左目用画素で左目用の画像を形成し、前記右目用画素で右目用の画像を形成するよう構成された画像形成部と、
光学手段とをこの順で有するとともに、
前記バックライトと前記画像形成部との間または前記画像形成部と前記光学手段との間に配置された偏光板と、
観察者が着用する偏光メガネとを有する立体画像表示装置であって、
前記画像形成部は、インクを受容するインク受容層を有して構成され、
前記光学手段は、前記画像形成部の前記左目用画素と前記右目用画素とに対応する位置と大きさで第1の偏光領域と第2の偏光領域とが配置されていて、前記第1の偏光領域と前記第2の偏光領域とは、いずれか一方が1/2波長板を形成するか、両方が互いに光学軸が45度異なる1/2波長板を形成するか、または両方が互いに光学軸が90度異なる1/4波長板を形成し、
前記偏光メガネは、左目用メガネ部と右目用メガネ部とを有し、前記左目用メガネ部と前記右目用メガネ部との間で偏光状態が異なるように構成されたことを特徴とする立体画像表示装置。 - 前記画像形成部は、前記左目用画素と前記右目用画素とをそれぞれ複数有し、前記左目用画素と前記右目用画素は、行方向および列方向に前記左目用画素と前記右目用画素とが交互に配置されようにマトリクス状に配列されていることを特徴とする請求項1に記載の立体画像表示装置。
- 前記光学手段は、ガラス基板または樹脂基板上に、前記第1の偏光領域と前記第2の偏光領域とに対応する位置と大きさで1/2波長板または1/4波長板を形成する位相差層を設けて構成されることを特徴とする請求項1または2に記載の立体画像表示装置。
- 前記画像形成部は、前記光学手段上に設けられることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の立体画像表示装置。
- 外部からの光を反射する反射部と、
左目用画素と右目用画素とを配列して有し、前記左目用画素で左目用の画像を形成し、前記右目用画素で右目用の画像を形成するよう構成された画像形成部と、
光学手段とをこの順で有するとともに、
前記反射部と前記画像形成部との間または前記画像形成部と前記光学手段との間に配置された偏光板と、
観察者が着用する偏光メガネとを有する立体画像表示装置であって、
前記画像形成部は、インクを受容するインク受容層を有して構成され、
前記光学手段は、前記画像形成部の前記左目用画素と前記右目用画素とに対応する位置と大きさで第1の偏光領域と第2の偏光領域とが配置されていて、前記第1の偏光領域と前記第2の偏光領域とは、いずれか一方が1/2波長板を形成するか、両方が互いに光学軸が45度異なる1/2波長板を形成するか、または両方が互いに光学軸が90度異なる1/4波長板を形成し、
前記偏光メガネは、左目用メガネ部と右目用メガネ部とを有し、前記左目用メガネ部と前記右目用メガネ部との間で偏光状態が異なるように構成されたことを特徴とする立体画像表示装置。 - 前記画像形成部は前記左目用画素と前記右目用画素とをそれぞれ複数有し、前記左目用画素と前記右目用画素は、行方向および列方向に前記左目用画素と前記右目用画素とが交互に配置されようにマトリクス状に配列されていることを特徴とする請求項5に記載の立体画像表示装置。
- 前記光学手段は、ガラス基板または樹脂基板上に、前記第1の偏光領域と前記第2の偏光領域とに対応する位置と大きさで1/2波長板または1/4波長板を形成する位相差層を設けて構成されることを特徴とする請求項5または6に記載の立体画像表示装置。
- 前記画像形成部は、前記光学手段上に設けられることを特徴とする請求項5〜7のいずれか1項に記載の立体画像表示装置。
- 水平方向に配列された第1のバックライトおよび第2のバックライトと、
前記第1のバックライトに対向する第1の偏光板および前記第2のバックライトに対向する第2の偏光板と、
集光レンズと、
光学手段と、
左目用画素と右目用画素とを配列して有し、前記左目用画素で観察者の左目用の画像を形成し、前記右目用画素で前記観察者の右目用の画像を形成するよう構成された画像形成部と、
第3の偏光板とをこの順で有し、前記観察者に立体画像を提供する立体画像表示装置であって、
前記第1の偏光板および前記第2の偏光板とは、互いに偏光特性が異なるように構成されており、
前記集光レンズは、前記第1のバックライトおよび前記第2のバックライトからの光を前記観察者の左目および右目のそれぞれに向けて集光するよう構成されたものであり、
前記画像形成部は、インクを受容するインク受容層を有して構成され、
前記光学手段は、前記画像形成部の前記左目用画素と前記右目用画素とに対応する位置と大きさで第1の偏光領域と第2の偏光領域とが配置されていて、前記第1の偏光領域と前記第2の偏光領域とは、いずれか一方が1/2波長板を形成するか、両方が互いに光学軸が45度異なる1/2波長板を形成するか、または両方が互いに光学軸が90度異なる1/4波長板を形成するよう構成されたものであることを特徴とする立体画像表示装置。 - 前記画像形成部は、前記左目用画素と前記右目用画素とをそれぞれ複数有し、前記左目用画素と前記右目用画素は、行方向および列方向に前記左目用画素と前記右目用画素とが交互に配置されるようにマトリクス状に配列されていることを特徴とする請求項9に記載の立体画像表示装置。
- 前記光学手段は、ガラス基板または樹脂基板上に、前記第1の偏光領域と前記第2の偏光領域とに対応する位置と大きさで1/2波長板または1/4波長板を形成する位相差層を設けて構成されることを特徴とする請求項9または10に記載の立体画像表示装置。
- 前記画像形成部は、前記光学手段上に設けられることを特徴とする請求項9〜11のいずれか1項に記載の立体画像表示装置。
- 指向性の異なる2種類の光を出射する指向性バックライトと、
第1の偏光板と、
光の偏光方向を制御する偏光切替素子と、
光学手段と、
左目用画素と右目用画素とを配列して有し、前記左目用画素で観察者の左目用の画像を形成し、前記右目用画素で前記観察者の右目用の画像を形成するよう構成された画像形成部と、
第2の偏光板とをこの順で有し、前記観察者に立体画像を提供する立体画像表示装置であって、
前記指向性バックライトは、前記指向性の異なる2種類の光を所定の周期で切り替えながら出射するよう構成されており、
前記偏光切替素子は、前記指向性バックライトでの前記2種類の光の切り替えに同期して、光の偏光方向を制御するように構成されており、
前記画像形成部は、インクを受容するインク受容層を有し、
前記光学手段は、前記画像形成部の前記左目用画素と前記右目用画素とに対応する位置と大きさで第1の偏光領域と第2の偏光領域とが配置されていて、前記第1の偏光領域と前記第2の偏光領域とは、いずれか一方が1/2波長板を形成するか、両方が互いに光学軸が45度異なる1/2波長板を形成するか、または両方が互いに光学軸が90度異なる1/4波長板を形成するよう構成されたものであることを特徴とする立体画像表示装置。 - 前記指向性バックライトの出射する前記2種類の光は、一方が前記観察者の左目のある領域に向かう光であり、もう一方が前記観察者の右目のある領域に向かう光であることを特徴とする請求項13に記載の立体画像表示装置。
- 前記指向性バックライトでの前記2種類の光の切り替えは、60Hz以上の周期で行われることを特徴とする請求項13または14に記載の立体画像表示装置。
- 前記偏光切替素子は、一対の基板間に液晶を挟持して構成された液晶素子を用いた構造であることを特徴とする請求項13〜15のいずれか1項に記載の立体画像表示装置。
- 前記画像形成部は、前記左目用画素と前記右目用画素とをそれぞれ複数有し、前記左目用画素と前記右目用画素は、行方向および列方向に前記左目用画素と前記右目用画素とが交互に配置されるようにマトリクス状に配列されていることを特徴とする請求項13〜16のいずれか1項に記載の立体画像表示装置。
- 前記光学手段は、ガラス基板または樹脂基板上に、前記第1の偏光領域と前記第2の偏光領域とに対応する位置と大きさで1/2波長板または1/4波長板を形成する位相差層を設けて構成されることを特徴とする請求項13〜17のいずれか1項に記載の立体画像表示装置。
- 前記画像形成部は、前記光学手段上に設けられることを特徴とする請求項13〜18のいずれか1項に記載の立体画像表示装置。
- バックライトと、
左目用画素と右目用画素とを配列して有し、前記左目用画素で左目用の画像を形成し、前記右目用画素で右目用の画像を形成するよう構成された画像形成部と、
光学手段とをこの順で有するとともに、
前記バックライトと前記画像形成部との間または前記画像形成部と前記光学手段との間に配置された偏光板と、
観察者が着用する偏光メガネとを有する立体画像表示装置であって、
前記画像形成部は、インクジェット法により基板上に供給されたインクを加熱して固着させて、前記左目用画素と前記右目用画素とが形成されるよう構成されたものであり、
前記光学手段は、前記画像形成部の前記左目用画素と前記右目用画素とに対応する位置と大きさで第1の偏光領域と第2の偏光領域とが配置されていて、前記第1の偏光領域と前記第2の偏光領域とは、いずれか一方が1/2波長板を形成するか、両方が互いに光学軸が45度異なる1/2波長板を形成するか、または両方が互いに光学軸が90度異なる1/4波長板を形成し、
前記偏光メガネは、左目用メガネ部と右目用メガネ部とを有し、前記左目用メガネ部と前記右目用メガネ部との間で偏光状態が異なるように構成されたことを特徴とする立体画像表示装置。 - 外部からの光を反射する反射部と、
左目用画素と右目用画素とを配列して有し、前記左目用画素で左目用の画像を形成し、前記右目用画素で右目用の画像を形成するよう構成された画像形成部と、
光学手段とをこの順で有するとともに、
前記反射部と前記画像形成部との間または前記画像形成部と前記光学手段との間に配置された偏光板と、
観察者が着用する偏光メガネとを有する立体画像表示装置であって、
前記画像形成部は、インクジェット法により基板上に供給されたインクを加熱して固着させて、前記左目用画素と前記右目用画素とが形成されるよう構成されたものであり、
前記光学手段は、前記画像形成部の前記左目用画素と前記右目用画素とに対応する位置と大きさで第1の偏光領域と第2の偏光領域とが配置されていて、前記第1の偏光領域と前記第2の偏光領域とは、いずれか一方が1/2波長板を形成するか、両方が互いに光学軸が45度異なる1/2波長板を形成するか、または両方が互いに光学軸が90度異なる1/4波長板を形成し、
前記偏光メガネは、左目用メガネ部と右目用メガネ部とを有し、前記左目用メガネ部と前記右目用メガネ部との間で偏光状態が異なるように構成されたことを特徴とする立体画像表示装置。 - 水平方向に配列された第1のバックライトおよび第2のバックライトと、
前記第1のバックライトに対向する第1の偏光板および前記第2のバックライトに対向する第2の偏光板と、
集光レンズと、
光学手段と
左目用画素と右目用画素とを配列して有し、前記左目用画素で観察者の左目用の画像を形成し、前記右目用画素で前記観察者の右目用の画像を形成するよう構成された画像形成部と、
第3の偏光板とをこの順で有し、前記観察者に立体画像を提供する立体画像表示装置であって、
前記第1の偏光板および前記第2の偏光板とは、互いに偏光特性が異なるように構成されており、
前記集光レンズは、前記第1のバックライトおよび前記第2のバックライトからの光を前記観察者の左目および右目のそれぞれに向けて集光するよう構成されたものであり、
前記画像形成部は、インクジェット法により基板上に供給されたインクを加熱して固着させて、前記左目用画素と前記右目用画素とが形成されるよう構成されたものであり、
前記光学手段は、前記画像形成部の前記左目用画素と前記右目用画素とに対応する位置と大きさで第1の偏光領域と第2の偏光領域とが配置されていて、前記第1の偏光領域と前記第2の偏光領域とは、いずれか一方が1/2波長板を形成するか、両方が互いに光学軸が45度異なる1/2波長板を形成するか、または両方が互いに光学軸が90度異なる1/4波長板を形成するよう構成されたものであることを特徴とする立体画像表示装置。 - 指向性の異なる2種類の光を出射する指向性バックライトと、
第1の偏光板と、
光の偏光方向を制御する偏光切替素子と、
光学手段と、
左目用画素と右目用画素とを配列して有し、前記左目用画素で観察者の左目用の画像を形成し、前記右目用画素で前記観察者の右目用の画像を形成するよう構成された画像形成部と、
第2の偏光板とをこの順で有し、前記観察者に立体画像を提供する立体画像表示装置であって、
前記指向性バックライトは、前記指向性の異なる2種類の光を所定の周期で切り替えながら出射するよう構成されており、
前記偏光切替素子は、前記指向性バックライトでの前記2種類の光の切り替えに同期して、光の偏光方向を制御するように構成されており、
前記画像形成部は、インクジェット法により基板上に供給されたインクを加熱して固着させて、前記左目用画素と前記右目用画素とが形成されるよう構成されたものであり、
前記光学手段は、前記画像形成部の前記左目用画素と前記右目用画素とに対応する位置と大きさで第1の偏光領域と第2の偏光領域とが配置されていて、前記第1の偏光領域と前記第2の偏光領域とは、いずれか一方が1/2波長板を形成するか、両方が互いに光学軸が45度異なる1/2波長板を形成するか、または両方が互いに光学軸が90度異なる1/4波長板を形成するよう構成されたものであることを特徴とする立体画像表示装置。
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